■侵略!イカ娘 第10話「てるてる坊主じゃなイカ?/好かれなイカ?/野球しなイカ?」
ザアアアアアアア
「うん…?雨が降ってきたでゲソ」
「ああ、台風が近づいてるらしい。逸れるといいんだが無理っぽいなぁ」
「えー!?宿題の絵、描きに行こうと思ってたのに…あ、そうだ!ねえ、ちょっとモデルになってくれる?」
ある日の休日、台風の接近により雨がザーザー降り始めていた相沢家周辺の天気。
その時たけるは宿題で風景画を描こうと思っていたらしく、外に出かけられなくなったことで困り出してしまいます。
ところがすぐに「風景がダメなら人物画を描けばいいのだわ」と考え直し、イカちゃんをモデルにした絵を描き始めることに…
「じゃあイカ姉ちゃん、僕が描いてる間は動かないでね!」
「わ、分かったでゲソ」
「(かきかき)」
↓15分経過
「(かきかきかき)」
「…」
↓30分経過
「(かきかきかき)」
「…(もぞもぞ)」
↓45分経過
「(かきかきかき)」
「たける…」
「動かないでッ!!」
「うぅ…」
「(かきかき)あ、だめだ失敗」
ぐしゃぐしゃ
「あああああああ!!」
なっ!何をするだァーッ!!ゆるさんッ!!
たけるー!!なんて奴だお前!せっかく1時間も熱心に描き上げた絵を、「あーミスったわー」と突然破り捨てるなんて!
何がそんなに気に入らなかったんだろう…ともかく今までさんざん待たされ続けたイカちゃんは、当然のごとく大激怒してしまいます
「ごめんイカ姉ちゃん、もう一回おねが…」
「いやでゲソ!今度は私がたけるを描く番でゲソ!!」
「え、えぇ…?」
「じゃーん!!」
「え…何それ…あ、ああ、そっかウケ狙いかぁ!」
「私はいつでもマジメでゲソ!!」
って…イカちゃんは自信満々にたけるの似顔絵を見せつけますが、出来上がったのは落書き同然のしょぼい代物!ああ…これはなんというか…
自信はプロレベル。しかし絵はスケッチをバカにしているとしか思えません(えー
なんともヘタな絵しか描けないイカちゃんですが、それを見ていた千鶴がふいに声をかけてきました
「ねえイカ娘ちゃん、触手を使って描くっていうのは出来る?」
「えっ?出来ないことはないでゲソが…(かきかき)」
「な…!?う、上手いな…」
「イカ娘ちゃん!こんなに上手なんだから私達も描いてくれない!?」
って、な、なんと!触手を使って書き始めた途端に絵はプロレベル。しかし以下略の才能を発揮し始めたイカちゃん!
さすがは安部先生の娘なだけあるな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン ちなみに安部先生が描いた版権キャラは半端なく可愛いことで有名ですよ
ストライクウィッチーズのペリーヌ、某ニュース番組の秋ちゃん、エヴァ劇場版のマリ…どれも思わず保存したくなるような絵ばかりです
これが…プロレベルの実力なのか…(えー
「(かきかき)千鶴」
「…」
「(かきかき)栄子」
「なぜそうなる!!」
「私の触手は繊細だから、イメージをそのまま表現してしまうのでゲソ!」
ところが2人の似顔絵を描いてみたところ、千鶴は恐怖の怪物なまはげ、
栄子は口からメガ粒子砲を撒き散らす謎ロボにしてしまうイカちゃん!
千鶴は「恐いから」で済むかもしれませんがいつもロボにされる栄子はなんなんだ!
「何をどうイメージしたらこうなるんだぁ…?じゃあ他の奴らはどうなんだよ…」
「まだ描くのでゲソ…?(かきかき)悟郎はこうで」
「そりゃ水泳帽だろ…」
「(かきかき)渚はこう」
「うおっまぶし!」
「(かきかき)早苗でゲソ」
「早苗オブザデッドになってんじゃねーか!!」
さらには他のキャラ達まで似顔絵を描いてみるイカちゃんですが、悟郎は水泳帽程度にしか思われてないのか…
イカちゃんは自分と同じで水泳帽が本体だと思ってるんでしょうか(えー
それにしても早苗のイメージ図がやばすぎる。この画面いっぱいに映ってるの全部早苗かよ!きめぇぇぇぇ!!
