■ライブオンCARDLIVER翔 第7話「大空3兄弟 舞う!」

・敢えてバシンと翔のトレカアニメ二刀流を推してみるテスト
 

翔は1話の時点で「イマイチ面白くないなー」と思ってもう切ろうと思ってたんですが、
この間ふと見たら、ライバルキャラの妹が萌えだったので見続けることにしました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というか翔の妹もアイも可愛いよ!アイの声優折笠富美子は、やっぱりちょっとロリキャラ入ってる時の声が最高さ

それにしてもこのアニメ、カードアニメで主人公よりヒロインの方が格段に強いっていうのはずいぶん変わった設定ですね
むしろ女全般が男より強い。今回のチーム戦で、まずアイが手強そうなライバルその1に一勝を挙げたと思ったら
 


(C)ゆでたまご/集英社

「つ…つぎ次蜂でろ!」

「次蜂間狩徹いきます!グオゴゴゴ!」

「1ターンキルーッ!」

「ギャアーッ!」

とライバル妹があっさり一勝取り返したのには驚きました。勝つにしてももっと僅差の勝負になると思ってたから…
 

それとカードデッキをみんな腕につけてプレイしてる中で、アイだけ足につけてプレイしてるっていうのも特徴的ですね
カードをドローする動きも一風変わってて面白いし。
でも足に装着しながらプレイって、ドローするのはいいけどどうやって手札確認するんだろう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
天上天下唯我独尊みたいなポーズ取らないと、手札見えないんじゃなかろうか(えー

それにしてもアイとバトスピのメガネコとは、まるっきり正反対のヒロインですね
・内気でバシンの後ろをついていくのがメガネコ
・強気で翔をグイグイ引っ張っていくのがアイ
・カードゲームについてまったく知らず、観戦もしたことないのがメガネコ
・カードゲームは相当腕の立つプレイヤーで、翔よりはるかに強いのがアイ
・バシンに「メガネコの手作り弁当は凄くうまい」と誉められて、真っ赤になるのがメガネコ
・翔に「アイの手作りサンドイッチは凄くうまい」と誉められて、全然反応がないのがアイ
こりゃアイの攻略難度は並大抵じゃなさそうですな…(えー
しかしこれはこれでいい!ライブオンはカードバトルそのものも、バトスピと違って効果の説明が丁寧だったりして
バトスピとは違うアプローチでのカードアニメってことで楽しめそうですね

あとライバル3兄弟のシルエットがチームサティスファクションのみなさんに見えて吹いた
チームサティスファクション…こんな別番組にまで勢力を広げていたのか…(えー


■ライブオンCARDLIVER翔 第9話「はじめてのライブオン!?」
 

「これって、ミルちゃんのお兄ちゃんのでしょ?」

「うん、このまえ大会で優勝したときにもらった賞品なんだって」

「ふぅ〜ん、でも勝手にさわったら怒られちゃうんじゃない…?」

「へ、へいきだよ!ここに置いてあったんだもん」

今までライブオンのことに全く興味がなかった翔の妹・ミル。しかしある日、翔が居間に置いておいたスターターセットを見つけると
興味本位で友達のマユと遊び始めてしまいます

「それでぇ、バックラインからアタックラインにモンスターを移動させるの。ほら、かんたんだよ」

「ふぅ〜ん…?」

「それでデッキはこっちが大空系で…マユちゃんのが大地系ね!大地系はお兄ちゃんが好きなやつ!」

「ミルちゃん楽しそ〜!」

「えぇ!?そんなことないよ!」

「そ〜お?なんだかミルちゃん、お兄ちゃんと似てるって思ったよ」

「に、似てるわけないじゃない!も〜!」

ルールブックを片手に、少しずつライブオンのやり方を覚えていくミル達。
段々ライブオンのことを知っていくうちに、ミルも少し楽しくなってきたみたいですが
「あの兄貴と私を一緒にすんな」と、翔のことはけむたがっているようです(えー

「ただいまぁー!」

「ひゃっ!?ダ、ダメぇ!」

「おっ、ミル!マユちゃんも来てたのか、こんにちは!」

「こんにちは!」

「あれぇ?」

「な、なによぉ!?」

「いや、お母さんは?」

「お、お買いもの…すぐに帰ってくるって」

そこにちょうど帰ってきてしまった翔。ライブオンをやっていることを知られたくないミルは、あわててテーブルを隠そうとします
とは言うもののテーブルの半分も隠れていない状態…これではミル達に視線をやれば一目瞭然で…
と、思いきやまったくライブオンのことに気づいてない翔。
な、なんという鈍感…でかでかとライブオンの文字とかめっちゃ丸見えじゃないですか!(えー

「晩ご飯の買い物かぁ、今日はカレーがいいなぁ…よ〜し」

「…?」

「おかーさぁぁぁん!!
 今日はカレーにしてねぇぇぇぇ!!」

「…!?び、びっくりした…」

「きゅ、急に大声ださないでよ!?おかーさんに聞こえるわけないでしょ!?」

何してんだお前ー!!なんといきなり物凄い声で「お母さんカレー食いたい」と叫び始めるという奇行に及んだ翔。
意味不明な展開に( ゜д゜)ポカーンとするマユ。ミルはそんな変人兄貴が恥ずかしくて仕方ありません
これじゃ妹にけむたがられるのもしょうがないか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ミル、カレーが出来たからお兄ちゃん呼んできて〜」

