HEROMAN 第17話「レガシー」
 

「これを見てくれたまえ。製薬会社、大学、軍事産業、政府関連施設、食品メーカーなど…
 この数週間、さまざまな研究施設が何者かによって襲撃を受けているんだ」

「…?そのバラバラな施設の共通点ってのはなんなんだ?」

「まさにイグザクトリー。この一連の事件の共通点は…スクラッグの遺産!
 襲われた各所は、どこもスクラッグの遺した残骸や武器を研究していた…
 そして推測される次のターゲットは…」

「センターシティ…!」

さて、前回ようやく政府からの逃避行を終えて、平穏な生活を取り戻していたジョーイ…
しかしそれもつかの間、またしてもジョーイの周囲に新たな事件の臭いが生まれてしまいます
その事件とは、謎のコート男がスクラッグに関する研究施設を片っぱしから破壊しているという噂…

それにしてもこの男、まるでヒーローマンの顔を黒く塗り潰したかのような顔立ちは一体…?ブラックヒーローマン?
ともかくジョーイ達はセンターシティの研究施設を守るために、この男を待ち伏せして顔を合わせることになりますが…

「…」

「えっ…!?」

「あ、あの顔は…!」

「「ウィル!?」」

「ど、どうして!?人の心を取り戻したんじゃなかったの!?」

ってええええええええええ!?いやちょっ…ええ!?ええええええ!?
なんでこの顔からウィル連想してんの!?この顔から連想するのがヒーローマンじゃなくてウィルだとォ!?
実際にウィルの顔がイメージ映像で出てきてますがどう見ても全然似てねええええええ!!

「ウィル…元に戻ったんじゃなかったの、今までどこにいたの!?
 みんなが心配してたんだよ、リナだって!」

「…俺はもう人間じゃない…お前に何が分かる!
 せいぜいお前達は、チャチなヒーローごっこでもやって浮かれていればいい」

「なっ…ヒーローごっこだと!?」

「お前達を光に例えるなら、俺は闇…闇の中にうごめく人外の存在…!
 この世にスクラッグの痕跡は残してはならない、だから俺はその全てを破壊する!」

「そ、それはどういう意味だ!?」

「すでに事は水面下で動き出しているんだ。いいか、今度俺の邪魔をすれば…
 誰であろうと容赦はしない!よく覚えておけ!」

「…ウィル…」

って…本当にこのブラックヒーローマンの中身はウィルで間違いなかったようです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかくウィルの当面の目的とは、スクラッグが地球に残していったあらゆるものを消し去ることのようで…
銃だとかヨロイだとか、別に放っといてもよさそうなものまで徹底的に消そうとしているようですが、なんでまた…?
これらが地球に残っていると、何か不都合なことがあるんでしょうか?「すでに水面下で動き出している」というセリフからして、
どうやらそう考えてよさそうな感じですが…ウィルはウィルなりに新たな脅威を未然に防ごうとしているみたいですね

まあそんなことよりも次回神回決定キタコレ  ヒャー水着デートだぁー!!
この短期間に2度もリナの水着回をやるとは流石ですなスタッフ
そしてリナの泣き顔に俺のSっ気センサーがウズウズと反応を:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


・ヒーローマン17話は、ウィル復活よりもその前に先生にヒーローマン隠そうとおろおろするジョーイ君が
 一番の見物だったじゃないですか! by KEI
・HEROMAN予想はウィルで正解でしたね。それにしても強っ!!そしてやはりゴゴールの核が関わってるんでしょうか?
 しかしそれよりも首を傾げるヒーローマンや、あっさりバレて次回の海にもちゃっかり来ちゃう先生にトキメキました。
 海に浸かるヒーローマンも、水大丈夫なのかと思いつつヤドカリ見てる姿に激しく悶えました。どうしましょう!!

うむ、確かに今回のヒーローマンは、コリンズ先生にヒーローマンが見つかりそうになったところで
ジョーイ君おたおた → ヒーローマンきょとーんの図が面白かったですね。その後スパイダーマン的に隠れるヒーローマンとかも、
さすがスタン・リー原作って感じでした。(スタン・リー:スパイダーマンやX-MENの生みの親)

ヒーローマンは無表情なムキマッチョの割に、時々妙に可愛いというか和むシーンがあるから困る
でも天井をガサガサ動くウィルはキモかったです(えー
うわあああ、さすがスクラッグはゴキブリの化身と言われるだけあるな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


■HEROMAN 第18話「セパレーション」

 

《僕たちは今、南の島へ来てます!
 ヒューズさんのはからいで、政府所有の無人島に招待されちゃいました!
 人目を気にしなくていいこの島で、ヒーローマンともども楽しんでいたりします!》

「ほらぁー!みんな早く早くっ!!」

「ふふふ…コリンズ先生!飛ばしすぎですよぉぉホホォォーーイ!!」

「ジョーイ達も早くー!一緒に泳ぎましょー!」

そういうわけで今回は、いきなり南の島でのバカンス回!そして水着!!
いつものジョーイ・リナ・サイ・デントン先生に加えて、今回からはナイスバディなコリンズ先生も加わってのメンバー構成となっております。
とりあえずコリンズ先生はすごいおっぱいでかい人なので、これからはリナの唯一足りない部分を十分にカバーできる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「よ、よかったのかなぁ、本当に」

「まあなあ。ウィルの問題もあるし、難しい顔するのも分かるけど…
 それはそれ!これはこれだろ!海、水着、リナ!他に何が必要だって言うんだよ、
 楽しむ時には楽しむ!でなきゃ体が持たないだろ?」

そんな中でジョーイだけは、「本当に遊んでる場合なのかなぁ」と少々迷っているようです。
まあ前回ウィルが新たな脅威に対して動き出していることが分かったので、
自分達も何かしなくちゃと思っているんでしょうけど…

