8月10日

■ゼロの使い魔6話 「盗賊の正体」

前回フーケに盗まれてしまった学院のお宝「破壊の杖」。
行方をくらましたフーケに対して、学院では教師達が総出で捜索に当たることになり
生徒はすっかり放ったらかしで自習ばかりが続いていました

「でも大変よねぇ、アンリエッタ様の責任問題にも発展しそうって噂じゃない。
 フーケの侵入を許したのは、もともと少ない警備兵を全部姫様の方にまわしちゃったからでしょ?
 
そもそも学院見学は、周囲の反対を押し切ってアンリエッタ様がお決めになったらしいし」

はーなるほど…前回も言っていた責任問題というのは
姫のワガママを通した結果、宝物庫の警備に誰もいなくなってしまったということだったんですね

そして教師達の捜索の甲斐あって、「森の廃屋でフーケらしき人物を見かけた」という情報が舞い込んで来ました。
前回フーケと出くわしたルイズ達がその人物画の確認をさせられますが、やはりその人物とはフーケそのもの。

「すぐに王室へ報告しましょう!兵を差し向けてもらわなくては…」

「そんなグズグズしとってはフーケに気取られる。我々の手で破壊の杖を奪還し、
 盗賊によって汚された学院の名誉を取り戻すのじゃ!我と思う者は杖をかかげよ!
 ……………ど、どうした!?
 フーケを捕えて名を上げようという貴族はおらんのか!?」

なんてこと!天下の魔法学院の教師がガン首揃えておきながら、学院長の呼びかけに応える人が一人もいやしません
こいつら小学校の時「学級委員に立候補する人ー?」って聞かれても黙って下向いてるタイプだな(えー

そんな中、ふがいない教師たちに代わって杖をかかげるルイズとキュルケ。そして「二人が心配」と長門も続いて立候補を…

「タバサ…!」

「ありがとう…」



こ、ここってそんなに赤面するようなシーンですか!?
「長門が立候補した」ってことがそんなに嬉しかったと…?なんだか前回からどうも百合入ってる気が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかしこれほどの騒動を引き起こした盗賊相手に、ヒヨッ子の3人だけで大丈夫なんでしょうか。
視聴者としてはなんだか不安ですが、学院長は割とまんざらでもない様子

「ではこの3人に頼むとしよう。ミス・タバサは若くしてシュヴァリエの称号を持つナイトでもある。
 さらにミス・ツェルプストーはゲルマニアの優秀な家系で、彼女自身の炎の魔法も強力だと聞いておる。
 そしてそのー…ミス・ヴァリエールは…えー、その、なんだ…」



ルイズの話になると全身の穴という穴から汗が噴き出る学院長
やっぱりルイズのダメっぷりは、生徒だけじゃなく教師にも十分伝わってるようで…(ノ∀`)
そこまで不安なら、やる気ない教師でも「いいからおめー行ってこいやクラァ」とムリヤリ行かせた方がマシなんじゃ(えー

「…おお、そうじゃった!その使い魔はグラモン元帥の息子、
 ギーシュ・ド・グラモンを圧倒する剣の使い手だと聞いておるぞ!」

「そうでした!彼は伝説のガンダ…あっ」

で…伝説のガンダム!?(えー
ええい!ヴァリエールの使い魔はバケモノか!
ガンダ…と言いかけてやめたのは、つまりガンダ○とかそういう表現:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

なんにしろ才人の能力を高く評価していた学院長。
ルイズ達の案内役を買って出たロングビルさんも一緒に、フーケがいたという森の廃屋へと向かいます



うーん前回から怪しかったロングビルさんですが、わざわざ案内役に立候補するとはますます怪しい。
やっぱりフーケの正体は、ロングビルさんで確定っぽいですね。ルイズ達を始末してそのままトンズラする気なんでしょうか



「なあ…魔法が使えるってことは、フーケは貴族なんだろ?なんで貴族が泥棒なんかやってんだ」

「メイジが全員貴族というわけではありませんわ。様々な事情で貴族から平民になった者も多いのです。
 その中には身をやつして傭兵になったり、犯罪者になったりする者もおりますわ。
 
この私だって、貴族の名を失くした者ですし」

「え…?ミス・ロングビルはオールド・オスマン(←学院長の名前)の秘書なんでしょ?」

「オスマン氏は、貴族や平民といったことにこだわらない方ですから」

世間話を交えながらカッポカッポと馬車に揺られていく一行。
なんでもいいけどキュルケは動くたび胸が揺れてんなぁ(えー
キュルケのおっぱい攻勢の前に、ルイズは才人を取られっぱなしで機嫌が悪くなるばかり。
これがハルヒならそろそろ世界崩壊の危機です:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「情報では確かにあの小屋です」

「空き家みたいだな…誰もいないぞ」

そして小屋に到着した一行。ルイズとロングビルさんを外の見張りに置いて、小屋の中に入っていく才人達でしたが
部屋はホコリまみれで誰かが生活している様子がありません。
「こんなところにフーケがいる訳ねえプー」と早々に小屋を出て行こうとする才人たち。
しかし一人残った長門が注意深く観察していると、部屋の片隅には盗まれた破壊の杖が!

バガアアアアア!!

「ゴ…ゴーレム!?」

破壊の杖を手にしたその瞬間、小屋の天井を吹っ飛ばしてゴーレムが出現!これは孔明の罠じゃ!
得意の風魔法でルストハリケーンを放つ長門、炎魔法でブレストファイヤーを撃つキュルケでしたが
ゴーレムの頑丈な体にはまるで効果がありません

「やっぱ無理よ、こんなの…!」

「…ルイズは!?」

長門達の強力な魔法でも効果がない中、ルイズは爆竹程度の威力しか出せない攻撃魔法で必死に攻撃していました

「何やってんだ、逃げろルイズ!」

「嫌よ!」

「かないっこねえだろ!第一魔法なんかまともに…!」

「私は貴族よ!魔法を使える者を貴族と呼ぶんじゃない、
 
敵に後ろを見せない者を貴族と呼ぶのよ!
 
ゼロのルイズなんかじゃないんだからッ!」

(C)細井雄二/講談社

オレは野に放たれた狼だ…
飼い犬(てめえ)の魔法(わざ)と誇り(おもさ)が違う!
(えー

意地でもその場を動こうとしないルイズ。しかし無情にも魔法の威力はまるで変わらず、
ルイズに向けてゴーレムのハンマーパンチが振り下ろされる!

ドッガアアアアア!!

なんとか直撃の寸前でかばいに入った才人!しかしルイズは「このタコ余計なことすんじゃねー」と才人を睨みつけます

「う…くぅっ…邪魔しないで!」

バチィィィン!!

「…貴族だからなんだってんだ!死んだら終わりじゃねえか!」

頑固なルイズの目を覚ますべく才人のビンタが炸裂!
そうだ!プライドのために死ぬなんて馬鹿のすることだ!生きるなら泥をすすってでも…って
そのセリフ、2話のお前に聞かせてやりたい
ギーシュの剣を取ったら死ぬと分かってて、プライドを選んだ2話のお前に聞かせてやりたい(えー


しかし、やはりルイズは才人ほど本気で開き直ってはいなかったのでしょう
才人のビンタで張りつめた糸が切れたのか、ポロポロと涙を流してうずくまってしまいます

「だって…いつも、いつもみんなから馬鹿にされて…
 逃げたらまた馬鹿にされるじゃない…!姫様との約束も…守れないし…」

「お…おい、泣くなって…!」

初めて見るルイズの泣き顔。才人は激しく動揺してしまいます
しかしそんな中にもゴーレムの容赦ない攻撃が!才人は動けなくなってしまったルイズを長門達に預けると、
一人その場に残ってゴーレムへの戦いを挑む!

