■HEROMAN 第18話「セパレーション」
《僕たちは今、南の島へ来てます!
ヒューズさんのはからいで、政府所有の無人島に招待されちゃいました!
人目を気にしなくていいこの島で、ヒーローマンともども楽しんでいたりします!》
「ほらぁー!みんな早く早くっ!!」
「ふふふ…コリンズ先生!飛ばしすぎですよぉぉホホォォーーイ!!」
「ジョーイ達も早くー!一緒に泳ぎましょー!」
そういうわけで今回は、いきなり南の島でのバカンス回!そして水着!!
いつものジョーイ・リナ・サイ・デントン先生に加えて、今回からはナイスバディなコリンズ先生も加わってのメンバー構成となっております。
とりあえずコリンズ先生はすごいおっぱいでかい人なので、これからはリナの唯一足りない部分を十分にカバーできる:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「よ、よかったのかなぁ、本当に」
「まあなあ。ウィルの問題もあるし、難しい顔するのも分かるけど…
それはそれ!これはこれだろ!海、水着、リナ!他に何が必要だって言うんだよ、
楽しむ時には楽しむ!でなきゃ体が持たないだろ?」
そんな中でジョーイだけは、「本当に遊んでる場合なのかなぁ」と少々迷っているようです。
まあ前回ウィルが新たな脅威に対して動き出していることが分かったので、
自分達も何かしなくちゃと思っているんでしょうけど…
とはいえ今そんなことで悩んでも手がかりは何もない状態、「今は遊んで鋭気を養っとけ」とサイに説得され、
ジョーイはリナとのスーパーイチャイチャタイムに身を投じることに…うーんなんという微笑ましい光景
しかしサイって足が不自由だから、自分はジョーイ達みたいに海辺で遊ぶことはできないんですね
それでもこうして「遊んでこい」とジョーイの背中を押してやるとは、まったく大したヤツですなあ
「ああ〜久しぶり!こうして何も考えないで思いっきり遊んだの!」
「なんだぁもう満足なのか?お楽しみはこれからだぜ!」
「な、何するつもり、サイ…?」
「海、水着、肉ときたら次はコレだろ…怪談話だよォ!かぁぁいだぁぁぁん!!」
「「「「ひ…ひいいいいっ!?」」」」
ゲェー!?しかし水遊びにバーベキューと丸一日遊びまくった後で、真夜中の怪談話をおっぱじめることにしたサイ!
つーかお前の顔が一番ホラーだから!「お前ら俺一人差し置いてよくも遊んでくれたなぁぁぁぁ」という
サイの怨念を感じずにはいられない:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン それにしてもアメリカでも「夏と言えば怪談」なんて文化はあるんですかねぇ
「こいつは、ここに来る途中でNIAのスタッフが教えてくれたことなんだがな…
この島が政府所有地になる前は、無人島なんかじゃなく、ちゃんと人が暮らす島だったらしい。
そんな住民たちがこの島からいなくなったのは…
この島に昔から伝わる、魔物の呪いのせいだったんだ…」(NIA:ヒューズのいる大統領直属機関のこと)
「ま、魔物…!?」
「その魔物を見たものは…近いうちに必ず死を迎えると言われ、事実みんなそうなった…」
「そ、それでこの島は…」
「ああ…誰もいなくなった…その魔物を除いてなァ!!」
「ひぎゃあああーーっ!!ああ!あああああーーっ!!」
そんなサイの怪談の内容とは、この島の住人を一人残らず呪い殺したと言われる恐るべき魔物の存在…
ここが無人島になったのはそのためで、今でもその魔物はこの島に巣食っているとか…
まあ、魔物とか言われてもあまりにもうさんくさすぎて「そうっすかー恐いっすよねー」ぐらいしか言えないんですが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
しかしデントン先生にはこの話がクリティカルヒットしてしまったようで、先生の絶叫が響く中サイの話は続いていき…
「魔物の名前はシェイプシフター…!
名前の通り自由自在に姿を変え、呪う相手の一番恐れる姿になって現れる…
その魔物が現れるのは、決まってこんな蒸し暑い夜でな…」
「ひぃぃっ!?え、あう、え!?」
「はは、安心しなよ。同じ蒸し暑くても、出るのは風の強い日で…」
ビョオオオオオ
ビョオオオオオオ
「あ、あの、サイ…風ってさ、こんなふうに風が強い日のことを言うの…?」
「…あ…ああ、こんな感じだな…で、でも!家の明かりがワケもなく点滅したり、
遠くで地鳴りみたいな音が聞こえたりしなけりゃ、大丈夫さ!」
チカチカ
チカチカチカ
「え…あ、明かりが点滅して…」
ズシイイイン…ズシイイイン…
「と…遠くで地鳴りみたいな音が…」
ぐわあああ!その時ジョーイ達の周りで次々と気味の悪い異変が!
