■イナズマイレブン 第95話「絶体絶命!イナズマジャパン敗北!?」
《たたみかけるジ・エンパイア!攻撃の手を緩めませんっ!》
「ヘルファイアァァッ!!」
ギュボオオオオオ!!
(く…!こうなったら未完成でも…魔王・ザ・ハンドに賭けるしかない!)
「魔王・ザ…ぐわー!!」
ズッバアアアアアン!!
立向居のことはあきらめよう…(えー
前回ムゲンザハンドがまったく通用せず、アルゼンチン相手に手痛い先取点を許してしまった立向居。
「いいもんね魔王ザハンド使うから」と今回は趣向を変えてみたものの、やはり所詮は未完成技…
またしても相手のシュートはまるで防げず、あっと言う間に2点目までも奪われてしまいます
《ああっと豪炎寺、ボールを奪われましたぁーっ!!》
「来るぞ!立向居!」
(これ以上点はやれない…!でも…どうすればいいんだ…!?
ムゲンザハンドじゃ止められないし…魔王ザハンドでまた同じ失敗をしたら…!)
「う…ううっ…!」
そんな中、またまたボールを奪われて攻め込まれてしまう日本!
そこから再びアルゼンチンにシュートチャンスが訪れますが、すでに立向居の精神状態はガタガタ…
無限でもダメ、魔王でもダメ、何をやってもダメ…そんな思いにとらわれて、すっかり萎縮してしまっているようです
「怖がってんのか!!」
「えっ!?」
「失敗したっていい!お前の全部をぶつけるんだ!」
(お…俺の全部を…ぶつける…?)
「ヘルファイアァァァッ!」
ギュボオオオオオ!!
「これが…これが俺の…全部だぁぁぁっ!!」
「魔王・ザ・ハンド!!」
ドバッチイイイイイン!!
とか思ってたら割とあっさり復活キター!!(えー
あれだけ精神的に打ちのめされていた立向居ですが、飛鷹からの檄を受けた瞬間に再び闘志が復活!
こうして必殺の魔王・ザ・ハンドを完成させ、ついに相手の必殺シュートを打ち破ったという…
うーむこれが魔王かぁ。確かに魔神さんより凶悪度が増したツラがまえで魔王と呼ぶにふさわしいですな
とは言えこんなまがまがしい技を、なんでスタッフは立向居にあてがったのかつくづく分からない:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「や、やったでヤンス!」
「すっげーぞ立向居!完成したんだよ必殺技が!」
「は…はい!飛鷹さん!ありがとうございました!」
「ふん…キャプテンなら、ああ言うと思ったからな」
ともかく助言をくれた飛鷹に頭を下げる立向居ですが、飛鷹はぶっきらぼうに「円堂ならああ言うと思った」と…
うん、思ったっていうか実際そう言われましたもんね飛鷹さん(えー
韓国戦の時に「何を怖がってるんだ!失敗したっていいじゃないか!今の自分を全部プレーにぶつけてみろよ!」ってね…
というか本当に円堂と同じセリフしか言ってねえな飛鷹さん:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン ああ見えて意外とマニュアル人間なんだろうか…(えー
「な、なんだ、このフォーメーションは!?」
《あれはジ・エンパイアの必殺タクティクス…!アンデスのありじごくですね!?》
ともかくこれで日本の反撃ターンがやってくる…かと思いきや、ここで必殺タクティクスを使いまだまだ主導権を渡さないアルゼンチン!
その名もアンデスのありじごくだそうですが…1人相手に7人がかりのディフェンスだとォ!?
どんだけトチ狂ったタクティクスなんだよ!ともかくドリブルしている相手の周囲を流砂に変えてしまう技のようです
見た目からするとドリブルを封じる技なんでしょうか?まあこんな状況じゃ仲間にパスを出すしか…
「あれじゃあパスができないわ!?」
Σ(゜д゜;)!?
え…ちょっ…これって…パスの方を封じる技だったの!?
「ちくしょうドリブルするしかねえ!」っていう状況に追い込む技なのかよ!わ…分かんねえー!
そんなわけでやむなくドリブルしていく豪炎寺ですが、アルゼンチンの皆さんも「のりこめー^^」と自軍ゴールに向かって
バタバタ走ってる姿がものすごいバカに見えます(えー
一体何がしたいんだアルゼンチン…
《豪炎寺、なんとかドリブルで上がっていきますが思うように進めませんっ!》
「なるほどそういうことか…!ジ・エンパイアは、ドリブルで進ませながら
テレスの正面に誘導しているんだ!
まるでアリ地獄にはまったアリを引きずり込むように…」
「く…爆熱スクリュー!」
「アイアンウォール!!」
バッギイイイイイン!!
