5月21日

アニメ感想:フレッシュプリキュア 第15話「せつなとラブ 相手を思いやる心!」

(リンクルンを奪うためには…なんとかしてラブと2人きりにならなくては)

ある日の休日、ラブ・美希・ブッキーの3人に加えて、もう1人一緒に遊び歩いていた少女・東せつな…
そう、せつなは悪の三幹部の一人・イースが人間に変身した時の姿です。
イースは以前からこうしてせつなの姿でラブに接近し、変身アイテムのリンクルンを奪って無力化しようと企んでいるわけで…

ところが
「あのババァ(美希)と動物女(ブッキー)うぜーなどっか行けよ」と、なかなかラブと2人きりになる機会がないせつな。
結局あちこち3人と一緒に町をねり歩くハメになり、やがてカオルちゃんのドーナツ屋へとやってきますが…

「フェ、フェレット・タルやんの…ミラクルイリュージョンショー!?」

「せや!1日2ステージ、これでカオルはんと契約したんや!」

「おかげで売り上げもグーンとアップ!そうやって他の女の子の前でも喋ってくれたら、
 さらにアップでウハウハかもね〜」

「え…?」

「他の…」

「女の子…?」

「「「うわああああああああああ!!」」」

「もががが!?も、もう遅いがな…!」

ところが、うっかりせつなの前で「あれタルトお前何やってんの」と話し始めてしまったラブ達!
タルトが人間と話せるなんて秘密を知られたらー!と必死になってタルトの口をふさぎますが、時すでに遅し…
完全にせつなには今の場面を目撃されてしまいました。というかせつなにはこんなに必死に隠そうとしてるのに
カオルちゃんにはいくら話しても全然構わないのかよ!!
さすが4人目のプリキュアは扱いが違うな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あ、あの!今フェレットが喋ったって思ったと思うけど!」

「よ、世にも珍しい喋るフェレットなんだよ!」

「だ、だから驚かなくてもいいのよ!あ、で、でも誰にも秘密よ!」

なんとかせつなにフォローを入れようとするラブ達ですが、完全に気が動転して苦しい言い訳丸出しです
それにしてもブッキーのこのニヤニヤ顔はなんなんだ
うまい言い訳が思いつかなくて困ってる顔なのかもしれませんが、
「いやー実はこのタルトはねウェッヘッヘッ」って感じで、なんとも変態っぽい表情というか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「(にこっ)分かったわ、みんなの秘密は私の秘密よ。だって私たち友達だものね」

「ふう〜…」

(あ〜早くリンクルンを奪って帰りたい…)

必死に弁解するラブ達を見て、せつなもここは空気を読んで話を合わせてあげることにしますが
「あ〜めんどい早く帰りたい」ってリアルすぎるせつなにマジ爆笑
なんて人間臭い奴なんだイース!ある意味ラブ達よりよっぽどイースに親近感を感じてしまうワンシーンですな

「5001…5002…ん?さっきから何を熱心に読んでるんだ」

「これかい?実に面白いよ」

「どれ…な、なんだ?文字ばっかりじゃないか、これの何が面白いんだ」

一方その頃、3幹部のアジトにてひたすらダンベルで筋トレをしていたウエスターさん。
それに対して知的なサウラーは、「実に面白い」と
福山雅治みたいなセリフをつぶやいて
コミュニケーション学の本を読みふけっていました。それにしてもウエスターさん、
「なんだこの本文字ばっかり」って
きっと本と言えば
マンガ本しか読んだことないんだろうなあ(えー

「この世界の人間には、本音と建前というものが存在する。
 みんな心で思っている本当のことは言わずに、当たり障りのないことを言って笑っているんだ。
 お互いが本心を知れば人間関係などすぐに崩れ去る。フフ…」

さすがはサウラー、今度は人間社会の建前というものに目をつけて、それを奪うことで人間関係を崩壊させる作戦を思いついたようです
なんだかアニメの中に限らず
「調子のいい嘘で成り立った薄っぺらい関係」に対する風刺のようで、
少し考えさせられる言葉でもありますね。でも表面では笑いながら心の中では毒づいてるって
「あ〜早く帰りたい」のイースがそのまんますぎて爆笑ですよ(えー
3幹部マジ面白すぎる。フレッシュプリキュアは3幹部のキャラ立ちで一気に魅力が増した感じですな

「ねえ、せつな…ラブとミユキさんはもう会わない方がいいって、占いで出たそうだけど…」

(…私に探りを入れているの?)

場面変わってまた公園のラブ達。そこで美希から投げかけられた質問は、第11話でせつながラブに言った占いの話でした
あの時は確か、プリキュアの戦いに忙しいラブ達がダンスのレッスンに遅れがちになって
「やる気ねーんだったらダンスやめちまえ!!」とミユキにえらく怒られた時
「しめしめもっと不幸になるがいい」と、せつながラブへの嫌がらせにこんなイカサマ占いをしたという…
サウラーと違って、イースの作戦っていうのは大抵こういう
嫌がらせレベルだから困る:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ええ…そう出てしまったの。本当はそんなこと、言いたくなかったんだけど…
 でも、もう大丈夫よ。運勢が変わったから」

「そう、それを聞いて安心したわ!」

「うん!」

痛いところを突かれたせつなでしたが、
「本当は言いたくなかったんです(´;ω;`)でも占いの結果だから…」
やはりこういう建前はお手の物のようで、あっさりと美希達を騙してしまいました。
まったくイースは本当に人間より人間っぽい奴ですのう

