■おおきくふりかぶって1話 「ホントのエース」

世界一弱気なピッチャー・三橋が主人公の高校野球マンガがついにアニメ化。
元々原作の方は好きでしたが、今までにもなんかしょぼいフィギュアとかありがたみのない商品展開が続いていたので
「あーあ、さては今度もまたテキトーにアニメ化して金稼ぎしようって講談社の企みか」
アニメにはまったく期待してなかったんですが、始まってみればかなり丁寧な作りで驚きました

特にモモカンが3割増しくらい美人に!動いてるところを見ると改めて胸でかー!
なんと作者じきじきに「モモカンのおっぱいはビッグに描いてください」とお願いがあったそうですよ、すばらしい
なんかギトギトしてそうで原作では飲みたくね〜と思ったモモカンジュース。
しかしこの顔で差し出されると胃が破裂するまで飲めそうです(えー

とりあえず漫画からのアニメ化と言えば、やっぱり一番気になるのは声のイメージ。
あんまり聞いたことのない声優が並んでいたので、こりゃ棒読みだらけになるかもしれんなと思ってたんですが
それほど違和感なくすんなり話に入っていけました

阿部の声とか渋くていいなーと思ったら、この声サモン3のエロ天使フレイズかよ!
サモン3に関してはファリエル(←声が出るので注意)の方に夢中だったので、
フレイズのことはファリエルにまとわりつく変態としか思ってなかったんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
これだけいい声が出せるとは全然知らなかったなー

野球部一のいい人・栄口も実に爽やかボイスで…ってこの声親善大使かよ!
なんだか声に関して驚いてばっかりだ。マネージャー篠岡の声もとんでもなく可愛い。
1話では|・ω・`)コソーリ影から覗いてるだけでしたが
次回予告で初めて喋った時あまさず魅力を発揮!「わたしもがんばります!」の可愛さには絶対耐えられない!(えー
この声一体誰だろうと思ったら福圓美里ですか。マシュマロ通信とかふたご姫で知ってる人ですが
初めて聞いたような演じ方で凄いインパクトだったなー。これは期待できそうだ

それと「女なんかに野球教わってたまるかボケ」と言われて
うつろな表情でボールポコポコ打ち続けるモモカンが萌えでした まる

■おおきくふりかぶって2話 「キャッチャーの役割」

生まれたてホヤホヤの西浦野球部は、部員同士親睦を深めるために春の合宿を開始。
バスに乗り込み山荘へと向かっていきますが…

「やっべえ昨日オナニーすんの忘れた!一週間もためたらチンコ破裂する!」

「ばっ!?女いんだから考えろよ!」

こ、こんなセリフ堂々と再現すんなー!
「やっべえ昨日オバキューンとか効果音でもかぶせてくれればいいのに(えー
おお振りは今時珍しい爽やかスポーツアニメなので、なんで深夜なんかに放送するんだろうと思ってましたが、
まさか深夜枠を取ったのはこの下ネタ発言を放送するためだったのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それにしてもアニメ版シガポは普通すぎてダメですよ!(※シガポ=メガネの人)
なんていうか知的さ60%変態さ40%みたいなところが魅力なキャラなのに、アニメでは知的さだけが残ってしまった印象です
今回のドーパミン、チロトロピン、コルチコトロピンの説明も、もっと意味不明なくらい怒涛の勢いで
「充実感!満足感!ドォォパミンだぁぁぁぁぁ!!」みたいのを期待してたんだけども…シガポ好きなだけに残念


それとCMに入る時のアイキャッチ、いくらなんでも白すぎですよ!
何もない背景にタイトルがぽつーんって…(´・ω・`)さすがにもうちょっと工夫しようよ…
でもそれとは反対に本編での作画の力の入れようは凄いですね、篠岡が超絶的に可愛いし。
三橋が泣きながら首振るシーンとか、部員一斉に料理に箸を伸ばすシーンとか、ムチャクチャ滑らかな動きでほとんど映画みたいでした
箸の動きとかgifにしたかったんですけど、質が高すぎて再現不可能だったので
首振り三橋だけで勘弁してください:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

■おおきく振りかぶって3話 「練習試合」

田島悠一郎が瞬間視の訓練を
完了するタイムは、わずか7.9秒にすぎない!
ではそのプロセスをもう一度見てみよう!

