7月10日

アニメ感想:ゼロの使い魔 双月の騎士1話 「女王陛下のゼロ」

皆さんお待ちかねゼロの使い魔第二期がスタート。どうやら前期が終わった時点からそのまま続く形での始まりのようです

「ルイズのいない日本なんて…!帰ってきても意味がねえよ!」

いきなり夜中に大絶叫をあげて目を覚ます才人。ルイズを置いて日本に帰ってしまった夢を見て、思わず飛び起きてしまったのです

「ん〜…才人、どうしたの…?」

「ル、ルイズ!?よかった!お前がどっかに行っちまったかと思って!」

ウワーン恐い夢見ちゃったよママーとルイズに飛びついて力の限り抱きしめる才人。
何がなんだか分からないルイズでしたが、とりあえず才人の熱烈な愛情表現にまんざらでもなさそうです

「あ、あんたのこともう床で寝かせたりムチで叩いたりしないから。
 これからはあんたもメイドとか他の女の子は見ないで、
 私だけを見るようにしなさい!」

「あ、ああ…分かった」

ルイズはそう言うとポンポン布団を叩いて才人を隣に寝かせます
今まで犬っころみたいに寝かせてたのが添い寝にレベルアップかー!!
まるでレベル1ではぐれメタルを倒したかのような数段飛ばしの待遇の違いですよ(えー
なんというか冒頭からいきなり2人はどっから見ても恋人同士って感じですな





そしてアンリエッタ姫が新たな女王となる即位式の日。それを祝福する大規模なパレードが行われ、2人も身支度を整えますが
ルイズは出かける前に何やら才人に送り物があるようです

「なあ早く行こうぜ、姫様のパレード終わっちまうよ」

「さ、才人…あんたにプレゼントがあるの。ありがたく受け取りなさい!」


(C)和月伸宏/集英社・武装錬金製作委員会

貴様もいっぺん
死に臨んでみろ!
意外と恍惚で
病みつきだぞ!
(えー

なんだかどこぞの変態ホムンクルスのような妙なマスク(メガネ?)を才人に手渡すルイズ。
話を聞けば「昔からヴァリエール家に伝わる魔法のメガネ」だそうです
つまり装着すると特別な効果があるってことでしょうか?ウルトラセブンに変身するんでしょうか?(えー
ルイズに言われるがままにメガネをつけてみる才人。つけた瞬間何かが起こるわけではないようですが、
とりあえずルイズと一緒にパレードへ向かうことにします

「お?シエスタ!良かったら一緒にパレード見に行かない!?」

学院を出た二人の前に腹黒さんの姿が。放っておけばいいものを才人はルイズを置いてトタトタ駆け寄ります
しかし勝手に2人でイチャイチャしてろボケとあっさり才人の誘いを断る腹黒さん。
冷たいこと言わないでよと食い下がる才人でしたが…

な、なにィ!?腹黒さんの胸がやたら巨大に!
まさかメガネを通すと女の子が胸ボーンに見えるというのがこのメガネの効果なのか!?
さては自分の幼児体型にコンプレックスを持つルイズが、自分をナイスバディに見せようとして…

ピコーンピコーンピコーンピコーン

「あ、あれ?なんだこれ!?」

「メデューサのメガネはマジックアイテムなの…
 送り主である私以外の女の子をいやらしい目で見ると、
 周りの宝石が光るようになってるのよ…!一体どこを見てたの…?
 そのメイドの顔かしら?それとも胸…!?ああそうなのそうなの…
 お、お、お乳を見てたなんて…そんなに大きいのがいいんだ…?
 大きい乳が好きなんだ…?大きければ大きいほどいいんだ!?」

すいません悲しいことにまったくその通りです(えー  
メガネの効果は煩悩探知機だったのか…ということはシエスタの胸は元からあんなどでかいサイズだったと!?嘘をつくなー!
そして怒髪天を衝いたルイズの杖に破滅の光がみるみる集まっていく!食らってくたばれ磁光真空剣!

ボガオオオオオオオオ!!

怒りの爆発魔法をモロに食らってズタボロにされる才人。そのままズルズルとルイズに引きずられていきますが…

なに勘違いしているんだ?

ひょ…?

まだ俺のバトルフェイズは
終了してないぜッ!!
速攻魔法発動!
バーサーカーソウル!!
こいつは才人が浮気した
モンスターの数だけ
追加攻撃できる!
さあ行くぜまず一枚目!
ドロー!モンスターカード!
モンモランシーを
墓地に捨て追加攻撃!!

ぐえああああ!!

ボゴオオオオオオオ!!
二枚目ドロー!
モンスターカードッ!!

あ…ああ!?
ぐわあーーーっ!!


ボゴオオオオオオオ!!
三枚目ぇ!
モンスターカードォッ!!

ぐわああああーっ!!

ボゴオオオオオオオ!!
ドロー!モンスターカード!!

うぐああああああ!!

ボゴオオオオオオオ!!
ドロー!モンスターカード!!

があああああ!!

