■そらのおとしもの 第12話 「逃れること叶わぬ螺旋回廊(クサリ)」
・今更感がありますけど「そらおと」の感想の続きが見たいです〜
・そらのおとしものとレールガンはまだですか? 気長にまってます
・そらおと残り2話マダー?原作見てしまってると、最終話でニンフが騙されちゃうのはちょっと残念だったかな〜。
ようやくこのリクエストに応えられる日がやってきたか…
長かった…一期最終回までの残り2話を書いていないまま、長らく放置していたそらおとですが
この秋から二期が始まる前に、ささっと片付けておきたいなと着手することにしました
まあそらおと二期が始まるのは今週の水曜(しかも深夜)ですからね!それまでに片付けちまえばいいだけの話さ!
すでに放送の早い地域では二期が始まってるとかは言うなよ!そんなことは言うなよ!
世の中は常に神奈川を中心に回っておるのだ!(えー
神奈川で始まっていないなら、それは俺の世界では始まっていないということなのだ!わかったか!
「笑いなさい!」
「…?」
「顔だけでもいいからさ、笑ってみ!別に心から笑わなくたっていいんだよ、
まずは表情から真似して笑ってみ、ニコッて感じで!」
さてそんな久々のそらおとですが、今回の話は智樹がイカロスに笑顔を教えるシーンから始まります
話数を重ねるごとに少しずつ人間らしい描写が増え、「もっともっと人間らしくなりたい」と常々思っているイカロス。
智樹はそんなイカロスのリクエストに応えるために、こうして感情表現のコーチを買って出たみたいですね
「にやり」
「口で言ってもダメだっつーの!」
「にこり」
「お面でいいわけないだろーが!」
「はあ…というわけでそはら、どうしてもこいつ笑えなくてさ、何かいい方法ないかな」
「笑い方…?うーん、でも笑いって自然に出るものだし…」
ところが相変わらずの無表情っぷりはどうにもならず、さっぱり笑顔の作り方が上達しないイカロス。
「もうダメだわー俺の手には負えそうもないわー」と根負けしてしまった智樹は、そはらの下へ連れて行って助言を求めることにします
「あ、そうだ!イカロスさん、ちょっとバンザイしてみて!」
「バンザイ…ですか?」
「てーい!こちょこちょこちょ〜!」
「はっ…!」
「どう、くすぐったいでしょ!これでさすがのイカロスさんも…!」
「(ガタンガタンガタガタバッタン)」
「きゃああああ!?な、な、なに!?」
って…そはらも結局は大した案が思いつかず、脇の下をくすぐるという実力行使しかできないようです
ところがその時、突然何かがブッ壊れたかのようにガタゴト妙な大回転を始めたイカロス!
こ、これは一体…まさか故障!?エンジェロイドは脇の下をいじると故障してしまうのか!?
「くすぐったいみたいよ」
「ええ!?は、反応おかしくない!?」
しかしこれがエンジェロイド流「ヒャアーくすぐってえー!」だのポーズと発覚
無表情のままブンブンするのがエンジェロイド流なのかよ!まったく意味が分からんな…
しかしニンフも当然のようにこう断言してるってことは、ニンフをくすぐってもきっと同じ反応が返ってくるんだろうな(えー
「ダメだダメだ!何やってんだそはら!
お前のくすぐり方はなってない、俺が手本を見せてやる!」
「へっ、と、智ちゃ…(こちょこちょこちょ)あぁっ!?あ、や、やめ、あぁっ…!」
「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」
「ん、あぁっ!あう、ん、あ、ぬぉがあああああーーっ!!」
「はっ!?し、しまっ…うっぎゃああーーっ!!」
そしてなぜかそはらに向かってくすぐり攻撃を開始した智樹
何やってんだこの人!しかも思いのほかそはらがアンアン喘ぎまくるので、ますますもって強力にくすぐりまくりますが
そのうちブチ切れたそはらにボコボコにされるという…完全にイカロスほったらかしじゃねーか!