まあ嫌われているとは思ってましたがこれほどとは…版権絵ではいつも2人仲良くしてるのにな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
関係ないけどBD3巻の表紙ですら早苗&イカちゃんってどういうことだよ!3巻は誰がどう考えてもミニイカ娘で決まりだろう!
くそう…ひそかに表紙絵を期待していたのに…こんなの認めない!俺は絶対に認めないよ!(えー
(私、長月早苗!ちょっと引っ込み思案で恥ずかしがり屋な女子高生!
こんな私だけど、今好きな人がいます!キャッ♪)
「イカちゃああああああん!!」ぼぐしゃー!!
「イカちゃああああああん!!」ぼぐしゃー!!
「イカちゃあああああぼぐしゃー!!
「イカちゃあああぼぐしゃー!!
「ふっ…イカちゃああああああああああああああん!!」
さて…第10話Bパートとなるこの話は、見ての通り早苗が暴走しまくる回であります
毎度のごとくイカちゃんに過剰な求愛を行っては、ボコスカに殴られ返り討ちにされている早苗…
しかし「望むところだぜ」と言わんばかりに血をぬぐい、今日も戦士の表情でイカちゃんへ飛びついていくのでした
どの辺が引っ込み思案なのか説明が必要なレベルです(えー
「はー…早苗、もうイカ娘を追いかけるのはやめろ」
「えっ!?なによそれ…もうイカちゃんは栄子のモノになってしまったってこと!?
ゆ、許さない!許さないわよぉ!」
「な、なんでそうなる!?あのな…お前のためを思って言ってるんだ!
お前が今、イカ娘にどう思われてるか分かるよな?」
「えっ?それはもちろん私とイカちゃんは通じ合ってるから…」
「間違いなくウザイと思われてると思うぞ」
「ええ!?なんでぇ!?し、知らなかった…そんなぁ…」
ところがある日、そんな早苗の姿を見るに見かねて声をかけてきた栄子…
早苗がイカちゃんに果てしなくウザがられているのを不憫に思ったようで、少しは自重しろと促し始めました
というか早苗は今までまったく自覚なしだったのか…
イカちゃんがいつもこんな目で見ていることに気付かなかったなんて…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「私は親友として、早苗がイカ娘に邪険にされている姿を見たくないんだ…そこで…」
「イカ娘断ちだ」
「イ、イカちゃん断ちぃぃぃぃッッ!?」
そして早苗がイカちゃんに真人間として見てもらえるよう、イカちゃん断ちという秘策を授ける栄子!
しかしこの早苗にそんな真似ができるのか…実際、それを聞いた瞬間のこの世の終わりみたいな顔ときたら…
まあ気持ちは分かりますけどね、私も雑記を更新するたびにイカちゃんイカちゃん言ってますが、それを一切やめろと言われたら
(C)テレビ朝日・東映アニメーショ
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い…嫌だぁぁッ!!
イカちゃんの話題がない
更新なんて…
俺にとって意味がない!!(えー |
「うっ、早苗…!」
「おはよう、イカちゃん(にこっ)」
「え…?」
(コミュニケーションはあくまでさりげなく…!)
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「(ぐぅう〜)あう…朝ご飯足りてなかったでゲソ…」
「イカちゃん、エビ食べる?まだ手をつけてないから(にこにこ)」
「う…?あ、ありがとうでゲソ…」
(気づかいもさりげなく…パーソナルスペースは1メートルを厳守…!)
ところが意外や意外、栄子の教えを忠実に守って、イカちゃんに自重した対応をし続ける早苗。
まさか早苗にこれほどの忍耐力があったとは…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
しかし、まだまだイカちゃんは早苗の変化に戸惑っているだけで、気を許してくれるには時間がかかりそうです
果たしてそこまで早苗の忍耐が持つかどうか…って
「ハァ…ハァ…ハァ…!ぐっ…!ハァ…ハァ…!」
し、静まれブロリー!静まれ!静まれーい!(えー
やはり何日も自分を抑え続けるのには無理があったのか、悟空と出会ってしまったブロリーのように興奮状態が続いてしまう早苗。
やむなく数々の荒行を自らに課して明鏡止水の境地を目指そうとしますが、早苗の精神はますますすり減っていくばかりでした
「ふ…ふへ…ふっへへ…」
プァァァァァァン
「はっ!?イ…イカちゃん!?」
ついに道行く電車までもがイカちゃんの姿に!!それはねええええよ!!