「…なんとかしてやりたくなるじゃねえかよ…!
 土っくれが…!舐めんなよッ!!」



うわあカコイイぞ才人!キュルケの金ピカ剣を抜き放ちゴーレムに飛びかかる!食らえ必殺縦一文字斬りー!

バキイイイイイン!

のわっ!?折れたァーッ!ドラグレッダーと契約していればこんなことには!(えー
ゴーレムが頑丈なのか剣が見せかけだったのか、なんにしろ大ピンチには変わりありません

「抜けッ!相棒!」

「…お前まで壊れちまうだろ!」

「死にたくなきゃ抜けっつうんだ!分かってんのか!」

なまくら剣のゲキリュウケンを使っても…と躊躇する才人でしたが、
素手でなんとかなる相手でもなく、やむなしにゲキリュウケンを手に取ると…

カァァァァァァァ

久々に竜闘気(ドラゴニックオーラ)発動!発動条件はまだよく分かりませんが、これならゴーレムともまともに戦える!
しかし、剣圧で吹っ飛ばした先からみるみる再生してしまうゴーレム。普通の攻撃で倒せる相手ではなさそうです

「くそっ…!これじゃ負けもしねえけど勝てもしねえよ…!」

「なんとかしなきゃ…!私を降ろして!」

見かねたルイズが破壊の杖を手にゴーレムの前へ!この大層な名前の杖を使えばきっと…

こうですか!?わかりません!(><;)

しかし肝心の杖の使い方がまったく分からないルイズ。ぶんぶんと振り回しても何も効果はありません
その時、破壊の杖を目にした才人の顔色が一変!ルイズに駆け寄ると、杖を奪い取りゴーレムに向けて何やら構えると…

「これは魔法の杖なんかじゃねえ!こうやって…使うんだ!」



ロケットランチャーだー!!
なんと破壊の杖とはこちらの世界の兵器のことだった!
才人の紋章の力で強化されたのか、あれほど頑丈だったゴーレムも一発で上半身がコナゴナに吹っ飛んでしまいます

「す、すごい…」

「平民なのに魔法の杖を扱えるなんて!?さすが私のダーリンね!」

「そ、そうじゃなくてまた体が勝手に…」

うーむ、流れるようにロケットランチャーを発射態勢に持って行ったのは、
てっきり才人がミリタリーオタクなせいかと思いましたが、そうではなく剣と同じでズブの素人だった様子。
紋章の力は異世界の兵器にでも効くみたいですね。なかなか発動しないけどその分便利だなぁ


「動かないで。盗んだはいいけど、使い方が分からなくて困ってたの。
 魔法学院の誰かを連れて来れば、きっと上手いこと使ってくれると思ってね…」

才人達が勝利に酔いしれる中、正体を現したロングビルさんがロケットランチャーを構える!やっぱりフーケはこの人だったのか…



「生徒が来たのはアテが外れたけど、そこの使い魔君なら出来ると思ったわ。さすがガンダールヴね」

ガ…ガンダルフ!?(えー
さっきの「ガンダ…」っていうのは、ガンダムじゃなくてロードオブザリングのことだったのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そして「お前らにもう用はないぜ!」と銃爪に手をかけるフーケ!しかしロケットランチャーからはカチカチと弾切れの音が…
弾切れの意味が分からずフーケがうろたえる中、スキを突いた才人が重い一撃を加える!

「ぐあ…っ!」

「あいにくこれは単発式でね…!ロケットランチャーっていう、オレの世界の武器だ」

あーなるほど一発しか…バイオハザードだと無限に撃てるんで知りませんでした(えー



終わってみれば才人一人が大活躍だった今回の事件。キュルケもルイズも頼もしい姿にますます惚れ直すのでした



「今日の祝賀会の主役は君達だ!今回の一見は宮廷も高く評価しておる、
 君達3人には王室より何らかの褒賞があるだろう」

学院に戻って学院長からねぎらいの言葉をかけられるルイズ達。
それにしてもじーさん、自分の秘書が不祥事やらかしたことについてはコメントなしですか(えー
平民の才人には残念ながら褒美はありませんでしたが、そんな事より才人には聞いておきたいことが…

「オレはこっちの世界の人間じゃない、何も分からずルイズに召喚されたんです。
 あの破壊の杖は…オレの世界の武器なんです。あれを一体どこから…?」

「なるほど、そうじゃったか…」

才人の境遇を聞いて、ロケットランチャーを入手したいきさつについて話し始める学院長。
30年ほど前、学院長がとある森の中で魔物に苦戦していると
そこに現れてロケットランチャーで魔物を倒してくれた人間がいた。
その人は元々ひどいケガをしており、必死の手当てにも関わらずロケットランチャーを残してこの世を去ってしまった…




と、学院長を助けてくれたのは何かの拍子に召喚されてしまった軍人さん。30年前と言うとベトナム戦争あたりでしょうか?
結局その人が何者なのか、どうやってここに来たのかは分からずじまい。
4話のエロ本に続いて、またしても才人は自分の世界に戻る手がかりを掴めなかったのでした


才人だけがしょんぼりと肩を落とす中、盛大に開かれた祝賀会。
キュルケはイケメン貴族達に囲まれ、長門は無言ででっかい肉をほおばり…って
大食いキャラってところまで長門と共通かよ!本当にタバサは長門そのものだな

そして落ちこぼれから英雄となり一躍脚光を浴びるルイズ。
しかし、次々に声をかけてくる貴族を無視してルイズは才人の前へ…

「お…踊ってあげてもよくってよ」

「は…?それを言うなら踊ってくださいじゃないのかよ」

「き…今日だけだからね!私と…一曲踊ってくださいませんこと、ジェントルマン」

ツンデレ大爆発キター!!
踊り始めは割と平気そうなのに、踊り続けるうちにみるみる顔が赤くなっていくルイズ。
まったくツンデレはこれだからやめられないぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あ、あの…ありがと…」

「なんだよ急に、お前今日ちょっとヘンだぞ」

「ゴ、ゴーレムに潰されそうになった時助けてくれたじゃない。そ、そのお礼よ…」

「何言ってんだ、当然だろうが。オレはお前の使い魔だからな」

自分の世界には帰りたいけれども、使い魔としてやっていく覚悟はすでについていた才人。
ルイズは満足そうな笑みを浮かべて踊り続けるのでした。次回へ続く!



今回は「才人の紋章発動まだー?ルイズとの進展まだー?」という今までの不満が一気に解消された回でした。
2話からずっとこういう展開が見たかったんだよ!やっぱり量より質、ハーレムよりツンデレですよ(えー
今まで2人の絡みはひたすらルイズに叱られるだけでしたが、今後はもう少し違ったアクセントがつくんでしょうか。楽しみです


(C)2006 ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会


8月8日

■出ましたっ!パワパフガールズZ6話 「ファジー・ラムキンス」「姫子なプリンセス」

バ、バカな!2人のノリにバタカが抵抗なくなるどころか、完全に染まっちまったあああああ
くそー。いいけどね、それでもバタカが一番可愛いから:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というかまるっきり鯉のぼりの目してるのに、ちゃんと可愛く見えるってすごいことだと思います(えー

今回はモジョ以外の敵・ファジーとプリンセスが登場。やっぱり複数の敵キャラと戦っていくアニメなんですね(前作全然知らない
しかしモジョもファジーも、パワパフの武装がまるで通用しないっていうのはどうなんでしょうか
3人には必殺技がないので、敵に武器が効かないと基本的にお手上げなんですが
これから強敵が増えていきそうな中で、3人がどこまで戦っていけるのか気になるところ。
まあそのうち、ストライクハイパーブロッサムとかデスティニーローリングバブルスみたいな名前にパワーアップ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ただ、戦闘に関しては今回格段に動画がよくなってましたね
今までは動きに関して言うならMUSASHI的だったので、今回の派手なアクションにはかなり驚きました
でも動きが良かったのは後半15分だけだったので、これからずっとっていうのは無理だろうなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

あと寝起き姿のケンはメラ萌えだと思いました、以上。(えー

(C)2006, Cartoon Network, Toei Animation, Aniplex, and TV Tokyo.




