6月30日

■プリンセス・プリンセスD



こんなひでぇドラマ初めて見た(つД`)
ああああダメすぎる…以前同じ放送枠でやってた実写版アストロ球団が凄くいい出来だったので、
もしかしたらプリプリも…と思った私が間違いでした
いやー女装は超キモいわ生徒会は大根だわで見てて死にそうでしたよもう
頼むから今からでもキャストを神木隆之介きゅんにでも変えてくれ

そんなダメドラマの中で、一人奮闘していたのはやはり名田庄先輩。
この人だけはマジ100点満点の演技です
もうタイトルを名田庄・名田庄にして30分全部名田庄先輩だけでいいよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そしてハリケンイエロー、北崎さんに続いて来週は仮面ライダー響鬼のキリヤくんが登場。
まあ来週以降はとても見る気力は残ってないけどね・゜・(つД`)・゜・
ちなみにアニメの方はGyaoで無料配信が始まりました
ドラマの後に見ると、あぁ亨たちってこんなに可愛い奴らだったんだなぁと改めて思います(えー

(C)つだみきよ・新書館/姫後援会



■リングにかけろ1 日米決戦編最終話 「そして少年は世界へと羽ばたく」

カウンター気味に叩き込まれたブラックスクリューで竜児は前のめりにダウン!
かなりダメージの深そうな倒れ方です。今まで劣勢のシャフトもこれで形勢逆転といったところでしょうか

しかし狙いすました一撃かと思いきや、「あ、当たっちゃったよどうしよう〜」みたいに
なんとも頼りない顔をするシャフト。しっかりしてくれ全米チャンピオン!

「フ…フフ…コークスクリューは自分だけのパンチだと思っていたのは
 誤算だったな…。元々コークスクリューを発明したのは、
 アメリカ人だってことを忘れてもらっちゃ困るぜ…!
 リュウ、お前のコークスクリューがブーメランフックだとすれば…
 俺の右フックのコークスクリューはブラックスクリューだ!黒い閃光だ!」

「セーブン!エーイト!ナーイン!」

着々と進んでいくカウント。石松達の声援もむなしく、9カウントとなっても竜児に起き上がる様子はない!
まさかこのまま試合が終わってしまうのか!?

ばばーん

アレー!?前回のシャフトと同じく、残り一秒でいつの間にか立っていた竜児。
まるで自分のドッペルゲンガーでも見ているようで、さすがのシャフトもゾッとした表情です

「そ、そんなバカな…!?俺のブラックスクリューを食らって立ち上がった男など初めてだ…!
 俺が奴のブーメランから二度までも立ち上がれたのは、
 一瞬のひらめきからスリップしてブーメランをまともに食らわなかったからこそ…。
 それはもうボクシングのテクニックや理論を超えた、危険を一瞬に嗅ぎ取る野獣の本能だ…!
 リュウ・タカネも、俺と同じ野獣の本能を兼ね備えているのか…!?」

しかし立ち上がったとはいえ、竜児の食らったダメージも決して浅くはありません
第二ラウンド後のインターバルで、竜児の体を拭く石松たちの表情も曇りがちです

「もう…!なんでこんな時にお姉ちゃんは居ないんだよ!」



こんな時いつも竜児の力になってくれた菊姉ちゃん。その姉ちゃんが会場に現れずに焦る石松でしたが、
姉ちゃんは試合前に河井姉と弟たちをシスコンから卒業させようの会を開いていました。
弟たちを一人立ちさせるために、あえて会場へはやって来なかった2人の姉。
竜児も姉ちゃんの考えはなんとなく分かっているようです

「姉ちゃんがここにいないのは、自分の力だけで道を切り開くことを俺に教えたかったんだと思う…
 姉ちゃんに頼ってばかりじゃ、世界大会を勝ち抜くことなんか出来ない。
 けど、姉ちゃんの思いは俺の拳に宿ってる…!俺は決して一人ぼっちなんかじゃない!」

「強いですね君は…僕が必死で乗り越えて来たものを、すでに掴んでいる。本当に強い男だ…」

「違いますよ河井さん、俺は弱い男です…だから強くなるんです!!」

ダメージは深くとも気力は萎えず!気合十分で竜児は第三ラウンドへ臨む!
しかしシャフトもただでやられる男ではありません、互いに激しいパンチの応酬で次々に攻守が入れ替わる!



「リュウ・タカネ…確かにお前はナイスボクサーだ!
 だが…本当に俺と同じ領域にいるのか、確かめさせてもらうぞッ!」

そして放たれる二度目のブラックスクリュー!間違いなく試合の行方を左右する一撃!
これを見事にかわせば、竜児はシャフトと同等以上の領域にいるということなのか!?

どぼぐしゃー!!

ってまともに食らったー!!
完璧に病院送りコース!いつも冷静な志那虎もひえーありゃ死んだわという驚きの表情!
今度こそダメか!?なんか目もイッちゃってるしマットで永眠してしまうのか!?

「…またも寸前でかわした!?ホンモノだ…!
 リュウ・タカネは俺と同じ…野獣の本能を持ったボクサーだ!」

えええええ!?モロに直撃したかと思いきや、実はギリギリでかわしていた竜児。
さっきの死んだ魚みたいな目は一体なんだったんだよ!

「だとすれば…奴に小手先のテクニックやトリッキーなボクシングは通用しない!
 俺の全身全霊を賭けたパンチを叩き込まなければ…!」

もはや竜児を倒すにはこれしかない!100%中の100%ブラックスクリュー!
竜児もシャフトが勝負を決めに来たことを悟り、渾身のブーメランフックで迎え撃つ!

どばっきゃー!!

壮絶なクロスカウンター!まさか最後の決着はダブルKOか!?

「竜の勝ちだ…!ブラックスクリューより0.01秒速く当たったぜ!」

「ユ、ユーアーザグレイテスト…」

剣崎の宣言通り崩れ落ちるシャフト!0.01秒の瞬間を見極めるっておい!
もう剣崎は周囲と違う時間の流れで生きてるとしか思えません

「通常のパンチのスピードでは双方互角。だがブラックスクリューは右フック、
 竜のブーメランは左フックだ。右拳より左拳の方が相手の近くにある…
 0.01秒ブーメランが速かった。簡単な理由だ」

い、いやちょっと!ファイティングポーズからそのまま拳を出せば確かにその通りですけど、
ブーメラン撃つときはめちゃめちゃ体ひねるから、どっちが前とか全然関係ないじゃないですか!

↓普通のファイティングポーズ(左拳が前にある)

↓ブーメラン撃つ時

「この試合を組んで、日本の闘志を萎えさせようとした私が愚かだったようだ…
 グレイテスト、リュウ!俺の完敗だ…ひとまずはシーユーアゲイン。
 世界大会で会おう…日本の偉大な戦士たちよ!」

あれだけ日本をコケにしていたシャフトも、ずいぶんと殊勝なことを言うようになりました
それもそのはず、終わってみれば日米決戦は日本全勝の完全勝利です

「世界大会でも今日みたいに、負けなしで優勝をもぎ取ってやるぜ!」

「面白いな…」

「この5人で世界の頂点を目指そう!そしてあの旗を世界のメインポールに掲げるんだ!」

「いいか…誰も負けんじゃねえぞ!」

「ああ、やってやらあ!」

「完全勝利での世界大会優勝…!」

「それを…この旗に誓おう!」

「この旗は俺たちの誓い…!俺たちの誓いの旗だ!」

新たなステージを目指して、俺たちの闘いはこれからだ!
リングにかけろ日米決戦編・完


うーん私の中では殿堂入りと言ってもいいアニメ版リンかけなんですが、
やっぱりラスト2回のシャフトVS竜児は地味だったよね
それまでの戦いが見る側の度肝を抜きまくる超人バトルだったので、最後の試合は普通すぎてなんだか物足りなかった気が。
ブラックスクリューとブーメランフックの演出も地味だったので…
必殺ブローが次々と飛び出る次シリーズでは、その辺に期待したいところです

なんにしろスタッフはお疲れ様でした。
このアニメのいいところは、とにかく「視聴者を楽しませよう」という気持ちがビンビン伝わってくるところでしょうか。
DVDの特典に志那虎のキチガイ扇風機がついたりとかね。
こんなのよく選んだなぁーといった感じのファンサービス。こういうアニメが一番大好きです