ボゴオオオオオオオ!!
ドロー!モンスターカード!!

うわああああああ!!

ボゴオオオオオオオ!!

…あ…ああ…
ドロー!モンスターカ…

もうやめてルイズ!
とっくに才人さんの
ライフはゼロよ!
もう勝負はついたのよ!


放せぇぇっ!!

モンモン、キュルケ、タバサ、学園中の女子生徒、そしてパレードの中のアンリエッタ…
見境なしに欲情しまくる才人に、次々と怒りの鉄槌を叩き込んでいくルイズ。
しかし、パレードのど真ん中でバカでかい爆発魔法を使ってしまったのは大きなミスでした

「曲者だ!陛下をお守りしろッ!!」

アンリエッタの目の前で起きた大爆発に、「アンリエッタ暗殺を企てた不届き者」として才人は直ちにお縄を頂戴してしまいます
しかし、一緒にいたルイズはなぜか咎められることはなく、才人一人だけが牢屋にブチ込まれることに…
「爆発は私が起こしたの!才人を返しなさい!」と兵士たちに怒鳴るルイズでしたが、まるで取り合ってもらえません





「は〜あ…何がプレゼントだ、俺ってやっぱしこういう扱いなんだな…」

爆発のとばっちりで壊れてしまったメガネを片手に、牢屋の中でしょげかえる才人。
俺みたいなろくでなしが光を掴もうと思ったら、痛いしっぺ返しを食らうことになる
やさぐれライダー矢車さんのようなネガティブ思考に陥っていると、そこへ意外な訪問者が…

「才人さん、才人さん…」

「わっ!じょ、女王陛下!?どうしてここに!」

「才人さん、あなたにどうしてもお願いしたいことがあるんです」

なんと女王になりたてのアンリエッタがじきじきに才人の下へ懇願に。さては俺のハーレムの一員になりたいんですね!?
またもおピンクな妄想を始める才人でしたが、「さあ俺の胸に飛び込んでおいで!」という才人を
アンリエッタは軽くスルーして話を続けます

「この度の戦いでアルビオン軍を打ち破ったあなたの力を、私に貸してはくださいませんか?
 今は国中が戦争一色に染まっています…特に軍はこの機を逃さず、
 こちらからアルビオンに攻撃せよと主張しています。でも私は戦争は避けたいのです…
 才人さん、私の数少ない味方の一人になってください」

そう、前シリーズのアルビオンとの戦争は、黒幕のクロムウェルとワルドを倒してハイおしまいとは行かなかったのです
そのクロムウェルも独房の中で何者かに暗殺され、トリステインをとりまく不穏な動きは収まる様子がありませんでした
そうまで頼まれては仕方がない、と才人は快くアンリエッタの頼みを受けることにしますが…



「協力していただく代わりに、何か欲しいものがあれば何でも言ってください」

「え!?な、なんでも…?」

「はい、私に出来ることでしたら何でも…」

な、なんということを!そんなこと言ったら一生俺のものになれとか答えるに決まってるじゃないですか!
案の定アンリエッタの胸を煩悩にまみれた目で凝視する才人。
というかさっきの腹黒さんと同じで、アンリエッタの胸も前期よりはるかにでっかくなってるなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「じゃ、じゃあ…」

「才人…」

「おわ!?ル、ルイズ!ま、待て誤解だ!誤解ですルイズ様!?」

そこへゆらぁりと暗いオーラをまとってルイズ登場!デレデレ笑っていた才人は一転して顔面蒼白です
命ばかりはどうかお助けを、とルイズに命乞いを始めますが…



「さ…才人ぉぉっ!バカ…バカ…才人のバカ…!よくもこの私を心配させたわね…」

ガード不能即死スーパーコンボ!号泣しながら抱きついてだだっこパンチ炸裂!こいつは強力すぎる!
そう、ルイズは自分のせいで牢獄行きになってしまった才人があまりに心配で、
才人がアンリエッタにデレデレしていたことなどまったく目に入っていなかったのです

ともかく才人は無事に釈放されることになり、学園まで馬車で送り届けてもらう2人。
すでに日はとっぷりと暮れ、あとはもう風呂入って寝ようやといった時間ですが…

「今後2人への指令は銃士隊の者が務めます。お2人の暗号名は”ゼロ”。
 それから平賀才人…今日のところは大目に見るが、今後女王陛下に不埒な真似をしたら容赦はせぬぞ」

帰り際に余計な一言を残して去って行った銃士隊隊長・アニエス。あんたって人はー!
かくして才人の下心はルイズにバレバレとなってしまい、一晩中お仕置きという名の鬼畜なSMプレイに晒され続けるのでした

わわわ忘れ物〜♪…うぉあ!?
すまん…ごゆっくりぃぃぃぃ!!

「ヴァリエール殿!…ううっ!?し、失礼した。だが緊急事態につき許されよ!
 女王陛下が何者かにさらわれてしまったのです!」

その翌朝、大慌てで馬を飛ばして戻ってきたアニエスの口から驚くべき報告が。
女王が就任してたったの一日で誘拐されるという由々しき事態。
これも国家転覆を狙うゴルゴムの仕業か!変身せよ仮面ライダーブラッ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 次回に続く!



