■イタズラなKiss10話 「さよならレイニー・デイ」

録画ミスったせいで開始十分くらいは画像ないっす:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「じゃあ入ちゃん…世話になったな!おい、琴子」

「い、今までありがとうございました、入江家であったことは本当に楽しいことばかりでした…」

「琴子ちゃん!私…私…琴子ちゃんがいない生活なんて!」

前回の突然の提案から、トントン拍子に進んでしまった引越しの話。
あれよあれよという間に、もうKOTOKOが入江家を出る日がやってきてしまいました。
号泣しながらKOTOKOを引き止めようとする入江母、興味なさそうな入江弟、そして肝心の入江本人の様子は…

「元気でな。さよなら」(すたすたすたすた)

引き止めもせずに部屋戻ってったー!そ、そんな、お前試練は一体どうしたんだよ試練は!(えー
前回「俺にはお前みたいな試練が必要」みたいなこと言っておきながら!いきなりそれを放り出すとかそりゃないぜ入江…




というわけで、新たに入江との接点が消えてしまった毎日を送り始めるKOTOKO。
明るいKOTOKO父やじん子・理美に囲まれながらも、心にポッカリ空いた穴は埋めようがありませんでした
そんなある日、とうとう寂しさに耐えかねてしまったKOTOKOは、用もなく入江家の前へやってきてしまいます

「あ、あはは、私ったらこんなとこまで来ちゃった、いっけない…」

ガシャアアアアン!

「…?なに、今の音?」

仕方ない帰るか…と背を向けたその時、入江家の中からただならぬ物音が…
何事かと思ったKOTOKOは、玄関から中に呼びかけてみますが返事はありません
おそるおそるそのまま家の中へと上がりこんでみると…

「あの、誰かいませんか…?」

「うぅ…ううう…うう…!」

「ゆ、裕樹くん!?どうしたの、裕樹くん!?」

「お…おなか…が…!いたい…!」



すると居間では、腹の激痛に悶絶している裕樹の姿が!その痛がりようは尋常ではなく、
すぐに医者に見せないと大変なことになりそうです。しかし「どうにかしなきゃ」という気持ちばかりが先走って
混乱してしまったKOTOKOは、どうしていいか分からず入江に電話をすることに…

プルルルルプルルルル

「家から…?もしもし」

《もしもし!?》

「な…琴子!なんでお前が家にいる!」

《裕樹くんが大変なの!お腹が痛いって、さっき急に吐いちゃって…!どうしよう、私…!》

「裕樹が…!?」

《どうしよう…!どうしよう…!》

「落ち着け!もしかしたら虫垂炎かもしれない。
 いいか、まず吐いたものが喉に詰まらないように横を向かせてくれ、
 そうしたら救急車を呼んで杉本病院に連れて行ってもらえ。
 救急病院だし、裕樹のかかりつけの医者もいるから…」

《うん…うん…》

「すぐに俺もそっちへ向かうから…!」

さすがは入江、動転するKOTOKOにテキパキと指示を与えて、応急処置をさせると病院へ連れて行かせます
そして杉本病院に担ぎ込まれた裕樹は、KOTOKOの盲腸の時とは違って速攻でオペ開始。そんなに重い病気だったのか…

「回盲部腸重積(かいもうぶちょうじゅうせき)…。腸閉塞の一種だそうだ、俺じゃ分からなかった…」

「そんなの仕方ないよ…」

「まったく…分からないことがこんなに恐いとは思わなかった」

無事に手術が終わり、静かに寝かされている裕樹の横で語り合う入江とKOTOKO。
しかし入江は、弟を救うのに自分の知識がまるで足らなかったことをかなり悔いているようです

「ああ…先生が誉めてたよ、応急処置よかったってさ」

「そ、そんなこと…入江くんから聞かなきゃ何もできなかったし、オロオロしちゃうばっかりで…
 わ、私お父さんに電話してくるね、心配してると思うから…
 あ、あれ、お財布も携帯も忘れてきちゃった、ほんとドジなんだから…」

「…ありがとう、琴子…」

いまだにさっきの混乱を引きずっているのか、妙に落ち着きがなく口数の多いKOTOKO。
すると入江は、そんなKOTOKOを安心させるように優しくハグを!
な、なんてこった!あの難攻不落の入江要塞がこうも簡単に!
これが将を射んとするならばまず馬を射よってやつか…(えー  裕樹に恩を売りまくれば入江もイチコロだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「こんにちわー!」

