■イナズマイレブン 第82話「完全なる戦術!パーフェクトゾーンプレス!!」
 

「さあ…始めましょう…!我々の完全なる戦術を!
 龍の雄叫びを聞け!我らが必殺タクティクス!
 パーフェクトゾーンプレス!!」

ゾ…ゾーン…プレ…ス…?こ…これがゾーンプレス…?本当にこれがゾーンプレスなのか!?
前回高らかに宣言した韓国代表の切り札パーフェクトゾーンプレス、今回は冒頭からそれが明らかになりましたが
その全貌はなんというか果てしなく微妙としか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
超高速で相手の周りをぐるぐる回るだけって…これって要するにすごいコイルターンってことなんじゃないか?(えー
※コイルターン:世宇子戦で影野がアフロディに使った技。相手の周りをぐるぐる回るディフェンス。ちなみに全然効かずに終わった

「な…なんだこの技は…!」

「ククク…徹底したプレッシングによって相手の動きを封じ…
 恐怖によって精神を支配する!こうなるともう正常な判断は出来ません」

「精神を…支配するだと!?」

「現にあなたも混乱している。これこそが我らファイアードラゴンの必殺タクティクス!
 パーフェクトゾーンプレス!!」

「(ガクガクブルブル)」

そんなパーフェクトゾーンプレスに鬼道さんビビりすぎ(えー
360度全方位から迫る恐怖のぐるぐるアタックに、手も足も出ず攻め手を完全に止められてしまった日本代表。
「どうだ恐いか?あ〜ん?」と威圧的に語るチェ・チャンスウを前に、「も…もうダメだ…おしまいだぁ…」
鬼道さんは泣きそうな顔でガクガク震えてしまいます。しっかりしてくださいよ日本の天才ゲームメーカー!
世界の天才ゲームメーカーに完全に押されっぱなしじゃないですか!

「パーフェクトゾーンプレス!!」

「パーフェクトゾーンプレス!!」 

「パーフェクトゾーンプレス!!」

シュゴオオオオオオオ!!

「くっ…!パーフェクトゾーンプレス…想像以上に手強い!」

「こんなプレッシャーを受け続けたら、必殺技どころじゃないぞ!」

(…!?ま、待てよ…必殺技どころじゃない…!?)

『お前達に必殺技の特訓は必要ない』

(そ…そうか!あの監督の言葉は”パーフェクトゾーンプレスがあるから
 必殺技を使うことができない、よって必殺技に頼る練習をする必要がない”
 そういう意味だったんだ!ということは、あの泥の中での練習にこそ逆転の秘策が…!?)

そんなパーフェクトゾーンプレスを続けざまに受け続ける日本でしたが、
そのうちに「そ、そうか!一見デタラメな監督の言葉には、こんな意味があったんだぁー!」と監督の言葉を理解する鬼道さん!
瞳子采配といえばおなじみすぎるシーンです(えー
なんだかエイリア編を思い出す空気になってきたなぁ、相変わらず「鬼道さんの考えすぎだろ…監督なにも考えてねーから!」
言いたくなる展開ですが、ともかく鬼道さんにはパーフェクトゾーンプレスを破るヒントが浮かんできたようで…?

「ふ…次なる餌食はあなたです。パーフェクトゾーンプレス!」

《ああっと今度は鬼道が包囲されたあーっ!!》

「ふ…ここは泥のフィールドだ

「なに…?」

「さあ奪ってみろ!パーフェクトゾーンプレスは、地面を走るボールにのみ有効な戦術!
 お前達が俺達の精神とフィールドを支配すると言うなら、
 こっちはもっと立体的にフィールドを支配してみせる!!」

《イナズマジャパンの反撃はこれまた意外!
 素早いパス回しはボールを地面に落とさずドリブルもないーっ!》

「す、素晴らしい必殺タクティクス!この戦術はルートオブスカイと名づけてはいかがでしょう!」

そしてついにパーフェクトゾーンプレスを粉砕した鬼道さんの戦術!その名もルートオブスカイ!
別の言い方をするなら囲まれても敵の頭上をパスで抜きゃいいじゃない作戦であります(えー  ふ、普通すぎる…
それにしても普通にぺしぺしパス出してるだけの光景を「これぞ必殺戦術ルートオブスカイなのらー!!」と呼ぶのはどうなんですか!?
それに「ふっふっふ、ドリブルに頼らないパス回しは泥プールの特訓で身についたのさ」って話も、
泥プールではみんな普通にドリブルしまくりだったよねと思うのは俺だけなのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
なんて微妙な必殺タクティクスなんだルートオブスカイ…こんなんで破られちまうのかよパーフェクトゾーンプレス!