(C)車田正美/集英社・東映アニメーション・マーベラスエンターテイメント


6月27日

一週間前にどーんと発表された怒涛のテイルズ新作ラッシュですが
ここの新作発表会の映像でちょこちょことその動画が見られるようですね

動画を見てみた限り、PSPファンタジアはちょっと微妙な感じかな…
キャラの頭身が変わった以外に戦闘はあんまり変わってないっぽい

逆にPS2デスティニーは戦闘システムが完全に別モンですね
なんかスタンもリオンもすげぇあいつら落ちながら戦ってるぜというくらいに
ボンボンボンボン凄い空中コンボ出してるし。いやーこれは楽しそうだ

PSPのレディアントマイソロジーも気になりますね
テイルズキャラが一堂に会するというこのゲーム、ルークもセネルもロイドもアーチェもいるので
使いたいキャラ出てこないってことはまずなさそうです、戦闘システムもアビスに近そうなので一安心。
これだけキャラが多いと、おなじみの虎牙破斬一つとってもオーソドックスな斬り→斬りとか
リオン版の斬り→斬り→タックルとか、ガイ版の斬り→蹴り→斬りとか各キャラの違いが再現されてるか楽しみなところ
閃空裂破なんてシリーズごとに全然違う技だから大変だ



■電撃マ王・テイルズオブジアビス



今月は コーラル城へ行く→アリエッタを倒す まで。
私はアリエッタのことは、ゲーム版だと毎度毎度やかましークソガキだぜくらいにしか思ってなかったんですが(えー
漫画版では可愛さが女性陣では飛び抜けてますよ!
まあイオンは別格としてイオンたん>>アリエッタ>>>>>>>>>>>>他のという図式が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そしてゲームで序盤の難関として有名な、アリエッタ・ライガ・フレスベルグとの戦いですが
大佐「スプラッシュ!」→フレスベルグどかーん
アニス「ネガティブゲイト!」→ライガどかーん
ガイの峰打ち→アリエッタばったり

よ…弱えぇぇぇぇっ!!
3対3の戦いなのにカスリ傷ひとつ食らわずに勝利!な、なんだこの実力差は…
考えてみれば、設定からすると六神将とパーティメンバーの実力って一対一で互角という感じなので
フルメンバー相手に六神将が1人でのこのこやってきても、まるっきりザコという悲劇
うーむゲームのコミカライズはこういう戦力のバランスも難しそうだなぁ…
とりあえず次に控えているラルゴ・シンク・アッシュには、六神将の意地を見せてもらいたいところです
あーその前に大佐に吹っ飛ばされる鼻たれディストがいるのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(c)玲衣/メディアワークス・NAMCO



■プリンセス・プリンセス最終話 「姫の選ぶ道」

「さやか、とにかくこっちへ…!」

「亨くんが悪いのよ!私より他の人を大事にして…!
 亨くんは私のものなのに、どうしてみんな私から亨くんを取ろうとするの!?
 
その人と別れてよ!それで私と一緒に家に帰って!」

崖を背にした妹をなんとか落ち着かせて話をしようとする亨。
しかし、説得もむなしく妹は好き放題に叫びながらじりじりと崖へ寄って行きます

「まったく聞いてられないな…!小さい子供みたいにダダこねて、
 あんたは亨の気持ちを考えたことがあるのかよ!
 妹だと思って大事にしてきたのに、その妹が他人を傷つける…
 それも自分が原因でなんて、亨がどんな思いをしているか
 考えたことはあるのか!?」

「…!!」

あまりにも勝手な妹の言い分に我慢ならなくなったし放題さん。言葉に詰まった妹はさらに後ずさってしまいます
ギャーもう後がない!し放題さんの言ってることはまったくの正論なんですが、
これ以上刺激するとマジで人死にが出てしまいますよ!

「ごめんさやか…もっとちゃんと話すべきだった。お前のことは、本当に妹以上に思えないんだ」

「嫌よッ!そんなの認めない!亨くんが受け入れてくれないなら…
 死んだ方がマシだもんッ!!」

自暴自棄になった妹はとうとう崖から身を乗り出す!あーもうダメだー!

バチイイイイイイン!!

「死ぬなんて簡単に言うなッ!
 死んだらもう二度と会えないんだぞ!
 叔父さん達を悲しませるつもりか!」

な…なにいいいいいいいい!?
まてまてまてまてまてまてまて
落ちる寸前数センチの余裕もないところで思いっきりビンタ!?
い、いやあの亨さん…「死ぬなんて言うな!」とか言いながら君の一撃で妹にトドメを刺すところでしたよ!
しかし亨のブン殴った衝撃をすべて吸収しその場に踏みとどまる妹。こ…こいつは一体なんという奇跡だ…

「わ…私…」

亨の精神注入ビンタでハッと我に返る妹。これでようやく落ち着いて話を…って!

ガラガラッ

「きゃあああっ!?」

「さやかっ!?」

うわー!足から力が抜けた途端、妹はバランスを崩してガケの下へとまっさかさま!
そして亨もまた妹を追ってガケ下へ!ざんねん!亨のぼうけんは これでおわってしまった!

ドグシャアアアアア!!

「どうやら間に合ったようだね。大事な姫にケガがなくてよかった」

こんなこともあろうかとガケの下へマットを用意していた有定会長!相変わらずなんて手回しだ
死ぬかと思うようなガケからの落下で半分放心状態の妹。しかし、逆に今まで固執していたことも完全に吹っ飛んだようです

「…運命だと思ってたの。小さい時から本当に大好きで、だから思い込んじゃったの…
 私と亨くんは結ばれる運命なんだって…でも、分かってきた。
 こんなことしたって何にもならない、亨くんの気持ちが離れていくばっかりなんだって…」

「嫌いじゃないよ。さやかのことは大切な家族だから」

「…ごめんなさい…お兄ちゃん…

初めて亨のことを「亨くん」ではなく「お兄ちゃん」と呼ぶ妹。これで妹の異常な求愛も落ち着くことになりそうです

「あのっ…四方谷さん!迷惑をかけてごめんなさい!
 亨くんとのこと、これからもよろしくお願いします!もう邪魔はしませんから!」

ホモが嫌いな女子なんていません!!
晴れて家族公認の仲になってしまった2人。よかったね(えー


おとなしくなった妹は実家へと帰っていき、これで一連の騒動も一件落着。
しかし、その後亨に「妹も落ち着いたことだし、家族みんなで一緒に暮らさないか」と叔父さんからの電話が…
家族と一緒の時間を取るか、友人と一緒の時間を取るか、亨はまたも新たな悩みを抱えることになってしまいました

「俺は…この学校に来てからすごく自然に笑えるようになった。いきなり姫なんてやらされたり、
 走り回って怒って笑って…でもすごく楽しいんだ。この学校に居たい…」

「だったら居ればいいだろ!いくら叔父さんの頼みでも、
 無理に聞くことないんだぞ!」

「難しいね…亨も家族を大切に思っているから、
 叔父さんの望むようにしてあげたいと思ってるんだよね。でも、亨にはこの学校にいて欲しいな。
 俺にとって大事な友達だから…」

「それは姫をやめるってことか!?そんなの絶対許さーーん!
 河野が抜けたら俺と四方谷の2人で姫をやらなきゃならないんだぞ!?
 そうなったら俺は…シンデレラの姉のごとく
 いびられまくるに決まってるじゃないかー!」

「だ…だから居なくなるなよ河野、俺たち3人で姫なんだ」

悩みを抱える亨をそれぞれの言葉で引き止める友人達。
というか赤面しながら懇願する実琴が乙女にしか見えません まったく実琴は最高のヒロインだな(えー

「…俺…」

この学校に残りたい、しかしもう一歩のところで踏ん切りがつかないような表情の亨。自分はどうしたら…
とその時、校庭から亨たちの居る屋上へ向けて凄まじい叫び声が!