「あら琴子ちゃん!今日も来てくれたのね!」

「また来たのか、ほんと毎日よく来るなぁ。どうせお兄ちゃんが目当てなんだろ」

「そんなことないって!…で、入江くんは今日はまだ?」

「ほーら本性を現したぜ」

「くすっ、くすくすくす」

「ご、ごめんねのんちゃん、うるさくしちゃって…」

「ううん、大丈夫だよ!僕入院長いから、こういうのとっても楽しいよ」

退院まではまだ少し日があるものの、すっかり元気になって普段通りの憎まれ口を叩く裕樹。
すると、同じ部屋に入院している少年・のんちゃんが会話に加わってきました
健気で明るい良い子といった様子ののんちゃん。すぐに琴子や入江とも打ち解けることになります
しかし、相当に体が病弱なのんちゃんは、少し張り切るとすぐに高熱を出して苦しみ出してしまうのでした

「のんちゃんって、どこ悪いのかな…」

「腎臓って言ってたな…」

「あんなに小さいのに…毎日点滴して、検査して、苦い薬飲んで…好きなことも思いっきり出来ないんだよね…」

「…お前が泣いても仕方ないだろ」

「…ぐす…ぐす…あ!でも、入江くんだったらなんとか出来るよね!」

「…俺が?どうやって」

「入江くんだったらお医者さんにだってなれるでしょ!?そうしたらのんちゃんとか沢山の人を助けて、
 みんな入江くんに感謝するんだ!」

「…ふーん。俺、医者になるんだ?」

「そう!凄くいいと思わない!?」

な、なんだそりゃー!!いやそんな、ジョブチェンジするみたいに簡単に言わないでくださいよ!(えー
もう理工学部に入ってしまったのに今さら医者だなんて…
しかし、KOTOKOの無茶な提案に入江もまんざらではなさそうです
まさか今までやりたい職業のなかった入江が、この裕樹の件・のんちゃんの件で医者を目指すことになるんでしょうか?

「ええええぇえええああああああああ!?」

「やっぱり父さんのワガママだと思ったんだよ、自分の家がどうとか言ってるのがなぁ」

そして裕樹の退院の日。みんなで入江家に戻ってみると、そこには裕樹退院おめでとう&琴子おかえりパーティの準備が!
そう、引越した後のKOTOKOの寂しそうな顔と、病院で入江たちと話すKOTOKOの楽しそうな顔を見て、
KOTOKO父はやはり入江たちと暮らした方がいいと思い直してくれたのです
それにしても、「琴子おかえりパーティ」ってKOTOKO父は祝福されてないところを見ると
まさかとーちゃんはあのまま一人寂しくアパートで暮らすんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■イタズラなKiss 第11話 「夢でKissKissKiss」
 

「入江くん、おばさまが下でお茶にしましょうって…あれ、何やってるの?」

「今忙しいから」

「これって…医学書!?ね、ねえ、なんでこんなの見てるの!?」

「うるさいな、勉強してるんだよ」

「え?入江くんがどうして…」

「…医学部に編入するんだ、親父やお袋にはまだ言うなよ」

入江の医者フラグが着々と!やはり前回のKOTOKOの提案は入江のスイッチを押してしまったようで、
医学部に編入するべく猛勉強を開始した入江。大学受験から解放されたと思ったら、もう編入試験の準備だなんて!
自発的にこんな勉強するなんて大したやっちゃなー

しかしさすがの天才入江も、ゼロからのスタートとなると相当な努力が必要らしく
来る日も来る日も夜遅くまで勉強を続ける毎日です

そして半年後…ってまたそんなに時間飛ぶのかよ!(゜д゜;)

「入江くん、手続き終わった?すごいよね〜!一発で合格しちゃうなんて!」

「当然だろ、この俺が勉強したんだから」

大した奴だ…やはり天才か…(えー
編入試験をあっさりパスして見事に医学部編入を決めてしまった入江。ここまでの子とは…
そして半年経った今はちょうど春休みの時期です。今までずっと禁欲生活を送ってた入江は、さすがに遊ぶ金が欲しいのか
ロマン村というテーマパークでバイトを始めることにしますが…

「入江くーん!来ちゃったー!」

「お兄ちゃーん!」

「…なんとなく嫌な予感はしてたんだ…」

ワハハハ入江、もはやのがれることはできんぞ!
そんな入江を追っかけてKOTOKO&裕樹もロマン村へ!
それだけではありません、KOTOKOと同じく入江目当ての熟女山本、山本の妹、須藤先輩までロマン村にやってきてしまいます
それにしても三つ編みKOTOKOの可愛さときたら…(*´ω`)
三つ編み茶髪最高!いつだったか実写版赤毛のアンに萌え狂って以来、三つ編み茶髪は俺のジャスティスです(えー

