遊戯王デュエルモンスターズ162話「ティマイオス発動せず」(再放送)

待ってたんだこの時を!ついに伝説の「ドロー!モンスターカード!」再放送の時がやってきましたよ!
もう数え切れないくれい繰り返し見た話なんですが、羽蛾がカードを破ってからの描写は神がかって面白いですね

「なあ遊戯?最初に約束したっけなぁ〜。オレに勝てたら相棒の居場所を教えてやるってさぁ!
 どうやらこれじゃあ教えてやれそうにないな〜、だってお前負けちゃうんだもん。アッヒャッヒャヒャ!」

「貴ッ様…!」

「でもオレは意外と優しい性格でね?特別に教えてあげるよ〜、可哀想だからさ」

「…」

「オレ見たんだよ…お前の相棒、もう一人の遊戯が封印されたカードをさぁ」

「それはどこにあるんだ!?言え!」

「ヒャッヒャッヒャ!まあ焦るなって、こいつがそのカードさ」(まったく関係ないカードを取り出す)



「なに…!?そいつをこっちに渡せ!」

「どうしよっかなぁ〜。よし、可哀想だから返してやろう」

「…」(カードに手を伸ばす)

「やっぱや〜めたっとぉ!
 んなわけないだろ〜!?
 今はデュエル中なんだぜ、早く続けろやぁ!」

「な…!?うわあああああ!!」

「ヒャーッヒャッヒャッヒャ!」

「羽蛾ぁぁぁぁーーっ!!」

「なぁ〜んてね、ウッソだよ〜ん。これはただのカードさ、ジョークだよジョーク」

「覚悟しろよ…!
 この虫野郎ッ!!」

「魔導戦士ブレイカー!特殊能力発動ッ!”マナブレイク”!」

「特殊能力…!?ま、まさか…」

「フィールドのマジック、トラップカードを一枚破壊することができる!
 虫除けバリアーを破壊しろ!魔導戦士ブレイカー!
 効果が発動した後は、ブレイカーの攻撃力も300ポイントダウンするが…
 これで貴様がくれたポイズンバタフライで攻撃できるぜ!」

「ぎゃああーーー!?」

「行くぜ虫野郎!ポイズンバタフライでアーマーセンチピードを攻撃!」

「んぎっ…!」(アーマーセンチピード撃破)

「まだまだぁぁ!魔導戦士ブレイカーでダイレクトアタック!」

「うわあああああ!!ぐっぐぐうう……」(羽蛾LP:3700→2200)

「なーんてね。これでお前のモンスターはすべて攻撃終了!
 ポイズンバタフライの効果でお前のライフはゼロだぁ!
 ヒャーッヒャッヒャ!やった〜!オレの勝ちだあ!」

「なに勘違いしているんだ…!」

「ひょ…?」

「まだオレのバトルフェイズは
 終了してないぜ!」

「なぁに言ってんだ、
 もうお前のモンスターは
 全部攻撃を終了したじゃないかぁ」
「速攻魔法発動!
 バーサーカーソウル!
 手札をすべて捨て…!
 効果発動ッ!!」

「こいつはモンスター以外のカードが出るまで、
 何枚でもカードをドローし墓地に捨てるカード…!そしてその数だけ、
 攻撃力1500以下のモンスターは追加攻撃できる!」

「攻撃力1500以下…!?はっ…!
 あの時…(ブレイカーの攻撃力も300ポイントダウンするが…)
 遊戯の奴そこまで考えて…!」

「さあ行くぜ!まず一枚目!ドロー!モンスターカード…!
 クイーンズナイトを墓地に捨て!魔導戦士ブレイカー、追加攻撃!」

「ぐえああああ!」(羽蛾LP:2200→700)

「二枚目ドロー!モンスターカードッ!」

「あ…ああ!?ぐわあーーーっ!!」(羽蛾LP:700→0)

「三枚目ぇ!モンスターカードォッ!」

「ぐわああああーっ!!」

「ドロー!モンスターカード!」

「うぐああああああ!!」

「ドロー!モンスターカード!」

「があああああ!!」

「ドロー!モンスターカード!
 ドロー!モンスターカードッ!」

「うわああああああ!…あ…ああ…」

「ドロー!モンスターカ…」

「もうやめて!遊戯ぃぃっ!」

「放せぇぇっ!!」

「とっくに羽蛾のライフはゼロよ、もう勝負はついたのよ!」

いやー本当になんべん見ても飽きません。遊戯の声も昔はすっげぇ下手だな〜と思ってましたが、今では大のお気に入りです。
もうこの声以外の遊戯なんて考えられないな…
というかどうしようもなく悪い奴を徹底的に叩きのめすアニメっていうのも最近貴重ですよね、
今回の話も3話かけてずーっと羽蛾の罵詈雑言を浴びせられて、ついに遊戯が反撃に出たって話なんですが
まずこれほど見ている方をムカつかせてくれる悪役っていうのがなかなかない。羽蛾は悪役の鑑ですよ!
こういうのはちょっとでも相手に同情しちゃうとダメなんですが、羽蛾は100%真っ黒だったので実に気分爽快でした(えー
あとは悪人に対してまるで容赦ない主人公っていうのも見かけなくなりましたね。
北斗の拳の「痛いか?助かりたいか?だめだな」とか悪人どもを蹴散らしていくのも、
今じゃ色々問題あるんだろうなあ。もったいない世の中だ…