とはいえ今そんなことで悩んでも手がかりは何もない状態、「今は遊んで鋭気を養っとけ」とサイに説得され、
ジョーイはリナとのスーパーイチャイチャタイムに身を投じることに…うーんなんという微笑ましい光景
しかしサイって足が不自由だから、自分はジョーイ達みたいに海辺で遊ぶことはできないんですね
それでもこうして「遊んでこい」とジョーイの背中を押してやるとは、まったく大したヤツですなあ

「ああ〜久しぶり!こうして何も考えないで思いっきり遊んだの!」

「なんだぁもう満足なのか?お楽しみはこれからだぜ!」

「な、何するつもり、サイ…?」

「海、水着、肉ときたら次はコレだろ…怪談話だよォ!かぁぁいだぁぁぁん!!」

「「「「ひ…ひいいいいっ!?」」」」

ゲェー!?しかし水遊びにバーベキューと丸一日遊びまくった後で、真夜中の怪談話をおっぱじめることにしたサイ!
つーかお前の顔が一番ホラーだから!「お前ら俺一人差し置いてよくも遊んでくれたなぁぁぁぁ」という
サイの怨念を感じずにはいられない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  それにしてもアメリカでも「夏と言えば怪談」なんて文化はあるんですかねぇ



「こいつは、ここに来る途中でNIAのスタッフが教えてくれたことなんだがな…
 この島が政府所有地になる前は、無人島なんかじゃなく、ちゃんと人が暮らす島だったらしい。
 そんな住民たちがこの島からいなくなったのは…
 この島に昔から伝わる、魔物の呪いのせいだったんだ…」(NIA:ヒューズのいる大統領直属機関のこと)

「ま、魔物…!?」

「その魔物を見たものは…近いうちに必ず死を迎えると言われ、事実みんなそうなった…」

「そ、それでこの島は…」

「ああ…誰もいなくなった…その魔物を除いてなァ!!」

「ひぎゃあああーーっ!!ああ!あああああーーっ!!」

そんなサイの怪談の内容とは、この島の住人を一人残らず呪い殺したと言われる恐るべき魔物の存在…
ここが無人島になったのはそのためで、今でもその魔物はこの島に巣食っているとか…

まあ、魔物とか言われてもあまりにもうさんくさすぎて「そうっすかー恐いっすよねー」ぐらいしか言えないんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
しかしデントン先生にはこの話がクリティカルヒットしてしまったようで、先生の絶叫が響く中サイの話は続いていき…

「魔物の名前はシェイプシフター…!
 名前の通り自由自在に姿を変え、呪う相手の一番恐れる姿になって現れる…
 その魔物が現れるのは、決まってこんな蒸し暑い夜でな…」

「ひぃぃっ!?え、あう、え!?」

「はは、安心しなよ。同じ蒸し暑くても、出るのは風の強い日で…」

ビョオオオオオ ビョオオオオオオ

「あ、あの、サイ…風ってさ、こんなふうに風が強い日のことを言うの…?」

「…あ…ああ、こんな感じだな…で、でも!家の明かりがワケもなく点滅したり、
 遠くで地鳴りみたいな音が聞こえたりしなけりゃ、大丈夫さ!」

チカチカ チカチカチカ

「え…あ、明かりが点滅して…」

ズシイイイン…ズシイイイン…

「と…遠くで地鳴りみたいな音が…」

ぐわあああ!その時ジョーイ達の周りで次々と気味の悪い異変が!
「あれがなければ大丈夫、これがなければ大丈夫」と、魔物が出現する条件を口にするサイですが、
気がつけばジョーイ達はまさにその条件のすべてに当てはまっていたという…お、おい、まさか本当に魔物が…

「ど、ど、どどど、どうなってるんだこれは!?サイ!?」

「ん、んなこと俺が知るか!俺はただ聞いただけだし…!」

「続きは!?続きはどうなってるの!?」

「あ、ああ、魔物は一番心の弱い者の前へ現れるんだ、闇と共に扉の向こうから…」

ドンドンドン!バンドンドン!

「「「ぎゃぐわあああああああ!!」」」

「で、で、でででで出たああああああ!!」

「ど、ど、ど、どうなってんだよ!?この島には誰もいないはずじゃあ!」

って、その時魔物が出てくる最後の条件、ドアの向こうからやってくるという言葉を口にした途端、突然何者かに激しくノックされ始めたドア!
次から次へとあまりにも的中しすぎる魔物の話に、ジョーイ達は完全に震え上がってしまいます

ドンドン!ドンドンドン!

「ちょ、ちょっとみんな、落ち着いて!」

「で、で、ででででで…」

「ああ、ああ、ああああ…」

「ぐぐ、あぐぐぐぐぅ…」

「あうううう、あううあ…」

「落ち着けって言ってるのォーーッ!!」

「「「「ひゃいいいっ!?」」」」

「こんなのおかしいわ!話が出来すぎてるもの!
 この話ってサイがNIAの人に聞いたって言ったわよね、ドッキリよドッキリ」

「ド、ドッキリ…?」

「きっと扉を開ければ、サプラーイズ!とか言って
 ジョーイの知り合いがなだれ込んで来るわ」

ところがそんな中で、リナだけは冷静さを失わずにドッキリの可能性があることを考えていました
確かに何から何まで、魔物の条件が次々と的中するのはあまりに出来すぎ…ドッキリの可能性はかなり高いと思われますが
それにしてもリナ、さっきまでジョーイに抱きつきながらガタガタしてたのにずいぶん堂々としてますね(えー
もしかして今までの怯えた様子は、ジョーイ君とイチャイチャするための単なる芝居だったんだろうか…リナ…恐ろしい子!!

「ええっ…あ、開けるの!?」

「大丈夫よ、ほら…サプラーイズ!」

ドガラガッシャアアアアアン!!