「えっ!?カレー!?」

しかしその日の晩飯は本当にカレーになったという事実。まさかこれも翔のデスティニードローの力なのか…(えー





「ねえおかーさぁーん!」

「あっ、今行きますよ〜。えっと、どこまでだったかしら?」

「おかーさんの番。さっきドローしたでしょ?」

「え〜っと…?」

「ドローはカードを引くことっ」

「あっそうそう、次は…え〜っと次は何だっけ」

「つぎは移動フェイズ、それからライブフェイズね」

「移動かぁ、え〜っとこれを前にやってもいいのかな?」

グツグツグツグツ

「あぁいけない!ごめんねミル」

「むぅ〜」

そして次の日、ママと2人でライブオンで遊んでいたミル。しかし初心者なうえ家事をやりながらのママは、
ちっともバトルを進めることができません。母親とゲームするとこんな感じになりますよね、なんだか微笑ましいぞ

「ねえミル、カードはお兄ちゃんとやってみたら?」

「やだぁ!ねえおかーさんの番だよ」

「はいはい」

ライブオンは翔とやるように勧めるママでしたが、「あんな兄貴と遊ぶのヤダ」とミルは即答してしまいます
兄妹の仲っていうのは、リアルだとこんな感じなんだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかし毎日ルールブックを読みふけっているミルには、もうママもマユもライブオンではついていけません
またマユと一緒に公園で遊びますが、マユにはルールの話があんまり通じていませんでした

「ほら、このときはこっちのカードが負けなの。わかる?」

「う〜ん、わかんない…」

「ん?ミル、何やってんだ?」

「お、お兄ちゃん!?」

と、そこに偶然通りがかった翔が登場!とうとうライブオンをやり始めたことがバレてしまいます
今までライブオンは嫌いと言っていた手前、気まずいミルは開き直って心にもないセリフを…

「ん?これって…お前ライブオンやれるのか?」

「やっ、やれるわよ!もうお兄ちゃんなんてやっつけちゃうんだから!(な、なに言ってるのよ私…)」

「よ〜し、それじゃあ今からライブオンしよう!勝負だ!」

「い…いいわよ!(わぁぁん!ばかばか!)」

翔の前だと素直になれないミル(*´д`)ハァハァ(えー
というわけでバトルをすることになってしまった2人。ですが今回はミルが初めてのバトルということで
いつもの40枚のデッキではなく、ハーフデッキにした20枚でバトルするようですが…

「えっと、半分にしなきゃダメなんだっけ。うーん…」

(ちゃんと考えてるのか…?ハーフデッキっていうのは、ただ枚数減らすだけじゃダメなんだぞ)

「ん〜タイガードラゴとタテガミウルフは当然として…あっ、ゾウリンゲンとリョウトクバイソンも必要だよな!
 ガレキラクダも疾風ムスタングも…それからそれから」

(こ、こいつ絶対分かってない…)

どのカードを残すかで悩みまくった翔は、元々少ないワザカードをさらに捨てまくってモンスターだらけのデッキにしてしまいます。
なんというバランス最悪のデッキ!しかしどっかで見たなぁこの光景…


(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS

なぁにこれぇ
全部戦闘タイプのモンスターじゃない、
ダメだよこれじゃ。ライブオンじゃ
ワザカードとモンスターカードの
コンビネーションが重要なんだ、
モンスターだけじゃ相手のワザカードに
軽くいなされちゃうよ
(えー

「えっと、えっと…」

しかし、デッキ構成がチンプンカンプンなのはミルも同じです。最低限のルールは知ってても、
カードを選りすぐって戦術を練るなんてのは初めてのこと…どうしていいか分からずミルが困っていると…

「何してるの?」

「ア、アイちゃん!?」

きた!最強カードライバーきた!これで勝つる!(えー
そこに偶然通りがかったアイ。翔とは違ってミルとずいぶん仲良さげですね
ミルが初めてライブオンをやると聞いたアイは、バトルのコツをあれこれ伝授してあげることにします
「それじゃお兄ちゃんをやっつけちゃおうか」って、マジで翔がコテンパンにされそうだから困る:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「よし、それじゃあ始めよっか!」

「う、うん…」

「ライブオン!!」

お互いのデッキ構築も終わってついにバトル開始!
ちなみにライブオンのバトルでは残りデッキ枚数そのものがライフとなっており、先にデッキ切れになった方が負けになります。
相手プレイヤーへの直接攻撃は相手のデッキを減らす(バーストする)ことになるので、運が悪いとこんな感じに…

「フライングパインでお兄ちゃんを攻撃!」

バチイイイン!

「あぁぁぁぁ!?俺のタテガミウルフがぁぁぁぁ!!」

(まったくなに騒いでんだよ…バーストで大事なカードが落とされるのはよくあることだろぉ)

いきなり主力のタテガミウルフがバーストされて翔涙目
とりあえずタテガミウルフ出して戦うのが翔の一番得意な戦法だというのに…(えー
地団駄を踏みながら他の下級モンスターで攻撃する翔。そして次のターン、ミルがドローしたのははアイおすすめのワザカードでした

「あっ、これは…よーし!”巻き込み”を使うわ!お兄ちゃんのサルサルサ、前に出てきて!」

「えっ!?サルサルサ!?」

「レインボースワロー!サルサルサを攻撃!」

(やばいぞ翔…!サルサルサがいなくなるとトルクが不足して、
 モンスターのライブ(召喚)に苦しむことになるぞ!)

ミルの発動した”巻き込み”は、バックラインのモンスターをアタックラインに引きずり出すワザカード!
ちなみにアタックラインとは相手と戦闘を行うための位置
バックラインとは新たなモンスターの召喚に必要なコスト(トルク)を溜めるための位置です
サルサルサは、バックラインに置いておけばトルク稼ぎに重宝する貴重なモンスター…
それを失ってしまった今、翔の上級モンスター召喚は相当難しくなったと考えていいでしょう

「わん!わんわん!」

「ペダル?心配しなくても大丈夫さ!まだリョウトクバイソンもガレキラクダもいるし!」

「…」

しかしまだバックラインにはモンスターがいるからだいじょーぶ今の状況が全然分かってない翔
翔の言うリョウトクバイソンとガレキラクダでは、トルクがめっちゃ低くて上級モンスターの召喚にはとても足りません
「あいつ大丈夫かな…」と不安だらけの目でペダルが翔を見つめていると…

「ふっふっふ…来たぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「…?」

(見てろよミル!びっくりさせてやるぞ!)

