9月28日

■ゼロの使い魔13話 「虚無のルイズ」

「あのさルイズ…今先生がさ、日食が3日後にあるって…その時に飛ぼうって言われて」

「え…?」

次の日食の日に帰れると言われていた才人。しかしその日はたったの3日後。
あまりに急な話に、才人自身もかなり困惑している様子です。対してルイズの反応は…

「そ、そう、良かったじゃない!おめでとう。あんたあれほど帰りたかったんだもんね、
 上手くいくことを祈ってるわ」

「…ああそうかよ!」

こ…こらこら〜っ!そらだめだわよ、ルイズちゃん
それじゃあ2話前の展開と同じになっちまうじゃないの
(byテリー・ボガード)
あの時も素直でない一言から仲がこじれて、キスの後に仲直りしたばかりなのに…
また同じ事をやらかしてしまいました。さすがに少しは反省を活かして欲しかったなぁ





「3日後…かぁ…」

「情が移っちまったか?」

「…誰があんな奴!」

「奴?俺はこの世界のことを言ったんだがなぁ」

「い、いきなりで気持ちの整理がつかないだけだっての!」

夜になってもこの世界との別れに決意が固まらない才人。眠れない夜をゲキリュウケンと語らいながら過ごします

「なぁデル公、俺がいなくなったらお前はどうすんだ?」

「また古道具屋で寝てるさ。何も変わりゃしねえ」

「俺もこの世界の住人じゃねえし…帰っちまえば戦争なんか関係ねえんだよな…」

「ああ…その通りだ」

この世界がどうなろうと知ったこっちゃねーぜとつぶやく才人でしたが、
その言葉とは裏腹に、頭の中を巡るのはルイズと過ごした思い出ばかり。何もかも忘れて帰るにはあまりにも愛着がありすぎました





翌日。才人が目を覚ますと部屋にルイズの姿はなく、そこには一枚の書き置きが…

「…ん?なんだコレ、デル公読めるか?」


(C)細井雄二/講談社

あんたクビ!
どこへでもお行きなさい!
ルイズ 

↑と知らない文字で書いてある

ルイズはレコンキスタとの戦いに備えて、すでに魔法学院を後にしていました。
それというのもトリステイン軍を率いるのが姫様であるため。「戦えばトリステインの全滅確実」という
レコンキスタとの戦力差に、姫様以外のお偉いさん方は皆指揮を取ることを拒んでいたのです

「あなたがいてくれて心強いわ、ルイズ・フランソワーズ…」

って…ひ、姫様?他の兵士達は重点的に胸元を固めているのにその無駄にエロい格好はなんですか?
なぜに一人だけ恐ろしく無防備なんですか?ほんとにやる気ありますか?(えー





そしてとうとう開戦の日。大方の予想通り、空中を飛ぶ巨大戦艦相手にトリステイン軍は為す術がありません
唯一空中戦を行えるグリフォン部隊も次々に撃ち落とされ、
飛竜に空中から一方的にいたぶられるマイトガインのごとく、もはやトリステインは蹂躙されるしかありません

そして日食の時間が刻々と迫る中、学院の才人は準備を終えて出発を目前に控えていました

「あなた本当にいいの?ルイズとこのまま一生の別れになるかもしれないのよ?」

「キュルケ…」

しかし、キュルケの言葉でまたもトリステインに残りたい気持ちがうずく才人。
そんな中、シエスタの村付近でルイズ達が戦闘に入ったとの報せが入り、才人はいてもたってもいられずルイズ達の元へ!

「こりゃあ速いな!竜なんぞと比べ物にならねーぜ!」

全速でゼロ戦をかっ飛ばし、あっと言う間に戦場へ到着!長門のシルフィードを大きく上回る速さです

「…!?あ、あんな竜見たこともないぞ!」

いきなり戦場に現れたゼロ戦に戸惑いを隠せないレコンキスタの竜騎士部隊。
浮き足立った連中を相手に、才人は容赦なく銃撃をブチ込み次々と竜騎士を撃墜していく!



「12機のリックドムが全滅!?
 3分も経たずにか!?ば…化け物か…」

なんと才人一人の活躍で、あれほどトリステイン軍を脅かしていた竜騎士部隊は全滅!
並の兵士では相手にならず、とうとうワルドが竜に飛び乗りその姿を現します

ズダダダダダダ!

「避けやがった!?」

「この風竜…火竜とは速度の桁が違う!
 あいにく攻撃力はないが、我が力こそ最大の武器!」

ゼロ戦の銃撃を難なくかわして反撃の魔法を放つワルド!しかし才人もまたゲキリュウケンを引き抜き魔法を吸収!
一進一退の攻防を繰り広げる2人でしたが、とうとうゼロ戦の弾薬が底を尽き…

「な…弾切れ!?くそっ!武器がなくちゃ話になんねえ!」

なんとかゲキリュウケンのおかげで魔法は防げるものの、攻撃手段がなくなり防戦一方の才人。このままではジリ貧は確実か…

一方、地上ではフーケがゴーレムを呼び出し兵士達をなぎ倒していました。
そこへ、才人を追ってやってきたキュルケ・長門と戦場を逃げ回っていたギーシュが…

「おやァ?面白い連中がいるね。いつかの恨みをまとめて晴らそうじゃないか!」

キュルケにゴーレムを破壊された苦い思い出。その恨みを晴らすべくフーケは3人に襲いかかる!
しかしキュルケ達はなぜか余裕綽々です、そして長門がギーシュに「錬金」とつぶやくと…

「わっ…分かった!」

ギーシュと長門の合体魔法発動!ギーシュの生み出した花びらを長門の嵐が巻き込む!
花びらをモロに全身にかぶるフーケでしたが、直接的なダメージはなく余裕の笑みを浮かべます

「ふん!そんな子供だまし!」

「花びらよ油と成せ…!錬金ッ!!」

しかしギーシュ達の狙いはここから!瞬時に花びらが油へ代わり、フーケ達がグショグショになった所へキュルケの炎魔法が炸裂!

