■ジュエルペット てぃんくる☆ 第1話「ルビーとあかりでドッキ☆ドキ」
 

宝玉獣ルビー・カーバンクルを土曜朝9時半に特殊召喚するぜ!!(えー
先週最終回を迎えたしゅごキャラに代わって、今週から始まったのがこのジュエルペット・てぃんくるです
ジュエルペットというとつい最近まで日曜朝9時半に放送してましたが、物語的にそれと関連性はあるんでしょうか?
日曜の9時半は別のチャンネルでワンピースがやってるので、ワンピを優先してた私はいまいちその辺が分かりませんが…

《魔法の国ジュエルランド。その女王ジュエリーナ様は、いつも優しく人間たちを見守っていました》

「いとおしい人間たち…夢と希望に溢れて生きている」

「けれど人間は、悩んだり苦しんだりする事も多いようです」

「…」

ぽよんぽよんぽよんぽよん

「あなた達は宝石の瞳を持つジュエルペット、人間を愛するために生まれました。
 さあ、魔法を学んで人間たちを幸せにするのです」

とりあえずこのてぃんくるの物語は、ジュエルランドという国の女神的な存在・ジュエリーナ様がジュエルペットを生み出すところから始まります
なんというかジュエルペットは、人間のお助けマンみたいな意味で生み出されたんですね。ありがたやありがたや
そしてジュエルペットは目がルビーやらサファイアのような宝石をしていて、魔法を使える動物とのことですが…
目玉が宝石…そのうち悪人に目をつけられて「ぐっへっへこいつの目玉は高く売れるぜぇ」って
目ん玉くり抜かれそうになるとかドス黒い展開がありそうで恐い設定だな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「えー、我が校はジュエルペットと人間、すなわちレアレアが心を一つにして魔法の勉強をする場所である。
 ジュエルペットとレアレア、お互いが仲のよいペアとなり魔法の腕を磨くように。
 えー、思えばジュエリーナ様がお作りになられた我が校の歴史もなんたらかんたら」

そしてジュエルペットを生み出した後は、それに魔法を教えるための学校を設立したジュエリーナ様。しかし、その中に魔法がドヘタで
入学できなかった落ちこぼれのジュエルペットが…それが主人公のルビーです。なんだかゼロの使い魔を思い出す設定ね
それとジュエルペット達は人間のことをレアレアって呼んでるっぽいです。ケロロ軍曹達が地球人をポコペン人って呼んでるようなもんかな

「ううむ…ではこうしよう。ルビー、お前さんはレアレア界に行って自分でパートナーを探すんじゃ。
 もし心がピッタリ合う女の子を連れてこられたら、合格と認めよう。二人一緒に入学するのじゃ」

「はーい!早くレアレア界へ!!(どたどた)」

「あっ、お待ちなさい、今このジュエルポットの使い方を…」

「これを押すの!?(ぺちぺちぺち)」

ぼわんぼわんぼわん ← 飴みたいなものが出てくる

「はっ!?これは!?」

「それはレアレアドロップよ、レアレア界に着いたらお食べなさい。すると人間と言葉が…」

「素敵素敵ー!!他にも出るー!?(ぺちぺちぺち)」

「あっ、そ、それは…!」

どひゅーん

「あーれー!!」

それにしてもルビーの落ち着きのなさは異常  少しは人の話を聞けー!!
入学試験に落ちたルビーの救済措置として、心がピッタリの人間を連れてきたら合格という課題を与えた校長先生。
そして人間界へ行く前に、色々便利な機能を持つアイテムジュエルポットを渡されたルビーでしたが
話を聞かずデタラメにジュエルポットを操作しまくって、あっと言う間に人間界へすっ飛ばされてしまいます。なんてやつだ

しかしこんだけルビーに話の腰をボキボキ折られながら、丁寧に対応する説明係さんが凄い忍耐強いですね(えー
この人も魔法学校で働いてメシを食う立場なだけに、生徒(=お客様)には誠実な対応を求められるということか
どこの世界でもやっぱり大人は大変だな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《今日のアンラッキー星座は蟹座でーす!》

「ええ!?わ、私!?」

《不幸な出会いが、思いもかけない運命を導くかも!?》

「や、やだ…不幸な出会いって、今日始業式でクラス替えなのに…」

一方その頃、人間界でTVの占いを見てガクブルしていたのは、人間側の主人公・桜あかりでした
この不吉な占いは哀れにも的中してしまい、あかりは次の瞬間ルビーと出会ってしまうわけですが…
それにしても主役なのにFUKOの象徴と呼ばれるルビー半端ねえな(えー
普通こういうのって「今日のラッキー星座は蟹座です!素敵な出会いが思いもかけない運命を導くかも!?」って
逆に幸運の象徴として扱われるんじゃないですか!?それがいきなりFUKO扱いとはまったく恐ろしいペットだぜ

「うわー!素敵素敵ー!もう見つけちゃったー!心がピッタリ合うレアレアの女の子!
 絶対あかりちゃんだよー!」

「う、うわああああ!?ウサギが喋った!?」

「このジュエルポットに出る呪文を二人で唱えるの!
 そうしたら私とあかりちゃんは、一緒に魔法が使えるようになるんだよ!」

「ええ!?わ、私が…?」

そして早速あかりと一緒に、二人で呪文を唱えて魔法を使おうとするルビー。
ふむ…なんで課題の内容が「人間を連れて来ること」なのか疑問でしたが、
ジュエルペットはこうやって人間と一緒に呪文を唱えることで、未熟な魔法を補うことができるみたいですね

