12月21日
アニメ感想:とある科学の超電磁砲<レールガン> 第12話「AIMバースト」
「ダメですわ…どのカメラも死んでしまってますの!電話も繋がらない…!くっ…!」
「あっ、待ちなさい!そのケガで何が出来るっていうの!」
「ぐぅ…!でも…お姉様を放っておけませんわ!」
冒頭の場面、御坂との連絡が取れなくなってしまった黒子は、心配のあまりジャッジメントの事務所を飛び出そうとしていました
どうやら木山先生と御坂の激しい戦いの結果、現場の通信機器が全てやられてしまったようですが…
しかし黒子はこの前の廃ビルの戦い以来、相当な重傷を抱えている身…イスから立ち上がっただけでも苦痛に顔を歪めてしまい、
固法先輩に「大人しくしてろバーロー」と止められてしまいます。それにしても固法先輩がこれだけ大口開けてる場面って初めてだなあ
レア顔や!固法先輩のレア顔や!ばんざーいばんざーい!(えー
「美坂さんを信じなさい!彼女ならきっと…」
「…」
------------------------------------
「た…胎児…?メタモルフォーゼ…?こんな能力、聞いたことが…」
一方その頃の御坂は、突然木山先生から生まれ出たモンスターを前にひたすらうろたえていました
木山先生はすでに気絶して意識のない状態、このモンスターが何故出てきたのか、目的はなんなのかと
混乱した頭で状況の理解に努める御坂でしたが…
キッシャアアアアアアアアアアアッ!!
「ぐっ…ぐぅ!!」
ドドドドドドド!!
とか考えてたら大暴れキター!!物凄い奇声を上げると同時に、モンスターは自分の周囲を全て破壊するような猛攻撃を開始!
モンスターの目前にいる御坂は、どっかんどっかん爆風に晒されてたまったもんじゃありません
このまま黙ってやられているわけにもいかず、御坂は「やめろコノヤロー」と威嚇の電撃を発射しますが…
どばっしゃー!!
「いいっ!?」
ゲェーッ!?なんと、ほんの牽制で撃った電撃でモンスターの体の大半がコナゴナに!どんだけ防御力ないんだこいつ!
意外なほどのヘッポコな相手に「なんて弱っちい奴なんだ…」と御坂自身も目を丸くしてしまいます
ぐももももももも
「な…何あれ、大きくなってる!?」
ところがそれだけの傷を受けたにも関わらず、わずか一瞬でダメージを完全回復してしまったモンスター!
しかもそれだけでなく、傷を受ける前よりひとまわり大きな体型に…
ズドドドドドドド!!
「う、うわわわっ、わわぁっ!?」
「御坂さーん!!」
「えぇ!?初春さん、なんでぇ!?」
あまりにも不可解すぎるこの敵を相手に、とうとう「逃げるんだよオオオオオーッ!!」と逃亡を開始した御坂!
しかし逃げ出した先になんと「やあ!みんなのアイドル初春だよ^^」と初春がのこのこ現れてしまう!どあほーー!!
空気を読んでくださいよ初春!せっかく逃げようとしたのに、御坂は結局初春を守るためにモンスターと戦うハメになってしまいます
ドバッゴオオオオオオン!!
「きゃあああーっ!!」
「初春さん大丈夫!?ダメじゃないこんな所に降りて来ちゃ!」
「ご、ごめんなさい、でも…」
「そこから出ないで!よく分かんないけど、やるって言うなら相手に…!あ、あら?」
オオオ…オオオオオ…
「追ってこない…?闇雲に暴れてるだけなの…?」
ところが御坂がガチでやり合おうとしたその時、モンスターは急にそっぽを向いたかと思うと、無意味に辺りをうろうろし始めてしまいます
どうやらもともと御坂や初春にはまるで興味がなかったようで…気まぐれというかなんというか、何を考えてるんだかさっぱり分からない相手です
ともかく今は暴れるのもやめたようなので、ひとまず御坂と初春はこの場を離れることにするのでした
「うがああああああ!!があああああああ!!」
「い、一体どうしたんだ!?」
「そ、それが…!例の患者さん達が急に暴れ出して!」
「意識が戻ったのか!?」
「いえ、さっきまで眠ったままだったのが一斉に…!」
ところがそんなモンスターが出現してからというもの、病院に寝かされていたレベルアッパーの被害者達に異常事態が!
今までずっと意識のない植物状態だったのが、急に物凄い奇声を上げて狂ったように暴れ出してしまったのです
これはやはりあのモンスターが出てきたせいなのか…しかしそれよりも今重要なのは
看護婦さんのおっぱいがでかいということだ!巨乳ばんざーい!!
「お、おい、なんだよこりゃあ!どっかの生物兵器か…!?」
「動ける者だけでもやるしかないじゃんよ!実弾の使用を許可する!撃てェェェッ!!」
ドババババババ!!
「え…!?な、なんか…大きくなってる…!?」
その頃御坂達に放置されていたモンスターは、前回木山先生にぶっとばされたアンチスキルの前にぬーんと出現!
また特に何も考えてないんでしょうが、いきなりこんなのが自分達めがけて寄ってきたら、アンチスキルとしては迎撃するしかありません
ありったけの銃弾をぶち込みまくるアンチスキル、しかしダメージを与えるたびにモンスターの体はどんどん巨大になるばかり!
やはり攻撃を受ければ受けるほどでかくなっていくのか…なんか自己再生・自己増殖・自己進化って感じで
デビルガンダムみたいな奴だな…(えー
「…う…ん…」
ドバババババババ!!
「なっ…!?は、はは…ははは…まさか…あんな化物が生まれるとは…
学会に発表すれば表彰ものだな…」
そんなアンチスキルとモンスターの戦闘中に、ようやく意識を取り戻した木山先生。
しかしこんな化物が生まれるとは夢にも思わなかったようで、「もう笑うしかない」と自嘲気味に乾いた笑いを浮かべております
今やレベルアッパーのネットワークも、あの怪物に全て持って行かれて木山先生は何一つ能力を操れない状態…
枝先達を救いたいという願いも、すでに叶わぬものとなってしまったのです
「もはやネットワークは私の手を離れ…あの子達を取り戻すことも、回復させることも叶わなかった…お終いだな…」
「諦めないでください!」
「…?」
って、そんな諦めムードの先生の前に現れたのは初春達!あのモンスターは一体何なのか、どうやったら倒すことができるのか、
それが見当もつかない初春達は、木山先生の意見を聞きに来たようですが…
「AIM拡散力場の…!?」
「おそらく集合体だろう…そうだな、仮にAIMバーストとでも呼んでおこうか…
レベルアッパーのネットワークによって束ねられた、一万人のAIM拡散力場…
それらが触媒となって生まれた潜在意識の怪物…
言い換えれば、あれは一万人の子供達の思念の塊だ」
(この町で俺は夢を叶えるはずだった…能力者になるという夢を…だけど夢は夢でしかなかった…!)
(どんなに努力を続けようと、この町では才能という壁が邪魔をする…惨めな日常だけが残った…
踏みつけにされ、見て見ぬフリをされるという日常だけが…!)
(だったら手に入れるしかないじゃないか…!どんな事をしても、力を手に入れるしかないじゃないか!)
キッシャアアアアアアアッ!!
「…なんか…可哀相…」
あのモンスターの正体は、一言で言うならレベルアッパー使用者達の思念の集合体…
それを裏付けるように、モンスターの中では使用者達の絶望の声が渦巻いていました
なんというかこいつ完全に×キャラそのまんまですね(えー
普通の攻撃じゃ全然倒せないのも、要はオープンハートして浄化してやらないとダメってことか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「どうすればアレを止めることができるの!?」
「ふ…それを私に聞くのかい?今の私が何を言っても君達は…」
ところが、「私の話なんて聞いても信じないくせに」とここで話を切り上げてしまった木山先生!そ、そんな!
むう…そういえば初春には「ワクチンプログラムが用意してあるよ」って話をしたら、一言目が「信用できません!!」だったし
御坂には「子供達を助けたいんだ」って話をしたら「その野望は私が挫く!!」でしたもんね
これはもう木山先生が話す気なくなるのも仕方ない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「(ばっ)私の手錠、木山先生が外してくれたんですよね!」
「えっ?」
「…ただの気まぐれさ。まさかそんなことで私を信用すると?」
ところがそんな木山先生に、自由になった自分の手を見せながら説得する初春。
そういえば、手錠をかけられて車に乗ったのがいつの間にか取れてたんですね…
手錠を外すタイミングがあったとすれば、たぶん木山先生がアンチスキルを倒して御坂が駆けつけるまでの間でしょうか
あの時初春は車で気絶してましたが、こっそり木山先生が外しておいてくれたんですね
「それに…子供達を助けるのに、木山先生が嘘をつくはずありません。信じます!」
(先生のこと、信じてるもん!)
「…!」
初春の身を案じて手錠を外してくれた木山先生、学園都市を敵に回してでも自分の生徒を助けようとしている木山先生、
そんな思いやりを持つ木山先生が、今苦しんでいる一万人の少年少女を見捨てるわけがないと
心から信頼した目で「信じます」と口にする初春。その雰囲気は、あの枝先が「信じてる」と口にした時となんら変わりないものでした
その純粋な表情を前に、木山先生は思わず声を詰まらせてしまいます。これはいい演出だなあ
「…まったく…AIMバーストは、レベルアッパーのネットワークが生み出した怪物だ。
ネットワークを破壊すれば、止められるかもしれない」
「あ…レベルアッパーの治療プログラム!」
「試してみる価値はあるはずだ」
「はい!」
(本当に…根拠もなく人を信用する人間が多くて困る…)
そしてついに初春達に協力し、怪物を止めるために知恵を貸し始めた木山先生。
根拠もなく人を信用するする枝先や初春…枝先の時は、その信頼に応えることができませんでしたが
今度こそ応えてみせるという気持ちから、木山先生も動き出したんじゃないでしょうか
バッシイイイイン!!
「うぐああーっ!!」
「た、隊長!?」
うじゅるうじゅる
「あ…ああ…い、嫌…!こ、来ないで…!来ないでぇぇっ!!」
その頃モンスターと戦闘中のアンチスキルは色々な意味でピンチに陥っていました
山ほどの銃弾を食らいながらも、驚異的な再生能力で女性隊員に迫る触手!この絵ヅラはやばいだろ!!
モザイクを!誰かモザイクを触手にかけるんだ!今すぐにだ!!
あ、そうすると余計やばい絵ヅラになっちゃうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ズッバアアアアン!!
「何ボヤッとしてんのよ!死んでも知らないわよ!?」
そんな触手プレイ2秒前の女性隊員を、颯爽と助けに現れたのは御坂!
初春がレベルアッパーのアンインストールに向かっている間、御坂はそのための時間稼ぎにここへやってきたのです
しかし女性隊員が「いやぁーん」とたっぷり触手責めされてから登場して欲しかった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「あ…あなた誰!?一般人がこんなところで何してるの!?とにかく、すぐにここから逃げ…」
バチチチチイイッ!!
「きゃああっ!?」
「逃げるのはそっち!あいつはこっちが攻撃しなきゃ寄ってこないんだから!」
「それでも…撤退するわけにはいかないじゃん…」
「えぇ…?」
「あれがなんだか分かるか…?原子力実験炉じゃん…!」
「げ…!マ、マジ…!?」
とりあえず放っておけば何もしてこないだろうと、アンインストールが完了するまでモンスターの放置プレイを提案する御坂。
ところがなんと、辺りをうろつくモンスターが向かった先は原子力研究所!そんな施設が破壊されようものなら大惨事に…
それさえなければ戦う必要もなかったのに、やむなく御坂はモンスターに戦いを挑むハメになってしまいます
ドババチイイイイッ!!
「…!?」
「あんたの相手はこの私よ!!」
というわけで「かかってこいやー」と攻撃をしかけたものの相手は完全に大怪獣!
ひええ…アンチスキルが攻撃しまくったせいでとんでもない大きさになってますな、
普通ならもう対峙しただけで小便ちびって逃げ出すレベルですよ
キッシャアアアアアッ!!
「なっ!?す、少しは人の話を!」
「えっ…!?」
ズバババドッバアアアアン!!
ゲェー!?ところが怪物は御坂のことをガン無視して、なぜか遠く離れた初春に向けて砲撃を開始!
しかも1発だけでなく、3発4発と立て続けにどっかんどっかん狙い撃ち!何をするー!!