「クク…残念だったなぁ?」
って、ここで「そういうことだったのか!」と毎度おなじみ鬼道さんの解説コーナーが開始!
どうもアンデスのありじごくを受けている最中は、流砂に足を取られてドリブルの方向を変えられてしまうようで、
「ちくしょうこっちに行きたくないのに…」とドリブル方向を操作された結果、テレスの待ち受けている場所へ誘導されてしまうという…
なんて回りくどい作戦なんだ…(えー
こんな作戦のために8人がかりとか正気かアルゼンチン:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
《イナズマジャパン、攻め続けますがジ・エンパイアのゴールが割れません!》
「本当にこれで良かったのか?久遠…」
「ええ…今までのイナズマジャパンは、
鬼道が作戦を立案し、円堂が精神的支柱となることで強くなってきた…
だがそのことで、無意識のうちに2人に頼ってしまっている。
2人に頼っている限り、たとえこの試合に勝てたとしても…」
「イナズマジャパンは世界の頂点に立つことは出来ない…?」
「ええ…彼らが自らの力でこの窮地を乗り越え、あの必殺タクティクスを破らぬ限り…」
一方で、運営サイドの罠にはまってスタジアムとは別の場所にいた久遠監督は…
なんと急いでスタジアムに迎えばなんとか間に合うっぽい雰囲気なのに、あえてここは選手達だけに試合を任せる気のようです
そう、すべては日本メンバーを円堂や鬼道さんから自立させ、今後のチーム力をより一層アップさせるため…
…って、円堂から自立しないとダメ…ですか。ええと、それについてはこの間のチームK戦で
「僕は円堂がいないと影山の呪いにまったく勝てません!!」と豪語したアンポンタンが
いるんですが、監督さん彼にも何か言ってやってください:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
というかこういう話の流れにするんなら、鬼道さんは絶対に影山の呪縛を自分の力で乗り切るべきだったよな…
なぜああも「円堂守がいる未来が俺の未来そのものなんだー!」なんて言わせる展開にしたんだ…
この試合に出てない鬼道さんこそが、円堂にあまりにも頼りすぎてて自立どころじゃないんだが…(えー
「要するに…あのテレスが取れないところから、シュートが撃てればいいんだろ?」
「俺達に任せて欲しいでヤンス!」
「豪炎寺さんたちは待っててくださいッス!俺達がボールを持って行くッスから!」
ともかくそんなアルゼンチンの必殺タクティクス破りに動き出したのは、意外にも木暮・栗松・壁山の1年生トリオでした
相手の狙いがテレスの正面にシュートを撃たせる事だというなら、あらかじめ豪炎寺たちをテレスの守備範囲外に配置しておき、
そこまで木暮たちがボールを繋げていく気のようですが…
しかし、パスを封じられて一定方向へのドリブルを強いられるあのタクティクス相手に、一体どうボールを繋げるつもりなのか…?
《木暮がドリブルで上がっていきます!しかしまたも囲まれましたぁーっ!》
「ぐぐ…!お前らなんかに取られるかよぉっ!壁山!」
バシイイイッ!
「絶対に持っていくッス…!豪炎寺さん達のところへっ…!栗松!」
バシイイイッ!
「ちっ…!もっと中だ!」
「ま、負けないでヤンス…!右でヤンス…!右へ行くでヤンスゥゥッ!」
そんな1年生トリオの策とは、とにかくめっちゃがんばってドリブルして
めっちゃがんばってパスするというものでした。ゲェーッ!?
どうやって行きたい方にドリブルするかと思えばひたすら根性ド根性!?まさかこんな力技で突破するだなんて!
とはいえ確かに3人とも限界以上に奮闘しております、木暮はアクロバティックなボールさばきからパスを繋げ、
壁山もその巨体で宙返りまでしてパスを繋げ、栗松も少しでもテレスから距離を取ろうと粘りに粘っているという…
そしてついに、栗松から豪炎寺へと絶好のシュートチャンスとなるラストパスが!
「お前達が繋いだこのボール…!無駄にはしない!!」
「豪炎寺君!虎丸君!新必殺技だッ!!」
「「「グランドファイア!!」」」
ゴッバオオオオオオン!!
そして唐突に新必殺技キター!!いつの間に開発したんだそんな技ー!
なんとここで豪炎寺達が放ったのは、グラン・虎丸・豪炎寺が一体となって放つ大技・グランドファイア!
「ちくしょーアイアンウォールさせろー」と走ってきたテレスを簡単に吹き飛ばし、キーパーへと向かっていきますが…
それにしてもグランドファイア…ひとつこの技に物申してもいいでしょうか
どうしてイグニッションしないのッ!?どうして!?どうしてなの!?なぜイグニッションしないのッ!?
