■みなみけ1話 「南さんちの三姉妹」

放送前から期待と不安が入り混じっていたみなみけがスタート。実際に見てみてどうだったかと言いますと
いや、つまらなくはないと思うんだ…でも面白いかどうかと言うと、う〜ん…
皮肉にも「期待しないでください」っていう放送前のテロップが全てを物語っているというかなんというか、
文字通り期待しないで見るとちょうどいいのかもしれない…

なんというか、原作でもそうなんですけどあのしずくちゃんみたいな形の口でずっと喋られると
なんか変な顔だなぁ〜っていう印象がどうも拭えないですね。たまにならいいんですけど…

しかしケイコの可愛さだけは本物だよ!ケイコがメインキャラであれば手放しで誉めまくるのに!
でもこの先ほとんど出番ないんだよなーこの人:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

あと原作でよく見られる無意味なパンチラは、アニメだと完全に見せない方向で行くみたいですね
まあ今回見終わってやっと「あれ、そういえばパンチラなかったな」って気がついたんで
それはなくても問題ないと思いますけども


■みなみけ2話 「おかしな学校」

「赤い帽子をかぶると涙を流して小さくなるものなーんだ」(答え:ロウソク)

「連敗中のカープファン」

「悪かったよ、来年はきっとやってくれるよ…」

うう…こいつら…カープファンのなんたるかを全然分かっちゃいない!
俺なんかもう涙もとっくに枯れ果てた!(えー
カープ…10年くらい前はあんなに強かったのになあ…何がどうしてこうなったのか…

「凄かったよねー日本シリーズ!カープ奇跡の優勝!」

「起きないから奇跡って言うんだ」

うるせー!諦めたらそこで試合終了なんだよ!夢くらい見させてくれよ…


■みなみけ3話 「玉蹴り番長再び」

「お〜い南、テストどうだった?」

「来たな番長!また私に勝負を挑む気か!」

「ええ…?ば、番長!?」

カナのことが好きでラブレターを送ったサッカー少年・藤岡。しかしカナのメチャメチャな勘違いにより、
果たし状を送りつけてきた玉蹴り番長として妙な警戒心を持たれてしまいます。
「番長ごとき今日のテストで軽くひねってくれる!」と鼻息を荒げるカナでしたが…

 

カナ

藤岡

ケイコ

数学

65点

66点

100点

英語

61点→(改ざん)66点→(改ざん)68点

69点

100点

国語

52点→(改ざん)62点

71点

100点

社会

41点→(改ざん)87点

89点

100点

理科

67点→(改ざん)89点

90点

100点

あ…?あ…?なぜだ?なぜこいつは倒れない?なぜだ!?
原作以上に点数改ざんしまくったのにカナ惨敗!
というか藤岡は社会とか理科とか、真面目にコツコツ覚える系の科目が得意なんですね。
さすが誠実を絵に描いたような男。カナはまったく逆ですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そして単なる秀才キャラと思いきや物凄い完璧超人だったケイコ。5教科オール満点ってなんなんだよ!
こんなとてつもない天才がアホの子カナと同じ学校にいるなんて…公立中学校とは恐ろしいところだよ…
ちなみに完璧超人を「かんぺきちょうじん」と読んでしまった人は、ちゃんとキン肉マンで勉強してくるように(えー

そんな藤岡との死闘から数日後。自宅でカレーを作っていたカナでしたが
水っぽいカレーにルー投入 → ドロドロになったので薄める → 水っぽくなったのでルー投入 → ドロドロになったので以下略
と繰り返しているうちに、気がついたらでかいナベ3つに溢れるほどのカレーを作ってしまいます
とても3姉妹だけで食い切れるわけがない…頭を抱えてしまうカナでしたが、そこでひとつの妙案が浮かびます
自分をつけ狙う玉蹴り番長をカレーで手なづけてしまえばいい!作りすぎたカレーも処理できて一石二鳥!
というわけで、思いがけずカナの家へお呼ばれすることになった藤岡。
いきなり好きな子の家で食事だなんて!緊張が隠せない藤岡でしたが、
元々どこに出しても恥ずかしくない好少年なので、すぐに姉のハルカや妹のチアキと打ち解けてしまいます

「とってもいい子じゃない、藤岡君って」

「そうですよね、あれが番長だなんて何かの間違いです」

「それになんて言うか、お父さんに雰囲気がそっくりなのよね」

「え…?お父さんは…あんな感じですか…」

パイルダーオーン!!
幼い頃から両親不在で親を知らないチアキ。会いたかったよダディ!とすっかり藤岡に懐いてしまいます
普段の大人びた態度からは想像もできない甘えよう!チアキ×藤岡×トウマこれ最強!(えー
トウマはまだアニメで登場してませんが出番が待ち遠しいところですね
1クールでそこまで行けるかどうか分からないけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それにしても今回は過去2回より大分面白いように思いました、
やっぱりあのしずくちゃん口がそれほど大げさじゃなかったからでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というか今回チアキがずっと読んでた本何ですかこれ!
世界『紙一重』偉人伝 〜愛すべきバカ野郎の生涯〜 第3集
素直になれない恋の心理学者ツンデレーエフ

買うなよこんなうさんくさい本!(えー
しかも第3集ってことは1集と2集も集めてるんだろうか…見かけによらず変な趣味だ…


■みなみけ4話 「恋もよう」

「はぁーっ…」

ある日のカナ達のクラス。そこでは藤岡に恋する少女・リコが、一日中藤岡に熱烈な視線を送りまくっていました
藤岡を見ているだけで天にも昇る気持ちなほどにベタ惚れのリコ。
しかし最近、藤岡が妙にカナに接近中なことに気が気ではありませんでした

「どうしたのリコちゃん?」

「い、いや別に…はっ!?ケイコちゃん待って!」

「ひゃっ!?な、何!?」

「藤岡君と南さんって最近仲いいよね…つ、つき合ってたりするわけ?」

今も藤岡とカナが話しているのを見てリコは激しく動揺!
このやり場のない気持ちをどうしたら!もうケイコのスカートをめくらずにはいられない!(えー
意味の分からないリコの八つ当たりでパンツ丸見えの危機にさらされてしまうケイコ。
とんだ厄介者に話しかけてしまった…なんとかスキを見て逃げ出そうとするケイコでしたが…

