■イナズマイレブン 第83話「たちあがれキャプテン!」
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《さあ後半戦!ここでイナズマジャパン、本大会初出場となる不動を入れてきた!
2対1で韓国優勢、現在鬼道は治療中!10人で挑む日本ですが、
この不動が逆転の起爆剤となるか!?》
前回いよいよピッチに立つこととなった日本の最終兵器・あきおちゃん。
10人というハンデもなんのその、初めて活躍の場を与えられて相当にハッスルしているようです
というか鬼道さんは交代じゃなくて治療中で、この後まだ復帰の余地はあるみたいですね
前回「鬼道に代わって不動!」とか書いたのは俺の記憶違いだったのか、なんか色々とすまん:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ククククッ…見せてやるぜ…!不動明王のサッカーをな!!」
「行かせるかぁ!」
「(くるっ)」
どどどどどど
「えっ、え…!?ど、どういうつもりッス!?」
《ああっ!?な、なぜか不動、自陣に戻っていく!》
ってええええええ!?な、何やってんですか不動は!?「見せてやるぜあきおちゃんのサッカーをな!」とか言い出した次の瞬間、
ドリブルしながら突如くるっと背を向けて敵から逃げ出してしまいました
何やってんのーーー!?
何をトチ狂ったか、そのまま味方ゴールに向かってずんずんドリブルしまくる不動!ア、アホか!
あきおちゃん流のサッカーとは自殺点を入れることなのか!?他の仲間達はこの行動がまったく理解できずに困惑してしまいます
「はあーっ!!」
ドッバアアアアン!!
「ぎゃああーーっ!!」
《ああああ!?こ、これは前代未聞!
不動、味方DFにボールをぶつけて敵をかわしたあーっ!!》
何してんだよォーーッ!?オメーーーーッ!?
な…なんじゃそりゃー!!なんと不動、壁山に思いっきりシュートをブチかましたかと思うと、ボールを大きく跳ね返らせて敵の選手を突破!
なんつームチャクチャ!人を人とも思わぬプレー…っていうか、そもそも味方のゴール前までドタドタやってきておいて
「やったー敵1人抜いたぜー!」とかやってもなんの意味もないじゃないですか!敵のゴールまでどんだけ離れてんだよ!
ドッバアアアアン!!
「ぐああーっ!!」
「み、味方にあんなボールを…!?」
その後もチームメイトに次々ボールをぶつけまくって敵陣に切り込んで行く不動!あまりにもデタラメすぎる!
これじゃ仲間の体がいくつあっても足りません、そんな様子に敵のチェ・チャンスウですら「味方にぶつけるとかないわ〜」と
すっかり引いてしまったようです(えー
「こっちだ!不動!」
「うおおーっ!」
「不動!なんでパスをしない!?」
ぱしーん
「…」
《あーっと不動!シュートに行くも、キーパー・ジョンスにあっさりと止められてしまったーっ!》
「ちいっ!」
さらにゴール前までやってきたものの、「パスをくれー!」と言うグランを無視して自らシュートに行く不動!
しかし不動には必殺シュートなんてものはないので、普通のへっぽこシュートをぱしーんと打って簡単に止められてしまいます
完全に一人相撲じゃねーか! さっきから全部のプレーが結局プラスになってないよ!
うーん…そういえば不動は、選考試合の時も武方勝のしょぼいシュート相手にオフサイドトラップ決めて得意になったりとか、
ド素人の飛鷹相手にループシュートして得意になったりとか(しかも入ってない)、
一見活躍してるように見えて実は何のプラスにもなってないプレイを連発する奴でしたね…
「不動明王流のサッカーを見せてやるぜ!!」っていうのは、つまりそういうことだったのか…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「パスを回せ!不動!」
「うるせーなぁ!!熱くなんなよ風丸クン、
そんなにボールが欲しいなら俺から奪い取ってみるんだなぁ!」
「なんだと!?」
「やめるんだ!仲間同士でいがみ合ってる場合じゃない!」
さらに今度は「ボールは俺一人のもんだー!」と一切味方にパスを出さずにボールを独占する不動!
パスをよこせと風丸がさんざん怒鳴りますが、「欲しけりゃ自分で取れば?」と逆に風丸を挑発する有り様です
そして結局はまた自分でシュートを打って止められる不動…一体何がしたいのか…風丸たちの怒りはどんどん膨らんでいくばかりです
「必殺タクティクス!パーフェクトゾーンプレス!!」
シュゴオオオオオオ!!
