■あにゃまる探偵キルミンずぅ
第3話 「ノラネコに恋されて!?」
(あれは夢じゃないのよね、私本当に犬に…)
「なーぎさー!!」
「きゃあああ!?カ、カスミ!?」
「なぁにボーッとしちゃって、彼のことでも考えてた?」
「彼…?」
「決まってるでしょ、”図書館の君”!」
冒頭の場面、ナギサが昨日の初変身のことを考えて物思いにふけっていると、「やあナギサ!さては恋の悩みをしているね」と
全然違う勘違いをした親友のカスミが抱きついてきました。どうやら前回会ったパルスのことを”図書館の君”と呼んで
ナギサとくっつけたがっているようですが…
「ち、違うってば!そんなの考えてない!」
「ホント〜?怪しいなあ、あの人すご〜く…あぁ!?かっこいい〜!!」
「た、確かにそうだけど…」
「ん?違うって、あれ!あの人カッコいい!」
ところがそんなパルスの話をしている途中で、「あんなところにもイケメンがいるぜぐへへ」と
あっさり話題を別のイケメンに移してしまうカスミ。こいつは単にイケメンなら誰でもいいだけか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
それにしてもまた見たことのない男性キャラの登場ですね、メインどころはみんな幼いのにサブキャラは意外と大人が多いなこのアニメ
「てぇい!(ばしっ)」
「チャーンス!だあーっ!」
どひゅーん
「あ、あー…」
「何やってんだよぉ!」
「ごめんごめん、探してくる!」
一方その頃、リコ達はケンやカノンも交えてバドミントンで遊んでいました。カノンってもっと「なに話しかけてきてるわけ?」みたいな
お高くとまったキャラかと思いきや、意外とみんなと一緒に遊んでたりするんですね
「よーいしょっと…!」
「うにゃああああああ!!」
「わあああああ!?」
「リ、リコ大丈夫!?」
「だ、大丈夫大丈夫、ブサネコがいただけ」
そして森の中に吹っ飛ばしてしまったシャトルを探しに来たリコでしたが、そこでなにやらメタボ体型でブサイクなネコと出会ってしまいます
「まったくきたならしいネコだぜ」とさっさとその場を去ろうとするリコ。しかしなぜかそのネコに気に入られてしまい
ブサネコはリコにぴったりついてきて離れようとしてくれません
「お待たせぇー!」
「な、なんだぁそのネコ?」
「え…つ、ついて来ちゃったの!?」
「にゃあああ〜んにゃあああ〜ん」
「ちょ、ちょっと重っ…!な、なんでそんなにスリスリするのぉ!?」
「あっち行けこのクソネコがー!」と必死にブサネコを追い払おうとするリコでしたが、
どんなに離れようとしてもブサネコは「くっくっく嫌よ嫌よも好きのうちなんだろ?」としつこくリコにつきまとってきます
結局その日は授業中までブサネコに追いかけ回されてしまい、リコは一日中ブサネコに悩まされる結果に…
「はー…はー…も、もう、ほんとなんなのよあいつ…!」
「お帰りなさーい」
「あっ!?ママ!」
そして放課後、やっとの思いでブサネコを振り切って家まで逃げてきたリコ。家のドアを開けてみると、そこには出張で出かけていた
ママが帰ってきていました。もう少しゆっくりして来るのかと思いきや、意外と帰りが早かったですね
「(もじもじ)」
「(もじもじ)」
「あ、あのう、ママ…ちょっと聞きたいことが…」
「…?」
それからナギサも交えてまったりティータイムとなりますが、3人はママにもキルミンのことを相談してみようと…
しかし変身できるようになった事実をそのまま伝えても、「変身とか何をバカなこと言ってんの?」と信用してもらえないのがオチです
なかなか本題を言い出せずにまごまごする3人でしたが…
「ふふ、キルミンでしょう?」
「ええ!?な、なんで分かったの!?」
「私達なにも言ってないのに!」
「ふふふ、匂いかな?でもパパには内緒だからね」
な、なんと!?リコ達が相談するまでもなく、キルミンのことはすでに知っていたママ!
てっきり適当に話を濁してお終いかと思ってましたが…すでにお見通しだったとは驚きです
考えてみれば、屋根裏のことはナギサ曰く家族みんなが知ってることだから、ママがキルミンを知っててもおかしくはないのか…
そんな中で一人だけキルミン知らない親父がなんか可哀相ではありますけど:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「「「キルミン!」」」
ぱああああああ
「わぁー!思った通り3人とも可愛いわ!」
「よかったぁ、ママ、私達キルミンのこと色々教えてほし…」
「ただいまぁー」
「あら、パパだわ…!キルミンの話はまた今度ね!」
そして変身した姿をママにも披露する3人でしたが、次の瞬間タイミング悪くパパの帰ってきた声が!
