.

3月14日

ようやくイナズマとマリみて感想が普通のペースに戻ったおかげで
今日からバトスピの感想が書けます、さあこれからガンガン遅れを取り戻すぞー
と思った矢先に来週スパロボKとアマガミ発売ですか!
ちっくしょおおおおおおおこれじゃイナズマとマリみての感想すら書けるかどうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
とりあえず3連休はスパロボK漬けで更新完全ストップすると思うんでよろしくお願いします(えー



アニメ感想:バトルスピリッツ少年突破バシン 第14話「初ファイナルはナミダのちスマイル」

「要塞皇オーディーンを召喚!ターンエンド!」

「ケケケッ…!強そうだなぁお前のXレア…?ケケケ…冥犬ケルルベロスを召喚!」

「…?そのスピリットは…?」

「ケケケッ…知らないのですかぁ?もはや常識…!ケッ!」

ガンスリンガーの1位を決めるために戦っていたJとスマイル、いつもの調子で試合を進めるJでしたが
その時スマイルは見たこともないスピリット・冥犬ケルルベロスを召喚!
なんとこのスピリット、今までの赤・白・紫・緑の4属性とはまったく違う黄色属性のカードです
何から何まで未知のこのカード…BP自体は大したことないようですが、やはり問題はその特殊能力か…

「ケルルベロスの特殊効果!自分のターン開始時、相手のコスト6のモンスターを
 自分のフィールドに移動させる!移動したスピリットはそのターン、
 自分のスピリットとして使用できる!ケケケケッ…!」

「わ、我が友オーディーンが…!?」

エネミーコントローラー!左右AB!(えー
ケルルベロスの特殊能力により、Jのオーディーンを奪い取ってしまったスマイル!
元々は拮抗していた2人の場が、これによって一気にスマイルに傾いてしまいます

「ケケケッ…ではご覚悟のほどを…妖精ターニャでアタック!ケルルベロスでアタック!」

バキバキイイイン!!

「くっ…!!」

「自らのスピリットでジ・エンドだ…ケケケケッ!オーディーンでアタック!!」

バキイイイン!!

成す術なくライフを全て失ってしまうJ!最後にJのオーディーンでトドメを刺すとはなんて陰湿な…
こうしてガンスリンガー真の1位の座は、スマイルのものになってしまうのでした

「…完敗ですスマイル君、君が今回のガンスリンガーチャンプです」

「ケケッ、強くなりたきゃ海渡れ」

前回優勝者ともあろう者が、こんなどこの馬の骨かも分からない男にまさかの敗北…
そんなふがいない自分自身が許せないのか、決着がつくと同時にJは足早にスマイルの前から立ち去ってしまいます

「ビューティフォーワンダホー!はじめましたーJ君!」

「…?」

しかし、そんなJの前にいきなりワケの分からん変なおっさんが登場!
見た目からして明らかに関わり合いになりたくない変質者って感じですが、一体どこの誰なんでしょうか(えー

「ユーのダディとはお世話をしていまーす!エキサイティングなバトルでーした!私カンドーです!」

「…父の知り合いですか?残念ながら、それは今の僕にかけるべき言葉ではありません」

「ふむん…しかしスマイル君は全ておニューのカードでーした、J君はそれまでのカードで善戦しました、
 ここ大切でーす!スマイル君が勝ったのはミーからニューカードをゲットしていたからでーす!」

「うっさいハゲ、負け試合誉められても全然嬉しくないんだよ」とつれない態度のJ、しかしこのエリオットのおっさんから意外な言葉が…
なんとこのおっさん、バトスピのカードを製作するデザイナーをやっているそうです。遊戯王で言うところのペガサスみたいなもんですな
しかしペガサスもそうでしたが、カードゲームのデザイナーってのはどうしてこうデースマースって
怪しげな日本語使う奴らばっかなんだろう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…」

「J君、強くなりたいでーすか?」

「…はい…!」

(J・サワラギ…スマイル君のトーク通りフューチャーなエリート…ナンバーズに相応しいかもしれないでーす)

あ、あぁ!?今より強さを求めるあまりに、エリオットの腹黒い誘いに乗ってしまうJ!
まさかここからJはヘルカイザー亮のように、気品あるバトルを捨てて勝利だけを求めるダークな世界へ踏み込んでしまうのか…
それとナンバーズっていうのはナゾオトナ達のことですよね。つまりこのエリオットも宇宙頂点王の手先だったわけか…

「どこへ行っちゃったんだろう先生…あっ?あれは…」

「ケッケッケッ…ナンバー5、いや今は小学校の先生か?」

「…生きていたのかナンバー4。いや、今はスマイルか」

「…?」

一方メガネコが会場の廊下をウロウロしていると、人目につかない所で会話しているスマイルと先生を発見!
やっぱり先生もナゾオトナの一員だったのか…でも今はそんな後ろ暗い過去を捨てて、バシン達を見守ることに専念してるみたいですね
多分スマイルとも馴れ合ったりせずにここで決別を…

「「(すたすたすたすた)」」

って、あ、あれ!?スマイルと一緒に宇宙頂点王の部屋に入って行きやがった!!
そんなとこ行って大丈夫なんですか先生!すでに宇宙頂点王を裏切ってるような立場じゃないんですか!?
制裁だとか処刑だとか言ってめちゃめちゃ酷い目に遭わされそうな予感が…ちゃんと無事に帰って来れればいいんですが

その頃決勝トーナメントでは、Jとストライカーが一回戦でぶつかり激しい火花を散らすことに!
ちなみに先にスイレンとナンバー9の一回戦もあったんですが、スイレンはコロリと負けてさっさと帰って行ったので
特にこれといって語ることが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  スイレン一応前大会の準優勝者なのに立場ないのう…

「バーサーカーガンでアタック!」

バキイイイン!

「次のバーサーカーガンでアタック!」

バキイイイン!

「ベビーロキでアタック!」

バキイイイン!

「フェンリルキャノンでアタック!」

バキイイイン!

また今日もあっさりライフ1かよストライカー!!この風景すっかり毎度おなじみだよ!
Jのスピリットの総攻撃を食らってあっと言う間に首の皮一枚のストライカー、今日もここからカウンター戦法を展開するんでしょうか?

「へっ…行くぜJ!ビートビートルを2体!フライングミラージュを2体!
 ショックイーターを召喚!」

いつものパターン来たー!!一気にフィールドに5体ものスピリットを召喚したストライカー!
見慣れた光景ではありますが、今はJのスピリットが全て疲労状態…大量のスピリットを揃えたストライカーには大逆転のチャンスです
Jの残りライフは5、このまま無防備なところに5体の攻撃を決められれば、一気にストライカーが勝利を手にすることに!、



「ビートビートルでアタックゥゥゥッ!!」

「”サイレントウォール”!」

《出ましたJの必殺技!これでストライカーはこのターン、
 他のスピリットはアタックできない!》

「え…えーー!?」

やっぱ無理だったー!!無防備になった時の対応策もきっちり用意していたJ!
すかさず相手のターンを終了させる効果のマジックカード・サイレントウォールを使い、
Jはストライカーの攻撃をたったの1発だけで終わらせてしまいます

「僕のターンだ…要塞皇オーディーンを召喚!悪いが…僕には倒すべきライバルがいる!」

そしてオーディーンを召喚したJの総攻撃により、ストライカーのスピリット達は全滅!2人の戦いはJの勝利で終わるのでした
やはり番狂わせは起こらなかったか…というかストライカーの極端なカウンター戦法は
ちょっとでも相手にしのがれたらもうその時点で死んだも同然みたいな弱点があるから
こんなリスクでかい戦法を毎回毎回やるのはやっぱ無謀すぎる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「エントリーすらしなかったそうだな、ナンバー5」

「…今の私に与えられた任務は、輝石を持つ真のカードバトラー達を見守ること。彼らと戦うことではないはずです」

「御託はいい、サウスピ団ナンバーズエリートを名乗るのなら戦え!
 かつての己、今の彼らのように」

その頃宇宙頂点王と顔を合わせていた先生は、ナンバーズとしての義務を果たすよう釘を刺されているところでした
というか宇宙頂点王を裏切ってバシン達を見守ってるのかと思いきや、それも一応任務の一環だったんですね
でもナンバーズとしての役割は放棄してるようなもんなのに、そんな先生に「お前ちゃんと戦ってくれないと困るじゃん」って
軽いお説教だけで済ませてあげるなんて宇宙頂点王は結構やさしいんだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「なんてヘンテコなスピリットだぁ…?負けるなよ俺のスピリット達!」

宇宙頂点王と先生がそんな話をしながら見ていた試合、それはバシンとスマイルが戦う第2回戦でした
Jを倒した未知の強敵と早くもバシンが激突ですか…そして場にはお互いに5体のスピリットを揃えている状態、
ここまではバシンも互角にやり合っているようですが…

「”スピリットイリュージョン”!このカードで黄色を指定!
 俺のスピリット達は、このターンだけレベル3だ!」

「な、なんだってぇ!?」

バトスピ初の萌えカードキター!!(えー
1ターンのみとはいえ、場のスピリット達のBPを全員最高レベルまで強化する強力なカード!
それにしてもスマイルの使う黄色属性は、こんな風に可愛い女の子とかファンシーな動物とかを象徴とする属性みたいですな
そんなキャピキャピした可愛い属性をスマイルに使わせて、
ゾンビだの呪いだのおどろおどろしい紫属性を女の子のスイレンに使わせるって、スタッフの発想マジ半端ねぇ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「バーバルでアタック!」

「タウロスナイトでブロック!特殊効果”覚醒”!
 自分のスピリットからコアを好きなだけタウロスナイトに置ける!
 こっちはBP9000、そっちは7000だ!(バーバルを迎撃)」

「ちっ…次のバーバルでアタック!」

「次のタウロスナイトでブロック!覚醒で5コア移動!(バーバルを迎撃)」

「やるじゃねえか…だが後は全てこちらの攻撃力が上だ!」

「ふっふぅん」

「…何の笑みだ?人の真似かよ!アルカナビースト・ケンでアタック!」

「マジック”スピリットリンク”!リザードマンに覚醒を与える!
 リザードマンに4コア移動!(アルカナビースト・ケンを迎撃)」



こ、これは!?凄いじゃないかバシン!ジークフリードでおなじみの”覚醒”を巧みに使い、連続でスマイルの攻撃を返り討ちに!
なるほど覚醒の能力っていうのは、1体だけで戦況を覆せるものではない代わりに
こんな風に多数の覚醒持ちスピリットを揃えれば、次々とコアを移して全体の戦力の底上げが出来るってわけか…

「そんな…!俺が追い詰められた!?」

「へへっ!正面突破でイセカイ界トォォォタル!!」

この覚醒コンボで一気に戦闘の主導権を握ったバシン、なんとそのまま押し切ってスマイル相手に完全勝利を収めてしまう!
な、なんという…予選のガンスリンガーをダントツ1位通過、さらにJをも破ったスマイルに一歩も譲らず勝ってしまうとは…
こんな強いバシンは見たことないんですが、今日は一体どうしちゃったんでしょうか(えー

続いて始まったのはJとナンバー9の第2回戦。どちらも終始不敵な笑みを浮かべたままのこの試合、
お互いに切り札を隠しているような形で試合が進んでいきますが…

「あなたの攻撃はしのぎ切った、僕の勝ちだ」

「フフ…それはどうかな?」

「もう私の邪魔はさせませんよ。ナンバーズ…でしたっけ?」

「…なんだと!?」

その時「お前らの正体はお見通しなんだよ」と言わんばかりにナンバーズの名前を出したJ!
この情報はエリオットから聞いたものでしょうか、自分達の組織を見透かしたようなこの一言で、
ナンバー9から笑みが消え先に切り札を出してしまいます

「マジック”フレイムテンペスト”!」

「ふ…ネクサス”鏡の回廊”の効果!マジックを無効にさせてもらいます」

「く…!J君、わざと私を怒らせたね」

「失礼、チェックメイトです」

まんまとナンバー9から冷静さを奪い心理戦を制したJ!かくして、決勝戦で激突するのはJとバシンの2人ということに…
それにしてもさっきのJ、「僕の勝ちだ」って言ったそばから「私の邪魔はさせない」って
僕とか私とか一人称コロコロ変えすぎだろ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「いよいよ決勝戦だな、行って来いバシン!がんばれ!」

「バシンくん、ファイト!」

「トアル小の意地見せたれ!」

「おお!正面突破で天下トォォォタル!!」

「おにぃ、寝ぐせ頭のバシンはんに思いっきりかましたって!」

「もちろんだよ、キョーカ」

「ケッケッケッケッ…お前、俺たちサウスピ団に興味があるようだな、
 
俺が色々教えてやってもいいぜ」

「失礼。最強のライバルが待ってるんでね」

先生達から激励の言葉を受けて決勝へ向かうバシン、スマイルの怪しげな勧誘を蹴って決勝へ向かうJ…
それぞれの思惑を胸に、とうとう決勝の舞台で対峙する2人。そしていよいよ日本最強のカードバトラーを決める
バトスピチャンピオンシップ最後の決戦が始まる!

ででーん!!