「タイガードラゴォォォォ!!…あらぁ!?トルクがない!全然足りないじゃないかぁ!」

(だから…サルサルサがないと苦しくなるんだよぉ!)

ぜ…全然ダメだこの人ー!!せっかく引き入れた上級モンスターもトルクがなくて台無し!
ペダルと視聴者が不安に思っている展開を、真っ正直にブチかますとはさすが翔としか言いようがありません(えー

(うわあああ、だ、出せるモンスターもいない!サルサルサがいてくれれば!?)

「なんだかずいぶん困ってるみたい…」

「翔は強いモンスターのカードをたくさん持ってるけど、強いモンスターをライブするには
 たくさんのトルクが必要なの。だからそのトルクを稼いでるサルサルサを狙ったってわけ」

気がつけばタイガードラゴ以外も、翔の手札はトルクの足りない上級モンスターばかり。完全に手札事故だこれ!
もはや勝ち目はないも同然の翔は、半分ヤケクソでミルに攻撃を仕掛けます

「くっそー諦めるもんかぁ!リョウトクバイソン、前へ!」

「わっ…!?お兄ちゃんのモンスター、大きいし強そう…」

ずもももももももも

「わぁぁぁぁぁーん!!」

「あっ…!しまった!リョウトクバイソン、力を加減してくれ!」

慌ててリョウトクバイソンにソフトな攻撃を頼む翔!そう、ライブオンのモンスターはすべて実体化されているので
このバカでかいリョウトクバイソンの攻撃は、幼いミルには少々ショックすぎるかもしれません
しかしミルに激しくメンチを切るリョウトクバイソン!たぎる猛獣の野生はそんなことでは止まらない!



と、思ったらシッポでぺしっと軽〜く攻撃を…バイソンさんマジいい人。惚れたわ(えー

「ふう…サンキュー、リョウトクバイソン!」

(翔ったら…)

翔も妹を気遣って、あんなことを言うとはいい兄貴ですね。これにはさすがのアイも惚れ直したか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「痛くないし、恐くない…ライブオンって…楽しい!」

どこかビクビクしながらバトルしていたミルも、モンスター達の優しさに触れて「楽しいバトル」を心から実感します
あとはデッキ切れ寸前だった翔を総攻撃で蹴散らし、初の戦いを勝利で飾るのでした

「やったぁー!勝っちゃった!」

「ま、負けたぁ…でも楽しかったな!凄かったなミル、今度は負けないぞ!」

「お兄ちゃんもワザカード使いなよ?」

「でぇ〜!?」

負けてしまったもののミルの健闘を称える翔。その後はみんなで和気あいあいとライブオンの楽しさを語り合うのでした
いいなぁ、このほのぼの空気いいなぁ。他のカードバトルのアニメっていうと、やたら殺伐とした展開とかが多いですが
このライブオンにはそういうのが全然ないところがいいですな。
主人公の翔もアホの子な所は置いといて、どこまでも素直で明るい主人公ってところにすごく好感が持てます
ほんわか笑って見られるアニメ、それがライブオン。
と思ったら、来週なんか殺伐展開来そうなのはどういうことなの…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


■ライブオンCARDLIVER翔 第10話「炸裂!紅蓮の咆哮!」
 

なんという翔×ペダルの犬ヒロインフラグ
こんな馬鹿なご主人様なんてくやしい…!でも大好き!とかすごいツンデレ犬ですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それと今回、見るからに怪しい先生に翔のカードック(デュエルディスクみたいな奴)をいじられて、
「やばいじゃんこれ変な細工されたんじゃないの?」と思ってたら、普通に故障を直してくれて強力なワザカード入れてくれたりとか
他にも見るからに危険そうな敵キャラにバトルを挑まれて、
「なんかこいつに負けたら翔のモンスターがデス次元送りとかにされそう…」と思ってたら
なんだか翔に好意的で負けそうになっても見逃してくれたりとか、怪しい奴らなのにみんないい人じゃないか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


■ライブオンCARDLIVER翔 第11話「出発!モンスターマウント!」
 

「ワザカードが凄いのはよく分かったけど、やっぱりもっと強いモンスターがないと…」

「カードを手に入れるならいい方法があるわ、モンスターマウントよ」

「モ、モンスターマウント…?」

「あんた達知らないの?野生のモンスターを捕まえてカードに入れ込むことよ」

「そんなこと出来るの!?」

「モンスターだって生き物なのよ、まさか最初からカードだと思ってたの?」

最初からカードだと思ってましたアイ先生!(えー
えらい世界観ですねライブオン、まさかカードゲームに使われるモンスターは
みんな野山をうろついてる奴を生け捕りにしたものだったとは…道理でモンスターが直接プレイヤーに触れたりできるわけです
というかバクダンデライオンとかガトリングースとか、ライブオンのモンスターって
爆弾だのガトリング砲だのヤバイ兵器で攻撃する奴ばっかりなんですが、
そんな奴らが普通に野山をうろついてるなんて恐ろしいったらありゃしない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
 

というわけで新たなモンスターをゲットしに、シロキ山へやって来た翔たち。
さっそく翔デッキと同じ大地系のモンスター・タテコモールを見つけますが、
カードに封じられると知ったタテコモールはぶるぶる怯えだしてしまいます