「亨姫ェーーーッ!!行かないでェーーーッ!!」

「行っちゃ嫌だぁーーーっ!!」

「亨姫の応援がないとホームラン打てないよぉぉぉっ!!」

ぎゃああああああああ!!
に…逃げたい!これは逃げたい!(えー

亨の転校話を聞きつけた全校生徒が校庭に集結し、亨を退きとめようと必死に叫ぶ!
正直言ってちょぉぉぉぉっとムサい光景ではありますが
しかしこれほどの人に必要とされることは、やはり亨にとってよほど大きい後押しとなったのでしょう
今度こそ迷いのない表情で、亨は力強く叫ぶのでした

「俺…もっとみんなと一緒にいたい!どこにも行かないよ!」

最後のサービスカットキター!!
あれから数日後、一度実家に戻ってきっちりと話をつけてきた亨は
再び藤森学園へ戻ってきて姫生活を再スタートするのでした

それにしても実琴の可愛さがやばい(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
というかヒザの裏まで可愛く見せるとは、こいつらは俺達をどこまで犯罪者にするつもりなんだ!(えー

「さて、今日も張り切って仕事しますか!」

「まずは野球部の応援からだな!」

「あ〜あ…やっぱりやだなこんな格好」

いつもと変わらない調子で姫の仕事へと向かう3人。その途中、亨はふと足を止めてし放題さんに尋ねるのでした

「そういえばさ、あの時お前はどう思ってたんだ?
 ハッキリお前の気持ちを聞いてなかったな」

「なっ…………俺は…お前にここにいて欲しいって思ってたに、決まってるだろ

ぐわーとうとうし放題さん陥落!(えー
最後にし放題さんをからかうことができて満足気な亨。ニッコリと満面の笑みを浮かべて仕事へと励むのでした

「さあっ!今日も一日がんばろう!」

プリンセス・プリンセス・完


というわけで終わってしまいましたプリンセス・プリンセス
無数のアニメが放送開始となったこの春でしたが、「結局面白いのはなんだったの?」と聞かれれば
プリプリとリンかけがぶっちぎり最高だったと間違いなく私は答えるでしょう
最初は「どれどれどんな腐女子アニメか見てやるか」と、バカにしたような目で見始めたこのアニメでしたが
この数ヶ月は本当に楽しませてもらいました。
名田庄先輩とか坂本様とか恵さんとか実琴とか実琴とか実琴とか
みんなお気に入りのキャラでした。面白いアニメを本当にありがとう


そして次回からスタートするのはプリンセス・プリンセスD!
なんと!まさかドラゴンボールZとかセーラームーンRとかそういう続編で再スタートか!と思いきや
ぎゃああああああああ!!
じ…実写かよ!ドラマのDかよ!
しかもなんと、キャストを見てみればし放題さん役は仮面ライダー555の北崎さん
名田庄先輩は忍風戦隊ハリケンジャーのハリケンイエローですよコレ
ハリケンイエローがまったく面影ないほど役作りしてるのが凄すぎます
かなり期待と不安の巻き起こるドラマ版プリプリ。一体どうなってしまうのか…


そしてプリプリの今後の動きはドラマだけではありません
発売日未定ながらもPS2でゲーム化決定!その名もプリンセス・プリンセス姫たちのアブナい放課後!
なんだか副題からしてエロゲーにしか聞こえないぞ!大丈夫かオイ!
ま、まあPS2ということで全年齢向けに間違いはないと思いますが、
どうアブナい展開が待っているのか気になるところです。プリプリ好きは今後の情報に注目するべし


(C)つだみきよ・新書館/姫後援会


6月26日

■いぬかみっ!12話 「だから死にたい私の歌っ!」

「ギ…ギブギブ!」

「駄ー目!マイコちゃんとのこと全部吐くまで絶対許さないんだからっ!」

今日も今日とて啓太のナンパ体質にブチ切れて、全裸にひん剥き取っ組み合いのケンカをするようこ。
2人の大ゲンカは屋外にまで及び、啓太の家に止まっていたリムジンをぶっ潰してしまいます

「あ…あのう、もしかしてあなたが犬神使いの川平啓太様?」

「え?ええ、そうですけどそれが何か…あっ」

「ひっ!?イヤアアアアアアッ!!」

何ごとかとリムジンから乗り出した女の子から啓太のアレが丸見え!あがーもうお婿に行けないYO!

リムジンに乗っていた2人は、新堂ケイというお嬢様とその執事セバスチャン。
それにしても新堂ケイって、「死んどけーい」みたいで縁起悪そうな名前だなぁ
2人はどうやら啓太に仕事の依頼にやってきたらしく、家の中で詳しい話を聞こうとしますが…

「ふんんんんんああああああああ!!」

なぜか突然飛び出した北斗神拳奥義・転龍呼吸法!!
まだ話を聞いてもいないのに、セバスチャンは服を破り捨てると啓太に襲いかかる!

「ま、待て!なんなんだ一体っ!?」

「問答無用ーッ!!」

わけも分からず繰り出される拳と蹴りの応酬!しかし啓太もさすがはラオウと呼ばれた男。
黙ってやられるはずもなく、セバスチャンと互角以上の戦いを繰り広げます

ドタバタドタバタドタバタドタバタ

「外でやんなさーーいっ!!」

結局ドタバタ騒音にブチ切れたようこに2人は丸焼きにされ、勝負は引き分け。
セバスチャンもどうやら気が済んだようで、正式に依頼の話を進めようと
潰れたリムジンで啓太達を新堂家の屋敷へ招待することに。

「申し訳ない、失礼ながら川平様の実力を試させていただいた。
 我々が探しているのは力の強い霊能者、あるいは心の強い格闘家なのです。
 最強最悪の存在とも渡り合えるほどの…」

「で、そろそろ仕事の内容を聞かせてもらえるか?」

「新堂家は明治維新の前から続く由緒正しい家柄です。
 しかしケイ様のお爺さまの代になりますと、困窮を極めることとなりました。
 そのお爺さまが、お家再興のために選んではならない方法を選んでしまったのです」

ケイのお爺さんが取った「選んではならない方法」とは死神との契約。
その死神は家の再興に手を貸した代わりに、新堂家の人間が20歳になると必ず殺しに来ると言うのです

「ってことは、まさか…」

「そう…明日が私の20歳の誕生日」

「馬鹿な!どう見ても俺には…中学生か小学生にしか見えん!」

「はあ!?」

「私はせいぜいともはね(11歳)に毛が生えたくらいかなぁ〜って」

「どうせ幼児体型は母親ゆずりよ!悪かったわね!」

けっこうけっこう幼児体型おおいに結構!(えー
いいじゃない育ってなくてもそれならそれで:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

啓太たちのバカ話でようやく少し表情が緩んできたケイ。「死神を倒してほしい」という依頼も快諾する啓太でしたが…
しかしその時、あたりが急におぞましい空気に包まれる!死神がやってくるのは明日のはずなのに、一体何が!?

「いよいよやって参りました20年目の収穫日!魂の狩り入れ時!
 肉体を摘み取る瞬間です!ザ・グレイテスト、死神の中の死神!
 我が名は“暴力の海”!さあ惨劇の夜の始まりだ!」



えーとこの人ハンマーヘッドに乗ってるMTBライダーじゃないですよね?(えー ※リンク先:KnuckleBox
現れて早々「お前もしかして一日間違えてないか?」と啓太に突っ込まれて、
真っ赤になりながら帰ろうとするシャイなあんちくしょうです

「く…くうっ!今日はこのくらいにしておいてやる、明日また会おう!」

「おおっと…この大ボケ野郎!このまま帰るってのも芸がねえだろ?
 俺と遊んで行こうぜッ!」

「そうか…汝は今日死にたいか」

突如身も凍りつくような殺気を放つ暴力の海!ただの大ボケ野郎ではないのか!?
しかし一瞬早く戦闘態勢に入った啓太たちが、先に強力な先制攻撃を叩き込む!

啓太のカエルミサイルとようこのだいじゃえんのサンドイッチアタックで、爆炎の中に包まれる暴力の海!
しかし啓太達の大技を食らったにも関わらず、暴力の海は平然とした様子で啓太の背後に周り込む!

「驚いたかな、犬神使いさん?死神の黒衣には、
 その程度の距離では汝らの炎も霊符も通じぬよ」

ゾーマのやみのころもに じゅもんが かきけされた!
先制攻撃はまるで効果なし!なら直接ブン殴ってやるぜーと啓太は体術での攻撃を仕掛ける!

「うおおおおっ!!」

「形意拳か…?だが功夫(クンフー)が足らんな。出直して来い!」



啓太の攻撃を軽々と防ぎ切り、逆に重いヒザ蹴りを連続で叩き込む暴力の海!
というかこれで生きてる啓太も相当すごいな。犬神使いって頑丈だわぁ…

「カッコつけてんじゃないわよっ!」

ダメージを受けた啓太に代わってようこも直接攻撃に!
以前せんだん達の戦闘形態も軽々切り裂いたようこの爪ですが、暴力の海に対しては触れることすらできません

「おやおや、元気な犬神のようだ…気に入った。
 汝の恐怖、ぜひとも覗いてやろう…!」

暴力の海の瞳が妖しく光る!その途端、狂ったように怯えだして正気を失ってしまうようこ。
妙な幻を見せられているようですが、ようこの目には一体どんな恐ろしい幻が!?



