■機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン第7話 「再開と離別と」
 

前回、「うわーん恐いよー」と沙慈が引き金を引けなかったために危機に陥ってしまったトレミー。
しかしオート発射かイアンのフォローによるものか、ミサイルが上手くジンクスVに直撃してくれたおかげで、
トレミーは運よくジンクスVを追い払うことに成功していました

「はっ…!はっ…!はっ…!」

「撃てなかったか…いいさ、それで…」

いまだにガクガクブルブルしたままの沙慈。そんな沙慈にイアンのおっちゃんは何やってんだこの役立たずがと責めるでもなく
それでいいんだと優しい言葉をかけます。要するに、「お前まで俺達みたいに手を汚さなくてもいいんだ」ということか…
沙慈が出しゃばったせいで危うく死ぬところだったのに、こんなことが言えるとはイアン株急上昇ですね
これがグッドマンやリントだったら、「失態だな沙慈君。これでは君を保護した意味が…ない!!」とか言って
平手打ちをブチ込んでいることでしょう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「マリィィィィーッ!!もう放さない!マリー!」

「なに…!?こ、こいつ!」

一方、ソーマの攻撃で機体をボロカスにされてしまったアレルヤ。しかし攻撃を食らって怯むどころか
「ヤダヤダ!ボクは絶対マリーから離れないよ!」と、ソーマ機に熱烈なハグをするという予想外の行動に出ます
「お前きもいから離れろよ!」とアリオスを引き剥がそうとするソーマでしたが、そのまま押し倒されるようにして無人島へと落下してしまい…

「これは…!そうだ…これとやりたかったッ!!」

そしてこちらは刹那と交戦中のブシドー。トランザムを発動した刹那に、待ってましたと大喜びで飛びかかりますが、
界王拳3倍悟空にひねられるべジータのように、ダブルオーの動きについていけず片腕を吹っ飛ばされてしまいます

「うおおっ!これほどとは…!」

「もらったァーッ!!」

ビービービービー!

「なに!?オーバーロード!?」

「…なんと…機体が万全ではないとは…!」

しかし刹那がトドメの一撃を放とうとしたその瞬間、ダブルオーのGNドライブが限界を超えて機能不全を起こしてしまう!
やはりこの機体でトランザムは無謀すぎたのか…まったく動きが取れなくなり、海にプカプカ浮かぶだけになってしまうダブルオー。
今まで刹那に大喜びでやられていたブシドーですが、戦闘力を失ったダブルオーを前にみるみるその表情は冷めてしまいます
「なんでもっと俺をメチャクチャにしてくれないの!!」って感じで
とんでもないマゾ男ですなブシドー:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…ならば斬る価値もなしッ!!」

そんな真性マゾのブシドーは、今のダブルオーを倒すことに満足できず母艦に帰投してしまいます

「ミスターブシドー!?いくらなんでも勝手が過ぎる!」

「聞く耳持たぬ」

「ええい…!各機!2個付きを包囲だッ!」

「ブシドーお前ふざけんなコノヤロー」と仲間からも不満の声が挙がりますが、当のブシドーは意にも介さず帰ってしまいます。
仕方なく他のパイロット達がダブルオーを狙いますが、ティエリア&ライルがすかさず盾となって刹那を守る!
なんだかんだ言ってライルも結構チームワークのいい奴ですなぁ

「刹那、大丈夫か!」

「ツインドライブが…!」

「ガンダム全機後退して!敵の連携を分断させるわ、魚雷で高濃度粒子とスモークを!」

ティエリアとライルの弾幕で足止めをしている間に、スメラギはGN煙幕(えーを使って敵のセンサーを妨害すると
刹那達を回収してただちにトンズラしようとします

「ピーリス中尉のアヘッドをロスト…!?そんな…!」

「至急捜索班を編成しろ!スミルノフ大佐になんと報告すれば…!」

「アリオスの機体を捕捉できません!アレルヤが…!」

「なんだと…!?」

しかしソーマとアレルヤが行方不明とあって、母艦に戻った両陣営は大騒ぎ。どちらもすぐに捜索隊を出撃させるハメに…
ですがダブルオーがポンコツ状態で出撃できない刹那は…


(C)荒木飛呂彦/集英社

トランザムは使うなと言っとるだろーが!
人の話聞いてんのかァ
この田ゴ作がァ―――!!
(えー

「刹那!トランザムは使うなと言っただろうが!?
 ツインドライブが稼動状態にあるからいいようなものの…」

「修理を頼む、アレルヤが…」

「…ふう…」

言いつけを破った刹那に説教を始めるイアンでしたが、「そんなことより早くダブルオー直して」と言い出す刹那。なんてやつだ!
…と、言いたいところですが、刹那の様子からはアレルヤが心配なあまりに
早くダブルオーで探しに行きたいという気持ちがありありと見て取れました。
イアンにもそのことは伝わっているようで、「まったく仕方のない奴だな」と言いたげに修理に取りかかることに…

「や、やめるんだマリー!」

「モビルスーツがなくとも、出来損ないの貴様などにッ!」

一方、無人島に墜落し2人きりのアレルヤ&ソーマ。アレルヤは「やあ!マリーこれからよろしく!」と好意まるだしで声をかけますが、
ソーマから帰ってきたのはパンチキックの雨あられでした。愛しのマリーを殴り合うなんて出来ないアレルヤは、
やめてよしてと無抵抗のままマリーの名を呼び続けますが…