「あ、あれ…?どうして?」

「喜んでマウントされるモンスターばっかりじゃないの。当然でしょ?」

「…」

「あれ?やめちゃうの?」

「うん。だって嫌がってるんだもん、無理矢理はよくないよ。ごめんな?さあ行こう!」



「か、翔!もう翔ったら…マウントされるのを嫌がってても、仲間になればちゃんと言うこと聞いてくれるのよ?」

「そうなの?」

「だってライブバトルで戦うのは、モンスターの本能だもん」

「でもモンスターだって生き物でしょ?やっぱり気持ちは大事だと思うんだ。
 仲間と一緒に戦うなら信頼し合いたいから、こんな俺でもいいって思ってくれる仲間がほしいんだ」

「…」

やっぱり翔はええ子やわぁ、ほんまにええ子やわぁ
こういうセリフを素直にニッコリ笑って言えるところが翔のいい所なんだよなぁ
そこら辺の主人公が同じセリフを言ったら「なに言ってんだこの偽善者が」と思うかもしれませんが
翔はそういう嫌味なものを感じさせない、本当に素直ないい子ってところが好感持てますよね
ライブオンのこういう和む気分にさせられるところが好きです。
モンスターを痛めつけてとっ捕まえてゲットだぜー!が当然なポケモンも少しは見習うべき:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


■ライブオンCARDLIVER翔 第12話 「初めてのマウント」
 

翔達がモンスターマウントを続けているうちに現れた、大空系のレアモンスター・プリンセスプライマリー。
大空デッキを使うアイにとってこれ以上の獲物はありません。早速コウソクファルコンにライブチェンジしてとっ捕まえようとしますが、
真剣をぶん回す物騒な護衛モンスター・セコンダリーに襲われて、真っ逆さまに地面へ叩き落とされてしまいます

「きゃああああーっ!!」

「ま…間に合えええええっ!!」

ドシイイイン!!

「いっつつつぅ…!」

「アイ、大丈夫!?」

「ご、ごめん、助けてもらっちゃって…峰打ちじゃなかったら危なかったわね…」

いや危ないどころか確実に死んでたから!(えー
上空から落下したことにしても、翔がタテガミウルフにチェンジして助けなかったら、今頃アイは地面と激突してミンチになってただろうし…
ほのぼのした雰囲気とは裏腹に、常に死と隣り合わせとか凄い世界だなライブオン:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ライブチェンジが解けるほどのダメージを受けたんだ、ちゃんと見ておいた方がいい」

「アイ、とにかく背中見せて!」

な、なんですって!?背中を見せる!?翔さんつまりアイにこの場で裸になれということですか!?(えー
なんて大胆な子なんだ翔…しかしそれはとてもいい提案だと言わざるを得ない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかしアイの背中はお父ちゃんが独り占めしてしまいました
親父きさまあああああアイの背中はみんなのものだろ!自分だけいい思いするなんて絶対に許さないよ!(えー

「モンスターマウントって、命がけなんだね…」

「ドラゴン族が超レアなのも、そういうワケなんだねえ。マウントするのが大変そうだ」

「そう、だからこそマウントしたモンスターには愛着が沸くのよ」

「アイ、マウントもいいけどそろそろご飯にしないかい?」

結局今日のところはキャンプに戻って食事にすることにした一同。というかドラゴンのマウントとか考えるだけでも恐ろしいな
マウントする人はリアルドラゴンクエストな気分を味わって捕まえに行かなきゃならんとは…勇者ロトの末裔じゃないととても無理だ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「な、なんだぁ!?この黄色いドロドロしたものは!?」

「あれ?徹、カレーライスって食べたことないんだ。カレー、ラーメン、卵焼き、
 この3つが世界で一番を争う食べ物だと思うぞ」

ブルジョワ育ちなせいで、生まれて初めて見る庶民のカレーにびびる徹。しかし翔さん世界一の料理が卵焼きとはご冗談を…(えー
俺に言わせれば卵焼きも目玉焼きもゆで卵も食えたもんじゃないぜ!世界で一番まずいというなら同意してもいいけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(ちょ、ちょっと待て…こんなものを犬に食べさせる気か!?死ぬぞ普通!)

そしてなんと、ペダル用の器にまでカレーライスを誰かが山盛りに!バ、バカなことを!
犬にタマネギを食べさせたら赤血球が破壊されて最悪の場合死に至るというのに!ペダルを殺す気ですか!
一体犯人は誰なんでしょう?あまり物をよく知らない翔か、世間ズレしている徹か…

「あぁ!?ダメよ動物に辛い物あげちゃ、誰があげたの!?」

「うっ…す、すまん、つい…」

って親父お前かーー!!この中で一番責任ある立場なのに一番ふがいないとはどういうことですか!
さっきもアイの背中独り占めといいしょうがない親父ですね。あんたもう帰っていいですよ(えー

そして翔達が全員寝静まった頃、ひょっこりその場に姿を現したタテコモール。
前回出会って以来翔のことがなんとなく気になっているようで、あれから後をちょこちょこついて来ていたのです
その時、何かの匂いに気づいてタテコモールがテーブルの上を見てみると、そこには「よかったら食べて!」
翔がタテコモールのために取っておいた食べ物が…いつやって来るかも分からないタテコモールのために、
ちゃんと食べ物を用意して待ってるなんて…翔のいい子っぷりには心が洗われるぜ…




「んっ!ぎぎぎ…あぁんあぁぁ…ノ〜〜!こんな重いもの持てるわけないじゃないか!」

「しょうがないなぁ…」

次の日の早朝、徹と翔は炊事用の水汲みに出かけますが、もやしっ子すぎる徹はバケツ1杯の水も持つことができません
役に立たない徹に代わって、ヒーヒー言いながら2人分のバケツを持っていく翔。
しかし急な下り坂で派手にすっ転んでしまい、結局汲んだ水は辺りにぶち撒けてしまいます。その時、転んだ拍子に翔のカードックが腕から外れてしまい…