「アトミック!フレアァァァッ!!」

「ムゲン・ザ…ぐわー!!」

ズッバアアアアアン!!

「ゴッドブレイク!!」

「ムゲン・ザ…ぐわー!!」

ズッバアアアアアン!!

《ああーっとアフロディの新必殺シュート炸裂!韓国がついに逆転!2対1ーっ!!》

「なんというシュートだ…!ゴッドノウズの遥か上を行っているぞ…!
 パーフェクトゾーンプレスはかわせても、
 やはりファイアードラゴンは個々の能力も高い!」

ゲェー!?しかしせっかくパーフェクトゾーンプレスを破ったというのに、やりたい放題点を取られまくっていた立向居!何やっとんだー!!
先週ゴッドノウズを止めただけでもう立向居の活躍シーンは終了なのか…なんてこった…
これだけ進化したムゲンザハンドもアトミックフレアごときにブチ破られる有り様だなんて!

それにバーンはアトミックフレアよりさらに強力な、ガゼルとの合体技・ファイアブリザードを持っているんですよ!?
ガゼル自身もアトミックフレアと同等に強いノーザンインパクトを使えるしな…立向居完全にオワタ…
どうして立向居の必殺技ってのはこう一回止めたらその後二度と通用しなくなるって扱いばっかなんだ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ならく落としぃぃっ!!」

バッコオオオオン!!

「ぐわあああーっ!!」

ドサドサアッ!!

「ぐうっ!?」

さらに悪いことに、チェ・チャンスウの必殺技を受けた土方がすっ飛んできてなんと鬼道さんと激突!
そのまま嫌な体勢で倒れてしまった二人は、互いに足を痛めて交代を強いられるハメに!
ちなみにこの前に吹雪、綱海、レーゼもケガや疲労で交代しております。このままではイナズマジャパンの勝機は消えて行く一方か…

「選手交代だ…鬼道に代わり…不動!!お前が出ろ!」

「!?!?!?」

えええええええあああああああ!?
んな…ななな…ななななな!?ここでまさかのあきおちゃん出動ですか!?ついに僕らのあきおちゃんも活躍する時が!?
それにしても見てくださいこのあっけに取られた表情、不動も試合に出してもらえるとは夢にも思ってなかったんだろうな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「敵は不動を知らない。不動はジョーカーだ」

「そ、そうか…!今まで試合に出ていない不動なら、きっと韓国にもデータはない!」

「上手く行けば、流れをこっちに戻せるかもしれない!」

「クックックッ…いいこと言うねえキャプテ〜ン。
 強い者が弱い者を食らって生きる、それが自然界の掟だ!」

なんと不動を今まで温存していたのは、対韓国戦用のリーサルウェポンだったからと明かした久遠監督。
それを聞いた不動はノリノリで自然界の掟なぞを口走りながらピッチへ駆けていきました。
しかし嬉しそうなところ悪いんですが、さっきも言ったように吹雪、綱海、レーゼがすでに交代済みで
あきおちゃん以外の控えは使い切っちゃったからしょうがなく出したというのが
監督の本音だと思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

実際、今ベンチに残っているのは居残りを命じられた円堂だけ…これでは土方と交代できるメンバーがいないので、
日本はたった10人で韓国と戦うハメになってしまいます。あきおちゃん…出てきて早々かなりの苦境に立たされてますが、
果たして日本代表のリーサルウェポンは覚醒の時を迎えるのか!?次回に続く!

それとどうでもいいんですが、今回このアフロディが水分補給してるシーン見て
「おい見ろよ!またてるみの奴神のアクア飲んでるぜ!ギャハハーッ」
「ち、違うよ!これただのミネラルウォーターだよ!(´;ω;`)」って
てるみをいじめてやりたいと思ったのは俺だけでしょうか(えー  なんかてるみっていじめたくなるタイプなんだよな…


■イナズマイレブン 第83話「たちあがれキャプテン!」
 

《さあ後半戦!ここでイナズマジャパン、本大会初出場となる不動を入れてきた!
 2対1で韓国優勢、現在鬼道は治療中!10人で挑む日本ですが、
 この不動が逆転の起爆剤となるか!?》

前回いよいよピッチに立つこととなった日本の最終兵器・あきおちゃん。
10人というハンデもなんのその、初めて活躍の場を与えられて相当にハッスルしているようです
というか鬼道さんは交代じゃなくて治療中で、この後まだ復帰の余地はあるみたいですね
前回「鬼道に代わって不動!」とか書いたのは俺の記憶違いだったのか、なんか色々とすまん:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ククククッ…見せてやるぜ…!不動明王のサッカーをな!!」