「ああああああ!?犬!?犬ううううう!?」

えーなにかと思えばワンちゃんかよ!
以前せんだん達が犬の姿になった時は平気(以下略) こんなすげー顔して怯えるほどきついトラウマなんだろうか…

「てめえっ…ようこに何をした!」

「我は恐怖を司る者。相手を視認すれば、その者の恐怖を見取り
 そこへ陥れることなど造作もないこと!このようになァ!」

そして啓太にも向けられる暴力の海の幻術!
このヒュプノスを打ち破るには、もはや鉄のピアノで絶対音感を身につけるしかないのか!?(えー

「啓太ぁぁぁぁぁ!マイコちゃんって誰!?」

「この浮気者ぉッ!絶対許さない!」

「あ〜ら啓太サン?こんな時間にどこへお出かけかしら?」

「啓太…種族を超えた愛って存在すると思う?」

「や…やめろ…!俺はまだっ…所帯を持つ気はねぇぇぇぇっ!」

啓太の前に次々現れる恐怖の化身ようこ!
しかしそれでも啓太は、もっと色んな女の子とイチャイチャしたいんだいという煩悩パワーで
ついに暴力の海の幻術から逃れることに成功します

「汝…他にもっとまともな恐怖はないのかぁ…?」

「うるせぇっ!とにかくてめえのその切り札、俺には一切通じねえぞ!観念しな!」

「切り札…これが?愚かな…!この程度のことは些細な余興にすぎん」

「嘘だね!だったら証拠見せてみろ、オラどうしたぁ!」

「クククク…それで挑発しているつもりか?ならば見せてやろう、
 我と汝の天と地ほどの力の差をな!さあ…絶望が奏でる歌を聴け!」

これ以上こいつに奥の手なんてありっこねーぜ!と信じて疑わない啓太でしたが、
どっこい暴力の海は本当に真の力をまったく出していなかった!

ゴォォォォッド・ラムゥゥゥゥッ!!
暴力の海が繰り出した全方位マップ兵器で、新堂家の屋敷が一瞬にしてズタボロに!
啓太達を一掃して満足気な暴力の海は、ニヤニヤと一人残ったケイをもてあそぶのでした

「安心しろ新堂ケイ…契約通り今日は誰も殺さん。何しろ我は手加減したのだからな

今日の俺は紳士的だ、運が良かったなとケイの怯える顔を楽しそうに眺める暴力の海。
そしてするするとその手がケイへと伸びていき…

バチンッ

「…ん…?」

「ケ、ケイの誕生日は…明日だろうが…!約束…やぶってんじゃ、ねえよ…!
 てめえは明日…必ずッ!俺が…た…お…す…っ」



イタチの最後っ屁でヘロヘロのカエルミサイルをぶつける啓太。
興味がケイから啓太に移ったのか、暴力の海もようやくケイから手を放します

「ククッ…!面白いぞ、犬神使いさん。ならば明日、
 汝の悪あがきをとくと見せてもらおう…!」

ドグシャアッ!!

地面に倒れ伏した啓太の後頭部を思い切り踏みにじり、高笑いを残して暴力の海は去っていくのでした
あまりにも大きすぎる死神との実力差。果たして啓太は一日でこの差をどう埋めるというのか。次回へ続く!


(C)有沢まみず・メディアワークス/犬神使い派遣協会


6月24日

■涼宮ハルヒの憂鬱12話 「ライブアライブ」

「みっみっみらくる、みっくるんるん♪みっみっみらくる、みっくるんるん♪」

ぐわーなんだこれは第一話の悪夢が再び!
忌まわしき第一話と同じ始まりを見せた今回の話、今日はキョン達の学校での文化祭です。
そのためSOS団は第一話の自作映画で上映会を開いていたのですが、
右を向いても左を向いても集まってきた観客はなぜか全員オタク!なんて悲しい上映会なんだ…(´・ω・`)


キョンも放映スケジュールは映画研究会に投げっぱなしにしておき、ふらふらと校内を回ってみることに。
途中でレイザーラモンHGや美輪明宏のコスプレ野郎にからまれながらも、
クラスの出し物をしている古泉や長門の様子を覗きに行きます

「あなたは5分15秒後にソフトクリームを買って、5分28秒後にそれを足に落とし、
 7分6秒後に看板に頭をぶつけ、その際彼女と交錯して転倒、彼女のバッグから所持品が散乱し…」

「さてこの世界、つまり自然とは確率により支配されているものです。
 にも関わらず、今この場では確率論が成立しているとは言いがたい。
 ならばこう考えるのがより妥当でしょう。今我々は自然から…」

長門のクラスは占いの館、古泉のクラスでは演劇が行われていましたが、2人とも完全にいつものペースです
古泉がやっている劇はローゼンクランツとギルデンスターンは死んだのようですが、
なんだかよく分からないセリフでも、女の子たちはぽわわ〜んと古泉にクギづけ。お前ら美形ならなんでもいいのかー!


劇の面白さがさっぱり分からず教室から出るキョン。そこへバッタリとクラスメイトの国木田や谷口が。
せっかくなので、3人一緒にみくるのクラスのコスプレ喫茶へ向かうことにします

「いつぞやのバニーガールにも驚いたけど、今度はどんな格好してるのかなぁ」

「それにしても、映画出演だっつってノーギャラで水中ダイブさせられて、
 ズブ濡れの代償が焼きそば30%オフってのは割にあわねーなぁ」

「不服なら来るな。とっとと帰れ」

「いやしかし、朝比奈さんのコスプレ姿は一応拝んでおかないとなぁ!」

SOS団の自作映画にも協力していた谷口たち。その際に出演料として焼きそばサービス券をもらったようです。
みくるの店は、喫茶と言いつつ焼きそばがメインの店のようですが…

コスプレ喫茶に到着した3人でしたがここにも客がオタクしかいねえ!
まるでコミケか何かの光景みたいにオタクの列が廊下にズラーリ。普通の学校に一体どこから湧いて来たー!

30分も廊下に立ちっぱなしでようやく入店できた3人。
しかしそれだけ待たされた甲斐はあり、あっちの子もこっちの子も胸ボーンボーン!
わざと可愛い子だけ集めたんじゃないのかこの組!男とのレベル差がありすぎて涙を誘います

しかし至福の時間も長くは続かず、後を絶たない客の波に押し寄せられて
ものの数分で3人はコスプレ喫茶を後にすることに。


「これからどうする?僕はキョン達の作った映画が見たいなぁ、自分がどう映ってるかも確認したいしさ」

「ナンパしようぜナンパ!3人ぐらい固まってる女に声をかけたら、意外にホイホイついてくるって!」

「遠慮する。お前ら2人でやってろ」
それにしても「とっとと帰れ」とか「2人でやってろ」とか友達がいのない奴だキョン
どこかキョンって「馴れ合いしないクールな俺様カッコイイ」みたいな雰囲気ありますね
キョンの方から友人に歩み寄るような描写って、なんか見たことがない気がするぞ



というわけでテキトーに一人で校内を回るキョン。学祭なんて一人で見てもショボイ出店が並んでるだけでつまらんぞ!(えー
こういうのは大人数でワイワイ騒いで回らないとなぁ


そして結局「ゆっくり座ってられるから」という理由でキョンは講堂のコンサートへと向かいます
なんという青春の浪費。学生のうちに思い出作っといたほうがいいぞ…(えー


講堂へやってきたキョンですが、徹夜で映画の編集作業をしていたために
椅子でこっくりこっくりと舟をこいでしまいます
ステージにはなんだかデトロイトメタルシティもどきのバンドも来ていましたが
それにも気づかずキョンはすっかり夢の中。しかし資本主義の豚まで用意するとはこだわりを感じます


(C)若杉公徳/白泉社

ざわ…ざわざわ…ざわ…

ふと、客席に人が集まってきたような物音で目を覚ますキョン。
どうやら外はどしゃ降りになってきたようで、生徒が次々にここへ雨宿りにやって来たようです

寝ぼけまなこのキョンが演奏順を見てみれば、今度の登場はENOZというバンドとのこと。
名前からして明らかにZONEのパクリなバンドですが、果たしてどんなメンバーが登場するんでしょうか

(な…なんだありゃ!?何やってんだあの野郎!)

ENOZの姿を見た途端、目を見開いてキョンは驚愕!
ボーカルの位置についたのはバニー姿のハルヒ、そしてギターは占い師姿の長門!
しかしドラム・ベース担当の人にはまったく見覚えがありません。何がどうなってるのかと呆然とするキョンですが
そんなキョンとは対照的に、ハルヒ達は慌てず騒がず淡々と演奏の準備を整え…
ぴちぴちボイスでライブスタート!

