■爆丸バトルブローラーズ
ニューヴェストロイア 第10話「ラビリンス」
「決めた!!私も…ワンダーレボリューションに行くわ!」
「ホ、ホワッツ!?ルノ、本気なのですか!?」
「本気よ!もう決めたの!」
超久々のルノ回キター!!きたよ、やっときたよ!第2話以来さっぱり出番がなくなって
この2ヶ月の間完全放置を食らっていたルノですが、今回ついにそんなルノにスポットが当たるメイン回が!
どうやら大人しくダンを待ち続けるのに痺れを切らしたようで、自分も爆丸の世界・ワンダーレボリューションに乗り込む気のようで…
しかしやる気になったのはいいですけど、そんな異世界に一体どうやって行くつもりなのか…
「ルノ!ジュリィ!お久しぶり!急にこっちに来るって言うからびっくりしたわ!」
「ハーイ!」
「アリス!実はさ、ミヒャエル博士にお願いがあって…」
とか思ってたらアリスキタキター!!うおおおおついにいいいい!
なんと異世界に行くためにルノが訪れたのはアリスの家!祝アリス2期初登場!ばんざい!
そういえばアリスの祖父ミヒャエルは、もともと人間界と爆丸の世界を繋ぐゲートの研究をしていたんでしたっけな…
1期ではそんなゲートを初めて開いた時にナーガと接触して、ハルゲーなんて変態ジジイにされてしまったわけですが…
「お祖父様ー!!」
「ん?どうしたアリス?」
「大変なの!ダン君達がまたヴェストロイア…ううん、ワンダーレボリューションに行ってしまったんですって!」
「なんじゃと!?」
「ルノの話だと、ワンダーレボリューションは異次元から来た人達に侵略されているって…」
「なるほど…そういう事じゃったか…実は二度と開くはずのなかったワンダーレボリューションへのゲートが、
ここ最近になって不安定になり始めてな…ワンダーレボリューションで何か異変が起こったのではと、
考えているところだったのじゃ」
「あ…それでお祖父様は次元転送システムを修復していたのね…」
ふむ、どうやらちょうどタイミングのいいことに、ミヒャエル博士は爆丸世界への転送システムを調整していたようですね
博士もここ最近で爆丸世界に異常が起こっていることを察知して、それを調査するつもりだったようで…
しかしそんな転送システムもまだまだ不完全…一期の時も、ナーガの力で生まれた時空の歪みと偶然繋がったようなもんだったしなあ
それにしても、爆丸の世界は一期ではヴェストロイアって呼ばれでましたが、
二期ではワンダーレボリューションって名前になったんですね。うーん…ドラゴが一期の最終話で
崩壊したヴェストロイアを再構築したから、その時に名前も変わったんだと思うけど…ややこしい設定だなぁ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「えっ!?ワンダーレボリューションに行けないって…そんな!」
「次元転送システムは不完全なのじゃ…まだ小さい人形ひとつ転送することができんのだ、人間などとても無理じゃ…」
「バット!一か八かやってみなくちゃ分からないです!」
「ジュリィ君…科学者に一か八かはないんじゃよ、残念じゃが諦めてくれ…」
「そんな…せっかくここまで来たのに…」
そして博士を頼ってアリスの家までやってきたものの、転送システムが全然使えないことを知らされてしまうルノ。
せっかく長旅までしてやってきたというのに、これにはルノもショックを隠せないようで…
そういえばアリスってロシア在住でしたから、パッと来たように見えても遠路はるばるってレベルじゃないもんなあ
それでも「無理だから帰ってくんない?」と追い返すには忍びない博士は、せめてものおもてなしをしようとルノ達にごちそうを振舞うことに…
しかしさすがにロシアだけあって、当然のように食卓にはボルシチが並んでますな
(C) 2010 吉野弘幸・佐藤健悦・チャンピオンRED/聖痕のクェイサー製作委員会
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フクースナ!!この食卓は
俺の心を震わせた!!(えー |
「(かちゃかちゃ)ふふふ、こうしているとルノのお店で働いていた時の事を思い出すわ」
「あは…そうね」
「あ…ダン君の事が気になるの?」
「べ、別に…!私を置いて勝手に行っちゃう奴の事なんか…!」
「あっ…」
「うっ…うっうっ…うう…」
「ごめんなさい…聞くまでもなかったわね…」
しかし食事の最中は明るく笑っていたルノも、アリスと二人で皿洗いをしている最中に泣き出してしまうことに…
アリスと博士に気を使って明るく努めていたようですが、やっぱりダンの名前を出されると寂しくて仕方ないようで…
ああ、まったくダンの奴、こんなにいい嫁がいるというのに異世界をぶらぶらするとは。異世界なんざ見捨てちまえばよかったんや!(えー
「ル、ルノ、ホントに本気なのですか!?」
「しつこいわね!もう待ってるだけはイヤ…私もワンダーレボリューションへ行くわ!」
しかしその後アリスと博士が寝静まった頃、なんと勝手に博士の研究室へ潜入してしまうルノ!
