・こんばんは。いつも楽しく拝見させていだだいています。さて、初メッセージがこんなことになるとは・・・と思いつつ、
 勝負パンツについて回答なかったんですね…ということで、あまりうまく説明できないかもしれませんけど、
 一応女の立場から回答させていただきます。勝負パンツ…そのまんま勝負時のパンツですよ!
 もっと言うと見られても(ただし好きな人限定で)平気なパンツですね。
 大志さんが今日彼女といける!というデートの日の朝、タンスの中に
 1.普段履いているせいでヨレヨレのパンツ
 2.新品だけどどうみてもネタ系(大志さんがグーグルで見てみたような)パンツ
 3.新品でオシャレなパンツ
 があったらどれを選びますか?多分3番だと思うんですけど…(違ったらごめんなさい)
 じゃあなんで3番?と言われたら彼女に情けないパンツ見られたくないからだと思うんですよね。その女性バージョンです。
 好きな相手との時、ヨレヨレのブラ&パンツは論外!どうせなら可愛い下着着ていて「可愛いの着てるね」と
 相手に言われたら女性は大喜びなんですよ。彼との思い出がヨレヨレパンツ&ブラだと男性は気にしなくても
 女性は気にするんです。女性の勝負パンツはデート時のお洋服やメイクと同じように重要なもんなんです。
 ま、こんな風に語って置きながら、勝負パンツとは無縁なまま先月27日に26歳を迎えたOLですので
 説得力はないかもしれませんが、よかったら参考にしてください。これからも更新楽しみにしています。ではでは。 by やごし

フハハハハァ!!勝負パンツとはこういうものかァァァ!!(by月の御大将)
いやあ、どうも勝負パンツについての詳しい説明ありがとうございます。
私と同世代で未経験の女の人にパンツについて語らせるというのは、
なんだかすごい申し訳ないことをさせちゃったような気もしますが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかしおかげでよく分かりました!勝負パンツというのはパンツの形とか種類とかそういうものに関する分類じゃなくて
自分が持ってる下着の中で一番まともなパンツという概念的なもののことを言うんですね
むう…しかしそうは言っても結局ただのパンツなわけですから、他人に見られたら恥ずかしいと思うのが普通ですよね?
やはりあの「勝負パンツだから誰に見られても平気」という発言は、
恥知らずな二代目ヒロインがいた!!という常識外れなトンデモ発言だったってことか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


■アマガミSS(七咲逢編) 第13話「サイアク」
 

「うぅっ、さ、さっぶぅ〜!あぁぁ…梅原、トイレ行きたい!」

「なにぃ!?こっちこっち!ここの公園にトイレあったろ!」

「(ぶわっさああああ)」

「ぬ、ぬおっ!?」

さて、前回中多さん編が終わりアマガミヒロインも今回が四代目…そんな七咲編はいきなり真冬からのスタートとなります。
橘さんが「う〜トイレトイレ」とトイレを目指して公園に駆け込むと、そこにブランコ中でパンツ丸見えになっている女の子が…
毎度の事ながらこういう光景に目がない橘さんは、「ヒャーこいつはいいもん見ちまったぜ」
すっかりそのパンツに見とれてしまいます

「(ぽわーん)」

「…何を見ているんですか」

「えっ!?あ、ああ、その…す、すごいジャンプだったね!えっと…君、同じ学校だよね?」

「同じ制服を着てて、違う学校の人なんていないと思いますけど?」

「ま、まあそうだな、あはは…」

「あ、あの、僕は2年A組の橘純一、こっちは同じクラスの梅原正吉で…」

「自ら名乗る痴漢も珍しいですね。これで通報するのが楽になりました」

「ええ!?そ、そりゃないだろ!?」

「ぼ、僕たちはただトイレに!」

「警察がそれを信じてくれるといいですね」

って、そ、そんな!いやらしい視線を向けてくる橘さんに向かって「覚悟しろよこの犯罪者が」
思いっきり敵意丸出しの態度を取るブランコ少女!そう、この人が四代目のヒロインとなる七咲逢なわけですが…
今までのヒロインが橘さんのスケベ心を許してくれたのに対して、七咲はいきなり嫌悪感丸出しで全否定ですね
まあ初対面でこれじゃ、むしろ七咲の方が正しい反応なんや…今までの方が特殊すぎたんや…(えー

「ご、誤解だって!」

「少しは僕たちの話も聞いてぇ!?」

「何を焦ってるんですか?冗談ですよ?(すたすた)」

ところがオタオタと慌てまくる橘さん達を尻目に、「私が本気だといつから錯覚していた?」
くだらなさそうに言い放って、その場を去っていってしまった七咲。ううむ…とりあえず通報されずに助かった橘さんではありますが、
サブタイ通りヒロインとの出会いは最悪なものとなってしまいましたね

「え?みゃー?」

「違うよみゃーじゃないよ、にゃー!」

「んん?みゃー?にゃー?」

「にゃーだってば!にゃー!」

「あ、ああ、そうか、にゃーね…それで、そのにゃーがなんだって?」

「最近、学校に真っ黒い猫が住み着いてるんだって!猫好きの一年生女子の間では密かなブームなんだよ!」

「ふーん…変なものがブームになるんだなぁ、女子って…」

「みゃーはまだ見たことないんだけど、すっごい綺麗な毛並みで触ったらスベスベしてるんだって!
 あ〜みゃーも触ってみた〜い!」

----------------------------------

「(とてとて)」

「おっ…?あれが美也が言ってた黒猫か!」

そんなある日、橘さんは美也から最近学校で可愛らしい黒猫が出没しているという話を聞かされます
大してそんな話には興味なさそうな橘さんでしたが、昼休みにタイミングよくその黒猫が校庭に…
さすがに話を聞いたばかりでちょっと気になる橘さんは、その黒猫を追いかけてみることにします

