■薄桜鬼 第11話「零れ落ちるもの」
「千鶴!平助は…平助はどうなんだ!」
「あ…あぁ…!」
「おおおおおーーっ!!」
「ちぃ…っ!!」
ドバシュウッ!!
「くそっ…キリがねえ…!」
前回から薩摩藩士との壮絶な死闘を繰り広げていた原田たち…そんな中で天霧から致命傷を受けてしまった藤堂は、
もはや虫の息といった感じでピクリとも動きませんでした。原田と永倉は藤堂をかばって奮闘を続けますが、
2人とも体力的に限界が来ているのは火を見るより明らか…もはや原田達もいつ一気に崩れるか分からないような状況でした
ズッドババシュウウウッ!!
「ぐがああああーっ!?」
「…!?」
って、こ、これは!?そんな絶体絶命のピンチに突如現れた謎の助っ人!瞬く間に薩摩藩士数人を斬り伏せるほどの超高速の剣閃…
なんと…このおよそ人間業とは思えない超絶な強さは…?一体どこの誰がやってきたと言うんでしょうか
私の予想としては「勘違いするなよ新選組、貴様らを倒すのはこの俺だからな」と
薩摩藩士にエモノを横取りされたくなかった風間さんとかが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「すまんな、遅れた」
「さ…斎藤!」
斎藤さんだー!!そんな助っ人の正体はなんと斎藤さん!鬼でもないのになんつー強さだ!
というかこの人、ここへ援軍に来る前にぞろぞろと現れた大勢の敵と戦って、そいつらを全員ぶった斬ってからやってきたわけですが…
そんな激闘の疲労を微塵も感じさせないこの強さ、原田や永倉も相当に強いはずなんですが、この人はさらにそれを上回ってる感じです
「ここは俺に任せろ」
って、な、なにィ!?目の前の薩摩藩士どもに「俺1人で十分だ」と1人だけで戦いを挑む斎藤さん!そ、そんな無茶な!
いくらなんでもこれは自殺行為としか…相手が薩摩藩士だけならともかく、藤堂を一撃で倒した天霧や不知火までいるっていうのに…
それでもやはり1人で戦う気満々の斎藤さん、ああ果たしてどんな戦いが繰り広げられるのか…
「なあ…羅刹隊なんてよ、あんなモンいつまで続けるつもりなんだよ…!そりゃ俺だって
平助に死んで欲しいわけじゃねえけどよ…斬った張ったをやってりゃ、いつか自分が斬られちまうことだってある…
だがここは、死ぬことも許されねえってのか…?」
「お前の気持ちも分かるがよ…羅刹になると決めたのは、平助自身だろ」
へ…?(゜д゜;)ちょっ、あ、あの…?斎藤さんの激闘が始まるかと思いきやいきなり場面転換!?斎藤さんはどうなったんですか!?
ええいホワイトベースはいい!ガンダムを映せ!!(えー
これは無事に奉行所へ帰ってきた永倉や原田の場面のようですが…少なくとも斎藤さん以外はみんな生還できたのか…?
でも藤堂はやはり傷が深すぎて瀕死となっているようで、もはや変若水を飲んで羅刹になるしか回復の手段が残っていないとか…
って、気がつけば奉行所にはちゃっかり元気に帰ってきていた斎藤さんの姿が。ふ、普通に無傷で帰って来とる!?
あれだけの大軍団をたった一人で壊滅させてきただと!?つ、強すぎる!あまりにも強すぎる!
いやとんでもないっすね斎藤さんの実力は…私の中の薄桜鬼強さランキングでいくと
ランクSSS:斎藤さん ←
地上最強の男
ランクA+:土方、レイパー風間
← 作中最強レベル(斎藤さんがいなければ)
ランクA:原田、永倉、天霧、不知火
← 文句なしに強い超達人クラス
【越えられない壁】
ランクB:沖田
← まあ強い
ランクC:藤堂、山南さん
← それなりに強い…はず
ランクD:羅刹隊 ←
正直微妙
ランクE:普通の武士
← やられ役のみなさん
ランクF:千鶴 ← 「きゃああー!!」と守られるのがお仕事です
こんな感じですな…斎藤さん最強すぎるだろ…FFTで言うと剣聖オルランドゥくらいズバ抜けてるよ…(えー
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じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ
「…」
「よう」
「えっ!?」
ガッシャアアアアン!!