そして今回初登場の山本妹。どうやら姉と同じく、入江にかなりの興味を持っているようで…

「入江さんイメージ通りだなぁ…そのルックスで頭もいいなんてサイッコーよね!私も狙っちゃおうかなー」

「な、なに言ってんの!?」

「ばうばうわう!」

「え?あ、うわはあああー!!な、何コレ!?熊!?え!?た、助け…」

「大丈夫だよー、こいつはペンションの番犬でチビっていうんだ。可愛いやつだろ?」

「チ、チビ!?これのどこが!う、あ、な、あ、あ…」

「大歓迎じゃないか、よかったな」

「ま、待って、入江く…!ぐぐ、お、重い…なんでこうなるのよ…ぐふぇうええええ…」

さんざんにKOTOKOを犯しまくるケダモノ登場!(えー
いきなりバカでかい犬に押し倒されて、顔面をべろんべろんに舐め回されるKOTOKO。らめえええええ
来て早々さんざんな目に遭わされるKOTOKOでしたが、その後もずっと山本姉妹のせいでちっとも入江に近づけません
お前さえいなければ!こんなことにはならなかったんだッ!とKOTOKOの怒りの矛先は須藤先輩へ…

「もう!あの2人のせいでちっとも入江くんに近づけないじゃない!
 
どーしてくれるんですか!春休みが終わっちゃう…もううぅふぅうぅううぅ…」

「お、お、落ち着いて…大丈夫、俺にはとっておきの作戦があるんだって」



すごい声で泣き叫ぶKOTOKOにタジタジの須藤先輩。しかし入江から熟女山本を引き離したいのは先輩も同じです
実は明日そのための秘策を用意してあるとか…KOTOKOは「こうなったら明日にすべてを賭けるぜ!」と燃えまくり
それに備えてデート対策本を読みふけります。しかし、花言葉がうんたらかんたら…との記事を読んでいるうちに
あっという間にぐーすか寝こけてしまい…

「琴子…琴子!琴子、おい!」

「…ん…うぇっ!?い、入江くん!?」

「やっと起きたか…ちょっと散歩でもしないか」

そんな居眠り中のKOTOKOをわざわざ起こしにきた入江!さらに2人きりの散歩のお誘いまで!
一体どうしたんだ入江…変なもんでも食ったのか…(えー
それともまさかKOTOKOの夢オチだとか…

(はっ!そ、そうだ、花言葉…えっとえっと…うーんと…この花なんだっけ?)

デート対策なんの役にも立ってねええええ!何か会話のきっかけを探そうと頭をフル回転するKOTOKOでしたが、
意外にも先に口を開いたのは入江の方でした

「お前、いつも一方的に俺のこと好きだとか言ってるけど、俺の本当の気持ち分かってんのか?」

「えっ…ええ!?あぁ、ほっほ、ほんともなにも、
 だって入江くんは私のことなんていつも眼中にないって感じで、えーとだから…」

「ばーか、違うんだよ…俺は…」

100%夢オチキター!!(えー
「俺も琴子が好きだよ」などとのたまい2回目のキスをする入江!どう見てもKOTOKOの妄想丸出し!
現実の入江がこんな真似をするわけが…

「にっ…二回目ぇぇぇぇぇぇ!!にっ…にか…にか、にか…
 あれ?ゆ、夢…?夢か…どうりで出来すぎだと…あ、あはははは」

激しく興奮しまくり飛び起きKOTOKO!やっぱり入江が起こしにきたのは全部夢の中のことでした
まあ初めてキスした時は、一ヶ月間ずっと入江とキスする夢見てたそうですから、
こんな夢はKOTOKOにとって日常茶飯事なんだろうな…(えー

(でも…なんとなく唇に感触が残ってるような…?)

む…?しかしKOTOKOは、今日の夢はいつもと違う確かな感触があったと…
これは…星の数ほど入江とキスする夢を見てるKOTOKOが言うんですから間違いないのかも?(えー
まさか本当に、寝ているKOTOKOに入江がこっそりキスしていったとか…?