「そうそう、南の家に行った時に…」

「あ…遊びに行った!?待って!!」

「ちょっ…!?も、もう、何?」

「い、今家に遊びに行くって!」

「お友達なら家で遊ぶくらい…」

「中学生って時期に家で遊ぶなんて大変なことじゃない!
 ケイコ!?あなた一体何学生よ!」

(…いつの間にか呼び捨てに…(´・ω・`))

「わ、私が何学生だろうと家で遊ぶことぐらい」

「幼稚園児はちょっと黙ってて!」

(…学生ですらなくなった…(´;ω;`))

もはやリコの八つ当たり用サンドバッグと化してしまったケイコ。
さっきまでちゃん付けだったのに当然のように呼び捨てです
逃げようとしてもすかさずスカートに伸びる魔の手!やむなくリコを刺激しないよう、無抵抗を決め込むケイコでしたが…

「すごく美味しかったよ、南が作ったカレー」

「て、手料理!?これは一体どういうこと!?」

「きゃあっ!?ど、どうしてスカートをつかむの…?」

「家で遊んで手料理食べて!これはもう立派な恋人じゃないのっ!!」

「チアキちゃんとハルカちゃんは元気?」

「か…家族公認!?」


(C)武論尊・原哲夫/集英社

この拳王には
無抵抗は
武器にはならぬ!!
(えー

逃げようと逃げまいとケイコを襲い続けるリコの剛拳!
結局その後もケイコに安息の時が訪れることはありませんでした(-人-)合掌
これはもう次回もリコには全自動スカートめくり器としてケイコと一緒に登場してもらいたい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「でね、その先輩が気持ち悪いのよ〜!」

ところ変わってハルカが通う高校。昼休み、バレー部の友達マキ&アツコとランチタイムを満喫するハルカでしたが、
「あの先輩きんもーっ☆」とマキが噂話を始めたその時、その本人がハルカ達を訪ねにやって来てしまいます

「おおさすがマキだ!頼まれずとも南ハルカを勧誘してくれてたのか!」

「か、勧誘ってどういう…?」

「南ハルカをマネージャーに迎えるための勧誘だろう!男子バレー部のために!」

「な、なんでハルカをマネージャーにするんですか?」

「決まっているだろう!俺は南ハルカに汗を拭いてもらうんだ!」

《まあ先輩すごい汗…早く拭かないとお風邪を召しますわ》

《慌てなくてもどんどん出てくるよ、ハ・ル・カ…》(どばどばどばどばどば)

「うふぁあはははははは!ふはぁっはっはっはっはっはっは!
 あーっはっはっはっはっはっはっは!!」

な、なんという変態!イケメンなのに汗ふきフェチで妄想癖という救いようがない男!
その名は保坂。やって来るなり妄想を爆発させて、笑いが止まらなくなってしまいます
本当に笑いが止まらずいつまでも笑い続けてるから凄すぎる
それにしても、すぐ横でその変態が大笑いしてるのに涼しい顔して弁当食ってるハルカ達はなんなんだ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

   

「あっはっはっはっは!あっはっはっはっはっは!」

「せ、先輩!」

「ん?なんだ」

「ハルカは子育てが忙しくて部活できないそうです!」

「…子育て?…こそだて…ぶはあっ!…あ…?あ…?」


(C)細井雄二/講談社

ハルカが子持ちと聞いた途端
←こんな顔になって硬直してしまう保坂。
子供とはもちろん妹たちのことなんですが、保坂にそんなことを知る術もありません
結局そのまま保坂の思考が再起動することはなく、ハルカの勧誘は失敗に終わったのでした

「なるほど合点が行った!」

「な…何がですか?」

「南ハルカの魅力の秘密だ!彼女からにじみ出る魅力を考えれば、
 
子供のひとりふたりいても不思議ではない!いや、いて当然だろう!」

しかし変態の回復能力ほど侮りがたいものはない!
放課後の部活タイムになるとすでに完全復活を遂げていた保坂。
変態の前では、コブつきという事実すら魅力のひとつに過ぎないのか…

「ああ…その程度のことが分からないとは、俺もまだまだだなぁ…
 まだまだだ…うん、まだまだ…」

さらに遠い目をしてぶつぶつ独り言をつぶやき続ける保坂。誰か救急車呼んであげて!
これ以上保坂につき合っていると身が持ちません。保坂が虚空を見つめているうちに、そそくさ練習に戻ろうとするマキ達でしたが…


(C)三条陸・稲田浩司/集英社

しかしまわりこまれてしまった!!

変態大魔王の保坂を前に逃亡など無意味!結局マキ達は保坂の気が済むまで妄想トークに付き合わされるハメに…

「待てよ、そうなると彼女の子供たちとも仲良くならなければ…俺は二児の父か!!」

《おみやげをよこせー!》

《おみやげをよこしなさーい!》

《はははは、お帰りが先だろう娘たちよ》

《お帰りなさいあなた、今日もたくさん汗をかきましたね》

《ああ、3リットルは固いな

干からびて死ぬわそんな汗!そんなに汗を拭いてもらうのが好きか!
留まるところを知らず膨れ続ける保坂の妄想ワールド。いつまで経ってもマキ達は練習に戻ることができないのでした。次回に続く


■みなみけ5話 「海へ行こうよ」

水着回がきましたか…正直水着回っていうのは感想書くのに困るんですよ!
なぜかというとエロいとか萌えとかハァハァとか以外に何も書くことがないから:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
私のボキャブラリーが貧困だと言われてしまえばそれまでなんですが…それでも今回は内容薄かったと思いますよ!
だって海に集まったメンツで変人なのがカナ一人だけだからなぁ(えー

視聴者に水着サービスすることが前提で、お笑い要素を求められるのがカナ一人だけとなれば、
まーどうしても話が薄味になっちゃうかなと。カナはそれほど好きってわけでもないので、ちょっとばかり荷が重かったです
せめてカナの変人度を際立たせる藤岡とか、全自動スカートめくり器のリコ&ケイコとか、押しも押されぬ変人保坂とか
あの辺の人も連れてきてくれれば良かったのに!(えー