ぎゃああああああああ!!なんと扉の向こうに立っていたのは、ゾンビみたいな顔でギョロリと不気味な目を向けている男!
この生気を感じない顔は…まさか本物のゾンビ…?無人の洋館に取り残されたジョーイ達の状況といい、まさかのバイオハザードな展開なのでは…

「ハァ…ハァ…!ハァァ…!」

「え…!?な、なに!?」

「に…逃げろ…みんな逃げるんだァァッ!!」

って、そうかと思えば「すぐにここから逃げろ」とジョーイ達に忠告を始めたゾンビ。ずいぶん親切なゾンビだな(えー
冗談は置いといて、どうやらゾンビ男の正体はこの島の施設で働いている研究員のようです
この島は無人島とのことでしたが、わざわざ政府所有の島になってるくらいですから、何かの研究施設のために使われていたみたいですな…

「さあすぐに空港へ…!他の連中はもう脱出している!
 この島に残っているのは君達だけ…ぐっ…!あぐっ…!」

「ケガをしてるじゃない、無理しないで!」

「む、無理もするさ…!今すぐに逃げなきゃ、ここにいるみんなが全滅する…!」

「ぜ、全滅!?それってどういう…」

ズドドドバッゴオオオオオオン!!

「きゃ…きゃああああああーーっ!!」

ってなんじゃこりゃー!?突然その時ジョーイ達の建物を覆い尽くし、くぱぁと口を開けて襲いかかってきた触手の群れ!
研究員のオッサンが恐れていたのはこの怪物だったのか…それにしてもなんてエロ同人で活躍しそうな触手だろう(えー

ズドドドドドド!

「み、みんな!リナ!うわあああーーっ!!」

すかさず応戦しようとしたジョーイではありますが、この触手どもの圧倒的物量にはまるで太刀打ちできず
一瞬のうちに全員がやりたい放題触手に襲われてしまうことに!そして気がつけば、仲間達が散り散りになってそれぞれ海へ落ちていたという…
触手に襲われるシーンについては直接的な描写はありませんでしたが、多分
DVDには収録しますたな感じで売られることになると思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…」

「リナ!しっかりして!リナ!リナ!」

「…」

そんな中でジョーイは、気を失って海上を漂いながら溺れているリナの姿を発見!
すぐさまリナを助けて岸まで運ぶジョーイですが…リナの衰弱はかなり激しいようで、まったく意識を取り戻す様子がありません
リナ…これほど消耗するくらいあの触手どもにいやらしい目に遭わされてしまったのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…」

「う…うう〜ん…」

ともかくリナを蘇生させようと人工呼吸の構えを取るジョーイ。しかし純情なジョーイは、いくら人命救助のためとはいえ
リナのおっぱいを触ったりチューしたりすることに激しい抵抗を感じてしまいます
なんてウブなジョーイ…しかしリナはたった今あのエロ触手どもに散々もてあそばれた後だから、
ちょっとおっぱい触るくらいきっと大丈夫だよ!あいつらのエロ行為に比べれば近似したらゼロみたいなもんだよ!(えー

「…」

「うう…え…ええいっ…!」

「…げほっ!ごほっごほっ!」

「わわあっ!?」

「…けほっ…ジョ、ジョーイ…?」

「あ、あはは…大丈夫?」

「…ジョーイが、私を…?ありがとう…」

そんなわけで意を決して「うおおー!俺はおっぱいを触るぞー!!」とリナの胸に手を伸ばしたその時、
突然ゲホゴホと咳き込みながら意識を取り戻したリナ!どうやら人工呼吸をするまでもなく元気になったようで、
ジョーイは手を引っ込めながら苦笑するハメになってしまいます。いや、そこは人工呼吸やっといた方がよかったんじゃないかな…
最近のヒロインはどうして人工呼吸してくれないのよぉ!!
好きなら思わずやっちゃうもんじゃないの!?
とか言い出す子もいるからさ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

パチパチ…パチパチパチ…

「またジョーイに助けてもらっちゃったね…ありがとう(ぬぎぬぎ)」

「えっ、あ、いや…」

「…?どうかした?」

「あ、やぁ、別に…」

その後は海で体を冷やしてしまったリナのために、近くの洞窟で焚き火をして暖を取ることにしたジョーイ。
お礼を言うリナに対して、やけにあたふたと挙動不審な反応ですが、それは何故かと言えば
濡れた上着を脱ぐリナの姿がエロかったからです。ジョーイ君…考えてみれば思春期だもんな、それもやむなしか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

・今日のヒーローマンで一番かわいかったのはジョーイきゅんだと思うのですがどうでしょうか?

分かる、分かるぞ…(えー  コメントの通り、この場面で注目してしまうのは
リナよりもむしろ赤面しまくるジョーイ君の方でしょうか。なんなんだこの可愛さは!
ジョーイ君というのは、なぜこうも妙な色気というかフェロモンを振りまいてしまう子なのだろうか…

「それにしても、一体何があったのかしら…」

「よく分からない…突然何かに襲われて、みんなバラバラになって…」

「…」

「で、でも、きっとみんなは無事だよ!あの科学者の人が空港へ行けって行ってたから、
 みんなそっちに向かってるんじゃないかな」

ガサガサ…ガサガサガサ…!

「…!?だ、誰だ!」

「き、君達!無事だったのか!」

そしてしばらく休憩してから仲間を探し始めたジョーイ達ですが、ほどなくして茂みの向こうを歩いていた仲間を1人発見!
一体誰かと思ったら…って一番どうでもいい人じゃないですか(えー
なんと真っ先に見つかったのは研究員のオッサン。よりによってアンタか…
これならジョーイとリナが2人っきりの方がよかったな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「とにかく、これからよろし…うおあっ!?」

「…?」

「あ…ああ…ざ、残念だが…安心するのは少し…早かったみたいだ…!」

キッシャアアアアアアッ!!