「マリィィーッ!」

「う…!?」

「マリー!マリー・パーファシー!」

「う…!うああああーーっ!!」

「マ…マリー!」

「…ア…アレ…ルヤ…?」

って早くもマリーの人格復活キター!!いくらなんでも早すぎやしませんか!ちょっとマリーマリー呼んだらもうこれとは…
ともかくアレルヤに対して全く敵意を持っていないマリー。すぐに争いをやめると、テントを張って2人で助けを待つことにします

「救助が来るといいんだけど…聞いていいかな?なぜ君がソーマ・ピーリスだったのか」

「恐らく違う人格を植え付け、失っていた五感を復元させたんだと思う…
 超人機関は私を超兵として軍に送り出すことで、組織の存続を図ろうとしたのよ…」

「なんて卑劣な…」

「でも、そのおかげであなたの顔を初めて見ることができた。あなただってすぐに分かった、脳量子波のおかげかしら」

「僕も…君と言葉が交わせるようになるなんて、思ってもみなかったよ」

いちゃいちゃ いちゃいちゃ(えー
「あなたと話せて嬉しいわ、うふふ」「僕もだよマリー、あはは」と、これまでのいきさつを話しながらも甘ったるい会話をはさむ2人。
なんだか早くもバカップルの空気が漂いつつあるな…刹那と姫も少しはこの進展の早さを見習ってくれよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ねえ、私にも聞かせて…どうしてたの?超人機関を脱出してから…」

「処分をまぬがれようとして、仲間と輸送船を奪って…コロニーから脱出したんだ。
 でも、行くあてなんてどこにもない…僕たちは漂流を続け、やがて艦内の食料や酸素は底を突き、そして…」

少年時代、あのまま超人機関にいれば失敗作として処分を待つだけだったアレルヤ。
そこで同じ境遇の仲間と宇宙へ逃亡しましたが、宇宙をさまよう間に空気も食料も底を突いてしまい…
残り少なくなったそれを節約するために、仲間を殺して一人占めするという
とんでもない行動に出た人物がいました。それこそがアレルヤの残忍な人格・ハレルヤです

「…知っていたわ…あなたの中に、もう一つの人格があったことは…」

「言い訳になんて出来ない…ハレルヤは僕だ。僕は殺したんだ…仲間を、同胞をこの手で…
 みんなの命を2度も奪ったんだ…」

「私だって同じ…私はあなたを1度殺してる。あの時の攻撃でもう一人のあなたを…ハレルヤを…」

「マリー…こんな僕が君にしてあげられることなんて…」

「いてくれるだけで嬉しいの。五感がなく脳量子波で叫ぶしかなかった私に、反応してくれたのはあなただけ…
 あなたのおかげで、私は生きていることに感謝できたの。そんなあなたをこの目で見つめることができる…
 話すことも触れることだって。こんな時が訪れるなんて…」

いちゃいちゃ いちゃいちゃ(えー
お互いに自分の抱えた心の傷を舐め合う2人。そしてなんだかソーマの口から凄い言葉が飛び出しました
「いてくれるだけで嬉しい」「姿を見られるなんてもっと幸せ」「話したり触れたりできるなんて夢みたい」とか
まるっきり告白じゃないですかこんなの!見たり話したりするだけでそんなに幸せだなんて、
キスとかでもしたらマリーは一体どうなっちゃうんでしょうね(えー

「マリー…」

「神よ…感謝します…”アレルヤ”…」

その時、幸せ一杯なマリーの口からこぼれた”アレルヤ”という感謝の言葉。
なるほど…多分マリーとアレルヤと初めて出会った時も、ずっと一人ぼっちだった自分に唯一気づいてくれたという感動のあまり、
”アレルヤ”という神への感謝が真っ先に浮かんできて、アレルヤにその名前をつけたんでしょうね

しかしその時、テントの周囲が急に明るくなったかと思えば一機のMSが頭上に現れる!
それはセルゲイ大佐の乗るジンクスVでした。というか連邦色のジンクスめっちゃカッコいいなおい

「中尉!」

「大佐!?」

「知り合いなのかい…?」

「む…?その声…君があの時のガンダムパイロットか」

アレルヤの声を聞いて、一期の宇宙ステーション救助の時に会話したことを思い出す大佐。
五年前に一度聞いただけの声なんてよく覚えてましたね
ビリーなんかは五年前に顔を見た刹那のことを完璧に忘れていたのに
:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかし思い出したからと言って、アレルヤが大佐の敵なことに変わりはありません。大佐は躊躇なく銃を抜きアレルヤに向けてしまいます

「中尉から離れろ、ソレスタルビーイング!」

「大佐、今の私はソーマ・ピーリスではありません!マリー・パーファシーです!」

「マリー…?それが中尉の本当の名か…」

「マリーは優しい女の子です、人を殺めるような子じゃない。マリーはあなたに渡せない…
 連邦やアロウズに戻ったら、彼女はまた超兵として扱われる!」

「だが君はソレスタルビーイングだ。君といても中尉は戦いに巻き込まれる!」

「そんなことはしません!」

「テロリストの言うことを信じるほど私は愚かではないッ!!」

何よりもマリーを戦いから遠ざけたいと考えているアレルヤは、「お前らマリーを人殺しにするから返すのヤダ」と言い放ちますが、
「ほざくな!同じ穴のムジナがぁ!!」と大佐に一蹴されてしまいます