「ちょっ、ヌグミンすんぞヌグミン!」と3人はパパが居間に来る前に大慌てでヌグミンを…全裸くるーー!!
パパが玄関から居間にくるまで何秒もかからないはず、そうなれば3人はあられもないまっぱだかをパパの前に晒してしまうことに…
「「おかえりなさーい」」
っておいイイイイイイイイイ!!余裕で着替え完了!?おかしいだろ!
一体どんな早着替えをしたんだよ!おかしいだろ!おかしいだろおおおおおお
ヌグミンを期待させておいてキングクリムゾンとはやってくれますスタッフ
前回の風呂発言といい視聴者を釣るのがうますぎるぜ…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「「「♪おおブレ〜ネリ、あな〜たの仕事はなに〜♪わた〜しのおう〜ちはひつ〜じかいよ〜♪
♪おお〜かみ〜出る〜のでこわ〜いのよ〜♪」」」
「でぃぃぃやあぁぁぁあっほおおお!!ヴぉーとらっらっるぁ!!
ぎゃっほっヴぉーとらっらっるぁ!!」
そして次の日のこと、リコのクラスでは音楽の授業が行われていましたが、みんなで合唱する中でケンだけは
ジャイアン並みの壊れた歌唱力を披露していました
ケン…一生懸命なのは分かるんですが、クラスの全員があまりの殺人音波にもだえ苦しんでますよ!
「あぁ…!?」
「す…すてき…」
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何だってェーッ!? |
(C)渡辺保裕/新潮社 |
な、ななな…なんですかそのうっとり顔はカノンさん!?ミティミティの時もそうでしたが、今日もまたケンの奇行を見て
メロメロになってしまうなんて!どういう男の趣味してるんだよ!相変わらずヴラドニアの文化は理解できないな…
「にゃあお〜んにゃあ〜ん」
「ええ…!?う、嘘!ちょっと来ないでよぉ!」
そしてケンの超音波攻撃でグロッキーになっているリコへ、さらに追い討ちをかけるように登場したブサネコ!
まさに泣きっ面に蜂、今日もまたリコはブサネコに散々つきまとわれるハメになり、ロクに授業を受けられなくなってしまうのでした
「あーあ、なんだよあいつ…」
「ケン君!私にもバスケを教えてくれない?」
「ん?おうカノン、いいぜ!」
休み時間にみんなでバスケをしている最中にも、ブサネコの相手で全然みんなの中に混ざれないリコ。
ケンも「あいついつまでやってんだよ」と呆れ顔ですが、そんな中ついにカノンがケンを落としにかかったようです
恋のライバルのリコがいない中、カノンとケンの仲はどんどん親密に…こいつは面白くなってまいりました
「えいっ!」
スッパアアアン!
「へえ〜!やるじゃんお前!」
「ふふふ、ありがと!」
「リコよりすげぇかも!」
「えっ、ほ、本当!?嬉しいっ!!」
そしてバスケの腕前をケンに誉められて、嬉しさのあまり真っ赤になりながらケンに激しく抱きつくカノン!
やばいなカノン超かわいいな…正直ケンとのカップルで萌えるのは断然リコよりカノンだな…
カノン最高や!リコなんか最初からいらんかったんや!(えー
《えっ、ほ、本当!?嬉しいっ!!》
「はあ…」
「お、お母様、これは…!?」
「カノン、言い訳は聞きたくないわ。まったくあなたときたら…
自分の使命を忘れてしまったようね」
ところがその日カノンが自宅に帰ってみると、なんと母親が
隠し撮りしたカノンとケンのイチャイチャシーン上映会を開催していました。ゲェーッ!?
なんてことすんだこの鬼ババめ!こんなシーン親に隠し撮りされたなんて恥ずかしくて死にたくなるよ!
「覚えてるわよ…!おムコさんでしょ!?
お爺さまのような、純血種のアニマリアンのオスを見つけること!」
「おお嫌だ…オスだなんて下品な言い方をして。
いいこと?高貴な純血種であるあなたの相手は、
絶対に同じアニマリアンでなくてはならないの。選ばれし血を絶やさないためにもね」
こ、これは!?カノンがこの日本にやってきた理由がついに明らかになりました、アニマリアンだかなんだか知りませんが要するになんと
子作りのため!こ…子作りだとおおおおおおおお!?
この歳でもうあかるい家族計画のこと考えてるのかよ!とんでもねーぜカノン!この設定は恐らく格好のエロ同人のネタに:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
しかしアニマリアンっていうのはなんなんでしょうね、今回初めて出てきたフレーズですが、
狼男みたいに動物と人間の両方の姿になれる生き物とかそんな感じでしょうか?