「な…あっ…!!」

ってまた出やがったー!!うわあああああ!
一難去ってまた一難!?仲間を見つけて安堵したのもつかの間、振り向けばそこにはまた触手の大群が!
というかさっきからこの研究員のオッサンと会うたびこうなってるわけですが、まさかアンタが触手を呼び寄せてるんじゃあるまいな!?
なんにしろ、ヒーローマンがいない今はさっき以上の大ピンチ…そして触手がまたもくぱぁしたところで次回に続く:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


・ビバ水着☆と思ってたのにヒーローマンが…ヒーローマンが可愛い子供にしか見えなかったんですが!!
 ジョーイ、リナとヒーローマンに対しては結構男らしいですね。でも画像は是非リナとジョーイの照れる顔と怯える顔でお願いします(コラ)
HEROMAN18話、ヤドカリをじーっと見てたり、バーベキューの火花にびっくりするヒーローマンに萌えてしまったのは
 私だけでしょうか?あとあの触手ですが、次回予告に研究所のようなものが出てきたので人工的に作られたモノっぽいですね。

ヒーローマンは意外と母性本能をくすぐるタイプみたいですねー
今回のヤドカリと戯れる姿や、バーベキューを不思議そうに眺める姿なんかはかなり好評だったようです
ちなみに私は海岸をルンルンスキップするヒーローマンの場面が一番ツボでした。かわいいよヒーローマン

まあしかしヒーローマンも可愛いですけど、ご主人様のジョーイ君はさすがにもっと可愛いから困る
今回のジョーイ君のベストショットはやはり、このリナとにっこり向かい合うシーンでしょうなあ
主人公&ヒロインのラブラブ展開最高や!
こういう場面を惜しみなく映してくれるだけでも、ヒーローマンって他の番組より貴重ですよねえ


■HEROMAN 第19話「サバイバル」
 

バチバチバチバチィ!

「ジョ、ジョーイ!」

「2人ともあっちへ!僕が引きつけてる間に早く!」

「だ、大丈夫なのか!?君達がスクラッグと戦ったことは聞いているが、
 あのファンタスティックマンがいないんじゃ!」

「ヒーローマンです!」

キッシャアアアアアッ!!

「さあこっちだ!こっちへ来い!」

バヒュバヒュババヒュウン!!

ファンタスティックマンがいなくてもジョーイ君は元気です(えー
さて前回、頼りのヒーローマンとはぐれた状態で、触手の群れに襲われてしまったジョーイ達…
ところがどっこい、すぐさまバリアで初撃を弾き返したジョーイは、その後の攻撃も高速移動ですべて華麗にかわし
簡単に触手どもをあしらってしまいました。つ、つええ…いまや防御力・回避力では完全にジョーイ君が作中最強ですな

「ふう、これでよし…」

「ジョーイ、ご苦労様!」

「ラヴィさん、この島は一体どうなっちゃってるんですか…?」

「あ、ああ…そうだな、今さら隠し立てしても仕方ないだろう…
 君達も知っての通り、この島は政府が所有する無人島だ。表向きは政府高官の保養施設…
 だがそれを隠れみのにし、軍の一部が勝手にバイオ兵器の研究をしていたんだ…
 無人島であることをいいことに、通常では考えられない危険な実験をね…」

「そこで、事故が起きた…?」

「ああ、そうだ…あの化け物はその実験のひとつなんだが…
 繁殖能力が異常なまでに跳ね上がり、そして…制御できなくなった…!」

そんな触手どもからひとまず逃げ切ったその時、研究員のオッサンから触手が生まれたいきさつを教えられるジョーイ達。
あいつらはやっぱり人間の研究から生まれたバケモノだったのか…完全にバイオハザードですな
それとこの研究員のオッサンは、ラヴィなんていう名前だったんですねえ
なんか有名な電波ソングを連想してしまう名前だなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あっ!?ヒ、ヒーローマン!ヒーローマァーン!!」

「あぁ、な、なんていうことだ!キャプテン・ヒーローがぁ!!」

「ヒーローマンよ!!」

とにかくまずは散り散りになった仲間達を探し始めたジョーイ達…って、問題なくコリンズ先生を見つけたその直後、
触手達に物凄い勢いでレイプされまくっていたヒーローマンの姿を発見!そんなのらめえええええええええ!
ああ…前回ジョーイ達のロッジを襲撃してからずっと、ヒーローマンだけを執拗に触手責めし続けてたとか
この触手ども人選がおかしいだろ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「こうなったら…!ヒーローマァァン!!ブラストォォォッ!!」

バチチチチチ…ズギュンズギュンズギュンズギュン

「えっ…こ、これって!?」

「エ…エネルギーを吸収している!?その攻撃はまずい!
 ヤツにエネルギーを与えるようなものだぞ!」


(C)鳥山明/集英社

孫ーーっ!!
気功波の類いは撃つなーっ!!
こいつら気を吸収するらしいぞーっ!!
(えー

な、なんと…ヒーローマンを救出すべくブラストのコマンドを起動したジョーイでしたが、
その電撃をみるみるうちに吸収してしまった触手ども!
こいつら…どうやらヒーローマンと同じ電気属性ユニットのようですな(えー

この間はヒーローマンが発電所のエネルギーを吸収するシーンがありましたが、
この触手も今同じことをやらかしているのでしょう

「くっ…近づけるのは一瞬だけだ…!どうやって、どうやって助ければいい…!?」

キッシャアアアアアアッ!!

「はっ…!?そ、そうだ!ヒーローマァァァン!!ディスエンゲージ!!」

ぱっしゅううううん

「あっ!?小さくしたのね!?」

バヒュバヒュバヒュウウウウン!!