「上辺だけの人間達よ…互いに本音をさらけ出すがいい!」

「そのバッグ似合ってる〜!」
「その洋服もステキよ〜!」

しゅぱあああああ
『でも洋服と合ってな〜い』
『お互い様でしょ〜』

「たまの休みくらいゆっくりしてね」
「ああ、そうさせてもらうよ」
しゅぱあああああ
『家事は分担するって約束なのに…』
『俺は仕事で疲れてるんだァ!』

「フハハハハ…!いいぞ、もっともっと本音をぶち撒けてしまえ」

そしていよいよ人間の本音を自在に引き出すナケワメーケを作り出し、町で大勢の人間たちの関係を壊し始めたサウラー!
サウラーのこの作戦はかなりの当たりだったようで、今日もまたFUKOのゲージがどっぽんどっぽん溜まっていきます
ほんとFUKOのゲージちゃんと稼いでるのって
サウラーだけだよなぁ
イースもウエスターさんもきっちりゲージを溜めた覚えがほとんどないぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「私はやっぱりこれかなぁ」

「じゃあ私はこれ」

「私はこれにするね」

一方その頃ラブ達は、公園から移動してボーリング場へ遊びに来ているところでした。
ボール選びをする際に、
ピンク、青、黄色とそれぞれ自分のプリキュア色のボールを選んだラブ達。
そしてせつなの前に残ったのは、
の2色のボールでした。おいおいこれってまさか…
4人目のプリキュア悪の3幹部の間で、せつなが揺れ動くことが匂わされてるようなもんじゃないですか!
やはり4人目のプリキュアはせつなで決まりなんだろうか…
私は意表をついて
ウエスターさんあたりが実は美少女だったみたいなオチがあってもいいんじゃないかなと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…」

そして結局せつなが選んだのは黒のボールの方…4人目のプリキュアがせつなだとしても、変身するのはまだ大分先になるんでしょうかね

しゅぱああああ

『占いでラブちゃんを悲しませるなんて…』

『許せないわ』

「え…!?」

「な、なに、どうしたの2人とも!?」

「わ、分からないわ、口が勝手に…!?」

って、その時サウラーのナケワメーケの影響を受けてしまったブッキー達!
せつなに対して抱いていた不信感が、勝手に言葉となって現れてしまいました
というか占いのことは
「ごめんよ悪気はなかったんだよ」って弁解したのに「こいつはメチャ許さんよなあああああ」
問答無用で
許す気0の美希は人としてあんまりじゃないか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

((ニヤ…)サウラーの仕業ね。利用させてもらうわ)

「ひ、ひどい…!ひどいわ…!」

「あ、ま、待って!ごめん、せつなは私に任せて!」

ブッキー達の妙な態度がサウラーの仕業だと理解し、「いいこと思いついた」とウソ泣きを始めたせつな。
そしてその場から走り去ると、ラブが一人だけでドタドタ追いかけてきました
なるほど、ブッキーや美希は気まずくて追ってこれないわけか…
意外と頭の回転速いんだなぁせつな、ウエスターさんだとこうはいかないぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
これでまんまとラブと2人きりになり、せつながリンクルンを奪い取るには絶好のチャンスというわけですな…

(ふふ。本音を言わせて不幸にさせようなんて、サウラーらしい戦略ね)

「2人は私のこと心配してくれてるだけだから…!何も心配しなくていいんだよ!」

「うっ…うっ…いいの、もう…気にしないで…」

しゅぱああああああ

(さあ、あなたが本音を言う番よ。どうせあなただって、本当は私のことを疑っているんでしょう?)

『よかった、せつなが許してくれた。いい子だなせつなって、ありがとう』

(え…!?それが…本音…!?)

そしてせつなの前でラブもナケワメーケの影響を受けてしまいますが、その口から出てきたのは
せつなを心から信じ切っている純粋な好意のみ!嘘偽りのないラブの友情に、せつなも困惑の色を隠せません
もしやこれをきっかけに、せつなもラブに心を開いていくんでは…

(ちょっとは疑いなさいよ!そろそろ仕掛けるとするか)

でも
そんなことよりリンクルンでも奪うとするかと割と軽くスルーしてしまうせつな。(えー
もうちょっと心を動かされると思ったんだけどなぁ、これでぐーんと仲が縮まったわけでもなさそうですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「美希たんとブッキー、まだかなぁ…」

「あっ…(ふらっ)」

「せ、せつな!大丈夫!?」

「え、ええ…ちょっと目まいがしただけ…ねえラブ、悪いんだけど…何か飲み物買ってきてくれる…?」

「う、うん!分かった!ちょっと待ってて!」

「ふふふ…本当に呆れるくらい素直な子…」

ボーリングをしながら美希とブッキーを待っていたラブ達でしたが、その時ふらっと目まいを起こして倒れたせつな!
そんなせつなの演技にすっかり騙されたラブは、リンクルンを置いて自販機へと走って行ってしまいます
まんまと作戦が成功しほくそ笑むせつな。こうしてリンクルンはせつなの手中に収まってしまうことに…

「せつなさん…傷つけちゃったよね…」

「うん…後で謝らないと…あ、あれは…!?」

「サウラー!?」

一方、自販機の前ですっかりしょぼくれていた美希とブッキー。せつなのことをうんうん気に病んでいると、
その場にナケワメーケを連れたサウラーが出現!ラブもその場に居合わせますが、リンクルンを持っていないので戦うことができません
やむなくラブはリンクルンを取りに戻り、その間ブッキーと美希だけで戦うことに…

「悪いけど…僕の邪魔はさせないよ」

「クケェーッ!!」

立ちふさがったブッキー達に向けてナケワメーケをけしかけるサウラー!今度の敵はちっこい鳥のようですね…
この間の復活しまくるナケワメーケも不死鳥だったし、サウラーは鳥に縁がある奴だなあ

ずももももももも

「オターケサーン!!」

って全然普通の鳥じゃねえー!!
なんじゃこりゃー!!いざ戦闘となるとガチムチ筋肉形態にフォームチェンジしやがった!
「オタケサーン!!」とかいうヘンテコな鳴き声といい何このナケワメーケ、最高すぎる。色々予想外すぎてマジ爆笑もんです
そういえばこの間のナケワメーケも復活するたびに
「マタフシチョー!」「マタマタフシチョー!」とか笑える鳴き声してたっけなあ
サウラーのナケワメーケはみんな
無駄に変な鳴き声をしてるのか。これは面白いな

「ついにリンクルンを…!これでラブは、もうプリキュアになれない…!」

一方その頃のせつなは、「ついにリンクルンを…!ついにリンクルンを…!」と無防備なリンクルンを目の前にして
3分以上ずっとぷるぷる震えていました(えー
さっきから体感的にかなり時間が経った気がしますが、あんたまだリンクルン取ってなかったんかい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
やはり心のどこかで、さっきのラブの好意がブレーキになっているんでしょうか?