「あぁ!?な、ない、ない!カードックがどっか行っちゃった!」

「お、落としたの!?外したりしなかったの?」

「してないよ、ずっと付けてたはずなんだ!」

「何か強い衝撃で外れたんじゃないのかい…?」

「あっ…!?転んだ時だ!」

かなり日が高くなってから、ようやくカードックをなくしたことに気づいた翔。
転んだ時になくしたと思い当たって走り出しますが、もう水汲みに行ってからは大分時間が経っているはず…
カードックが今もその場所に転がってるという保障はありません、翔が激しい焦燥感に襲われながら走り続けていると…

「うわっ!?あ、あれ?君は…?」

「…(カードックを差し出す)」

「え…!?わ、わざわざ届けてくれたの!?」

「…」

「ありがとう!とっても大事な物なんだ!本当にありがとう!」

モグラルート攻略キター!!(えー
あれからまた翔の後ろをついて来ていたタテコモール。翔がカードックを落としたことにも気づいており、拾ってここまで持ってきてくれたのです
「せっかく拾ってやったんだからさっさと持って行きやがれ」な態度でカードックを差し出すタテコモールでしたが、
翔の熱烈なハグを受けると顔が真っ赤に!2週前のペダルといい、翔はモンスター相手にフラグを立てる達人だな…(えー

「ねえ翔、その子マウントしちゃいなよ」

「えっ?」

「…

「わん、わんわん(いいんじゃないか?こいつもその気だし)」

「ペダルも賛成なんじゃない?」

「…マウントしても…いいかな?」

「(こくり)」

くっそおおタテコモールお前可愛すぎるんだよ!!(えー
メスですよね?もちろんタテコモールはメスですよね?いやこの際オスでもなんでもいい、タテコモールかわいいよタテコモール
 

「マ、マウント…できちゃった…やった!やったやったぁぁぁ!ありがとうタテコモール!!」

心を通わせた仲間をゲットできて大喜びの翔。一番の目的は「信頼しあえる仲間が欲しい」ということだったので
相手の方からマウントを申し出てくれるなんて理想的な展開でしょう。
そんな一足先にマウントを成功させた翔を見て、アイもあの物騒な真剣野郎を倒す決意を固めるのでした。次回に続く!


■ライブオンCARDLIVER翔 第13話「大空を翔ける!!」
 

今回は大量のザコモンスターから一斉攻撃を受けてあえぐアイが大変エロうございました(えー
それなのに翔、お前はどうしてそうペダルとばかりフラグを立ててしまうんだ(えー
いや今回は結構翔とアイも親密になる展開だったんですけどね
ただそれ以上に翔とペダルが親密になったというこの複雑な気持ちは一体どうしたら:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そして結局アイのマウントは、翔のサポートもあって目当てのモンスターをゲットできたわけですが…

「良かったね、アイ!」

「ふふふ、でも今日マウント出来たのはね…あんたのおかげよ、翔。今日は色々助かったわ、ありがと!」

「へへへっ」

「ようし、それじゃみんなで記念写真撮ろうか!」

いや親父さんちょっと待ってくださいよ!どう見てもまだ徹が帰ってきてないのにみんなで記念写真とか酷いですよ!
この親父は前回もカレーでペダルをうっかり死なすところだったし、とんでもない人ですね。わざとやってるわけじゃないとはいえ
そういう無自覚な悪意がこのような結果を招くんですよ!(えー
親父はいっぺんティエリアの平手打ちを食らえばいいと思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く
 


■ライブオンCARDLIVER翔 第15話「怒涛の開幕!中部大会!」
 

「それではこれより、中部大会の組み合わせを発表します」

「えーっと俺たちは…」

「あ!あった!」

「最初の相手は…」

「チーム大量旗?聞いたことないチームねえ」

以前翔たちが参加した、ライブオングランドチャンピオンシップ・地区大会からしばらく経ったある日、
今日はそれよりも規模の大きい中部大会が開催となる日です。地区大会を1位で通過した翔達は、
もちろんその中部大会にもエントリーされていましたが…

「はん、お前らと戦えるのは準決勝か!」

「あっ、お前は!」

「大空カモメ!?」

「へーえ、ちゃんと覚えててくれたんだ。それでこそリベンジのし甲斐があるってもんだ」

「リベンジになればいいけどねえ」

しかしそこには、地区大会を2位通過した大空3兄弟の姿も!こいつらって大会の時しか出てこないんですかね
スズメ可愛いからもっと出番欲しいんですけど…

しかし順当に勝ち進めば準決勝で激突かぁ、それなら大空三兄弟の負けフラグってほどでもないかな?
これが「決勝で会おう」だったら100%間違いなく途中で負けるでしょうけど(えー
帝国学園は…帝国学園はなぜあんなことに…(´;ω;`)ぶわっ


それにしてもライブオンはジト目の多いアニメですね、それだけ男キャラが女キャラに比べて
アホばっかりやってるってことでしょうか。がんばれ男の子
…と、思いきやこういうジト目を向けられるのは8割くらいの割合で徹一人だけという罠
なんというか同じ物知らずでも翔=純粋徹=アホでイメージが固定されつつあるな…(えー


それにしても翔は、今回も数少ないワザカードをモンスターカードとトレードしちゃって
ますますなぁにこれぇなデッキに特化していってるなぁ
モンスター特化デッキはミルにも負けて「お兄ちゃんもっとワザカード使いなよ」って言われるくらいなのに、
このデッキで大会勝ち抜いていけるんだろうか…


■ライブオンCARDLIVER翔 第16話「親子三代!チーム大漁旗!」
 

《グランドチャンピオンシップ中部大会、第一回戦を開始します。
 チーム無敵(アンヴァンシブル)vsチーム大漁旗、第一試合・小芹アイvs三内英世!》

「始まったぞぉ中部大会!」

「アイちゃん、がんばって!」

「この僕が熱く応援してるからねぇ〜!」

いよいよ始まった中部大会。その一回戦で翔たちとぶつかったのは、親子三代が揃ってチームを組んでいるチーム大漁旗です
その中で先鋒として出てきたのは、漁師の爺ちゃんや息子と違って、普通のサラリーマンの英世パパでした

「サラリーマンになった息子よ。男のデッキは大海デッキだ!」

「大海デッキだ!」

「は、はあ…」

同じ家族の爺ちゃんや息子にまで「うだつの上がらないサラリーマンめ、大海デッキ使えよカス」とイヤミを言われて、
見るからに頼りなさそうな英世パパ、こんな調子で翔達の中で最強のアイとまともに戦えるんでしょうか

「レインボースワローで攻撃!」

バッコオオオオン!!