ってお前かーーーーー!!
KOTOKOのすぐ傍には顔を赤らめて佇む裕樹が!おいおいキスしたのお前かよ!
なんというマセガキ…普段KOTOKOに憎まれ口を叩いてるのは、
小学生特有の「好きな人にはつい口が悪くなる」というアレなのか…





「えー今日は皆さんの親睦を深めるため、カップルオリエンテーリングを行いたいと思います!
 一応安全のため、カップル一組ずつ犬を連れて行くこと!」

そして翌日、いよいよ須藤先輩の温めていた秘策が披露されます
それは男女2人でペアになってのオリエンテーリング。あらかじめ用意していたあみだくじで、
入江とKOTOKO、先輩と山本が組むように仕組まれていましたが…

「ちょっと待った」

「え?あ、あー!お、折り返したとこ見んなよ」

「却下。もっと公正かつ簡単な方法にしましょう」

「あぁ…せ、せっかく…」

しかしあっさりと入江に思惑を見破られ、イカサマあみだはビリビリに!
結局ジャンケンで組み合わせを決めることになり、KOTOKOは裕樹と、入江は山本妹と、
先輩だけは幸運にも山本と組むことになってしまいます

「では5分おきに各組スタートということで、トップバッターは相原・入江弟組!」

「は〜い…」

「まったく、なんで僕が琴子なんかと…」

相変わらず口の減らない裕樹、そして連れて行く犬もバカ犬の綱吉…
道中も綱吉にションベンをかけられそうになったりと、KOTOKOは散々な目に遭わされてしまいます

「あぁ…これじゃロマンのかけらもありゃしない…」

頭を抱えながら道を進んでいくと、そこには「クマ注意」の看板が!
恐る恐る看板の横を通り抜けようとするKOTOKO達。しかしその時、茂みの奥にうごめく不気味な影を発見!
鷹村さん助けてー!とKOTOKO達は夢中で逃げ出してしまいます

「ぎゃああああああああああああ!!」

「…あれぇ?琴子の声がしたと思ったんやけどなぁ」

ま、またお前は性懲りもなく!
がさごそ動いていた影の正体は、今日もまたKOTOKOを追っかけてきた金ちゃん!なんてしつこいやつ…
そして金ちゃんにびびったKOTOKOと裕樹は、メチャクチャに山道を走りまくってルートを大きく外れることに!
その途中で滑って転んだKOTOKOは、ガケ下に帽子を落っことしてしまい…

「はっ!?あ、あれは…琴子の帽子や!
 ま、まさか…えらいこっちゃ!琴子!今助けに行くさかいなあ!」

そしてKOTOKO達の後を追ってきた金ちゃん、ガケに引っかかっているKOTOKOの帽子を発見!
「俺のKOTOKOがガケ下に!」と勘違いしてしまった金ちゃんは、意を決してガケを下っていきますが…

「うおっ!?うあっ!ああああああーーっ!!」

金ちゃん死んだー!!ロープ代わりのツタがぶっ千切れて、まっさかさまに落ちていく金ちゃん!
まさにミイラ取りがミイラに…こんな形で人生を終えるとは可哀想なやつ…(えー

「…!?琴子…?帰ろう」

「え?ちょ、ちょっと!」

そして、金ちゃんの落とした帽子は正規ルートを辿っていた入江の元へ…
その帽子からただならぬ事態を感じた入江は、山本妹をほっぽってすぐにペンションへ引き返します
ところが日が暮れた頃になってもKOTOKO達は戻ってこず…

「な、なんか寒くなってきたね…ねえ、やっぱり帰り道探したほうが…」

「だから、下手にウロウロすると危ないって言ってるだろ!」

その頃KOTOKO達は、あちこち動き回るより助けを待った方がいいと判断して
巨木の下で座り込んでいました。確かに、真っ暗な山の中をガムシャラに歩き回っていたら
金ちゃんの二の舞になってしまうかもしれません(えー

「ほら」

「え?ゆ、裕樹くんすごい!あれだよね!ええっと備え、備え…備えあればうれしいな!」

「備えあれば憂いなしだろ…」

「あ、あはは、そうそうそれ!頼りになるね…裕樹くんって」

「ふん…お前が頼りなさすぎなんだよ」

そして寒がるKOTOKOに、ぶっきらぼうに毛布を手渡す裕樹。
さらに、リュックの中には食料・飲み物・懐中電灯など、こんな時のための道具が色々と入っていました
やるな裕樹…これはKOTOKOとのフラグが一気に進行しそうな予感が…(えー

グルルルルルル…

「なに!?ひっ…お、お、オオカミ!?」

「の、野良犬だろ!?綱吉、お前追い払えよ!相手は一匹だぞ!」

しかし、いい雰囲気だった2人の元へいきなり野犬登場!
いかにも凶暴そうなワン公です、かよわい女子供の2人は綱吉の活躍に期待するしか…って

「つ、綱吉あんた何やってんのお!?」

「あ、あんの裏切り犬ー!!」

綱吉こいつどうしようもねえー!!
なんと野犬に立ち向かうどころか、こともあろうにさっさと相手に寝返る綱吉!どこまで駄犬なんだよお前は!
やむなく木の棒を構えてKOTOKOをかばう裕樹!
口だけでガタガタ震えてるタイプかと思いきや、勇敢にも野犬と渡り合っております。凄いじゃないかガキンチョ!

