■フレッシュプリキュア! 第14話「4人目のプリキュア!?アカルンを探せ!!」
 

「らぶ…みき…いのり…だいすき!」

「「「か、かわいいいいいいいいい!!」」」

前回から喋ることを覚えたシフォンを囲んで、かわい〜かわい〜とすっかり
ヘブン状態になっていたラブ達。
イエローピックルンがいないと喋れないのかと思いきや、カタコトでも多少は喋れるようになってたんですね

「でもいいなぁブッキーは!」

「黄色のピックルンがいれば、シフォンの言葉がもっと分かるんだもんね」

「実はね、それだけじゃないの。ピックルンがいれば色んな動物の言葉が分かるのよ」

ってブッキーのピックルン、通訳できるのはシフォンの言葉だけじゃないんですか!?
どんな動物とも話が通じるなんて
ガウガウわー太状態じゃないですか!(えー
こいつは相当便利ですな、多分人間相手でも英語だろうがドイツ語だろうが余裕で訳せるだろうし…
それに比べて、ラブのピックルンは
シフォンのエサが出せるというすごい微妙な能力なんですけど、
同じピックルンで一体なぜこれほどの差が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「いいなぁ、ラブとブッキーはピックルンが出てきて」

「大丈夫だよ!私とブッキーのが出てきたってことは、美希たんのピックルンも出てくるってことだよ!」

そんな中、3人の中で唯一ピックルンが出て来ておらずキュアスティックも使えない美希。ラブはすぐに出てくると励ましますが、
そんなにすんなり行くかどうか…多分
最後までアバンのしるしが光らなかったポップみたいに
もっと後になって美希が煮詰まってからでないと、ピックルンは出てこないんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

私だけが…!
私だけがみんなと違うっ…!
違うんだッ!!
(えー
(C)三条陸・稲田浩二/集英社

「ぴるん…きるん…ぶるん…あかるん!」

「ほら、ちゃんと他にもいるんだよ!私はピルン」

「私にはキルン」

「で、私にはブルンね…早く出てきて欲しいなぁ」

「だね!みんな揃えばピルン、キルン、ブルン、アカルン…って」

「「「赤ぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」

ところがなんと、第1話でピックルンの封印を解いたシフォンは、全部で4体のピックルンがいると言い出します
ということはそれに応じた4人目のプリキュアもどこかに…
まあアイキャッチの絵も明らかに
そのうち左上に4人目が追加されますって感じだしなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「考えてみると、私たちがピックルンと出会ったのってみんな四つ葉町の近くだよね?
 4つ目のピックルンも、四つ葉町からあまり遠くない場所にいるかも…」

「そしてそのピックルンの傍には…」

「きっと4人目のプリキュアがいる!」

第1話でラブが、2話で美希が、3話でブッキーがそれぞれピックルンと出くわしたのは、すべて同じご町内の中でした。
そして3人の持っていた携帯電話とピックルンが同化し、リンクルンとなったのがプリキュアの変身アイテム…
リンクルンが生まれるとシフォンの額に必ず反応があるので、4人目のプリキュアはまだピックルンと出会っていないんでしょう
もしくはその人が
携帯電話持ってないせいでリンクルンの作りようがないのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「くっくっくっく、聞いたぞ…!プリキュアどもがよく現れるこの公園で張り込んでいれば、
 弱点のひとつも分かるのではと思っていたが…!」



ってウエスターさんは何をやっとんじゃあああああ!!
そんなバカ丸出しの格好をして盗み聞きだなんて!凄すぎるぜウエスターさん、まったくこの人の行動は俺達の予想を遥かに超えているぜ

「ある時はミュージシャンを目指すイケメン!
 またある時はティッシュ配りの着ぐるみイケメン!
 はたまたある時は、井戸端会議に花を咲かせるイケメン主婦!
 目立たぬように完璧な変装をし、張り込むこと一週間!
 苦労した甲斐があったというものだ…くっくっくっくっく!」

自ら進んで汚れ役の変装しまくりだよこの人!トレーニング中のボクサーとか普通にしてれば格好いいのに!
自分からこうまでして汚れたがるなんて、ウエスターさんは本物の芸人だな…(えー

「お兄ちゃん、なんだか知らないけど毎日毎日大変だねぇ…(ほろり)よかったらこれ食べなよ」

そんなウエスターさんの涙ぐましい努力は、公園でドーナツ屋を営むグラサンオヤジ・カオルちゃんの
同情を誘ってしまいました
そしてタダでドーナツをプレゼントされることに…やっぱこれだけの奇行の数々は
「毎日毎日あいつ何やってんだろう、かわいそうに…」って目で見られてたんだなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「4人目のプリキュア〜?(むしゃむしゃ)」