とりあえず一話としてはこの先かなり期待できそうな内容でした
前シリーズではほとんどツンツンしっぱなしで、才人にあまり本心を見せなかったルイズでしたが
今回はツンデレの醍醐味みたいな萌え描写の連発で、見てるこっちがニヤニヤしすぎて顔が痙攣しちまいそうですよ(えー
ただ、ひとつ違和感があったのは才人の性格かな…今回の女は俺の子を産む機械ですみたいな超ナンパぶりは
なんだか才人らしくないなと思いました。前シリーズの才人は、女の子の方から言い寄られると弱いけど
自分からは基本的にどの女性キャラにも友達として接してたように思うので…。
今回の見境のなさはどうしたんだろうなーと少しだけ心配です

(C)2007 ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会


7月8日

アニメ感想:おおきく振りかぶって13話 「夏大開始」

「か、かんとく…できました…」

「桐青のデータね!?」

「はい…各打者の打席の立ち位置…見送った球…
 手を出したボールカウントと手を出した球のコース…
 実際に打った球のコースと打球の方向…
 すいません、ホームビデオだとストライクゾーン4つに区切るのが精一杯で…」

「十分だよォ!ありがとうありがとうっ!」

ジェバンニ(篠岡)が一晩でやってくれました(えー
王者桐青との試合が数日後と迫ったある日、残り少ない練習時間で一刻も早くその対策を立てようと
篠岡は学校に泊まり込みで、ぶっ倒れるまで桐青の過去のゲームを徹底的に分析するのでした
なんという健気な…しかし泊まりがけとはいえ学校に寝巻きまで持ち込んでの作業とは
選手のために身を粉にして視聴者のためのサービスカットも忘れないなんて!今回の篠岡はいつにも増して可愛らしくて最高だ

そしてついに夏の大会が開幕。まずは開会式に出るために、埼玉の高校球児達が一斉にグラウンドへ集まります
保護者や野球部の関係者で観客席は満員。選手入場のファンファーレが吹かれる中、次々と学校ごとの行進が開始されますが
ここでも篠岡は視聴者の心をわしづかみにして放しません
他校の先輩と久々に会って盛り上がる篠岡。帽子を見せ合う時の「私の帽子ちゃん〜♪」に私なんぞは鼻血が吹き出る勢いです


そして女の子同士の会話といったらやはりコイバナ。「そろそろ本命ができたんじゃないの〜?」と先輩にからかわれ、
篠岡はマンガだと割とスルーしてるような印象でしたが
アニメだとほとんど本命いるのが確定みたいな反応です
マジですか篠岡!大変だよお母さんお赤飯炊かなきゃ!(えー
意中の相手は一体誰なんでしょうね、しっかり者の花井とか同じ中学・同じクラスの阿部あたりが一番怪しいところかな?
年中スットコドッコイな水谷とか、野球以外はオナニーのことしか考えてない田島っていうのも
手がかかる連中な分、尽くすタイプの篠岡は逆に惹かれるものがあるかもしれません
「篠岡の下着どこ!」と話せる仲のシガポとか一緒に風呂入った仲のモモカンとかもありえないこともない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

三橋と花井の母親が大興奮でビデオを回す中、ついに西浦野球部もグラウンドへ姿を現します
というか不覚にも花井の母ちゃんに萌えた
普通のおばちゃんなはずの花井母ですら萌えさせてくれるとは、
こうなると水谷母の登場が今から楽しみだわぁ(水谷のお母ちゃんはとっても若くて美人です)
そして「やだもーウチの子どれだか分かんないー!」と大混乱に陥る三橋母。確かにこの角度だと誰が誰だか全然分かんないな…
別の画面で確認してみると、前列奥から沖・巣山・花井、阿部・西広・水谷、三橋・泉・栄口、最後に田島の順で並んでるようです
というか三橋の顔が妙に巨大化してますよ!
ぼよーんって他の連中より二倍くらいふくれてるじゃないですか!一体何があったんだ!




ドギマギしながらもどうにか無事に開会式を終えた三橋たち。
再び球場の外に出てホッと一息入れていると、そこへ早速さっきの母親2人が声をかけてきました

「花井ー!は〜な〜い〜!」

「ちょ、ちょっと、なんで名前で呼ばないの?」

「人前で梓って名前で呼ぶと怒るのよお」

「うるっせーなー!用は!」

「ありゃどーもー、監督は?」

「いねー」

「え、どこにいるの?」

「知らねー」

(は、花井君もお母さんにはこんななんだ…)

三橋母に対しては「おばさんも一緒にどうですか」とか「俺もお手伝いします」とか礼儀正しい花井も
自分の母親に対してはこのテキトーな態度です
なんだか自分のことを見ているようですげぇニヤニヤしてしまうんですが
母親に対する喋り方ってこういう風になりがちですよね。おお振りのこういう共感を誘うような描写が好きだ

