■侵略!イカ娘 第8話「病気じゃなイカ?/新能力じゃなイカ?/ささなイカ?」

 

「はい、かき氷のメロンと練乳ですね。少々お待ちください!イカ娘、かき氷ー!」

「…」

ごーりごーりごーりごーり

「ぶふっ!?お、おいぃぃ!!削れてるぞ触手ぅぅっ!!」

さて今回のイカ娘ですが、イカちゃんが体調不良のせいで様子がおかしくなってしまったところから始まります
かき氷を作らせてみれば、ぼけっと氷を削りながらふりかけのように触手をスライスしてしまう有り様。
常に朦朧としているその姿は、まるで最終回のウルトラセブンを見ているようです
脈拍360…血圧400…熱は90℃近くある…原因はなんだ…(えー

「…はぁ…」

「元気ないよ、イカ姉ちゃん…?」

「体の具合でも悪いの…?」

「ちょっと疲れただけでゲソ…なんでもないでゲソ…」

「もしかして、夏バテなんじゃないですか?」

「うーん、夏バテ解消法って何があったっけ…」

そんな元気のないイカちゃんのことを心配して、体調不良の原因を考え始めたれもんの面々。
とりあえず夏バテなんじゃないかと予想して、扇風機に当ててみたり水風呂に入れてみたり運動させてみたりしますが、
何をやってもまったく効果がありません。あぁそれにしても元気ないイカちゃん可愛いわぁ、めっさ可愛いわぁ

「う…うぅん…」

「39.5℃か…高いな…今日は安静にしてろ」

「そうするでゲソ…」

結局夏バテ対策をやっているうちに余計ヘロヘロになり、ベッドでうんうん寝込んでしまったイカちゃん。
試しに熱を測ってみると39.5℃…なんだ90℃じゃないのか…(えー
それにしてもイカちゃんって、イカなのに体温は人間を基準にしているんでしょうかね

「それにしても、夏バテじゃなかったら一体なんなんだ…?」

「ううっ…ゲソニンムルゴボング病だと思うでゲソ…」

「分かんねぇーよ!?そ、そのゲソニンなんとかっていうのは…どういった症状が出るんだ?」

「死ぬ」

「し、死ぬ!?」

「…ほど、エビが食べたくなる病気でゲソ…そのエビ力は留まるところを知らないでゲソ…
 しかも、この病気の時にエビを食べるともっと悪化するでゲソ…」

ところがすでに自分で体調不良の原因を察していたイカちゃん。それはなんとエビを死ぬほど食べたくなる病とのことでした
単にエビを食いたくなるだけの病気…その割にはなんで高熱が出てるのかよく分かりませんが(えー
ともかくエビを食べると余計に病状が悪化するなのそうで、イカちゃんはひたすら「エビ食べたい」という欲求に耐え続けるしかありません

「んぐうっ!?エ、エビぃぃぃ…エビ食べたいエビ食べたいエビ食べたいでゲソぉぉぉ!!」

「ほ、発作か!?」

「食べないと死んじゃうでゲソぉぉぉ!!エビエビエビエビエビ!!
 エェェェェビィィィィィ!!」

どたばたどたばた

「ま、まずい、病気のせいで我慢がきかなくなってる…このままでは…!」

って、とうとうイカちゃんの理性も限界を迎え、ドタバタと大暴れしながらエビを求めることに!
このままイカちゃんを暴れさせていたらまずい事に…なにしろイカちゃんの触手は
壁の一枚や二枚簡単に貫通するパワーを持っているので、栄子の部屋がズタズタに破壊されるのも時間の問題です

「え、え、栄子…栄子ぉぉぉぉぉ!!」

「ひい!?」

ぽすっ

「…?」

「はぁ、はぁ…も、もう…こんな思いするくらいなら死んでもいいでゲソ…エビ…食べたいでゲソぉ…」

「うっ…し、しかしな、イカ娘…」

「一生の…お願いでゲソぉ…」

って、急にしおらしい上目遣いで栄子にお願いするイカちゃん!あああああ可愛いなちくしょおおおおお
この殺人的可愛さの前にはついに栄子すらも陥落!栄子がイカちゃんにこんな顔を見せる日が来ようとは…
初期のひたすら冷たく当たっていた時期からは考えられませんなぁ

「ダ…ダメだイカ娘!お前の体は…」

「(ぺとぺと)あ、あうう…エビ、エビ…おかしいでゲソ、ここにエビがあるのに掴めないでゲソ…うう、ううう…」

(バカなのかいじらしいんだか…)

それでも心を鬼にしてエビを与えまいとする栄子ですが、とうとうイカちゃんはあまりのエビ欲しさに
チラシのエビを実際に食おうとし始める有様です。それにしてもこのチラシ…和田塚、由比ヶ浜、長谷って
どれも神奈川の江ノ電にある実際の駅名ですね。確かイカ娘の舞台のモデルは、由比ヶ浜海岸だと噂で聞いたことがありますが…
こうして公式でも地名が出てきたとなると、由比ヶ浜で100%間違いないようですな
どれ…俺もせっかく神奈川に住んでることだし、ちょっくら聖地巡礼でも行ってくるとするか(えー



「ううっ…ううう…」

「…イカ娘…病気を治したいか?」

「うん…治してエビを…食べたいでゲソ…」

「…そうか…こうなったらイチかバチか…毒をもって毒を制す!!」

って、そんなイカちゃんの哀れな姿を見ていられなくなった栄子は、ただ病気が治るのを待つのではなく
強引にでも治すという方法を考え始めます。どうやら相当の荒療治をやるつもりのようですが、一体何をする気なのか…

ばばーん

うっぎゃあああああああああああ!!
き…き…きめええええええーー!!なんと栄子の選んだ解決策とはエビのコスプレをしてイカちゃんの生け贄にすること!
こんなんで本当に病気が治るのかよ!というかそれより何よりキモすぎる…
等身大のエビってマジで怪獣だなあ、メトロン星人の顔を100倍キモくしたような感じだわ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あ…あ…エ…エビィィィィィィーーッ!!
 キッシャアアアアアアア!!」

ドダダァァァン!!