■ガイキング LEGEND OF DAIKU MARYU32話 「武器ナシ弾ナシ親友アリ!二人ぼっちの地上戦!」

「う…?助かったのか、私たち…」

「まあ助かったっつーか、何つーかなぁ…ぐるっと回ってみたけど見事な無人島だぜ。
 ガイキングとスティンガーもこんなだし、しばらくは動けねえな…」

前回地上へと吹っ飛ばされてしまったダイヤ。ギリギリでリチャードさんも一緒にやってきたらしく、
二人そろって無人島へと流れ着いてしまいます。しかもガイキングとスティンガーの燃料はスズメの涙。島から動きが取れません

「う…?うわああーっ!なんてことしやがるっ!」

しかし起き上がった途端奇声をあげるリチャードさん。
なんと気絶してる間に、リチャードさんはダイヤによってすっぽんぽんにされていました

「ああ…濡れたスーツそのまま着せておくわけには行かねえだろ」

「だ、だからって女の服を脱がすなんてっ!」

「風邪ひくよりマシじゃねえか、どうせお前の裸なんて見てもどうとも思わねえし。
 シズカさんの半分ぐらいしかなさそうだもんなぁ」

お、お前なんてことを!シズカさんと比べたらルルなんて半分どころかゼロに近似されちゃうよ!(えー
それにしてもダイヤは巨乳好きだったのか。そーかそーか
ダイヤ×シズカさんを期待している私としてはいい展開:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


そして無人島でのサバイバル生活を続ける二人でしたが、数日もしないうちに
大空魔竜の支援組織から迎えの飛行機が。

「ダイヤくぅぅーーん!」

「ナオト!?はははっ、元気だったか!?」

ダイヤが見つかったと聞いて、いてもたってもいられず飛行機に乗り込んできたナオト。
じつに29話ぶりの二人の再会です

「どうしてもダイヤ君に会いたかったんだ…!
 あんな形で別れちゃって、ずっと君のことばかり考えてて…
 君が地上にいるらしいって聞いて、そしたらもう我慢できなくて!」

微妙にやおい的な雰囲気を漂わせつつ再会を喜び合う2人でしたが、
そこにガイキングを狙って現れた鉄獣の襲撃が!
すかさず迎撃に出るダイヤ達。しかし、燃料切れ寸前・合体パーツもないガイキングではまるで歯が立ちません
そこへ、こんなこともあろうかと地上で開発しておいた予備の合体パーツが到着!ダイヤはガイキングへと合体し反撃に出る!



合体!ガイキング・グローイングフォーム(えー

「あれぇ…?なんか色違うじゃん」

「カッコ悪いな、これ…」

真っ白けっけな外見にどうにも気が抜けるリチャードさん達。
なんの敵さえ倒してしまえば外見なんて!食らってくたばれハイドロブレイザー!

パキンパキンパキンパキン

しかし鉄獣のヘッポコそうな盾ひとつ壊すことができません
やはりダリウスの技術を結集して開発したガイキングと違って、
メイドインジャパンの予備ガイキングでは十分なパワーが出ないのです

ガギイイイイ!!

「ぐああああーっ!」

「ダイヤくーーんっ!!」

鉄獣にパワー負けしてピンチに陥るダイヤ!その時、普通ならヒロインが叫びそうなタイミングでナオトからの声援が!

「っ…!まだだッ!ダリウスのには及ばなくたって、
 この手足には地上のみんなの思いがこもってんだよ!行くぜピュリアッ!」

「おうっ!スペリオルスカイ、ブースト・オン!」

アァァァカシック
バスタァァァァァ!!

逆転のアカシックバスターを叩き込み鉄獣を粉砕!ダイヤ達はなんとか危機を脱するのでした



「この状態のガイキング、登録コードどうするかねぇ」

「ああ、もうダイヤ君に聞いて入れましたよ」

「え…カイキンク!?って何よ!」

「いやぁ、ガイキングよりはやっぱちょっと力が入らない感じだから、カイキンクかなって」

ヘッポコガイキングの名前をカイキンクと命名するダイヤ。
確かに濁点の多いグレートマジンガーとかクレートマシンカーにするとすげぇ弱そうだ(えー

ラスト。ダイヤから父さんを見つけるまで帰らないけど僕は元気ですという手紙を受け取り、
落ち込み気味だったダイヤママンは元気を取り戻すのでした。
(*´Д`)ハァハァママンかわいいよママン 次回へ続く!


(C)テレビ朝日・東映アニメーション


8月6日

■内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎4話 「復讐者…リベンジャー」

前回、東京地検特捜部に連行されていった松坂議員。
やはりそれは「証拠不十分の秘書給与問題」という仕組まれたシナリオでした。あっさりと釈放されてしまいます

「松坂議員、何か一言!」

「もう秘書は雇わんよ。秘書給与問題だけに窮余の一策、なんつってハッハッハッハ!」

しょーもないオヤジギャグを飛ばすほどの余裕。
無数のテレビカメラの前でこれとは…まだまだこいつを追い詰めるには時間がかかりそうです



ってインタビューのマイク多すぎだってば!
顔面が埋めつくされてるじゃん!というか右上のやつなんてロールパン持ってるように見えますよ!(えー



「いい気なもんだね松坂さんよ…あんたが言ってた力ってやつを、
 このオレが剥ぎ取って丸裸にしてやるゼッ!」

というわけで、打倒3勢力のためにより強力な包囲網を築き始める財前。
なんと内閣総理大臣に会うために、首相官邸にまでアポなしで突撃!しかしこの総理がとんだクソ野郎でした

「あーなるほど…?却下だ却下!未来永劫却下だよ!
 権力犯罪取締法も内取も、政官の不祥事を誤魔化すためのものなんだよ!
 そんなことも分からんのか?政官の権力犯罪、一切取り締まるべからず!
 せいぜい日本のFBIとおだてられ、将官気取りで座っていたまえ」

テレビカメラの前では「権力の私的乱用は許さない!政界にはびこる悪は一掃する!」と息巻いている総理も、
本音を言えばこのザマです。正攻法では話にならず、なんと財前は総理の秘書を口説くことから始めます

「あぁ〜ん…♪よそ見しちゃいやぁん…」
部屋に入ってきた総理に目もくれず、財前にまとわりつく美人秘書。どこの風俗嬢だよコイツ(えー

「ふ、ふざけるなァ!貴様は今すぐ罷免だ!」

「面白ェッ!やってもらおうじゃねえか!」

オレの女に手を出すなー!財前の行いに総理は怒り爆発!
しかし総理大臣のクビ宣告もどこ吹く風、はいはい罷免罷免と余裕たっぷりの財前。
そんな財前が胸元から取り出したのは数枚の写真!それを見た途端総理の顔色が一変して…

「な…これは!?なぜこれをお前が!!」

でぇーっ!?ホントに風俗そのまんまー!!
名ばかりの秘書にメイド服やらナース服やら着せまくり!来る日も来る日もセクハラ三昧の日々を過ごしてきた総理。
総理大臣みたいな人までメイド萌えとは(ノ∀`)もう日本は骨の髄まで萌えに侵食されてるなー(えー

「ごめんなさい総理〜、アサミが渡しちゃったぁ」

「罷免するなら、この総理執務室でのあんたのハレンチ行為を国民に公開するだけだぜ」

エロ写真を盾に総理をゆする財前。というか秘書は自分の事を名前で呼んだり、
「ごめんなさい総理〜」が「ごめんなさいソーリー」に聞こえたりで、本格的に頭の弱い子に見えますね(えー

「こ、これで私の政治生命も終わりか…」

「それが嫌ならオレ達と一緒に戦うんだな。選択の余地はないよ、総理?」



秘書を落とすことにかけてはホスト顔負けの財前。
今度は大鹿建設の男社員誰もが怖じ気づいたという社長秘書、ローゼンメイデンアイアンメイデンこと白石恵を落とすことに成功します
そんな彼女の協力もあって、大鹿建設から松坂議員への闇献金受け渡しの現場を押さえる財前たち。
その現場とはなんとゴルフ場!ゴルフバッグに札束を詰め込み、何食わぬ顔で受け渡しを行っていたのです

「慌てない慌てない。とりあえず遊ぼうぜーい!」

「は…はぁ!?」

なんと、札束の入ったバッグを突き止めておきながら、それを放っぽらかしてゴルフに興じる財前。
ローゼンさんや望月さんが( ゚д゚)ポカーンとする中、突然周囲に重火器を持った荒くれ者たちが出現!