「くうっ!」

ギュボオオオオ!!

「えっ!?」

「はは、運よくフレイムトラップがリアクションで発動してくれましたね
 そろそろこちらから行きましょうか、ダイオードグーで攻撃です!」

ガキイイイン!!

「あぁ!?」

「コウソクファルコンがバーストされちゃった!?」

「いやぁはは、ラッキーですね」

(このおじさん…)

手始めに英世パパへ直接攻撃を仕掛けたアイ、しかしアイが英世パパのデッキからバーストしたのは
リアクションで敵に3000ものダメージを与えるフレイムトラップ!(リアクション:そのカードがバーストされた時に発動する効果のこと)
その効果であえなく撃破されたアイのレインボースワロー。さらに英世パパの反撃により
アイはいきなり主力のコウソクファルコンをバーストされてしまいます。一番バーストしたくない敵カードを当ててしまったアイ、
一番バーストしたい敵カードを当てた英世パパ…いきなり両者の明暗がハッキリ分かれてしまいました

「まだまだ、セコンダリーをライブ!」

「ダイオードグーで攻撃!」

ガキイイイン!!

「くうっ!」

「ひ、姫ぇぇぇぇェェェェェ!!!」

「プ、プリンセス・プライマリーまでバーストされちゃうなんて!?」

「今回はアイ君にツキがなさすぎる…」

「ツキがないんじゃない…こういう展開を狙って戦略を立てて来たんだわ」

続けてセコンダリーをライブしたものの、アタックラインに移動させる前にまたも英世パパの攻撃が!
今度バーストされたのはまた主力のプリンセス・プライマリー…というかセコンダリー君は少し落ち着こうな(えー
なんだかアイばかりが損をしているように見えますが、アイはこれも英世パパの戦略によるものだと言います
むう…要するに2人はデッキ構成のタイプが違うってことでしょうか
アイは多数のモンスターを場に揃えて、ガンガン相手のデッキをバーストしていく攻撃主体のデッキ。
英世パパはモンスターの数は最小限に抑えて、リアクション系のワザカードを多く入れてある防御主体のデッキ。
だから確率的に言って、デッキをバーストされた時にはアイは強いモンスターカードが出やすくて
英世パパは反撃のワザカードが出やすいってことなんでしょう

「でもバトルは最後までやってみなくちゃ分からないってね!
 セコンダリー!アタックラインに移動して攻撃よ!」

「姫のカタキィィィィィ!!づえええええやああああああ!!」

死ねよやーー!!なんという殺意を思いっきり込めまくりのセコンダリー!完全に英世パパを殺すつもりです(えー
ゲーム中のバリアがなかったら一発であの世行きですよ!むしろバリアをぶっ壊しそうな勢いで恐ろしい男よのう

「ぐわあああっ!!」

ギュボオオオオオ!!

「ううっ!?む、むむ、無念んぅぅ!」

「セコンダリー!!」


(C)TOMY (C)小学館プロダクション・テレビ東京

な、なんてこと!またもフレイムトラップをバーストしてしまったセコンダリーはこんがり焼けた鳥の丸焼きに!(えー
丸焼き姫のヨダレをすする姿が目に浮かぶようです、ああ恐ろしい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
もはや完全にギャグキャラが板についてますなセコンダリー、これでまたお互い痛み分けとなってしまいました

「がんばって…アイちゃん…!」

要所要所で攻め手を寸断されてしまい、なかなか思い通りの試合運びができないアイ。
しかし、それでも英世パパにリードを許さないのはさすがです。粘り強い戦いで、デッキ枚数は常にアイの方が5枚ほど上回っている状態。
その差を維持したまま、ついに2人の試合は終盤へ…

「ワーカージャイアントをライブ!ラッシュ能力でアタックラインへ!
 ダイオードグーとワーカージャイアントでアタック!」

ドガガアアアアン!!

「きゃああああ!」

(バースト2のワーカージャイアント…厄介だわ…!)

「クリスタルスワン、ワーカージャイアントに先制攻撃!」

バコオオオオン!!

「もう1体ワーカージャイアントをライブ!ラッシュでアタックラインへ!」

「ま、また!?」

「ダイオードグーとワーカージャイアントでアタック!」

ドガガアアアアン!!

「ううううっ…!」

しかし、ここに来て一気にアイのデッキを削ってきた英世パパ!
ライブしたターンにいきなり攻撃できる「ラッシュ」の能力と、1度の攻撃で相手のデッキを2枚削れる「バースト2」の能力…
この2つの能力を併せ持つなんて、ずいぶんと優秀なモンスターですねワーカージャイアント。
そんなワーカージャイアントを倒してもすぐ2体目をライブされてしまい、アイは一気に6枚ものカードをバーストされてしまいました
これでアイが守ってきたリードがなくなり、お互いのデッキは残り8枚に…

(…きた!これなら…!)

「…?」

(おじさんの手札は1枚…いける!)