「行かせるかぁ!」

「(くるっ)」

どどどどどど

「えっ、え…!?ど、どういうつもりッス!?」

《ああっ!?な、なぜか不動、自陣に戻っていく!》

ってええええええ!?な、何やってんですか不動は!?「見せてやるぜあきおちゃんのサッカーをな!」とか言い出した次の瞬間、
ドリブルしながら突如くるっと背を向けて敵から逃げ出してしまいました  何やってんのーーー!?
何をトチ狂ったか、そのまま味方ゴールに向かってずんずんドリブルしまくる不動!ア、アホか!
あきおちゃん流のサッカーとは自殺点を入れることなのか!?他の仲間達はこの行動がまったく理解できずに困惑してしまいます



「はあーっ!!」

ドッバアアアアン!!

「ぎゃああーーっ!!」

《ああああ!?こ、これは前代未聞!
 不動、味方DFにボールをぶつけて敵をかわしたあーっ!!》

何してんだよォーーッ!?オメーーーーッ!?
な…なんじゃそりゃー!!なんと不動、壁山に思いっきりシュートをブチかましたかと思うと、ボールを大きく跳ね返らせて敵の選手を突破!
なんつームチャクチャ!人を人とも思わぬプレー…っていうか、そもそも味方のゴール前までドタドタやってきておいて
「やったー敵1人抜いたぜー!」とかやってもなんの意味もないじゃないですか!敵のゴールまでどんだけ離れてんだよ!

ドッバアアアアン!!

「ぐああーっ!!」

「み、味方にあんなボールを…!?」

その後もチームメイトに次々ボールをぶつけまくって敵陣に切り込んで行く不動!あまりにもデタラメすぎる!
これじゃ仲間の体がいくつあっても足りません、そんな様子に敵のチェ・チャンスウですら「味方にぶつけるとかないわ〜」
すっかり引いてしまったようです(えー

「こっちだ!不動!」

「うおおーっ!」

「不動!なんでパスをしない!?」

ぱしーん

「…」

《あーっと不動!シュートに行くも、キーパー・ジョンスにあっさりと止められてしまったーっ!》

「ちいっ!」

さらにゴール前までやってきたものの、「パスをくれー!」と言うグランを無視して自らシュートに行く不動!
しかし不動には必殺シュートなんてものはないので、普通のへっぽこシュートをぱしーんと打って簡単に止められてしまいます
完全に一人相撲じゃねーか! さっきから全部のプレーが結局プラスになってないよ!

うーん…そういえば不動は、選考試合の時も武方勝のしょぼいシュート相手にオフサイドトラップ決めて得意になったりとか、
ド素人の飛鷹相手にループシュートして得意になったりとか(しかも入ってない)、
一見活躍してるように見えて実は何のプラスにもなってないプレイを連発する奴でしたね…
「不動明王流のサッカーを見せてやるぜ!!」っていうのは、つまりそういうことだったのか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「パスを回せ!不動!」

「うるせーなぁ!!熱くなんなよ風丸クン、
 そんなにボールが欲しいなら俺から奪い取ってみるんだなぁ!」

「なんだと!?」

「やめるんだ!仲間同士でいがみ合ってる場合じゃない!」

さらに今度は「ボールは俺一人のもんだー!」と一切味方にパスを出さずにボールを独占する不動!
パスをよこせと風丸がさんざん怒鳴りますが、「欲しけりゃ自分で取れば?」と逆に風丸を挑発する有り様です
そして結局はまた自分でシュートを打って止められる不動…一体何がしたいのか…風丸たちの怒りはどんどん膨らんでいくばかりです

「必殺タクティクス!パーフェクトゾーンプレス!!」

シュゴオオオオオオ!!

「ちぃっ!」

「不動!それを破るには、そいつらの頭を越すパスを出せばいいんだ!」

うるせぇーっ!

「ふっふっふ…あなたではパーフェクトゾーンプレスは破れませんよ!」

バッシイイイイン!

「ぐああーっ!」

駄目だこいつ…
早くなんとかしないと…
(えー
(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

ふ…不動使い物にならねー!!なんと今度はすでに誰もが攻略法を知っているパーフェクトゾーンプレスにまんまと引っかかるハメに!
「パスで相手の頭を越せばいいじゃん」と、すでに不動以外の日本メンバーには誰にも通用しなくなっていたパーフェクトゾーンプレスですが
「やだやだ!俺は絶対パスなんかしないもんね!」と変な意地を張った不動は、結局あっさりボールを奪われるという醜態を…

やっぱり不動は日本の最終兵器にはなれなかったか…どう考えても、単に交代メンバーが足りなくなったから
ベンチの残り物をしょうがなく出したって感じだわ…(えー

《また不動にボールが回ったーっ!》

「ふふ…お前らとの遊びの時間は終わりだ!でぇぇぇい!!」

パシイイイン!