「うおっ!?ごめん、驚かせちまったかな」
「へ、平助君!もういいの!?」
「ああ、ケガは治ってるみたいだ。前と何も変わんねえよ」
「そう…!」
「ただ…今は黄昏が夜明けに見えるし、月が太陽に見えるかな」
そしてさっきまで生死の境をさまよっていた藤堂ですが、変若水を飲んだ途端にみるみる傷がふさがって早くも復活!
元気になって何よりではありますが…「今の俺には黄昏(夕焼け)が夜明け、月が太陽みたいな感じ」と言っているように、
全てが元通りとはいかなかったようで…要するにこれって太陽の光が苦手になっちゃったって言ってるんですよね?
山南さんや羅刹隊のように、変若水を飲んだ人間は夜にしか行動してないし、羅刹の体になると陽の光に当たれなくなってしまうのか…
「ごめんなさい…私をかばってくれたから…」
「ん?お前のせいじゃないって!俺がもっと強ければケガなんてしなかったんだから、悪いのは俺の弱ささ」
「平助君…」
「それに薬を飲むって決めたのは俺だしな、俺にはまだやり残したことがある気がするんだ。
だから千鶴は気にすんなって!」
それにしても藤堂、羅刹になったというのに性格の方は全然変わってないみたいですね
山南さんなんかは変若水を飲んだ途端に「ヤリなさいッ!!ヤリなさいぃぃぃぃッ!!」と
理性がぶっとんで千鶴に襲いかかったというのに…(えー
やはり元々の性格が変態だと、羅刹になった時の暴走ぶりが激しくなるということなのか…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「(かちゃかちゃ)あいたっ!」
「ん?大丈夫かちづ…うっ!?う…お…あ…!がああああっ…!!」
「え…?へ、平助君!?平助君っ!!」
ところがその時、ふとした拍子に藤堂の体に異変が!千鶴がさっきびっくりして割ってしまった器を片付けようとしたその瞬間、
うっかり手を傷つけてしまいタラタラと指から血が…それを見た藤堂は、みるみるうちに正気を失い苦しみ出してしまいました
そう、この間の山南さんもそうでしたが、羅刹となった人間は血を見ると理性が完全に吹き飛んでしまうわけで…
「それは吸血衝動です。血を飲めば治りますよ」
「さ、山南さん!?」
「ッは…!い…嫌だ…!ぐ…う…う…!お、俺は絶対…血を…飲むだなんて…!」
「なにを耐える必要がありますか?血が欲しいのなら口にすればいい」
「やめてください山南さん!平助君に変なことを吹き込まないで!」
(C)武論尊・原哲夫/集英社
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なぜ我慢する必要がある?
お前ほどの男が
なにを迷うことがある!奪いとれ!
今は悪魔がほほえむ時代なんだ!!(えー |
なにをジャギみたいなこと言ってんですか山南さん!悶え苦しむ藤堂の前に現れた山南さんですが、
まるで悪魔のささやきのように「血なんていくらでも飲めばいいじゃない」と繰り返すばかり!まるで悪役ですよ!山南さん…一体何が…
今の山南さんを見ていると「これから毎日家を焼こうぜぇ?」と誘惑するジュラル星人を思い出してしまうんだが…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「変なこと?人間が食事を求めるように、我々羅刹には血が必要なのですよ」
「そんな…」
「だ…大丈夫だ、千鶴…俺は血なんて飲まない…
そんなの、人間がする事じゃない…!だろ…?」
「あなたはまだ自分のことを人だと?君は羅刹でありながら、人間の善悪に縛られている。
不幸としか言いようがありません」
「く…!」
「ですが…私も人から羅刹に変じた身。君の動揺も分かります。
血を求めるのがどうしても嫌だと言うのなら、これを飲みなさい」
「羅刹になったら善悪なんてどうでもいいし、やりたい放題やれよ」と、ますます悪役じみたことを口にする山南さん。
ところが一応は吸血衝動を抑える薬も存在するようで、山南さんはそれを藤堂に差し出しますが…
お、おいおいこれって本当に飲んで大丈夫なんだろうな…今の山南さんのことだから
「残念これは吸血衝動をMAXにする薬でしたァー!!」ぐらいのことはやりそうな気が…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「(ごくごく)ぐっ、くっ…う…はあ…はあ…ふぅ…」
「あ、ありがとうございます、山南さん…!」
「礼を言われるようなものではありませんよ。それは所詮その場しのぎでしかありませんから。
我々羅刹の苦しみは、血を口にするまで続くのです(すたすた)」