ズボアアアアアア!!

「うああああっ!?く、くそおおっ!!」

一瞬にしてゴーレムの丸焼き完成!フーケはこれで終わったと思うなよー!と言わんばかりの勢いで逃げ出していくのでした
というか…第6話の戦いもギーシュ連れてけば楽勝だったのかよ!
いくらなんでもフーケ簡単に負けすぎ!こういう展開だと、6話で苦労して勝ったのがむなしくてしょうがないな…(えー





フーケを片づけた長門達が才人の方を見上げると、ワルドの猛攻で才人は非常に危ない状態に!
ワルドは魔法の効果範囲を絞ることで、ピンポイントでゼロ戦を狙う戦法に切り替えていたのです
ゲキリュウケンで防ぎ切れずにゼロ戦の損傷が増していき、もはやチェックメイトも同然の状態に…

「こ…このままじゃ!」

「これでぇっ…!うおっ!?うおあーっ!!」

その時、横やりを入れた長門の魔法をモロに食らってワルドの風竜はまっさかさま!
そ…そんな!因縁の対決がこんな横からぶっぱなした魔法で幕ですか!?そんなのありですか!?

「才人ぉぉっ!」

「なっ!?何してんだバカ!」

シルフィードで空高く飛び上がったルイズは、いてもたってもいられなくなりゼロ戦に向かってスカイダイブ!
長門のフォローのおかげで無事にコクピットへ飛び込んだものの、
その目前には再び飛翔してきたワルドが!ああやられてなくてよかった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ぐ…来た!お前なんで…!」

「だって…だって!あんたが危ない目に遭ってるのに
 放っておけるわけないじゃない!」

もはやチマチマした小技は無用!ワルドは剣を構えての直接攻撃で勝負に出る!

「ガンダールヴ!今度こそ…その伝説と共に葬り去ってやろう!!」

「…俺には伝説も貴族も平民も関係ねえ!こいつを守るだけが取り柄の…!
 ゼロの使い魔だッ!!」

番組タイトルキター!才人はこういう時の盛り上げ役としては抜群だ!
才人の熱い告白にポロポロと嬉し涙を流すルイズ。その時、才人の紋章からかつてないほどの強い輝きが!

「な…なに…!?」

「ようやく来たぜえッ!目覚めろルイズ!
 ガンダールヴの主人であるお前は…!虚無の使い手だっ!!」

虚無って言うか…種割れの使い手じゃねえか!(えー
いきなり愛のパワーで虚無の力に目覚めてしまったルイズ。
その目は虚空を見据えたまま、何やらぶつぶつと怪しい詠唱を始めます

「バ、バカ座ってろ!」

「やっと繋がったか…!虚無の詠唱は時間がかかる、時間を稼げ相棒!
 そのためのガンダールヴだ!」

どうやらルイズはよほど強力な魔法を唱えている様子。
時間稼ぎが目的とはいえ、接近戦を挑んで来ているワルドと才人最後の激突!これはよっぽど熾烈を極める戦いに…

ぼかーんぼかーんぼかーんぼかーん

え…?ちょ、ちょっと、時間を稼ぐってこれ一方的にやられてるだけじゃんかよ!
ワルドもワルドだよ!ここにきてなんでいきなり遠距離からチクチク戦法に戻るんだよ!
そうこうしているうちにあっさりルイズの虚無魔法発動。あーあ。あーあ。あーあ。(3回言った

「こ…これが…虚無の力…か…!?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

巨大な虚無の光に飲み込まれワルド消滅!そして虚無の力はワルドだけには留まらず、
その後ろに控えていた空中戦艦までも撃沈!才人はボロボロになったゼロ戦で、なんとか地面に不時着するのでした





「ま…まだ本国に戻れば戦力が十分…」

ルイズに叩き落とされた戦艦。その近くでずりずりと這い出してきたのは超絶影の薄かった黒幕クロムウェル。
水の精霊から奪ったアンドヴァリの指輪により、洗脳の術を使えば意のままに動く兵が無尽蔵に…

「あ…あなた!?」

そこに偶然居合わせてしまったキュルケと長門!出会い頭に指輪の光を浴びせられて徐々に洗脳状態に!

行けーレイスティンガー!(えー

「な、なにこれ…!だ、誰か…」

「フフフフ!これさえあればなんぴとたりとも…」

バコッ

「は〜…フーケに逃げられちゃったよ。で、誰だいこの人?」

ぐおおー!な、なんと情けない!誰かも分からずとりあえず殴られて退治される黒幕。
影が薄すぎるうえにアホすぎな退場劇。こいつ一体何しに出てきたんだ…

そして気がつけば日食の時間はすでに過ぎ去った後。
ゼロ戦もボロボロになってしまい、才人が全てを犠牲にして残ったことでルイズは嬉しいやら悲しいやら…

「…クビだって言ったでしょ」

「俺、この世界の字読めねえし」

「羽衣まであんなにしちゃってどうするのよ…」

「まあ…なっちまったもんは仕方ねえよ」

「バカっ!アホ犬っ!!」



「いいこと、これ…再契約の証だからね」

うわーいチューで仲直り。ってそれはいいんですけど、今回の話の大筋って
ルイズの素直じゃない態度 → 才人切れる → 2人離ればなれ → ルイズピンチ → 才人助けにくる → チューして仲直り
って何から何までアルビオンの時と同じじゃないですか!もう少し何とかならなかったんですか!



