■HEROMAN 第3話「インヴェイジョン」
「この惑星に生きる全ての生命体に告ぐ!我らはスクラッグ…
宇宙の支配者である!今ここに宣言する、この星は現在より我々の物である!
この決定は覆らない。抵抗する者は容赦なく排除する!」
前回ジョーイ達の町を火の海にし、ジョーイとヒーローマンに倒された謎の宇宙人・スクラッグ。
しかし前回戦った数体はほんの尖兵に過ぎず、今は町中に大量にスクラッグ達が現れており
アメリカ軍も戦闘機・戦闘ヘリ・戦車を次々に出撃させて、スクラッグ達と激しい戦闘を繰り広げていました
バッゴオオオオオン!
「ちっきしょおッ!これじゃアリがゾウに立ち向かうようなもんだぜ!」
しかしスクラッグ達の戦闘力はあまりに圧倒的、生身のスクラッグ相手に戦った戦車や戦闘ヘリは次々に撃破され、
敵の宇宙船を狙った戦闘機も瞬く間に全機撃墜!ううむ…戦車砲やミサイルでも全然歯が立たないなんて、正直これ
ウルトラマン呼んでこないと勝てないレベルだと思うんですが
ヒーローマン一人でこの先どうやって戦っていけばいいのか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
それにしてもこう、エイリアンみたいな奴らがずらずら並んで暴れる姿はアムドライバーを思い出しますね
戦闘力的にも大きさ的にも「アムドライバー早く来てくれー!」と思ってしまうんですが
でもそれは無理なんだ…提供にコナミの名前がないから…(えー
コナミどころか、そのライバル会社なバンダイナムコがスポンサーですからねこのアニメ
だからアムドライバーが来られるはずがないんや…それだけの理由でジョーイ君達の世界は滅びるしかないんや…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
バッゴオオオオオオオン!!
「あ…!?家の方角だ!僕、お祖母ちゃんのところへ行ってくる!」
「ジョーイ、俺も行く!急ごう!」
とその時、安全な場所を探していたジョーイ達の目に飛び込んできたのは、家の方角からもうもうと巻き上がっている爆炎でした
もしかしたらお祖母ちゃんが危ない目に…と心配になったジョーイは、親友のサイと一緒に家へ向かおうとしますが…
「ちょっと待って、私も…!」
「ジョーイ!どこに行くつもりだァ!」
「お、お兄ちゃん!?」
「家に帰るんだ、それじゃ…」
「まだ話は終わってない!お前、あのロボを使って何をするんだ!?
ヒーローにでもなるつもりか!?俺は認めないぞ!
お前がヒーローなんて絶対に認めないッ!!」
何がしたいんじゃおのれはー!!こ、このスカタンがー!!
なんとその時ウィルが突然ジョーイ達の前に現れ、「お前なんか認めるかバーカバーカ」と意味不明ないちゃもんをつけ始めました
何なんだよお前は!ジョーイの活躍がなかったら確実に妹のリナはぶっ殺されてたっていうのに、
それよりも「ジョーイが気に入らない」っていうことの方が大事だってのか!?クソッタレー!!
「お兄ちゃん!やめて!」
「僕はただ…家に帰るだけだよ!行こう!」
「ああ、チキンヤローはさっさと逃げなァ!」
「なんだとォーッ!!」
いつまでもそんなバカの相手をしてられないので、さっさとスルーしてお祖母ちゃんの待つ家に急ぐジョーイ達。
サイが去り際にウィルへ残した一言がナイスですね、本当ウィルはポストの影でビビリまくってたチキンのくせして
よくもまあこんなに偉そうな口を叩けるもんですな…
「ど、どうするつもりだい、ウィル?」
「そうだな…とりあえずあいつらの円盤に忍び込むってのはどうだ?」
「えぇ!?さ、さっきの見たでしょ!軍隊だってかなわない相手なんだよ!?」
「まあ見てろ…俺に考えがある。ヒーローになるのは俺だ!」
って、な、なんと!その後ジョーイ達と別れたウィルは、無謀にも敵の円盤への殴り込み作戦を開始!
