5月13日


アニメ感想:遊戯王5D’s 第109話「アクセル・シンクロ!生来せよ!シューティング・スター・ドラゴン!」

「ハッハッハッハ!貴様のシンクロモンスター、貢ぎ物として確かに貰ったぞ!
 スターダストドラゴンを吸収した機皇帝ワイゼルの攻撃力は5000!」

(ぐっ…!どうすればいい…!スターダストが機皇帝に奪われてしまった今、
 オレはどうすれば奴に勝てる!?)

「愚かなる人類よ!機皇帝の前にひれ伏せ!定められた運命を受け入れるがいい!」

ドッバアアアアアン!!

「がああああーっ!!(LP3200→600)」

前回アクセルシンクロに失敗してからというもの、一気に形勢不利となりプラシドに苦しめられていた遊星!
頼みのスターダストはワイゼルに吸収され、さらにシンクロチューナーのフォーミュラシンクロンも撃破されてしまった状態…
もはや遊星を守るのはたった1体の守備モンスターのみ、ライフもわずかで手札も1枚だけ…
何ひとつ逆転の手段がないまま、風前の灯としか言えない最大のピンチを迎えていました

(くっ…!今のオレの手札に、逆転の一手はない…!デッキよ応えてくれ…!
 スターダストを機皇帝から奪還する一手をッ!!)

「オレのタァァァーン!!」

シュパアアアアン!!

「よし!!」

って、ここで遊星のデスティニードロー炸裂!「このドローに全てが懸かっている!」という遊戯王ではよくある光景ですが、
とはいえ目の前の問題はあまりにも山積み…スターダストの奪還、フォーミュラシンクロンの復活、
これを一度にクリアしてアクセルシンクロに持っていけるカードだなんて、そんなものが遊星のデッキに存在するのか…?

「オレはレスキュー・ウォリアーを召喚!
 バトルだ!レスキュー・ウォリアーで機皇帝ワイゼルを攻撃!」

「攻撃力1600…それで機皇帝に攻撃だと?」

「レスキューウォリアーが攻撃する時、オレへの戦闘ダメージは0になる!
 そしてレスキューウォリアーが戦闘で破壊された時、
 相手フィールド上に存在する自分のカードのコントロールを取り戻す!」

「なに!?」

「我が下へ戻れスターダストぉぉッ!!」

ゲェー!?なんかすげぇ都合のいい設定のカードが来ちゃったよ!(えー
”破壊された時に相手から自分のカードを取り戻す”という効果を持つレスキューウォリアー!
こいつでワザと機皇帝ワイゼルを攻撃することにより、ワイゼルに奪われていたスターダストは遊星のフィールドへ帰還!
正直今日以外にこのレスキューウォリアーって使う機会あんのかと激しく疑問なんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
あるとすれば牛尾さんのゴヨウガーディアンに対してとか?牛尾さんが再び遊星の恐るべき敵となって…うん…ないな…(えー

あとテンション上がりすぎて「我が下へ戻れ!!」と口走る遊星が恥ずかしいよ、すごく恥ずかしいよ!「我が」はねーだろ「我が」は!

「さらにネクロリンカーの効果発動!このモンスターをリリースすることで、
 墓地のチューナーモンスター1体を特殊召喚する!蘇れフォーミュラシンクロン!」

そして今度は、さっきから遊星のフィールドにいた守備モンスター・ネクロリンカーの効果を発動する遊星!
こいつは自らを犠牲にして墓地のチューナーを蘇生する効果があったようで、さっきやられてしまったフォーミュラシンクロンもこれで復活!
割とあっさりアクセルシンクロの準備整っちまったなオイ!
(えー  しかし、いくらスターダストとフォーミュラシンクロが揃ったとはいえ
やはりアクセルシンクロを成功させるには遊星の精神が一番のカギになるわけですが…

(なんとかスターダストを取り戻すことは出来た…だが、アクセルシンクロは出来るのか…?
 一度失敗したものを、成功させることが出来るのか…?
 いや…恐れるな…!なんとしてもやるしかない!己の力とカード達を信じるんだ!)

「フン!己の無力さを思い知るがいいッ!!」

ブオオオオオオオ!!

「な、なに!?」

って、遊星がアクセルシンクロのための覚悟を決めたその時、なんと突然自分の周囲に巨大竜巻を発生させたプラシド!
遊星も竜巻の中心にすっぽり収まってしまうほどの大きさ、しかし竜巻の内側にいる遊星に直接被害はなさそうですが…?
って、もしかして竜巻の壁でアクセルシンクロを邪魔しようというのか!?あんた一体どんだけアクセルシンクロ怖がってんだよ!

「貴様に機皇帝は倒せない!それは運命によって決している!」

「違う!運命は自分自身の手で切り開くものだ!」

「ハハハハハ!運命とは、全能なる神のみが書き記すことを許された禁断の書物だ!
 貴様ごときが自由に出来るような代物ではない!」

「オレはそんなものなど信じない!一人一人の人間が、自らの意志に従い歴史を
 築き上げてきた!その意志が大きな流れとなり、人類全体を進化へ導いてきたんだ!」

「その進化を欲した人類が、結局手に入れた物とはなんだ?
 自分達を破滅へと導く道具じゃなかったのか!モーメント開発者の息子よ!」

「ぐっ…!」

そして竜巻による妨害だけでは飽き足らず、さらに遊星への言葉責めで精神的に追い詰めようとするプラシド!
まったくこいつは…そこまでしてアクセルシンクロを使われたくないんでしょうか、運命がなんやらとデカイことを言ってはいますが、もう私には
「チクショオオオオ!!俺は実はアクセルシンクロ使われたら一瞬にして死ぬぞオオオオ!」と言ってるようにしか見えません(えー

「もう二度と…!ゼロリバースのような悲劇は繰り返させない!
 そのためにも、必ずこのオレの手でシティを守ってみせる!!(ビカアッ!)」

「(カアアアア)おお…遊星、勝て!」

「(カアアアア)オレ達がついてるぜ!」

「(カアアアア)遊星!」

「(カアアアア)あ…遊星…!」

「今のオレには…仲間との絆がある!!」

そして今度はプラシドの言葉責めを力強く振り払った遊星!それと同時にシグナーの痣が輝き出し、同じ痣を持つ仲間達との激しい共鳴を開始!
そんな共鳴を通して仲間との絆を強く感じた遊星は、それに背中を押されるようについにアクセルシンクロを開始する!

ギュイイイイイイイイン!!

(オレの体が…スピードの世界に溶けていく…風とひとつに…クリアマインド…!)

見えた!見えたぞ!
水のひとしずく!!
(えー

「レベル8シンクロモンスター・スターダストドラゴンに!
 レベル2シンクロチューナー・フォーミュラシンクロンをチューニング!
 集いし夢の結晶が、新たな進化の扉を開く!
 光差す道となれ!アクセルシンクロ!!
 生来せよ!シューティング・スター・ドラゴン!!」

ドッギュオオオオオオン!!

ついにきたああああああ!!プラシドの竜巻をものともせずに弾き飛ばし、ついに発動した遊星のアクセルシンクロ!
そうして生み出されたシューティングスタードラゴンは、辺りにたちこめていた暗雲をも吹き飛ばして
まさしく光差す道となって遊星たちの前に降臨!おお…これこそまさに遊星の真のエースモンスターと呼ぶに相応しいですな

「な…!なんだ…!これは!?」

「これがオレの新たな力!シューティングスタードラゴンだ!!」

そんなシューティングスタードラゴンの神々しい姿にプラシド驚愕!それにしても遊星さん嬉しそうですね(えー
デュエル中に笑うなんて滅多にない遊星がこれほどニコニコするとは…
やはりアクセルシンクロの名前が初めて出てから、実際にこうして使うまでにリアル時間で8ヶ月以上もかかっただけに
「やっっっっとお披露目できたぜこんちくしょー」と喜びに打ち震えているんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それにしてもこのアクセルシンクロの発動シーン、専用の挿入歌まで用意されていてバックにはそれが流れまくっているんですが、
♪行くぜクリアマァァァインッ!!というノリのいい曲で結構シャウトしたりするので
気が散ってクリアマインドどころじゃねえ曲だと思うのは俺だけでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というかクリアマインドって要は心を無にするってことだろ!「行くぜクリアマァァァァインッ!!」って行けるわきゃねー!!(えー
なんて雑念が入りまくりの曲なんだろう…まったくカオスすぎるぜ…次回に続く!