というかこのアニメ、パンチラは断固としてやらないのにブラチラはOKだったのか!!
規制か!?パンツはテレ東規制にかかるけどブラジャーは抜け穴だからか!?
まあどっちにしてもこんなん見えても見えてなくても一緒か:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


■みなみけ7話 「いろいろな顔」
 

「ん、藤岡がなんで図書室にいるんだ?」

「たまには本くらい読むよ」

「お前は番長なんだから、こんな所にいたら世間体とかアレじゃないの?」

「前から気になってたけど…なんで俺番長なの?」

「ねえユウ、あなた以外にも番長がいるよ」

ある日、図書室で平和な時を過ごしていた藤岡。しかしそこで、同じく番長を名乗る上級生・ユウと遭遇してしまいます
番長、それは日本を牛耳るために各地へ送り込まれた極悪人の集団。(えー
藤岡はただ一人の正義の番長として、日本の命運を賭けたユウとのジャンケン勝負に臨まねばならないのでした

「藤岡君さぁー、私は番長だから勝負と言えばケンカなわけ。
 
ジャンケンなんてやり方をちょぉっと忘れてるかもしれない。
 具体的に言うと、チョキの形を一瞬忘れて
 ちょっと出すのが遅れてしまうかもしれない」

「…」

「言ってること分かるね?」

「わ…分かります」

「私は番長なんてさっさとやめたいからお前ちゃんと勝てよ」というユウの心理的トラップ発動!
そんなものが藤岡に通用するか!真っ向からのジャンケングーでユウをたやすく撃破!
それにしてもユウ、原作じゃ体育会系なだけで普通にいい人だったのに、
アニメだと無愛想なおっかねー女って感じになってんな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

正義の番長として初陣を飾った藤岡でしたが、ククク…しょせんユウは番長の中でも最弱…と、
三代目番長のユウを遥かに上回る悪逆非道の初代番長・南ハルカが存在することが発覚。
なるほど、これはラスボスの正体が実は身内だったというお約束の:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「番長ー、新しいチョークもらってきました」

「ちょっと、その呼び方やめてって言ってるじゃない」

「番長、今日のゴミ捨て4班だったよな?」

「3班だよな番長」

「番長、花瓶の水っていつ取り替えたっけ」

「…」

「これだけ定着してるんだし、集団の長って意味じゃクラス委員長も番長もあんまり変わんないでしょ」

2年前、中学時代に在りし日の初代番長としてクラスに君臨していたハルカ。
カナだけから番長と呼ばれている藤岡や、ヒロコだけから呼ばれているユウと違って、
ハルカはクラス全員の恐怖の象徴として番長と呼ばれていました
学校中の窓ガラスをピカピカに掃除するなど、やりたい放題悪の限りを尽くしていたハルカ。
しかしそんなある日、ついに番長包囲網を展開した担任がそのシッポを掴むことに…

「あ、南、ちょっと話があるんだけど」

「はい?なんでしょう」

「それがな…ここ最近耳にした話によると、どうやらウチのクラスに番長がいるらしいんだ」

「えぇ…!?」

「そうだよな、ビックリだよな!先生は暴力が大っ嫌いだ!
 番長なんて言ってる奴は人間のクズだぁっ!
 だからクラス委員の南に、番長探しに協力して欲しいんだ」

「ええええっ!?」

番長のハルカを目の前にして精神攻撃を展開!なかなかにやり手ですこの担任
さすがのハルカもこれにはたまらず、テキトーな理由をつけてすぐにその場を去ろうとします

「あっ、お花枯れてますね!捨ててきまーす!」

「あっ、いたいた…教室のゴミ箱ないんだけど、番長ー!」

「うわわあわあっ!?」

な、なんということを!自分を追い詰めようとした教師への報復として、事故を装い花瓶で撲殺!
なんて恐ろしい…わずか15歳の若さで容赦なく担任を抹殺とは…これがゆとり教育の弊害ってやつか…(えー


しかし我ながら今回の感想はひどいもんだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
変な話ばっかしてすいません、しかしアニメはケイコの出番が微妙に多くて嬉しいですね
スタッフはあえてケイコの登場する話だけを選んでくれてるとしか思えない…

それと以前もチアキが読んでた世界紙一重偉人伝ですが、以前読んでたのが第3集で今回は第7集…一体何冊持ってるんだ
ちなみに著者は第3集がツンデレーエフだったのに対して、第7集はバキュラ夫人だそうですよ
元ネタはメンデレーエフとキュリー夫人だろうけど、それにしてもバキュラ夫人…
きっとザッパー256発当てないと死なない凄い人なんだろうな(えー

それにしても、10代の女子が5人集まってボリボリぬか漬けを食いながら談笑する姿っていうのは
カオスすぎだろと思いました。なぜに友達の家に遊びに来てぬか漬け…


■みなみけ8話 「ほさか」
 

「そうか…やはり本当なのか!」

「え、ええ…今日ハルカの家に行きますけど…」

「そうか…いやまいったな今日か…」

今日も今日とて、ハルカの友達のマキを捕まえて変態トークを繰り広げていた保坂。
マキが今日ハルカの家に遊びに行くと聞いて、なにやら遠い目をした保坂は悩みだしてしまいます

「あ、あのう保坂先輩…?行くのは私と速水先輩とアツコだけで、保坂先輩は誘ってませんけど…」

「それはそうだろう。俺はまだ南ハルカと言葉すら交わしてないからな、誘われる理由がない」

(よかった…それくらいはこの人にも分かるのか…)

「しかしまいった!誘われるにはまず友達になる必要がある…
 
放課後まで時間がないな、計画的に動かなければ!」

今日から俺も南ハルカの友達だ!と放課後までのわずかな時間で、自分もハルカのマブダチになることを計画する保坂。
なんという無謀!しかし保坂ならあるいは…と思わされるからこいつは恐ろしい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まずはハルカとの印象的な出会いを保坂はハルカとの出会いをどのように演出するかについて、脳内シミュレーションを開始します