「あっち行け…!こいつ!」

「きゃあああ!?だ…誰か!入江くーーん!!」

しかしいつ野犬の恐ろしい逆襲が来るか分かりません、やはりここは颯爽と入江が登場してくれるのを待つしか…
とその時、突然現れた大きな影が野犬に体当たりを!吹っ飛ばされた野犬は脱兎のごとく逃げ出します
やっと助けに来てくれたか入江!…って

お、お前は盛りのついたケダモノ!(えー
助けてくれたのはあのエロ犬のチビでした。いざという時頼りになるんだなあ
いざという時もそうでない時も頼りにならない綱吉とはえらい違いです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「裕樹、琴子、無事か!」

「入江くん!」

「おお、相原たちいたか!」

そして全てが終わった後に登場した入江。もうちょっと早くやってきてくれよ…
ともかくこれでみんな一緒にペンションへ帰れます。は〜やれやれ…というその時、遠くから再び野犬のような叫び声が…

うおおおおお〜〜ん

「…?今の声は…」

しかし、その声を聞いて何やら考え込む入江。そう、声の主は野犬ではなく
「死にたくねえー!」と泣き叫んでいる金ちゃんだったのです
それに気づいた入江は、先にKOTOKO達を須藤先輩と帰らせると
チビと一緒に金ちゃんの救出に向かうことに…

「誰かあああーー!!誰かいてんかーー!!」

「ほら、捕まれよ!」

「ひ、人!?た、助かった!おおーい!」

「早くしろよ…」

「そ、その声…?まさか入江!?よ、余計なお世話じゃ!誰がおどれの助けなんか!」

「あっそ…助けなくてもいいんだ」

「あ、ああこら、待たんかい!」

誰もあんたに助けてなんて言ってないんだから!(えー
と、こんな時にも意地を張ろうとする金ちゃん。しかし入江は、下手すると自分も落ちそうなガケから
やっとの思いで金ちゃんを救出します。まさかこんな形で男の友情を深め合う結果になるとは…

「金ちゃん?ううん、来てないよ…え、ほんと?うん、じゃあね」

「おじさんから?」

「うん、金ちゃんが店にずっと来てないって怒ってる。今日来ないならクビだって」

「あ、あかん!大将ごっつ怒ってはる!ワシすぐ帰らな!」

入江の肩を借りつつ、命からがらペンションまで辿り着いた金ちゃん。しかしその時、雇い主のKOTOKO父から怒りの電話が!
それを知った金ちゃんは、目にも止まらぬスピードでKOTOKO父の店へすっ飛んでいくのでした。あんたは一体なんなんだ!




(は〜あ…せっかくロマン村まで行ったのに、ロマンチックなことなんて何もなかったな)

結局入江とは何もないままロマン村を去ることになったKOTOKO。
裕樹とKOTOKO、入江と金ちゃんのフラグが進行しただけとは、何てハズレイベントだったんだ…(えー

「直樹…ちょっと来なさい、話がある」

そして住み慣れた我が家に帰ってきた一同。しかし、帰宅早々入江パパは神妙な顔で入江に話があるようで…

「今日大学から電話があった…直樹、お前医学部に編入するっていうのは本当なのか」

「ああ、この4月から編入する」

「なに!?ワシは聞いてないぞ!」

「黙っていたのは悪かったよ、ただ俺も俺なりに考えたんだ」

入江パパの剣幕にも一歩も引かない入江!というか親に黙って編入ってのはさすがにまずいですよ!
何しろ医学部の学費は他の学部とワケが違いますからね、
普通の学部が200万〜300万くらいなのに対して、医学部は2000万〜3000万もかかるとか…
さすがにこれを「だって自分で決めたんだもん」だけで通すのは無茶ってもんですよ!
ちゃんと親を説得してお金を出してもらわないと…

「直樹、ワシはお前に後を継いで…!」

「俺は医者になるよ。親父の会社は継がない、もう決めたんだ」

「な、なお…!うぐ!?ぐぐ…!ぐぐぐう…!」

「…お、親父!?親父、どうした!」

あくまでも入江パパの話を拒み続ける入江。するとその時、声を荒げようとした入江パパが
突然胸を押さえて倒れてしまう!ただごとではないその苦しみように、すぐに救急車を呼ぶ入江!
というかこの人たち、毎度のように誰かがバタバタ倒れてますけど大丈夫なんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■イタズラなKiss 第12話 「すれ違うハートたち」