「私は君の、君たちの馬鹿げた行いによって多くの部下を失っている。
 その恨み、忘れたわけではない!」

「やめてください大佐!」

「…撃ってください。その代わりマリーを…
 ソーマ・ピーリスを二度と戦いに巻き込まないと誓ってください」

「なにを、アレルヤ…!?」

「いいんだ、君が幸せでいてくれるなら」

いちゃいちゃ いちゃいちゃ いちゃいちゃ(えー
マリーを戦いから遠ざけるためなら、自分は死んでも構わないとまで言うアレルヤ。
しかしこんな「アレルヤやめて私のために!」「君が幸せでいてくれるなら…」みたいなことを言われると
こいつらこんな時までいちゃいちゃしやがって(#^ω^)ピキピキと、「本気で撃っちゃおうかなー」という気分になるのは私だけですか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「承知した」

た、大佐!大佐も俺と同じ気分になってしまったのか!(えー
「望み通り死にたまえ」と、いよいよ引き金に力を込める大佐!しかし、それを見たマリーがアレルヤの前に飛び出してしまう!

「イヤあああああっ!!」

バアアアアン!!

「マ…マリー!!」

マリーさんご臨終ー!!…と、一見肝の冷える展開ですが、発砲の瞬間に銃を空へと向けていた大佐!
もちろんマリーは撃たれていないので、単にコケただけのようです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  人騒がせな奴め…
「ソーマを血みどろの戦いに巻き込みたくない」とは大佐も前々から思っていたこと…アレルヤの覚悟を見届けた今、
ソーマのためを思うなら、アレルヤに任せるべきたど判断したんでしょうか

「…たった今、ソーマ・ピーリス中尉は名誉の戦死を遂げた。上層部に報告すべく帰投する」

「た…大佐…?」

「…そういえば礼を言っていなかったな。5年前、低軌道ステーションの事故…
 救助活動に参加してくれたことを感謝する」

「…」

「スミルノフ大佐…!ソーマ・ピーリスを対ガンダム戦だけに徴用し、
 他の作戦に参加させなかったこと…感謝しています…!」

「その言い方…本当に私の知っている中尉ではないのだな」

「それから…私の中のソーマ・ピーリスがこう言っています。あなたの娘に、なりたかったと…」

「そうか…その言葉だけで十分だ」

「…大佐ぁぁぁっ!!」

戦場の中でも常にソーマを気遣い続けた大佐の優しさ。そんな大佐との別れに感極まったマリーは、
涙をボロボロ流しながら大佐に抱きついてしまいます

「生きてくれ…生き続けてくれ。彼と…幸せにな」

「今までありがとうございました…大佐…!」

今の大佐はまさしく娘を送り出す父親の心境でしょうか、娘の幸せを祝福すると同時にどこか寂しそうな、
そんな笑顔でマリーを見つめる大佐。今まで育てた娘のことはアレルヤに託し、2人の前から飛び去っていくのでした





「海に落ちてたら探しようがねえな…」

《敵機接近!敵機接近!》

「なに!?正規軍か!」

そして大佐が母艦へと帰還する途中、アレルヤを探していたライルと鉢合わせになってしまう!ぎゃああああなんてタイミングの悪い!
カタロン支部の一件でアロウズをあれほど憎んでいるライルです、同じ連邦に属する大佐にも容赦なく攻撃を仕掛けてしまうんでは…

チカチカチカチカ

「…光通信だと?こいつは…?」

「…ピーリス…」

…と、思いきや大佐が降参のポーズを取ったので戦わずに済みました。あーびっくりした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そして光通信でアレルヤ達のいる座標を送る大佐。敵がなぜこんな親切なことをしてくれるのか不思議なライルでしたが、
ともかく今はアレルヤ達の方へと急ぎます。そして大佐は、コクピットの中でソーマとの別れを噛み締めながら
こめかみにぎゅっと力を…視聴者からは見えませんが、泣いているのか大佐…視聴者にさえ涙は見せない、さすがは大佐。男の中の男です

《アレルヤ発見!アレルヤ発見!》

「…なんだぁ?さんざん探し回らせといて女連れかぁ?ははっ、やるじゃないの」

お前ら大佐が帰った途端にそれかー!!
「邪魔なオヤジが帰ったからキスしようぜ」なんてひどい!ひどすぎる!(えー
いまだに別れの余韻に浸ってる大佐と違って、もう気持ちの切り替えが済んだのかマリー…
もう少ししんみりしてやってもバチは当たりませんよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ハロから通信!ハプティズムさんが見つかったです!」

「…アレルヤ…!」

「君でも、笑うんだ…」

「嬉しいことがあれば…誰だって笑うさ」

ダブルオーの整備に力を注いでいた刹那も、アレルヤの無事を聞いてほっと胸を撫で下ろします
沙慈も意外に思うような刹那の微笑み。しかし刹那は「そんなの当たり前のことじゃないか」と爽やかに答えます
前期ではロックオンさんに「ガンダム馬鹿だ」と言われた時しか笑ったことがなかった刹那が…その成長を感じさせるワンシーンですね

