8月21日

アニメ感想:大正野球娘。 第7話「麻布八景娘戯」

ビュオオッ!!

「うっ!?何奴!姿を現せい!!」

「富士見中学のピッチャー、井沢殿とお見受けする…ひとつお手合わせ願いたい」

「なに…?辻打ちと言うわけか…面白い、返り討ちにしてくれるわ!」

深い深い夜の闇に包まれていたある日の晩、名のある投手を待ち伏せしては野球勝負を挑んでいた怪しい2人組。
辻斬りならぬ辻打ち…このところ市中を騒がせている正体不明の人物です。
一体こいつら何者なんだ…(えー

「ふ…今宵の虎徹は…血に飢えておるわ…」

言うなりスラリとバットを抜いて打撃の構えを取る辻打ち。近藤勇の真似っことは気分を出しておりますな
しかし”こてつ”が漢字で書けてないところを見ると
あんまり頭はよくなさそうですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「聞いたか辻打ちの正体!なんでも身の丈六尺豊かの大男で手足は毛むくじゃら、
 頭巾から覗く瞳は赤くらんらんと輝き、その声は十里四方まで届くらしい…!」

「「ひいええええええええ!?」」

「な、なんだかケダモノみたいね…」

そんな辻打ちの噂は桜花会にも聞こえていましたが、噂に背びれ尾ひれがついて
完全にモンスター扱いをされていました。
単なる「野球勝負を挑んでくる変な女」だっていうのに!それにしても環、巴でさえきっちり正座をしているというのに
一人だけ
こんな堂々とあぐら座りをするなんて…なんて男らしいんだろう…(えー

「小梅さーん、晶子さーん!ちょっといいかしらー?」

「はーい!」

「あなた達の最近の上達には目ざましいものがあります、小梅はバッターの間合いを外すリード、
 晶子は制球力を身につけました」

「てへへ…」

「でもそれだけじゃ朝香中を抑えることはできないわ。だから魔球を覚えてほしいの」

「魔球…?」

えーっ!?スノーミラージュボールをですかァ!?
あれを覚えるにはまずドーム球場を建設するところから始めないと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それともエリプスハンター?あれを覚えるにはまず
サメを手投げのモリで仕留めるところから(ry
冗談は置いといて、乃枝が言いたいのは要するに変化球を覚えろということのようです
確かに変化球がほとんど生まれていないこの時代、それが出来ればすさまじい武器になると思いますが…

「曲がったり落ちたりする球、カーブやドロップのことよ」

「は、はあ…」

「心配することはありません、カーブなんか子供でも投げることができます!」

「わあ…!アンナ先生、ご指導よろしくお願いします!」

「でも私はストレートしか投げられません。だから2人で工夫してちょうだいね!」

「へ…!?」

な、なんてこと!アンナ先生は変化球にも詳しいようですが、投げ方のコツなんかはさっぱり分からず2人に全部丸投げ!そんなー!
ところで当たり前のようにカーブだドロップだと言っていますが、初めてカーブが投げられたのは小梅達の時代の30年くらい前だそうですね
30年…むーん、それだけあれば割とそれなりに知られた変化球って感じなんでしょうかね?

 

「はあ、はあ、はあ…てえいっ!」

スパアアアン!!

「ど、どう?曲がったかしら!」

「全然ー!!」

「むぐぐ…!」

「握り方を変えてみたらどうかしらー!」

「う、うう〜ん…」

ところがその日、一日中バシバシ投げまくってもさっぱり曲がらない晶子のカーブ。
有効な握り方さえよく分かっていないようで、うんうん悩みながら自分達で試行錯誤しているようです
それにしても、横回転を意識するせいか晶子の投球フォームがかなりサイドスローに近くなってきましたね
確かに横へ変化する球はサイドスローの方が投げやすいそうですし、結果は出てなくても一応は前進しているのかも…

↓数日後

「はあ、ふう、はあ…てえいっ!」

スパアアアン!!

「ど、どう?今度は曲がったでしょう!」

「全然ー!!」

「そ、そんなはずありませんわ!今のはボールが少し落ちたでしょう!」

「そうかなあ…引力だけで落ちてるように見えたけど…」


(C)井上和彦/集英社

まるで成長していない…(えー

なんてこと!それから来る日も来る日も散々投げ込んでいるというのに、無情にも晶子のカーブはさっぱり曲がってくれません
とうとう
「はい今のめっちゃ曲がった!めっちゃ曲がった!」などと、ただの棒球を変化球だと言い張り始めた晶子。
これには小梅もどうしていいか分からず困ってしまいますが…

「ねえ、だったら私が判定してあげようか!」

そこに声をかけてきたのはなんと巴!打席で晶子の投げた変化球と勝負して、打ち取れるかどうか試してみようというのです
まあ巴の魂胆としては、変化球がどうとか言うより
単になんでもいいから小梅と話してハァハァしたいだけだと思いますが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ふ…いいでしょう…私の魔球で打ち取ってみせますわ!!」



見よこの魔球の握りを!闘志満々の晶子が見せた握りは…なにィィィ!?ドキドキボールの握り!!
こ、これは2008年にレッドソックスの岡島が開発したという超最新魔球!
こんな未来を往く魔球をこの時代に掴んでいたとは!?とんでもねーぜ晶子!
ちなみにこのドキドキボール、去年のシーズンが始まる前に岡島が練習していたら
手首を痛めてしまって
シーズンをまるまる棒に振るハメになった
という、なんとも縁起の悪い魔球であります:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ええいっ!」

パッカアアアアアン!!

「なぁ…!?」

「へっへーん!」

「素敵です巴お姉様ぁ!」

「…(#^ω^)ピキピキ」

が、ドキドキボール完全不発!やはりというか、ちっとも曲がってない球を完璧に打たれて打球はスタンドイン!
ああ…しかし辻打ちの時もホームラン性の当たりをパカパカ飛ばしてたし、巴の長打力も相当上がってきてますね
そしてただでさえ変化球が投げられなくてイラついているのに、こんな風に無惨に打ち砕かれた晶子は
おだやかな心を持ちながら激しい怒りに目覚めてしまいます。完全に目が据わってるよ!

「ええいっ!!」

パッカアアアアアン!!

「えええいっ!!」

パッカアアアアアン!!

「ええええいっ!!」

パッカアアアアアン!!

「全部まっすぐだったわよー?」

「………(´;ω;`)」

ピッチャーの自信失わせてどうするー!!その後投げまくったボールもメッタクソに打たれて晶子完全粉砕!
「どう見てもちゃんと曲がってます!」と言い張っていた意地も、少しは持ち始めていたピッチャーとしての自信も粉々です
巴めなんてことを!これで結局は、晶子のカーブがまるで曲がってないことが証明されてしまいましたが…

「はーい今日はここまで!道具をしまって帰りましょう!」

「「「はーい!!」」」

「…」

やはりそんな巴との勝負の結果にショックを隠せない晶子。練習が終わりになっても、心ここにあらずで能面のような顔をしております

「えええ!?こ、今夜も!?」

「しーっ!じゃ、いつも通りにね!」

「…?」

そんな晶子の耳に聞こえて来たのは、今日もまた辻打ちに出かけようと無理を言っている巴達の会話!
変化球の夢を打ち砕いたことに加えて小梅の周りをチョロチョロと…それを見ているうちに
「あのアマぁぁぁ!」
晶子の中でふつふつ何かが沸き上がってきてしまい…

「毎度ありがとうございます、またどうぞー!」

「(こそこそ)」

「あ〜ら、こんな時間にどこへいらっしゃるのかしら、小梅さん?」

「ひゃっ!?あ、そ、そのう…」

そしてその日の晩、辻打ちのためにすず川を抜け出す小梅の前に現れた晶子!どうやら小梅と巴の辻打ちを妨害する気満々のようです
ところでさっきの巴は
「いつも通りに」って言ってただけで何時に集合とかは言ってないんですが
もしかして
練習の後から何時間も小梅ん家の前で待ってたのか晶子さん。なんて執念だ!
それと関係ないんですが、小梅ママに
「またどうぞー!」と見送られて帰っていったのは例のキレンジャーおっさんです。
あんたまた今日もカレー食いに来てたのかよ!どんだけカレー好きなんだ!