男なんだろ〜♪グズグズするなよ〜♪というわけで田島の神がかった反応速度を見よ!
25マスに配置された数字を順に指していくというこの訓練ですが、
漫画版でモモカンが「目が追いつかない」と言っていた通り、田島の指を追っていっても10も行かないうちに見失ってしまいます
実際に同じ訓練ができるページがありますが、20回くらいトライしてみても私の平均タイムは20秒くらい…(´Д`)
西浦メンバーは田島7.9、花井18.2、巣山18.7、栄口19.0、泉20.3、沖20.4、阿部20.7、水谷22.1、西広24.0、三橋28.3秒でしたが、
花井のタイムまで届いたのも一ペンだけだったなあ。18秒の壁は厚い…厚いよ…

イライラするんだよ…(三橋が)こんな所にいると!
そして三橋の元チームメイト・畠登場!くらえ怒りのファイナルベントベノクラッシュ!(えー
かつての仲間とはいえ三橋との関係は最悪。三橋は中学時代のいざこざで、
畠を始めとする元チームメイトに激しく嫌悪されていたのです
今回の練習試合は、畠と同様にチーム全体が三橋を毛嫌いしている三星学園を相手にすることに…

「お前なんでウチに試合とかしに来てんの?お前のことまだ誰も許してねーよ?
 やっぱあん時腕折っときゃよかったか。
 そんくらいやんねえと、お前にゃ分かんねえか!?」

「三橋ぃ〜?あ、ちわす」

「…ちわ。じゃあな、三橋」

畠こえーよこいつ!というその時、通りすがりを装って助け舟を出す阿部!邪魔が入ったので畠はそそくさとその場を去っていきます
こんな険悪な雰囲気の中で堂々と演技できる阿部って一体…これくらいの修羅場は慣れっこということか。経験豊富な奴だ

しかし畠の怒声で完全に萎縮してしまった三橋。とても練習試合で投げられる状態ではありません
なんとか三橋を立ち直らせようとする阿部は…。ということで、おお振り序盤の山場となるホモ名シーンくるー!

って1番いいとこで地震速報かよ!!
ば、馬鹿がー!何もこんな時に揺れなくったって!
阿部が三橋の手をニギニギしてさあ告白めいたセリフくるぞというところでピンポンパンポーン
なんてこった!このままでは、おお振りで最もホモいところを邪魔された腐女子のおねーさん達の怒りが!
震度3どころか日本全土が震度10くらいの怒号に震えることでしょう(えー

しかしホモはとりあえず置いといて、阿部の「お前がんばってんだもん!勝てるよ!」のセリフはグッと来るものがあったなー
ここは原作でも好きな場面なだけに、声優の人の熱演に拍手を送りたいところです



阿部の熱意に突き動かされてなんとか立ち直った三橋。いよいよ三星相手のマウンドに上がる!
正々堂々と試合開始!俺のオイルが沸騰するぜ!次回に続く!

■おおきく振りかぶって4話 「プレイ」

「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!
 打たへんからまっすぐ放ってえな」

って織田お前フルーチェさんボイスかよ!!あんまり意外すぎて大爆笑してしまいました
織田役の福山潤は西浦の泉役も担当してるので、演じわけでこういう喋り方にしてるんでしょうけども
喋り方がまんまフルーチェさんすぎて笑いが止まらん…関西弁のフルーチェさんなんて面白すぎますよ


