■フレッシュプリキュア!
第41話「祈里と健人の船上パーティ!」
「あ、あの…山吹さん!」
「健人くん…?どうしたの?」
「こ、これ、受け取ってください!」
「えっ、え…?なに?」
さあとうとうやって参りました超久々のブッキー回が!どれだけこの日を待ったことか!
題名に「祈里」とか「パイン」が入ってる回って実に30話ぶりですよ…うっうっうっ、ラブとせつなは毎回のように入ってるのに(´;ω;`)
さてそんな今回の冒頭では、大輔の友達の健人がブッキーにラブレターを渡すところから始まります
健人は以前にもブッキーとデートした経験もありますからなぁ、あれからずっとブッキーのことが好きだったんでしょうか
「ええー!?船上パーティ!?」
「うん…これ、御子柴グループが建造した豪華客船で行われる、船上パーティの招待状なんですって」
「それってテレビでもやってたわよ!各界の著名人、スポーツ選手に芸能人!
とにかく豪華なゲスト陣が招待されてるんですって!」
「すっごおーい!!」
「きっと貴重な体験が出来るわね!」
「む、む、無理無理!一人で船上パーティなんて緊張しちゃうし、着て行く服だって持ってないもの…」
何を隠そう健人の実家は、泣く子も黙る日本有数の超大金持ち・御子柴グループ。手紙はその御子柴グループ主催の
船上パーティに招待するものだったようです。しかし、そんな超一流セレブの集まるパーティになんて
一般庶民のブッキーにはとても顔を出せる服も度胸もありませんでした
「えっ!?こ、これって!?」
「わぁー!ドレスのプレゼントだ!」
「これを着てパーティにおいでってことよね!」
「素敵〜!きっとブッキーのために選んでくれたドレスなのね!」
「えぇ…!?」
「せっかく健人くんが誘ってくれたんだし!」
「楽しんで来なさいよぉ!」
「で、でも…」
しかし高級な服がないブッキーの事情を見越したかのように、「こんなこともあろうかと」と綺麗なドレスを送りつけてきた健人!
それを見たラブ達は相当はしゃぎまくってパーティに行けと言いますが、ブッキーだけは「なんなんだよ勘弁してくれよ…」と
沈んだ表情になってしまいます。むう…少しでも健人に気があったら、ここまでされると行く気になると思うんですが
よっぽどブッキーは健人に脈がないのか…(えー なんだか健人が哀れになってきた:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あ、あの、山吹さん」
「は、はいっ…」
「今日は、来てくださってありがとうございます!」
「は、はい」
「はは、よかった…そのドレスもよくお似合いですよ」
「は、はい」
「この船のことならなんでも聞いてください、たくさん勉強してきましたから」
「はい」
ブッキー…NOと言えない日本人なんだな…(えー
一応船上パーティにはやってきたブッキーでしたが、健人がどんな話を振っても「はい」だけで会話が終わってしまいます。健人…生きろ…
なんだかブッキーは緊張してカチコチになってるみたいですな、そういえばもともとブッキーはかなりのあがり症で、
それを克服するためにダンスを始めたんでしたっけ…どうやらまだまだそれは治ってないようで、
こんなセレブだらけの前に出るのは緊張してたまらないようです
(はぁ…やっぱり無理…)
「動物のサーカスの始まりでぇーす!そーれ!」
「あっ…?わぁ〜!」
まるでお通夜のように溜め息混じりのブッキーでしたが、その時パーティの一角で動物のサーカスが始まると
「わーいやったー動物さんだーわーい!」と大喜びでサーカスの見物に!