それにしてもアニメの女性キャラというのは、こそばゆい思いをすると性的に喘ぎまくるというのが常識なんだろうか…(えー
「どうすれば…笑えるようになるのかな…」
「うーん…あ、そうだ!」
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「なに?笑い方だと?」
「うん、何かアドバイスしてあげて!」
「…」
「…」
「………」
「………」
「………………」
「………………」
「はぁぁ…笑わない人に聞いてもムダだったみたいね…」
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「笑い方、ねぇ〜」
「はい…難しいです」
「ねえ、例えば会長はどんな時に笑ったりするの?」
「そうね〜、ハエ叩きで思いっきり叩き潰した時かしら、人間とかぁ」
「…」
「うふふふ、大笑いよねぇ〜〜」
結局智樹とそはらがアテにならないので、部長や会長に次々とアドバイスを求めるイカロス達。
しかしこいつらは智樹達以上にアテにならん存在でした(えー
部長はもともとイカロス並に全然笑ったことがない人物、
会長はというと「あー弱者を踏み潰すのってマジ快感だわー」という悪趣味な人物…どっちもまるで参考になりません
というか会長の鬼畜な性格って、あのクソムカつく空のマスターに通じるものがあるよな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「分からない…なんで、笑えないのかな…」
「感情プロテクトはとっくに解いたはずなのにね〜、アンタは戦闘に特化したエンジェロイドだから、
その辺の機能がアレなんじゃない?」
「私が…戦闘用だから…」
「ま、笑い方なんて簡単な事だし、そーんな悩まなくても…」
「簡単じゃない…だって私…ニンフが笑ったところも、見たことない」
「え…?」
そんなわけで笑い方がまったく分からないまま、ますます悩みが深まるばかりのイカロス。
もはや付き合い切れないニンフは他人事のように軽口を叩きますが、
そこでイカロスから「ニンフもまったく笑ったことがない」との発言が…
えっと…そ、そうでしたっけ、今までもこんな顔とかこんな顔とか結構笑ってたような気が…(えー
「は、はぁ!?なに言ってんの!?」
「見たことないわ」
「な…」
「もう…ずっと、ニンフが笑ったところ…見たことない」
「…」
「それに…最近は何かずっと思い悩んでいるみたい」
「…!そ、そうね、じゃあ一緒に考えましょ!どうしたら私達エンジェロイドが笑えるのか!」
慌てて反論しようとするニンフでしたが、イカロスが「あんた絶対笑ってない」と再び口にすると何も言えなくなってしまいます
そんなニンフの脳裏に浮かぶのは、あの腐った空のマスターにひたすら愛想笑いを浮かべる日々…
どうやらそんな生活を送るうちにニンフは、仮面のような笑いしか浮かべることができなくなってしまったようですな…
さらに「最近は何かずっと悩んでるよね」とニンフの心中をズバズバ突いて行くイカロス。
それを聞くなりギョッとしたニンフは、慌てて作り笑いを浮かべて会話を切り上げてしまうのでした
「あ〜ハラ減った、お〜いイカロス〜」
「はい、マスター(微笑)」
「へ…?な、な!?」
「おはようございます(微笑)」
ってアレェー!?翌朝智樹が目を覚ましてみると、台所にはまさに天使のような微笑みを浮かべたイカロスが!
なんだ夢か…早く目覚ませよ智樹(えー
冗談は置いといて、一体どういう魔法を使ったのかニコニコしまくりのイカロス…
何が何だか分かりませんが、智樹は可愛すぎるイカロスの笑顔にひたすら心臓ドキバクしてしまいます
「な、な、なななっ、な…!」
「マスター…」
(お、おち、落ち着け俺!相手は羽生えてんだぞ羽!)
「どうかしましたか…?」
「い、いや、なんでも…どぉっ!?」
(ち、乳!乳でけぇーーっ!!)
こうなると普段意識しないようなことまで意識してしまい、「こいつってこんな超おっぱいの持ち主だったっけ?」と
いつも通りなイカロスの胸にも激しく欲情してしまいます。というか普通なら「こいつってこんなに可愛かったっけ」と言うところで
乳の方ばかり意識するとはさすがそらおとと言ったところか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ま、ままま、待ちなさいっ!」
がしっ
「ん…?(ぺたぺた)あ、あれ!?なんだこりゃ!顔がガチガチに固まってる!」
「ありゃー、やっぱダメ?接着剤で顔ガチガチに固めてみたんだけどぉ」
「お、お前らアホかあああああ!!」
って何かと思えば接着剤かよ!そんなムチャクチャな!?