「あれがなければ大丈夫、これがなければ大丈夫」と、魔物が出現する条件を口にするサイですが、
気がつけばジョーイ達はまさにその条件のすべてに当てはまっていたという…お、おい、まさか本当に魔物が…
「ど、ど、どどど、どうなってるんだこれは!?サイ!?」
「ん、んなこと俺が知るか!俺はただ聞いただけだし…!」
「続きは!?続きはどうなってるの!?」
「あ、ああ、魔物は一番心の弱い者の前へ現れるんだ、闇と共に扉の向こうから…」
ドンドンドン!バンドンドン!
「「「ぎゃぐわあああああああ!!」」」
「で、で、でででで出たああああああ!!」
「ど、ど、ど、どうなってんだよ!?この島には誰もいないはずじゃあ!」
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って、その時魔物が出てくる最後の条件、ドアの向こうからやってくるという言葉を口にした途端、突然何者かに激しくノックされ始めたドア!
次から次へとあまりにも的中しすぎる魔物の話に、ジョーイ達は完全に震え上がってしまいます
ドンドン!ドンドンドン!
「ちょ、ちょっとみんな、落ち着いて!」
「で、で、ででででで…」
「ああ、ああ、ああああ…」
「ぐぐ、あぐぐぐぐぅ…」
「あうううう、あううあ…」
「落ち着けって言ってるのォーーッ!!」
「「「「ひゃいいいっ!?」」」」
「こんなのおかしいわ!話が出来すぎてるもの!
この話ってサイがNIAの人に聞いたって言ったわよね、ドッキリよドッキリ」
「ド、ドッキリ…?」
「きっと扉を開ければ、サプラーイズ!とか言って
ジョーイの知り合いがなだれ込んで来るわ」
ところがそんな中で、リナだけは冷静さを失わずにドッキリの可能性があることを考えていました
確かに何から何まで、魔物の条件が次々と的中するのはあまりに出来すぎ…ドッキリの可能性はかなり高いと思われますが
それにしてもリナ、さっきまでジョーイに抱きつきながらガタガタしてたのにずいぶん堂々としてますね(えー
もしかして今までの怯えた様子は、ジョーイ君とイチャイチャするための単なる芝居だったんだろうか…リナ…恐ろしい子!!
「ええっ…あ、開けるの!?」
「大丈夫よ、ほら…サプラーイズ!」
ドガラガッシャアアアアアン!!
ぎゃああああああああ!!なんと扉の向こうに立っていたのは、ゾンビみたいな顔でギョロリと不気味な目を向けている男!
この生気を感じない顔は…まさか本物のゾンビ…?無人の洋館に取り残されたジョーイ達の状況といい、まさかのバイオハザードな展開なのでは…
「ハァ…ハァ…!ハァァ…!」
「え…!?な、なに!?」
「に…逃げろ…みんな逃げるんだァァッ!!」
って、そうかと思えば「すぐにここから逃げろ」とジョーイ達に忠告を始めたゾンビ。ずいぶん親切なゾンビだな(えー
冗談は置いといて、どうやらゾンビ男の正体はこの島の施設で働いている研究員のようです
この島は無人島とのことでしたが、わざわざ政府所有の島になってるくらいですから、何かの研究施設のために使われていたみたいですな…
「さあすぐに空港へ…!他の連中はもう脱出している!
この島に残っているのは君達だけ…ぐっ…!あぐっ…!」
「ケガをしてるじゃない、無理しないで!」
「む、無理もするさ…!今すぐに逃げなきゃ、ここにいるみんなが全滅する…!」
「ぜ、全滅!?それってどういう…」
ズドドドバッゴオオオオオオン!!
「きゃ…きゃああああああーーっ!!」
ってなんじゃこりゃー!?突然その時ジョーイ達の建物を覆い尽くし、くぱぁと口を開けて襲いかかってきた触手の群れ!
研究員のオッサンが恐れていたのはこの怪物だったのか…それにしてもなんてエロ同人で活躍しそうな触手だろう(えー
ズドドドドドド!