「き・ず・あ・と〜なぞる〜♪」
ぎゃーなんかもうヒロインの顔じゃねえ!顔をムチャクチャにしながら歌に没頭するハルヒ
ぴちぴちボイスというほど低レベルではありませんが、歌はハルヒの中の人(平野綾)の素の歌声なので
ハルヒの歌というより、まるで平野綾コンサートを聞いてるみたいでなんとも微妙です

突然歌い出してからBパート放送時間のほぼ4分の1にわたって熱唱しまくったハルヒ。ずいぶん長いこと歌ったなぁ…
そのおかげか講堂は大きな歓声に包まれます。ハルヒもこれは予想外だったようで、珍しく動揺が隠せません

「えー、み、みなさん、ENOZです。バンドメンバーの苗字、榎本・中西・岡島・財前の頭文字を取って
 ENOZってことらしいんだけど、残念ながら事情があって
 今日このステージには榎本さんと中西さんはいません。
 私とそこの有希は代理で、本当のメンバーじゃないってわけ。ごめんね」

どうやらハルヒと長門は、メンバーの欠けたENOZの助っ人に急遽抜擢された様子。
というかメンバーの頭文字でENOZってKAT−TUNを思い出しますね



「そうね…代役なんかじゃなくて、本物のボーカルとギターがやってる本物の曲が聴きたい人は
 後で言ってきて。MDなんか持ってきてくれたら、無料でダビングするっていうのはどうかしら」

ちょ、ちょっと待て!このハルヒの形をしたいい人は一体誰なんだ!
「自分達は代役にすぎないから」と謙虚で本物のメンバーに気配りを忘れず、二コッと優しげな微笑みを浮かべるだなんて
こんな人はこの番組に存在しませんでしたよ!誰だこいつ!知ってたら誰か私に教えてください(えー

「じゃあもう一曲!時間がなくて二曲しか用意できなかったの、だからこれがラスト。
 物足りないかもしれないけど、みんな思いっきり演奏するから聴いてね!」

に…二曲目!?あれだけ歌っておきながらまだ続きが!?
いやあのハルヒさん世の中には放送時間というものがありましてですね
正直もう歌のシーンは十分っていうかなんていうか二曲目始まっちゃったよ!



しかし二曲目が始まって間もなく、ハルヒの歌だけが流れながら
なぜか映像は外の風景を延々と映し続けるというわけの分からない演出が。
なんだこれ!以前の延々とページをめくり続ける長門みたいなもんか!?うう、どうしてこういう妙な時間の稼ぎ方を…



そして後日。文化祭が終わり、キョンがハルヒに助っ人になったいきさつを尋ねてみると…

「下駄箱のあたりで、北校祭執行委員とあのバンドが
 ステージに立つとか立たさないとかでもめてたの。ボーカルの榎本さんが前日に扁桃炎で入院、
 ギターの中西さんは、当日手首をくじいて演奏不可能になったのよね…
 これじゃあ演奏できる残りのメンバーが可哀想じゃない、これまで必死に練習してきたのよ?
 それで私こう言ったの。『なんだったら代わりに出ようか』って」

「よくOKしたな…その残りのメンバーも」

「私軽音楽部に仮入部してたこともあったし、覚えてくれてたのかしら」

困ってる人を放っておけずに自分から申し出るとは…ますます普段のハルヒからは想像がつきません
というか、ENOZが文化祭へ向けて猛練習してきたことをなんでハルヒが知ってるんでしょうか
以前からENOZに肩入れしてないと「ふーんせっかくだけど残念だったね」で終わりそうな話なのに…
それがハルヒならなおさらですよ。なんで突然こんな善人になってしまったんでしょうか


とにかく助っ人に参加することになり、急遽長門を連れ出してギターの代役に据えたハルヒ。
2人に本番まで残された時間はほんの1時間。知らない2曲をその短時間で覚えたハルヒも凄いですが、
長門はまず曲より先にギターの弾き方すらまったく知りませんでした



にも関わらず、わずか1時間の間に完璧にマスター!
パソコンのタイピング習得は一週間かかった長門ですが、ギターはなんでそんなに速いんだ!トンでもねえです宇宙人



というわけでハルヒの説明終了。
その後、ハルヒに文化祭のことで心からお礼を言いにきたENOZのメンバー達。
ハルヒの提案したMDの依頼が殺到しているようで、彼女たちには嬉しい悲鳴です。
しかし彼女たちの笑顔を前にして、ハルヒはどこか困惑した様子が…

「はあ、なにか落ち着かないのよね…なんでかしら」

「俺が知るわけないだろ」

(それはな…お前が人から感謝されることに慣れていないからさ、
 いつもは「ありがとう」なんて言われそうにないことばっかりやってるからな)

なんだか園児の世話をする保父さんみたいだなキョン
自分の中でモヤモヤした感覚を持て余すハルヒでしたが、突然何かを思いついたように立ち上がると…

「ねえ!あんた何か楽器できる!?」

「…?できん」

「練習次第でどうにでもなるわ!来年の文化祭、私たちもバンドで参加しましょうよ!
 私がボーカル、有希はギターで、みくるちゃんはタンバリンでも持たせて
 ステージの飾りになってくれればいいわよ!」

「いやいやいや…!」

おいおい、なんでいきなりSOS団のバンドを思いついたか分かりませんが、
とりあえず古泉を忘れてることは確かです 副部長なのにー!

「さ、行くわよキョン」

「どこに!」

「ギターを貰いによ、軽音楽部の部室に!」

グワァ〜結局ハルヒはいつもの悪逆非道に逆戻り!
今日の善人化は一体なんだったんだ!作品内の時系列では、今回の次に「射手座の日」が来る流れなので
やっぱり次も傍若無人のまんまだったと考えていいみたいです。なんで今回だけ急に善人になるようなことに?



しかし本編直後、速攻で今回の曲のCMが流れて疑問が吹き飛びました
要するになんだ…今回は話そのものがキャラソンの宣伝だったってことかぁ
だからBパートでハルヒの歌を延々と聞かせて、ハルヒの善人化はその方が話を歌方面に持ち込みやすいからという
ただそれだけのことだったのか…

もうね…別に宣伝そのものに対して不満があるわけじゃないんですよ
ただね、DVD販促のための話数シャッフルもそうなんですけど
話の整合性をブチ壊してまで宣伝すんなあああああああ!
これに尽きるよ…話をわざわざ壊してまで金稼ぎに走るのはカンベンしてくれ…


(C)谷川流・いとうのいぢ/SOS団


6月22日

■リングにかけろ1 日米決戦編11話 「黒い閃光」

日米決戦もいよいよ大詰め、残るは竜児VSシャフトという王者対決のみ!
会場が大声援の嵐に包まれる中、ついに2人がリングへと向かいます

「竜!軽く行け、かるーくな!どうせこっちは四連勝してんだ、
 お前一人くらい負けても日本の勝利には関係ねえ!」

「いや…竜が負ければ日本の負けだ」

「そうですね、今まで対戦した四人は本物のボクサーじゃない…
 素人をいくらKOしても、日本の勝利とは言えないでしょう」

な…なにいいいい!?ちょっと待ってください!
アメリカ代表の四人は、そもそもアメリカのボクサーでは勝てるヤツがいないってんでシャフトが選んできた荒くれものなんですが、
それでもまだ「アメリカのボクサーに勝ったわけじゃない」とおっしゃるつもりですか!

「姉ちゃん、来ないのかな…」

しかし、アメリカに勝ったの負けたのより姉ちゃんの方が気になる竜児
ま、まあなんだ…先週姉ちゃんテレビぶっ壊しちゃいましたからね、心配しなくてもちゃんと会場には…

アレーーー!?
テレビ直っちゃってるよ!殴った跡は残ってるけど直っちゃってるよ!
うーむこれは最後まで姉ちゃんはテレビ観戦となりそうです、竜児には残念ですが
まあ来れないものを気にしていても仕方がない、いよいよゴングが鳴らされて試合開始!

「ふん!ふんふんっ!ふん!」

ジャブからのワンツーを繰り返し、オーソドックスに攻撃していく竜児!す、すげえなんだか普通にボクシングやってるよ!(えー
なにしろ今までの展開が
一戦目:開始早々モンスター・ジェイルの300トンパンチ炸裂
二戦目:開始早々ミズ・シャネルの催眠術炸裂
三戦目:開始早々志那虎の神技ディフェンス炸裂
四戦目:開始早々剣崎の一秒KO炸裂
というトンデモ展開の繰り返しだったので、まともなボクシングはマジでこの試合が初めてです



「どうしたジャパニーズチャンピオン、ユーはその程度のパンチしか持ってないのか?」

(見切られてる…俺のジャブもストレートも…)

さすがは全米チャンプと言ったところか、堅牢なディフェンスで竜児のパンチを次々に防いでみせるシャフト!
しかし、それだけパンチを防がれようとも竜児に焦りは見られません。
自分にはまだこの必殺ブローがある!ちょっと早いが見せてやる!ブーメランフック!