なぜイグニッションしないのよオオオオオオオオオ(えー
・グランドファイアが何か地味…ゲームではあったイグニッションが消えてるし
・今日のイナズマは主に作画が残念でしたが…ゲームのグランドファイアは格好良いですよ!イグニッション!
そう、このグランドファイアってゲーム版では
「「「グランドファイア!!イグニッションッ!!」」」ってセリフになってるんですよね
表示される技名は「グランドファイア」なんですけど、きっと技名が長すぎて表示し切れないだけで、
正式名称はグランドファイア・イグニッションに違いないとユーザーの間では囁かれていたんですが…
アニメ版ではご覧の通り、豪炎寺のイグニッションはどこかに消えてしまいました
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なぜ
こんなことに
なってしまったんだ(えー |
(C)真船一雄・円谷プロダクション
/講談社 |
絶対イグニッションあった方が格好いいだろ!グランドファイア・イグニッションって、イナズマの他の必殺技とは明らかに毛色が違う名前だけど
無失点記録を粉砕するための特別な必殺技って意味じゃ、印象深くて好きなネーミングだったのに…
イグニッションがないグランドファイアなんてグランドファイアやない!生焼けや!生焼けファイアやこの技は!!(えー
「任せろテレス!ミリオンハーンズ!ぶわー!!」
ズッバアアアアアン!!
《決まったあああーっ!!イナズマジャパン、無失点を誇るジ・エンパイアから
ついに1点をもぎ取りましたあーっ!!》
ゲェー!?テレスが吹っ飛んでようやく出番をもらえたアルゼンチンGKですが、
なんと繰り出した技はできそこないムゲンザハンド!(えー
おま…これって立向居がムゲンザハンドの完成形が分からずに、「うーんどういう技なんだろうこれでいいのかなー」って
迷走してる時に試してた奴にそっくりじゃねーか!テレスが鉄壁すぎるだけに、GKは大したことないだろうとは思ってましたが…
まさかできそこないムゲンザハンドの使い手だったとは…(えー
ま、まあキーパーがザコなら好都合、
あとは同じようにテレスさえ避けてしまえば、点なんか取り放題ってわけですね
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「勝てるぞこの試合!必殺タクティクスさえ破ればこっちのものだ!」
「よーしみんな!一気に逆転だぜェー!!」
「「「おおー!!」」」
ピッピッピイイイイイイ!!
《ここで試合終了のホイッスルーっ!!ジ・エンパイア、2対1で勝利です!!》
「「「(ずがーん)」」」
な、なんじゃそりゃあああああああああああ!!
こ…こ…ここで試合終了だとぉぉぉぉ!?染岡さんが「よーし一気に逆転だぜー!」って意気込んだら次の瞬間に試合終了って
何コレ!?ギャグ!?ズコーッて全員がずっこけるようなタイミングで試合終了だなんて!
え、えーと…なんかものすごく釈然としない展開ですが、ともかくこの試合はイナズマジャパンの敗北で終わってしまったようで…
「はぁ…負けちゃったでヤンス…」
「みんなぁー!!」
「あ…キャプテン…」
「すまない円堂…勝てなくて…」
「ん?元気出せよ!決勝トーナメントに行けなくなったとは、
まだ決まったわけじゃないんだしさぁ!」
そんな敗戦ですっかり落ち込みムードの日本メンバーですが、そこに「あれあれ?1敗くらいで何そんな気にしてんの?」と
なんとも脳天気な様子でやってきた円堂が…ってお前が一番それ気にしろやあああああああ!!(えー
元気出せっておい!元はと言えばお前らが練習中にノコノコ外をほっつき歩いてるからこんな事になったのに、元気なんか出るかボケ!
・試合に間に合わなかった円堂達と、監督はまず謝るべきだろ…ダークエンペラーズの時といい、謝らない奴が多すぎだろイナイレw
まったくその通りですな…この場面で円堂が謝らないってのはどう考えてもおかしいですよ
それどころか豪炎寺に謝らせて、「元気出せよ(笑)」って円堂が許してやる立場って一体なんなんだ!お前何様だよ!
それでも「ヒャアー円堂様ばんざーい!!」って円堂マンセー状態になってる仲間達がもうね…
なんか円堂って二期・三期になってからはうさんくさい教祖様状態になっちゃってるよなあ
一期の頃は、見てて自然と尊敬してしまうような人格と言動の持ち主で、こんな空気読めない事をする奴じゃなかったんだが…
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なぜ
こんなことに
なってしまったんだ(えー |
(C)真船一雄・円谷プロダクション
/講談社 |
チームK戦といい、なんかこう「もうちょっと面白くできるだろ…」って内容が続いてるなあ…次回に続く
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