「んむぅぅ!!んむぅぅぅぅ!!(はむはむ)」

---------------------------

「すっかり治ったでゲソー!!」

そしてどういうわけだか治ってしまったゲソニンムルゴボング病
こんな方法で治るのかよ!全然意味の分からねー結末じゃねーか!!
え、えーと…とりあえずエビに力いっぱい抱きついてちゅぱちゅぱすれば治る病気だったということでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「よーしできたー!」

「完成だねー!」

「ふっふっふ…しょせんお子様にはその程度が限界のようでゲソね。
 それでは私の城の足元にも及ばないでゲソ」

「な、なんだよぉ!」

さてこちらは今回の2話目。たけるが友達と砂の城を作って遊んでいると、「何よそのみすぼらしい城ふざけてるの?」
因縁をつけてきたイカちゃん…どうやら自分も砂の城を作ったので自慢したいようです
そんな自信たっぷりにイカちゃんが2人に見せつけた城とは…

「見よ!私の作ったこの城をぉ!(ばーん)」

「な、なんだよその気持ち悪いの…?城って言うかウンコじゃん」

「ウ、ウン…っ!?」

「あ、あはは…少なくともお城には見えないかな」

「ウンコだよ!ウンコ!」

「ぐ、ぐぐぐぐ!」



ゲェー!?ところがイカちゃんの作った城というのは、まるで便器からはみ出したうんこのような気色悪い代物!
これにはたけるの友達も「何よそのうんこキャッスルふざけてるの?」とボロクソに批判してしまいます
まあでもたけるの友達もちんこみたいな城作ってるしどっちもどっちなんでないかな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(お、落ち着くでゲソ。こんなの子供の戯れ言じゃなイカ!
 一生懸命作ったお城が、バカに…バカにされたぐらいで…う…う、ううっ…)

ぬおおおお!冷静になろうと自分に言い聞かせるものの涙目になっちゃうイカちゃん可愛すぎる
やっぱりイカちゃんはこういう小さなことでも一喜一憂するところが最高に可愛いよな…
ともかくそんなわけで、どうしてもたける達への対抗心がぬぐい切れないイカちゃんは…

「くくぅぅぅっ!このお城の兵士は何人いるのでゲソ!?」

「えっ?えっと…百…いや、千人くらいかな!」

「私のお城はいちおくまんにんでゲソ。戦力はこっちの方が上でゲソ」

「き、きったねーぞ!?ちゃんと見た目で勝負しろよ!」

「なっ!?見た目でも勝負してるじゃなイカ!このカンペキな曲線美を見るでゲソ!」

そして今度は言ったもん勝ちの戦力設定の勝負に持ち込み、
「俺の城は兵士千人だから強いもんねー」「私の城の方が一億万人だから強いもんねー」という
なんとも不毛な言い合いを始めてしまった2人!まさしく子供の会話じゃないか!
ちんこキャッスルとうんこキャッスルという似たもの同士もっと仲良くできないものか(えー

「ならば私と勝負だ」

「えっ?」

「と、父ちゃん!」

ズゴゴゴゴゴゴゴ

「ワルいねお嬢ちゃん…
 たまには息子にいいところを見せたいんでねェ…」

ゲェー!?ところがその時、2人の間に思いもしない乱入者が登場!どうもこの少年の父親のようですが、その身が放つ圧倒的オーラは
おだやかな心をもちながら激しい怒りによって目覚めた伝説のおやじと言っても
過言ではありません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  そしてこの不毛な争いに終止符を打つべく、自分も砂の城を作り始めた伝説のおやじ…
そうして出来上がった城の姿とは…

どどーん

「ふぅ…こんなところか」

「す、すっごぉぉい!」

「おおおっ…!こ、この八角堂に乗った望楼の姿は…
 天下の名城と謳われた安土城!!」

「へへっ、どうだ!父ちゃんはプロの造形師なんだぜ!」

なんという完璧な城の造形!伝説のおやじが作り上げた風雲おやじ城は、あの安土城を完璧に再現した凄まじい出来栄えでした
ちんこキャッスルとうんこキャッスルじゃもはや相手にもならないぜ…(えー
そんなわけで完全におやじの一人勝ち状態となってしまいましたが、それに対してイカちゃんは…

「ふっふっふ。確かに見た目はいいでゲソが、ただそれだけのこと…
 私のお城は操縦することが出来るのでゲソ!」

「な、なんだと!?」

「見るがいいでゲソ…この動く城にはかなわないでゲソがぁぁぁ!!」

動き回るうんこキター!!うわあああああああ!!
や、やめろー!自分の城に触手を仕込ませて自在に動かすイカちゃんでしたが、今までの「ちょっとうんこっぽい城」の姿から
どう見ても完全にうんことなって気色悪さを増幅することに!うげえー!