そしてエンディング。実質的に5人でレコンキスタを壊滅させたルイズ達は王室から表彰を受けることに。
喜び勇んで部屋に戻ってきたルイズでしたが、才人はその頃腹黒さんと甘いひとときの真っ最中。
結局やはりムチを片手に才人を追いかけ回す日々が続くのでした



ゼロの使い魔・完



というわけで最終回でしたが、まー正直言ってかなり不満の多い最後になってしまいました
まず姫様。いくらなんでもその格好は緊張感なさすぎです。
ルイズが来てくれてうれし〜わ〜な雰囲気も、なんだか遠足みたいでずいぶんお気楽に見えてしまった…


そしてレコンキスタの竜騎士部隊ふがいなさすぎ。トリステイン軍はもっとダメすぎ。
いくらなんでも才人一人に全滅させられちゃまずいでしょ…戦国自衛隊でさえもっと苦戦してましたよ(えー
まして魔法の使える連中相手にあれはなぁ。才人が活躍するのはいいんですけど、
それをきっかけにしてトリステインが反撃の糸口を掴むとか、もっと集団の戦いって雰囲気を出して欲しかったなぁ
結局才人が戦ってる最中、トリステインの連中は「わーいすごーい」ってただ眺めてるだけだったし。
あんたらここに何しに来てますか!?国家の存亡を賭けての戦いでしょうが!しかも絶望的な!
姫様の格好もそうですけどあまりにも緊張感なさすぎ。なんでこんなに他人事みたいなんでしょうかこいつら


そしてフーケのゴーレムすぐ死にすぎ。もうね…こういう過去の強敵があっさり倒されるのって本当にダメなんですよ
なぜってそりゃ、あれだけ熱かった6話の戦いが全然意味ないものになっちゃうじゃないですか。
過去の名エピソードにまで冷や水をぶっかけられるみたいでもうね…あの戦いはなんだったんだって凄くむなしくなる
頼むからもう少し粘ってよ!バイオティラノを見習えバイオティラノを!(えー


最後にクロムウェル。こいつは本当にもう…
敵の大半を洗脳してる黒幕で、レコンキスタにしてみれば万が一にも倒されちゃいけない人間ですよね。
なんでそれが兵を温存したままのこのこ最前線にやってくるんですか?
金将とか銀将を本国に残したまま、歩兵と一緒に王将が突っ込んできて自爆した大バカ野郎
にしか見えないんですが…影薄すぎだしまったくいいとこなしでした



全体を通して見れば、中盤までは本当に毎週楽しみに見ていただけに
最後にケチがついてしまってとても残念です。結局は詰め込みすぎちゃったってことなんだよね…
もったいない。超一流の作品になれるはずが最後にすっ転んでしまった。実にもったいないアニメでした

(C)2006 ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会


9月27日

恋ディス5巻を買ってきました。
同じ作者の漫画でもラバーズ7なんかはあんまり興味ないんですが、
恋ディスはなぜか登場人物がどいつもこいつもツボだったりします。

(C)犬上すくね/少年画報社

というわけでめがーねめがーねみつあみめがーね(何
なんだか無性に今までの話を見返したくなって単行本の海に溺れてきました。
あ〜まほセンセーは最高だな〜とか言ってるうちに、時間がなくなったのでゼロの使い魔感想は明日になりそう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
あ〜それでもまほセンセーは最高だな〜(現実逃避


レミコトの新曲もCDドラマ目当てに購入。
って…ドラマって言うかこれほとんどミィ様達の独り言みたいなもんじゃんかよ!
ルージきゅん出てくるっていうのは「え?なんであんたがここに?」とか全部相手のセリフでの説明じゃないか…(´・ω・`)
結局セリフはレミコトだけかぁ…ドラマと言うより妄想劇場とかに近い感じで、聞いててえらく恥ずかしい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ザイリンとか師匠も好きな私には、レミコトだけではちと満足できませんでした。
まぁでもルージきゅんにあっちの意味で食べられることを期待するミィ様とか、一応見どころはあったんですけどね(えー





■今月の電撃マ王



親善大使誕生キター!!
ここからが真のテイルズオブジアビスと言っても過言ではありません
親善大使というフレーズにどれだけ笑いの意味を込められるかが、作者の腕の見せ所になるでしょう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
私なんかマジレンジャー最終回の時、主人公が「インフェルシアと地上をつなぐ親善大使になるんだ!」とか言い出した時
ぶっはーと盛大に噴出して笑いが止まりませんでした(えー
親善大使とはそれほど笑いのパワーを持ったフレーズなのです。それほどのパワーが!力こそがパワー!
漫画の展開は最近カットが多いですが、果たしてどんな親善大使っぷりを晒してくれるのか…

そしてとどまることを知らないスーパーホモ展開。
これはいいやおい同人誌ですね。玲衣センセー自重してください!


(c)玲衣/メディアワークス・NAMCO


9月26日

うーん…なんだか秋開始の新番組は
反逆のルルーシュとか
奏光のストレインとか
流星のロックマンとか
銀色のオリンシスとか
金色のコルダとか
衝撃のアルベルトとか
眩惑のセルバンテスとか
似たようなタイトルばっかで大混乱ですな。いや最後の2つは全然関係ないんですけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン





■ガイキング LEGEND OF DAIKU MARYU39話 「君の地球・君の未来」

プロイストが倒され長い戦いにもいよいよ終止符。
ダリウスコアの力を使ってもダリウス界消滅はまぬがれないようですが、
それでも新惑星への移住を進めるには十分な猶予がありそうです。

そして戦いの中すれ違ってきたダイヤと父さん、ルルとキャプテンガリスの2組の親子。
ようやく全てのしがらみを捨て去って感動の再会を…

ガッシャアアアア!!