「ちぃっ!」
「不動!それを破るには、そいつらの頭を越すパスを出せばいいんだ!」
「うるせぇーっ!」
「ふっふっふ…あなたではパーフェクトゾーンプレスは破れませんよ!」
バッシイイイイン!
「ぐああーっ!」
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駄目だこいつ…
早くなんとかしないと…(えー |
(C)大場つぐみ・小畑健/集英社 |
ふ…不動使い物にならねー!!なんと今度はすでに誰もが攻略法を知っているパーフェクトゾーンプレスにまんまと引っかかるハメに!
「パスで相手の頭を越せばいいじゃん」と、すでに不動以外の日本メンバーには誰にも通用しなくなっていたパーフェクトゾーンプレスですが
「やだやだ!俺は絶対パスなんかしないもんね!」と変な意地を張った不動は、結局あっさりボールを奪われるという醜態を…
やっぱり不動は日本の最終兵器にはなれなかったか…どう考えても、単に交代メンバーが足りなくなったから
ベンチの残り物をしょうがなく出したって感じだわ…(えー
《また不動にボールが回ったーっ!》
「ふふ…お前らとの遊びの時間は終わりだ!でぇぇぇい!!」
パシイイイン!
《ああっ!?なんと不動!この試合初めてのパスだ!》
「くっ…!どこに蹴ってるんだ!」
《だが風丸追いつけなーい!パスミスだぁ!》
「ちっ!しっかりしやがれ!」
ところがその時、一体どういう心境の変化なのか、今まで「絶対出さないよ!絶対出さないよ!」と言い続けていたパスを突然放った不動!
しかし仲間との呼吸はてんでバラバラ、俊足の風丸でもボールに追いつけずにまったくパスが繋がりません
「ふん!」「お、追いつけないッスよ!」
「ふん!」「うあっ…!」
《不動のパスはことごとく通らなーい!》
「いい加減にしろよ!!何やってんだバカどもが!!」
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人のせいにすんなー!!(えー
その後もなぜか急にパスを出しまくるようになった不動ですが、
仲間達はまったくボールに追いつけずに攻撃のチャンスは潰れるばかり!不動のパスが悪いのか仲間の飛び出しが悪いのか…
どちらにせよ、日本の攻撃のリズムはすでにメチャクチャ。これでは得点なんていつまで経っても期待できそうにありません
「今のパス…いつもの壁山達ならきっと追いついてる。それなのにどうして…」
「ああ…これは…」
「そうか…不動は闇雲にパスを出していたわけじゃない!
敵の動きも味方の動きも分かった上であんなパスを…
でもみんなが不動を信頼しないせいで、いつものプレーができないんだ!」
とその時、ベンチから試合を見ていた円堂はパスが通らない理由を発見!
「そうか!パスが繋がらないのはみんなが悪いんだ!」てなことを言い出しますが…
お、おいおい、今日これだけ不動に試合をメチャクチャにされて「不動を信じない奴らが悪い」ってそんな無茶な!
最初から不動が普通にプレーしてりゃよかったのに!仲間にボールぶつけたり、「パスなんて出してやんねー」とかやったりするから
風丸達も頭に来ちゃったんじゃないですか!
(C)ちばあきお/集英社
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そうよ頭に来てなにが悪い!?
俺は仏さまじゃねえ!
俺だって不動のことを考えて
何度も我慢したんだ!!
しかしものには限度ってものがあるんだ!!(えー |
「このままでは日本は間違いなく負ける。どうする?円堂…」
「…」
(くそっ…!これ以上カッコ悪いところは見せらんねえ…!スズメ達のためにも!)
(飛鷹…もしかしてミスを恐れて、ボールを恐がってるのか…?)
(くっ…覚悟は決めたはずなのに…どうして父さんのことを思い出しただけで
シュートを外してしまうんだ!俺は…円堂たちを世界に送り出すんじゃなかったのか…!)
