■ジュエルペット てぃんくる☆ 第21話「どっちがどっちでドッキ☆ドキ!」
・ジュエルペットてぃんくるのコメント…見たいです
by四月一日
・ジュエルペットの感想…もう書かないんですか?
そんな風に弱々しく言われるとゾクゾクしちゃうじゃないか!(えー
こういうコメントを見ると俺のSな一面が刺激されて、感想書くテンションが上がってくるから困る:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
そんなわけでずいぶん久々になりましたが、ぼちぼちジュエルペットの感想も再開したいと思います
「もう!もう!もぉぉぉーーっ!!あかりってば!
友達の秘密を軽々しく人に喋っちゃうなんて…アンビリーバブルよ!!」
「えっ?えっ?な、なんのこと…?」
「とぼけないで!これよこれ!」
「それって…昨日ミリアが自慢気に話してた、おニューのやつ?」
というわけで今回の冒頭ですが、いきなりミリアが「わたしは許しませんよーっ!!」とあかりにブチ切れている場面から始まります。
とはいえ何の事に怒っているのか全然心当たりがないあかり…そこでミリアがずいっと差し出したのは、
いつものネコ耳とは違うウサ耳のアクセサリーでした。どうもコイツを昨日見せられて、あかりがみんなに喋ったという事のようですが…
「そうよぉ!私の予定では…!」
《ヒャー!!ミリアかわいいー!!》
《さすがミリア!オシャレー!!》
《素敵だ…!まるで見違えたよ…僕のKMB、ミリア!》
「こうなるはずだったのにぃ!むっきいいいーー!!」
(C)板垣恵介/秋田書店
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ないないそれはない(えー |
なんと自分がウサ耳をつければ、たちまち学園中から「ヒャアーミリア様ー!!」と大注目を浴びるという妄想をしていたミリア…
そんなウサ耳のことをバラされてプンスカ怒っているようですが、バラすまでもなくそんな都合のいい展開無理すぐるでしょう…
ウサ耳で学校の人気者になれるといつから錯覚していた?一度もおかしいとは思わなかったのか?(えー
「な、なんか謝っちゃった方がいいみたいよ…?」
「う、うん、ごめんミリ…」
「謝るほどの事じゃないわ、あかり」
「ミリアはみんなの注目を浴びて、ちやほやされたかっただけ」
「むっ…そ、それのどこが悪いのよ!?オシャレは女の子にとって大事なことよ!
ジュエルスターグランプリにはオシャレバトルだってあるのよ!
実験オタクでオシャレの分からないサラが、ジュエルスターになれるのかしら!?」
「言いたいことはそれだけ?くだらない」
ところがその時、あかりが謝ろうとした瞬間に割って入ってきたサラ!
日ごろから仲の良くないミリアとサラではありますが、今日は普段よりさらにヒートアップしてガチ険悪な雰囲気になってしまいます
それにしても、サラよりも先に「こんな奴に謝る意味あんの?」と口を挟んできたサフィーさん
結構ハッキリものを言うとこあるんですね…(えー
「え、えーと、授業を始める前に…サラさんとミリアさん、
2人は新しい魔法薬のレポート提出がまだみたいですね」
「あっ!?すっかり忘れてた…」
「サラが出してないなんて珍しいね…」
「他の研究で忙しかっただけ」
そんな中、「お前らまだ宿題出てないんだけど」とサルファー先生からレポートの提出を命じられるミリア&サラ。
どうも自分で考えた魔法薬を調合するという宿題のようで、まだクラスで提出してないのはミリアとサラだけのようで…
「えっ、そういうあかりは?」
「もう出したラブ〜!」
「今回は早かったよね〜!」
「でへへへ…」
「そうそう、あかりさんはブタまんの具を2割増やす薬でしたね!」
「あひゃぁぁぁ!?い、言っちゃダメぇぇぇーっ!!」
ブ、ブタまん…?もうすでに課題を終えていたあかりではありますが、その魔法薬はなんとも意外な感じでした
ブタまんの具を2割増やす薬ですか…2倍じゃなくて2割ってすごい控えめな数字ですね(えー
物欲があるんだかないんだか…しかし実際にそれを使ってる図を見ると、明らかに2割どころじゃない膨れ上がり方してるよこれ!