これは100%余計なことしかしない予感
何をメチャクチャなことを考えてるんですか!「英雄になるのは俺だ」とかまったくもってアホとしか…
今のウィルに一番ピッタリなセリフといえばこれでしょうか
英雄ってのはさ、英雄になろうとした瞬間に失格なのよ。
お前いきなりアウトってわけ(by仮面ライダーゾルダ)
「フン、ついて来なくていいんだぞ」
「え?い、いやいや僕も行くよぉ!」
(ぐひひ、ウィルについて行けば、有名になれるかもしれないもんなぁ)
そんなウィルとつるんでいる小太り少年・ニックも、ウィルに負けず劣らずなバカタレのようで…
結局欲に目がくらんだバカ二人は、命知らずにも円盤へ向かってしまいます
というかウィルがジャイアンとするなら、ニックはまんまスネ夫って感じですな…そもそもジョーイが持っているヒーローマンも元々は
「凄いだろー!これパパに買ってもらったんだぜー!(がしゃーん)あれ、なんだもう壊れたのか?いいや新しいの買ってもらおっと」と
ニックが捨てたやつを「もったいない事するなぁ」ってジョーイが拾って修理したものですからな…マジでスネ夫臭がプンプンしますね
しかしこんな殴り込み作戦は一体どうなってしまうんでしょう、この後の展開としては3通りぐらいのものが予想できますが…
展開その1:見事に作戦成功して宇宙人どもは壊滅、めでたくウィルはジョーイ以上のヒーローになる
(C)板垣恵介/秋田書店
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ウィルよ…
世の中何が起こるかワカらない…
が、それだけはないッッッッ(えー |
展開その2:作戦は失敗、宇宙人にとっ捕まったウィルとニックは人質にされる
本命の予想といえばやはりこれでしょうか、宇宙人どもは「地球人のサンプルが欲しい」とか言ってましたから、
こいつらが生かさず殺さず捕えられるのも十分あり得るかと…
そうなった時は、ジョーイの戦う理由もこいつらを助けるためってことになりそうですね
でも親友のサイやガールフレンドのリナならともかく、こいつらが捕まっても別に知ったこっちゃないというのが
ストーリー的に盛り上がらないか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
マリオもピーチ姫が捕まったら一生懸命助けるでしょうが、ワリオが捕まって「ヘルプミー!」とか言ってても
いまいち助けに行く気起こらないだろうからな…(えー
展開その3:作戦は惜しくも失敗、宇宙人に「使えそうな奴だな」とスカウトされて敵に寝返る
その2が本命ならこっちは対抗といったところでしょうか、マザー2で言うところのポーキーポジションですな
友人だと思ってた奴があれよあれよと敵に染まっていくという…
ウィルのバカは「ジョーイがヒーローになるなんて許せない!リナ?あんな妹どうなっても知らんわ!」とか考えてるくらいですから
「ジョーイがヒーローになるなんて許せない!地球?こんな星どうなっても知らんわ!」というトチ狂った思考に染まって
ジョーイと敵対するというのもアリだなと…
って、ここまで書いて気づいたんですが、実はオープニングでもうネタバレ映像が流れてるんですね
それはウィルとニックの影がぬーんと伸びてスクラッグの姿に変わっていくという映像…
これは宇宙人側に寝返ることの暗示!?ということは展開その3が一番濃厚ってことか!
しかしこの映像からして、自分の意志で寝返るというより宇宙人の体に改造されるという方がありそうな感じですなあ
そうなると展開その2とその3の合わせ技で、捕えられたところを改造されて敵になるといった感じだろうか…
まあなんであろうと展開その1だけは絶対ないのは確かだな…(えー
「行くよ!ヒーローマン!」
ズドッガアアアアン!!