こいつは初春に恨みでもあるのか…初春としては直撃されたらもちろん即死ですが、
手に持っているワクチンデータを爆風で吹っ飛ばされてしまってもゲームオーバー、なんとかデータを守ろうと初春も必死です
バチバチバチイイイッ!!
「…!?」
「シカトしてんじゃないわよ…!あんたの相手はこの私だって言ったでしょ…!
みっともなく泣き叫んでないで、真っ直ぐ私に向かって来なさいッ!!」
ところが自分を無視して初春を攻撃したその怪物に、とうとう御坂も怒り爆発!
「お前ハイスラでボコるわ…」と例の高周波ブレードを取り出すと、伸縮自在のその剣で怪物をバラバラに引き裂いてしまう!
(C)細井雄二/講談社くははどうだーっ!!
この剣で斬れんものは
なにもなーい!!(えー「うらあああああーっ!!」
ズバンドバアアアアアン!!しゅるしゅるしゅるしゅる
「くっ…!ほんっとキリがないわね…!
なんだって原子力の施設なんかに向かってくるのよ!怪獣映画かっつうの!!」
しかし、それほどの攻撃でバラバラにされても、やはり瞬時に修復してしまう驚異の再生能力!
それどころか怪物はますます巨大化し、原子力研究所へずんずん前進するばかり…
御坂の攻撃をもってしても足止めすら思うように行かない状況です
やはりこいつを止めるには、レベルアッパーのアンインストールに頼るしかないのか…
「ああ、そうじゃん!時間がない!これから転送する音声ファイルを、
あらゆる手段を使って学園都市に流せ!」
「転送完了しました!」
「よし!責任は私が持つ、とにかく流すじゃん!!」
とその時、タイミングよくワクチンプログラムの転送を行っていた初春!
アンチスキルの人達と協力して、学園都市のありとあらゆる場所へそれを転送すると、大音量で町中に一斉放送を開始することに!
ぴーーーぃーーーいーーーーいいいーーーん
「…?」
さあ聞くがいいこれがワクチンプログラムの音色だー!!…って、なんだか壊れたラジオみたいな音出すんだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
倒れた人を呼び覚ます音色って言うから、天使の歌声みたいなやつを想像してましたが
それとは逆になんとも無機質で頭にキンキン響くやな音って感じです。まあ音楽じゃなくて単に「人の脳に作用する音」だから当然か…
「せ、先生!患者さん達が!」
「こ、これは…?」
しかし音色は微妙でも効果のほどはやはり本物!病院にもワクチンの音が響き渡ると、
あれだけ暴れていたレベルアッパー使用者達もすっかり大人しく眠ってしまいます
どうやら無事にレベルアッパーのネットワークから解放されたようですな…今は眠っていますが、じきにみんな元気に目を覚ますことでしょう
そしてネットワークが消えた今、あの怪物も今頃はチリも残さず消滅済みですよ!
ギリギリギリギリギリ
「うぐぅ…!や、やば…!」
な、なにぃぃぃ!?(゜д゜;)消滅どころか絶好調で触手プレイ中だと!?一体どういうことですか!?
てっきりネットワークが消えたらこいつも消えると思ってましたが、そういうわけじゃなかったのか…?
まあもともと「ネットワークが消えたら多分なんとかなるかもしれない」っていう推測にすぎない話でしたが…
「ぬううううっ!!」
ズバッシャアアアアン!!
「くそぉ…!いくらやってもすぐに再生するんじゃ意味が…!」
じゅわわわわ…
「え…?再生しない!?そうか治療プログラム…!初春さんやったんだ!!」
ところがその時、新たに御坂から負わされた傷をまったく再生できなくなっていた怪物!
なんと…ネットワークを失ったことで、どうやら再生能力だけは消えてなくなってしまったようです
そうと分かればこっちのもの、今までさんざんこいつの再生には苦戦させられてきましたが、それさえなければ料理するのは造作もないこと!
ズババババドッバアアアアン!!
「はぁ…間一髪ってやつ…?」
「気を抜くな!まだ終わっていない!」
うぞぞぞぞぞ
「えっ!?そ、そんな!」
「ネットワークの破壊には成功しても、あれはAIM拡散力場が生んだ
一万人の思念の塊!普通の生物の常識は通用しない!」
「は、話が違うじゃない!だったらどうしろって!?」
って、御坂のどでかい電撃で丸焼きにされたというのに、まだまだしぶとく動き始めた怪物!
どうやら再生能力を失っても生命力は尋常じゃないようで、黒コゲにされたくらいではまだまだ平然と動き回れるようです
こいつを倒すには粉々に吹っ飛ばすしかないのか…?でもこれほどの巨体になった後じゃ…
「核だ!力場を固定させている核のようなものが、どこかにあるはずだ!それを破壊すれば…!」
(C)鳥山明/集英社
(C)三条陸・稲田浩司/集英社
(C)冨樫義博/集英社で、出た!自己再生する敵と言えばお約束の核を探して壊せば倒せるパターンや!(えー
再生する敵の倒し方と言えば、粉々にするか核を壊すかのどっちかですよね。あとはそれがどこにあるのか探すだけですが…
《レベル0って…欠陥品…?》
《毎日が…どれだけ…》
《あなたは…分からないでしょうけど…》
《期待が…重い時もあるんですよ…》
「さ、佐天さん…!?」
ところがその時、「さーて核はどこかな」と御坂が怪物に向き直ると、怪物から無数の使用者達の嘆きの声が!
いよいよもって×キャラだなこの怪物は…(えー
佐天を初めとして、次から次へと溢れ出る使用者達のネガティブな声。しゅごキャラどきっの最終話を彷彿とさせるスーパー愚痴タイムです
こんな声を聞いてしまって御坂は戦意を保っていられるのか…あむちゃん早くきてくれー!!(えー
「…下がって。巻き込まれるわよ」
「構うものか!私にはアレを生み出した責任が…!」
「あいつに巻き込まれるって言ってるんじゃない、
私が巻き込んじゃうって言ってんのよッ!!」
ズドバッゴオオオオオオン!!
って、あむちゃんが到着するまでもなくひときわ超強力な電撃を放つ御坂!
怪物も木山先生と同じバリアを張ってそれに対抗しますが、いかに直撃を防いだところで
電撃の熱だけでもみるみるその巨体が消し炭と化していく!それでも怪物はズタボロの体で反撃を試みますが、
砂鉄ブレードで身を固めた御坂にはまるで死角はありませんでした。マジで攻防一体ですな…
《能力者に…なりたかった…》
「ごめんね…気づいてあげられなくて」
《私には…何も…》
「頑張りたかったんだよね…」
《何の力もない自分が嫌で…でも、どうしてもこだわり捨てられなくて…》
「うん…でもさ、だったらもう一度頑張ってみよう?こんなところでくよくよしてないで、
自分で自分に嘘つかないで…もう一度!!」
ネガティブハートに
ロックオン!!
オープンハート!!(えーそしてとうとうオープンハートと言う名の御坂必殺レールガンが炸裂!
怪物の巨体をド真ん中からブチ抜いた御坂のレールガンは、見事に怪物の核を貫通してとうとう退治に成功するのでした
うーん、それにしても最後は「ガタガタ文句言ってねーで努力してこいや」でしたか。まあそうだわな…(えー
しかし佐天みたいにまだ努力を重ねてない人はともかく、介旅みたいに「努力は精一杯やり尽くしたけど無理でした(´;ω;`)」っていう人には
これ結構きつい一言なんじゃないかな…なんか限界まで頑張ってる人に対して一番言っちゃいけない言葉が「頑張れ」って
どっかで聞いたことあるし。というか御坂の立場から同情的な言葉をかけても、どうしたって変な印象を持たれてしまう気がするので
「レベルアッパーにすがるだけの俗人どもに何ができた!
常に世の中を動かして来たのは一握りの天才だ!!」とか
思いっきりハジケたことでも言った方がよかったんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「あ、あの…!」
「ん…?」
「その…どうするの?子供達のこと…」
ともかくレベルアッパー事件は無事解決…しかし、木山先生は罪を償うために刑務所へ連行されてしまいます
結局木山先生と子供たちには何一つ救いは訪れなかったわけで…御坂もそれを思ってか重苦しい表情です
でもお前「子供達はどうするの?」ってこんにゃろー「木山の野望は私が挫く!!」って言ってたくせに!
「木山の野望は私が挫く!!」って言ってたくせにー!!(えー
「もちろん諦めるつもりはない…もう一度やり直すさ。
刑務所だろうと世界の果てだろうと、私の頭脳はここにあるのだから」
「あは…」
ところがこれほどドン底の状況でも、「これからも頑張り続ける」と子供達を救うことを決して諦めていない木山先生。
木山先生よく頑張ってるよなあ…さっき怪物と一体化して愚痴りまくってた連中も、少しは見習って欲しいもんです
木山先生だって学園都市そのものを敵に回して、「もう何一つ子供達を救う方法がない」っていう絶望的な状況でずっと努力してるんだから…
「ただし、今後も手段を選ぶつもりはない。
気に入らなければその時はまた、邪魔しにきたまえ」
「ぐっ…」
まあこれからも汚い手使う気満々みたいですけどね(えー
統括理事会のせいでまともな手段が全部握り潰されるから、しょうがないっちゃしょうがないんだが…
木山先生は「また私の野望を挫きに来たまえ」と言っていますが
その時には御坂には自重してもらいたいもんです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
キキキキキイイイイッ!!
「お姉様ああああああああああ!!」
「がふっ…く、黒子!?」
ところが木山先生を見送って間もなく、タクシーをぶっ飛ばしながらやってきた黒子が登場!
今回影が薄かったせいかテレポートまで使って御坂を押し倒し、思う存分変態っぷりを発揮してしまいます
「黒子は心配しましたのよっ!心を痛めておりましたのよっ!
はっ!?御髪に乱れが!?お肌に無数の擦り傷が!?
へっふぇっふぇ!どうやら電撃を放つ体力も残っていないご様子!
ここは黒子が隅々まで見てさすって癒して…!
あ、そうですわ。先ほど病院から連絡がありましたの、
レベルアッパーの使用者たちが次々に意識を取り戻していると」
「あ…!」
って、そんな変態トークの途中で思い出したように使用者達のその後を語る黒子。
さっきまで眠り続けていた使用者達も、ついに目を覚まして元気になり始めているようで
その中には佐天の姿も…ってそんなテキトーな言い方でいいのかよ黒子!
「あ、そういえば忘れてたけど佐天さん元気になったんだって」ってその程度!?佐天の扱いはその程度なんですか!?
考えてみれば黒子って佐天とまともに会話したことないですよね、いつも御坂か初春と話してばかりで…
むしろ「私のお姉様に間接キスした泥棒猫」ぐらいにしか思ってなかったらどうしよう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
バタアアアン!!
「佐天さぁんっ!!はぁ…はぁ…」
「よっ、初春!」
「よっ、じゃないですよ!病室にいないから探したじゃないですか!
起き上がって大丈夫なんですか!?まだどっか具合が悪いとか!」
「あははは、ちょっと眠ってただけだもん、すっかり元通り!能力が使えないとこまでね」
「…あ…」
そんな薄情な黒子と違って、佐天が元気になったと聞いていてもたってもいられなくなった初春。
すぐに病院へ超特急で駆けつけると、屋上でぶらぶらしていた佐天のところへ突撃してしまいます
相変わらず「能力使えなくなっちゃった」とレベル0なことを気にしている佐天…
しかし全身ボロボロになっている初春の姿を見ると、そんなことよりずっと心を痛めてしまいます
がばっ
「さ…佐天さん?」
「ごめん…つまんないことにこだわって…内緒でズルして…初春をこんな目に遭わせて…」
「そんなこと…」
「私…もう少しで、能力なんかよりずっと大切なものをなくすところだった…」
「…」
初春を力いっぱい抱きしめながら、レベルアッパーを使った自分の愚かな行動を詫びる佐天。
佐天は能力なんかより大切なもの=初春との友情ってことを言っているんでしょうが、
私からの意見を言わせてもらうなら命をなくすところだったっていうのも気をつけてもらいたいですね
自分の命もそうですけど、「大丈夫だろうと思ってやばいクスリ使ったら、副作用で女友達が死んじゃった」ってことになってたら
シャレにならんでしょこれは…現実でそれをやらかした人がワイドショーで騒がれまくってるだけに余計そう思うわ…
「あ…そうだ…忘れてた」
「…?」
ぶわっさあああああ
「たっだいまああああああ!!」
「な…!?あ!?いやああああああ!!