(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS


5月12日

アニメ感想:爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア 第10話「ラビリンス」

「決めた!!私も…ワンダーレボリューションに行くわ!」

「ホ、ホワッツ!?ルノ、本気なのですか!?」

「本気よ!もう決めたの!」

超久々のルノ回キター!!きたよ、やっときたよ!第2話以来さっぱり出番がなくなって
この2ヶ月の間完全放置を食らっていたルノですが、今回ついにそんなルノにスポットが当たるメイン回が!
どうやら大人しくダンを待ち続けるのに痺れを切らしたようで、自分も爆丸の世界・ワンダーレボリューションに乗り込む気のようで…
しかしやる気になったのはいいですけど、そんな異世界に一体どうやって行くつもりなのか…

「ルノ!ジュリィ!お久しぶり!急にこっちに来るって言うからびっくりしたわ!」

「ハーイ!」

「アリス!実はさ、ミヒャエル博士にお願いがあって…」

とか思ってたらアリスキタキター!!うおおおおついにいいいい!
なんと異世界に行くためにルノが訪れたのはアリスの家!祝アリス2期初登場!ばんざい!
そういえばアリスの祖父ミヒャエルは、もともと人間界と爆丸の世界を繋ぐゲートの研究をしていたんでしたっけな…
1期ではそんなゲートを初めて開いた時にナーガと接触して、ハルゲーなんて変態ジジイにされてしまったわけですが…

「お祖父様ー!!」

「ん?どうしたアリス?」

「大変なの!ダン君達がまたヴェストロイア…ううん、ワンダーレボリューションに行ってしまったんですって!」

「なんじゃと!?」

「ルノの話だと、ワンダーレボリューションは異次元から来た人達に侵略されているって…」

「なるほど…そういう事じゃったか…実は二度と開くはずのなかったワンダーレボリューションへのゲートが、
 ここ最近になって不安定になり始めてな…ワンダーレボリューションで何か異変が起こったのではと、
 考えているところだったのじゃ」

「あ…それでお祖父様は次元転送システムを修復していたのね…」

ふむ、どうやらちょうどタイミングのいいことに、ミヒャエル博士は爆丸世界への転送システムを調整していたようですね
博士もここ最近で爆丸世界に異常が起こっていることを察知して、それを調査するつもりだったようで…
しかしそんな転送システムもまだまだ不完全…一期の時も、ナーガの力で生まれた時空の歪みと偶然繋がったようなもんだったしなあ

それにしても、爆丸の世界は一期ではヴェストロイアって呼ばれでましたが、
二期ではワンダーレボリューションって名前になったんですね。うーん…ドラゴが一期の最終話で
崩壊したヴェストロイアを再構築したから、その時に名前も変わったんだと思うけど…ややこしい設定だなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「えっ!?ワンダーレボリューションに行けないって…そんな!」

「次元転送システムは不完全なのじゃ…まだ小さい人形ひとつ転送することができんのだ、人間などとても無理じゃ…」

「バット!一か八かやってみなくちゃ分からないです!」

「ジュリィ君…科学者に一か八かはないんじゃよ、残念じゃが諦めてくれ…」

「そんな…せっかくここまで来たのに…」

そして博士を頼ってアリスの家までやってきたものの、転送システムが全然使えないことを知らされてしまうルノ。
せっかく長旅までしてやってきたというのに、これにはルノもショックを隠せないようで…
そういえばアリスってロシア在住でしたから、パッと来たように見えても遠路はるばるってレベルじゃないもんなあ

それでも「無理だから帰ってくんない?」と追い返すには忍びない博士は、せめてものおもてなしをしようとルノ達にごちそうを振舞うことに…
しかしさすがにロシアだけあって、当然のように食卓にはボルシチが並んでますな


(C) 2010 吉野弘幸・佐藤健悦・チャンピオンRED/聖痕のクェイサー製作委員会

フクースナ!!この食卓は
俺の心を震わせた!!
(えー

「(かちゃかちゃ)ふふふ、こうしているとルノのお店で働いていた時の事を思い出すわ」

「あは…そうね」

「あ…ダン君の事が気になるの?」

「べ、別に…!私を置いて勝手に行っちゃう奴の事なんか…!」

「あっ…」

「うっ…うっうっ…うう…」

「ごめんなさい…聞くまでもなかったわね…」

しかし食事の最中は明るく笑っていたルノも、アリスと二人で皿洗いをしている最中に泣き出してしまうことに…
アリスと博士に気を使って明るく努めていたようですが、やっぱりダンの名前を出されると寂しくて仕方ないようで…
ああ、まったくダンの奴、こんなにいい嫁がいるというのに異世界をぶらぶらするとは。異世界なんざ見捨てちまえばよかったんや!(えー

「ル、ルノ、ホントに本気なのですか!?」

「しつこいわね!もう待ってるだけはイヤ…私もワンダーレボリューションへ行くわ!」

しかしその後アリスと博士が寝静まった頃、なんと勝手に博士の研究室へ潜入してしまうルノ!
目的は言うまでもなく次元転送システム…もはや未完成だろうとなんだろうとこれしか望みがないルノは、
「成功率なんて単なる目安だ!あとは勇気で補えばいい!!」
博士が寝ているスキに機械を起動させるつもりのようで…

「え、えっと…こっちがあっちで…あっちがこっちで…」

ギュイイイイイン!

「ジュリィ、いいわよ!」

「あ、あとはこの転送スイッチを押すだけですね…バット…や、やっぱり考え直すね!ルノ、ベリーデンジャラスね!」

「いいから早く!ミヒャエル博士達に気づかれちゃう!」

「で、でも…」

「(バタバタ)こ、これは…!?何をしている、今すぐやめるんじゃ!」

そしてルノを転送装置に入れてシステムを起動したジュリィでしたが、最後のスイッチで躊躇しているうちに博士がその場へ乱入してしまう!
すぐにこんな無茶な真似はやめさせようする博士でしたが…それにしてもジュリィ、「えーっとうーんと」と悩みながらも
こんなワケの分からんシステムをピッポッパッと起動してしまうとは、なにげに凄いことやってますな…

「お願い!ジュリィ!」

「ダメよ!ジュリィ!」

「え…う…」

「ダンに…!ダンに会いたいの!!」

「…!オーケー…ルノ!!」

ギュオオオオオオ!!

「あっ…きゃああああーーっ!!」

「ああっ…!?」

「き…消えたです…」

「せ…成功したのか…!?」

スイッチを押すかどうか葛藤を続けるジュリィでしたが、ルノの一言が決め手となってついに転送をスタートしてしまう!
そして一体どういう奇跡が起きたのか、人間界から消えて爆丸世界へと旅立っていったルノ!
なんと…人形で試した時はまったく転送できなかったのに…もしかして素人のジュリィが適当にいじったから
偶然システムの設定が上手くいったとかそんなんでしょうかね?

「あっ…!ダン!!」

「えっ!?ル、ルノ!?」

「ルノさん!?」

「な、なんでお前がここに…!?」

そしてワンダーレボリューションにやってきたルノが現れたのは、なんとダン達のいるまさに目の前!座標合わせまで完璧だったのかよ!
ジュリィは一体どんだけ神がかった設定を…(えー
ともかくあれだけ待ち望んだ瞬間が訪れたルノは、もはやいてもたってもいられないようです
事情を説明するより先に、ダンに駆け寄って抱きついてしまいます。ひょー

「ダンのバカ…!心配…!心配したんだから!」

するーん

「えっ…!?」

「あ…あぁ…!?」

ってアレェーーッ!?なんてこと!よくよく見てみたらルノの姿は半透明!
ダンに抱きつこうとしたその瞬間、体がダンを素通りして後ろへすり抜けてしまいました
これはまた…上手く行ったかのように見えた次元転送も、やっぱり何か不具合が発生していたということでしょうか

「ぬう…いかん…!やはり転送は失敗だ!」

「ええっ!?」

「ホ、ホワーイ!?でもルノはいないです!」

「彼女は次元の狭間に落ちてしまったのだ…ゲートが完全に閉じてしまう前に助け出さねば、
 人間界へもワンダーレボリューションへも行けず、永遠に次元の狭間をさまよう事になる!」

「なっ…そんな…!?ミヒャエルの爺さん!どうやったらルノを助けられるのか教えてくれよ!」

「む…!?ダ、ダン君、聞こえるのか!?」

な、なんと…些細な失敗かと思いきや、ルノは相当やばい危機に陥ってしまったようです
今の半透明状態を早く何とかしなければ、一生このままどちらの世界にも行けない孤独な存在になってしまうという…
しかしルノが次元の狭間に落ちたせいか、人間界と爆丸世界でお互いの声が通じるようになるという副産物が生まれたようで…

「ダン君!これから言うポイントにルノ君を連れてきてくれ!」

「わ、分かった!ついて来いルノ!」

「う、うん!ごめんダン…なんだか迷惑かけちゃって、私…何しに来たんだろう…」

「気にすんなって!俺達だってルノ達を置いて来ちまって悪かったな!」

「俺がそうしろと言ったんだ、すまなかった…!」

「あは…」

そして博士からの指示を頼りに、別の場所で開いたままのゲートへルノと一緒に向かうダン達!
結局ルノがダンに会えたのは少しの間だけ、しかも迷惑をかけてしまって申し訳なさそうにしていますが…
しかしダンも、ルノを向こうに置いてきてしまったことを素直に謝ります。おお…
これについては私もずっとダンのバカヤローダンのバカヤローと思ってたので、これでようやくダンへのわだかまりがなくなったって感じですね