「ふう…なんとかなったよ…!」

って、その時逆転の発想をすることで触手どもから見事にヒーローマンを救出したジョーイ!
いくらエネルギーを上げても倒せない敵…なら逆にエネルギーを限界まで下げてしまえと、
ヒーローマンをオモチャの状態に戻してしまったのです。そして触手の締め付けがゆるんだその時、
高速移動でヒーローマンを助け出したという…しかしこの高速移動はとてつもなく便利だな…
そろそろジョーイがなんでこの能力を使えるのか、説明が欲しいんだけどなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あった…!あれが例の研究所だ!
 あの植物は、研究所の地熱発電施設をエネルギー源にしている…
 エネルギーを取り込んでいるコアを破壊すれば、増殖は止まるはずだ」

「分かりました…僕とヒーローマンで行ってくる!みんなはここで待ってて!」

「い、いや、私も行こう。コアの部屋に入るロック解除は私にしかできない…
 それに、君達なら本当にやってくれる気がするし…」

そんなヒーローマンを救出して間もなく、サイやデントン先生も合流して研究所の前に勢揃いした一同。
触手どもは一本一本相手をしていたらキリがないですが、大元のコアを叩けば一気に駆逐することが可能なようです
そんなわけで、触手の巣と化している研究所へ単身乗り込む決意を固めるジョーイ…
そして研究員のオッサンも、ジョーイとファンタスティックマンの勇敢さに感激して同行してくれるようですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「うっ…!こ、これは…!なんなんだ…アレは!?」

「ヒーローマンを…コピーした!?シェ…シェイプシフター!?」

ところが研究所の最深部にて3人を待ち受けていたのは、対ヒーローマン用に姿を変えた人間型触手・シェイプシフター!
こ、こいつは…あのサイの怪談話が思わぬ形で現実となってしまいましたな…
元は触手なのでヒーローマンの見た目を真似たに過ぎませんが、
電撃は吸収されるのでヒーローマンの必殺技が使えない
という厄介な相手であります

「フウウウウウン!!」

ドバッゴオオオオオ!!

「よし…!今だ!クリスタルを叩けぇっ!!」

ギュルギュルギュルウウウウン

「なっ…!」

「さ…再生した!?しかも今度は3体も…!」

それでもなんとかシェイプシフターを殴り倒したヒーローマンですが、周囲に無数の触手がある限りシェイプシフターの肉体は不滅!
さらにコイツは何体でも触手から造り出すことが可能なようで、今度は3体同時に現れてヒーローマンを組み伏せてしまいます
そして触手形態にチェンジしたシェイプシフターは、ヒーローマンをグルグル巻きにして
またしても執拗な触手責めを開始することに…
こいつらはヒーローマンをレイプするのがそんなに好きなのか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



ズギュンズギュンズギュンズギュン

「ヒ、ヒーローマン!!」

「ウアアアアアアーッ!!」

「くっ…!ヒーローマァァァン!ディスエンゲージ!」

バヒュバヒュバヒュウウウウン!!

「ヒーローマァァァン!エンゲージ!いっけぇぇぇーーっ!!」

ズバアアアアッ!!

「ヒーローマァァン!!フィニィィィーーッシュ!!」

ゲゲェーッ!?ところがその時、ヒーローマンの救出からコアの破壊までをやってのけるジョーイ君三連コンボが炸裂!
ディスエンゲージでヒーローマンを触手から救い、エンゲージと同時にヒーローマンをコアめがけてブン投げ、
変身しながら飛んでいったヒーローマンが、フィニッシュと同時にコアを粉々に破壊するという…

いやはやそれにしても、コマンドのたびに「ヒーローマァァン!」って叫ばなきゃいけないからジョーイ君すごい忙しいですね(えー
しかし高速移動を習得してからのジョーイの活躍っぷりは凄すぎるな…まさかこの触手を相手にここまでやるとは思いませんでした
正直ジョーイの成長があまりにも凄すぎて、ヒーローマンの方が置いていかれてる感が…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ふぃー、まったくとんでもないバカンスだったなぁ」

「本当にすまなかった…また政府は君達に借りを作ってしまったようだ…
 あと2時間もすれば、迎えのヘリが来るはずだ」

「ん…あと2時間?だったらもうひと泳ぎできるぅー!!」

ともかくジョーイの活躍のおかげで、触手どもは全滅し平和を取り戻した無人島。
そして迎えのヘリが来るまでのわずかな時間、ジョーイ達は最後のおたのしみに再び海へと飛び出して行くのでした

・ジョーイくんにコリンズ先生のおっぱいが!!リナが明らかに出遅れたって顔してるのが可愛いですね。
 でも1番噴いたのはぶん投げたーwwだったりします。
・大志さま!ヒーローマンが最後にカニ達に懐かれてるの萌えると思いますです!!
 クリスタルはゴゴールかと思ったら違うのですね。でも研究してたら乗っ取られちゃった☆てやりそうな気が……。

そして今回もそれぞれお気に入りのシーンに関するコメントが寄せられております。
ジョーイがヒーローマンをぶん投げるシーン、ヒーローマンがカニと戯れるシーン、ジョーイとコリンズ先生がはぐはぐするシーン…
ちなみに私が一番好きだったのはジョーイ達が研究所に乗り込むシーンです。
あそこはヒーローマンが張り切って、研究所のシャッターをメッチャクチャにぶっ壊して突入するんですが

「(ガチャッ)あ、あはは…ミスター・ジャイアント、こっちから入れたんだけどね」

と、そのシャッターのすぐ横で「ファンタスティックマンさん入り口こっちにありますがな」と、ドア開けて入ってくる
研究員のオッサンがツボでした。というかこの人、前回はかなりどうでもいいキャラかと思ってましたが、
今回は名前間違いネタで色々いい味出してましたねえ。中でもファンタスティックマンは妙に気に入ってしまいました。次回に続く