や、病み上がりのくせに何するんですかああああああ!!」
ともかく最後は、いつものように初春のパンツに挨拶をして普段の元気を取り戻した佐天。
この調子でできることなら、レベル0のコンプレックスとは今回でおさらばしてもらいたいですね。次回に続く
(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN
12月19日
アニメ感想:しゅごキャラパーティー! 第12話「へろへろ〜 あむちゃん、ママになる?」
「どどどどどうしよう生理が来ないよおおおおおおお!!」
というわけで今回はみんなのあむちゃんが妊娠してしまった話です。
なんてことだ!!やはりイクトと毎晩同衾してた時にしっかり子供を仕込まれていたんですね!
あれだけ毎晩一緒に寝てりゃぁなあ、こうなってしまうのも仕方がないか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
つまりこの間のアミュレットフォーチューンへの変身はできちゃった結婚だったんだよ!うわあああああああ!!
「えっ、これから仕事?」
「ママ急な取材が入っちゃって…そういうことだから、あむちゃん今日一日あみちゃんのことお願いね」
「えぇ!?」
「わーい!おねーちゃんとお留守番でしゅー!」
「あみちゃんの面倒にお掃除お洗濯、あむちゃんママの誕生ですぅ!」
はい、というわけで真の今回はあむがただ単に妹の世話を頼まれてしまったお話でした
妊娠?生理が来ない?全部嘘に決まってるじゃないか…そんなことあるわけないだろ…(えー
「おねーちゃん、おなかすいたです!」
「えっ、ど、どうしよう…」
「あむちゃん、ここは素直にスゥとキャラチェンジです!」
こうして日曜の真っ昼間から、幼い妹の面倒を見ることになってしまったあむ。
昼食を作ろうにも料理の心得がなくて困ってしまいますが、こういう時はやはりスゥの出番です
家事の得意なスゥがキャラチェンジすればハイこの通り、パッパッパッと見事な手際で美味しそうなハンバーグが完成しますが…
(C)土山しげる/日本文芸社このハンバーグ
食するに
値せず!!(えー
「ショックですぅぅぅ!!スゥは旅に出るですぅぅぅぅ!!」
ところが、日頃のママの料理で舌の肥えているあみは、スゥのハンバーグを容赦なくダメ出し!
「私が誰だか知らぬはずはあるまいな!!美食倶楽部を主宰する
日奈森あみと知ってこんなものを出したのか!!この私も舐められたものよな!!」と
痛烈な批判を浴びてしまったスゥは、号泣しながら家を飛び出してしまいます
そんなスゥの向かった先はなんと山。「こうなったら山ごもりで修行だ!」とおたまとフライ返しの特訓のために、
こんな山奥へやってきたようですが…こんなんで料理が美味くなるわけがないですよスゥさん:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「おなかすいたよぉー…」
「えっ、また!?」
「もう夕食の時間だよ」
「リベンジなのですぅぅぅぅぅぅっ!!キャラチェンジ!!」
「はあああああーッ!!カレーライスの完成です!!」
「と…とってもおいしいです!!」
ってめちゃめちゃ美味くなってるじゃないか!一体どういうことなんだ!
料理を美味くする秘訣といえば「料理は愛情」なんて言葉が一般的ですが…
実際はそんなんじゃなくて「料理は山ごもり」ということなのか…とても参考になりました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 次回に続く
(C)PEACH-PIT・講談社/ エンブリオ捜索隊・テレビ東京
拍手返信いきまーす
・初春人気ないんですかー・・・。実際見てはないんですけど、初春一番可愛いと思ってるのになー
(C)PEACH-PIT・講談社/ エンブリオ捜索隊・テレビ東京ああ見えて初春さんの声は
とってもとってもダミ声なのです!
もう這い寄る混沌って感じで
聞いちゃおれんのです!
スゥの声とは大違いです!
まったく中の人の顔が
見てみたいですぅ!!
ってとても可愛い声をしたしゅごキャラが言ってました(えー
ちなみにスゥの声は画像を見ての通り豊崎愛生です、初春の声は…一体どこの誰なんでしょうねえ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
・クロスファイアは発売から1ヶ月したあたりでwifi接続してとれた「アイテム」で、
別に豪炎寺や吹雪じゃなくてもキャラ属性が合えば覚えられる技なんです…
ところで2ではドラゴンキャノン、ドラゴングランドなんていう技もあります。ドラゴン技が2になって増える=染岡さん人気!
なんと、つまりクロスファイアは普通にプレイするだけじゃ出て来ない技ってことですね
しかもゲームでは豪炎寺とか吹雪とか別に関係ないってことは、「2人には合体技がなかった」って結論になるのも分かる話だなあ
その辺のことを、あの教えてくれた人が気にしてないといいんですけど…
・どうもクロスファイアはブリザード限定だったようで自分は発見できなかったみたいです。申し訳ございませんでした
と、思ったら普通にありました。重ね重ねすみません
とか言ってたらキター!!やはり気にされていましたか…自分を責めちゃいけないよ!
クロスファイアは発売から1ヶ月したあたりでwifi接続してとれる「アイテム」で、
別に豪炎寺や吹雪じゃなくてもキャラ属性が合えば覚えられる技だから問題ないよ!
「よく知ってるなあ大志さんすごいなあ」と誉めてくれてもいいよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
・「ソメオカ・リュウゴ!」「Yes I am!」って想像したんですがヤダコレかっこ良い…!
(C)荒木飛呂彦/集英社 クロスファイアハリケーンかわせるかッー!!を決めた時の台詞ですね、わかります
アヴドゥルってなにげにカッコいいキャラだと思うのは私だけでしょうか、ゲーム版のボイスが凄くカッコいいっていうのもありますけども
1:17の「マァジシャンズレッドォッ!!」とか1:42の「クロスファイヤー!ハリケーンスペシャルッ!!」とかもう大好きなんだが…
しかしカッコいいと言えばイナズマ2PVの染岡さんはやばいですよね
「ドンピシャだぜェッ!!」の場面がカッコよすぎて死んでしまう、なんかもうガチで染岡さん大好きになってしまった
・クロスファイアを見たときに「エターナルフォースブリザード」が出てきたんですが僕はもう末期でしょうか
(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京 それを言うならエターナルブリザードの時に言ってくださいよ!(えー
なぜエターナルブリザードをスルーして、クロスファイアの時に「これはエターナルフォースブリザード!!」という感想を!?
うーむ、もしかしてイナズマは視聴してない(私の感想だけ見てる)人のコメントなんでしょうか。だとしたらごめんなさい
しかしもしイナズマをずっと見続けてる人のコメントだったら、確かに末期と言っても仕方ないかも知れない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
・大志さん・・・最強技はペンギンよりかスーパーノヴァの方が良かったと思うんだ・・・ あっちの方がエフェクトいいですし
(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京 確かにどう見てもスーパーノヴァの方が最強技っぽいですよね、私もこれが絶対ジェネシスの最後の切り札だと思ってました。
まさかこれよりペンギンの方が強いとは…しかし今週の試合はそれよりも
「くらえー!流星ブレード!」 → 「ムゲンザハン…ぐわー!!」
「もう一発流星ブレード!」 → 「なんの!ムゲンザハンド・グレード2!」
「くらえー!スーパーノヴァ!」 → 「ムゲンザハン…ぐわー!!」
「もう一発スーパーノヴァ!」 → 「なんの!ムゲンザハンド・グレード3!」
「くらえー!スペースペンギン!」 → 「ムゲンザハン…ぐわー!!」
「もう一発スペースペンギン!」 → 「なんの!ムゲンザハンド・グレード4!」
っていう展開の方が突っ込みどころ満載だったっつーかなんつーか…
なんか最近のイナズマは「聖闘士に同じ技は2度と通用しない」みたいなことになってますね
必殺技が決まる→2度目が防がれる→もっと強い技を使う→2度目が防がれる→もっともっと強い技を使う→2度目が防がれる→…
これは血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ!
・教授の台詞でパワプロのダイジョーブ博士思い出した。
・失敗して「科学に発展には(犠牲が)つきもの」ですますって……ダイジョーブ博士ですねわかります。
同じ事思ったやつ何人いたんだろうか、それにしても昔の木山先生かわいいな
「科学ノ発展ニハ
犠牲ハツキモノデース!!」(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN 俺があんな真面目に感想を書いたというのにお前らときたら…(えー
しかし言われてみるとマジでダイジョーブ博士ですねこの教授。レールガン11話は書いてる途中で何度も泣きそうになったけど、
もし本当にダイジョーブ博士モチーフだったら違う意味で泣きそうだぜ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
・デュアル→二重の マルチ→多数の 他の人がいてこそ多彩な能力が使えるわけであって、
だから一人で?重使えるわけではない。だから表現的にマルチの方が近かっただけと思いますん。
そんなことより木山せんせいの美人っぷりの方が重要だ。このアニメの中で最強ですよ!
・デュアルディスプレイ→1個のPCから2個のディスプレイへ表示、同じ画面を表示したり別々にしたりできる(その分PCの負荷が大きい)
マルチディスプレイ→1個のPCから2個のディスプレイへ表示、2個のディスプレイを1個のディスプレイとして扱える
だそうです。つまりデュアルスキルってのは滅茶苦茶疲れるってことでしょうな
えーっとうーんと…なんというか単語の意味を調べてみるのが一番手っ取り早い感じですな
最初に書いてくれてるように、英和辞典で見るとデュアル:二重の、マルチ:多数のってことだから、
単純に数の問題なんじゃないのかな?それと某格ゲーの金属野郎はデュアルじゃなくてデュラルだよ!!
誰かそれ突っ込んでくれよ!とんだ大恥かいちまったよ!(えー
・現在、人間の脳みそ自体が、スーパーコンピューターよりも優れているそうです。それを1万個並列させたら、
とんでもない能力になるでしょう。ちなみに、地球シミュレータと同じ演算能力をPS3で発揮するには、3万台必要だそうです。
これでも人間の脳にPS3は及びません。さすがに3億台以上のPS3をそろえるのは無理っすよ。
なんと…人間の脳ってのはとんでもない性能を持ってたんですね
PS3の演算能力を1タンパク質とするなら、人間の脳は30000タンパク質以上の性能を持ってるってことか
なんというタンパク質…これほどのタンパク質を相手にPS3が勝てるわけがない!(えー
・感想みてると佐天の評価が低いものだと思ったのですが意外と高いのはなぜに?
なぜもクソもあるか!佐天ってすげぇ顔はいいじゃん!顔は!(えー
顔だけで言うならレールガンの中で佐天が一番ですとも、声が伊藤かな恵っていうのも私には凄い高ポイントです
第一話の時点ではダントツで佐天が好感度最強だったんだぜ…
今ではおっぱいとか脱ぎ体質とかを加味して、固法先輩や木山先生が上に来るんですけども:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
・グレイセスはどうですか?今回の戦闘はなかなか奥が深いですよね。ヴェスペリアのようなコンボ動画期待してまーす
・TOVのDL衣装に予約特典だったアビス衣装が出たわ!若干違うけど。むしろそのままアッスになって嬉しいわ!!!
他の高い衣装より150円ならまだ買ってやれる!もちろんアッスのだけな!!他はいらん!!!!