とは言っても実はこの話、「ヒーロー遊戯が悪の羽蛾を倒しました、めでたしめでたし」ってわけでもなかったんですよね
この話では遊戯と羽蛾の他に、ダイナソー竜崎と城之内も別の場所でデュエルを行っていたんですが
羽蛾と竜崎は自分の魂を危険に晒してまで卑怯カードを使用。(負けた場合は魂を失う)
そこで城之内は、竜崎の魂を救うことを前提にデュエルを進めていきますが
それに対して遊戯は羽蛾をブチのめすことしか頭になくて追い討ちしまくるという大人げなさ。

さらに2人の対比はまだまだ続きます
遊戯と城之内はそれぞれ特別な価値のあるカード・「ティマイオスの眼」「ヘルモスの爪」を持っているのですが、
城之内はピンチの時にヘルモスの爪を使って逆転勝利をおさめたのに対して、
遊戯はピンチの時にティマイオスの眼を使って余計ピンチになるという有様。2人を見比べていると
城之内=真のデュエリスト  遊戯=道を踏み外したデュエリストって感じですよ!
相棒を犠牲にして迷走してるとはいえ、遊戯がかわいそうです(´;ω;`)ぶわっ
まあこの回の城之内は最高に輝いてるので文句は言えないんですけどね(えー
今回デュエルを挑んできた竜崎は、以前城之内に負けてからそれまで見下していた連中と立場が逆転してしまい、
そのことを逆恨みして卑怯カードを使ってまでリターンマッチを申し込んできたわけですが…

「全国大会準優勝のワイが、お前みたいなド素人に負けるなんて有り得へん話や!
 みじめやった…それからは何をやっても上手くいかへん!
 さんざんみじめな思いをして来たんや…!それもこれもみんなお前らのせいや!」

「オレに負けてみじめだと…?上手くいかないのはみんなオレのせいだと…?
 甘ったれんじゃねえ!竜崎よぉ…
 デュエルってのは詰まるところ勝者は一人だ、それ以外はみんな負けてんだよ!
 自分一人が悲劇のヒーローみたいな口きくんじゃねえよ!」

「やかましいわい!お前らに勝たん限り、ワイらの明日は見えて来んのや!」

「だったら正々堂々かかって来いよ!
 負けても何度でも挑戦してくりゃいいじゃねえか!オレはいつでも受けてやるぜ!
 オレだって何度も負けて負けて…そのたびにもっと強くなってやるって、
 そうやってここまで這い上がって来たんだぜ!
 てめえみたいに強くなりたいからって、
 魂売っちまうようなヘタレデュエリストとは違うんだよ!」

うおおーカッコよすぎるぞ城之内!ド素人だの凡骨だのと馬鹿にされても、ラーの翼神竜に精神を焼き尽くされても
不屈の闘志で挫折を乗り越えてきた城之内だからこそ生きるセリフです。
もう城之内が主人公でまったく問題ないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

遊戯王デュエルモンスターズ165話「ヴァロン始動!謎のアーマーデッキ」(再放送)

あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!
『俺は今日の遊戯王を見ていたと思ったら、そこにいたのはアーマードポリスメタルジャックみたいなやつだった』
な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…チャンネル間違いだとか録画ミスだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…



というかメタルジャックなんてもんじゃないですよ!こいつのアーマー装着シーン、
ヒザ→腰→左手→右手→胸→頭→左手上げてパンチパンチって
星矢の聖衣装着シーンそのまんまじゃないかよ!きせき〜を〜おこせぇぇぇぇ
こうなるとデュエルディスクまでドラゴン紫龍の盾みたいに見えてくるぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

さらに見た目だけでなく、デュエルの方も相当トンデモなことになってます
自分フィールド:モンスターなし 相手フィールド:ダイヤモンドドラゴン(攻撃力4200)の状態から

「俺のターン、ドロー!サイキックアーマーヘッドの特殊効果!
 このカードが墓地にある時、スタンバイフェイズに特殊召喚できる!」
(ヘッドと言いつつ、それ以外にも腕とか足とかアーマーモンスターいっぱい召喚



「行くぞ…!マジックカードォォォ!アーマードグラビテーション!」

「ア、アーマーが直接プレイヤーの体に!?」
(「このカードは〜」と説明してくれないのでマジックカードの効果が謎。装着するとどうなるのかまったくの謎



「ビッグバンブロー!(←右手アーマー)こいつが戦闘で破壊された時、
 場にいる全てのモンスターが破壊され、
 その攻撃力の合計分のダメージを各プレイヤーは受ける!」

「ば、馬鹿な!そんなことをしたらお前だって!」

「ふっふっふ…試してみるか!?」
(相討ち技発動!しかしなぜか自分には効かない。説明してくれないのでなんで効かないのか謎



「トラップカード発動!聖なるバリア・ミラーフォース!(←相手モンスターを一掃できるカード)

「無駄だー!!」
(ミラーフォース無効化。やっぱり説明してくれないのでなんで無駄なのか謎


あ、あのなー!サブタイトル確かに「謎のアーマーデッキ」だけどさぁ!いくらなんでも謎すぎだろこれは!