「じゃあ行くよ!輝くハートはルビーのしるし!」

「「ティンクルティンクルマジカルチャーム!ウィンクルウィンクルジュエルフラッシュ!」」

ぱあああああああ

「こ…これが…魔法…!?」

ってええええええ!?魔法っていうか変身の合図!?これって魔法少女モノのアニメだったのかよ!
な、なんと…前情報をまったく仕入れてなかったのでこれは驚きました。
なんだかひみつのアッコちゃんのテクマクマヤコンみたいで、どうやら生粋の魔法少女アニメってことのようですな
最近こういうアニメってほぼゼロに近かったような気がしますが、久しぶりにこういう王道な魔法少女を見た気がするな…

「輝くハートはルビーのしるし!」っていうのも、「イエローハートは祈りのしるし!」とかやってたフレッシュプリキュアを思い出しますね
しかしフレッシュプリキュアの仲間ってことになると、人間にFUKOを呼ぶ奴らを倒さなくちゃいけないから
とりあえずあかりは真っ先にルビーをぶっ倒す必要があるのか。まったくなんてアニメだ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


そんなわけで第1話としてはこんな感じでした。とりあえずキャラデザの可愛らしさが相当レベル高いので、
そこは私の中でもかなり高評価なんですが、やっぱり完全に女児向けに作られたアニメなのでね…
さすがに成人男性が見るのにはかなり抵抗ありますね
いや、プリキュアとかめちゃモテとかしゅごキャラとか夢パティとかレビューしといて今さら何ぬかしてんの?って言われるかもしれませんが
俺にだってなぁ!限界ってものがあるんだ!(えー
この「ティンクルティンクルマジカルチャーム!ウィンクルウィンクルジュエルフラッシュ!」は俺の恥ずかしさの限界を超えてしまった…
そういうことなんだ…なので次回からは感想書くかどうかは正直不明です。
OPの金髪子ちゃんとかかなり可愛いので、気になるところではあるんですけどねぇ


■ジュエルペット てぃんくる☆ 第2話「夢みるジュエルでドッキ☆ドキ!」
 

さて、前回あれだけ恥ずかしい恥ずかしいと連呼したジュエルペットですが、なんだかんだ言って今回も感想書いてしまいました(えー
だって絵が可愛すぎるからァー!やはりこのキャラデザインは恥ずかしさ以上にいいなぁと思ってしまうというか

・>ジュエルペット
 タイトルこそ2期チックですが設定はリセットされている模様です。またキャラデザも ななついろ☆ドロップスの方が担当されていたりと
 大きなお友達向けに変わった感じがします。 by コトハ

それと前回気になっていた「前作ジュエルペットとの関連性は?」という疑問ですが、そこらへんコトハさんから情報をもらいました。ありがとー
要するに登場するジュエルペットは前作と同じでも、完全なパラレルワールドで話の繋がりはないってことなんですね
ゾイドシリーズのアニメもライガーゼロとかバーサークフューラーとか、別作品で同じゾイドが出てくるけど乗り手や設定は別物っていう
構成なってましたけど、ジュエルペットもそれと同じと考えればいいみたいですね

「あかりちゃーん!魔法学校に行こうよぉ!早く早く!」

「ル、ルビー、私はまだ行くって決めたわけじゃないよ」

「どうして?魔法習うのきっと楽しいよ!」

「う〜…魔法学校に通うなんてやっぱり無理だよ…お母さんにどこ行ってるのって言われちゃうし」

さて前回、ルビーと一緒に恥ずかしい呪文で魔法が使えるようになり、ジュエルランドへ一緒に行こうと誘われていたあかり。
しかしあかりにはあかりの日常生活がある以上、そんな異世界の魔法学校で暮らすなんて気が進まないようです
ほう…この手のアニメにしては結構意外な判断ですね、異世界冒険ものの主人公っていうと大抵
「日常生活は投げ捨てるもの」くらいの勢いでホイホイ旅立っていくような連中ばかりなんで…(えー

「それなら大丈夫だよ!ほら!」

ピッキイイイイン

「え!?な、なに!?」

「あかりちゃんがジュエルランドに行ってる間、こっちの時間はすごーくゆっくりになっちゃうの!
 ジュエルランドから戻ってきても、すこーししか時間は経ってないんだよ!」

「そ、そうなんだ…?」

ところがルビーがジュエルランドへのゲートを開くと、こちらの人間界はほとんど時間が止まったような状態に!
このおかげでジュエルランドにどれだけ滞在してきても、こっちの世界ではほんの一瞬ぐらいしか時間が経っていないという…
おお、なんかこれは爆丸一期の設定を思い出すなぁ バトル中は周囲の時間が止まるっていうアレですよ
爆丸では時間を止められるのをいいことに、時間停止中にメシ作ったり、殴られそうになったのを時間を止めて逃げたりとか
色々やりたい放題やってましたなぁ。ああいうところも面白かったんですけど、その辺の設定をなくした二期ときたら…(えー

どさどさどさ

「きゃああああああ!?」

「わっ、な、なに!?」

「こ、こんにちわ…」

そんなわけで、「まあ普段の生活と両立できるなら」とゲートを通ってジュエルランドにやってきたあかり。
ところが、ゲートをくぐった先は上空何十メートルという空のド真ん中…あかり達はいきなり落下して木にダイブしでしまいます
すると、偶然その場に居合わせた女の子とジュエルペットが何匹か…って、ジュエルランドにもあかり以外に人間っていたんですね。
この子もあかりみたいに人間界からスカウトされてきたんでしょうか