ちなみに今はグレイセスやってるよ。あれは、アスベルとシェリアのバカップルぶりが見てて微笑ましいよ
グレイセスは今まで正直さほど興味なかったんですけど、今回はなんだか勝利後の掛け合いが
普段よりめっちゃいい感じになってますね、「お金の力です!お金をよこしなさい!」とか「俺たちは!パスカルでーす☆」とか
「揃わなくても泣かないし(´;ω;`)」とか「トロピカルヤッホー!!」とか、どれもセンスいいなーって感じですよ
とりあえずこの動画を見ただけでもヒューバートとパスカルが好きになってしまった…
・おはスタの委員長ぼ「お〜ほっほ」の破壊力はWのテラードーパントの攻撃より強くでかい。見たら終わりますよ by RIBON
・今週はチュニスカの宣伝で毎日おはスタ委員長でしたよ!つべに木曜のがありまして、
1:20あたりから問題のおーっほっほっほっです。この回は波人の中の人のおかげで割と助かりましたが、
他の回はドン引きするおはガール、山ちゃん、その曜日の芸人でもうフォロー不可でした…
こ、これが噂のおはスタ委員長か…確かにこれは波人の中の人がナイスフォローを入れてくれてますね
「おーっほっほっ…」「わーわー!わー!!」ってやってくれたおかげでギャグとして成立してますが、
他の日では委員長が何のフォローもなく高笑いを上げていたわけか…考えるだけで恐ろしいな…(えー
そういえば今週のアニメ本編でも、委員長とかりかっちさんとか全員揃って「おーっほっほっほっ!おーっほっほっほっ!」ってやってたなぁ…
スタッフ的にはあの高笑いをプッシュしたいんだろうか…悪いことは言わないからやめておけと言うしかないんだが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まあしかし2Dの委員長は顔がいいから大抵のことは許しますけどね、顔がいいから!(えー
(C)にしむらともこ/小学館・MMプロジェクト・テレビ東京
12月17日
アニメ感想:そらのおとしもの 第10話 「天使の旋律(ことば)の向かう先」
《今子お嬢様!》
《近づかないで!私にはフィアンセが…この前の私はどうかしていたの!》
《そんな、お嬢様!僕と一緒に逃げましょう!》
《嬉しいわ…あなたのその言葉…でも、私にはどうすることもできない!》
《伯爵の力がなんだと言うんですか!全てを失っても生きていける!》
《ダメぇ!》
「(ぼりぼり)いいわね〜昼ドラって」
ある日の昼下がり、ポテチをぼりぼり食ってくつろぎながら、まったりと昼ドラを見ていたニンフ達。
そんな昼ドラの内容は、やっぱり不倫とかそんな感じのドロドロな恋愛もの。うーん前にも言いましたけど
「恋愛なんてくだらねえぜ」が心情のニンフは、一体なんでこんな番組が好きなんだよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
(私も…マスターと手を繋ぎたい…)
って、そんな昼ドラを一緒に見ていたイカロスは、手を握られて強引に迫られる女の人を見るうちに
「私もマスターとおてて繋ぎたい…(´・ω・`)」などという衝動に襲われてしまいます
しかし、いざ手を繋ごうとしてもなかなか自然にそんなタイミングは訪れないわけで…イカロスひたすら悶々とする気持ちを抱えてしまいます
しかし前回はなんの躊躇もなくぶっちゅうとキスをかましたのに、今回は手を握りたいのに躊躇しちゃうって
なんか色々と順番がメチャクチャだなイカロス:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「今年も文化祭の季節だね〜!」
「ぶんかさい?」
「学校のお祭りみたいなものかな、クラスや部活ごとにお店出したり、ステージで出し物出したりするんだよ!」
とかなんとか言ってるうちに、気がつくと目前に迫っていた智樹の学校の文化祭…いまや学校中がその準備で大忙しのようです
それにしても前々回は祭りで屋台登場、前回はピクニックで屋台登場、今回は文化祭で屋台登場って
どんだけ屋台が好きなんだこのアニメは!毎回毎回屋台ざんまいじゃねーか!
「な〜んだい?このみすぼらしい門構えは」
「くすくす、見てぇ義経お兄様、貧乏人のくせして一丁前に文化祭ですって。
火の起こし方も知らないサルに文化を表現できるのか、心配だわぁ」
「で、出たなぁ私立の奴ら!」
「なんなのあいつら?」
「お隣の私立・相模学院の生徒よ!この辺は田舎で生徒数が少ないから、
毎年合同で文化祭をやってるんだけど…」
ところがそんな智樹達の学校に、「お前らはこの相模学院にとってのモンキーなんだよジョジョ」と
とんでもなくイヤミなセレブ兄妹が出現!そはらによると、こいつらは文化祭を一緒に行う学校の生徒のようですが…
そういえば智樹達が暮らしてる地域って、超がつくほどのド田舎なんでしたっけね。生徒の数が少ないのも人口を考えたら当然か…
ちなみにこのイヤミ兄妹は鳳凰院月乃と鳳凰院キング義経という名前のようです。お兄ちゃんどういう名前だコレー!!
「なんだよ!じゃあお前らは今年の文化祭で何やるってんだ!
どうせ気取ったくっだらねーことでもやるんだろ!」
「そうねぇ、私達は…」
「フルオケの演奏なのだよ」
「ぶふっ!?だっははははは!聞いたかそはら、こいつらバカだぜ!」
「な、なに!?」
「だってよぉ、文化祭で風呂に入るつもりなんだぜぇ!銭湯行けってのばーかばーか!」
「それは風呂オケだ…!!」
「フルオケっていうのはフルオーケストラのことだよ!」
な、なんてこった!あの部長ですら真剣に突っ込むほどの大ボケをかますとは!(えー
いけ好かないキング義経達に突っかかっていった智樹ですが、フルオケの意味がさっぱり分からずに
とんでもない大恥を晒してしまいます。キング義経達をぎゃふんと言わせるどころか、これではますますバカにされる結果に…
「くすっ。フルオケも分からないなんて、貧乏人は本当かわいそう!」
「帰ろうかエブリワン、ここにいるとサルが伝染ってしまいそうだ。はっはっはっは!」
「く…くっそー!!こうなったら俺達も文化祭で何かやってやるぞ!」
「会長もカッチーンときちゃったわぁ。
生徒会長として、このまま引き下がるわけにはいかないわねぇ」
「えっ?」
(C)鳥山明/集英社はじめてですよ…
このわたしをここまで
コケにしたおバカさん達は…(えーキング義経達のあまりにも横柄すぎる物言いに、とうとう智樹だけでなく会長までも怒り心頭!
やつらのフルオケを正面から叩き潰すために、こちらも音楽の出しものをすることにします
そして会長達が選んだものは、文化祭と言えば恒例のバンド演奏でした
べちん べちん べちん
ぼええ〜〜ぼええ〜〜
くるくるどひゅーん
べんべんべぃーんべぃーん
「む…無理、このメンバーでバンド演奏なんて絶対無理…!」
が…無理っ…!たぶん無理…っていうか不可能…!(えー
とりあえず音楽室で練習を開始した一同でしたが、その演奏はもう目も当てられないボロクソな有り様!
タンバリンをぺちぺち叩くしかできないイカロス、最高に場違いなほら貝を吹きまくる部長、
ドラムのバチがスッポ抜けてあらぬ方向へ投げるそはら、かっこいいのは見た目だけで演奏はデタラメな会長と、
これで勝負を挑もうなんてあまりにも無謀すぎます。もはや恥の上塗りになるのは決定的ですが…
(マスターの手…どうしたらマスターに手を繋いでもらえるのかなぁ…
そうだ、いっぱい頑張ってマスターに誉めてもらえるようになったら…)
ピロンピロン♪ピロロロロロン♪
「ふぅ…」
「す、すっげーよニンフ!」
「あなたにそんな特技があったなんてねぇ!」
「これで曲の難しいところをフォローしてもらえば、
バンドの付け焼き刃感は消せるんじゃないか!」
ところがそんなダメ演奏が続く中で、誰もが感心する美しいキーボードの旋律を奏でるニンフ!
どうやらニンフだけは十分すぎるほどの演奏の腕を持っているようです、もうニンフのソロコンサートでいい気がしてきた:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
部長もこれなら他のメンバーのフォローも出来ると喜びますが、その前にお前のほら貝をなんとかしろと言いたい(えー
せっかく付け焼き刃感が消せたとしても、ほら貝の音で何もかもがブチ壊しですよ!
「よーしいいぞぉ!これで私立の奴らに目にもの見せてやれる!
頼りにしてるぞニンフ!(ぱしっ)」
「あっ…」
「ふ…ふん!別にバンドなんて興味ないけど、暇潰し程度なら付き合ってあげる!」
「…」
そんなニンフの腕前に感心した智樹は、思わずその手を取りながらニンフを褒めちぎってしまいます
しかしその光景は、まさしく今さっきイカロスが「頑張ってマスターに手を握ってもらいたい」と考えていた姿そのもの…
それをニンフに先にやられてしまい、イカロスはしょんぼりと落ち込んでしまうのでした
「くっくっくっ、ステージまでまだ時間がある…せっかくの文化祭だ、楽しまないとなぁ…う、うお!?」
「いらっしゃいませ、ご主人様…」
「な、なんでお前がいんだぁ!?」
「クラスの友達にどうしてもと頼まれたので…」
そしてとうとうやってきた文化祭当日、ライブまでの空き時間にスク水メイド喫茶へ遊びにきていた智樹。
しかしそこには、クラスメイトに頼まれて働いていたイカロスが…それにしてもアニメの中の季節って、明らかに衣替えした後の秋だよなぁ
店員みんなこんな格好なんて寒すぎて死ねると思うんだが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「あっ智ちゃん、いらっしゃーい!」
「そ、そはら!?」
「ほら注文するの!?しないの!?」
「えっ、あ、あの、ジュースを…」
「ふん!」
「ああ…いい…」
ところがそんなスク水メイド喫茶の店員には、そはらやニンフの姿も…
中でもツンツンすぎるニンフの接客はガチマゾ変態客にはずいぶん評判がいいようです。よくこんな仕事引き受けたなニンフ
それにしてもニンフの体ムチャクチャほっせえな…そのおかげでなんか頭が巨大に見えるし、
「ああ…いい…」って見とれてる連中の気持ちがいまいちよく分からない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「あっ、見て見て智ちゃん!あっちでお化け屋敷やってるよ!(ぱしっ)」
「お、おい!」
「あっ…」
スク水メイド喫茶でのお手伝いタイムも終わり、智樹たち一行は好きなように文化祭をあちこち回り始めます
ところがお化け屋敷を見つけたそはらは、がしっと智樹の手を掴んでそのまま引っ張って行ってしまい…
ニンフに続いて今度はそはら、またしても他の女が智樹と手を繋ぐシーンを見せられてしまったイカロスは、
「ちくしょうなんで私だけ」とますます悶々としてしまうのでした
「何してるの?」
「展示コーナーだ。音楽対決以外にも、きちんと新大陸発見部の活動発表をしておこうと思ってな」
「ふ〜ん…そんなに空が飛びたい?」
「(ピク…)」
「空の上だって、いいことばかりじゃないわよ…?」
「だろうな…お前やイカロスを見ていれば分かる」
「…」
そんな中でニンフは、新大陸発見部の展示物を出している部長へちょっかいを出しに来ていました
相変わらず空の大陸に思いを馳せる部長でしたが、ニンフはそれを見て「空の大陸なんてロクなもんじゃねえよ」と忠告を…
うーん…ニンフはついこの間もマスターに相当ひどい目に遭わされてましたが、やはりあそこでの暮らしは辛いことばかりなのか…
バキイッ!
「ああうっ!」
「退屈だ、楽しませろ」
「そ、それでは歌でも歌いましょうか、それとも地上のダウナーどもを皆殺しにするとか…」
「つまらん。役立たずが…やはり廃棄するか」
「お、お待ちください!それだけは…!なんでもしますから!」
くすくす くすくす
そんなニンフの脳裏に浮かぶ空での思い出、それはやはり性根の腐ったマスターにゴミのような扱いを受けた日々のことばかり…
毎日のように理不尽な暴行を受け、マスターの気分ひとつで廃棄される恐怖に怯え、
ひたすら機嫌を取ることだけに必死にならなければならない毎日でした
「お前、確か小鳥を飼っていたな?」
「は、はい!ご覧になりますか?」
ピィピィ、ピピピ…
「この子、こんなに小さな翼でシナプスに迷い込んでしまったみたいで…
すごく私に懐いているんです!」
「引きちぎれ」
「えっ…」
「おい、まさかマスターの命令が聞けないとでも?」
「い、いえ…そんな…」
ピィピィピィピィ
「…あ…う…」
ふ…ふざけるなー!!どんだけクズなんだよこの腐れマスターは!
ニンフが大事にしている小鳥を、自分の手で引きちぎって殺せとか!こんなことが許されてたまるか!
「引きちぎれ」と言われたニンフも、一瞬その言葉の意味が分からず頭が真っ白になってしまいます
しかし、このゴミ外道マスターは「やらなければお前が死ぬだけだ」と容赦ない脅しを続けてくるばかり…
たとえ土下座して許しを乞うたところで、このマスターは絶対に聞き入れてはくれないでしょう
この場を切り抜けるには、この愛くるしい小鳥を無惨に殺すしかないのか…そんな…そんなことが…
「はははははは!なかなか楽しめたぞ、廃棄処分は今度にしてやる!」
「は…はい…マスター…ありがとうございます…ありがとうございます…」
クソがぁああああああああああああ!!