「ふふふ…!」

ビカアアアアッ!!

「あ…!?あああああーっ!?」

意を決してリンクルンを手にしたせつな、しかしその時リンクルンから溢れんばかりのまばゆい輝きが!
そしてせつなの手からはじき出されるように吹っ飛ぶリンクルン!こ、これは一体…?
悪に染まった人間が手にすると、こういう風に拒絶反応が出るんでしょうか?

「せつな!大丈夫!?そんなに具合悪いの!?」

「う…だ、大丈夫よ…」

「ここにじっとしてて!どこにも行っちゃダメだよ!」

今の光がせつなには相当きつかったらしく、ぐったりした様子でその場に座り込んでしまいました
戻ってきたラブはせつなの様子に驚きますが、ナケワメーケと戦うためにすぐ加勢に行かなければなりません
結局リンクルンはラブが持っていくことになり、せつなの作戦は失敗に終わってしまうのでした

「プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ!」

ドッバゴオオオオオ!!

「ふ…ナケワメーケが倒されても、一度壊れた関係が修復されることはない!」

そして変身したラブのキュアスティックを食らい、あえなくご臨終してしまったナケワメーケ!
しかしサウラーは、手下が倒されたというのに余裕綽々です。すでに町中の人間関係を壊して回ったサウラーにしてみれば、
ナケワメーケが勝とうが負けようがどうでもよいこと…一度壊れた関係は修復されないまま、
気まずくなった人々はこれからも不幸を生み続けることでしょう

「洋服と合ってないなんて言ってごめんね…」
「私もごめんなさい…」


「あなたの本音が聞けてよかったわ」
「これからは、なんでも話し合おうね」

「「「ごめんなさい…」」」
「「「こっちこそごめんなさい…」」」


「な…!なぜだ…醜い本音を知ってしまったのになぜ…!」

「人間には、相手を思いやる心があるの!
 それがあれば、本音でケンカしたって仲直りできるんだから!」

な、なんですってえええええええ!?
なんと、厳しい本音をぶつけてしまったことを謝って、すっかり仲直りしていた町中の人間たち!
こんな…こんなバカな!
「あの占いは本当は言いたくなかったんですごめんなさい」とせつなに謝られても
「いいや許さねえ絶対許さねえ」って許してくれないのが人間の心じゃないんですか!(えー
やはりあれは美希の心が狭すぎだったということか。そんなだから一人だけキュアスティックがもらえないんだよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「く…!そんなこと…本には書いてなかったッ!!」

「そんなの知らないもん!本には書いてなかったもん!」となんだか味のある捨てゼリフを残して去っていったサウラー。
なかなか可愛げのある奴じゃないですか、本当に3幹部は面白い奴らばかりですな

「せつな、放っといてごめん!具合どう!?」

「ええ…もう大丈夫よ、ありがとう」

「さっきはごめんなさい…」

「私も謝るわ…ごめんなさい」

「ううん、いいのよ。もう気にしてないわ」

「せつなさんもラブちゃんのことを本気で考えたからこそ、あえて辛いことを言ったのよね」

「そうだよ、私とせつなはなんでも本音の仲良しなんだから!
 美希たんとブッキーと一緒だよ!せつな、私たちこれからもずっとずっと仲良しだからね!」

「…ふふ…」

ラストシーン、鬼ババの美希とブッキーがせつなに頭を下げる中、満面の笑みでせつなに笑いかけるラブ。
そんなラブにつられるように、せつなからもクスッと笑みがこぼれます。
それは建前の作り笑いなのか、それとも本心から生まれた笑顔なのか…次回に続く

(C)ABC・東映アニメーション






拍手返信いきまーす

・先生!193が喋った、193が喋ったよ!ディエンドに召喚されると知ったときは絶望しましたが、個人的には満足です。音声使い回しでしたが。
・大志さんは特撮もイける口だったのか!ディケイドは観てますか? by猫の人

次回予告で名護さん登場キター!!
→なんだ鳴滝じゃなくてディエンドが召喚するのか…じゃあきっとセリフもないんだろうな(´・ω・`)
「その命、神に返しなさい」うおあああセリフキター!!傀儡でも喋れるなんて名護さんは最高です!
→というかクロックアップ状態のカブトが相手かよ…これじゃ名護さんもかませ犬確定じゃないか…
「クロックアップだと?その程度”素”で出来んだよ!!」と言わんばかりに名護さんカブトを圧倒!
ありえねー!
名護さん>カブト>ディエンド>>>>>>>>他のライダー達かよ!まさかの名護さん最強伝説。名護さんは最高です!



・イーディさんの相方ホーマー君をご存知無い?とりあえず、戦ヴァルのポータルサイトで公式ブログを読んでください。
 彼はマゾなので、イーディさんの側にいる事に至上の喜びを感じていやがります。何と羨ましい。

ふーむ、EDでイーディに殴られていた彼はホーマー君って言うんですか
今さら気づきましたがOPでもイーディ相手にじゃれ合ってるんですね。くっうらやましい、うらやましいぞホーマー!