「それがどうしたと言うんだ?(むしゃむしゃ)」

そんなカオルちゃんのドーナツを素直に持って帰ってイース達と食うことにしたウエスターさん。
イース達もウエスターさんを明らかにウザがっていながら
それ素直に食うんかよ!!
こいつら最高。いちいちやることが面白すぎるだろ

「分からんのか?奴ら3人だけでなくもう1人いるんだぞ!今は我々、やつら共に
 3人同士…だがそいつが現れたら、4対3で不利だろうが!チーム戦になった時!」

「チームぅ?あなたまさか、私達がチームとでも思ってるの?(むしゃむしゃ)
 よしひぇよ。虫唾が走るわ」

「じゃー今食ったドーナツ返せ!すぐ返せぇッ!!」

「チームだチームワークだなんていうのは、自分一人の力に自信のない腰抜けの言い訳よ」

「な、なんだとぉ!?」

「で・も…今までプリキュア共に邪魔されて、
 FUKOのゲージが思うように溜まらないのも事実ね」

「悪い芽は早めに摘んでおくに越したことはないってことかな」

「け…結局そうなるんじゃねえかぁー!!」

「私達がチームなんてお前バカだろ」とさんざんウエスターさんをコケにしていながら、
「でもまあプリキュアを潰すために今日は3人で出向くか」などと言い出したイース。
お前なんなんだよ!そこまでウエスターさんをコケにしなくても!もうウエスターさんは完全に3幹部の中じゃ
ひたすら見下されるためだけの存在だよ(えー
ガチで優秀なサウラーはともかく、イースの成績は
ウエスターさんとそう大して変わるもんじゃないと思うんですが
なぜここまでバカにされなければならんのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「探すって言っても闇雲に歩き回るだけじゃね…」

「四つ葉町近くって言っても広いもんねぇ」

「あ…そうだ!動物達から情報をもらおうよ!いつも町を飛び回ったり、通りを見ている動物達なら
 アカルンを見たことがあるかもしれないわ!」

一方その頃、アカルンを探していたラブ達は、ブッキーの提案で動物達に聞き込みを始めていました
確かに昼間働いてる人間たちよりは、
年中ニートの動物達の方が町をうろつく時間は遥かに長いですもんね(えー

「あ、この子この子!いつも外を見てて可愛いの!」

「私も気になってた!」

「かわい〜!!」

「ブッキー、早速聞いてみてよ!」

そして3人がやってきたのは、ペットショップの商品でいつも窓際にいるハムスターの所でした。
窓から1日中通りを眺めているこのハムスターなら、有力な情報を知っているかも…ラブ達がハムスターにメロメロになる中、
ブッキーは早速話しかけてみますが…

「こんにちは。あなた、その子と同じ妖精を見かけたことないかしら?」

「ちゅうちゅうちゅう」

「「かわいい〜〜〜〜ん!!」」

《妖精〜?んなもん知るか!知ってても教えるかよ、大体男に向かって可愛いとか
 言ってんじゃないっつーの!失敬な小娘どもだなまったく…
 人に聞いて楽しようとしないで、テメエの力で何とかしろよ!》

「あ…?あ…?」

失敬なのはどう見てもお前じゃねーか!!(えー
ちょっと
「すいませんお尋ねしたいんですが」って質問しただけで、
「テメエの力で何とかしろよ!!」と即ブチ切れなんてなんて人なんだろう…

「ねえねえブッキー、この子なんて?」

「あああ…か、かいつまんで言うと…『知らないけど頑張ってね』み、みたいな…」

「ありがとう〜!さ、次いこ!」

知らぬが仏とはこの事か、ハムスターの言葉が分からないラブ達はキャーキャーはしゃぎっぱなしです
ブッキー一人だけが頭を抱えたまま、ラブ達は次の情報を求めて町をうろつくのでした

「ブ、ブッキー、あいつ…」

「ええ…この子のナワバリを狙ってるって」

「で…あいつを追い払えば、アカルンを見つけた場所を教えてくれるのね」

なんと今度はアカルンを知っているという猫を発見したラブ達。こんなに早く手がかりが…と思いきや、猫はそれを教える交換条件として
ナワバリを侵略しにきた黒猫を退治して欲しいと言い出したようで…