「そっかぁ!新入生とうとう入ってきたのね!私より魔法がヘタッピな子〜!
 ていうか私は2年生のミリア、よろしく〜!私より魔法上手くなったら許さないからねぇ!」

「は、はあ…」

「私はガーネット、オシャレのことならお任せ!」

「サンゴにゃん!スイーツ大好き〜!」

そんな金髪娘の名前はミリア。どうやらあかりと同じ魔法学校へすでに通っている身のようです
それにしてもこの自己紹介って、まるで「私は魔法が超ドヘタクソです」って言ってるみたいなもんだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
というかミリアはパートナーのジュエルペットを2匹連れてるようですが、
ジュエルペットは人間1人につき1匹までとか、そういう数の制限は全然ないんですねえ
しかしこれはあれでしょうか、ジュエルペット1匹じゃミリアの魔法がヘタクソすぎてカバーできないから2匹連れてるとか(えー



「やあ、俺は5年のレオン。こいつはパートナーのディアンだ」

「(ぺこり)」

「私はサフィー!サラのパートナーなの!サラは魔法学校4年、今は実験室で実験中よ!」

そんなミリアに続いて、他の生徒やジュエルペットも次から次に出てきて自己紹介を…
う、うーんうーん…生徒はともかく、ジュエルペットはみんな同じ顔してるから全然覚えらんねぇよ!(えー
てぃんくるからジュエルペット見始めた人で、この4匹↓の名前をすぱぱぱっと答えられる人はいるのだろうか…

しかしサフィーとかディアンとか名前の由来がよく分かりませんが、サフィーってのはもしかしてサファイアのことを言ってるのかな?
それならもっと分かりやすく宝玉獣サファイア・ペガサスとか名乗ってくれればいいのに!(えー
とりあえずこの4匹の中で左の2匹はサファイア・ペガサスとルビー・カーバンクルだから簡単に覚えられるな、うん
魔法学校とかもそのままじゃいまいち味気ない呼び方だし、この際だから
ジュエルアカデミアとかいう名前をつけたら分かりやすいんじゃないかな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「や、やっぱり魔法学校なんて無理…みんなこんなに凄いのに」

「あかりちゃんだって大丈夫大丈夫!」

「そうとも、普通に勉強していればジュエルストーンは集まるさ!」

「ジュ、ジュエルストーン?」

「魔法学校では、魔法をマスターするとジュエルストーンをもらえるわけ!」

「ジュエルストーンが2つ増えるごとに、学年も上に上がれるにゃん!」

そしてミリアやレオンから、あかりは魔法学校の特殊な進級システムについて教えられることに…
さっきから何年生だなんだと自己紹介していたミリア達ですが、実際に何年も学校に通っているんじゃなくて、
魔法を覚えるたびにもらえるジュエルストーンを集めて進級してるみたいですね
まあ実際に5年も6年も通わなきゃいけない学校だったら、あかりも女子大生くらいにならないと卒業できないだろうしな…
女子大生になったあかり…それはそれで見てみたい気もするけど。ぐへへ(えー

「あ〜ジュエルストーン早く集めた〜い!レオンはいいよね、もうすぐ12個だもん」

「ああ」

「ジュエルストーンが12個集まればぁ〜〜!!」

「ど、どうなるの?」

「ジュエルスターグランプリに出られるの!」

「えっ、えっ?」

「魔法のコンテストさ、ジュエルランド中の凄い魔法使い達が集まるんだ」

「優勝したらジュエルスターになれるのよぉー!ああ…憧れのジュエルスター!!」

さらにジュエルストーンはただ進級の目安になるだけでなく、12個以上集めることで
魔法使い達が腕を競い合う天下一武道会に出られるようです
12個か…全部集め切るまでには結構かかりそうですね、あかりが今後順調に1話に1個ペースで集めたとしても、
12話で1クールまるまる使う計算かぁ。しかし主人公のあかりや、すでに9個集めているレオンは当然グランプリに出られるとして、
まだ2個しか持ってなくて魔法がドヘタなミリアもう無理だろ常識的に考えて…(えー

「ふふふ、昔我が校の生徒も、グランプリに優勝してジュエルスターになったのよ」

「ここにはジュエルスターの輝かしい記録が、魔法で閉じ込めてあるんだな!」

ぱああああああ

「わわっ…!?」

『あなた達は、ジュエルスターグランプリで見事優勝しました。今ジュエルスターとなったのです、
 ジュエルスターには3つの願いを叶える魔法が与えられます。さあ唱えてごらんなさい、どんな願いも叶うでしょう』

そしてジュエルスターがどんなものか手っ取り早く知るために、過去に行われたグランプリの記録を見せてもらったあかり。
なんとジュエルスターは単に「魔法使いの頂点」という名誉を得られるだけでなく、どんな願いでも3つ叶える呪文を授けてもらえるという…
お、おいおいその呪文ってまさかタッカラプトポッポルンガプピリットパロとかいうんじゃないだろうな!?(えー
天下一武道会に優勝したらポルンガが3つ願いを叶えてくれるとは…ドラゴンボールの2大要素が融合したって感じの設定ですな