それと今回感心してしまったのが三橋の投球フォーム。gif画像のボールをリリースする瞬間を見てもらうと、
なんとカーブの時にはちゃんとカーブの握りで投げてるんですよ。芸が細かい!
野球アニメは色々見たことあるけど、ここまで丁寧に描写してるのは多分他にないだろうなあ。さすがおお振りだ

そして田島のステップ打法→「ナイバッチー!」→モモカンゾクゾク素晴らしい!素晴らしすぎる!!(えー
ここは原作でもモモカンが色っぽかったシーンですが、アニメのモモカンは美人度5割増しなので
そのお色気も凄まじくパワーアップ!やっぱりモモカンはいい…ウグイス嬢をやらされる篠岡も可愛らしくて言うことないわー

個人的には今期で一番質の高いアニメに決定したも同然ですよ。来週もまた期待させてもらいます

■おおきく振りかぶって5話 「手を抜くな」

相変わらず丁寧な作りで好感が持てます。今回は原作3話目をぴったり消化。
デスノートと違って原作まんまな展開でも面白いのは、やっぱりスポーツ物で色々なアクションが見れるからなんだろうなぁ
田島二打席目のタイムリーヒットとか、原作だと打った後の描写が少ないのでカキーン打ったー点入ったーくらいしか
分かりませんでしたが、実際には右中間を深々とブチ破る長打コースでしたか。こういう場面が入るのは嬉しいなあ

というか今回田島は守備でも華麗なフィールディングを見せるし、走者としてもタッチアップで爆走するし
まさに攻・走・守で飛び抜けたところを見せてくれますねえ。さすが田島はすげえや

原作再現度の高さは相当なもんで、小さいコマの一語一句まで逃さないって感じですね
カットされたシーンっていうと、思い当たるのは三橋のかっこよい水平キャッチくらいでしょうか?



ちなみにこれは前回ラストの畠の打席です。アニメではごくふつーにおでこ辺りで捕球してました
やっぱり「ざまあみたか畠!てめえごとき俺の頭も越せやしねーぜ!」って感じのこのキャッチは
三橋の性格からしてちょっとアグレッシブすぎかもっていうスタッフの判断でしょうか。
私もそう思うけど、やけに絵になるシーンだったからちょっと惜しい気もするなあ

あと毎回なにげに犬のアイちゃん萌え(*゚∀゚)=3
1話からそうでしたが、みょ〜にアイちゃんの描写は力入ってる気がするんだよなあ
話が進むと出番なくなっちゃうのが残念だ…(´・ω・`)

■おおきく振りかぶって6話 「投手の条件」

「ク・ソ・レ・フ・トォォォォォ!!」
完全試合台無しキター!!冴え渡るピッチングで、7回二死まで完璧にバッターを抑え込んでいた三橋でしたが
ついにレフト水谷のエラーで三星初の出塁を許してしまいます
クソレフト死なす!この際ノーヒットノーランでもいいもんね!と気を取り直す阿部でしたが
次のバッターにノーヒットの夢をもブチ壊すタイムリー三塁打を浴びてしまいます
クソレフト絶対死なす!でもまだ勝ってるからいいもんね!とちょっと涙目の阿部でしたが
さらに次のバッターには、逆転のツーランホームランを叩き込まれてしまいます
なんというクソレフトの悪夢!たった2本のヒットで試合をひっくり返されてしまい、阿部はすっかり壊レテシマイマシタ
まさに茫然自失の落ち込みよう。気が弱いのに打たれ強い三橋と、気が強いのに打たれ弱い阿部ってなんだか対照的ですね

というか赤面しながら青ざめる三橋が器用すぎる。(えー  あんたは超人機メタルダーですか!


