■ジュエルペット てぃんくる☆ 第7話「月夜の魔法でドッキ☆ドキ!」
 

「うんしょ、うんしょ…」

「あっかり〜!」

「日直のお当番〜?」

「ご苦労様〜!」

「えっ、えっ?」

「知ってると思うけどぉ〜!」

「私達、モニカ様の親衛隊〜!」

「昨夜のドラマも最高だったよね〜!主役の高田リナより
 モニカ様の方がマジ目立ってたもの〜!」

「え、う、うん…」

冒頭の場面、あかりが学校で分厚い本を抱えながら歩いていると、そこになんだか騒がしい3人組が声をかけてきました
最初はあかりの友達かと思いましたが、あかりの微妙に話しにくそうな態度からすると
どうもそんなに親しい奴らでもないみたいで…「何いきなり話しかけてきてるわけ?」ってあかりも少々戸惑ってるみたいですね

というかあかりの姉のモニカは生徒会長でグラビアモデルでドラマ出演までしてるのか…こりゃ本物の大スターだな…

「そこでおねが〜い!モニカ様のサインもらってきてぇ〜!」

「えぇ!?が、学校でサインとかダメだし…(どさどさ)きゃあっ!?」

「だからぁ、お家で〜!」

「で、これは友達の分〜!」

って、いきなりモニカのサインが欲しいと言い出した3人組は、大量の色紙をあかりに押しつけ始めてしまう!
慌てたあかりは持っていた本をドサドサ床に落としてしまいますが、3人組はそんなの知ったこっちゃないようで
ひたすら色紙をあかりにぐいぐい押しつけるばかりです。なんてうっとうしい…邪魔だメス猫!!(えー

「お前ら、桜の迷惑考えろよ」

「あっ…ゆ、祐馬くん…!」

「桜の姉さんならそこにいたぜ」

「えっ!?モニカ様が!?」

「マ、マジで!?キャー!!」

どたどたどたどた

「…?お姉ちゃんが初等部に…?」

「う・そ」

って、そんなあかりに助け舟を出してくれたのは、同じクラスのクールなイケメン・祐馬!
気の利いた嘘でバカなメス猫どもを追い払ってくれた祐馬は、あかりが落とした本も拾うのを手伝ってくれます。無愛想っぽいのに優しい奴なのね
それにあかりは以前からこの祐馬に片思いしているわけで…こうなるとあかりはますます祐馬に惚れ直してしまいます

「ゆ、祐馬くん!」

「…?」

「あ、あの…その…あ…あのっ…」

「…」

「うぅ…」

「…(すたすた)」

「あっ…」

-------------------------

「はぁ…ルビー、私ね…今日学校で祐馬くんに困ってるところを助けてもらったの。
 でも、ありがとうって言えなかったんだ…どうしてかなぁ、大切な時にいつも言葉が出てこないの…」

「あかりちゃん…」

「よく言われるの、恥ずかしがり屋で引っ込み思案だって…自分でも治したいって思ってるんだけど…
 ねえルビー、どうしたら自分の気持ちをちゃんと言えるようになるのかなぁ…」

「ううーん…」

ところがそんな祐馬に話しかけようとしても、あまりに引っ込み思案すぎてまともな言葉が出てこないあかり。
結局お礼を言うことすらできずに祐馬は立ち去ってしまい、少し落ち込みムードのあかりはジュエルランドでルビーに話してみますが…
しかしルビーも的確なアドバイスが浮かばないようで、うんうんと頭を抱えてしまいます

「ルビー!あかりー!町へ行きましょうよー!」

「お買い物よー!お買い物ー!」

「お買い物ー!?行こうあかりちゃーん!」

「う、うん、そうだね」

って、そんなあかり達の下へショッピングの誘いにやって来たミリアが登場!
それを聞いたルビーは「買い物!?イエーイ!現実のことなんて考えるのやーめた」とホイホイミリア達について行ってしまいます
つくづく現実の問題は先送りにしてジュエルランドで遊ぶのが基本のアニメだな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
これだけ毎回現実から逃避する展開が続いて本当にいいのだろうか(えー

「わぁー!色々あるねぇ!」

「ペガサスの羽で出来たペンですって!ワーオ欲しいかもぉ!
 このペンでラブレターを書くと必ず恋が実るのよ!」

「ねえねえ!こっちは魔法のハーブだって!」

「えーと、”引っ込み思案を治すハーブティー”…?」

「えっ!?ひ、引っ込み思案を!?」

って、そんなミリアに連れて行かれた魔法アイテム屋で意外な発見が!
なんと引っ込み思案を治すハーブティーという、今のあかりにうってつけのアイテムが並んでいたのです
現実世界の話はさっきので切り上げて放置するのかと思いきや、まだこんなフォローがあるなんて…こんなことは今回が初めてだ!(えー