今週2度もこの言葉を書くことになろうとは…誰かどうにかしてくれよこのクソにも劣る外道をよ!
ニンフ自身の手であまりにも不憫な最期を与えられてしまった小鳥…そして鮮血で手を真っ赤に染めたニンフは、
狂ったように笑うマスターに頭をガスガスと踏みつけられてしまいます
あまりに非道な仕打ちに号泣せずにはいられないニンフ、しかしそれでも「ありがとうございます、ありがとうございます」と
マスターに媚を売らなければ生きていくこともままならないという…ほんとこの天空大陸の倫理観はどうなってんだよ、腐りすぎだろ…
「…」
「おーいニンフ!はいこれ!」
「…なに?」
「この前約束しただろ、店が儲かったらなんでも好きな物を買ってやるってさ!
お前リンゴ飴食べたそうだっただろ?バンドでも頑張ってくれてるし、色々ありがとな!」
「えっ…」
(ありがとうって言葉は…私が言う言葉じゃなかったっけ…?)
ところがそんな辛い過去を思い出していたその時、リンゴ飴を持った智樹がとてとてニンフのところへやってきました
このリンゴ飴は、前回の智樹の屋台を手伝ったお礼だそうですが…なにげないこの風景も、ニンフにとってはずいぶん衝撃的だったようです
なにしろ「ありがとう」という言葉は、今まで自分がマスターに拷問のような思いをさせられるたびに
「今日はこのくらいにしてやる」「ありがとうございます、ありがとうございます」と、ズタボロになりながら媚びるためだけの言葉…
自分からマスターへは数え切れないほど言ったその言葉も、今まで他人から言われたことなんて一度もなかったんでしょう
今思えば、前回「今までどこ行ってたんだよ!心配しただろうが!」って智樹に言われた時も
そんな言葉をかけられたのは生まれて初めてだったせいで、あれだけ心を動かされてしまったんでしょうな
しかしこういう優しい事を言ってくれる人が本当に誰もいないとは…
あの新大陸に住んでる連中はみんな外道マスターと似たような性格してるってことか…一体どうなってんだよあの大陸は…
(ふ、ふん…ダウナーなんて、見下ろして踏み潰すだけの存在…少しくらい優しくされたって…)
ペロ…
「…あ…おいしい…」
「だろ?」
「うっ…うっうっ…うううっ…」
「え、え?えええ!?」
「あぁ!?智ちゃんったらニンフさん泣かせてる!またニンフさんに何かしたんでしょ!」
「桜井くんったら鬼畜〜!」
「ちょっ、お、俺は何も!!」
「べ、別にリンゴ飴ぐらいで懐柔されたりしないんだからね」と強がりながらリンゴ飴を口にするニンフでしたが、
空の生活では想像もつかなかった優しさを実感するうちに、とうとう涙をボロボロこぼして泣き出してしまいます
そんなニンフの姿を見て、イカロスはそっと歩み寄って頭に手を置いてやると…
「ニンフ…こっちの空は広いわ」
「はぁ…?な、何よそれ…!意味分かんない!」
空での暮らしは理不尽なマスターの言葉が全て、「少しでも俺の機嫌を損ねたら廃棄処分」という言葉に縛られ続けた地獄の生活でしたが、
この下界での暮らしは、ニンフを縛るものなど何もない自由な世界…ニンフと同じ境遇のイカロスはそれを伝えたいようですね
「け、結局俺のせいなのか!?」
「この飴がまずいのよ!」
「さっき美味しいって言ってたじゃねーか!!」
「うるさーい!!」
「まあまあみんな落ち着いて…そろそろ時間かしら?」
そんなイカロスの気持ちが伝わったのか分かりませんが、照れ隠しに「飴がまずすぎるせいで涙出てきた」と智樹に向かって怒鳴るニンフ。
会長はそんな光景を微笑ましく見守りますが、そうこうしているうちにとうとう音楽対決の時間がやってきてしまい…
《それではただいまより、合同文化祭メインステージ・音楽対決を開催します!》
ワアアアアアアアアア!!
《私立相模学院有志による、フルオーケストラの演奏です!》
デーン♪デーデーデーデデーン♪デーデデーデデデーン♪
そして溢れるほどの大観衆が詰めかけた体育館で、ついに始まった両校の音楽対決!
まず先に演奏を行ったのは私立の方から、この曲はドボルザークの新世界よりですね
この選曲には次大帝プロイス子も大変満足なさっているようです(えー
(ふふふ…どう?思い知ったかしら、貧乏人の皆さん)
「す、凄かったな、私立の演奏…」
「あーあ…また私立の奴らにバカにされるんだろうなぁ…」
「ううん、大丈夫!うちだって今年は桜井君たちがいるもの!」
「桜井くんならなんとかしてくれるわ!」
(C)井上雄彦./集英社それでも智樹なら…
智樹ならきっと何とかしてくれる!!(えーなんと私立の演奏に圧倒されながらも、智樹ならきっと勝てると期待を込めるクラスメイト達!この智樹への信頼感は一体!?
てっきり「あの変態でバカでウスラトンカチの桜井じゃもう勝ち目ねーな…」とか言われると思ったら…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そういえばこの体育館に押し寄せた観客にしても、「がんばれ智坊ー!!」「わしらがついとるぞー!!」と
町中の爺さん婆さんが大量に駆けつけたくらいだしな…智樹はあれでもすごい人望のあるタイプなんですね
《続きまして、新大陸発見部によるバンド演奏を行います!》
「曲はァ!!チクチク・B・チックウウウウウウ!!」
ピロリロぶおお〜べちんピロぶおお〜
「気持ちのいいとこ飛び出てる♪僕たち君たち飛び出てる♪
神様が決めたことなの♪ピクピク震えて恐いよ♪優しくその手で触れてごらん♪」
(C)細井雄二./講談社あ…?あ…? 酷いにも程があるぞこの演奏!お…終わってやがる!
なんと智樹達のチクチクBチックは品性のカケラもないお下劣ソング!
しかも楽器の演奏もまったくのデタラメで目も当てられない状況です
これには智樹に期待していたクラスメイト達も(゜д゜)ポカーンと絶句。お前ら一体智樹の何に期待していたんだ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ピロリロぶおお〜べちんピロぶおお〜
「…」
「…」
そしてあまりの酷さに会長とそはらまでドン引きして硬直しております
そはらはともかくあの会長までが引くほどの酷さとは!もうこの世の終わりですよ!!(えー
しかしそんな中で、とても楽しそうにキーボードを弾くニンフが実に意外というか…こんな演奏でいいのかニンフ!?
これはあれでしょうか、マスターに受けた酷い仕打ちの数々に比べたら、
この程度の辱めなんざ屁でもないということでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ドゴワッシャアアアアアン!!
「智ちゃん…打ち合わせしてた曲と違うよねぇ」
「がが…す、すびばぜん、どうしてもやりたくて…」
そして曲の終了を待たずして、とうとう怒りの限界を超えたそはらの殺人チョップが炸裂!
何かおかしいと思ったらこれ全部智樹のアドリブだったのかよ!どうりで会長とそはらが指一本動かせずに硬直していると…
「はーっはっはっはっは!いやぁお疲れ様、ずいぶんと楽しませてもらったよ」
「貧乏人にふさわしいコミックバンドだったわねぇ」
「残念ながら僕達の圧勝のようだな、これに懲りたら貧乏人は貧乏人らしく…」
(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS「なに勘違いしているんだ?
まだオレのバトルフェイズは
終了してないぜ!!」(えー「悪いけど…今までのは単なる余興だよ!!」
「な、なに…?」
「なんなの、あの余裕は…」
ところが勝ち誇るキング義経に対して、まだまだ「本番はこれからさ」と演奏を続ける気満々の智樹!
まだ次があるのか!?普通ならもうとっくにステージから引きずり下ろされて負けを宣告されてるレベルだと思うんだが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そして智樹の声に「待ってました」と応えるように、それぞれやる気に満ちた顔で楽器を構える4人!
中でも部長はほら貝からギターへと楽器チェンジ!な、なんと…こんなまともな楽器も演奏できたのか部長…(えー
「イカロス!!」
「あっ…」
そしてなんと、今度はボーカルまでも智樹からイカロスへとバトンタッチ!
楽器はタンバリンしかできないイカロスでしたが、どうやら歌ならバンドの秘密兵器となるほどの腕前を持っているようです
そしてマイクを渡す瞬間、ぴとっと智樹の手に触れることができて嬉しそうなイカロス。
あれだけ手を握りたい握りたいと考えていたのが、ようやく少し叶ってやる気も十分な感じです
「曲は…フォーリンダウン!」
ズダラララギュイイイーン!!
そんなイカロスの曲がスタートするのに合わせて、超絶的なドラム&ギターテクを披露する智樹達!う、うめえよこいつら!
ほんの数日前までどうしようもないヘタクソだった奴らがよくぞここまで…
中でも圧巻なのはやはり部長でしょうか、この人文化祭のためにほら貝の練習もやって、部活の展示物も全部一人で用意して、
ギターもこんな上手くなるまで練習してって、一体この数日どんな血みどろの努力をしてたんだ(えー
ドワアアアアアアアアアアア!!
「な……なっ……」
イッカッロス!!イッカッロス!!イッカッロス!!イッカッロス!!
そして曲が終わった頃には、観客からの大歓声が巻き起こり会場中から怒涛のイカロスコールが!
さすがのキング義経達も、イカロスの歌に圧倒されて完全に言葉を失っております
これだけの反応を見れば勝負の結果はもはや明白…この音楽対決は、こうしてめでたく智樹達の勝利で幕を閉じたのでした
「「「かんぱーい!!」」」
「見ました?私立の奴らのあの顔!」
「ええ、会長すっきりよぉ〜!」
「イカロスさんのおかげだね!」
「いえ、そんな…皆さんの演奏があったから、私は歌えたんです」
そんな音楽対決が終わり、新大陸発見部の部室でワイワイと打ち上げを始めた一同。
さっきの興奮がいまだに冷めやらぬ中、「あー勝利の美酒がうめー」と乾杯したジュースをガブガブ飲み始めますが…
「ところで智樹、後夜祭には行かないのか?」
「後夜祭?」
「ああ、カップルで手を繋いで行かないと会場に入れない決まりなんだって。俺には関係なし」
な、なんだとぉ!?カップルで入らなきゃ参加できない後夜祭!?そんなふざけたイベントがあるのか!
なんかアニメの文化祭って必ずこういう「彼女いない負け組プギャー」みたいなイベントがあるよな…(えー
実際にこんなイベントあったら、俺のような彼女いない男たちが暴動を起こすに決まって:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
いつもこうだ!
どんな文化祭でもモテない男は
地面にねじ伏せられる!
殺してやる!
お前らみたいなのが悪いんだよ!
彼女がいる奴は
みんなそうだろうがぁぁぁぁ!!(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN あぁ…今になって初めて介旅の気持ちが心から理解できた気がする:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「それなら私が…「智ちゃん私…「あ、あのっ…」
って、智樹が「一緒に行ってくれる女がいない」と漏らした途端に、私が私がと同時に志願する3人!
なんてこった、そはらとイカロスはともかくニンフまで「カップルのためのイベント」に喜んで立候補するのか…
もう完全にハーレム状態じゃないですか!