そして本日の目玉私服モモカン登場!ずぉぉぉぉ!
見てますから!他校の生徒もめっちゃ見てますから!
やはりお前らもモモカンのことが大好きですか!同志がこんなとこにもいると分かるとなんだか嬉しくなってしまうな
なんというかモモカンの胸って人類の宝ですよね?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


モモカンと母親達が話し込んでいる間に、一足先に撤収していく花井たち。
しかし妙に爽やかにニコニコしている阿部が気になってしょうがないですよ!
阿部のやつ何か悪いもんでも食ったんでしょうか
阿部にこんな顔を見せられてしまうとなんだか凄く心配になってしまいます
これにはきっと世にも恐ろしいカラクリが隠されているに違いない…(えー

(C)ひぐちアサ・講談社/おお振り製作委員会


7月7日

アニメ感想:スカイガールズ1話 「候補者たち」

未来の地球。人類はワームと呼ばれる謎の機械生命体の襲撃を受けていた。
ワームの前には人類が保持する兵器も歯が立たず、地球はこの正体も目的も分からない敵に怯えていた。
そんな時、人々をワームから救うヒーローが現れた…


(C)NAS/テレビ東京

Get Ride!
やっちゃるぜええええええ!!

てなわけで基本設定がアムドライバーと被りまくってて吹いた。コナミ提供のアニメはこういうの好きだなあ
まあしかし、突然現れた人類の敵・ワームとの戦いと言ったら
天の道を往き総てを司る男が、目に見えるスピード超えてくモーションで大暴れするストーリー
っていうのも連想
させられてしまいますね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

冗談はこの辺にしてそろそろ本編の説明といきましょう
圧倒的な戦闘力を誇るワームに対抗するため、日本海軍が開発した兵器がコレです
生身の萌え少女を超音速ですっ飛ばすトンデモ兵器・ソニックダイバー。
見た目的には相当アレですが性能の方は折り紙つき。既存の戦闘機がまるでドンガメのようです

しかしこれほどの速さで、かよわい女の子が上空を生身ですっ飛ばしたら
風圧に耐え切れなくて死ぬんじゃないかとか
呼吸ができなくて死ぬんじゃないかとか
体感温度が低すぎて死ぬんじゃないかとか

疑問は次々と湧いてくるわけですが、その辺のことは全部ナノスキンとやらがなんとかしてくれているそうです。便利だなナノスキン
スタッフ「何の裏づけもなしに生身で飛ばせるわけねえだろ!
      ちゃんと計算されてる。角度とか。」
(えー

あとは軍服のメガネの子がやけに可愛いのが印象的でしたが、しかし上には上がいます
この作品の真のヒロインは間違いなくこのツンデレジジイです(えー
まるで星一徹のような激烈ガンコ者のこの爺さん、テストパイロットにと主人公・音羽をスカウトに来た軍人どもを問答無用で追い返し、
「どうしても軍に入りたい」と言う音羽に対して「ならばワシを倒してから行け!!」と剣道での勝負を申し込みます
剣の腕前の差は歴然。容赦なく音羽を攻め立てるジジイでしたが、かわいい孫の本気に負けてついに一本プレゼントしてやります
そして音羽の旅立ちの日、素直でないジジイは見送りメンバーの中に姿を現しませんが
とうとう音羽の船が出港していくと、ただ一人断崖絶壁からその様子を見守るのでした
このジジイレギュラーで出してくれたら毎週見るのになぁ(えー

次回以降見るかどうかは正直微妙なとこです。世界の命運を握った人類の精鋭メンバー(天才とかエースパイロット)が
どれもこれも萌え少女っていうノリが私にはあんまり…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
他の学園ものアニメとか見てる時もそうなんですが、
女性キャラは生徒会長だったりクラス委員長だったり部活のホープだったり天才少女だったり超能力者だったり
大金持ち
だったりやたら強い人だったり料理が凄腕だったりして、しかも全員例外なく美少女なのに対して

男性キャラは役職のないただの生徒だったり部活は帰宅部だったり成績は微妙だったり家はローンの残った一戸建てだったり
これといった特技のない人だったりして、しかも顔のパッとしない主人公しか登場しないとか
そういうアニメはね…なんで女はこんなに持ち上げられて男は全然ダメなんだっていうね…
男ならではのそういうむなしさを感じてしまうので、はっきり言って私はかなり苦手です
戦隊もので例えるとメンバーは全員ピンクで男はゲスト役でしか登場しないなんて私はやだよ!
たまにはこう、特警ウインスペクターの竜馬みたく超絶完璧スーパーマン野郎が主人公のアニメとか
作ってくれてもいいんじゃないですか!?いやこいつはあまりにも何でもできすぎだけどさ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  改めて見ると本当すごいな…