ルールとマナーを守って楽しくデュエルしろよ!(えー
効果を説明してくれないと、どんなルールなのかさっぱり分かんないぞ!
これだけ好き放題やってたら、そりゃあ孔雀舞にもフラれるわけだよな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それにしても作画監督が加々美高弘の回の遊戯王は、毎回とんでもないレベルの神作画になりますね
砂煙の上がり方とか見ても、映画級にうにうに滑らかな動きで感心してしまいました
よく知らないけど、作画監督ってそんな細かいところまで影響してくるもんなのかなぁ
まあレベッカが可愛いのでなんでもいいんですけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

今週の海馬社長



真のデュエリストたる者はエンターキーをぽちっと押す動作にも
全力を尽くさねばならないのだ!
(えー
なんというオーバーアクション…さすが本人曰く「常識を超越した男」
俺たちにできないことを平然とやってのける!そこにシビれるあこがれるゥ
遊戯王デュエルモンスターズ171話 「響きあう魂」

トンデモデュエリストヴァロン再び!
自慢のアーマーデッキで、以前やりたい放題のデュエルを見せてくれたヴァロンがまたまた登場。
今度の城之内とのデュエルでは、モンスターと同じダメージをプレイヤーも受けるという特殊ルールで
相手をボカスカぶん殴ったりミサイルで全身焼き尽くされたり
デュエルという名のリアルファイトを展開!さらにヴァロンのアーマーデッキに対抗すべく
城之内も自前のアーマーを次々と装着して、前代未聞のコスプレデュエルが始まります

「こんなに熱くギリギリの緊張感を感じたことはない…!城之内克也!
 最高だぜお前との戦いはァッ!!」

「オレもだ…!ゾクゾクするぜ!これがデュエルなんだァッ!!」

拳で語るうちにお互いを認め合っていく二人。
こいつらカードゲームとかやるより、夕日をバックに殴り合って「いいパンチだったぜ…!」
「へへ、お前もな…!」とかやってる方がよっぽど似合ってるんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そしてマジックカードを発動する城之内!俺のスケープゴートたんキター!!
スケープゴートは、防御用の羊トークンを4体召喚するマジックカードです
城之内のデュエルでは、必ずと言っていいほどスケープゴートを使うから目の保養になるぜ…
試しに検索してみたけど一件もヒットしなかったから
スケープゴートたんは俺のものだ!俺だけのものだ!アーッハッハッハ!(えー

「羊ごときで俺の拳を防げると思うか!」

「逃げるためにスケープゴートを出したんじゃないぜ!
 ロード・オブ・ザ・レッドの特殊能力!このターンで唱えられた魔法を糧に、
 あらゆるモンスターを破壊する!

「「「「むきゅうううう!!」」」」

お、俺のスケープゴートがー!!(泣)
フィールド上のモンスターを一掃する特殊効果で、召喚された瞬間チリと消えていくスケープゴート。
城之内この野郎!相手モンスターを始末するためとはいえ、
始めからスケープゴートたんを出した瞬間殺すためにこんな真似を!わたしは許しませんよーっ!

一方その頃、海馬社長はどこぞのカーショップに停まっている車に乗り込むと
いきなりエンジンふかして出発進行しようとします
「貴様ら車泥棒かー!」と当然慌ててすっ飛んでくる店員。すると社長は、華麗なペン回しを披露すると
「これで足りるだろう」50万ドルの小切手を渡して颯爽と去っていきます。さすが社長はスケールが違うぜ!
というかこういう赤いスポーツカー見てると財前丈太郎第一話を思い出しますね
さすが10気筒!加速が違うぜー!だっぽん!

遊戯王デュエルモンスターズ177話 「決戦の地へ!ダーツVS遊戯&海馬」

なんというふつくしい作画
これこそまさに神作画!作監加々美&高橋最強コンビの実力を見よ!
しかし作監ってつくづく凄いですよね、どういうカラクリになってるのかさっぱり分かりませんが、
なんで作監の人が代わるだけでここまで作画の質を引き上げることができるのか…


アニメオリジナル・ドーマ編もいよいよ大詰め。城之内達デュエリストの魂を奪い、邪神復活を目論む
秘密結社ドーマの首領・ダーツとの決戦が始まります

「ダーツ、これ以上無益な戦いはやめろ!捕えた魂を解放するんだ!」

「遊戯、こいつに何を言っても無駄だ…!」

「デュエルとは元来、いにしえより魂を賭けた戦いの儀式。
 我々もその習いに従うとしよう」

「ならば貴様の相手はオレだ!」

「いや海馬、こいつだけはお前一人に任せるわけにはいかない!」

「ならば…まとめて魂を捧げよ!ファラオ!瀬人!」

「言われる
 までもない!」
「行くぜ海馬…!」

「「「デュエル!!」」」

じゃあお言葉に甘えてやるよ!と遊戯と海馬がダーツ相手にタッグ結成!遊戯達の先攻でデュエルが始まる!

「オレのターンドロー!手札より儀式魔法”白竜降臨”を発動!
 手札よりブラッド・ヴォルスを生贄に…出でよ!ナイト・オブ・ホワイトドラゴン!
 そして特殊能力を発動!ナイト・オブ・ホワイトドラゴンを生贄に捧げることで…
 出でよ!ブルーアイズ!ホワイトドラゴン!」

ゲェー!なんという瞬殺コンボ!
ナイト・オブ・ホワイトドラゴンの「生贄にすればブルーアイズを召喚できる」という特殊能力で、
いきなり1ターン目からブルーアイズがフィールドに!