《ああっ!?なんと不動!この試合初めてのパスだ!》

「くっ…!どこに蹴ってるんだ!」

《だが風丸追いつけなーい!パスミスだぁ!》

「ちっ!しっかりしやがれ!」

ところがその時、一体どういう心境の変化なのか、今まで「絶対出さないよ!絶対出さないよ!」と言い続けていたパスを突然放った不動!
しかし仲間との呼吸はてんでバラバラ、俊足の風丸でもボールに追いつけずにまったくパスが繋がりません

「ふん!」「お、追いつけないッスよ!」

「ふん!」「うあっ…!」

《不動のパスはことごとく通らなーい!》

「いい加減にしろよ!!何やってんだバカどもが!!」

人のせいにすんなー!!(えー  その後もなぜか急にパスを出しまくるようになった不動ですが、
仲間達はまったくボールに追いつけずに攻撃のチャンスは潰れるばかり!不動のパスが悪いのか仲間の飛び出しが悪いのか…
どちらにせよ、日本の攻撃のリズムはすでにメチャクチャ。これでは得点なんていつまで経っても期待できそうにありません

「今のパス…いつもの壁山達ならきっと追いついてる。それなのにどうして…」

「ああ…これは…」

「そうか…不動は闇雲にパスを出していたわけじゃない!
 敵の動きも味方の動きも分かった上であんなパスを…
 でもみんなが不動を信頼しないせいで、いつものプレーができないんだ!」

とその時、ベンチから試合を見ていた円堂はパスが通らない理由を発見!
「そうか!パスが繋がらないのはみんなが悪いんだ!」てなことを言い出しますが…
お、おいおい、今日これだけ不動に試合をメチャクチャにされて「不動を信じない奴らが悪い」ってそんな無茶な!
最初から不動が普通にプレーしてりゃよかったのに!仲間にボールぶつけたり、「パスなんて出してやんねー」とかやったりするから
風丸達も頭に来ちゃったんじゃないですか!


(C)ちばあきお/集英社

そうよ頭に来てなにが悪い!?
俺は仏さまじゃねえ!
俺だって不動のことを考えて
何度も我慢したんだ!!
しかしものには限度ってものがあるんだ!!
(えー

「このままでは日本は間違いなく負ける。どうする?円堂…」

「…」

(くそっ…!これ以上カッコ悪いところは見せらんねえ…!スズメ達のためにも!)

(飛鷹…もしかしてミスを恐れて、ボールを恐がってるのか…?)

(くっ…覚悟は決めたはずなのに…どうして父さんのことを思い出しただけで
 シュートを外してしまうんだ!俺は…円堂たちを世界に送り出すんじゃなかったのか…!)

(豪炎寺…みんな焦ってる…全員がちぐはぐで、どう動いていいか分からないんだ…)

さらに問題は不動のことだけではありません、気負いすぎてまったく実力を出せていない豪炎寺や飛鷹…
円堂もここにきてそのことに気づいたようで、今のイナズマジャパンがいかにバラバラかということを実感してしまいます
試合前はそれに気付かず「俺達は勝てますよ監督ー!」と言ってしまったから、
監督にキャプテン失格の烙印を押されたってことみたいですね

「監督!俺…俺は…世界で戦うために、自分を鍛えることばかり考えていました…
 そのせいで大事なことを忘れていたんですね、みんなを…チームを見るってことを!」

「分かったようだな円堂…自分のやるべき事が。
 なら行ってこい、あいつらを世界の舞台に連れて行ってやれ!」

「はい、監督!」

そしてついに自分が忘れていた要素に気づいた円堂は、監督に背中を押されてフィールドへと帰還!
むう…実際円堂の一期での役割っていうのは、自分より仲間の悩みを察して力になってあげるってことだったんですよね
染岡さんも壁山(イナズマ落としの時)も鬼道さん風丸お嬢も…誰かが悩んでる時には円堂がスッと横に現れて、
それを解決するのに一役買ってくれたという…最近じゃそういう場面はめっきり見られなくなっちゃいましたね。

この間豪炎寺に「サッカーやめるなんて嘘だろ!?なあ!」って詰め寄った時も、一期の円堂だったらもっと上手く接してたと思うんだけどなあ
あのシーンって、以前風丸が「陸上やめるなんて嘘でしょ!?ねえ!」って
宮坂にギャーギャー言われてた場面とすごいダブって見えたんだが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
一期の円堂はそんな宮坂と対照的に描かれてたんですが、今じゃすっかり同類になっちゃったな…いつからこうなったんだ円堂