「あのっ、この引っ込み思案を治すハーブティーをください!」

「あっ、ごめんなさい…それは今品切れ中なの」

「えっ…?」

「そのハーブは、千年に一度しか咲かない”千夜一夜草”から作られるの。
 この前咲いたのは百年前だったから…次の花が咲くまで、あと九百年待つほかないわ…」

「きゅ…九百年…!?」

ゲェー!?ところがなんと、千年に一度しか咲かない超とんでもなく貴重な花でしか作れなかったハーブティー!
百年前に確保した花の在庫も今やスッカラカン、また次に咲く九百年後を待つしかないという…
しかし千年に一度なんてそんなすさまじく貴重なもの、仮に在庫があったとしても普通に買える値段なんでしょうか
私達の世界で考えれば、西暦が始まってから2回しか採取するチャンスがなかったというとんでもないシロモノですよ
そんなものを小学生のおこづかいで買えるどうかと考えると
「無理に決まってんじゃん」としか言いようが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「残念だったね…あかりちゃん」

「うん…」

「千夜一夜草、どこかに持ってる人いないかな…」

「無理だよ…」

「えっ?」

「九百年なんて言われたら、なんだかガックリきちゃった…
 やっぱり私の引っ込み思案を治すのは無理ってことかな…」

「そんなこと!」

「きっと私は、お婆ちゃんになってもこのまま引っ込み思案なの。それに今から
 祐馬くんにありがとうなんて言っても、もう遅すぎるし…祐馬くん、きっともう呆れちゃってるよ」

って、しょぼくれた顔でアイテムショップから出てきたあかりは、「もう何もかもオワタ」と次から次へ軟弱な弱音を連発!
おいおいおい…魔法アイテムの入手が無理くさいからって、それだけで性格改善を完全に諦めるってのはどうなんですか
自分でなんとかしようという気はまるっきりないんだろうか…それだけ魔法アイテムに頼りっきりだとロクな人間になりませんよ!


(C)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京

それは違うでヤンス。
他力本願にこそ
意味があるでヤンスよ
(えー

こんなドーピング野郎みたいになってもええんか!?ええのんか!?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「…無理じゃないもんっ!!すぐ無理だって言うあかりちゃんなんか好きじゃないもん!」

「えっ、で、でも…」

「どうして諦めちゃうの!?」

「だって…頑張ったって私…いつも上手くいかないし…」

「あかりちゃんの弱虫!!」

ってうおお!?な、なんと、ついにあかりの弱音に痺れを切らして強い口調で責め立てるルビー!これは…弱虫とは物凄くストレートにきましたが


(C)荒木飛呂彦/集英社

Exactry(その通りでございます)(えー

すでに視聴者の間では「いつも現実から逃げてるあかりちゃん」というイメージが定着し始めているあかり…
しかしスタッフもその辺は折り込み済みで、ハナからこうしてあかりが自分の弱い心と向き合う構成になっていたということでしょうか。
これはルビーにもスタッフにもGJと言いたくなる展開ですね

「な…あ…ル…ルビーのバカ…!ルビーなんかもう知らないから!!」

「私は諦めないもん!絶対に千夜一夜草を取りに行ってくるから!」

結局そのままケンカ別れするような形で、お互いに背を向けて駆け出してしまった二人。
あかりは「ちくしょうルビーの野郎ルビーの野郎」といじけて泣いているようですが、
ルビーはその間にも、千夜一夜草の手がかりを探してあちこち駆け回っていました

「あぁ!?こ、この紋章は!?西の洞窟のオババの紋章だわ!?」

「…?だれ、それ?」

「世にも恐ろしい魔女よぉ!」

「ジュエルランド一のイジワルにゃ!」

それだけルビーが走り回った結果、このハーブティーは西の洞窟に住んでいる魔女の作品で
それがさっきの店に流れてきたということが判明します。つまりさっきの店に在庫はなくても、そのオババを直接訪ねれば
まだハーブティーが残っているかもしれないわけで…その魔女はえらく評判が悪いみたいですが
ルビーはあかりとの約束のためにも、物怖じせずに西の洞窟へ向かうのでした

「誰だコソコソと…!何しに来た!!」

「せ、千夜一夜草を探しに来たの!」

「千夜一夜草だとォ?あつかましいッ!!」

そんなわけで西の洞窟へとやってきたルビーでしたが、ルビーがひょっこり現れただけで物凄い勢いでブチ切れまくる魔女のオババ。
さすがはジュエルランド一の偏屈ババァ…どうやらこのバアさんを説得するのは相当骨が折れそうです
それにしてもこの偏屈さとブチ切れっぷりを見ていると、ただ単に車に乗っただけで
「なんという混み方だ!必要もない連中が車に乗るからだ!馬鹿どもに車を与えるな!!」
ギャーギャー怒鳴り散らす美食倶楽部会長を思い出してしまうな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ほーう?つまりお前は、レアレアの女の子のために千夜一夜草を探しに来たというわけか」

「うん!」

「ハッ…くだらんッ!!ワシはレアレアは嫌いじゃ!すぐに挫ける!
 辛い事は諦めて放り出す!レアレアは弱い生き物じゃ!!」


(C)荒木飛呂彦/集英社

Exactry(その通りでございます)(えー

まいったなこいつは…ぐうの音も出ないとはこのことか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「すぐに挫ける」「辛い事は諦めて放り出す」と人間のダメさをあれこれ指摘するオババ。
あ、あかん…「もう無理だよ」「ガックリきちゃった」「一生無理無理」と言っていたあかりが当てはまりすぎる…(えー
これではもはや、私なんぞはオババに言い返す言葉が何も思いつきませんが…