「あ…山南さん、また見回りかい?」
「…ええ」
ところがなんと、その薬は本物の吸血衝動を抑える薬!おおなんと…山南さんにもまだひとかけらの良心が残っていたか…(えー
しかし今日のところは薬のおかげで助かったものの、山南さんは「こんなもんでいつまでも正気を保てると思うなよククク」と、
嫌な笑いを浮かべて藤堂達の前から去っていくのでした。一体どうしたんだ今日の山南さんは…
変態なのはいつものことですが、今日は完全にダークサイドに堕ちているというかなんというか…
「しばらくぶりね、千鶴ちゃん!」
「あっ!?お千ちゃん!?」
「ここは部外者は立ち入り禁止なんだがな…一体何の用だ?」
「ごめんなさい、どうしても今日しなければならない話があったものですから」
ところがそんなある日、新選組の奉行所に思わぬ来客が!それはなんと、この間「私ら鬼なんで里にでも帰ります」と去って行った千姫でした
それがトンボ帰りしてくるとは一体…?千姫が新選組に話したいことは、この間鬼の情報を色々話したことで片付いたと思いますが…
はっΣ(゜д゜ )もしやこれが噂に聞く「私が風間の子を産みます!」の宣言をする展開なんでは…(えー
「話というのは他でもありません、羅刹のことです。
単刀直入に伺います、彼らは失敗作なのにいつまで使うつもりなのですか?」
「…」
「アレは新選組の手に余るもの、これ以上新選組は羅刹に関わるべきじゃありません」
「失敗かどうかは俺達が決めることだ、あんたにゴチャゴチャ言われる筋合いはねえな」
しかし残念ながら千姫の口から妊娠の話はさっぱり出てきませんでした。そうか…残念ながら…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ともかく千姫の話というのは「あんな鬼の劣化コピーいつまで使ってんの?」と新選組の羅刹隊をとがめる発言…
確かに羅刹になった人間は、大抵がただのキチガイになるだけで、あまりにも精神状態がまともじゃないですからなあ
しかし土方も、山南さんや藤堂のような仲間を「失敗作」と呼ばれちゃ黙っていられません
「お前にあーだこーだ指図される筋合いないから」と千姫の話を突っぱねてしまいます
「その羅刹の方が、見回りと称して辻斬りをしているのはご存知ですか?」
「なに…!」
(え…?み、見回りって…)
「彼らが突然壊れる症状はなんら改善されていません。
都の治安を守る役目の方々が、罪もない民を斬るなんて…本末転倒もいいところです」
「…」
ところがその時、君菊の口からとんでもない事実が発覚!なんと羅刹になった隊士が、
街中で見回りと言いながら罪もない一般人を惨殺しているとか…完全にただの凶悪殺人犯じゃねえか!本当なら許しがたい話です
しかしそれを聞いた千鶴は、「見回りってまさか…」と何かに気づいたような反応を…ま、まてよ…
そういえばさっき、山南さんが藤堂に薬を渡した時に「じゃあ今日も見回りに行ってきます」などと言っていたような…
ちょ…そ、それって…山南さん=凶悪連続殺人犯かよ!!うわああああああ!!も、もうダメだあの人!
山南さん…どうしてこうなった…そういえばさんざん血が欲しい血が欲しい言ってたし、辻斬りをしてるのも人の生き血を吸うためってことか…
それと君菊が「羅刹の精神は突然壊れる時が来る」と言っていますが、山南さんが今回になって急に悪人丸出しなことを言い出したのも、
やはりその突然壊れる時がやってきてしまったからなのか…
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「それからもう一つ…千鶴ちゃん、ここを出て私達と一緒に来ない?」
「えっ!?」
「もうじき京は戦場になります…」
「前に言った時とは状況が違うわ、千鶴ちゃんにも分かってるでしょう?」
「…う…うん…」
そして千姫のもう一つの用件とは、またしても「私らと一緒に行こう」と千鶴をここから連れ出そうとすることでした。
おいおいまたその話かよ…と思いきや、確かにこの時期の京都は恐ろしくヤバイ時期だったようです。
なにしろ新政府軍と旧幕府軍が京都で天下分け目の大戦争を行ったという鳥羽伏見の戦い(戊辰戦争)が
この数日後には勃発するという時期だったようで…こうなると、もはやこの京都の奉行所に留まること自体が自殺行為です
だから千姫は、一度ケリがついたこの誘いをもう一度言い出したようで…
「…わ…私…私は…」
「出て行きたかねえんだろ」
「えっ…?」
「だったらここにいりゃあいい」
「…は…はい…!」
ってえええええええ!?な、なんと、にも関わらず「残ればいいじゃない」などとアッサリ居残りを勧めてしまう土方!