「やむを得にゃい!これも4人目の仲間を見つけるためにゃあああ!!」

「黒猫なんざ私がボコボコにしてやんよ」とやる気満々で頼みを聞き入れたラブ!即座に猛突進して黒猫に飛びかかりますが…

ストライク!!
レェェェェザァァァァ
クロォォォォォォ!!
(えー

「ふぎゃああああー!!」

「ラ、ラブ!」

「ラブちゃん!」

ところが天高く舞い上がった黒猫の
ストライクレーザークローを食らって痛みに転がるラブ!
さすが侵略者なだけあって相当な武闘派猫のようです、これはラブ一人で勝てる相手ではなさそうですな…

「(ふらふら)ま、まだまだ…勝負はこれからだにゃ!」

「ラブ、私も手伝う!」

「ダメ!モデルさんは顔が命…美希たんの顔に引っ掻き傷が出来たら大変だよ!」

「じゃあ私が…!」

「動物と仲良しのブッキーに、ケンカなんてさせられない!だからあいつは私一人で…
 やっつけてみせるにゃああああああ!!」

「ラブうううううううう!!」

「ラブちゃああああああん!!」

桃園ラブ先生の次回作にご期待ください!ご愛読ありがとうございました!(えー
ついに我が身を省みず黒猫との激突に命燃やしたラブ!無茶しやがって…
それにしても今回のギャグシーンはマジ半端ないですなぁ、フレッシュプリキュア面白すぎる

「あぁあ…やられたにゃ…負けたにゃ…悔しいにゃあ…」

「で、でもよく頑張ったよ…」

しかしそんな死闘の末に
敗北の屈辱を味わわされてしまったラブ。なんてこった、ということは黒猫の侵略を許してしまったのか
住処を追われたあの猫は今後どうなるんでしょうか、まさか正義が負けるとは:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ピィ、ピピッ、ピィピィ」

「え、本当!?この子、アカルンがいたって言ってる!」

ところが、がっくりと肩を落としていたラブ達の下に、たった今アカルンを目撃したというツバメが登場!
どうやらアカルンの捜索に協力してもらっていたようです、それを聞いて一気に飛び上がったラブ達は
大急ぎでその目撃したという場所へ向かいますが…

「プ、プリズムキャッチャー…?」

「さっきの子が見たアカルンって、このぬいぐるみのことぉ?」

「ハズレかぁ…」

ところがそんなツバメに案内されてやってきたのは、ハート型のぬいぐるみがわんさか積もったUFOキャッチャーでした
見た目が似ているせいで勘違いしてしまったようですな、
しょせん鳥公ごときに頼ったのが間違いだったのか…(えー

「あ…!?待って、ほら見て!」

「ま、まさか…!?いやったぁぁぁーっ!!」



って本当にいやがったー!!
マジですかアカルン!まさか本当に見つかるもんだとは!てっきり今回は「がんばって探したけどアカルンなんてどこにもいねーよ」的な
オチで終わると思ってたのに…それもこれも全部この有能なツバメさんのおかげですね
さっきは
役立たずの鳥公とか言って申し訳ありませんでした:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「くっくっくっく…見つけたか…奴ら3人をずっと尾けていた甲斐があった!
 4人目が見つかる前に叩くのはこの俺様だ!」

ところが、そんなラブ達を尾行しながらギラギラと目を光らせていたウエスターさん!
今度は妙な変装せずに普通の格好なんですね(えー
「最初にアカルンをとっ捕まえるのは俺だぜ」とやる気のウエスターさんでしたが、突然目を覚ましたアカルンは
4人のことなど見向きもせずにそこから飛び去ってしまいます。慌てて後を追う4人でしたが、
アカルンは妙にキョロキョロしながらあっちこっちをブラブラと…

「ねえ…!あの子、誰か探してるんじゃないかしら!?」

「じゃあ、もしかしてこの先に…!」

明らかに何かを探しながら飛び回っているアカルン、やはり4人目のプリキュアを目指しているのか…
そんなアカルンを追いかけるうちに、いつもの公園にやってきてしまったラブ達。そしてついに、アカルンの前にひとつの人影が現れる!