「んん〜!なりた〜い!ジュエルスター!」

「俺とディアンがなってみせるさ!そして3つの願いを叶えるんだ!
 俺はジュエルランドの国王になる、そしてジュエルランドと人間の世界を平和に導くんだ!」

「私は美少女シンガーになるの!今だって美少女だけど、
 もっともっと輝く美少女スーパーシンガー!世界一のクィーンオブポップになるの!」

そんなジュエルスターの特権に思いを馳せて、すでにもうどんな願いを叶えるか決めていたレオンとミリア。
ふむ、「世界を救うこと」と「売れっ子歌手になること」ですか…この際だから二人の願いの間を取って、
歌手になったミリアがリルぷりっの世界を救ってくれればいいのに!(えー
ミリアの声優さん普通に上手い人だしなー、どうかあの棒読みの世界を救ってくださいお願いします:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかし3つの願いが叶うというのに、2人ともひとつしか叶える気がないなんてずいぶんと謙虚ですね(えー
うーん…これはもしかして、あかり・ミリア・レオンの3人がチーム組んで優勝して
3つの願いは3人で1つずつ叶えるってことになったりしそうな…まあ、ずっと先のことなんで今予想してもしょうがないですけどね

「あかりちゃん!あかりちゃんは、ジュエルスターになったらどんな願いをするの?」

「えっ、わ、私?」

「そう、3つの願いが叶うなら?」

「うぅ〜…」

「言えないの?」

「だ、だって私、みんなみたいに大きな夢とかないし、つ、つまらない夢しかないし…言ったらきっと笑われちゃうから」

そして今度はあかりの夢も聞き出そうとするルビーでしたが、あかりは「ばかやろう言わせんな恥ずかしい」と口ごもるばかりで
ハッキリと自分の夢を口にしてくれません。一応あかりにもそれなりの願望はあるみたいですが、
胸を張ってそれを言うだけの自信がないようで…

うーん、中途半端なのはよくないですね。いっそのことまったく夢を持ってない方がビシッと決まったかもしれません
知ってるか?夢を持つとな…時々すっごい切なくなるが、時々すっごい熱くなるらしいぜ。
俺には夢がない…でもな…
夢を守ることは出来る!!変身!!(えー

「あかりちゃん!夢を恥ずかしがらないで!」

「えっ!?」

「世界中の人が笑ったって、私は絶対笑わないよ!だって私はジュエルペットだもん!
 ジュエルペットは、人間を幸せにするために生まれたんだもん!
 私の夢は、あかりちゃんの夢が叶うことなの!だから…だから…!」

「ル…ルビー…」

「そうだよ、言っちゃえ自分の夢を!」

「そうよ言っちゃえ!」

「…わ…私…私の、夢は…テストで100点連発しちゃうの!運動会ではリレーの選手!
 クラスの人気者になって!みんなに勉強を教えてあげるの!
 お姉ちゃんみたいに生徒会長にもなるの!
 それからお小遣いをいっぱいもらって!それから売れっ子漫画家にだってなっちゃう!
 ミュージカルのスターにもなりたいし!それから…それから…それから…!」

願い事は3つまでって約束したじゃないですかァーーー!!(えー
そしてルビーの熱心な説得に押されて、ついに自分の願望を包み隠さずぶち撒けたあかり。
引っ込み思案なあかりが、勇気を出して一歩踏み出したいいシーンです。でも3つまでってことは守らなきゃな…規則だから…(えー
さて…しかしあかりがジュエルスターになった時、まさか本当にこの中から3つ選ぶとも思えませんが
今後のストーリーでは、本当に叶えたいことを絞っていくことも必要になりそうですね。次回に続く!


■ジュエルペット てぃんくる☆ 第3話「ラブラのひみつでドッキ☆ドキ!」
 

「皆さん、今日から一緒に魔法を勉強するルビーとあかりよ」

「よ、よろしくお願いします」

「やあ、ルビーにあかりちゃん」

「あっ、レオンにミリア!」

「ガーネットにサンゴ!ディアンにサフィーも!」

「私のパートナー・サラよ!今は四年生なんだけど、魔法物理学ではトップの成績なの!」

「よろしく」

さて、今回からいよいよ魔法学校に通い始めることになったあかり。一緒に魔法を学ぶ生徒達はどんな奴らだろうと思ったら、
教室には前回登場したレオン、ミリア、サラの三人がすでに着席していました
レオンは五年生、ミリアは二年生、サラは四年生とのことですが、学年に関係なく授業はみんな一緒に受けるみたいですね
というか過疎化のせいで学年みんな一緒にされる田舎の小学校みたいだな…(えー
もしかしてこの魔法学校、この場にいる5人以外の生徒って誰もいないんじゃないか?
そうなると「魔法物理学ではトップの成績」っていうサラの設定があまりにもむなしすぎるけど…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「お話の途中で失礼ですが、ハッキリ言って天才たる僕は
 落ちこぼれペアなんかに興味ありません。早く授業を始めていただきたいのですが?」

「んなっ!落ちこぼれペア!?どうしてそんなことが分かるの!?」

「そのぬるい顔を見れば明らかでしょう?」

「むかあーっ!!」

「なんかむかあーっ!!」

「それに比べて、僕は若干7歳にして1万冊の魔法書を暗記しているスーパージーニアス!
 天才少年ニコラとは僕のことなのです!」

「同じく天才ジュエルペット、チターナなのでちゅ!」

さて、そんな生徒達の中で今回初登場となるのが、この天才で生意気なクソガキことニコラです
ルビーとあかりの顔を見るなり「君のアホづらには心底うんざりさせられる」とムスカみたいなことを言い出す最低ぶり。
しかしすでに四年生で魔法書を1万冊暗記しているなど、性格はクソな代わりに実力は確かなようで…

1万冊を暗記というのは確かに凄いですが、それ以上暗記すると空気キャラになるからやめた方がいい
思うのは俺だけでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  何しろ10万3000冊という魔道書を暗記した某ヒロイン
タイトルにどーんと名前が使われてるとは思えないほどまったく存在感のないキャラに…おや、誰か来たようだ