「おおっとそこまでだ…!ここから先は行かせないぜ?」

「ちっ…!シャドウか…そこをどけッ!!」

「はッ…どかしたかったら力づくで来なァ!!」

ところがゲートへと向かうダン達の前に、それを妨害すべくHEXの幹部・シャドウが登場!
こいつ…どうやらルノを元の世界に帰さないつもりのようですが、なぜそんな真似をする必要が…?
って、どうやらそれはHEXを束ねる最高幹部・プリンスハイドロン
「なんかよく分からないけど、あの女は帰りたがってるみたいだからとりあえず邪魔しよう」
ダン達への嫌がらせにシャドウへ命令を下したからだったという…なんだそりゃー!!
やることがずいぶんとセコい最高幹部だなオイ!どうもプリンスハイドロンはお坊ちゃんキャラみたいだし、最高幹部ってのも名ばかりみたいだな…

「ダンさん!ここは、この男・マルチョにお任せを!」

「すまねえマルチョ!ルノ行くぞ!」

「う、うん!」

ドガアアアンバゴオオオン!!

「うぐああーーっ!!」

「ダ、ダン!」

「ぐっ…俺の事はいいから早く行け!ゲートが閉まっちまう!」

なんとかマルチョが加勢に来てくれてゲートへ急ぐダン達ですが、シャドウの激しい攻撃の前にダンが吹き飛ばされてしまう!
傷だらけになりながら痛みにうめくダン、しかしもう次元のゲートはすぐ目の前…
ともかく今はルノの事が第一としたダンは、心配そうな顔をするルノをどやしつけてゲートに行かせるのでした

「ごめんね…ダン…!」

しゅうううううん

「さて…再び戻ってこられる保証はない。ガス、お前はついて来なくていいのだぞ」

「いいえ…スペクトラ様の行くところならどこへでも」

「おたく達何してるのさ?地球へ行けなんて命令、
 プリンスハイドロンからは受けてないと思うけど?」

「リンク…!そう言うお前こそ何故ここにいる」

「ふふふ、おたく達を二人っきりにすると良からぬ事を考えそうだからねえ」

「勝手にしろ…行くぞガス!」

しゅうううううん

ところがルノがゲートを通って行ったその時、HEXのメンバーであるスペクトラガスリンクまでもが続いて突入してしまうことに!
こいつら人間界に行って一体何を…どうやらスペクトラとガスは、プリンスハイドロンへの忠誠が「あのお坊ちゃんマジうぜーわ」
かなり薄いみたいですが…こいつらは何か別の思惑があって動いてるのか?リンクはそれを監視しにやってきたって感じですね

どうやらHEXも一枚岩ではないようで…しかし「お前ら二人っきりにすると何し始めるか分かったもんじゃない」って、
ガスはいつもスペクトラに「地獄の底までついて逝きます!!」的なことを言ってるような男なので、こいつらを二人っきりにすると
「(ホモ的な意味で)何し始めるか分かったもんじゃない」って言ってるようにしか聞こえない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「なっ…!あ、あいつらルノを!待てええええーーっ!!」

しゅうううううん

ゲェー!?ところがなんと、そんなスペクトラ達を追ってダンまでもがゲートの中に!
お前まで人間界に行くつもりかよ!どうやら次回からはマジで人間界編が始まるようです。うっひょおおおおお

・遂に来週は爆丸にルノ、ジュリイ、アリスが再登場しますね。感想が7話までしかありませんが
 お切りになってしまわれたのでしょうか? by ka
・爆丸、まさかの超展開でなんだか楽しくなってきましたね
・地球に帰ると思ったら今度はマルチョとシュンが置いてきぼりにー!
・初めまして、初めて投稿させていただきました。なぜ今回投稿させていただいたのかといいますと
 今週の爆丸にルノが出ていたからです、ぜひ確認してください。最後に、いつも楽しくこのサイトを閲覧させていただいてます
 これからもがんばってください by いお

そしてこの拍手コメントの反響の多さ、ルノ達一期キャラが登場するとやっぱりみんな嬉しいみたいですね。私もまったく同じ気持ちです
今回マルチョやシュンは爆丸世界に置いてけぼりになってしまったわけですが、
別にもうこのままずっと人間界編でいいんじゃなかろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
マルチョは犠牲になったのだ…アリス達の出番を増やす因縁…その犠牲にな…(えー  次回に続く!

(C)SEGA TOYS/SPIN MASTER/BAKUGAN 2 PROJECT・テレビ東京


5月11日

・お嬢の件で、自分の思っていたことの大半が書かれていてちょっと驚きましたw
 秋は二期になって描写とかあからさまに贔屓され始めたのがちょっと・・・ですね。
 土門と一之瀬とのそれっぽい描写がなかったらまだ納得いったのですが。
 まぁもし、海外での調査を終えて帰って来たら、また状況変わるかも知れませんし、諦めちゃダメですよ!

ああ…なんという暖かいお嬢派仲間の励まし!ありがとうございます、ちょうど今月のアニメディア読んだらイナズマのアフレコ現場漫画で
ヒロイン三人娘:秋、春奈、冬花お嬢の名前がすでに消えていて号泣した直後なだけに
優しい言葉が傷口に染み渡るようです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そうそう、お嬢と言えば姉に頼んでいた目次イラストが先日完成したみたいなので、
さっそく感想まとめページに置かせてもらいました。やったー!へーい!
しかし「円堂とお嬢が合気道してる絵描いて」と言ったのが、なんだかよく分かってなかったみたいですが
要するに二人が手を繋いでるとこ見たいなぁぐへへっつーことだったんだよ!(えー
「必殺技の練習か!ようし!」とやる気満々で手を握る円堂と、「れ、練習じゃしょうがないわね…」と顔を赤らめるお嬢…はぁはぁ
まぁそういう脳内妄想だったということで勘弁してください:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京





アニメ感想:夢色パティシエール 第25話「さよなら樫野」

さて、こちらもプリキュアに続いてずいぶん久しぶりとなってしまった夢パティ感想です
皆さん覚えているでしょうか、前回樫野が大量の敗北フラグを立てまくった内容のことを(えー
まあ一言で言うなら、準決勝を前にナーバスになった樫野がショコラを泣かしてハァハァという感じだったんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかく今回はその準決勝、チーム小城との決戦の日であります

《準決勝の課題はチョコレートケーキ、テーマはLOVE、制限時間は3時間!
 では用意…スタート!!》

「よし、お前達はザッハーマッセを頼む!俺はショコラーデングラジズユールをやる!」

「分かった!」

そして調理開始とともに仲間へテキパキ指示を飛ばす樫野!しかしえーと…何言ってるのかまったくワケ分かりません(えー
ショ、ショコラーデン、グラ、グラ…??日本語でおkとはこういうことを言うのだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「え、えっと…な、何しろって?」

「あのな…お前らはザッハトルテの生地!俺はコーティングのチョコ!!」

そんな樫野に「ごめん今なんてったの?」と尋ねるいちごがあまりにも俺すぎて困る(えー
ああ、ザッハーマッセはザッハトルテの生地、ショコラーデングラジズユールはコーティングのチョコって意味だったのか…
「そんなことも知らんのかこのボケ」といちごに呆れる樫野でしたが、すいません…俺もいちごもホント無知ですいません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「うふふ…さーて佐藤、塩谷、それじゃあ美味しいザッハトルテを作るわよぉ」

「えっ!?そ、そっちもザッハトルテ!?」

「んふふふ、気になる?いいわよ大サービス!
 私の作るケーキを見せてあげるわぁ〜!(ばっ)どーお、素敵でしょう?」

「な…!?」

「に、似てる…!似すぎてる!」

「あれは…どう見てもいちごちゃんのを元にアレンジした物だよ!」

ところが相手側のチーム小城も、今回作成するケーキはなんとザッハトルテ!お題は単なる「チョコレートケーキ」のはずなのに…
さらには完成予想図をいちご達に見せびらかす美夜でしたが、そのデザインは今いちご達が作ろうとしているものとモロに瓜二つ…
そう、実は美夜は「いちご達のデザインをパクッて最高級の材料で作る」という作戦のために
いちごのクラスメートである鮎川を買収して、あらかじめいちごに接触させていたのです。きたねー