(C)SEGA/PROJECT VALKYRIA

でもOPと言えば機械いじりしながら油まみれになるイサラが可愛すぎるから困る。
イサラばんざーい!俺にはイサラさえいれば!そのうち絶対死ぬけど!(えー



・総集編の部分でお嬢も夏美っていわれてましたよ

お嬢の名前を夏って間違える人の言うことなんか僕知りません!(えー
まったくお嬢の名前を間違えるなんてぶつぶつ
とかなんとか言ってる間に、自分もこの間の感想で「染岡さんが世宇子のジオクエイクを食らってケガをした」とか書いてることに気づきました
メガクエイクの間違いだこれ!恥ずかしい!ジオクエイクはサモンナイトの術じゃないか!(えー
あぁ穴があったら入りたい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



・エアトスの効果は「相手の墓地のカードを上からモンスターカード以外のカードが出るまでモンスターカードを取り除く。
 取り除いたモンスターカードの攻撃力の合計値をこのカードの攻撃力に加える」なので、
 相手がモンスターカードをガンガン墓地に送っていないと攻撃力が上がりません。

ありゃ…要するにエアトスの効果は、墓地版バーサーカーソウルみたいなもので
「ドローモンスタカード!ドローモンスターカード!」って連続して墓地からモンスターを引かなきゃ攻撃力が上がらないってことですか。
そうなるとライトニングボルテックスみたいなモンスター一掃カードと相性がよさそうな…とか言ってる間に
もう実際の効果が発表されたみたいですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

これだとモンスターを連続で引かなくていい代わりに、1体につき500ポイントしかアップしないだとか
攻撃力を上げられるのは3体分が限度だとか、そもそも装備魔法をエアトスにつける必要があるとか
やはり色々と効果は変わってますが…
でも「自分の墓地にモンスターがいない場合、手札から特殊召喚できる」っていう、もう一つの効果はでかいですね。
デュエル開始時にいきなりエアトスが3枚手札にあったら、3体ともフィールドに特殊召喚できてしゅんころですよ(えー



・え・・・(C)2009 ENTERBRAIN, INCの画像のおにゃのこは何ですか?地獄妹?仮面ライダースローホッパー?

いいえ俺の嫁です。あんまり人の奥さんをジロジロ見ないでくれるかな(えー
冗談は置いといて、これはアマガミというゲームのヒロインの一人でござる


5月18日

アニメ感想:極上!めちゃモテ委員長 第7話「ジミ子から…ジミモテ子に変身ですわっ」


↑使用前


↑使用後

「めちゃモテ!ミラクルチェンジ!大作戦っ!
 ”恋する乙女はキレイさオシャレリベンジミッション”!
 モテ生徒会長の出来上がりですわ!」

「わ〜可愛い!」

「マ、マジ別人…!」

「こ…これが…私…!?」

今日もまた悩める乙女のコンプレックスを救済する、委員長のミラクルチェンジ大作戦が発動。
今回のターゲットは地味な外見に劣等感を持っている生真面目な生徒会長です
そんな生徒会長も、ミラクルチェンジ大作戦のおかげでこんなに可愛く…え…?可愛くなっ…え…?
ちょっ…なんかこれさらにダメな外見になってませんか委員長!(えー
りかっちさんの時はあんなに劇的に美少女化したというのに!
今回のこれで「今日から私もモテ子ね!」なんて言いだしたりしたら
そんな光景痛々しくて見てらんない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  思えば今までのミラクルチェンジ大作戦って
その1:ガングロ茶髪ヤマンバを美肌黒髪美少女に変える(難易度☆☆☆☆☆)
その2:ニキビを治す(難易度☆☆☆)
その3:自分の寝ぐせを直す(難易度☆☆)
その4:地味なのを直そうとしたら
ご覧の有様だよ!(難易度☆)
って感じで、なんか回を重ねるごとに内容がグレードダウンしてるような:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それで次回はついに「ミラクルチェンジ大作せ…アドバイスが何も思いつきませんわ!」だそうですよ
グレードダウンどころかもう行き詰まるのかよ!6話で早くも頓挫してしまったミラクルチェンジ大作戦の明日はどっちだ(えー

(C)にしむらともこ/小学館・MMプロジェクト・テレビ東京





アニメ感想:ライブオンCARDLIVER翔 第32話「ようこそ間狩リゾートへ!」

「翔!翔ってば、起きなさいよ!」

「ん…う〜ん…?アイ…?なんでアイが…」

「だらしないカッコを女の子に見せない!」

「えぇ…?いきなりなんだよ朝っぱらから…なんでアイがここにいるんだよ?」

「なに言ってるの、この連休お父さんが取材旅行に出ちゃったから、昨夜から泊めてもらってるんじゃない」

「あ、そういえば…」

な、なんだこのエロゲー丸出しな冒頭の場面は!(えー
いきなり幼なじみに「起きなさーい!」と叩き起こされて、しかも親の事情でしばらくの間同居することになってるだなんて…
これじゃまるで幼なじみとうふんあはんな毎日を送るエロゲーのような設定:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
い、いかん!小学4年と5年の身の上でありながら、そんな乱れた性生活を送るだなんて断じていかんぞ!
でも毎日アイに起こしてもらえるんだったら、親父さんにはあと数年は旅行しててもらった方がいいな(えー

「翔、電話よ〜」

「え、俺に?もしもし?」

《ボンジュールウルフ坊や!今日は君にいいお知らせだ!
 この連休、チームのみんなと親睦を深めたくてね。君達を我が間狩家のリゾートに招待したいんだよ!》

ところがそんなアイとのハァハァな同居生活は、リゾート地への旅行を企画した徹の電話によって
たったの1泊で終わりを告げてしまいました。 と、徹ううううううあああああああ!!(血涙)
いきなり旅行に出発することになって同居生活終了だなんて!他の連休だったらいつでもいいものを、
なぜよりによってアイが泊まりに来ている時に…うっうっうっ…