不景気な会社の建て直しに奔走しているうちに、極度のストレスで狭心症にかかってしまった入江パパ。
跡を継がないという入江の言葉が、最後のダメ押しとなってしまったようです。
責任を感じてしまった入江は医者の道を諦め、パパの会社のために大会社の令嬢と政略結婚をすることに…って

も、もう少し美人に描いてくれえええええええええ
作画やばいよ作画  熟女山本をも遥かに上回る絶世の美女らしいですが、とてもそんな風には見えないよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そしてこのクリスさん、入江とのお見合いが終わると「とても素敵ですたー」
この喋り方は明らかに普段2ちゃんねるやりまくってる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン(日本語苦手なだけです)
というかクリスの声を担当してる声優さん、ずいぶん英語ペラペラなんだなと思ったらぽんこつ声優後藤邑子ですか!
この人英語得意だったんだ…って、得意も何も英検準一級+TOEIC818点の超優秀な成績の持ち主とは…
朝比奈みくるの声からして「すげえ頭スカスカっぽい声だなあ」とか失礼なこと考えててすいませんでした(えー

目閉じると美人なんだけどなクリス…目が、目があああああああ
というか入江は気色悪い毛虫とかでも「ああ大したことないよ」とか言って
平然と素手で掴めるのな…虫嫌いの私は到底真似できません、この男に弱点はないのか…


■イタズラなKiss 第13話 「恋のピリオド」
 

「琴子…俺と結婚せえへんか!」

入江がクリスとの結婚話を進めていたその頃、KOTOKOもまた金ちゃんにプロポーズされるという大事件が起こっていました
いつもだったら「つき合ってらんねーぜ」と相手にしないKOTOKOでしたが、
入江はもう手の届かない所へ離れていくばかり…そんな時に金ちゃんの優しさをひしひしと感じ始めたKOTOKOは、
プロポーズを受け入れるかどうかで思い悩んでしまいます



(はぁ、ダメだぁ…頭がボーッとしちゃって全然働かない…)

「ハーイ!」

「え!?え、ええと、クリスティーヌさん…?」

「クリスでいいでしょーう」

「あ、あのう、どうしてここに?」

「直樹に連れてきてもらいますた!」

そんなKOTOKOがぼーっと大学構内をうろついていると、そこにクリスを連れた入江が登場!
今回はちゃんとクリスが美人でよかった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ちくしょうわざわざ私に見せつけに来たのか」と身構えるKOTOKOでしたが、クリスはとても気さくで明るい性格。
入江との関係がなければとてもいい友人になれそうなだけに、KOTOKOも複雑な心境です
結局3人はそのまま一緒にご飯を食べて、入江家まで揃って帰ることに…
それにしても入江はなんてニコニコ顔の似合わない奴なんだ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「あ、おばさまってとっても楽しい方なの、クリスもきっと仲良くなれると…」

「(めちゃ嫌そうに)いらっしゃいませ、直樹の母でございます」

「お、おばさま…!?」

「はじめまして!」

「どーも…あらケーキ?あら〜こんなお気遣いよろしかったのに。
 でも残念、ウチのお兄ちゃん甘いものが苦手でねえ〜!
 和菓子は大丈夫なんだけど、ケーキの類はまるでダメで。
 ま、お互いのことをロクに知らない関係じゃ仕方ないですわねえ〜
 おっほっほっほ!おーっほっほっほっほ!」

あからさまな嫌がらせキター!!
入江の勝手な結婚話は断じて認めていない入江ママ。「こんな縁談ブチ壊しにしてやるぜ」
クリスのやることに難癖をつけまくりますが…

「ち…違うんです、あれは私がおばさまにと思って…」

「あのう、これ月風堂の和菓子です。直樹さんはとても好きだと聞いたですので」

「わざわざすいません」

「(ビキビキビキビキ)」

”ムカつき”が止まんねーよ…!?
クリスをこき下ろすつもりが壮絶な自爆!逆にクリスの気配りな一面をを際立たせる結果になってしまいました
というか舌を出しながらキレてるところを見ると入江ママにとっても大好物なんでしょうか(えー
しかし入江ママはこれで余計にヘソを曲げてしまい…