それにしても三橋が完全試合のペースで試合を進めていた時の阿部のセリフ、
「気持ちいいだろ、俺といればいくらでも気持ち良さを味わわせてやるぞ!」
って別の意味に取ると相当スゴイこと言ってますね(えー
原作ではさらっと読み進めるようなコマでのセリフなので気づきませんでしたが、
声つきでこんなこと言われると阿部がヘンタイさんに見えて仕方ない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
いったんそんなようなことを意識してしまうと大変なことに!
「なんとしても入れてやりたい!」とか「だ、だめだそこは…」とか
「気持ち良さに逆らえる投手はいねえんだ!」とか全部変な意味に聞こえてしまいますよ!(えー
ああいかんいかん。もう少し健全な視点で見るようにしなければ…

■おおきく振りかぶって7話 「野球したい」

7回に2−3と逆転を許してしまった西浦でしたが、三星のピッチャー・叶もそろそろ体力的に限界。
ガス欠寸前の状態では思うような投球ができず、西浦にもまだ勝利の可能性は残されていました
そして1番からの好打順で始まった8回、制球の定まらない叶から無死満塁のチャンスを作ると、
田島の犠牲フライ、花井のセーフティスクイズが決まって4−3と再び逆転!

「俺はここで…ホントのエースになる!」

2点援護をもらってクソレフトの悪夢から立ち直った三橋。その好投に三星打線はまたもやキリキリ舞いさせられます
三橋は8回、9回と完璧な内容で締めくくり、因縁の三星戦を勝利で飾るのでした

ところで、7回に三橋のクセを見破ってホームラン叩き込んだ畠は
仲間にそのクセを教えてやんなかったんでしょうか(えー
それとも三橋のコントロールと阿部のリードがあれば、球種が分かってもそうやすやすとは打てないってことなのか…
三星打線もルルーシュ織田以外は強打者いなさそうな一年生チームだったので、そういうことでも不思議はないかもしれませんね

それにしても三つ編みモモカンが可愛すぎてオラわくわくしてきたぞ!
こんな美人のお姉さんに放課後毎日イロイロ教えてもらえるなんて素晴らしい青春だとは思いませんか(えー
しかしそんな綺麗なモモカンがすぐ横にいるにも関わらず、

(俺は三年間お前に尽くす!西浦を選んで良かったって必ず思わせる!)

って三橋のことで頭がいっぱいなのかよ阿部!
お前はなんて腐女子のお姉さん達に優しい奴なんだ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

■おおきく振りかぶって8話 「スゴイ投手?」

篠岡、ナインの目前でシガポに汚されるの巻(えー
春の合宿が終わり、通常の練習メニューが開始された西浦野球部。
まずは試合中、ここぞという時に普段の力が出せるように精神的なトレーニングから入ります

「例えば九回裏ツーアウト、サヨナラのチャンスで打席に立ったとして…
 その状況でリラックスして打席に立つなんてこと、君らにできるかな?」

「む、無理だな…」

「想像しただけで緊張してくる…」

「それが反射で出来ると言ったら?リラックスは条件付けで出来るんだよ!
 いわゆる”梅干し見ると唾液”ってやつ」

「じゃ、じゃあボール見るとリラックスできる…みたいな?」

「そういうこと!とは言っても、今日明日で出来るようにはならないよ」

そう簡単に条件付けを体に覚え込ませることができたら世話はないので、まずは段階を踏んで訓練を続けていくことに。
今日のところは瞑想をして、リラックスに欠かせないα波の感覚を掴むことから始めます

というか「それじゃ瞑想を始めるよー」という瞬間には篠岡とモモカンの間にいた阿部が、
「隣の人と手を繋いでー」と言われた瞬間三橋の横のポジション取りしてて激しく吹いた
阿部お前ってやつはー!そんなに三橋とお近づきになりたいかー!本当ホモネタに困らないなこの人は:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

というわけで部員全員輪になって手を繋ぎ、五分間の瞑想が始まります。ベントラーベントラーUFOさんお越しください(えー
モモカンと篠岡が手を繋いでしまったので、おにゃのこの隣に座れる男は2人だけ。
その2人の幸運な男とは、西広とクソレフト水谷でした。
というか純情な少年たちに美少女と手ぇ繋いでリラックスしろだなんて無理な注文ですよ!(えー