「(きょろきょろ)あれ?どこ行った?おーい黒猫やーい!」

「何をしているんですか」

「わっ!?」

「また貴方ですか…今度は階段の下から覗きでもしに来たんですか?」

「ち、違う!僕は黒猫を探してたんだ!」

「猫…?ああ、プーのことですか」

「にゃーん」

「あっ、そ、そう、その猫!…あれ?その猫、プーって言うんだ?」

「はい、私がそう呼んでるだけですけど」

ところが、そんな黒猫を探しているうちにまたも七咲と遭遇してしまった橘さん!
どうもたまたま近くに水泳部の部室があったようで…七咲はそこの部員のようですね
そしてこの黒猫には、生徒達が勝手に色々名前をつけているようです。美也はにゃーで七咲はプーで…って

「にゃーんにゃーん(じたばた)」

「はっ!?」

(プ、プー…ナイス!!)

ところがその時、プーがばたばた足を動かした拍子に七咲のスカートがめくれそうに!
それに気づいた橘さんは、またしても食い入るような視線をスカートに向けてしまいます
橘さんの辞書に反省の文字はないのであった(えー
あんたついさっき同じことして七咲に痴漢扱いされたばっかじゃないですか!

「…そんなに見たいんですか」

「えっ!?」

「見たいんですよね?スカートの中」

「み、見たいかって言われたら、それはその…」

「じゃあ見せてあげます(ぺろっ)」

「どひぃ!?み、見てないぞ!?僕は見てないぞぉ!?」

ゲェーッ!?ところがその時、「そんなに見たけりゃ勝手にすれば?」と自分からスカートをめくってしまった七咲!
そんな…いくらなんでも自分からなんて痴女か!?痴女なのか!?(えー
そしてパンチラ好きな橘さんパンモロはさすがに恥ずかしいようで、真っ赤になりながら目を覆ってしまいます

「見ても構いませんよ?私なんとも思いませんから」

「そ、そんな…(おずおず)はっ!?み、水着だったのか!?なんだよ驚かせるなよ…」

「ふふ、すみません」

パンツじゃないから恥ずかしくないもん!!(えー
なんと…七咲がスカートの下に着ていたものは、スカートではなく部活用の水着!どうやら冒頭でのパンチラもこの水着だったようですね
しかし口では「見られてもなんともない」と言っている七咲ですが、少し赤くなってるところを見ると、やっぱりちょっと恥ずかしいみたいですね
まあパンツだろうと水着だろうと、他人にスカートの中身を見られるのっていい気はしないだろうな…
パンツだけど恥ずかしくないもん!!とか言ってたあの人は
やっぱりちょっと普通とはズレてる人だったんや…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「私、1年A組の七咲逢って言います」

「な、七咲ね、七咲…ん?1年A組って…」

「はい、美也ちゃんと同じクラスですよ、橘先輩。もう痴漢はやめてくださいね?
 クラスメイトのお兄さんが犯罪者なんて嫌ですから」

と、ここでようやく七咲の名前を知ることになった橘さん。七咲は美也と同じクラスで仲のいい友達みたいですね
それにしても、七咲にとって橘さんは会うたびにスカートを食い入るように見てくる変態なのに
よく自分から自己紹介なんてする気になったなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ねー、にぃに今日逢ちゃんに変なことしたでしょ?
 
いきなり逢ちゃんに「お兄さんってどんな人?」って聞かれたんだけど」

「へ?七咲が?何もしてないよ、してないしてない」

そしてその日自宅に帰ってみると、「なんで逢ちゃんがにぃにに興味持ってるわけ?」と美也が話しかけてきました
むう、あんなやり取りで橘さんに興味を持ち始めたのか七咲…あいつ大丈夫か…(えー
そんな美也に対して「別に何もしてない」と答える橘さん。そうですね、別に何もしてないですね
誰もいない校舎裏で「君のスカートの中が見たい」「いいですよ…」という
やり取りは何もしてないようなもんですよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「む〜、ホントにしてない!?とにかく逢ちゃんに変なことしないでよ、みゃーの大事な友達なんだから!」

「はいはい」

「あ、そーだ。にぃに、これ知ってる?商店街の福引き!ねえねえ一等ハワイなんだよ!」

「へー、すごいな〜」

「にぃには漫画とかゲームを商店街でよく買うでしょ?福引券もらって当ててきてよぉ!可愛い妹のために!」

「かわいいかわいい、美也はかわいいよ」

「ほんとー!?」

「静かにしてくれるともっとかわいい」

「(ぼすっ)バカにぃに!ハワイ当ててこないと許してあげないんだから!」

そんな中、商店街で行われている福引きのチラシを橘さんに見せ始めた美也。
どうも一等のハワイ旅行がお目当てのようですが、橘さんは手元のマンガに目を落としたまま「あーはいはーい」と
興味なさげな生返事を返すばっかりです。どうも橘さんは美也のことをちっとも可愛いとか思ってないみたいですなぁ
まあ実の妹相手にそんなこと思ってたら、それはそれで恐いんですが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まぁしかし、私らのような視聴者からの目線だと、やっぱり一番可愛く見えるのは美也だよね…

