■侵略!イカ娘 第6話「ヒーローショーじゃなイカ?/勉強しなイカ?/恋じゃなイカ?」
わいわいがやがや
「…?みんな何してるでゲソ?」
「ヒーローショーが始まるんだよ、イカ姉ちゃん!」
「ヒーローショー?」
《みんなぁー!こんにちわー!!
それじゃ早速、元気な声でヒーローの名前を呼んでみよっかぁ!せーの!》
「「「能面ライダー!!」」」
《(ばーん)喜怒哀楽をひとつの表情で表現する女!能面ライダー!!》
さて今回の冒頭ですが、イカちゃん達の暮らす海岸でヒーローショーが開催されるシーンから話が始まります
そのヒーローというのが能面ライダーというこのイロモノキャラ…というか性別が女な時点でヒーローじゃないじゃないか!
それにこんな神奈川県のまっただ中(イカ娘の舞台は神奈川県の海岸)でヒーローを名乗ろうだなんて
フロシャイムにどうぞ殺してくださいと言ってるようなもんです(えー
フロシャイムの怪人は、何人ものヒーローを倒した凶悪怪人を一撃で叩き潰せるほどに強力ですからね
そんな奴らを相手にこの能面ライダーが果たして何秒もつか…
(C)鳥山明/集英社
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それにしても能面ライダーのバカは
無謀にもほどがあるぜ…!
フロシャイムとの力の差はあきらか…
勝算はゼロに近かった…
そこまでして死にたいのか…!(えー |
「ぶはははは!変なヒーローでゲソ、ただのお面じゃなイカ!
こんなものに夢中になるなんて、人類はみんなお子ちゃまでゲソね!」
そしてイカちゃんはというと、能面ライダーのダサい姿を見てすっかり笑い転げていました
イカちゃん…しかし笑っていられるのも今のうちだと思います、
こういうヒーローの屋外イベントと言えば、この後出てくる怪人はあの人に決まってるじゃないですか!
(C)ENTERBRAIN, INC./アマガミSS製作委員会
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イカーッカッカッカッカ!
ほ〜今日も元気のいい子供が
沢山いるじゃなイカ!
全員捕まえてこのイカ男様の
手下にしようじゃなイカ! |
イカ男さんはやくきてくれー!!(えー
こういったヒーローショーには必ずやイカ男さんが駆けつけてくれるはず:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
というか今思い出したらこのイカ男って、語尾にイカイカ喋ることといいイカ男って名前といい
明らかにイカ娘と共通点の多いキャラでしたね
アニメ放送前からすでに別の作品に侵略していたとは…イカちゃん…恐ろしい子!
《ハーッハッハ!そこまでだ能面ライダー!我が名はイカ魔人!》
「!?」
とか言ってたら本当にイカ男キター!!マジかよこれー!!
なんとその時「待たせたなイカ娘!」と颯爽と現れたイカ男!まさか本当に出てくるとは!
はっ(゜д゜)そうか、能面ライダーが女性という設定も、中多さんの時のようにイカ男にいやらしく触手責めされるためだったのか(えー
「イカ魔人!負けるなでゲソー!!変なお面人間をやっつけてやるでゲソ!」
どかばきぼこぼこ
「何をやってるでゲソ、触手を使わなイカ!?
イカ魔人を大人の都合で負けさせるわけにはイカんでゲソぉぉぉ!!」
そしてそんなイカ魔人が登場してからというもの、誰よりもヒーローショーの行方に夢中になってしまったイカちゃん…
それにしてもヒーローと戦う怪人役でイカが採用されやすいのは一体なぜなんでしょうねえ
仮面ライダーのイカデビルに始まり、サンレッドのゲイラス君、イナゴマスクのイカ男、能面ライダーのイカ魔人と
怪人と言えばイカばかり…同じ海洋生物でもエビ怪人とかカニ怪人は見かけないのになあ、なぜイカはこうも悪役になりやすいのだろうか…
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「うぐぐぐぐっ…!む、難しいっ…!」
「何をうなっているのでゲソ?」
「うー…数学の問題だよ」
「数学?数学ってなんでゲソ?」
「はぁ…?一から説明しろってかぁ?それが分かればこんな問題簡単に解いてるっつーの!」
そんなわけでこちらは本日の2話目。栄子が数学の問題に対して頭を抱えている場面であります
そこへひょっこり顔を出したのはイカちゃん…数学のことなんて何も知らないイカちゃんは、一から十まで質問をする有様です。
そんな説明をやってられない栄子は「うるせー馬鹿」とイカちゃんに教科書を与えて黙らせますが…
「ふむふむ(ぺらりぺらり)」
「なにがふむふむだ、一度読んだくらいで理解できりゃ苦労しな…」
「この問題の答えはx^2+10x+25でゲソね」
「へ…?ふ、ふん、もっともらしいこと言いやがって…うっ!?あ、当たってる…なんで!?」
って、ところが一度教科書を読んだだけであっさりとその内容を理解してしまったイカちゃん!