「よかった…本当によかったわ…(戦う理由を失わずに済んだ…)」

「おお〜!なんか彼女さんと一緒みたいです!」

「かっ、彼女ぉ!?」

「ど、どうして!?」

「っ〜〜〜あの子ったら何やってるのよ!?」



そしてアレルヤが彼女連れと聞いて激しく仰天するスメラギ達。いくらなんでも驚きすぎだろ
ラッセお前…ロックオン(ライル)が戻ってきた時より明らかに驚いてるじゃないか!(えー
そんなにか!?アレルヤが彼女連れなのがそんなに意外なのか!?普段から「こいつに彼女なんて絶対作れっこねーな」とまで
仲間に思われてたアレルヤって一体…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「そうか…アレルヤ・ハプティズムは見つかったか」

「それは吉報だねえ」

「…!?誰だ!!なぜここにいることを…」

「同類だから分かるのさ」

「…な…!?なぜだ…なぜ僕と同じ容姿をしている…!?」

「それはDNAが同じだからさ。塩基配列パターン2588タイプ…」

「まさか…!?君は…!」

「イノベイター…リジェネ・レジェッタ」

一方、別の場所でアレルヤを探していたティエリアにまさかの来客が!同じ顔を持つイノベイター・リジェネとの出会い…
塩基配列パターンなんたらってことは、他にもティエリア達のように作り出された人造人間がたくさんいるんでしょうか…
そして何よりティエリアに会いに来たリジェネの目的は一体?次回に続く!


■ヴァスティ家の人々
 

父親:イアン・ヴァスティ→黒髪
母親:リンダ・ヴァスティ→金髪
娘:ミレイナ・ヴァスティ→茶髪
両親が黒髪と金髪なのに娘は茶髪…?これの意味するところはつまり…
ミレイナはある日川からどんぶらこっこと流れてきた子供だったんだよ!!(えー
エンディングのスタッフロールでも、イアンとリンダの名前は仲良く並んでるのにミレイナだけ二人とえらい離れた場所に…
私の中のミレイナが言っています。2人の娘になりたかったと…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


■機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン第8話 「無垢なる歪み」




「あ…頭に声が…!?」

(GN粒子を触媒とした、脳量子波での感応能力…それを使ってのヴェーダとの直接リンク、
 
遺伝子操作とナノマシンによる老化抑制…僕たちはイオリア・シュヘンベルグの計画に必要な存在だ)

「…」

(まさか、自分に同類がいることを知らなかったのかい?ふふ…
 どうやらガンダムマイスターである君には、ヴェーダによる情報規制がかかっていたようだね)

ティエリアの前に突如姿を現したリジェネ。一体何が狙いなのかと思いきや、いきなり聞いてもいないことを色々説明し始めました
テレパシーにGN粒子と脳量子波を使ってるとか、ティエリア達が老けない理由とか、視聴者に優しい男ですねリジェネさん:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
でも目の前にいるのに
口で喋らないでわざわざテレパシーで話すのは、自分の能力を自慢したいだけなんだろうなあ(えー

「…そんな…」

(なら教えてあげるよ、この計画の第一段階は、ソレスタルビーイングの武力介入を発端とする世界の統合…
 第二段階はアロウズによる人類意志の統一、そして第三段階は…
 人類を外宇宙に進出させ、来たるべき対話に備える…それがイオリア計画の全貌。
 そう、宇宙環境に適応した僕らが人類を新たなフロンティアに導くのさ)

そしてリジェネが語るイオリア計画の全貌、ずいぶん意外な事実が明らかになってしまいました
外宇宙に存在する奴らと対話って…つまりE.T.みたいな宇宙人が存在するってことですか!?(えー
話のスケールがえらく大きくなってまいりました、いずれは地球だけじゃなく宇宙人まで巻き込んだ大戦争に発展するんだろうか



「あのマリーって子、超人機関出身なんだろ?艦に乗せて大丈夫なのか」

「一通りのチェックは済ませたわ、それにアレルヤには必要なの」

「何が?」

「戦うための理由が」

場面変わってトレミーにて、マリーの処遇について話していたラッセとスメラギ。
スメラギには以前から「早くマリー助けたいお」と相談していたせいか、早くも公認の仲にしてもらったようです
それはいいけど、これからずっと一緒に戦場を連れまわすっていうのはどうなんだろうなぁ…
イアンのおっちゃんだって嫁と遠く離れてお仕事がんばってるんだから、
なにもトレミーを2人の愛の巣にしてやる必要はないと思うんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「つかぬことを聞くです!2人は恋人なのですか?」

「なっ…」「えっ…」

「おお〜!乙女の勘が当たったです!(すたすたすたすた)」

またミレイナのつかぬ質問キター!!今度は刹那達と違って、図星を突かれたアレルヤ達は真っ赤っ赤です
初々しいカップルだのう、乙女の勘が当たってミレイナはご満悦の様子です
でもすっかり満足したのでそのまま帰ってしまいました。お前の用件はそれだけかー!!
それにしてもこの質問、セルゲイ大佐とソーマに向けてもやって欲しかったのは俺だけですか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「クラウス達は無事に辿り着いたか…しかし…」

「連邦政府主導による中東の再編…アザディスタンの解体…マリナ・イスマイール…」

しかしラブラブお気楽ムードのアレルヤ達と違って、ライルと刹那は自室で神妙な顔をしていました
2人の気がかりはカタロン支部のメンバーやマリナ…あの砂漠の基地を脱出した後、アロウズから無事に逃げ延びたようですが、
連邦によって焼かれたアザディスタンを始めとして、中東の国々は連邦の目論見どおりに再編されようとしていたのです