これは一体どういうこと!?2割どころか2倍…いや3倍…いや4倍!?どんだけブタまん食いたいんですか!(えー
「サラさん、ミリアさん、とにかく2人は今日中にレポートを提出すること。いいですね」
「…はい」
「はぁ〜い…」
ともかくミリア達は、この課題のために今日は補習をやらされることになるようで…
その後研究室に連れて行かれたミリアとサラは、ぽつんと2人だけ残されて薬の調合をするハメになってしまいます
お互いこんな最悪ムードが流れているというのに、一緒の部屋に押し込まれて研究をすることになろうとは…
(まったく、なんでサラと2人でなんか…!見てなさいよ、今度酷いこと言ったら
ヒキガエルになっちゃう薬を作ってやるから!)
(思い知るがいいわ…人に言ったことがそのまま自分に返ってくる薬を作ってあげる)
「ぐっひっひっひっひっひ…」
「ミ、ミリア…?」
「んふふ、んふ、んふふふふ…」
「サ、サラ…?」
そしてサイコーに邪悪な表情で相手をハメる薬を作り始めた2人。
こ、こいつら似たもの同士すぎる…!ミリアは悪口を言うとヒキガエルになる薬、サラは他人への悪口が自分へのしっぺ返しになる薬を作り、
そいつをお互いに食らわせてやるつもりのようです。サラの「自分へのしっぺ返しになる薬」っていうのはあれかな、今回のミリアで言えば
友達の秘密をペラペラばらしまくりでオシャレの分からないダサダサの実験オタクにミリア自身がなるっつーことか…
まあ因果応報だな…(えー
「ふんふんふふ〜ん?おやぁ?やっとるの〜!感心感心!」
「えっ、こ、校長先生?」
「ところで知っとるかぁ?赤と青をこうして混ぜるとなぁ…
紫になるんじゃああーー!!アーッハッハッハーッ!!」
いきなりなんだこのもうろくジジイはー!!(えー
バ、バカタレがー!!そんな研究室に校長がひょっこり現れたかと思うと、2人の作った赤い薬、青い薬を見るなり
「こいつを混ぜると紫になるんじゃアッハッハーッ」と意味不明なテンションで2つの薬をミックス開始!
昼間から酔っ払ってんじゃないよこのクソジジイが!(えー
そんな混ぜられた薬はみるみるうちに強烈な化学反応を起こし、研究室をボロボロに破壊する大爆発を引き起こしてしまいます
ドッボガアアアアアアン!!
「うわっ!?な、なんだ!?」
「あ、あいだだだだ…うぐぐ…も、もう、信じらんない!校長先生ったら勝手なことしてぇ!」
「えっ…?サ、サラ?」
「う…大変、すぐに調合し直さないと…メガネメガネ…」
「ミ、ミリア…?」
って、ところがそんな爆煙がようやく収まった頃、いつもとまるで様子の変わっていた2人!
どうやら今の大爆発がきっかけで、お互いの人格が入れ替わってしまったようで…
というかサラは今ミリアの体になってるのに、なぜかメガネを使い始めるってどういうことなの…もしかしてもともと伊達メガネだとか?
「えっ…?え!?ウ、ウソ、なんで!?ぎゃあああああ!わ、私がサラになったぁ!?」
「えっ?サ、サラは前からサラでしょ?何言ってるの?」
「…なるほど、そういう事…どうやら私とミリアの体が入れ替わったようね」
「ええええ!?ど、どういう事にゃん!?」
「トリセツ!(ぼわん)」
「ハーイ!要するに校長先生が勝手に薬を混ぜたから、
お二人の作った薬の効果がごっちゃになって発揮されてしまったんですねぇー!!」
そしてお互いの人格が入れ替わったことに気づいた2人は、ひとまずその原因を調べてみることにします
その時サラがポンと取り出したのがトリセツという鳥…なんだか初めて見る奴ではありますが、
取説という名前の通り、なんでもかんでも説明してくれる便利な鳥のようで…
「私が作っていたのは、人に言ったことがそのまま自分に返ってくる薬…」
「わ、私が作ってたのは、私にひどいこと言ったらヒキガエルになる薬…」
「その結果、お2人の中身が入れ替わり!その事を誰かに言ったりしたら、
お2人はヒキガエルに変身しちゃうことになったわけですなー!!」
「んなぁっ!?な、納得できなぁい!!どうしてそうなんのよぉーっ!!」
って、な、なんだとォ!?これって単に2人の人格が入れ替わっただけかと思ったら、
その事が誰かにバレると2人ともヒキガエルになるなんつーペナルティまであるのかよ!
カエルになるのはミリアの薬のせいなのは明白ですが…というかトリセツの説明からすると、
入れ替わったことも何もかも、お互いの薬の効果が足された結果ということのようですね
ミリアに悪口を言うとヒキガエルになる効果
+ 他人への言葉が自分に返ってくる効果
→ 他人と人格が入れ替わり、そのことがバレるとヒキガエルになる効果
ふんふんそういう事だったのかぁなるほどなーって全然つながりが分かんねえよこれ!(えー
この2つから生まれた効果って無理ありすぎるだろ!ミリアじゃないけど納得いかねー!