「わ、私の負けだ…城を動かすことなど今の私には出来ない…!父さん修行に行ってくる!」

「ちょ、ちょっと待ってよ!くっそー覚えてろよ!」

「ふっふっふ…!勝ったでゲソ!やはり私は芸術的才能も人間より上なのでゲソねぇ!
 (ぐいぐい)…ん?し、しまったぁぁぁ!!
 ここから動いたら私の傑作が壊れてしまうじゃなイカぁぁぁ!!」

ああ…そんな動くうんこの姿に激しく打ちのめされてしまい、負けを認めてその場を去っていったおやじ…
ところがイカちゃんもうんこキャッスルから触手を抜けなくなってしまい、そのままうんこと運命を共にすることになってしまいます
こうして僕のお城対決はくそみそな結果に終わったのでした…(えー

「はっ!?栄子、その棒はなんでゲソ!?秀逸なバリアじゃなイカ!」

「ん?傘も知らんのか…そんなに珍しいものでもないだろ、
 ビニール傘ならたくさんあるから一本やるよ」

「わぁぁぁぁ!!ありがとうでゲソ〜!!」

さてこちらが今回の3話目。ある雨の日に買い物へ行くことになった栄子とイカちゃんですが、
生まれて初めて傘というものを見るイカちゃんは、目を輝かせながらその便利さに感心しているようです
そして白のビニール傘を栄子から一本もらうことになり、「こいつはイカっぽくて最高の傘だな!」とすっかり気に入ってしまったみたいですね

「ふんふんふふーん♪ふんふんふふーん♪なんだか親近感を感じるでゲソ!」

「あのケーキ美味しかったねぇ〜」

「うんうん、やっぱり生地はしっとりしてた方がさぁ〜」

「んっ…私はお前の味方でゲソからね、イカ一号!」

そんなビニール傘にイカ一号と名前までつけて可愛がるイカちゃん。
カラフルな傘を持っている通行人を見て「なんて派手な連中だよクソッタレー!」とライバル意識を感じるほどの溺愛ぶりです
そして1秒でも長くイカ一号と戯れていたいイカちゃんは、栄子が買い物をしている間もスーパーの外でイカ一号と待っていることに…

だばだばだばだば

「んっふっふ、バリア機能は完璧でゲソ!よーし、次は攻撃でゲソ!
 くらえ!ローリングシャワーアターック!」

しゅぴぴぴぴぴぴ

「ママー、僕もあれやりたい!」

「こら、ダメよ真似しちゃ」

そして水が勢いよく出ている場所を見つけると、あえてそこに飛び込んでイカ一号のバリアっぷりを堪能するイカちゃん。
ああ、やるなぁこういうの。なぜ人は水がジャバジャバ落ちてくるところへ傘で飛び込みたくなるのだろう(えー
この間の椅子でごろごろキックしていたシーンもそうですが、こういう小さな遊びに夢中なイカちゃんが凄く好きですわ

「ふっふっふ、どうやら私は大いなる武器を手に入れたようでゲソ!」

「(ばさっ)」

「ふわ!?い…一瞬のうちに形状が変化!?」

「(ばさっ)」

「ま、またしても!?これは一体どういうことでゲソ!?」

とその時、通りすがりの人達にイカ一号にはない驚異のメカニズムを見せつけられて驚愕するイカちゃん!
何かと思えばそれはジャンプ傘。そう、イカ一号は安いビニール傘だから、ジャンプ機能はついていなかったんですなあ

「むんっ、むんっ、んん…んんん〜」

「(ばさっ)」

「わっ!?ど、どうやら仕掛けがあるようでゲソ…
 ますます人間の知恵、あなどりがたしでゲソぉ…」

そして子供でさえも平然とジャンプ機能を駆使している事実に、呆然とするイカちゃん…
自分もどうにか真似しようと「むんっ、むんっ」と素振りしているところが実に微笑ましいです
こういう無垢なところが一番イカちゃんのいいところですよね
「イカちゃんにエロはいらない」と常々言っている俺の気持ちが分かるだろ!?みんな分かるだろ!?(えー

「それでも私はお前の味方でゲソ、イカ一号Mk−2!」

とか言っているうちにおや?イカ一号のようすが…
おめでとう!イカ一号はイカ一号Mk−2にしんかした!

いつの間にやら進化を遂げてしまったイカ一号(えー
性能で劣っているなら、せめて名前だけは強そうな感じに…というイカちゃんの心境の現れでしょうか

 

「む…?あの小さな棒はなんでゲソ?」

「(しゅるしゅるばさっ)」

「おぉっ!?か、格好いいでゲソ〜〜!!」

って、今度は別の通行人が持っていた折りたたみ傘を見て夢中になるイカちゃん!
ジャンプ傘をもはるかに上回る驚異のテクノロジーに、さすがのイカちゃんも
ライバル心すら吹き飛んでひたすら感心してしまっているようです

「はっ!?あ、あの機能があれば…!」

《手ブラデ敵地ニ乗リ込ムトハイイ度胸ダ》

「それはどうでゲソねぇ」

《ナニ?》

「今日が雨だったことを…不運に思うでゲソ!!(しゅるしゅるしゃきーん)」

《ワッ、ビックリシタ》

「スキありでゲソぉーーっ!!」

ボッガアアアアアアアン!!