「そこで南ハルカはうつむくわけだ…そして俺は抱き寄せるわけだ…
 
問題はここからだ、問題は!」

ちょっ…それ以前の問題だろ!この間海行ったばっかなのに雪の中の出会いかよ!
シミュレーションと言う名の妄想じゃないか!結局この日もひたすら妄想しているだけで一日が終わってしまった保坂。
相変わらずハルカとはなんの進展もなかったのでした






「南ハルカはいないのか?」

「は、はい…」

「そうか…せっかく共通の話題を用意してきたのに!」

後日またも保坂襲来!全然懲りていない保坂は、またハルカと接点を作ろうとクラスに乗り込んできました
あいにくハルカはランチを買いに行って留守。今度はマキとは別のハルカの友人・アツコが応対することに…

「共通の話題…?」

「料理の話だ」

「保坂先輩、料理できるんですか?」

「今日から料理好きだ。南ハルカが楽しいと言うなら楽しいはずだ、
 南ハルカの言葉は絶対に正しいのだ!」

なぜか服を次々脱ぎながら力説する保坂。ついに変態の壁を超えて犯罪者に!(えー
でも「今日から料理好き」ってことは、今はまだ料理ことなんて全然知らないだろうから
もしハルカがこの場にいたらこの人何を話すつもりだったんだろう(えー

「それで、南ハルカはどこに?」

「マキと一緒にパンを買いに…」

「何!?南ハルカは弁当持参ではないのか!?」

「あ、それが今日はですね…」

「毎日パンだけでは栄養が偏ってしまうじゃないか!?
 ここはひとつ料理に目ざめたこの俺が!」

「だからその…」

「待っててくれ南ハルカぁぁぁッ!!」

「話を聞いてぇ…」

みるみる暴走超特急と化してしまう保坂!一方的にまくしたててアツコの前から消えてしまいます
今日のハルカはたまたまパンを買いに行っただけなんですが、すでに猛スピードで立ち去った保坂には知るよしもありません

そして翌日、なんと保坂は美味しそうに仕上がった自作弁当を作って学校へやってきます。
料理歴たった一日でこの腕前!変態ってこと以外はこいつ物凄い奴なんじゃ…(えー

「あれ、保坂なんで同じ弁当が2つあるの?おいしそー」

「フランス風弁当だ」

「むぐむぐ…あぁ美味しい〜」

「ダメだ!これでは彼女に食べさせられない…
 赤ワインの煮詰め方も、干しブドウもソテーも俺自身も!何もかも甘すぎる!
 グリヴィッシュの中でエストラゴンとコルシニョンがとてもケッパーだ!!」

何を言ってるんだかさっぱり分かりませんよ!
ついに保坂の思考回路には日本語すらついて行けなくなってしまったのか…(えー

ともかく恐ろしく完成度の高い料理でなければ、保坂はとてもハルカに食べさせる気が起きないようです
この一件ですっかり料理の求道者と化してしまった保坂。
暇さえあれば、シャドーボクシングならぬシャドークッキングに明け暮れる毎日を送っていました

(沸騰した湯に…塩を入れる…パスタを投入…!かきまぜる…!)

見事としか言いようがない陶酔ぶりです
ただ湯にパスタを入れてかき混ぜるだけでもこのアクション!なんて見てて退屈しない奴なんだろう…

「保坂保坂ー、ハルカちゃんがお腹空かせてるって」

「何ィッ!!こんな日のために日頃から弁当を2つ用意していたのだ!!」

そして幸運にもハルカに弁当を手渡すチャンス到来!さっきのパンの日からしばらく経ってますが、
その間保坂はこんな日もあろうかと、マジで毎日2つの弁当を作って学校に持ってきていました。なんという地道な…
すぐにハルカの教室へ直行する保坂!しかし、タッチの差でアツコがハルカにおにぎりの差し入れを与えてしまいます

「ハルカ、おにぎりあるけど食べる?」

「あむん…むぐむぐ…あぁ美味しい〜!!」

「…!!!」

目のくらむようなハルカの満面の笑み!それを見て稲妻のようなショックを受けた保坂は、そそくさとハルカの教室を後にしてしまいます

「俺の出る幕はない…しっかり食べていつも笑っていれば…何の問題もない!!」

なんという潔い変態!カッコいいぞ保坂!どれだけ頭のネジが吹っ飛んでても、ハルカには迷惑をかけないのが保坂の魅力ですね
その代わりマキとアツコにはメチャクチャ迷惑かけまくりですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン





「らっしゃい安いよー!今日も活きのいい魚入ってるよー!」

「はっ…!」

そんな学校の帰り道、今日も良質な食材の厳選に余念がない保坂。
商店街の魚屋の前で足を止めると、活きのいいタラを見て目の色が変わります

「はい、あなた」

「ああ、ありがとうハルカ」

 

家族みんなの幸せなタラ鍋という保坂の妄想爆発!
微笑ましげに可愛い子供たちを眺めながら、ハルカにお椀を差し出す保坂…
しかしお椀をハルカが受け取ろうとしたその瞬間、保坂の妄想ワールドは儚く消え失せてしまいます

「ダメだ…!この食材を使っても、俺の中の南ハルカは笑わない!
 待っていてくれ南ハルカ!俺が必ずお前に似合う究極の弁当を作ってやる!」


(C)土山しげる/日本文芸社

このタラ
食するに
値せず!!
(えー

飽くなき料理へのこだわり!まさしく保坂にとって、世界最高の女性にふさわしいのは世界最高の料理だけということか
保坂はさらなる食材の高みを求めて、裸になることでその覚悟を示すのでした(えー  頬染めてる横のオバちゃん自重しろ!

それにしても今回は、うにうにとガムを噛むカナとか、チアキのやわらかデンプシーロールとか
軟体動物みたいによく動く作画が特徴的で面白かったですね、次回に続く!