「あ、いらっしゃーい」

「「「ええええええええええええ!?」」」

なんでお前なんじゃー!!なんとアカルンの行く手に現れたのは毎度おなじみカオルちゃん!
まさかこんな
全然フレッシュじゃないオヤジを加えて今後プリキュアをやって行けというのか…(えー

「ま、まさかカオルちゃんが4人目…」

「お、おお…アリかも…!」

「ご、ごめん、私ちょっと考えさせて…」

カオルちゃんの変身した姿を思い浮かべて、ガビーンと打ちひしがれる美希とブッキー。そんな中でラブだけは「わたしは一向に構わん」
少々乗り気のようです。ラブはそんなんだから一人だけアフロかぶせられたりするんだよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あら、みんな!」

「あ…?ミユキさん!」

「今日は私達の練習お休みなんじゃ…?」

「今日はテレビの収録やダンスのレッスンでもうくたくたなの…で、何か甘いもの食べたくなっちゃって。
 カオルちゃんのドーナツは日本一だものね」

(ひょ、ひょっとしてミユキさんが4人目…)

ってそんなラブ達の前に、いつもダンスを教えてくれているお姉さん・ミユキが登場!
アカルンが目指していたのはカオルちゃんではなくミユキなのか…?また新たに4人目疑惑が浮かび上がってしまいました
まあさっきのカオルちゃんよりマシではありますが…でもこの人も
年齢的にプリキュアやるのは微妙だな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「はい、出来立てだよーん」

「ありがとう」

(うわっ!?ア…アカルン!?)

とその時、カオルちゃんの持ってきたドーナツの中になぜかアカルンが!
一体どういう状況だよこれは!?
アカルンは何をしたくてこんな所に入ってるんだ!まったく意味が分かりませんが、とにかくミユキはアカルンにまったく気づかないまま
ドーナツを口に運んでしまいます。このままではアカルンが
ガキゴキメリメリと粉々に噛み砕かれてしまいますよ!(えー

「そこまでね!」

「えっ?」

「きっとお前達と関係の深い人間が、4人目と睨んでいたわ。
 いつもダンスを教えているこの女を尾けていて正解だったわね」

そんなアカルン死亡のピンチを救ったのはなんとイース!
放っておけばミユキが
勝手にアカルンを食い殺してくれたのに「そこまでだー!!」ってどういうことなの…(えー
さらにそんなイースに続いて、サウラーとウエスターさんまで公園に姿を現してしまいます

「ふ…お前の動きが止まったので来てみたら、ビンゴだね」

「ちょ、ちょっと待ったぁぁ!お前ら楽ばっかりしやがってぇぇ!!」

「あんたが要領悪いのよ!」

「うぐぐ…だ、黙れ!!スイッチ・オーバー!そいつをよこせぇぇ!!」

「カ、カオルちゃん!ミユキさんをお願い!」

イース達に出し抜かれてヤケクソになりながら、アカルンを奪うべく襲いかかってきたウエスターさん!
慌ててカオルちゃんとミユキをこの場から避難させたラブ達は、それぞれが変身して3幹部とのタイマン勝負に突入します

DOGOOOOON!!

「「「きゃあああああああああああ!!」」」

「ふふ。もうお終い?」

「なんと歯ごたえのない…」

「ふふん…弱い!弱い弱いッ!!」

ってメチャクチャ強いじゃないか3幹部! まるでラブ達のつけいる隙がなく3人ともボコボコに!
特にブッキーなどは
車田マンガの必殺ブロー食らって吹っ飛ばされてしまいました
3幹部の戦闘シーンは今回が初ですがこんなに強かったのか…考えてみればナケワメーケ相手でもラブ達はあれだけ苦戦するくらいだし、
それより格上の3幹部はこれくらい強くて当然か…

「ふふふ。今まで散々邪魔されたけどこれで終わり…ここでお前達を片付け、
 残るあの4人目を始末すればプリキュアは全滅ね」

「ミ…ミユキさん…!」

「ミユキさんに…」

「手出しはさせないわ!」

ズタズタのラブ達を見下して勝利を確信するイースでしたが、逆にその一言がラブ達を奮い立たせてしまう結果に!
再び立ち上がって3幹部に挑みかかるラブ達!それでも相変わらず押されっぱなしですが、ラブ達にはひとつの作戦がありました

(敵が私達一人一人を狙うなら…!)

(逆に私達が誘導して…)

(敵を一箇所に集める!)

それはわざと逃げ回りながら3幹部を引き付け、3人の突撃を誘って敵同士激突させる作戦!
しかし知性のないナケワメーケならともかく、3幹部相手にそれが上手く行くのかどうか…


(C)鳥山明/集英社

こっちに向かってきてギリギリでかわし
オレに当てようってんだろ!!
そんなつまらん作戦に
引っかかると思うか!!
ズドガアアアアン!!