ちょっ…いくらなんでも豹変しすぎじゃないですか!?なんて分かりやすい性格してるんだよブッキー:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あの、山吹さん」
「はい?」
「パーティは楽しんでいただけていますか?先ほどは急にいなくなってしまったので…」
「あっ…ごめんなさい…私、あんなきらびやかな場所でどうしたらいいか分からなくって…」
「…実は僕もです」
「えっ…?」
「少し僕の話をしてもいいですか?僕は将来、御子柴グループのトップに立たなければいけません。
今回の船上パーティも、両親が僕を鍛えるために企画したんです。
僕は今日この船の責任者なんです、でも凄く不安で…」
「健人くん…」
「だから山吹さんを招待したんです、山吹さんが傍にいてくれたら心強いと思って…すみませんでした、
僕の勝手な都合で山吹さんを困らせてしまって…僕は自分の事しか考えてない、ダメな奴なんです」
急にサーカスへ駆け出してしまったブッキーを追いかけてきた健人は、あれこれと話すうちに自分の心の内を明かすことに…
どうやら巨大すぎる御子柴グループを背負うことにプレッシャーを感じて、誰か支えになってくれる人が欲しかったみたいですね
ただ、そこで親友の大輔や同じクラスで話しやすくて神経ず太そうなラブを選ばずに
違う学校だし面識も全然ないしあがり症のブッキーを選ぶなんて
どう考えてもブッキーが好きだから選んだってことだと思うんだが…
この際「俺のものになれよ」とかなんとか告白しちゃえばいいのに:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「…健人くんは、ちゃんと私のことを考えてくれてるよ。このドレス…本当に嬉しかった。
さっきは緊張してて言えなかったけど…こんなに素敵なドレス、ありがとう!」
「あはは…山吹さん…!」
ところが「どうせ俺なんて」と自虐的な発言を始めた健人に、優しい言葉をかけて励ますブッキー。
伏し目がちだった健人もようやく顔を上げると、2人してにっこりと微笑むのでした。
しかしブッキー、ドレスをもらって本当に嬉しかったってこの顔で本当にそう思ってたんですか!?(えー
(いいぞいいぞ…!想像以上に超セレブな面々だ!
この船を乗っ取れば全ては俺の意のまま!)
「ソレワターセ!姿を現せえいっ!!」
って、そんな船上パーティにいつの間にやら紛れ込んでいたウエスターさん!
「全て俺の意のまま」って何を企んでるんだか知りませんが、なんとウエスターさんは船そのものをソレワターセに変化させると
乗客たちを乗せたままでいつものように暴れさせてしまいます
「あぁ!?あれはソレワターセや!」
「港に向かって暴走してるわ!?」
「美希たん、せつな、行くよ!」
「「「チェンジ!プリキュア!ビートアップ!」」」
「フハハハハハ!現れたなプリキュア!だがもう遅いぞ、
あの中には大勢の人間がいる!」
「くっ…船上パーティの人達が…!」
「フハハハハ!どうだ攻撃できまい!」
港から船の異変に気づいたラブ達はプリキュアに変身しますが、人質が中にいるので迂闊な手出しが出来ない状態!
ウエスターさんもいつの間にやら港にやってきて「ねえどんな気持ち?ねえ今どんな気持ち?」とラブ達をあざ笑っております
「全て意のまま」っていうのはこうやってプリキュアを言葉責めすることだったのか、なかなか冴えてますねウエスターさん
「私に任せて!アカルンの力であの船の中に移動するわ!(ぴしゅーん)」
「でぇー!?う、嘘!?ナイスアイデアだと思ったのにぃ!!」
な、なんだとー!?ところがそんな人質も「ちょっと瞬間移動してくる」とアカルンの力を使って
あっさりと救出してしまうせつな!アカルンの能力どんだけチートだよ!
ちなみに知らない人に説明しておくと、キルンの「動物と話せる」、ブルンの「服を着替えられる」のように
ピックルンはそれぞれ特殊能力を持っていますが、アカルンの持つ能力は瞬間移動、それも行った事のない場所でも行ける、
何百キロと離れた場所でも行ける、何十人でも同時に行ける、連続で何回でも行けるという破格のチート能力なのです。
便利すぎてここ最近は毎回のようにアカルン活用してる気がするなぁ
ピルンの特殊能力(メシを出す)とか使い道なさすぎて最後に使われたのいつか思い出せないよ…(えー
「皆さん!集まりましたね!それじゃ…」
「ま、待ってくれ!動物が、サーカスの動物がまだコンテナ室にぃ!」
「…私は動物を助けてから行くわ!」
「山吹さん!?」
ところが船の中から乗客は全員助け出したものの、まだコンテナ室には安置されているサーカスの動物達が!