「立向居勇気に代わって、円堂守!」

《さあいよいよイナズマジャパンの正ゴールキーパー、円堂守の登場です!》

「みんな、勝ちたくないのか?」

「なっ…勝ちたいさ…!俺達は勝ちたいからここにいる!だけど…!」

「…」

「風丸、よく見るんだ!不動の言葉じゃなく、不動のプレーを!分からないのか?
 あいつは自分だけじゃない、お前達を生かしたプレーをしようとしている!」

「円堂…!いくらお前がそう言ったって…
 あいつは誰にも届かないパスを出してきた!あれは嫌がらせだ!」

「ボールは嘘をつかない!パスを受けてみれば全て分かる!」

そしてフィールドに出てきて早々、「勝ちたいならもっと不動を信じるんだ」と風丸達に告げる円堂。
しかし風丸は「勝ちたいに決まってる、なのにあのバカが足を引っ張るから」と明らかに不動を嫌悪する視線を向けてしまいます
そんな風丸に円堂は、言葉よりもプレーに注目すれば不動のことが分かると説得しますが…


壁山にボールをぶつけるZE☆

よく見るんだ!
不動の言葉じゃなく
不動のプレーを!


風丸にもボールをぶつけるZE☆
不動の言葉じゃなく
不動のプレーを!

パス要求するグランをシカトするZE☆
不動のプレーを…
えっと…


ボール独占してしょぼいシュート連発するZE☆

不動の…
不動の…

今さらパーフェクトゾーンプレスにやられるZE☆
だめだこりゃ\(^o^)/(えー

あかん…見れば見るほど信用できなくなっていく…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
すいませんキャプテン…言う通りにしてみたけど、やっぱりこれを信用しろなんてのは無理な話ですよ!

パシイイイッ!

《不動から鬼道へのパス!今度は通るかーっ!?》

「ふううううんっ!!(ぱしいっ)もっと強く速いパスで構わない!」

「なっ…不動は気づいていたのか…?鬼道があのパスに届くはずだと…」

「俺達が届くように、ちゃんと計算されてたんッスね…」

「そ、そうか…!不動が一人で攻め込んでいたのも、
 敵のデータを頭に入れて完璧なパスを出すためだったんだ…!」

そして円堂と一緒に試合へと復帰した鬼道さんですが、風丸達に手本を見せるように鮮やかに不動からのパスをキャッチ!
それを見た風丸達は、「そ、そうか!一見デタラメな不動のプレーには、実はこんな考えがあったんだー!」
不動に対する認識を改めることに…つーか不動まで瞳子采配の申し子なのかよ!もう勘弁してくれよ!(えー

「「キラーフィールズ!!」」

「「竜巻落とし!!」」

ズッバアアアアン!!

《ゴォォォール!!風丸・壁山の連携シュート炸裂ーっ!イナズマジャパンついに同点!》

その後も周囲の敵を一気になぎ倒す新技・キラーフィールズかっこいいなーとか
超次元スカイラブハリケーンって感じの新技・竜巻落としかっこいいなーとか、色々言いたいことはあるんですが
とりあえず監督と不動のダブル瞳子采配で俺のストレスがマッハなので今日の感想はこのへんで:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■イナズマイレブン 第84話「手に入れろ!世界への切符!」
 

 

「ゴッドブレイク!!」

「正義の鉄拳!!」

バッチイイイイイン!!

「…さすがだね…!」

前回立向居に代わってついにピッチに現れた円堂、今回は冒頭からゴッドブレイクやら何やらと強力な必殺シュートに晒されていましたが、
自慢の正義の鉄拳でなんとかゴールを守り続けていました。予想以上に強いぞ正義の鉄拳!

それはいいんですがムゲンザハンドとはなんだったのか(えー
この韓国戦で正義の鉄拳>ゴッドブレイク>ムゲンザハンドなことが確定して、
しかも正義の鉄拳は「この先の世界戦じゃ役立たず」だとか言われてますから…
もうムゲンザハンドが終了のお知らせすぎて立向居はこの先どうしたら…l:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《おっとアフロディ!この体勢はまたもゴッドブレイクかぁーっ!?》

「「「カオス!!ブレイクウウウッ!!」」」

「な、なに!?」

ギュゴオオオオオオオオ!

「くっ…!正義の…!ぐわー!!」

ズッバアアアアアン!!