「「「ぐああああああああ!!」」」

って思いっきり引っかかりやがったー!!
なんてこったい3幹部、こいつらの知性はフリーザの気円斬以下かよ!(えー
3人揃って凄い勢いで激突してしまい、その場でフラフラとぶっ倒れてしまった3幹部!
ラブ達が一発逆転の必殺技を叩き込むには、まさしく今が絶好のチャンス!

「届け愛のメロディー!キュアスティック・ピーチロッド!」

「癒せ祈りのハーモニー!キュアスティック・パインフルート!」

ダブルキュアスティックキター!!強力なキュアスティックでの必殺技をダブルで食らえば、3幹部といえどもひとたまりもあるまい!
でも一人だけキュアスティック持ってない美希涙目
派手な必殺バンクでラブとブッキーが舞い続ける中、
気をつけポーズでずっと待たされる美希の心中たるやいかばかりか(えー

「プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ!!」

「プリキュア・ヒーリングブレア・フレッシュ!!」

「プリキュア・エスポワールシャワー!!」

一人だけ地味な必殺技でがんばる美希に全俺が泣いた(えー
これじゃまるで晒し者ですよ!こんな恥ずかしい思いをさせられて美希の心中たるや(以下略

ズドバッゴオオオオオオ!!

「う…くうっ!引き揚げよう…!」

「何を言ってる!勝負はまだこれからだ!」

「あの赤いのも見失ったんだ、これ以上は無駄だね…!」

「ちっ…!」

そんなプリキュア3人の特大必殺技から命からがら逃れた3幹部!しかしプリキュアの底力を見せつけられた今、、
ここが引き際と判断して全員撤退してしまいました。そして今の戦闘のドサクサで、アカルンはまた行方不明に…
結局アカルンと4人目のプリキュアの手がかりをなくしたラブ達は、がっくりと肩を落としてしまうのでした。次回に続く


■フレッシュプリキュア 第15話「せつなとラブ 相手を思いやる心!」
 

(リンクルンを奪うためには…なんとかしてラブと2人きりにならなくては)

ある日の休日、ラブ・美希・ブッキーの3人に加えて、もう1人一緒に遊び歩いていた少女・東せつな…
そう、せつなは悪の三幹部の一人・イースが人間に変身した時の姿です。
イースは以前からこうしてせつなの姿でラブに接近し、変身アイテムのリンクルンを奪って無力化しようと企んでいるわけで…

ところが
「あのババァ(美希)と動物女(ブッキー)うぜーなどっか行けよ」と、なかなかラブと2人きりになる機会がないせつな。
結局あちこち3人と一緒に町をねり歩くハメになり、やがてカオルちゃんのドーナツ屋へとやってきますが…

「フェ、フェレット・タルやんの…ミラクルイリュージョンショー!?」

「せや!1日2ステージ、これでカオルはんと契約したんや!」

「おかげで売り上げもグーンとアップ!そうやって他の女の子の前でも喋ってくれたら、
 さらにアップでウハウハかもね〜」

「え…?」

「他の…」

「女の子…?」

「「「うわああああああああああ!!」」」

「もががが!?も、もう遅いがな…!」

ところが、うっかりせつなの前で「あれタルトお前何やってんの」と話し始めてしまったラブ達!
タルトが人間と話せるなんて秘密を知られたらー!と必死になってタルトの口をふさぎますが、時すでに遅し…
完全にせつなには今の場面を目撃されてしまいました。というかせつなにはこんなに必死に隠そうとしてるのに
カオルちゃんにはいくら話しても全然構わないのかよ!!
さすが4人目のプリキュアは扱いが違うな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あ、あの!今フェレットが喋ったって思ったと思うけど!」

「よ、世にも珍しい喋るフェレットなんだよ!」

「だ、だから驚かなくてもいいのよ!あ、で、でも誰にも秘密よ!」

なんとかせつなにフォローを入れようとするラブ達ですが、完全に気が動転して苦しい言い訳丸出しです
それにしてもブッキーのこのニヤニヤ顔はなんなんだ
うまい言い訳が思いつかなくて困ってる顔なのかもしれませんが、
「いやー実はこのタルトはねウェッヘッヘッ」って感じで、なんとも変態っぽい表情というか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「(にこっ)分かったわ、みんなの秘密は私の秘密よ。だって私たち友達だものね」

「ふう〜…」

(あ〜早くリンクルンを奪って帰りたい…)