「違うよ!あかりちゃんは違う!あかりちゃんは弱くなんかないもん!
 本当は勇気がいっぱいだもん!困ってる人を助けたいって思った時なんか、
 思いっきり勇敢になっちゃうんだから!
 なのに…自分の事になると恥ずかしがり屋だから、ちょっぴり弱気になっちゃうだけ…!」

ところが、そんな部分だけがあかりの全てじゃないと熱心に語るルビー!
自分のことでは臆病になってしまうあかりも、3話でラブラを助けた時、4話でミリアを助けた時のように、
他人のこととなると諦めることを知らずに精一杯努力するという…そういえばちょうど今週の仮面ライダーWでも言っていましたね
「守るべき者がいれば男はどこまでだって強くなれる」って。それは女でも同じということでしょうか

「ル…!ルビー!私…恥ずかしくてムキになったりして…さっきはごめんなさい!」

「あ、あかりちゃん!?」

「ルビーの言う通りだよ…私が弱虫だったの!私に本当のこと言ってくれた…!
 ルビーは最高のパートナーだよ!ありがとう…!」

「あかりちゃん…!」

とその時、ルビーのそんな言葉を聞いて突然飛び出してきたあかり!そう、ケンカ別れしてもルビーのことが気になっていたあかりは、
こっそりとルビーの後をついて来ていたのです。今のルビーの話を聞いて、目に涙を溜めながら声をかけずにはいられなかったあかり…
ルビーが自分に厳しいことを言ったのは、ダメな部分を克服して欲しいから、あかりの事を大事に思っているから…
あかりもついにその事に気がついたようで、こうして二人はめでたく仲直りをするのでした



「お願いオババ、千夜一夜草を…」

「黙れ!!それ以上喋ったらお前をカエルにしてやる!」

「えぇっ!?ル、ルビー、もう喋っちゃダメ!」

「ううん、私あかりちゃんに千夜一夜草をあげるまで黙らない!」

「ほぉ〜?そのレアレアのために、お前は一生カエルになってもいいと言うのか?」

「うん!」

「ならば今すぐなるがいい!!」

ゲェー!?話がきれいにまとまりそうな雰囲気だというのに
「このストレイツォ容赦せん」とまったく容赦しないババア!
ルビー達の仲直りシーンにもまったく興味がないようで、「なによこの三文芝居ふざけてるの?」
本気でルビーをカエルにする魔法を放とうとしてしまいます。というかカエルにする魔法って、これ一時的なもんじゃなくて
一度カエルになったら二度と元に戻れないのか…これはマジでシャレになってないな…

「だ、だったら私もカエルになる!」

「あかりちゃん!?そんなのダメ!」

「カエルになるなんて嫌だけど…とっても嫌だけど…
 ルビーだけカエルになるなんて、もっと嫌だから!」

「ダメだったらダメ!」

「ルビーと一緒だったら楽しいかも知れないし…もう決めたから!」

「ううう…頑固なんだから!」

「ルビーこそ!」

って、そんな魔法を放とうとするオババの前に自分の体を差し出すあかり!
「オレがやるよ!」「それだったらオレがやるよ!」「いやオレがやるよ!」「じゃあオレがやるよ!」「どうぞどうぞ」
どっちも自分が犠牲になると言って聞かない二人、友情のためなら自分の身を投げ出すことも構わないという…そんな光景を見たオババの行動は…

「ゴチャゴチャうるさいわァァーーッ!!
 望み通りまとめてカエルになるがいい!!」

ゲェーッ!?やっぱりこの人容赦ねえー!!
どんだけ偏屈なんだあんた!普通だったらそろそろ「ほっほっほ、確かにお前達は他の人間と違うようじゃ」みたいなことを
言い出す場面じゃないんですか!「いいかばい合いだ、感動的だな、だが無意味だ」とババアはついにカエルの魔法を発射!
みるみるうちにあかりとルビーは、ドス黒い魔法の煙に包まれてしまいます。まさか本当に二人をカエルにしようとするとは…

ぼわぼわぼわぼわ

「う、うう…!」

「うううっ…!」

「…」

ぱしゅううううん

「…あ、あれ…?」

「呆れた奴らじゃ…最後までかばい合っていたことに免じて、
 カエルにするのは勘弁してやろう」

ところが、そんな情け無用のバアさんにも一握りの優しさが!実際にカエルの魔法を食らわされても、頑としてその場を動こうとしなかった二人。
そんな姿に心を揺さぶられたバアさんは、なんとあかり達に”千夜一夜草をあっと言う間に咲かせる呪文”を授けてくれるのでした。
ちょっ、そんな便利なもんがあったのかよ!千年に一度の花をあっと言う間っておい!この呪文さえあれば問題は一挙解決ですな…