「行くぜダーツ!オレのターン!手札より”カオスの儀式”を発動!
 マグネットバルキリオンを生贄に捧げ…伝説の戦士!カオスソルジャー降臨!」

遊戯お前もかー!!同じく儀式魔法から攻撃力3000のカオスソルジャーを召喚!
それに対してダーツは、リバースカードも出さずに攻撃力1000程度のへっぽこモンスターを出してきました
戦力差は歴然!次のターンで遊戯達の攻撃が通れば、いきなり勝負が決まってしまいますが…

「オレのタァァァーン!フッハハハ…ハハハハハハッ!
 ハァーッハッハッハッハッ!!」

何がダーツだ!このオレに比べりゃションベンよ!2ターン目、社長はやけに元気よくターン宣言したかと思う
勝負はついたと言わんばかりに高笑いを始めます

「ダーツ!貴様の場にはザコモンスターが2体だけ…すでに勝利はオレの手中に収まった!
 貴様がどれほどのデュエリストは知らん、だが大事なことを一つ忘れているぞ…
 貴様は今!オレという地上で最強のデュエリストを
 敵にしているということだッ!!」

て〜〜♪ててて〜てれて〜♪ここで羽蛾をメッタ斬りにした時のBGMクリティウスの牙がスタート!お前もボコボコにしてやんよ!
社長かっこいいよ社長。乃亜編もそうでしたが、アニメオリジナルの社長は名言が多いですよね(←1分過ぎてからの展開が神)

「手札よりマジックカード”融合”を発動!
 手札とフィールド、3体のブルーアイズを融合させ!出でよ…!我が最強のしもべ!
 ブルーアイズ!アルティメットドラゴン!」

2ターン目でアルティメット出しやがったー!!
攻撃力4500の超級モンスター!とんでもないスピード展開です、というか2ターン目でブルーアイズが3体も手札に揃ってるなんて
一体社長はどんな積み込みを:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「遊戯…貴様も真のデュエリストなら、奴を瞬殺する新たなしもべを呼べるはず」

「フ…海馬、お前の闘志はオレが引き継ぐ!オレのターン!このドローがダーツ…
 貴様の野心をコナゴナに打ち砕くぜッ!!
 オレはマジックカード”融合”を発動!
 ブルーアイズ・アルティメットドラゴン、カオスソルジャー、究極融合召喚!
 出でよ!マスター・オブ・ドラゴンナイト!」

乗っただけモンスターキター!!
見た目にはカオスソルジャーがちょいーんと乗っかっただけでアレな感じのモンスターですが、
数あるモンスターの中でもその攻撃力は最強!悪党の親玉ダーツを叩きのめすにはこれ以上ない役者と言えるでしょう

「すっげェェ!攻撃力5000!?」

「兄サマと遊戯のタッグは最強だぜぇ!」

「トラップカードオープン!”メテオレイン”!
 このカードは攻撃力が守備力を上回った分だけ、お前にダイレクトダメージを与える!」

ダーツの残りライフは3500、場のモンスターの攻守の差もちょうど3500!
ダーツは守備表示でしのぐつもりだったのでしょうが、遊戯はそれさえ許さず一気に勝負を決めに出る!

「この一撃で全てに決着をつけるぜ…!行け!マスター・オブ・ドラゴンナイト!」

「ギャラクシイイイイ!!」

「クラッシャアアアアアッ!!」

あれぇ――――ッ!?
なんてこと!最強の一撃がへっぽこモンスター一匹突破できないなんて!
トラップカードも仕掛けられていない以上、このモンスターには何かの特殊能力が備わっているんでしょうか?

「ふふふ…名も無きファラオ、瀬人、お前たちが私を倒すことなど…有り得ぬ!」

最強モンスターを前にしても眉ひとつ動かさないダーツ。その力いまだ底知れず!次回に続く!




というわけで今回は素晴らしい神作画の回でしたが、遊戯王での加々美さん作監は今回が最後です(´・ω・`)
ていうか平山さんの回ももう終わってんじゃんか(´;ω;`)遅すぎた…俺たちは何もかも遅すぎたんだ…(えー
加々美さんはデスノでも総作画監督を任されてたりする凄い人ですが、この人の絵で特徴的なのは
顔だけじゃなくて手がものすごくふつくしいことでしょうか

こんな感じです。ああふつくしい、ふつくしすぎる…
この人にかかれば兜甲児みたいなトンガリもみあげまでふつくしく変わっちゃうから凄い:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


遊戯王デュエルモンスターズ179話 「囚われのミラーナイト」

ダーツのスーパーチートデュエル発動!凶悪すぎるオリジナルカードの数々を見よ!

・オレイカルコスの結界
味方モンスターの攻撃力をすべて500アップさせるフィールド魔法。
さらにリバースカードをセットするスペースにもモンスターを召喚できるようになり、
その場所に置かれたモンスターは「後衛モンスター」となる。
後衛モンスターは、前衛モンスターがいるかぎり相手の攻撃を受けることはない。

・オレイカルコス・ギガース
倒されても必ず即座に復活する不死のモンスター。さらに、復活するたびに攻撃力が500アップする

・オレイカルコス・キュトラー
召喚したプレイヤーのダメージを吸収してしまうモンスター。このモンスターが場に出ている限り、ダーツがダメージを受けることはない

・オレイカルコス・デウテロス(オレイカルコス第二の結界)
場に出ているモンスターの数×500のライフポイントを毎ターン回復する永続魔法。
さらに、味方モンスター一体を生贄に捧げることで相手の攻撃を無効化し、相手モンスターを破壊することができる

・オレイカルコス・ミラー
儀式魔法。手札からモンスターを生贄に捧げることで、4体のミラーナイトを召喚する。
ミラーナイトは、敵モンスターと戦闘を行う際に敵と同じ攻撃力となるモンスター。
そのため必ず相討ちになるが、ミラーナイトは盾が身代わりとなるので一度だけ破壊を免れることができる