「僕らがいるのはこの八角島。香辛諸島の中心だ、宿泊施設はこの島だけで他の島にはここから行くんだ。
 オススメなのが品物(しなもん)島、ここにはモンスター牧場があるんだ。
 そしてもう一つは折々野(おれがの)島、ここではモンスターがマウントし放題なんだ」

「ほ、本当!?すっげええ!」

というわけでやってきました南の島のリゾート地。どうやらここは点々と5つの島が集まった、香辛諸島という場所のようです
ホテルのある島、牧場でモンスターが見物できる島、野生のモンスターを捕まえられる島…それぞれの島に特徴があるようですが
中でも鷹の爪島という謎の無人島は、なんとブラッシュの生まれ故郷だとか…マッド先生が言ってた「南の島で見つけてきた」というのは
ここのことを言っていたんですね

それにしても香辛諸島か…前々回で翔が言っていた「次は州大会だー!」というセリフからして、
翔たちの国が日本なのかいまいち疑問でしたが、漢字の地名ってことは基本的にやっぱり日本なんでしょうかね?

「じゃあ行ってくるからー!」

「行ってらっしゃい!私たちはお買い物に行きましょ」

「あ、うん!」

「今日はカレーにしようかしら?」

「では私が町へご案内いたします、香辛諸島の名前でお分かりのように、
 カレーならばよい材料が揃っておりますよ」

「あら、素敵だこと…変わったお野菜も多いみたいですね」

「はい、ボケナス、歯ぁ臭い(白菜的な何か)、地井武男(しいたけ的な何か)など…」

前言撤回、ここ絶対日本じゃねえ!!(えー
ボ、ボケナス!?野菜の名前がボケナス!?なんなんだこの国は!人の名前やモンスターの名前もそうですが、
この世界は何もかもがダジャレで名前がつけられてるんだろうか…

「青い空!青い青い海!絶好のリゾート日和じゃないかぁ!あーっはははは!」

「ぼ、ぼっちゃま、前が見えません!」

ともかくボートに乗って翔達が向かった島は、ブラッシュが「何かに呼ばれてる気がする」というあの鷹の爪島のようですが…
って…し、執事のおっちゃんがなぜボートに!?
こんなバカな!あんたさっきママ達と一緒に「行ってらっしゃーい」とボートを見送ってホテルに残ったはずなのに!
ホ、ホラーじゃ!ひと夏の旅行で起きた悲劇のホラーじゃあああああああ!
まあ、島に残った執事は半袖で灰色のスーツ、ボートの執事は長袖で黒色のスーツを着てるんで
別の服を着た単なるそっくりさんなんでしょうけども:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「青く美しき大海よジュテーム!ライブチェンジ、ネイビードルフィン!
 あはははは!あっははははは!あーっはははははは!
 あーっはっはっはっはっはっはっは!…お?あの子、僕と遊びたいのかな」

そんな鷹の爪島への旅の途中、お前大丈夫かと心配になるくらいバカ笑いして泳ぎ始めた徹。
大海系モンスターのネイビードルフィンとなった徹には、これぞまさしく水を得た魚…って、
その時海底を進む徹の前に、なんと同系統のモンスター・スプラッシュドルフィンと化した謎の少女が…

「余所者は鷹の爪島に近づくな!」

「へっ?」

「忠告したよ!」

それだけ言ってすいーっとどこかへ姿を消してしまった謎の少女。なんだったんだ一体…
とりあえず一つ分かることは、あの少女と徹の間にフラグが立ちそうだなということでしょうか(えー
徹と同系統のモンスターにライブチェンジするイルカ少女だなんて…まるで徹のために登場したようなもんじゃないか!
というか徹って、アイともミルともスズメとも中部大会のコスプレ女とも、必ず何かしら特別な因縁がありますよね。
なんというフラグ体質男…まあ問題はそのうちの誰とも親密になってないということなんだが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「島に近づくなって、一体どうして…?」

「見えてきたぞ、鷹の爪島だ!」

「いよいよかぁ…!」

謎の少女に忠告はされたものの、「ふーん島に近づいちゃいけないのかぁ、でも関係ねえなそんな事は」
そのままずんずんと進んで鷹の爪島へ上陸してしまった翔達。近づくなと言われるだけあって、
なんともどんよりとした雰囲気の漂う不気味な島ですが…

「チェストオオオオオ!!ふっふっふっふ…このドラゴンは俺のもんたい!」

「え!?ブ、ブラッシュ!」

「な、なんですって!?」

え!?と、突然また変な新キャラが…って遊城十代キターー!!
いきなり翔たちの前に現れてブラッシュをさらって行った謎の少年!なんだか知りませんが、声優はあの遊城十代を演じたKENNじゃないですか!
というか徹の声優は万丈目サンダーだし、ペダルの声優は丸藤翔だし…なんだか遊戯王GXの主要キャラが続々と
ライブオンに集結しておりますね。同じカードアニメなだけに妙な同調感があるなぁ、次回に続く

(C)ポプラ社/カードライバー翔製作委員会・テレビ東京


5月17日

数週間ぶりにpixivで画像漁りの旅に出るの巻。
まあ私がブクマする画像なんて、趣味丸出しでもちろんアレばっかりになっちゃうんですけどね
ふとももブッキーとかさらにふとももブッキーとか地デジカブッキーとかそんな感じ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
禁断の地デジカ擬人化はなんだかんだであちこちに溢れてますがやはりブッキーは格が違った
あとアイスを食する風丸が個人的にスマッシュヒットでした。可愛すぎる…風丸可愛すぎる!
野生中のカメレオンの人も、なにげにイナズマの中で1・2を争う美形キャラですよね
御影専農の新は…正直ただの地味な子って印象なんですけど、なんであんな人気あるんだろう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