「バッテリーは夫婦も同然、それなのに巴さんと辻打ちだなんて!」

「す、すいません…ねえ、どうしてもやるつもり?」

「当たり前です!私は実戦の中で魔球に開眼するのです!」

ガミガミと小梅に説教を始めた晶子でしたが、なんと小梅を巴のところへ行かせない代わりに自分が覆面つけて辻投げを開始!
なんじゃそらー!!
「実戦の中で魔球開眼」とか言って、ちっとも曲がらん今の変化球で勝負する気ですか!なんという無謀な…
そんな晶子達の前に、とある学校の野球部員らしき男が通りがかります。恰幅のいいドカベン体型で、いかにもパワーヒッターという感じですが…

「ふっふ〜ん♪くっちもっとしっまりってくっれなっいの〜♪」

ぶおんぶおんぶおん

「むっ!?何奴!姿を現せい!」

「富士見中学の4番バッター、斎藤殿とお見受けします」

「いかにも!僕が斎藤だが…はっはぁん、さては井沢を負かしたという
 件の辻打ちとやらは、お前たちか!」

「いいえ!私はそう…辻投げとでも呼んでもらいましょうか!」

「ほほう…辻投げとな!」

「一球お手合わせを!」

「是非もない!このバットの錆にしてくれるわっ!!」

そして晶子から投げつけられたバットを受け止め、一球勝負を受けて立つ斎藤!
冒頭の辻打ち巴に絡まれた奴といい、今度も富士見中学のメンバーですか!
それにしても普通なら
「え…何この頭おかしい覆面変質者…」とドン引きしてもおかしくないところですが
「返り討ちにしてくれるわぁ!」とか「バットの錆にしてくれるわぁ!」とかノリがよすぎて最高です富士見中

「その余裕…私の魔球で打ち消してみせますわ!てぇいっ!!」

「ふん!!」

パッカアアアアアン!!

「…」

「…い、今の球、曲がってました?」

「え、いやぁ全然」

「…(´;ω;`)」

つ、辻投げダメだこれー!!完璧に打ち返されたボールは空の果てまで飛んで行って晶子完全敗北!
なんつー立場のない辻投げ!結局
「実戦の中で魔球開眼」というもくろみはバラバラに砕け散り、
晶子はこの日もまったく上達せずに終わってしまうのでした

「0対15で朝香中学の勝ち!」

「「「ありがとうございました!」」」

「やっぱ朝香中は強えなぁ〜!」

そんなある日のこと、何やら野球の地方大会らしきものに参加していた朝香中は、対戦相手をまるで寄せ付けずに快進撃を続けていました
どれどれそんな朝香中にボロ負けした学校の名前は、スコアボードによると…
ふ、富士見中ー!!(号泣)
そ…そんなー!あれだけ辻打ちやら辻投げやらの酔狂にさんざん付き合わされたあげく、朝香中にもこんなフルボッコにされてしまうなんて!
一体富士見中がなにをしたー!

「は〜あ…詳しくって言われてもねぇ…」

って、そんな朝香中vs富士見中の観客席で溜め息をついているのは新聞部の記子。
どうやら桜花会に頼まれてこの試合の偵察に来たようですが、試合の様子をどう書けばいいか分からず悩んでいるようです
それもそのはず、実は記子はこの前の試合でも朝香中の偵察をやらされていたのですが…

「”左翼手がもたつく間に、一塁走者・高原は韋駄天のごとき快足を飛ばし長躯生還、
  初回からの得点に朝香中応援団は沸きに沸く”…なにこれ」

「第十一回全国中等学校優勝野球大会!地区予選での朝香中の試合ぶりよぉ」

その時の様子がこれ、試合の様子を原稿用紙にまとめて持ってきたのですが、乃枝の反応は激しく微妙でした
というか朝香中が参加してる大会は、やっぱり全国大会への出場を賭けた地区予選だったみたいですね

「これはただの観戦記じゃない!」

「へっ?」

「私がお願いしたいのは作戦を立てる助けになる資料!応援団の様子とかは必要ないの!」

「えええ…?お、面白く書けたのにぃ」

「面白さなんてカンケーないの!必要なのは誰がどこにどんなボールを投げて、
 何球目にどうなったとか!もっと冷静で詳しい資料!」

「し、新聞部の仕事で忙しい中、やっと時間を割いて行って来たのに…」

「(ポイッ)これじゃ使えないわ。次からはよろしく」

「ええええ〜!?」

な、なんてこと!微妙な反応どころかメッタクソにダメ出しをして、
「こんな紙クズいらねー」とばかりに
山ほどの原稿用紙をたたっ返す乃枝!てめえの血は何色だー!!
いくら作戦に使えない内容とはいえ、忙しい中これだけ大量の原稿用紙を書いてくれた記子に対して、この態度はひどいですよ
もう少しやんわりとした言い方ってもんが…

そんなわけで一生懸命書いた原稿を紙クズ扱いされた記子は、乃枝が満足するような書き方が分からず途方に暮れていたのです

「は〜あ………ん?」

「今日は6の5か、あのピッチャーならこんなものかな」

って、その時たまたま記子の視線に入ったのは朝香中の最強4番バッター・柳!
何をしているのかと思えば、スコアブックを読みながら今の試合を振り返っているようです
というか地区大会とはいえ6打数5安打のメッタ打ち!?それで
「こんなものかな」と全然満足してないあたり凄すぎます柳
ちなみに乃枝に紙クズ扱いされた前の試合のレポートでも、
「柳の打った打球は空へと吸い込まれていった」的なことが書かれてるので
どうやら前の試合でも超特大ホームランをブチかましたようです、こりゃ到底晶子が打ち取れる相手じゃないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あのう、すいません」

「あっ、君は確か練習試合の時の」

「えへへ、そのせつはどうも(ぺこり)」

「あっ、こちらこそ(ぺこり)」

そんなスコアブックが気になって柳に話しかけてみた記子。どんな反応が帰ってくるかと思いきや、
ぺこりとお辞儀しながら
「どうもこんにちは」凄く人柄のよさそうな感じです

「あのっ、それはなんですか?」

「これはスコアブックと言って、試合の記録簿みたいなものさ」

「え!?」

「これ、僕が書いているんです!」

「よかったら見てみるかい?」

「あ…はい!」

な、なんと!にこやかに記子へスコアブックを手渡したかと思えば、丁寧にその書き方まで教えてくれた柳たち!
いい奴らすぎるぞ朝香中!!なんかもう朝香中の描写を見るたび好感度がどんどん上がっていってしまうな
小梅達の言うように女を舐めてるような奴らだったら、
顔を合わせた時点で「うわこいつ、性懲りもなく偵察に来てるよ(笑)」とか
「スコアブックなんか知ってもお前らじゃ無意味だろ(笑)」とかバカにした態度を取りそうなものですが、
実際は物腰柔らかで気持ちのいい奴らって感じだしなあ、こりゃ差別意識の強すぎる晶子達にも問題がありそうな気が…

「昨夜はどうして来なかったの?ず〜っと待っていたのに…」

「ご、ごめんなさい、急な用事ができちゃって…」

「それならそうと連絡してくれれば…」

「小梅さん、今夜もよろしくお願いしますわねぇ」

「え?な、なんのこと?」

「昨夜から魔球の実践練習を始めましたの。小梅さんと」

「ええ!?わ、私との約束を破って晶子さんと!?」

「それはそうでしょお〜?夫婦ですもの。浮気をしている暇などありませんものねえ」

「は、はい…」

「ダメよそんなのずるいわ!私が先約だもの!ねえ小梅さぁん!」

一方その頃桜花会のグラウンドでは、お互いに小梅を独占したい晶子と巴がみにくい言い争いを繰り広げているところでした
こいつら…あの爽やかな朝香中に比べて
なんと見苦しい奴らなんだ!(えー
もう俺の心情的には完全に朝香中がんばれとしか言えないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ちょっと、何をなさるの!小梅さん、今夜は私と参りましょ!(ぐいぐい)」

「いいえ!私と!(ぐいぐい)」

「私とですっ!!(ぐいぐい)」

「いいえ私とよ!!(ぐいぐい)」

「え、え、えええええ…!?」

「小梅さん!私とに決まってますわよね!?」

「う…う、うん…」

「ええ!?私はどうなっちゃうの!?」

「あ、あああ、ご、ごめんなさぁい…!」

「「ねえっ!!一体どっちを選ぶの!!」」

三郎さんに決まってるだろうが!お前らもう帰れや!(えー
私が私がとお互い一歩も引かずにぎゃーぎゃーと言い合いを続ける2人、どっちか選ぶなんて出来ない小梅はほとほと困り果ててしまい、
結局その日は三人で夜の街角に潜み、野球部員を待ち伏せすることになってしまいます

(ちょっとぉ、もう少し詰めてもらえない!?)