■みなみけ9話 「三姉妹日和」
 

(チーズレモンカスタードシフォンパイ食べたい…)

ある日やたら長い名前のパイが無性に食べたくなったカナ。一体どんなパイなんだそりゃ
私もショートケーキとかドーナツとかカステラが無性に食べたくなる時がありますが、
そんな得体の知れないパイはあんまり食べたいとは…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「なあチアキ?ハルカに日頃の感謝を込めて、
 チーズレモンカスタードシフォンパイを作ってやろうじゃないの」

どうしても今すぐにお目当てのパイを食べたいカナ。
そこでハルカを崇拝しているチアキを利用して、チーズレモンカスタードシフォンパイを作らせようとします。
まんまとカナの口車に乗せられるチアキでしたが、小学生のチアキにそんなややこしいパイが作れるのかどうか…

「できたぁーー!!」

1秒で完成したーー!!なんという腕前だー!!
ありあわせの材料で、こんなわけのわからんパイをあっさり作ってしまうとは…チアキ…恐ろしい子!
というわけで完成したチーズレフォンカスタードシモンパイ。
なんか天元突破しそうな名前に聞こえるのは多分気のせいです(えー

上出来のパイを前にワクワクしながらハルカの帰りを待つチアキ。
しかし当然ながらパイは一人前だけで、カナの分などありゃしません
そしてハルカが帰ってくると同時に、トタトタ玄関へ迎えに行くチアキでしたが
その瞬間ターズレフォンカスチードシモンパイを跡形もなく食らい尽くすカナ!まさに外道!

というかカスチードて。どんどんおかしいことになってますよ!漆黒の帝王?漆黒の帝王なのか?貴様は最低の競走馬だ!!(えー
関係ないですが、昔からカスケードってなんか甘そうな名前だなぁって思ってたのは
カスタードケーキ略してカスケードみたいに聞こえるからか、そうかそうだったのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そして髪を降ろしたら意外にもハルカにそっくりだったカナ。正直言ってこれにはびっくりですよ!
普段のカナはあんまりハルカやチアキと似てないので、
きっとカナだけどっかの橋の下とかから拾われてきた子なんだろうなって
俺はずっと信じてたのに!(えー


■みなみけ10話 「おとこのこ×おんなのこ」
 

今回からついに南家四番目の兄弟・南トウマが登場!
正確には苗字が同じだけの他人なんですが、まあそこはウルトラ兄弟みたいなもんだと思って納得してください:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「おいバカ野郎、いてーじゃねえか」

「お、お前がぼうっとしてるから…」

「女がいてーってんだ、男だったら謝れよ」

「ご、ごめんなさ…」

「礼儀を知らないやつだ、私はお姉さんだからその辺一から教育してやる。もっと男を磨けよ」

「お前は女らしくないな」

「む…お前こそ」

「オレは男だからいいんだ!」

男みたいな見た目と性格なので、チアキに男扱いしかしてもらえないトウマ。
トウマは原作でもそこそこ好きなキャラですが、アニメで見るとなんだか妙に可愛いなーと思ったら…


(C)鳥山明/集英社

はっ!
あいつだ…!喋り方といい性格といい
バターカップにそっくりなんだ!(えー

なるほどな…相変わらず男まさりなキャラが見せる恥じらいの表情はたまんねーぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかし一番可愛いのは女装少年のマコトというのはどうなんだろう(えー
マコトがあんまり好きじゃない私ですら今回のにはグッときてしまった…
それにしてもケイコとかアツコとかトウマとか、脇役はみんな魅力的なのに
肝心の南家三姉妹はそれなりというか、そこそこというか、中の上というか、なんかこう突き抜けるものがない感じ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


■みなみけ11話 「となりの南さん」
 

「最近トウマの帰りが遅いな…」

「いいだろ別に、あいつにはあいつの付き合いがあるよ」

「チアキって友達ができてからだよね、うちと同じ苗字が南の」

今回が初登場になるトウマの兄貴達、アナザー南家3兄弟。学ランなのが三男のアキラ、ブレザーなのが次男のナツキ、
そしてメガネなのが長男の長男です。(えー
なんで長男だけ名前がないんだ!EDのスタッフロールでも一人だけ表示が「長男」です。かわいそうな長男…

「トウマが何度もお世話になってるから、一度はお礼に伺わないとな」

南家3姉妹へのお礼に、それぞれ挨拶に行くことを考える3兄弟。なかなか礼節をわきまえた奴らですね
ちょうどナツキはハルカの後輩、アキラはカナの後輩なので、それぞれ学校で声をかけてみることにします
しかし長男だけはどっか知らない学校に通ってるので、三姉妹とはなんの接点も持てないのでした。一体長男が何をしたー!!

「トウマの兄のアキラです、妹がいつもお礼になってます!」

(↓中略)

「お前の好みとか聞いてみようかな」

「カナさん以外の女性なら誰でも!」

「そういうことは私がお前に気がないことをはっきりさせてから言えよ!順番守れよ!」

「す、すいません…長い髪の人がいいですね」

「お…あそこにちょうどいいのがいるよ」

というわけでカナの教室へわざわざ挨拶をしにきたアキラ。話をするうちに2人はすっかり打ち解けてしまいます
アキラがロングヘア好きと聞いてリコを紹介してやるカナ。するとまさしくアキラの好みそのままだったようで…

(誰だあの男…!?南と仲良さそうだけど、どんな関係なんだ…!
 よし、南にさりげなく話しかけ、さりげなく関係を聞こう!さりげなく!さりげなく!!)

そんなカナ&アキラを見つめるのは嫉妬に狂った男・藤岡!普段は善人を絵に描いたような藤岡も、
カナと仲むつまじく会話する謎の男の出現に、まがまがしいパワーを全身にみなぎらせていました
さりげなく近づこうとする藤岡でしたが明らかに力みすぎです。そして藤岡のすさまじい殺気に気づくアキラでしたが…

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

(だ、誰だあの人…!?僕を凄く睨んでる…!?)

「カ、カナさん、あの人誰ですか…?」

「あいつ?あいつは番長だよ。すごい蹴るよあいつ」

「ええええええ!?」


(C)本宮ひろ志/集英社

「屋上へ行こうぜ…
 久しぶりに…きれちまったよ…」

←アキラビジョンの藤岡(えー

なぜにそんな恐ろしい番長が自分に因縁を!?わけが分からず藤岡におびえるアキラ。
その時、すぐ横ではリコが藤岡の怒り顔にうっとり見とれていました。それに気づいたアキラにあるひらめきが…

(藤岡君のレア顔…

(そ、そうか!あのきれいな人は番長さんの彼女さんで、
 僕がジロジロ見てたから番長さんは怒ってるんだ!)