ついでだからニコニコのオススメ動画をひとつ。私はmugen動画が好きで毎日あれこれ漁っているのですが、
つい先日アップロードされた承太郎の動画が、あまりにも完成度ハンパねえと感激しまくっていたら
あれよあれよという間にデイリー総合ランキング2位という位置に!AI作成なんつー地味な動画で総合2位なんて聞いたことないよ!
それだけキャラ的にもAI的にも、物凄く素晴らしい出来になっているということです
mugenのジョジョキャラというと、この動画でmugen屈指の大人気キャラとなったDIOが有名ですが、
そのDIOのキャラ作成を担当したのが悪咲3号さん、AI作成を担当したのがmisobon ismさんで
今回の承太郎もまたその黄金コンビによって作成されたというわけです。
特にDIOとの対戦で見られる特殊演出の数々は、もはや生ツバもんとしか…KO後まであんな演出あるなんて凄すぎる

ちなみにmisobon ismさんの作成するAIは、通称「オトコマエAI」と呼ばれてあまりにカッコいい動きをすることで超有名です
このギースの動画なんかも、惚れ惚れしてしまってただただ溜め息が漏れるばかり。
ギースはただでさえ相当な人気を誇るキャラで、餓狼だのKOFだのカプエスだの大量のギースがmugenには存在しますが、
このギースはそんな中でも最高峰の人気を獲得しているキャラです。実際にトーナメントでもいくつ神試合を生み出してきたことか…




アニメ感想:戦国BASARA 第6話「裂かれた絆 政宗屈辱の退却!」

「な…長政様…!長政様、長政様…!」

「クックククク…いい泣き声ですお市さま。美味しくいただきましたよ」

織田軍の凶弾の前に倒れ、無念な死を遂げてしまった長政…市はその亡骸の前で悲痛な叫びを上げますが、
光秀はそんな様子を「他人の不幸で今日も飯がうまい!メシウマ状態!」と、どっぷり悦に浸りながら眺めていました。
こいつは本当にどうしようもないクズ野郎ですな…そんな光秀に、さすがの政宗も相当な怒りを感じているようです



「…テメエ等の盾になって戦った人間を、敵もろとも背中から狙いやがるたぁ…
 やっていい事と悪い事があるぜッ!!」

「クックックック…怒っていますねぇ独眼竜?それにしても…
 一発も当たりませんでしたか?並外れた悪運をお持ちのようで」

「テメエ…なに酔っ払ったみてえなツラしてやがる」

「決まっているでしょう?余韻に浸っているのですよ。
 愛し合う者達の絶ちがたい絆を踏みにじる事ほど、楽しい事はありません…!
 それに勝る悦びがあるとすれば…強き者が血と涙にまみれ
 この足下を這いずり、命乞いする姿…!さあ、宴と参りましょう」

「…オーケイ…BAD LUCK!!」

次から次へと下卑たことしか喋らない光秀を相手に、「そうかいそうかいさっさと死なんかクズが!!」
凄まじい怒りのオーラを噴出させ飛びかかる政宗!やすやすと大地を砕くほどの猛攻撃を次々と繰り出しますが、
光秀もさすがは魔王の片腕…それほどの攻撃でもなかなか倒せる相手ではありません

「つあああああッ!!」

「ひゅういいん!!」

「でええええああっ!!」

「むひゅうん!!」

それにしてもバトル中の光秀のキモさは異常
すごい奇声上げまくりなうえにヨダレまで飛びまくりだよ!きめえー!自分でも言ってたように
強い相手をメチャクチャにして這いつくばらせるのが、楽しくて楽しくて仕方ないんだろうな…
つくづくどうしようもない変態野郎です、こんなのと戦うハメになった政宗はご愁傷様としか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「家康様…!我等は織田に見限られたのです!頼みの鉄砲隊も不着の今、
 数に勝る敵の前に壊滅は必至…!」

「く…!」

「このままでは、我等も浅井と同じ道を辿りまする…なにとぞご決断を…!」

「…分かった…退こう…!全軍撤退しろ!」

一方その頃、援軍に来るはずの鉄砲隊にまんまと見捨てられてしまった徳川軍は、
今や完全に劣勢に立たされ壊滅的打撃を受けていました。これ以上戦っては全滅するのも時間の問題、
やむなく家康は全軍に撤退命令を出しますが…

ギュオオオオオオ!!

「た、忠勝!?忠勝ーッ!!」

しかし敵軍の大攻勢が目前に迫る中、ただ一人敵陣のど真ん中へと突撃していったホンダム!
ま、まさかホンダム、自分の主君が逃げる時間を稼ぐために自ら犠牲に…!?
いくら無敵のホンダムと言えど、武田・上杉連合軍を相手に一人で持たせるとなれば、生きて帰ることはもう…

そんなホンダムが脇目も振らずに向かったのは、他でもない幸村の下でした。
天下無双の自分の一撃に対して、ただ一人何の小細工もなく真正面からはじき返した男…
最強の存在であり肩を並べる者のいないホンダムにとって、唯一自分に並ぼうとする幸村こそ最後の相手に相応しかったのでしょう

「幸村よ!戦国最強と謳われた男が、お前をひとかたの武将と認めたようじゃ…
 ここは預ける!全力で持たせよ!」

「はっ!心得ましてございますお館様!!」

そんなホンダムの気持ちを汲んだのか、ここは幸村に任せて2人の一騎討ちを存分に行わせる信玄!
幸村とて元々ホンダムとの戦いは望むところ、最強の男に対し一歩も引かずに全力で迎え撃つ!


(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京

「うおおおおお!!
 熱血パンチイイイッ!!」(えー

ついに超次元サッカー技まで繰り出してホンダムとぶつかり合う幸村!
しかし、激しい死闘を演じる2人の下に突然現れた怪しい影が…

「天下は上総介様(信長のこと)の物…大人しく逝きなさい」

「な…!?織田の奥方殿!」

「本多忠勝、ここで散華なさい!」

   

なんと、男と男の世紀の一戦に土足で上がり込んだ無粋な女!それは信長の妻である濃姫でした
一見ただのか弱いねーちゃんですが、とんでもない銃火器で武装しておりその攻撃力は脅威そのもの…
そしてホンダムの最後の死に場所さえも踏みにじろうと言うのか、激闘を繰り広げていた2人へ向けて
地中を疾走する爆弾・バンカーバスターを発射する!