「うおおおおおおッ!!」

シャフトの服を引き裂くほどの拳圧!吹き飛ばされたシャフトはたまらずダウン!
竜児にとって調子のいい出だしですが、ブーメランフックなんか弱くなってないですか?
前シリーズの時なんて、ローリングサンダーとぶつかった時会場全体がぶっ壊れそうになってたのに(えー

「フフフフ…ハハハハ…ハーッハッハッハッハッ!」

しかし、ダウンを喫したというのに倒れたまんまで大笑いを始めるシャフト。アタマぶつけたんでしょうか(えー
そんなパンチで負けやしねーよ!と勢いをつけてヘッドスプリングで立ち上がる!
ブーメランを食らったというのに、まるでダメージを受けていないようです

(インパクトの直前に手ごたえを感じなくなった…寸前のところでスリップしたんだ)

(フフフ…やはりブーメランの正体はコークスクリューブローだったのか。
 あの伝説のコークスクリューを使えるボクサーがいるとは、
 日本のボクシングもなかなか捨てたもんじゃない…だが結局はそこまでだな。
 アメリカと日本のボクシングは、まだ100年の開きがある!

な…なにをー!?100年とはずいぶんまた大きく出たもんです
ブーメランを受けてみて竜児に勝てると確信したらしいシャフト。さあとくと見ろ!これがお前らより100年先のボクシングだー!

だーるまさんが
こーろんだ

なんとシャフトが繰り出したのはピボットブロー!一回転して相手が戸惑ったスキにぶん殴るというこのパンチ、
もちろん立派な反則技です

「ファーイブ!シーックス!セブーン!」

派手に吹っ飛びながらも、7カウントでなんとかヨロヨロと立ち上がった竜児。
というかレフリー反則なんだからカウント止めてくださいよ!

「ちいっ…!反則だ!そこのアメリカ野郎は
 反則技のピボットブローを使いやがったんだ!
 この試合はアメリカ野郎の反則負けだ!」

シャフトの反則パンチで石松がリング上へ怒鳴り込む!まあ無理もありません
観客もシャフトに対するブーイングの嵐。本当にこのまま反則負けにされそうな雰囲気です



でもレフリーはあんまり興味なさげ
しっかりしてくださいよ!前々回でミックに脅されておかしくなっちゃったんですか!?

「ハッ…!これだから日本のボクシングは100年遅れていると言うんだ!
 ボクシングとは一体なんなんだ?勝った者には栄光と勝利を、
 負けた者には屈辱と敗北を!ただそれだけを決める闘いにすぎん!
 日本人はとかくフェアプレー精神を重んじ、勝つことは二の次。
 それを通して心身を向上させるためなどと、
 思い上がった考え方をする動きが多いようだが、
 それはボクシングを知らない証拠だッ!!」

シャフトのメチャクチャな理屈が炸裂!日本でもアメリカでも反則は反則だろ!
なんというかこいつの理屈だと、そのうちボクシングでも蹴りとか凶器攻撃までOKになりそうです(えー

「ものは言いようですね…」

「内心、竜のブーメランにおびえた挙げ句のピボットでしたと
 素直に吐いちまったらどうなんだ」

「フン…おびえているかどうか、反則負けに終わらなかったなら
 次のラウンドで証明してみせよう」

あらら…リキの入ったシャフトの演説でしたが、半分呆れた様子の河井たち
それどころか、「結局はビビって反則使っただけじゃねーの?」とまで言われてしまう始末。うーんカッコ悪いぞシャフト

「俺…試合を続けるよ!反則勝ちじゃシックリ来ない。
 それに俺は、まだ自分のボクシングをしてないんだ!」

「試合を続けたい」という竜児の強い要望により、結局は注意だけで済ませてもらったシャフト。
そして仕切り直しの第二ラウンドが開始!

カアアアアアン!!

ゴングと同時に凄い勢いでシャフトが前に出る!防御中心だったさっきまでとは一転して攻撃一辺倒!
フェイントを織り交ぜた猛ラッシュで、グイグイと竜児はロープ際へと追いつめられてしまいます

「フフフフッ…!日本人はトリッキーなボクシングを
 邪道とか言ってお好みではないらしいが…
 ボクシングに邪道も正道もない!それが王道ッ!!」

強烈な右ストレートで竜児が吹き飛ぶ!「終わったな…」とばかりに悠々とニュートラルコーナーへ向かうシャフト。
しかし、ダウンすると見せかけた竜児のブーメランフックがシャフトに直撃する!

なんかもう目が虚ろなシャフト
「あ…あ…?」とかピクピクしてるしもう相当やばそうです
そしていつも冷静な志那虎もこの時ばかりはじつに嬉しそう
こんなニヤニヤしてる志那虎なにかおかしいよ!(えー

「エーイト!ナーイン!」

9カウントになったというのに、シャフトはまるで起き上がる様子がありません。まさかこのまま勝負がついてしまうのか…って!

ばばーん

残り一秒という間にいつの間にか立っていたシャフト!
ま、まあ一秒の間に アッパーくらう→照明ぶち破る→国旗に包まれる→リングに落下する が成立する世界ですから、
一秒で立つことくらいは造作もないことかもしれませんが…(えー


しかし、立ち上がったとは言え明らかに動きの鈍っているシャフト。
さっきまでとは立場が逆転し、今度は竜児の猛ラッシュがシャフトに次々叩き込まれる!

(リュウ・タカネ…こいつはビッグだ…!俺の思っていた通りのナイスボクサーだ!
 やはりこの男を世界大会に出すべきではない!いくら俺でも
 ケンザキ、タカネ程の男を連破して世界タイトルを収めるなど至難の業…!
 断じて日本からビッグパンチャーを2人も出してはならない!
 ここでタカネだけでも、完膚なきまでに倒しておかなければッ…!)

あ…あれぇ!?今までのビッグマウスからずいぶん弱気になってしまいましたシャフトさん。
ホワイティが到着しそうにないと聞いた時には、「やれやれ俺が2人まとめて相手してやるかァ!」
みたいに言ってたのに、「連破するのは至難の業!」っておいおいおい。結局コレがシャフトの本音だったんでしょうか


そしてシャフトをいい具合に料理した竜児は、とどめのブーメランフックで勝負を決めに出る!しかし…

「ブラック・スクリューッ!!」
狙いすましたようにカウンターヒットするシャフトの必殺ブロー!
深刻なダメージを抱えて竜児ダウン!これで竜児のアドバンテージは帳消しになってしまいました
果たして勝負の行方は?次回最終回!ちくしょうなんでこう面白い番組から先に終わっていくんだよ…(´・ω・`)


(C)車田正美/集英社・東映アニメーション・マーベラスエンターテイメント


6月21日

■プリンセス・プリンセス11話 「秘められた過去」

学園祭も終わり、姫の生活サイクルもようやく一段落といった感じ。
普段どおりに生徒達へ笑顔をふりまく徹たちでしたが、実琴の恵さんドーピングはすっかり切れてしまったようで
また女装なんていやだいいやだいという生活に逆戻りです。

ああしかし、私もそろそろホモ生徒達の気持ちが分かってきてしまったなぁ 実琴かわいいよ実琴(えー



そんなある日、し放題さんの元に届いた一枚の封筒が。
開けてみるとなんとそれはカミソリレター。その後も無言電話がかかってきたりと、何者かの妙な嫌がらせが続きます

しかし、「やれやれ、世の中にはヒマ人もいたもんだぜ」という感じでさらりと受け流すし放題さん。
亨たちに知らせるようなこともせず、それより遊びに行こうぜーと普段どおりに振る舞います

「今度の日曜みんなで一緒に出かけようぜ、実琴は彼女とデートなら別に来なくてもいいけど〜」

「そんなこと言ってないだろ、それに恵さんは麻琴と買い物に行くって…」

放課後、実琴をからかいながら寮へ戻ってきたし放題さん。しかし寮の玄関は異様な光景となっていました
そこにはなぜか山のように積み上げられたダンボールが!うーむ誰かの引っ越しかな?