って決勝戦でもいきなりターン18かよ!!
全国大会決勝くらいはじっくり見せてくれるかと思ったのに!相変わらずのバトスピクオリティだなもう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
とにかく場の状況を見てみると、バシン(残りライフ2):場にはジークフリード、タウロスナイト、ゴラドン
J(残りライフ2):場のスピリットなしと、バシンがかなり優勢のようですが…

「バシン君…凄い攻撃でしたよ、君のスピリット達。
 互いにライフは2、行くよバシン君!神機ミョルニールを召喚!」

「ニュ、ニューカード!?」

「もう一つサプライズがあります、僕の新たな切り札です!
 巨神機トールを召喚!3コア追加してレベル3、BP8000です!」

「なにィ!?ニューXレア!?」

しかし、ここに来て見たこともないスピリット・神機ミョルニールと巨神機トールを召喚したJ!
これがエリオットと手を組むことで手に入れた新たなスピリットなのか…レベル3まで上げた巨神機トールのBPは8000、
単なる力比べならジークフリードに分がありますが、やはりトールにもXレア特有の強力な特殊能力があるのか…?

「ターンエンドです」

「龍皇ジークフリードに4コア追加!BP10000だ!行くぜ、タウロスナイトでアタック!」

「巨神機トールでブロック!そして”ディフェンシブオーラ”!」

手始めにBP9000のタウロスナイトで攻撃を仕掛けるバシンでしたが、
すかさずディフェンシブオーラでトールのBPを11000まで上げるJ!
というかタウロスナイト凄いな、レベル3だとXレアの巨神機トールよりBP高いのか…
今までてっきりバシンのやられ役スピリットだと思っててすいませんでした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「トールの持つ特殊効果!トールは赤のスピリットをブロックした時、疲労しない!」

まんまとタウロスナイトの攻撃を返り討ちにしたトール、そのまま疲労状態になるかと思ったらなんとこんな特殊効果が!
つまり赤のスピリットの攻撃ならいくらでもブロックできるってことですか、これはディフェンシブオーラとかなり相性よさそうだなぁ

「さすがに手強いな…ゴラドンでアタック!」

「巨神機トールでブロック!」

「くっ、ターンエンドだ!」

ゴ、ゴラドン無駄死にさせんなー!またバシンの無駄死に戦法炸裂ですか!
疲労状態にならない敵スピリットに向かって、なぜか無駄な攻撃して味方スピリットを殺しまくるバシンの悪いクセです
そして今度はJのターン、ディフェンシブオーラの切れたトールのBPは8000に…これならジークフリードで返り討ちにできますね

「行きます、神機ミョルニールでアタック!」

「…ライフで受ける!」

バキイイイン!!

しかし先にミョルニールでの攻撃を仕掛けてきたJ!これをブロックしてジークフリードを疲労状態にするくらいなら、
あえて直撃を食らって次のトールの攻撃に備えるバシン。確かに、ミョルニールとトールのどちらを仕留めるべきかってことなら
厄介な特殊能力を持つトールを優先すべきでしょう。これはいい判断だと思いますよ



「巨神機トールでアタック!」

「しのぐぜ!龍皇ジークフリードでブロック!」

「マジック”インビジブルブロック”!」

「ブ…ブロックできない!?」

ブロックすり抜けられたー!!ぎええなんてこったー!
こんなブロックを無効化するマジックを持っていたなんて…ミョルニールを迎撃しなかったバシンの判断が裏目に!
バシンの残りライフは1、とうとうJの試合を決める一撃がバシンに…!

バキイイイン!!

「くっ…残念みたいだ」

「バシン君…1回目の攻撃をジークフリードでブロックされていたら、僕の勝ちはなかった」

「チャンスはあったってことか…だけど、最高に楽しかった!だよな、J!」

「…ああ!」

優勝には一歩及ばなかったものの、全てを出し尽くしたこの試合に清々しい表情のバシン。それはJも同じのようです
エリオットに取り入って暗黒の道まっしぐらかと思いきや、バシンとの友情のおかげでなんとか踏みとどまれそうですね
それにしても、「ミョルニールの攻撃をブロックしてれば勝負は分からなかった」って…それを言うなら
ゴラドンを無駄に殺したりしなければこんなことには…(えー
あの時ゴラドンをジークフリードと一緒に温存しておけば、「ミョルニールとトールのどっちをブロックしよう」なんて悩むことなかったのに!

「ケケッ…今日の戦いで分かったよ、なぜお前がナンバーズから逃げたのか」

「…このタイミング、お前まさかエリオットとグルなのか」

「どうかなぁ?あのオッサンがここに来てるなんて知らなかった、ただ…」

「…?」

「あんたが馬神トッパなら、俺はJ・サワラギをいただく!」

スマイルのホモホモ宣言キター!!(えー
ラストシーン、先生との会話の中で「Jきゅんは俺の嫁」とホモいことを言い出したスマイル。
今回はJにまったく相手にされていませんでしたが、これからも強引にJを自分達の仲間に引き込むつもりなのか…次回に続く!



(C)サンライズ・メ〜テレ


3月13日

アニメ感想:マリア様がみてる 4th season 第10話「キーホルダー」

「本人を問い詰めてきます!なんなら祐巳さまもご一緒に!」

「…」

ドリルが祐巳に頭を下げて去って行った直後のこと、乃梨子は今すぐドリルに事情を洗いざらい吐かせてやろうと息巻いていました
しかし、そんな乃梨子と反対に妙に落ち着いた様子の祐巳…なんと自分はそんなの知らなくていいと断ってしまいます

「私は行かない」

「え…どうしてですか…!?」

「どうしてだろうなぁ…分からないけど今はいい」

「いいって…祐巳さまは瞳子の真意を知りたくないんですか!?」

「なんて言うのかな…そういうことも、もうどうでもいいって言うか」

ど、どうでもいい!?ちょっとその言葉を選んだのは失敗ですよ祐巳!(えー
乃梨子にしてみれば「もう瞳子なんてどうでもいい」という風にも聞こえてしまうこのセリフ…
もちろん祐巳はそんなこと思ってないでしょうが、これを聞いた乃梨子にはかなり嫌なニュアンスに取られてしまったようです



「…瞳子を見捨てるおつもりですか!?」

「そう見える?」

「はい」

は、はいって!そんなにハッキリ言い切らなくても!乃梨子はほんと言いたいことはズバズバ言う性格だなー
別にそんなつもりで言ったわけじゃない祐巳は、乃梨子のこの剣幕に苦笑いを浮かべてしまいます

「あはは…逆なんだけどなぁ、むしろ…」

「逆…?」

「お話し中ごめんなさい。祐巳さん、リリアンかわら版がコメントを欲しいそうよ」

祐巳が自分の心境を話そうとしたその時、新薔薇さま誕生インタビューを求める新聞部に話をさえぎられてしまいます
結局乃梨子との話はそこでブツ切れになってしまい、乃梨子はなんともスッキリしない気分を抱えてしまうことに…

「まぁ〜本当?ふふふふ」

ガチャッ

「あらっ、おかえりなさい」

「おかえりさっちゃん」

その日の晩、祥子が自分の家に帰宅すると、ちょうど遊びに来た柏木さんが祥子ママと話しているところでした

「ただいま。そちらこそおかえりなさい、聞いたわよ?スキーで捻挫したんですって?」

「まあね」

「祥子さん、優さんがスキーのお土産におまんじゅうを持ってきてくれたのよ。早速いただきましょう」

「待って、洗面所に行ってくるわ」

「あ、じゃあ僕も」

「あん、もう…2人ともいい子ねえ」

ママは柏木さんの持ってきたまんじゅうを早速食べようとしますが、「ちょっと待てよそのまま食ったらばっちいだろ」
祥子と柏木さんは手を洗いに洗面所へ行ってしまいます。唯一祥子ママだけは「何を細かいこと気にしてんだろう…」
そんなこと全然気にしてないようで…もっと礼儀にうるさいお母様なのかと思ったら、意外と豪快な人なんだなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「僕が東京にいない間、何かあった?祐巳ちゃんと瞳子」

「祐巳と瞳子ちゃん…?どうして?気になるの?」

「12月、瞳子は両親とケンカして家出をした…半日ほどね。それで祐巳ちゃんの家で見つかったんだ」

「え…!?初耳だわ…」

そして手を洗いながら、祐巳とドリルの進展具合を祥子に尋ねる柏木さん。ふーむ、自分から祐巳達のことについて質問するとは
祐巳達が上手くいくようにちゃんと気にかけてあげてるんだなぁ。さすがいい人ですね柏木さん
それにしてもこの無駄に床が細長い洗面所すげえ
こんな廊下の奥みたいなとこにぽつーんと洗面所あるのかよ!家のスペース余りまくってるからこんな作りになるのか…
家があまりに広すぎるっていうのも考えもんですなぁ(´д`;)

「優さんは瞳子ちゃんのいとこですものね、身内としては気になるのね」

「ん…まあ、そういうことだ」

そして「いとこだから気にかけてあげてるのね」と柏木さんに話す祥子でしたが…
一瞬答えに詰まってしまった柏木さんのこの反応は…?本心では「いとこだから気になる」ってのとは違う理由で
話を聞きたがってるんでしょうか?もしや…例の「柏木さんの本命の相手」というのはドリル!?ドリルなのか!?



それにしてもこのめっちゃうざい髪の掻き上げ方に爆笑した
すげぇうざいよこれ!でも最高だよ柏木さん!さすがこのうざかっこいいところが柏木さんの真骨頂だぜ

「あなたがいない間に何があったかという質問に、まだ答えていなかったわね…
 瞳子ちゃんが生徒会役員に立候補して、落選したわ」

「え…!?」

「なぜそんなことをしたのか、私にも分からないけれど…」

「信じられないな…祐巳ちゃんがあんなに…」

「…?優さん、祐巳のことが好きなの?」

「な、何をおかしなことを言うんだ、僕は…」

「あ…そうだったわね、ごめんなさい」

こ、これは!?祥子のふとした「祐巳が好きなの?」という質問に思わずうろたえる柏木さん…
本命の相手はドリルじゃなくて祐巳ですか!?だったら祐巳にあれだけ親切にしてくれるのも頷けますが…
それにしても、祥子の「そうだったわね、ごめんなさい」に続く言葉ってあれですよね
「そうだったわねごめんなさい、あなたホモだから女に興味ないわよね」ってことですよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
実際祥子は柏木さんに「僕は男しか愛せないから子供は別の男と作ってくれ」って直接言われてるから、そう思うのも仕方ないんですが…

「そうか…僕はただ笑って、祐巳ちゃんはいい子だから大好きだって言えばよかったんだな」

祥子の質問に慌てて本心を垣間見せてしまい、「しまったサラリと流しとけばよかった」と悔いる柏木さん。これはもう確定ですな…

「質量で言えば、祐巳ちゃんよりさっちゃんの方が遥かに好きだよ」

「違う『好き』なのね」

「そう…流石にさっちゃんは賢いな」

好きな気持ちが違う…うーむなんてこった、つまり柏木さんにとってlikeの意味で大好きなのが祥子、
loveの意味で普通に好きなのが祐巳いうことでしょうか、えらい事実を聞いてしまいましたなー
というか柏木さんの中で「好きの重さ」がそれぞれ違ってるってことは、この間祐巳に言ってた
「さっちゃんが好きだ、ユキチが好きだ、祐巳ちゃんもゼリーも犬もみんな同じくらい好きだ」って言ってたのは
まるっきり嘘っぱちだったんじゃないですか!まったく食えない人だな柏木さんは…

「それでは今年のバレンタイン企画案を発表させていただきます。
 今年もバレンタインデーに合わせてイベントを行い、山百合会の皆様にご協力をいただくことは、
 すでにロサ・キネンシス、ロサ・フェティダのお2人に承認していただいております」

そしてあれよあれよという間に時間は過ぎていき、気がついたらすでに月日は2月の中旬。
目前に迫ったバレンタインデーのために、祐巳達は新聞部の真美からイベントの企画内容を聞かされていました
バレンタインのイベント…確か去年やったのは、当時ブゥトンだった3人(祥子・令・志摩子)が学校内に隠したカードを
一般生徒が探し出すゲームでしたね。見事にカードを発見した生徒には、ブゥトンとの半日デート権が与えられるっていう…

「えーお手元の資料をご覧ください」

「ん?ちょ、ちょっと真美さん、これ去年の企画そのまんまじゃないの!?」

「人気企画ですから!もちろん同じ企画でも、今年はパワーアップしています。
 前回はロサ・キネンシスのカードだけ時間内に発見されませんでしたが、
 今年はそれを回避するために敗者復活戦を設けたいと思います。
 細かいことは皆さんの意見もお聞きして、おいおい詰めていくということで…」

「ふぅ〜ん…」

「では、何かご質問があれば…」

「はい!ここの企画意図ですが、”来期薔薇さまとなるブゥトン達と、一般生徒達の交流”とあるけれど」

「え?ま、まずっ…!修正するの忘れた…!」

しかし去年の企画の丸パクリとか細かいことは決まってないとか主役が薔薇さまなのかブゥトンなのか分からないとか…
めちゃめちゃテキトーじゃないですかこの企画!(えー  見切り発車にもほどがあるわ!
ひとまず”来期薔薇さまとなるブゥトン”って説明だと”今期も来期も薔薇さま”の志摩子と”今期も来期もブゥトン”の乃梨子の
どっちが参加したらいいのか分からないので、そこだけはハッキリさせておかないと…
でも肝心の真美は「や、やべー考えてなかったどうしよう」とオロオロうろたえるばかり。
誰を参加させるかも考えてなかったんかい!すでに始める前から終わってますよこの企画!(えー