「お嬢様、遅れてすみません」

「うふふ、待っていたわ。先生!たった今、チーム小城の4人目のメンバーが到着しましたわ!」

「そ…そんな!?鮎川さんがチーム小城のメンバー!?
 あ、鮎川さん、どうしてこんな…」

「なんのこと?」

「だ、だってあれ、私のデザ…」

「言いがかりはやめて!証拠でもあるの!?」

お、おんどりゃあああああああ!!
さらにはゆうゆうとチーム小城に加わって調理開始した鮎川!「コノヤローよくもぬけぬけと」とすぐさま抗議するいちごでしたが、
鮎川はそんないちごの言葉をまったく聞く耳もちません。それどころか「証拠でもあんのかよ!証拠でもあんのかよ!」
犯罪者お決まりの開き直った主張を始める始末。クソッタレーー!!
盗っ人猛々しいとはこのことか…マジ恥知らずにも程があります、ともかくこの作戦でいちご達のモチベーションは大幅に削られてしまうことに…

ざわざわ ざわざわ

「両チームともザッハトルテ…先ほどの彼らの話が本当なら、不正が行われていた可能性もありますね。
 理事長、どうしますか?」

「これぞまさしく”甘い戦争”ですねえ…ザッハトルテはオーストリアのウィーンで生まれた銘菓、
 しかしあまりの人気によって、その名前の所有権を巡って裁判が起こされたほど…
 その裁判は七年にも及び、”甘い七年戦争”と呼ばれたとか…
 ですがその後、ザッハトルテは世界中に広がりました。ぶつかり合った末に何かが生まれることもあるのです」

そしてここで本日の豆知識タイム発動。ザッハトルテの波乱万丈な歴史について語り始めた理事長ですが、
結局言いたいことは「まあ鮎川はとりあえず無罪ってことで」ということなので
今回ばかりは私も豆知識タイムをありがたく思えません(えー

「ど…どうしよう…私…」

「今は済んだことよりも、先のことを考えよう!ケーキのデザインを変えようか…?」

「今からじゃ無理だ!もう時間がない、予定通りやるしか…ん!?これは…38℃!?」

「樫野!?グラサージュフォンダンショコラの温度は32℃を絶対に超えちゃいけないのに!
 何をやってるんだ!」

「そんなバカな…!火の強さにだって異常はない、どうして…!?」

ところがその時、調理中のチームいちごに新たなトラブルが!コーティングに使うチョコを湯煎して溶かしていた樫野でしたが、
いつの間にかその温度は許容範囲を遥かに超えていたという…湯煎の火力には細心の注意を払っていたはずなのに、
どうして樫野はこんなミスを犯してしまったのか…?

「…?向こうはなんの騒ぎ?」

「うふふ…彼らの調理台めがけて、強い温風が吹きつけるように暖房を調整しておきました。
 チョコレートは温度管理が重要ですから」

「まぁ…!良くやってくれたわようこ、あなたは本当に気の回る人ねえ」

ユダ様は本当に頭のいいお方って、き、きたねぇぇぇぇっ!
なんと調理前からエアコンの風向きを調整し、いちご達の温度管理を妨害していた鮎川!汚すぎるぜこの女!
そんな鮎川の策略を聞かされて、「ヒャーあんたって本当に使える子ね」と手放しで喜んでる美夜もダメすぎます。チーム小城性根腐りすぎだろ

「…!?この調理台めがけて風が吹いてる!しかも暑い!」

「誰か!エアコンのスイッチを消してくださいッ!!」

ブオオオオン…

「止まった…でもチョコが…」

「も、もう一度冷やせば…」

「ダメだ…チョコレートは一度高温になってしまったら、味が格段に落ちる…!」

その時、ついにエアコンの異変に気づいて温風を止めさせた花房達!しかし、一度温度を変えられたチョコはもう完全に手遅れ…
このまま使えばクソまずいザッハトルテにしかならず、かと言って最初からやり直す時間はもう…

「先生!アクシデントや!この勝負は無しや!」

「甘えたこと言わないで!環境はいつも同じとは限らない。
 気温や湿度を考え、湯煎の温度や時間を変えたり冷却を加えたり…
 色々な挑戦をしながらスイーツを作る、パティシエールにはそういう事も必要なんじゃないの?」

お、お前が言うなあああああーー!!
なんという恥知らず!いちごの友達が仕切り直しを主張し始めたのに対して、
「環境はいつも同じとは限らない(キリッ)」と涼しい顔で反論する鮎川!こいつ自分でやっといてよくもそんな事を!

フン!くだらんなあ〜〜〜
正々堂々の勝負なんてなあ〜〜〜!!
この鮎川の目的はあくまでも勝利!
あくまでもトーナメントを勝ち抜くこと!
どんな手を使おうが最終的に…
勝てばよかろうなのだァァァッ!!
鮎川!てめーの精神はッ!!
畑に捨てられ
カビがはえて
ハエもたからねー
カボチャみてーに
腐り切ってやがるぜーーッ!!
(えー

「…ダメだ…!これじゃあ…負ける…!」

「も、もう一度やり直そ!急げばまだ…」

「もう間に合わない…!!」

「…(ぱしっ)」

「…?」

「樫野の手は…いつもチョコレートの香りがするよね?私達知ってるんだよ、
 樫野が毎日毎日一日も欠かさずテンパリングの練習してること…それってすごい愛だと思う」

「愛…?そんな大したもんじゃ…」

「樫野はチョコレートが大好きなんだよね、好きじゃなきゃそこまで出来ないもん。
 樫野は愛なんて分からないって言ってたけど、立派な愛情持ってるじゃない」

「…君みたいなチョコレート馬鹿は滅多にいないよ、少なくともこの学園では間違いなく一番だ」

「そうだよ、いつもチョコだらけになってるその手が何よりの証拠だよ」

「花房…安堂…」

もはやこの時点で負けは確定的となり、とうとう調理の手を止めてしまった樫野。
しかしいちごは優しく樫野の手を取って「諦めたらそこで試合終了だよ」
もう一度最初からやり直すことを提案します。花房や安堂もそれに同調し、3人で樫野の背中を押してあげることに…

(…愛なんてよく分からない…でも、美味しいチョコレートを作りたいって気持ちは誰よりも強い…!
 チョコレート勝負で…負けるわけにはいかない!)

「…みんな…手を貸して欲しい!頼めるか?」

「もちろんだよ!」

「ああ!」

「当然だろ、チームなんだから」

(俺は勘違いしていた…技術があれば一人でもなんとか出来ると思い込んで、自惚れていた…
 一人でも作ることは出来る、でも仲間と力を合わせればきっともっといい物が出来るはずだ…!
 ザッハトルテが色んな国で、色んなアレンジをされて広まってきたように…
 仲間のためにも、俺は諦めない!)


そんないちご達の励ましを受けて、もう一度気持ちを奮い立たせて調理を開始した樫野!
先ほどまでは何も考えず淡々と調理していた樫野でしたが、今は美味しいチョコを作りたいという気持ち、
そして仲間のために頑張りたいという気持ちを存分に込めて調理を行っております
この樫野の姿こそ「料理は愛情」という言葉が相応しいんじゃないでしょうか、今回のテーマ・LOVEに見合った姿だろうと思います
今ならきっと極上の味が出せるはず…そして制限時間いっぱいに使ったいちご達のザッハトルテは、
十分とは言えないまでもなんとか完成までの形に持っていくことができ…

「(ガタッ)」

(あ…?ムッシュ・レオン…?)

「…(もぐもぐ)」

「…」

「トレビアン…!」

「あぁ…!す、凄いよ樫野!ムッシュ・レオンが素晴らしいって!」

「やったね!樫野のチョコレートが認められたんだよぉ!」

「メ…メルシー…!」

「ちょ、ちょっと!何をしているのレオン!パパに言いつけるわよ!
 もうあなたのお店に高級チョコは回らない、それでもいいの!?」

「…」

とその時、樫野のケーキのために席を立ったのは世界最高峰のパティシエ・ムッシュレオン!
レオンは美夜の会社との取引のためにムリヤリ美夜のコーチをやらされ、今回は美夜側の見学者としてやってきていたわけですが…
そのレオンの口から「トレビアン」という言葉を引き出すとは大したもんです樫野
なにしろレオンはとてつもなく無口なキャラで、今まで美夜の特訓中にも一言も口を開いたことがなかったので…
そんなレオンのお墨付きがもらえた以上、もはやチームいちごの勝ちは決定的というべきでしょうか

「それではケーキグランプリ準決勝の結果を発表する!
 味、技術、テーマ、完成度、以上の4つについてそれぞれ10点満点で評価した!」

  技術 テーマ 完成度 合計
チームいちご 10 31
チーム小城 10 32
 ばーん

「よってチーム小城の勝ち!!」

ってうわああああああああああ!!な…ななな…なんだそりゃー!!
チームいちごまさかの敗北!レオンをうならせた味・技術についてはほぼ満点だったものの、
完成度という点において思いっきり減点を食らって一歩及ばず…マジか…やっぱり時間が足りなかったのか…
それともやはり「料理は愛情」なんてのは幻想で山ごもりしないと勝てないのか…(えー。