と、よくよく見てみると依頼人の名前欄にはし放題さんの名前が!当然身に覚えなんてありません
寮長たちには「イトコが送ってきたんです」と誤魔化して、さっさと部屋へ運ぶし放題さんでしたが…

「これ…本当にイトコが頼んだのか?通販会社のばっかりで、お前が頼んだことになってるじゃないか」

「…実琴のくせにするどいな」

「お前、また何かに巻き込まれてるんじゃないだろうな!だったらみんなに話して…」

「亨には言うなよ」

いいかタカヤ、アマノには言うな。言えばお前を殺す!という超おっかない眼光で釘を刺されてしまう実琴。
この雰囲気では言うことを聞くしかありませんが…


「…で、何を聞いても河野には言うなの一点張りで。絶対また厄介なことに巻き込まれてるんだ!」



「亨にはダメよ」と言われたので坂本に相談しに行く実琴。いいのかそれー!

「それだと日曜日の外出はやめた方がいいかもしれないね…何があるか分からないし」

「けど河野になんて言うんだ?四方谷がきっと止めるだろうし」

「うーん…それなら」

何か当日のことで名案があるらしい坂本。とりあえず、坂本に任せて日曜は予定通り遊びに行くことにしましたが…



「あ、CD屋寄ってっていい?」

「ああ、いいよ。俺も欲しいのあるから」

「キミ四方谷君だよねぇ!近くで見るとさらに可愛いなぁ!」

「男でもこれだけ可愛かったらいいなぁ!」

日曜当日、街を歩く亨たちの前に現れた怪しげな男ども!会うなり突然「可愛い」だのなんだのそっち系の人間かー!!

「あ…あのっ!何か彼に御用ですか!」

「ヒュウー!お友達も可愛い子ばっかりじゃん!」

「よかったらみんなで遊ぼうよォ!んんんん〜っ!!」

うっぎゃああああーー!!
こいつら真性だ!真性のヘンタイ野郎だ!というか顔赤くしてどうする坂本!

ガタイもよくてまったく話を聞かないヘンタイ2人組。ああこのまま4人まとめておいしく料理されてしまうのか!?

「僕たちの連れに何か御用ですか?」

ヤクザキターー!!
4人の貞操の危機に会長&生徒会見参!坂本があらかじめボディガードを依頼しておいたのです

「な…なんだよアンタ達!」

「大人しくついて来たほうがいいと思うなぁ」

「ここで騒ぎを起こすと…二度とこの辺りを歩けなくなりますよ

ギギギギギ…メッシャアッ!!



なんじゃこりゃー!スチール缶片手でぶっ潰したー!!
強すぎるぞ生徒会!あんたもしかしてミスターホワイティより強いんじゃないのか!


会長のおかげで難を逃れた亨たち。ヘンタイ2人組も捕獲されて厳しい尋問を受けます。ある意味哀れな奴らだ…

「お、俺たちはただ頼まれただけだって!」

「自分の友達が遊んでくれる人を探してるから、よかったら声をかけてくれって!」

2人組に自白させた結果、知らない女の子に頼まれて声をかけたんだそうです
さらに生徒会の調査によれば、その女の子と同一人物とみられる人間が、最近学園の近くでし放題さんのことをかぎ回っていると…

「まさか…さやかが!」

「…心当たりがあるのならぜひ聞きたいね。話してくれないかな、河野くん」

まさか妹の仕業では!?と勘付いた亨。確かにぶっとんだ妹ではありましたが…以前にもこんなようなことがあったんでしょうか?



ぽつぽつと妹の過去語りを始める亨。亨が藤森学園へ転校してくる前のこと、
当時の学校では亨と特に仲のいい女子生徒が一人いたようです。まあ普通に考えて彼女でしょうな

ある日、自宅から亨が彼女に電話していると…

ドッギャアアアーーン!!
殺意にまみれた目で亨の背中を睨みつける妹!もう正気を保ってないよコレー!

「今の…だれ?」

「と、友達だよ、学校の…」

「……!!」

本当のことを喋れば確実にブッ殺されるので、学校の友達とぼかして答える亨。
しかし見え見えの嘘ついてんじゃねーぞコノヤロウと言わんばかりに、妹はさらに険しい表情でその場を去るのでした。こえー


「あはははっ」

「そうなのよー、だから河野くんも今度一緒に行こう?」

次の日、彼女と和やかな談笑を交わして登校する亨。
亨にとってはいつもの風景なんでしょう。しかし歩道橋の階段にさしかかったところで…

「亨くんは私のものよッ!近づかないでェェッ!!」

「きゃあああああっ!?」

ドンッ!ゴロゴロゴロ…ドグチャアッ!!

うわあああああああ!!
グチャッてなんか明らかに嫌な音が!こ、これはやばい、これはやばいぞー!
これこそまさにお兄ちゃんどいてそいつ殺せない!
ま、まさかこれほど危険極まりない妹だったとは…これなら亨が避けたがるのも仕方ないってもんです


「もう一緒に暮らすわけにはいかないと思って…ここに来ることにしたんです」

「そんなことがあったのか…」

「姫の特典に飛びついたのって、その叔父さん達になるべく負担をかけないようにか…?」

「引き取ってもらったのに揉め事の原因作っちゃって…これ以上迷惑はかけたくないからな…」

なるほど、色々と今までの話も繋がってきました。
し放題さんへの相次ぐ嫌がらせも、この間妹に見せ付けたチューが原因と見て間違いないようです

「このままだと、さらに四方谷君に危害が及ぶことになりかねない」

か…会長!眼光がすっかり職業・殺し屋ですよ!
このままでは妹が会長にぬっ殺されてしまうので、亨としてはなんとか話し合いで解決したいところです(えー


「叔父さん達はさ…本心はさやかと一緒になってもらいたいって思ってるんだよ。
 長年一緒に暮らしてきたし、さやかも思いつめるまで望んでいるから…。
 だからハッキリ断るのは、あの人たちとの関係が崩れてしまうかもしれなくて、怖いんだよ…」

「お前…言っただろ?俺が家族から疎外感を感じてるって話した時、
 自分の気持ち全部ぶつけてみろよって…あの時、家族とちゃんと話ができてよかったと思うんだ」

「いつも一緒にいる家族でも、ちゃんと言葉で言わないと伝わらないことがあるよ
 大切だからこそ、言わなくちゃいけないこともあると思う」

叔父さん達との関係もある分、どうしても妹に強く出られないと悩む亨。そこへし放題さんや坂本からアドバイスが。
そういえばこの2人、同じような家族間のトラブルを経験済みだったんですね。重みのある2人の言葉に亨も心を揺さぶられます

「俺のところなんかいっつも麻琴とケンカしてるぜ!
 なんであんな凶暴なのが恵さんの親友なんだろ。恵さんはすっごく優しいのに〜!」

お前はなんてお気楽なんだ実琴
一人だけ空気読めてない実琴でしたが、おかげで亨も暗い気分は大分ふっとんだ様子
「とにかく一度叔父さん達に連絡してみるよ」と校門の方へ歩いて行きますが…

「あっ…!?」

「…さやか!?」

なにー!タイミングがいいのか悪いのか、校門でし放題さんをかぎ回っていたさやかとバッタリ再開!
突然のことに、動転したさやかは一目散に逃げ出してしまいます

「待てさやかっ!話を…!」

近くの林へと逃げ込んださやかを追って、亨たちも林へ!ドタドタと追いかけっこが始まりますが…
アレーーー!?

唐突に目の前にガケ出現!なんだこの危ない地形はー!
それもかなりの高さ、落ちたらまず助かりそうにありません。安全柵くらい作っといてよ!

「来ないでッ!こっちに来たら飛び降りるから!」

錯乱した妹はなんといきなり自殺発言を!お、落ち着いてください!
でも冷静に考えたら自分から消えてくれるなんてありがたいなーとか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
果たして亨は妹を説得することができるんでしょうか、次回へ続く!