「ティンクルティンクル・レニアーム!時を超え、咲いて!千夜一夜草!」

しゅぱあああああ

「わぁ〜!!」

「ラブぅ〜!!」

「ラブラ行こう!花を摘んでハーブティーを作るの!」

そんなバアさんの呪文の威力は効果てきめん!草原に生えていた千夜一夜草に向かって唱えてみると、
見渡す限り千夜一夜草の花が一気に咲き乱れてしまいました。千年に一度の花をこんな大量に咲かせることができるとは…
もしかして、この一面に咲いた千夜一夜草を全部収穫して売りさばけば
すげぇ大金持ちになれるんじゃないだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

パキイイイン…

「えっ…?あ、あれ!?き、消えちゃうよ…どうして!?」

「やっぱり…魔法の力が足りないんだわ…」

「そ、そんな…」

ところがルビーが花を摘み取った途端、見る間に崩れて消えてしまう千夜一夜草!
サフィーの話によると、あかり達の魔力が未熟なために呪文が完全ではなかったという…
そんな…大儲けの夢がここで終わってしまうのか!(えー
それと花を摘み取ったら崩れて消えてしまうってことみたいですが、要するにあかりはこの花のハーブティーを飲みたいわけですから
摘まずに直接むしゃむしゃまるかじりすればハーブティーと同じ効果が得られるんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「うぅ…ううう…!」

「ルビー…泣かないで、私はもう大丈夫だよ!」

「え…?」

「千夜一夜草は咲いたの、私の心の中に!
 私、もう無理なんて言わない…諦めない!ルビーのおかげだよ、ありがとう!」

ところが、お目当てのハーブティーが手に入らなかったというのに、残念がるどころか清々しい笑顔を浮かべていたあかり。
そう、すでにあかりは今までのルビーとのやり取りで、ネガティブハートにロックオンしてオープンハートされていたのです(えー
いや心の中で千夜一夜草が咲いたということは、フローラルパワーがフォルテッシモしてこころの花が元気になったと言うべきか
いやここはむしろ心の星が輝いてハピネストーンが(以下略)

ともかくルビーとの友情のおかげで、今までのダメな自分から一歩踏み出す決意をすることができたあかり。
厳しくすべき時にはきちんと叱って、お互いを高め合うのが真の友情というわけですな
いつでもただ甘く接するだけの関係は友情と言えるのかどうか…そう例えば…

御坂ルビ琴(仮名)
「自分に出来る事をやろうともしないで
 現実から逃げてるだけの奴なんて許せない!
 それって人として最低じゃない!」
佐天あかり子(仮名)
「あ、あはは、なんだか
 自分の事言われてるみたい…」


(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN 

御坂ルビ琴(仮名)
「えっ?あかり子ちゃんは違うよぉ〜(笑)」

※このやり取りはフィクションです。実在の御坂さん、佐天さんとは関係ありません(えー
今さらながらレールガンスタッフはなんで御坂にこんなこと言わせたんだろうね…この部分は御坂ファンにとっても黒歴史としか言いようが…
あっすいませんこの御坂はフィクションでしたね、そうこれはフィクションで悪い夢か何かなんだきっと…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ゆ…祐馬くん!」

「ん?」

「すーはー…すーはー…き、昨日はとっても嬉しかった!
 困ってる時、助けてくれたよね!」

「昨日…?別に…」

「そのこと、どうしてもお礼言いたかったから…ふふ、ありがとう!」

「…お、おぉ」

(言えた…!私、ちゃんと言えたよ!)

そしてラストシーン、魔法のハーブティーに頼らなくても「祐馬にお礼を言いたい」という気持ちをきちんと伝えることができたあかり。
やはりこのアニメは、あかりが現実と戦い続けることで一歩一歩成長を重ねていくという
ラスボスは現実という一風変わったストーリーなんでしょうか(えー  次回に続く!


■ジュエルペット てぃんくる☆ 第8話「ディンドンベルにドッキ☆ドキ!」
 

「あぁ〜憧れのジュエルスタ〜!私がなって、世界一のクイーンオブポップになっちゃうの〜!」

「ふふ、俺とディアンがジュエルスターになるさ!」

「いーえ!ジュエルスターは天才たるこの僕だとあらかじめ!」

「ジュエルスター?それは私ね」

「い、いつも凄いねみんな…」

「あかりちゃんも頑張ろう!目指せジュエルスターよ!」

「うう…そんなの想像もできないよ…だって!ジュエルスターになるためには沢山魔法を覚えて!
 まだ1個しかもらってないジュエルストーンを12個も集めて!
 そのうえあちこちの魔法学校の超優等生ばっかり集まるジュエルスターグランプリに出て!
 そのうえそのうえ優勝しなきゃいけないんだよ!?
 この学校で前にジュエルスターになった人なんか、
 絶対絶対超すごい魔法の大天才だったに決まってるしいいい〜〜!!」

「ジュエルスター?オレがやるよ!」
「それだったらオレがやるよ!」
「いやオレがやるよ!」
「じゃあオレがやるよ!」
「どうぞどうぞ」と、冒頭からジュエルスターについて熱い議論を交わしていたあかり達。(えー
あかりのクラスメイトはみんながみんな相当な自信家のようですが、その中であかりだけは見ての通り「ムリムリ絶対ムリ」
逆の意味で自信満々のようです。というかあかりのジュエルストーンってまだ1個しか集まってなかったんだなあ
もう8話なのにまだ1個って、番組の進行的にずいぶんゆっくりですね
このペースで行くと、12個集め終わるのに100話ぐらいはかかるような気が…