それにしても、そんな繋がりの感じられない薬の効果を完璧に理解してるトリセツさんってマジ何者だよ…
「ミリア!サラ!」
「あっ、あかり!」
「すごい音がしたけど…良かった、2人とも無事だったんだな」
ところがその時、さっきの爆発音を聞きつけて研究室にやってきたレオン&あかり!
むう、これはまずい…ここでレオン達に事情がバレたら一巻の終わり、慎重に応対せねば2人ともヒキガエルに…って
「あぁっレオン!私のこと心配してくれたのねぇ!嬉しいっ!レオーーン!!」
微塵もそんな事を気にする様子のないミリア。ア、アホすぎる!
たった今トリセツさんに言われたばっかりなのにもう忘れたのかよ!
いつもの調子でレオンに求愛行動をしまくって、あかりとレオンに思いっきり不審な目で見られてしまいます
「えっ?サ、サラ…どうしたの…?」
「はぁ?サラ?何よあかり、私のことが分かんないの?私はミリア」
「ダ、ダメよっ!トリセツの説明忘れたの!?」
ぶばー!?なっ…こ、今度は相手に不審がられるどころか、自分からバリバリに正体を喋りまくりだとォ!?
ミリア…ここまでのアホだったとは…(えー
さっきトリセツの説明を聞いて「なんでそうなるのよぉー!」って泣きわめいてたのはなんだったんだよ!
そのことをすっかり忘れて、わずか数秒後に自分から正体をバラしまくりとは…もう本当にアホすぎて言葉が…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あれっ?ねえ、なんでパートナーが入れ替わってるの?」
「へっ!?え、あ、えーとえーと!?」
ばたばたばた
「こ、これでいつも通りでしょ、あはは、あはははは!」
「な〜んか変だねぇ…」
(まずい…このままじゃすぐにボロが出る…)
「悪いけどあかり、今はあなたに構ってる暇はないの!サラ、行くわよ!」
「えっ、ちょ、ちょっと!?」
ドドドドドドド
「あっ…!?ミ、ミリア、サラ…」
さらに今度は「なんでミリアのパートナーがサラにくっついてるわけ?」とルビーに指摘され、
ますます不審な目で見られてしまう2人。そこでサラは、もうこれ以上会話を続けるのは危険とみて
「バーカお前となんか話したくねーよ」とあかりに冷たい態度を取り、強引にこの場からトンズラしてしまいます
「昨日のミリアとサラ、なんだか様子が変だったねぇ」
「…うん…もしかしてミリア、まだあのこと怒ってるのかな…」
「おっはよー!」
「え、ええっ!?サラ!?どうしたの、なんだか別人みたい!」
そして翌日、いまだに昨日サラたちに避けられたことを気にしていたあかり…って、
その時登校してきたサラを見てみれば、普段はとても着ないようなハデな服装を!まあ中身はミリアなので当然ですが…
しかしこれはサラってやっぱりおっぱいでけぇんだなあと再認識するひとコマですね:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
これでまだ13歳とはまったく末恐ろしいバディだぜ…
「う…美しいっ…!」
「驚いたなぁ…!見違えたよサラ」
「くっ…」
(な、何よそのセリフは…!ミリアの私が言ってもらうはずだったのにぃぃっ!)
「ふー、どうやら授業には間に合ったみたいね」
「なぁっ!?ちょっ…!」
そんな普段とは違うサラの姿を見て、「なんて美しいおっぱいなんだ!」
「なんて驚いたおっぱいなんだ!」とニコラやレオン達は目が釘付けであります(えー
そんな中今度はミリア(サラ)が登校してきますが、ヨレヨレの白衣にボサボサ頭と普段のサラよりうすぎたない格好を…
あぁそれにしてもこいつら、少しは正体隠そうって気はないのだろうか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「(ぼそぼそ)何よその酷い格好はぁ!?」
「(ぼそぼそ)今まで元に戻る薬の研究してたんだから、仕方ないでしょ?