とか言ってたらゴッドブレイクをも超える技キター!!ガゼル・バーンも連携に加わった三人技カオスブレイク炸裂!
真ゴッドノウズ、ゴッドブレイク、カオスブレイクと、この試合のためにてるみが新開発してきたシュートはこれで3つ目!
どんだけ新技開発に余念が無いんだてるみ…これには正義の鉄拳も軽くブチ破られ、
韓国勝ち越しのゴールに突き刺さってしまいます。点差はこれで2−3、また日本が劣勢に陥ることに…

それにしてもこのカオスブレイクって、シュートの瞬間バーンの蹴りがてるみとガゼルの蹴りをすっごく邪魔してるように見えるのは
俺だけなんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  明らかにバーンだけ蹴りがあさっての方向を向いてないですか!?ねえ!?

「くっ…とにかく上がれ!全員で押し上げるんだ!」

「飛鷹ぁっ!」

パシイッ!

「えっ、あ…?あ…?(オロオロ)」

ともかくこれ以上カオスブレイクを撃たせないためにも、前線でプレスをかけてゴールへ寄らせまいとする日本!
しかし今日まるでいいところのない飛鷹が、またしてもここでイージーなミスを…
鬼道さんからボールを受けて「えっえっ?どうしようどうしよう」とオロオロしているうちに、あっさりとバーンにボールを奪われてしまいます
みんな前線に上がっているために痛恨のカウンターを受けてしまう日本!もはや勝負の行方を決めるカオスブレイクが再び放たれることに!

「「カオス!ブレ…」」

「撃たせないッ!!」

シュバアアアアアッ!!

「な!?」

ってここで風丸キター!!なんとー!?アフロディ達の必殺技バンクが始まったにも関わらず、
ばひゅーんと凄い勢いで飛んできてボールをかすめ取ってしまう風丸!い、いや、絶体絶命のピンチを救ってくれたのはいいんですが
そんな変身中のヒーローを「バカめスキだらけだ!」と攻撃して倒すみたいな真似するのはちょっとどうかと…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
このガゼル・てるみ・バーン達の「ちょ…あいつルール違反だろ…」と言いたげな切ない表情ときたら…(えー

「飛鷹ぁーっ!」

パシイッ!

(く…!ここは決めてやる!)

ぶうううううん

「な…あ…!」

ってうわああああ!!せっかく風丸が自分のミスをカバーしてくれたというのに、またしても痛恨のミスを重ねてしまう飛鷹!
風丸の奪ったボールが飛鷹へパスされますが、なんと飛鷹は不覚にもキックを空振り…
転々と飛鷹の後ろへ転がっていったボールは、ゴールラインを割って韓国にコーナーキックのチャンスを与えてしまいます
今日の飛鷹は何から何まで失敗ばかり…もはや完全に萎縮した飛鷹は、精神的にドン底となり顔面蒼白になってしまいます

「(ぐわんぐわんぐわん)う…う…あ…!くそぉぉぉっ…!!」

「何を恐がってるんだ、飛鷹!」

「キャ、キャプテン…」

「いいか飛鷹、失敗したって格好悪くなんかないんだ。
 もっと格好悪いのは、失敗を恐れて全力のプレーをしていない今のお前だ!!」

「…う…」

「思いっきりプレーをしてみろ、失敗したっていいじゃないか!
 今のお前を全部プレーにぶつけてみろよ!」

本気のプレーで失敗するのはいい…
だが、やる気のないプレーだけは
絶対に許さない!!
(えー

というわけで、今にも消え入りそうな飛鷹の背中に向かって檄を飛ばす円堂!
そんな円堂の言葉を受けて、飛鷹も再びやる気を取り戻したようですが…それにしても、優しい円堂に説教してもらってよかったですね
これが豪炎寺だったら、言っていることは同じなのに悶絶間違いなしの腹シュートまで一緒についてくるわけですから…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ふんっ!」

ズバアッ!

《ああっとまたも来るかカオスブレイクーッ!!》

「おおおおおおおーっ!!」



「しんくうまぁぁーっ!!」

シュゴオオオオオオ!!

「ぐううっ!?」

「あ、あれは蹴りのトビーの必殺キック!しんくうまだぁっ!!」

「すげーぜ飛鷹さぁーん!!」

そして迷いを吹っ切った飛鷹の必殺ディフェンスがアフロディに炸裂!
これまでの試合でも、未完成ながら凄まじい威力の片鱗を見せていたあの蹴りがついに完成!
アフロディさえ軽々と吹き飛ばしたその技の名は…しん…え、しん…?しんくうま?でいいんですよね、どういう意味…?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

てっきり真空波の聞き間違いかと思いましたが、どうもしんくうまで間違いないようです。しんくうま…?どういう漢字で書けばいいんだ?
真空真?真紅馬?真クマー?どうしよう全然分かんないぞ(えー

「よーしみんな!速攻だ!」

「行くぞォッ!!流星ブレード!V2!!」

「大爆発…ぐわー!!」

ズッバアアアアン!!