「ご、ご心配なく!僕は人の彼女に手は出しません!
 そ、そうだ、僕はどっちかと言うとカナさんの方が好みなんで!」

「な…!?」

「そ、それじゃあ!」

「リコさんには手出ししないんで命だけはお助けを!」と余計な勘違いをしてしまうアキラ!
とっさに「カナが好き」と嘘をついて逃げ出しますが、逆にそれが藤岡の逆鱗に触れてしまう結果に!

どどどどどどどどど

「待ちたまえキミ…!」

「うわあっ!?」

「今キミが言ったことの意味…勝負しようってことだね?」

「ち、違いますうううっ!」

どどどどどどどどど

「ところでキミ…」

「ひいっ!?」

「クラスと名前…教えてくれる」

「か、勘弁してくださいーっ!!」

ターミネーターのごとくどこまでも追ってくる恐怖の男・藤岡!アキラがどれだけ必死に逃げようと
息ひとつ乱さず追いついてしまいます。さすがサッカー部のエース…
結局さんざん藤岡に追い回されてしまったアキラ。この一件ですっかり藤岡はアキラのトラウマ的存在になってしまうのでした



後日。最近アキラが元気がないと聞いて、ひとつ励ましてやろうと教室へ招待するカナ。あの手この手でアキラに声をかけますが、
カナが励ます→藤岡すごい形相になる→アキラ落ち込む
カナもっと励ます→藤岡もっとすごい形相になる→アキラもっと落ち込む

というドツボスパイラルが発生!なんかもう
穏やかな心を持ちながら激しい怒りに目覚めてしまった藤岡がマジ恐すぎます(えー
アキラには当分安息の日々が訪れることはないのでした。がんばれアキラ

「ナツキ」

「保坂先輩、ウス!」

「今日は練習出れるのか?」

「すんません、メシ作んないといけないんで」

次の場面は、ハルカと同じ学校に通っているナツキに移ります。ナツキは保坂と同じバレーボール部所属のようで、
学年的には保坂:3年ハルカ:2年ナツキ:1年の順になってるみたいですね

「そうか、ならいい…それよりも俺の作った弁当だ、食べてくれ。
 最愛の女性に食べさせるに値するか味見してほしい」

「あ、すんません…今メシ食ったばかりで満腹なんで、まともな感想言えそうもないっす(どさどさどさ)」

すでに昼食を終えたというナツキでしたが、そう言いながら机の上にカレーパンやらなんやらを次々取り出します。
え、だからメシはもう食べ終わったんでは…?

「それは昼メシじゃないのか?」

「これは後で食うやつっす(びりびり)」

「…後で食べるやつを空けちゃダメじゃないか」

「…そうでした(もぐもぐ)」

「…食べちゃダメじゃないか」

「…ほうでひた(もぐもぐ)」

何やってんだナツキ
後で食べるパンをなんとなく空けてなんとなく食ってしまうってなんだそりゃ!そもそもなんでそのパン取り出したんだ!
ワケが分かりません。でも面白い奴だなーナツキ





「あれ?ナツキ、二年の教室に何か用?」

「南ハルカさんのお宅に妹がお世話になってるんで、一言挨拶を」

「へー、妙に礼節を重んじる奴だね」

「ハルカならあそこに…ちょっと待ってね」

「お前部活こいよー!」

「すんません、メシ作らないといけないんで」

というわけでハルカの教室へ挨拶にやってきたナツキ。
ちょうどバレー部の先輩のマキとアツコに迎えられて、ハルカを紹介してもらうことになります

それにしてもマキ達の反応が保坂がやってきた時とはあまりにも違いすぎるな…(えー
ナツキは保坂の弟分みたいなものなのに、周囲からの二人の評価には天と地ほどの違いがあるみたい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ハルカに用があるんですよね」

そしてハルカとご対面するナツキでしたが、そこでマキが余計なイタズラ心を発揮してしまうことに…

「そぉーれい!!」

「うぉっ…!?」

「わわっ…!?」



おっぱいと正面衝突!白昼のわいせつ行為にクラス中がざわざわと!
ほんのおふざけで押したらとんだ結果を招いてしまったマキ。
ハルカがじろりとマキに目をやる頃には、すでにマキは光の速さで逃げ去った後でした

「すんません…」

「…見てたから事情は分かるけど、一応けじめつけないとお互いすっきり収まらないでしょ。いいかな」

「ウス…!」

男なら
拳ひとつで
勝負せんかい!!

歯を食いしばれー!ナツキが悪くないことを分かっていながら、今の件を水に流すためにサニーパンチを叩き込むハルカ!
というか普通そこはビンタじゃないんですか!きっとナツキもそう思って了承したんでは…?さすが初代番長はやることが違うぜ…(えー




結局この日は、ハルカに殴られただけでロクな挨拶もできずに終わってしまったナツキ。
気を取り直して、後日ハルカの家へ直接出向いて挨拶しなおすことにします。律儀な奴ですね

「トウマの兄のナツキです、先日は失礼しました。妹がいつもお世話になっておりま…うお!?」

ばたーん

なんと出迎えたハルカの谷間が丸見え!ちょうどナツキが来る前ぐーすか昼寝をしていたハルカ。
いまだに寝ぼけているせいで、胸がはだけていることには全然気づいてないようです

「むにゃ…いらっしゃい…あ!?あの時の…トウマのお兄さんだったんだ…
 まあこの間のことは気にしないで、顔をあげてください」

むくり…

「…!!」

ばたーん

ようやく意識がはっきりし始めたハルカ。しかし胸は相変わらずオープンしたまんま気づいてません
一旦は顔を上げたナツキでしたが、またも衝撃的ダブルメロンを目にしてテーブルに突っ伏してしまいます

「…?聞いてるんですか?ちょっと失礼じゃないですか」

「…ひょっとしてお前に失礼があるから顔を上げられないんじゃないのか?」

「あ、ああ…ちょっとくっつかれたくらいで殴ったのはやり過ぎでしたね、ちょっとびっくりしちゃって」

「ハルカ姉様、服、服!」

「え?ああああああああ!?」

気づくの遅いよ何やってんの!ようやく自分の格好に気づいたハルカでしたが時すでに遅し。
すでにナツキは出血多量であの世へ旅立つ寸前でした

「た、大変!頭を上げて!」



慌ててナツキを蘇生させようと鼻血止めチョップを打ち込むハルカ!
しかしチョップのたびにぷるんぷるん胸が揺れるその光景は、皮肉にもナツキに最後のトドメを刺してしまうのでした。
まあおっぱいで死ねればナツキも本望か…(えー  次回に続く!