■HEROMAN 第20話「ミッシング」
 

「はぁ…ったくいい週末だなぁ、男が揃ってガーデニングかよ!」

「すっかり騙されたね…ドライブだって言うから来たのに」

「教授!今度はなんの研究だ!?どうして俺達が土集めなんか!」

「(カタカタカタ)センターシティで怪事件が起きているのは知っているかい?
 このひと月の間に牛や馬、飼い犬まで、多くの動物が何者かに襲われ行方不明となった…
 だが今度は人だ。3日前に謎の車事故を起こし、男性が1人消えている…ちょうどこの場所でな」

「えっ…?そ、それで、事件と土にはどんな関係があるんですか?」

「こいつは事件の重要な証人なんだ、犯人を教えてくれるかもしれん」

さて今回のヒーローマンですが、ジョーイとサイがデントン先生に連れられて、センターシティ郊外の土集めをしている場面から始まります
なんでこんな真似をするのかと思いきや、最近勃発している謎の連続失踪事件の調査のためだとか…
動物や人が次々と謎の失踪を遂げているというその事件、こいつは噂に聞く
キャトルミューティレーションというやつか…(えー
犯人は生物をさらって実験を繰り返している宇宙人に違いない…って、そういえば宇宙人編はとっくに終わったんだっけ?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ところがそんな事件の捜査を続けていたデントン先生は、この土いじりの数日後に突如として行方が分からなくなってしまいます
デントン先生の身に何が…真相に近づきすぎて危険に巻き込まれてしまったのでは…?と、
ジョーイやサイはただならぬ不安を抱えることになってしまいます

「細かいこたぁ分からねえが、犯人の目星ならついてんだ」

「ええっ!?」

「いいかボンクラども、牛がいなくなってんだぞ?
 犯人は牛をかつげるほどのマッチョな男だ!サクッと犯人を捕まえに行こうか!」

ゲェー!?ところがそんな中、すべての元凶はマッチョな男と、まったくもってデタラメな迷推理を始めたホリー!
すぐさまジョーイ達を引きずり回して、センターシティで最もマッチョな男を調べたりとバカな真似を始めますが…
当然ながらデントン先生の手がかりは何ひとつ掴めず、ジョーイ達はさんざん無駄骨を折らされるばかりです

「あ、あのさぁ…?」

「なんで僕達、こんな格好してるわけ…?」

「特別室だし警備が厳重だ、お前らは目撃者の友人ってことで通す!いいな!」

っておわああああやりやがったあああああああ!!
ぬおおおお!今までも事あるごとに女性的なフェロモンを撒き散らしていたジョーイ君ですが、ついにこんな女装をやらされる日が!
なんでこんな女装をし始めたのかというと、「行方不明になった男性」の娘に聞き込み調査をする気のようで…
その娘さんは事件の様子を目撃していたらしく、父親が襲われたショックで今は入院中のようですね

・たたた大志さま!ジョーイくんが…スタッフがやっちゃいましたよ!!つかサイのポニテが可愛いと思いました!!
・ついにジョーイが女装してジョーイきゅんになってしまったか…これは破壊力ありすぎです!

そしてやはりこの女装にテンション爆裂うpした人達のコメントが…(えー
まあしかしジョーイ子ちゃんの魅惑のふとももきゅっとしたお尻はやばいね!性的すぎるね!
それにしてもこの車椅子を押す姿の似合うこと、これほど清楚な少女が今の時代に存在するのだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「お、おじゃましま〜す」

「…」

「あ、あのう、私達、あなたとお友達になりたくて!うふふ」

「…」

そんなわけでお目当ての少女の病室へやってきた3人。しかし事件を目撃したというその少女は
まだまだ精神的ショックから立ち直っていないようで、ジョーイ達が何を言ってもまともに反応すらしてくれません
会話に困ったサイがアンパンマンのごとく「私のおっぱいをお食べよ!」とおっぱいリンゴを取り出してみても、
心を閉ざしている少女はさっぱり興味を示してくれる様子がなく…

「はいはい役立たずはのいたのいた!
 ”どうしたんだぁ〜?しけたツラしやがって、80になるウチのババァより元気ねえぞ〜”」

「わぁ…ワンちゃん?」

「私もあんたくらいの時、1週間パジャマで過ごしたことがあるんだ
 
1人ぼっちで退屈でさ、いつもこうして遊んでた」

ところがなんと、そんな少女の心を溶かしたのは意外にもホリー!単なる凶暴バカ女かと思いきや、
こんな風に子供をあやす術を心得ていたとは…それにしても、1週間パジャマで過ごしたっていうのはやっぱあれでしょうか、
問題を起こして少年院にブチ込まれてずっと同じ服で過ごしたっていう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「パパのこと…聞きにきたんでしょ?あの時、悪魔が出てきたの…」

「…?悪魔って、どんな奴なんだ…?」

「目が真っ赤に光ってて…それで、人を襲うの…凄く尖ったツメで、パパを…パパを…う…う、う…うう…」

そして恐怖にガタガタ震えながらも、父親が襲われた夜のことを思い浮かべる少女。
あの日、父親と2人で車に乗っていた少女でしたが、突如として道の真ん中にボロボロのコートを着た怪人が現れたのです
驚いて急ハンドルで道から飛び出し、人を轢いてしまったのではと車から降りた父親でしたが…
次の瞬間、父親は怪人の襲撃を受けて半殺しにされ、そのままどこかへ連れ去られて行ったという…

その怪人の特徴はコート姿、闇に光る真っ赤な目、そして腕には異形のツメ…って完全にウィルの仕業じゃねーか!!
おのれウィルの野郎、一体どうしてこんな真似を…ウィルにどんな思惑があるのか知りませんが
いたいけな幼女をこうも悲しませるとは、ロリコンの敵としか言いようがありませんな(えー