「(どてっ)きゃっ!?び、びっくりした…」

「ご、ごめんなさい!あの、もしかして魔法の練習をしていたの?」

「う、うん、私だけ上手くできなくて…」

「わぁ!おんなじ!みんな凄い魔法の才能があって、私だけなんだかダメダメなの…」

って、そんなあかりが中庭で魔法の練習をしていると、そこにぬっと姿を現した新キャラの女の子が!
こ、これは…どうやらあかりと同じく、魔法の腕がヘッポコなここの生徒のようですが…
そんなことよりこのふとももが!見えそうで見えない角度があああ!!(えー

「私はあかり、よろしくね!」

私はジュリィ、よろしく!」


(C)SEGA TOYS/SPIN MASTER/BAKUGAN 2 PROJECT・テレビ東京

!?

え…ジュ…ジュリィ!?爆丸の女性キャラの中でも唯一残念なヒロインと言わざるを得ないあのジュリィですか!?(えー
こいつはなんとも珍妙な偶然が…って、よくよく聞いてみたらジュリィじゃなくてこの子の名前はジュディだそうですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
一瞬ホントにジュリィって聞こえたからびびってしまった…まあこの性的なジュディとあの残念なジュリィを同列に扱うのはさすがに失礼ですよね(えー

「あ、あれっ!?夜になっちゃった!?」

「う、嘘!?」

「ラブぅ!?」

「そうよ、今日は一週間の夜の真ん中の日だもの」

-----------------------

みい〜んみんみんみ〜ん

「セ、セミの声!?いきなり夏だし〜!?」

「おはよう、暑いねあかり」

「お、おはよう…って、な、なんで朝!?」

「なんでって…朝だから、朝なんじゃない?」

-----------------------

ザアアアアアア

「こ…今度は雨!?あんなにいいお天気だったのに…」

「変ラブ〜!」

「さっきから不思議なことばかり…」

「あっ、あかり!ちょうど鐘を鳴らすところなの!」

ところがそんなジュディと知り会ってからというもの、次々とワケの分からない現象に見舞われてしまうあかり!
昼かと思えば夜になり、そうかと思えば朝になり、晴れかと思えば雨になり、周囲の時間軸がメチャクチャになってしまうことに…
一体何が起こってるんでしょうか、学園都市の最新技術が故障でもしたんでしょうか(えー
これが本当の科学と魔術が交差するとき物語は始まる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

なぜこんな現象が起きるのかまったく意味が分からないあかりでしたが、ただひとつ確かなことは
どんな季節のどんな時間にすっ飛ばされても、必ず横でジュディが学校の鐘を鳴らしているということ…
どうやらジュディは学校の鐘を鳴らす係のようで、普段の日課としてこの鐘を鳴らしているそうですが…
むう、それにジュディの時間は普通に流れてるみたいですし、一体何が何やら…

まあとりあえず私からひとつ言えることは、すごくこのあかりの視点になりたいということでしょうか(えー

「ねえあかり、一緒に鳴らしてみない?」

「えっ、いいの?本当に?」

「もちろん!二人一緒なら、お祈りの力が大きくなるかも!」

「うん!」

「やさしく…」

「やさしく…」

リンゴーン…リンゴーン…

そんな中、ちょっとした思いつきであかりと一緒に鐘を鳴らしたいと言い出したジュディ。
特に断る理由もないので、あかりは喜んでジュディと鐘を鳴らしてみますが…いやあの、それは別にいいんですけど
なんで君達そんな物凄い百合百合な雰囲気漂わせて鐘鳴らしてんですか…?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
この雰囲気でリンゴーンリンゴーンって、まるで結婚式じゃないですか!じょ、冗談じゃねえ!この空気には正直俺は気が気じゃないですよ!

まさか…
ガチ百合展開だけは勘弁せえよ…
(えー
(C)丹羽啓介/小学館

「みんな落ち着いた気持ちでテストが受けられますように…」

「ジュエルストーンが貰えますように…」

リンゴーン…リンゴーン…

「私ね、この世界のお月様って大好き。ほら、屋根のクリスタルが光を集めて…」

きらきら きらきら

「うわぁ〜!」

「ね?綺麗でしょ?」

「うん!」

さらに今度は、建物のクリスタルが月の光を集めて、二人の前に光の帯が広がるというロマンチックな光景が…
ここがデートスポットなのは確定的に明らか(えー
百合百合してるのは鐘を鳴らす最中だけかと思いきや、鳴らし終わった後まで完全にデートじゃねえか!疑う余地もないほどのガチ百合だ!