「(ごくごく)」

「(ごくごく)」

「ぶふっ!?ぷっくくく…す、すみません…!」

「…?」

そんな事があった翌日、すっかり福引きのことで美也の怒りを買ってしまった橘さんは
寝ている間に「ハワイ当たれ」と落書きされたアホづらで登校するハメに…
すると水場で偶然七咲と出くわしてしまい、「先輩なにやってんすかwww」と思いっきり爆笑されてしまいます

「うぐぐ、まさか額にそんなのが書かれてたなんて…これじゃ自分で分からないじゃないか…どう?消えた?」

「あ、はい、消えました…でも、どうして額にあんなこと書かれていたんですか?」

「美也のせいだよ…ゆうべ商店街の福引きで一等がなんとか言ってたから」

「美也ちゃんが…?あの、先輩。今日時間ありますか?」

「え?」

ところが七咲に事情を話してみた結果、いきなり七咲の方から一緒に放課後お出かけしようとのお誘いが…
うむむ、それが美也のためというのは分かりますが、それにしたっていきなり2人きりでお出かけというのは凄いですね
橘さんがやったことってパンツ見てまたパンツ見て顔に落書きして登校してきただけですよ!(えー

「先輩のおかげで、数量限定の特売品がこんなに買えました!」

「はは、荷物持ちか…お役に立てて光栄だよ…」

「はい先輩、これどうぞ。さっきもらった福引券です」

「えっ?いいの?」

「今日のお礼と、美也ちゃんのためです」

そんなわけで放課後、美也のための福引券稼ぎに買い物をして回る2人。
それにしても、この辺りから七咲の表情もずいぶん柔らかくなってるなぁ…もうずいぶん橘さんに心を許し始めているようです
まあ橘さん本人にというより、「美也ちゃんのお兄さんだから」という点がでかいんだと思いますが…
中多さんの時といい、まったく美也さまさまやで…

「おめでとうございまーす!六等、商品券500円分になりまーす!」

「やりましたね先輩、おめでとうございます!」

「はは、ありがとう。でもまともに当たったのはこの六等だけだったね…どうしよう、二人で使っちゃおうか」

しかし稼いできた券で福引きに挑戦したものの、結局ゲットできたのは500円というお駄賃のような商品券だけ…
これを美也に渡しても「チッこのバカ兄貴のうすのろ野郎」と言われて終了だと思った橘さんは、
「いいやもう使っちゃえ」と、商品券を近くにあった大判焼きの店で使ってしまうことにします

「はふはふ…」

「んぐあぐ…」

「はい、紙くずは私にください」

「ん?そこにゴミ箱があるんだから捨てればいいのに」

「浜辺に置かれているゴミ箱は、ウチの水泳部がボランティアで用意したものなんですよ」

「えっ?そうなんだ…七咲もボランティアでゴミ拾いとかするの?」

「はい、もちろんです」

そんなわけで浜辺にあるベンチで、むしゃむしゃと大判焼きを食べ始めた2人。
ところが橘さんが食べ終わった紙くずを捨てようとすると、「そこのゴミ箱の回収役はどうせ私らだから」
七咲が橘さんのゴミを持ち帰ることに…お、おいおい、こんな公共の場にゴミ箱設置して、その後も自分達でゴミ回収してるのかよ!
立派ってレベルじゃねーだろ…なぜただの高校の水泳部がこんな慈善事業を…

「七咲は凄いよなぁ、部活やってボランティアやって、僕なんていいとこな…
 あっ、ゴミ!誰だよ捨てたの…困るよなぁ、ったく」

ところがそんな帰り道の途中、浜辺に捨ててあったゴミを見つけて「まったくしょうがねーな」と持ち帰り始めた橘さん。
ふむ…さっきの七咲の話に影響されての行動かもしれませんが、動機がなんであれこうしてゴミを片付けるのは立派なことですね
橘さんはさっきも紙くずをちゃんとゴミ箱に捨てようとしてたし、その辺のモラルはしっかりしているようで…
さすがは紳士を名乗るだけあります(えー

「うふふ…先輩!大判焼き美味しかったですよー!」

そしてこの急速なデレっぷりである  えええええええええ!?
いやちょっ…七咲は早くも橘さんに惚れちゃったんですか!?
確かに今のゴミ拾いは「お、えらいな」とは思いましたが、一体どこに惚れる要素があったんだ!?(えー

好感度最低から始まったのに、これほどの超加速で爆上がりするとは…
七咲のこの表情、もはや「美也ちゃんのお兄さん」ではなく完全に恋愛対象を見る目ですよ
ううむ、まさかゴミ拾いが恋愛ムードへのターニングポイントになろうとは…まったく予想外だった…
さてと俺も明日から美少女の目の前でゴミ拾いにいそしむとするか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■アマガミSS(七咲逢編) 第14話「トキメキ」
 

ふむ、アマガミも14話目にしてOPが新しく変わりましたねぇ。
なんというかこのヒロイン集合絵は「うひゃーギャルゲーだなー」って感じでちと恥ずかしいんですが
そんなことはお構いなしに梅原とエロ本を読みふける橘さんは流石だと思いました(えー
このいかにも汚れを知らない清楚なヒロインみたいな描写の一方で、「うっしゃっしゃ今日もエロ本は最高だな」
エロ本に夢中な橘さん…この空気の中でも自分を貫くとは大した奴だ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「はるか…まったくもう、部活中はプールに立入禁止だって何度も言ってるでしょ?」