「来期の薔薇さまは志摩子さんだけど、ブゥトンは乃梨子ちゃんでしょ。どっちがやるの?」

「それは…」


「お姉さまが」


「乃梨子が」

「「え……ええ!?」」

「だ、だってブゥトンと言えば乃梨子のことだわ」

「で、でも来期のロサ・ギガンティアはお姉さまではありませんか」

「でもここにブゥトンとはっきり書いて…」

「薔薇さまとも書いてあります」

お互いに「お前がやれ」「お前がやれ」となすり合いを続ける白薔薇姉妹、なんてgdgdな企画!
まあ自分がカードを隠す立場になると、どこの誰かも分からないような生徒と半日デートをやらされるハメになるので
できればそんなのやりたくないと思うのが当たり前でしょうけど…

「あ、あのう、申し訳ありません…混乱させた張本人としては無責任に聞こえるでしょうが、
 皆さんのご意見をうかがっては…」

「意見ねぇ…」

「でも私は去年やっているので…」

「その理屈は通らないわよ、志摩子が言った理由でいいなら乃梨子ちゃんも来年拒否できるわ」

「で、でも来年の選挙しだいでは、乃梨子がロサ・ギガンティアになるとは限らないわけですし」

乃梨子はきっと来年選挙落ちるから今やらせようよ!とメチャクチャなことを言い出した志摩子
それはお姉さまとしてはあんまりですよ志摩子!「うちの妹マジ人望ないんで選挙受かりません」ってこれはひどい
どうにも平行線を辿り続ける白薔薇姉妹の議論。それを眺めていた祥子たちは、ここは年長者の志摩子が折れることを勧めますが…

「志摩子…どう、引き受けたら?」

「2年連続だっていいじゃない。志摩子のファン、多いよ」

「…」

しかし、優しく背中を押すような祥子達の言葉を聞いても、納得がいかずに黙ったままの志摩子。
一体どうしたんでしょう、いくらなんでもここまで「絶対やだ」という姿勢を見せるなんて…それも物分かりのいい志摩子が…
何かよっぽどこのイベントをやりたくない理由があるんでしょうか

「ど、どうしたの、やろうよ」

「…」

「もしかして、出来ない理由でもあるの…?」

「私…カードを隠すのが嫌なのではないの、ただ…」

「ただ…?」

「乃梨子の隠したカードを…探したかっただけで」

「「「は…?」」」

おま…自分が乃梨子とデートしたかっただけかー!!
なんじゃそりゃああああああ!!!あんたらいつも2人一緒にいるじゃないですか!デートなんざいつでも好きに行けるじゃないですか!
それでも「ヤダヤダ私も乃梨子のカード探したいよー」と…まるで予想もしなかった志摩子のしょうもない答えを聞いて、
祐巳と由乃はすっとんきょうな大声をあげてしまいます

「「ええええええええ!?」」

「うぅ…」

「わ、私も…クラスメイトから去年の様子を聞いて…私もお姉さまのカードを探したかったなって思っていて…
 そしたら、ブゥトンか来年の薔薇さまかって話になったので、これはチャンスかと…」

「の、乃梨子…!」

「ごめんなさい…」

「私こそ…」

乃梨子も同じ理由だったんかよ!まったくこいつら姉妹は…このまま2人で手を取り合ってデートでもなんでも行ってしまえ(えー
さっきまでギャーギャー言い合いしていた姿はどこへやら、すっかりいつも以上の仲良し姉妹に戻ってしまいました

「ふふ、志摩子は自分の後のロサ・ギガンティアに不安があって?」

「いいえ、乃梨子が立派に引き継いでくれると信じています」

「だったら、あなたが働く姿を妹に見せてあげなさい。
 それが来年の乃梨子ちゃんの仕事に繋がることなんだから」

「分かりました…!」

「お姉さま…!」

「いいのよ…」

「…お茶、入れ替えまーす!!」

もうこのキラキラ空間に耐えられませんと、ついに2人の百合百合時空に音をあげて
でかい声で紅茶の入れ替えを宣言する由乃。よくやってくれた由乃、私もこの百合すぎる雰囲気に耐えかねてたところです(えー
そして志摩子は、来年のロサ・ギガンティアは乃梨子が立派に引き継いでくれると言い切ります
いやーでも来年の選挙しだいでは、乃梨子がロサ・ギガンティアになるとは限らないという可能性が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「祐巳さんさ、落ち着いてるよね。どうして?」

「何が?」

「瞳子ちゃん、どうするつもり?」

「どうするって言われてもねえ…どうしようもないよね」

そして台所でお茶を淹れ直しながら、こっそり祐巳にドリルのことを尋ねてみる由乃。
しかし祐巳の態度は冒頭の時と相変わらず、慌てず騒がず何もしないつもりのようです

「スールにしないの?」

「だって相手が『うん』って言わなくちゃダメでしょ」

「そうだけど…」

「私が落ち着いて見えるんなら、それは焦らなくなったからじゃないかな」

「焦らない…?」

「うん、お姉さまの卒業までに妹を作らなきゃとか、なんとしてでも瞳子ちゃんを妹にしたいとか…
 不思議とそういう焦りがなくなったっていうか」

「何かきっかけでも?」

「きっかけって言っていいか分からないけど…しいて言うなら選挙かな?」

あの選挙で何を感じたのかいまいち分かりませんが、なんだかすっかり達観してますなあ祐巳…
あれほどドリルのことで毎日悶々としていたのが嘘のようです
なんだかアスランに自爆された途端いきなり悟り開いて帰ってきたキラ准将みたいだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ご苦労さま」

「あっ、ご、ごきげんよう」

「ごきげんよう、偉いねいつも」

それからまた日が変わったある日のこと、乃梨子が早出して薔薇の館をきれいにしていると祐巳が姿を現します
はからずも薔薇の館で2人きり…冒頭の祐巳の言葉がずっと引っかかっていた乃梨子にとって、
もう一度あの意味を聞き直すまたとないチャンスです。そして話を切り出す前に乃梨子が心の準備をしていると…

「あのさ、乃梨子ちゃんにちょっと話があるんだよね」

「え!?」

「志摩子さんや由乃さんが来てからでもいい話なんだけど」

「あ…そ、そういうことですか…」

「そっちから話を振ってくれるとはラッキーだぜー!」と思わず祐巳の話に飛びついてしまう乃梨子でしたが、
残念ながら祐巳の話はドリルと何の関係もありませんでした。がっくりと肩を落としてしまう乃梨子…
それを見て、祐巳も乃梨子の心情に気がついたようで…

「どうしたの…?瞳子ちゃんの話だと思ったの?」

「はい…」

「別に何も進展してないから、特に話す事はないんだけど…乃梨子ちゃんが聞きたいことがあるならいいよ」

(聞きたいこと…私が今祐巳さまに聞きたいことって…なぜ瞳子を放っておくのか?
 見捨てないと言った言葉を信じていいのか?瞳子が選挙に負けたことをどう思ってるのか?
 瞳子に再びロザリオを渡す気持ちがあるのかどうか…?)

乃梨子をすっきりさせてあげようと質問タイムを始めた祐巳、ところが乃梨子はいざ質問するとなると
聞きたいことが多すぎて頭の中がグチャグチャになってしまいます。そして、整理のつかないうちにポロッと一言こぼれてしまい…

「瞳子のこと、好き…ですか?」

「好きだよ。大好き」

ぎゃああああああなんという百合展開…乃梨子の問いに対して祐巳は思いっきり曇りのない目で答えます
あまりにも澄んだ祐巳のその表情を見て、もはや細かい疑問はすべて吹き飛んだ乃梨子。
ドリルのことは祐巳に委ねようと腹を決めるのでした、次回に続く

それにしても今回サブタイの「キーホルダー」ってなんだったんだろう…何かそれを連想させるような部分ってありましたっけ?(・ω・;)
それと蓉子さまの制服姿は相変わらずハァハァですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
やっぱりこの人は私服だと一気に10歳くらい老けちゃうから、セーラー服着てるぐらいがちょうどいいと思うんだ…

(C)今野緒雪/集英社・山百合会3


3月12日

ヤングジャンプ感想:ノノノノ 第65話「応援してください」

・た、た、大変です!我らが皇帝がイケメンにクラスチェンジしちゃいました!

 

本気で誰だか分かりませんでした
アフロやめてメガネ取ったらこんなまともな顔してんのか皇帝ええええええええええ!!
先週ラストのウルトラ放送禁止顔とあまりにも別人すぎますよ!
見ての通りイケメン、父親は法務大臣、実家は大豪邸、送り迎えはベンツ、妹はおしとやかで美人とか…
まさか皇帝がこれほどの勝ち組とは誰が予想したでしょうか。どう見ても単なる変態キチガイアフロだったのに:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というかインターハイで優勝できなかったら、ジャンプやめて政治の世界に身を投じるとかやべえ
この変態アフロが日本をしょって立つことになったりしたら日本は3日と持たず潰れること確実なので
なんとしても皇帝にはインターハイを制覇してもらわないと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



ちなみにアフロ頭をやめたのは、皇帝のモロ好みな女姿のノノと出くわして
「お久しぶりですね!受精してください!」
「うるせーきもいアフロ頭してんじゃねーよ」と言われて、速攻で髪の毛切ってきたようです
それにしても「受精」が挨拶の言葉も同然の男が政治家って本当にどうかしてるぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)岡本倫/集英社




それと今月発売のアニメディア・アニメージュ・ニュータイプ読んできました。
もちろん最初に目を通すのはイナズマイレブンのあらすじですが、わくわくしながらアニメディアに目を通すと…
24話:響木は円堂に合宿を提案する。
25話:アフロディの動きに雷門中はなす術がなかった。
26話:前半戦終了後、雷門中イレブンは…
27話:未定
こ…こんだけなんですか!?何この圧倒的に少ない文章量は!他のアニメより明らかに少ないじゃないですか!
普段はちゃんと色々書いてあるのにどうなってるんだ…と、がっくり肩を落としながらマリみての方を見てみると…
10話:(書いてない)
11話:(書いてない)
12話:学園内で宝探し大会が行われることになった。
13話:宝探し大会終了間際、瞳子は(ネタバレなので伏せておきます)
イナズマよりさらに少ねえよ!!何これどういうこと!?他のアニメはみんな普通に書いてあるのに
なんで俺の好きなイナズマとマリみてだけが明らかに少ないんだ!?ちくしょう誰がこんなことを
まあでもどっちのアニメも今月で節目を迎えることだし、あえてスタッフがあらすじを発表してないのかもな…と納得することにして
他の雑誌もそうなってるだろうなーとアニメージュを手にとってみると…
イナズマ:めっちゃめちゃ詳しく1話につき10行くらいあらすじが載ってる
マリみて:めっちゃめちゃ詳しく1話につき10行くらい(以下同文)
おいこらアニメディアあああああ!!アニメージュはこんなにしっかり書いてるじゃんかああああああ
単にアニメディアの職務怠慢じゃないか!見損なったわもう!
まあしかしそんなアニメディアを遥かに下回るクソボケ雑誌がニュータイプなわけですがね
ニュータイプのイナズマのあらすじの量はなんとアニメディア以下、ライブオンのあらすじも載ってないし
アニメディアとアニメージュは、大量に始まる新番組のあらすじをいっぱい載せてるというのに
ニュータイプはサブタイだけであらすじの記述ゼロ…それに加えて相変わらずのハルヒ詐欺ですよ
もうほんとニュータイプは紙クズ(えー
よい子のみんなはまずアニメージュだけ買って、それでも満足できなかったらアニメディアを買うか考えましょう。
ニュータイプなんてものはこの世になかったんだ、なかったんだよ!(えー


3月11日

↓後半の感想追加しました

アニメ感想:イナズマイレブン 第23話「神の挑戦状!」

「フットボールフロンティアを制する者は誰か!」

「「「勿論我ら世宇子中!!」」」

「頂点に立つ者は誰か!」

「「「勿論我ら世宇子中!!」」」

冒頭の場面、ついに視聴者の前に姿を現した世宇子イレブンの面々。
一体どんな奴らなのか今まで想像もつきませんでしたが、こうして見ると結構外見的には普通な奴らなんですね
ただ一人だけ星矢の魔鈴さんみたいな仮面つけてる奴がすっごい気になりますけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「私は勝利しか望まない!だが泥まみれの勝利など敗北も同然…!
 完全なる勝利!圧倒的な勝利のみを欲している!
 その勝利をもたらす者だけが…『神のアクア』を口にするがいい!」

影山のその言葉と同時に、ガパッと口を開けた宝箱のような箱。そこに入っていたのは、人数分用意された謎の飲み物『神のアクア』でした
なんなんだこの飲み物は…影山が神のアクアなんて言うくらいですから、
「みんなスポーツドリンク飲んで水分補給してね〜^^」というのとはワケが違うでしょう(えー
まさかこれが世宇子の強さの秘訣とか…つまりはドーピング…?
世宇子中というのは、ひょっとしたらドーピングをはじめとした肉体改造を施された集団なのか…?
パワプロで言うアンドロメダ学園高校みたいな…そういえばあそこも常勝無敗の帝王実業を0−10で倒したラスボス校って意味じゃ
帝国学園を倒した世宇子にめちゃめちゃそっくりですね(あっちは準決勝だったけど)

「守ー!いつまで寝てんの!」

「起きてるよ」

「えっ、えぇ!?」

「どしたの母ちゃん」

「えっ、あ、お、おはよう…ちょっと待ってねご飯作るから…」

そしてある日の朝の円堂家では、いつもはぐーすか寝坊している円堂が今日はやけにシャッキリと早起きしていました
そんな円堂を見てこの世に有り得ないものを見たように驚く円堂ママ。円堂の早起きはそれほど珍しい事件のようで…

「…」

「(ちらちら)」

「…」

「(ちらちら)…あ、熱っ!!」

「はは、しっかりしてよ」

「えっ、そ、そうね…(それは私のセリフだってば…)」

おかしくなってしまった我が息子のことが心配で、さっきからチラ見してばかりの円堂ママ。料理にも全然集中できてません
そしてテーブルで待ってる円堂は、その間ずっと神妙な顔で押し黙ったまま…
会話する時になると普段の顔に戻りますが、やはり内心では世宇子戦のことを考えて相当ナーバスになっているようです

「うおおおおーっ!!」

ドッシイイイイッ!!