と思ったら次回最終回!うわああああああ・゜・(つД`)・゜・早すぎるぜええええ
せめてあと1話くらいはあると思ってたのに…ちくしょうこれからの水曜は一体何を楽しみにすればいいんだ(えー


(C)つだみきよ・新書館/姫後援会


6月19日

■いぬかみっ!11話 「ぐったりにおねがいっ!」

「精霊能力活用比べ。お前は一族の代表としてこれに参加し、
 犬神使い川平家の存在を大いに示すのじゃ!」

ある日婆ちゃんに呼び出された啓太。精霊能力活用比べという、
天下一武道会とか暗黒武術会とかと似たような大会に出場を命じられます

「ちょ、ちょっと待てよ…薫はどうしたんだ?いつもならこんな時、薫の出番だろ」

「薫様はやんごとない理由によりまして、参加できないのです。
 その分啓太様を援助せよと仰せつかっております…ですから、私達に出来ることなら何でも致しますわ」

「な、なんでもぉぉ!?」

じゃあ早速尽くしてもらっちゃおうかなー!啓太の妄想大爆発。
そういえば前々回もなでしこ・せんだん・たゆねの下着姿を妄想してましたが、この5人は啓太の好みの順なんでしょうか

「俺はやるよっ!必ず優勝してみせるッ!だから無礼講でパーッと行こうねぇー!」

「ひぅぇぇっ!?触るなぁぁーーっ!!」

調子に乗ってセクハラしまくりボコボコにのされる啓太。明日がその大会なのに大丈夫かよ!
そして翌日。原因不明の体調不良で顔面蒼白の啓太は、立つことすらままならなくなってしまいました

「これでは優勝など絶対無理ですわ!?宗家様は啓太様に
 かなりの額を賭けてらっしゃるとか…それだけ期待されているのですよ!」

騒然とする犬神たちですが、啓太がヘロヘロのまま無情にも試合時間がやってきてしまいました。
結局啓太は何の対策もなく一回戦に出場することに…

その対戦相手はマッチョどじょう選手!小柄ながらもムキムキの体から生み出されるパワーは侮れません
しかし、意外にもマッチョどじょうは慎重派。動きを見せない啓太に対して自分も様子をうかがいますが…

「ど…じょ〜…う…」 バタッ

あ…あのどじょうさん?もたもたしていたら太陽の熱で干上がってしまいました
何やってんだお前はー!戦闘時間が限られてるのにそんな遅攻タイプでどうする!

アホな相手のおかげでなんとか一回戦を勝ち抜いた啓太。しかし休憩時間を挟んでも、体調はまるで回復しそうにありません

「や…やっぱりアレがいけなかったんじゃ…ボクのせいで優勝できなかったら…」

昨晩啓太をボコボコにしたことに引け目を感じるたゆね。
自分のせいで川平家の顔に泥を塗ってしまったら、みんなに捨てられて啓太の犬にさせられる
悪い方向にばかり妄想が広がっていきます

「せ…背中触りたかったんだろ?仕方ないから触らせてやる…!」

服をめくりあげて背中をどうぞ!啓太に体を差し出すたゆねでしたが、そんなんで元気になるのかよ!
案の定、ただエロイ顔になるだけでまったく回復する様子のない啓太。
結局啓太のキモイ表情に耐え切れず、たゆねはまたも啓太をぶっ飛ばしてしまうのでした。なんてこった


そのまますぐに2回戦開始!今度の相手は一反木綿うすうす選手!
そこらの一反木綿より遥かに薄いこの体!軽量化したとでも言うんでしょうか。スピードに優れてそうな相手…ってあー!
試合開始と同時に飛んでったー!!
そよ風に逆らうパワーすらなく一反木綿うすうす敗北!コイツどうやって一回戦勝ち抜いて来たんだよ!大丈夫かこの大会…



「ど、どうしよう…啓太様が元気ないの、私のせいかも…」

またも相手のおかげで三回戦進出を決めた啓太でしたが、今度はともはねが啓太の不調に心当たりがある様子

それというのも数日前、道ばたに落っこちていたチョコレートを啓太に拾い食いさせて
おまけのカードだけを貰ったという話ですが…

「ごめんなさい!ようこ、これ啓太様にあげて!防御力が1500もあるんだよ!



何この遊戯王カード
俺はグレートダンゴ虫を守備表示で召喚!しかし防御力1500ってあんまり強くないなー(えー


そしてともはねと入れ替わりに、いぐさも啓太へ懺悔しに登場。君たち一体どれだけ心当たりあるんですか!

「あ、あの…あれですよねやっぱり…この間、町でお会いした時ビックリしてしまって…
 私、男の人が苦手で…でも啓太様を避けているわけじゃないんです!」

どうやら数日前に啓太と町で出くわして、顔を見るなり逃げ出してしまった様子
い、いやあの…それって別に体調を崩すことと関係ないんじゃあ…

「私が今できることと言ったら、こんなことしか…!」

言うなりいぐさは突然服を脱ぎだして真っ裸に!何を血迷ってるんだー!



「レッツメイクミラクル!ぴぴるまぱっぷる(以下妙な呪文)啓太様元気になぁれ!」

ぐわーなんだこれはある意味裸より恥ずかしいぞ…
いぐさ…私はもう君を見る目が変わっちまったよ…(えー
結局啓太には何の効果もなく、ようこに見つかっていぐさは部屋を飛び出していくのでした。うーむ役に立たん


結局ヘロヘロのまま出場し続ける啓太でしたが、その後も次々と自滅する対戦相手のおかげでついに決勝進出!

「いよいよ決勝ですけど…啓太様が心配です、ちょっと見てきますね」

決勝前に啓太の控え室へと向かうなでしことたゆね。しかし、ドアの前まで来た2人はガチゴチに固まってしまいます

「どう…?啓太、気持ちいい…?」

「う…うぅぅ〜〜ん」

「そ、そんなところに指を…!?」

ギッシギッシギッシギッシギッシ

ギャガーーーン!!子供の前で何さらしとるんじゃー!

「ともはね見ちゃダメぇっ!な、なにしてるんですかぁっ!」

「ん?足ツボマッサージ

え…えーーーー足の裏押すのにその激しく効率悪そうな体勢はなんなんだ一体!!
これだったらまだ今流行りのロデオボーイやってましたとか言われたほうが納得できるぞ(えー


啓太を少しでも楽にしてあげるためにマッサージしていたというようこですが、結局これも大した効果はなし。
決勝の時間も迫っているというのに、効果的な治療法が浮かばない一同でしたが…

「せんだんから話は聞いたよ!こんな時こそ私たちが心を込めて作った
 特製フルーツです!一口食べればどんな重病患者も元気ビンビン!」



なんだこれはー!いまり・さよかが持ってきたのはタタリ神みたいにキモイ触手の生えた特製フルーツ!
こんなもん食わされたらシシ神様にお祓いしてもらわないと呪われちまいますよ!(えー

「うごぐぐぐ!ぐがうぐぐぐぐ!」

案の定、特製フルーツを食わされて激しく苦しみ出す啓太。本当にこんなんで治るのか…って!

「やめろオオオオ!お前らこの小僧を殺す気かアアアア!」

その時啓太の体から突然現れた妖怪!こいつが不調の原因なのか!
通りすがりの人間に憑りつき、生気を吸い取るヒダル神という奴だそうです
啓太の不調と自分達は関係なかったと分かり、ホッと胸をなでおろす犬神たち。
人騒がせなヒダル神をアッサリとぶちのめし、後は啓太の決勝を見守るのみです


決勝での対戦相手はファンシーラビット選手!どっからどう見てもただのぬいぐるみなんですが
まさかこの選手も今まで相手が自滅しまくって勝ち残ってきたんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかく完全復活の啓太はエネルギー全開!相手がなんであろうと全力で叩き潰すまで!

「白山名君の名において命ず!蛙よ…あべし!



一瞬のうちに本性をあらわし一撃KO!優勝者はファンシーラビット選手ー!って
啓太が復活した意味全然ねー!なんだったんだこの大会は!


「アロハー!啓太は本当によくできた孫じゃなぁ、土産でも買ってやるか!」

啓太の敗北で大損こいたーと思いきや、豪華客船で南の島へと旅立つ婆ちゃん。
そう、婆ちゃんは最初から啓太が勝つなんぞ微塵も思ってなかったのです
ファンシーラビット選手に大金賭けてガッポリ大もうけ。食えない婆ちゃんだ


そうとは知らず、無様な負けっぷりをさらした啓太は
家に帰っても犬神たちの奴隷と化していました

「負け犬さーんお茶ちょうだい」

「はーいはいはいただ今!」

「負け犬、おかし」

「はいはいこれ!」

「わぁティッシュティッシュ!」

「はいはいいつも使ってますはいはい!」

よ、余計なことは言わんでいいー!なんて悲しい男の性!頼むからここは花粉症とかそういうことにしといてくれ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


そして次回予告
「限りない絶望に包まれた時、人は歩き続けることをやめ立ち止まる。
 覆せぬ絶望に覆い隠された時、人は泣くことをやめただ虚ろに笑う。少女の歌が月夜を凍らす。
 定められた残酷な運命を背負って…。次回いぬかみっ!だから死にたい私の歌っ!絶望…それは死に至る病である」

死に至る病っていうとキルケゴールの言葉ですか。毎回変態と哲学を混ぜたような予告ですが、
変態分が抜けると一気にマジメな感じに聞こえてしまうなぁ。もっと変態を!次回へ続く!


(C)有沢まみず・メディアワークス/犬神使い派遣協会




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