一体どの辺にイカちゃんとの共通点が!?もう相当追い詰められてきてます早苗、
電車だけでなくゴミ袋も、幼女も、大仏も、灯篭も…この世の何もかもがイカちゃんに見えるという幻覚に襲われてしまいます
「…」
《げしょ♪げしょ♪げしょ♪げしょ♪げしょ♪げしょ♪げしょ♪》
「…」
そしてとうとう口を開く気力すら失い、部屋の中で呆然と虚空を見据える早苗…
もはや物体が全てイカちゃんに見える状態すら通り越して何もない場所にイカちゃんが見えるレベルまで来てしまったようです
そんな早苗の周囲をくるくると回るミニイカ娘…そういえば、ミニイカ娘の話ってもともと全部早苗の脳内設定な
ストーリーだったんでしたね、つまり早苗がいなければあの神回は存在しなかったわけか…
なんか今初めて「ああ、早苗がいてよかった」と思えた気がするわ…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
きらきらきらーん
「さ…早苗から毒気が抜けてるでゲソ!?」
って、な、なにぃ!?なんとあのまま再起不能になったのかと思いきや、
不死鳥のように蘇りきれいな早苗となって復活を果たした早苗!い、いったい何が…?
精神が追い詰められすぎて逆に一週してしまったということなんでしょうか…ともかくこの煩悩をカケラも残さず捨て去ったような様子は…
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長月早苗の精神は既に
神の域に達している(えー |
(C)大場つぐみ・小畑健/集英社 |
「(ぽんっ)早苗、おはようでゲソ!」
「おはようイカちゃん!」
(…あれ…?イカちゃんに嫌われなくなって嬉しいはずなのに…何かしら、この物足りない感じ…)
「やったじゃん早苗!もうイカ娘にも普通に接してもら…」
「イカちゃああああああああああん!!」
「なぁ!?」
ぼぐしゃー!!
「な、何してんだよ!せっかく苦労してイカ娘の警戒心を…!」
「はぁぁ…し、しあわせ…」
ゲェーッ!?ところがせっかくきれいな精神を手に入れたというのに、突然の衝動にかられてイカちゃんに自爆特攻を仕掛けた早苗!
なんという愚かな!神の領域に昇り詰めておきながら、自らそれを捨てると言うんですか!?
(C)武論尊・原哲夫/集英社
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早苗…そんなことは神が許さぬぞ!?
ならば神とも戦うまで!!(えー
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どうやら早苗のドM気質は神すらも超えていたようです:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ああ…それにしてもこの早苗回を見ていると、例の神動画しか頭に浮かんでこないから困るな
「(ぐいぐい)んん〜〜、今日もいい天気でゲソ〜!」
「ええっ!?本当に!?」
「お…?清美?」
「う、うん…分かった、お大事にね…」
さて、これは第10話Cパートのお話。ある日イカちゃんが玄関先で軽く体操をしていると、
たまたまそこへ通りがかった清美と遭遇してしまいます。それにしても「今日はいい天気でゲソ」
「ええ!?本当に!?」というこのやり取り、
「いい天気だなんて…なんて恐ろしいの…」といい天気にビビりまくってるように
見えてしまいますが、そうではなくて清美は誰かと電話をしているようで…
「(ピッ)はあ…困ったなあ、どうしよう…」
「何が困ったのでゲソ?」
「わぁっ、イカちゃん!?え、えっと…これから部活で、女子野球の練習試合があるんだけど…
ピッチャーの子が熱を出して、来られなくなっちゃったの」
「野球?テレビでたまにやってるあれでゲソか?」
「うん、せっかく相手チームに来てもらうのに、私達のチームは人数ギリギリで…」
「(わくわく)じゃあ私が代わりに入るでゲソぉ!!」
「え、ええっ!?」
そんな清美が悩んでいる理由とは、野球部のメンバー不足で試合が中止になりそうだということでした
マジかよ清美…てっきりインドア派なのかと思ってたらバリバリの体育会系だったとは…(えー
ちなみに漫画ではバドミントン部に所属していたんですけど、アニメでは設定が変更されたみたいですね
ともかく清美の話で野球に興味を持ったイカちゃんは、飛び入り参加でグラウンドへ向かうことになりますが…
「えっと、みんな!私の友達で今日一緒に野球をやってくれる…」
「イカ娘でゲソ!」
「「「よろしくお願いしまーす!!」」」
そんなわけで清美のチームメイトに紹介されるイカちゃんですが、「補充メンバーの人ですね!よろしく!」と極めて普通に応対する部員たち…
この子達は突如現れたイカ怪人を不審に思わないんだろうか…(えー
ああ、それにしてもイカちゃんの初々しい一本足打法がかわいい…
それと部員メンバーの中で真ん中の黒髪娘だけえらく可愛い気がするんですが、これはスタッフの趣味でしょうか?