こいつらを組み合わせて使うとこうなります
ギガースを前衛、シュノロスを後衛にして不死の壁でシュノロスを守り、相手からのダメージを無効化。
さらにデウテロスの効果で毎ターンライフを3000以上回復。
魔法カードなどでダイレクトアタックを仕掛けてきても、デウテロスの効果で無効。ついでに敵モンスターも撃破。
さらにミラーナイトでブルーアイズやカオスソルジャーなど、攻撃力の高いモンスターもあっさり撃破。
ミラーナイトには城之内達の魂を宿らせておき、「うりうり攻撃してみろ、魂がどうなっても知らんけど」と人質作戦を展開。
酷すぎます。ていうか後衛とか前衛ってなんだよ。勝手にルール作ってるよこの人!
遊戯王のカードはアニメからも実際のカードに輸入されることが多いですが、
ダーツのカードは極悪すぎるので一枚も実在するものはありません。ひどい話だ



そして人質を取られてしまい、まったくミラーナイトに手出しできなくなってしまう遊戯。
元々城之内たちを助けるために戦っているのですから無理もありません。対して社長の様子は…

「ひとつ聞かせてもらおうか、そいつらは消えたらどうなる?」

「さあな。消え行く魂の行方など知る由もない」

「フ…誰も行く末を知らんならこちらも気兼ねする必要はない!
 行けカイザーグライダー!」

ゲ、ゲェー!!なんでそうなるんだよ社長ー!
普通逆だろ!魂がどうなっちゃうか分かんないから攻撃できないんだろ!なのにまったく気兼ねせずに攻撃するとはなんという…
真っ先に社長が標的に定めたのは孔雀舞ナイト。すでに盾は吹っ飛んでいるので、攻撃が通れば舞はやられてしまいますが…

バキイイイン!

「じょ、城之内が…舞をかばった!?」



そこへ割って入ったのは城之内ナイト!かすかに残された城之内の意識が、舞を守ろうとして体を突き動かしたのです
城之内はまだ盾を持っていたので助かりましたが…

「おのれ凡骨…!今度こそそのみじめな姿に俺が引導を渡してくれる!」

「やめろ海馬!」

「凡骨!貴様にもデュエリストとしてのプライドがカケラでもあるのなら、
 いさぎよく逝けいッ!」

殺す気満々だよこの人!さすが以前遊戯とデュエルして負けそうになった時、
「俺負けたら自殺するわ」と言い出して遊戯を降参させた男。
命よりもデュエリストのプライドの方が大事なようです。というわけで城之内死ねー!

バキイイイン!

「こ、今度は遊戯が城之内を!?」



しかしまたも表遊戯ナイトが攻撃を阻止!思い通りにデュエルが進まずイライラが募る社長。
果たして社長は城之内たちを殺すことができるのか!?(えー 次回に続く!


遊戯王デュエルモンスターズ180話 「オレイカルコスの三重結界」

チートは続くよどこまでも
これまで散々反則レベルのカードを連発してきたダーツでしたが、
それにも飽き足らず今回はさらに狂ったカードを発動する!

「名もなきファラオ、瀬人!オレイカルコスの結界、
 その真の力を見届け我が神の生贄となるがよい!
 発動せよ!オレイカルコス第三の結界!”オレイカルコス・トリトス”!
 その力は私のモンスターへのマジック、トラップを無効にする!
 もはや小細工は私には効かない」

「モンスターの攻撃力アップ、プレイヤーのライフ回復、
 さらにトラップ・マジックカードの無効化…!?まさに鉄壁の結界…!」

どんどんイカレた効果が上乗せされていくオレイカルコスの結界に、もはやほとんど打つ手がなくなってしまう遊戯たち。
ミラーナイトを倒す最後の手段として、聖なるバリア・ミラーフォース(相手攻撃表示モンスターを一掃するカード)
伏せておいた遊戯でしたが、トラップ無効の効果のせいでとうとうそれも使えなくなってしまいました

「さあ瀬人!お前の最期のドローだ!」

(く…!だが奴の言う通り、オレのライフはわずか600…
 このターンで何らかの手を打たなければ、確実に負ける…!
 このオレが…こんなところで負けるだと…!?
 このオレ自身の栄光のロード…!こんなところでむざむざと潰されはせん!)

「その目を見開き胸に刻めッ!
 このオレのデュエルを!
 オレのターン、ドロー!」

「フフフハハッ!ハッハッハッハッハッハッ!来た…!来たぞ!
 オレのデッキに眠りし逆転のカード!
 来いッ!伝説の竜クリティウス!」

ついに社長の切り札クリティウスの牙が発動!トラップカードと融合し新たなモンスターを誕生させるこのカード、
社長は遊戯のミラーフォースとクリティウスを融合させ、ミラーフォースドラゴンを召喚!
トラップは防げてもモンスター効果は防げまい!というわけで消えろザコどもー!



ぼかんぼかんぼかんぼかーん

「相棒!!みんなァーッ!!」

「い、いいんだよ…これで…」

城之内たちミラーナイト全員あぼーん!結局助けられなかったか…みんな安らかに眠ってくれ…(えー
ついでにあの目ざわりなオレイカルコス・キュトラーもようやく撃破!やっとこれでダーツにダメージを与えられるように…って!

「オレイカルコス・キュトラーよ!真の力を現すがいい!」

「な、なんだ…こいつは!?」

「これこそオレイカルコス・キュトラーの進化体、オレイカルコス・シュノロス!
 その攻撃力はオレイカルコス・キュトラーが吸収したダメージの合計で決定される。
 よってオレイカルコス・シュノロスの攻撃力は!」

「に…20000だと!?」

「バカな!!」

「いくらなんでもムチャクチャだろ!」

本田の意見が視聴者そのものすぎる
なんというインチキカード!キュトラーが倒されただけで簡単に召喚できるモンスターなのに、
こんなバカげた攻撃力を持つことができるなんて!