「実はこのゴルフ場…覇王黒龍会系列の会社が経営していてね。
 そう簡単には10億を押収させてくれないぜ」

「さあ…大人しゅう死んでんかァ!!」

「オシマイだぁー!」

周りを囲む極道の数はざっと数十人!ケンカのプロがこれだけ揃っていては、いくら財前でも…
しかしこんなこともあろうかと、すかさず怪しげな端末を取り出す財前。
そのスイッチを押した途端、いきなり周囲から煙幕が発生し極道達の視界を奪う!

「ゲホッゲホッ!あ、あのボケ…!見つけたらタダじゃ済まさへん!」

「な…なんや、林の中から何か来る!?」

ドガガガガガガ!!

なんと林を蹴散らして現れたのは巨大ダンプ!
鉄人28号のリモコンみたいなのでダンプを遠隔操作し、逃げ惑う極道どもに財前は大はしゃぎ。
てめえらじゃ弱すぎて話になんねぇぞーっ!と邪魔な極道を片付け、ゆうゆうと財前達は10億を持って逃げるのでした

「わ、若!財前の外道がどでかいダンプで…!
 1番ホールを潰したあげく、駐車場の車まで踏み潰し10億ごと逃げやがりました!」

「なにィ!?」

極道に外道呼ばわりされるほど好き放題やらかして行った財前。
ボーボー炎上するゴルフ場を前に、若頭の陣内は怒りで脳みそ爆発寸前です
しかしその場にはまだ1億分のバッグが!ラッキーあいつら落として行きやがったぜー!と駆け寄ってみると…



そこにはゴメンねこれで弁償するから許してちょという財前の書き置きが。
もはや陣内の怒りはレッドゾーンを通りすぎて大噴火!陰陽弾をくらえー!うおっ 連射っ!
どう見ても拳銃なのに、マシンガン以上の超速連射で書き置きを粉砕してしまいました。すげー

ここまでコケにされて黙っていられる陣内ではありません。早速「財前を葬る手は打った」と反撃の手はずを整えます
その頃、内閣権力犯罪強制取締局には新しい女性メンバーが!この人が陣内の送り込んだ刺客なのか!?次回へ続く!



(C)北芝健・渡辺保裕/財前丈太郎製作委員会


8月5日

■神羅万象チョコ第二章・第2弾

やっとウェハース地獄から解き放たれました!



前回主人公キャラはショウだけ最後まで出なくて、シズクがダブりまくりだったんですが今回はまるで逆。
ショウとシオンが異常なまでの引きで、シズクとアスタ様は最後の最後まで出ず…(´・ω・`)
というか今回のアソートは酷すぎ!ワンブル博士→モンキン博士の順とか、シズク→アスタ様の順とか
明らかにいらないカードを並べたり、明らかに人気のあるカードを並べたり偏りすぎですよ!

例えば。2つ並んだカードを買った場合、一枚目でワンブル博士が出ると「なんだよこんなカードかよー」とガックリきている所に
2枚目で確実にモンキン博士の追い討ちが来るので散々な目に遭います
今回は3度もこの地獄コンボの憂き目に…ちくしょう誰がこんな事を
モンキン博士→シズクとかワンブル博士→アスタ様みたいに、分散させればいいじゃないですか。
少なくとも片方欲しいカードが出た方がみんな幸せになれるよ!(えー

シオンは今回ポンポン出てきましたが、以前よりもキャピキャピ(死語)した雰囲気になっててちょっと残念。
以前のキリッとした真面目顔が好きだったので、ちょっとイメージのギャップがね…



今日は劇場版仮面ライダーカブトを見てきました。ということで感想を一言。
なんだコレ
期待外れすぎる!うおおーっちっくしょー!TV版の方は平成ライダーでも特に気に入ってるんですが
映画はそのTV版の良さが完全に殺されてる感じ。具体的に私がTV版の気に入っているところというと、
・料理に対する異常なまでのこだわり
・天道と剣坊ちゃまの破天荒ギャグ
・何があっても堂々とペースを崩さない天道
・迫力の戦闘シーン
・クソ燃えるEDソングのFull force
この辺なんですが、これが全部ない。
料理なし、ギャグなし、天道テンパりすぎ、必殺技も撃たずにくたばるライダー、Full forceは使用されず…ってあんまりですよ
唯一観客席から歓声が沸いたのが、次長課長がムリヤリゲスト出演したシーンってどうなのよ…(マジ

とにかく話はシリアス一辺倒、しかも長話の連続なので戦闘描写はかなり薄いです
TV版の戦闘で一番好きなのが、必殺技を撃つ寸前にスパークする部分なんですが
“ONE!TWO!THREE!” 「ライダー…キック!」“RIDER KICK!!” バチバチバチバチ←ココ
とにかく大技が出ない…必殺技が使われたのって、あのシーンあのシーンくらいじゃないですか(えー
先週ガタックがやってた三位一体魔弾蹴りみたいなのを期待してたので、戦闘パートが一番がっくり。
あのライダーなんてアレに倒されちゃうし。アレに倒されちゃライダー失格だろ!もう頭を抱えたくなったよ!
もう1人、↓な感じでひどい散り方をしたライダーもいましたが…
「シャア少佐助けてください!減速できません!シャア少佐ーっ!」
「クラウン…残念だがライダーに大気圏突入能力はない…!」
うう…せめて必殺技で散ってくださいよ…。BLACK RXは第一話で大気圏から地表に激突してもピンピンしてたぞ!(えー

あ、でも武蔵の演技は良かった。思ってたよりずっと上手い喋り方でした。
ただすぐに変身してしまったので、生身の演技をもっと見てみたかったなぁ。


カブトはとにかく不満タラタラでしたが、その反面ボウケンジャーが良かった。
普段は割と流し見なところがあるんですが、今回はグイグイ話に引き込まれていく感じで見ごたえ十分でした。
いつも冷静なピンクが「た、助けて!虫だけは、虫だけはダメなんですーっ!」と逃げ惑うシーンに萌えて、
「オレには親がいないけど…家族ってさウオアーーー!とすっ飛んでいくブラックに笑って、
そしていつも通りナイスガイなレッドに燃えた。いい映画です。これはいい映画です。(2回言った
ボウケンレッドはとにかく声がいい。この声で決めゼリフとか叫ばれるともうたまんない。
それに普段格好いいだけに、ギャグシーンになるとギャップで余計笑えますね。
先週の金魚にされたレッドもそうですが、映画の半ケツレッドは爆笑することうけあい(えー

ただ、ひとつ言うとすれば「これがオレのプレシャスだ!」「これがオレの冒険だ!」のシーンは
もっとそのセリフに辿り着く過程を掘り下げて欲しかったかな。なんだかその場の勢いだけで言ってる感じがあったので。
そこさえ良ければ、本当に言うことなしの100点でした。でも十分楽しませてもらったので、80〜90点くらいはあげてもいいですね。