必死に弁解するラブ達を見て、せつなもここは空気を読んで話を合わせてあげることにしますが
「あ〜めんどい早く帰りたい」ってリアルすぎるせつなにマジ爆笑
なんて人間臭い奴なんだイース!ある意味ラブ達よりよっぽどイースに親近感を感じてしまうワンシーンですな

「5001…5002…ん?さっきから何を熱心に読んでるんだ」

「これかい?実に面白いよ」

「どれ…な、なんだ?文字ばっかりじゃないか、これの何が面白いんだ」

一方その頃、3幹部のアジトにてひたすらダンベルで筋トレをしていたウエスターさん。
それに対して知的なサウラーは、「実に面白い」と
福山雅治みたいなセリフをつぶやいて
コミュニケーション学の本を読みふけっていました。それにしてもウエスターさん、
「なんだこの本文字ばっかり」って
きっと本と言えば
マンガ本しか読んだことないんだろうなあ(えー

「この世界の人間には、本音と建前というものが存在する。
 みんな心で思っている本当のことは言わずに、当たり障りのないことを言って笑っているんだ。
 お互いが本心を知れば人間関係などすぐに崩れ去る。フフ…」

さすがはサウラー、今度は人間社会の建前というものに目をつけて、それを奪うことで人間関係を崩壊させる作戦を思いついたようです
なんだかアニメの中に限らず
「調子のいい嘘で成り立った薄っぺらい関係」に対する風刺のようで、
少し考えさせられる言葉でもありますね。でも表面では笑いながら心の中では毒づいてるって
「あ〜早く帰りたい」のイースがそのまんますぎて爆笑ですよ(えー
3幹部マジ面白すぎる。フレッシュプリキュアは3幹部のキャラ立ちで一気に魅力が増した感じですな

「ねえ、せつな…ラブとミユキさんはもう会わない方がいいって、占いで出たそうだけど…」

(…私に探りを入れているの?)

場面変わってまた公園のラブ達。そこで美希から投げかけられた質問は、第11話でせつながラブに言った占いの話でした
あの時は確か、プリキュアの戦いに忙しいラブ達がダンスのレッスンに遅れがちになって
「やる気ねーんだったらダンスやめちまえ!!」とミユキにえらく怒られた時
「しめしめもっと不幸になるがいい」と、せつながラブへの嫌がらせにこんなイカサマ占いをしたという…
サウラーと違って、イースの作戦っていうのは大抵こういう
嫌がらせレベルだから困る:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ええ…そう出てしまったの。本当はそんなこと、言いたくなかったんだけど…
 でも、もう大丈夫よ。運勢が変わったから」

「そう、それを聞いて安心したわ!」

「うん!」

痛いところを突かれたせつなでしたが、
「本当は言いたくなかったんです(´;ω;`)でも占いの結果だから…」
やはりこういう建前はお手の物のようで、あっさりと美希達を騙してしまいました。
まったくイースは本当に人間より人間っぽい奴ですのう

「上辺だけの人間達よ…互いに本音をさらけ出すがいい!」

「そのバッグ似合ってる〜!」
「その洋服もステキよ〜!」

しゅぱあああああ
『でも洋服と合ってな〜い』
『お互い様でしょ〜』

「たまの休みくらいゆっくりしてね」
「ああ、そうさせてもらうよ」
しゅぱあああああ
『家事は分担するって約束なのに…』
『俺は仕事で疲れてるんだァ!』

「フハハハハ…!いいぞ、もっともっと本音をぶち撒けてしまえ」

そしていよいよ人間の本音を自在に引き出すナケワメーケを作り出し、町で大勢の人間たちの関係を壊し始めたサウラー!
サウラーのこの作戦はかなりの当たりだったようで、今日もまたFUKOのゲージがどっぽんどっぽん溜まっていきます
ほんとFUKOのゲージちゃんと稼いでるのって
サウラーだけだよなぁ
イースもウエスターさんもきっちりゲージを溜めた覚えがほとんどないぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「私はやっぱりこれかなぁ」

「じゃあ私はこれ」

「私はこれにするね」

一方その頃ラブ達は、公園から移動してボーリング場へ遊びに来ているところでした。
ボール選びをする際に、
ピンク、青、黄色とそれぞれ自分のプリキュア色のボールを選んだラブ達。
そしてせつなの前に残ったのは、
の2色のボールでした。おいおいこれってまさか…
4人目のプリキュア悪の3幹部の間で、せつなが揺れ動くことが匂わされてるようなもんじゃないですか!
やはり4人目のプリキュアはせつなで決まりなんだろうか…
私は意表をついて
ウエスターさんあたりが実は美少女だったみたいなオチがあってもいいんじゃないかなと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…」

