■イナズマイレブン 第109話「天空の使徒!」
「はあ、ふう、はあ…!待ってろリカ、すぐに助け出してやるからな!」
「何をしに来た?ここは下界の人間が来るべき所ではない。すぐに立ち去るがいい」
「何が立ち去るだ!仲間を取られてこのまま黙って帰れるかよ!」
「さあリカを返してもらおうか!」
「それは出来ない。あの方はライオコット島に平和をもたらす捧げ物だ」
「捧げ物…!?」
「は、放せ!放せっちゅうてるやろ!」
さて前回、リカと春奈が攫われたことで、二手に分かれてその救出に向かった円堂たち…
今回は2チームのうちの円堂サイドが描写されているようですね、リカを助けにヘブンズガーデンへ来た方のチームであります
ちなみに捕われのリカはというとインなんとかさんのコスプレをさせられていました(えー
おいおい…まさか天空の使徒の正体はただのアニオタコスプレ集団とか言わないよな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「このお方には、千年祭で復活する魔王の花嫁になっていただく」
「ま、魔王の花嫁!?」
「”千年祭にて復活せし魔王、伝承により選ばれし者を娶り、再び深き眠りにつく”…」
「こ、こいつら…リカを花嫁にして魔王を封印するつもりなのか!?」
「それじゃ、魔界の民が音無をさらって行ったのも…!」
「否!奴らが求めているのは生贄だ!野蛮なる魔界の民は、
魔王に生贄を捧げることで悪の力を巨大化させようとしている…」
「野蛮…?お前らがやってる事も同じだろうがァ!!」
「魔界の民が生贄を手に入れた今、魔王を封印するには花嫁を捧げるしか術はないのだ…!
さあ儀式の邪魔だ!すぐにこの地から立ち去れ!」
そして天空の使徒リーダー・セインの話によって、リカと春奈が攫われてしまった理由もハッキリしました
天空の使徒がリカを攫ったのは、魔王が復活した時ふたたび封印を施すため、
魔界軍団Zが春奈を攫ったのは、魔王が復活した時その力を強大にパワーアップさせるため…
ううむ、こいつらって敵対勢力なのかなとは思ってましたが、本当に真逆の目的を持つ因縁の敵同士なんですね
その割には前回あっさりお互いの人質持って行かせちゃった気もするけど(えー
天使も悪魔も相手が人質持ってっちゃうと超困るんだから、もっと必死に妨害しろよなお前ら…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「リカは必ず連れて帰る!魔王の花嫁なんかにさせはしない!」
「ならば仕方ない…我らの力で下界に叩き落とすまで!
天空の神が我らに与えし力、思い知らせてやる!」
しかし天空の使徒にどんな事情があろうと、「そうですか分かりました」とリカを犠牲にするわけには行かない円堂たち…
力づくでもリカをここから連れ帰るべく、天空の使徒とサッカーバトルで白黒つけることにします
ピッピイイイイッ!!
「は、始まった…!」
「(ぱしっ)よし…!」
「行けぇ!そのままゴールまで持ち込むんやー!」
ズバアッ!
「なにィ!?」
「あ、あぁ〜あ…いきなり取られてるやん…」
そ、染岡さーん!!(泣) あ、ああ…キックオフと同時に早速ボールを受けた染岡さんですが、
いともあっさり敵にボールを奪われてしまい攻守交代!
「チッあの染岡のうすのろ野郎」とリカごときに呆れられてしまうのがなんとも歯がゆいです:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
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「この島の平和を乱す下界の人間ども…!天空の裁きを受けるがいい!
ヘブンドライブ!!」
ギュゴバオオオオオオオ!!
ってなんかいきなり大技キター!!なんだこれは!ボールを奪ってすぐに必殺シュートをぶっ放したセインですが、
見た目からして明らかにこれまでのシュートとはレベルが違う驚異の破壊力!
こんなシュートをイジゲンごときで止められるわけがないぜ!(えー
「イジゲン・ザ…ぐわー!!」
ズッバアアアアアン!!
ああ…うん、分かってた、分かってたよ、うん…(えー
やはりと言うかなんというか、ヘブンドライブに手も足も出ずあっさり破られてしまったイジゲン。
一応これでも前々回イジゲン改にパワーアップしたばかりなんですが、
やはりそんな付け焼刃の強化をしても結局イジゲンはイジゲンだったか…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あああ…神様、お願いやからウチを見捨てんといてや…」
「(ぱしっ)よし…!」
「あ、あかん!取られる!」
ズバアッ!!