「…?」
「あらあら桜井くん、モテモテねぇ〜」
「えっ、なんすか?」
しかしこれだけ言われても3人が自分を好きなことにまったく気づいてない智樹
あっはっは智樹は鈍感だなあなんて言うと思うかー!!とぼけるなー!!勝ち組モテ男が鈍感なポーズするなんて
真の負け組な俺らには一番腹が立つよ!(えー
ええい俺にシンクロトロンの能力があったら今すぐに最大出力でこいつらをまとめて消し炭に;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ふふ…ねえ智ちゃん」
「…αを連れてってあげたら?」
「え、な、なんで!?」
「だって今回一番頑張ったのはαでしょ?」
「そうそう、ご褒美に一緒に行ってきたらどう?」
ところがイカロスがあまりに物欲しそうな顔をしていることに気づいたそはらとニンフは、
この場はイカロスに譲って後夜祭へ送り出してあげることにします
そんな風に「とっととイカロスと一緒に行って来い」と詰め寄られてキョトンとする智樹でしたが、
やがて気持ちの整理がついたのか、にっこり笑顔になるとイカロスと手を繋ぎながら後夜祭へ…
しかしこれだけ言われてイカロスと一緒に行くのを受け入れたってことは、
クソ鈍感な智樹もようやくイカロス達の気持ちに気づいたんでしょうか。まあ次回には確実に忘れてると思いますが(えー
そんな今回のエンディングは今までの話のNG集。どれも思わずクスッとくる映像ですが、
特に智樹が階段を転がってハリボテをなぎ倒すのには笑ってしまいました、この発想はなかったわ
ちなみにエンディング曲の「僕等のダイアリー」を熱唱しているのは、なぜか部長と会長のデュエットで
「キスの味はレモンパイ」「肌の香りラベンダー」とかモロに男女のカップルくさい歌詞であります。お、おいおいこれはつまり
智樹とイカロス以上に後夜祭で部長と会長はイチャイチャしまくったということか!?
なんということだ…なんでそっちの方の映像を映してくれなかったんだ!!(えー
智樹とイカロスよりそっちの方が気になるだろチクショォォォォォォォ次回に続く!
(C)水無月すう/角川書店/空美町新大陸発見部
12月16日
・ショートでもいいんです、5D´sの感想を鬼柳先生のターンを…!ネタ満載なので大志さんに突っ込んでほしいんです…!!
おだてに弱い大志Mk−2なのであった(えー
そうまで言われちゃ仕方ないね!というわけで今週の5D’sの感想です
今回のデュエルで気になったのはやはり、遊星のデッキで初めて登場した女の子モンスター、エフェクト・ベーラーでしょうか
結構可愛らしいデザインなんですが、手札から投げ捨てて相手モンスターの効果を無効にするぜー!と
召喚されるまでもなく投げ捨てられて初めての出番が終わったので、
今後活躍するかというと激しく微妙な予感:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
Q:ぼくの友達と意見が合わなくて口論になってしまいました(´・ω・`)一体どうしたらいいんでしょう
A:腹パン
で、出た!口論になった時のサティスファクション流解決術腹パンや!
とりあえず仲間と意見が合わない時は問答無用で腹パン、それが俺たちチームサティスファクションのやり方さ!
しかし全然関係ないんですけど、どんなアニメキャラの名前も楽々変換すると噂のgoogle日本語入力で
「きりゅう」と変換しても「鬼柳」が出てきてくれなくて泣いた。嘘だろリーダー!こんな変換じゃ満足できねぇぜ!
ところでこれは前々回の遊星が、「なんだこのDホイールは!」と驚いているシーンなんですが
妙におまぬけなあんぐり顔が遊星に似合わなすぎて思わず笑ってしまいました(えー
いつもクールな遊星のこんな顔は相当レアですよ
「だがオレはレアだぜ」とか言っていたのはこの顔のことだったんだ!きっとそうだ!:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 次回に続く
(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
アニメ感想:イナズマイレブン 第62話「最終決戦!ザ・ジェネシス・後編!!」
「これがジェネシス最強の必殺技!!」
「「スペース!!ペンギンッ!!」」
ついにベールを脱いだエイリア学園最大最強の必殺技!…ってま、またペンギン!?
なぜライバル達の必殺シュートはいつもペンギンなのだろうか
まあウルビダさんのおっぱいが大きいので細かいことはどうでもいいんですけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「豪炎寺くん!行くよ!!」
「おお!!」
「おおおおおおおあああああああ!!」
そして来るか来るかと思っていた豪炎寺と吹雪の合体技がついにキター!!
この間ゲームをやった人からは「合体技なかった」ってコメントをもらいましたがやっぱりあったのか!
炎と氷のFWがひとつになったその技とは…
ロイヤル!!
スカァァァァァッシュ!!(えーこ、これはなんというか…ロイヤルスカッシュ的にちょっとカッコよくなったイナズマ1号!?名前はクロスファイアというそうです
ううむ、十分かっこいい技なんですけど、やっぱり二人ともファイアトルネード、エターナルブリザードと
くるくる回転しながら撃つシュートが持ち味なだけに、できれば回転を強調されたシュートが見たかったなー
まあしかし、ずっと待ち望んでいた二人の合体技がようやく見れたので、あれこれ言うのは贅沢ってもんでしょうか
あとはやっぱりこの技に染岡さんが加わったクロスファイアハリケーンスペシャルが雷門最強技だな!(えー 次回に続く
(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京
12月15日
アニメ感想:とある科学の超電磁砲<レールガン> 第11話「木山せんせい」
「演算装置…?」
「あれはAIM拡散力場を媒介としてネットワークを構築し、
複数の脳に処理を割り振ることで高度な演算を可能とする。それがレベルアッパーの正体だよ」
「どうしてそんなことを…」
「あるシミュレーションを行うために、ツリーダイアグラムの使用申請をしたんだが…
どういうわけか却下されてね。代わりになる演算装置が必要だった」
「そ…そんな事のために能力者を!?」
「一万人ほど集まった。十分代用してくれるはずだ」
前回木山先生が言っていた「レベルアッパーの真の目的」、冒頭からいきなりそれについてペラペラと語ってくれました
やはり先生は能力者達のレベルを上げることには興味がなく、本当の目的は高度な演算のできる演算装置として
能力者達の脳のネットワークを使うことだったと…うーむ、人間の脳ってのはそんなに凄い演算に使えるもんなのか
それにしても単に高度な演算がしたいだけだなんて…PS3買いましょうよ木山先生!
あれがあればタンパク質のすごい演算ができるのに!タンパク質の演算ができるのに!!(えー
「…」
「そんな恐い顔をしないでくれ…もうすぐ全てが終わる、そうすればみんな解放する」
「これは…?」
「レベルアッパーをアンインストールする治療用プログラムだ。君に預ける」
「えっ?え…?」
「後遺症はない。全て元に戻り、誰も犠牲にはならない」
「…信用できません!臨床研究が十分でないものを安全と言われても、気休めにもならないじゃないですか!」
「はは…手厳しいな」
どうやら木山先生は本当にその「とあるシミュレーション」がやりたいだけのようで、最終的には誰一人犠牲を出す気はないようです
その証拠として、初春に「倒れた人達を元通り元気ピンピンに治すワクチンプログラム」を渡すことに…
初春は「何が安全だふざけんな」と切れてますが、倒れた人達を救うにはこいつを使うしかなさそうですな
「うん…?」
「木山春生だな!レベルアッパー頒布の被疑者として拘束する!ただちに降車せよ!」
「アンチスキルか…上から命令があった時だけは、動きの速い奴らだな…」
ところがそんな木山先生たちの行く手に、すでに道路を封鎖している大勢のアンチスキルが登場!
いつもは「ジャッジメントもアンチスキルも来るのおせーよな(笑)」と犯罪者どもに舐められているアンチスキルですが、
今日は指揮系統がしっかりしていたらしく、素早く逃げ道を封じてしまいました
「どうするんです?年貢の納め時みたいですよ」
「ふぅ…レベルアッパーは、人間の脳を使った演算機器を作るためのプログラムだ。
だが同時に、使用者にある副産物をもたらしてくれるんだよ」
「え…?」
「面白いものを見せてやろう」
「プギャーm9(^Д^)木山終わったな、ざまあ」と捕まる寸前の木山先生にニヤニヤする初春でしたが、
どっこい木山先生はずいぶん余裕綽々です。さらには「面白いものを見せてやる」とまでつぶやきながら車を降り、
アンチスキルの前に無防備な姿を晒しますが…
「両手を頭の後ろで組んで、その場でうつ伏せになれ!」
「…」
「人質の少女は無事です!」
「うむ…確保じゃん!!」
ドバアアアアン!!
「ぐわあっ!?」
「き、貴様一体何を!」
「ち、違う!俺の意思じゃない!」
なんとアンチスキル達が木山先生を包囲したその時、木山先生の左目が真っ赤に変色!
すると次の瞬間、いきなりアンチスキルの一人が体を操られて同士討ちを始めてしまう!こ、これは…?
ルルーシュ・ヴィ・
ブリタニアが命じる!
貴様達は死ね!!(えーギアス!?木山先生の言っていた「面白いもの」とはギアス!?いやまあ確かにこいつは意外な能力ではありますが…
って、木山先生がすっと右手を前に差し出すと、なんとアンチスキル達をたやすく吹き飛ばす爆風が出現!ギアスだけじゃなかったのか!?
ドガアアアアンバゴオオオオン!!
「黒子!どうなってるの、黒子!」
《き、木山が…アンチスキルと交戦してますの…それも能力を使って…!》
「彼女、能力者だったの!?」
《バンクには木山が能力開発を受けたというデータはないわ…!でも…
これは明らかに能力だわ…それも複数の能力を使っているとしか…!》
「そんな!?能力は一人に一つだけ、例外はないはずでしょう!?」
《レベルアッパーではないでしょうか…
一万人もの能力者をシナプスで繋いだあのシステムは、言わばひとつの巨大な脳…
それを操れるのなら、人間の脳では有り得ないことも起こし得ますの…!
この推測が正しいなら、今の木山は実現不可能と言われた幻の存在…
多重能力者、デュアルスキルですわ!》
アンチスキル達が次々と吹き飛ばされる中、木山先生を止めるべく現場のすぐ近くまでやってきていた御坂!
どうやら今の木山先生は、レベルアッパーのネットワークを自ら掌握している状態のようで、
レベルアッパーを使った人達のあらゆる能力を好きに使えるようです。
しかも、そのどれもがレベル4クラスの強力な能力ばかり…対能力者用に武装しているアンチスキルですらまったく歯が立たず、
御坂が到着する頃にはすでに全員が倒されていた後でした
ゴオオオオオオオ…
「ア、アンチスキルが全滅…!?」
「…」
「初春さん!?しっかりして初春さん!」
「安心しろ、戦闘の余波を受けて気絶しているだけだ。命に別状はない」
車の中に閉じ込められたままの初春も、あまりの戦闘の激しさに気を失ってしまう始末…
もはやこの場で木山先生と対峙できるのは御坂一人だけ、見知った間柄ではありますが
これだけの事をしでかした木山先生を相手に、御坂も情けをかけるつもりはないようです
「御坂美琴…学園都市に7人しかいないレベル5…
さすがの君も、私のような相手と戦ったことはあるまい。
君に10000の脳を統べる私を止められるかな?」
「…止められるかな、ですって?当たり前でしょッ!!」
そう言うが早いか、「能力が多いからって調子こいてんじゃねー!!」と先生へ向けて突っ込む御坂!
ところが落とし穴に暴風攻撃に烈風拳にバリアに地面崩しと、そんな御坂に次から次へと能力のフルコースをお見舞いする木山先生!
とんでもねーなこりゃ…いくらレベル5クラスの能力は持っていないとはいえ、
これだけのすさまじい連発が可能となると、さすがの御坂も攻撃するチャンスがほとんどありません
「驚いたわ…本当にいくつも能力が使えるのね、
デュアルスキルだなんて楽しませてくれるじゃない!」
「私の能力は、理論上不可能とされるアレとは方式が違う。
言わば多才能力(マルチスキル)だ」
…?(゜д゜;)え、えーっと…「私の能力はデュアルじゃないよ」と御坂に訂正を入れる木山先生ですが、
マルチとデュアルで何が違うのかよく分かりません(えー
マルチとデュアル…うーんうーん、マルチって言ったら某ギャルゲーで有名なメイドロボだし
デュアルって言ったら某格ゲーで有名な金属野郎だから…つまり木山先生は可愛い方が好きと言いたいんだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ズドドドドバッゴオオオン!!
(な、なんて奴…!?自分を巻き込むのもお構いなしに能力を振るってくる!)
「拍子抜けだな…レベル5というのはこの程度のものなのか?」
「(むかっ)電撃を攻略したくらいでぇ…!勝ったと思うなぁぁッ!!」
バシイイイイン!!
「はいっ!?えっ、し、しまっ!?」
ズッドオオオオン!!
そして木山先生の圧倒的な制圧力の前に、とうとう押され始めてしまった御坂!