「み、みんな!リナ!うわあああーーっ!!」
すかさず応戦しようとしたジョーイではありますが、この触手どもの圧倒的物量にはまるで太刀打ちできず
一瞬のうちに全員がやりたい放題触手に襲われてしまうことに!そして気がつけば、仲間達が散り散りになってそれぞれ海へ落ちていたという…
触手に襲われるシーンについては直接的な描写はありませんでしたが、多分
DVDには収録しますたな感じで売られることになると思います:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「…」
「リナ!しっかりして!リナ!リナ!」
「…」
そんな中でジョーイは、気を失って海上を漂いながら溺れているリナの姿を発見!
すぐさまリナを助けて岸まで運ぶジョーイですが…リナの衰弱はかなり激しいようで、まったく意識を取り戻す様子がありません
リナ…これほど消耗するくらいあの触手どもにいやらしい目に遭わされてしまったのか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「…」
「う…うう〜ん…」
ともかくリナを蘇生させようと人工呼吸の構えを取るジョーイ。しかし純情なジョーイは、いくら人命救助のためとはいえ
リナのおっぱいを触ったりチューしたりすることに激しい抵抗を感じてしまいます
なんてウブなジョーイ…しかしリナはたった今あのエロ触手どもに散々もてあそばれた後だから、
ちょっとおっぱい触るくらいきっと大丈夫だよ!あいつらのエロ行為に比べれば近似したらゼロみたいなもんだよ!(えー
「…」
「うう…え…ええいっ…!」
「…げほっ!ごほっごほっ!」
「わわあっ!?」
「…けほっ…ジョ、ジョーイ…?」
「あ、あはは…大丈夫?」
「…ジョーイが、私を…?ありがとう…」
そんなわけで意を決して「うおおー!俺はおっぱいを触るぞー!!」とリナの胸に手を伸ばしたその時、
突然ゲホゴホと咳き込みながら意識を取り戻したリナ!どうやら人工呼吸をするまでもなく元気になったようで、
ジョーイは手を引っ込めながら苦笑するハメになってしまいます。いや、そこは人工呼吸やっといた方がよかったんじゃないかな…
最近のヒロインはどうして人工呼吸してくれないのよぉ!!
好きなら思わずやっちゃうもんじゃないの!?とか言い出す子もいるからさ…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
パチパチ…パチパチパチ…
「またジョーイに助けてもらっちゃったね…ありがとう(ぬぎぬぎ)」
「えっ、あ、いや…」
「…?どうかした?」
「あ、やぁ、別に…」
その後は海で体を冷やしてしまったリナのために、近くの洞窟で焚き火をして暖を取ることにしたジョーイ。
お礼を言うリナに対して、やけにあたふたと挙動不審な反応ですが、それは何故かと言えば
濡れた上着を脱ぐリナの姿がエロかったからです。ジョーイ君…考えてみれば思春期だもんな、それもやむなしか…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
・今日のヒーローマンで一番かわいかったのはジョーイきゅんだと思うのですがどうでしょうか?
分かる、分かるぞ…(えー
コメントの通り、この場面で注目してしまうのは
リナよりもむしろ赤面しまくるジョーイ君の方でしょうか。なんなんだこの可愛さは!
ジョーイ君というのは、なぜこうも妙な色気というかフェロモンを振りまいてしまう子なのだろうか…
「それにしても、一体何があったのかしら…」
「よく分からない…突然何かに襲われて、みんなバラバラになって…」
「…」
「で、でも、きっとみんなは無事だよ!あの科学者の人が空港へ行けって行ってたから、
みんなそっちに向かってるんじゃないかな」
ガサガサ…ガサガサガサ…!
「…!?だ、誰だ!」
「き、君達!無事だったのか!」
そしてしばらく休憩してから仲間を探し始めたジョーイ達ですが、ほどなくして茂みの向こうを歩いていた仲間を1人発見!
一体誰かと思ったら…って一番どうでもいい人じゃないですか(えー
なんと真っ先に見つかったのは研究員のオッサン。よりによってアンタか…
これならジョーイとリナが2人っきりの方がよかったな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「とにかく、これからよろし…うおあっ!?」
「…?」
「あ…ああ…ざ、残念だが…安心するのは少し…早かったみたいだ…!」
キッシャアアアアアアッ!!
「な…あっ…!!」
ってまた出やがったー!!うわあああああ!
一難去ってまた一難!?仲間を見つけて安堵したのもつかの間、振り向けばそこにはまた触手の大群が!
というかさっきからこの研究員のオッサンと会うたびこうなってるわけですが、まさかアンタが触手を呼び寄せてるんじゃあるまいな!?
なんにしろ、ヒーローマンがいない今はさっき以上の大ピンチ…そして触手がまたもくぱぁしたところで次回に続く:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
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