「それでは、大相模中学校vs長谷中学校の試合を始めます!」
「さあ、いつでも来いでゲソー!!」
カキカキカッキイイイン!!
(ああっ、い、いきなりノーアウト満塁!?やっぱり私が投げても抑え切れないよぉ…!)
そしてピッチャーには清美が、ライトにはイカちゃんが入って始まった試合ですが…
相手の大相模中学校はかなりの強豪校らしく、投手経験の浅い清美ではまるで相手になりません
あっと言う間にパカパカ打たれて無死満塁、さらに恐怖の4番打者との勝負を迎えますが…
カキイイイイイン!!
「ま、また…!」
「ふん!(ばしっ)捕ったでゲソぉー!!」
「今だ!まわれまわれーっ!!」
「え?」
「イ、イカちゃん、投げて投げてーっ!!」
さらに4番にもヒット性の当たりを飛ばされてしまう清美!しかもボールが行ったのはイカちゃんのいるライト方向!
一瞬ヒヤリとする展開でしたが、なんとかボールをキャッチできて喜ぶイカちゃん。しかし最初からゴロで飛んできた当たりなので
ただ捕っただけでは意味がありません。慌ててイカちゃんに返球を頼む清美でしたが…
「お…えっと、てやぁーっ!!」
「わーっ!!イカちゃんボールボールーっ!!」
せっかくだから俺はこのグローブを投げるぜ!!ってやっちまったー!!
なんとボールは手に持ったままグローブの方をぶん投げてしまったイカちゃん!
この間にランナーは全員ホームに還って走者一掃のツーベースとなってしまいました
ま、まあランニングホームランにならなかっただけまだマシか…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「う…ううっ…清美、すまんでゲソ…」
「ドンマイ!イカちゃん野球初めてだもんね、しょうがないよ」
「き、清美…」
(やさしいでゲソ…これ以上足を引っ張るわけにはイカないのでゲソ…!今日は絶対勝つでゲソ!!)
しかしイカちゃんも自分のミスをはっきりと理解してしまったようで、半泣きになりながら清美に謝罪することに…
ですが清美はイカちゃんを責めることはなく、ひしひしと清美の優しさを感じたイカちゃんは、より一層のやる気を出すのでした
優しさのために頑張ろうとするイカちゃん超いい子。そしてかわいい。やはりイカちゃんは最高だな
「ボールフォアー!」
(あうっ…これでノーアウト一・二塁…
しかも次のバッターは、全国でも有名なあの田中さん…!)
「さあ来いっ!!」
しかし無情にもアウトが取れないまま再びピンチを広げてしまう清美…
さらにこの局面で出てきたのは、全国区の実力者としてその名を轟かせている選手・田中さん…
ちなみに田中さんは相手チームのエースでもあるようです。それにしても、チャンピオンの漫画でエースで4番打者で田中ときたら
4P田中くんを思い出してしまうんですが、田中さんはそれを元ネタにした選手なのかなぁ
あ、でもさっき4番バッターの打席は終わったから田中さんって6番バッターだよね:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「全国でも有名な選手」って言うからてっきり4番だとばかり…ということは4P田中さんではないのか…?
(気遅れしちゃダメ…絶対勝つんだから!)
ドバッキイイイイン!!
「あぁ!?」
「ふん!(ばしっ)捕ったでゲソぉー!!」
しかしそんな田中さんに力及ばず、またしても痛打を浴びてしまった清美!すると次の瞬間、イカちゃんから「捕ったでゲソー!」との声が…
むう、セリフだけ見ればさっきと同じ展開ですが…そして清美がイカちゃんの方を振り向いてみると…
「な!?う、嘘でしょおーっ!?」
なぜそこにいるー!!なんと触手を利用した大ジャンプで、ホームランボールをもぎ取っていたイカちゃん!
どんだけ高く飛んでるんだよ!うーむ、さっきの画像ではポールが高くて先まで見えなかったですが、
今のイカちゃんはそんなポールの先より明らかに高く跳んでいるので、見た目以上に凄まじいジャンプをしていることが分かりますね
「はっ、捕ったら早くボールを返すでゲソ!行くでゲソぉぉーっ!!」
バシイイイン!!