「どわたたたっ!?く、くっそぉ!!」

そして今日もまた稲光修練場で激しい特訓に励む円堂…ってこれは木戸川キーパーのタフネスブロック!?
もしや円堂、世宇子戦のために少しでも地力を上げておこうと、今まで対戦したチームの必殺技を習得しようと…

「円堂、何やってるんだ?」

「え、いやぁ、じいちゃんのノートにマジン・ザ・ハンドはここだって書いてあるから、胸を鍛えればいいのかなって」

って単に胸を鍛えようとしてただけかよ!タフネスブロック全然関係なかった!
まあ世宇子のシュート相手にタフネスブロックなんて使ったら、ドテッ腹に風穴空けられて間違いなく即死だろうしな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「それってもしかして、肺とか心臓のことじゃないか?」

「え?そ、そうか!そういう考え方もできるな!」

ぶくぶくぶくぶく

「ぶっはぁぁぁぁ!く、くそっ、もう一回!」

半田に「胸の筋肉より肺鍛えろよ」と言われて、すぐタライの水に顔を突っ込み肺の特訓を始めた円堂。
そんな風にジャバジャバ何度も顔を突っ込んでいるところへ、今度は影野がやってきました

「何してるんだ、洗面器に顔なんか突っ込んで」

「え?いやぁ、じいちゃんのノートにマジン・ザ・ハンドはここだって書いてあるから、
 肺を鍛えればいいのかなぁって思ってさ」

「肺…なのかな…」

「ん?」

「呼吸って意味かもしれないよ」

また違うアドバイスですか…今度は呼吸ってまるで連想ゲームですな
それにしても肺と呼吸ってどっちも同じようなもんだと思うんですが、影野は具体的に何をしろと言ってるんでしょうか?

「ん…そっか呼吸か。すーはー…あ、そうだ!みんなの練習に付き合わなくっちゃ!」

そうか呼吸かまあいいやみんなの練習行ってこようと、呼吸のことは軽くスルーして駆け出す円堂。(えー
やっぱり円堂も「いや呼吸は微妙だろ…」と影野の答えにはしっくりこなかったんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

その時グラウンドでは、雷門イレブン全員が実戦さながらの激しい練習を繰り広げていました
やはり次の相手が世宇子とあっては生ぬるい練習などしていられないようで、気合いのノリもこれまでとは段違いです

「円堂君たち、必死ね…」

「あぁ…でもなんて言ったらいいんですか…?私たちって、見てるだけであそこに参加できないっていうか…」

「もどかしい…?」

「そう、それですよ!」

そんな雷門イレブン達を、マネージャー3人組は少し寂しそうな目で見つめていました
自分達もみんなの役に立ちたいのに、ただ見てることしか出来ないことをもどかしく思っているようで…

「じゃあ、みんなに気持ちよく練習してもらうために…やりますか!」

「やりますか!」

「えっ?ど、どういうこと?」

「「こういうこと!!」」

みんなに気持ちよく練習してもらうための秘策、それはなんとおにぎり作り!
せめてみんなの空腹くらいは、これで満たしてあげたいと思ってのことのようです
でもみんなにやる気を出させたいなら、チアガール姿で応援でもしてくれればいいのに!(えー

「熱いから気をつけてね〜」

「あつっ、あつつっ、あっつ〜い!」

そしてあつあつのお米を一生懸命握り始める春奈…こ、これは可愛すぎる!鬼道さん僕に妹さんをください!(えー
しかしそんな春奈と秋を、お嬢はひたすらポカーンと見つめ続けていました。ま、まさかお嬢、おにぎり作ってるとこ見るの初めてなんでは…

「ほら、夏未さんも」

「えっ?え、ええ」

秋に促されてとりあえずしゃもじを掴んでみるお嬢。しかししゃもじを持つのもこれが初めてのようで、
このアイテムを私に使いこなせるかどうか…という顔ですっかり固まってしまいます(えー
それでもやがて意を決したように、炊飯器にしゃもじを突っ込んで山盛りのご飯を手に持ちますが…

「あっつぅぅぅいっ!!あつっあつっあぁぁぁ!!」

ご飯の吹雪よ乱れ飛べー!(えー  あまりの熱さに耐えかねて持っていたご飯を部屋中に撒き散らしてしまったお嬢、
まともにご飯も握れないその様子に、秋や春奈も苦笑いを浮かべてしまいます

「も、もしかして夏未さん…おにぎり握ったことないの…?」

「夏未さん…お嬢様だから…」

「うぅ…ご、ごめんなさい…」



「じゃあ男子たちにならって…必殺ダブル茶碗!!」

おにぎりが作れないんじゃあしょうがない必殺技伝授開始!(えー
あつあつのご飯を触らなくても済むように、秋は必殺のダブル茶碗をお嬢に教えることにします

「これにご飯をよそうでしょ、キャップをかぶせて…振る!こうすると…」

「はっ…!?」

「形は出来てるし少し冷めてるから、あとは手に水をつけて握ればいいの」

茶碗である程度形を作ってから、素手で仕上げだけを行うというこの技。ところでみんな最後は素手で握ってますけど
必殺サランラップ包みは使わないんでしょうか(えー
まあでもラップごしに握るより、女子の素手で直接握ったおにぎりの方が男にははるかにご褒美になると思うけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「やってみて?」

「う、うん…」



しゃかしゃかしゃかしゃか しゃかしゃかしゃかしゃか
しゃかしゃかしゃかしゃか しゃかしゃかしゃかしゃか


「も、もういいんじゃないかな…」

「え、そ、そう…?(パカッ)わぁ…!こ、これを握るのよね」

「そう」

にぎにぎ にぎにぎ

「で…できた…?できた!できたぁ!ほらほら、凄い!生まれて初めておにぎり握ったわ!」

この可愛さには絶対耐えられない!!(えー
なんて可愛いんだお嬢!今日ほどイナズマイレブンを見ててよかったと思ったことはないぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
恐る恐るお米を手に乗せるこの仕草いいなぁ、ちゃんと形になった後はしゃぎまくる姿もいいなぁ、お嬢最高だなぁ

そして炊飯器の中身が空っぽになるまで、ありったけのおにぎりを作った3人。出来たてをさっそくみんなの前に持っていくと
休憩を兼ねて食べさせてあげることにします

「みんなー!」

「おにぎりが出来ましたー!」

「「「うおおおおおおお!!」」」

「いっちばーーん!!」

べしっ

「い、いってぇ!?何すんだよぉ…」

「手を洗って来なさい!!」

女子のおにぎり女子のおにぎりうおおおお!!と目の色を変えておにぎりに手を伸ばす雷門イレブンでしたが、
「汚い手で私のおにぎりに触れるなー!」とお嬢のビンタでそれを阻止されてしまいます。さすが清潔にはうるさいのね…
おあずけを食らって仕方なく手洗い場へ向かう雷門イレブン。しかし、すぐにおにぎりが食べられるとあってその足取りは軽やかです

「おっにぎ〜りおっにぎ〜り〜♪うん?」

「(ふきふきふき)」

き、鬼道さん抜け目ねええええええええ!!
「こんなこともあろうかと手を洗っといてよかったぜ」とばかりに、ゆうゆうと円堂達を置いておにぎりへ向かう鬼道さん!
すでにこの事態を見越して手洗い場へ向かっていたとは!さすが鬼道さんは天才ゲームメーカーだぜ
というかこの鬼道さんの行動は想定外すぎて爆笑してしまいました、鬼道さんは何をやらせても最高だな



そしてよい子の鬼道さんはみんな戻ってくるまで待っててくれました(えー
全員の手洗いが終わるまで、おにぎりに手をつけないであげるとはなんて鬼道さんのフェアプレー精神…
というか鬼道さん以外のメンバーで一番早く戻ってきたの豪炎寺かよ!
洗いに行く時は確かに最後尾だったのに帰ってくる時は一番早いって!?
豪炎寺め…「おにぎりなんて興味ないぜ」って態度をしていながら、実は一番必死に戻ってきたなんて笑わせてくれます(えー

「ふふ、はいどうぞ!」

「「「いただきまぁぁーーす!!」」」

いよいよ心置きなくおにぎりに手を伸ばす一同!単におにぎり食うのにも、みんなの性格が表れてて面白いですね
一之瀬や土門は真っ先に秋のおにぎりに群がり、鬼道さんは春奈のおにぎりをムシャムシャほおばり…
特に鬼道さんの方は、さっき春奈がおにぎり作ってる時に「こんな大きいの作っちゃったけど食べてくれるかな」って顔してた奴を
「せっかくだから俺はこのバカでかい奴を選ぶぜ!」って自ら食ってるところがミソですな
一番張り切って作ったおにぎりを、鬼道さんが食べてくれて春奈も実に嬉しそうです
これは鬼道兄妹好きの俺にはかなりのハァハァポイントだぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ははっ、ヘンテコな形だな〜」

「…それ、私が握ったんだけど」

そして円堂が選んだのはやっぱりお嬢のおにぎりでした。秋や春奈と比べていびつな形のおにぎりに、
思わずニヤニヤと笑ってしまう円堂でしたが…

「あ、あぁ!ま、まあ形はどうであれ味は一緒だよな!」

もぐもぐ

「…んぐ!?しょ、しょっぱ…!」

「お、お塩つけすぎたかしら…」

「あぁ…いや…練習で流した汗の分だけ、塩分補給しないと…かはっ!?の、のどに…つまっ…」

「も、もう!世話が焼けるわねぇ!」

見た目だけでなく味も塩まみれ、さらに喉に詰まったりと踏んだり蹴ったりの円堂でしたが、
お嬢に背中をバシバシ叩かれて介抱してもらえるという、うらやましい目に遭わされるのでした(えー

「うおおおおおーっ!!」

ドッゴオオオオッ!

「ぐっ…!俺が世宇子中のボールを止めなきゃ…!」

そしてマジン・ザ・ハンド習得のために、今日もまた鉄塔広場で特訓を開始した円堂。
特訓に使うタイヤも、今までの数倍はあろうかという超巨大なものに変わっていました。ますます特訓の激しさは増していくばかり…
そんな円堂の様子を、遠巻きに鬼道さん・一之瀬・豪炎寺の実力派メンバー達が見守っていました

「いいの?手伝ってやらなくて」

「あいつは今、自分と戦ってるんだ」

「壁は誰かが作るものじゃないからな…」

「そうか、壁はここ(胸)にあるんだな…」

マジン・ザ・ハンドを編み出すためには、自分達が力を貸しても助けにならないと鬼道さん達は思っているようで…
そして、ここにきてようやく円堂祖父の言っていた「胸がポイント」の意味が明らかになった感じです
要するに自分の限界が見えても、絶対に諦めずにそれを乗り越える強靭な意志が必要になるということか…

「円堂の祖父さんもそれが言いたかったんだ、なんて言うなよ?」

「ははっ、バレた?」

そ、そんな!?(゜д゜;)鬼道さんに速攻でダメ出しされた!?(えー
すいませんでした鬼道さん…どうやら私の考えが浅はかだったようです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
結局まだまだ「胸がポイント」の意味は分からずじまいってことですか、マジン・ザ・ハンドへの道のりは一体どれだけ険しいんだ…

「く…!ぐうっ!くっそぉっ…!もう1回!」

「…」

もう何時間特訓を続けたんでしょう、日が暮れるまでタイヤに吹き飛ばされ続けても、円堂は決して特訓をやめようとしませんでした
そんな円堂の姿を、いつの間にか心配そうに眺めていた円堂母…
あまりに過酷な円堂の特訓を見て、円堂母の手はぷるぷると静かに震えています
息子がこんな風にボロボロになっているのに、平気でいられるわけがありませんもんね…

ガッシイイイイッ!