栄子がさんざん苦戦していた問題も、一目見ただけでパパッと片付けてしまいました。すげー理解力だ
しかしこうなると、「私が今まで悩んでたのってなんなの?」と栄子としては面白くありません
イカちゃんをギャフンと言わせるべく、次々に難しい問題を出して行きますが…
「お、お前…じゃあこれ解いてみろ」
「x=0」
「ぐっ…じゃあこれ!」
「x=±√7」
「むぐぐぐ…ならばこれならどうだ!?思い知れ!日本最高学府のぉぉぉぉ!」
「(すらすらすらすらすらすらすら)」
「あ…?あ…?す…数学だけなら東大も楽勝…?」
ところが栄子が次々に出してくる問題を、ことごとく一瞬で片付けてしまうイカちゃん!
ヤケになった栄子はついに大学の赤本を取り出して「ギャーッハッハ解けるもんなら解いてみろ」と勝ち誇りますが、
なんとイカちゃんはその赤本の問題すべてを瞬く間に解いてしまったという…
それにしても赤本を片付けたイカちゃんのポーズが、いかにも「条件はクリアされた」って感じで吹いた
これはルルーシュがとても好きそうなポーズですね(えー
「私に言わせればこんなのに悩む方がどうかしてるでゲソ。
計算のやり方が決まってるんだから簡単じゃなイカ」
「か、か、簡単…!?」
「イカ姉ちゃん天才じゃーん!」
「て、天才!?私がでゲソか…?天才…天才…むふふふ」
「そうねぇ、いきなり日本語話せたりゲームやったり…相当適応能力高いと思ってたけど」
「ノーベル賞も取れるよぉ!」
「ノーベル賞に数学賞はないでゲソ、取るならフィールズ賞でゲソね」
それほど驚異的な数学の才能を千鶴やたけるに誉められ、すっかり有頂天となってしまったイカちゃん。
しかしそれだけ浮かれていてもノーベル賞とフィールズ賞の表彰ジャンルをしっかり把握していたりと、マジで知的すぎますイカちゃん
俺なんてフィールズ賞というものが何なのかすらまったく分からないというのに:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
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「ぐむむむ…こ、こんなのどうやって一瞬で解いたんだ…?
おいイカ娘、この計算方法詳しく教えろ」
「それが天才の私に物を頼むたーいどでゲソかぁー?」
「ぐぐっ…う、上から来やがってぇぇぇッ」
「栄子姉ちゃん、人に物を頼む時はお願いしますって言うんだよ」
「たけるは黙ってろ!」
「…」
「…くっ…お、教えて…ください」
「いま何か言ったでゲソ?」
「…教えてください」
「そんな小さな声じゃ聞こえないでゲソ!三つ指ついてお願いしますと言わなイカぁ!」
「ぐぐぐぐっ…!お、教えてください!お願いしますイカ娘様ぁ!」
あ〜聞こえんなあ〜!!(えー
なんという外道!問題を解くコツが知りたい栄子に対して、ここぞとばかりにウイグル獄長みたいな鬼畜ぶりを見せるイカちゃん!