そんな動物達を助け出すために、ブッキーは変身もせずにコンテナ室へ駆け出してしまいます
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「山吹さん、こっちです!コンテナ室はこっちの方が近道です!」
「健人くん!?どうしてみんなと逃げなかったの!?」
「僕はこの船の責任者です!大事なゲストは誰一人として
危険な目に遭わせるわけには行きません!さあ早く!こっちです!」
「健人くん…はい!」
ところが、健人も一緒に船に残ってコンテナ室へと向かうことに!「大事なゲストは絶対に助ける」というこの意気込み、
もしかして動物達のことも含めて言ってるんでしょうか、だとしたらカッコいいな
これほどピンチの状況でも堂々とした振る舞いといい、なにげに男らしい奴じゃないですか健人
そして健人の案内を受けて、無事にコンテナ室へと辿り着いたブッキーでしたが…
「あ、あわわわ…や、山吹さん、その動物たちをオリから出しちゃうんですか?」
「大丈夫、絶対に助けるから!」
「あぁあ…ま、まずいですよ山吹さん、や、やっぱりやめて逃げましょうよぉ」
何言ってんだ健人ー!!(号泣)なんですかこの急激なヘタレぶりは!?お前なんなんだよ!
さっきまでの堂々とした態度はどこへ…コンテナ室で動物達のオリを見た途端、なぜか突然「あわわわ…」とこの有様ですよ
意味が分からんな…ここで逃げたらなんのためにわざわざコンテナ室に来たのか…って、この場面のブッキーの髪の色、
まだ変身してないのにパインの色になってますね。作画ミスじゃないですか!もう色々とメチャクチャだな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
バシイイイイン!
「うわあああーっ!」
「け、健人くん!」
ところがブッキーが動物を助けていたその時、突然健人に触手攻撃を開始したソレワターセ!
もやしっ子な健人はあえなくその一発でぶっ倒れて気絶してしまいます。健人ー!!もう本当に何もかも台無しすぎる(つд`)
まあしかし、健人が気絶したおかげでブッキーも心置きなくプリキュアに変身できます
そしてソレワターセと一対一の戦いを繰り広げますが、ソレワターセの戦闘力はナケワメーケよりもはるか上…
キュアスティックも効かないこの怪物は、プリキュア全員のラッキークローバー・グランドフィナーレを使わなければ倒す事は…
「プリキュア・ヒーリングプレア・フレッシュ!!」
ドッバアアアアアアン!!
あれー!?(゜д゜;)
普通にキュアスティックで死にやがったー!!
ソレワターセよええー!なんですかこいつは!船まで乗っ取った超巨大ソレワターセのくせに見かけ倒しか!
これじゃナケワメーケと全然変わりがなかったな…今回はなんかもう色々とおかしいだろ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ブッキー!」
「無事でよかった!」
「どこもケガはない!?」
「うん!でも、あの…健人くん、せっかくプレゼントしてくれたドレスなのに、こんなに汚しちゃって…ごめんなさい」
「(ふるふる)僕には山吹さんが一番輝いて見えます!僕は甘えてました、
山吹さんもパインさんもあんなに頑張っている…僕も負けないよう
もっともっと頑張ります!そしてもう一度このプリンセス号に、
山吹さんとパインさんの2人をぜひご招待したいと思います!」
「へ…?」
「えと、それは…」
「ちょっと難しいかもしれないわね…」
「うんうん…」
「いいえ!頑張りますよ僕は!エイ!エイ!オー!!」
「「「「あ、あはは、あはは、あはは、あははは…」」」」
そして最後は、無事に助かりながらも一人だけ空回りを続ける健人にブッキー達がドン引きして終了という
よく分からないオチでした。今回の話はなんだったんだ…
なんだか話としてはかなりメチャクチャな感じでしたが、それでもやっぱりブッキー回は他とは違う特別なものを感じるなぁ
頼むから4人平等に主役回をまわしてくれよ…来週せつな回とかもういいだろ!もう十分やっただろ!(えー
次回に続く!
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