さっきの「どうやったら笑えるようになるか考えましょ!」って考えた結果がこれとは…
元々は「もっと人間らしくなりたい」って話だったのに、どんどん人間らしさから逸脱していってるじゃねーか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
《僕を見ても、もう微笑んでくれないんですか…?》
《ええ…》
《そうだ、僕とデートをしましょう!あの並木道を通れば、また笑顔になれるかもしれない!》
「ん…?デートで、笑顔…?ねえ智樹!いいこと思いついた、3人でデートしよ!」
「は、はぁ!?」
って…そんな中で趣味の昼ドラを見ていたニンフは、「デートをすれば君が笑顔になるかも」という
ドラマのセリフにすっかり影響されてしまいます。デートをすれば笑顔になれる…そう信じ込んでしまったニンフは、
「デートってのがなんだか分からないけどとにかく行こうぜー」と、強引に智樹達をテーマパークに連れ出してしまいます
(マスターとデート…なんだろう、私…わくわくしてる…)
「あぐぐ、よ、酔った…おぇぇぇ、気持ちわりぃっ…」
「大丈夫?もう、なっさけないわねぇ。ほら次行くわよ、立って智樹!(ぱしっ)」
「はっ…!?」
(今のは…なに…?動力炉に一瞬痛みを感じたような…)
しくじっちまった、どうりょくろをやられたみたいだ(えー
そんなわけでデートに繰り出した3人、ところがイカロスも最初はワクワクしていたものの
ふとした拍子にニンフが智樹の手を握った瞬間、「ちぃぃ!動力炉が持たんぞ!!」と
嫉妬で胸の動力炉にチクチク痛みを感じてしまいます
「わぁー!すごい、すっごーい!」
(はは、楽しんでるみたいだな)
「俺ちょっと茶でも飲んでくるわ、2人でのんびりしてていいからなー(すたすた)」
「えっ、あ…」
(…智樹…智樹が…私のマスターだったらよかったのに…)
って、今度はニンフが動物園コーナーを見てはしゃいでいる中、ちょっと息抜きに飲み物を買いに行った智樹。
ところが智樹に手を放されてしまったニンフは、それまでのはしゃぎようが嘘のようにしょんぼりした顔を…
お、おいなんてこった智樹モテモテってレベルじゃねーぞ!!
「あー喉かわいた」ってちょっと席を外したらこの落ち込みようかよ!2人はもう完全に智樹ラブラブになってしまったようですなぁ
「ねえ、アルファ…どうしてこの動物達、檻の中に入れられてるのかな…」
「さあ…」
「もしかしてこの檻って、私達の首輪みたいなものなのかな…」
「え…?」
「この子達も、ここから出られて自由になれたら…きっと嬉しいんだろうなぁ…」
って、ちょ、ちょっと…?そうしてイカロスと一緒に動物達を眺めていた結果、
もしかしてこの檻ブッ壊したらみんなハッピーになるんじゃない?と
物騒なことを言い出したニンフ!お、おいおい…この無垢な表情からしてまったく悪気はないようですが
動物さんたちはどうだか知らんけど、この動物園の職員さん達は一体どれほどの責任を追求されるか…(えー
「もし逃げることが出来たなら…智樹も喜んでくれるかなぁ」
「え…!?マスターが…マスターが喜ぶ…!?」
ドギュゴオオオオオ!!
「えっ!?ア、アルファ!?」
「マスターが…マスターが喜ぶ…!」
ゲェー!?ところがその時「檻を壊せば智樹が喜ぶ」という言葉を聞いて、即座に例の破壊神モードを起動したイカロス!