と、思いきや篠岡の隣で思いっきり爆睡する水谷。コイツ最高

「さあ今日はこの後、県大会の試合を見に行くよ!」

ウォーミングアップとバッティング練習を済ませた後、県大会ベスト16の試合を見に行く西浦ナイン。
原作ではここで町中を大声出しながらランニングしていくという羞恥プレイをさせられてましたが、
そこはカットされたみたいですね。ちょっと残念

「…なんでこんな微妙な試合…」

球場に着いた西浦ナインでしたが、対戦チームの名前を聞いた阿部は不満顔。
そのチーム、武蔵野第一に通う先輩と阿部にはある因縁があったのです



モモカンに諭されて、仕方なしに球場へ入って行く阿部。
関係ないけど、帽子を被る時のキュッって仕草が妙にカッコいいなー。気に入ったので思わずgifにしてしまった

観客席に座り試合開始を待つ一同。するとそこへ、グラウンドの中から騒がしいアムドライバーの声が聞こえてきました

アッロンジー!
ガンガンガーン!
アッハ〜〜ン!
(えー

金網をガシガシ叩きながら「隆也ちょっと来いよ!」と叫ぶその人。
とはいえ、まだお互いの苗字しか知らない西浦ナインはタカヤと言われても
THE ENDォオ!よっしゃあああああッで突き抜けたジャンプ漫画くらいしか思いつきません(えー

その時、おずおずと「あのぉ、阿部くん呼んでるんじゃ…」と阿部に話しかける篠岡。
すでに篠岡だけは部員全員の名前を把握していたのです、篠岡はマジでいい子

「榛名さんだ…!阿部がシニアで組んでたスゴイ投手!」

この榛名こそが阿部が試合を見たがらなかった原因。阿部と中学時代にバッテリーを組んでいた投手です
元チームメイトとはいえ、お世辞にも仲良しとは言えない雰囲気の2人。
「4回から投げるからよく見とけ」という言葉を残して、榛名は去っていきました

「なんで4回から…?」

「自分で厳密に球数制限してるんだ、シニアでは80球しか投げなかった」

「ゲンミツってなんだ?」

「80球で絶対マウンドを降りるんだ」

厳密の意味を知らない田島、阿部に教えてもらうと言葉の響きが気に入ったようで
これ以降も口グセのように連発しますが、田島にとってのゲンミツ=絶対という意味で覚えてしまったようです。ちぃ覚えたー!

「本当に80以上投げないのか?」

「投げない。たとえ満塁でも、ツースリーでも、敬遠の3球目でも
 その球数がきたらマウンドを降りてく…そういう奴なんだ」

「すげぇな…それで許されてたんだ。てことは相当いい投手?」

「あいつは最低の投手だよ…!」

「もう榛名とは2度と組みたくない」と言いたげに呟く阿部。榛名との思い出は、阿部にとって相当思い出したくないものだったようです
そして着々と試合は進み、ブルペンで投球練習を始める榛名。その快速球を目にした田島は


(C)鳥山明/集英社

な、なんてやろうだ…!
へへ…でもよ…
こんなやばい球だってのに
わくわくしてきやがった…!

と目を輝かせますが(えー
三橋は自分とのあまりの球速の差に自信喪失してしまいます

「あー榛名行っちゃったよ、夏当たんねえかなぁ。
 そしたら俺が打つからさ。ゲンミツにさ!そいでゲンミツに勝つ!」

榛名のレベルの高さを見ても「当たった時は俺が打つ」と言い切れる田島かっけー
有限実行するだけの実力があるところがこいつの凄いところです

ところで原作でやってた、この試合のスコア予想の話が出てないんですが
そうなると罰ゲームのまずいプロテイン関係の話もカットなんですかね?
原作だとスコア予想は4回からやってたんで、次回に放送してくれるのかもしれませんが…