一言のつもりがずいぶん長くなってしまった…財前今日中に書けるかなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


8月3日

■いぬかみっ!18話 「まんもすたいへんっ!」

うーん…微妙度で言えば前回を上回ってしまった感じです。
「蛙よ破砕せよ!」と「だいじゃえーん!」の繰り返しな戦闘、ぺぺぺぺっぺーぺっぺけぺっぺっぺーと気の抜ける戦闘BGM、
そして作画崩壊。「いぬかみのダメな部分が盛りだくさん!全部まるごとダメ!」な印象が…(えー
そんな中で変態だけは今回も大活躍でしたが、やはり他の部分が目について結局ノリ切れませんでした。

ただ、赤道斎に妄想を暴露されるシーンのなでしこが凄いことになってましたね

「あっ…!やめて…!あぁ、あ…!やだ…あ、そんな…いやぁ…!
 やめて、見ないで!見ないでー!」

声だけ聞いてるとなんのシーンなんだかもう
実際に暴露された妄想は、薫と散歩とか薫とメリーゴーランドとか、それくらいのものなんですが
名塚佳織の微妙に上ずった声で、こんなセリフ言われてしまうと鼻血が止まらないから困る(えー
正直生まれて初めて「名塚佳織って上手い声優だったんだなぁ」と思いました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


まぁ本編は色々とアレでしたが、今回はまだその後に驚くべき隠し玉が!

へんたいへんたいへんたいと〜♪って
なんと今回はエンディングテーマが変態バージョンに差し替え!
しかもところどころで「ウホッ!」「ウホッ!」って聞こえるのは某ホモ漫画か!?某ホモ漫画の影響なのか!?(えー
というか本編の作画が微妙だったのは、それよりもエンディングの作画を優先したからだったんだろうか…
すげぇ…いぬかみスタッフは全てを捨てて変態と心中するつもりです(えー
まさかここまで変態に賭けていたとは…正直恐れ入りました
というか歌担当してるすーぱーぞうさんずって誰だよ!絵コンテの人も赤道く斎とか明らかにうさんくさい!


そして次回予告も一味違います
「もはや私にもどこへ行くのかさっぱり分からないこの作品。その特殊性ゆえか、参加したくても出来ないクリエイター達
 だが、そんな中にあえて自ら飛び込む勇者が現れた!「僕に…脚本を…書かせてくださァァァい!」
 小説家築地俊彦、彼もまた立派な変態である!
 次回まぶらほ!いやもとい、いぬかみっ!もっこり啓太の思うツボっ!類は友を呼ぶ…思う壺だな…」

うおーまぶらほ作者キター!と思いきや頭の中でまほらばと間違えました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まぶらほとかまほらばとかまらぼほとか全然分かんないから!
マジで区別つかないよ!まぁ区別つかないと言うより、まほらば以外ほとんど知らないと言った方がいいですが…
はぁまったく、世の中のひらがな四文字タイトルなんて滅びてしまえばいいんだわ(えー

(C)有沢まみず・メディアワークス/犬神使い派遣協会


8月2日

■ゼロの使い魔5話 「トリステインの姫君」

 

「うかつだったわ…品評会のことすっかり忘れてた」

「品評会?」

「そういう毎年恒例の催しがあるのよ、生徒達が召喚した使い魔を学院中にお披露目するというね」

たったの一日後に控えた使い魔品評会。話を聞けば、国のお姫様まで見物にやってくるという一大行事だそうです
すでに他の同級生は本番に向けて特訓の最終段階、こんな時期までド忘れしていたルイズはまさに一生の不覚です

「とにかくハジをかくのだけは避けたいの…あんたは喋れるんだから
 壇上で気の利いたスピーチでも、と思ったんだけど…」

どっこいパンツを洗うしか能のない才人。
ゆとり教育の弊害でどうにも敬語がヘタクソです。
とてもスピーチはできそうになく、みんなの前でパンツ洗えばいいじゃないと連呼する才人。そんなにパンツが好きかー!
ああそれにしてもなんてメイド服の似合う男なんでしょう(えー
正直シエスタより100倍メイド才人の方がいい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というか女装ショーとかにでもした方がいいんじゃないでしょうか。多分こういう人達が大喜びしてくれる(えー


とりあえずゲキリュウケンを手に取って、何かできないかと考えてみる才人。
しかし素振りをしてみても重さに負けて足腰フラフラ、芸以前の問題です。ああ、魔弾キーさえあれば…

「なあデル公、お前何か度肝を抜くような芸の一つくらい知ってるだろ?」

「バカ言うな、あいにく俺は実戦用だ」

む…なにげにゲキリュウケンの名前が初めて呼ばれましたよ。デル公っていうと…?
スタッフロールを見てみれば、フルネームはデルフリンガーだそうで。
へえ、なかなか立派な名前してるじゃないかゲキリュウケン。よく覚えたよゲキリュウケン。(えー

そして学院へとやってきたお姫様アンリエッタ。
さすがに最高位の貴族だけあって、学院の生徒も教師も総出でお出迎え。ちょっとしたパレードです

「へえー、可愛いじゃん」

「黙ってなさい!使い魔のくせに無礼よ!」

「へいへい…」

遠目にお姫様を眺める才人たち。いつものように怒鳴りつけるルイズでしたが、その表情は普段と大違いです
ぽーっと頬を染めてお姫様に見とれるルイズ。なにこれ百合百合でキュアキュア?ふたりは百合キュア?(えー



そしてその日の夜。一日剣の特訓をしていた才人でしたが収穫はまったくなし。
「何よその変な剣技ふざけてるの?」「なんだと(@u@ .:;)」と人に見せられるレベルではありません

「たかが一日で何かやろうってのが無理なんだよ、やっぱさァ…慣れてるパンツ洗いの方向で…」

「……」

「ま、待った待った!真面目にやる!やりますです!」

コンコン

品評会にはまるで成功の見通しがつかない状態。そんな時、こんな夜中に誰かが部屋のドアをノックして…

「久しぶりね、ルイズ・フランソワーズ!」

「ひ、姫殿下!?」

なんと訪問者はお忍びでやってきたアンリエッタ!実は2人は幼なじみの関係だったのです
それも悲しい時は抱きしめてあげるという約束まで交わした仲。
アンリエッタは久々の再会に感激のあまり泣き出してしまいます
というかこいつら、話してる間どっちも赤面しっぱなしだな…もう疑う余地がないくらいの百合です
私は昔から百合とゆで卵だけはダメなので、正直見ててマジしんどいところです(えー


「いけません姫殿下、こんな下賤な場所へお一人で…!」

「そんな堅苦しい行儀はやめて、ルイズ・フランソワーズ…ずっと会いたかった。
 父上が亡くなって以来、ずっと心を開いて話せる相手もいなくて…」

それにしてもさっきから言ってるフランソワーズというのは?ルイズの名字は確かヴァリエールとか…
って、フルネームだとルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだったんですね。舌噛みそうな名前だ

「ああそっか、お姫様が来るからオレに慌てて芸を…」

「黙ってなさいッ!それに姫殿下の前で何ボケッとつっ立ってるのよ!」

「よいのですよ、楽にしてください使い魔さん。あのモット伯にたてつくぐらいですものね」

「え…?」

「安心してルイズ。宮廷内で少し騒ぎもあったけど、咎めはありません」

「じ、じゃあ姫様が…」

なんと。前回「厳罰も覚悟しておけ!」とブチ切れまくっていたモット伯から何もなかったのは、
この姫様が権力でもみ消してくれていたからなのでした。
ありがたい話だけど、この姫は内閣権力犯罪強制取締局にだっぽんされる側の人間だな(えー