「…」
一方その頃、家を目指して進んでいたジョーイは、その途中でスクラッグ達と遭遇して戦闘に突入していました
うーむそれにしてもヒーローマンの戦い方が格好いい。のっしのっしとゆっくり近づきながら、
敵が「この野郎死ねー!」とビームを放ってくるなり、瞬時に跳んで電光石火の蹴りを叩き込む!うっひょー
ヒーローマンのこの重量感溢れるアクションは見ごたえありますね、作画の質を維持するのは大変でしょうが頑張ってもらいたいです
ドドドドドドド!!
「ああ!?ヒーローマン!」
バッ!
「なっ、ジョーイ!?」
「…!?」
ところがその時、ヒーローマンのわずかな隙を突いてスクラッグからの集中砲火が!さすがにこれほど敵が多ければ
一切の被弾なしというわけには行かんか…というその時、なんとジョーイがヒーローマンの前に飛び出して自分の体を盾にしてしまう!
バチチチチチチチッ!!
「ヒーローマン…僕も戦う!君を一人にはしないよ!」
「…!」
ところが敵のビームは二人に直撃することはなく、ジョーイを中心に発生したバリアが完全にそれを遮断する!
そう、ヒーローマンが戦っている最中、ジョーイの持つデバイスからは強力なバリアが発せられているのです
ジョーイはそれを見越して、バリアを持たないヒーローマンを守ろうと飛び出したわけですな
この辺が安全なところから戦いを見守るだけの主人公とジョーイの違うところですね
時には果敢にヒーローマンの前へ出て、敵の攻撃を防ぐ役割を持っているという…
そしてこの「君を一人にはしないよ」という殺し文句には、
さすがのヒーローマンも「やだ…かっこいい…」と胸キュンしてしまったようです(えー
キュピィィィーン
「えっ?こ、これは…?」
「…」
とその時、ジョーイの持つ操縦デバイスに浮かび上がったのは稲妻をまとったパンチの記号!
そしてのっしのっしとヒーローマンがジョーイの前に出ると、「そいつを使え」と言わんばかりに目で合図を送ります
このヒーローマンの表情は…今ジョーイがヒーローマンを守って振り向いた時とそっくりですね、
「お前が守ってくれるなら、攻撃は俺の役目だ」と言いたいんでしょうか、まさに二人は一心同体
しかしイナズマ+パンチの必殺技っていうとこういう技が出るんだろうなきっと(えー
「よぉし…ヒーローマン!ブラァァァストッ!!」
ズゴゴゴゴゴゴ!
「オオオオオオオ!!」
ゲゲェーッ!?超サイヤ人だこれー!!
なんとジョーイがその電撃パンチのスイッチを押した途端、全身から凄まじい電撃を発して超サイヤ人のような頭になってしまったヒーローマン!
こ、これは…ただパンチにだけ電流が走るのかと思ったら、ヒーローマンの全身から物凄い電流が溢れ出してますね
ヒーローマンは元々稲妻がオモチャに当たって生まれた存在ですから、パワーを全開にするとこうやって電撃が溢れ出るってことなんでしょうか
ドギャバッゴオオオオオン!!
そんなヒーローマンのギガデインパンチを食らって、一斉に吹き飛ぶ多数のスクラッグ達!
こうして家の周辺をうろついていたスクラッグを全滅させたジョーイ達は、無事にお祖母ちゃんとも再会するのでした
と、第3話は大体こんな感じだったんですが、ところどころでジョーイとサイが一緒に寝そべったりお互いの口を押さえたりするシーンで
何かホモカップルがイチャついてるみたいだなと思ったのは俺だけでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
これは次のコミケでサイ×ジョーイ本が飛ぶように売れる予感
しかし「ジョーイなんて認めたくないのに…くやしい…!(びくびく)」というツンデレウィル×ジョーイ本というのも
ある程度の需要が見込めそうな気が…あるいは「お前が受けるなら、攻めるのは俺の役目だ」という
まさかのヒーローマン×ジョーイ本というツワモノ向けの本が:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
これがジョーイ君総受けというやつか…まったくやおいの世界というのは恐ろしいもんだな…(えー
あと関係ないけどアメリカ大統領がどう見ても小泉総理にしか見えませんでした おいライジングサンしろよ!
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