しかしあれがカット、これがカットとかいちいち気にする暇もないくらい本当に面白いなぁ
今回の「篠岡足元にヘビ!」「へぁぁ!?ぎゃあ゛ぁあぁ゛ああぁぁあ゛ぁあ゛ぁぁ!!」とかクソレフト爆睡とか
予想以上のクオリティで大満足の出来でしたよ。福圓美里っていい声優だよね、
サンディの「ひどい目にあわすよ!」にハァハァしていた時のことを思い出すぜ…(えー
それと関係ないですけど、アニメ版泉の顔が妙にくりくり目玉で可愛らしく見えるのは俺だけか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

■おおきく振りかぶって9話 「過去」

「榛名はプロになるために野球やってるんだ。
 でもあいつ、中学で故障したらしくてさ…元々俺サマな性格なうえに、
 防衛本能に火がついてて、ものすげえ扱いづらい奴だったよ」

榛名について興味津々の栄口と三橋に、シニアで榛名と組んでいた頃のことを語り出した阿部。
榛名はシニアに入る前、学校の野球部で監督にひどい酷使をされ続け、膝を壊してしまった過去があったのです
野球部を辞め、リハビリを経てシニアに入ってきた榛名。
しかしその頃の榛名は、まるで抜き身の刃物のように恐ろしい雰囲気で誰も寄せ付けませんでした

「ちっ…一年なんかが的じゃ思いっきり投げらんねぇな」

「(的だと…!?)…なんでですか」

「ケガすっからだよ」

「防具つけてりゃしないです、打者が立つわけじゃないし…そこまでキャッチング下手じゃないです」

「おい…ケンカ売んなよ」

「ケ…ケンカなんか売ってません」

「俺はムカついたんだよ」

”ムカつき”が止まんねーよ…!?(ビキッギリッ
うへぇ榛名おっかねー。なんだか特攻の拓とかのセリフがとっても似合うような雰囲気です(えー
そんな榛名とバッテリーを組まされることになった阿部は、こんなおっかない相手に一歩も引くことなく
何度も衝突を繰り返しながら、なんとか榛名とのコンビを保っていくのでした

しかしそんなある日、県大会ベストエイトがかかった試合の時のこと。
豪打を誇る相手チームに打ち込まれた自軍のピッチャーは、1回でKOされてベンチで泣き崩れてしまいます

「ごめんみんな…ごめん元希…俺5点も取られちゃって…」(元希=榛名の名前)

みんなへの申し訳なさで今にも消え入りそうなピッチャー。
しかし精一杯の投球をしたその人を誇りに思いこそすれ、責める仲間など誰一人としていはしません
むしろ、なんとしても点を入れて援護してやりたいと思うのが仲間というもの。
安西先生も言っていました。希望を捨てちゃいけない、諦めたらそこで試合しゅ…

「5点はムリだな」

え…ええ!?Σ(゜д゜;)いやちょっと待ってください、諦めたらそこで…

「お願いします…全力で投げてください!(この人が全力で投げてくれれば望みは…)」

「嫌だね。中学の大会、しかも負け試合で万が一にもケガしたくねえもん」

「な、なら一球…一球でいいから投げてくれませんか!
 そのスピードがあるって相手に知らせるだけでいいんです!」

「しつこい。それ以上言ったらマウンドを降りる」

そ、そんな…安西先生、俺たちはこいつに一体何と言ってやればいいんですか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
コントロールの悪い榛名が相手では、阿部の緻密なリードもほとんど意味がありません
コースを投げ分けることができないので、球種で打者の裏をかくしかないわけですが
榛名の球はストレート、スライダー、全力のストレートの3種のみ。しかも全力で投げないのではたったの2種だけです

思い通りにできないリードに四苦八苦しながら、それでもなんとかギリギリの線で試合を進めていく阿部。
しかし試合終盤、ついにコントロールを乱した榛名がピンチを広げ、フォアボールでの無死満塁となってしまいます
誰もが点を取られまいと緊張感を高める中、何やら数を数え出した榛名は突然マウンドを降りてしまいます