どんな状況だこれー!!い、意味わかんねー!!なんと折りたたみ傘の性能を持ってすれば、
戦闘用ロボットのはびこる要塞に単身乗り込んで制圧することも可能と考え始めたイカちゃん!なんでそうなるんだよ!
イカちゃんにとっての傘というのはあくまでも強力な武装ということのようですな…それにしても発想が斜め上すぎて面白すぎるぞこれ

「お主なら最強の傘になれるでゲソ!私の右腕…11本目の触手となり、
 一緒に人類を侵略するのでゲソ!イカ一号改良型エクセルシオール!」

そしてどんどんものものしい名前になっていくイカ一号。エクセルシオールってなんなんだ!
聞いたことのない単語だなぁと思って調べてみたら、「より高く」とかそんな意味の言葉なんだそうですね>EXCELSIOR
まったく相変わらず変な所に限って博識だなイカちゃんは…

「むう、しかし改造手術はイカ一号ハイベリオンに負担を強いる危険が…」



ビュオオオオオオ!

「(するっ)えっ、あ、ああ!?ど、どこへ行くでゲソ!?
 イカ一号エイヤフィヤトラヨークトルーっ!!」

一体どこまで変わっていくんだよイカ一号!エイヤフィヤ…な、なんだって?そんな下噛みそうな名前とっさに呼べねえよ!(えー
これもまた調べてみたら、エイヤフィヤトラヨークトルっていうのは数ヶ月前にヨーロッパで大噴火した火山の名前のようですね
あの火山灰で飛行機が飛べなくなって空港が大混乱に陥ったやつか…イカ一号となんの関係が…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ブロロロロロロロロ!!

「あっ!?」

グッシャアッ!!

「…っ!?あ…ぅ…ぁ…」

「AIBOOOOOOOOOO!!」(えー
   

うわあああああ!!ところがイカ一号が風で飛ばされたその時、不運にもそこへ猛スピードで突っ込んできたトラック!
そんな無惨にも轢かれてしまったイカ一号は、まるで原型を留めていないほどグシャグシャな姿に…
自分の11本目の触手として、これから末永くやっていこうと決意した直後だったのに…
そんな自分の分身が死ぬという喪失感に襲われたイカちゃんは、今までにないほど顔をくしゃくしゃにして号泣してしまいます

「待たせたなイカ娘…あれ、お前その傘…?」

「うっ…う…うぁ…私の…私の…せいで…」

「…しょうがねえな…入れよ」

そして栄子がスーパーから出てくると、そこにはイカ一号の亡骸にすがりついて泣いているイカちゃんの姿が…
それを見てなんとなく事情を察した栄子は、自分の傘にイカちゃんを入れてやると静かに家路につくのでした
ふむ…最後はちょっとしんみりとしてしまう結末でしたね。しかし今回は、全体的にギャグも切れていたし
イカちゃんも普段以上に可愛かったし、イカ一号のストーリーもよかったし言うことなしの良回だったな…次回に続く!


■侵略!イカ娘 第9話「ピンポンダッシュしなイカ?/メイクしなイカ?/秘密兵器じゃなイカ?」

 

ピーンポーン

「(しゅたたたた)へへへっ!」

「呼び出したのに待ってなくていいのでゲソ?」

「わっ、イカ姉ちゃん!」

--------------------------------

「…え、ピンポンダッシュ?それは相手が困るんじゃなイカ?」

「う…」

「なんだよそれー!侵略者のくせにだっせー!」

さて今回の冒頭ですが、たけるとその友達が
道端でピンポンダッシュをしている場面から始まります
しかしその場に偶然イカちゃんが居合わせてしまい、
「そんなことしたら相手が困っちゃうよ」と怪訝そうな顔を…
相変わらず侵略者なのに
イカちゃんが良い子すぎてメラ萌えです

それに
「待ってなくていいのでゲソ?」「相手が困るんじゃなイカ?」とか普通のセリフなのに
イカちゃんが喋ると
可愛すぎてやばいよマジヤバイ。金元寿子は本当にいい仕事してるなあ
ですがそんなイカちゃんも、
「侵略者のくせにピンポンダッシュも出来ないのかよ(笑)」とバカにされてしまい
侵略者らしく人間を困らせてやろうと、自分もピンポンダッシュをやってみることに…

「むむむ…よし!侵略者魂を見せるでゲソ!(ぴんぽーん)」

「あらイカ娘ちゃん、そのお宅に御用?」

「ひいっ!?な、なんでもないでゲソ!そ、それに留守みたいでゲソ、帰るでゲソ」

「どちら様ー?」

「う…うう!」

って、イカちゃんがインターホンをポチッと押したその時、偶然にもそこへ通りがかった千鶴が登場!
千鶴の怒りを買うことは
イカちゃんがこの世で最も恐れていることなだけに、なんとか誤魔化して逃げようとしてしまいます
ところが、イカちゃんが逃げるより先に姿を現してしまう
家のおばさん…これぞまさしく
「知らなかったのか?大魔王からは逃げられない」という絶体絶命の状況だな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あらっ?千鶴ちゃん!」

「こんにちわぁ」

「し…知り合い…?(びくびく)」

「この間はありがとうございました…それでイカ娘ちゃん、用はいいの?」

「えっ、あ、あ…」

「もしかして…あなた、清美のお友達かしら?」

「そ、そんなところでゲソ!」

「ごめんなさいね、清美はまだ部活で帰って来てなくて…」

「それはそれは残念じゃなイカ!それじゃあ出直してくるでゲソ!」

「ただいまー!」

「…」

とことんまで逃がしてもらえないイカちゃん涙目
なんてこと!「ウチの娘の友達かしら」と勘違いしたおばさんの話に乗って、今度こそ逃げ出そうとしたイカちゃんでしたが…
しかしまわりこまれてしまったと、今度はそのおばさんの娘・清美が登場!もはやイカちゃんはどんどん追い込まれて行くばかり…

「清美、早かったのねえ。お友達が来てるわよ」

「え?」

(さ…最悪の事態でゲソ…!)