「わーこのお菓子おいしそう!いただきまーす!(素手で食って破片を落とす)や、やだ私ったら…」

「(爪楊枝でおしとやかに食べる)」

「さ、さすがお嬢様…クリスって本当に上品だよね」

「若々しさに欠けてらっしゃるとも言うけどねえ〜!」

「…」

「あ、あぁ、でもクリスはこう見えて意外と行動的なんですって、さっきもスポーツ好きだって」

「イエース!乗馬とゴルフ、最近はテニスも始めますた」

「そうなの?私も入江くんもテニス部なの!入江くんすっごく上手なんだよ」

「今度お教えしますよ」

「でも、私とってもヘタでしょうだから、直樹あきれてしまうかも…」

「それはあきれるでしょうねえ〜!」

「お、おばさま…?」

「ウチのお兄ちゃんはとっても意地悪でしてね、一度教えて出来ない人は
 軽蔑に値するらしくって!とにかくこの子は冷たい子でね〜!
 女の子からのラブレターは目の前で突っ返すわ、プレゼントは目の前で捨てるわ、
 勇気を出して告白してもみんなの前でこっぴどく振るわでねえ、
 思いやりなんてこれっぽっちもないんですのよ。
 おっほっほっほっほ!おーっほっほっほっほ!」

もうやめて!とっくにKOTOKOのライフはゼロよ!(えー
入江の酷い仕打ちを暴露しまくる入江ママでしたが、それをやられたのってKOTOKOばっかじゃないですか!
結局クリスを引かせるつもりが、KOTOKOのトラウマをほじくりまくっただけの結果に…

「なんなんだよさっきのは…!邪魔しようとしてんの見え見えなんだよ、
 いい加減勝手な真似はやめてくれ」

「はぁ?勝手って何よ!」

「自分が琴子のこと気に入ってるからって、無理矢理くっつけようとしてんだろ。
 束縛されるのはまっぴらなんだよ!」

「束縛だなんて…!?お兄ちゃんこそ琴子ちゃんの気持ち知ってるくせに、
 他の子連れてくるなんて無神経にも程があるわ!」

「お、おばさま、私のことなら大丈夫ですから…」

「琴子だってそう言ってるんだ、もう余計な口出しはしないでくれ」

「…分かったわ…!だったら勝手になさい!」

しかしクリスが帰った後で入江とママは大ゲンカ…とうとう家族仲まで泥沼となってしまいました
こんな調子で結婚なんてしたらどうなるか…

「お兄ちゃん…あの人と本当に結婚するの?」

「嬉しいだろ、お前美人の姉さんが欲しいって言ってたからな」

「けどお兄ちゃんが好きなのは…!」

しかし入江が部屋に戻ると、今度は裕樹が神妙な顔で思い直すよう説得に…
裕樹は入江の本当の気持ちに気づいているようですが…って、裕樹的には入江が結婚してくれた方が
KOTOKOを狙えるチャンスが来るんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
熟睡中のKOTOKOにキスまでかましたお前は気持ちの整理できてるんですか!
ところが、裕樹が言う「入江の好きな人」とはまさにそのキスが関係していたのです





「ん?琴子だ、のん気な奴だな〜…そうだ!へへへっ!」

ロマン村でKOTOKOがぐーすか眠りこけていたあの日。そこに偶然通りがかった裕樹は
寝ているKOTOKOをイモ虫でおどかしてやろうと、一旦それを探しにその場を離れていました
その後しばらくして、イモ虫を手にした裕樹がKOTOKOのところに戻ってくると…

な、なんだとおおおおおおおおお!?
寝込み襲ったのはお前か入江ーー!!裕樹の赤面顔はミスリードだったのか…まんまと騙されたぜ
入江もなんだかんだ言って、こんな真似をしたくなるくらいKOTOKOを好きになってたんですねぇ
それとも茶髪三つ編みについ欲情してしまったのか!お前は俺か!(えー
しかしこんな恥ずかしい現場を弟にガン見されたというのに、微塵も動揺してない入江はマジ大物ですね(えー
逆に目撃した裕樹の方が激しく混乱してしまっているという…





「あ!入江だ!ねえ結婚するって本当なの?」

「ちょっとじん子…!」

しかし裕樹の説得をもってしても、入江の決心を揺るがすことはできませんでした
そして次の日の大学。入江のところに、珍しくKOTOKOの抜けたじん子・理美の2人組がやってきて…

「あら、相原さんは一緒じゃないの?」

「琴子はもう帰ったわよ、金ちゃんと約束があるって」

「ああ…あの学食の。彼女もずいぶんとランクを下げたものねえ」

「けど金ちゃんも大胆だよねえ、いきなりプロポーズするなんてさ」

「琴子もクラブさぼってまで金ちゃんのとこ行くなんて、結構その気になってきたのかもね」

ずももももももも

い、入江大丈夫かー!!まるで懐中電灯でも下から当ててるようなすごい顔色ですよ!(えー
プロポーズ話を初めて聞いた入江に電流走る!最近金ちゃんとKOTOKOがいい感じだとは知っていましたが、
まさか結婚まで話が進んでいるとは夢にも思わなかったようです
自分の方から離れる決意はしていても、KOTOKOの方から離れていくとは不意打ちのような衝撃…
こんな懐中電灯顔にまでなってしまうほど、入江の心中にはかつてない動揺と焦りが…