「ここ数年で一番楽しいひとときでした。ありがとうルイズ・フランソワーズ…」

「私もですわ、姫様…」

「使い魔さん、明日はがんばってくださいね」



そしてやってきた品評会本番の日。生徒達がそれぞれの芸を披露していく中、とうとう準備ゼロのルイズ達の番に…

「いいこと、一礼して戻ってくるだけ…余計な真似はしないでね」

「さんざん練習させといてそれかよ!」

「いいのよ!姫様にあんたのことバレちゃったから!」

「しょ…紹介いたします、私の使い魔・平賀才人です。しゅ、種類は…」

「がんばれー、ゼロのルイズ!ははははは!」

「種類は…平民です!」

「ハハハハ!種類が平民って、そりゃ身分だろぉ!?」

「さっすがゼロのルイズ!期待通りだぜー!」

やはり魔法学校ののび太くんの宿命か、さんざんバカにされて煽られまくりのルイズ。
姫様の前でこんな晒し者にされて、さすがのルイズも目がうるうると…

「うるせえッ!黙って見てろ!行くぞデル公!」

今にもしょぼんと消え入りそうなルイズをかばって、ずいっと前に出る才人!こういう時は頼りになりますこの男

「はぁ…?行くってどこに行くんだよ?」

「…お前さあ、少しは空気読めよ!これからオレが華麗な剣さばきを!」

「知るかよ、いきなりこんな所で抜きやがって」

「ハハハハ!あれは何の真似だ?自分の剣とケンカしてるぞ!」

「ダーリン、相変わらずやること為すことが異常でステキだわ〜!」

「…最っ低…!」

(ノ∀`)アチャー逆効果もいいとこ!まるっきり空回りして余計に恥を晒す才人
キュルケとか何気にひどいわ…本人は絶賛してますが完全に異常者扱いです
結局会場は爆笑の渦に包まれたまま、すごすごと才人の耳を引っ張ってステージを後にするルイズ。


「…お辞儀するだけって言ったでしょ!?」

「でもウケてたじゃん」

「物笑いになっただけじゃない!」

ぎゃーぎゃーと言い合いながらステージの裏にやってきた2人。
しかし偶然にも、ルイズ達は宝物庫の壁をガスガスと殴る土の巨人を目撃してしまいます

「ちっ…ここまで頑丈な固定化魔法だとは…」

ゴーレムの主は巷を騒がせている大泥棒・土くれのフーケ。
品評会で学院の人間が会場に出払っているスキに、手薄になった宝物庫を襲撃してきたのです。
しかしさすがは魔法学院の宝物庫。並の攻撃で壊れるようなヤワな防壁ではありません
そんな時にルイズ達が現れてしまって標的変更!見られたからには生かしちゃおけねー!

「運が悪かったねぇ!」

「危ねえっ!?ぐあああああっ!」

「才人!?」

ぬーんと伸ばされるゴーレムの腕!とっさにルイズをかばった才人がその巨大な手の中に!
気分は大猿ベジータににぎにぎされた時の悟空です。ハナクソをほじる力も残っちゃねえや…す、好きにしろ…

「才人を放しなさいっ!ファイヤーボール!」

ボガアアアン!

「こっ、殺す気か!?」

「う、うるさいわね…!ちょっと間違えただけじゃない!」

才人を助けようとするルイズでしたが、メラと間違えてイオを唱えてしまいます(えー
しかも狙いが大きく逸れて、危うく才人の顔面が爆裂するところ。
しかしなんと、ルイズの魔法でとばっちりを受けた宝物庫にたやすくヒビが!
相当にレベルの高い魔法で防御されている壁が…どうやらルイズの魔法には何か秘密がありそうです。
例えば、魔法の才能が凄すぎて今は全然使いこなせてないだけとか…?

「…なんにしても好都合だ。行け!ゴーレム!」

しかし才能があろうがなかろうが、結局宝物庫の魔法防壁をブッ壊してしまったルイズ。
フーケはラクラク壁に大穴を開けると、目当てのお宝を盗み出して即トンズラしてしまいます

「なんたることじゃ…!よもや宝物庫が破られるとは…」

学園長が気づいた頃には時すでに遅し。フーケの姿はどこにもなく、ゴーレムの残骸となった土くれだけが残されていました。
どうやらフーケが盗み出したのは、王宮にとっても相当貴重な宝だったようで…
この件を城に報告するべく、バタバタと帰っていくアンリエッタ。それを見送るルイズの表情も不安げです

「姫様の責任問題にならなければいいんだけど…」

「責任?たまたま来てる時に盗賊が入ったからって…」

「最近宮廷内でよくない噂を聞くのよ、私が心配しても仕方のないことだけど…」

宝を盗まれたことで、姫様がだっぽんされやしないかと不安がるルイズ。
あーこれはあれか、「宝を取り戻さないと姫の身分は剥奪じゃ!」な展開で
姫のためにルイズ達がフーケ追撃パーティ結成とかそんなんでしょうか。
うーんいくらなんでも剥奪はないか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン ともかく気になる次回へ続く



それにしても、作画はまったく文句ないんですが気になる部分がちらほらと…
特に才人関連。才人はいつも最初はカッコいいのに後が続かないなあ
4話で貴族に啖呵切ったまではいいけど、その後何も出来ずに貴族に全部解決してもらったり
品評会でルイズをかばったまではいいけど、その後何も出来ずに余計傷口を広げたり
ゴーレムからルイズをかばったまではいいけど、その後何も出来ずにニギニギされて終わったり
なんか野球に例えると、毎回先頭バッターが出塁するのに後続が全部凡退して結局0点な感じでしょうか(えー
ギーシュの時みたいに力を発揮するのはいつなんだろう…思ったより紋章の発動条件は厳しいんでしょうかね


それと才人は品評会に、なんで金ぴか剣よりゲキリュウケンを持って来たんでしょう。
モット伯の時は迷わず金ぴか剣を持って行ったのに、今度はゲキリュウケンって…どう考えても普通は逆の剣持ってくぞ!
まさかゴーレムとの戦いでゲキリュウケン覚醒の伏線か?と思ったら見事に何もありませんでした
ゴーレムとはもっと激しいバトルがあると思ったんですけども…うーん来週に期待

最後にひとつ。フーケの正体は髪の色とおっぱいどう見てもロングビルさんですね(えー
よーしこれでフーケをとっ捕まえた時に
「才人さんはとんでもない物を盗んでいきました、私の心です」な展開希望:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


(C)2006 ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会


8月1日

■ガイキング LEGEND OF DAIKU MARYU31話 「見よ!讃えよ!ひざまづけ!荒神グレート降臨!」

キャプテン代理・ルルの初陣にして、大空魔竜VS天空魔竜・大地魔竜ガイキングVSライキング・バルキングという
両軍総力をあげての戦いとなった今回の話。
大空魔竜は他の魔竜二体を強引に組み伏せると、内部に侵入して白兵戦を挑むというランバ・ラル戦法で勝負に出ます

しかし同時に天空魔竜・大地魔竜に侵入するとなると、ただでさえ少ないクルーを二手に分けなければいけないので
片方の部隊はほんの数人。こんなんで白兵戦なんて大丈夫なのか…って!

心配御無用!ザコども相手にリーさん一人で大立ち回り!
射撃の名手なうえに肉弾戦も超人並みかよ!まさに歩く兵器だ

一方、大地魔竜に侵入したシズカさんも、怪力でロボ兵士どもをティッシュ紙のように引き裂いていました
こ、こいつらなんて強さだ…一人で戦っても制圧可能なんじゃないのか!?百人力というか一騎当千というか…
しかし、順調にブリッジへと向かうリーさんの前に思ってもいない刺客が!

「…!?ま、待った!」

「どけ。私は戦わなければならない…最愛の主、プロイスト様のために」

「…手ぇ出さないでくれ爺さん!ちょっとワケありなんだ、この子とは…」

なんとプロイストに洗脳されたヴェスターヌが出現!
以前アバンチュールを一緒に過ごした相手なだけに、リーさんもうかつに手が出せません

(魔性の黒い炎みてえなのが彼女に取り憑いていやがる…!
 だとしたら…おっかねえけど方法はひとつ!)