「おーっほっほっほっほ!大勝利ー!!おーっほっほっほっほ!!」

「ま…負け…た…」

「そ…そんな…」

準決勝にてついに快進撃を止めてしまったチームいちご…しかしまだ3位決定戦が残されているので、
そこで勝てばまだ予選突破は可能なのですが…「今回負けたら樫野はチーム小城に入る」という賭けをしていた以上、
樫野だけはこのチームいちごを去らなければなりません。せっかくさっき仲間の絆を再確認したばかりなのに、もうチームを去ることになるなんて…

「真くーん!約束したわよねぇ、負けたらチーム小城に入るって!さぁ真くん!カモォーン!」

「…約束は約束だな…今までサンキュ、お前らとチームになれてよかった」

「ちょ、ちょっと!」

「相手は卑怯な手を使ったんだ!行くことないよ!」

「か、樫野…」

「樫野ぉーっ!!」

「ショコラ…心配してくれたのに悪かったな、こんな馬鹿がパートナーでごめん…
 今度はもっと、マシなパートナーを選べよ…?」

何もかもが理不尽な樫野の脱退劇、それでもいさぎよくチームを抜けて美夜の下へ行く樫野…って、お、おい!
なぜそこでショコラを捨てて行くんじゃああああ!!ショコラは全然この勝ち負けに関係ないじゃないかー!
チームを抜けたことよりショコラを捨てた事の方が俺には衝撃的ですよ!
今からでも今回のタイトルは「さよならショコラ」に改めるべき:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「う…うう…!バカバカバカぁっ!樫野は本当に大バカ者ですわ!
 何があっても私はずっとパートナーですわ!」

「…(すたすた)」

「…あ…」

突然のことに泣きながら樫野にすがりつこうとするショコラでしたが、それでも樫野はショコラから離れて美夜の下へ…ああ…
しかしこんな時になんですが、ショコラの姿や声はチームいちごの4人にしか見えないし聞こえないから
樫野の目の前にいる美夜は「真くんさっきから何ブツブツ言ってんのかしら」
樫野が一人言言いまくってる変態にしか見えてないと思う:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!

(C)松本夏実 / 集英社・夢色パティシエール製作委員会 2009


5月10日

アニメ感想:おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜 第6話「大事」

「し、試合勝ったって…うふ…ふふ、ふふふ…」

「あはは…このカッコ晒すの決定だねー!」

「まーいんじゃねー!なんとか許せる範囲だしー!」

「あははは!ワキを隠さないでよー!」

「ちょっとうるさいよ!…あれ?それが例のチアガール?ふ〜ん…」

ついに西浦応援団にもチアガールが誕生!
というわけで今回の話は、崎玉との試合に勝ったのを機に、ダンス部の女子2人が今後チアガールをやってくれるという内容です
今までの西浦応援団は浜田とその友人2人という男子3人構成でしたが、これからはちと華やかなことになりそうですね

しかし今回はそんな事よりも重要な事がある!越智先輩かわゆす
チアガール二人が普段所属しているダンス部の先輩が越智先輩なんですが、出番が少ないにも関わらずその美貌にメロメロですよぼかぁ
顔だけ見るとキツイ性格のメガネ姉さんって感じですが、それとは逆にえらく可愛らしい声をしているので
そのギャップがなんとも言えない魅力をかもし出しているという…

ちなみにこの越智先輩、原作ではチアガール二人の前で堂々と服を脱いで下着姿になるシーンがあったんですが、
アニメでは「おお今から脱ぐぞ!脱ぐぞー!」というところで
カメラさんが自重して着替えシーンをさっぱり映してくれませんでした  うぐおおおおおお!!


(C)IF・DF/「薄桜鬼」製作委員会

「おいィィィィィィ!!
 そこのカメラぁぁぁぁぁ!!
 越智先輩の着替えを映さないとは
 どういう了見だコラァ!
 深夜帯に放送してる意味ねぇだろが!
 殺す殺してやる!!」

「山南さん分かりましたから!」

「落ち着いてください山南さん!」(えー

なぜ越智先輩の着替えシーンをわざわざ隠す必要が!?深夜アニメなんだからいいじゃないそれくらい!
まったく俺の中の山南さんが危うく目覚めそうになったじゃないか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
いいんですけどね…俺にはまだ篠岡がいるからさ…この観客席に座ってる姿とか、プチ篠岡って感じで妙に和んでしまいました



「そういや監督っていくつなんすかー!?」

「ん?23歳!」

(に…23…!)

(23っ…!)

(に、23ってーと、えーと兄貴の3つ上で…)

(俺らより6…いや7つ上…?それって微妙…?微妙か…?
 って、んなこと考える必要ないでしょおおお!!)

そして今回、そんな観客席で田島が急にモモカンの歳を尋ねるという面白い場面が…あっけらかんと23歳だと答えるモモカンでしたが、
「俺達の歳って射程圏内!?」と凄い勢いで考える男どもの姿が笑えます
というか栄口はともかく、あの阿部までモモカン意識しまくりなのは驚きましたねえ。
まああのおっぱいじゃあな…いくら阿部でもおっぱいは好きだよな!(えー

しかしそんな阿部達の中でも、一番モモカンを意識してるのは明らかに花井ですよね
花井は普段からしてモモカン相手に真っ赤になってることが多いし…万が一本気で恋する可能性がありそうなのは、やはり花井だけかな?
まあ花井と言えば、モモカンより田島に恋する乙女みたいな顔してたのが
大問題なわけですが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!

(C)ひぐちアサ・講談社/おお振り製作委員会





アニメ感想:ジュエルペット てぃんくる☆ 第6話「魔法通販でドッキ☆ドキ!」

「おっはよー!」

「…(ムカムカ)」

「そ、そろそろ機嫌直してくれないか?」

「おかわりならご自分でなされば?」

「ぐっ…あーそうですか!」

「…あ、あれ?お父さんとお母さんどうしちゃったの?」

「お父さん、また通販で釣りの道具を買っちゃったみたいよ」

「あ〜…」

「あの二人、いつも仲いいのにねえ」

「通販オタクのお父さんが悪いのよ、通販で趣味の釣り道具とか買いすぎなの」

ある日のこと、あかりが朝起きて居間に降りてきてみると、そこには些細な理由で大ゲンカをしている両親の姿が…
普段は仲がいいということなので、これだけ険悪な雰囲気になるのはずいぶん珍しいことのようですね
なんにしても、どうやら今回は両親を仲直りさせるためにあかりが奔走する話…って



そんなことを思っていたら「ふーんそいつは大変だぁ、でも関係ねえなそんな事は」
両親を放置してジュエルランドへ遊びに行ってしまうあかり。おいいいいい!!
ちょっと待って下さいよ!両親のケンカについては「悪いのは親父だな」父ちゃんの方を一方的に切り捨てて終了ですか!

い、いや、でもジュエルランドへ行ってる間は現実の時間が止まってるはずだから、
ちゃんと現実に帰ってきたら両親へのフォローを…って、両親の出番は冒頭でこのケンカしてるシーンが流れただけで
その後1秒たりとも出番がなく今回の話終了というなんとも哀れな結果に:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

うーん、なんだろう、これをドラえもんに例えると
・ある日些細な理由で大ゲンカを始めたのび太のパパとママ
→家にいても気が休まらないのび太
→「ドラえもーん!どこかのんびりした場所に行ける道具を出してよぉ!」
→「ンモーしょうがないなぁのび太君は…ジュエルランド行き機〜!!」
→のび太はジュエルランドへ行って楽しく遊びました。おわり
という感じの話だったというか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  現実よりジュエルランドの話の方がメインということは分かるんですけど、
やっぱりパパとママがその後どうなったのかっていうのは気になるところですよねえ

そういえばあかりは、第2話の時も「超人気モデル&生徒会長なお姉ちゃんがうらやましい…お母さんも私に構ってくれない…
現実なんてくだらねえぜ!ジュエルランドに遊びに行くぜ!」
現実での悩みを放置する形でジュエルランドへ遊びに行ってたからな…(えー
すでにネット上では「また現実逃避か」とジュエルランドへ行くのをネタにされちゃってるくらいですよ
あかりちゃん…戦わなきゃ現実と!(えー  次回に続く!