「つれないこと言わないでよぉ。あれっ?今日は珍しく逢ちゃんの姿が見えないわね」

「ああ…七咲なら数学の追試があるとかで、今週は部活を休んでるの。きっと今頃は必死に勉強してると思うわ」

------------------------------------

「ふう…」

「ん?七咲、数学はノートを丸暗記してるだけじゃダメだよ」

「えっ?」

「数学は公式を丸暗記するより、基礎をしっかり理解した方が実は近道なんだ」

「せ、先輩って…数学得意なんですか?」

「んー、成績はいい方じゃないけど、数学だけはね」

「信じられません…」

「おいおい、僕にだって取り柄くらいあるよ!」

そんなわけで今回のアマガミは、数学の勉強に追われている七咲の場面から始まります。
勉強がおろそかになれば部活に出られなくなるとあって、図書室で必死に勉強中の七咲でしたが…
「お前それでいいのか?」と、橘さんに数学のコツが分かってないことを指摘されてしまいます。
ふむ、これは中多さん編の時と同じく、ヒロインに橘さんの特訓が課される展開か…

「うんうん…全部合ってる、バッチリだよ!」

「よかった…先輩、本当に数学が出来るんですね。驚きました」

「ふふん、少しは見直した?」

「はい、見直しました」

「えぁ!?そ、そんなに素直に答えられると、ちょっと困っちゃうなぁ!ははは、あはははは!」

「先輩って…子供っぽいところありますよね」

「は…?な、なに、いきなり」

「私、小学生の弟がいるんです…でも最近は私の言うことを全然聞かなくて…そのくせ、やけに甘えたがって…
 それで、同じ男子で子供っぽい先輩なら、どう接したらいいか分かるんじゃないかと思いまして」

「そ、そうか…理由はちょっと引っかかるけど、なるほどね…」

ともかく橘さんのコーチのおかげで、数学のことはスムーズに理解が進んだ七咲でしたが…
今度はまた別の悩みがあるようで、弟のことについて橘さんに相談を始めました
「うるせー馬鹿」とちっとも言うことを聞かないくせに、「姉ちゃ〜ん姉ちゃ〜ん」と妙に甘えたがる弟…
ウザがられてるんだか懐かれてるんだかさっぱり分からず、七咲はどう接していいのか困惑しているようです

「橘くん!あなた最近たるんでるんじゃないの!?
 ここのところ遅刻が多いようだし、今日も遅れてきたでしょう!」

「は、はあ、すみません」

「何か遅刻してきた理由でもあるの!?」

ところがその翌朝、学校に寝坊した橘さんは、職員室に呼び出しを食らって思いっきりどやされてしまいます
先生も相当マジに怒っているようですが、ああしかしなんだろう…キャリアウーマン風の美人に怒られるのって男のロマンだよな…(えー
俺もどうせならこういう職場で働きたかったぜ…(゜д゜)はっそうか、橘さんが遅刻してきた理由というのは
この美人先生にもっと怒られたいからなんだな!?そうなんだな!?(えー

「いやぁ、実はついビーバー三国志に夢中になっちゃいまして」

「は…はぁ!?」

「あれっ、高橋先生知らないんですか?ビーバー三国志!」

「し、知ってるわよ、漫画でしょ、それがどうしたの!」

「ただの漫画じゃないんですよ!!」

「!?」

「血沸き肉踊る青春群像活劇!歴史の知識も得られるうえ、
 さらにハイセンスなギャグとちょっとシュールなキャラクター!
 ビーバーがオーバーオールを着てるのにも、丸太の家に住んでるのにも、
 ちゃんと理由があるんですよ!?読み直すたびにそういう発見ができる!
 ものすごく奥深い漫画なんです!だからつい読んでいるうちに時間を忘れて…!」

な…な…なに言ってんだこらー!!
おいいいい!!突然の橘さん大暴走開始!遅刻の説明で漫画の熱弁を開始するだなんて…ムチャクチャすぎる!
え、ええと、このビーバー三国志というのは、確か中多さん編でも美也が面白いと言っていた漫画ですが…
よほどの名作みたいですけど完全に今言うことじゃないだろ…(えー

「…橘くんッ!!」

「は、はい!?」

「あのね…!今さらこんな事を言いたくもないんだけど、
 高校2年生にもなったんだからもう少し自覚を持ちなさい!」

ああっ、そんな言い訳が先生に通じるわけもなく、「ふざけんなコノヤロー」とますます先生の怒りは増すばかり!
さすがにここまで怒られてしまえば、もはや橘さんも自重せざるを得ません



(ほぁぁ…!呼び出されて叱られるのも、まんざらじゃないなぁ…!(ゴクリ))

私がこの程度で自重するといつから錯覚していた?(えー
な、なんなんだあんたはー!!先生のお説教などどこ吹く風、先生の胸やふともものエロさにすっかり目を奪われて
ぽわわ〜んと頬を染めながら欲情していた橘さん!そ、底が知れねぇ…まさかこんな状況ですらエロ妄想に夢中だなんて…

「ちょっと、聞いてるの!?」

「は、はい!聞いてます!」

「はあ…もういいわ…次からは気をつけること!分かった!?」

「は、はい…すみませんでした…失礼します…(しょぼん…)」

「んもう…しっかりしなさい!」

べしっ!