(C)2007 Konami Digital Entertainment Co., Ltd./スカイガールズ製作委員会


7月5日

■爆丸バトルブローラーズ14話 「真夏の夜の夢」

本日のお天気は晴れ時々作画崩壊。ところにより顔が崩れるでしょう(えー
なんだか今回はきれいな作画と崩れてる作画とずいぶん両極端でしたね
まあダンママの部分は相変わらず気合入ってたので私は許すけどな!
というかいつもマルチョの部分になると途端に崩れ出すような気がする:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  かわいそうなマルチョ…


そしてついにミヒャエルが自分のお祖父さんだと告白するアリス。
昔は優しかったミヒャエルがトチ狂ってしまった理由を確かめるため、ダン達はマルチョの自家用ジェット機を使って
モスクワにあるミヒャエルの研究所まで飛んでいくことに。そこには、まだ豹変する前のミヒャエルからのビデオレターが…

「爆丸と呼ばれる彼らは、人間界ではその姿を玉の姿でしか維持できず
 唯一ヴェストロイアと同じ次元構成を持っているバトルフィールド内でのみ…」

爆丸の世界(ヴェストロイア)と人間界の関わりについて、自分の研究してきたことを説明するミヒャエル。
ふんふんと話に聞き入るダン達でしたが、話の途中でミヒャエルはくそーまた読売新聞の勧誘が来やがった
とでも言いたげにスタスタ画面外へ歩き出してしまいます



とか思っていたら次の瞬間、「ハールゲーーイ!」といきなりイカれた姿に豹変!
ジイさん一体何があったんだ 
突然「私の名はハルゲー。全知全能の神だ!」とか意味不明なことを言い出すジイさん。
おじいちゃん…さては歳のせいでボケの進行が…(えー
というか元の名前はゲーハビッチで狂った後の名前がハルゲーって、
どっちにしろハゲ的な名前は変わんないのかよ!
そ、そんな…スタッフももうちょっとまともな名前つけてあげればいいのに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

というかダンとアリスって意外といい雰囲気なんですね
ルノの方はツンデレキャラかと思いきや、ダンよりいつもマルチョと一緒にいるような気がするし
このままアリスとくっついた方が面白いかもしれないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)SEGA TOYS/SPIN MASTER/BAKUGAN PROJECT・テレビ東京・電通


7月4日

■School Days1話 「告白」

史上最低男の名を欲しいままにしたクソッタレ主人公と
その主人公に弄ばれて血で血を洗う殺し合いを始める狂気のヒロイン達で
2年前にちょっとした話題になったゲームがついにアニメ化。

ひょっとしたらアニメでは主人公もマシな奴になってるかなーと思いましたが、
アニメの方も冒頭から主人公が電車内のヒロインを隠し撮りするシーンから始まるという飛ばしっぷり。
さすがと言うかなんと言うか、サイテー男的にはつかみはOKというところでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

まずは簡単に主要人物紹介といきましょう

主人公・伊藤誠。

優柔不断でいまいちパッとしない、
でもなぜかヒロイン達にはよくモテる
という
ここまではよくある設定の主人公。
しかし女性からのアプローチにとことん弱く、
たとえ彼女がいる状態でも他の女に押されると
あっさりそっちに転んでしまう。
そうなると元の彼女にはまったく興味がなくなり
ゴミのように捨ててしまうという
腐った性根の持ち主である
ヒロインその1・桂言葉。

誠とは別のクラスで赤の他人だが、
通学の時に同じ電車を使っており
お互いに相手のことが気になっている。
しかし誠と知り合ってしまったせいで
人生を大きく狂わされてしまう
かわいそうな人
(えー
内気な性格が災いして「なにブリッ子してんだテメー」
女友達に嫌われている。
ちなみに巨乳。名前は
ことばではなくことのはと読む
ヒロインその2・西園寺世界。

頭のてっぺんから伸びたながぁ〜いアホ毛が特徴。
元気で明るく活発な性格。誠に片思いしている。
一見するといい人だが、本人に自覚がないうちに
気がつくと他人を踏み台にしている
というかなりタチの悪い人。
(例:誠の隣の席に座りたくて刹那を押しのける、
   誠に接近するため言葉と誠の仲を取り持つ、など)
ヒロインその3・清浦刹那。

小柄で無口で無表情。一見すると
「はいはいホシノ・ルリとかそんなキャラでしょ」
という印象を受けるが
この作品で唯一の良心と言われて名高い。
「安心して見られるのは刹那だけ」と評判のしっかり者である

というか女性キャラのネーミングセンスが、世界とか言葉とか何この痛い名前と思えるかもしれませんが
そこは気にしたら負けですよ!(えー


物語は誠が隠し撮りした言葉の写真を、クラスメートの世界に見られてしまうところから始まります
「それなら私が引き合わせてあげる」とやたら誠の世話を焼きたがる世界。
言葉と誠に2人っきりの食事の時間を用意してやると、元々お互いが気になっていた2人は急接近してしまいます
そのまま一気に付き合うことになり、念願かなって大はしゃぎの誠。「末永くお幸せに」と誠を祝福する世界でしたが…



帰り際にチューしていきやがりました。なに考えてんだこの女!