それより私の体で勝手なことしないでくれる?」
「なによぉ!綺麗にしてもらって文句ある!?」
「えっ…!き、きれい…?ふ、ふーん…」
そして今日もまた顔を合わせるなり言い争いを始める2人…って、
「せっかくテメーの体を綺麗にしてやったのによー」とミリアがギャースカ怒鳴り始めた途端、
「えっ…やだ…綺麗だなんて…(きゅん)」となぜか胸キュンしてしまったサラ
お、おいおい、ガードが固いように見えて変に純情なところがあるんですねサラ。
これは熱烈にアタックする奴がいれば、意外にあっさり落ちるかもしれんな…(えー
「あ、あのっ…!サ、サラさん!」
「ん?ニコラじゃない、なんか用?」
「ぼ、僕とデートして、一緒にストロベリーパフェを食べてくださぁいっ!!」
「はぁ?」
とか言ってたらいきなりキター!!な、なんと!今のサラのセクシーな姿に完全に悩殺されたニコラは、
意外にも花束を用意してのガチ告白を開始!ああ、しかし悲しいかな、今サラの体に宿っているのはミリア…
これがサラ本人に対する告白だったら、もっと面白い反応が見られたかもしれないのになぁ。ニコラがもっと早く
サラのおっぱいぱいの魅力に気づいていればこんなことには!(えー
「シフォンケーキも食べ放題でちゅぅぅぅ!!」
「えっ!?ケ、ケーキぃ!?」
しかしニコラにもパフェにもまるで興味なさげなミリアでしたが、ケーキと聞いた途端にこんな反応を!
ミリアってそんなにケーキが好きだったんか…そういえば料理がドヘタクソなのにいつもケーキ作りまくってますけど、
もしかしてケーキが好きすぎて作らずにはいられないってことなんでしょうかね
「ちょっ…ミ、ミリア!」
「わ、分かってるわよ…ごめんなさぁい。私、お子様はアウトオブ眼中なの」
「ア、アウトオブがん…っ!?ぐふっ!!」
「む…無念でちゅ…」
「はっ!?レオン!レオーン!ねえ、どこに行くのレオン!」
「え!?ミ、ミリア!」
って、サフィーにたしなめられてニコラのことは軽く一蹴したミリアでしたが…
今度はレオンの姿を見つけると、ドタバタ駆けつけて腕を組みながらすりすりにゃんにゃんし始めてしまいます(えー
せっかくニコラをあしらったのに、これじゃまったくの無意味…というかレオンもサラ萌えに目覚めると面白いんだが:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「えっ!?サ…サラ!?」
「私も一緒に連れて行ってぇーっ!!」
「ちょっ、そ、それじゃ意味ないからぁぁぁ!!」
「なに考えてるのあなたはぁぁぁぁーーっ!!」
ってああ!?しかしその時、その光景を目にしたサラが怒り狂ってミリアを連れ去ることに!くそっいいところで!(えー
しかしレオンも抱きつかれた瞬間は赤くなって動揺してましたが、すりすりされてる最中は「サラ一体どうしたんだろうなー」って感じで
すっかり平常心に戻っちゃってましたねえ。どうやらサラの体を使ってもレオンを悩殺するのは無理なようで…
レオンマジ鉄の男すぎるだろ…(えー
レオンを落とせる女性キャラって誰かいるんだろうか…
ドドドドド…
「あっ、ミリア、サラ!」
「はぁ、はぁ、はぁ…!」
ドドドドドド!!
「あわぁ!?」
「な、なにあれ、あかりちゃんのことは無視!?」
「う、うぐっ…」
「はぁ…はぁ…あ、あんなことして…!私達の置かれてる状況分かってる!?」
「あははは、つい…」
「(とてとて)あっ、ねえ、ミリア、サ…」
「特にあかりには要注意よ!この事は私とあなた、2人だけの秘密なんだから!」
「(ずがーん)」
って、レオンの前からドタバタ逃げてきた2人に声をかけようとして、またしてもシカトされてしまったあかり!
それでもあかりは「まって〜」と2人を追いかけますが、聞こえてきたのは「あかりは徹底的にハブろうぜ」という言葉…
ガビーンと激しくショックを受けてしまうあかりでしたが、「くっそーこうなったら意地でも仲間に入ってやっからよー」と
逆に妙なやる気を出してしまいます
「そ…そんな…友達だと思ってたのにぃっ…うぐぐぐ…そ、そんなの嫌だもん!!」
「ミリア、ごめんなさい〜!」
「…?どうしてあかりが謝るの?」
「とぼけないでミリア!昨日のこと怒ってるんでしょ?もう絶対余計なこと喋ったりしない!