そして結局せつなが選んだのは黒のボールの方…4人目のプリキュアがせつなだとしても、変身するのはまだ大分先になるんでしょうかね

しゅぱああああ

『占いでラブちゃんを悲しませるなんて…』

『許せないわ』

「え…!?」

「な、なに、どうしたの2人とも!?」

「わ、分からないわ、口が勝手に…!?」

って、その時サウラーのナケワメーケの影響を受けてしまったブッキー達!
せつなに対して抱いていた不信感が、勝手に言葉となって現れてしまいました
というか占いのことは
「ごめんよ悪気はなかったんだよ」って弁解したのに「こいつはメチャ許さんよなあああああ」
問答無用で
許す気0の美希は人としてあんまりじゃないか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

((ニヤ…)サウラーの仕業ね。利用させてもらうわ)

「ひ、ひどい…!ひどいわ…!」

「あ、ま、待って!ごめん、せつなは私に任せて!」

ブッキー達の妙な態度がサウラーの仕業だと理解し、「いいこと思いついた」とウソ泣きを始めたせつな。
そしてその場から走り去ると、ラブが一人だけでドタドタ追いかけてきました
なるほど、ブッキーや美希は気まずくて追ってこれないわけか…
意外と頭の回転速いんだなぁせつな、ウエスターさんだとこうはいかないぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
これでまんまとラブと2人きりになり、せつながリンクルンを奪い取るには絶好のチャンスというわけですな…

(ふふ。本音を言わせて不幸にさせようなんて、サウラーらしい戦略ね)

「2人は私のこと心配してくれてるだけだから…!何も心配しなくていいんだよ!」

「うっ…うっ…いいの、もう…気にしないで…」

しゅぱああああああ

(さあ、あなたが本音を言う番よ。どうせあなただって、本当は私のことを疑っているんでしょう?)

『よかった、せつなが許してくれた。いい子だなせつなって、ありがとう』

(え…!?それが…本音…!?)

そしてせつなの前でラブもナケワメーケの影響を受けてしまいますが、その口から出てきたのは
せつなを心から信じ切っている純粋な好意のみ!嘘偽りのないラブの友情に、せつなも困惑の色を隠せません
もしやこれをきっかけに、せつなもラブに心を開いていくんでは…

(ちょっとは疑いなさいよ!そろそろ仕掛けるとするか)

でも
そんなことよりリンクルンでも奪うとするかと割と軽くスルーしてしまうせつな。(えー
もうちょっと心を動かされると思ったんだけどなぁ、これでぐーんと仲が縮まったわけでもなさそうですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「美希たんとブッキー、まだかなぁ…」

「あっ…(ふらっ)」

「せ、せつな!大丈夫!?」

「え、ええ…ちょっと目まいがしただけ…ねえラブ、悪いんだけど…何か飲み物買ってきてくれる…?」

「う、うん!分かった!ちょっと待ってて!」

「ふふふ…本当に呆れるくらい素直な子…」

ボーリングをしながら美希とブッキーを待っていたラブ達でしたが、その時ふらっと目まいを起こして倒れたせつな!
そんなせつなの演技にすっかり騙されたラブは、リンクルンを置いて自販機へと走って行ってしまいます
まんまと作戦が成功しほくそ笑むせつな。こうしてリンクルンはせつなの手中に収まってしまうことに…

「せつなさん…傷つけちゃったよね…」

「うん…後で謝らないと…あ、あれは…!?」

「サウラー!?」

一方、自販機の前ですっかりしょぼくれていた美希とブッキー。せつなのことをうんうん気に病んでいると、
その場にナケワメーケを連れたサウラーが出現!ラブもその場に居合わせますが、リンクルンを持っていないので戦うことができません
やむなくラブはリンクルンを取りに戻り、その間ブッキーと美希だけで戦うことに…

「悪いけど…僕の邪魔はさせないよ」

「クケェーッ!!」

立ちふさがったブッキー達に向けてナケワメーケをけしかけるサウラー!今度の敵はちっこい鳥のようですね…
この間の復活しまくるナケワメーケも不死鳥だったし、サウラーは鳥に縁がある奴だなあ