一話からいきなりこんな修羅場かよ…。というか今のところ、言葉が実に健気でやたら可愛いので
このまま誠と言葉の純愛ラブラブストーリーってのも見てみたいなーとか思ってたんですが
世界のこの行動からして、どう考えてもそんな展開にはなりそうにないですな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
とりあえず次回でいきなり誠が世界に転ばないことを祈るばかりだよ…

(C)STACK・School Days製作委員会 2007


7月3日

■デルトラクエスト14話 「うばわれた宝石」

前回の約束通り、ジャスミンにジャードの過去話の続きを話すリーフ。その内容とはズバリ…

色々あってジャードはエンドンとその妃を助け出しました、おわり(えー

い、いやだってさぁ…ジャードとか微妙なヒゲづらオヤジになっちゃったし、長々話しても面白くねーんだもん!

要点をまとめると、力の弱まったデルトラのベルトはアクババに破壊され、7つの宝石も世界各地へと持ち去られてしまいました
失われた宝石を集め、なんとかしてベルトの力を復活させたいジャードでしたが
例え宝石を取り返したとしても、すでに民からの信頼を失ったエンドンではベルトの力を引き出せなくなっていました
「城から逃げ出すなんてヤダヤダ!でも死ぬのはもっとヤダ!」とやかましいヘタレ王のエンドンでは
この先民からの信頼を回復することもまず無理でしょう(えー
ベルトの力を引き出せるのは王族のみ。こうなったら子供に希望を託すしか…ということで、
エンドンはシャーン王妃を連れて身を隠し、誰の目も届かない場所で子供を育てる道を選びます

久々に再会したというのに、たったの一晩で別れることになってしまうとは…ジャードとの別れを惜しみながら旅立っていくエンドン。
それにしても髪を下ろしたシャーン王妃は美人だのう

ちなみに、城がアクババに襲われた時には若かりし頃のおっさんも戦いに参加していましたが
やっぱり一発でやられてどっかに吹き飛ばされてしまいました
今も昔も変わってないなーおっさんは:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「色々あったのね…」

ちょうど話にも区切りがついたところで、先への偵察に飛ばしていたクリーが戻ってきました
少し進んだところに隠れ家に使える森を見つけたようで、そこまで進んだら体を休めようという話になりますが…

「…バルダ?」

「先に行け」

じっと後ろを見据えたままスラリと剣を抜くバルダ。何やらただならぬ様子…と思っていると、
その視線の先には再び舞い戻ってきたアクババが!

仇を取らせて
もらうぞ…!
俺自身の仇をなァ!!

「あの時の俺とは違う…!アクババの一羽ぐらい!」

かつて受けた屈辱の借りを今ここで返す!なんだかおっさんが凄く凛々しいですよ!
しかし冷静に考えると、たったの数羽でデル城を攻め落としたアクババ相手に
おっさん一人ではまったく勝ち目がないのでリーフ達は慌ててそれを止めに入ります

「何言ってるの!?」

「バルダ、生きるんだ!今はまだ生き延びるんだ!」

いや、だからあの時の俺とは…

てめーモタモタ
すんじゃねえよっ!
仇だか何だか知らねえが
とっとと入りやがれ!
(えー


(C)鳥山明/集英社

ばさーっと魔法のマントでおっさんに覆い被さる2人。というか「生きるんだバルダ!」って要するに
「バルダが戦っても死ぬに決まってるじゃないか!」って酷いこと言ってますよ!(えー
せっかくカッコよく決めたのになんという立ち場のないバルダ…いや実際リーフの言う通りなんですけどね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「むしゃくしゃしてやった。本当に勝てるとは思ってなかった。今は反省している」と、一人で先走ったことを反省するおっさん。
今度も消えるマントでアクババをやりすごし、先ほどクリーが見つけてきた森で心身ともに休養を取ることにします

というかエンドカードがジャスミンの無防備な寝顔ってところが
視聴者のニーズを完璧に把握してるぜデルトラスタッフ(えー
デルトラスタッフの空気を読む能力は素晴らしいな…これじゃまた次も見ざるを得ないじゃないか!次回に続く!

(C)2006デルトラクエスト製作委員会・テレビ愛知


7月1日

■デルトラクエスト13話 「エンドンとジャード」

ラットシティを後にしたリーフ達は早速新たな宝石を求めて出発。
しかし、はばひろ川を渡った時から疲労を訴えていたジャスミンは、
ラットシティからそう離れてもいないうちにへたり込んでしまいます

「足は棒みたいだしお腹だってペコペコ…泣きたくても涙も出ないくらいよ…」

「それはみんな同じだ、泣き言を言っても始まらないぞ」

「このくらいで音を上げてもらっちゃ困るぜ」とジャスミンに立ち上がるよう声をかけるおっさん。
おっさんは前回階段でへばってるところをジャスミンに置いてかれた恨みがあるので
今度はその仕返しとばかりに、ジャスミンの泣き言を聞いてやるつもりはないようです(えー