かつてない屈辱にまみれまくりの栄子でしたが、「くやしい…!でも…(ビクッビクッ)」と号泣しながら土下座して
必死にイカちゃんへ教えを乞うことに…
「仕方ないでゲソねえ、私の言うことを聞いたら教えてあげてもいいでゲソ」
「い、言うこと…?」
「焼きそば3番テーブル!横浜ラーメンは5番でゲソ〜!」
「はあひい…や、焼きそば3番、横浜5番!」
「それが済んだらビールを運んでくるでゲソ!」
「くぅぅっ…」
「おーい、この席いい?」
「はーい、いま片付けますでゲソ!栄子、早く行かなイカ!」
「ぜえ、ぜえ…お、おい、あんまり調子に…!」
「ふーん、口答えでゲソか?教えて欲しくないならいいでゲソ」
「んぎぎぎぃぃぃっ…!」
今すぐ数学を教えてもらえるといつから錯覚していた?(えー
お、鬼や!イカちゃんは鬼や!なんとこのうえ栄子を海の家でこき使い、数学をエサにして好き放題やりまくるイカちゃん…
さすがにちょっと栄子が可哀想になってきました。まあしかし、冷静に考えてみると今栄子がやってる作業は
普段イカちゃんが全部一人でやらされてることなのでおあいこといえばそれまでなんですけども:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「それでは計算方法を教えるでゲソ!
これさえ使えばどんな計算問題も簡単に解けるでゲソ!(ばーん)」
「な…な…ななな…なんだこれはぁぁぁーーっ!!」
ビリビリビリイイイッ!!
「な、なんてことをするでゲソ!?せっかく教えてあげたのに酷いじゃなイカぁ!」
「返せえええ!!今日一日の私の時間と
失った何かを返せええええええ!!」
って…ようやく栄子に「これさえ覚えりゃ数学なんざションベンよ!」とコツを伝授したイカちゃんですが、
しゃかしゃかと書き始めたそれはまったく意味不明な落書き!こ、これは…なんつーか…イカ式の計算法を図に表すとこうなるのか…
それにしてもこの絵、真ん中の×が目、その下の⇔が口みたいでなんか微妙に可愛い顔に見えるな(えー
まあ栄子にしてみたら「アハハハなんだか顔みたーい」とかそれどころではないわけなんですが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ビョオオオオオ
(風が強くなってきたなぁ…そろそろ岸に上がろうかな)
ザッバアアアアアアン!!
「え!?あ、ああっ!?」
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「う…ん…」
「気がついたかい?」
「え…?わ…私…」
「波に飲まれたんだ。無事で何より、今日は波が高いから気をつけて」
「た、助けてくれたんですか…?ありがとうございます、あの、あなたは…」
「俺はライフセーバーの嵐山悟郎、海を守るのが仕事なんだ。それじゃ」
「あ…」
そしてこちらが本日の3話目。海の家のバイト店員・渚が空き時間にサーフィンで遊んでいると、
突如として襲ってきた波にザブンと飲まれてしまい、危ないところを悟郎に助けてもらったという…
そんなスーパーヒーローのように颯爽と助けてくれた悟郎に対して、ぽわわーんと恋が芽生えたような視線を送る渚…
それはいいんですけど、↓この寝ている渚と立っている悟郎の構図が
ゼットンに倒されたウルトラマンとゾフィーの構図に見えるのは私だけでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
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ゾフィゾフィゾフィゾフィゾフィ…
ハヤタは立派な青年だ、
犠牲にはできない…
心配するなウルトラマン、
私は命を2つ持ってきた(えー |
「えっ、溺れた?」
「はい、サーフィンしてたら大きな波が来て…」
「夢中になるのはいいけど、気をつけないと…」
「ふっふっふ…今度は溺れるだけでは済まないでゲソ」
「えっ!?ま、まさか…あれはイカの人の仕業!?」
(むふふ、この怖がり方がたまらないでゲソ)
「そうでゲソぉ!私は海の使者でゲソ、波を操るくらい簡単なのでゲソ〜!」
「そ、そんな能力まで!?一体私をどうするつもりですか!?」
「知りたいでゲソか〜?うっひゃっひゃっひゃ!」
そして翌日、海の家でバイトしながら栄子達に昨日のことを話す渚…するとイカちゃんがするすると寄ってきて、
「それも私だ」「それも私だ」と波を起こしたのは自分だと主張し始めました
まあ、そんなのはイカちゃんの大ウソなわけですが…渚はこの砂浜で唯一イカちゃんを侵略者として恐れている人間なので、
もっと侵略者気分を味わいたいイカちゃんは、こうして渚の恐怖心をあおるのがサイコーに快感なのです
「あれ?君は昨日の…」
「あっ…嵐山さん!?昨日は本当にありがとうございました、私、斉藤渚です!」
「渚ちゃんかぁ、よろしく」
「おいおいなんだぁ?隅に置けないなぁ」
「そんなんじゃねーよ…溺れてるのを助けただけだ」
(むぅ…?渚を助けた?悟郎め…私の渚に何をするつもりでゲソ…)
って、そんな話の最中にちょうど渚達の前に現れた悟郎!