「きゃはははは、きゃはははは!」

「うん?またラブラですか…こっそり授業を覗き見してたんですね」

「魔法も使えないくせに…」

「パートナーになってラブ〜」

「う、うーん…私にはガーネットとサンゴがいるし…」

「俺のパートナーはディアンって決めてるんだ、ごめんな」

「パートナー、悪いけど間に合ってるし」

「ラ、ラブ…」

とその時、いきなり教室に乱入してきたのは、自分のパートナーになってくれる人間探しているジュエルペット・ラブラでした
どうもこのラブラ、ジュエルペットなのにまったく何も魔法が使えないようで、この魔法学校でも真性の落ちこぼれ扱いされているようです
ある程度魔法が使えるルビーでさえダメ生徒扱いだったわけですから、完全に魔法の才能ゼロとなると
もはや魔法学校ではどうしようもないつまはじき者と思われているでしょうな…


(C)ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会

これはルイズさんにとって
非常〜〜に
耳の痛い話ですね
(えー

「ルビー、私…ほっとけないよ、ラブラのこと」

「あかりちゃん…うん!」

「ラブラ、私のパートナーになってくれる?」

「…でも…ラブラ、魔法…」

「魔法が使えなくても全然OKだよ!私も一人だと魔法が使えないの。
 でもルビーがいると楽しいし、勇気が湧くし、魔法も使えちゃう!ラブラが一緒なら、きっともっと楽しいよ!」

そんな魔法学校に居場所がないラブラを可哀想に思ったあかりは、自分からラブラに申し出てパートナーになることにします
うーむ、別にジュエルペットのパートナーは何匹いてもいいみたいだし、ラブラに同情するあかりの気持ちも分かるんですが…
しかし元々落ちこぼれなあかり&ルビーのところに、素質なさすぎてジュエルペットの資格なしとまで言われるラブラが加わっては
もはやこの三人は魔法学校の汚物トリオと他人に見られてもしょうがないんでは:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しゅぱああああああ

「えぇ!?こ、これって!?」

「す、すごい…魔法の力が溢れてくるみたい!?」

「これは…ラブラの魔法が目覚めたんだわ!」

「多分ラブラは…一人では何も出来ないけど、
 パートナーが奥深く秘めている魔法の力を引き出すことができるのよ!」

「す、すごいニャ…!」

「そ、そ…そんなバカな!?」

ところがあかりとラブラがパートナーとなったその時、あかり・ルビー・ラブラの3人が強力な魔法力に目覚める結果に!
なんとラブラにはパートナーの秘められた魔法力を一気に覚醒させる力があったらしく、
ラブラが加わったことで、あかり達3人は天才坊やのニコラですら腰を抜かすほどの魔法力を手に入れたという…

うーむ、単なる足手まといになるかと思われたラブラが、とんでもないパワーアップアイテムな役割を担っていたとは…
まだ入学したばっかりなのに、あかりの魔法もいきなりずいぶん強くなっちゃいましたね
ドラゴンボールで言うなら、亀仙人に弟子入りする前に最長老に力を引き出されて超強くなったというか(えー
とりあえずミリアはもう完全に越しちゃったと思うんですがどうなるんだろうか…

しかし改めて、あかり達生徒の魔法のレベルを振り返ってみると
レオン:ただ一人五年生の成績を持つ魔法の天才 
ニコラ:7歳にして一万冊の本を暗記し、レオンに次ぐ成績を持つ天才 
サラ:魔法物理学で最高の成績を持ち、ニコラと互角の腕を持つ天才 
あかり:秘められた強力な魔法力を覚醒させた天才  
ミリア:あ…?あ…?
このミリアの置いてけぼり感ときたら!周りの奴らがこんな凄い奴ばっかりでミリアは一体どうしたらいいってんだ
ミリア=ジュエルペットの佐天さん化する予感(えー
とりあえず次回は「学年(レベル)なんてどうだっていいことじゃない」とかあかりが言い出さないことを祈るしかない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!


■ジュエルペット てぃんくる☆ 第4話「ミリアの魔法でドッキ☆ドキ!」
 

「可愛さOK!サプライズOK!レオーン!こっちこっち!見せたいものがあるの!」

「うん…?」

「ティンクルティンクル、ケーキになーれ!」

ぼぼーん

「わぁ、すごーい!」

「へえ〜、やるじゃないか」

「ふふーん!でしょう!?プレゼントフォーユー!」

さて前回、あかりが秘められた魔法力を覚醒させたことで佐天さん化の可能性が高まってきたミリア。
今回はさっそくそんなミリアの主役回であります。なんだか嫌な予感がするのう

とりあえず今回の冒頭は、ミリアが魔法でケーキを作ってレオンにプレゼントする場面から始まります。
どうやらミリアはレオンに惚れているようで、普段からこうして積極的にアタックしてるみたいですね
それにしても、「魔法でケーキを作る」とは言っても材料はちゃんと用意しないとダメなのか…
何もない状態からケーキだけをぽんっと出すことはできないんですね。魔法とは言っても万能じゃないんだなあ