ヴェスターヌが怪しげなオーラに操られていることを見抜いたリーさん。
なんと拳銃を放り投げると、棒立ちでヴェスターヌの攻撃を誘いに出る!

「さあ来なよ、真正面から恋人の胸に飛び込んでくみたいにさ」

「…軽薄な男め。死ね!」

な、なんだそりゃあ!たったひとつの方法っていうのは愛の告白か!?(えー
しかし容赦無用のヴェスターヌは、ビームサーベルを構えるとリーさんに向けて一直線に突撃する!

「拳峰・真龍拳極意!烈火破砕掌!!」

「あ…お、お前!?リー・ジェンシン…?」

洗脳解けるの早ぇー!登場してたった数分だよ!なんか気円斬をタテにしたような技を使ったとたん、
ツンツンだったヴェスターヌが一転してデレデレに!一体どんな魔法を使ったというんだ!
うーむ…リーさんが怪しげな拳法を使うのは前から知ってましたが、こんな超能力じみた技まで持ってる人だったとは…
というか「破砕掌」とかモロに破壊に関係するような名前なのに、洗脳を解くための技なのかよ

というわけでヴェスターヌを正気に戻したリーさんは、同じく洗脳状態のノーザに苦戦中のダイヤに
口頭で烈火破砕掌を伝授します。

「分かった!とにかく炎の力を平たいカベみたいにして、コクピットにぶつけりゃいいんだろ」

「大ざっぱに言やあ、そういうこった!」

「聞きかじりだがやってみるしかねえな…!オレの炎で正気に戻りやがれ、ノーザ!
 拳峰・真龍拳極意!烈火破砕掌!」

「…う…?な、何がどうなってやがる…ダイヤ!?」

マジかよあっさり成功だよ!こいつら洗脳を解く手段が豪快すぎ!
それにしてもノーザが美形すぎて目がくらむ。(えー やっぱりこのアニメで一番いい味出してるのはノーザだな
ノーザを正気に戻したことでライキングをゲット、そして同じ頃天空魔竜もすでに制圧されていました。
形勢逆転だぜバンザーイ!勢いづく大空魔竜のメンバーでしたが、どっこいプロイストにはまだ強力な隠し玉が!

「誉めてあげますわ、あなた達。まさかここまで追い詰められるとは思いませんでした。
 だが!常に相手の上を行くのがオレの主義なんだよ!
 天空魔竜よりpart1からpart25!大地魔竜よりpart26からpart50全機射出!
 全ゼルガイアよりpart51から500!全機射出!」

な…なにー!ガイキング達のpart1、part2、part3からなる3体合体をはるかに上回る500体合体!
無数のパーツが戦艦から射出され、恐怖の怪物を作り出していく!

「な、なんて化けモンだありゃあ…!」

「巨人…いや、魔竜か…!?」

「もはやコイツはそんな尺度には収まらねえ!赤き魔炎が生んだ超魔竜!
 
新しき世界を創り出す者!名前は、そう…超魔竜ドボルザークだッ!」

こ、この顔はまさか!?まさかーっ!?旧ガイキングキターー!!
全国のお茶の間があぜんとした旧フェイスオープン!超兵器ヘッドじゃないか!まさかこのデザインをボスキャラに持ってくるとは…
そしてBGMにはプロイストお気に入りのドボルザーク「新世界より」!というかロボットに名前つけるほど好きだったのね

「なんというおぞましい姿…!?悪魔としか呼びようがない…」

あ、あのうヴェスターヌさん、一応昔のガイキングの顔なんでもう少しオブラートに包むとかした方が…(えー
まあ私もまったくの同意見なんで気持ちはすごく分かりますが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

バオオオオオオ!!

言うだけあって桁違いのパワーを発揮するドボルザーク!
羽をはためかせただけで、ガイキングとライキングが岩壁にめり込むほど強烈に叩きつけられる!

「まだ完全体ではないが、ゴミを焼き尽くすにはこれで十分だ。
 オレはこれから地上を目指す、我が帝都と同じように地上人を殲滅してやるぜッ!」

プロイストが手近のグロテクターにデスファイヤーを放つと、なんと地上へのデスクロスポイントが出現!
ダンバインで言うと単体でオーラロードをこじ開けたみたいなもんです
想像を遥かに超えるドボルザークの炎の力!しかし、こんな化け物を地上へと送り出すわけにはいかない!

「止めなきゃ…!大空魔竜の総力を尽くしてこの場で!」

追いすがる大空魔竜がドボルザークにデスファイヤーを発射!しかし、ドボルザークも同じくデスファイヤーで反撃すると、
大空魔竜のそれが一方的にかき消える!うおーパワーがまるで違う!

「オレ達の決着はまた今度にしないとヤバそうだぜ、ノーザ…!」

「ああ、プロイスト…奴だけは絶対に許せんッ!」

「フェイイイスオープンッ!!」

フェイスオープンで一気に勝負に出るダイヤ!ノーザとタッグを組んでプロイストに突撃する!うおお手に汗握る展開!

「げ、限界だぁぁっ!クローズドフェイスッ!」

あ、あんじゃあああああ!?もうフェイスオープン終わり!?ちょっと待ってよちょっと待ってよ!
フェイスオープンと同時にCM入り → CMが終わると同時にクローズドフェイス ってなんだこりゃー!もう少し粘ってくれよ!

そしてクローズドフェイスで一瞬動きが止まったところへ、ドボルザークは大空魔竜をガイキングに向けて思いっきりブン投げる!
大空魔竜の熱烈なキッスを食らって地面にめり込むガイキング。さらに、そこへ追撃のデスファイヤーが迫る!

シュバッ!

「ライトニングデストオオオム!!」

「ぐああーーーっ!!」
ノ、ノーザー!!(泣)
タイミングよく助けに入ったノーザでしたが、ライトニングデストームはあっさりと弾かれこんがり黒コゲ丸焼きに!
シズカさん達も制圧した天空魔竜で援護に駆けつけますが、それでもほとんど焼け石に水です
体勢の崩れたままのガイキング達に向けて、ドボルザークはまとめて全員吹き飛びそうなほどのごっつい技を発射!

「オメガデスライトォォォッ!!」


(C)三条陸・稲田浩司/集英社

ベギラゴンだよどう見ても!(えー
なんにしろ危険極まりない威力には変わりない!この直撃を受けたらいくらガイキングでも…

「バルキィィィングッ!!」

その時、大地魔竜からすっとんできたバルキングが決死の体当たりで発射を阻止!乗っているのはリーさんか!?
てっきりヴェスターヌが乗ると思ってたんだけどなあ…(´・ω・`)
でもリーさんは大空魔竜一の射撃の名手だし、考えてみれば砲撃戦用のバルキングにはベストな乗り手なのかも。

とにかくこれで三大巨人・三大魔竜の揃い踏み!気を取り直して決戦の第二ラウンドが始まる!

「デスパーサイトォッ!」

「ハイドリュートカノン!コロナブラストッ!」

「まとめて相手してやるよ…!速射ミサイル!」

ドドドドドドドド!!



ミサイルの動画すげええええええ!
嵐のようなドボルザークのミサイル連射を全弾避け切るライキング!うひーマジ脳汁出まくり

「これなら…行ける!」

「ここまでだプロイストォッ!ハイドロブレイザアアアア!!」

「エンドレスバーーンッ!!」

「エレクトロ…!ブレイザアアアア!!」

ドッバアアアアア!!

ついに三大巨人の必殺技が同時に炸裂!ドボルザークの超巨体も、さすがにこれには全身爆煙の中へと消えていく!

「や、やった…!?」

あーバカー!敵のボスが煙に包まれてる時にそのセリフは禁止だー!!