「おわ!?あ、ありがとうございましたぁっ!!」

「えっ!?(よ、よく分からないけど…気合が入ったみたいね…)」

そして最後には少し凹んだ様子でしたが尻を叩かれた途端に元気になる橘さん
なんつードMだ!単なるお説教シーンでどこまで変態っぷりを見せる気だ!まったくもって恐ろしい男です橘さん、
この人にかかれば、ただの日常シーンですら変態プレイの場に成り果てるから困る:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ドドドドドドド

「七咲ィィーッ!!」

「せ、先輩!?」

「お兄ちゃん!?」

「あれ?美也いたのか、七咲を探しててさ…」

「いたのかじゃないよ!紗江ちゃんがびっくりしてるでしょ!」

「ん?紗江ちゃん?」

「ひっ…」

「あぁ、ごめんね紗江ちゃん、これがウチのお兄ちゃんだよ」

「え、あ、初めまして、中多です…」

って、そんな先生に叱られた直後、何を思ったか七咲の下へ一直線にやってきた橘さん!
七咲はちょうど美也・中多さんと一緒にお喋り中だったようですが…
中多さんと橘さんが出会うのは、この七咲編ではこれが初めてのようですね

「はっ…!ど、どうも、美也の兄です。それにしても…すごいね!」



ゲゲェーッ!?なんと中多さんのグラマラスボディを初めて見るなりやあ!この子すごいおっぱいだね!
あっさり悩殺されて中多さんに夢中な橘さん!ちょ、ちょっと待てこらー!
これ七咲編ですから!中多さんのおっぱいは先月十分満喫したでしょ!(えー
まったく別のヒロインルートでさえこれとは…橘さんの性欲は留まるところを知らんな…

「もう!どこ見てるの!まったくもう!まあ…でも分かる分かる、もう本当にふかふかなんだから」

「ふ、ふかふか!?」

「えっ、えぇ…?」

「美也もたまに触らせてもらってるんだ。なんかねぇ、柔らかくて温かくって気持ちよくってぇ〜」

「なにィ!?それはうらやま…けしからん!」

そして完全に中多さんのおっぱい話にシフトしていく物語  な、なんでじゃー!
七咲に用事があるんじゃなかったのかよ橘さん!このままでは七咲編存続の危機ですよ!
まさか中多さんのおっぱいが、こんな形で七咲を脅かすことになるなんて…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「(七咲の胸を見る)うーむ…
 美也の胸を見る)うーむ…
 中多さんの胸を見る)おおおぅっ…!!
 美也も七咲も、中多さんぐらいに成長するといいなぁ!」

「(ぶちーん)」

「あ、あの、そのっ…」

「ふふーんだ!そのうち大きいおっぱいでにぃにをビックリさせてやるんだから!」

「学校でにぃにはやめろって…」

「(ガタッ)ごちそうさまでした。急ぐので失礼します」

「えっ、な、七咲…?」

海より広い私の心も!ここらが我慢の限界よ!!(えー
ああなんということでしょう、3人の乳を見比べるというデリカシーのない行動をした結果、
ついに七咲は堪忍袋の緒が切れて、足早に橘さんの前から姿を消してしまいます
こ、これは終わったくせー…ゲームならそろそろバッドエンドの文字が浮かび始める頃じゃないのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ザバザバザバ

「ふう…」

「君…!自分が何をしたか分かってるの!?」

「…?」

「この時間は女子水泳部が練習してることは知ってるでしょう!どうして覗いていたの!」

「そ、それは…」

ってああ!?七咲が橘さんを置いてプールに向かったその時、「バッドエンドだけは勘弁してください!」と追いかけてきた橘さん!(えー
しかしこの状況は…すでに他の女子部員達に捕まって、「なんなのよこの変質者が!」と厳しく尋問されている状態です
こ、これはもはや絶体絶命というか…次の日からは学校中から総スカンを食らうくらいの相当ヤバイ状況です。
こうなってしまったら、七咲がよっぽどうまく弁解してくれることを祈るしか…

「先輩…?」

「あっ…!そ、それは!決して大きいとは言えなくても!
 毎日の部活で鍛え上げられた胸筋に内側から押し上げられ!
 外側からは抵抗をなくすために開発された競泳水着によって
 圧迫されている胸!僕は!その美しく火薬のように
 爆発しそうなほどのエネルギーを蓄えた感じが見たくて!
 ついつい覗きに来てしまったんですッ!!
 本当にすみませんでしたァァァッ!!」

「な…な…」

なんっじゃそりゃあああああああああ!!
や、やらかしたあああああああ!!ここにきて過去最大級にやらかしたあああああああああ!!
た、た、橘さん…あんたって人は!ここで人生を終える気か!?あああもう…まったくもって信じられません、
「七咲の胸は控えめでも最高です」ということを伝えるために、ここまでメチャクチャな行動に出るなんて…
命と引き換えにして誤解を解いたと言っても過言ではありません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
七咲の怒りはどこかへ吹き飛んだかもしれませんが、ここまでやってしまった橘さんはもう…



「…そう…君は、その言葉をたった一人に伝えたかったようね」

「えっ…?」

「あとは任せたわ、七咲。ほらほら!みんなは練習を続けて!大会は近いのよ!」

って、な、なにいいいい!?なんと橘さんが七咲に謝るためにやってきたことを見抜き、
あとの事はすべて七咲ひとりに任せる響先輩!な、なんという…なんという空気の読めるお方!
この人がいなければ橘さんは間違いなく世間的に抹殺されていたでしょう(えー
ここまで言ったのを許してくれるとか、大者すぎるだろ響先輩…