「マリナ様ぁ…元気だして…」

「あなた達…」

「これ、あげるから…」

「…ありがとう…ありがとう…」

いまだに祖国を失ったショックから立ち直れない貧乏姫。そんな姫が心配なカタロン支部の子供たちは、
どうにかして貧乏姫を元気づけようと、なけなしのお菓子を差し出すのでした
健気な子供達の優しさに心打たれて、涙をこぼしながらお菓子を受け取るマリナ。
でもこのシーン、貧乏すぎて腹ペコ姫様お菓子をめぐんでもらって感激の図にしか
見えないのがなんとも:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「リジェネ・レジェッタ…」

そして場面はトレミーへ戻ってきていたティエリアへ…しかしティエリアの頭の中は、先ほどリジェネと話したことでぎゅうぎゅう詰めでした
リジェネの話は相当ティエリアに影響を与えてしまったらしく、一人でずいぶん思い悩んでいるようです

「人類を新たなステージへ導くためには、大きな波が必要だ。そう、変革という波がね…」

「く…!だが…アロウズの卑劣な行為を黙って見ていろと言うのか!」

「変革は痛みを伴う…君達だってそうして来たじゃないか?」

「う…っ」

そしてさっきの話の続きを思い出すティエリア。というかリジェネの奴、もうテレパシーで喋るのは飽きちゃったのか
今度は普通に口で喋ってますね(えー  最初に現れた瞬間は口で喋って、その後話し出した時はテレパシーで喋って、
その続きを話す時はまた口で喋って…いちいちせわしない奴だなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「君達はイオリアの計画の障害となっている」

「え…!?」

「僕達は計画のために生み出された。僕達の存在意義は、計画を遂行しそれを完遂すること。
 君は自分の存在を自分で否定している」

「…あ…あぁ…っ!?」

「ティエリア・アーデ…共に人類を導こう、同じイノベイターとして…答えは急がないよ、また会いに来る。
 君と僕はいつでも繋がっているのだから」

リジェネにひたすら痛いところを突かれまくり、その信念を激しく揺さぶられてしまったティエリア。
リジェネの言葉に何一つ言い返すことができず、今の自分の在り方に疑問を感じてしまいます

「イノベイター…計画を遂行する者…だとしたら、自分の進むべき道は…」

《そうやって自分を型にはめるなよ》

「…!?」

《四の五の言わずにやりゃあいいんだ、自分の思ったことをガムシャラにな。
 俺達は、イオリアの爺さんにガンダムを託されたんだぜ》

「…ロックオン…」

な…なんとぉぉぉ!?まさかの先代ロックオンさん登場キター!!
5年経った今もティエリアの中に鮮明に残っているロックオンさんの幻、これは確か1期でヴェーダを失った時に言われた…
幻でもロックオンさんが出てくると雰囲気違いますね、そこにいるだけで安心感のある不思議な魅力というか…
ほんとなんで死んじまったんだろうなー(´;ω;`)ちくしょう

「あっ、フェルト。ちゃんと紹介してなかったね、これからトレミーで一緒に暮らす…」

「ソーマ・ピーリス…」

「あっ…?」

「4年前、国連軍のパイロットとして私達と戦った…その戦いで私達は失ったの…
 クリスティナを…リヒティを…モレノさんを…そして…ロックオン・ストラトスを…!」

「あ…私…」

その頃マリーといちゃつきながら艦内を歩いていたアレルヤに試練が!「やあフェルト僕の彼女だよ可愛いだろ〜」
フェルトに声をかけますが、意外にもフェルトはマリーに対する恨みを口にしてしまいます。
一番意外な人が突っかかっていきましたね…仲間を亡くしたのが、あれだけトラウマになったスメラギはケロッとしてるだけに…(えー

どうでもいいんですけどフェルトの胸が一期より凄くしぼんでる気がする:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「フェルト、マリーは…」

「分かってます…!彼女のせいじゃないって…!でも、言わずにはいられなくて…!(バタバタバタ)」

「…」

「ごめんよ、マリー…でも、フェルトにとってこの艦のクルーは家族同然で…彼女にとってここは全てなんだ」

自分でも、マリーにこんなことを言っても仕方ないとは分かっているフェルト。
しかし頭でいくら分かっていても、湧き上がる感情は抑えられなかったようです
情緒不安定になったフェルトはその場から駆け出してしまい…



どうでもいいんですけどフェルトのお尻は胸と違ってエロくなってる気がする:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「まさかこの僕がアロウズに入隊することになるとは…」

「これが新型…」

一方その頃、アロウズのマネキン大佐の下に新たな戦力が集結していました
まずはアヘッドを上回る性能を持つ最新鋭機ガデッサ。パイロットはなんとイノベイターのリヴァイヴです
今まで傍観者だったイノベイターもいよいよ直接動き始めたということか、そしてもう一人新たにやってきたパイロットが…

「大佐ぁー!来ちゃいましたぁー!!」

「…あ、あの男…」

みんなお馴染みパトリック・コーラサワー参上!5年経っても変わってねー!
相変わらずマネキン大佐大好きなんですねコーラサワー。というかジンクスVじゃなくてアヘッドを与えられてるってことは、
やっぱり腕は確かなんだろうなぁ。なにげにコーラサワーはデュナメスとナドレを倒した男だもんなぁ(えー