ミリアのサプライズにも全面協力するからぁ!お願い許して、この通り〜!」
そんなわけでおんおん泣きながら「ハブらないで〜ハブらないで〜」と2人にひたすら懇願しに来たあかり。
ちょっと行き違いがあっただけでここまで泣くとは!それを見守るルビーとラブラの顔が
「うわ〜この程度で泣くとかないわ〜」「あかりちゃんメンタル弱いわ〜」と
ものすごい呆れてるように見える:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あ〜なんだそのこと?あんなの私、もう全然気にしてないし!」
「へ…?なんでサラが?」
「うっ…!あ、ああ、私全然気にしてないし〜!」
「ほ、本当?だったら私だけ仲間外れにしないで!2人だけの秘密は悲しいよ〜!」
ふむ…てっきり冒頭のウサミミのことでハブられていると思って、ここに謝りにきたあかりですが…実際の理由は全然違うわけで…
「ウサミミじゃなかったらなんなの?ねえなんなの?ハブらないでぇぇぇんぁぁぁおおおぁぁぁん」と、隠し事をしたままでは
あかりがびーびー泣きわめくばかりです。そんなあかりの号泣っぷりにほとほと困り果ててしまった2人は…
「ちょ、ちょっと、どうする…?」
「ダメよ。言ったらヒキガエルになるのよ」
「で、でもあかりが可哀想じゃない!」
「それはあなたのせいでしょ?あんなくだらない事であかりを責めたから」
「く、くだらないとは何よ!オシャレは女の子にとって大事なことよ!
せっかくこんな綺麗なドレスまで着てあげたのに、あんたまだ分かってないの!?」
「誰も頼んでない!そんなのミリアの趣味で、私の趣味じゃないわ!」
「あ、あれ…?」
「ちょ、ちょっ…!聞こえてる聞こえてる!」
ところがその時、あかりの処遇をめぐってギャースカ言い合いを始めてしまった2人!
とうとう「ミリアてめーは黙ってろ」とダイレクトに名指しで呼び始め、鈍いあかりもさすがに感づき出してしまいます
それにしても↓の画像のガーネットの形相ときたら…(えー
なんか今にもサラを食い殺しそうなくらい凶悪な顔してるんだが…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「なによ!この服はレオンだって誉めてくれたんだから!」
「それは私が着てたから!あなたを誉めたんじゃないでしょ!」
「言ったわねぇ!?こんのぉぉぉーーっ!!」
べとっ
「!?ぬぐぎゃああああーーっ!!キノコぉぉおーーっ!!」
「も、もしかして…ミリアとサラが…」
「入れ替わってるラブ!?」
そしてさらにケンカの最中、「うだら!こいつを受け取れやーっ!!」とキノコをサラに叩きつけてしまうミリア!
あかりからしたら、あのサラが平然とキノコをひっ掴み、ミリアがキノコを見て泣き叫んでいるという光景…
ここまでされたらさすがに気づかないわけがなく、とうとう2人が入れ替わっていることがバレてしまいます
ああ、そして2人は哀れにもこれからヒキガエルとしての一生を…
「あああああっ…!し、しまったぁぁあぁあ!!」
「ヒ、ヒキガエルになるぅぅぅ!」
「カエルになるくらいなら、ダサダサのあんたでいた方がマシだわぁぁぁ!」
「ミリアでいるなんてゴメンだけど、ヒキガエルはもっと嫌ぁぁぁ!!」
「(ぼわん)セーフ!セェェーフ!カエルになるのは、入れ替わったことを
自分で喋っちゃった時だけです!今のはあかりちゃん達が勝手に気づいたから、
薬の魔法は無効でーす!」
ふ、ふざけんなー!!なんだそりゃー!!2人が大混乱に陥る中、トリセツが現れたかと思ったら
「他人に気づかれた瞬間ヒキガエルになるといつから錯覚していた?」と予想外のセーフ宣言を!
クソッタレー!今トリセツの説明を見返してみたら、「お2人が入れ替わったことを誰かに言ったらヒキガエルになる」と
確かに言ってるのが余計に腹立つな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
ぼわんぼわんぼわん
「ふう…どうやら元に戻ったみたいね」
「ほんと、一生あのままだったらどうしようかと思ったわ!」
「とにかく元に戻って良かった!でもオシャレなサラも素敵だよ!」
「ん…ねえ、この服…」
「な、なによ」
「今度、レアレア界でパーティがあるの。1日だけ貸してくれる…?」
「む…い、いいわ。その代わりサルファー先生の授業で、あなたが解いた魔法の方程式…
今度私にも教えてくれる?」
「ふふ…仕方ないわね」
そんなわけでヒキガエルにならずに済んだ2人は、その後なんとか解毒薬を作って人格も元通りに…
しかし同じ苦労を共にして、少しは通じ合うものがあったのか、お互いに頬を赤らめながら
「今度オシャレな服貸してください」「今度勉強教えてください」とデレた態度を見せるのでした。次回に続く!
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