「くっ…!はぁ…はぁ…!や、やった…!?くぅぅぅぅーーっ!!やったぁぁぁぁぁぁ!!
 ようし、燃えてきたぁぁぁ!!」

「あっ…」

その時、ついにこの巨大タイヤに吹き飛ばされずにガッシリと止めてみせた円堂!
気の遠くなる回数をこなしてようやく掴んだ成功に、円堂は心底嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねます
それほど喜びに溢れた円堂を見て、円堂母は何か感じるものがあったようで…

「守…サッカー楽しい?」

「ん…?うん!あ、でも母ちゃんは反対なんだっけ…」

そう、円堂祖父がサッカーのせいで死んでしまったことで、以前からサッカーのことを忌み嫌っていた円堂母。
特にイナズマイレブンの話をすることは、円堂家では完全にタブーとなっているほどでした。でも今は…

「そうよ、私は守がサッカーするのは反対…でも…
 でも、一度こうと決めたら母親が反対したって貫きなさい…!男でしょ?」

「…ははっ、母ちゃん!」

円堂があれほど夢中になっている様子を見て、とうとう円堂のサッカーを認める気になった円堂母。
このサッカー嫌いな円堂母の一面は、19話で雷門イレブンが家に集まった時ニコニコしてたから
なかったことにされたのかなーと不安に思ってましたが…きっちりこんなエピソードがあって安心しました
さすがイナズマ脚本は、こういうところが丁寧で好感が持てますね

「おじいちゃんがね…私が小さかった頃いつも言ってたことがあるんだ」

「じいちゃんが?」

「キーパーはね…足腰だって。”ヘソと尻に力を入れて踏ん張れば、捕れない球はない”って」

「ほ…本当!?そっか!ヘソと尻に力を入れて踏ん張れば…ようし!頑張るぞ!!」

(お父さん…初めてお父さんのこと、守に話せたわ…)

今まで心の奥に固く封印してきた祖父のことを、とうとう円堂に話すようになった円堂母。
これは家族としても、じいちゃんの教えとしても大きな一歩になりそうですね。
ちょうどこのフレーズが、マジン・ザ・ハンドのためのヒントになるのかも…って、ヘソと尻に力を入れて踏ん張る…?
それってお通じをよくする秘訣とかじゃないですよね!?(えー
なんかそれをやると尻からアレが出てしまうような気がするんですが、本当に大丈夫なのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ガラガラガラガラ

「いらっしゃ…ん!?お前は…影山!!」

「ほう、随分な態度じゃないか。この店は客を選ぶのか?」

「…」

「ではラーメンでも作ってもらおうか」

そんなある日、雷雷軒に思いもしない来客が登場!それはなんと影山…一体何の目的でこんなぬけぬけと!?
ところで関係ないんですけど、この店のメニューって普通のラーメン:750円、大盛ラーメン:750円、
チャーシューメン:750円、玉子ラーメン:750円、もやしラーメン:650円、みそラーメン:700円
って
一体どういう値段の決め方してるんだろう(えー
以前壁山が「チャーシューメンはセレブの食べ物」って言ってたのなんだったんだ!普通のラーメンと値段おんなじじゃん!

「ふん…!」

「そうツンケンするな…お互い同じイナズマイレブンの仲間だったじゃないか?」

「…!」



馴れ馴れしい影山の態度に、かつてない怒りの表情を見せる響木監督…こ、こええ…これは本気で怒ってますな…
何しろ目の前にいるのは、自分やイナズマイレブンの仲間達を破滅させ、円堂達を鉄骨で殺そうとまでした男…
そんな最悪の男がかつて自分達と同じチームにいただなんて、考えるだけでも吐き気がすることでしょう

「同じフィールドに立っていたというのに、今ではずいぶん違うな?
 お前はラーメン屋の店主、私はフットボールフロンティアを制しサッカー界の頂に立つ」

「頂点に立つかどうかは分からんだろう」

「分かるさ、試合をする前からな。私は勝利を掴みお前はまた負け犬になる。
 地べたを這いつくばり、運命を呪うことしか出来ない負け犬にな」

「決勝でボコボコにしてお前の監督生活終了、ラーメン屋に専念させてやるよ」とイヤミなことを言いまくる影山。
こいつ一体何しに来たんでしょうか。何か話したいことがあるのかと思いきや、嫌がらせみたいなことを延々と言い続けるばかりです

「食わないのか」

「フン。食いたくないな、負け犬が作ったラーメンなど」

お、お前がラーメン作れって言ったのにー!!(泣)
酷すぎます影山、「おい俺様は客だぞラーメン作れよウスノロ店主」って言うから仕方なくラーメン作ったのに
「誰がそんなもん食うかバーカ」って箸をつけようともしないなんて…冷やかしならとっとと帰ってくださいよ!(えー

「ひとつ教えてやろう、お前は人を信じすぎる。それが弱点だ」

「それは俺の長所でな。お前は選手を信じることが出来ない、
 だから汚い手を使ってしか勝つことが出来ないんだ」

「心外だな、いつ私が汚い手を使ったと言うのだ?証拠があるなら見せてもらおうか」

「証拠はそこにある。全てはお前の胸の内にな」



「何言ってんの?俺がやったって証拠でもあんの?」と見苦しく自分の悪行を認めようとしない影山。
そんな影山に、監督は自分の胸に聞いてみろとおたまをグイッと突きつけます
こいつは一本取ってやった感じですな、さすがの影山も息が詰まったように口ごもってしまいます

「………ふ………ふふふふ…ふふふふふはは、ふはははははははは!!
 少しは変わったようだったから利口になったのかと思えば…!お前はお前だな…!
 決勝戦の日、己の愚かさを呪うことになるぞ。
 目の前で大切な円堂達が倒されて行くのを、お前は黙って見ているしかないんだ」

「…」

「試合、楽しみにしているよ。いや…円堂はすでに倒されているかも知れんがな

「…なに!?」

本性の狂気が溢れるような笑いを浮かべて去って行った影山、しかし最後に衝撃的な一言を!
すでに円堂へ向けて刺客を放ったというんですか!?そういえばこいつは、帝国との試合の時も
心理作戦やら鉄骨落としやら卑劣な罠を仕掛けてきた男…試合前に闇討ちぐらいのことはやって当然なのかもしれません
それを聞かされた響木監督に動揺が走る中、その頃雷門イレブン達は…

(ヘソと尻に力を込めて踏ん張れば、捕れない球はない…!そしてポイントは胸だ!)

「よし!来いッ!!」

「「ドラゴンッ!!トルネエエエエドッ!!」」

「「ツインッ!!ブーストオオッ!!」」

ドドバッギョオオオオオオ!!

うおおおおこ、これは!?2個のボールでドラゴントルネードとツインブーストを同時に撃ち込むキーパー特訓!
確かにこれほどの威力なら、世宇子のシュート対策としちゃかなり有効かもしれません
というかいつの間にやらツインブーストを習得してたとは、さすが天才一之瀬ですね
まあツインブーストはバックトルネードより弱っちい技なんだけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

バシバシイッ!!

「な…!?」

こ、こいつはーー!!なんと4人がシュートを撃ったその瞬間、円堂の前に姿を現した世宇子のメンバー!
それにしても必殺技を使わずして軽々ボールを受け止めるとは…!?
これまでの戦いで、必殺シュートをただのキャッチングで防いだキーパーは一人たりともいませんでした
必殺技は必殺技でないと返せない…そんな円堂達の常識を楽々とブチ破る、ケタ外れの実力を持っていることが分かります

「す…すげえ…!ドラゴントルネードとツインブーストを止めるなんて…!?
 お前、凄いキーパーだな…!」

「いいや…私はキーパーではない。我がチームのキーパーは、
 こんなもの指一本で止めてみせるだろうね」

「そのチームってのは世宇子中のことだろう…!アフロディ!!」

帝国の仇を目の前にして激しく昂ぶる鬼道さん!こいつの名前はアフロディって言うのか…
やはり世宇子イレブンは鬼道さんのように、総帥が世界中からかき集めてきたサッカーのエリート集団なんでしょうかね
…と、思いきやEDのキャストを見るとアフロディの名前が亜風炉照美なんて書いてあって吹いた
お前れっきとした日本人かよ!!しかも亜風炉照美ってまるっきりギャグキャラの名前じゃんか!
もはや私には暴尾亜空(あばおあくう)と同レベルの名前にしか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「て、てめえ…!宣戦布告に来やがったな!」

「宣戦布告?ふふふふ…私は君たちと戦うつもりはない。
 君たちも戦わない方がいい、それが君たちのためだよ」

「何故だよ…!」

「負けるからさ。神と人間が戦っても勝敗は見えている」

「…!試合はやってみなけりゃ分からないぞ…!」

「そうかな?リンゴが木から落ちるように、
 世の中には逆らえない事実というものがあるんだ。だから練習もやめたまえ。
 神と人間の間の溝は練習では埋められるものじゃないよ、無駄なことさ」

なんと雷門イレブンにケンカを売るどころか、まるで大人が聞き分けのない子供をさとすように、試合の放棄を勧めてきたアフロディ。
一見すると紳士的のようですが…戦う前からすでに円堂達を対戦相手と見てすらいない、同じ土俵に上がるのも無意味としか思っていない…
対戦相手としてこれほど屈辱的なことはないでしょう。ついさっきまで温厚だった円堂の表情も、みるみるうちに険しいものへと変わってしまいます

「うるさい…!練習が無駄だなんて誰にも言わせない!
 練習はおにぎりだ!!俺たちの血となり肉となるんだ!!」

こ、こんな緊迫した場面でおにぎり!?(えー
キャ、キャプテンその例えはちょっと…思わず吹き出しそうになってしまいました、まあ円堂らしいっちゃらしいんですけどね

「あぁ…なるほど、練習はおにぎり…ははは、上手いこと言うねぇ、ふふっ」

「笑うとこじゃないぞ…!!」



え、円堂こええええええええええ!!
ぎゃあああああ円堂さん吹き出しそうになったとか言ってすいませんでした!お願いだから殺さないで!(えー
というか今まで見たことがないくらいの、凄まじい怒りの表情ですね
世宇子戦を控えてナーバスになっていた円堂の心が、アフロディの不遜な物言いで一気に決壊してしまったんでしょうか

「しょうがないな…じゃあ、それが無駄なことだと…証明してあげるよ!」

言うが早いか、持っていたボールを突然空高く蹴り上げたアフロディ!いきなり何を…と思ったその瞬間、
円堂達の目前にいたアフロディは高く上がったボールよりさらに高い上空へと出現する!そ、そんな!?
まるっきりワープのような恐ろしい速さの身のこなし…単に移動するだけでも、こんな肉眼で捉えられない圧倒的なレベルなのか!?

「うっ…!?い…いつの間に!!」

「(ぱしっ)」

ドギュアゴオオオオオオオ!!

そしてボールを優しく撫でるかのように、まったく力を込めずにシュートを放ったアフロディ!
しかしそんな限界まで手加減されたシュートですら、とてつもない破壊力を持って円堂へと飛んで行く!
な、なんという…軽く触れただけでこの威力!?これで必殺シュートなんて撃たれた日には、一体どうなってしまうんだ…

(ヘソと尻に力を入れれば…!捕れない球はない!!)

ギョギョギョギョギョギョギョギョ!!

「ぐ…!ぐぐぐぐ…!ぐおおおおおーーっ!!」

全身全霊を懸けてこのシュートに挑みかかり、相討ちに近い形でボールを弾き飛ばした円堂!
かろうじてゴールの外へボールを押し出すことに成功しますが、円堂も激しく吹き飛ばされて気を失ってしまいます

「円堂!?おい、大丈夫か円堂!」

「しっかりしなさい円堂君!」

「……う……ぐ…っ!どけよ…!来いよもう一発ッ…!
 今の…本気じゃないだろう!本気でドンと来いよッ!!」

ダメえええそれ以上いけない!!(えー
朦朧とする意識を激しい怒りで繋ぎ止め、世宇子への敵意を剥き出しにする円堂!
もはや足腰もまるで言うことを聞かないはずですが、這ってでもアフロディに食らいつこうとする凄まじい怒りです
今までに感じていた影山への怒りや試合への焦りが、ここに来て一気に爆発してしまった感じですな…

「…面白い。神のボールをカットしたのは君が初めてだ、決勝が少し楽しくなってきたよ」

その言葉を残して、一瞬のうちに円堂達の前から消え去ってしまったアフロディ。一体どんなレベルの速さで動いてるんだ…
どうやら自分のシュートを初めて止めた円堂を見て、ようやく雷門イレブンを戦うに値するチームだと認識したようです
それにしても大人しく帰ってくれてよかった…もしも気分を害したアフロディが、うさ晴らしに必殺シュートの一発でも撃っていたら
円堂達は跡形もなく消し飛んでたかもしれないし…これが全然冗談にならないから世宇子はこえーよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「決勝戦…とんでもないことになりそうだな」

「…世宇子中はあいつみたいな奴ばかりなんだ」

「はぁ…」

「円堂、手はいるか?」

「あ、あぁ、いるいる…へへっ、今のシュートで新しい技が見えたような気がするぜ…やれるよ俺達!」

世宇子にはあんなのが11人もいるのか…そんな奴らと対峙するなんて、私なんかは考えただけで小便ちびりそうだぜ(えー
ですがアフロディがいなくなったことで、とりあえず円堂はいつもの調子に戻ったようです。よかったよかった
それにマジン・ザ・ハンドの正体もおぼろげながら見えてきたようで…
今のも必殺技を使わずに世宇子のシュートを止めたことには変わりないんだし、勝ち目も完全にゼロというわけではないのかも…

「いいや…今のお前たちには絶対に不可能だ!」



そ…そんなーー!!やっぱダメですか!?わずかな希望を完全に打ち砕く監督の一言!
もしかしたら主人公補正でなんとかなるかもなんて思ってましたが、やっぱりそんな程度でまともに戦える相手じゃないか…
あのまったく強さの次元が違う化け物達と戦うには、円堂達も今のレベルとはまったく違う領域へと
パワーアップしなければならないはず…響木監督にはそのための秘策があるんでしょうか?次回に続く!