「貴官はどこまでバカなのだ!?アロウズに関わるなとあれほど…!」

「アロウズには自分から志願しました!大佐を守りたいからであります!」

「…ここにいればガンダムと戦うことになる、死ぬことになるぞ」

「お言葉ですが、自分は7度のガンダム戦を行い生き抜いて来ました。
 ついたあだ名が不死身のコーラサワーです!」

「…それは当てこすりだっ!!」

「いやぁ〜!そうですか?あっはは参ったなぁもう、人気者って辛いですよねぇ!」

「…まったく……ふふ」

7回ガンダムと戦い、全てにおいて撃墜されながら必ず生きて帰って来た男。悪運の強さは筋金入りですね
そんなおバカでお気楽なコーラサワーに呆れてしまう大佐でしたが、それと同時に明るくて憎めない性格に思わず口元が緩んでしまいます。
今までリントやグッドマンとの殺伐とした関係や、言うこと聞かないブシドーに頭を痛めていたマネキン大佐にとって、
コーラサワーの存在は予想以上の精神的支えになるかもしれませんね

「王留美からの暗号通信だぜ」

《皆さん、今まで公に姿を見せなかったアロウズの上層部が、経済界のパーティーに出席するという確定情報を得ました。
 後日その調査結果を…》

「はっ…僕もその偵察に参加させてもらう!」

「ティエリア…?」

そして没落チャイナからトレミーに伝えられた、アロウズのお偉いさんが出席するパーティの情報。
普通ならこういう上流階級の集まりはチャイナだけに任せて、刹那達はその報告だけを受け取るところですが
今一度アロウズの本質をきちんと見極めたいティエリアは、自分もそれに出席したいと熱心に申し出ます

「本当の敵を…この目で見たいんだ!」

「…相手に俺らの正体が知られている場合も」

「俺がバックアップに回る」

「仕方ないわねぇ…その代わり、私の指示に従ってもらうわよ」

そんなティエリアの気持ちを汲み取ったのか、刹那も自分からティエリアの補助役を名乗り出ます
スメラギもやれやれといった感じでそれを承諾し、刹那とティエリアの2人でパーティに潜入することが決定するのでした
でも刹那はゲリラ育ちでロクな教養がないと思うんですが、こんな上流階級のパーティに出席して本当に大丈夫か:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「これでよろしいでしょうか?」

「ええ、十分ですよ」

って通信を終えたチャイナの後ろに意外な人物が!リジェネに言われて喋ってやがったのかよぉぉぉ!
また今回もイノベイターのお仲間ですかこのクソボケチャイナ!いいかげんこの最低コウモリ女をどうにかしてくださいよ
没落チャイナの好感度は二期で落ちるところまで落ちたな…そろそろ本気でカミーユ君に
修正という名の鉄拳をお見舞いして欲しいところです(えー  お前だ!いつもいつも脇から見ているだけで人を弄んで(ry

「フェルトさん…?」

「この前はごめんなさい…感情的になってしまって…」

「いいえ、そんな…」

「…」

「…」

「…じゃ…」

そして再び場面はトレミーへ。しばらく時間を置いて頭が冷えたのか、フェルトはこの間のことを謝りにマリーの部屋を訪れていました
しかし、一応の仲直りはできたものの他に何も話すことがなくて会話が続かないという悲劇が…(えー
「友人と言うには微妙な関係」くらいの仲にはよくあることですね、こういう沈黙ってなんでこんなに気まずいんだろう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あ、あの…!」

「…?」

「皆さんのこと、大切に思っているんですね…」

「私の…家族ですから」

なんとかマリーが用意した話題に笑顔で答えるフェルト。これからはもう少し気軽にお喋りできるといいですね…

そんな一方でいよいよティエリアはパーティ会場へ潜入を…ってこ、このおっぱいは一体!?(えー
スメラギの言っていた「私の指示に従ってもらうわよ」とはなんと女装!そ、それはいいんですけど、一体どんなマジックを使ってこんな胸を!
寄せて上げるにしても無理があるだろうし…GNおっぱい!?GN粒子のテクノロジーを応用したGNおっぱいなのか!?(えー

「我がアロウズの開発主任です」

「ビリー・カタギリです」

「おお、あなたがカタギリ司令の!優秀であると聞いていますよ」

「いえ、そんな…」

「はっはっはっはっは!」

そしてパーティ会場には、アロウズ上層部と言うだけあって司令官ホーマーと我らのビリーの姿が!
司令官ともなれば、「本当の敵を知りたい」と言っていたティエリアにはかなり興味深い男でしょう
そんなホーマーをジロジロ観察したティエリアの感想は…?

(あれがアロウズの司令か…だが彼が全てを仕切ってはいない、本当の敵はどこにいる…!)

「こいつは別にどうでもいいな、次を探すか」いとも簡単に飛ばされてしまいました
ホーマー立場ねー!よっぽど大物のオーラを感じなかったんでしょうか、ビリー共々あわれな家系だなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(困ったもんだねリジェネの勝手も。彼はもう少し泳がせたかったんだけど…)

「…なぜ私をこんなパーティに?」

「あなたはアロウズ最大の出資者、ハレヴィ家の当主だ」

「…挨拶が終わったら、仕事に戻ってもいいでしょうか?」

「もちろん」

その頃ティエリアお目当ての黒幕リボンズは…ってルイスとお喋り中!?やっぱりこの2人繋がりがあったんだなぁ…って
ルイスがアロウズ最大の出資者とかなにげに凄い事実が明らかに!ルイスが親の遺産で出資してるとは知ってましたが、
まさかそこまでとんでもない超大金持ちだったとは…一体ルイス父はどんな凄い人だったんでしょうな
それとトリロバイト出撃の時に言ってた「多額の寄付をした女」っていうのも、やっぱりルイスのことだったんですね

「それはいいご趣味ですねえ」

「ありがとうございます(きれいな女の人の声)」

「今度あなたをエスコートさせていただきたい!」

「ええ、喜んで(きれいな女の人の声)」

(連邦の権力にすがり利権を求めるクズどもが!)

