ウルトラマン第28話 人間標本5・6

奥多摩の峠道で、次々と発生する原因不明のバス転落事故…しかもその事故は、決まって正午に起こるのだといいます
事故の原因を調べるため、ムラマツキャップとイデ隊員の2人はバスの一般客を装って調査に乗り出しました

2人が乗り込んだバスは特になにも起こらないまま峠を走り、ついに時間は問題の正午手前に…ムラマツキャップは警戒を強めます
それに対してイデはぐーすか夢の中。
そんな場合か。死ぬ!死ぬよアンタ!

しかし、正午となってもバスの中には変わった様子はありません
取り越し苦労か…?と思ったその時のこと、バスがカーブにさしかかると、まるで見えない力に引っ張られるように道路を外れてガケ下へ転落!
それにしても
ガードレールくらい作っとけー! 何台もバスが続けて落ちてる場所がガケむき出しって…

そして、転落の際にバスの外へと投げ出されてしまったキャップ。
気絶していたキャップが目を覚ますと、イデを含めて他の乗客たちはすでに救助された後でした
結局事故の原因はわからずじまいか…と思ったその時、ガケの向こうへと消えていく
サングラス+黒服のあやしい女が!

(どこへ行くつもりなんだ…?この先に町はないぞ、宇宙線研究所があるだけだ)

見た目も行動も怪しいこの女。キャップは何かの手がかりをつかもうと女の尾行を開始します
そして女に気づかれることなく、2人は宇宙線研究所へ到着。しかしその時研究所の中では…


『ダダ271号!』

「はっ、当研究所の全所員をテスト、うち4体が標本として適当なため採取しました」

『指示した人間標本は6体だ、ダダ時間2・2・2以内に6体の標本を完成せよ』

研究所はすでに怪人ダダが占拠していた!
ダダはダダ上司からの通信を受け、捕らえた人間を選りすぐり縮小光線で人間標本を作っていたのです
それじゃあさっきの女はダダの仲間ということに…?


「中央原子力研究所のアキカワです。こちらの先週の報告資料が届いていないので、いただきに上がりました」

なんと見た目に反して怪しい女は無関係。ダダに占拠されたせいで届かなかった資料を受け取りにきた一般人でした
ダダの仲間どころか、人間標本としてダダに狙いをつけられてしまうアキカワ女史。研究所に入った彼女に向けてダダの襲撃が!
しかし、尾行しているキャップが黙って見ているはずがありません
キャップはダダの脳天にイスで強烈な一撃を食らわし、スーパーガンでさらに追い撃ちをかける!い、意外と武闘派なキャップ…
スキを見て別の部屋へと逃げ込んだ2人は、科特隊本部に救援を要請します

キャップの連絡を受けたハヤタは、すぐさまウルトラマンに変身して現場へと急ぐ!


『ウルトラマンが近づいている、迎撃せよ!』

「了解、ウルトラマンを倒します!」

上司からの命令を受け、ダダは飛んでくるウルトラマンに真っ向から空中でのぶちかましを仕掛ける!

ガガァァァン!

両者の激しい激突!しかし、ダダは
早くも当たり負けしてフラフラと地上に着地します。いきなりそんなんで大丈夫なのか!?
戦いはそのまま地上戦へともつれこみますが、蹴られ殴られ絞められ投げられ
ケチョンパンにのされるダダ
ついにダダはウルトラマンにろくに攻撃できないまま、スペシウム光線をくらって顔面を黒コゲにされてしまいました

こんなの俺のかなう相手じゃない!とダダは命からがら指令室に逃げ帰ると上司に泣きつきます


「だめだ!ウルトラマンは強い!」

『人間標本5と6の二体を、至急回収して転送せよ』

ああそれにしても上司の冷たいこと、顔面黒コゲのダダをなぐさめもせず「転送せよ!」って
「使えないやつめ。標本だけでもさっさと捕まえて送ってこい!」
とでも言いたげです
それともさっきまで敬語だったダダが、いきなり
「だめだ!」とタメ口になったので
内心むかついたんでしょうか

ということで、ダダはウルトラマンを放置してキャップ達2人の捕獲を優先します
しかし人間サイズになっても
弱いダダ
キャップの体当たりで転ばされると、続けて
顔面にサッカーボールキックをお見舞いされてしまいました
ああ、痛い…しかしこれしきでめげちゃいられない!恐い上司が俺を待ってる!
ダダは気をとりなおし、瞬間移動で屋上へと逃げてきたキャップ達の先回り!…をしたものの
出会いがしらに
足払いを叩き込まれ、ダダは屋上から地上へとまっさかさま。うわーこりゃ死んだー!
いいやまだまだ!平社員の根性はこれからだ!
ダダは再び瞬間移動でキャップ達の後ろを取ると、縮小光線の銃口をキャップたちにつきつけます
ついに勝負あったか?と思いきや、ダダはキャップ達を追いつめすぎて2人を屋上から落としてしまいます
ぎゃー大事な標本2人がー!上司に殺されるー!
と思いきや、ウルトラマンがすんでのところで落ちてきた二人を救出!
しかしどっちにしろ標本2人はウルトラマンに取られてしまったことに…自分もウルトラマンに見つかり
ダダ万事休す
ついにダダは
ヤケクソでウルトラマンに縮小光線を発射!
小さくしてなぶり殺してくれる!と思ったのもつかの間、ウルトラマンは変身と同じ要領であっという間に巨大化。ああ…もうだめだ
とうとうなす術がなくなったダダは、
上司の命令をほっぽって逃走をはかります
しかしウルトラマンは許してはくれません、透明になって飛んでいくダダをウルトラ眼光で見破ると、
自分も飛んでダダを追跡!
「うわーくるなー!」と言わんばかりに再び透明化するダダですが
何度やっても同じこと、またもウルトラ眼光で発見されるとスペシウム光線を撃ち込まれ、とうとうダダは力尽きました


「怪獣はッ!?怪獣はどこだっ!?」

ダダが倒され、事件がすっかり解決したあと、遅れてやってきたアラシがひたすら一人で空回りしているのでした



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