恋は盲目とはこのことか、智樹のために恐るべきパワーでみるみる檻を破壊してしまいました。それにしてもこの姿は
まるで北斗の拳第一話のケンシロウのようです(えー 北斗現れるところ乱あり…不吉な…
「ぐぎゃああああーーっ!!な、な、なんじゃこりゃあああーーっ!!」
そんなわけで動物園の全ての檻を破壊してしまったイカロスですが、飛び出した動物達はなぜか一斉に智樹を集中攻撃!
一体智樹が何をしたー!のんびりお茶をすすっていたらいきなり猛獣達の襲撃を受け、ボロ雑巾のようにされた智樹は
服を破かれ全裸で逃げ回るハメになってしまいます
「あ、あいつらだな!?絶対あいつらの仕業だな!?」
ドドドドドドドド!!
「お、檻に戻って!お願いみんな落ち着いてぇ!はっ!?」
「うおおおおおーーっ!!」
「は、裸!?いやぁぁぁーーっ!!」
ゲェー!?ところがその時、檻の前でオロオロしていた女性飼育員の前に飛び出してしまった智樹!
それもちょうど飼育員の目線の高さにアレが来るようなアングルで…ぎゃあああああ!!
その結果「全裸のポルノ野郎が動物園で暴走中」と智樹は警察に通報されてしまうハメに…
「なにィ!?園内で全裸の男が檻を壊して暴れているだとォ!」
《各車両は至急現場に急行せよ!
繰り返す!至急現場に急行せよォッ!!》
ブオンブオンバオオオオン!!
「チィィッ!新手のテロか!厳重警戒ッ!!」
ドッギュオオオオオン!!
「ざけやがってェェーーッ!!」
ギュラギュラギュラギュラギュラ
「畜生め!全弾撃ち尽くせぇぇぇーーッ!!」
ズドガガガガガガガ!!
ゲェー!?全裸男相手に一体どこまでやる気だよ!
なんだコレー!!園内に登場したポルノ野郎を成敗するべく、無数のパトカーが集結し、空母から戦闘機が出撃し、
頑強な戦車が町を突っ切り、さらに武装した歩兵部隊が銃撃で掃討するという大惨事に!
どれだけ重罪なんだ公然わいせつ罪…(えー もはや露出狂の生きていられる国じゃないな…
《本日のお昼過ぎ、テーマパーク内の動物園で
全裸の男が暴れ回るという事件がありました》
《ええ、いつかはやるだろうと思ってました》
《極刑よ〜!極刑を要求するわ〜!》
そんなわけで哀れにも「全裸で動物園を襲撃した不届き者」としてお縄を頂戴することになってしまった智樹。
そんな智樹に対する友人Mさんと友人Sさんのコメント酷すぎ
「いつかこうなると思ってましたわー」とか「これは極刑以外ないですわー」とかてめえらの血は何色だー!!
とんだ冤罪により堕ちるところまで堕ちてしまった智樹…果たしてここから這い上がる術は残されているのか…
「すみませんでした、マスター…」
「はー…!はー…!も、もういいだろ、帰るぞ!もう十分デートっぽいことしただろ!」
って、次のシーンではすでにイカロスが例のなんでも願いが叶うカードを使って智樹を助け出した後でした。
そういえばそんな便利アイテムがあったな…そのおかげで智樹はなんとか九死に一生を得たわけですが…
というか最初からこのカードに向かって「このイカロスを笑顔にしろー!!」ってお願いしたら
何もかも簡単に片付いたんじゃないか?:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン セコい気もするけど接着剤使うよりマシだろ!ねえ!
「でも…まだ足りないんじゃない?この本、デートの最後にはキスするものだって書いてあるわよ」
「がっ!?ア、アホか!キスってのはなぁ、心に決めた一人とするもんなの!」
「え…?そっか、一人としかできないんだ…ねえ、アルファ…私…してみたい」
「えっ!?」
「いいでしょ…?アルファ…」
って、な、なにぃ!?なんとその時「デートはキスをしないと終わらない」とキスをせがみ始めたニンフ!