「危なかった…本当に危なかった…」

な…なにー!その時死んだはずのプロイストが窓をブチ割り大空魔竜に侵入!
ダメじゃないか死んだ奴が出てきちゃあ!死んでなきゃあああああ!(えー

「プロイスト…!?やられたはずなのになんで!」

「私にはこういう時のための部下達がいますのよ。
 忠実なる四天の将の肉体を贄として、甦ることができましたの」

キングダリウス爆発の瞬間、プロイストの屍を運び去っていた新四将軍。
前回激しく影の薄かった彼らでしたが、スタッフに存在を忘れられてなくてよかった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そしてプロイストの屍に再び鎧をまとわせると、おもむろに四将軍達は自らの胸をズブリ!
原理はよく分かりませんが、こうすることで4人の命をプロイストに吹き込んだらしく…
プロイストがノーザに再三言っていた、「スペア」だの「部品」だのというのはこういうことだったんですね

「…なんでなのかしらね、ありえないものが見えるわ…
 戦いが続いて疲れているのかも…この最高の存在であるはずの私が、
 父の愛を失いその手を血に染めてしまったというのに、
 死んでいるはずのクズ虫達が親子で楽しそうにしてる…幻でしょ、これ…?」

四将軍達のザオリクを受けて少しは落ち着くかと思いきや、復活早々頭のネジが吹っ飛んでいるプロイスト。
馬鹿は死ななきゃ治らないと言いますが、プロイストのイカレっぷりは死んでもまったく治りませんでした(えー

「もし…幻でなかったら…もう…大変!!」

とうとう溢れる憎悪を抑え切れずに黒い炎が大爆発!大変なのはあんたの方ですよ!
大帝を殺した時以上に激しい炎を放出し続けるプロイスト。ついに人の体さえ保てなくなりおぞましい怪物の姿に!

俺は怒りの王子!バイオライダー!
すかさずクルー達が放った銃撃も、すべて虚しくすり抜けていくのみ!
そう、バイオライダーになってしまったプロイストには攻撃がまるで効かな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そして破壊衝動のおもむくままブリッジ内でメチャクチャに暴走!

「待ちたまえプロイスト!」

そんなプロイストの前に立ちはだかったのはサコン先生!その手の中には巨大なフレイムグリッターのようなものが…
それを見た途端、プロイストの表情から徐々に怒りの色が消えて行きます

「お父様の…遺品…?」

「違う、これがダリウス大帝自身だったのだ」

あ…あんですと!?こんなのが大帝の本体!?そんなミィ様の頭のハッパじゃあるまいし:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
大帝は息絶えるその瞬間に、介抱していたサコン先生にダリウスの極秘事項を伝えていたようです



「遥かな古代…惑星ゼーラがブラックホールの影響で消滅して以来、ゼーラの民は同質の惑星を探し求めていた。
 そして地球を発見したのだ。しかし、そこにはすでに稚拙な文化ながらも人類が誕生していた。
 大帝は侵略はせず、地球のエネルギーに依存したダリウス界を内部に作ることにより、民達を存続させようと決断した。
 この機械は古代ゼーラ人のDNAを管理する統率者…これを受け継ぐ者こそダリウス大帝なのだ。
 次大帝とは、その継承にふさわしい器として前大帝が培養し作り出した素体。
 そして王位を継いだ瞬間に次大帝の精神はこの中に吸収され、歴代の魂とひとつになる…
 ダリウス大帝の心は初代から現17代に至るまで、全員の魂が融合したものだったのです」

で…伝承法!?(えー  先帝の無念を晴らす!
ロマサガ2で技を伝承していった皇帝達のように、初代からその精神を伝承していたダリウス大帝。
17代大帝になってから地上侵略を始めたというのも、地上の環境破壊によってダリウス界に影響が出始めたのが原因だったようで、
大帝の精神そのものは何代も前からずっと普遍的なものだったのです

「我々の意志とひとつになれば、不完全な我が子の魂も浄化できるやもしれん…」

プロイストと大帝達の精神をひとつにするプチ人類補完計画。
親としてプロイストを止める最後の手段を残して、ダリウス大帝はこの世を去ったのでした

「さあこれを!今さらそれで君の罪が消えるわけではないが、
 せめてダリウスの未来を!」

「そ…そんな…!私も…私もただ入れ物…!?嫌…嫌、嫌!嫌ぁぁぁぁぁぁ!!
 私が入れ物にされてあなた達が幸福に暮らしていける世界なんて!
 絶対に認めるもんですかァァァァァッ!!」

しかし説得はまったくの逆効果!さらに凶暴になったプロイストは大帝の形見を叩き潰してしまいます
あれほどスペアだ部品だとノーザを蔑んできたプロイストにとって、大帝達に体を提供することはこれ以上ない屈辱だったのです

シュゴオオオオオ!!

いよいよブリッジが跡形もなく吹き飛ぶほどのパワーとなったプロイストの炎!
誰もが大爆発を覚悟したその時、ダイヤがただ一人プロイストの前に立ちはだかる!

「ふざけた事を言うのもいい加減にしろぉッ!やっと手に入れたみんなの平和を…!
 お前のワガママなんかで消されてたまるかぁぁぁぁっ!!」

くらえ必殺生身ハイドロブレイザー!ダイヤの放った強烈な炎がプロイストを外へと吹き飛ばす!
なんて無茶な奴だダイヤ!これなら普段ガスコンロとかいらないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「なぜ…なぜこんなことに…!?私は生まれついての王だったはずなのに…!
 お父様の嘘つき…嘘つきィィィィッ!!」

ブリッジの外へと吹き飛んだその瞬間、プロイストは最後の執念でダイヤも空中へと道連れに!
地面への激突を待たずに大爆発するプロイスト。このままではダイヤもすぐ後を追うことに…

ガシイイイッ!