(C)ひぐちアサ・講談社/おお振り製作委員会

うぅぅーっ、な、なんなんだこの
目を逸らしたくなるような気恥ずかしさは!
たっ、耐えらんねぇっ!
(えー

「あのね、あかり…誰にも内緒なんだけど…あかりにだけ言うね。私、ジュエルスターを目指そうって決めたの」

「えっ?」

「前は私になんて絶対無理って思ってたんだけど…最初は難しかった鐘も、毎日一生懸命続けてたら
 上手く鳴らせるようになってきた…だから魔法だって毎日毎日一生懸命練習すれば、きっと…」

「あは…ジュディはすごいなぁ…!」

そんな中、最初はあかりのように絶対無理だと諦めていたジュエルスターのことを、これから本気で目指そうと思い始めていたジュディ。
今回の話は時間を飛びまくってるあかりには一瞬の出来事でしたが、ジュディは長い年月をこの鐘と一緒に過ごしてきたわけで…
それだけの時間ずっと努力を続けたことが、最初は同じだった二人の考えを別のものに変えていたようです。
そんなジュディの先に進もうとする姿を見て、あかりもそれに引っ張られるように感心した顔になりますが…

しゅぱあああああ

「えっ!?あ、あれっ!?ジュ、ジュディがいなくなっちゃった!?」

「な、何が起こったの!?」

「あかり達!とうとう来てくれたのね!」

って、そうかと思った次の瞬間、またしても別の時間へとすっ飛ばされてしまったあかり達!
しかし今度は今までと違って、必ずそばにいたジュディの姿がどこにも見当たりません
何が何やらとあかりがオロオロうろたえる中、「とうとう来てくれたのね!」などと言い出したジュエルペットが一匹…
見てみれば、それはジュディのパートナーであるプレーズというジュエルペットでした。
むう…なんでジュディのパートナーがここにいるのに、ジュディ本人はいないのか…?

「プレーズ、ジュディはどこ!?」

「ジュディは卒業したわ…12年前に

「ええっ!?そ、そんなわけないよ!」

「そうだよ!だって私達、ついさっきまでジュディに会ってて…!」

「あかり達は12年前の世界に行っていたのよ、ジュディがまだここの生徒だった頃に…」

「じゅ、12年前…?」

「これはジュディが言っていたんだけどね、ジュディとあかりはとても似ているから、
 同じ悩みを持っているから、だから時間を越えて引き寄せられたんじゃないかって」

な、なんですとー!?なんとあかりが今回体験したことは全てが過去の出来事!
冒頭でジュディに会った時点がもうすでに12年前で、そこから数ヶ月おきにポンポンと時間を越えてきたせいで、
あんな季節がめまぐるしく変わる事態が起きていたわけですな…とにかく今はちゃんと現代に戻ってきたようですが…

「そうなんだ…あ、あれっ!?鐘が壊れてる!?」

「12年に一度壊れてしまうの、この鐘…
 その時は生徒の誰かが魔法で直さなければいけないの」

「そ、そんな…」

「あかりお願い!卒業する時にジュディが言ったの、
 この鐘が壊れた時にはあかりが直してくれるって!」

「ええっ!?わ、私そんな魔法なんて…!」

って、ふと気がつけば見るも無残にブッ壊れていた学校の鐘!12年前ジュディがずっと鳴らし続けていたこの鐘は、
ちょうど12年経つごとにボロボロに壊れてしまうという…どうやらそれを直す魔法も一応あるようですが、
その魔法を使えるのはいつの時代も魔法学校でたった一人だけだという…ちなみに12年前はジュディの手で直されたそうですが…

「これがジュディからの伝言よ!」

ぽわわわわん

《あかり、久しぶり!》

「あっ!?ジュ、ジュディ!」

《いっぱい励ましてくれてありがとう!鐘は直す呪文はね、
 ”ティンクルティンクル・ディンドンベル”よ!》

「ディ…ディンドンベル…」

《大丈夫!私にだって出来たんだから、頑張ってやってみて!きっと出来る!出来るよ!》

頑張れ頑張れ出来る出来る絶対出来る頑張れもっとやれるって!
やれる!気持ちの問題だ頑張れ頑張れそこだ!そこだ!
諦めんな絶対に頑張れ積極的にポジティブに頑張れ頑張れ!
ジュディだって頑張ってるんだから!!(えー
さらにあかりに鐘を直す魔法を伝えるために、ビデオレターのような魔導書を残していたジュディ!
それを再生してみると、そこには熱い炎の妖精と化したジュディの姿が!お米食べろ!(えー
最初はやはり「自分には無理」と腰の引けていたあかりでしたが、ジュディの修造節を聞いているうちに段々とやる気が湧いてきたようで…



「ティンクルティンクル・ディンドンベル!鐘よ元に戻れぇぇっ!!」

リンゴーン…リンゴーン…

「や、やった!できたぁぁっ!」

「やったラブぅ〜!!」

そしてあかりが挑戦した結果は大成功!ボロボロだった鐘はすっかり修復され、再び綺麗な音色を奏でるようになるのでした
そんな今回の体験を通して、あかりもジュディのように「頑張ればやれる」という修造節を学んだようです
最初は完全に諦めていたジュエルスターのことも、ようやく前向きに目指すつもりになったようで…

(いつかは私も…ジュエルスターに…!)