(もう十分詰めてますわっ!)

(あら失礼、投球練習でついた筋肉がジャマをしていらっしゃるのね)

(居合とかのおかげで二の腕が太い誰かと、一緒にしないでいただけるかしら)

(なんですってぇぇぇ!?)

(うう…)

夜になっても相変わらずの言い合いを続ける二人、ずっと間に挟まれっぱなしの小梅が哀れすぎます
そんな2人がいつまでもケンカを続けるうちに、とうとう道の向こうから野球部員の歩いてくる気配が…

(よし!行くわ…よ!?)

「馬見山中学の方とお見受けします!いざ勝負!!」

「よろしくお願いします!」

「待てぇい!勝負はこちらが先だ!」

「考えることはみんな同じなのね〜」

「はぁ…なんで私まで…」

って、そんな巴達と同時にあちこちから飛び出した5人の人影!鏡子に胡蝶に環に雪に静に…お前らみんな辻打ちかよ!
まあさっきはみんなの目の前で
「私と辻打ちやるんだい!」「私と辻投げやるんだい!」とさんざん大ゲンカしてましたからね、
それで辻打ちの正体に気づいて、自分も混ざろうとする気持ちも分からなくは…って、
あれ?もともといた小梅達が3人、続いて現れた鏡子達が5人、足して8人…?あれ…?
の、乃枝だけハブられとるうううううう!!
マジかよ乃枝!一人だけ仲間外れ状態だなんて!というか静が「なんで私まで」と言ってるところを見ると、
静自身は来る気なかったのに誰かに誘われて来たわけで…
つまり乃枝にはその誘いすら来なかったと…乃枝ええええええ!!
そういえばこんなこともありました、前回アンナ先生の話を聞いて2人ずつ「わぁーい」って顔を見合わせるシーン。
9人のうち2人ずつ…となれば最後に1人あぶれてしまうわけですが、当然それは乃枝でした。乃枝ええええええ!!

 

まあしかし乃枝も哀れではありますが、いきなり8人のバット持った変質者に襲われた野球部員の人も相当哀れです(えー
そんな哀れな野球部員の人は一体どんな顔をして…って、こ、これは!?
明らかにただのコソ泥2人組!野球部員じゃねえ!
そう、何を間違ったのか桜花会が取り囲んだのは、野球部員ではなくどこかの家を襲ってきた泥棒2人組だったのです

「え…?ど、泥棒!?」

「どひっ!?やべえ!」

「「「「待てえええええええーっ!!」」」」

そして小梅達に気づかれた次の瞬間、目にも止まらぬ速さで即座に逃げ出した泥棒達!
すかさず小梅達も全速力でこれを追跡しますが、特にスピードの速い胡蝶と巴が一気にグループから飛び出す結果に!
残りのメンバーは横並びになるような感じでドタドタ駆けていきますが、たった一人だけバテバテになってみるみる遅れていく人物が…
誰かと思えば
晶子です。相変わらず全然スタミナがねえええええ!!

「はあ、ひい、はあ…!」

よじよじ よじよじ

「待てえええーっ!!」

シュババァッ!!

「と、巴お姉様ぁ!ふん!ふん!ふん!ふんぎぎぐ!」

「鏡子ちゃん…無理、普通の人には無理よ…」



巴&胡蝶すげえー!!泥棒が必死こいて登っていた壁もなんのその、軽くひとっ飛びで一気に差を詰めていく!
後ろについて来た鏡子はいくらがんばっても登れそうにありません、あいつら2人の敏捷性はハンパないな…

「巴先輩!私が先回りしますから挟み撃ちに!」

「頼むわよ!」

ドダダダダダダダダズザァッ!!

「どわあーっ!!」

「そこまでよ!もう観念なさい!」

さらに留まるところを知らない胡蝶の驚異的な快足!とんでもない速さで回り込みついに泥棒の行く手を阻む!
まったく凄いと言うほかないな…階段を飛び越える胡蝶と巴の動きとか
まるっきり忍者ですよ!



「そうよ観念しなさい!警察に突き出してあげるわ!」

「ぐ、ぐぐぐ…!」

「なんじゃ騒がしいーッ!!こんな時間に何をしとるのかね!!」

ゲェー!?いよいよ泥棒がお縄を頂戴しようという時
いきなり空気読めてないジジイが登場!
「お前ら近所迷惑じゃボケー!!」と小梅達のド真ん中に怒鳴り込んできましたが、
その途端泥棒に組み付かれた爺さんは人質にされてしまう!どあほー!

「てめえら近寄るんじゃねーぞォ!さあ道を空けろ!」

「…」

「す、鈴川さん…!?」

「お、おい…!」

爺さんに刃物をつきつけられて手を出せなくなってしまう桜花会。しかしその時、なぜか小梅だけはまるで動じずに泥棒へと歩み寄って行く!
そ、そんな!
まさかの爺さん見殺し!?まさか小梅にこんなドライな一面があったなんて:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「く、来るな!こいつがどうなっても…」

「あー!!空飛ぶ円卓!!」

「「「「ええっ!?」」」」

バカが見るブタのケツ!その時なんとよそ見戦法で泥棒の注意を逸らした小梅!
そんな空飛ぶ円卓発言にはその場にいる全員が引っかかってしまいます。こ、こんな古典的な手に…はっ(゜д゜)ま、まてよ、
これは100年くらい前の話だから、当時としてはこれも
物凄く画期的な戦法だったのだろうか…(えー

「晶子さん!」

「てぇえいっ!」

そんな小梅が作った隙に、泥棒めがけてボールを投げつける晶子!一度はかわされてしまったものの
すかさず巴が上手く打ち返して泥棒1人KO!そして残る1人も片づけるべく、ふわりと上がったボールに駆けつける晶子でしたが…

「はぁはぁ…!えええいっ!!」

投げ方も握り方も何もかもが無我夢中!とにかく泥棒にぶつけることだけを考えて投げたそのボールは、
なんと
泥棒の目の前で鋭く曲がり落ちて急所に直撃する!こ、これは!?この指先だけで掴むような握り、
そして無回転のボールが打者の手前で急降下する軌道はまさか…!

あれが相原の…
タイガーナックルだ!!
(えー

タイガーナックルかよ!!爪先でボールをはじき出し驚異の変化を生み出す必殺のナックル!
まさに魔球としか言いようのないこの球を習得するとは、晶子も相当なもんだな…現在のプロ野球で投げてもメシが食えますよ(えー

「ねえ!昨夜魔球を投げたっていう話、本当なの!?」

「ええ!」

「すっごいの!がくぅぅぅんって落ちたの!」

というわけで、この泥棒騒動のおかげでついに魔球を自分のものにした晶子。翌日には
昨夜ハブられていた哀れな乃枝にも
それを見せてやろうと、再び巴相手のバッティング勝負を行うことにします

「行きますわよー!ええいっ!!」

「ふん!!」

パッカアアアアン!!

「…」

「ちょっと、全然落ちないじゃない!」

あ…?あ…?ところが自信満々で投げた晶子の球は、まったく変化せず空の彼方へ弾き返されてしまう!なぜにー!?
って…よくよく見てみたら、巴に投げる時の晶子はタイガーナックルじゃなくて
普通のナックルの握りで投げてるじゃないですか!
ダメだよこれじゃ!タイガーナックルを投げるなら、指で握るんじゃなく爪で握るように投げないと…
とりあえず晶子は
八木沼さんにタイガーナックルの説明を受けるべきだと思いました(えー  次回に続く


 

(C)神楽坂淳/徳間書店・東邦星華桜花会
(C)こせきこうじ/集英社


8月20日

アニメ感想:遊戯王5D’s 第72話「風の中にあるもの」

「集いし絆が更なる力を紡ぎ出す!光差す道となれ!
 シンクロ召喚!轟け!ターボウォリアー!!」

久々の出番でターボさん大活躍の巻。ここ最近の遊星のデュエルでは、
「飛翔せよスターダストドラゴン!」「飛翔せよスターダストドラゴン!」「飛翔せよ!」「飛翔せよ!」って
シンクロ召喚と言えばスターダストみたいな感じでしたが、今回はターボさんの他にもジャンクウォリアーをシンクロ召喚したりと
色々なシンクロを駆使する戦いが見られましたね。スターダストもカッコいいんですけど、
遊星はせっかく8体もシンクロモンスターを持ってるんだから(他のキャラは多くても3体しか持ってない)
こういう風にまんべんなく使ってくれると見てて楽しいですね

「ターボウォリアーの効果発動!このモンスターがレベル6以上のモンスターに
 攻撃をする時、相手の攻撃力を半分にする事ができる!
 フルール・ド・シュヴァリエ(攻撃力2700)を攻撃!アクセルスラッシュッ!!」

ドガアアアアン!!

「う…ぐう!(LP3900→2750)」

「…!?どうしてフルール・ド・シュヴァリエが破壊されないの!?」

「トラップカード”理想のために”!私のフィールドのモンスターを墓地に送ることで、
 モンスター1体の戦闘破壊を無効にする!ふふ…このバトルをしのいだ事で
 フルール・ド・シュヴァリエの攻撃力は元に戻る!」

「く…!」

「それじゃ…次のターンでターボウォリアーが破壊されてしまうわ…!」

しかし遊星と戦うシェリーもさるもの、ダメージこそ受けたもののモンスターはきっちりとその場に残し、
次のターンでの逆襲を可能にしてしまう!ターボさんの効果を発動できるのは遊星から攻撃を仕掛ける場合のみ、
シェリーからの攻撃を受けてはなす術もなくやられてしまいます

「トラップカードオープン!”シンクロアウト”!
 オレのフィールドのシンクロモンスターをデッキに戻し、
 墓地にあるシンクロ素材モンスター達をエンドフェイズまで呼び戻す!」

「ど、どうして!?モンスターを戻しても、フルール・ド・シュヴァリエの方が攻撃力は上なのよ!?」

そこで遊星が使用したのはシンクロ召喚解除のカード!ターボさんの召喚に使ったモンスター2体を呼び戻すことができますが、
その効果が続くのは遊星のターンが終わるまで…シェリーのターンになれば遊星を守るモンスターは誰もいなくなってしまいます
ならこのターンのうちに攻撃するしかないですが、当然フルール・ド・シュヴァリエの方が攻撃力は上!一体遊星は何をやろうと…?

(おそらく遊星の場に伏せられているのは”緊急同調”…!
 緊急同調でターボウォリアーを復活させ、
 フルール・ド・シュヴァリエを再度攻撃しようというのね!)

しかしそんな遊星の狙いを見破っていたシェリー!な、なるほど…いったん分離したターボウォリアーを緊急同調で再度シンクロ召喚すれば、
このターンにもう1度ターボウォリアーでの攻撃が可能になります。
そうなれば今度こそ、邪魔なフルール・ド・シュヴァリエを撃破できるというわけか

(でもフルール・ド・シュヴァリエには、相手のマジック・トラップを無効にして
 破壊する効果がある…それを遊星が忘れるはずがない…!
 ならばこれは…さらなるコンボへの布石!)

「さあ…どうする!!」

ところがフルール・ド・シュヴァリエにも、1ターンに1度だけ相手のマジック・トラップを無効にできるという強力な効果が!
遊星の狙いが緊急同調だけなら話は簡単、フルール・ド・シュヴァリエでその効果を無効にしてしまえば
シンクロアウトで自分の首を絞めた遊星は次のターンでジ・エンドです
しかし、遊星がそれだけで終わる男ではないと確信しているシェリー。何か緊急同調以外の手も用意しているとの推察を…
今ならまだ、シンクロアウトの時点でフルール・ド・シュヴァリエの効果を使うこともできますが…

 

「ふ…いくらでも驚かせてちょうだい。私にはその上を行く戦術が用意されている!
 シンクロアウトにフルール・ド・シュヴァリエの効果は使わない!」

「そうか…現れろ!ターボシンクロン!ジャンクウォリアー!
 さらにトラップカードオープン!”緊急同調”!!」

「やはり…!シンクロ召喚はさせないッ!!
 フルール・ド・シュヴァリエの効果発動!緊急同調を破壊する!
 そして場のカードが破壊されたことでトラップ発動!”チェーンクローズ”!
 相手プレイヤーはエンドフェイズまで、マジック・トラップを発動することはできない!」

やはり遊星の伏せていたカードは緊急同調!シェリーはすかさずその発動を無効にしますが、
さらにこのうえ遊星のマジック・トラップの発動をも封じてしまう!ゲェー!!
こんな隠しダマがあったとは…遊星に策があったとしたら、
緊急同調を囮にフルール・ド・シュヴァリエの効果を使わせて
その後本命のマジック・トラップを発動することだったのでしょうが…もはやそれすらも完全に封殺されてしまいました

「読めていた…ここまではやってくると!!」

「え…!?」

「ターボシンクロンでフルール・ド・シュヴァリエを攻撃!!」

ところがなんと、それまでも遊星には想定の範囲内!そして何を思ったか、激弱なターボシンクロンでフルール・ド・シュヴァリエを攻撃!
ターボシンクロンの攻撃力はたったの100!攻撃力2700の
フルール・ド・シュヴァリエに攻撃なんぞ仕掛けたら、
ライフ2400の遊星は一発で死んじゃいますよ!

「ターボシンクロンの効果発動!攻撃対象のモンスターを守備表示にする!
 (フルール・ド・シュヴァリエの守備力:2400)」

「だとしても、攻撃力100のモンスターで何ができる!」

ドガアアアアン!!

「く…!!(LP2400→100)」

「ラ…ライフがあと100…!遊星!自分のした事が分かってるの!?」

って、
フルール・ド・シュヴァリエを守備表示に変え、かろうじて即死だけは免れた遊星!
とはいえ残るライフはたったの100!アキにしてみれば、ライフを減らしたいんだか残したいんだか分からない意味不明の行動ですが…

「さらにターボシンクロンの効果発動!
 このモンスターの攻撃で受けたダメージ以下の攻撃力を持つモンスターを、
 手札から特殊召喚することができる!」

ところがターボシンクロンにはもうひとつの特殊効果が!それは犠牲にしたライフに見合った攻撃力のモンスターを召喚するという効果!
それにより遊星が召喚したのは、攻撃力1000のジャンクコレクターというモンスターです
なんだかずいぶん控えめな攻撃力のモンスターですが…

「ジャンクコレクターの効果発動!このカードと墓地のトラップカード1枚を
 ゲームから除外し、除外したトラップの効果を発動する!
 オレは墓地の緊急同調を選択!シンクロ召喚を行う!」

「な…!?そこまでしてシンクロ召喚を!」

「マジック・トラップがダメでもモンスター効果なら発動できるのね!?」

次から次へと効果がまわりまわって、最後に到達したのは緊急同調の発動!遊星がやりたかったのはこういう事だったのか!
すべてはトラップ無効化の網をかいくぐるために、ジャンクコレクターのモンスター効果として緊急同調を使うべく
これほどの効果をつなげて、ターボさんのシンクロ召喚を可能に!これこそまさに集いし絆が紡いだ力!叫べ遊星!

「集いし絆が更なる力を紡ぎ出す!光差す道となれ!
 シンクロ召喚!轟け!ターボウォリアー!!」

そして復活したターボさんの手により、ついに引導を渡されたフルール・ド・シュヴァリエ!
今回のデュエルはこんな感じで、色々と戦略面での練り込みが凄かったですな
他にも見どころと言えば、まさかまさかのシンクロスピリッツ再登場によるピケルたんハァハァ
「来週からオレのアバンタイトルはこれにしろという、スタッフへの遊星の抗議が聞こえてくるようです(えー
やはりBMGとロリマジに並ぶヒロインカードはピケルたんしかいないな…

関係ないけどシェリーのママさんは
物凄いおっぱいの持ち主でしたね
母さんがこれということは、もしかしてシェリーも相当なおっぱいの持ち主なんだろうか
:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
アキさんもなんだかんだで
相当な巨乳だし、これは色んな意味で5D'sから目が離せませんね(えー  次回に続く

(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS


8月18日


(C)PEACH-PIT・講談社/ エンブリオ捜索隊・テレビ東京

味噌かつには白みそじゃなくて
八丁みそでしょおおおおお!!

すっかり言うのを忘れてましたが、数日前に行ってきましたよ矢場とんへ!味噌かつ食いに!
愛知県を故郷に持ちながら味噌かつ童貞という汚名を被ってしまった私も、
これで堂々と愛知県民を名乗れるってもんです、今は神奈川県民ですけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

とりあえずお盆に帰省した時に「味噌かつ食いたい」と言ったら「その辺のとんかつ屋行け」と言われたんですけど、
私は「とんかつ屋だけど味噌かつやってるよ」な店でなく生粋の味噌かつ屋に行きたかったので、名古屋まで出向いて矢場とん本店に乗り込みました。
さすが有名な店だけあって相当な込み具合でしたね、一応は平日の昼でしたが「最後尾は30分待ちでーす!」くらいの列が
店の前にズラーリと。そんな炎天下の中がんばって並んで食べた矢場とんの感想は…
美味かったよ!すごい美味かったよ!!味噌汁!!(えー
味噌かつは…うん、味噌かつは…うん、あれは…うん:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
父ちゃん母ちゃんも一緒だったんで、ロースとかヒレとか鉄板ロースとか色々食べ比べてみましたが、うん…うん(えー
正直なんであんなにみんな並んでたのかよく分からん味だったな…
つまりみんな味噌汁目当てに並んでたってことですね!(えー





アニメ感想:涼宮ハルヒの憂鬱 第20話「涼宮ハルヒの溜息T」

悪夢のようだったエンドレスエイトが終わり、今回からやっとまともな話が再開したハルヒ。
そんな新エピソードでは文化祭についての話をやるようで、SOS団がそれにどう取り組むかが語られるようですが…

「問題はいつ何を聞いたかじゃなくて、今何をするかなのよ!」

「立派なことを言ったつもりか?」

「と言うより、これから何をするか考えないといけないのよ!」

「現在形なのか未来形なのかはっきりしてくれ、それから主語か一人称単数なのかもついでにな!」

「もちろん私達全員よ。これはSOS団全員の行事だから!」

「それなら団でなくて学校全体の行事だ。そんなに文化祭をフィーチャーしたいのなら、
 実行委員に立候補すればよかったのにな。くだらん雑用が目白押しに詰まっているだろうさ」

「それじゃ意味ないのよ!やっぱり私達はSOS団らしい活動をしないとね、
 せっかくここまで育てた団なのよ、校内に知らない者はいないまでの超注目団体なのよ、分かってんの!?」

「お前は単なる思いつきを口走るだけだから楽だろうな。俺や朝比奈さんの苦労はどうなるんだよ、
 古泉はやけに如才なく笑っているだけだし、長門はブレストの役には全く立たないし、
 少しは一般人たる俺の事も考えて欲しいもんだ」

「うーん…期待に応えるくらいの事はしないといけないわね」

「一体どこの誰がSOS団のやる事に期待を持っているのか、それこそアンケートを取るべきだろ」

「古泉君のクラスは何すんの?」

「舞台劇をするまでは決まったのですが…古典をやるか、オリジナルをやるかで揉めています」

「そりゃまた活気のあるクラスでいい事だな。面倒そうだ」

「有希は?」

「占い」

「長門が占いだって?予言の間違いじゃないのか」

「それじゃ会議を始めるわよ!みくるちゃん、あなた書記なんだからちゃんと言うように書きなさい」

「あ、はい」

「いつから朝比奈さんが書記になったのか俺は知らなかった。誰も知らないだろう、
 たった今決まったらしいからな」

「私達SOS団は映画の上映会を行います!」

「は…?お前が一人で映画監督を目指そうが、プロデューサーを志そうがどうでもいい。
 だったら俺達も好きにしていいんだろうな」

「安心して、脚本ならほとんど考えてあるから心配なしよ!」

「俺が言いたいのはそうではなくてだな」

「何も心配することないわ、あんたはいつも通り私についてくればいいのよ、心配の必要はまったくなしよ!」

「心配だ」

「段取りは任しといて、全部私がやるから!」

「なおのこと心配だ」

「ゴチャゴチャうるさい奴ねえ、やるって言ったらやるのよ!反対意見は文化祭が終わった後に聞くわ、
 監督の命令は絶対なのよ!」

「団長の次は監督か。最後は何になるつもりだ」

「ところでキョン、あんた映画作りに必要なものは何か分かってる?」

「ん?斬新な発想と、製作にかけるひたむきな情熱じゃないか」

「カメラに決まってるじゃないの。機材もなしにどうやって撮るのよ、そんな抽象的な答え要らないわよ」

「そうかも知れないが、そんな即物的なことを俺は言いたいのではなく…」

「そういうわけだから、これからビデオカメラの調達に行きましょう!」

「えっ!?あ、ああ、あの、涼宮さん、そういえば私用事が…」

「黙りなさい。心配しないで!今度はみくるちゃんの体を代金がわりにする事はないから」

「お前が心配するなと言って、本当に心配しないでいい事があった試しがない」

「ちょっとだけ協力してもらうだけよ、スポンサーまわりをするの。あんたも来なさいよ、荷物運びのためにね」

すたすたすた

「今はもう秋のはずなのに、なぜだかち〜っとも涼しくない。地球はいよいよバカになったようで、
 秋という季節を日本に到来させることを忘れてしまっているのだ」

「ここ!ちょっと待ってて、私が話つけてくるから!」

「少しでもハルヒが胡乱なことをやろうとしたら、このまま朝比奈さんを小脇に抱えて遁走してやる」

「何をしてるんでしょう…?」

「さあ。どうせこの店で一番高性能なデジタルハンディビデオカメラを無償貸与せよ、とでも
 言ってるんじゃないでしょうか。それくらいの事を平然と言う奴だからな、あいつは。困ったもんだ。
 ハルヒは己の価値基準を絶対的なものだと信じ込んでいる。他人の意思や意識が
 自分と違う場合もある、むしろ違ってばかりだということが分かっていないに違いない。
 超光速航法を実現したいならハルヒを宇宙船に乗せてやればいい。易々と相対性理論を無視してくれるだろう」

ひたすらキョンが文句たれ流しまくって1話終了。あ…?あ…?
なんなんだこれは!キョンこいつ性根が腐りすぎだろ…他人のやる事なす事いちいち全部に文句をつけるとか終わっとる
エンドレスエイトのキョンは普段よりかなりまともだっただけに、余計今回のキョンが酷く見えるな…

というかハルヒを「他人の事を何も分かってないアホ」とか、古泉を「ヘラヘラしてるだけの使えない奴」とか、
長門を「愛想なしの役立たず」とか、文化祭実行委員や古泉のクラスメイトを「面倒な事を自分からやりたがってる物好き」とか
あげくの果てには地球を「気温の調節もできないバカ」だとか、これだけ見下した視線で見てるなんてあんまりですよ
そう言うキョン自身は、何に対しても無気力で無関心で無能で怠惰でやる気がなくて取り柄もなくて
でも文句だけは人一倍うるさいっていう典型的ダメ人間じゃないかよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

今回はハルヒがニカーッといい表情をして文化祭を頑張ろうとしていただけに、
常に辛気臭い顔で水を差しまくるキョンがうざくてしょうがなかったな…まあ普段から似たような感じですけど、今日のはあまりに酷すぎました
「なんでもっとスカッと生きねえのかな」と、アカギ先生も申しております(えー  次回に続く

(C)2009谷川流・いとうのいぢ/SOS団


8月17日

アニメ感想:しゅごキャラ!どきっ 第96話「届かない声、くだかれる思い」

「あぁ!?このポスター!」

「DLって書いてあるけど…間違いない!」

「イクトにゃ、イクトだにゃ!」

ある日のこと、あむ達のご町内にとあるコンサート宣伝ポスターが出回っていました。
そのポスターを見てみれば、「DL」を名乗るイクトとバイオリンのイラストが…
なんだかどう見ても「人いっぱい集めて×たま抜くんでよろしく^^」というイースター企みによるコンサートですが、
あまりの分かりやすさに唯世達はかえって警戒心を強めます

「またイクトを使って×たまを集めようとしてるんだ!」

「怪しいわね…」

「これを見れば僕達は、DLが月詠イクトだってすぐに分かる。
 ×たま集めを阻止しようとすることも予想できるだろう」

「なのにこんなに堂々と…まるで僕達を誘い込もうとしてるみたいだ」

イクトとバイオリンのイラストなんて載せなければいいのに、あえてそんな分かりやすい真似をするイースターを不気味がる唯世。
それもそのはず、この前の戦いでイースターは「エンブリオは大量の×たまを浄化した時に出てくる」と気づいたわけですから
今回も大量の×たまを集めた後に、それをあむ達の力で浄化させるつもりなのです

「おれは行くにゃ!イクトに会えるかもしれないなら…罠だってなんだって、
 どこだって行くにゃ!」

「…行こう、例え罠だとしても放っておくわけにはいかないよ!」

「そうだね、それがやや達ガーディアンの務め!」

結局ここでうだうだ考えていてもイクトは助けられない、ということであえてそのコンサートに乗り込むことにしたあむ達。
そしてコンサート当日、わいわいがやがやとチラシを見た人達が大量に集まってきましたが…

《それではDLの演奏をお楽しみ下さい》

ピィーン♪ピピィーン♪

「やっぱり…!」

やはりというかなんというか、今日もまた例のバイオリンを弾きまくって×たまを次々に抜いていくイクト!
すかさず「やめろコノヤロー」とキャラなりしてそれを妨害しようとするあむ達でしたが、
なんとイクトもデスレーベルにキャラなりしてあむ達との戦闘に突入!なにー!?この間は×たま抜くだけ抜いたら
「ほいあとは浄化よろしく〜^^」とすたこらトンズラしていったというのに!(えー

「イクトぉ!おれを思い出してくれにゃ!ホントのイクトに戻ってくれにゃあ!」

「…」

「く…完全に支配されているみたいだ…!」

そしていつぞやはイクトに届いたヨルの説得も、今度ばかりはまったく反応すらしてくれません
今日は変身音叉・音角のパワーを最大限に上げてイクトを洗脳しているので、イクトの自我は完全に封じ込められているのです

「…」

ドッバゴオオオオオオ!!

「うああああああああーっ!!」

それだけ洗脳が深いせいか、イクトが放つ技の威力も以前とは段違い!
鉄壁の防御を誇る唯世のバリアすらも簡単にブッ飛ばし、唯世とあむをまとめて叩きのめしてしまいます。ふえーこんなに強かったのねイクト

「ううう…ち、力が入らない…」

「その辺にしておけ。ガキどもにはもう一仕事してもらわなければならんのだからな」

「…」

しかし完全にあむ達を倒してしまっては元も子もありません、「おいおいあんまいじめるなよ(笑)」と命令を受けたイクトは、
とりあえず痛めつけるのはこの辺にして、スタコラサッサと引き揚げてしまいます
イースターが何をしたいのかワケが分からないあむ達でしたが、とにかく自分達の周りには大量の×たま達が…
ひとまず今できることは×たまの浄化だけ、立ち上がったあむ達は浄化を始めることにしますが…

しゅぱああああああ

「あ…!?エンブリオ!」

「きました!エンブリオです!」

「よし!エンブリオキャッチャー始動!!」

そして今日もまた姿を現した奇跡のたまご・エンブリオ!その出現を確認した途端、イースターの最新兵器・エンブリオキャッチャーが始動する!
それはエンブリオを捕獲するために開発された、エンブリオのエネルギーを探知してどこまでも追っていく誘導ネット捕獲弾!
その性能は確かなようで、飛び回るエンブリオとぎゅんぎゅん距離を詰めていきます。これで今日こそエンブリオはイースターの手に…!

「あれは…?てい!」

どばしゃー!!

「あああああああ!?」

ゲェー!?「なにか分からんが食らえー!!」とりあえずバトンを投げつけたあむによりエンブリオキャッチャーあっさり撃墜!
なんだコレー!!誘導・追尾性能は完璧でも、横やりを入れたら簡単に叩き落とせるのかよ!
なんつーこった…それだったらイクトにでもあむ達の足止めやらせないとダメじゃないか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というわけで今日もまたエンブリオは逃げ出してしまいましたとさ。毎度のことながらイースターは詰めが甘すぎですよ

「全ての条件は揃いました…次こそ最後、そして最大の作戦になります…!
 必ずやエンブリオを御前の下に!」

「ほう…その言葉、信用してよいのだな?楽しみにしているぞ」

って、今までさんざんエンブリオを出現させては逃がしまくってきたイースターも、ついに本腰を入れた最終作戦を開始!
いよいよイクト編もクライマックスって感じですな…そういえば例のたい焼き食ってた謎ショタも今回ちょびっと出番がありましたが、
商店街でピエロさんの周りをウロウロしてたり、コンサートで一般客に混じって観客席にちょこんと座ってたり
あちこち遊び歩いてるだけで何がしたいのかさっぱり分からんな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く

(C)PEACH-PIT・講談社/ エンブリオ捜索隊・テレビ東京





アニメ感想:極上!めちゃモテ委員長 第20話「委員長、まさかのスタイリストデビュー!?ですわっ」

「ひ、ひいいいっ!!」

「なっ…委員長!」

な、なんと!冒頭からいきなり委員長がレイプ魔に襲われるという衝撃の展開!
こいつら潮の目の前でなんと大それたことを!それとも「げっへっへ、彼氏の前で犯される気分はどうかな〜?」
わざと潮に見せつけようとでもいうのか!?ゲスめー!!

「ストーップ!ストップですわ!お兄様達!」

「お…お兄様!?」

「はい、空馬お兄様と陸馬お兄様、双子なんです」

「未海!」

「お兄ちゃん達は男女交際なんて認めてないぞぉ!」

ゲェー!?なんとレイプ魔かと思われた不審者2人は委員長の兄!兄弟なんていたのかよ!
20話目にして初めての登場なので、まさか兄とは夢にも思いませんでした。それにしても陸・海・空って…ゲッターロボ!?(えー
そんなシスコンお兄ちゃん達は何をしにきたのかと思えば、バイトの人手が足りないので委員長にヘルプを頼みたいようです



「未海ちゃんいいよいいよー!燃えてきたぁ!ザッツグゥーッド!未海ちゃんビューティフル!」

「ありがとうございます!」

ちょうど金欠だった委員長はその仕事を受けることに…って、なんとその仕事とはプロのファッションモデル!
うーむ、こんなモデル役のポストを簡単に用意することができるなんて…陸馬と空馬は業界で活躍してる人なんですかね

「それじゃ休憩ー!」

「ふう…(ちゃりんちゃりん)」

「でね〜?そのメイクさんがぁ〜」

ぼぐしゃー!!

「ふぐ!?」



って、休憩時間にジュースを買おうとしていたら、スタスタと歩いてきた子供モデル達に吹っ飛ばされてしまう委員長!
いや吹っ飛ばされたと言うよりは、超強力な裏拳を入れられたと言うべきか(えー
効果音もまさに「ぼぐしゃー!!」という物凄い打撃音でハンパない威力です。なんてパワーしてやがる!

「…〜ッ!!…〜ッ!!」

「やっだぁ〜ぶつかっちゃったぁ〜」

「あっははは、ドジなんだからぁ〜」

そんなスーパー裏拳をかましておいて、悪びれもせずヘラヘラ笑って去っていくガキども。なんてやつらだ!
「泥溜まりを蹴ったところで『ああ、そうか』とも思わん」ってタナトス様ですか?お前らはタナトス様ですか?

「むぐぐ…!あ、あなた達!人にぶつかったらまずはごめんなさいと…!」

「こんなとこでジュース飲みながらフラフラ歩いてんじゃないわよ!
 人にぶつかってたじゃない、それともそれに気づかないくらいバカなの!?」

とうとうトサカに来た委員長が注意しようとしたその時、なんと一部始終を見ていた別の女の子が代わりに悪ガキどもを一喝!
こ、これは!?どこの誰だか知りませんが、自己中っぽい外見とは裏腹にまともな性格をしているようですな
とにかく悪ガキどもに一泡吹かせることができてよかったよかった…って

「まだ届いてないのか…?」

「ああ、困ったわ…」

「…?」

ふと後ろを見てみれば、その子の関係者らしき人がオロオロと困り果てていました。
何かあったのかと話を聞いてみれば、この子の撮影に使うアクセサリーが何かの手違いで届いていないとか…
アクセ抜きの撮影ではあまりにも見た目が寂しすぎるので、このままではこの子抜きで撮影が行われることになってしまうのです

「今からじゃ代わりのアクセを用意する時間もないし、今回はもう…」

「待ってください!ラブかわなアクセなら私が用意しますわ!30分だけ待ってください!」

そういうことならお任せあれ!と、即座にその子の腕を引いてどこかへ消えてしまう委員長。
さすがパーフェクトでめちゃモテな委員長は、この程度の不測の事態も屁のカッパなようですな
それにしても30分を宣言する委員長のポーズがすごく…アンナ先生です…(えー

「お待たせしました!準備が出来ましたわ!」

「わぁ!可愛いマフラー!ヘアアクセとコサージュはお揃い!?」

「これ、手作りなんですよ!材料は全て近くの100円均一のお店で買いました!」

「これなら十分撮影に使えるわ!」

なんと近所のダイソーで買ってきましたという100均アクセを用意して委員長帰還!値段にしては確かにかわいいなー
こんなマフラーも100均で買えたりするのか…と思いきや、どうやらこのマフラーは委員長が自分の撮影に使った奴を
貸してるだけのようです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  このカラフルな奴だけを買ってきたのね

「み、未海ちゃん!撮影用のマフラーが戻ってないんだけど知らな…
 あああああ!?ボ、ボンボンなんて縫い付けて!?」

ところが無事に撮影が終わったその時、血相を変えてすっ飛んで来たのはさっき委員長の撮影を担当したスタイリスト!
何をするだァーーッ!!ゆるさんッ!!と手を加えられたマフラーを見てガクガクブルブル震えております
え、えっと…(゜д゜;) 委員長はそんなにまずい事をしてしまったのだろうか…

「はぁぁぁ…これは買い取りね…」

「か、買い取り…?」

「そんな事も知らないの?撮影に使うものはほとんどお店から借りて来てるものなの、
 だから汚したり壊したりしたものは、スタイリストさんが買い取らなきゃいけないのよ」


(C)ABC・東映アニメーション

な、なんだってー!?

要するに弁償!?もともと店の売り物を借りた衣装だから、勝手に手を加えちゃいけなかったのか!
もしもそれをやってしまった場合には、自腹を切って弁償しなければならないと…あらら…
自分のミスがスタイリストさんのサイフを直撃するなんてえらいことです、さすがの委員長も慌てて謝りながら自分のサイフを取り出します

「す、すみませんっ!おいくらですか!?」

「ブランド物だから、1万2千円ね…」

「い、いちまんにせんえ…!」

「う…ぎゃああーっ!!」と予想だにしない値段に凍りつく委員長!なにしろ委員長は普段バイトをやらずに
親からのお小遣いで暮らしている身。さっき「お小遣いの残りが2000円…お年玉の貯金が7000円…」というセリフがあったので
1万円以上の話をされると死んでしまいます(えー
とりあえず今日のバイト代が1万円、お小遣いの残りが2000円なので、そのお金を全部使って弁償は出来ましたが…

「あぁ…新しいワンピを買って東條くんとのデートの予定だったのに…」

「…お姉さん、私のスタイリストになりなさいよ!社長に言って、バイト代はずんでもらうわよ!」

しかし捨てる神あれば拾う神あり、なんと無一文な委員長を見かねたこの女の子が、
これからも委員長を専属スタイリストとして雇ってくれるそうです。スッカラカンの委員長にはこんなありがたい話はありません
さっそく「やっちゃるぜぇえええ!!」爆熱ゴッド委員長と化した委員長は、足しげくこの子の事務所に通い始めます
それとこの女の子の名前は、名刺によると南まあさというみたいですね

「めちゃモテ!ミラクルチェンジ!大作戦!
 つるぴかヒザ小僧で元気復活ミッション!スタートですわ!!」

そしてスタイリストと言ってもやることは普段と同じ、要はまあさをミラクルチェンジ大作戦で可愛くしてやればいいのです
まず委員長が目をつけたのはまあさのヒジとヒザ、この部分がカサついているのを改善すべきだと言いますが…

「な、なんなのよぉ!これくらいカメラには写らないわよ!」

「ダメです!この私のコーデした服を着るんですから言い訳は通用しませんわ!!」

「は、はい…」

「ヒジやヒザのカサつきや黒ずみ、これは角質が乾燥して硬くなり、
 皮膚の生まれ変わりが上手く行かなくなったものですわ。
 まずは机にヒジをついたり、ヒザ立ちするクセを直すこと!
 次に大切なのはお肌の保湿、お風呂に入る時は38度くらいのぬるめのお湯に、
 半身浴でゆっくり入るといいですわ」

「熱いお風呂は皮膚を乾燥させてしまうっちゅ」

「ヒジやヒザは、肌を傷つけないように柔らかいボディブラシを使いましょう!
 らせんを描くように優しく洗って、硬くなった角質を落としてくださいね!
 お風呂から上がって保湿性のあるボディクリームを塗り込んだら、
 蒸しタオルを乗せたり、ラップなどで包むのも効果的ですわ!」

め、めんどくせええええ!(えー
毎回風呂に入るたびにクリーム塗るとかサランラップを腕に巻くとかめんどそうですね…
明らかに目立つような部分ならやる気も出るんでしょうけど、まあさ自身「このくらい別にいいじゃん」って言ってるくらいだし…

「へぇ〜、意外と単純なお手入れなのね。これなら楽勝よ!」

このめんどそうなのが楽勝だと!?根性あるなまあさ…まあモデルっていうくらいだから
もっとめんどくさいお肌の手入れなんかも普段から気にしてるんだろうか

「本日はほのぼの商店街、イメージモデルオーディションにお越しいただき
 ありがとうございまーす!」

そんなある日、地元商店街の看板娘を決めるような小規模のオーディションにやってきたまあさと委員長。
どうもさびれた商店街の町おこし的なイベントのようで、まず問題なく優勝できるだろうとタカをくくっていましたが…

「あ、あの子もあの子もティーン雑誌で見たことある…!
 な、なんであんな子達がほのぼの商店街のオーディションに来てるわけ…!?」

「本日はスペシャル審査員として、超有名なカリスマスタイリスト・天城高見さんに
 来ていただきましたぁ!」

「よろしく」

「天城高見!?あの人に認められたら、一流モデルへの道が約束されたようなものよ!」

「あ…それで皆さんいらっしゃったのでは…!?」

ところがそんなオーディションの審査員には、業界最高峰と名高いカリスマスタイリスト・天城高見の姿が!
どうやら参加者達はその噂を嗅ぎつけてきたらしく、天城高見の目に留まってスターにのし上がろうと
とんでもない高レベルのモデル少女が集まってきてしまったのです
貧乏くさい自分の衣装と違って、他の参加者達はみんなすさまじく高価なブランドものの衣装…
「なんかすごい場違いなところに来ちゃった(´・ω・`)」と、まあさは早くも戦意喪失ぎみです
しかしこんなさびれた商店街のオーディションに、どうしてこんな凄いスタイリストが来てくれたんだろう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「ん〜さすが天城先生の人気は凄い!可愛いモデルさん達が集まりましたなぁ〜!!」

「イケてないな」

「へっ?」

「みんな高いブランド服に負けてるって言うか、服に着られてるって感じだ」

ところが町長のオッサンが手放しで喜ぶ中、当の天城高見はモデル達を見て渋い顔。
ブランドものの衣装を着てはいてもそれを着こなせていないために、どのモデルも合格点に達していないようです
さすが一流は見る目が厳しいですな…そんな中、とうとうまあさがステージに上がることになりますが…

しゅばばばばばぁっ

「おおおおお!!な、なんと元気のいい子だ!!」

「ん…?ああいうの…アリだよね」

「まあさちゃん元気だねえ!」

「ええ、これはこの商店街で買った服をコーデしてみたんです!
 このシャツはおしゃれの大黒堂さん、ショートパンツは洋装ミドリさん、
 アクセは小物のハッピネスさんで揃えたんです!
 私、この商店街と一緒に元気に頑張りたいんです!」

ワアアアアアアアアア!!

「言うねえ…!」

そんな中、存分に自分の明るさと衣装のセンスの良さをアピールしたまあさ!トークも町おこしの看板娘的な意味ではまさに理想的、
一気に会場の雰囲気を引き寄せて優勝に輝くのでした。それにしても町長のオッサン興奮っぷり凄すぎ

「やったぁぁっ!お姉さん!やったよぉ!」

「おめでとうございます、まあささん!よく頑張りましたわ!」

「なるほどな、委員長らしいおせっかいだな」

並みいる強敵達をかき分けて手にした優勝に、委員長とまあさはこれ以上ない喜びを…ってなぜここに潮が!?(゜д゜;)
「やはりそういうことか」っていきなり控え室に現れた潮何者だよ…まあそれはともかく、冒頭でいきなり兄貴たちに
委員長との話を邪魔された分、ここで委員長に話したいことも沢山あることでしょう

「ヤバイね、君みたいな超スーパー可愛い子がまあさちゃんのスタイリストとはね」

「えっ?」

「…」

「君のコーデ、リスペクトに値するよ。これは俺からのプレゼント、
 本当は有名なモデル事務所にしか配られないんだけどね」

「…”エンジェルモデルオーディション原稿用紙”…わぁ!?いいんですか!?」

「まあさちゃんを応募させるといい、君がついてればリアルに行けるんじゃない?じゃあね」

「ありがとうございます!天城さん…なんていい人なんでしょう…!」

「…」

ところがそんな2人の会話に割って入ったのは天城!言ってることは「君はいいスタイリストだね」と至極まっとうなんですが
会話を邪魔された潮の切れっぷりがやばいです。なんかもう思いっきり不機嫌に天城を睨んでるよ!
そして委員長のもらったファッション誌”エンジェル”のオーディション応募用紙は、まあさにしてみれば喉から手が出るほど欲しかった代物…
なぜならエンジェルは天城自らが手がける超一流のファッション誌で、そのモデルになるのがまあさの夢だったからです
そんな未曾有のチャンスをくれた天城に大感謝の委員長、潮の不機嫌っぷりにまったく気づいておりません。
これは2人の仲に波乱の予感が…天城さんは全然悪くないんですけどね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く

(C)にしむらともこ/小学館・MMプロジェクト・テレビ東京


8月16日

アニメ感想:フレッシュプリキュア! 第28話「大切な記憶!おじいちゃんとの思い出!!」

「”夏休みの思い出を写真に撮って残そう”か…この世界の人間は思い出とやらを写真に撮って
 残しておきたいらしい。おかしな奴らだよなあ、ウエスター」

「うおおおおおおおお!!(しゃかしゃかしゃかしゃかしゃか)」

「…」

「で、できたぁ!!」

「…んっんん!!」

「ん?何か用かサウラー…はっ!?もしかしてかき氷を狙っているな!?ダメだ自分で作れ!」

「…いや…なんでもない…」

どう考えても一番おかしな奴はウエスターさんだよ!!
今日も今日とて本から情報を仕入れていた読書好きのサウラー。写真に関する記事を見て「愚かな人間め」とニヤニヤしていましたが
ふと自分の横を見ると
それ以上に愚かすぎてどうしようもない同僚の姿が…(えー
「かき氷ハァハァかき氷ハァハァ」というウエスターさんの突き抜けた姿に、あの冷静なサウラーですら
冷や汗ダラダラになるほどの動揺を見せております。サウラーの冷や汗なんて初めて見たよ!ウエスターさん凄まじすぎる

「はぐはぐはぐはぐはぐはぐ!(ピプー)うごおああああっ!?
 な、なんだこの痛みはっ!?サ、サウラアアああああああ…ッ!!」

「…」

そして凄い勢いでかき氷を口にかき込み、
「キーン」という激痛にのたうち回るウエスターさん
またこのキーンの音が
「ピプー」ってケンシロウに秘孔を突かれた音なだけにまた笑ってしまいます
まったくここ数回のウエスターさんの突き抜けっぷりは恐ろしいな…
ところで秘孔と言えば、夏みかんって最近
笑いのツボ使わなくなりましたね(唐突にディケイドトーク)あれって意味のある設定だったんだろうか…

(C)ABC・東映アニメーション





アニメ感想:ドラゴンボール改 第19話「新たなる強敵!宇宙の帝王フリーザ」

先週地球を出発したかと思ったら、今週もうナメック星に到着!展開はええー!
確かアニメオリジナルでは少年達の漂流宇宙船とか、にせナメック星とかで何話かかけてた気がしますが
その辺全部バッサリカットされましたね。まあ蛇の道の蛇姫様とかもカットされたんで、こうなって当然なのかもしれませんけど

ところで来週登場のデンデは声優が平野綾になるそうですよ。ハルヒボイスのデンデだと!?
宇宙人なら山ほど、未来人ならトランクス、超能力者ならグルドがいるし、これほどハルヒにとって住みやすい世界はないな(えー
裏を返せばハルヒのあの自己紹介は「ドラゴンボールって面白いですよねー^^私も大好きです」と言ってるも同然だったというわけか…
なんだけっこうまともな奴じゃないか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション


8月15日

拍手返信いきまーす

・最近てつをフィーバーですが、映画ディケイドは見に行かれました?もしくは行く予定ですか?

もちろん放映初日の朝一番に行きましたよ映画ディケイド!感想についてはこっちのページをご覧くださいまし
別ページにしたということはもちろんネタバレしまくってますよということなので、ネタバレ気になる人は注意してください



・今週の5D'sのアキさんが…遊星さんの正妻に見えてきた…気のせいでしょうか? by 通りすがりのカードライバー
・今週の5D'sアキさんがヒロインしてる・・・遊戯王なのに・・・ by あばば

「配達の途中だってのによ、参るぜまったく…どうだジャック、遊星いたか?」

「いいや、まだ見つからない。ふん、ちょっとばかり連絡がつかないからって大げさ過ぎなんだ」

「あんた達ッ!!そんな事言って遊星の身に何かあったらどうするつもりッ!!」

「ああ…分かったからもう言うな、まったくお前は遊星の事となると…」

「ぬぁによぉ!?」

「なんでもない…」

ダンナの帰りが遅いあまりにアキさんが凄いことに!なんつー顔だよこれ!
今やアキさんもすっかり遊星にデレデレの嫁ですな、行方の分からなくなった遊星を必死に探し回ったあげく、
遊星の乗る暴走トラックを見つけるなり、「私も一緒に暴走トラック乗るー!!」って考えなしに飛びついて死にそうになるあたり
あまりにもデレすぎて少々ヤンデレ入ってきた気が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「アキ!無茶するな!」

「遊星!遊星ー!!」

「アキ!?無茶するなと言っただろう!」

「誰のためにしてると思ってるのよぉ!」

「このままじゃ振り落とされる…!こうなったら…乗るんだアキ!」

「まさか遊星…冗談はよしてよ、これって1人乗りでしょ!?」

「大丈夫だ、2人乗せて走るくらいの馬力は十分にある!ぐずぐず言ってる暇はない!」

「いやよ!絶対にいや!」

「(#^ω^)ピキピキ」

アキさん少しはダンナの言うこと聞いてください!
今にも暴走トラックが崖から転落しそうな時に、「Dホイールの2人乗りなんてヤダ」と妙なワガママで遊星を困らせるアキ。
あと数秒で死ぬという時に、こんな駄々をこねられてしまう遊星も大変だ…遊星よ一人身はいいぞ!(えー  次回に続く

(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS



・TOVSって結局やってますか?リタが出るなら云々いってたような気がするのですが
・最近はぷよぷよの話ばかりですが、大志さんはバーサスはやってないんですか?
 期待したのは戦闘だけだったんですが、大量にあった設定を上手く使っていて、結構面白いシナリオでしたよ。

男に二言はないぜ!もちろん買ったに決まってるよ!
プレイはしてないんだけどな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  このところ映画ディケイドやらぷよぷよ7やらGジェネやら石川旅行やらアニメ感想やらで
まったくプレイする時間が…(´・ω・`)なんだか話を聞く限り結構良作っぽい感じですか?
まあお盆が明けたら、通勤途中にでもちょくちょくプレイしようかなと思ってます



・大志さんこんばんは。大志さんの好みのタイプの男キャラと女キャラってどんな感じでしょうか?


(C)伊坂幸太郎・大須賀めぐみ/小学館

巨 乳 大 好 き(えー

女キャラで好きなのは何と言ってもやはり巨乳ですよ!
大正野球娘なんかでは9人全員ぺたぺたぺったんこな桜花会を見てると悲しい気分になる
そんな中で唯一ばいんぼいんなアンナ先生を見てると嬉しい気分になります。(えー
そういえばこんな事もありました、ダブルオーの一期ではスメラギ、クリス、フェルト、王留美、ルイス、ネーナと
登場する女性キャラがみんな巨乳で、感想書く上でもスーパーやる気になったんですが
二期になった途端に全員普通以下の乳にしぼんでしまったので急激に感想書く気がなくなったという…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
特に王留美の変わりようはね…リボンズにも「お前劣化しすぎ」と突っ込まれてましたが
なんで17歳から22歳になっただけであそこまで劣化したのか…(えー


男キャラで好きなのはやっぱり「爽やかないい奴」に尽きますね
野球娘の三郎さんとか、ライブオンの翔とか、みなみけの藤岡とか、ダブルオーのロックオンさんとかあんな感じの。
さっきもダブルオー二期の話を出しましたが、ロックオンさんが一期で死んでいなくなってしまったことも
二期を見てて常に物足りないなーってずっと思ってました
あとは主人公には忌み嫌われてるけど実はいい人な敵役っていうのも結構好きです
野球娘の岩崎とか、ライブオンのジョージさんとか、頭文字Dの須藤京一とかがそのタイプですね
京一なんかは涼介あたりに「あいつ大キライ」とかボロカスに言われてましたが、性格自体はかなりまともなんですよね
こういうキャラを見てると「いい人なのになんでこんなに評価されないんだろう」と応援したくなってきます






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