「ガ…ガイキング!?」

その時、ダイヤの危機を救ったのは無人のガイキング!エヴァ第一話!エヴァ第一話じゃないか!(えー

「ガイキングが…ひとりでに動いたっていうの!?」

「ダイヤの赤い炎を感じ取ったのか…?」

「そうだった…一番でっかい仲間がずっとそばにいたんだよな。
 最後の最後まで俺を守ってくれた仲間…ありがとう…ガイキング!」

長い戦いをダイヤと一心同体となり戦い抜いてきたガイキング。
今もまた自ら起動してダイヤを救ってくれたことに、ダイヤはガイキングとの深い絆を感じるのでした





全ての戦いが終わり、それぞれ平和な生活へと戻る大空魔竜の仲間達。
しかし、その中でノーザだけはこれからの生きる目標を見失っていました

「終わったな…何もかも。プロイストへの復讐を遂げた今、もう思い残すこともない。
 これで俺は生ける屍だ」

「ノーザ様、そんな…!」

「俺はプロイストのために作られた生体パーツにすぎん。まともな人間ではないのだ、
 戦いが終わった今となってはもう…」



いつものナイフのような殺気はなりを潜め、自暴自棄というか放心状態というか
空気の抜けた風船のような雰囲気のノーザ。そんな様子を見ていられずにケインが叫びます

「バカなことをおっしゃらないでください!
 ノーザ様…!初めてあなたに口ごたえをさせていただきますッ!
 あなたがプロイストのパーツだと言うのなら、
 それはゼーラ直系の末裔と同じことではありませんか!」

「…!」

「今こそ新天地へ向けて生きるべきです!ダリウスの未来のために!」

そうそうノーザは大帝たちと同じ遺伝子を持つ人間だから…(゜д゜;)ってえぇぇぇえ!?
ケ、ケイン君それはつまりノーザに新しい大帝になれと!?この戦闘狂の恐いお兄さんに!?
ノーザにダリウスを任せるのって、志々雄真実に日本を任せるくらい危なっかしいと思うんですがどうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…もういいケイン。くだらんことを言っている暇があるなら俺の訓練に付き合え。
 宇宙空間の操縦は勝手が違うらしいぞ」

「ノ…ノーザ様!」

ケインの熱い説得により、他のダリウス人達と一緒に新天地を目指す決意を固めたノーザ。
それとも単に宇宙での戦いに戦闘マニアの血が騒ぐだけとか?(えー





そしていよいよ新天地へ向けて大空魔竜の旅立ちの日。
元々ダリウス人のキャプテンやヴェスターヌ、ハーフのルルは当然として、
地上人のクルーもかなり多くが宇宙へと旅立っていくようです。

「またその仮面被ったんだね」

「これはローサのお気に入りだからな、自分の意志ではやめられん。だがこの方がしっくり来るだろう?」

「ああ、なんかキャプテンガリスって感じするよ!」

「はっはっは!大空魔竜のキャプテンはこれからもルルさ、
 私は仮面の科学者プロフェッサーガリスとでも名乗るかなぁ」

な、なにー!13歳の小娘に後を任せてもうキャプテンは引退ですか!
13歳と言えばドラゴンボール開始時の悟空とほとんど変わらんではないですか。
パンパンしないと男女の区別もつかないようなお年頃ではないですか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「う、宇宙にまでついて来るんですかシズカ君!?」

「当たり前だろぉ、逃がさないよ?スペースベビーなんてのもいいかもねぇ…」

シズカさんやサコン先生も揃って宇宙へ。まだ結婚もしてないのに子作りする気満々ですよこの人は。
そしてとうとう宇宙への出発の時間。ダイヤやリチャードさん達、居残り組が別れを惜しみながら大空魔竜は宇宙へ…

咆哮とともに飛び立っていく三大魔竜。どこかの病室にもその声が届いたのか、体を起こす男が一人…そうそれはディック…
ってディック!?ディック生存!?な…何が一体!?
お前は!お前は!なんだって生きてますか!あの亡霊みたいな演出はなんだったんですか!
ダメじゃないか死んだ奴が出てきちゃあ!死んでなきゃあああああああ(本日二度目
これはきっとあれだ、爆破処理班の防護服と消防の防火服を着こんでたから助かったとか
何かそういうカラクリが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン





そして旅立ちの日から5年後。なんとリチャードさんはすっかりツンデレと化しナオトと同じ学校に通っていました



「ピュリア…少しは女の子らしくした方がいいんじゃない?」

「う、うるせーって!ちょっとばかり背が高くなったからってカッコつけるんじゃないよ!
 まだまだ私はあんたのアネゴなんだからね!」

「はいはい」

というか公式によると今のリチャードさんは女子高生らしいですが、年齢の方は20歳。
元々学校に行ってなかったのか、それとも留年でもしたんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そしてリチャードさんよりもっと凄いのがダイヤ。なんと学校そっちのけで山ごもりの生活を送っていました
再びガイキングで戦う日のために鍛えているようですが、もしもその日がさらに何年も後だったらと思うと…(えー


そんなニート生活まっしぐらのダイヤが山から戻って来たと聞いて、
リチャードさんは修行の成果を試してやろうと背後からいきなりカカト落としを!



「もらっ…たあだぁっ!?」

「ははははっ!相変わらず乱暴な奴だな〜、ピュリア」

う、うわあああああああ!!なんかダイヤが!なんかダイヤが!
一番ダメな時のヤムチャみたいな見た目になっちまったああああああ!!

(C)鳥山明/集英社

今までの髪型が悟空に近かっただけに、いきなりのヤムチャ化には正直私もショックが隠せません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あれから5年かぁ…」

「ああ…」

「でもさダイヤ君、今以上に強くなる必要なんてあるのかな、そうそう大事件なんて起こるわけが…」

5年間ひたすら修行の毎日を送っているダイヤを見て、さすがに苦笑いを浮かべつつ疑問を投げかけるナオト。
しかしその時、これまでまったく音沙汰のなかった大空魔竜からフレイムグリッターに通信が!