(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京


3月9日

アニメ感想:ライブオンCARDLIVER翔 第22話「ミル、体験会に行く」

「ちゃっちゃと行こう、次は翔だぜ!」

「よーし、ゾウリンゲン!黒星を攻撃だ!」

「ストーップ!翔の攻撃相手はケンタでしょ?」

「え?あぁ、ご、ごめん」

「さぁもう一度よ」

今日も友達のケンタと黒星を相手に、タッグバトルの練習をしていた翔とアイ。
アイはやっぱり翔としか組む気はないようですが、相変わらず翔はタッグの細かいルールが全然飲み込めてませんでした

「なぁ、せっかく練習するんだったら間狩も呼んだほうが」

「(ビキビキビキビキ)」

「あ、あはは…」

「あんな奴カンケーないわよ!!」

な、なんてこった、もはや徹の名前聞いただけでブチ切れずにはいられないアイ
おもっくそ嫌われてますな徹…これじゃこの先チームとしてやっていくことすら難しいんじゃないでしょうか

「帰ってきておくれぇ〜マドモアゼール!君のタッグが必要なんだよ!」

そんなところへやって来た命知らずなアホの子徹。今のアイの前に姿を現すことは地雷原にスキップで突入するようなもんですが、
自分がアイをどんだけ怒らせてるかまったく分かってないようです

「その前にすることがあるんじゃないの…?まずこの間のこと謝りなさいよ」

「オーウそんなことでいいのかい?何度でも謝ろうじゃないかぁ!
 
こんなもんで?こんなもんで?」

てめぇ…
なめとんのか?
(えー

アイの怒り顔やべええええええええ
アイの怒りを収めるどころか、相変わらずのお調子者ぶりでますます怒らせてばかりの徹!死にたいのかー!
ホイホイ頭を下げて「さあ許してくれたまえ」と言いますが、当然こんなもんで許してくれるわけがありません

「こんなもんでどーだい?」

「まだあるわ…!今度は2度とムリヤリ大地系のデッキを使わせようとしないで!」

「えええええ!?そ、そんなぁ!それじゃあウルトラヴァイオレットが!」

「じゃあこの話は無しね」

前回徹に大地系デッキをムリヤリ使わされたことを、激しく根に持っているアイ。
ちなみにウルトラヴァイオレットというのは、大海系と大地系のトルクを合わせて召喚される徹の超強力モンスターです
前回はこいつを召喚したいあまりに、アイに不慣れな大地系デッキを使わせて自分の踏み台にするという
自分勝手なことをやらかしてしまったわけで…まあ徹は頭の中がお花畑な子なので、悪気があるわけではないんですけども…

というか大地系なら翔と組めばいいのに、「アイ君じゃなきゃヤダヤダ」って言ってるあたり
徹の頭の中では、最初から翔には戦力外通告が出されてるってことか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ま、待っておくれマドモアゼル!タッグバトルはチームワーク、
 昨日は機嫌が悪かったみたいだからそれは許そう!
 アイ君、君には相手を思いやる気持ちはないのかい!?」

お、お前が言うなーー!!
タッグバトルはチームワーク ← 自分がぶっ壊した
昨日は機嫌が悪かった ← 自分が怒らせた
相手を思いやる気持ち ← 自分が持ってない
ということをまったく分かっておらず「オーあなたひどい人!わたしに死ねと言いますか!」とアイにわんわん泣きつく徹。
もっと俺を思いやれよなんて言われたアイは完全にブチ切れです

「もうやってらんない!!帰る!!」

怒り狂ったアイは八つ当たりでその場にいる全員を叩きのめし、一人でさっさと帰ってしまうのでした
何もしてないのにボコボコにされた翔かわいそうです(´・ω・`)

「はぁ…アイちゃん、あんなに怒ってちゃとても言えないよ…」

そんなアイ達の様子を物陰からこっそりと覗いていたのは、翔の妹のミルでした。
実は今日、公民館でライブオン初心者のための体験会があり、ミルはそこでアイに手ほどきを受けたいと考えていたのです
しかし結局、アイの機嫌が悪すぎて声をかけそびれてしまったという…だったら翔でも連れて行けばいいんじゃないかなーと思ったら
ミル曰く「お兄ちゃんは頼りにならないから連れてっても意味ない」そうで…
翔…(´・ω・`)さっきから徹にもミルにも「翔の腕前はヘッポコすぎてアテにならない」って扱いで可哀想すぎる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「こんにちは!ここではまず、カードライブを始めてルールを学んでもらうの。
 そしてルールに馴染んでからライブバトルをしてもらうのよ」

結局はお友達のマユと2人だけで体験会にやってきたミル…ってなんというロリショタ天国
公民館(´д`*)ハァハァ  これはとても公民館に遊びに行きたくなるアニメですね(えー

「ただいまぁ〜」

「あら、今日は早いのね」

「うん、アイが機嫌悪くってさ…練習がなくなっちゃったんだ。うん?ライブオン体験会…?」

「ああそれ?今日ミルが行ってるの」

「ふ〜ん…?よし、ミルを応援しに行ってくる!」

一方その頃、翔は家に置いてあった体験会のチラシを見て、ミルを応援しようと家を飛び出していました
というかこの際翔も体験会でライブオンのルール勉強した方が…(えー
ミルにも徹にもアホ扱いで相手にされてないってのは、ちょっと悲しすぎるしなあ
とは言ってもあんまり賢くなられても、翔の純粋な魅力が薄れちゃってアレなんですけどね

ピンポーン

「はいはーい。あらぁ、アイちゃん」

「こんにちは!あの、ミルちゃんいますか?実はお昼に拾ったものがあって」

そんな翔と入れ替わりに、翔の家にやってきたアイ。たまたまミルの落とし物を拾って届けにやってきたようです

「多分ミルちゃんのだと思うんです」

「あらあら…あっ」

(ダメだよお兄ちゃんじゃ頼りないもん!お兄ちゃんなんかより、できれば…)

「ごめんなさいアイちゃん、お願いが…」

その時、ハッとミルが出かける前に「あんなボンクラ兄貴が来てもしょうがないから、アイちゃんに来てほしい」と言っていたことを
思い出した翔ママ。そんなミルのために、アイにこれから公民館へ行ってくれないかとお願いすることにします
というかいくらミル本人が言ってたとはいえ
「翔ひとりだけ行っても役立たずだからアイちゃんも行ってあげて」って
あんまりだぜ翔ママ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  誰か1人くらい翔を信じてあげる人はいないのか…

(ミルちゃんたら言ってくれればよかったのに…!)

「へーえ新しいカードショップかぁ!こんなところに出来るなんて楽しみだなぁ」

ところが翔ママの頼みを聞いたアイが公民館へと走っていると、その途中で
ミルのことをすっかり忘れてカード屋に寄り道してる翔発見。翔お前ってやつはー!!
俺だけは翔のことをやればできる子だと思っていたのに…結局はみんなの言うとおりボンクラ兄貴でしかないのか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ドゴオオオン!!

「うごおおお!?い、いってえええ…」

「何やってるのよ翔!ミルちゃんの応援に行くんでしょ!」
 こんなところで道草なんかしてたら、ライブ始まっちゃうじゃない!」

そんな翔を見つけるなり稲妻レッグラリアートをブチ込むアイ!痛みにうめく翔をとっとと公民館へ引きずっていこうとしますが…

「探したよマドモアゼル!お願いだよ、この僕とタッグをぉぉぉ!」

またお前かー!!ついさっきあれほどボコボコにされたのに、また性懲りもなくアイにタッグの誘いを持ちかけてきた徹。
そんな徹も秒殺して先を急ぐのかと思いきや、その時アイの視界に徹の乗ってきた車が…

「これからみんなにこのゴージャスなステージで、ライブバトルをしてもらーう!
 で、誰からバトルをしてもらうかなんだが…ん〜〜YOU!!」

「え…?ええええ!?」

「そうYOUだ!よい子のみんなの口火を切ってステージに上がってくれないか!」

その頃公民館では、ハデな格好した変なおっちゃんの司会者にミルが指名を受けているところでした
ミニ四駆で言うところのミニ四ファイターな感じの人ですな。実はこのおっちゃん、ライブオンのチーフデザイナーを担当した
カラフルGOTOという人のようです。しかしGOTOさんもがんばったと思うんですが
今回やたらセリフが多くて棒読みの苦しさは隠せないのでやっぱり声優使ってほしい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「うぅ…や、やっぱりやるの…?」

「それじゃあいよいよ始めるぜぇーい!!」

(こ、こんな時アイちゃんがいてくれたら…アイちゃん…!)

カラフルGOTOに強引にステージに上げられ、あれよあれよという間に始まってしまうミルのライブバトル。
相手の男の子も年はミルと同程度ですが、強気な表情をしているあたりなかなか腕が立ちそうです

「ライブ!スタァーー「ストーーップ!!」

まさにバトルが始まるその瞬間、公民館に飛び込んできたのはなんと徹!
さっきのカード屋から、ここまで車をすっ飛ばして駆けつけてくれたのです。ちょうど緊張で息が詰まりそうだったミルは、
見知った顔の徹を見て嬉しそうに落ち着きを取り戻します

「わぁ…!変な人!!」

な、名前覚えてもらってねえええええ!!
なんてこった!ミルは中部大会の間ずっと徹を変な人変な人って思ってたから、すっかり呼び名も変な人で定着してますよ!
でもこれだけ安堵の表情を浮かべてるってことは、変人呼ばわりでも一応嫌ってはいないんだな…(えー

「ミルちゃんしっかりー!私たちがついてるわよ!」

「ミルがんばれ!お前なら大丈夫だ!」

「君の後ろにはチーム無敵がついてるぞー!」

そして徹に続いてドタドタとなだれ込んできた翔とアイ。待ちに待ったアイの声援を受けたミルは、
もはや恐いものはないとばかりに自信満々の表情に変わります
こんな小さいうちから百合だなんて勘弁してくださいよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「えーっと…も、もういい?」

「うん!!」

「それじゃあ気を取り直して!ライブ!スタァァーート!!」

そしてカラフルGOTOの合図で切って落とされた決戦の火蓋!さて、初めて観客の前で戦うミルのバトルはどんな始まりを見せるのか…

「あの子供たち…いいバトルをしてくれたぜ!!」

いきなり終わりやがったー!!マジかよこれー!!
バトルが始まった次の瞬間、もう家に帰ろうとするミル達のシーンって!バトル完全カットですか!?
バトル開始と同時に20ターンくらいすっ飛ぶバトスピより凄いカットを、ライブオンがやることになるとは…(えー

「えへへー、カードもらっちゃった!体験会に来た子はみんなもらったみたいだよ」

「いいなー!俺も出ればよかったぁ」

「徹、今日はありがと」

「え?」

「徹の家の車がなかったら、応援に遅れるところだったわ。
 それにミルちゃんの応援もしてくれたことだし…これに免じて、今までのことは許してあげる」

「ほ、本当かい!?」

え、ちょっ…なんかアイと徹の間にどんどんフラグが立ってる気が…
前からうすうす思ってましたが、アイと徹ってまさしくケンカするほど仲がいいって関係ですよね
このアニメの基本的な流れとして、アイと徹が夫婦漫才やってる横で翔はペダルと戯れてるみたいな…いやあああああああああ
主人公なのにヒロイン取られちゃいますよ翔!というか徹は大空3兄弟のスズメとも因縁あるしなにげにハーレム状態!?
いや2人ともハーレムどころか毛嫌いと言った方が正しいんですけどね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
なんにしろ翔ももうちょい目立ってほしい次回に続く

(C)ポプラ社/カードライバー翔製作委員会・テレビ東京


3月8日

ヤングジャンプ感想:ノノノノ 第64話

岸谷の暴走ぶりが酷すぎて思わずヤンジャン購入
ノノノノは毎回予想の斜め上をかっ飛んで行く展開で面白いなぁ、
この場面も画像だけ見ると、岸谷がケガにかこつけてノノのおっぱい揉んでる変態にしか見えませんが、正しい話の流れはこうです

「まさか野々宮が実は女の子だったなんて…!でも本人は秘密にしてるみたいだし、
 ちゃんとバレてないように振る舞ってやらないとな…でも何をすれば…」
  ↓
「そうだおっぱい揉もう」

マジで予測不能すぎる。普通だったら適当に会話で誤魔化すところで迷わずおっぱい揉み始めるとか
この漫画にしかできない芸当だよ!岸谷曰く「おっぱい揉むなんて男同士じゃなきゃやらないもんな!」だそうです
男同士でもやらねえよ。最高だぜ岸谷、こんな超展開が毎度のようにあるからノノノノは凄い

それと今回もう一つの目玉は、大ケガで離脱していた皇帝の復活ですね。
ノノ達のスキー部からインターハイに出られるのは3人まで、そのうち天津と岸谷の出場がすでに決まっているので
あと出場できるのはノノと皇帝のどちらか1人だけ…そして「殺してでもうばいとる」
先週まで死にそうなケガしてたノノ思いっきり背後から襲撃して出場権を奪おうとする皇帝。
その奇襲が失敗しても「え?だって出場権なんてケンカで決めりゃいいじゃん」と悪びれもせず言い放ちます。なんてやつだ
ところがノノも「面白ぇ。潰してやるからかかってこいよ」とケンカを受けて立つ気満々。
超A級危険人物の皇帝を相手になんてことを…と、横で聞いてる天津や岸谷の方が顔面蒼白です



そして皇帝のこの顔芸ですよ
皇帝のこういう狂気が溢れて止まらない笑顔って大好き(えー
というかスキーの実力的に皇帝・ノノ・天津>>>>>岸谷なんだから、
ノノと争うよりとっとと岸谷ぶっとばして病院送りにした方がいいと思う:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)岡本倫/集英社





アニメ感想:バトルスピリッツ少年突破バシン 第26話「サクラの下でバトスピを」

おめでとう!メガネコは コンタクトコに しんかした!!
ついにメガネコのコンタクト装着イベントきたあああああ!「最初はバシンくんに見てほしいの」ってわざわざバシンと2人きりになるとか
何このシチュエーション最高じゃね?俺をどんだけニヤニヤさす気ですか?(えー
今までずっとバシンとケンカしてた分だけ喜びもひとしおですよ、やはりあのケンカは
幼なじみから恋人へステップアップするためのギャルゲーイベント:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

でも瞳が白い四角形なのがちょっと気になるところではありますな、
なんだか冷蔵庫みたいというかニンテンドーDSみたいというか…(えー
でもマイサンシャインも目の中にハートが入ってるし、それと似たようなもんなのかなぁ
なんにしろメガネコの素顔初公開の話で、これだけ気合入れた作画にしてくれたスタッフに感謝ですね。メガネコ最高バトスピ最高!