「オレイカルコス・シュノロスの特殊効果発動!
 出でよオレイカルコス・デクシア!オレイカルコス・アリステロス!」

しかしシュノロスのふざけた能力は攻撃力だけでは終わらない!
シュノロスの右腕と左腕が本体から分離して、それぞれが独立したモンスターとなる!

「オレイカルコス・デクシアは、シュノロスが場にいる限り破壊することはできず、
 その攻撃力は戦闘するモンスターの攻撃力・守備力を常に300ポイント上回る!シュノロスの究極の剣!
 オレイカルコス・アリステロスは、シュノロスが場にいる限り破壊することはできず、
 相手の攻撃力を常に300ポイント上回りすべての攻撃を受け止める!シュノロスの究極の盾!
 この2体が発動した時、シュノロスの攻撃力からその数値が引かれる!」

「しかもシュノロスは後衛位置…前の2体を倒さない限り、シュノロスに攻撃は届かない…!」

どこまでも狂った能力!あれだけ苦しめられたミラーナイトが可愛く見えるくらいです
やたら召喚コストの低いキュトラー1体から、こんなインチキモンスター3体が生まれるなんてルール無用すぎる!
生贄3体からやっとこ召喚できて、相手の攻撃力を100しか超えない邪神アバターが立場なさすぎです

邪神もチートの前では
無力だ!!
(えー

そしてダーツが狙いを定めたのは社長!攻撃力20000の悪夢の一撃が社長へと放たれる!

「海馬ぁっ!」

「今度こそ本当の最期だ瀬人…!オレイカルコス・シュノロスの攻撃!」


(C)サンライズ

レオサークル!ファイナルアタック!(えー

「うぐはああああっ!!」

成すすべなく直撃を食らう社長!LPは当然ゼロとなり社長の敗北です
さらにオレイカルコスの結界が発動しているせいで、デュエルの敗者である社長の魂は奪われてしまうことに…

「ト…トラップ…発動…このカードは、自分のモンスターが破壊された時…
 そのモンスターの攻撃力だけ、ライフを…かい…ふく…」

しかしさすがは社長、タダでは死なない男!倒されたミラーフォースドラゴンの攻撃力分だけ、遊戯のライフを回復し散っていく!
というか文字通り死ぬ寸前だと言うのに、カードの説明だけは意地でもやっていく社長すげえ



「海馬ァーッ!!」

「遊戯…オレの屍を…越えて…行け…」

「瀬人!我が神の生贄となれ!」

「に…兄サマ!?兄サマ…目を開けて!目を開けてよ兄サマぁぁぁぁーーっ!!」

とうとう社長までがダーツの犠牲に…たった一人残された遊戯は、この絶望的な布陣をどう突破するのか!?次回に続く!


遊戯王デュエルモンスターズ181話 「よみがえれ!伝説の三騎士」


「ミラーナイトの相棒達に対する海馬の非情な攻撃は、
 結局オレイカルコス・シュノロスを出現させる結果に終わってしまった。
 その海馬も倒れ、残されたのはオレ一人。
 場にはオレイカルコスの三重結界とオレイカルコス・シュノロス…一体どう戦えばいいんだ」

いきなり冒頭の遊戯のあらすじが笑えます
海馬が余計な真似してくれたおかげで相棒達はあぼーん、
そのせいで反則的モンスターまで出てきて
海馬のアホは先にリタイヤ。オレ一人でどうしろっていうんだ…

という社長に対する不満がありありと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

とりあえず社長に吹っ飛ばされた城之内たちの魂は無事だったようですが、
遊戯はシュノロスと三重結界を相手にまるで打つ手がない状態でした

「未練だな、名もなきファラオ…デュエルの形勢を冷静に分析するがいい。
 お前はいまだ本当に勝つ気でいるのか?」

「さっさと降参してくんない?」と諦めの悪い遊戯にあきれた様子のダーツ。
ネチネチと続くダーツの言葉責めに、とうとう遊戯も「もうダメかもしんない…」と心を折られ戦意を喪失してしまいます
遊戯から戦う気が失せた途端、その魂を奪おうとオレイカルコスの結界がみるみる遊戯へ収束していき…

バキイイイイン!

「なんだと…?バカな!」

しかしその瞬間、仲間達の魂が盾となりオレイカルコスの結界をはじき返す!
「オレなんかどうせ大昔の死人だし」とやさぐれていた遊戯も、それを見て再び闘志が甦ってきます

(過去の記憶も肉体も、何も存在しないオレにもあるのか…心の底に決して消えないものが…!
 そうか、オレは気づかなかった…オレの心の底には、みんなとの絆が作り上げた記憶の器がある…
 それがオレの全て…!オレは無じゃない!その器が残っている限り
 オレは何度も生まれ変わることができる…!)

「ダーツ、答えてやる!なぜオレが…全てを失ったオレがこの世界に甦ったのか!
 それは巡り会った仲間によって生まれ変わるため!
 お前を倒し世界の未来を変えるためだッ!!」

「なんだと…!?」

「オレのターン!ドロー!オレは信じるぜ…!
 これからもみんなと歩む未来のビジョンをッ!
 オレに力を!レジェンド・オブ・ハート!」

遊戯の闘志に呼応して、ペガサスに授けられていた謎の「名も無きカード」がレジェンド・オブ・ハートへと姿を変える!
その効果により、真の姿を現したヘルモス・クリティウス・ティマイオスが場に特殊召喚される!