「ダイヤ君聞こえますか!?現在私たちは地球成層圏で宇宙怪獣と交戦中です!
 ゼーラの門の近くには凶暴な宇宙怪獣がいて、
 リーさんやノーザ達も苦戦しています!」

う…宇宙怪獣が相手かよ!
ま、まあ確かに…宇宙怪獣と言えばベムスターとかゼットンとかウルトラマンさえ倒してしまうほど
並の怪獣よりも強力な連中がうじゃうじゃと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


そしてダイヤ達の前に再び大空魔竜登場!なんとその体には大地魔竜のミラクルドリルと天空魔竜のジャイアントカッターが!
というか天空魔竜はともかく、大地魔竜からミラクルドリル取っちゃったら物凄く見た目が寂しくなると思うんですが
なんて可哀想なことをするんでしょうか(えー  それとも5年の間に複製したんだろうか…

「ガイキング発進スタンバイ!」

「シズカ君!」

「あいよぉ!」

うおおおおお!おっぱいあげながら発進準備キター!!
本当に子作りしちゃったよこの人達!ルルもすっかり色っぽくなっちゃって!
というか炎が高まった状態だと格好いいんだけどなぁダイヤ。赤いブリード加賀みたいで:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そして宇宙へと飛び立っていくガイキング!さあ俺たちの本当の戦いはこれからだ!

大空魔竜、それは無敵の機械竜!
ガイキング、それは熱き炎の戦闘巨人!
今この二つの力が一つとなり、明日の世界を守り抜く!
君も心にその名を刻め、大空魔竜ガイキング!


ガイキング LEGEND OF DAIKU MARYU 完



そしてやっぱりありました、最後のガイキング占い。右下にちゃっかりサスページがいるのがミソですね。
リーさんの腕で全然表情が見えないけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



終わってみれば話数によってかなり当たり外れの大きいアニメでしたが、
その分神レベルの回も多かったので、結果的には全体として見てもいい印象が残った気がします
個人的にオススメなのはこのあたり
第1話(ダイヤのモリ投げシーン燃え。ワンショットワンキル!)
第13話(フェイスオープン同士の激闘。スタッフの間でも伝説となった最高のロボ戦。とにかく死ぬほど動きまくる)
第25話(アイドル決定戦。キャラ作画の質が超絶高い。「特撮界で最もハチャメチャな話を書く」ことで有名な
井上敏樹が脚本担当)
第28話(ライキングVSスカイバスターガイキング。ライキングの流れるような連続攻撃に酔いしれるべし)
第29話(サスページ劇場開幕。ある意味一番笑える話)
第31話(ドボルザークとの決戦。全話中ナンバーワンは間違いなくこの話)
第38話(さすがの最終決戦。フェイスオープン・ザ・グレートはまったく予想してませんでした)

やっぱり私の中で印象深いのは31話かなぁ
500体合体のバケモノが出てきたと思ったら旧ガイキングの顔だってんで、それはもう度肝を抜かれました
それだけにファイナルドボルザークとの落差が大きかったんですけどね…(´・ω・`)
合体シーンもないし顔も変わっちゃうし弱くなっちゃうし(ry

第5話で思いっきりMUSASHIクオリティになった時はどうなることかと思いましたが、
一年間見続けてきて本当によかった。正直このアニメのために東京から離れたくないとさえ思いました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ありがとうガイキング。あとは今度からスパロボに参戦するだけだね!(えー
だって宇宙怪獣とかガンバスターとも絡めやすそうじゃないですか!
でもグレートへの合体はライキングもノーザもバルキングもリーさんも消えちゃうから、
性能的にはマジンカイザーを使いにくくした感じになりそう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)テレビ朝日・東映アニメーション


9月24日

酷かったなぁ電車男(挨拶)
これを見たいがために土曜の夜には戻ってきてたんですが、まさかこれほどダメでダメでダメダメだったとは衝撃的でした
あまりにつまらなすぎて怒りが芽生えたドラマってのもこれくらいですよ(えー
ドラマ版電車の成長しないっぷりは異常。三歩進んで五歩下がる。
本編最終回で毒男板を大々的に卒業して行ったのに、結局また舞い戻ってワーン助けてドラえもーんの毎日。

それで恋愛のことで悩んだあげく、その解決策がタヒチにいる恋愛の仙人に会いに行く
っていうのがもうね…まったく私の思考がついて行かなくてね…
タヒチですよ。恋愛の仙人ですよ。しかも2ちゃんねるからの情報ですよ
こんなのいちいち信じてたら命がいくつあっても足りません(えー

しかもタヒチに行ってからがひどい。あまりにもひどい。ナディアの島編くらいひどい。
異常なほどに寒いギャグのオンパレード。殺される…寒すぎて俺は殺される!
その中でも飛び抜けて寒かったのが下ネタ連発の陣釜さん。
電車が恋愛のブラックパールを探しに来たのに対して、陣釜さんは股についてるアレがブラックパール級の男探し。
数々の男たちをやり捨てした末に、「これが…!」とか言いつつモザイク全開のアレを見つめる陣釜さん見てたらもうね…
はじめてですよ…
このわたしをここまでコケにしたおバカさん達は…

まさかこんな結果になろうとは思いませんでした…
ゆ…
ゆるさん…
ぜったいに許さんぞ番組スタッフども!!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!
ひとりたりとも逃がさんぞかくごしろ!!

実にどうしよーもないドラマでした。何もかもがサイテーでした。ありがとうございます。ほんとうにありがとうございます。
唯一よかったのは久々にデモンナイトが見れたってことだけでしょうか。( ゚∀゚)o彡゚ げん!せいしんジャスティライザッ!
というか神ドラマだった結婚できない男と微妙に方向性が似てるせいで、余計酷く感じたのかもしれませんね
金田と桜井なんかはかなり似たキャラクターだったし、そういう意味じゃ上がいるからもういいや電車は(えー





