■薄桜鬼 碧血録第13話「焔の如く」
(慶応四年一月…新選組は江戸に戻り、品川の釜屋に身を寄せることになった。
土方さんは連日寝食を惜しみ働いており、疲労の色は日増しに濃くなっていった…)
さて、一期の最終回にて大阪城から屈辱の敗走を強いられ、江戸へと戻ってきていた新選組一同。
それからというもの土方は事態の巻き返しをはかるべく、連日連夜ハードな激務に追われる毎日となっていました。
というか作品タイトルは「薄桜鬼
碧血録」となってますが、話数がそのまま続いてるし、特に一期・二期って区切りはないみたいですね
「土方さん…そんなに働いて大丈夫なの?」
「余計な心配すんじゃねえよ」
「羅刹の体で昼間働くのはきついだろ…?特にあの衝動の時の苦しみは…」
「…」
「(すっ)薬…気休めにしかならないけど」
「必要ねえよ。先の戦で負傷し、怖気づいている者も多い…
今新選組をまとめるのは俺しかいねえ。
近藤さんが戻ってきたら、すぐにでも戦えるように準備しておかねえとな」
さらに土方の大きな負担となっていたのが、羅刹と化してしまった自らの肉体…
羅刹は太陽の光に弱いので、ただでさえキツい激務がこの体質のせいで余計しんどくなっているようです
そのうえ、突発的に激しく湧き上がってくる強烈な吸血衝動…藤堂なんかは山南さん印のお薬を使ってその発作を抑えてますが、
頑固な土方は薬に手をつけようとせず、鋼の自制心だけで無理矢理抑え込んでるみたいです
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「土方さん…あの、少しは休んだらいかがですか?お顔の色も悪いみたいですし…」
「余計な口出しするんじゃねえ」
「あの…何か私に出来ることはありますか…?」
「ねぇよ。余計な気を回さず、お前はもう寝ろ」
「でも…この通りです、どうか…私、何か役に立ちたいんです!」
そんな土方のことが心配なのは、藤堂だけでなく千鶴も同じでした。少しでも土方の役に立てればとこうしてやってきたわけですが…
千鶴が土方のために出来ることといえば、やはり自分の生き血を飲ませることぐらいでしょうか。
千鶴は鬼だから多少の傷くらいあっと言う間に治ってしまうし、吸血衝動に苦しむ土方には血を飲ませてくれる相手が一番必要なわけですが…
要するにこの申し出は「カミーユ!私の命を吸って!」って言ってるものと解釈していいのかな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ま…そんなに言うんなら…」
「…」
「茶でも入れて来い。美味いやつをな」
「えっ…?あ、任せてください!」
しかし、そうまで千鶴に言われても「じゃあ血でも飲ませてくんない?」とは言い出さなかった土方。
考えてみたら、藤堂の持ってきた薬すら拒否した土方が、千鶴の血なんて飲みたがるわけがなかったか…
つくづくストイックな人ですなぁ。羅刹の体にはなっても、人としての魂は捨てたくないという気構えの現れなんでしょうか
「あっ、山南さん?昼間から起きていていいんですか?」
「ええ!これほどの妙案が浮かんでは、ゆっくり寝てなどいられませんよぉ!」
「みょ、妙案…?」
「んふふ…あなたは鬼です…鬼達は戦闘力も生命力も人間より遥かに強い…
ゆえにその血には、羅刹の狂気を完全に抑える力が
あるかも知れませんよねぇ…(すらぁり)」
「えっ!?な、何を…!?」
「ふふ…なにも殺そうと言うのではない…
ただちょっと血を分けてもらえればそれでいいのです…!」
その一方で魂なんかとっくに腐っちゃった山南さんときたら(えー
何やってんだこの人ー!!いきなり千鶴の部屋に現れたかと思ったら、「ヒャア我慢できねえ!ちょっくら味見させろや!」と
いきなり小刀を取り出して千鶴を襲うという暴挙を!バ、バカな…さっきの土方とまるで正反対じゃないですか!
ああしかし、山南さんの声を担当してるのは飛田展男(カミーユの人)だから、これこそまさに
「カミーユ!私の命を吸って!」というZガンダムの再現が:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ガシイッ!