不良ねーちゃんを倒した壁はりつきアタックも、木山先生のライトセーバーに楽々跳ね返されてしまいます
うおおこんなジェダイの能力まで使えるのか…木山先生かっけえな…(えー
今までの能力の中でこのライトセーバーが一番うらやましいんだが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「げほっ、げほ、げほっ…!」
「もうやめにしないか?私はある事柄について調べたいだけなんだ。
それが終われば全員解放する、誰も犠牲にはしない」
「ふざけんじゃないわよッ!!誰も犠牲にしない…!?
あれだけの人を巻き込んでおいて…人の心を弄んでおいて!
そんなもの、見過ごせるわけないでしょうが!!」
「やれやれ…レベル5とはいえ、所詮は世間知らずのお嬢様か。君達が日常的に
受けている能力開発…あれが安全で人道的なものだとでも思っているのか?」
「えっ…?」
「学園都市の上層部は、能力に関する重大な秘密を隠している。
それを知らずにこの町の教師達は、学生の脳を日々開発しているんだ…
それがどんなに危険な事か分かるだろう」
まだまだ戦意の萎えない御坂にうんざりしながらも、木山先生は少しだけ本心を覗かせるような発言を…
以前にも話したように、学園都市の超能力というのは脳みそに電極をぶっ刺して刺激を与えることで目覚めさせるという
脳改造も同然の代物…脳を直接いじるとなると廃人にでもなりそうで恐ろしいですが、木山先生の口ぶりからすると
そんなようなドス黒い秘密が学園都市には隠されているようで…
「…なかなか面白そうな話じゃない。あんたを捕まえた後でゆっくりと…
調べさせてもらうわッ!!」
そんな話を聞かされても「ふーん…そいつは初耳だ…でも関係ねえなそんな事は」と攻撃の手を緩めない御坂!
今度は上条さんとの戦いで使った砂鉄カッターを撃ち込みますが、そんな不意打ち攻撃も木山先生にはまるで通じず!
つえーな木山先生…マルチスキルの能力が強いというより、それを完璧に使いこなす木山先生が凄いって感じです
普通なら反応するのも難しいようなタイミングで、こうも的確に最適な能力を使い分けるとは…
「残念だが…まだ捕まるわけにはいかない!」
ガララララララ!!
そして御坂の砂鉄攻撃を防いだその時、木山先生はなんとも不可解な反撃を開始!
その攻撃とはなんと空き缶…手近にあったゴミ箱をサイコキネシスで持ち上げると、御坂の頭上へ一度にそれをバラ撒きますが…
「あ…空き缶?はっ…!?」
先生の狙いが掴めずに一瞬きょとんとする御坂、しかし次の瞬間、空き缶から連想される強烈な能力を思い出すことに!
空き缶と言えばアルミ、アルミと言えばグラビトン事件、そう、木山先生はあの介旅の能力・シンクロトロンさえも
自在に扱うことができるのです、この頭上の空き缶が一度に爆破されたら、一体どれほどの破壊力を生み出すか…!?
「さあ…どうする?」
「ふん…全部吹っ飛ばすッ!!」
チュドドドドドボガアアアアン!!
ゲェー!?御坂つええ!なんと頭上へ無数にバラ撒かれた空き缶を、一個残らず電撃で綺麗さっぱりコナゴナに!
さすがはレベル5というかなんというか…その気になった時のパワーは目を見張るものがありますな
「…すごいな…だが」
ヒュン!
「ふぅ、ざっとこんなもん…なっ!?」
バッゴオオオオオオオン!!
ってああああああ!?木山先生の奇襲攻撃がモロに炸裂!なんてこった!御坂が空中の空き缶を全て始末して
一息ついたその時、転がっていた空き缶を御坂の背後へテレポートさせて即爆破!一瞬緊張の緩んでいた御坂は、
それに反応できずに爆風をモロに食らうことに!テレポートまで自由自在とは恐れ入ったぜ木山先生…まさかこれほどまでに強かったとは…
「もっと手こずるかと思ったが…こんなものか、レベル5」
「…」
そして爆風が晴れた後には、土砂に埋もれたままピクリとも動かない御坂の姿が…
さすがにあの至近距離で爆風を食らえばこうなるか…というかちゃんと生きてるんだろうか
でもそれはそれとして、御坂を見下ろす木山先生があまりにも美人すぎて困る
う、美しい…!もうこれ残念美人なんてもんじゃないよ!誰もが認める美女だよ!木山先生ばんざーいばんざーい
む?ところでこの先生の足下に倒れてる、サイバイマンにやられたヤムチャみたいな子って誰だっけ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
おい!きたないから片づけておけよ
そのボロクズを!(えー(C)鳥山明/集英社 「恨んでもらって構わんよ(すたすた)」
ガシイッ!!
「つっかまーえた」
「なっ!?バ、バカな!」
何ィーッ!?ところが木山先生が背を向けたその時、突然むくりと起き上がって先生を捕らえてしまった御坂!
なんてこった、さすが主人公だけあってヤムチャ死には免れていたのか!(えー
どうやら爆発の瞬間、さっきの木山先生のように磁力でガレキの盾を作った御坂は、
爆風の衝撃をなんとか軽減するのに成功していたようです。電磁力も色々と応用効くなあ
「ゼロ距離からの電撃…あのバカには効かなかったけど、
いくらなんでもあんなトンデモ能力までは持ってないわよねぇ!!」
「ぐっ…!」
ドバババババババババ!!
「うああああああーーっ!!ぐ…あ…!ああああああーーっ!!」
いやあああああ先生がー!!御坂に抱きつかれたまま先生を貫く激しい電流!
さすがのマルチスキルでもこれを防ぐ手立てはなく、黒コゲ寸前になるまで電流をお見舞いされてしまいます
これにてついに勝負あり。意識を失って倒れる木山先生を、抱きついたまま御坂が支える形になりますが…
「…」
「ふぅ…一応手加減はしといたから…」
《せんせー!》
「えっ…?」
《せんせ!》
《せーんせー!》
「な…何これ…?頭の中に直接…?」
お…女の声!?なんとその時、突然御坂の頭の中に聞こえてきた少女の声!
辺りを見回してみてもそこには誰の姿もありません、一体何が…やはりこれは木山先生の体を通して出る力が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
バチバチ…バチチッ…
「こ…これは…木山春生の記憶…?私と木山の間に…電気を介した回線が繋がって…!」
《せんせー!木山せんせい!》
なんとその声の正体は、木山先生の記憶の中に存在する少女達の声!
御坂の電気が先生に流し込まれていることで、偶然にも二人の意識をを繋げてしまったとかなんとか…
うーん…これはあれでしょうか、脳量子波でお互いの意識を繋げたイノベイターのごとく、
電磁波で意識を繋げたとかそんな感じでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「私が教師に…?何かの冗談ですか?」
「いやいや、君は教員免許を持っていたよねぇ。なら教鞭を取っても何もおかしくはないじゃないか」
「しかし、あれはついでに取っただけで…」
そんな御坂に流れ込んできた木山先生の記憶…その始まりは、木山先生がまだ新米の研究者だった頃の姿でした
今のように目にクマもなく、若々しい姿の木山先生…そんなある日、師事している教授から
「いいこと思いついた、お前学校の先生しろ」と突拍子もない話を聞かされてしまったようで…
「研究から離れろと言っているわけではないよ。それどころか統括理事会、肝入りの実験を任せようと言うんだ」
「本当ですか!?」
「あの子供達…チャイルドエラーと言ってね。なんらかの事情で学園都市に捨てられた、
身寄りのない子供たちだ」
わいわいがやがや
「そして今回の実験の被験者であり、君が担当する生徒でもある」
「え…?」
「実験を成功させるには、被験者の詳細な成長データを取り、最新の注意を払って調整を行う必要がある…
だったら、担任として受け持った方が手間が省けるでしょう」
「それは…そうかもしれませんが…」
突然木山先生が教師役を任されることになった理由、それはいずれ行う重要な能力実験の日に備えて、
その被験者の子供達を万全な状態にしておくためでした。何しろ脳みそをいじる実験なわけですから、絶対に失敗は許されません。
長い時間をかけて、100%安全かどうかじっくりと確認する必要があるというわけですね
ちなみに統括理事会というのは、この学園都市のトップに君臨する超絶的なお偉いさんのことです
それが関係してる実験というくらいですから、ぺーぺーの木山先生にとってはとてつもなくビッグな話なんじゃないでしょうか
「あ〜…今日から君達の担任になった、木山春生だ。よろしく」
「「「よろしくおねがいしまーす!!」」」
(うぅ…厄介なことになった)
というわけで早速その子たちの教師となってしまった木山先生。みんな捨てられた子だと聞いていましたが、
そんな暗い境遇を感じさせないような元気バリバリの生徒ばかりです。むしろ元気がよすぎるくらいで
木山先生は赴任早々ドア開けた瞬間頭上から水ザバーンという小学校にありがちな洗礼を受けてしまい…
バッシャアアアアン!!
「…」
「やーい引っかかったぁ!」
「引っかかった引っかかったぁ!」
「こらぁー!!先生大丈夫!?」
「ああ…晴れてることだし、干しておけばすぐに乾く(ぬぎぬぎ)」
「わ、わーっ!!こんなとこで着替えないでぇ!」
ゲー!!「あーあびしょ濡れだ、これじゃ脱ぐしかないな…」と、この時からすでに脱ぎグセのついていた先生!
何してんの!ここでもまた純真な少年達に性の目覚めをうながすつもりですか!(えー
バケツトラップを仕掛けた悪ガキ達も、先生のまったく予想外な行動に目を白黒させております
「男子、あっち向いてろー!!」
「べっ…べ、別に先生のペチャパイ見てもしょうがねーよな!」
「お、おう!」
「ペ…ペチャ…!?」
明らかにドギマギしているのに、「べ、別に先生のおっぱいなんて興味ないんだからね」と強がりを言う男子生徒たち。
ところがそんな強がりを真に受けてしまった先生は、ずがーんと言った様子で相当ショックを受けてしまったようです。先生かわいいぞ
もしかして今でも「私の起伏に乏しい体なんて…」と言っているのは、この時の体験が原因になってるのかなぁ
子供は嫌いだ…デリカシーがない
「先生ってモテねーだろー!彼氏いんのー!?」
「なっ、何を…」
「なんなら俺が付き合ってやろうかー!!」
失礼だし…
「えー、そしてこのように…ふぎゃあっ!?」
「あはははは!あっははははは!!」
イタズラするし…
「うぅ…うっうっ…うぅぅ…」
「ど、どうしたんだ?何か困ったことがあるなら先生が…」
「うああああーん!!ああああああーん!!」
「えっ、え…?(おろおろ)」
論理的じゃないし…
「(かちゃかちゃ)」←シチューのニンジンを残そうとする
「あー!好き嫌いしちゃダメなんだよぉ!」
「えっ?あ…」
馴れ馴れしいし、すぐに懐いてくる…
その後も次々と先生に降りかかる学校での受難の数々。
彼氏の話でからかわれたり、教科書にムカデを仕込まれたり、わけも分からず泣かれたり、好き嫌いを注意されたり…
さんざん生徒達に振り回されて、先生もだいぶ参ってきているようです
それにしても、「ムカデこわいよおおおおおおお」とびびる先生とか
「ああ、慰めてるのに余計泣いちゃった…」とオロオロする先生とか
「このシチューなんでニンジン入ってるの…(´・ω・`)」ってニンジンをよける先生とか
なんでいちいちこう愛くるしいんだこの人は 木山先生好きだーー!!(えー
これはもうイタズラされるのも仕方ないね、むしろイタズラしなきゃ損だね、木山先生がこうも魅力的なキャラだったとはなぁ
「…うん?」
「うぅ〜…あいったぁ〜…」
「どうした、枝先?」
「あっ、木山先生!えへへ、滑って転んじゃったぁ」
ところがそんなある日、木山先生は学校帰りに道ばたですっ転んでいる生徒を発見します
枝先というその女の子は、雨の中転んでしまったせいですっかり全身ズブ濡れに…
その姿を見かねた先生は、自分の家で風呂に入っていくようにと勧めますが…
「私のマンションはすぐそこだが、風呂を貸そうか?」
「えっ!いいのぉ!?わぁぁいお風呂だお風呂だぁ!!」
「風呂がそんなに嬉しいか…?」
「うん!うちの施設、週2回のシャワーだけだもん!みんなに自慢しちゃおーっと!!」
「…」
なんと、普段から風呂にも満足に入れないようなわびしい生活を送っていた枝先!マジか…
捨て子だとは聞いていましたが、そんなに厳しい生活だとは思いませんでした
こういう孤児を預かる「施設」ってのはよく聞くフレーズですけど、実際どんな生活を送ってるもんなんでしょうね
現実でもこういう風に風呂とかまともに入れなかったりするんだろうか…
かぽーん
「せんせ〜」
「うん?」
「私でも、頑張ったらレベル4とか5になれるかなぁ」
「今の段階ではなんとも言えないな…」
そして「あ〜極楽極楽」と先生の家の風呂に浸かった枝先は、なんとなく先生に能力の相談をし始めました
ちなみに先生は一緒に入らずに洗面所に突っ立っております。何故だよ!!