《ゴ、ゴォォォール!!飛鷹のカットからのカウンターで、
 イナズマジャパン同点に追いついたぁーっ!!》

ともかくそんな飛鷹の新必殺技を起点に、勢いよく韓国ゴールへ向けてのカウンターアタックを仕掛けた日本!
そのチャンスを生かし、見事に同点のゴールをもぎ取ったのはグラン!このところ流星ブレード撃っても撃っても止められまくるという
哀れな役回りのグランでしたが、ここにきてしっかり技を進化させてきましたね。なんにしろこれで点差はなくなり3−3…
さらに勢いの止まらない日本は、その後も一気に韓国陣内へ攻め込み、豪炎寺と虎丸に合体技を披露するチャンスが…

「豪炎寺さん!あれを!」

「よし!」

「「タイガー!ストーム!」」

ばひゅーん

「くっ…!?」

これで決まりだー!とばかりにタイガーストームを撃ち込む二人でしたが、またも豪炎寺のタイミングが狂ってボールはあらぬ方向へ!
何やってんだよ豪炎寺!これで豪炎寺がタイガーストームを失敗したのはこの試合3度目です
さすがにミスりすぎだろ豪炎寺…父親のことで悩んでるから仕方ないとはいえ、こう何度も同じミスが続くと
仏の顔を三度までという名セリフを知らないのかよと視聴者の怒りが有頂天に:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「豪炎寺ィィッ!!」

バッシイイイッ!!

「…!?」

「行けッ!!俺達の挑戦が、このまま終わっていいわけがないだろう!」

「…ああ!」

しかし、それでも豪炎寺に向けて強い気持ちのこもったパスを撃ち込む鬼道さん!こ、これは熱い展開!
鬼道さんも、豪炎寺がこの試合にかける特別な思いに薄々気づいているんでしょうか、
まるで「この試合を決めるのはお前だ」と言わんばかりの情熱がこもったパス、
その気持ちに応えるべく、豪炎寺は再びタイガーストームの体勢に入る!

「行くぞ!虎丸ーっ!!」

「はいっ!!」

「「タイガー!ストーム!」」

ばひゅーん

「なっ…」

「ど…どうしちゃったんですか!?豪炎寺さん!」

やっぱダメでしたァー!ってなんだそれー!!なんとこれでもまだタイガーストームをデタラメな方向へすっ飛ばす豪炎寺!
おま…この試合だけでもう4度目ですよ4度目!海より広い私の心もここらが我慢の限界よ!(えー
あれだけお膳立てされてもまだダメだとは…正直グランの流星ブレードV2風丸の竜巻落としでも十分韓国から点は取れるので、
もう豪炎寺は放置してさっさとグラン達にパス回した方がいい気がしてきた:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「豪炎寺ッ!!お前それでもエースストライカーか!!
 どんな時だって俺達は悔いのないサッカーをしてきた!
 この試合だってそうだ!!」

「円堂…」

「お前の親父さんにも見せてやろうぜ!サッカーの素晴らしさをさ!!」

って、そんなふがいない豪炎寺の空気を一変させたのはやはり円堂!
さっきの飛鷹の時もそうでしたが、キャプテンとしての自覚に目覚めたせいか今日は絶好調ですな
まるであむちゃんが乗り移ったかのようなスーパー説教タイムのキレの良さですね(えー

(そうだな、円堂…俺は何を悩んでいたんだろうな…
 この先俺がどういう道へ進もうと、俺のサッカーへの気持ちは変わることはない…
 お前達が仲間であることも、変わることはない…!
 それで十分だ!今日もいつも通り、全力で勝利を目指すのみだ!)

「虎丸ゥッ!!今度こそ決める!ついて来い!」

「はいっ!!」

(俺が…!こいつらを絶対に世界へ送り出す!絶対に!!)

「「タイガアアアアアーーッ!!ストオオオオオーームッ!!」」

「大爆発ぐわー!!」

ズドバッゴオオオオン!!

そしてようやく炸裂した二人の合体技タイガーストーム!相手キーパーの大爆発張り手をものともせずに逆転のゴールに突き刺さる!
しかし5発目までの道のりは正直長かった…この技ってもともとは
「1人だと常に100%の力なんて出せないから、2人で安定して100%の力を出せるようにする技」って話だったのに
なんとも安定感とは程遠い技になっちまったな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《ぎゃ…逆転ーーっ!!イナズマジャパン、豪炎寺と虎丸の合体技で
 ついに逆転だぁーーっ!!残り時間もあとわずかーっ!!》

「…まだだ…!まだだァァーーッ!!」

ドドドドドドドド!!