■みなみけ12話 「クリスマスとかイブとか」
 

みなみけ商店街にムスカ降臨す。なぜお前がここにー!!
季節はちょうどクリスマス。ムスカも思わず足を運ぶクリスマス商戦が行われる中、
ニュースでは妙なサンタ祭りが話題となっていました

《ニュースです、毎年恒例のふんどしサンタフェスタが開催されています。現場つながりますか?》

《はい、こちら会場です。この雪の中寒くないんですか?》

《ふんどしサンタフェスタは大盛況で始まった模様です》

↓翌日

《昨日の夕方から今日の朝にかけて開催されたふんどしサンタフェスタは、
 死傷者も出ず無事に終了しました。人々を楽しませるこのイベントに対して、
 ふんどしにプレゼントを包むのは不衛生ではないかという意見も出ています》

なんという意味不明なイベント
サンタにふんどしってこのカオスな組み合わせはなんなんだ!そんなサンタにプレゼントもらったら子供たちが泣き叫ぶぞ!
しかも「死傷者も出ず無事終了しました」って、そんな死人の心配するくらい壮絶なイベント内容なのか…(えー
それともふんどし一丁だから凍死が心配だったってことなんでしょうか。恐ろしいな…変態の皆さんも命懸けだ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかし世の中そんなイカレサンタばかりじゃありませんでした
サンタにいい思い出がないチアキに夢を与えるべく、藤岡はサンタに変装してこっそりぬいぐるみをプレゼントします
「サンタって変態オヤジだけじゃなかったんだ!」と藤岡サンタとの出会いに大感激のチアキ。
ぬいぐるみのことも激しく気に入ってしまい、片時も手放さないくらい溺愛するようになるのでした

「ねぇ、そいつはなんていう生き物なの?」

「え?くまだろ」

「くまねぇ…サケも取れなさそうな顔して…」

バコオッ!!

「ほげ!?」

「アラスカにいた頃の俺ならお前なんかキングサーモンと一緒に狩ってたところだ、と言っている」

「こ、これサンタからもらったくまでしょ?大事にしないと」

「大事にしてるよ、今のはくまの意志だよ」

「意志ねぇ…名前とかあるの?」

「じゃあなんか名前つけて」

「え?私がか………ふじおか?」

バコオッ!

「ふげ!?」

「名前は気に入ったけどお前は気に入らない、とふじおかが言っている」

ふじおか怒りのメガトンパンチ。減らず口を叩くカナに制裁、制裁!
逆上してふじおかを取り上げようとするカナでしたが、アラスカで鍛えたスーパーアニマルにはかなわずKOされてしまうのでした

「南に渡しそびれたクリスマスプレゼント…今日こそはきっと!」

チアキにはプレゼントを渡せたものの、本命のカナには渡しそびれてしまっていた藤岡。
なんとかして渡そうと努力は続けるものの、すれ違いの日々が続いてクリスマスは終わってしまいます

「おお藤岡ぁ」

「え!み、南!?」

「お前ねえ…プレゼントってのはあげる人のことを考えないと。
 お前のチアキへのプレゼントでひとい目にあったよ、なんだ?あのアラスカ帰りのタフガイは」

「ええ?ア、アラスカ…?」

「じゃあ私は買い物があるから」

「あげる人のことを考えて、か…これをあげて果たして南は喜ぶのか…?」

藤岡が用意したプレゼントとはリボン!想像の上では可憐な美少女そのものですが、実際にカナがこんな風に受け取ってくれるかというと…

「これじゃ喜んでるのは俺だ!南の気持ちを最大限に考えるなら…!」

ま、待て早まるな!逆に考えるんだ!視聴者が喜べばいいさと考えるんだ!(えー
ひょっとしたら気に入ってくれるかもしれないよ!万が一もしかしたら有り得なくもないという可能性も:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


(C)武論尊・原哲夫/集英社

「たとえ99%の勝機はなくても…」

「今のプレゼントには
 残り1%の勝機もない!!」

「な!!」

やはり無理か…(´・ω・`)リボンではカナが喜びそうにないと考え直した藤岡は、
よりカナのためを思ったプレゼントに路線変更することにしたのでした





「カナ、どうしたのそれ?」

「藤岡がくれた」

「…?お歳暮?そんなの気にしなくてもいいのに…」

「ハム…はっ!?あいつ、ハムの人だったのか!

結局ハムをプレゼントはねえだろ!
あまりにズレた藤岡のプレゼントに、カナも意味が分からず「ハムの人ならしょうがないな」と妙な勘違いをしてしまいます
それでも無事にプレゼントできたことが嬉しくてしょうがない藤岡。いいのかそれで!
しかしハムの人ってことは、これから藤岡は夏も冬も欠かさずハムを持ってこないといけないのか…あわれな…(えー


■みなみけ最終話 「恋のからまわり」
 

「う〜ん…」

「早く電話してみたら、藤岡君に。初詣のお誘いだよね?早く確認しないと予定入れちゃうかもしれないよ

「こ、心の準備が…」

時は年末。なぜかケイコの家に押しかけてきていたリコは、藤岡に初詣の約束を申し込もうとうんうん悩んでいました
しかしなぜケイコの家に!?それほど親しいわけでもないし、電話なら自分の家からできるのに。
まあケイコのスカート姿が激しくそそるのでむしろいてくれて良かったんですけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ピリリリピリリリリ

「ひゃっ!?」

「あっ、ごめん私だ…もしもし?あ、カナ?」

「…藤岡君…!」

ツーツーツー

「…はぁ…」

意を決して藤岡に電話をかけるリコでしたが、あいにく藤岡はちょうど話し中。
その時の藤岡は、なんと同じようにカナを誘おうと電話をかけている最中でした。そしてそのカナはちょうどケイコと電話中…
つまりリコ → 藤岡 → カナ ⇔ ケイコという話し中連鎖ができあがってしまいます

「つまり、期末テストの成績が100点だったから携帯電話を買ってもらったと?」

「うん、そうだけど…」

「見損なったよケイコ…!あんただけはそんなことしないと思ってたのに!」

「ええ!?ど、どういう…」

「100点ってのは私ら学生にとって、何物にも変えがたい栄誉じゃないのかい?
 