「舐めるなよ地上人のカスども…!
 その程度の攻撃じゃこの超魔竜は倒せねえッ!!」

敵のボスに必殺技 → 爆煙に包まれる → 「やったか!?」 → 実は無傷の法則で、やはりまだまだ健在だったドボルザーク。
8本のタコ足シッポを凄まじい勢いで叩きつけ、ガイキングの左足・バルキングの右腕を瞬く間に切断!

「ぐがあっ!?あっぐっ…ぐおおおああーーっ!!」

そしてノーザの体にも恐るべき異変が!なんかカラータイマー生えてきちゃったよ!
ノーザの体を食い破るようにうごめく不気味な鉄球!一体これはどうしたことか…

「フハハハハッ!忘れたのかよ…お前はオレの生体部品、言わば使い捨てのスペアだってことを!
 その胸の鉄球は、お前に生まれつき埋め込まれている臓器の一つなんだ!
 死にでもしない限りオレの支配からは逃れられねえ!さあ、誰がご主人サマだか思い出したか…?
 敬意を込めてオレの名を呼んでみろォッ!」

俺の名前を言ってみろ劣化レプリカ!
プロイストの外道なクローン技術により苦しみもがくノーザ。
手段を選ばないそのやり方にダイヤは激しく怒りを感じます

「ガイキング…!立ってくれガイキングッ!
 こんな悪魔を地上に行かせてたまるもんかっ!
 まだ行ける、もう一度フェイスオープンで…!」

「いけませんダイヤ君!超魔竜の魔炎の力は、
 ガイキングの8倍は下らないでしょう…また弾かれます」

「じゃあ…諦めろって言うのかよ!」

「いいえ、手はあります…奴の炎を遥かに超え、10倍の火力を手に入れる方法が!
 ガイキング・ザ・グレートになるのです!
 ガイキングのボディ、ライキングの腕、バルキングの足…3体の最も強固で
 優れた部分を集結合体することにより誕生する、究極の炎の巨人です。
 3体が揃い、戦いの中でダイヤ君の炎が大きく成長した今なら、あるいは…」

「10倍…フェイスオープンの倍以上、か…?
 出せるのかオレに…そんな炎の力が…」

サコン先生に授けられた最後の切り札、その名はガイキング・ザ・グレート!
常人を遥かに超えた炎の力を必要とするため、これまで理論上の存在でしかなかった最強の巨人。
ちなみに、普段ダイヤがフェイスオープンで使っている炎の力はガイキングの4倍です。
それでもフェイスオープン初使用の時などは、ダイヤの炎の力を使い果たして戦闘不能になってしまったほど。
果たして10倍もの力を必要とするグレートに、ダイヤの体が耐えられるのか…

「本当…なんだろうな…地上人の科学者…!
 ダイヤさえ10倍の力を出せば、あのクズ野郎を倒せるんだな…?
 だったら答えは一つだ…!燃えろよダイヤ…!
 そして必ずプロイストをぶちのめせッ!
 このオレの屍を踏み台にして行くんだからなぁぁぁっ!」

そう言うと胸のカラータイマーに手をかけるノーザ!
バ、バカー!ウルトラマンはカラータイマーを取ったらペシャンコになって死んじまうんだぞー!(えー

「バ…バカがっ!それを取り除いてしまったらお前は!」

「行けええええッ!ツワブキダイヤァァァァッ!ライキングpart1!GO!」

「バルキングpart2、GO!飛べダイヤ!ノーザの気持ちを無駄にするな!」

「ダイヤ君、自分を信じて!みんなダイヤ君が奇跡を起こしてくれるって信じてる!
 
だから、ダイヤ君が自分を信じられれば全員の…47の心がひとつになる!」

「そうだミスター!またオレをアッと言わせてみろッ!」

「迷わないで、ダイヤ!」

「おめぇに出来ねえ事なんてあるかよ!」

「飛べ!そして燃え上がってみせな!」

「「「ダイヤァァァッ!!」」」



ノーザが、リーさんが、ルルが、ディックが、ピュリアが、ローサ副長が、シズカさんが、そして大空魔竜の仲間たちが吠える!
精神コマンド激励×47!ダイヤの気力470!

「そうだったぜ…こんだけみんなから火ぃつけられてよ…!
 オレが燃えないわけには行かねえよなァァァッ!!」

ドボルザークのデスファイヤーが眼前に迫る中、ダイヤはガイキングpart3を分離してグレートへの合体を開始する!ぎゃー燃えー!

♪GO!ガイキング・ザ・グレェェェイト!!

合体シーンの挿入歌はなんと串田アキラ!わかってらっしゃる!
ガシンガシンと徐々にその姿を見せていくグレート。
あ、でも顔の部分はガイキングのままなのか…ってなんか被ったー!!

(C)サンライズ

ゴッドライジンオーだろコレー!!
というわけでガイキング・ザ・グレート合体完了!
しかも合体のエネルギーで、デスファイヤーはその場で消滅してしまいました。すげー

「ハッ!ボロボロの巨人の寄せ集めに今さら何ができる!片腹痛ぇぜッ!」

巨体にものを言わせて、体ごと右ストレートで突っ込んでくるドボルザーク!
しかし、グレートはそんな身の毛もよだつパンチを片手であっさり受け止める!なんだそれはー!

「それが本気の一撃かよ、プロイスト…!だったらお前の負けだ!」

なんとそのまま右腕を握り潰し、続けてギガパンチャーグラインドを放つグレート!
しかしプロイストもさるもの、すんでのところで飛んできたパンチを回避します

「これで一つ失ったなァ!」

ギュギュギュギュギュドッバアアアア!!

以前のパンチャーグラインドは、撃ったが最後そのまますっとんで行く仕様でしたが
今度のパンチは自在に宙を舞う!かわしたと思ったところを背後から腹までおもいっきり貫通!



そして体格の差をものともしない肉弾戦!ドボルザークの巨体が蹴りでのけぞりパンチで吹っ飛ぶ!

「バーニングデストオオオム!!」

バヒョオオオオ!!

大技の竜巻で自由を奪ったら、あとは最大の決め技を放つ!ロボットアニメのお約束だー!

「ハイドロブレイザー…!ギガバーストォォッ!!」

チュドオオオオオン!!

グレート必殺の一撃で粉々に吹っ飛ぶドボルザーク!げーまさか一話でやられるとは!グレートマジ強すぎ
しかしさすがに暴れまくって限界が来たらしく、戦闘が終わると同時にグレートの合体は解除されてしまいます

「出るもんだなぁ…10倍の力。これ、きっとみんなから貰った力だぜ…ありがとう」

ニッコリ笑うダイヤで締め。そして恒例のEDテーマが流れて…
って、エンディングの映像も特別仕様かよ!スタッフマジお疲れ様です

というか最終回じゃないですよね?本当に最終回じゃないですよね?(えー
いやあなんだか話の流れとか特別EDとか妙に不安に…

「なっ、なんだ!?うわあああーっ!」

「許せねえ…オレより強い力など絶対に!その残骸と一緒に消えちまいなァッ!」

うおーやっぱり最終回じゃなかったー!まだまだしぶとく生き残っていたプロイスト。
なんと、ダイヤの乗るガイキングのpart3だけがデスクロスポイントに吸い上げられてしまいます
ガイキングに合体することもできず、地上世界に放り出されたダイヤは一体どうなってしまうのか…次回へ続く!


いやぁそれにしても想像以上の凄い回でした。
やっぱり「ここぞという時に仲間の期待に応えられる主人公」っていうのはいいもんだなぁ
ヘタレなのとか、他人を顧みない主人公よりずっとこっちの方が好きです。
作画レベルもこれ以上ないほど究極だし、これから先「ガイキングと言えばこの話」と語り継がれる珠玉の一話だったと思います

(C)テレビ朝日・東映アニメーション




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