その頃のティエリアは、次々に言い寄ってくる連邦の高官達に腹の中で毒づきながら笑顔を振りまいていました
というかこのきれいな女の人ボイスはなんなんだティエリア!?ヘリウムガスでも吸ってきたのか!?(えー
GNおっぱいの次はGNボイスとは、GN粒子のテクノロジーは凄いな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「失礼、リボンズ・アルマークと申します。一曲いかがですか?」

(あの男は…?)

リボンズがあらわれた! コマンド? たたかう にげる ⇒おどる どうぐ(えー
なんとわざわざ自分から姿を現し、踊りの申し込みをしてきたリボンズ!
どうやらティエリアとは初対面のようですが、ティエリアもリボンズのたたずまいから何かを感じ取ったのか
その正体に気づいてダンスを受けることにします。さっきのホーマーとはえらい違いだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「まさかそのような格好で現れるとは思わなかったよ」

「…マイスターは男だと知られている、戦術予報士の指示に従ったまでだ。
 リジェネ・レジェッタを差し向けたのは君か?」

「まさか。彼のイタズラに僕も振り回されているよ」

「イオリア・シュヘンベルグの計画を実行していると聞いた」

「信じられないかい?なら今すぐ君に返してもいいよ、ヴェーダへのアクセス権を」

「な…!?アクセス権…君が掌握しているというのか…!?」

「ふふ…少し場所を変えようか」

最初はただニコニコと微笑みを浮かべてジョークを並べるリボンズでしたが、
ヴェーダの名前を出した途端、ニマアッと本性の妖しい笑みを!同じ笑顔でも悪い顔だのー
そしてヴェーダの掌握については、ティエリアは今まで「何者かがやった」くらいにしか知らなかったはず…
このリボンズの誘いには食いつかずにいられず、VIPルームに連れられて2人で会話することに…

「可憐だ…」
そして「ティエリアたんハァハァ」と今のダンスを見守っていたグッドマン准将マジアホ丸出し
いつも偉そうなこと言っておいて、男と女の区別もつかずにハァハァとはなんという間抜けな姿!
失態だなぁグッドマン准将、無能の者はアロウズには不要だぞ(えー

「…何か?」

「い、いや…せっかくの休暇だ、もう少しゆっくりしていくといい」

「そういうことに興味ありません」

そして先ほどリボンズに話した通り、挨拶が終わったのでさっさとパーティ会場を後にしようとするルイス。
一緒にいるアンドレイはルイスのドレス姿に悩殺されまくってるようですが、かわいそうに全然相手にされてません。

ピキィィィィィン!!

「はっ…!?あの人…?」

その時ルイスに電流走る!会場から出た瞬間、まるでニュータイプの直感のように何かを感じ取ったルイス。
そういえばルイスとリボンズのリンクには脳量子波を使ってるわけだから、ルイスもこういうソーマ達みたいな鋭い感覚があるのか…
そんなルイスが感じ取ったものとは、ニンテンドーDSで遊んでいる刹那の姿でした(えー
刹那…やはりパーティに出席できる教養がないから、「お前はここでニンテンドーDSやって遊んでな」と留守番を…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あの…」

「君は…!?日本にいた…」

「ルイス・ハレヴィよ。刹那・F・セイエイ」

「なっ…俺を覚えて…」

「珍しい名前だったから…」

なんと数回しか面識のない刹那をしっかり覚えていたルイス。刹那の方は「えっと顔は覚えてるけど…」
すぐに名前が出てこないくらいなのに、大した記憶力ですね。でもお互いちゃんと会ったことは覚えてるんだなあ
こうなるとやはり刹那のことを完全に忘れていたビリーの立場が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ねえ…彼は元気?」

「彼…?」

「ほら、以前あなたの家の隣に住んでた…」

「沙慈・クロスロードのことか…以前、仕事先で偶然出会った」

「ほ、本当に!?」

「ああ…コロニーで働いていた」

「そう…沙慈は宇宙に…夢、叶えたんだね…」

「…その手…?」

「えっ?あ、ちょっと事故でね」

まさか「彼なら僕と一緒にトレミー乗り回してます^^」とは言えませんが、ルイスの気持ちを汲んで最低限の情報は伝えてあげる刹那。
ルイスも沙慈の近況を知ることができて嬉しそうです。しかし、刹那がふとルイスの左手を見てみると
そこには義手のものらしき模様が…パッと見では本当の腕にしか見えませんでしたが、こうして近くで見るとこんな模様が見えるんですね