「ほっほ、今回の鐘はあかりが鳴らしたか…思い出すのう…」

「前に鐘を鳴らしたジュディのことですか?」

「うむ、そのジュディが見事ジュエルスターに輝いた日のことをのう」

そして今回のラストシーンでは、校長の口から意外な事実が明らかに!
第二話でも語られた、この学校の歴史の中で唯一ジュエルスターの栄光を手にしたという伝説の生徒…
それこそが、あかりと誓いを交わした後も努力を欠かさなかったジュディだったのです

「そっか…前にジュエルスターになった生徒って、ジュディだったんだね…!
 私も、いつかジュディみたいに…!」

そんな偉大なる大先輩の姿を見て、ますますジュエルスターを目指す気持ちを確固たるものにするあかり。
こういう伝説の人が、もともとは何の才能もないただの凡人だったっていうのは珍しい話ですねえ。次回に続く!


■ジュエルペット てぃんくる☆ 第9話「初めての試験でドッキ☆ドキ!」
 

「ええーっ!?し、試験!?魔法学校にも試験があるんだ…」

「当然でしょ?そろそろ校長先生から、課題の内容と受験者の発表があるはずだけど」

「うう…でも私、試験って好きじゃないし…」

「でも課題をクリアーすれば、ジュエルストーンがもらえるぞ」

ある日のこと、あかりが魔法学校の教室にやってきてみると、今日は普段の授業ではなく試験の日なことを聞かされてしまいます
なんでも校長先生の出すお題をクリアーすれば、ジュエルストーンがもらえる方式になっているとか…
うーん、ジュエルストーン稼ぎにはもってこいの設定ですね、試験と言うよりはジュエルストーンのボーナスデーって感じでしょうか

「えっ!?ジュエルストーンが!?」

「あかりちゃん!ジュエルストーンがもらえれば、一学年進級だよ!」

「そうかぁ!そうすれば私もミリアと同じ2年生になれるんだ!」

そしてあれほど嫌がっていたのに物欲に目が眩んでやる気満々のあかり(えー
ま、まあ話が早いから助かるっちゃ助かるんですが…しかしあかりってまだジュエルストーン1個しか持ってなかったんですね
確かジュエルストーンって「新しい魔法を覚えるごとに貰える」っていうのが基本のはずでしたが…
前回あかりは「12年に1人しか使えない」と言われる超貴重な呪文:鐘を直す魔法を習得しているのに、
あれでもジュエルストーン貰えなかったんですか!?それほどレアな魔法でもダメなんてなんというケチな!

それとも「鐘が壊れたって別に新しいの買えばよくね?」という意味で
利用価値がない魔法だと判断されたんだろうか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  なんて夢のない場所なんだジュエルランド…(えー

「それでは魔法試験の受験者を発表するぞーい!ジャーンジャーンジャーン!
 この3名に決定じゃー!」

「ミリアにゃー!」「あかりちゃんだぁ!」「サラだわぁ!」

「そして試験の課題は…これじゃー!」

ジャーンジャーンげえっ関羽!というわけで校長先生の独断で決定された受験者は、あかり・ミリア・サラの3人…
そして気になる試験の内容は、今朝校長先生のカラオケマイクを盗んで逃げ出した白サルを捕まえることだそうです。
お、おい、これって試験と言うより、単にめんどくせー雑用を丸投げしに来ただけなんじゃ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ともかくジュエルストーンのためなら雑用だろうと何だろうとやる気の3人、早速そのサルが逃げたという”迷いの森”へ向かいますが…

「よいか、この課題は必ず全員でクリアするのじゃ!一人でも抜けたら不合格!
 全員失格じゃぞぉ!」

「はあ…全員で…?」

「こーんな実験オタクとぉ!?」

「はん…子供のお守りは嫌」

「なんですってぇぇぇーっ!!」

しかし3人で協力しろと言われた途端、「キモオタ氏ね」「ゆとり氏ね」とみにくい言い争いを始めてしまった2人!
この2人ってこんなに相性悪かったのか…そういえばミリアって、この間もサラのことを
「あんな友達いないのに何が楽しくて学校来てるのか分かんなーい」なんて言い方してましたっけね。
普段からそんな態度を取っていたら、そりゃ仲も悪くなるか…

「足跡からして向こうに行ったようね、行くわよ」

「わぁー!さすがサラ、すごーい!」

「…(照れ照れ)」

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!何よあかりったら、サラと二人で!」

「あ、ああ、ごめんごめん」

「あかりには私がいたらいいじゃない!サラなんて放っとけばいいのよ!
 サラみたいに研究にしか興味のないダッサい人には、こんな森がお似合いだわぁ!」

「…!」

「も、もうミリアったら!先に行っちゃったのは謝るから…!」

「やっぱり一人の方が早い」

「そ、そんなぁ、私はサラがいた方が心強いし楽しいんだけど…」

「そ…そうね(照れ照れ)」

「ふ、ふーん、そういうこと…あかりは私よりサラと仲良くしたいわけね!でしたらご勝手に!」

しかも単なるケンカではなくガチ百合的な意味で言い争いを始めた2人。あががああーっ!!
ちょ…ちょっと待ってくださいよ!前回のジュディといい2話連続でガチ百合回!?このアニメはそういう方向性で行く気なの!?
な…なんてこった…ミリアの方はまだ「のけ者にされるのが嫌」って感じの見方もできるでしょうが、
サラの方はもうまったく疑う余地がないほど百合丸出しだしな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかも何が悲しいって、私にとっちゃこのアニメで一番のお気に入りがサラだってことですよ!
その一番のお気に入り一番の百合キャラだとは…おお…大志Mk−2は深い悲しみに包まれた(えー
OP映像とか見てても「ぜひスリーサイズを」と質問されて「バカもの!」と吹っ飛ばす姿とかかわええなーと思ってたのに!くそァ!
というかサラって誕生日9月9日で俺とまったく同じなんですね、まったく何の因果か…