ガシイッ!!

「うっ!?ほ、本多殿!!うおあああーっ!?」

バオオオオオオ!!

すかさず「こんな女に俺の最後の戦いを台無しにされてたまるか」と、幸村を遥か上空へブン投げ避難させたホンダム!
自分も背中のバーニアを噴かせて離脱しようとしますが…その時!



バチバチバチイイイイ!!

突如激しいスパークを起こし爆発する背中のバーニア!なんという皮肉か、幸村との激闘のさなかに食らった槍が原因となり
ここに来てバーニアが動作不良を!もはやホンダムは翼をもがれた鳥も同然、迫り来るバンカーバスターを前に
ただただ無念に膝をつくことに…


(C)しげの秀一/講談社

まいったな…
ご丁寧にこのドタン場で動作不良かよ…
ついてねえときゃ…こんなもんか…

ドッバゴオオオオオオオ!!

「ほ…本多殿おおおおおおーーっ!!」



うああああああホンダムうううううううう!!
巨大なキノコ雲が発生する大爆発の中で壮絶に散ったホンダム!戦国最強の名を欲しいままにした男の最期は、
あまりにも突然であっけなく、無念極まりないものでした
長政に続いてホンダムも武士の誇りを踏みにじられて死ぬとは…織田軍の行いはまさに悪魔の所業ですな

「ククククッ…これで東国も満身創痍…いつでもどこからでも滅ぼせますね」

「でええええやあッ!!」

ガキイイイイン!!

「どうしました独眼竜?思ったよりキレがない…そろそろ踊ってもらいましょうか」



一方で光秀との戦いを続けていた政宗、しかし何故かその動きにはいつものキレがありません
「ちぇ、つまらない…そうなってはお前ももう終わりだな」と政宗と戦うのにも飽きたのか、再び光秀は背後の鉄砲隊に銃撃の指示を!
さっきの銃撃は奇跡的に助かりましたが、この数に再び撃たれたら今度こそは…

「政宗様、撤退のご指示を!あれだけの数の飛び道具…!
 まともに相対せば全滅は必定!」

「ちっ…!」

「屈辱は、この小十郎が分かち合いまする!」

「…撤退だ…!小十郎!」

「フフフフ…ここは撃たないでおきましょう。その方が楽しめそうです」

はらわたの煮えくり返る思いを押し殺しながら、ここが引き際であると必死に自分を抑えて撤退して行った政宗。
あれほど叩きのめしてやりたいと思った光秀を相手に撤退など、政宗の屈辱たるやどれほどのものでしょうか
そして逃げ出した伊達軍をあえて攻撃せず見送った光秀…今日の不調な政宗を背中から撃つより、
絶好調な政宗をメチャクチャにしてやるのがこいつの趣味なんでしょうな

 

「無事であったか、幸村!」

「はっ!本多殿が…奇襲より某を遠ざけ、お助け下さり申した…!
 お館様、なにゆえ織田は同盟を結んでいるはずの徳川を、我らもろとも…?」

「…元より本多忠勝の強さを警戒しての同盟だったのであろう。
 強固な連合軍たりうる浅井と朝倉を割いて利用せんとしたように、いずれ徳川も欺かれておったはず…」

「…なんと卑劣な…!」

「…全ての責めはこのワシに…!魔王に与し、他力本願でこの戦に勝とうとしたこのワシにある…!
 忠勝…それでもワシはお前と共に天下を…忠勝ぅっ…!」

ほどなくして織田軍も兵を引き、無事生き延びた幸村は信玄たちと合流しますが…
信長に味方したことで、ホンダムを始めとする兵士達を犬死にさせてしまった家康は、
自分の選択を後悔しひたすらに打ちひしがれていました

「お主には忠勝だけではなく、忠勝一人に頼らぬ忠義の兵達がおる…
 盟約を最後まで守り、引く事なき三河武士の心意気…この信玄、しかと見た」

「…くっ…!信玄公…!忠勝と多くの兵を失ったワシだが…
 これからは魔王を倒すため、共に戦わせてもらいたい…!」

「うむ…幸村!出来得る限り手負いの者達を甲斐へ運ぶのじゃ、家名を問わず手を差し伸べよ」

「はっ!」

なんと家康がおきあがり、仲間になりたそうにこちらをみている!(えー
自分を責め続ける家康に向かい、「三河武士の心意気は見事であった」とその生き様を認めた信玄。
そんな信玄の言葉に報いるべく、家康は生き恥を晒しながらも自分の罪を償うために、信玄達と共に戦う道を選ぶのでした

「待たれよ独眼竜!伊達政宗殿ォォーッ!奥州は遠うござる、我らと共に甲斐へ参られよ!」

「…」

そして負傷者の移送を任された幸村は、今回の戦いで傷ついた伊達軍にも声をかけていました
しかし光秀の一件のせいで機嫌最悪な政宗が、「いやぁそれじゃお世話になっちゃおっかなー^^」なんて答えてくれるわけもなく
ひたすら幸村を無視して馬をすっ飛ばしていました

「政宗様…ここは武田の申し出を受けましょう、傷ついた者も多くおります」

「…」

「…政宗様…?」



ドッシャアアアッ!!

「ま…!政宗様!?」

「だ、伊達殿!?いかがなされた!」

「政宗ちゃんもしもーし」と小十郎が眉をひそめたその瞬間、突然糸の切れた人形のように落馬してしまった政宗!
一体何が!?小十郎が血相を変えて政宗に駆け寄ると、なんとその脇腹からはおびただしい出血が!
なんてこった…被弾しなかったように見えた鉄砲隊の銃弾は、実は政宗の腹を貫いていたのです
光秀との戦いで、調子が悪かったのもこのためだったのか…というか長政が撃ち殺された時、すごい顔で政宗がギリギリしてたのは
長政の死に怒ったと言うより自分の腹が痛くてすごいガマンしてたからじゃなかろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(…”種子島”に御身を貫かれておろうとは…察せられぬまま明智との戦いも止められず…
 この小十郎、一生の不覚…!)