「…!?あれは…!まずい!バルダ、ジャスミン!アクババだ!」

リーフがジャスミン達の方をふり返ったその時、遥か空の彼方からこちらを目指して飛んでくる巨鳥アクババの姿が!
「影の大王と意識を共有している」というアクババに見つかってしまえば、すぐさま三人の元へ追っ手が差し向けられてしまうでしょう

「こいつはまずい!」と即座にジャスミンを抱えて駆け出すおっさん。
というかジャスミンを持ち上げるどさくさにジャスミンの胸をわしづかみに!
なんという役得!ジャスミンは胸がないのに妙に胸に関するエピソードが多い気がするな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

すぐにリーフの消えるマントで身を隠す3人。幸いアクババに見つかる前に姿を消すことができましたが、
用心深いアクババはその場から立ち去ろうとせず、リーフ達の頭上をぐるぐると旋回し続けます

「いつまでこうしてるの…?」

「あいつがいなくなるまでさ」

「気が長いのね…」

「父さんもずっと待っていたよ」

「ああ、ジャードか…」

こんなことぐらい父さんの忍耐に比べたら…と父親のことをポツリとつぶやくリーフ。
この中で唯一リーフの家族のことを知らないジャスミンは、自分にもそのことを教えて欲しいと昔話をするようねだります

リーフの父・ジャードはデルの国王に仕える兵士の息子として生まれ、
王子エンドンとは同じ乳母によって育てられた親友同士の間柄でした。
いつかはエンドンを守る立派な兵士になることを夢見て、ジャードはエンドンと共に日々成長を重ねていきます

「王様が…王様がお隠れになられた!」

しかし2人がまだ成人する前のある日のこと、それまで国を治めていた王は突然病死してしまいます
まだ頼りない少年の身でありながら、急に国を任されることになったエンドン。
即位式の最中、ジャードは分不相応な重圧を負うことになってしまった親友を心配そうに眺めるのでした

「こ、これがデルトラのベルト…!」

そして新たなる王の証として、デルトラのベルトをその身にまとうエンドン。
ベルトの真の力は王族にしか発揮することができず、王となる者は必ず即位式の仕上げにこのベルトを装着するのです
エンドンがベルトを巻いたとたん宝石は眩い光を発し、いよいよ周囲から名実ともに王と認められることに。
太古の昔から数々の邪悪を退けてきたというデルトラのベルト。しかし、身につけていなければ意味がないそのベルトは、
なぜだか即位式が終わると誰の手も届かないような塔に保管されてしまうのでした

常に王が身に着けておけばいいものを、なぜわざわざ王から遠ざけるような真似をするのかと疑問を持つジャード。
言うなれば、せっかくの強力な防具を装備もしないで
預かり所にぶち込んだままにしておくようなもんです
(えー
ジャードはベルトの扱いについて真相を確かめるため、夜な夜な城の図書館に忍び込んで
王族の始祖・アディンが残したという”デルトラの書”を読みふけるのでした



”デルトラの王となる者は常にベルトを身につけるべし。
 さもなくば影の大王、影の国より襲い来たるであろう”

なんとデルトラの書には、今の王家のしきたりとはまったく逆のことが書かれていました
まるで国を陥れるかのようなしきたりに危機感を覚えたジャードは、すぐにこのことを伝えにエンドンの元を訪れますが…

「ジャード!?ダメだよ、いくら親友の君でもここに入ってきちゃいけない!掟に反する!」

「エンドン、すぐにデルトラのベルトを身に着けに行こう。
 昔の王や女王がそうしていたように」

「そんなのダメだ、掟では…」

「掟がなんだ、あんなの歴代の主席顧問官が勝手に作ってるだけじゃないか!」

ジャードが思い返してみれば、ベルトの他にも城には妙な掟がいくつもあったのです
”城の人間は絶対に城下の町へ足を踏み入れてはならない”など、まるで外の世界から隔離でもされているような…

「なんということを…陛下に恐ろしいことを吹き込みおって!
 一体何を企んでいるのだジャードよ!」

エンドンの説得を試みるジャードでしたが、そこへ割って入るように主席顧問官・プランディンが登場!
この悪人ヅラからしてこいつが黒幕で間違いありませんが(えー
次々とデタラメを並べるプランディンによって、みるみるジャードは罪人に仕立て上げられてしまいます

「そうか…お前は陛下を妬んでいたのだ!そしてついに陛下を亡き者にしようとしたな!」

「違う!信じてくれエンドン、僕は君のためを思って!これを見てく…」

「陛下!奴はナイフを持っておりますぞ!誰か、誰かおらぬか!」

ジャードがふところのデルトラの書に手を伸ばしたその時、
「こいつは凶器を取り出す気だ!」とプランディンは有無を言わさず衛兵を呼び出す!
ここで捕まればプランディンに強引に処刑されてしまうでしょう、ついにジャードはエンドンの説得を諦めて逃走をはかります