「もう…先輩って本当になんなんですか?あんなことを大声で言うなんて、私には理解できません」

「ごめん…七咲に謝りたくて…昼の時は本当ごめん、口が滑ったというか…」

「くす…部活が終わるまで、外で待っていてもらえますか?」

「えっ、う、うん!中庭で待ってる!」

しかしそんな橘さんの行動は、七咲の怒りをチリひとつ残さずどこかへ吹き飛ばしていたようです
まあここまでやられてしまったら、むかつきが一周して…いやむかつきが百周くらいして何もかもどうでもいいというか、
もう笑うしかないというか、橘さんすげぇと思うしかないというか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
七咲もさっきの不機嫌な顔はもう見せなくなり、自然と口元が緩んでしまうのでした

「そうだ、昼に言えなかったんだけどさ…七咲の弟は、少し甘やかしてもいいんじゃないかなあ」

「えっ?」

「今日、高橋先生に怒られて思い出したんだ。僕も小さい頃、わざとイタズラして女の先生に怒られた…
 今思い返すと、そうやって気にかけてもらえるように甘えてたんだよな。
 きっと今の七咲の弟もそれと同じなんだよ、だから少しくらい甘やかしても大丈夫だと思う」

「そうですか…ありがとうございます、なんとなく納得できました」

そして七咲の部活が終わると、真っ先に弟の相談について答え始めた橘さん。
どうやらさっき先生に尻をぶっ叩かれた時に「ハッなるほど!」とこの事が閃いたようで、
別にドMだから喜んでいたとかそういうわけではなかったようです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「実は私も、先輩にお話ししたいことがあったんですよ。これなんですけど…」

「あっ…これってイナゴマスクのアクションベルトだよね」

「昨日、弟にプレゼントしたんですけど…でも去年のベルトだから、いらないと言われてしまって」

「あ〜…こういうのって、流行り廃りが早いからなぁ」

「それで、子供っぽい先輩なら喜んでくれるかと思って…もらってくれませんか?」

って、その時七咲が橘さんに差し出したのは、なんとイナゴマスクの変身ベルト!去年のライダーのベルトってことは…
つまりダブルドライバーを弟にプレゼントしたものの、「は?ダブルとか今時ゴミでしょ?オーズドライバー買ってこいやカス」
言われてしまったわけか…そんな早く飽きやがってダブルだってまだ冬にMOVIE大戦が控えてんだぞ!(えー
それにダブルドライバーもオーズドライバーも定価6825円やで!?そんなもん女子高生のお小遣いでポンポン買えるかい!
もうこうなったらポリンキー買いまくるしかねーよ!ポリンキーの応募券でオーズドライバー当てるしかねーよ!(えー

「ん〜…分かった、ありがたくいただくよ!」

「あの…ところでこれって、どうやって遊ぶものなんですか?」

「あ、じゃあやってみる?このベルトを腰につけて…(かちゃかちゃ)
 よし、じゃあ七咲!僕の真似をした後に真ん中のボタンを押すんだ!」

「あ、はい!」

「変〜…!身!!」

「変〜…!身!!」

チェンジ!イナゴォ!!

ぶふぅ!?なんとその時、七咲に変身ベルトを装着させて変身講座を開始した橘さん!
七咲も意外とノリノリで、橘さんの言う通りに変身ポーズを決めております
それにしても、この力こぶのようにグッと腕を曲げるポーズは仮面ライダー2号
両腕をナナメ一直線にするポーズは仮面ライダーオーズ
最後に腕を上下に伸ばすポーズは仮面ライダーゼクロスが元ネタでしょうかね、色々組み合わせてるもんだなー

「ようし、次はさらに必殺技だ!いくぞ七咲!」

「は、はい!」

「3本のレバーを倒したら、ジャンプしてキックをするんだ!」

「はい!」

ホップ!ステップ!ジャンプ!イナゴスパーク!!

「いまだーーっ!!」



マスク・サンダー・キック!!

「わ〜、最近のオモチャはすごいですねぇ!」

さらにライダーキックは仮面ライダーカブト!わははやっぱりカブトのライダーキックはいいな!
「ホップ、ステップ、ジャンプ」はカブトで言うところの「ワン、トゥー、スリー」なんでしょうが、「イナゴスパーク」というのは
ファイズで言うところの「エクシードチャージ」とか、ダブルで言うところの「マキシマムドライブ」みたいなもんだと思います

いやー堪能させてもらいました、特撮オタク的にはなかなか興味深いシーンでしたな
それにしても七咲の声を担当してるゆかなは、現在放送中の仮面ライダーオーズで敵の怪人・メズールを演じているので
おいおいメズールが仮面ライダーに変身しちまったよ(笑)という意味でも
なかなか面白かったです。次回に続く!