(C)'08, '10 SANRIO/SEGA TOYS サンリオ・セガトイズ/ウィーヴ・テレビ大阪・ジュエルペット製作委員会





アニメ感想:ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ第6話「プリンセス修行だヨ☆ぷりっ」

「女王様…ハピネストーンはなかなか集まらないですね…」

「大丈夫…きっと魔ペット達やリルぷりっが、真面目に一生懸命頑張ってくれていることでしょう」

人間達が幸福を感じた時に生まれるという不思議な石・ハピネストーン…そのハピネストーンが不足しているおとぎの国では、
世界を維持する力がどんどん失われており、おとぎの国まるごと消滅の危機を迎えていました
ダイ・セイ・リョクたち魔ペット3匹がリルぷりっのところに転がり込んで来たのも、ハピネストーンを集めておとぎの国を救うためなのです

世界の存亡がかかった重要な仕事…おとぎの国の女王様は、今もリルぷりっ達が必死にハピネストーン集めに精を出していることを
切実に願っていましたが…

《なんでやねーん!》

《もうやっとれんわー!》

「「「ぶわっはははは!だっはははは!あっひゃははは!」」」

駄目だこいつら…
早くなんとかしないと…
(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

ウダラ何ニヤついてんがァーーッ!!(えー
き、きさまらー!!よりによってこの世界の危機が迫った非常時に、お笑い番組を見ながらゲラゲラ笑っとるとは!
しかもこの中年のオッサンのような笑いっぷりときたら…ハピネストーンを集めるには、おしとやかなお姫様らしい
”ひめっぷり”を良くしていかなければダメだというのに、まるで逆ですよ!おとぎの国終わったな…(えー

ま、まあここだけ見ると女王様が哀れで仕方ないように見えますが、
実は女王様もハピネストーン集めに関してはかなりアレな言動が目立つんですよね…第1話の女王様はというと

「じょ、女王様おとぎの国は一体「お前らハピネストーン集めてこいよ!」

「えっ、い、一体どういうこt「ひめっぷりのいい女の子探せってことだよ!」

「ひ、ひめっぷりってなんでs「プリンセスっぽいってことだよ!」 → 人間界へ強制転送

という超テキトーな短い説明でダイ・セイ・リョクを人間界へ送り出したという…
女王様に呼び出されたと思ったら、理解不能な説明をされて次の瞬間別の世界へ送られるなんて…
これでまともにハピネストーン集めができる方がむしろおかしい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ああ…ハピネストーン集めを頼む方もダメなら頼まれた方もダメというわけですな
そういうわけでおとぎの国の先行きは今日も暗いのであった(えー  次回に続く!

(C)SSJ/リルぷりっぐみ・テレビ東京 2010





アニメ感想:B型H系 第6話「金城さんが来る!あのキラキラが許せない!/バラ色の笑顔の裏に…金城の黒い秘密!!」

「皆さん、おはようございます」

「おおお…!だ、誰だあれ!?あんな子ウチの学校にいたっけ!?」

「金城京香です、よろしくね」

「うおおおおおお!!同じクラスになれて光栄です!!」

「あっ、あの子…文化祭のミスコンで、山田と優勝を争った子だよ」

「な、なーんだ、あの時優勝したのは私じゃん!しょせん私の敵じゃあ…」

「へ〜、帰国子女なんだ!」

「文化祭の前日に転入してきたんだね!」

「文化祭の時は顔がよく見えなくて…」

「金城さんのこと知ってたら投票したのにぃ!」

「う、うぎぎぐぐ…」

というわけで結構久しぶりなB型H系の感想です。今回は山田のライバルとなるお嬢様・金城の登場回ですね
まあライバルとは言っても恋のライバルではなくて、見た目とか人気とかそういう意味でのライバルなわけですが…
なんにしろ、私はこういうお金持ちのお嬢様キャラにめっぽう弱いので、ハッキリいって山田より凄く好きなキャラです
私がこういうお嬢様キャラに弱くなったのは多分イナズマのお嬢のせいだな…
ちなみに金髪とかツンデレとかそういう感じのお嬢様には興味ないのであしからず

それとこの金城の声優を担当するのは、意外なことに小林ゆうなんですね。
小林ゆうといえば爆丸のダンみたいな少年役とか、銀魂のさっちゃんみたいな頭のネジがブッ飛んだ女性役とか
常に凄いテンションで騒ぎまくる役をいつもやっているようなイメージですが…
意外や意外、金城みたいにおしとやかで美人なお嬢様役もずいぶん似合ってる感じです
というか地声はもともとすごい色っぽい声してるもんなこの人…

そういえば同じように少年役ばっかりやってる声優で、円堂とかナルトとかを演じてる竹内順子なんかも
地声は結構可愛い感じの声してますよね。なんかの舞台挨拶とか聞いててそう思った記憶があります
越前リョーマの皆川純子とかも少年役ばっかですけど、いざお色気ボイス出すと凄いよねあれは…。あんなフェロモン出しまくりの声
聞いたことないってくらい。まあ武装錬金のオカマ役でしか聞いたことないんですけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

と、ここまで色々誉めてみましたが、そんな金城の小林ゆうも「おーっほっほっほっほっ」というお嬢様笑いだけは苦手のようですな…
まあこんな笑い方練習したことないだろうしなあ。正直言ってぎこちなさは隠せないなという感じです、この笑い方だけで言うなら
めちゃモテ委員長といい勝負だなぁと思ってしまう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!

(C)さんりようこ/集英社・B型H系製作委員会


5月9日

アニメ感想:薄桜鬼 第6話「鬼の命脈」

「おい小娘ぇ!断るとはどういう了見だ!?民草のために日々攘夷を論ずる我ら志士に、
 酌の一つや二つ自分からするのが当然であろうがぁ!さっさと来い!」

「や、やめて!放して!いやぁっ!」

「やれやれ…攘夷って言葉も、君達に使われるんじゃ可哀想だよ」

「なにィッ!?はっ…し、新選組!?くそっ…覚えてやがれぇっ!」

「ありがとうございました…私、南雲薫と申します」

「…?この子、よく似ているねえ」

「え…?」

というわけでついに話題の人物
南雲薫登場回キター!!あぁ…ついにこの時が来てしまったか…
出てくる前からすでに拍手コメントで
「薫だけはやめとけ」「薫だけはやめとけ」と言われまくっていたこのキャラですが、
実際にこうして本編で見てみた感想は…

正直に言っちゃうと千鶴の方が可愛いじゃんというかなんというか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
いや、うん、まだ今回は顔見せ程度なので、薫にどんな秘密があるのかは分からないんですが
とりあえず沖田も言っているように、薫って
千鶴と物凄いそっくりさんなキャラなんですよね
ただ声に関して言うなら、
千鶴は声優:桑島法子ですごいキュンキュンする声をしてるんですけど
薫はよく知らない声優さんで可もなく不可もない声をしてると言いますか…

とりあえず今回の話を見た限り、「あなたは千鶴と薫のどちらを選びますか?」と聞かれたとしたら
私は迷わず千鶴を押し倒すと思います(えー 
今まで薫は千鶴よりもっと美人なキャラだろうと思ってたんで…同じ顔じゃあやっぱり千鶴を選びますよね

そして押し倒すという意味じゃ、今回辛抱たまらず千鶴に襲いかかった山南さんを見ていて
「山南さんマジ俺だな…」と他人の気がしませんでした(えー
見てくださいよ、この沖田と斎藤のイケメン二人組に囲まれて

「駄目だこいつ…早くなんとかしないと…」
「どうしてこんなになるまでこの変態を放置したんだ!」

取り押さえられる山南さんの姿を!ああ…他人の気がしない…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それとやっぱり千鶴が山南さんに襲われている最中の

「ヤリなさいッ!!(性的な意味で)さあ…さあ…さあ…!」

「だ…ダメです山南さん…!やめてっ!誰か!誰か来てえーーっ!」

というやりとりは生ツバもんだったよ(えー  この千鶴のセリフを聞いているとまったくエロイったら(以下略)
いや、我ながら今回の感想はいつにも増して変態丸出しですね。でも山南さんのこの姿を見ていたら
俺も自重する必要はないんじゃないかとそんな気分になって…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!

(C)IF・DF/「薄桜鬼」製作委員会





アニメ感想:ハートキャッチプリキュア! 第8話「カリスマモデルのため息!って、なぜですか?」

さて今回、ハートキャッチ本編の前に流れたOP映像なんですが、劇場版プリキュア公開ということで映画の方の映像が色々流れてましたね
中でもやはり目を引いたのは、フレッシュの4人が連続変身するこのシーンでしょうか
TV版フレッシュの変身は全てながーい変身バンクだったので、こういうスピーディな変身ってのは凄く新鮮ですね

ぽーんと弾けるように変身するラブとか、ぎゅるるるんと横回転する美希とか、せつなの胸の谷間とか胸の谷間とか色々いい感じなんですが、
やっぱりその中でも別格なのはブッキーですな。あーくそ…ブッキー可愛すぎる…ブッキー可愛すぎる!(えー
右上の画像もスタンダードに可愛いですが、左下の画像はこの体勢エロすぎだろと言わざるを得ない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
この左下の画像を見た人はどこに視線が集中するか!?聞くまでもないことじゃないか!エロス!ブッキー超エロス!