「とにかく城を出よう…!機会をうかがってもう一度エンドンに…」

城門の周囲は厳重に固められていましたが、ちょうどその時城から出て行く馬車を発見したジャード。
木を伝って馬車の上に飛び乗ると、すぐにその荷台の中へ身を隠します

「むぐっ!ひどい臭いだな…通ってよし」

馬車の積み荷は肥か何かでしょうか?あまりにもひどい臭いに門番も簡単に調査を済ませると、早々に馬車を通してしまいます

「ぶはあっ!はあっ、はあっ…」

頭がどうにかなりそうな悪臭に耐えながら、どうにかこうにか城を脱出したジャード。
馬車が止まったので荷台から降りようとしますが、その時周囲から怒涛の勢いで押し寄せる人の波が!
潜んでいたことがバレたのか!?と肝を冷やすジャードでしたが…

しかし、馬車に集まった人たちはまったくジャードのことなど目もくれず、一心不乱に馬車の積み荷をむさぼり食い始めます
そう、馬車の積み荷は肥などではなく唯一町の人たちが口にできる食べ物だったのです
確かチュルナイでリーフが「デルの住人は腐りかけの残飯を奪い合って食べてる」と話していましたが、
まさかこれほどまでにひどい状況だとは…
ジャードが声をかけてもまったく反応が返ってこないほど、町の人たちの心身はすでに弱りきっていました
というかこのじいさんのうつろな顔マジで恐いよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「そ、そんな…これがデルの町だっていうのか!?
 いつも城から眺めていた、あの美しいデルの町は!?」

滅びの町としか言いようのない荒れ果てた惨状に愕然とするジャード。
小さい頃からずっと城で見ていたデルの町は、ついさっき城から出るまで
確かに平和そのもので活気に溢れる美しい町だったはずなのに…?

そう、これもまた影の大王とプランディンによる策略だったのです
「民の信頼により力を増す」というデルトラのベルトを弱体化させるため、城を外界から隔離して町の姿を幻でカモフラージュし、
城の人間が知らないうちに、民から王への信頼を根こそぎ奪っていくという…

「はあ…はあ…は……あ……」

ジャードに次々と差し向けられるプランディンからの追っ手。これでは町で休むこともままなりません
森の奥に逃げ込み、あてもなく彷徨うジャードでしたが、溜まりに溜まった疲労でついにばったり倒れ込んでしまいます





「は…っ!?」

しばらくしてジャードが目を覚ますと、なぜかどこかの家のベッドに寝かされている状態でした
追っ手に捕まらずに済んだのか…?とジャードが辺りを見回してみると…

   

超絶的萌え幼女キター!!
なんじゃこりゃー!!天国か?まさかあのままおっ死んで天国へ来てしまったのか?(えー

そこは森の中でひっそりと暮らしている鍛冶屋・クリアンの家でした。
クリアンとその孫アンナは、行き倒れているジャードを見つけて助けてくれたのです

「あ、あの…助けてくださってありがとうございました。すぐに出て行きます」

「どこか行くアテはあるのか?どうだ、ここで仕事を手伝ってみないか。その服は息子のものなんだ…
 3年前に殺されたよ、息子の嫁はずっと前にお産で死んでいる。
 そしてアンナはワシが育てることになったんだ」

そ、それってワシはもう老い先短いからアンナが一人になったらよろしくってことですか!?(えー
チクショウなんてうらやましい。ジャードは元々城での暮らしで鍛冶の心得があるので、
見事な手際でクリアンの仕事をサポートでき、すっかり気に入られてしまったようです

というかアンナはマジ可愛すぎるぜ…物干し場からジャードを覗き見る時の、くいっとアゴを柵に乗せる動作とかたまりませんよ!
そしてクリアンの申し出を受けて、その後は鍛冶屋の後継者としてその家で暮らすことにしたジャード。
数年後クリアンが寿命で亡くなってからは、やはりアンナを嫁にもらって
ずっと2人っきりで暮らし続けます。
こ、この幸せ者がー!!




そしてジャードがヒゲオヤジになってしまったほどの年月が経過したある日。
ジャードが日課のように家から城の様子を見守っていると、
穏やかな普段の様子とは違い、何羽ものアクババが城を襲撃する姿が!
望遠鏡で詳しく城の様子を見てみれば、そこにはエンドンからジャードに助けを求める合図が…

「エンドンからの合図が…ついに来た!来たんだ!」

ついにエンドンと再び分かり合えるチャンス到来!ジャードは自ら鍛えた剣を腰に差すと、親友を助けに再び城へと向かうのでした

「友を信じ、長い年月希望の時を信じて待ち続けたジャード…リーフはその思いを受け継いでいる」

「そっか…」

と、ここでアクババがようやく立ち去ったので話を切り上げるリーフ達。
アクババが引き返して来ないうちに、すぐにその場を離れることにします

「待ってよ、さっきの続きは?2人はどうなったの?」

「続きはあの丘を越えたところで話すよ」

「だったら急がなきゃね!」

へばっていたジャスミンも元気を取り戻して丘へ向けて駆け出します。
リーフとバルダはそれを微笑ましげに眺めながら旅を続けるのでした。次回に続く

(C)2006デルトラクエスト製作委員会・テレビ愛知






トップに戻る