「アウト!アウトォォ!!」
「ト…トリプルプレー!?」
「す、すごいですイカ先輩!ナイスキャッチですーっ!!」
そしてすぐさまセカンドへと返球し、飛び出していた二塁ランナーが戻れずツーアウト!
さらに一塁ランナーも、セカンドの目前に来ていたのをタッチされてスリーアウト!
イカちゃんのファインプレーで一気にこの回を終わらせてしまいました
しかしこの一連の流れはどう見てもドラゴンボールで悟飯ちゃんがやったアレですよね
今度こそパロディか?やはり田中さんも4P田中さんということなのか?(えー
「はあ…はあ…いたっ…!」
「清美、手が…!?ああ、これじゃもう投げられないよ…」
「でも、ウチには他にピッチャーやれる人が…」
「私がやるでゲソ!」
「イ、イカちゃん!?」
「要は相手に打たれなければいいんでゲソね?任せるでゲソ!」
そして0−3のまま回は進み、なんとか引き離されずに7回の表までやってきていた清美達。(女子野球は7回が最終回)
しかしとっくに限界を超えていた清美は、すでに手の皮がズタボロでピッチャーを続けられなくなってしまいます
そんな中、代わりの投手に立候補したのがイカちゃん…これはいい積極性ですね
「学級委員やる人ー」と言われてもしーんと静まり返る同年代の子とはワケが違います:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ズッバアアアアン!!
「ストライクバッターアウトォ!!」
「イ、イカちゃん凄い…!でもあれってアリなのかな…?」
「はっはっは!誰も私の球は打てないでゲソかぁ!?」
ところが清美に代わってマウンドに立った途端、1人また1人と空振り三振に切って取るイカちゃん!
そんなイカちゃんの魔球とはこれ、坂田三吉の通天閣投法であります
これはパロディなのか?そうなのか?ということは4P田中さんもやはり…?:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「もらったァァァーッ!!」
グギギギギギギ!!
「ええっ!?」
ところが、そんなイカちゃんの通天閣投法にも完璧についてきて真芯で捉えた田中さん!
さすがは4P田中さんであります(えー
いいんだよ俺が決めたんだから…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ギギギ…ドバッキャアアアアン!!
「なあっ!?」
「バ、バッターアウトォ!!」
「イ、イカちゃんナイスピッチ!さあ点入れて絶対勝つよ!」
「おお!」
がしかし、それでも田中さんのバットを粉々に打ち砕いてしまったイカちゃんの球威!
恐るべし通天閣投法…こうしてイカちゃんの活躍で追加点を防いだ清美達は、3点を追う形で7回の裏・最後の攻撃を開始することに…
カキカキイイイン!!
「セーフセーフ!」
「やったぁこれで満塁!イカ先輩、頑張ってください!」
「任せるでゲソ!さあ打つでゲソよぉー!!」
「ふうっ…(大丈夫…この子は投げる方は凄いけど、打たれない!)」
そして必死の執念で田中さんを攻め立てたメンバー達は、ツーアウト満塁というビッグチャンスを作ることに成功!
そんな打席に立ったのはまたしてもイカちゃん…しかしまだまだ冷静さを欠いていない田中さんは、
バッティング素人のイカちゃんをいとも簡単にツーストライクまで追い詰めてしまい…
「イカちゃん頑張れぇぇぇっ!!」
(き、清美…!)
「これで終わり…!(つるっ)はっ!?しまった!」
「お、おあ!?」
「イカちゃん!?あぶな…!」
ところが田中さんが最後の一投を放ったその時、つるりと滑った球がイカちゃんの頭部めがけてすっ飛んでいくことに!
こ、これはやばい…イカちゃんは帽子が取れてしまったら問答無用で死んでしまうので
頭に豪速球がぶつかったら大変なことに…というか今気づいたけど、イカちゃんってイカ頭だからヘルメット被れないんですね。
これはもう普通に脳漿ブチ撒けて死ぬとか色々な死に方が想像されるパターン:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
グワァラゴワガキイイイン!!
「え…!?」
「サ…サヨナラ満塁…ホームラン…!?」
ゲェー!?ところがここでイカちゃんまさかの悪球打ち!今までヘッポコな打撃しかできていなかったイカちゃんが、
危険球が来た途端に豪快なスイングでサヨナラ満塁ホームランを!ああ、これはまさしくドカベン岩鬼のパロディ!
同じチャンピオン漫画なのでおそらく間違いないでしょう、つまり4P田中さんも…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン 次回に続く!
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