映画感想:SPY×FAMILY CODE:White



さてそれでは、劇場版スパイファミリー・コードホワイトの感想を書きたいと思います
今回の映画、キービジュアルにも描かれているように
ロイド、ヨル、アーニャ、ボンドになるべく均等に出番を用意したフォージャー家の映画って感じがしましたね

普段のスパイファミリーのエピソードでは、フォージャー家全員がいっぺんに目立つ話って意外と少ないというか
たとえばアーニャが学校に行く話となると、アーニャ中心の描写になって他の面々の出番は控えめになったり
フォージャー家の中でも誰の話にするかで出番はけっこう変動してると思うんですが
この映画に関してはフォージャー家をいっぺんに目立たせようっていう意志を感じましたね

そういう意味では映画ならではの特別感があったというか、特に犬のボンドも家族の一員として行動してる感があったので
普段のスパイファミリーよりもファミリー感を強く感じましたね
そういう意味ではクレヨンしんちゃんとかと通じるものがあると思うんだよな
家族構成とかもスパイファミリーとクレヨンしんちゃんってかなり似てますし。

アーニャ=しんのすけ
ロイド=ひろし
ヨル=みさえ
ボンド=シロ

っていう風に、ボンドも加わるとクレヨンしんちゃんの家族構成とずいぶん近くなるなって見ながら思いました
あと今回の映画、アーニャ関係でけっこうお下品ネタやってたんですよね
うんこの神様とかいうのが出てきて、アーニャがうんこの世界へと誘われるみたいな
そういうお下品ネタがあったことでもクレヨンしんちゃん感あるなと思いましたね

・映画スパイファミリーは原作の雰囲気をコナンの映画ばりに派手なクライマックスにしたような感じでしたね。
 バトルシーンが別アニメみたいになってるところもコナンっぽさがある。
 豪華客船編ではお留守番だったボンドもちゃんと一緒に行けたのがボンド好きとしては嬉しかったですね。
 でもそんな事よりとにかく「ヨルさんのおppでっっっか」ってのが一番印象に残ってる by よもぎ

それとよもぎさんのコメントでは、今回の映画は「映画のコナンっぽさがあった」とも言われてますね
確かに映画コナンっぽさもあった気がする。話のクライマックスに見せ場となるアクションシーンが用意されていたり
決戦の舞台が最後に大炎上して大爆発したりだとか。
そんな風に、映画の終盤にめっちゃ派手な展開が用意されてるって構成は、映画コナンっぽいですよね

なので俺的に、コナンとかクレヨンしんちゃんとかを連想するような
ファミリー向けの映画として楽しめる内容になってるっていうのは感じましたね
親子連れの層に支持されるような作品になってるんじゃないかなあ

独身の俺としてはロイドとヨルの仲とかそっちの方が気になるわけですけど。
というか今回の映画、ヨルの服装がめっちゃ俺好みでしたね

この左の画像のヨルの服装がそれで、なんだかすげー似合って見えるなと思ったから
今回の映画はヨルに関してかなり満足でした。あとロイドとの絡みについて思ったのは
ロイドとヨルが「お互いの正体を知らない」っていうのは話を動かすの大変そうだなって感じましたね

これって最近のアニメでやってた豪華客船編でも見てて思ったんですけど、
ロイドとヨルってお互いの正体を知らないから力を合わせて敵に立ち向かうことができないっていうか
お互いの知らないところで敵と戦って、それが終わった後に「何かあったの?」「いやあ別に」ってごまかしながら合流する展開になるから
いったんロイドとヨルを別行動にして、敵と戦わせて、終わったら合流させるみたいな
ややこしい動きをしなきゃいけないのは、話作りをするのが厄介そうだなって思いましたね

俺としてはロイドとヨルの組み合わせが好きなんで、もっとすんなり行動できるようになると嬉しいんですが
話のテーマ的にそれは難しいのかな…なにしろロイドとヨルってお互いの正体は敵対してるわけだしな…
最近のアニメ展開でも、ヨルたちの暗殺組織にロイドの仲間が殺されたって話があったし
もしお互いの正体がバレちゃったら、力を合わせるどころか血みどろの殺し合いが始まるんだろうか。
となるとやっぱり、この2人に関してはなるべく現状維持で、正体を知らない関係を続けていくってことになるんでしょうかね

あと最後にひとつ。今回なにげにフィオナの変装した姿が可愛かったです
俺はふだんフィオナってそんなに可愛いとかは意識してないんだけど、
今回の映画だと変装後の姿がえらい俺好みで驚きましたね
フィオナが普段からずっとあの姿でいたらぶっちゃけ俺なら不倫するかもしれん…(えー

(C)2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会 (C)遠藤達哉/集英社





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