しかし今の逆転劇で日本の勝利が決まったかに見えたその時、鬼気迫る雄叫びを上げて最後の攻撃を開始したチェ・チャンスウ!
ホイッスルが鳴るまでの数十秒に賭けた決死の猛攻撃!そんな執念でゴールへの道をこじ開けたチェ・チャンスウは、
アフロディ達のカオスブレイクで最後の勝負に出る!

「「「カオス!!ブレイクウウウッ!!」」」

ギュゴオオオオオオオオ!

「キャプテン!」「「「キャプテェェェンッ!」」」「円堂ーっ!!」

「守る…!この1点…!絶対に守ってみせる!!俺は絶対…!絶対!!
 みんなと世界に行くんだァァーーッ!!」



「怒りのォッ!!鉄槌!!」

ゴッバオオオオオオン!!

って、ついに円堂の新必殺技キター!!その名も怒りの鉄槌!というかずいぶん唐突に覚えちまったなオイ!(えー
以前から技のフォームで悩んでた円堂ですが、最終的に上からどかーんとハンマーパンチを振り下ろす技になったんですね
「手の形を変える」って発想は別に意味はなかったみたいだけど…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ピッピッピイイイイッ!!

《よ…予選突破だああーっ!!世界への切符を手にしたのは、
 激闘を制したイナズマジャパンだぁーっ!!》

「いやったああああーーっ!!」

「勝ったねお兄ちゃーん!これで世界大会に行けるんだねーっ!」

「…ああ…!」

ともかく円堂の怒りの鉄槌がカオスブレイクを粉砕し、ついに4−3で韓国を下した日本!
これでイナズマジャパンもアジアを飛び出し世界の舞台へ…この快挙にチームの誰もが歓喜の声を上げていましたが、
ただ一人複雑な表情をしているのはやはり豪炎寺でした。これでもう自分はサッカーと別れることになる…
そう考えるとしんみりしてしまうのが当然ですが…

「あっ!?お父さーん!応援に来てくれたんだね!」

「え…?」

「…」

「父さん…ありがとう」

「これで彼らを世界に送り出すことが出来たな」

「…はい」

と、そんな豪炎寺の前に姿を現したのは豪炎寺父!どうやら一応この試合を観戦に来てくれていたようですが…
今回の試合で、少しはこの頑固親父の心境も変わらなかったんでしょうか?
豪炎寺はというと、「お前のサッカーもこれで終わりだな」今にも言いそうな親父の言葉に身構えていますが…

「しかし彼らにはまだ、お前の力が必要なようだ」

「えっ…?」

「修也、歩いて行くがいい。お前はお前自身の道をな」

なんっじゃそりゃあああああああ!!す…少しどころか完全に心変わりしてるじゃねーか!!
この物分かりの良さは一体なに!?「サッカーを好きなだけやるといい」だなんて悪いもんでも食ったのか!?(えー
あんだけ「サッカーやめろ今すぐやめろ」「人の命を救えないサッカーなんて無意味」「医者の道を断ることは許さん」とか
さんざん言いまくっておいて、こうも簡単にコロッと心変わりするなんて…なんだってんだ一体…

その辺の豪炎寺父の心境について、まったく描写がなかったのは正直不満ですねえ。これだけ引っ張ってきた問題なんだからさあ
しかし次回予告に関して言えば、染岡さんとお嬢のダブル帰還という頭がフットーしそうだよおっな内容だったので
とにかく今は来週に期待したいと思います。次回に続く!


・次回でようやく染岡さんとお嬢がひさしぶりに登場しますね
 


(C)鳥山明/集英社

染岡さんだ!染岡さんが
やってくるぞーーっ!!
かならずやってくると思っていたぞ!!
待たせやがって!!
(えー

次回いよいよ染岡さん&お嬢登場!!うおおおおおあああああおおおおおおお!!
や、やっと…やっとだよ…やっと俺の好きな二人が帰ってくるよ!しかも二人同時にだなんてこいつは嬉しすぎる!
もうこの予告だけで早くもテンション
MAXですよええ、しかしよくよく見てみると吹雪が松葉杖ついてるのが気になるな…
もしかしてケガした吹雪と入れ替わりに染岡さん参戦ってことなんだろうか…マジかよ吹雪…
「ごっめーんちょっと衆議院内閣委員会でコケただけだから」とか
それぐらいのジョークで済ませてくれると
いいんだが:;y=_ト ̄|○・∵.






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