「ん〜…?えっと、どちら様…」

「部活おつかれじゃなイカーー!!待っていたのでゲソよ!
 とりあえず公園にでも行こうじゃなイカぁぁぁぁぁ!!」

「えっ、ちょっ、ちょっとぉぉぉ!?」

ところがその時
「もう手段を選んでられるかクソッタレー!!」と強引に清美を連れ出してしまったイカちゃん!
もはや知らない相手だろうとなんだろうと、
千鶴にピンポンダッシュの罪を追求されるよりマシと判断したようです(えー
そんなわけで、完全に初対面な清美と一緒に公園まで逃げてきてしまったイカちゃんでしたが…

「えっ、ピンポンダッシュ?」

「つ、つい出来心だったのでゲソ…悪気はないのでゲソ…!」

「なんでそんな小学生みたいなことを…」

「ち、千鶴にばれたら怒られるでゲソ、とりあえず友達のフリをしてくれなイカ…?」


(C)荒木飛呂彦/集英社

「だが断る」(えー

「嫌だと言ったら?」

「そ、そんな!?」

ゲェー!?気弱そうな外見とは裏腹に、実際はNOと言える日本人だった清美!(えー
泣きながら土下座するイカちゃんに対してもドライな反応、イカちゃんはますます打ちひしがれてめそめそ泣くばかりです
あぁそれにしても、この場面の
「ゲソぉぉ…(泣)」というイカちゃんボイスのなんと可愛いことか(えー
やはり金元寿子の演技は素晴らしいです、イカちゃんの声はもうこの人以外に考えられないな

 

「う…うう…うっうっ…」

「フリじゃないなら、いいよ」

「え…?」

「あなたのこと、もっと知りたいな!」

って、な、なんと!
「なにが友達だよふざけんなバーロー」と言いたいのかと思いきや、友達のフリをするのが嫌だっただけで
本当の友達になってみたいと言い出した清美!さっきはイカちゃんのことを突き放したいのかと思いましたが、実はその逆だったんですねえ

そんなわけで一緒に公園のベンチに座り、時が経つのも忘れて色々なことを語り合う2人…
清美はどうやら本当に良い子のようで、他の人間とはあまり仲良くしようとしないイカちゃんも、夢中になって話し続けております

「あっ、もうこんな時間…私そろそろ帰らなきゃ、続きはまた今度聞かせてね!」

「じゃあ明日、ウチに遊びに来なイカ!」

「えっ、いいの?お家の人に聞かなくて…」

「友達を呼ぶくらい、いいに決まってるじゃなイカ!」

「そう…?じゃあまた明日ね、イカちゃん!」

「ばいばいでゲソ〜!」

(…ま、まずい…調子に乗ってあんなこと言っちゃったでゲソ…もし千鶴に知れたら…)

『居候の分際でいい度胸ねぇ』

「ひ、ひぃぃっ…!」

そして清美のことをすっかり気に入ってしまったイカちゃんは、次の日も一緒に遊ぼうと約束をしますが…
しかし、千鶴の許可なく他人を相沢家に連れ込むという
大罪にガクガクとおびえ切っております
千鶴はそんなことで怒らないんじゃないかと思いますが、イカちゃんにとって千鶴は
絶望と恐怖の化身でしかないようで…

「た、ただいまー…」

「おじゃましまーす!」

「おかえ…あれっ?」

「と、友達の清美でゲソ…」

「まあ…イカ娘ちゃんがお友達を連れてくるなんて、初めてねぇ」

(す…す、すごい威圧感でゲソ!)

「き、清美!こっちでゲソぉ!」

そして次の日、約束通りに清美を家に連れてきたイカちゃんですが
玄関で千鶴と鉢合わせになると
猛烈な殺人的プレッシャーに襲われてしまい
ブロリーを前にしたベジータのように「に、逃げるんだぁ…殺される…み、みんな殺される!」と部屋にドタバタ逃げ込んでしまいます

(ここは全力でサポートしないとね)

ガチャッ

「ひぃ!?」

「はいどうぞー!」

「わ、ありがとうございます!」

「いえいえ、イカ娘ちゃん…頑張るのよぉ…!」

(な…な…なんでそんなに恐い顔をしているのでゲソぉ…!?
 ま、まさかこのお茶も…毒入り!?)

って、当の千鶴はというと、イカちゃんと清美が友達になったことを喜ばしく思っているだけ!
そして2人の中を後押しすべく
「ジュースをおごってやろう」と差し入れにやってきますが、
イカちゃんには
殺気むんむんで毒殺しにやってきた悪魔のようにしか見えません。もはやイカちゃんはどんどんと平常心を失っていくばかり…

「ゆっくりしていってね〜」

(あ、あの顔は絶対に怒ってるでゲソ…
 やっぱり千鶴の許可なく人を連れて来ちゃいけなかったんでゲソ…!)

「うーっす!楽しんでるー?」

「はうっ…!な、なんだ…栄子でゲソか」

「ほれ、お前これやりたがってただろ?」

「お…?おぉ!ハリネズミカート!」

「ははは、今日は特別だ!」

(…え…特別ってどういう意味でゲソ…?それにその同情の笑顔…)

『お前はもうすぐ姉貴に殺されるんだ…ゲームくらい心置きなくやっておけよ』

「あ…?あ…?」

そして今度は栄子が登場しますが、親切にイカちゃんの好きなゲームを持ってきてくれたのを見て
殺される前の冥土のみやげだと勘違いしてしまうイカちゃん!もう完全に疑心暗鬼ですよ!
もはや今のイカちゃんには、微笑みを浮かべた栄子の顔がリサリサ先生に見えて仕方ないようです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

あ…あの栄子の目…
まるで養豚場のブタでも
見るかのように
冷たい目だ…残酷な目だ…

かわいそうだけど明日の朝には
お肉屋さんの店先に
並ぶ運命なのね

ってかんじの!
(えー

「わぁぁぁあぁあーーっ!!死にたくないでゲソぉおおおぉおお!!」

ドガラガッシャアアアアン!!