■アマガミSS(七咲逢編) 第15話「ヘンシン」
 

「な…七咲…!?」

「本当に…エッチな先輩ですよね」

口ではそう言いつつも自ら対面座位でチューする七咲なのであった(えー
こいつら…子供たちのための公共の場でなんという体位を:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

うーんしかし、今回は作画も内容も今までで一番微妙だったな…前回があれだけ神回だったのに落差がひどすぎるよ!
七咲編は1話目が普通、2話目がベストワン、3話目がワーストワンと、評価が上がったり下がったりすごい極端だな…
安定して常に高めの評価を得ていた中多さん編とは対照的というか…ともかく今回は、3話目にしてデートとキスまで消化してしまいましたが
ラスト1話は一体何をするんだろう…対面座位よりハードなのは確かだな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■アマガミSS(七咲逢編最終章) 第16話「コクハク」

 

「いい?練り物系の具には油分がついてるから、一度熱湯で湯切りしてからおでん鍋に入れて…
 ダシはお湯と一対一で割って鍋に入れること。煮込んでるうちにダシが濁ってくるから、
 様子を見て入れ替える。そんなところかしら、七咲には全部教えてあるけど…何か質問はある?」

「あ、多分大丈夫だと思います、分からないことがあったら七咲に聞きますので…」

「任せてください!橘先輩が少しくらい頼りにならなくても、私がなんとかしますから!」

「お、おいおいそれはないんじゃないか?」

「ふふふ、冗談ですよ。そろそろ始まる時間です、頑張って売りましょう!」

アマガミ七咲編もついに最終章。最終章と言えばクリスマスイブ。というわけで、七咲編も中多さん編の時と同じく
橘さんとヒロインがクリスマスの創設祭に参加するという話になっているようです。そんな橘さんがやる事になったのは、
なんと女子水泳部の出し物であるおでん屋の店員…どうも七咲の手伝いとして2人でやるみたいですけど
この間水泳部であれほど暴走した変質者を、部の屋台の代表者として立たせるとは…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あらぁ〜〜いいにお〜〜い」

「えっ?た、高橋先生!?」

「んふふふふぅ、そうでーす、高橋麻耶ちゃんでぇーす!うぃーひっく」

「よ、酔ってるんですか…?」

「わらしだって人間よぉ?たまには飲んで暴れて乱れたくなるのー!
 おでんてきとーに!それと焼酎のダシ割りー!早く出してぇ!」

「そ、そう言われましても、学校のお祭りなのでお酒とかは…」

「はぁ?ないのぉ?まったく使えない店ねぇ!ああ〜ん焼酎ぁぁぁぁん!」

ゲェー!?ところがそんなおでん屋に千鳥足でやって来たのは、べろんべろんに酔っ払ったあの高橋先生!
いかにもデキるキャリアウーマンという印象だったこの人が、こうもだらしなく酒に溺れる性格だったとは…
なんていうか、ガンダム00のスメラギと結構似てるところありますよねこの人
それにしても「私も乱れたいのぉ!早く出してぇ!」とは教師とは思えない問題発言すぎる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ガシイイイイン!!ガシイイイイイン!!

「あれぇ?おかしいなあ、少し調子が…」

ってなんじゃこりゃああああああ!?
スメラギの名前を出したら次の場面でガンダムが!?これは本当にアマガミか!?
ううむ…どうやらこれ、どこぞの部が出し物として実物のガンダムを展示してるようですね。一体どんなテクノロジーで作ったんだよ!
教師が酒に溺れるわガンダムが練り歩くわ、まったくもってとんでもない創設祭です。
そんな中、橘さんと七咲は順調におでんの売上を伸ばしていき…

「は〜、売り切ったなあ〜!」

「売り切りましたね!それじゃあ行きましょう、先輩!」

「えっ、い、行くってどこへ…?」

「こっちですよ、こっち!あぁ最終のバスに間に合ってよかった」

「えぇ!?い、今から山の中に入っていくつもりなのか!?」

「はい、そのつもりです!早くしないと置いてっちゃいますよ」

「え、ちょっ、ま、待ってくれよ七咲!」

って、ついにおでんが完売・創設祭も終了となり役目を果たした橘さんでしたが…
どういうわけか七咲は、創設祭が終わると同時に橘さんを連れて山の中へと向かってしまいます
なぜにいきなり山の中…?橘さんもこれには困惑するばかり…しかも最終のバスに乗って来たというメチャメチャ遅い時間です
とりあえず帰りのバスがないってことはここで一晩明かすのは確実なわけですが、まさか2人で野宿でもするのか…?って

「こ、ここって…温泉!?」

「はい、ここが目的地です。ちゃんと先輩の分の温泉セットも持ってきてますよ」

「そ、それならそうと言ってくれれば…」

「ふふ、びっくりさせたかったんです。ここは私の叔父さんの持ち山で
 部活で筋肉痛になった時とか、私もお世話になってるんですよ」

そんな七咲に連れてこられた場所とは天然の温泉!ちょ、ちょっと待てよおい…屋台で疲れた体を癒すためというのは分かりますが
男湯・女湯なんて区別のないこの温泉では当然のごとく混浴!
自分からこんな場所に連れて来るなんて、七咲のやつ誘ってるにも程があるぜ…(えー
それとこの温泉はさっきのガンダムがビームサーベルで沸かしてくれたんですよねきっと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「私はあっちで準備して来ますので、先輩は先に入っててくださいね」

「あ、うん」

ちゃぽん…

「ふぃ〜〜、あ〜気持ちい〜」



そんなわけで一足先に入った橘さんですが股をこっちに向けておっぴろげるなぁぁぁぁぁ!!(えー
や、やめろぉぉぉ!!作画スタッフの大バカ野郎!そこはもっと体が見えなくなる湯の色でいいだろうが!
なんでこんな無駄に透明感のある湯にする必要が…ぐああああああ