まったくせつなの胸の谷間といい、こんな淫猥な映像をいたいけな幼女達の前で垂れ流すとは
プリキュアスタッフは頭がどうかしてますね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

・フレッシュ単独の映画ですら空気だったブッキーはDX2ではいったいどれほど空気になるのだろう、恐ろしい。

しかしそんなブッキーも、コメントによればフレッシュプリキュアの映画では完全に空気だったという…
なぜだ…なぜだこらああああ!!なぜこうもブッキーはラブ達より冷遇されまくりなの!?ふざけてるの!?
以上をもちましてハートキャッチプリキュア第8話の感想を終わります(えー
いや…うん、ほとんどブッキーのことしか書いてないね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  気を取り直して本編の感想を書きますと…

「ふわ〜あ〜あ、おはよ…」

「ほらももかちゃん急いでー!」

「ちょっと待って、今日は私服撮影だから服選ばないと…」

「やだ先に言ってよ!ちょっと新作持ってくるから…あ、えりかちゃんご飯適当に食べてね!」

「…はーい。もぉ、朝から慌ただしいんだから…おはよ、パパ」

「おはよー」

さて本編の方なんですが、自宅でえりかが眠い目をこすって起きてきた場面から始まります
居間の方に降りてきてみれば、母親が慌ただしく姉の支度を手伝っているところでした
どうもえりかの姉・ももかは相当有名なモデルのようで、いつもえりかより姉の方がちやほやされているらしく、
えりかはその事に相当コンプレックスを感じているようです

「あーあ!モデルはいいなぁ!学校は休めるしちやほやされるし!
 撮影で綺麗な服は着せてもらえるしー!」


(C)荒木飛呂彦/集英社

この来海ももかが休みや
ちやほやされるために
モデルをやってると
思っていたのかァーッ!!
(えー

「ふふ、悔しかったらあんたもモデルになればいいじゃない」

「むっ…!むむむ、むっかぁーっ!!」

「もう、あなた達ったらいつもいつも…いい加減にしなさい!」

「いやぁウチの娘達は怒ってても可愛いなぁ〜!」

今日も「おはよー」と言ってるのに父親ぐらいしか返事をしてくれず、ももかに向かって思いっきり嫌味を並べてしまうえりか。
しかしももかも負けじと「悔しかったらモデルになれやカス」と応戦し、えりかは余計に怒り狂う結果に…
うーん、母親のセリフからして、えりかの家ではいつもこんな姉妹喧嘩が絶えないようですねえ

「じゃーん!」

「う…どうしたの、それ」

「ファッションのこと、いつもえりかに教えられてばかりだから…
 少しは自分でも勉強しようと思って買ったんです!このももかちゃんっていうモデルさん、凄く可愛いですよね〜!
 今一番人気のカリスマモデルさんらしいんですけど、えりかはやっぱり知ってました?」

「…そのももかっていうモデル、私のお姉ちゃんなんだよね」

「へえ〜〜…って、えええええええ!?」

さらに学校へ着いてみれば、何も知らないつぼみが「この表紙のももかって人可愛いよね〜」とファッション誌を片手に話しかけてきました
家の中でもあれだけウンザリしているというのに、学校に来てもまた姉の話題…
どこまで行ってものしかかってくる姉のコンプレックスに、えりかはすっかり元気をなくしてしまいます

「はあ…ママも昔はすごいカリスマモデルでさ…もも姉も私も、将来はモデルになるんだって自然と思ってた…
 結局モデルになれたのはもも姉だけだったけどね、小学校の時にスカウトされてさ…それからずっと…」

「そうだったんですか…」

「はぁ…姉妹でどうしてこんなに違うかなぁ…」

(あ…そういえばえりかのこころの花がデザトリアンになった時…)

《もも姉なんか大嫌いだぁぁ!ちょっとぐらい美人でスタイルがいいからって
 
威張らないでよぉ!私だって頑張ってるの、でももも姉みたいな
 素敵な人になれないぃ!うらやましいよぉぉぉ!!》

思い返してみれば、第1話でえりかがこころの花を弱らせた時も、ももかに対するコンプレックスが原因でした
一度はつぼみに浄化されてこころの花も元気になりましたが、やっぱり根本的に解決したわけじゃなかったのか…

「…え、えりか!駅前に新しいクレープ屋さんがオープンしたんです!
 今日はそこでファッション部の活動をしませんか?」

「おお…それいいねー!」

そんな悩めるえりかの姿を見たつぼみは、どうにか励ましてあげようとクレープ屋へ誘うことにします
えりかもその話には食いつきが良かったようで、ようやく少し元気になりながらクレープ屋へ向かいますが…

「けどさぁ、驚きよねー!あのももかちゃんがえりかのお姉ちゃんって言うんだから!」

「そうそうお姉ちゃん…あっ、うふふふ、えりかぁー!!」

「え、な、なに?」

ところが前回ファッション部に引き入れたとしこ・なおみ・るみこも一緒に連れてきたところ、
「いいこと思いついた、お前ももかさんの撮影現場に案内しろ」と、クレープ屋でまたももかの話題になってしまいます
せっかくえりかを元気づけようとしたのにこれじゃ意味がないですが、「一生のお願い!一生のお願い!」とさんざん拝み倒されて
えりかは渋々としこ達の頼みを聞いてあげることに…

「えっ、撮影を見学したい?」

「友達がさ…どうしても、もも姉がモデルやってるところ見てみたいって」

「ふーん…」

「わ、私はやだって言ったんだけど、これもファッションの勉強だって言われちゃ断り切れなかったっていうか…」

「ファッションの勉強…?あっ、ファッション部だっけ、あんたの部活!ねえねえ、普段どんなことしてるの?
 それ(スケッチブック)見せてくれたら撮影来てもいいわよ」

「え、えぇ!?」

というわけでその日の夜、ももかに撮影の見学許可をもらおうとするえりかでしたが…
ももかは交換条件として、えりか達の部活動がどんなものか知りたいと言い出しました。
ふむ…えりかは「こんな恥ずかしいスケブ見せるなんて冗談じゃねー」と思ってるようですが、
ももかは純粋にファッション部がどんなものか興味があるようで…

そういえばさっきのえりかの話では、ももかは小学生の時にスカウトされてずっとモデルやってるってことですから
中学・高校では部活なんてやる暇がなくて、部活っていうのがどんなものか全然知らないんですね。
だからスケブを見せろというのも、えりかへの嫌がらせじゃなくて本当に純粋な好奇心のようですが…

(神さま仏さまえりかさま〜!一度だけ!これっきり!お願いします〜!)

「ううっ…わ、わかった…はいこれ、デザイン起こして服にするの…」

「(わくわく)へぇ〜…!ふふふふ」

『ふぅ〜んファッション部ねぇ?あらあら、お粗末なデザインだけど素人は素人なりに頑張ってるのね〜!
 あははは!あっはははは!!』 ← えりかにはこう見える


「う、うう、うっくぅぅ〜…!も、もういいでしょお!?明日見に行くからね!」

「あっ…」

「んんんもう〜!!なんで私がこんな目に遭わなきゃいけないのよぉぉ!!」

そして渋々スケブを差し出したえりかでしたが、ワクワクしながらそれに目を通すももかの姿が
「ファッション部(笑)しょせん素人はこの程度ですか(笑)」とニヤニヤしているように見えてしまい
「な、なにがおかしい…!なにがおかしいーー!!」とスケブをひったくって逃げてしまいます
でも実際は「こういう活動してるんだ、いいなぁ」と微笑ましく見ていたわけで…それを途中で邪魔されてしまったももかは、
なんだか少し寂しそうな顔を浮かべるのでした

「いつもえりかがお世話になっています。今日はゆっくり見学していってね」

「「「「は、はははは、はいぃぃぃ!!」」」」

「はぁ…」

そして次の日、約束通りにももかの撮影を見学にやってきたファッション部の面々。
大スターのももかを前にしてみんな激しく緊張してますが、えりかだけはやっぱり今日も元気がないようです

「ももかちゃん、もうワンポーズちょうだい!」

「(ビシッ)はーい!」

「はぁ〜、モデルさんって凄いですねぇ〜!」

「だねぇ!カッコいい〜!」

「ああ、私もあんなお姉さん欲しかったなぁ〜!」

「あげられるもんならあげたいよ、人の気も知らないでさ」

「むふぅ、えりかちゃーん!」「照れちゃってー!」「可愛いんだからぁ!」

「わわっ、ちょ、ちょっとやめ…ひゃわははははは!」

その後もつぼみ達が撮影風景に見とれる中、一人だけブスッと仏頂面をしていたえりか。
そんなえりかの沈みっぷりに気づいたとしこ達は、「おめーなにスネてんだよ〜」とワイワイえりかにじゃれつき始めます
そして体中をくすぐられてムリヤリ笑わされるえりかでしたが、どんよりしていた雰囲気もこれで少しは和らいだようで…

「…」

「ももかちゃん?どうしたの?」

ところが今度は、えりかの姿を見つめるももかの表情が憂鬱な感じに!おいおい今度はあんたかよ!
どうやらももかは、仲のいい友達に囲まれたえりかを羨ましく思っているようで…

実はももかには数多くのファンこそいるものの、対等に話せる友人が全然いなかったのです
普段の学校生活でも、クラスメートに挨拶しただけで「キャー!ももかさんに話しかけられちゃったあー!」
そのクラスメートは他の友達に自慢しに行くような有り様…誰もが遠巻きにももかを眺めてキャーキャー言っているだけで、
ずっと隣で話してくれるような友達は全然いないという…他人に慕われすぎるというのも困ったもんですな…

「ぬおおおおおおう!!」

ドッシイイイイン!