「ヴェーダを掌握しているというのは本当なのか」

「身に覚えがあるはずだよ?」

「…まさか…!?スローネに行ったトライアルシステムの強制解除は…!
 ということは、擬似GNドライブを国連軍に渡したのも…!」

「ソレスタルビーイングの壊滅は計画に入っていたからね。本来なら君等は、4年前に滅んでいたんだ」

「…!?そ…そんな…!」

そしてリボンズとVIPルームで2人になったティエリアは、またしても驚愕の事実を知らされていました
4年前の時点でソレスタルビーイングを壊滅させるのが元々の計画とか…本当にイオリアがそんな過激なことを考えていたんでしょうか?
元々ティエリア達が聞かされていたのは、「統合された世界の抑止力となる存在」としてソレスタルビーイングは
活動を続けていく予定だったはず…わざわざイオリアがトランザムなんてものを用意したことからしても、
リボンズやリジェネの言い分が正しいとはどうも思えません

「…そんなはずはないッ!!僕達はイオリア・シュヘンベルグに託された!
 ガンダムを、GNドライブを…!トランザムシステムを!
 イオリアにガンダムを託された僕は思う…君達は間違っていると!
 そうさ、僕は自分の信じた道を進む!愚かだと言われようが、ガムシャラなまでに!」

「ははははっ…君は思った以上に人間に感化されてるんだね、
 あの男に心を許しすぎた。ロックオン・ストラトスに」

「く…」

「計画遂行よりも家族の仇討ちを優先した愚かな人間に」

「…!!貴様ァァァーーッ!!」

やはりティエリアも同じ事を思っているのか、「イオリアはそんなこと言わないもん!」とリボンズの言い分を否定!
さらに大好きなロックオンさんを罵られて完全にブチ切れ!すかさずガーターベルトに仕込んでおいた銃を取り出しリボンズに向ける!

ズガアアアアン!!

「う…っ!?」

「ヒリング・ケア。イノベイターよ」

しかしそこにまた新たなイノベイターが登場!ヒリングとかいう初の女性イノベイターです
そのヒリングにまんまと銃を撃ち落されてピンチのティエリア。これはやばいと迷わず窓に向かって駆け出し、
そのままの勢いで窓をブチ破って決死のダイブ!おいここ2階だぞー!!



「沙慈・クロスロードと会った時、こう思った…」

「え…?」

「彼は今でも、君の事を…」

「…うっ…!?く、あ…!あああ…!」

「…!?どうした!」

「…ん?」

一方その頃刹那も大変なことに!ルイスがいつものヤク切れを起こして苦しみ出したその時、
偶然近くを歩いていた人間にその悲鳴が聞こえてしまいます。心配そうに駆け寄ってきたその人間は我らのビリー!よりによってお前かー!

「うう…!ううう…!」

「どうしたんだい!?」

「分からない…!急に苦しみ出して…」

「はっ…!?き、君は…!!ソレスタルビーイング!!」

「…!!」

「こ、この青年は…!ソレスタルビーイングのメンバーだッ!!
 警備兵!警備兵ーーッ!!」

貴様は僕からクジョウを奪ったあの時のー!と物凄い表情で叫び始めるビリー!
正体のバレた刹那は、やむなくそこからすぐに逃げ出すことに!
というかビリー、怒りに任せて刹那に殴りかかるかと思いきや警備兵!警備兵ーーッ!!って
お前こんな時でも他力本願かよってなんだかとても悲しいんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(…イオリア・シュヘンベルグは、第三段階までの計画を練りながら第一段階の紛争根絶に執着していた…
 リボンズ・アルマークの計画か、ソレスタルビーイングの理念か…)

そんなパーティ会場の騒ぎを見下ろしながら、一人イオリアの考えについてつぶやくリジェネ。
どうやらイオリアが第三段階の計画までを練っていたことは本当のようですが、
リボンズのように計画進行を第一に考えるのではなく、刹那達のように何より紛争根絶を重視していたようです
つまり最終的な目標はリボンズと同じでも、それを目指す手段は刹那達と同じだったということか…
リボンズも刹那達も、元は同じイオリアの思想からまっぷたつに枝分かれしてしまったんですね
しかしリジェネは人ごとみたいに言ってますが、今回の勝手な行動といい100%リボンズの仲間ってわけじゃないのか…?

「すまない…!俺のミスだ!」

「だが…見つけたぞ刹那、世界の歪みを…
 そうさ、僕たちはガンダムで世界の歪みを破壊する!」

パーティ会場から脱出した刹那達は、すかさずダブルオーとセラヴィーに乗り込むとトレミーへの帰還ルートを辿っていました
ティエリアの迷いもリボンズとの出会いで完全に吹っ切れたようで、これだけでも今回の作戦を行った意味はあったか…って

「ところがぎっちょんッ!!」

最恐のぎっちょん男キター!!いきなり刹那達の正面に現れたのはなんとアリー!
お前はまた聞こえないはずの話に返答してきやがって!すっかりグラハムの専売特許を自分のものにしてるな…(えー

「…!?あのガンダムは…!」

「スローネの発展型…!?」

「さあ始めようじゃねえか!ガンダム同士による、とんでもねえ戦争ってヤツをよぉ!!」

ガンダム同士の戦いに胸を躍らせながら、GNバスターソードを引き抜くアリー!
どうやら今度はアザディスタンの時と違って見逃してくれそうにありません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それと刹那の反応が、いきなり目の前に出てきたガンダムに驚いてるだけで
アリーのぎっちょんについては全然聞こえてないみたいなので
さっきからアリーが言ってるのは全部単なる独り言だと思われます(えー
なんだか本当にグラハムの特技を継承しちゃいましたねアリー。まあグラハムは一期で死んじゃって二期じゃ出てきてないから
その代役というわけか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!





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