ずももももももも

「オターケサーン!!」

って全然普通の鳥じゃねえー!!
なんじゃこりゃー!!いざ戦闘となるとガチムチ筋肉形態にフォームチェンジしやがった!
「オタケサーン!!」とかいうヘンテコな鳴き声といい何このナケワメーケ、最高すぎる。色々予想外すぎてマジ爆笑もんです
そういえばこの間のナケワメーケも復活するたびに
「マタフシチョー!」「マタマタフシチョー!」とか笑える鳴き声してたっけなあ
サウラーのナケワメーケはみんな
無駄に変な鳴き声をしてるのか。これは面白いな

「ついにリンクルンを…!これでラブは、もうプリキュアになれない…!」

一方その頃のせつなは、「ついにリンクルンを…!ついにリンクルンを…!」と無防備なリンクルンを目の前にして
3分以上ずっとぷるぷる震えていました(えー
さっきから体感的にかなり時間が経った気がしますが、あんたまだリンクルン取ってなかったんかい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
やはり心のどこかで、さっきのラブの好意がブレーキになっているんでしょうか?

「ふふふ…!」

ビカアアアアッ!!

「あ…!?あああああーっ!?」

意を決してリンクルンを手にしたせつな、しかしその時リンクルンから溢れんばかりのまばゆい輝きが!
そしてせつなの手からはじき出されるように吹っ飛ぶリンクルン!こ、これは一体…?
悪に染まった人間が手にすると、こういう風に拒絶反応が出るんでしょうか?

「せつな!大丈夫!?そんなに具合悪いの!?」

「う…だ、大丈夫よ…」

「ここにじっとしてて!どこにも行っちゃダメだよ!」

今の光がせつなには相当きつかったらしく、ぐったりした様子でその場に座り込んでしまいました
戻ってきたラブはせつなの様子に驚きますが、ナケワメーケと戦うためにすぐ加勢に行かなければなりません
結局リンクルンはラブが持っていくことになり、せつなの作戦は失敗に終わってしまうのでした

「プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ!」

ドッバゴオオオオオ!!

「ふ…ナケワメーケが倒されても、一度壊れた関係が修復されることはない!」

そして変身したラブのキュアスティックを食らい、あえなくご臨終してしまったナケワメーケ!
しかしサウラーは、手下が倒されたというのに余裕綽々です。すでに町中の人間関係を壊して回ったサウラーにしてみれば、
ナケワメーケが勝とうが負けようがどうでもよいこと…一度壊れた関係は修復されないまま、
気まずくなった人々はこれからも不幸を生み続けることでしょう

「洋服と合ってないなんて言ってごめんね…」
「私もごめんなさい…」


「あなたの本音が聞けてよかったわ」
「これからは、なんでも話し合おうね」

「「「ごめんなさい…」」」
「「「こっちこそごめんなさい…」」」


「な…!なぜだ…醜い本音を知ってしまったのになぜ…!」

「人間には、相手を思いやる心があるの!
 それがあれば、本音でケンカしたって仲直りできるんだから!」

な、なんですってえええええええ!?
なんと、厳しい本音をぶつけてしまったことを謝って、すっかり仲直りしていた町中の人間たち!
こんな…こんなバカな!
「あの占いは本当は言いたくなかったんですごめんなさい」とせつなに謝られても
「いいや許さねえ絶対許さねえ」って許してくれないのが人間の心じゃないんですか!(えー
やはりあれは美希の心が狭すぎだったということか。そんなだから一人だけキュアスティックがもらえないんだよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「く…!そんなこと…本には書いてなかったッ!!」

「そんなの知らないもん!本には書いてなかったもん!」となんだか味のある捨てゼリフを残して去っていったサウラー。
なかなか可愛げのある奴じゃないですか、本当に3幹部は面白い奴らばかりですな

「せつな、放っといてごめん!具合どう!?」

「ええ…もう大丈夫よ、ありがとう」

「さっきはごめんなさい…」

「私も謝るわ…ごめんなさい」

「ううん、いいのよ。もう気にしてないわ」

「せつなさんもラブちゃんのことを本気で考えたからこそ、あえて辛いことを言ったのよね」

「そうだよ、私とせつなはなんでも本音の仲良しなんだから!
 美希たんとブッキーと一緒だよ!せつな、私たちこれからもずっとずっと仲良しだからね!」

「…ふふ…」

ラストシーン、鬼ババの美希とブッキーがせつなに頭を下げる中、満面の笑みでせつなに笑いかけるラブ。
そんなラブにつられるように、せつなからもクスッと笑みがこぼれます。
それは建前の作り笑いなのか、それとも本心から生まれた笑顔なのか…次回に続く





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