「(もぐもぐ)うぷっ…!ミ、ミリア、自分で食べてごらん…」

「…?(もぐもぐ)ぶは!?まっず!何これ!?」

「入れる材料間違えただろ…」

「相変わらずミリアの魔法は見かけだけなんだから」

「そ、そんなことないわ!今回はちょっと材料を間違えただけなんだから!」

しかし一見きれいに出来たミリアのケーキも、食べてみれば味は激マズというとんだ失敗作でした


(C)松本夏実 / 集英社・夢色パティシエール製作委員会 2009

こんなダメケーキでなぁ!!
スイーツロマンスカード
出せるわきゃ
ねぇだろおおおお!!
(えー

それにしてもサラは「相変わらず見せかけだけの魔法使ってんな」と、かなり容赦なくズバズバ言うタイプの人なんですね。おぉこわいこわい
それと前回はメガネしてたのに今回は外してるのか…どっかの誰かさんみたいに、頻繁にメガネをかけたり外したりする人なんでしょうか

「それでは今日は、明かりを灯す魔法の練習をしましょう。まずはお手本を…ええっと、サラ」

「はい。ティンクルティンクルボッボーレ…出でよ光の種」

ぽんっ

「点火」

めらめらめらめら

「さすがはサラとサフィー!結構ですよ」

そうこうしているうちに始まった本日の授業は、明かりに使う小さい火の玉を生み出すというものでした。
ドラクエで言うとメラみたいなもんですな、しかしこれも「何もないところから火だけを起こす」というのはできないようで、
いったん「光の種」というものを魔法で生み出してから、それをさらに魔法で燃やして火を起こす、という2段階で行わないとダメなようです

それにしても光の種…光の種を生み出す…?ジュエルペットと一緒に…?これが意味するものってまさか…


(C)ABC・東映アニメーション

光の種が生まれそう
ですぅー!!
(えー

ジュエルペットの尻から光の種が!?
いやあああああああそんな事したらBPOに苦情が殺到して:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あかりちゃん!私達も!」

「う、うん!出ろ光の種!点火ー!」

めらめら…しゅうううう

「あ、あれ?消えちゃった…」

「オーマイガー!やっぱり新入生ねぇ、ハッキリ言って未熟すぎ。
 先輩の私が教えてあげるわ!見てなさい…出ろ光の種!点火ー!」

ぼぼぼぼぼぼぼぼぼ!

「ミ、ミリア、光の種は一つずつです!いくつも一度にやっては危険です!」

「すっばらしーい!さすがミリア!」

(うふふ…みんなが私に注目してる!もっと見て見てー!)

どうもまだ魔法を始めたばかりでコツが掴めていないあかり。するとそこへミリアが
「プギャーこの程度の魔法もできないとか新入生は無能ですね」と自慢しまくりながら魔法の手本を!ええいイヤミな奴め
しかし言うだけあって大量の光の種を生み出し点火しまくるミリア。思ったより魔法の腕はボンクラってわけではないようですが、
調子に乗って火の玉を生み出しすぎた結果、制御できる限界を超えて火の玉がメチャクチャに飛び回ってしまうことに…

ガシャンバリーン!ボアアアアアア!

「きゃああああ!な、なに!?」

「え、ええ!?ちょっ…こ、こんな…」

「くっ…!グリーラグリーラ!水よ走れ!」

ジュオオオオオオ

「ふう…」

「ワーオ!さすがレオン!すっごーい!」

そして暴れ回った火の玉達は、教室をメチャクチャに破壊して校舎のあちこちを黒コゲに!
なんとかレオンが消火してくれたからよかったものの、破壊の跡は残ったままでかなり悲惨なことになってしまいました
しかし当のミリアは「キャーレオンサーン」と黄色い声援を上げるばかりで、まったく自分のしたことを反省していないという…こ、こいつは…

「ミリア…!みんなに言うことがあるでしょう!」

「はい?」

「みんなが無事だからよかったものの、誰かがケガでもしたらどうするつもりだったの」

「わ、私は悪くないもの!」

「そうよ!あれは!」

「ミリア!」

「ぐっ…」

「自分が起こした魔法をコントロール出来ないなんて、新入生とレベル変わらないわね」

「わ、私はジュエルスター2つなのよ!?新入生とは違うわ!
 私は全然悪くないもの!なんで私が謝らなきゃいけないの!?
 ねえレオン、私は悪くないわよねえ」

「反省しろ…!」

「なっ…!」

お、俺が悪いってのか…!?
俺は…俺は悪くねえぞ、
だって先生が言ったんだ…
そうだ先生がやれって!

俺は悪くねぇっ!
俺は悪くねぇっ!!
…職員室へ戻ります。
ここにいると、馬鹿な発言に
苛々させられる
あ、あかりなんて火の玉も
出せなかったじゃないか!
俺ばっか責めるな!
あなたの言う通りです、
僕は無力だ。でも…


あかりちゃん!
こんなサイテーな奴、
ほっといた方がいいです!
わ、悪いのは先生だ!
俺は悪くないぞ!
なあレオン、そうだろ!?
ミリア…
あんまり幻滅させないでくれ…
少しはいいところもあるって
思ってたのに…私が馬鹿だった
な…なんでだよぉ!
どうしてみんな
俺を責めるんだぁ!
俺は…俺は2年生なんだぞぉ!

佐天さんかと思ったら親善大使だったでござるの巻  ミリア全然ダメだこれー!!
なんですかこの傍若無人っぷりは!親善大使そのものじゃないか!まさかミリアがここまでボケナスだったとは…
この後ミリアは泣きながら教室を飛び出すわけですが、「ミリアは悪くないもの!オシャレなアクセでも買えば気分はハッピーよ!」などと
本気で言ってるガーネットがミリアに負けず劣らずのトンチキです
ダメだこいつら…サンゴは「謝った方がいいと思うけど…」と助言している良識派ですが、ミリアとガーネットが揃ってダメなので2対1、
多数決でダメ派の意見が通ってしまいます。これが数の暴力というやつか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


そういえば今回の授業では、あかり・ミリア・レオン・サラ・ニコラの5人だけじゃなくて、見たことのない生徒達が何人か出席してましたね
全校生徒が5人しかいないっていう過疎りまくりな学校じゃなかったのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
とにかくこれで「魔法物理学ではトップの成績」っていうサラの設定もいくらか救われたな…(えー  次回に続く!