「え…!?まさか…今のが80球目…!?
 公式戦なのに…自分のフォアボールで満塁にしたのに…
 80球投げたら、マウンド降りていいのか…!?」

なんということか、必死で戦うチームメイトのことなど意に介さぬように、
榛名は「80球投げたから」という理由であっさりマウンドを降りてしまったのだ。
しかも今は榛名の出したフォアボールでピンチの場面。その責任すらも榛名は簡単に放棄してしまったのです
チームメイトと言うにはあまりにも冷たいその態度に、阿部は雷にでも打たれたような衝撃で呆然となってしまいます

榛名を失った阿部のチームにもはや相手を抑える術はなく、
終盤ではメチャクチャに打ち込まれて大差で敗れてしまいます
しかし、スコアボードを見ると最終的な阿部のチームの得点は7点。
もし二回以降を榛名が全力で抑えていれば、勝っていたのは阿部のチームのはずだったのです
榛名の気まぐれでこの試合を落としたことは、阿部にとって悔やんでも悔やみきれない出来事となってしまいました

でもこんな時にナンですけど、このスコアボードって点数の合計間違ってますよ!
5+3+5+2+8=23…って21にならないじゃないですか!スタッフしっかりしてください



「なんで俺が…チームを辞めたくなんなきゃならねえんだ…!あいつがっ…!」

そして試合後。あまりの悔しさに、電気もつけず球場のトイレで一人涙を流す阿部。
そこへタイミングの悪いことに、偶然にも榛名がやってきてしまいました

「あ…?は〜あ…泣くほどのことかよ」

「……ッ!!」

俺たちをなんだと思ってやがんだこの野郎!ついにブチ切れた阿部が榛名に掴みかかる!
しかしガスンと壁に押しやられた榛名は、阿部のことなど目に入らないかのように肩をジロリと見つめるのでした

「てめえ…左肩ケガしたらどうすんだよ…!放せ…!」

どこまで行っても自分の体のことしか頭にない榛名。
そんな榛名に完全に幻滅してしまった阿部は、その後も榛名との仲を修復することなくシニアでの生活を終えたのでした





「うっ…うっ…うう…」

(阿部君は榛名さんにちゃんとこっちを向いて欲しかったんだ…
 ちゃんとバッテリーになりたかったんだ…プロになってからじゃなくて、
 阿部君と今やってる野球を大事にして欲しかったんだよね…)

阿部の過去話を聞くうちにボロボロともらい泣きしてしまう三橋。
なにかというとすぐ泣く三橋に、阿部も榛名とは違う理由で扱いに困ってしまいます

「お前さあ、もうちょっと泣いたりキョドったりすんの我慢できた方がいいぞ?
 マウンドでは…そうだな、無表情もいいけどやっぱ笑顔がいいね。
 バックは安心するし、相手はむかつくし」

おわああああああ似合わねえええええ
恐い!恐すぎる!爽やかな笑顔のはずなのにこの異様なプレッシャーは一体なんなのだろうか(えー
世界一笑顔の似合わない男・阿部。というか普段あんまり笑わないのに、
やろうと思えばあっさりこういう顔ができるところが逆にこええ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そして試合の方は、榛名が4回以降まったく相手を寄せつけず武蔵野第一の勝利。
できれば次の試合も見ていきたい西浦でしたが、
落ち着きのないメンバー達が鬼ゴッコをやりだしたので、頃合いと見たモモカンはこれで切り上げることに。

って…鬼ゴッコやってるの誰かと思えばクソレフトかよ!
なんて幸せそうに鬼ゴッコをやるんでしょうかコイツは。世界一笑顔の似合う男・水谷。さっきの阿部と対照的すぎて笑えます

そして試合後、久しぶりに会った阿部に一言言ってやろうと思っていたのに
先に帰られてしまって「なんだよアンニャロー」と愚痴をたれる榛名。
阿部にとっては最低最悪の投手である榛名でしたが、
その榛名も今やこれほど爽やかな顔ができるようになっていました