「先輩…もう、入ってますか?」

「う、うん」

「じゃあ、私も…」

「わ、分かった、見ないようにこっち向いてる」

「見ても…いいですよ」

「ふぇっひょ!?」

「下に水着来てますから。ご期待に添えられなくてすいません」

「あ、はは、ははは…(そりゃそうだよなあ…)」

そんなわけでついに真打ち登場、バスタオル一枚の七咲がひょっこりと橘さんの背後に現れました
しかしちゃっかりタオルの下には水着を着込んでいるようで…七咲はつくづくこのパターンが好きなやっちゃな
それにしても「見てもいいですよ」と言われた瞬間の橘さんのだらしなさMAXな顔ときたら…(えー
ドスケベな橘さんのエロ反応はいつものことですが、これは今までで一番下心丸出しな顔だなぁ
まあこのシチュエーションじゃ無理もないですが…

ちゃぷちゃぷ…

「…」

「…」

「な、なんだか緊張するね…」

「そ、そうですね…」

「きょ、今日は…おでんが完売できてよかったねえ」

「そ、そう、ですね…」

ところがさっきは「残念でした水着でーす」と余裕をこいていた七咲も、いざお湯の中に浸かると
橘さんを意識しすぎてまともに話せなくなってしまいます。橘さんがあれこれと話題を振っても「そうですね」「そうですね」
笑っていいとものような会話を繰り返すばかり…(えー
七咲さんあなたの話し相手はタモリじゃないんですよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…先輩…私、先輩に聞いてもらいたいことがあるんです…」

「…な、なに…?」

「…私…先輩が…好きです…」

「七咲…」

「好きなんです…この気持ちが体に収まりきらないくらい…
 隠そうとしてもダメなんです、溢れてくるんです…もう、隠し切れないんです…!」

ってああ!?いかんな…タモリとか笑っていいともとか言っているうちに告白シーンがきてしまった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ムードをぶち壊してしまってすいませんでした七咲さん。というか君らまだ告白してなかったんですね(えー
これまでさんざんイチャイチャしてたから、すっかりカップルになってたのかと思い込んでましたよ!
だってあんな公の場で対面座位しながらチューとかやってたのに
告白もまだだなんて誰も思わないじゃないですか!(えー

「嬉しいよ、僕も七咲が好きだから…」

「えっ…」

「好きなんだ…どうしようもなく」

「…!」

ザッバァァァン!!

「う、うわっ!?」



「な、七咲…!下に水着を着てたんじゃ!?」

「ふふ…恥ずかしかったから嘘をついたんです」

「う、嘘!?あ、あうう、これはさすがに…」

「いいんです。私、先輩のこと好きですから!」

ぬおわー!?こ、これは予想外な!橘さんからも好きだと言われて感極まった七咲は、
なんといきなり橘さんの胸の中へダイブ!その途端にバスタオルがはらりと滑り落ち、真っ裸な七咲のつるつる玉子肌があらわに…
そう、タオルの下に水着を着ているというのは真っ赤な嘘、最初から七咲は裸にタオル一枚で温泉に入っていたのです

そしてもはや裸もなにも関係なく、絡み合うように重なってキスを交わす2人…おいおいなんてエロイ光景だよこれは
どうせ帰りのバスもないことだし今夜は完全におたのしみだなこりゃ(えー
これまではいざセックルという場面になると薫編では薫が爆睡、中多さん編では橘さんがキュン死と、
いつも寸止めを食らっていたアマガミですが、この七咲編ではもう何の障害もなくやりまくれる状態…
さすがに一番人気ヒロインはやることが違うな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ん〜、う〜ん…むにゃむにゃ…」

という夢を見たんだ…(えー
ところが2人がキスを交わしたかと思いきや、次の場面ではいきなり砂浜でぐーぐー寝ている橘さんの姿が!
ハハハなんだ夢か、どうりで話が出来すぎてると思った(えー
なんか七咲の胸も普段よりすげーでかく見えるしこれはもう完全に夢だな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「先輩、起きてください先輩、そのまま寝ると風邪をひきますよ」

「ん〜…あと少しだけ…逢の膝枕があったかくて気持ちいいから…」

「もう、しょうがないですねえ、あと少しだけですよ?もし先輩が風邪をひいても…私が看病してあげますからね」

「ありがとう、逢…」

「構いませんよ、先輩のためなら…」

そして最後は、なんともコメントしづらいバカップル的な会話を交わしたところで終幕となります(えー
というかなにげに橘さん、七咲のことを名前で呼ぶようになってやがる!てことはやはりさっきの晩は散々やりまくったってことか…?
橘さんが今だらしなく寝てるのは、昨晩死ぬほどやりまくったから疲れてるってことか…?
そして七咲の胸がでかく見えるのは妊娠したから膨らんだってことか…?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

そんなわけで四代目ヒロイン・七咲のストーリーはここで終わりです。
七咲編を振り返ってみると、ひとつひとつのエピソードは確かに強烈だったんですけど
イベントの発生が唐突すぎるというか脈絡がないというか、前後を繋ぐ話の流れを感じなかったのが残念でしたねえ…
たとえば今回もいきなり学園祭開始、いきなり山の中へ移動、いきなり海で膝枕って感じだったし…

山の中からいきなり海ってなんなんだ一体…ひとつひとつのエピソードを切り貼りしたような感じというんでしょうか、
その辺の違和感をもう少しなくして欲しかったなあ…というのが正直な感想です。次回に続く






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