「うっ…うう…うっ、うっ、うううっ…(ぶるぶる)」

「大丈夫…親父さんはちゃんと帰ってくる。知ってるか?ヒーローマン。
 悪魔ヤローなんて一発でノックダウンだ!」

「ほ…本当…?」

「ああ…本当だ」

「が…眼科に寄って帰るか?ホリーがまともに見える…」

あの怪人を思い出すと今でも震えが止まらなくなってしまうこの少女。どうやらこれ以上の話は聞けそうにありませんが、
ホリーは病室を出て行く前に、ちゃんとこの少女を慰めていくのでした。一体どうしたんだホリーは…変なものでも食ったのか…(えー
サイも言ってますが、こんなまともなホリーの姿は、この世に本来ありえない光景だとしか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「さてと…ここらで張ってりゃそのうち犯人の方から顔を出す!
 犯人は現場に戻るって言うだろ?」

「お、おいおい、ずっとここで見張る気かよ!」

とはいえ結局この日入手できた情報は、目の色がどーたらツメがこーたらと犯人の外見的な特徴だけ…
肝心の足取りに関してはまったく手がかりなしの一行は、また冒頭のセンターシティ郊外に戻って
ここでじーっと気の遠くなるような見張りを始めることに…

ずぅぅぅぅん

「…!?姉ちゃんッ!!」

「んー?」

バギイイイイイッ!!

「おごああああっ!!」

ってなにィーッ!?そんな見張りを始めてわずか数分後、本当にジョーイ達の前に姿を現した例の怪人!まさか本当に出てくるとは…
しかも、よそ見をしていたホリーにいきなり殺人チョップを食らわしてKOするという外道ぶり!何をするだァー!!
ウィルの奴ここまで問答無用な真似を平気でやらかすとは…少しはまともな性格になったかと思ったら…
ともかくジョーイはヒーローマンを変身させ、このバカを相手に戦闘をおっぱじめることになります

ドガアアアン!!ドガドガアアアアアン!!

「ウィル!?ウィルなの!?デントン先生をさらったのも君のしわざ!?」

「…」

「…ウィル…?答えて!!」

「…」

って…戦闘を続けながら事情を問い質すジョーイでしたが、何か相手の様子が変です
ジョーイが何を言ってもまるで反応がなく、顔をよくよく見てみるとウィルとは少し違うような…?
ウィルはこんなつぶらな瞳じゃなかったですもんね(えー  では今目の前にいるこの怪人は何者なのか…?次回に続く!


■HEROMAN 第21話「エモーション」
 

さて前回、センターシティに物騒な連続失踪事件を引き起こしている謎の怪人と対峙したジョーイ達。
しかし「とうとう会えたな!」とタンカを切る暇もなく、出会った瞬間にとっとと帰ってしまった怪人。はえーよお前!
怪人が速攻で逃げてしまったせいで、結局また手がかりナシになったジョーイ達…
そこで今回は、デントン先生の研究室を訪れて何か情報はないかと探し回っていました

「あっ、この土は…!?教授が調べていたものだ!採取した場所の記号が色々書いてある!
 そういえば…教授は「土が事件の証人だ」って言ってたけど、本当なのかな…」

「確か…「全てはひとつに繋がってる」とも言ってたが、教授はどこに向かったんだろう…」

「ん?このメモは…?」

そんな研究室の中から、前回2人でかき集めた事件現場の土を発見したジョーイ達。
どうやらデントン先生はすでに土の分析を終えていたようで、そこには土の成分を調べた研究メモが一緒に置かれていました
そのメモを見てみれば、土の成分にはCaOやらMgOやら、よくある化合物の他に
謎の成分・Xが含まれていることが分かったという…

「実に興味深い分析結果が出たよ…マシュー・デントンの採取した土壌には、
 科学班にも説明のつかない未知なる成分が含まれていた。
 それが成分X…こいつが犯人のアジトを知らせる手がかりになるのかも知れない」

「エージェント・ヒューズ!土壌サンプルが採取された場所を地図上に表示しました!
 ここに成分Xの濃度分布を表示すると…」

「む…この発生源は…」

「工場地区北東の山岳地帯、閉山した鉱山です!」



そんなわけで「ヒューズさんおせーてー」と、ヒューズにさらなる土の分析を依頼したジョーイ達。
どうやら成分Xが何なのかはサッパリ分からなかったようですが、それがどこからやって来たのかは突き止めることができたようで…
その発生源はとある閉鎖された鉱山。どうもそこから成分Xが風に乗って、周囲の土地へ飛来しているようですな

「君達のおかげで犯人の足跡を辿ることが出来たよ…!お手柄だったね」

「…」

「…」

「気持ちは察するが…敵はスクラッグの残党である可能性がある。私情を挟めば命取りになりかねないぞ」

「…ああ、分かってるよ」

しかし「これから鉱山に乗り込むぜー!イエーイ!」とヒューズが車をかっとばす中、ジョーイとサイはまるで元気がない様子…
それもそのはず、前回出くわしたあの怪人は、逃げる途中でホリーまでも一緒に連れ去ってしまったのです
デントン先生に続いてホリーまで怪人の魔の手に…2人が無事なのか不安でたまらないジョーイ達は、
まるでお通夜のような雰囲気で鉱山へと向かうのでした

「う…!?な、なんだよこりゃ…!犯人のやつ、ここに攫ったみんなを集めて!?」

「まさか…姉ちゃんもあの中に…!」

「ホ、ホリーが…!?ホリィィーーッ!!」

って、ジョーイ達がその鉱山に到着してみれば、そこには思いもよらぬ光景が!
なんと行方不明になった人間達が、全員繭のようなカプセルに入れられて宙吊りにされていたという…
このカプセルって確か、かつてウィルとニックがスクラッグ兵に改造された時のものにそっくりですが…
まさかあの怪人は、人間を攫って大量のスクラッグ兵を生み出すことが目的だったのか…?