阿部とはあんなどうしようもない別れ方になってしまいましたが、
荒んでいた時期に一人だけ真正面からぶつかってきた阿部の存在は、
榛名が明るさを取り戻すのにとても大きなきっかけとなっていたのです
そう、阿部と榛名の関係はこどものおもちゃの沙南と羽山みたいなもんだったのです(えー
榛名が阿部に声をかけてくるのは、多少なりとも阿部にそういう感謝の気持ちがあるからでしょうか
そんな榛名の変化に阿部が気づくのはいつの日か…次回に続く

■おおきく振りかぶって10話 「ちゃくちゃくと」

篠岡は俺の心の太陽なんだ!相変わらず篠岡は可愛いにも程があるぜ…(えー
練習試合の最中、あやしげなダンスを踊っていた三橋とぶつかってしまいますが

「うわわぁ!?」

「ひゃあ!?あいった〜…」

「ごごごご、ごめ…」

「ごめんなさい!大丈夫?どっかおかしくしなかった?」

「お、俺は平気…そっちは…?」

「平気平気。あはは、ぶつかっちゃったね〜」

(や、やさしい…)

「あ!三橋君今日誕生日でしょ!マネジだから知ってるんだよ。誕生日おめでとう!」

「あ、あ、あ、あり、あり…」

なんていい子なんだ、女神かこの子は(えー
阿部があれほど手を焼くキョドり状態の三橋ですら、篠岡の笑顔の前にはあっさりと悩殺されてしまいました
これが世に言うアルカイックスマイル(神秘の微笑)というやつか。(違う

野球漬けの毎日を送る部員一同でしたが、もうすぐ学校は恐怖の試験週間。
赤点を取りまくって「野球やってる場合じゃない」となる事態を防ぐために、モモカンは部員みんなに釘を刺しておきます
「部活さぼって勉強やろうとしても、そんな時間の作り方したってどうせ勉強はしない」と説くモモカン。
なるほど。例えば夏休みなんかは、時間なんていくらでもあるのに
宿題やらないままいつのまにか8月31日になってるなんてことがザラです。
要は時間があるなしに関わらず、本人にやる気があるかどうかということか
というわけで勉強会を開くことにした一同。その前に得意教科と苦手教科をそれぞれ聞いてみますが…

「グラマーやばい人ー」

「はーーい」

「オーラルやばい人ー」

「はーーい」

「数学ー」

「はーーい」

「現国ー」

「はーーい」

田島と三橋、投打の要の2人が全滅状態という危機的状況。
というかクソレフトがこの二人より勉強できるという事実にニヤニヤしたのは私だけでしょうか(えー
だってクソレフトって、さっきの夏休みの宿題で言うなら8月31日になっても慌てず騒がず
二学期になっても「すいません忘れました」で最後まで通すようなタイプ

に思えてしょうがないんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  一応は普通に勉強できるのかよ!
普通だなんて…クソレフトが普通だなんて…この世にこれほど異常なことが他にあるだろうか(えー

さてそのクソレフトですが、勉強会の席では実に幸せそうにケーキをほおばっておりました
前回の鬼ゴッコでもそうでしたが、些細な幸せでもなんて嬉しそうな顔をするんでしょうかコイツは
これが世に言うアルカイック(以下略) 思わず見てるこっちまでニヤニヤしてしまいます
まるで水谷から幸せを分けてもらってるかのようだ、まさにムードメーカーというやつか
私もそろそろクソレフトから目が離せなくなってきた感じですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ちなみに花井、栄口、阿部はそれぞれ英語、古典、数学を教える役なので結構成績は良さそうです
阿部は性格的にいかにも数学得意って感じだな〜
そして三橋の部屋で勉強会が始まるなり「三橋エロ本は〜?エロ本どこ〜?」とエロ本探索に余念がない田島。
お前絶対保健体育だけは100点とかそんなんだろ!(えー






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