「分かってるってば…!とにかく…心配しなくたって、ただの人間なんて相手にしないわよ!」
「…」
「ところで俺のキン○マを見てくれ、こいつをどう思う?」
「すごく…大きいです…」(えー
そんなカノン親子が不穏な空気をかもし出している一方で、リコはまだブサネコの襲撃に頭を痛めていました
なんとトイレに入ろうとしても「いいこと思いついた、お前俺の中で(以下略)」と、リコにいかがわしい事を強要するという
もうどうしようもない奴です。いい加減にしろこのクソネコめ!あんまチョーシくれてると三味線にしちまうよ!(えー
「ぐ…ぐぐぐぅっ…!今日こそ一対一で決着をつけてやる!キルミン!!」
ところがそんなブサネコにとうとう痺れを切らしたリコは、キルミンに変身するとタイマン勝負を申し込む!
もはや力づくでボコボコにして追い返そうと言うんでしょうか、気持ちは分かりますがあまり手荒な真似は…
「うにゃあ?」
「あのね!今日はあんたと話をしに来たの!分かる!?」
ってアレー!?(゜д゜;)「一対一でケリをつけてやるよ!」と言った次の瞬間「では話し合いを始めます」などと言い出したリコ!
お、おいおい、それはちょっと話の流れがおかしいですよ!まあ話し合いで解決できれば、それが一番いいんですけど…って
「くっくっく知るかよ俺様の子を孕みな」とリコの話を無視して、後ろからパンパンやり始めたブサネコ!
き、きさまー!!ブラッシュと同類の発情動物かよ!
まったくどうしようもない奴だな…誰か去勢を!一刻も早くこいつの去勢を!(えー
「はぁ、はぁ、はぁ…!あぁ!?行き止まり!」
「ちくしょう猫の子供なんて産んでたまるかよ!」と、必死にブサネコから逃げ出して裏路地へとやってきたリコ!
しかし路地の先には鉄格子のようなものが行く手を塞いでおり、この先一歩も進めない状態!
背後からはブサネコがもうすぐそこまで迫っています、どうにかしてこの格子を突破するしか助かる道はありませんが…
「はっ!?そ、そうか!ネコになれば!ぺろぺろぺろかいかいかい…
あ、あれ!?変わんない!」
「ネコの仕草を真似れば本物のネコになれる」という、前回見つけた変身法を試してみるリコでしたが、
なんと今回はなぜかまったくの不発!前回はリコも簡単にネコに変身できたのに…ただ仕草を真似るだけじゃダメってことなんでしょうか?
「うにゃあああ〜ん!」
「わぁぁぁ来たぁぁ!!えーとえーと、私はネコになるぅなりたいなれるぅ!
ネコぉネコぉネコぉネコぉ!ネコになるなりたいなる時なればなぁぁれぇぇぇ!!」
ぱあああああああ
ヤケクソで変身キター!!なんじゃこりゃ!完全に切羽詰まってメチャクチャに取り乱した結果、
すんでのところでネコへの変身を完了したリコ!ううむ…一体今のはどの辺が変身の起動キーになったんだろう
どうやったら変身できるのか余計分からなくなりましたな
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「ふう…ギ、ギリギリセーフ」
「にゃあああん!?」
「あのね、私を好きになってくれた事は嬉しいよ。でも私にはまだ、恋とか分かんないんだ…」
デブすぎて鉄格子を通れないブサネコを尻目に、「もうつきまとわないでください」と丁寧にお付き合いを断るリコ。
それにしてもそんなエロイ尻を向けて説得するのは逆効果だと思うんだが…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「辛いだろうけど、どうか私のことは諦め…」
「(すたすたすたすた)」
「あ、ちょ、ちょっとぉ!?まだ話は終わってないんだけど!?」
って…こ、これは!?なんと次の瞬間、突然リコへの興味をまったくなくしたかのように
スタスタと道を引き返して姿を消してしまったブサネコ!一体何が!?あれだけ執拗にリコに付きまとっていたのが、
急にこんなあっさりと諦めてしまうなんて…
「まあ…うっふふふふ。つまりね、その子はネコになったリコを見て、
自分の相手には子供すぎると思ったのよ」
「む〜…!どうせ子供だもん!子供でいいもん!」
うふふふじゃねええー!!ちょっと待ってくださいよ!これが話のオチですか!?
ネコの姿になったリコを見てみたら、まだ子供すぎて「こんなガキ相手じゃ子作りできねーな」と諦めて去っていったという…
お前さっきあれだけリコをバックから犯しといてよく言うよ!(えー
なんか話のオチとしてはちょっと微妙だったな…次回に続く!
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