「何やってんだ…!山南さん!」
「ひ、土方さん!」
「…土方君、羅刹をより有効に活用するには、狂気を抑える術を見つけておくことが
必要不可欠なのですよ?」
「そのためにこいつを斬るってのか」
「血を分けていただくだけです。今後の戦いは、新選組にとってますます厳しいものとなる」
「山南さん…あんた新選組を口実にして、自分の為に血を求めてるとかじゃねえだろうな」
「いいえ?私は常に新選組のことを考えていますよ?」
って、そんな山南さんの暴走を食い止めにやってきたのは土方!相変わらず千鶴のピンチとなるとすごい勢いで飛んできます(えー
うさんくさい山南さんの理屈に対し、「ただ単にもっと血が飲みたいだけだろうが」と痛い所を突いて行く土方…
そう言われた山南さんは「いいえ?全部新選組のためですよ?」と答えていますが
↓このまったく信用ならないツラときたら(えー
いかにも心にもないこと言ってますって感じだなー
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「ふぅ、仕方ありませんねえ…今日のところは引き下がりましょう(すたすた)」
「…はぁぁぁっ…」
「…大丈夫か?」
「は、はい、ありがとうございました」
「夜の外出は控えろ。最近、山南さんが夜の見回りによく出かけているらしい。
それと関係しているかは分からんが…江戸で辻斬りが増えている」
「えっ、じゃ、じゃあ君菊さんが言っていたことは…!」
「隊としてもこのまま見過ごすわけにはいかねえ…いずれちゃんと始末はつけねえと」
そしてようやく引き下がっていったわけですが、もう完全に信用度ゼロの山南さん
一期で新選組が京都にいた時、「この京都で辻斬りをしてる隊士がいる」と君菊が言っていた言葉…
それが江戸に戻ってきた途端、今度は江戸でも辻斬りが増え始めたという…
どう見ても山南さんの仕業です本当にありがとうございました(えー
もはやこの番組で最低の悪党と化しつつあるな山南さん…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
レイパー風間たちですらこんな悪どいことしてねえよ!
「いやはや、今まで心配をかけてすまなかったな!」
「近藤さん!傷はもういいんですか?」
「ああ!この通りだ!」
「よかったぁ…」
そんな中、一期で暗殺されかかった時の傷がようやく回復し、新選組での仕事に復帰することになった近藤。
今回ずっと一人で新選組を仕切っていた土方も、これでようやく肩の荷が降りるというものです
千鶴をはじめ、新選組の誰もが近藤の復帰を喜んでいましたが…
「さて、今後の行動についてだが…我々は甲陽鎮撫隊として、
甲府城へ向かうようにとの幕命を頂戴した!そこで薩長を迎え撃つ!」
「…」
「近藤さん…そもそも徳川の殿様自体が、新政府軍に従う気満々らしいが?」
「む…確かに今は戦況がかんばしくないため、慶喜公も新政府軍に恭順なさっているが…
我々が甲府城を守り切れば、勝算ありと見て戦に本腰を入れてくださるはずだ!」
「…」
ところがそんな近藤が持ち帰ってきたのは、「お前らちょっと甲府行って薩長軍と戦ってきなさいよ」というお上からの命令でした。
しかし、肝心の総大将・徳川慶喜は前回も戦の真っ最中にとっとと逃げ出し、今でも薩長軍に従う気満々という噂…
こんな状況でまともな戦になるのかと不安すぎる新選組メンバーでしたが、
近藤はというと「大丈夫!俺らが勝てば将軍様もたぶんやる気出すよ!」となんとも説得力のないことを言うばかりです
「それにもしこの任務が成功したなら、幕府は我々に甲府城をくださるそうだぞ!
お上が我々に甲府を守るに足る部隊だと認めてくれているんだ!
しかも今回、俺は若年寄格という身分をいただける事になった!つまりは大名だ!
此度の戦で武勲を立てた者は、家来として取り立ててやる!頑張ってくれたまえ!」
「…俺は新選組の組長だ。あんたの家来になるつもりはねえけどな」
「えっ…」
(大名だかなんだか知らねえが…近藤さんは一体何を勘違いしてやがるんだ)
(このご時世に大名って言われてもな…しかも俺達に城勤めをさせるつもりなのか…?)