「(すたすた)ここは…?」

「キノコ族さん達が住んでる広場ねぇ」

「ひぃ…!?い、いいいい、嫌ああああーーっ!!キ、キノコは嫌!キノコは嫌ああああ!!」

「サ、サラ…?」

「嫌い…嫌い…!!大っっ嫌いいいいいい!!」

「な、なによあんた…キノコなんかのどこが恐いの?」

ゲェー!?このうえサラはキノコの事を(性的な意味で)忌み嫌っているという設定が明らかに!(えー
キ、キノコが大嫌い…これはもちろんキノコ=男という暗喩で言ってるわけですよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まったくそこまで男が嫌とは…ちょっとはナスとキュウリを丁寧に撫でまわす某ヒロインを見習って欲しいもんです(えー

「あ、あぁ…もうメチャクチャ…」

「こんなんじゃ試験に合格するなんて夢のまた夢じゃない、どうしろって言うのよぉ」

「どうしろって、それは…」

「3人で力を合わせなきゃ!みんなバラバラじゃ試験に合格できないよ!」

「う、うん!3人で力を…」

「冗談じゃないわ!誰がこんなオシャレのセンスもない実験オタクと!」

「いいカッコしいは嫌い…!」

「え、あ…」

「もうこんな試験やってられないわ!とっとと帰ってシナモンティーでもいただきましょ!」

結局3人がバラバラなまま遅々として進まない白サル探し…「一体どうしたらいいのよ」と思わず愚痴るミリアでしたが、
それが原因でまたしても険悪な言い争いが始まることに…そしてとうとうイライラが頂点に達したミリアとサラは、
さっさと試験をかなぐり捨てて迷いの森から帰ろうとしてしまいます

「そ、そんな…どうして…?ジュエルスターになるのがみんなの夢じゃない…!
 みんなでジュエルスターグランプリに行こうよ!私はミリアとサラと、みんなで夢を叶えたい…それなのに…
 どうしてミリアはそんなに自分のことばっかりなの…!?
 どうしてサラはみんなと仲良くしようとしてくれないの…!?
 こんなの嫌だよ!全然楽しくない!」

「あかり…」

「…」

「し、仕方ないわね…」

「一度だけなら…」

そんなバラバラな3人を繋ぎ止めたのは、あかりを中心とした百合百合パワーでした(えー
わんわん泣きながら「お前らもっと仲良くしろ」と言うあかりの姿を見て、「あかりが泣くんじゃあ仕方がないな」と思い直すことにした2人…
そして3人が力を合わせた途端、目的のサルは至極あっさりと捕まってしまいます。
百合パワーを発揮した途端こうも全てが上手くいくとは…やはりこの番組は百合推奨アニメなのか…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「いやぁ一時はどうなるかと思ったが、3人とも試験は無事合格じゃ!」

「やったぁぁー!!」

「ま、当然ね!」

「ふふ…」

「見事課題をクリアーした証として、”調和”のジュエルストーンを授けよう!」

「わぁぁ〜!」

「これで2年生に進級だよ!おめでとうあかりちゃん!」

「ミリアは3年生だわ!」

「や〜ね、3年生になったくらいで大げさに騒がないでくれる?」

そして課題クリアの報酬にジュエルストーンをゲットしたことで、あかりのジュエルストーンは累計2個、ミリアは4個、サラは7個となる事に…
ちなみにあかり達の魔法学校では、それぞれ集めたジュエルストーンの数が
1個以下:1年生
2〜3個:2年生
4〜5個:3年生
6〜7個:4年生
8〜9個:5年生
(以下略)

という具合に決められているので、今回あかりとミリアは級が上がってサラはそのままなみたいですね
さらに級が上がると変身後のコスチュームも変化するようです。あかりはちょっとしたアクセサリーが変化した程度ですが、
ミリアは派手好きなせいか黄緑色の服がオレンジ色に代わってアクセサリーも増えまくるという結果に…
結構雰囲気がガラッと変わる感じですねえ、今後あかりやサラもミリアを真似して進級イメチェンしていくんだろうか
しかし進級のたびにそんなことやられたら、スタッフは正直超めんどくさいだろうな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかしこの3人の中で一番可愛いのは、やはりどう見てもサラだな…それだけに百合なのが惜しまれるぜ…
「トキ…病んでさえいなければ…」と何度も繰り返したケンシロウやラオウの気持ちが分かる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!






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