「ん〜美味しい〜!この間よりもっと美味しくなってる!」

「よっしゃあ!遠慮せんとどんどん食べてって!」

一方のKOTOKOは、板前として腕を上げた金ちゃんの料理を堪能しているところでした
お世辞抜きでKOTOKOが絶賛するほどの料理を振舞う金ちゃん。
しかし、今日の目的は単にKOTOKOの腹を満たしてやるだけではなく…

「なあ…琴子、この間の返事…聞かせてくれへんか?」

「あ…あの、もう少し…考えさせてもらってもいいかな」

いつもの能天気な態度はなりを潜め、真剣な様子でプロポーズの返事を待つ金ちゃん。
男が一世一代の告白をしたのです、返事を急かす気持ちも分からないではありません
しかし、KOTOKOはまだ心の整理がついていないようで…

「…入江か?」

「…」

「あんな冷たいやつのどこがええねん…」

「そんなんじゃ…」

「琴子…!俺はな、お前のことだけをずっと見てきたんや!」

「き、金ちゃん…!?ちょっと…」

「あんな奴のこと忘れさしたる…!俺が忘れさしたる!!」

「ちょっ…ちょっとやだ…!金ちゃん!?嫌ぁぁっ!入江くん!!」

は…はやまるなー!!待て落ち着け!いくらじれてるからってレイプはいかんレイプは!(えー
自分の中の焦りを抑えきれずに無理矢理KOTOKOを襲ってしまった金ちゃん。
しかしKOTOKOは、咄嗟に入江の名前を叫んで金ちゃんを突き飛ばしてしまい…
一気に金ちゃんを襲う入江への敗北感。打ちひしがれた金ちゃんは、自分の恋が実らないことを悟りその場に崩れ落ちてしまいます

「……………そうか……やっぱり…入江なんやな…」

「ご…ごめん…ごめんね…!」

「う…く…く…くそぉぉぉぉぉっ…!!」



(…私って最低だ…金ちゃんに期待させといて…やっぱり私、入江くんじゃないとダメなんだ…
 こうなったら一生独身を貫いて、死ぬ時はこっそり入江くんの写真でも持っていくか…)

自分のせいで傷ついてしまった金ちゃんを見るに耐えず、店を飛び出してしまったKOTOKO。
もう入江以外の人を好きになれる気がしないKOTOKOは、恋愛のことを諦めて独身のまま死のうとまで…
ああ…こうなったらもう一生独身だって、なんだか俺自身を見てるような気分だ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
俺の場合決心するまでもなく独身だけどな!もう8年くらい恋すらしてないよ!恋人も結婚もどうでもいいから恋くらいさせろバカ!(えー
学生のみんな、安易な気持ちで理系なんて選ぶもんじゃないぜ…俺にはもう同世代の女と話した記憶がない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…」

「え…?い、入江くん…?」

雨に打たれて町をとぼとぼ歩いていたKOTOKO。その行く手に現れたのはなんと入江!
ついに入江も自分の気持ちに素直になる時が来たのか…!?次回に続く!

そして今回からエンディング曲が新しくなりました
前の片思いファイターもKOTOKOのパワフルな恋模様とマッチしてましたが、
今度の曲もしっとりした感じが本編の展開と合ってていいなぁ
というか今回の雨の中のラストシーンは、EDのイントロと2人を映すカメラワークが見事にシンクロしてて素晴らしかったですね
しかしこのEDマジいいわ…曲自体めちゃいいうえにイタキスと雰囲気合いすぎですよ
サビの
「言葉にしなくてもあなたは私の特別な場所」とか入江から琴子への気持ちみたいなもんだし。入江ソングだなこれは(えー
まあ最後の「YO!YO!僕が繋ぎ止めるYO!」とかいう糞ラップが
雰囲気ぶち壊しな気もしますけどね!
(えー
この糞ラップは余計だろどう考えても!ちくしょう誰がこんなことを

しかし正直言って「大学編入ってからちょっと微妙だなー」と今まで思ってましたが、個人的には今回ので一気に持ち直しましたね。
やっぱ面白いよイタキスは。なんか原作本まで読みたくなってきました。あーどうしよう、買おうかなあでもなあどうしようかなあうーんうーん

買ってきちゃったZE☆(えー





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