何故一番肝心な時に脱いでくれないんだ先生!!(えー
「高レベルの能力者に憧れがあるのか?」
「んー、もちろんそれもあるけど…私達は学園都市に育ててもらってるから、この町の役に立ちたいなぁって」
「…」
こ、これは…枝先が高レベルの能力者になりたいと言い出したその理由、それはなんと
「自分を拾ってくれたこの町に恩返しがしたい、自分の力を人のために役立てたい」という思いからでした
考えてもみてください、こんな幼い頃から親に捨てられ、普通なら親や世間への恨みで性格の歪んでしまいそうなものが…
恨むどころか、自分を育ててくれた学園都市に感謝して、その恩返しをしたいと考えているんです
風呂にも満足に入れない生活を送っているのに、愚痴の一つもこぼさずに他人に優しくすることが第一だなんて…本当にいい子です枝先
「すぅ…すぅ…」
(はぁ…研究の時間がなくなってしまった。本当にいい迷惑だ)
「すぅ…すぅ…」
「(にこ…)」
いつもなら研究に時間を費やしているはずなのに、今日は枝先がいるせいでちっとも作業がはかどらない先生。
しかし、ソファーで寝こける枝先の姿を見て、先生はとても穏やかで優しい表情を浮かべております
辛い境遇で暮らしていながら、誰よりも明るく優しい性格の枝先…その人柄に惹かれて、先生の心境も大きく変わってきたようですね
子供は…嫌いだ。騒がしいし、デリカシーがない
「ねえねえ、俺の彼女になんなよー!」
「はいはい」
「む〜!」
失礼だし
「わ〜い!わ〜い!!」
「(ずどどどどどどど)」
イタズラするし
「(似顔絵を差し出す)」
「えっ…わ、私?」
「うん!」
論理的じゃないし
「「「「せんせー!お誕生日おめでとー!!」」」」
「おめでとう!」
「先生おめでとー!!」
「え…あ…」
馴れ馴れしいし、すぐに懐いてくる
「(かちゃかちゃ)」←シチューのニンジンを残そうとする
「む〜!好き嫌いはぁ!」
「あ…しちゃあダメだったな。はぐ…!むぐ…むぐ…」
「ふふふ、先生やればできるじゃん!」
「ははは…」
子供は…
そしてその後の生活で、枝先以外にも沢山の子供達の明るさや優しさに触れた木山先生。
誕生日を祝ってもらったり、似顔絵を描いてもらったり…相変わらずからかわれたり、イタズラされたり…
しかし教室はいつでも、子供達の溢れんばかりの笑顔でいっぱいになっていました
そしていつしか、先生も自然と笑顔を見せることが増えていくように…
最初は「子供は嫌い」と言っていたのも、今では「子供は…」とその後に続く言葉が出てきません
それこそ先生が子供達を限りなく好きになっている証拠…いつまでもこんな幸せな時間が続けばいい、誰もがそう思うような光景です
「チクッとするよ?」
プシュッ!
「あうっ…!」
「数値に異常はないか?」
「こちらに問題はありません」
ところが、そんな教師生活もとうとう終わりの日がやってくることに…最初に教授に言われていた「重大な実験の日」です
考えてみれば子供達との学校生活も、すべてはこの日のためにやってきたもの。
この実験が終わったら、木山先生は前と同じ研究者に逆戻り…慣れてきた教師の立場ともお別れしなければなりません
「恐くないか?」
「ぜーんぜん!だって木山先生の実験なんでしょ?先生のこと信じてるもん!」
(はは、これで先生ごっこもおしまい…か)
実験室は薄暗くてなんとも不気味な雰囲気、普通なら思わず尻込みしてしまいそうな感じです
でも先生のことを心から信頼している枝先は、そんな不安などこれっぽっちも持ってはいませんでした
木山先生としても、その信頼に応えるだけの準備を、長い時間をかけて入念に進めてきたことでしょう。すべては万全…
順調に終わることが約束されたその実験は、ついに開始の時を迎えますが…
ビービービー!!ビービービー!!
「ド、ドーパミン値低下中!!」
「抗コリン剤の効果、ありませんッ!!」
「広範囲熱傷による低容量性ショックが…!」
「乳酸カロリンゲル液、輸血急げぇっ!!」
「無理です!これ以上は…!」
「早く病院に連絡をッ!!」
「うぁ…あ…」
ああああああああああああああ
なぜこんな事になってしまったのか、何もかも順調に終わるはずだったその実験は、
取り返しのつかないほどの大事故を起こしてしまっていました
緊張感を煽る警報の音、焦りに満ちた研究員達の叫び声…もはや子供達の命さえ危ういという緊迫した状況で、
木山先生はただただ目の前の光景が信じられずに目を見開いていました
「あ〜いいからいいから。浮き足立ってないでデータをちゃんと集めなさい」
「し、しかしこのままでは!」
「この実験については所内に緘口令を布く、実験はつつがなく終了した。
君達は何も見なかった、いいね」
ところが研究員達が子供達を助けようと必死な中、ただ一人余裕ヅラを浮かべて「データ取りを最優先しろ」と言い出した教授!
このクソジジイは何を言ってやがる!それは子供達を見殺しにしろと言っているのと同じ、しかもそれどころか
「この実験は無事終了した」などと涼しい顔で事故のことを隠蔽し始める始末…こいつはまさか…
ぽんっ
「っ!?」
「木山君。よくやってくれた」
「…ぁ…」
「彼等には気の毒だが…科学の発展にはつきものだよ」
そう言いながらすさまじく下卑た笑みを浮かべる教授。そう、実験の失敗はすべてこの男の仕組んだ事だったのだ
人間の脳が壊れるデータを取るために子供達を利用したのだ
クソがぁああああああああああああ!!
本気でヘドが出そうだわ…一体どんだけゴミカス野郎なんだよこの教授は!!
こんな心底腐った男のせいで、あの明るかった子供達は全員が犠牲になってしまいました
計り知れないほどの喪失感に襲われる中、木山先生が誰もいなくなった実験室にフラフラと入り込むと
子供達の未来を奪った実験台の上には、血まみれになった枝先のカチューシャだけが…うぁがああああああ!!
「い…今のは…?」
「ぐっ…!み…見られたのか…」
そこまでの記憶を御坂が辿ったところで、電気の回線が切れ意識を取り戻した木山先生。
もはや先生に戦う力は残っていないようですが、御坂の方も完全に戦意を失ってぼうぜんとした表情です
「なんで…なんであんなことに…」
「ふ…ふふ…あれは表向き、AIM拡散力場を制御するための実験とされていた…
が、実際は…!暴走能力の法則解析用、誘爆実験だ…!!」
「な…」
「AIM拡散力場を刺激して、暴走の条件を知るのが本当の目的だったというわけさ…
はは…暴走は意図的に仕組まれていた…!あの子達は一度も目覚めることなく、
今なお眠り続けている!私達はあの子達を…!使い捨てのモルモットにしたんだッ!!」
「じ…人体…実験…」
子供達を最初から破滅させるつもりだった、この狂った実験に対する憎しみ、
実験に裏があることに気づかず、それに加担してしまった愚かな自分への怒り、
そして、死人同然のまま何年も子供たちが目を覚まさない悲しみ…
あの実験の日からずっと、心の中に渦巻いていた感情をついに爆発させてしまった木山先生。
木山先生が声を荒げたシーンはこれが初めて…それだけ強烈な感情をずっと心の奥に押し込めていたんでしょう
目からは自然と涙まで溢れ出し、それを見る御坂も完全に圧倒されているようで…
「で、でも…そんな事があったんなら、アンチスキルに通報して…」
「23回…!あの子達の回復手段を探るため…
そして事故の原因を究明するシミュレーションを行うために、
ツリーダイアグラムの使用を申請した回数だ!
ツリーダイアグラムの演算能力を持ってすれば、あの子達を助けられるはずだった…!
だが却下された!23回とも全てッ!!」
「え…!?」
「統括理事会がグルなんだ!アンチスキルが動くわけがないッ!!」
あの子達を救う方法を探るには、学園都市最高のスパコンほどの演算能力がなければ不可能…
そのために何度も何度も諦めずにツリーダイアグラム使用の申請を出した木山先生ですが、
”実験は無事に成功した、子供達は今も元気に暮らしている”というふざけた事実を作り上げた上層部の連中によって
その全てが握り潰されてしまったのです。
そういえば、あの実験はそもそも学園都市トップに君臨する統括理事会からの命令で行われたもの…
アンチスキルはしょせん統括理事会の下部組織、いくら通報してみたところで上から握り潰されて当たり前です
もはやこの学園都市そのものが木山先生に立ちはだかる壁…
どんな手を尽くしたところで、子供達を救えるまともな方法は何一つ残されていなかったのです
ならばもうまともじゃない方法を使う以外にない…それで木山先生が作り上げたのが、このレベルアッパーだったというわけですな…
「だ、だからってこんなやり方…」
「君に何が分かる!!」
「…!?」
「あの子達を救うためなら、私は何だってする!この町の全てを敵に回しても!
やめるわけにはいかないんだァッ!!」
しかし、「だからって一万人を危険に晒していいのかよ」と御坂が漏らした途端、今までで一番悲痛な叫びを上げる木山先生!
この「やめるわけにはいかない」という言葉、まるで迷いをかき消すために自分に言い聞かせているようです
そういえば、レベルアッパーを使った人間達が「植物状態になる」というこの現象…
皮肉なことに廃人になった子供達と非常に似た状態になってしまうわけです
いくらワクチンプログラムを用意してあるとはいえ、一万人もの人達を子供達と同じ目に遭わせてしまう…
木山先生にとって、一体それがどれほど辛く苦しいことか…
このレベルアッパーを使うことを決断するのに、一体どれほどの苦悩があったんでしょう
それほどの苦悩を抱えても、それでも子供達を助けることが木山先生の全てなんでしょうな…
そしてもちろん、レベルアッパーのせいで植物状態になってしまった人も、必ず全員元の元気な姿に戻したいんでしょう
だから木山先生は、何度も繰り返し「誰も犠牲にはしない」と口にしているんだと思います
ドクン…!
「ぐぅッ…!?う…ぐ…あ…!?」
「ちょ、ちょっと…!?」
「ネ…ネットワークが…暴走して…!?」
ところが木山先生が感情を爆発させたその時、気が昂ぶりすぎたあまりにネットワークの暴走を招いてしまうことに!
みるみる木山先生の体から離れて実体化し始めたネットワークの力は、なんだか胎児のような奇妙なモンスターへと姿を変えてしまいます
実体化して間もなく見境なしに暴れ出したモンスター。どうやらこいつがレベルアッパー編のラスボスのようですが…次回に続く!
いやあ…今回はなんというか、木山先生と子供達に100%肩入れして同情してしまう話でしたね
こんなに善良な人達が、なぜあんなドス黒くて腐った連中の食い物にされなければならんのか
しかしそんなクソ共とはまた違った意味で酷かったのが予告の御坂でしょうか
「木山の野望は私が挫く!佐天さんは私が助けてみせる!」
お前は今まで話の何を聞いとったのかと
アホか!アホかお前は!「木山の野望は私が挫く!!」ってどんだけ的外れなこと言ってんですか御坂は!
木山先生の野望=子供達を助けることなのに、「それだけは絶対に私が阻止してみせる!!」とか
もう本当にアホすぎて言葉もねえよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「佐天さんは私が助けてみせる!」っていうのも、先生は最初からちゃんと佐天を助けるつもりで、
初春にもワクチンプログラム渡してあるし、モンスターの問題はともかく、佐天が助かることは間違いないじゃないですか!
なんで今になって張り切り出したのか意味が分かりません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
なんかもうすげぇアホ予告だったな…予告の御坂は本編の御坂とは別人だということを祈りたい
(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN