■戦国BASARA弐(ツー) 第1話「乱世再び!裂界武帝・豊臣秀吉降臨!」
 

「川中島に集う全武将・全兵士に告げる!この戦場は僕たち豊臣軍が完全に包囲した!
 豊臣の軍門に下りたまえ!降伏の暁には、全ての者に確たる処遇と
 郎党の安堵を与えよう!」

「む…?ぬかったわ…!」

「我が名は豊臣秀吉!我の前に屈し、我の下でひとつとなれ!
 強き兵としてこの国を富めんがために!」

「あん…?新参者にしちゃあ随分なパフォーマンスだ…!」

「我に従え…!従わぬ者には容赦せぬ!」

「上等だ…!ケンカなら買ってやるぜ!竜の鱗の1枚でも剥がせりゃ、
 アンタの言う事を聞いてやるよ!」

さて、一期の放送からちょうど一年を経て始まったこの戦国BASARA弐ですが
物語は織田信長に代わる新たな覇王・豊臣秀吉が登場するところから始まります
信長は常に頭の上に暗雲がもくもく発生するという性質の持ち主でしたが、この秀吉は頭上の暗雲をアッパーで吹き飛ばしての登場…
これは信長と正反対の人間性を現しているのか、それとも暗雲=信長を吹き飛ばすほどの器ということなのか…?

なんにしろ、武田軍・上杉軍・伊達軍は、「お前ら全員俺のもんにしてやるよ」と突然やってきた秀吉に対して「なに言ってんだアイツ」
抗戦する構えのようですね。ちなみに「僕たち豊臣軍が〜」と最初に言っているこの男は、秀吉の参謀・竹中半兵衛だそうです
声が石田彰で、一人称が「僕」で、この優男風な雰囲気…渚カヲル君っつーかなんつーか、石田彰のテンプレキャラみたいな奴だな…(えー

「西へ向かうのじゃ…幸村!九州は未だ豊臣の手に落ちてはおらぬ、
 最南端の薩摩にはその侵略を阻む勢力があると聞く!」

「な、なんと!?」

「ワシの名代として薩摩に赴き、その者たちと共に九洲の地を守り、
 しかる後に西から豊臣・毛利を攻めよ!事が成るまでワシは甲斐を動かぬ!
 全てはお前の働き次第!」

「ははっ!お館様!この幸村、必ずやご期待に応えてみせまするっ!!」

そんなアンチ豊臣の流れが広がる中で、唯一豊臣軍と手を結ぼうとしていたのは、瀬戸内海に陣取っている最強鬼畜オクラこと毛利元就でした。
毛利・豊臣の同盟を放っておくのは危険と見た信玄は、幸村を九州へと送り込み、幸村は西から、自分は東から毛利・豊臣軍を攻める気のようで…

「取り引きをしよう、片倉君」

「竹中…!?てめえ…!」

「君に…豊臣の一員になってもらいたい」

「なに…!」

ところが豊臣軍の半兵衛も、伊達軍の小十郎を直接訪ねてスカウトするという動きを見せていました
伊達軍にはさっき「豊臣軍に入りたい人この指とーまれ」と言ってシカトされたのに、また性懲りもなく小十郎を引き抜こうとするとは…
半兵衛には何か、小十郎にそこまでこだわる理由でもあるんでしょうか?なんか半兵衛って見るからにホモっぽいやつですけど
そっちの趣味で小十郎に目をつけたとかじゃないよな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


まあ1話の内容は大体こんな感じでした。しかし一期で山ほどハチャメチャなシーンを見てきただけに
二期は少々物足りなかったというか…「あれ?こんなもんだっけ?」というスタートでしたな。
少々の派手さじゃ物足りなくなってきたというか…一期のイカレっぷりに慣れてきちゃったのかなあ

それとやっぱり今回の話は、第1話なのに主役なはずの幸村がいきなりダメダメだったのがちょっと…
「独眼竜・伊達政宗!この時を待ちわびていた…!いざ尋常に勝負ッ!!」
ダブル主人公同士の決着をつけるべく、正宗vs幸村の激突シーンから始まった今回の話…しかし次の瞬間
「やっぱり今日は上杉軍との戦いで忙しいから帰ってほしいでござるなどと情けない泣き言を言い出して
「何よその提案ふざけてるの?」と容赦しない政宗にボッコボコに叩きのめされたという…
なんか幸村って、番組当初はいい意味でバカだったのが、回を重ねるごとに悪い意味でバカになっていってると思うのは気のせいだろうか…
それとダブル主人公なのに、幸村より正宗の方が断然扱いがいいのも相変わらずだな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


・「そっちの趣味で」小十郎引き抜きといえば、史実でもかの小早川秀秋が二代目の片倉小十郎に(アッー!の意味で)惚れて、
 引き抜こうとしてたって話もありますね。政宗は「お前んとこの誰某とトレードならいいよ(●ω^)」っつって引き抜き返しておいて
 小十郎を差し出さずにうやむやにしたという、さすがのクォリティですが

ヒャーとんだホモ野郎ですね小早川秀秋は。しかし創作ものの話より、実際の武将とかの方が
よっぽどこういうホモ話が多い気がするのは気のせいでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
やはり昔は二次元とかが充実してなかったから、それぐらい性欲処理に飢えていたんだろうか…(えー

■戦国BASARA
弐(ツー) 第2話「失われた右目、斬り裂かれた竜の背中!」
 

「君のことは聞いていたよ片倉君。甲斐の虎の戦法を模倣して、他ならぬ武田を出し抜き…
 織田軍打倒のために集まった、東国の大軍勢を束ねる器量を持つ…
 本能寺では明智光秀に引導を渡し、主君を魔王との戦いに臨ませている…
 君がいなければ安土の城は落ちなかったろう。そして今回の川中島…僕なりに時間をかけて準備した作戦だった…
 それを君は、一瞬の機転で台無しにしてくれた。かつて僕にこれほどの痛手を与えた者はいない…
 なぜ君は君の軍を作らなかったんだい?より屈強で秩序のある…そう、豊臣のような軍をね」

「奥州伊達軍筆頭は…政宗様をおいて他に有り得ねえ!俺はその右目としてここに在る、それだけだ!」

「君の才は、秀吉のもとで働いてこそ真に活かされるだろう。そして…」

「そろそろやめときな…!男の世辞はみっともねえ、いくら並べられても寝返りゃしねえぜ!」

「これは正当な評価だよ。堕ちゆく伊達家と共に潰してしまうには、君はあまりにも…」

「この片倉小十郎!今生政宗様以外にお仕えするつもりはねえッ!!」

さて今回の冒頭は、前回に引き続き小十郎を仲間に引き入れようとする半兵衛のシーンからです
どうやらホモ的な意味と言うより、小十郎の実力・知略を相当高く買っているらしい半兵衛…
一期の伊達軍の功績を並べて全部小十郎のおかげと言い切り、そんな小十郎を喉から手が出るほど欲しがっているようです
しかし小十郎は知っての通り政宗命の忠臣、半兵衛にいくらおだてられようと全く心が動いていないようで…

「ふう…僕は殺し合うために来たんじゃない。けど君の返答次第では…」

チャキ…

「ひっ!?か、片倉様…!」

「そこいらの山賊風情と変わらねえそのやり口…!
 御託の割に浅い底が知れるってもんだぜ!竹中半兵衛!!」

「手厳しいねえ…それほどに君を欲しているということなんだけどなあ!」

ところがそんな小十郎を力づくでも連れ帰ろうと、ついに獲物のガリアンソードで攻撃を仕掛けてきた半兵衛!
さらには人質として伊達の民を戦いに巻き込み、十数人の兵士を同時にけしかけるという容赦ない戦いぶり…
ガリアンソードのトリッキーな攻撃、人質を守りながらの戦い、次々と襲ってくる兵士…
この厳しい状況ではさすがの小十郎もどうしようもなく、一方的に痛めつけられて半兵衛に連れ去られてしまうことに…

「舐めた真似してくれるじゃねえか…!手荒なパーリィになりそうだぜ!!」

そして小十郎を連れ去ってから間もなく、南部軍、津軽軍、相馬軍を動かして伊達領へ3方からの一斉攻撃を開始した半兵衛!
それに対して政宗は、自軍を均等に3分割してそれぞれ迎撃に向かわせます
地力に勝る伊達軍は3分割してもなんとか有利のようで、それぞれ襲ってきた軍を撃退していましたが…

「ハァ…ハァ…ハァ…」

「ひ、筆頭!斥候からの知らせで、会津から蘆名の軍勢が迫ってやがるそうです!」

「ぐっ…!」

「クク…伊達軍の戦力をまともに分散させたのは間違いだったねえ、政宗君?」

「なに…!」

「片倉君なら…」

「(ピク…)」

「南部・津軽・相馬には最低限の兵のみを当てて拮抗させるか…
 ギリギリまで引きつけてから策を講じていたはずだ。
 別働隊に攻めやすくさせるための、陽動ではないかと警戒してね」

「ち…!」

ところがそんな三軍との激闘が続く中、新たに第四の軍勢・蘆名軍を連れて姿を現した半兵衛!
なんと南部・津軽・相馬の三軍は、伊達軍を疲弊させるための単なる陽動部隊…
それに対して全軍を3分割して戦った伊達軍は、ヘトヘトに疲れ切って蘆名軍と戦う力は残されていませんでした

「でええええやあああああッ!!」

ドッバアアアアアアン!!

「くっ…はぁ…!」

「ふぅんッ!!」

ザッシャアアアアッ!!

「な…っ…!?」

それでも半兵衛を相手に果敢に戦う政宗でしたが、大技の後に一瞬撃ち疲れが出たのをすかさず見逃さなかった半兵衛!
そのわずかな隙に政宗の背後に回り込むと、背中のシンボルマークをまざまざと斬り裂いてしまったという…
どうやら政宗自身は傷を負っていないようですが、これは自らの誇りを踏みにじられたも同然…
この光景を目にした伊達軍は、誰もが驚愕のあまり茫然自失となってしまいます

「いつもなら片倉君が守ってくれるはずのその背中…たやすく裂ける」

「て…てめえ…ッ…!!」

「彼には厚い処遇を約束するよ。だから君は安心して、この摺上原に散ってくれたまえ」

「…上等だ…!借りはこの場で返させてもらうッ!!」



「WAR DANCE!!」

ドッボガアアアアアア!!

「ぐうッ!?少し甘く見たか…!?」

ゲェー!?しかしその時、さんざん半兵衛にコケにされた政宗の怒りが大爆発!
なんといきなり全方位マップ兵器を発射したかと思うと、目にも止まらぬ連撃を叩き込み半兵衛を完全に圧倒!
これには半兵衛もたまらず間合いを取ると、そのまま馬に飛び乗って撤退してしまいます

「…っは…てんでクールじゃねえな…”右眼”を失った途端にこれたぁ…
 我ながらヘドが出るぜ…!」

しかし、政宗個人的には半兵衛に一矢報いたものの、軍全体としては苦々しい敗北を喫してしまった伊達軍…
自軍の兵がボロボロに蹂躙されていく姿を見て、政宗は筆頭という立場にいる自分のふがいなさを痛感するのでした。次回に続く!


■戦国BASARA
弐(ツー) 第6話「驚異の豊臣・毛利同盟!海原を裂く覇の豪拳!!」

・いつも楽しく感想を読ませて頂いています。ところで戦国BASARA弐の感想はもう書かれないんですか?ちょっと寂しいです。

「み、水がねえ!う…海を裂きやがったあああああああ!!」

久々にぶっ飛んだ内容で見ごたえのあったBASARA第6話
このところ感想がないのを心配するコメントが寄せられてますが、第3・4話はまぁ特に盛り上がりのない話だったのでスルーしたのと
第5話は録画ミスって不覚にもニュース番組を録ってしまったので、うっかり見逃しちゃったのです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ともかく今回の話は、豊臣・毛利連合軍と長宗我部軍が瀬戸内海で激闘を繰り広げる話であります
一期ではあまり出番のなかった長宗我部元親ですが、その最大の特徴はやはり海上を自在に移動する超巨大要塞・富嶽…
一言で言えば超でけぇ船に城がででーんと乗っかってる”海上の城”なこの富嶽ですが、
それと戦う秀吉が取った行動がこれ、海に向かってスーパーパンチを叩き込み陸上戦に持ち込むという…
いやはやBASARAならではの予想外すぎる戦法に笑いが止まりません、そして盛り上がってきたところで対峙する秀吉と元親ですが…

「長宗我部元親…この要塞・富嶽を空け渡し、豊臣に平伏さば重用も厭わぬが…
 抗うならば、賊として討伐するのみ!!」

「ハッハッハッ!話にならねえな!この鬼が、猿の手下になるなんて道理はねぇぜ!」

「ならばいさぎよく滅びよ…!それがこの国の為!弱き己を恥じるがいい…
 強さこそが国を富ませ、強き者こそが世界を統べる!」

「ハッ…猿はオツムが簡単すぎていけねぇや…
 この瀬戸海を、日の本をテメェの好きにさせてたまるもんかよ!
 世界の前に、見るべきモンがあるだろうがよォッ!!」

ひとまずは第1話の時と同じように、「お前も俺の手下になりなさいよ」と元親をスカウトしようとする秀吉。
しかし元親は、自身のことを「鬼ヶ島の鬼」と名乗る海賊の大将…山猿と呼ばれる秀吉の軍門に下るなど、まったく考えていないようです