「えっ!?」

「な、なんだぁ!?」

「俺は砂漠の使徒の大幹部!クモジャキー!
 今にも枯れそうなお前のこころの花…いただくぜよ!!」

ってええええええええ!?なんとその時、ももかの弱ったこころの花を狙って堂々と現れたクモジャキー!
こんな大観衆のド真ん中に現れていいのかよ砂漠の使徒!(えー
おいおいおい…今までは基本的に三幹部が接触する人間は、デザトリアンにするターゲットだけでモロに目撃されるってことは全然なかったんですが…
こんな大勢に目撃されて街中で怪物を暴れさせたりしたら、間違いなく指名手配とかされるんじゃなかろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「デザトリアンのォ!お出ましぜよッ!」

「きゃあああああーーっ!」

ずももももも

「も、もも姉!もも姉ーっ!」

「えりか、プリキュアになってももかさんを助けましょう!」

「うん!」

そしてクモジャキーにこころの花を引き抜かれ、まんまとデザトリアンへ変えられてしまったももか!
すかさずつぼみ達もすぐにプリキュアへと変身しますが…ちなみにあれだけ大量にいた観衆や撮影スタッフの皆さんは、
ももかがデザトリアンに変わった瞬間に凄い勢いでどいつもこいつも逃げ出してしまいました。お、おいこらー!!
大事な大事なスーパースターが変質者に襲われて怪物になったというのに我関せずかい!
結局こいつらがちやほやしてたのはその程度のもんだったってことか…(えー

《誰にも…誰にも私の気持ちは分からない!》

「え…?」

《確かに私はモデルという夢を叶えたわ…綺麗な服を着て、雑誌に載って、
 ファンの人に応援してもらって…でもそのせいで失ったものもたくさんある!
 普通の生活、普通の友達…えりかが、妹が羨ましい!!》

「…!?」

《特別扱いなんてして欲しくない…!私だって友達と普通に遊びたい!
 ただそれだけなのにぃぃ!!》

そんなデザトリアンとの戦いの中で、ついにももかの抱えていた悩みを知ることになったえりか…
互いが互いを同じくらいに嫉妬してしまったももかと自分、えりか自身も同じ嫉妬でデザトリアンにされた事があるだけに、
今回の戦いは過去の自分を見ているような辛い光景じゃないでしょうか



「フハッハハハハ!もっと叫べデザトリアン!こころの花が枯れるまで暴れるぜよォッ!!」

「…やめて…!もうこれ以上…心を弄ばないで…!」

「弄んどるは俺じゃないきに。そいつの気持ちを分かってやらん周りの人間じゃき!!」

「くっ…」

「それは…違います!!確かに周りの人は、ももかさんの寂しい心に
 気づけなかったかもしれない…でもその心を引きずり出して弄んだのは…
 クモジャキー!!あなたです!私…堪忍袋の緒が!切れましたッ!!」

って今日もまたつぼみの激怒タイムキター!!今回もあんたが激怒当番ですか!(えー
そ、そんな…実の姉との因縁の戦いだというのに!またつぼみに美味しいところを持って行かれるなんて、これではえりかの立場が…

「もも姉の気持ち…こんな事にならなきゃ絶対分からなかった自分が悔しいよ…!
 でも…だからこそ絶対もも姉を助けてみせる!
 海より広い私の心も、ここらが我慢の限界よ!覚悟しなさいクモジャキー!!」

…って、あれ?激怒した?今えりか激怒した?えっと…しましたよね、ねえ?(えー
う、ううむ…なんていうか、これがえりかの決めゼリフ「海より広い私の心もここらが我慢の限界よ!」なんですが
つぼみの「堪忍袋の緒が切れましたぁっ!」の場合はドカーンっていう効果音が同時に流れたり、つぼみに向かって集中線が描かれたり
決めゼリフってことが分かりやすいんですが、えりかの場合それがなくて普通のセリフみたいに喋ってるので
一見すると決めゼリフがどうかがさっぱり分からんという…(えー
やっと決めゼリフ言えたと思ったのになんかスッキリしないよ!スタッフもうちょっとえりかの扱いよくしてやってくれ…

「フン!やれるもんならやってみるぜよ!デザトリアン!」

「その手は桑名の焼きはまぐりです!!ブロッサムフラワーストーム!!」

ブオオオオオオ!!

「なにっ!?」

「マリン!今ですっ!」

そしてデザトリアンに攻撃命令を出すクモジャキーでしたが、つぼみがすぐさま必殺技を放ってそれを妨害!上手いぞつぼみ!
それはいいけど桑名の焼きはまぐり!?一体何を言ってんですか!?
い、いやまあ、要するにそうはイカのキンタマと同じ言い回しなんだと思いますが…(えー
この間のブロッサムおしりパンチといい、つぼみって戦闘中にテンション上がりすぎると時々変な事をやり出す子だな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「花よ煌めけ!プリキュア!ブルーフォルテウェェェイブ!!」

ドッバアアアアアン!!

「ちっ…!やっぱメイクだなんだっちゅうんは軟弱ぜよ!」

ともかくつぼみが作ってくれたスキを突いて、すかさずデザトリアンに浄化技を撃ち込んだえりか!
おお、さすがにフィニッシュはえりかに譲ってくれたのか…こうしてももかは無事に元の姿へ戻っていき、
クモジャキーは「キーくやしいー!!」とえりか達の前からスタコラ逃げ出して行くのでした

「一体なんだったんだろう…夢かと思ったら、スタッフさん達も変な怪物見たって言ってたし…ドッキリかな?」

「さ、さあ…ところでさ、もも姉…」

「ん?」

「モデルの仕事ってさ、いいことばかりじゃないんだよね…なんて言うかさ…その、ごめん…」

「そう、たーいへんなのよねーモデルって!特に私のような超人気モデルはね」

「ぐっ…」

「でもね、モデルの仕事を一生懸命頑張って認められた時って…すごく嬉しいの。
 私の着た服が流行ったり、ファンの人が髪型真似してくれたりとかしてさ…だから、やっぱりやめられないな」

「もも姉…」

「大丈夫よ!モデルになる夢は叶ったんだから、今度の夢は友達作り…
 あんたみたいに、沢山友達作ってみせるんだから!」

そして今回の戦いが終わった後で、二人並んで歩きながら家路についていたえりか達。
その時えりかは「あーあいいよなモデルさんはよー」などという今回の発言について謝りますが、
ももかは「友達ならこれから頑張って作ればいい」と前向きな発言を…

むう…ももかの奴それにしても、デザトリアンになってる間のことは記憶がないのに
まるで自分の悩みがえりかに全部バレてることを、見透かしたかのように喋ってますね。
「モデルの仕事って大変なんだよね」としか言われてないのに、どれほど自分の悩みに勘づかれたかを正確に読み取ってしまうとは…
やはり、えりかが相手だからすんなり通じ合ったんでしょうか。他人とだったらこうはいかないと思います。これこそ姉妹の間に結ばれた絆が…

「はっ!?こころの種が生まれそうですぅ〜!
 ぷりっぷりっ、ぷりり〜〜ん!」

ってこんな時にうんこすんじゃねえええー!!(えー
せっかく仲睦まじい姉妹が夕暮れに消えていくといういい場面なのに!「ぷりり〜ん」ってうんこする奴があるかー!台無しだよお前!
はあ…まったくこのうんこ製造機どもは…って、よくよく見てみれば、シプレの生み出したこころの種にちょっとした意味が…

この濃いピンクのこころの種は、第2話でえりかが浄化された時に生まれたもの、
そして薄いピンクのこころの種は、今ももかが浄化されたことで生まれたもの…
それがココロポットの中で、まるで手でも繋いでいるかのように寄り添っているという…
なるほど…今の二人の心が仲良く繋がっていることを現した、いい締めのシーンですね。
まさかうんこがこんな演出に役立つなんて…(えー

ちなみにももかのこころの花はダリア、花言葉は「可憐」だそうです。
ダリア…まず私はそんな花があることすら知らなかったな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!

(C)ABC・東京アニメーション



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