「お、おい!大丈夫か!?」

「し…死にたくないでゲソ…死にたくないでゲソ…」

「イカちゃん、大丈夫!?」

「き…清美…清美と出会えて、私は本当に幸せだったでゲソ…
 何があっても私たちは親友でゲソ…」

「イカちゃん…」

そしてあまりの恐怖でとうとう発狂してしまったイカちゃん!一目散に部屋を飛び出して階段をドンガラガシャーンと転げ落ち、
「死にたくなーい!死にたくなーい!」とニセアカギのようにつぶやきながら
助け起こしに来た清美に向かって遺言を残し始めました。飛ばしすぎだろイカちゃん…
ううむそれにしても、涙目で命乞いするイカちゃんがあまりにも可愛すぎるぜ

「清美…清美を巻き込めないから、今のうちに帰るでゲソ…」

「うん…よく分からないけど、今日は帰るね」

「え…?え?」

「おじゃましましたぁー」

「さあ煮るなり焼くなり好きにすればいいでゲソ!
 勝手に友達を家に入れてごめんなさいでゲソぉぉぉぉ!!」

「ちょ、ちょっと…イカ娘ちゃん?」


(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

さあ!私を殺してみろ!
早くやってみろ、さあ早く!
どうしたできないのか!
(えー

そして清美だけはこの恐るべき家から脱出させ、大の字になってとうとう自らの死を受け入れたイカちゃん。
しかしイカちゃんが何を言ってるのかさっぱり分からない千鶴たちは、
「なにいってるの?ついにくるったの?」とひたすら呆然とするしかないのでした

「これ、なんでゲソ?」

「ああ、そりゃ唇に塗るものだ。使う機会ないからお前にやるよ」

「ふむふむ…(ぬりぬり)おぉ!いつもの私と違うでゲソ!
 気に入ったでゲソ、今日はしばらくこのままで過ごすでゲソ!」

さて今回の2話目ですが、イカちゃんが栄子の部屋で口紅を発見する場面から始まります
自分はすっぴん派なので口紅を使う機会がないと言う栄子…そんなわけで口紅をもらうことになったイカちゃんは
初めての化粧をすっかり気に入ってしまい、口紅をつけたまま海の家へと向かうことに…

「あああああ!?イカちゃんが口紅してる!!」

「はっ!?」

「口紅…唇…キス…!イカちゃんちゅううううううう〜〜!!!」

「き、来たああああああ!!」

ところがそんなイカちゃんを見るなり、
「追いついてぶっちゅうして犯る」と物凄い勢いで追いかけてきた女が一人!
そう、こいつこそ
今まで私の感想でまったく出番のなかった女・早苗であります(えー
ご覧の通り、イカちゃんを好きすぎるあまり頭のネジが吹っ飛んでいる早苗は、なんとしてもイカちゃんの唇をゲットしようとしますが…

「イカちゃんちゅううううううう〜〜!!」

「く、くれてやるでゲソぉぉぉぉ!!(ぽいっ)」

「はっ!?イカちゃんの口紅!?待ってええええええええええ!!」

ゲェー!?ところがその時、手に持っていた口紅を海の向こうに投げ捨てたイカちゃん!
すると早苗は何を思ったか、目の前のイカちゃんをスルーして
海の果てまでその口紅を追いかけて行ってしまいました
なんなんだお前は!イカちゃんと直接ぶっちゅうするより、口紅と間接キスする事の方が大事なのか!
まったくワケの分からない女です早苗、変態の考える事というのは理解できないな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「はあ…はあ…むう…?あいつらはなんでゲソ?山火事にでも遭ったのでゲソか?」

「あのな…あれはヤマンバメイクだ」

「じゃあ、あれはビジュアル系でゲソか?」

「あれはただの男装だ。ビジュアル系ってのはあっちだ」

「ふむふむ、じゃああれは生き人形でゲソか?」

「ありゃ舞妓さんだよ!」

そんな早苗の魔の手からなんとか逃れてきたイカちゃんは、海の家に
様々なメイクの客が来ていることに気づきます
ヤマンバメイク、男装メイク、ビジュアル系メイク、舞妓さんメイク…って
なんでこんな奴らが普通にうろうろしとるんだ!!
こんな連中が真夏の海の家に来るわきゃねー!今回はギャグのぶっ飛び加減が普段よりすごいですな

「このメイクなら男なんかすぐ落ちるしー!」

「超ウケルー!」

「む…!?やっぱり人間どもを攻め落とすのにメイクは必要でゲソ!
 私も習得するでゲソ!」

と、その時イカちゃんの目に止まったのは、
極上!めちゃモテ風メイクを施している若い女の子でした(えー
これなら簡単に男を落とせると聞いたイカちゃんは、
人類の拠点を攻め落とす重要な部器になるとすっかり誤解してしまい
自分もメイクを極めるべく究極のメイクを追求していきますが…