マジですか!他のアニメだったら間違いなく「ヘッお前がいなくなった方がせいせいするぜ」
「ああそうですか!お望み通り出てってやるわ!」(出て行ったか…これもあいつの安全のためだ…)
みたいなこと言い出してるだろうに:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン まさか土方がこんなことを言うとは意外だったな…
しかしそれ以上にもっともっと意外なのが、ぽわわ〜んと土方を見つめる千鶴の表情でしょうか。
完全に恋する乙女の顔だこれ!!まさか千鶴の本命は土方だったのか!?
なんという意外な展開…まさかここまでハッキリした恋心を千鶴が持っているとは思いませんでした
「ねえ、もしかして千鶴ちゃんの想い人って…」
「えっ!?え、あ、い、今は新選組のみなさんの側にいて、何か力になれればいいなって…」
「ふふ…じゃあね千鶴ちゃん!またいつかどこかで会いましょうね!」
そんな千鶴の気持ちは千姫にもバレバレ!「千鶴ちゃん土方さんのこと好きだったんだぁ〜!」と突っ込まれて
しどろもどろになる千鶴が可愛いですなあ。しかし千姫とのやり取りは今度こそこれが最後、
千鶴の「新選組と一緒に残りたい」という強い気持ちを知った千姫は、今度こそ完全に千鶴の前から去って行ったようで…
ああ…やはり噂の千姫の妊娠ENDはアニメ版では見られなかったか。当然だけど:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
パカラッパカラッパカラッパカラッ
「…」
ドッバアアアアアン!!
「ぐ…!がああああっ…!?」
「きょ…局長!?局長ォォォォーーッ!!」
ところがそんな微笑ましい光景が映し出される一方で、新選組に思いもよらぬ壮絶な事件が発生!
なんと町外れの街道を馬で駆けていた近藤勇が、何者かに狙撃されて深刻な重傷を負わされてしまったという…
前回から近藤勇暗殺の噂はちらほら囁かれていましたが、こんな形で実行されることになろうとは…
「う…ぐ…!はあ…はあ…」
「血が止まりません…!雪村君、焼きますよ!」
「は…はい…!」
ドッジュオオオオオオオ!!
「がッ…!あああ…!あああああ!!うぁがあああああーーッ!!」
「局長…!」
「こ、近藤さんっ…!」
そんな重傷を負った瀕死の体で、暗殺者を振り切り奉行所へと転がり込んできた近藤ですが…
山崎や千鶴が懸命な治療を続けるものの、近藤の傷はあまりにも深すぎました
普通の止血法では出血が止まらず、やむなく傷全体をジュウジュウ焼くことで出血を抑えたという…ひえええええ
「副長…今夜が峠です」
「…そうか…」
ただでさえ瀕死の傷を負ったまま、暗殺者からの逃走を続けて衰弱した体…
そこに麻酔なしで気が狂うような激痛を伴なう治療を受け、近藤の心身にはあまりにも過大な負担がかかっていました
一通り手は尽くしたものの、いまだに生死の境を漂い続けている危険な状態…新選組の誰もが、最悪の事態を想定して押し黙っていました
(こ…近藤さん…くっ…!)
そんな新選組メンバーの中でも、最もこの事態にショックを受けていたのは沖田…
そう、沖田はこんなショタ時代からずっと近藤を慕ってきた仲で、
最近でも「僕のいつもの髪型、実は近藤さんの真似でやってるんだ。似合ってるかなぁ」と千鶴に話してみたり、
ある日には近藤の上着をかけられて「近藤さんのニオイがする…」とくんかくんかしてみたり…
うん、まあ、要するに近藤さん大好きなホモっぽい子なんだ…(えー
まあ乙女ゲー原作のアニメですからね、一人ぐらいはホモ要員がいるというのもそれはそれで仕方ない:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「うぐっ…ぐ…く…!うう…!はぁ…はぁ…くそ…!
いくら仇を討ちたいと願っても、刀を振ることすら…ままならないのか…!」
もはや沖田にとって、近藤をこんな目に遭わせた連中は1秒たりとも生かしておけません。今すぐぶった斬ってやると愛刀を手に取りますが、
今の沖田は相当に病気で弱り切っている状態…もはや満足に歩く体力すらも残ってはいません
フラフラと刀を支えにしても起き上がることさえできず、沖田はこの病弱な体を心底恨めしく思ってしまいます
そしてついに、あの薫からもらった変若水を口にして羅刹へと変貌してしまうことに…
バアアアアン!バアアアアン!