城之内そっくりのヘルモス、海馬そっくりのクリティウス、遊戯そっくりのティマイオス!ちなみに全員攻撃力は2800です
エルフの剣士を生贄にしてライフを1000支払ったとはいえ、2800が1度に3体はスゲーな…

《我らの絆は絶対!》

《心の闇の結界は効かぬ!》

ドガッシャアアアン!!

「馬鹿な…!オレイカルコスの結界が!」

なんと3人の特殊能力でオレイカルコスの三重結界はキレイさっぱり消滅!
残る問題はシュノロス、デクシア、アリステロスですが、遊戯は守備表示のアリステロスを狙うつもりのようです
攻撃力2800のティマイオス達が攻撃するたびに、アリステロスは守備力3100を消費!
遊戯も差分の300ダメージを受けますが、守備モンスターへの攻撃なのでティマイオス達は破壊されず
アリステロスの守備力の分だけシュノロスの攻撃力がマイナスされます。15200−9300で残る攻撃力は5900!

「これでオレのターンを終了する!」

「自らのライフを削りシュノロスの攻撃力を下げるとは…
 だがすでにお前のライフは風前の灯火!
 次の私の攻撃で消滅することに変わりない!
 オレイカルコス・シュノロス!クリティウスを攻撃せよ!」

「クリティウス、特殊効果発動!このデュエルに使用した味方トラップの能力を吸収!
 クリティウスが吸収するカード…!それは聖なるバリア・ミラーフォース!
 クリティウスが受けた攻撃は、相手モンスターにすべて跳ね返される!」

なんですとー!?まだ特殊能力があったんですかクリティウス!ずいぶんお得なカードだな
シュノロスの攻撃を敵3体へすべて跳ね返し、難攻不落と思われた敵3体をまとめて撃破!



そしてデクシアは攻撃力0のまま攻撃表示だったので、ダーツもがつーんと5900分のダメージを食らいます
…ってちょっと待ってください!これってさっき遊戯がシュノロスの攻撃力を削ってなかったら、
ダーツは15200の大ダメージを食らってたんじゃないですか!?遊戯のライフとか削られ損かよ!
でもまあその場合、デクシアでちまちま攻撃されちゃったら手も足も出ないか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ともかくこれでやたら厄介だった敵三体は消滅。ようやくまともなデュエルが始まるかに思われましたが…

ズズズズズズズズ…

不気味にうごめくシュノロスの残骸!まさかまだ先があるっていうんですか!?
一体どれだけ特殊能力があるんだ…今度は倒されたシュノロスの体から、大蛇のようなモンスターが現れてしまいました

「蛇神ゲー…!これぞ我が最強のしもべ!
 オレイカルコス・シュノロスの攻撃力がゼロになった時、
 10000以上のライフと全ての手札を捧げ特殊召喚される!その攻撃力は!」

「攻撃力…無限大!?」

あんじゃそりゃああああああああ!!
む、無限!?無限ですって!?チートカードもここまで来たか!まさかこんな無茶苦茶な話が…
そしてダーツの残りライフを見てみれば、ゲー召喚のせいで残りは0に…え?負けにならないの…?

「私のライフは消滅し、ゲーが破壊された時が私の敗北となる!」

勝手にルール変えるなー!!どこまで好き放題やらかす気だー!
もうミラーフォースも持ってないでしょうし、無限大を破壊する手段なんて何かあるんでしょうか…

「私はデッキよりカードを10枚捨て、蛇神ゲーの攻撃を発動!インフィニティ・エンド!」

ボッガアアアアアア!!

「ティマイオスーーッ!!」

遊戯死んだー!!ゲーにティマイオスが粉々に吹っ飛ばされ遊戯のライフは0に!
ざんねん!ゆうぎのぼうけんは ここでおわってしまっ…(゜д゜;)あ、あれ?

「なに…!?馬鹿な…お前のライフは…!」

「残念だったな…!今の攻撃でトラップカード”魂のリレー”を発動させてもらったぜ!
 魂のリレーはライフが0になった時、手札よりモンスターを召喚し
 そのモンスターにデュエルの勝敗を託すカード!
 ブラックマジシャンガールを破壊されたらオレの負け!
 これでデュエルの勝敗は互いに同じ条件!」

ゆ、遊戯お前もかー!当然ながらこの”魂のリレー”は実在の遊戯王カードではありません。俺ルールも大概にしてくれよ(´・ω・`)



もはやこのアニメにルールを守って楽しくデュエルする奴は存在しないのか…(えー

「ブラックマジシャンガール!オレの魂は今お前と共にある!」

「うん…!」

カードを相手に告白まで始めてしまった遊戯。もう好きにしてくれ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかし遊戯が恥ずかしい台詞を吐いている間に、ダーツはさらなるマジックカードを発動していました

「マジックカード発動!”インパクトリバイブ”!
 このターンで破壊したモンスターの攻撃力を、
 500ポイントアップして復活させる!
 そのコストにより、私はこのターンにもう1度バトルフェイズを行うことができる!」

何イチャイチャしているんだ、まだオレのバトルフェイズは終了してないぜ!

敵のモンスターを復活させるこのカードにより、再び蛇神ゲーに攻撃の機会が!
攻撃力500アップした状態でティマイオスが甦りますが、そんなもの無限大の前には屁のつっぱりにもなりゃしません

「消え去れブラックマジシャンガール!インフィニティ・エンド!」

ブラックマジシャンガール目がけて放たれた悪夢の一撃!リバースカードもないこの状況で遊戯に防ぐ手段はあるのか!?次回に続く!