(豪炎寺…みんな焦ってる…全員がちぐはぐで、どう動いていいか分からないんだ…)
さらに問題は不動のことだけではありません、気負いすぎてまったく実力を出せていない豪炎寺や飛鷹…
円堂もここにきてそのことに気づいたようで、今のイナズマジャパンがいかにバラバラかということを実感してしまいます
試合前はそれに気付かず「俺達は勝てますよ監督ー!」と言ってしまったから、
監督にキャプテン失格の烙印を押されたってことみたいですね
「監督!俺…俺は…世界で戦うために、自分を鍛えることばかり考えていました…
そのせいで大事なことを忘れていたんですね、みんなを…チームを見るってことを!」
「分かったようだな円堂…自分のやるべき事が。
なら行ってこい、あいつらを世界の舞台に連れて行ってやれ!」
「はい、監督!」
そしてついに自分が忘れていた要素に気づいた円堂は、監督に背中を押されてフィールドへと帰還!
むう…実際円堂の一期での役割っていうのは、自分より仲間の悩みを察して力になってあげるってことだったんですよね
染岡さんも壁山(イナズマ落としの時)も鬼道さんも風丸もお嬢も…誰かが悩んでる時には円堂がスッと横に現れて、
それを解決するのに一役買ってくれたという…最近じゃそういう場面はめっきり見られなくなっちゃいましたね。
この間豪炎寺に「サッカーやめるなんて嘘だろ!?なあ!」って詰め寄った時も、一期の円堂だったらもっと上手く接してたと思うんだけどなあ
あのシーンって、以前風丸が「陸上やめるなんて嘘でしょ!?ねえ!」って
宮坂にギャーギャー言われてた場面とすごいダブって見えたんだが…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
一期の円堂はそんな宮坂と対照的に描かれてたんですが、今じゃすっかり同類になっちゃったな…いつからこうなったんだ円堂
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「立向居勇気に代わって、円堂守!」
《さあいよいよイナズマジャパンの正ゴールキーパー、円堂守の登場です!》
「みんな、勝ちたくないのか?」
「なっ…勝ちたいさ…!俺達は勝ちたいからここにいる!だけど…!」
「…」
「風丸、よく見るんだ!不動の言葉じゃなく、不動のプレーを!分からないのか?
あいつは自分だけじゃない、お前達を生かしたプレーをしようとしている!」
「円堂…!いくらお前がそう言ったって…
あいつは誰にも届かないパスを出してきた!あれは嫌がらせだ!」
「ボールは嘘をつかない!パスを受けてみれば全て分かる!」
そしてフィールドに出てきて早々、「勝ちたいならもっと不動を信じるんだ」と風丸達に告げる円堂。
しかし風丸は「勝ちたいに決まってる、なのにあのバカが足を引っ張るから」と明らかに不動を嫌悪する視線を向けてしまいます
そんな風丸に円堂は、言葉よりもプレーに注目すれば不動のことが分かると説得しますが…
あかん…見れば見るほど信用できなくなっていく…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
すいませんキャプテン…言う通りにしてみたけど、やっぱりこれを信用しろなんてのは無理な話ですよ!
パシイイイッ!
《不動から鬼道へのパス!今度は通るかーっ!?》
「ふううううんっ!!(ぱしいっ)もっと強く速いパスで構わない!」
「なっ…不動は気づいていたのか…?鬼道があのパスに届くはずだと…」
「俺達が届くように、ちゃんと計算されてたんッスね…」
「そ、そうか…!不動が一人で攻め込んでいたのも、
敵のデータを頭に入れて完璧なパスを出すためだったんだ…!」
そして円堂と一緒に試合へと復帰した鬼道さんですが、風丸達に手本を見せるように鮮やかに不動からのパスをキャッチ!
それを見た風丸達は、「そ、そうか!一見デタラメな不動のプレーには、実はこんな考えがあったんだー!」と
不動に対する認識を改めることに…つーか不動まで瞳子采配の申し子なのかよ!もう勘弁してくれよ!(えー
「「キラーフィールズ!!」」
「「竜巻落とし!!」」
ズッバアアアアン!!
《ゴォォォール!!風丸・壁山の連携シュート炸裂ーっ!イナズマジャパンついに同点!》
その後も周囲の敵を一気になぎ倒す新技・キラーフィールズかっこいいなーとか
超次元スカイラブハリケーンって感じの新技・竜巻落としかっこいいなーとか、色々言いたいことはあるんですが
とりあえず監督と不動のダブル瞳子采配で俺のストレスがマッハなので今日の感想はこのへんで:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン 次回に続く!
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