渚は嬉しそうに悟郎のところへとてとて寄っていきますが、それを見てニヤニヤと恋の臭いを嗅ぎつける栄子…
そしてイカちゃんも、渚という最高のオモチャを悟郎に取られてしまって不満そうな顔をしております。まあ良うなれば
カカロットはオレのものだ!勝手に手を出すな!!とかそういう心境でしょうか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
(はっ!?ま、まさか…!悟郎の奴、私が侵略者の割にフレンドリーで、
すっかりみんなの人気者になっていると渚にバラすつもりでゲソか!?
渚にはまだまだ私のことを恐がってもらわないとでゲソ!)
「おい悟郎!渚は私の獲物でゲソ!余計な手出しはするなでゲソ!」
「はぁ…?」
「え、獲物!?」
「んん…?分かった、お前悟郎にヤキモチ妬いてんだろ!」
「なっ!?ヤ、ヤキモチなんか妬いてないでゲソ!
なんで私が悟郎なんかにヤキモチ妬かなきゃならないでゲソ!?」
「なんかってなんだよ、口のきき方に気をつけろ、イカのくせに」
「そっちこそ気をつけなイカ!たかが人間の分際でぇ!」
「なんだとぉ!」
(ふ、普通に会話してる…?海を守る人が、侵略者と安易に仲良くなるはずがない…
きっと何かワケがあるはず…)
そんなわけで悟郎に向かってギャーギャー突っかかって行ったイカちゃん…
いきなり怒鳴られた悟郎も「やんのかコノヤロー」と応戦して罵り合いが始まりますが、そんな光景を見た渚は
「なんで侵略者とこんなに仲良しなの!?」と悟郎に不信感を…
いや…俺にはどう見ても仲の悪い口ゲンカにしか見えないんですが、一体どの辺が仲良しに見えたんだろう…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
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「嵐山さん!嵐山さんはイカの人のことをどう思ってるんですか!」
「えっ!?ど、どうって言われても…」
「私、真剣なんです!」
「あ、ああ、分かった…」
(くっ…ここで悟郎に妙なことを言われたら、侵略者の威厳がかたなしでゲソ!)
「こいつは見ての通り、俺のことを敵視してる」
(おおっ、それでいいでゲソ!)
「でも子供に好かれてるし、面倒見いいし
子供が溺れた時も一緒に助けてくれたし、基本いいやつだよ(にっこり)」
(あ…?あ…?)
悟郎マジいい奴すぐる
ご、悟郎お前ってやつは…イカちゃんが自分のことを忌み嫌っていると知った上で「それでもあいつはいい奴だと思う」と語るとは!
自分を毛嫌いしている相手を認めるだなんて、並大抵の度量で出来ることじゃありません
まあしかし恐怖の侵略者であり続けたいイカちゃんにしてみれば、一番言って欲しくない言葉だったわけですが…
(あ…嵐山さんはイカの人に恐怖を感じていない…?
ということは…洗脳されてるんだ!!)
「いやああああああ!!」
「えっ!?」
(嵐山さん…嵐山さんは…この海を守る最後の砦!
嵐山さんを正気に戻さなければ、この世は本当に終わってしまう!)
「わ、私!嵐山さんのこと諦めませんから!」
「え…?」
「お、おおっ、言った!」
「嵐山さんは私が守ります!あ、あなたなんか…恐くないんだから!(ぶるぶる)」
(ああ…!よかった、私のことをちゃんと恐がってるでゲソ!)
「幸せでゲソぉぉぉぉ!!」
「いやあああああああ!!」
こ、これはまたなんつーか…オチなのかオチじゃないのかよく分からないラストですね(えー
まあ、オチが弱いのはイカ娘にはよくあることですが…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
結局渚にはイカちゃん=愛されキャラな事実がさっぱり伝わっておらず、イカちゃんは侵略者のメンツを潰されずに済んだという…
えーと…うん。まあなんというか、そういうわけで次回に続く!(えー
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