「君たちかなァ?近藤さんを撃ったのは」
「あーん?ケケケッ、バカめ!まんまと挑発に引っかかりやがっ…」
ズバッシャアアアアア!!
「うおっ!?こ、この野郎!死ねぇぇぇぇーっ!!」
そんな羅刹と化した沖田は、奉行所の周囲でバンバンと銃声を鳴らしていた武士どもを襲撃!
「オラオラ新選組出てこいやー!」と挑発をしていたバカどものようですが、
「お前らその銃で近藤さん撃ったわけ?」と沖田の目にも止まらぬ剣閃を叩き込まれ、あっと言う間に全員皆殺し!うひえー
しかしこんな時になんですが、首斬られた画像の血しぶきの飛び方がゴンさんの髪型に見えて仕方ない:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「変若水、飲んでくれたんだ?ふふふ…新選組一の剣士と謳われる沖田を、
羅刹に出来るなんて光栄だよ」
「…南雲薫…近藤さんを撃ったのは、君?」
ところがそんな武士どもを片づけて間もなく、沖田の前にニヤニヤしながら現れた薫!あれ、しかしこの薫の格好は…?
なんだかいつもとえらく雰囲気違いますね。髪も短く切ったようだし、いつもは着物姿なのに今日は洋装だし。イメチェンでもしたんでしょうか
「証拠もないのに俺を疑うの?」
「…」
「ふふ…そういえばさっきの人達、新選組に恨みを晴らしたいって言うわりに、
奉行所に踏み入る勇気もなくってねえ…街道に張り込めばいいって教えてあげたかなァ?」
「(ギロ…!)」
「やだなァ、俺だって悪気があってやったわけじゃないんだよ?
新撰組局長ともあろう人が、まさかあんなに油断してるとは夢にも思わなかったからねぇ」
そしてなんとも嫌らしい笑みを浮かべながら、「まさか本当にあんなザコどもにやられるとか(笑)近藤勇(笑)」と
近藤を散々コケにしつつ、そもそも狙撃の提案をしたのは自分なことを明かした薫。これは沖田にとって許せるわけがありません
しかし「俺が俺が」って、今日の薫はまるで男みたいな口調で話してますが…いや、あの、これってまさか…
ガキイインガキイイン!!
「君の目的はなに…!」
「ククッ…南雲家に引き取られてから、俺がどんな苦しみを味わったと思う…!?
女鬼じゃないというだけで、それは酷い虐げられようだったよ!
なのに千鶴は兄である俺のことなどすっかり忘れ、
一族を滅ぼした人間を仲間のように慕い、大切に守られている…!
大事なものを守れず、誰からも守られず…!己の存在理由すら分からない!
そんな俺の苦しみを、カワイイ妹にも味わわせてやるんだよォ!!」
↑ギース・ハワードさんの反応
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「あ…?あ…?」 |
↑黒崎一護さんの反応
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「何………だと………」 |
↑夜神月さんの反応
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「くそっ!!やられた!!」 |
↑ジェリド・メサさんの反応
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「女の名前なのに…なんだ…男か!!」 |
↑エウメネスさんの反応
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「よくもだましたアアアアア!!
だましてくれたなアアアアアア!!」 |
お…お…お前男だったのかよぉぉぉおおおぉぉおおおおお!!
うわああああああああ!!今まで散々エロイだの色っぽいねーちゃんだの言っていた薫が男…男…うおああああああ!!
誰得!?誰得な設定なの!?女鬼じゃないから酷く虐げられた=「なんだよ孕ませたいのによ〜!」と代わりに後ろの穴を開発されまくった
というハードプレイをお望みの腐女子の方々のためのキャラなのだろうか…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
それだったらちゃんとした女鬼って設定にして、今まで「ヒャッハー!女鬼だぁー!」と子孫目当ての連中に何度も孕まされて
「なんで双子なのに私だけこんな目に!千鶴の奴もあのレイパー風間の慰み者にしてやる!」と千鶴の敵になったとかの方が
よくないですか?そしたら薫の妙にエロイ雰囲気の説明もつくしさ…ちくしょォォォォォ
バアアアアアアアン!!
「お、沖田さぁぁぁぁん!!」
そうこうしてるうちに沖田は撃たれてやられてしまいました。おわり(えー
いや、うん、なんていうか…「へっへっへっ実はお前の病気は羅刹になっても治らないぜ」とか
「実は羅刹には銀の銃弾がクリティカルヒットするんだぜ」とか、色々重要っぽい話もあったにはあったんですが…
さすがに今回ばかりはもう気力が…気力が…(えー
というわけで次回に続く!
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