目的は言うまでもなく次元転送システム…もはや未完成だろうとなんだろうとこれしか望みがないルノは、
「成功率なんて単なる目安だ!あとは勇気で補えばいい!!」と
博士が寝ているスキに機械を起動させるつもりのようで…
「え、えっと…こっちがあっちで…あっちがこっちで…」
ギュイイイイイン!
「ジュリィ、いいわよ!」
「あ、あとはこの転送スイッチを押すだけですね…バット…や、やっぱり考え直すね!ルノ、ベリーデンジャラスね!」
「いいから早く!ミヒャエル博士達に気づかれちゃう!」
「で、でも…」
「(バタバタ)こ、これは…!?何をしている、今すぐやめるんじゃ!」
そしてルノを転送装置に入れてシステムを起動したジュリィでしたが、最後のスイッチで躊躇しているうちに博士がその場へ乱入してしまう!
すぐにこんな無茶な真似はやめさせようする博士でしたが…それにしてもジュリィ、「えーっとうーんと」と悩みながらも
こんなワケの分からんシステムをピッポッパッと起動してしまうとは、なにげに凄いことやってますな…
「お願い!ジュリィ!」
「ダメよ!ジュリィ!」
「え…う…」
「ダンに…!ダンに会いたいの!!」
「…!オーケー…ルノ!!」
ギュオオオオオオ!!
「あっ…きゃああああーーっ!!」
「ああっ…!?」
「き…消えたです…」
「せ…成功したのか…!?」
スイッチを押すかどうか葛藤を続けるジュリィでしたが、ルノの一言が決め手となってついに転送をスタートしてしまう!
そして一体どういう奇跡が起きたのか、人間界から消えて爆丸世界へと旅立っていったルノ!
なんと…人形で試した時はまったく転送できなかったのに…もしかして素人のジュリィが適当にいじったから
偶然システムの設定が上手くいったとかそんなんでしょうかね?
「あっ…!ダン!!」
「えっ!?ル、ルノ!?」
「ルノさん!?」
「な、なんでお前がここに…!?」
そしてワンダーレボリューションにやってきたルノが現れたのは、なんとダン達のいるまさに目の前!座標合わせまで完璧だったのかよ!
ジュリィは一体どんだけ神がかった設定を…(えー
ともかくあれだけ待ち望んだ瞬間が訪れたルノは、もはやいてもたってもいられないようです
事情を説明するより先に、ダンに駆け寄って抱きついてしまいます。ひょー
「ダンのバカ…!心配…!心配したんだから!」
するーん
「えっ…!?」
「あ…あぁ…!?」
ってアレェーーッ!?なんてこと!よくよく見てみたらルノの姿は半透明!
ダンに抱きつこうとしたその瞬間、体がダンを素通りして後ろへすり抜けてしまいました
これはまた…上手く行ったかのように見えた次元転送も、やっぱり何か不具合が発生していたということでしょうか
「ぬう…いかん…!やはり転送は失敗だ!」
「ええっ!?」
「ホ、ホワーイ!?でもルノはいないです!」
「彼女は次元の狭間に落ちてしまったのだ…ゲートが完全に閉じてしまう前に助け出さねば、
人間界へもワンダーレボリューションへも行けず、永遠に次元の狭間をさまよう事になる!」
「なっ…そんな…!?ミヒャエルの爺さん!どうやったらルノを助けられるのか教えてくれよ!」
「む…!?ダ、ダン君、聞こえるのか!?」
な、なんと…些細な失敗かと思いきや、ルノは相当やばい危機に陥ってしまったようです
今の半透明状態を早く何とかしなければ、一生このままどちらの世界にも行けない孤独な存在になってしまうという…
しかしルノが次元の狭間に落ちたせいか、人間界と爆丸世界でお互いの声が通じるようになるという副産物が生まれたようで…
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「ダン君!これから言うポイントにルノ君を連れてきてくれ!」
「わ、分かった!ついて来いルノ!」
「う、うん!ごめんダン…なんだか迷惑かけちゃって、私…何しに来たんだろう…」
「気にすんなって!俺達だってルノ達を置いて来ちまって悪かったな!」
「俺がそうしろと言ったんだ、すまなかった…!」
「あは…」
そして博士からの指示を頼りに、別の場所で開いたままのゲートへルノと一緒に向かうダン達!