あーあ…みんなが暗い顔をしているので、「お城だってもらえるよ!出世だって出来るよ!」とエサをぶら下げる近藤でしたが、
「そんなもんハナから興味ねえんだよボケ」とますます永倉達の反感を買ってしまいます。近藤さん…あんた…
地位と権力にしがみついた結果がこれ、お前調子ぶっこき過ぎてた結果だよ?(えー
こいつはなんとも新選組に微妙な亀裂が入ってきた感じですな…ともかく命令が下されている以上、それに歯向かうわけにもいかないので、
隊士達は渋々ながら甲府への出陣を受け入れることにします
「なんにせよ…これからは戦の準備だな」
「それともう一つ…今回羅刹隊にはここで待機してもらう」
「え!?な、何故です!?」
「甲府には新選組だけでなく他の兵士達もいる、あんたらの姿を見られるのはまずい」
「ですが!」
「焦るな!まだ戦は始まったばかりだ」
「くっ…!」
「…」
「…」
な、なんと!とうとう土方達に愛想を尽かされて任務からハブられてしまった山南さん!(えー
そこまで信用をなくしていたなんて…山南さんをハブる理由として、確かにもっともなことを語る土方でしたが
「こんな危険人物は連れて行けねーからな」「ですよねー」とばかりに藤堂と目くばせをしております
とうとうここまで堕ちたか山南さん…まああれだけの悪行を重ねていれば、当然の結果でありますが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あれ…?え、えぇぇぇーっ!?どうなさったんですか、その格好!?」
「土方さんの指示だよ…どうしても和服が嫌だって奴以外は洋装にしろってさ。
西洋式の戦闘には、こっちの方が都合いいんだろ」
「ったく、なんかスースーして落ち着かねーなあ」
「あっ、平助くんも!?まるで別の人みたい!」
「こっちはピッタリして窮屈だし…(もぞもぞ)」
ところがそんな甲府への出陣に合わせて、新選組メンバーは全員が洋服へのコスチュームチェンジ!
特に藤堂は髪もバッサリと短くしてショタ人気急上昇の予感って感じですなぁ。しかし慣れない洋服を着てみると
ちんこが圧迫されて微妙に落ち着かないようです(えー
藤堂お前…千鶴が目の前にいるってのに堂々とちんこいじるとかどういう神経してんだよ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「しっかしこのボタンってやつはかなわねーぜ、襟首がやたらと苦しいんだよなぁ」
「へええ…西洋の服って、帯じゃなくてボタンっていうので止めるんですね…
あれ?斎藤さんの服…ボタンっていうのが余ってるみたいですけど」
「む…おそらくこういう作りなのだろう」
「でも、こちらに穴も余ってますし…多分ボタンをかけ間違ってるんじゃないかと…」
「…!?あ、後で直す…!」
「あ、ご、ごめんなさい!斎藤さんが気にならないならいいんです!」
ところがそんな中、初体験の洋服というものがよく分かっておらず、ボタンをかけ間違いを千鶴に指摘されて
「もうおムコに行けない!!」と珍しく動揺してしまう斎藤さん。天下無敵の斎藤さんにも弱点があったか…(えー
・薄桜鬼二期見ましたか?斎藤さんがすごく可愛かった&洋装かっこよかったです!
俺男なんですけど周りの男子に薄桜鬼が好きっていうと少し引かれるのは何故wwあんなに面白いのにww
斎藤さんよかったですね!ボタンのかけ間違いは男性の視聴者にも好評ですよ!ボタンのかけ間違いが!かけ間違いが!(えー
しかしトレードマークのマフラーはもう手放しちゃったんですかね、もったいない。
あれほどクソ暑い真夏の時期でも絶対に外さないほど大事にしてたのに:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あっ…!?ひ…土…方…さん…(ぽわーん)」
「ん…?どうした、俺の着方におかしな所でもあるのか?」
「い、いえ…髪を…切ったんですね、とっても…お似合いです…」
そして土方も長かった髪をバッサリ切って、大きくイメチェンを遂げたようです。これはまたますます乙女好みなデザインになっちゃって…(えー
しかし斎藤さんと見た目が被るから俺的にはちょっとどうかなぁ。斎藤さんマフラー取っちゃったし見分けが…
あ、土方の方がちょっと豪華な服で斎藤さんが地味な服って覚えればいいのか。斎藤さんは地味な服なんだね!斎藤さんは地味!(えー
「千鶴…本当ならお前はここに置いていくべきだが、羅刹隊と一緒に残すわけにはいかねえし、
風間の襲撃の可能性もある。道中は必ず俺の指示に従え、いいな」
「はい!」
そして甲府への出陣は千鶴も一緒に行くることになりますが、その理由というのが
山南さんと一緒に残すと何されるか分からんからっていうのが本当にもう:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
もはや土方にとっても、レイパー風間と同等以上の要注意人物なのな山南さん…二期のしょっぱなから笑わしてくれます
それと今回から流されることになった新EDですが、これちょっと乙女チック度が過ぎるんじゃないのと
思うのは俺だけでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン 土方が千鶴を相手にこんな表情してくれるのか!?なあ!?
これはちょっとさすがに妄想と言わざるを得ないんじゃないか!?(えー
そしてOPでも死にそうでヤバかった沖田はEDでも相当ヤバイことになってますね、もう明らかに破滅しか残されてないって感じだわ…
実際歴史上の新選組はこの先破滅するしかないわけですが、二期は重くてハードなストーリーになりそうな気がしますねえ。次回に続く!
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