■ジュエルペット てぃんくる☆ 第5話「消えて縮んでドッキ☆ドキ!」
 

「さて、こちらが魔法物理における基本の方程式になります。覚えてくださいね」

(え…!?ぜ、全然分かんない…魔法学校の勉強も難しいなぁ…)

ある日のこと、いつものように魔法学校に通って授業を受けていたあかり。
今日は魔法物理学ということで数学的な方程式を学んでいましたが、
あかりからしたら「なによこのナメック語ふざけてるの?」と文字の意味すらまったく分からない状況でした

「ではどなたかに、この式を用いて問題を問いていただきましょう。えーっと…サラさん!」

「はい…先生」

「なんですか?分かるところまでで結構ですよ」

「ここ、間違ってます。そしてこれが応用。これが魔法連立方程式(かきかきかき)」

「え、あ…え?え?」

あ…?あ…?そんなワケの分からない問題を当てられたサラでしたが、
「なに書き間違えてんの?応用も分からないの?連立方程式はどうしたの?馬鹿なの?死ぬの?」
勝手に自分のペースで授業を進めまくってしまい、他の生徒達はドン引きしてしまいます
その中であかりだけは、唯一サラがすごいと感心していましたが…

「うわ〜あ!サラさんって魔法物理得意なんだ!すごいなぁ!」

し〜ん

「あ、あれ…?」

「え、学校一の天才少女!?」

「サラさんが?」

「学力テストはいつも満点。特に魔法物理は、全学年の教科書ぜーんぶ頭に入ってるんだって」

「授業の後も新しい魔法を開発してるニャ」

「新しい魔法…サラさんって本当すごいね!」

「そうかしらぁ?あの子勉強ばっかりで遊びもデートもオシャレもゼロ、だから当然友達もゼロ。
 何が楽しくて学校来てるのかしら?私だったら我慢できなーい!」

「えっ、友達も…?」

さらに授業後ミリアに話を聞いてみると、サラはいつもあんな調子のガリ勉女で生徒達のひんしゅくを買いまくった結果、
さっぱり友達ができていないようです。ああ…土曜朝9時半からのアニメで友達がいないなんて…友達がいないなんて…
空海さんのことはもう忘れてやれよ!!(えー
しかし学年一の超天才なサラでさえまだ4年生なのか…5年生のレオンとか一体どんだけ凄い奴なんだろう

「サラさん!私も実験のお手伝いしていい?」

「私もあかりちゃんと一緒にお手伝いするー!」

「別にいいけど…」

「よーし!大事な生徒のために、先生も魔法実験お手伝いしましょー!」

ともかく、友達がいないと聞いて可哀想に思ったあかりは、サラが授業後にやっている実験に付き合うことにします
そしてさっき授業をやっていた新任教師のサルファー先生も、成り行きで一緒にサラの実験を手伝うことに…

「ぎゃあああああ!!た、助けてぇぇぇー!!」

「ひゃー!ドキドキしてきちゃった!」

「私もー!」

「じ、人体やジュエルペットを使った実験はダメだって、あなたも知ってるでしょう!?」


(C)荒木飛呂彦/集英社

ほほぉ〜魔法知識もない虫けら同然の
たかが若造の先公が、よくもこのサラに
そんな無礼な口がきけたものだ…
今『人体実験はダメ』と言ったな!
おもしろいッ!!

「校長先生の許可は取ってます」

「サラは優秀だからね」

「マ、マジですかぁ!?」

ところが実験を始めるにあたって、サラが用意したのはなんとヒッポリト星人のカプセルでした。そ、そんな!
なんでも「物体を小さくする魔法の実験」だそうですが、どう見ても生物をブロンズ像に変える実験です。ウルトラ兄弟はやくきてくれー!!

結局サルファー先生が泣き叫ぶ中、「許可取ってあるからいいじゃん」と容赦なく人体実験を開始したサラ。
哀れにもあかり達はスペシウム光線のポーズでブロンズ像に…と思いきや、サラの実験はまさかの失敗。
あかり達は小さくならずに、なぜか逆立ちでしか歩けなくなってしまいます

「おもしろーい!逆立ち出来て嬉しい〜!」

「あははは!逆さウサギ〜!」

「し、失敗したのに喜んでる…」

「変な子…理解不能…」

しかし、そんな逆立ち状態を面白がってキャーキャー騒ぐあかり達。遊ぶという事を知らないサラは、あかりの気持ちが理解できません
それにしてもあかり…こんな丈の短いスカートで逆立ちなんてしたら、
120%パンツ丸見えだと思うんですが、それをこうも「嬉しい〜!嬉しい〜!!」と喜ぶなんて…
まったくあかりはとんでもない痴女だぜ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ふむ…今度はあの二人が呪文をねぇ…参考になるデータが取れるといいけど」

「行くよルビー!」

「おまかせ!」

ひとまず逆立ち状態からは元に戻ったあかり達ですが、今度は「私らも呪文唱えたいんだけど」
サラに代わってあかりが物を小さくする魔法を唱えてみることにします。
ところが結果はまたも失敗、物を小さくするどころかジュエルペットをみるみる巨大にしてしまったあかりは、
なんとサラの研究室を跡形もなくブッ壊してしまうことに…

「あぁ…!?ど、どうしよう…!」

「…(ぷいっ)」

「サ、サラさん…!ごめんなさい!ごめんなさいっ!」

「み、右に同じ〜!」

「…」

(ど、どうしよう…こんなつもりじゃなかったのに…私が小さくなっちゃいたいよ…!)