(C)サンライズ・メ〜テレ




アニメ感想:フレッシュプリキュア 第6話「消えたハンバーグ!大好きなものを守れ!!」

「とくと見ろこれがプリキュアの本気だ」と言わんばかりの神作画炸裂!今までと段違いのこのスピード感には
ただただ「プリキュアすげー」と感心してしまいました。それに今回は、作画だけでなくて脚本の方もかなり秀逸でしたね

子供達の好きな物を世界から消してしまう敵が出現
→手はじめにハンバーグが消される
感想:なんかまた嫌がらせレベルの敵が出てきたな…ハンバーグがないならお菓子を食べればいいじゃない(えー
→ゲーム機が消される
感想:な!?(゜д゜;)こ、こいつゲームを消すだなんてとんでもない野郎だな!すぐに退治を!!
→ドーナツ、アイス、カレー、テレビ、その他もろもろ生活必需品が大量に消される
感想:さすがにシャレにならなくなってきたな…今までの敵とはまるで迷惑の規模が違うぞ
→お母さんが消される J('ー;:;.:... サラァ…
感想:か、母さああああああん

こんな感じで、お母さんが消されるくだりはかなり印象的な演出に仕上がっていました
消される寸前の「もしからしたらお母さんが…」っていうラブの焦燥感とか、
全国からお母さんが消えて置き去りにされた子供の孤独感とか…あの辺はうまく演出してあるなーと感心してしまいました
1話や2話の時は「戦闘はトロくさいし脚本はクソだし駄目じゃんプリキュア」と思ってましたが
今回でそれを一気にプラマイゼロに戻して、さらにプラスに転じたような感じですね
一言で言うならフレッシュプリキュア始まったなってとこでしょうか、あとは次回以降この調子で行ってくれれば…

(C)ABC・東映アニメーション




アニメ感想:マリア様がみてる 4th season 第9話「仮面のアクトレス」

「それでは1月の予定を発表します。明日の放課後、来期の生徒会役員を決める
 選挙の説明会が開かれるので、2年生は全員参加すること」

3学期が始まったと同時に学校行事の準備を始めることになった祐巳達。
その行事とは、来年の生徒会役員(つまり薔薇さま)を決めるための生徒会選挙でした

「あ、乃梨子ちゃんも参加してもいいのよ」

「い、いえ、遠慮しておきます」

「1年生も立候補していいんだよ〜?」

「そうそう、去年の志摩子みたいに」

「もう…」

「そうなったら白薔薇姉妹でバトル!?なんだか凄いことになるわね〜」

「…こ、こほん。では由乃さんと祐巳さんと私は、明日の放課後、選挙管理委員会事務所に
 集合ということでよろしいですね」

選挙のシステム自体は基本的に普通の学校と一緒、薔薇さまに立候補することはどの生徒でも可能ですが
生徒の心情的に「卒業していく薔薇さまの妹が、次の薔薇さまになる」というのが常識のようなもの…
そういうわけで、祐巳たちが立候補すれば圧倒的な人気でほとんど当選確実。
そんな超有利な祐巳達に、勝ち目のない選挙を挑む物好きな一般生徒はそうそう現れないというわけです

「それでは時間になりましたので、立候補者はそちらの3名で締め切らせていただきます」

「結局私たちだけってことは、薔薇の館に変化なしだね」

「ええ」

「うん!」

そして選挙説明会の当日、選挙管理委員会の事務所にやってきたのはやっぱり祐巳たちだけでした
これなら3人ぴったりなので、あとは信任投票をやるだけで終了でしょうね
そんなもんは3人とも信任になるに決まってるので、来年の薔薇さまはもう祐巳たちに決定したも同然です

「ではプリントをご覧ください。まず書かれている内容の説明と、若干の補足をこちらから…」

ざわざわ ざわざわ

「…?何ごと?」

「すいません、もう一人立候補を希望されている方がいるそうで…」

な、なんですって!?いたよ物好きな一般生徒が!
なんと祐巳たちの他にもう一人、立候補しにやってきた生徒がいるようで…しかしすでに立候補の受付時間は過ぎた後。
全校生徒の代表になろうという人間が、しょっぱなからこんな遅刻をかましてくるようじゃ話になりません
こんな奴は「おととい来やがれ」と追い返されても仕方ないでしょうが…

「英恵さん、その方入れて差し上げるわけにはいかないでしょうか?」

「ええ!?」

しかし、せっかく来てくれたんだからと遅刻女の立候補を認めるよう直訴する祐巳。人のいい志摩子も祐巳と同意見です
その中で思いっきり動揺してる由乃。そりゃあこんな遅刻女のために、わざわざ落選の危険を冒して
選挙するなんてのは冗談じゃないでしょう。しかも由乃は祐巳や志摩子より人気がないので余計やばい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ごきげんよう、お邪魔します」

「と…瞳子ちゃん!?」

な、なんだってーー!?結局立候補が認められて入ってきた遅刻女、その正体はなんとドリル!
まだ1年生の身でありながら、2年生の祐巳達を相手に選挙を挑むつもりですか!?
まるで祐巳達を蹴落とすようなドリルの挑戦。目の前のことが信じられない祐巳は、その後の説明会の間もただただ呆然としているのでした

「と…瞳子が立候補!?そんなこと一言も言ってなかったのに…!」

「私もびっくりしたわ…」

「ああもう瞳子ったら…何考えてるんだか…!」

「ここは落ち着いて、瞳子ちゃんが何を考えてるのかを考えてみるべきじゃないかしら…
 乃梨子ちゃんはどう思う?友達の目から見てどうか、それを聞きたいの」

選挙の説明が終わり、薔薇の館へドリルのことを報告しに戻った祐巳たち。
ドリルと一番仲がいい乃梨子ですら、まったくの初耳だったようです
ドリルの考えは毎度のことながらワケが分かりません。祥子はここで一度、ドリルの考えを整理しておこうとしますが…

「…嫌がらせ…いえ、当てつけと言うか…どちらも言葉は悪いのですが、
 祐巳さまを意識しているということはあると思うんです」

「…私がロザリオを差し出したから…」

「祐巳さん、それが間違いだったなんて思わないで。それに選挙は公平なものです、
 瞳子ちゃんが立候補することは、好ましくないことではないはずですから」

「…そんなこと分からないわよ。もし瞳子ちゃんが当選したら、私たちの誰かが
 落選するってことよ!?志摩子さんはそんなこと許していいと思ってるの!?」

「でも…私たちが正義ではないわ」

「正義とか正義じゃないとか、そんなこと言ってるんじゃないわよ!!
 私はただ、大好きな仲間たちと離れたくないだけなの!!
 言いたいことは分かるわよ、確かに私は自己中心的でしょうよ…
 それで結構、でもね、感情的に口走ってる言葉の中にだって
 正しいことは入ってるんじゃないの!?みんな志摩子さんみたいに、
 他人のこと思いやって発言してばかりいられないっていうの!!」

「…あ…」

うわあああああああまさかの由乃志摩子にブチ切れ!
「世の中みんなあんたみたいないい子ちゃんじゃねーんだよ!!」と思いっ切り志摩子を怒鳴りつけてしまいました
そのままドスンと椅子に腰を降ろすと、バツの悪さを誤魔化すように紅茶を口に突っ込む由乃。
志摩子はというと黙って悲しそうな顔をしています、なんという気まずい空気…
品行方正な志摩子がケンカに巻き込まれるなんて、初めてのことじゃないでしょうか。こんな目に遭って傷つかなければいいんですが…

「由乃さんのそういうところ…好き!」

「ぶっひゅ!?し、志摩子さん、一体何を…」

「これからも自分の意見は、ハッキリ言い合いましょうね」



な、なんだそりゃああああああああ!!!
傷つくどころか「本音トークできて嬉しい!」と大喜びしてしまう志摩子!ワケ分かんねー!
怒られて喜ぶなんて志摩子はドM!?ドMなのか!?(えー
山百合会随一の良識人だと思ってたら、こんな不思議ちゃんな一面があったのか志摩子…

「な…あ…はい…」

「ふふ、確かにこの3人がバラバラになるのは寂しいわね」

「ほんと、いい薔薇さま3人組になるだろうけれど…乃梨子ちゃん、他に瞳子ちゃんのことで思い当たることは…?」

これには由乃も絶句してしまい思わず仲直り。部屋の空気が和やかになったところで、令が再びドリルのことに話を戻します

「…あっ、クラスメイトが言うには、薔薇さまにはなりたがっていたようです」

「薔薇さまに…」

「だったら祐巳さんを断らなければよかったのに」

「由乃」

「だって、そうしていたらロサ・キネンシスに近い存在になれたのよ。どうして断ったのかしら」

「それほど私の妹になるのが苦痛とか…」

「瞳子は祐巳さまのこと、嫌ってなんかいません!」

「そうね…瞳子ちゃんには瞳子ちゃんの事情があるのかもしれないわ」

「これは、しばらく様子見かしらね…」

結局のところ、考えれば考えるほどさっぱり分からないという結論に至ってしまった話。
何も手を打つことができずに、これからもドリルのことは様子見をするだけ…
いつまでも縮まらないドリルとの距離に、祐巳はもどかしい気持ちを抱えるのでした

「どうして」

「どうしてって?」

「クリスマスから今まで色々あったけれど、本当はひとつなんじゃないの」

「…乃梨子さんて時々難しいこと言うから、瞳子わっからなぁ〜い」

そんなある日、とうとうドリルの真意をハッキリ確かめようと、裏庭にドリルを呼び出した乃梨子。
「本当のこと教えろよ」と詰め寄りますが、ドリルはわざとおどけて話を逸らすばかりです

「ごまかさないで」

「………そうね。でも、もし乃梨子さんが言ってる通りだとして
 その答えはあなたに言わなければならないことなのかしら?」

「えっ…」

「友達だったら何でも言わなきゃならないのかしら?」

あぁ…しかし乃梨子がどれだけ話を聞こうとしても、「うるせーな喋りたくねーんだよ」とまったく口を割ろうとしないドリル。
親友の自分にも話してくれず、何もかも1人で抱え込んでしまうドリルに、乃梨子は涙目になってしまいます
前にも1度乃梨子泣かして、この間は祐巳と祥子泣かして、今回また乃梨子を泣かすとか…あんまり女の子泣かすなよなドリル(えー

「(きょろきょろ)」

「…?あの、よろしければご案内しますが」

「あら…!助かるわ、実は娘の忘れ物を届けに来たのだけれど、勝手が分からなくって…」

そしてある日、廊下を歩いていた祐巳は娘の忘れ物を届けに来たおばさんと出会ってしまいます
それにしても娘ですか…このタイミングで現れたってことは、まさかと思いますが…

「娘さんはどちらのクラスでしょう?」

「1年…あ、いえ、職員室へ連れて行ってくれないかしら」

「はい…?」

「もしあなたのお母様が忘れ物を届けにいらしたら、嫌じゃないかしら。お友達の手前…」

「あ…よく分かりました!」

クラスに直接会いに行ったら子供が嫌がるだろうと、職員室に行くことにしたおばさん。
なかなか空気の読めてる人ですね、確かに自分のクラスにいきなり親がやってきたら
「なにしに来たんだよくそばばー!!」って絶対子供に言われるだろうしなあ(えー

「あら…生徒会役員選挙」

「ご存知でしたか?」

「ええ、娘から聞いていますよ。今年は現役のロサ・ギガンティアと、ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン、
 それにロサ・キネンシス・アン・ブゥトンが立候補しているんですってね。娘も応援しているみたいなの、
 どなたも素敵なお姉さまだから必ず当選するだろうって。素晴らしいわね」

そして職員室に向かう途中、おばさんの目に入った生徒会選挙のお知らせ。
するとおばさんは、まるで自分のことのように「選挙に出るお姉さま」達のことをにっこり話し始めます
祐巳達のいいところをよほど娘さんから聞かされているんでしょうね、どうやらおばさんの家族仲はかなり円満なようです



ちなみにおばさんが見たのは単なるお知らせのプリントですが、別の掲示板にはちゃんとこんなポスターも作られてます
それにしても志摩子のセンスには吹かざるを得ない
福沢祐巳:笑顔の耐えないリリアンを
島津由乃:楽しい学園生活!
松平瞳子:生徒会に新しい風を!ときて
藤堂志摩子:切磋琢磨って1人だけ浮きすぎ
字も文章も渋すぎだろ志摩子!これが17歳女子高生の趣味ってどういうことなの…さすが寺の娘だな…
まるで欠点がないと思ってた志摩子にも、今回色々とヘンテコな一面が発見されてますね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「瞳子、少しいい?先生が呼んでるのよ」

その頃ドリル達の教室では、先生に伝言を頼まれた乃梨子がドリルを連れ出していました
先生に呼ばれちゃしょうがない、と素直に席を立つドリル。しかし、なぜかドリルは上履きを履いておらず
来客用のスリッパをペタペタと履いていました。もしかして、何か上履きを履けなくなった理由が…?