FF3もそろそろクリア目前になって来ました。というか魔界幻士レフィアMOEEEEEEEEEE
ビジュアルではこれと導師が突き抜けてますね。魔人もなんかむしろ魔女っ子って感じで捨てがたいけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
とはいえ導師以外は正直能力的にきつい…他のメンバーは竜騎士・ナイト・忍者にしてるので
レフィアが魔界幻士だと回復役がいないんですよね。
というか他の3人の攻撃が十分強力なので魔界幻士がいてもやることがない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
さらに私は貧乏性なのでザコ戦で召喚魔法なんかとても使えません
狩人なんか論外です、攻撃のたびにアイテムが減っていくなんてこんなに恐ろしいことはない(えー
FF5のジョブですけど侍のぜになげなんかもそうですね、ギルを減らして勝ったって嬉しくないんですよ!
いっておくがな、俺はぜになげを駆使して勝つくらいなら
通常攻撃だけで戦って死んだほうがマシなんだ
(byベジータ)


というかナイトをやめて赤魔に変えればいいのかもしれない。
エクスカリバー+ブレイクブレイドで他の2人とダメージ変わらないし、クリスタル防具で防御力も最高レベルだし
でもそうするとラグナロクとブラッドソードの行き場が…ああもったいないもったいなああああああい
結局何をどうしようと「もったいない」に行き着くんだなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン レフィアは導師のままでいいか…


9月21日

金・土はちょっとUSJまで行ってくるので更新止まります
財前感想とかはガイキングの後になりそうですね…うーん時間がもっと欲しい


■ゼロの使い魔12話 「ゼロの秘宝」

アルビオンから帰還してきたルイズ達でしたが、ワルドの裏切りにより姫からの任務は完全に失敗です。
さらにワルドに奪われた手紙が公開されてしまったことで、姫のゲルマニアとの縁談も立ち消えに…
思い人の皇太子を殺され、国のための結婚も破談となった姫。彼女に残されたのはもはや百合だけです(えー



「手紙を奪われ、目の前で皇太子様のお命も…!」

「この私に一番の責任があるのです、あのワルドを見抜けなかった…
 あの人の形見と遺言をありがとう…ありがとうルイズ…」

「姫様…」

結果として姫にいくつも辛いニュースだけを届けることになってしまい、自分の無力さを呪うルイズ。
そんなルイズを姫は一言も責めることなく抱きしめるのでした





学院に戻ってからも心ここにあらずといった感じのルイズ。パンツ一丁になりながら、のそのそと着替えを続けていると…

「よっと。ただいまー」

「え!?きゃあっ!!」

いつも着替えを手伝わされているので、何の遠慮もなく部屋に入ってくる才人でしたが
どっこいルイズは前回のキスで才人を意識しっぱなしです

「あぁ〜、まだ洗濯物あったんじゃねえか!ったく…」

(な、なんでそんな風にいつも通りに戻れるのよ!キスしたくせに…)

しかし何も考えていないようで、ルイズが落ち込んでいることには気がついていた才人。
洗濯物をかき集めながら、何気なしに励ましの言葉をかけてあげるのでした

「あのさ、元気出せよ。まぁ…俺にはこれぐらいの事しか言えねえけど…」

「才人…」

ぷちーん

と、思わず才人の方を振り向いたその瞬間。ルイズのパンツが切れるような音を立てて足元へするーりと…

「イヤアアアアアアアアアッ!!」

(C)荒木飛呂彦/集英社

パン ツー まる…いや、それどころじゃないものが丸見えに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


すぐさま猛スピードで制服に着替えたルイズ。
才人さんよ、なめた真似してくれるじゃないのとのびのびになったパンツを手に、才人を問い詰めます

「ゴムが切れてるわねぇ…どういうこと?」

「と…と言われましても。あ…もしかしてあの時…」

洗濯の最中につい力を入れすぎてしまったことを思い出す才人。その瞬間、うなりを上げてルイズのムチが炸裂!

「ひいいっ!わ、わざとやったわけじゃねえって!」

「ご主人様の持ち物を大切にしない使い魔に、少し躾けするだけよ!」

「パンツ一枚ぐれえでいちいち躾けされてたまるか!?
 俺だってやりたくてやってるわけじゃねえんだ!」

「そうよねぇ、ご飯が食べられないから仕方なく使い魔やってるのよねぇ!」

「ぐ…そうだよ分かってんじゃねえか!」

「う…そんなに嫌ならここから出て行きなさいよ!」

「ああそうですかご主人様!」

まさしく売り言葉に買い言葉!まるで阿部ちゃんと女医のように会話のドッジボールを繰り広げた2人は、
心にもないセリフを吐いてケンカ別れしてしまうのでした





部屋を飛び出した才人が広場にやってくると、そこには実家へ帰省しようとしていた腹黒さんが。
ふと才人は腹黒さんの爺さんが異世界の人間だということを思い出し、そのことについて詳しく聞き出そうとします

「2匹の竜だって…?」

「はい。1匹は日食の中に消えて、
 残ったもう1匹の方に乗っていたのが曾お祖父ちゃんだって聞いてます」

「で、その竜ってのは!?」

「どこかに家宝として祀られてるって聞いてます、私は見たことないんですけど…」

んん…?なんだかよく分かりませんが、その爺さんは次元を越える竜に乗ってこの世界にやって来たってことですか?
助けたカメの背に乗って竜宮城に来たようなもんでしょうか(えー
でも道ばたで竜が苛められてるシチュエーションなんてあるわけないしなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

その竜についてもっと情報が欲しい才人は、腹黒さんの実家へ同行を願い出るのでした

「あの時は嫌で嫌で仕方なかったのに…もう!どうしてこんなに気になるのよぉっ!」

その頃のルイズ。一話の才人との契約キスは心底イヤだったようですが、前回のキスはラブそのものだったようで…
とりあえず謝り方の練習をしながら才人を探し回ります

「『言いすぎたわ…ごめんなさい』 これじゃ主人として威厳がなさすぎね…
 『許してあげる、ありがたく思いなさい!』 ちょっとキツすぎ…?
 …どこ行っちゃったんだろ…せっかく人が謝ろうと…」