「ホリィーーッ!!」

「誰だぁーっ!?」

「えっ!?」

「誰かいるのか!?」

「あっ…!ね、姉ちゃん!?」

「教授も!?」

「おおっ!?ジョーイにサイーッ!!はははは、だから言ったろう!
 きっとジョーイ達が助けに来てくれるとねぇ!」

その後もホリーの名前を叫び続けるサイでしたが「呼んだー?」ってゲェーッ!?
なんとその時、近くの物陰からひょっこり顔を出したホリー&デントン先生!お前ら無事だったのかよ!
話を聞いてみれば、なぜかデントン先生だけはカプセルに閉じ込められずに済んだようで、
先生が怪人の目を盗んでホリーを助け出していたようですな…

ゴワッシャアアアアアン!!

「…!」

「うおっ!?で、出たな変態ヤロー!!」

「デントン先生!姉ちゃんをお願い!」

「あ、ああ!こっちだ!」

「ちょっ…!おい、放せよ!ジョーイ!ジョーイーッ!!」

ところが2人の無事を喜んでいたのもつかの間、その時突然ジョーイ一行に襲いかかってきた例の怪人!
ジョーイはすぐに先生とホリーを外へ避難させて、怪人とのガチバトルを開始しますが…
それにしてもこの怪物、明るい所で見てみるとウィルの姿とはまったく似ちゃいませんね。
なんか茶色っぽいし顔もゴツいし、偽ウィルというより単なるゴリラ野郎って気がしてならない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

チュボガアアアアアン!!

「う、うわっ!?」

「なっ…こいつは…!やっぱりウィルじゃねえ!」

って、今度はアゴの舌がガパッと開いてドカドカと変なビームを発射してきた怪人!なんだこいつー!
生のスクラッグ兵じゃなくてサイボーグ!?どっかの誰かが開発したメカゴリラなのか!?
うーむ…単なるスクラッグの残党なのかと思いきや、どうもこいつは今までのスクラッグとは何かが違うようですな…

「ちくしょう…!またおんなじだ、親父の時と…ここは呪われた場所だ…!」

「…?む…そうか…あの事故はここで…」

「私が守ってやんなきゃなんないのに…何も出来ねえ…!ひでえ姉貴だ…!」

そしてジョーイ達がメカゴリラ相手に戦いを続ける中、先に避難していたホリーはずいぶん自分を責めていました
むう…しかし気になるのは、「親父の時と同じ」などと呟いていることですが…
ジョーイ達の両親がすでに亡くなっていることは周知の事実ですが、どうもこの鉱山がまさに命を落とした場所ってことみたいですね
デントン先生も「嫌な事件だったね…」と言っているところを見ると、ずいぶん悲惨な事故に巻き込まれてこの世を去ったようで…

「でも、そう悲観しなくてもいいと思うよ…ほら」

「…あ…!」

「ただいま、姉ちゃん!」

「ジョーイ、サイ…!2人とも…ありがとな…!」

しかし、「私がジョーイを守ってやんなきゃ」と責任を感じるまでもなく、すでにジョーイは誰もが認める立派なヒーロー。
今回もきっちりメカゴリラを撃退し、無事に2人の下へと戻ってきたのでした
それにしても、前回からホリーが普通に気のいい姉ちゃんとなってますねえ。
当初はただのバカ姉と思ってましたが、まともな一面もあるようで一安心ってところでしょうか

「あ、そーだ!それよりお前、いつの間にヒーローマンとダチになったんだよ!
 あんた私のこと覚えてる!?また会えるなんて運命を感じるよぉ!」

「…」

「連絡先教えてよ!今度私のライブに招待するからさぁ!」

ところが愛しのヒーローマン様の姿を見つけるなり、キャーキャー言いながらヒーローマンを口説き始めたホリー!
こ、こいつ…「私のこと覚えてる?」ってそうですね覚えてますよ、
「ヒーローマンだぁ?そんなガラクタ大事にしてんのかよ、さっさと売っ払って来いよ」って
初対面の時さんざんコケにしてくれましたよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  わたしは許しませんよーっ!!

「ったく…痛い目に遭って、少しはしおらしくなったと思ったら」

「あはは…姉ちゃんに限って、ありえないでしょ」

「でも、そこがいいんだよな」

「え…?ええええーっ!?」

ゲェー!?ところがそんなホリーの姿を見るなり、だがそれがいいとこっそり萌え萌えきゅんしていたサイ!
おま…そういう女の趣味だったのかよ!口ではホリーのことを「ケンカっ早くてガサツで空気読めない悪魔」なんて言っていながら
心の中では「あんなひどい奴なのに…だ、だめ…好きになっちゃう!」とか思ってたわけですか
どんだけMなんだよサイ 俺にはお前の気持ちは理解できない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そうそう、サイと言えばずっと松葉杖生活を続けている理由も、今回明らかにされましたね
どうも元はウィルと同じアメフトチームで活躍していた点取り屋だったようですが、
ある日、試合中に敵チームのタックルを足に受けて、左足が二度と動かない体になってしまったという…

そうか…どうりでずっと足のケガが治る様子がないと…というかサイがタックルを受けた瞬間のこの画像
一番左に見えるサイの足がヤバイ方向に曲がってるのが分かりますよね?
こう、ちょうどヒザの辺りに選手の体がかぶさってボキッと…うわあああああああ!!
こいつはなんとも壮絶な過去だな…サイ…せめてこれからはホリーとよろしくやって楽しく生きてくれ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


・アメフトって本当に怪我の多いスポーツですから…うちの弟も2回腕を折って結局曲がったままです(^^;)あっ初めての拍手&コメで
 こんな話…すいません いっつも楽しく拝見させてもらってます〜更新、ゆっくりでも良いんで是非これからも
 続けてくださいね^ω^頑張ってください〜

な…(゜д゜;)う、腕が2度も折れて、曲がったままに…死んでもアメフトだけはやりたかねえ!!(えー
アメフトって本当過酷なスポーツですね、あんな防具つけてやる球技なんて他にないですもんね…
そして応援ありがとうございます、私は安全にパソコンと戯れながら頑張りたいと思います





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