「渡すかぁーッ!!」
「え!?や、やった!抜いたでーー!!」
って、な、なんと!再び日本ボールからのキックオフとなり、さっきとまったく同じシチュエーションでボールを受けた染岡さんでしたが…
そんなねむっちまいそうなのろいディフェンスでこの染岡竜吾が倒せるかァーーッ!!と
今度は華麗なドリブル突破で切り込んでいく染岡さん!やるじゃないですか!
染岡さんにまったく期待してなかったっぽいリカもこれには大はしゃぎして喜んでおります(えー
そして染岡さんの繋げたボールから、絶好のシュートチャンスを得たエドガーが猛然と走り込んでいき…
「レディは私がこの足で救うッ!!」
「行け!エドガー!」
「エクスカリバー!!」
「ホーリーゾーン!!」
バッチイイイイイン!!
「と…止めやがった!?」
「ヘェ…まぐれとは言え、シュートまで持っていくとはちょっとはやるじゃない。
ま、あの程度のシュートじゃホーリーゾーンは破れないだろうけどね」
「くっ…!」
「くぉらぁエドガー!なにがこの足で救うや!止められてるやんかーーっ!!」
ところがエドガーが渾身の力で放ったエクスカリバーを、いともたやすく防いでしまった敵キーパー!
ううむエクスカリバーが効かないとなると…今ここにいるメンバーで、エクスカリバーより強いシュートの打てる奴っていたかなぁ
クロスファイアもグランドファイアも皇帝ペンギン3号も使えないし…
考えられそうなのは、染岡さんとエドガーとの合わせ技でドラゴンエクスカリバーを再び使うことくらいか…(えー
関係ないんですけどこの敵キーパー、ヘアスタイルをよーく見てみると
どう見てもうんこです本当にありがとうございました(えー
「アイエル!こっちだ!」
「させるかぁーっ!!」
バシイッ!
「なに…!?」
「ナイスや木暮!」
「ちっ…ネネル!」
「リカは渡さない!ザ・タワーV2!!」
ドッバアアアアアン!!
「なっ!?」
「ええでええで!負けへんでぇーっ!!」
そしてその後は天空の使徒のインフレサッカーで円堂たちはボコボコに…されるかと思ったんですが、あ、あれ?
なんと意外にも天空の使徒とまともに渡り合い、0−1のまま互角の戦いを演じていた円堂達!
まさかザ・タワーキャーがまともに通用するなんて!(えー
何年ぶりだろうなザ・タワーがちゃんと効いたの…でも一方的なインフレサッカーより、これぐらいの試合の方が見ごたえあっていいですね
「フィディオ!」
バシイイイッ!
「よし!」
「フ…来い…」
そして塔子から前線へとパスが繋がり、シュートチャンスを得たフィディオがオーディンソードの体勢に入る!
オーディンソードはエクスカリバーよりも威力は上なのか…!?それにしても敵キーパーのこの余裕ヅラ、
オーディンソードが多少強かろうと、いとも簡単にはじき返してしまいそうな雰囲気です
「オーディンソード!!いけええーっ!!」
「フ…あぁん!?」
ズッバアアアアアン!!
って見かけ倒しかお前ーー!!だ…だっせええええーーー!!
なんだこいつ!おもっくそ余裕の表情でオーディンソードを迎え打ったかと思いきや、
技を出す暇もなくあっさりと吹っ飛ばされて1点献上!よええー!!
それにしてもこんなシュールなゴール場面が今まであっただろうか(えー
うんこ頭くん…思わぬ形で印象に残るキャラになったな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「…愚かな下界の民め…!我ら天界の民の本当の力…思い知るがいいッ!!」
ドドドドドドド!!
「な…!?あ、あかん!押されっぱなしや!」
「く…!このままじゃディフェンスが破られるのも時間の問題だ!」
「くそぉ…!お前らなんかに仲間を渡してたまるかよォーッ!スーパーしこふみ!」
「ひゃーひゃっひゃっひゃ!」
「はぁっ!?」
ところがオーディンソードで同点に追いついたその時、「調子こいてんじゃねーぞコラァ!!」とついに本気モードで反撃を開始した天空の使徒!
その怒涛の攻撃でみるみるうちにイナズマジャパンのディフェンスは崩されてしまい、土方がスーパーしこふみで迎撃しようとするものの
そんな程度の技はクソの役にも立ちません(えー
スーパーしこふみ…この技って確か、前にも普通のドリブル止めようとして抜かされてたよな…
今までただの1度も役に立ったことがないんですが、なんでこんなによえーんだこの技は…
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「これで終わりだ…!下界へ堕ちるがいいッ!!ヘブンドライブ!!」
ここで再びヘブンドライブキター!!お、終わった!これが放たれてしまってはもう円堂じゃどうにもならないな…
仮にイジゲン改を真イジゲンにパワーアップさせたところで、とても防げるとは思えません
こりゃ1点取られることは確実ですな…そうなるともう1度オーディンソードで点を取り返すしか…
「私に任せろォッ!!」
ズザザザァッ!