「イーグルケンサク以外のモンスターを前へ!行くわよ、ワザカード”巻き込み”!
 ダイオードグーをバックラインへ!」

「まずい…!ダイオードグーが下げられおった!防御できんぞ!」

「さらにワザカード”激高”!」

「ま、まずい!みんなバースト2になっちゃった!」

しかし、それに負けじとアイも怒涛の攻めを展開!英世パパのダイオードグーをバックラインへ吹き飛ばし、
さらに他の英世パパのモンスター達は、さっきアイに攻撃したために全員がダウン状態!(ダウン状態:バトスピの疲労状態と同じ状態)
このターン英世パパを守るモンスターは皆無、それに対してアイは4体ものモンスターをアタックラインに並べます
さらにワザカード・激高の効果でアイのモンスターは全員バースト2に!英世パパのデッキは残り8枚、
この4体の攻撃が通れば勝負は決まる!

「ウカイトで攻撃!」

バキイイイッ!!

「ぐああっ!」

「よし…!あれはワザカードじゃない!」

さらにこの土壇場にきて冷静なアイ!英世パパの持つ手札1枚が何かを確認するために、まず1体のモンスターでアタックをかける!
その攻撃をモロに食らった英世パパ。ということは、英世パパの手札は反撃に使うワザカードではないということです
これなら残り3体の攻撃も確実に通るはず、いよいよアイは勝負を決めに一斉攻撃を仕掛ける!

「よし!カードックの残りは6枚、3体のバースト2で…!」

「これでフィニッシュよ!」

「いや〜、あの子にお礼を言わないといけませんね」

「えっ…」

「ワザカード”飛び散る火炎”!クリスタルスワン、水溶性インコ、ローソクローに
 それぞれ1000のダメージ!」

な、なんだってー!?ここにきて英世パパの持っていた最後の手札が明らかに!
それはなんと、3000のダメージを最大3体まで割り振ることのできる反撃のワザカード!
そう、さっきウカイトの攻撃を食らってみせたのは、この飛び散る火炎で一網打尽にするためのブラフだったのです
さらにこの飛び散る火炎というカード、実は…

「あぁー!あれは俺が交換したカード!」

「「ええええええええええ!?」」

「あのアイが一気にやられるなんて、こんな凄い使い方があったんだぁ〜!」

翔お前って奴はーー!!そう、このカードは会場へ来る途中、駅で初めて出会った翔と英世パパが
お互いにカードをトレードした時にあげてしまったもの…それさえなければこんなことにはならなかったのに!

「あ…あああ…まま、まずい、まずいよ…」

「あれ、徹?なに?」

「ま、前…前!」

「えっ?」

ドッギャーーン!!

ぎゃああああああああああ!!
アイちゃんめっちゃ怒ってはる!世にも恐ろしい憤怒の表情、まるで眼力だけで呪い殺されてしまいそうです(えー
アイは今までのバトルで無敗、今回も飛び散る火炎さえなければ確実に勝っていただけに
「翔てめーよくも私の輝かしい戦歴に傷を!」と怒り狂うのも無理ないでしょう。それにしたって恐ろしすぎるけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「みんな、前へ出て総攻撃!」

《ライブオーバー!勝者・チーム大漁旗!》

次のターン、一斉にダウン状態から復帰した英世パパのモンスターは、5体もの攻撃でとうとうアイに土をつけてしまうのでした

「ああ…あああ、ああ…ま、まさかあのアイ君が負けるなんて…」

「翔はどこ?」

「ひいっ!?お、おや…?さっきまでそこにいたのに…」

あまりの殺気で覇王色の覇気をまといながらニコニコと翔の居場所を聞くアイ。殺されます
あのままあそこにいたらもう死ぬしかないと思った翔は、「僕が2番手です早く試合してくださいお願いします」
徹の順番を抜かして自分が2番手で出場することに…

「ノ…ノォーー!!次の順番は僕なのにぃぃ!」

「あら…翔にしてはいい心がけじゃない。
 ボコボコにされる前に許してもらおうって言うんだから」

「(ガクガクブルブルガクガクブルブル)」

《では一回戦第二試合・ライブスタート!》

そのまま始まってしまった第二試合、翔と戦うのは大漁旗のお子様・光代(こうだい)です
でもアイの怒りですでに精神的ダメージ食らいまくりの翔がまともに戦えるのかどうか…(えー

(か、勝たなきゃ、勝たなきゃ…!)

「え、えーっと…えーっと…サルサルサと突撃ムスタングをライブ!」

(プレッシャーなのは分かるが、あんなにビクついてて大丈夫か…?)

「ぐぅー!引きが悪くてライブできない!」

案の定、光代よりもアイから漏れ出る覇王色の覇気が恐ろしすぎて、完全にテンパりまくってしまった翔。
いつも以上に危なっかしい翔のバトルですが、なんと相手の光代はいきなり手札事故を起こして涙目という無防備状態!
こいつは願ってもない展開!このスキに攻撃をガスガス叩き込み、翔は一気にデッキ差10枚近いリードを奪うことに成功します

「サルサルサ、リョウトクバイソンをライブ!いっけぇ突撃ムスタング!」

ドゴオオオッ!

「ぐうう…!ブリザートド、前へ!ハッポウウォーターをダブルでライブ!」

「来たっ!まずセッカチーターをライブ!行くぞぉ!ライブチェンジ・タテガミウルフ!」

ズボオオオオ!!

「うぐぐぐ!」

「さらにラッシュで前へ!そのまま攻撃だぁ!」

ドッガアアアッ!!

「うわあああーっ!!」

なんとか建て直しをはかる光代でしたが、波に乗ってきた翔の勢いはまったく止まらない!
”ライブした瞬間相手モンスターに2000ダメージを与える”というタテガミウルフの能力で
光代の唯一アタックラインにいたブリザートドを爆殺!さらにタテガミウルフのラッシュ能力で、即アタックラインに移動して光代へ攻撃!
無防備な光代に対して、まだまだ他にも場に溢れるほど揃っている翔のモンスター。こいつは完全にワンサイドゲームですな

「…やった!」

「へっ?」

「あ…!?タイダルウェイブがリアクションライブしたんだ!」

ズドドドドドド!!