「どうしたのそれ…誰かに隠されたとか…!?」

「違うわよ、上履きは家に忘れてきたの」

「…じゃあ、どうして家に持って帰ったの」

「さすがは乃梨子さんね。家に持って帰ったのは、洗わなければならないほど汚れていたからよ」

洗わなければならないほど「汚れていた」…この言い方から察するに
ドリルが自分で履いてるうちに汚したのではなくて、下駄箱を開けたら何者かによってメチャクチャに汚されていたというのが
本当のところでしょうな…茶話会の応募の時もそうでしたが、祐巳達を崇拝してドリルを毛嫌いしている連中の仕業に違いありません
それにしても、清く正しく美しいリリアンの乙女がこんな薄汚い真似をやらかすとは、マリア様涙目すぎるな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…ひどいことするわね…誰がそんなことを…!」

「大したことじゃないわ」

「どうして笑ってるの…?」

「笑ってないわよ」

「笑ってる、まるでこの状況を楽しんでるみたい」

「…乃梨子さん、深読みしすぎよ」

しかし、こんな酷い目に遭わされたというのに、ドリルは落ち込むどころか逆に妙な笑みを浮かべていました
まさかとは思いますが…さっきの志摩子と同じでドリルもドMの一面があったなんて…(えー
冗談は置いといて、ドリルは自ら望んでこの状況を作り出したということでしょうか?
自分が立候補すれば「あのクソドリルまた祐巳さま達の邪魔しやがって」と、生徒達の反感を買うことは目に見えていたはず…
わざわざそんな展開を自分から望むだなんて…やっぱりドリルがドMだと一番つじつまが合う:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「お母さまが届けてくださいましたよ」

「母が…?あっ…」

「玄関に忘れていったのをお気づきになったんですって、いいお母さまね」

「…はい、とっても…!」

そして先生のドリルへの用事とは、「ドリルが洗濯して玄関に忘れた上履き」をわざわざ母親が届けてくれたということでした
やっぱりさっきのおばさんはドリル母だったのか…それにドリルのこの表情、母親のことは本当に大事に思っているようです
この間家族ゲンカして家出したっていうから、もっと険悪な関係なのかと思ってましたが…
うーん、いまだにドリルの家庭環境とかその悩みっていうのは見えてきませんね。いい加減もどかしいぜ…

《ただ今より来年度のリリアン女学園、生徒会立候補者立会演説会を始めさせていただきます》

そしていよいよやって来ました、祐巳たちの選挙本番となる立会演説会の日。
これから全校生徒の前で4人ひとりずつ演説を行い、それが終わったら生徒たちの投票が行われることになります
舞台の袖でスタンバイしながら緊張に包まれる祐巳たち。そこでは祥子や乃梨子達が最後の応援に訪れていました

「れ、令ちゃんどうしたんだろ…」

「お・ま・た・せ」

「も、もう遅いよ!!」

わざと由乃の出番ギリギリまで姿を現さずに、由乃をビビらせて遊ぶ令。ちなみに原作では
「この大事な時にどこほっつき歩いてるんだあのアマ」という
由乃の物凄いセリフがありましたが、さすがにアニメではカットになったようですな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「お姉さま、がんばってください!応援してます!ぜっっったい大丈夫です!
 それからファイト!ファイト!!ファイト!!!」

「ふふ、乃梨子ったら」

こちらは令の意地悪とは正反対に、ひたすら志摩子に熱いエールを送っていた乃梨子。
おっとりしている志摩子には、これくらい猛烈に熱血している声援があった方がちょうどいいのかもしれませんね

「あ、お姉さま…」

「震えてるのね、私もそうだった…いい?自分を自分以上に見せる必要なんてまったくないわ、
 会場にいるみんなに、ありのままのあなたを見てもらう。そんな気持ちでいらっしゃい」

そして最後は祐巳と祥子の紅薔薇姉妹。緊張で小刻みに震えている祐巳でしたが、祥子は去年の自分もそうだったと
優しく諭すように励まします。実際に薔薇さまに当選した祥子にそう言われると、祐巳にはかなりありがたい言葉でしょう

「お姉さま、お願いが…」

「なに?」

「抱きしめてください」

「こう?」

い、いきなり何そのお願い!?
「抱いてよ」ってなんじゃそりゃ!?祐巳最近ちょっと頭のネジ吹っ飛びすぎじゃないですか!?(えー
それを一瞬の躊躇もなく「こう?」って抱きしめる祥子も祥子だと思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そして始まった立会演説会。それぞれ姉や妹の励ましを受けたおかげか、祐巳たちは自分たちのベストを尽くした演説をやり遂げます
ドリルもまた、励ましてくれる人がいなくともたった、一人で見事な演説を行いました。
全員やれるだけのことをやり、あとは泣いても笑っても選挙の結果を待つだけに…

「来たよ、祐巳さん…!」

「う、うん…!」

「ではただいまより、来年度生徒会役員選挙の結果を発表します。
 来年度の生徒会役員は…こちらの3名の方に決定しました!!」

そして校庭で生徒たちが固唾を飲んで見守る中、大々的に発表された来期の薔薇さま!
というかこんな派手にパンパカパーンって感じで発表するのか…落ちた時のショックでかそうだなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ドリル終わったーー!!ついに発表された薔薇さまの名前、それは祐巳・由乃・志摩子の3人!
順当と言えば順当な結果ですが、やはり100%でなかった以上由乃たちの喜びもひとしおです

(…!?瞳子ちゃん…!?)

そんな中、ふと視界の端にドリルの姿を捉えた祐巳。その時ちょうど祐巳の方を向いていたドリルは、
なぜかとても清々しい顔で祐巳にペコリと一礼を…それを見た途端、祐巳の頭の中にドリルの真意が一気になだれ込んできました

(あ…!瞳子ちゃんが選挙に出たのは、嫌がらせなんかじゃなかったんだ…!
 薔薇さまになりたかった、そんな理由からでもない…!)

「祐巳さま、私結果の発表の瞬間瞳子の顔を見ていたんです、そしたら…そしたら分かってしまったんです」

その時、祐巳とまったく同じものをドリルから感じ取っていた乃梨子。祐巳も「やっぱり」と信じて疑わないドリルの真意とは…

「瞳子の目的は…負けることだったんです!」

な、なんだってー!!祐巳達の信者に嫌われたあげく、陰湿なイジメを受けて完膚なきまでに敗北することがドリルの目的…
やはりドリルは真性のドM!?(えー  真面目な話をするなら、ドリルは祐巳達の敵になりたかったということなのか…?
こうすることで山百合会と決別し、祐巳から離れる決心をつけたかったと…
心の内では祐巳に惹かれているでしょうに、こんな真似をしでかしてしまうほどの何かがあったってことでしょうか?
いずれも推測の域を出ませんな…そろそろ次あたりでドリルの心情をハッキリさせてもらいたいところです。次回に続く

(C)今野緒雪/集英社・山百合会3




拍手返信いきまーす

・体を反ったら逆に胸はペチャンコになるんだぜ

そんな話を俺は絶対信じないよ!!まあ実演してくれたら納得すると思いますけどね
さあ早く見せてください、俺の目の前で反り返った胸を!おっぱいを!目の前でさあ早く!(えー



プリキュアは親の苦情のせいで昔ほど派手な戦闘描写ができなくなったそうです
 でも最終回直前や映画ではど派手な戦闘がいつもあるので、見捨てずに見るといいことがあると思いますよ。
・プリキュア、作画が悪いのは三月にやるフレッシュ+歴代オールスターの映画の影響だと思われます。もう少し見守ってみては…
・プリキュアですが、敵の女の子(イース)が四人目で加入する可能性があるようです。
 お菓子のカードにもプリキュアと同じ構図でのっていました。

プリキュア情報色々ありがとうです、というかこのスプラッシュスターの戦闘シーンすっげえ…(゜д゜;)気合い入りすぎですな
これに苦情出すなんてもったいないことするなーと思う一方で、そうしたくなる親の気持ちも少し分からなくもないですね
だって自分の娘たちが「プリキュアごっこやろー!」「いいよやろー!」
「はあああああああ!!」「だだだだだだだだ!!」
とか急に殴り合いを始めたら親としちゃたまんないだろうし:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それとフレッシュのスタートがヤバげだったのは、映画の製作に労力を取られちゃってるからだったんですね
まぁ今回の話でかなり盛り返してくれたので、しばらくはこのまま見守ってみるつもりですよ



・スターオーシャンですが、リアルは確かに微妙ですが慣れてきますし、壮大な展開になった時とかは良い感じです^^
 文字が小さい・・・ベッドからなので目を細めないと見えません、スクエアさんは目を悪くさせる気なのでしょうか;  by baradd

やっぱり字の小ささは気になりますよねー、他の人から「大志さんのテレビがポンコツなせいです」的なコメントももらいましたが
俺のアナログテレビが悪いんじゃないよ!デジタル前提でゲーム作った制作会社が悪いんだよ!(えー
アナログ派の俺たちを見殺しにするなんて…そういえば最近は音声でモノラルも選べないんだよな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



・バトスピのレビューいつも楽しく読ませてもらってます。次回の更新楽しみに待ってます! by たまごろー

がはああああああああああああ す、すいません、長いこと更新止まってて本当すいません
最近のバトスピの展開は超俺好みなので、はっきり言って自分でもめちゃめちゃ感想書きたいです
実はこのところ毎日のように更新してたのは、早くバトスピの感想を再開したかったからです
やっとイナズマの遅れも取り戻せそうだし、来週からはバトスピ書けるようになるかな…
というかOOはもう終わることだし、時間ができたらOOは後にしてバトスピを優先するとしますか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



・自分はこのサイトをきっかけにヴェスぺリアを購入しました、スタオー4の感想も楽しみにしています。
 正直シマダたんだけじゃよくわからねえ・・・。

私の感想でヴェスペリア購入!?まさかそんな奇特な人がいようとは…(えー
スタオー4も進めたいんですが時間がちょっと…(´・ω・`)今週また合コンがあることだしなぁ
それに3月・4月はスパロボKが出るし、QMA6が出るし、ガンダムvsガンダムNEXTが出るし、KOFの新しいのが出るし…
どれに時間を割いたらいいのか全然分からないんですよ!とりあえず俺に彼女をくれ!(えー



・002期の感想はまだ・・・ですか?
・00の更新どうなってるんですか・・・? by ふみ

OOの感想より俺は合コンを優先する男さ!(えー
どうしても見たいと言うのなら俺に彼女を(以下略



・戦闘のプロ不在に加えカイザーでもないKのマジンガーについて一言

…………え…………マジンガーがスパロボKに…?どうしよう、存在にまったく気づいてなかった…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そっか、出るんだ。グレートもカイザーもいないってことは、ずっと素のマジンガーだけで戦うんでしょうかね
そうなると合体攻撃もないだろうしマジンパワー頼みか…でもジーグも似たような特殊能力あるみたいだし
私は初参戦のジーグ使うだろうなあ。というかゾイドジェネシスとガイキング全員使うだろうから出撃枠が余るかどうか…(えー



・新ハガレンの声優変更に大ショックな自分。・゚・(ノД‘)・゚・。大川透の大佐といい、豊口のウィンリィといい・・・
・こんにちは大志Mk−2さん!突然ですが大志Mk−2さんはハガレンの声優陣の大幅変更についてどう思いますか?by saipon

え、声優変更なんてあったんだ、全然知らなかっ…ってなんじゃこりゃああああああ!!

エド:朴ろ美 → 変わらず
アル:釘宮理恵
→ 変わらず
ウィンリィ:豊口めぐみ → 高本めぐみ
無能大佐:大川透 → 三木眞一郎
ホークアイ中尉:根谷美智子 → 折笠富美子
アームストロング少佐:内海賢二 → 変わらず
ヒューズ中佐:藤原啓治
→ 変わらず
ハボック少尉:松本保典 → うえだゆうじ
ファルマン准尉:室園丈裕 → 浜田賢二
ロス少尉:斎賀みつき → 名塚佳織
ブラッドレイ大総統:柴田秀勝 → 変わらず
スカー:置鮎龍太郎 → 三宅健太
ラスト:佐藤ゆうこ → 井上喜久子
グラトニー:高戸靖広 → 白鳥哲
エンヴィー:山口眞弓 → 高山みなみ
キンブリー:うえだゆうじ → 吉野裕行

変わりすぎにも程がありますよ!3分の2以上が変更ってなぜに…
声自体は前シリーズのでみんな合ってるなーと思ってただけにどうなるやら…
特に大佐の大川透が変更ってのはきついなぁ、一番のはまり役だと思ってたのに
というか前シリーズは、終盤スーパーグロ展開でホムンクルスもみんな死んじゃったと思うんですけど
それとは関係なしにやり直すんですかね?なんでもいいけどグロだけはもう勘弁して欲しいお…




トップに戻る