「…!?エドガー!?」
(エクスカリバーは距離が長くなればなるほどパワーが増す!
そこにヘブンドライブのパワーを加えれば…!)
「う…撃ち返す気か!?」
「や、やめぇエドガー!そんな事したらアンタの足が!?」
「レディを守るために潰れるのなら…!この足も本望だァッ!!」
って、な、なにぃ!?なんとその時、「これほどの技イジゲンで止められるわけがないぜ!」と
凄い勢いで円堂の前に走り込んできたエドガー!なんとこの恐ろしいシュートをエクスカリバーで迎撃することに!
う、ううむ、確かに成功すれば逆転確実のヘブンエクスカリバーが発射されるでしょうが、
これほどの超パワーとなるとあまりに無理そうですが…撃ち返せるのかエクスカリバー!?
「エクスカリバアアアアーーッ!!」
ズギャギャギャギャギャギャ!!
「ぐ…ぐ…!ぐぅぅぅっ…!」
メ…キィッ!!
「ぐ…!!がああああああああーーーっ!!」
ゴッバオオオオオオオン!!
「な…!撃ち返しただとォッ!?」
やりやがったあああああああ!!エドガーすげえー!
あれほどの破壊力を持つヘブンドライブを、驚異の精神力でねじ伏せ見事にエクスカリバーで倍返し!
2つのシュートの相乗効果で恐るべき威力となったそのシュートはもはやうんこ頭ではどうしようもなく
ホーリーゾーンを軽く蹴散らし、イナズマジャパンに逆転の2点目をもたらすことに…
ピッピッピイイイイイイ!!
「か…勝った…?勝ったんだ、俺達勝ったんだぁ!」
「これでリカさんも魔王の花嫁にならなくて済むッスぅぅぅ!!」
ってそのまま勝っちゃったよ!まさかの初戦決着ですか!?これは予想外だったなあ…
てっきりエイリア編みたいに何度も戦うもんだと思ってたから…でもまあそういうインフレ展開より、こうやって一回ですっきり終わった方が
遥かに私としては好感が持てますけどね
「う…ぐっ…」
「エ、エドガー!大丈夫かエドガー!足折れてへんか!?」
「ええ…約束は果たしましたよ」
「や、約束って…」
そして今回最大の功労者エドガーも、足を痛めてはいますがとりあえずは無事のようです。よかったよかった
それにしてもエドガー、エクスカリバーを放つ直前に試合の残り時間をじっと見てた事からして、
さっきのは後先考えない無謀な行動じゃなくて、残り時間的に逆転の可能性はこれしかないと見ての最後の賭けだったんですね
エドガーの株急上昇っぷりが止まりません
ついこの間まで単なる嫌味なクソ野郎だったのが、まさかこれほどカッコイイ奴になろうとは…
「…負け…た…?なぜだ…力では圧倒的に上回っていたはずなのに…」
「なぜ…?そんなモン決まっとるやろ!サッカーっちゅうんはなぁ、
単なる手段なんかやない!魂と魂のぶつかり合いなんや!
どっちが上か下かなんて関係あらへんのや!お前らなんも分かってへん!」
「魂と…魂の…?そうか…そういうことだったのか…どうやら君達には礼を言う必要がありそうだな…
千年前、我らの先祖はサッカーで魔王を封印した…サッカーは魂と魂のぶつかり合い、
我らの先祖はその熱き魂で魔王を封印したのだ…君達のおかげで私の心は決まった、
魔界の民とはサッカーで決着をつける。そして魔王は、我らの熱き魂で封印してみせる!」
そして今まで円堂たちを敵視していたセインも、この敗北を機にずいぶんと友好的な感じになったようで…
これまでは魔王を封印するために「こうなりゃ人質を使うしかねぇ!」と思っていたセインでしたが、
ご先祖様のように熱き魂でも魔王を封印できるということに気づいたようです。なるほどこれはつまり…
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そういえば聞いたことがある…!
1万年前、最強の地縛神と戦った
伝説のシグナーも
バーニングソウルを持っていた!
バーニングソウルを持つ者は…
赤き竜の力を得て奇跡を起こす! |
♪バーニングソウル熱く燃やして嵐のように全てを蹴散らせ
フルスロットルで行くぜクリアマァァァァイン!!次回に続く:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
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