結局ルノがダンに会えたのは少しの間だけ、しかも迷惑をかけてしまって申し訳なさそうにしていますが…
しかしダンも、ルノを向こうに置いてきてしまったことを素直に謝ります。おお…
これについては私もずっとダンのバカヤローダンのバカヤローと思ってたので、これでようやくダンへのわだかまりがなくなったって感じですね
「おおっとそこまでだ…!ここから先は行かせないぜ?」
「ちっ…!シャドウか…そこをどけッ!!」
「はッ…どかしたかったら力づくで来なァ!!」
ところがゲートへと向かうダン達の前に、それを妨害すべくHEXの幹部・シャドウが登場!
こいつ…どうやらルノを元の世界に帰さないつもりのようですが、なぜそんな真似をする必要が…?
って、どうやらそれはHEXを束ねる最高幹部・プリンスハイドロンが
「なんかよく分からないけど、あの女は帰りたがってるみたいだからとりあえず邪魔しよう」と
ダン達への嫌がらせにシャドウへ命令を下したからだったという…なんだそりゃー!!
やることがずいぶんとセコい最高幹部だなオイ!どうもプリンスハイドロンはお坊ちゃんキャラみたいだし、最高幹部ってのも名ばかりみたいだな…
「ダンさん!ここは、この男・マルチョにお任せを!」
「すまねえマルチョ!ルノ行くぞ!」
「う、うん!」
ドガアアアンバゴオオオン!!
「うぐああーーっ!!」
「ダ、ダン!」
「ぐっ…俺の事はいいから早く行け!ゲートが閉まっちまう!」
なんとかマルチョが加勢に来てくれてゲートへ急ぐダン達ですが、シャドウの激しい攻撃の前にダンが吹き飛ばされてしまう!
傷だらけになりながら痛みにうめくダン、しかしもう次元のゲートはすぐ目の前…
ともかく今はルノの事が第一としたダンは、心配そうな顔をするルノをどやしつけてゲートに行かせるのでした
「ごめんね…ダン…!」
しゅうううううん
「さて…再び戻ってこられる保証はない。ガス、お前はついて来なくていいのだぞ」
「いいえ…スペクトラ様の行くところならどこへでも」
「おたく達何してるのさ?地球へ行けなんて命令、
プリンスハイドロンからは受けてないと思うけど?」
「リンク…!そう言うお前こそ何故ここにいる」
「ふふふ、おたく達を二人っきりにすると良からぬ事を考えそうだからねえ」
「勝手にしろ…行くぞガス!」
しゅうううううん
ところがルノがゲートを通って行ったその時、HEXのメンバーであるスペクトラ・ガス・リンクまでもが続いて突入してしまうことに!
こいつら人間界に行って一体何を…どうやらスペクトラとガスは、プリンスハイドロンへの忠誠が「あのお坊ちゃんマジうぜーわ」と
かなり薄いみたいですが…こいつらは何か別の思惑があって動いてるのか?リンクはそれを監視しにやってきたって感じですね
どうやらHEXも一枚岩ではないようで…しかし「お前ら二人っきりにすると何し始めるか分かったもんじゃない」って、
ガスはいつもスペクトラに「地獄の底までついて逝きます!!」的なことを言ってるような男なので、こいつらを二人っきりにすると
「(ホモ的な意味で)何し始めるか分かったもんじゃない」って言ってるようにしか聞こえない:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「なっ…!あ、あいつらルノを!待てええええーーっ!!」
しゅうううううん
ゲェー!?ところがなんと、そんなスペクトラ達を追ってダンまでもがゲートの中に!
お前まで人間界に行くつもりかよ!どうやら次回からはマジで人間界編が始まるようです。うっひょおおおおお
・遂に来週は爆丸にルノ、ジュリイ、アリスが再登場しますね。感想が7話までしかありませんが
お切りになってしまわれたのでしょうか?
by ka
・爆丸、まさかの超展開でなんだか楽しくなってきましたね
・地球に帰ると思ったら今度はマルチョとシュンが置いてきぼりにー!
・初めまして、初めて投稿させていただきました。なぜ今回投稿させていただいたのかといいますと
今週の爆丸にルノが出ていたからです、ぜひ確認してください。最後に、いつも楽しくこのサイトを閲覧させていただいてます
これからもがんばってください
by いお
そしてこの拍手コメントの反響の多さ、ルノ達一期キャラが登場するとやっぱりみんな嬉しいみたいですね。私もまったく同じ気持ちです
今回マルチョやシュンは爆丸世界に置いてけぼりになってしまったわけですが、
別にもうこのままずっと人間界編でいいんじゃなかろうか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
マルチョは犠牲になったのだ…アリス達の出番を増やす因縁…その犠牲にな…(えー
次回に続く!
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