だけどケイコ、あんたは100点の代わりに携帯電話を手に入れた!
 携帯電話のために学生の魂を売った、汚れた100点なのさ!!」

「えぇ…!?うっ…うう…」

電話を始めてから30分経過。それにしてもカナ、一体何の用で電話をしてきたのかと思いきや
「お前だけ携帯買ってもらいやがってコノヤロー」とひたすらケイコへの妬みの言葉だけで何十分も喋り続けているようです。恐ろしい子!
というかカナは中学2年なのにまだ携帯持ってないのか、現代っ子にしては珍しいですね

「そろそろ大丈夫よね…?」

ツーツーツー

「また話し中…」

「もう一回…!」

ツーツーツー

「受話器が上がってるのかなぁ…?」

何度も何度も電話をかけ直すリコと藤岡。しかし長電話のためにカナにはいつまでも繋がらず、
リコも毎回運悪く藤岡と電話のタイミングが被りまくってしまい、やはりずっと繋がらずにいました

夕日がとっぷり暮れて、すでに電話を始めて2時間経過。相も変わらずカナはケイコにあれこれ喋りまくっていました
携帯の愚痴だけで一体なにをそんなに話すことがあるんだろう(えー

「へぇ〜、携帯って便利だねぇ」

「うん、でも気をつけないと電話代がたくさんかかっちゃうから…」

「携帯の電話代…それはお高いものか?」

「長電話しなかったらそんなでもないわよ」

「ん…?そういえばずいぶんと長電話してるなぁ…」

「うん、もう4時だから2時間くらい話してるよね」

「2時間…!?そ、その電話代はお高いもんなんだろ…!?」

「え?カナからもらった電話だから、電話代はカナのおうちだよ」

「なあああッ!?ふざけんなっ!!この汚れた100点めっ!!」

ガチャンツーツーツー

「け…汚れた100点…」

もうお前とは1秒たりとも電話しねー!電話代は自分持ちだと聞いた途端ブチ切れて受話器を叩きつけるカナ!
備え付け電話なんだから携帯料金なんて関係ないですがな!なんてやつだ
その頃リコもとうとう根気が尽き「へっどうせ私なんて着信拒否されたんだ」と激しく落ち込んでいました
そんな時のためのメールですよ!ってリコも藤岡も携帯持ってないのか…お前らそれでも現代っ子か!(えー

「冬休みが始まる前に誘っておけば良かったかなぁ…?神社に行けば会えるよね」

これだけ電話が繋がらなかったのにめげない藤岡。カナと付き合える気の長い男はお前だけだよ…

「ふっ…!ふっ…!ふっ…!」

しばらく経って大晦日の夜。なぜかそば屋で修行中の保坂は、年越しそばの調理に躍起になっていました
この間はフランス料理ばかり作っていたのになぜ今度はそば…
まさかこの短期間にフランス料理を極めたのか!保坂…アタマのネジが吹っ飛んでること以外は本当に優秀な男…(えー

「お、おいナツキ君…今日君が連れてきたアルバイトの保坂君、なぜ勝手にそばを打ってるのかね…?」

「愛する人のためッス」

って勝手にメチャクチャやってるだけかよ!何やってんのこの人!
マジメに修行に打ち込んでるかと思いきや、単に厨房を乗っ取りに来ただけとは…とんでもないやっちゃ
店主がオロオロとうろたえる中、またしても保坂は一人どっぷりと妄想ワールドにひたってしまうのでした

おそばに参りました…」

「あはっ…」

豪華客船の上でそばとハルカのそばに…ちょっ…そば修行ってこのダジャレが目的かー!!
なんじゃそりゃ!フランス料理を極めたとかとんでもない誤解でした、まったく保坂の思考回路は相変わらず意味不明です

「満足いくものはできましたか?」

「ああ、食べてみてくれ」

「いただきます」

ずずーっ

(…!!すすった後に鼻腔を通り過ぎる、この濃厚でありながらも爽やかな香り…!
 たった一口で先輩の調理している姿が手に取るように分かる!
 なんと雄弁な味わい…!)

でもやっぱり料理のウデは一流なのな  店主からなんにも教わってないのに!

「では行ってくる!」

「先輩…ご武運を!」

「ど、どこ行くの…?」

そして完成した年越しそばを手に、南家を目指して発進する保坂!店の自転車までパクられた店主が哀れすぎる

「くっ!南家はどこだ!」

しかし南家の場所を知らない保坂。ワケの分からない雪山に到着してしまいます。こんな所に住んでる人がいるかー!
街を一望できる頂上までやってきた保坂は、街全体を眺めながらぽつりと呟くのでした

「南ハルカ…お前もこの明かりのどこかで、除夜の鐘を聞いているのなら…
 それでいい…暖かな部屋で家族と共に笑い新年を迎える…
 それこそが幸せなのだから!さあ年越しは4人前だッ!
 ははは!はははは!うぁっはっはっはっはっはっ!」

年越しそばよ俺の胃袋の中で眠れ!食い物は無駄にしない主義の保坂は、物凄い勢いで年越しそば4人前を片づけにかかるのでした

みなみけ・完

まさか保坂が最後にすべてを持っていくとは…みなみけ三姉妹は今回なにもしてないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というか今回はやけにお色気描写が多いような気がしましたね
次週から始まる「みなみけ・おかわり」も第一話から温泉回だし、
さては製作会社が変わって絵柄も変わるという違和感を、お色気で薄めようって魂胆か!
くっあーっ!俺はお色気なんかに釣られねぇ釣られねぇぞぉっ!(えー

(C)桜場コハル・講談社/みなみけ製作委員会






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