遊戯王デュエルモンスターズ182話 「攻撃力∞蛇神ゲー」




「伝説の騎士ヘルモスの特殊効果発動!墓地のモンスターの力を吸収せよ!」

ブラックマジシャンガール目がけて放たれた攻撃力∞の一撃!
防ぐ手段はないかに思われましたが、特殊能力を発動したヘルモスがそこへ割って入ります

「”翻弄するエルフの剣士”の力を得て、
 1900ポイント以上の攻撃力を無力化する!」

エルフの剣士の特殊効果で∞の攻撃をあっさり無効化!
なるほど、エルフの剣士の効果は「1900以上の攻撃力で破壊されないけどダメージはそのまま食らう」というものですが、
今の遊戯の勝敗はブラックマジシャンガールの破壊だけにかかっているので、ダメージをそのまま食らおうが関係ないんですね

「オレのターン、ドロー!ダーツ…どうやらついに訪れたようだぜ!
 貴様とオレ本当の決着をつける時が!」

そして遊戯には何やら蛇神ゲーを倒す秘策が!何を思ったかクリティウスとヘルモスでゲーに攻撃を仕掛けます
そんなことをしたら2体とも返り討ちにー!

「馬鹿な、∞の攻撃力を誇るゲーを上回る力などあるはずが…」

「ダーツ!お前が心の闇の無限を信じるなら、オレ達の絆の力もまた無限!
 ”攻撃誘導バリア”の吸収でクリティウスの剣に宿った力!
 それは、モンスターへの攻撃を別のモンスターに移し変える!
 よってゲーに仕掛けた攻撃力はヘルモスへと向かう!
 そしてヘルモスの特殊能力発動!
 デッキからモンスターを3体吸収し、受けた攻撃力を3倍にして跳ね返す!
 クリティウスとヘルモスの間で生まれた、攻撃力の無限ループ!」

クリティウスの攻撃をヘルモスが跳ね返し、ヘルモスからの反射をさらにクリティウスが跳ね返すという無茶苦茶なコンボ発動!
跳ね返され続けた攻撃が∞となってゲーの体を切り裂いていく!
というかヘルモスの能力、オレイカルコスの結界を破壊、味方モンスターの能力を吸収して使用できる、
3体のモンスターを吸収することで攻撃を3倍にして反射
って、一体いくつあるんだよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「行くぜダーツ!伝説の騎士ティマイオスの攻撃!
 ティマイオスの特殊能力は、場のモンスターと合体し新たな存在となる!
 オレ達の絆を合わせた力が今、新たな未来を開く…!
 無限を超える力を得ろ!合身竜ティマイオス!」



弱っているゲーにトドメを刺すべく、ティマイオス・クリティウス・ヘルモスが合体し黄金の騎士と化す!
しかしどの辺が合身なのかよく分かりませんが、
要するに合体で生まれた黄金の騎士スペリオルドラゴンということなのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「見ておけダーツ!絆の力が闇を打ち砕く瞬間を!ジャスティスソード!!」

「ば…馬鹿な…この私が…!?」

ついに蛇神ゲーが倒れ、長かったこのデュエルにも決着が!
ダーツが敗北した途端、城之内たちの魂は解放され自分の肉体へと舞い戻っていきます

しかし捕らわれていたすべての魂が戻ったわけではありませんでした
ダーツは「こうなったら俺の魂をエサにしてやるから!」と自分の魂を犠牲にして、
不完全ながらオレイカルコスの神・リヴァイアサンをこの世に降臨させてしまいます

大怪獣としか言いようがないリヴァイアサンの恐るべき巨体!「勝ち目ないからトンズラしよう」と提案する杏子でしたが…

「お前達はここで待っていろ。ダーツにトドメを刺さぬ限りオレの怒りは収まらん!」

「待てよ海馬、誰がてめえ一人で行かせるかよ!」

「凡骨の助けなど未来永劫借りることはない!」

「なんだとぉ!?」

どんな怪獣が相手だろうが目の前の敵は叩き潰す!社長はまるで臆することなくリヴァイアサンへと向かって行きます
そんな社長の後に続いて、城之内や遊戯もリヴァイアサンの下へ…

「選ばれしデュエリストどもよ、もはや誰もこの神を止めることはできない!」

「黙れェ!それが貴様の成れの果てか?その醜悪な姿、
 このオレが直々に引導を渡してくれる!」

「行くぜみんな!出ろ!ブラックマジシャン!デーモンの召喚!クリボー!」

「来い!炎の剣士!サイコショッカー!レッドアイズ・ブラックドラゴン!」

「出でよ!ブルーアイズ・アルティメットドラゴン!
 ガジェットソルジャー!ブラッド・ヴォルス!」



それぞれ主力モンスターを一気に呼び出しポケモンバトル開始!
しかし盛り上がる場面のはずなのに作画の崩壊がひどいなもう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「行けモンスター達!超電導ブラックマジック!!」

「サイバーエナジー・ブラックフレア!!」

「アルティメットバースト全弾発射ァ!!」

ドバゴオオオオオオ!!

モンスター達のありったけの合体攻撃で、大爆発に包まれるリヴァイアサン!
「さーどんだけボロボロになったかな」と爆煙の中の神を見つめる3人でしたが、
なんとリヴァイアサンの体には傷ひとつついてはいませんでした
あまりの戦力差に愕然とする遊戯達。それをあざ笑うかのように、
リヴァイアサンは遊戯達のモンスターをたった一撃で全て粉砕する!
想像を超えるバケモノを相手に、遊戯達の次なる手は?次回に続く!






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