「ひ、筆頭は…」

「…政宗様なら大丈夫だ、てめえらそんな所でガン首揃えてねえで、
 動ける奴は武田の皆さんの役に立ってこい!
 里の者総出で、余所のケガ人まで面倒見てくださってるんだ!」

「は、はいっ!」

瀕死の政宗はすぐに甲斐へと運ばれると、信玄の配下から手厚い治療を受けることに…
さらに伊達軍の傷ついた兵たちも、皆政宗と同じように手厚くケガの面倒を見てもらっていました
これには小十郎も心底信玄に感謝の気持ちを抱いているようで…ヤクザっぽい性格の小十郎ですが、
仁義を重んじるという点ではやはり単なるチンピラではないようですね

「命は取り留めたようじゃな、だがかなりの血を失うておる…
 口から流し込めるものを支度させておるゆえ、採らせてやるがよい」

「手厚き処遇、感謝申し上げる…!」

「竜の右眼よ、目先の国獲りに固執する武将達は、我らが織田を倒し同時に倒れることを望んでおる…
 かと思えば武将にあらざる者が一人、毛利と長宗我部への使者として瀬戸内へ向かった」

「…?前田慶次…!」

そして信玄の口から伝えられた慶次の新たな行動。結局謙信に阻まれて信長と接触できなかった慶次は、あの戦いの後
「おいお前ちょっと西の奴ら仲間にしてこいよ」と謙信に言われて、瀬戸内海へと向かっていたのです
そこには激しくいがみ合っている強大な武将、毛利元就と長宗我部元親がいるという話ですが…

「同盟した我らを背に魔王と単身相まみえ、片をつける腹づもりであったらしい。
 まこと面白き、風来坊としておくには勿体ない男よ」

「…真逆の企みでありましたか…」

慶次のことを織田軍のくそったれスパイ野郎と思っていた小十郎も、信玄の言葉で誤解は解けたようです。よかったな慶次
というか「一人で信長を片づけようなんて凄いじゃない」と感心しきりの信玄ですが、慶次のやろうとしたことが
暗殺じゃなくて説得っていうのを知ってのことなんでしょうか?実際謙信には「説得?絶対無理だよバカやめろ」
感心どころか散々止められたわけだし、多分説得のことは謙信だけしか知らないんだろうな…

「魔王を倒しても消耗しきっていては後の祭り、次こそ万全の包囲陣をもって当たりたい」

「毛利、長宗我部を味方につけることは至難の業…
 また、他国と共闘しての囲み討ちは伊達の流儀にも反しまする」

「…」

「が…背に腹は変えられますまい」

次に織田軍と戦う時は、毛利・長宗我部を加えた万全の包囲陣を…それにはもちろん伊達も戦力に数えられているはずです
そんな同盟の話に「毛利に長宗我部とか絶対協力してくんねーよ、そもそも俺ら伊達軍は共闘なんて大嫌い」と渋い顔をする小十郎でしたが、
政宗の命を救ってもらったという恩がある以上、自分達も同盟軍への参加を決意するのでした
しかし小十郎はおっかない上に頭も回るし、今まで扱いにくそうな奴だなーと思ってましたが
政宗を盾にすると結構コロッと言うこと聞いてくれて実はやりやすい奴なのかもしれん:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「光秀、東国の動きを知らされながら何故黙っておった」

「所詮弱き者達の組む徒党…恐るるに足らぬものと判断しました」

「伊達の小僧を逃がしたは何故じゃ」

「あの場におられた、お市様の御身をお案じ致しました」

「判断は上総介様が下すもの。消耗させたとは言え武田の騎馬隊はほとんど無傷…
 あまつさえ浅井長政を無駄死にさせ、まだ利用価値のあった徳川を…」

「本多忠勝を討ち取る好機に繋がりました。浅井は元より朝倉ともども滅ぼす算段。
 伊達と上杉、武田もしばらくは動けますまい。後は私が越前に赴けば、
 ひとまず帳尻も合いましょう?」

「…!」

一方その頃、頭蓋骨にジャブジャブ注いだ酒を飲み干しながら光秀の行いを問い詰めていた信長。うげえ趣味わるー!
同盟軍の動きを報告せず、徳川への援軍を取りやめ、長政を射殺し、政宗を取り逃がし…
今回の織田軍の動きは、何もかもが光秀の独断によるものだったようです。
それについてかなり濃姫は腹を立てているようですが、光秀は「は?別に上手く行ってんじゃん。何か文句あんの?」
謝るどころか開き直る始末…お、おいおい信長の前でそんな…殺されますよ光秀!

バッシャアアアアッ!!

「勝手な真似は許さん…!次は酒ではなく、
 脳天から噴き出す己が血を浴びる事となろうぞ!!」

うひい脳天から酒ぶっかけられたー!!こ、これは屈辱的な…問答無用でぶっ殺されるかとも思いましたが
これはこれで赤っ恥をかかされて、精神的ダメージが大きいかもしれませんね

「…申し訳ございません…信長公…(ベロォリッ)」



って酒ペロペロする光秀きめええええええ!!
なんなんだこいつはー!!まったく異様というかなんというか…信長とはまた違った意味で壊れてる奴ですな
信長が恐さナンバーワンだとするならこいつは気持ち悪さナンバーワンですよ
ともかく織田軍も一枚岩ではないようで、ただでさえ激動の情勢がますます激しく揺れ動きそうな予感が…次回に続く!

(C)CAPCOM / TEAM BASARA






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