バ…バカな!「いいでしょアルファ?」ってそんなにイカロス相手にキスがしたいのか…(えー
いや予想外だったわ…ニンフのやつ智樹狙いと見せかけて、実はイカロス狙いだったとは予想外だったわ…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「智樹…ん〜…」
「な、なっ…」
「う…ううっ…!」
ばさばさばさ
「あ、こ、こら!俺を置いて行くなぁーっ!」
えー、バカな冗談は置いといて、もちろんイカロスではなく智樹にキスをねだり始めたニンフ…
その光景を見るのが耐えられないイカロスは、いたたまれなくなってその場から飛び去ってしまいます
そして智樹の前に残されたのは目を閉じたニンフ一人…完全に頭がパニックになりながら、智樹が取った行動とは…
(ど、どうしたら…どうしたらいいんだぁ…!?)
「ん、ん〜…」
「…はっ!?ちょっ!ス、ストップ!」
ぼぐしゃー!!
「おがあーっ!?」
「じょ…冗談よ冗談!!」
「ぐがが…な、殴んなぁぁー!!」
ゲゲェーッ!?予想外にもマジでキスをしようとする智樹でしたが、
その瞬間にいきなり渾身の岩山両斬波を叩き込むニンフ!(えー
な、なぜそうなる!?智樹が本当にキスしようとするのも意外でしたが、それに対してまさかの岩山両斬波とは予想外すぎるわ…
いざキスの瞬間になってみたらドッと恥ずかしくなったってやつでしょうか、乙女心ってやつは分からんもんだなあ
「アルファに…悪いことしちゃった…」
ばっさばっさばっさ
「お、おい、ちょっと!」
(ごめんねアルファ…最後にもうちょっと、思い出が欲しくなっちゃっただけなの。
でも、もう十分…あんた達と過ごした時間、短い間だけど楽しかった…
大丈夫よアルファ…たとえ笑うことが出来なくたって、智樹がマスターならあんたのこと…
ずっと、ずっと大事にしてくれるわ)
そしてキスが未遂に終わった次の瞬間、ニンフは智樹を置いて空の向こうへ飛び立ってしまいます
そんな空の旅でニンフが思うことは、「今まで楽しかった」という今生の別れのようなことばかり…
まさかもう2度と智樹達の所には戻らない気なんでしょうか…?
「さよならアルファ…さよなら…智樹…」
そしてニンフが決定的な別れの言葉を残すと同時に、場面は今回のED曲へと突入していきます
そんなEDで流れる映像は、これまでにニンフが体験してきたさまざまな思い出の数々…
なんというか、まるでニンフの人生の走馬灯を映し出すようなこの演出…それが意味するものはやはり…
「さてと…どこにしようかな…」
ピッ…ピッ…ピッ…
「海…それとも人気のない山の中…どこかでひっそりと散ってしまえば、誰にも気付かれない…
いっそ、爆弾を抱えたままシナプスへ帰るのも滑稽でいいかもね…
そしたら私のマスターはなんて言うかしら…あはは、あはは…あははっ…」
そう、やはりEDの演出は、ニンフの死期が目前まで迫っていることを表していたのです
空のマスターと繋がれている忌まわしいニンフの首輪…なんとこの首輪は時限爆弾になっており、
「イカロスを空まで連れて帰ってこい」という任務が果たせなかった場合に備えて、爆発する仕組みになっていたのです
さっきイカロスが「最近ニンフはずっと悩んでるみたい」と言っていましたが、
その悩みの内容とは時限爆弾のタイムリミットが刻々と迫っていることに他ならなかったんですな…
あの空のマスターは一体どこまで腐った奴なのか…
ゴオオオオオオオッ!
「え…!?」
ドッボガアアアアアン!!
「きゃああああーっ!!」
「「んっふふふふふふふ…」」
「う…うぐっ…ガ…ガン…マ…!?」
って、ニンフが死に場所を求めてさまよっていたその時、突如として空から降ってきた謎の人影!
落下の衝撃でニンフを吹っ飛ばしておきながら、ニヤニヤと嫌な笑みを浮かべる2つの人影…見てみればそいつらの背中には羽が…
それにニンフの「ガンマ」という言葉からしてエンジェロイド・タイプγのお出ましということのようですな…
しかし放っておけば死ぬニンフの前に、わざわざこいつらが現れた理由とは…次回に続く!
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