「どわぁあああっ!?」

「タイダルウェイブはアタックラインにいるモンスターを、
 全てバックラインに押し流す力があるんだ!バックラインには5体までしかいられない…
 それを超えるモンスターは、フィールドから去らなくてはならないんだ!」

しかしついに光代にも一筋の光明が!翔が光代のデッキからバーストしてしまったのは、起死回生のワザカード・タイダルウェイブ!
翔のアタックラインにいたモンスターは全て押し流されてしまい、大量に揃えていたモンスターも5体まで減ってしまいます

「あ、あんなワザカードがあったなんて…」

「ハッポウウォーター、ダブルで前へ!そのまま攻撃だ!」

バシュウウウウウ!!

「うわああああ!!」

「ノノノォーーッ!バースト2が連発なんてぇ!
 このままじゃリードもあっと言う間になくなって!?」

「うるさい」

タイダルウェイブで無防備になったところにバースト2の連続攻撃!ああ翔のデッキがもりもり削られていく…
序盤に奪った大量リードが埋められるほどではないにしろ、少しずつ不安の目が出てきてしまいました

ズドドドドド!!

「ま、またきたぁぁぁ!!」

「シケトルと北極ピラニア2体で攻撃!」

「シケトル…バースト2のモンスターよ、まずいわ!」

ドガガガガガ!!

「うぐぐ…!4枚もバーストされた…!」

「お兄ちゃん…がんばれ!」

建て直しをはかる翔でしたが、またしても邪魔をするのはタイダルウェイブ!また丸裸にされたところへ総攻撃を受けてしまい、
いよいよデッキ枚数も追いつかれる寸前に!接戦になってきたところで2人の試合もいよいよ終盤、
このまま翔が逃げ切るのが先か、光代が追いつくのが先か…

(負けられない…俺は負けられないんだ!
 アイに怒られるとかじゃなくて、チームの一員として!)

この大会は2本先取のチーム戦…ここで翔が負けてしまえば、翔たちの一回戦敗退が決定してしまいます
これまでの地区予選では、自分の実力不足を何度もアイ達の勝ち星でフォローしてもらった翔。
そんな仲間達の頑張りに報いるためにも、ここはなんとしても踏ん張って次の徹に繋ぎたいところです

「力を貸してくれ!怒涛ムスタング!」

「…?初めて見るモンスターね…」

「あれは…私と交換したカードですね」

この土壇場で翔が引いたのは、英世パパとトレードしたモンスター・怒涛ムスタング!
さっきの飛び散る火花のように、この怒涛ムスタングが勝負を決める鍵となってくれるのか…?

「お、親父!?ひょっとして親父じゃねえのか!?」

「せがれか…大きくなったな」

「ええ!?すごい、今度は親子なんだ!」

しかしその時、すでに場に出ていた突撃ムスタングと「お父ちゃんこんなところで何してんの」と会話を始めた怒涛ムスタング!
名前が似てると思ったらお前ら親子かよ!ちなみにもう一体いる疾風ムスタングは、突撃ムスタングの兄弟だそうです

「と言っても、会うのは2度目くらいだがな」

「ど、どういうこと?」

「この親父、一つのところには留まっていられない放浪癖がありやがって…
 おかげで俺達兄弟も行くアテがなく、マウントされて人の手を転々と…」

親父がふらふら遊び歩いてるせいで俺たち兄弟路頭に迷って、人間にカードにされたあげく離れ離れになったけど
たまたま翔のデッキで再会できました
という感動的なお話(えー 
なんてダメな親父なんだ怒涛ムスタング!
一言で言うと親父のせいで人生破滅しましたってことじゃないか!(えー

「でもそんなことはもう気にしてねえ!今はこうして思う存分突撃できるんじゃねえか!」

そんな親父をあっさり許してあげる突撃ムスタングは心が広すぎると思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



ところがその時、いきなり翔のデッキから勝手に飛び出してきた疾風ムスタング!ど、どういうことだ!?
「突撃が許しても俺は絶対に許さないよ」と親父への怒りで飛び出してきたのか!?(えー

「怒涛ムスタングは、カードックからムスタングを1体呼べるんだ!」

「ち、父上ってか!?」

「おう!ウルフのガキ、俺たち親子が揃ったからには…
 ムスタングの名に恥じねえ戦いを見せてやるよ!」

って、疾風ムスタングがライブされたのは怒涛ムスタングの特殊能力によるものでした
うーんそれにしても、かつては親父に勝手に捨てられ今では親父に勝手に呼ばれるって
疾風ムスタング達ちょっと可哀想すぎないか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「よし、頼んだよホウヒベアー、ムスタング達!」

「敵一体をアタックラインからバックラインへ押し戻す」という能力を持つホウヒベアーを使い、
光代の壁モンスターをバックラインへどかせた翔!そこにムスタング達が決着のための攻撃を仕掛ける!
奇しくもさっきアイが英世パパに仕掛けた最後の攻撃と瓜二つです、今度はきっちり攻撃を通すことができるのか!?

全弾直撃いったーー!!まともにムスタング達の攻撃をくらって全てのデッキを失う光代!
この辺が最後まで逆転の策を残しておいた英世パパと、特に何も用意してなかった光代の格の違いか…(えー
ともかく見事に光代相手に勝利を収めた翔、なんとか次の徹へ希望を繋げるのでした

「やったぁ!これで1対1だ!」

「オォー!!」

「これくらいやってもらわなくちゃね」

「うんうん」

「ア、アイ、これで許してもらえた?」

「いいわ、徹が勝ったらね」

翔の活躍で、ちょっとはアイの怒りも収まったようです。よかったよかった
だからアイさんいつまでもその覇王色の覇気出さないでください(えー  次回に続く!






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