そして大事な研究室を台無しにされたサラは、「ちょとsYレならんしょこれは…?お前ら勝手に研究室壊された奴の気持ち
考えたことありますか?マジでかなぐり捨てンぞ?」
と、あかりの顔も見たくないかのように顔をそむけてしまいます。
慌てて謝るあかりですが、何を言ってもサラは無言のまま…もはや穴があったら入りたい気分のあかりでしたが…

しゅるるるるるる

「あ、あれ!?あれれれれ!?」

「ええ!?な…なにこれ!?」

「あっ…!ち、小さくなった!?」

ところがその時、あかりが「小さくなっちゃいたい」と強く思った瞬間、本当にあかりの体が小さくなる結果に!
これは…呪文を使う人がこれくらい強く念じないと効果がなかったってことでしょうか
しかし実験が成功したことを喜ぶ暇もなく、たまたま吹き荒れた突風であかりは思いっきり吹き飛ばされてしまうことに…

ビョオオオオオ!!

「きゃああああ!!た、助けてえええーっ!!」

「…!あかり!ティンクルティンクルマジカルチャーム!
 ウィンクルウィンクルジュエルフラッシュ!!」

ところがそんなあかりのピンチに、真っ先に動き出したのは意外にもサラ!
それほどあかりを大事に思っていることがまず意外ですが、今までサラは「ティンクルティンクル○○」
簡易的な呪文しか唱えてなかったのに、あかりのためにこんな恥ずかしい呪文まで唱えるだなんて…(えー

「行け!あかりの所へ!」

しゅぱああああああ

「きゃああああ…!あ…?サ、サラさん!?」

「良かった…!無事で…」

「あ、ありがとう…でも…怒ってたでしょ…?顔も合わせてくれなかったし…」

「え?あれは…面白かったから」

「ええええええ!?」

「ふふふ…行動が全然読めなかったり、顔がコロコロ変わったり、本当面白い人」

そしてサラの魔法のおかげで無事助かったあかり…って、さっきサラがあかりと顔を合わせようとしなかったのは
自分が必死に笑いをこらえている顔を見られなくなかったからでした。な、なんという…
研究所が跡形もなくブッ壊れた怒りより、あかりの行動の方が面白かったとはサラの奴とんでもねえタマだな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかくこうしてサラとあかりは仲良くなり、サラも「友達がいない」という不名誉な称号は返上することに成功したようです。  次回に続く


■ジュエルペット てぃんくる☆ 第6話「魔法通販でドッキ☆ドキ!」
 

「おっはよー!」

「…(ムカムカ)」

「そ、そろそろ機嫌直してくれないか?」

「おかわりならご自分でなされば?」

「ぐっ…あーそうですか!」

「…あ、あれ?お父さんとお母さんどうしちゃったの?」

「お父さん、また通販で釣りの道具を買っちゃったみたいよ」

「あ〜…」

「あの二人、いつも仲いいのにねえ」

「通販オタクのお父さんが悪いのよ、通販で趣味の釣り道具とか買いすぎなの」

ある日のこと、あかりが朝起きて居間に降りてきてみると、そこには些細な理由で大ゲンカをしている両親の姿が…
普段は仲がいいということなので、これだけ険悪な雰囲気になるのはずいぶん珍しいことのようですね
なんにしても、どうやら今回は両親を仲直りさせるためにあかりが奔走する話…って



そんなことを思っていたら「ふーんそいつは大変だぁ、でも関係ねえなそんな事は」
両親を放置してジュエルランドへ遊びに行ってしまうあかり。おいいいいい!!
ちょっと待って下さいよ!両親のケンカについては「悪いのは親父だな」父ちゃんの方を一方的に切り捨てて終了ですか!

い、いや、でもジュエルランドへ行ってる間は現実の時間が止まってるはずだから、
ちゃんと現実に帰ってきたら両親へのフォローを…って、両親の出番は冒頭でこのケンカしてるシーンが流れただけで
その後1秒たりとも出番がなく今回の話終了というなんとも哀れな結果に:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

うーん、なんだろう、これをドラえもんに例えると
・ある日些細な理由で大ゲンカを始めたのび太のパパとママ
→家にいても気が休まらないのび太
→「ドラえもーん!どこかのんびりした場所に行ける道具を出してよぉ!」
→「ンモーしょうがないなぁのび太君は…ジュエルランド行き機〜!!」
→のび太はジュエルランドへ行って楽しく遊びました。おわり
という感じの話だったというか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  現実よりジュエルランドの話の方がメインということは分かるんですけど、
やっぱりパパとママがその後どうなったのかっていうのは気になるところですよねえ

そういえばあかりは、第2話の時も「超人気モデル&生徒会長なお姉ちゃんがうらやましい…お母さんも私に構ってくれない…
現実なんてくだらねえぜ!ジュエルランドに遊びに行くぜ!」
現実での悩みを放置する形でジュエルランドへ遊びに行ってたからな…(えー
すでにネット上では「また現実逃避か」とジュエルランドへ行くのをネタにされちゃってるくらいですよ
あかりちゃん…戦わなきゃ現実と!(えー  次回に続く!

(C)'08, '10 SANRIO/SEGA TOYS サンリオ・セガトイズ/ウィーヴ・テレビ大阪・ジュエルペット製作委員会






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