それに、この2人は思想からしてまったく正反対ですよね
秀吉の思想はまさに弱肉強食、強い国、強い者だけを必要とし、弱者の事などまるで考えていないのに対して、
元親は海賊でありながら義理人情に厚い男、弱きを助け強きをくじくような奴で、秀吉の圧政に苦しむ見も知らぬ民に対して
分け隔てなく手を差し伸べる
という懐の深さを持っているわけで…

元親にとって秀吉は、「世界だなんだとでかい事を言いながら、目の前で苦しむ民を平気で見捨てるクソ野郎」以外の
何者でもないのです。そんな奴と手を組むなど絶対にゴメンだというわけですな。そんなわけで秀吉vs元親のタイマン勝負が始まりますが…

「ア、アニキィィィィーーッ!!」

ゲゲェーッ!?秀吉デタラメにつええー!!
なんと世にも恐ろしいキック一発で元親を空の果てまでブッ飛ばし、さらにスーパージャンプからの追い打ちで地面にきりもみ急降下!
しこたま地面に叩きつけられた元親は、無残にもこんな姿に…秀吉の強さやべえな…
パンチ一発で海を消滅させたことからも一応想像はしてましたが、まさか正宗・幸村クラスの元親をこうも圧倒するとは…

「ゲホッ…ぐ…がはっ…い…痛くも…痒くも…ねえな…」

「孤島の鬼よ…地獄の底で屍の山を漁るが良い!」

「ハッ…か、海賊の…流儀ってやつを…教えてやるぜェェェッ!」

ドガボッガアアアアアン!!

あー自爆キター!!なんと秀吉に追い詰められてしまった元親は、「戦いに敗れるとはこういうことだー!」
自慢の富嶽を粉々に爆破!そんな富嶽の凄まじい爆発の中で、自分も散って行ったという…ああ…
今回は秀吉が再三「富嶽を空け渡せ」ってことを言ってましたから、せめて負けても富嶽だけは渡すまいと自爆を選んだんでしょうか

うーん元親いいキャラしてたのに、退場早くて残念だな…竹を割ったようなサッパリして快活な性格に、
多くの部下や民からも慕われる度量の大きさがある奴で、今までの武将の中じゃめっちゃ好感度高い奴だったんですけど。
イナズマで言うなら綱海に近いタイプのキャラだったなあ。
海の男というのはメンタル的に魅力あるキャラが育ちやすいんだろうか。次回に続く!


・大志さん大志さん!BASARA弐のアニキ回の感想見ました。アニキが武将の中でも好感度が高いということで嬉しかったです。
 差し支えなければ全武将の好感度など教えてくれると嬉しいです!一番はお館様でしたよね?

おっ、「お館様が好き」っていう私の発言を覚えててくれるとは嬉しいですねー
それではリクエストに応えて、BASARA武将を私の好きな順に並べてみると

好き

けっこう好き

ちょっと好き

普通

微妙

お前さぁ…

武田信玄 長曾我部元親

毛利元就 伊達政宗

竹中半兵衛 片倉小十郎 ホンダム

豊臣秀吉 織田信長 明智光秀 濃姫


上杉謙信 かすが 真田幸村 お市 森蘭丸


前田慶次

と、まあこんな感じでしょうか。信玄や元親が好きなのは、やっぱり部下や民に対してすごい親身になってくれるからでしょうねー
私は他人が親切にしてくれるほど「俺もこの人のために頑張りたい!」ってやる気を出すタイプなので、
こういう2人みたいな人が自分の上に立ってくれると、一番理想的ですね

オクラさんはそんな2人とはモロに逆のタイプですが(部下とかメチャメチャ捨て駒にしまくり)
声が中原茂なのと顔がイケメンなので結構ランクは高めですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

竹中半兵衛がちょっと高いのは、ガリアンソードでの戦いっぷりがえらいカッコよかったから。
BASARAキャラには珍しく、一般兵を最大限に駆使して戦う知略タイプっていうのも、個性があっていいですね

けんしんさまはなんて言うか…一期で蘭丸に「不覚ぅぅ!」とか言ってやられたのが、いまだに尾を引いてる感じかな…あれは情けなかった…
二期では小十郎を失って凹み中の政宗に喝を入れるシーンがあったみたいですが、その回録画ミスって見逃したので
さっぱり好感度が上がってないのが現状です:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
逆に幸村は二期になってからがやばいね…1話からずっとウジウジ君状態だし。
一期の時はもっと評価高かったんですけど、二期になってから下がりまくってとうとうこんな位置に…早く立ち直れよ…

そしてビリっけつはやっぱり慶次。こいつはもうなんて言うか…
一期の時も空気読めない・存在感ない・役に立たないとダメっぷり全開でしたが、二期になってからは別の意味でキツイです
こいつが出てくると話がクソマジメになりすぎる。
二期になってからの慶次は、なんかやたらと重苦しい顔でシリアスな話しかしないので、見ていてすごく退屈ですね
ただでさえ「二期はおバカな展開減りすぎ、シリアス会話増えすぎ」って言われてるのに、
慶次が出てくるとそれがさらに加速するからなぁ…お前本来は一番お気楽な設定の持ち主だろ…


・なにがあって中原茂さんが好きなんですか?いや、私も好きですけど・・・早口キャラが多いくせにちょっと早口になると
 呂律回らないし、たまに生理的に気持ち悪いし・・・好きですけど・・・一般受けするんだ?アレ、とちょっとびっくりしたもので・・・

めちゃめちゃ悪口ばっかじゃないですか!!(えー
ちょっ、「私も好きですけど」って本当!?本当に!?生理的に気持ち悪いけど好きって本当に!?
な、なんかよく分かりませんが…とりあえず私はすごい好きな声優ですよ、中原茂。私の中の男性声優ランキングでは一番かと

そもそも中原茂を初めて知ったのがスーパーロボット大戦Fでしたね。その時にショウ・ザマやダンバインのことも初めて知って
「このショウ・ザマってめっちゃいい声してるなー、このゲームで一番だなー」なんてことを思いながらプレイしてたんですよ
確か似たような時期に、名探偵コナンでも犯人役で出演してたりして「この犯人役いい声してるけど誰だろう、あっ中原茂だ」なんて
思ったこともあったりね…

まあ要するに何が言いたいかっていうと、中原茂って俺の中じゃすごくいい声と演技のできる声優
今まで何度もそう思ったから、好きになったっていう話なわけで…
そうですか…呂律回ってないですか…そうですか…生理的に気持ち悪いですか…
そうかいそうかい、おもしろすぎんぞこの野郎ーーっ!!(えー


・ところでバサラはもうレビュー書かないんですか?



「ソーラ・レイシステム、スタンバイ!発電システム異状なし!
 マイクロウェーブ送電良好!基本ターゲット、ゲルドルバ!」

「ひ、光と人の渦が溶けていく…!?あれは憎しみの光だ!
 あれを光らせてはいけないんだ!」

はい、そんなわけで満を持して登場した毛利元就の最終兵器ソーラ・レイには度肝を抜かれましたね今週のBASARA
ようやく一期のBASARAの調子が戻ってきたかな、と少し面白くなってきたんですが
これからの展開に期待しようにも次回がもう最終回で先がないという…ああ…
あなたの来るのが遅すぎたのよ!!視聴者を傷つけるいけない人!!(えー

はぁ…なんと言っても二期のBASARAは、主要キャラが「なんのために戦ってるか分からない…」「誰も俺の話聞いてくれない…」
「俺って一人じゃ何もできない…」
とか、ひたすら辛気くさいことをぶつくさ言ってるシーンがあまりにも多すぎましたね
二期の全12話あるうち、1話から11話まで幸村がウジウジヘタレ状態だったのも正直あんまりだと思いました
(幸村を演じる保志総一朗も「幸村早く元気になれよ…」と思っていたんだとか)

BASARAの一番面白い所って言うと、やっぱり何を置いてもド派手で痛快な戦闘シーンなわけですよね
それをどんな勘違いしちゃったのか、二期ではそれがまったくと言っていいほど見られなくなって
登場人物のウジウジシーンが大半を占めるようになってしまったという…もうこれは本当に残念としか言えないです
今の気分を例えるなら、カレーを食いたくて店に注文したのにライスが9割、カレーが1割の料理が出てきた
みたいなもんかと…(えー  ウジウジシーンと言う名のライスばっか大量に食わされても、味気なくてしょうがないんだよ!
俺が欲しかったのはカレーと言う名の痛快なバトルなんだよ!それがなんでこんなことに…

そういうバトルシーン減少という意味で一番やらかしてしまったのは、やはり慶次でしょうね
ただでさえ二期はバトルが少ないのに、慶次は「あいつと戦いたくない…こいつとも戦いたくない…みんなも戦わせたくない…」
バトル展開に冷や水をぶっかける立ち位置のキャラでしたからね…それでもストーリー的に意味があるならいいんですけど、
慶次の一番タチが悪いところは、慶次が結局何をやったところでストーリー的に全然意味ないままで話が進むといったところでしょうか

例えば今回の話において、慶次が秀吉と対峙するシーン。秀吉が最終決戦に向けて動き出そうとするところを慶次が止めるという、
慶次的にはこの二期で最大のクライマックスとなる場面であります。そんな2人の対峙の結果どうなったかというと…

「秀吉!お前が力だけに頼るって言うんなら…!俺はお前を止める!」

「…」

「目を覚ませ秀吉!自分の弱さを知らなくちゃ!弱さを思い知らなくちゃ!
 人は本当に強くなんかなれないんぁぁぁぁん」



完全シカトされたあげく轢き逃げされてお空の星になる慶次。
一番の見せ場でさえご覧の有り様だよ!慶次の出て来た意味が全然ねえー!!慶次と秀吉には元・親友という設定もあるんですが、
そんな慶次の言葉を秀吉はこれまでも完ッ璧に無視しまくってきたわけで…親友とか本当に意味のない設定だったね…
これにて慶次の二期での出番はすべて終了したでござるの巻。(えー
まだ最終回が残ってるけど、慶次の見せ場はもうどこにも用意されてないだろうから…本当に慶次ってなんだったんだろう…


さて、もうすでに相当長いこと書いてますが、二期に対するでっかい不満はまだあります。
それは一期で死んだキャラ生き返りすぎということです

松永久秀:一期で小十郎に殺される私が死んだといつから錯覚していた?と二期でまさかの復活
お市:一期で信長に殺される私が死んだといつから錯覚していた?と二期でまさかの復活
島津義弘:一期で信長に殺される私が死んだといつから錯覚していた?と二期でまさかの復活
徳川家康:一期で光秀に殺される私が死んだといつから錯覚していた?と二期でまさかの復活
ホンダム:一期で信長に殺される私が死んだといつから錯覚していた?と二期でまさかの復活

本当にもういい加減にしてくれよ…一体何人殺して何人生き返らしゃ気が済むんだよ…
いやね、家康とかホンダムはまだ分かるんですよ、家康はゲーム版BASARA3の主人公で、それに合わせてアニメでも
ムキマッチョにパワーアップしての再登場だし、ホンダムは言わずもがなBASARAの名物的な重要キャラだし。



でも他の3人は正直どうなのよ…島津とか一期の時にいきなり出て来ていきなり死んだっていう超テキトーな扱いだったし
なんか見知らぬじいさんが出てきたぞ → とか思ったらもう死んだぞ → ところで今のじいさん誰だったの? → 島津義弘?へー
とかそんなレベルだったし…何秒出演したかも分からないようなキャラなのに、再登場されても正直反応に困るよ…

松永久秀はもう一期で一番グダグダな話を作っちゃった人だったというか、
こいつの登場した話はストーリー的にマジ意味なかったですからねえ…私の一期感想でも明らかに一番手抜きで書かれてますね
「松永久秀はいない方が一期はもっと面白くなってたろうなー」と思っていたら二期で復活したというね…

お市はというと一期でなにも行動を起こさずに、ずっとおいおい泣いてただけのキャラでしたよね
いてもいなくても話の進行には関係なかったし、それをわざわざ死なせて復活っていうのはどうなんだ…


(C)創通エージェンシー・サンライズ

命は…!命は力なんだ!
命は…!この宇宙を
支えているものなんだ!!
それを…それを、こうも簡単に失われて
「はい生き返りましたー」と
繰り返されて行くのは…
それは…!
それは酷い事なんだよ!!
(えー
 

なんていうか死なせるなら死なせる、生きてるなら生きてるで、ちゃんと一貫した脚本を見せて欲しいんですよね
ホイホイ死んでホイホイ生き返って…なんてのをこう何度も繰り返されちゃ、なんだか茶番なストーリーに見えてきちゃうわけですよ


■戦国BASARA
弐(ツー) 第12話「蒼紅決死戦!激闘の果てに吹く風の音よ!!」
 

「独眼竜よ…例えいくつの刀を振るおうと、
 貴様の渾身などしょせん我の前では無力!我に歯向かえばどうなるか…
 以後この国を収めるにあたり、貴様の首をもって見せしめとなす!!」

「勘違いすんなよ…テメェとは楽しいパーリィになりそうもねえ。
 ノれねえパーリィは…とっとと終わらすに限るってことだァ!!」

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「覚悟を決めろ竹中半兵衛…!その時間はくれてやる!」

「フ…今さら命など惜しくはない。ただ、君に捧げる命がないだけだ!」

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「天・覇・絶・槍!真田幸村、見参ッ!!民草の明日に思い馳せる事なく、
 
同盟を結んでおきながら欺き合う豊臣・毛利に…!天下は渡さぬ!!」

「誰かと思えば…よもやこの日輪を、たった2本の槍で止めるつもりではあるまいな?
 これぞ真の捨て駒、捨て駒としての理想、我の捨て駒どもにも見習わせたいものよ」

さて、色々と不満のあったBASARA二期もいよいよ最終回、そして最終決戦…
日本の覇権を握るまであと一歩と迫った豊臣軍ですが、そうはさせじと現れた政宗達が最後のタイマン勝負を挑む、という内容です

秀吉vs政宗という軍の大将同士の戦い、そして半兵衛vs小十郎という軍の参謀同士の戦い、
さらに最終兵器ソーラレイで豊臣もろとも全てを消そうとしている元就には、ようやく迷いを吹っ切った幸村が立ち向かっているという…
ですが、今回行われている決戦はこの3つのバトルだけではありませんでした

「貴様が上杉謙信か…」

「いかにも…そなたの名は?」

「豊臣軍…石田三成。秀吉様の許可の下、貴様を残滅する!」

ガキイイイン!!

「…速い…!」

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「ハハン!こいつらをタコ殴ったら、俺様と勝負だぁ!じっちゃん!」

「分かっちょる!こいは肩慣らしばい!」

「…」

「秀吉公の進む道が、今はどこへ向かうのか見極めよう…徳川家康!いざ参る!」

そう、秀吉達は伊達軍の強襲を受ける一方で、日本各地を制圧すべく強力な武将を派遣していたのです
越後の謙信の前に現れたのは石田三成…というよりむしろ八神庵さん何してはるんですか(えー
さらに薩摩の島津義弘・宮本武蔵に戦いを挑んだのは、たくましく成長した徳川家康&ホンダムMk−2…

家康は意外にも今回秀吉サイドについて戦ってるんですね。ともかく今回は6つもの決戦が同時に行われるという
実に大規模なバトルとなっております。この決戦に豊臣が勝利した場合、一気に日本中を掌握してしまうというわけですな…



「う、う〜ん…秀吉ぃ…」

そんな決戦の真っ最中に寝ぼけてる慶次ときたら…(えー
完全に蚊帳の外じゃねーか!前回轢き逃げされただけで本当に見せ場なしかよ!
「もしかしたら慶次が豊臣軍を止めるキーマンになるかも」なんて、心のどこかで期待していましたが…
やはり慶次は最後までこのザマか…(えー 

「空を駆け抜け大地を焦がす!真田幸村、立ち止まることなし!」

「なん…だと…!?日輪より賜りし、比類なき灼熱よりも…熱う燃え盛るなどと…!」

「我が魂!燃え尽きることなしィィィッ!!」

ズドドドドドドド!!

「我の計算を…超えておるだと…!?我が敗れるなど…有り得ぬわっ…!」

----------------------------------

「ゴフッ!ゴフッゴフッ!」

「命の削り合いを望むところだが…ハナから(病で)ギリギリまで
 命をすり減らした野郎に、この俺は倒せねえぜ。だが容赦はしねえ!」

「フ…フフ…それでいい…」

「竜は神をも喰らう!政宗様は誰にも止められねえ!」

ズッバアアアアアン!!

「うぐっ…!ひ…秀…吉…」

----------------------------------

「国を治むるに必要欠くべからざるは…力!我が作る国に弱き者は必要無し!
 力無き者は、この拳をもって粉砕するのみ!」

「へッ…アンタの作る天下にゃ兵隊しか住めやしねえ…!
 見えもしねぇ海の向こうを眺める前に、まずはテメェの足元をよく見やがれ!」

「ならば貴様が統べると申すか?所詮は愚連隊の頭でしかない貴様が、
 この国をいかように致すと言うのだ!」

「ソイツはそん時のお楽しみだ…お堅く考えんなよ、守るべきもんさえ分かってりゃ
 大抵のことはなんとかなるもんだ。YOU SEE?」

「ち…!愚かな!!」

「この天下、テメェにだけは死んでも渡せねえ!!」

「貴様のごとき輩に、断じてこの国は渡さぬ!!」

ドッグアアアアアン!!

「…ヘッ…これでやっと繰り出せるぜ…
 テメェのおかげでお預けになった…お楽しみの、パーリィにな…」

そして幸村・小十郎・政宗の三人によって、次々と撃破されていく豊臣&毛利の武将たち!
つーか政宗一人だけで秀吉ブッ倒しちまうのかよ!!秀吉あんだけ飛び抜けてデタラメに強いボスだったのに!
ま、まあなんというか、秀吉の攻撃をどれだけ食らいまくっても「バカな、なぜ倒れん!?」と何度も何度も立ち上がりながら
最後にめっちゃすごい超パワーの一撃で大逆転勝利
という、主人公補正全開の勝利ではありましたが…

《豊臣軍はやがて崩壊していった。力のみを信じ、かたくなに追い求めた一人の武将と
 その志を信じた軍師たる友が…文字通りの圧倒的な力をもって天下統一を、
 そして世界進出を果たさんとしたひとつの時代が、ここに終焉を迎えたのである》

そして秀吉がやられた次の場面で各地の刺客達もすごすご帰っていったでござるの巻
お、おいちょっと待て!家康とか三成とかなんだったんだあいつら!戦闘シーン一切ないまま帰っていきやがった!
最終回でただ単に顔見せしただけって…松永久秀とかお市とか、二期BASARAは「こいつ一体なにしに出てきたの?」ってキャラ多すぎだろ!

しかしこうなると、敵の副将を討ち取る大活躍っぷりの描かれた小十郎の優遇ぶりが際立つな…(えー
小十郎は一期でも明智光秀、松永久秀、さらにご主人様の政宗まで倒すほどの活躍っぷりでしたからね
それに二期は「ウワーン小十郎がさらわれちゃったんじゃ俺はどうすれば…」と、政宗が小十郎の存在の大きさに苦悩する話でしたし。
スタッフの愛情からして小十郎>政宗>>【越えられない壁】>>幸村>他のぐらいの偏りを感じるなぁ(えー

「ふむ…年寄りの出番はもう終わったのやもしれぬな…」



そして二期でまったく出番のないまま終わってしまったお館様。ウワァァァァァン
なんでこうなった…最初の1話で「幸村!お前は薩摩の軍と協力するのじゃ!ワシはそれまで動かぬ!」って言ったっきり
最後まで動かないまま終了とは一体誰が予想したでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
あんまりすぎる…俺の一番好きなキャラなのに…

「ALL RIGHT!パーリィは終わらねえ!クールにド派手に楽しめよ!
 HERE WE GOOOOOOOO!!」

そして最後は政宗が決め台詞を放ったところで劇場版に続く、だそうです
うーむ劇場版…劇場版かぁ…まあ見たい気もあるっちゃあるんですけど、私のことだから多分行かずじまいってことになりそうだなぁ
なにせエヴァ破、アバター、ハルヒ消失、ワンピストロングワールド、銀魂、ウルトラ銀河伝説、ディケイド冬の映画、
ダブル夏の映画、アリエッティ、その他もろもろ
みーんな「見たいけどいつ行こうかな〜」とか思ってるうちに、
全部見ないまま終わったような奴ですからね…多分BASARAも間違いなく同じ運命を辿ることになると思う:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

この間も書きましたけど、誰かと一緒に行こうって決めないと結局行かないで終わるんですよね
「この日に行こう!」って他人との話し合いで決まれば、絶対その予定通りに行くんですけど
一人だと「あ〜いつ行こうかな、あ〜いつ行こうかな、あ〜いつ…あ〜…あ〜なんだよ放映期間終わっちゃったよ」って
ズルズルといつまでも決まらないっていう。今まさにガンダム00がその状態なんだよ!(えー
誰かガンダム見たい奴いないのかよおい!これじゃBASARAの劇場版の時もこんなこと言うハメになりそうだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)CAPCOM / TEAM BASARA





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