「できたでゲソー!私の渾身のメイクを恐れるがいいでゲソ!!」

「き…きもっ…」

「ま、まあ近寄りがたくなったと言うか…」

「魔除けの効果はあるかもな…」

「…?ちゃんと恐れてくれなきゃ落とせないじゃなイカ!」

めちゃモテ!ミラクルチェンジ!だいさーくせーん!!(えー
そんなわけで極上のモテ子目指してミラクルチェンジしたイカちゃんではありますが、
いろいろな化粧の果てに行き着いた先は
どこのアフリカ部族だよというイロモノ顔でした
そんなイカちゃんの変顔にただただ呆れる栄子&悟郎…イカちゃんの目論見はまんまと失敗に終わってしまったようですが…

きらきらきらーん

「見て見てー!どおー?」

「まあ…!」

「こ、これが…たける…!?」

「かわいい…!」

「はは、みんな落ちてるな」

「そ、そんな!?私もたけるメイクにするでゲソー!!」

って、そんな一方であっさりとめちゃモテメイクを完成させていたたける!
キラキラと光り輝くその姿には、れもん女性陣もすっかり見とれてメロメロになっております
でもそんなに見とれるほど綺麗かコレと思うのは俺だけだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかくイカちゃんも部族メイクは失敗だと気づいたようで、たけると同じめちゃモテメイクをやり直そうしますが…

ジャバジャバジャバ

「ふぅー」

「お、おい、まったく落ちてねえぞ」

「え…?」

「お前、油性ペンでメイクしたのか!?そりゃ落ちねーよ!」

「あ、あぅぅ…」

ジャバジャバジャバジャバジャバジャバ

「お…お…落ちないでゲソぉーーーー!!」

オチないでゲソぉーーーー!!(えー
って最大級の自虐オチキター!!これはまさにイカ娘ならではの特殊オチ!
これまでイカ娘を見ながらオチねぇなあオチねぇなあと思ってきた視聴者が一番このオチで吹き出したことでしょう

そんな二重の意味なんてないと思うかもしれませんが、このシーンの直前に早苗がモアイの前で
「でも愛してるー!!」と叫ぶシーンがあるんですよね。でもあいしてるー → でモアイしてるー…二重の意味を持った言葉遊びを
意図的にやってる気がするんですな。そもそも「落ちないでゲソー!」ってセリフ、原作では「消えないでゲソー!!」だったし。
まあ何が言いたいかというとオチはあるよ!今回はちゃんとオチはあるよ!(えー

「アイスコーヒーいただけるかしらー♪」

「うっ…研究所には行かないでゲソよ」

「イカちゃんあぶなあああああい!!」

ぼぐしゃー!!

「ぐぶっ!?」

「私のイカちゃんをどこに連れていく気!?イカちゃんは可愛いから
 持ち帰りたくなる気持ちも分かるけど…無理矢理連れ出すのは犯罪よっ!!」

さてこちらが今回の3話目、シンディーがイカちゃん達の海の家に遊びにきた場面から始まります
また研究所に連れて行かれるのではと警戒心むき出しのイカちゃんでしたが…
そこに暴走して突撃してきたのはまたしても早苗です  今回の早苗はいつにも増して自重してないな
ともかく早苗は、シンディーの研究所にイカちゃんを行かせてたまるかと必死に阻止する気のようですが…



「悪いわねぇ、それならもう連れて行ったわ」

「えっ!?い、いつの間に…」

「この間私がしもべになる代わりに、研究所へ行くって約束したの」

「しもべ!?そんなの私がいくらでもなってあげるのに!
 どうしてこの人なの!?イカちゃん!」

「や、約束は約束でゲソ…」

「私は純粋に彼女を研究したいだけよ。宇宙人のサンプルとしてね」

「宇宙人!?あんな気持ち悪いのとイカちゃんを一緒にしないでよぉっ!!」

「なっ…!宇宙人を気持ち悪い呼ばわりするとは…!
 あなた、私を本気で怒らせたいようねぇ!!」

ところが
「研究所なんてとっくに連れて行ったんだけどm9(^Д^)プギャー」と早苗に余裕の笑みを浮かべるシンディー…
それを見た早苗は地団駄を踏んで悔しがりますが、
「宇宙人とかキモッ!キンモ!」と宇宙人をディスり始め、
こうなるとシンディーまでビキビキと切れ始めてしまい…

というか早苗の宇宙人イメージ図の中に
ルーピー鳩山が紛れ込んでて吹いた
確かにこの人宇宙人とか呼ばれてたけどさぁ!
「あんな気持ち悪いの」とか呼ばれるのが
日本の首相だったなんてまったく情けないなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「はいはいそこまで。仕事溜まってんだから」

ぐいぐい

「わっわっ…」

「あっ!?だめええええええええ!!」

どぐしゃー!!