その時やっと才人の姿を見つけたルイズ。
しかし才人は腹黒さんと一緒に馬に飛び乗り、タルブ村へと向かうところでした

「あ…あの万年盛り犬!私にキスしたくせに!キスしたくせに!キスしたくせに!
 キスしたくせに…キスした…くせに…」

仲むつまじく去っていく2人を見てしまっては、もう謝るどころではありません
ルイズは自分と才人のキスに対する温度差をもどかしく思うのでした



「俺、ここで待ってるから」

「ここで?私の家にいらしてください、家の人にもちゃんと紹介したいですし」

「ちゃんと!?そ、それは何かと誤解を…!」

村に到着したものの、さすがに2人っきりで同年代の女の子の家に行くのは気が引ける才人。
さすが腹黒さんは家族公認の仲になって才人と接近するつもりだったようですが(えー
いさぎよく諦めて、家宝の地図だけを才人の下へ持ってくるのでした





「ここに竜がいるのか…」

「正しくは竜の羽衣という名前なんだそうです、それを使って曾お祖父ちゃんは異世界から飛んできたとか」

さっそく地図に示された竜の居所に向かう2人でしたが、
そこには宝見たさにやってきたキュルケ・長門・ギーシュ・コルベール先生の姿が!
そしてルイズもなんだかんだと理由をつけて、才人を追ってきていたのでした

「せ、先生の研究の助手で来ただけよ。別に追いかけて来たわけじゃないんだからね」

「なんにも言ってないだろ」

「変な誤解してるといけないから先に言っただけよ!」

「なんで俺が誤解するんだよ!」

結局朝の時と変わらず、やいのやいのと言い合いを続ける2人。
そうこうしているうちに洞窟を抜けると、そこには目的の家宝が収められている倉庫のようなものが…

「…」

「…?なに見てんだ、タバサ」

先生達が倉庫の鍵を開錠しようとしている間、長門は何かに気づいてしげしげと眺めていました

「見慣れない文字ねぇ…」

「…!?”海軍少尉佐々木武雄、異界に眠る”…」

「読めるの!?」

「日本語…!俺の国の言葉だ!」

そこにあったのは腹黒さんの曽祖父の墓でした。
やはりその爺さんは才人と同じ日本人、となれば竜とやらにもきっと手がかりが…
そしてとうとう鍵を開けることに成功し、竜の姿をおがむ時がやってきました

「こっ、これが竜の羽衣!?」

「こんなの見たことない…」

「う…嘘だろ…!?」



ゼロ戦だーーー!!
竜ってあなた!竜ってあなた!ゼロ戦!?ゼロ戦ですか!?
いやこれどう見ても竜じゃなくて鳥じゃないのとか色々言いたいことはあるんですが(えー
まさかこんな異世界でゼロ戦を拝むことになるとは…と感慨深げな表情の才人。
そして「もう一機のゼロ戦は日食の中に消えた」という話を思い出したコルベール先生は、
元の世界に戻る鍵は日食にあるのではないかと言い出します

「才人、君は元の世界に帰れるかもしれませんぞ!
 ”日食と共に現れ、一体の竜の羽衣は日食へと消えた”…
 もう一体、すなわちこれはなぜ帰れなかったのか?タイミングを逃した…と思われますな。
 空を飛んでいるうちに日食が終わって帰れなくなった…
 この竜の羽衣で日食に飛び込めば、再び異世界に跳躍できるのではないかと」

「え…!帰れるかもってこと!?」

(さ、才人が…いなくなる…!?)

目を輝かせる才人とは対照的に、才人が帰ってしまうと聞いて愕然とするルイズ。
というか第一話では「神聖なる使い魔の儀式を愚弄すんじゃねー」と、ルイズに才人を一生の相棒にするよう説教してたのに
元の世界に帰しちゃっていいんですかコルベール先生(えー





その後正式な手続きを踏んでゼロ戦を学院へ運ぶ一行。
「竜の血」と称して燃料の研究を進めていたコルベール先生のおかげで、ガソリンの心配をすることもありません
そして試しに才人が操縦席へ乗り込むと、ガンダールヴの紋章が輝きだして…

「これがラダー…こっちがピッチレバー…マジかよ本当に分かるぞ!」

「だから言っただろうが、おめぇは武器や兵器を自由に扱えるんだっつうの」

紋章の力でゼロ戦の操縦方法も丸分かりな才人。こんなものまで扱えるって便利だなー
チェーンソーみたいな武器なんだか森林伐採の道具なんだか分からんようなもの
扱えるのかどうか気になるところですね(えー

いやぁそれにしてもこの構図、
操縦桿がとてもいやらしいものに見えてしまうのは私だけでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
才人…なぜか君がとてもたくましく見えるよ…(えー


順調に才人が元の世界へ戻る準備が進んで行きますが、それを望まないルイズの機嫌はどんどん悪くなるばかり。
そんな中、ギーシュが息を切らせて町から戻ってきて…

「た、大変なことになったぞ!アルビオンが新国家レコンキスタと名前を変えて!
 このトリステインに宣戦布告した!」

なんとアルビオンだけの支配にとどまらず、ハルケギニア全土を掌握せんと動き出したレコンキスタ。
トリステインへの総攻撃が予定されているのは、奇しくも次の日食・才人の帰還の日!
ルイズ達の国そのものの危機が迫る中、果たして才人が選ぶ行動は?最終回に続く!



…とは言ってもやっぱり元の世界には帰らないラストしか想像できないなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「今から戦争なんて大変ですね、じゃあ僕は安全な自分の世界に帰ります」なんてのはさすがにないだろうし…
ところで今回、魔神英雄伝ワタルで言うところのエクスキューズミーみたいな場面切り替えがやたら多用されてましたね
なんだか最終回に向けてずいぶん慌ただしいなぁ…という印象が。
やっぱり1クールは短いね…(´・ω・`)もっと話数をかけてじっくり見たかったなぁ


(C)2006 ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会





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