「んぁがぁーっ!?」

「栄子ばっかりずるい!2人ともイチャイチャしすぎよぉ!」

「あ、あがが…」

「イ、イチャイチャって…お前なあ」

「知ってるんだから!栄子ったら最近はイカちゃんと2人きりで勉強したり、
 ゲームやったり、一緒に寝たりしてるらしいじゃないっ!!」

「いや違う、お前のイメージとは違う!」

って、今度は止めに入った栄子に噛みついて暴走を続ける早苗!栄子とイカちゃんはいつも2人で寝泊まりしたり勉強したりして、
イチャイチャと愛を育んでいるのが許せないという…なんて勘違い野郎だ!
まあとは言っても栄子は
イカちゃんとあんなことしたりこんなことしたり色々やってるんで、
あながち勘違いだけとも言えないんですけどね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ふふん、その程度のコミュニケーション?
 私なんて触手責めにされたり、謎のねばっこい液体をかけられたりしたのよ?」

「え!?」

「誤解を招く言い方をするな!」

「ず…ずるい!私だって…私だってイカちゃんのこと大好きなのに!何もしてもらってない!
 せめて私にも同じ事をやってよぉっ!むしろもっと激しくぅぅっ!!」

ところがそんな栄子とイカちゃんの
愛の営みすらも「なんだその程度のスキンシップか」と一笑に付すシンディー。
そして自分は
イカちゃんのぶっかけ触手責めを体験したことを自慢し始めたという…
お、おい、トチ狂った早苗も同じ目に遭わされますが
お前らはこの番組を潰す気か!!(えー
この番組だけは例の条例に関係ない超健全アニメだと思っていたのに!
こんなにもぶっかけ触手責めを賛美してしまっては何らかのペナルティを課されることは確実:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「オーウ皆サーン!おはようございマース!」

「あっ、お前ら!」

「…?こちらの方たちは、お知り合い?」

「ああ、シンディーの研究所の研究員なんだよ」

MITを主席で卒業した”ハリスデース」

MITを主席で卒業した”クラークデース」

MITを主席で卒業した”」「わーったっつうの!!」

って、早苗がそんな触手責めを体験しているうちに、一同の前に姿を現した3バカ!そういえば前に出会ったのは
研究所に行ったイカちゃんと栄子だけでしたから、千鶴たちは3バカのことを全然知らなかったんですね
それにしても3バカは、やはり笑いの空気を作るのが上手いなあ。
ただ自己紹介してるだけでいちいち笑わしてくれますこいつら

「フフフ…今日持ってきたのはぁ、成長を促進させるTA☆MA、
 体を透明にするTA☆MA」

「はうっ!?そ、それいくらっ!?」

「鼻血を拭けぇっ!!」

どうも今日は
新発明した弾丸を見せびらかしに来たらしい3バカ。中でも透明人間になれる弾があると聞いて
「そいつがあれば風呂が覗き放題だぜェー!!」と鼻血ブーする早苗!
発想が小学生のエロガキ並みじゃねえか!(えー
それにしてもクラークの
「タマぁ」という発音が地味に面白くて笑えます、3バカの中でもクラークは特に面白い奴だなあ

「あとはぁ…侵略者の威厳が身に付くTA☆MA」

「え!?」

「試してみますかぁ〜?」

「い、いいのでゲソか!?…あ、で、でも信じたわけではないのでゲソからね、
 少しくらい協力してやろうと思ったまでで…」

「では確かめてみてくだサーイ(ジャキッ)」

「ひぃ!?ま、まだ心の準備が!」

「撃ちマ〜ス」

そして止まらないクラークの暴走
なんだそりゃー!今度は「侵略者の威厳うp弾」などというますます胡散臭いアイテムを取り出し、
まんまとイカちゃんの興味を引くことに成功したクラーク!
「ちょっと撃たれてみてもいいかも」ともじもじするイカちゃんですが
その時すでにクラークは発射体勢に入った後でした。人の話を聞かない奴だなおい!

「ス、ストップでゲソ!自分でやるでゲソぉっ!!(ジャキッ)
 …う…うう、とりあえず、あのスイカで試し撃ちしてみてもいイカ…?」

「どうぞぉ」

「うりゃーっ!」

ばびびびびびび

「おお…?」

シュゴバアアアアアン!!

「「「うひいいいいいいい!?」」」

「オォゥ…ワンダフォ〜…」

ゲェー!?ところがそんなクラークの
魔弾銃をスイカで試し撃ちしてみたところ、粉々にブッ飛んで塵も残さず消えてしまったスイカ!
単なる最終兵器じゃねーか!誰もがその破壊力に怯える中、
自分のスーパーマシンの性能にうっとり見とれるクラーク自重
うーむ、それとも生命体に対して撃ったら全然平気なもんなんでしょうか?
でもなあ…
スイカを粉々にしたマシンをイカに対して使うというのも何か恐い気が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「これじゃ、侵略者の威厳が身に付くかどうか分からないわねぇ」

「姉貴の言う通りだ、まずお前らでやってみせてくれよ」

「この期に及んで出来ませんとは言わないでゲソね!」

「HAHAHA!もちろんデース!ではマーティン君そこに立ッテ〜」

「なんで僕ばっかり!?」

「私たちの発明に間違いはナーイ!!」

ばびびびびび

「アッやっぱ怖い!」

シュゴバアアアアアン!

「み…店がぁぁぁ!?」

ってマーティンを実験台に使おうとしたものの、ビビって避けてしまったせいで店そのものに命中してしまった光線!
すると海の家れもんは跡形もなく消えてしまい、その場には何もないサラ地だけが残ってしまったという…



ズゴゴゴゴゴゴゴ

「え…?」

「人のお店に…なんてことしてくれたの?」

「ひっ!?オ、オーノー!!」

ズバッドバアアアアン!!

「す、すいませんデシタァァァ!」

「すぐに元に戻しマース!!」

屋上へ行こうぜ…久しぶりに…きれちまったよ…(えー
なんとその時、とてつもない怒りと破壊のオーラを撒き散らし、3バカに向かって襲いかかった千鶴!それに対して3バカも
ATフィールド勇者ロトの盾亀仙人の甲羅で防ごうとしますが
千鶴の手刀はそれら全てをズタズタに斬り咲き、3バカは全裸で土下座するハメになってしまったのでした。次回に続く!

 






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