■ジュエルペット てぃんくる☆ 第19話「ニコラとチターナでドッキ☆ドキ!」

 

「それじゃあ乾杯だよ!あかりちゃんの3年生進級と!」

「あ、ありがとう!」

「ミリアの4年生進級!」

「イエース!」

「そしてサラのジュエルストーン9個目をお祝いして!」

「ふふ」

「「「「かんぱーい!!」」」」

さて前回、ジュエルストーンのバーゲンセールという名の試験をクリアして、全員一気に学年を上げていたあかり達。
これでトータルの数はあかりが4個、ミリアが6個、サラが9個まで集めたみたいですね
それにしても前回はレオンも一緒にジュエルストーンをゲットしたはずなんですが
こいつらレオンには乾杯してやらないんだろうか(えー

「あ…でも、ニコラとチターナは来ないのかなぁ」

「来るわけないない!」

「”天才たる僕が君達と一緒にパーティだなんて!”」

「”ありえないでちゅ〜!”」

「ってなるに決まってるわぁ!」

しかしあかりと一緒にジュエルストーンをゲットしたニコラは、そんなお祝いパーティに顔を出そうともしていませんでした
ミリアが「来るわけねーよあんなの」と言っているように、ニコラは相当クラスメイトの中でも浮いた存在になっているようです
なんかニコラって会社の忘年会とかサボりまくって
「あいつ付き合いわりーよなー」と同僚たちから干されるタイプ
ですよね確実に(えー



「何するんですかチターナ!?僕は怒りましたよ!もうパートナーなんか解消です!」

「あっかんべぇー!」

「ふ、2人ともやめなさい!」

「君達は心がピッタリのパートナーじゃなかったのか!?
 ニコラ!パートナーとケンカ別れでもしたら、
 もう2度とジュエルランドに来られなくなってしまうんだよ!」

「み、みなさんと一緒に勉強できなくなってもいいんですかぁ!?」

「いいんでちゅよぉ!どうせニコラには友達一人もいまちぇんし!」

「ぐっ…チターナァァァッ!!」

ところがそれほどクラスで浮いているニコラは、とうとう唯一の拠り所であるパートナーのチターナにも
「俺様がいなけりゃお前なんてただの家畜でしょ?」なんてことを言い出して、取っ組み合いの大ゲンカを始めてしまいます
チターナもチターナで、「お前友達いないくせに何調子乗ってんの?」とニコラの痛いところをガスガス突きまくり
とうとう2人はパートナーを解消してしまったという…

「えっ、2人を仲直りさせる方法?」

「あんなに仲の良かった2人が、このままだったら可哀想で…
 それにせっかくニコラとも仲良くなれたのに、会えなくなるなんて…」

「優しい人ですね、あかりさんは…」

「オッケー!それじゃあルビーが新しいニコラのパートナーに、
 あかりがチターナの新しいパートナーになるといい!」

「「ええええええええええ!?」」

そんな中であかりは、ニコラとチターナをなんとか仲直りさせようと…って、そこでトールから思ってもみない提案が!
なんとあかり&ルビーペアニコラ&チターナペアを、そっくりそのまま入れ替えればいいじゃないという…しかし
「あんなのとパートナーになるなんて絶対いやぁぁぁぁ」とわんわん泣き叫ぶあかり。
あかりちゃん…それほどまでにチターナのことをキモがっていたなんて…(えー



「ル、ルビーと離れるなんてやだぁぁぁぁ!!」

「いやいやいやぁぁぁ!トール様の頼みでもそれだけはぁぁぁぁぁ!!」

「まあまあ聞きたまえ!ニコラとチターナのパートナーになって、
 わざと沢山失敗すればいい!」

「わ、わざと…?」

「新しいパートナーがダメダメだと分かったら、
 元のパートナーがどんなにかけがえのない存在だったか分かるだろう?」

「な、なるほど!さっすがトール様!」

「じゃああかり!さっそく男の子に変身してチターナに接近だ!」

「えっ、お、男の子…?うーん誰にしよう…」

「祐馬くんにすればいいのに!」

「えぇ!?ダ、ダメダメそれ絶対ダメぇぇぇ!」

ところがトールの考えというのは、あくまでも一時的にパートナーを交換して
ニコラとチターナが元の鞘に収まるよう誘導するという作戦でした。そのために、あかりには男子に変装してもらうという…
うーむ、なんで男子になる必要があるのかイマイチよく分かりませんが、ルビーの強い勧めであかりは祐馬の姿に変身することに…

それにしてもルビーの変装姿が面白すぎてやばい
なんだこれぇぇぇぇぇ!!ただ単にピンクの着ぐるみを着ただけなのに、これほど笑える珍獣になるなんて!?
こんなのが「パートナーになってぇぇぇぇ」とか言ってずんずん迫ってきたら
それだけで笑い転げてパートナーどころじゃないわ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「(どたばた)はぁ、はぁ…」

「待てってばぁ!待つでちゅよぉーっ!なんでパートナーになってくれないでちゅかぁーっ!!」

「はぁ、はぁ、ま、間に合ってるって言ってるでしょぉ!?」

「はぁ、はぁ、ティンクルティンクル!」

ぼわわわわん

「えっ、あ、あれ!?」

そんな一方でチターナは、新しいパートナー欲しさにレオン・ミリア・サラを追いかけ回していましたが
「「「きめええええええええええ」」」と散々嫌がられたあげく、サラの魔法でどこかへ逃げられてしまいました
さすがはあかりちゃんにすらキモがられているチターナ…他の連中に相手にされるわけがなかったんや…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「や、やあ!俺を君のパートナーにしてくれないか?」

「む…?見たことない生徒でちゅねえ…」

「し、新入生なのさ、とにかく俺、チターナ君のパートナーになりたいんだ!」

「ハァ?僕、名前まだ言ってないでちゅけど?」

「え、いや…そ、そりゃあ知ってるさ!チターナ君と言えば有名なジュエルペットだもん!」

そんな時にチターナの前に現れたのが、変身魔法で祐馬の姿になっているあかりでした
自分からパートナーになりたいと申し出たあかりに、チターナはそれはもう大喜びで…って全然違いますやんか
なんと喜ぶどころか「何いきなり話しかけてきてるわけ?」と、初対面の祐馬あかりのことを
不審者を見るような目でジロジロと見るチターナ。こいつめ…この期に及んでそんな選り好みしやがってぇ!

「まあいいでちゅ、さっそく魔法の腕前を見せてもらいまちゅ!」

(ええ!?ちょ、ちょっと待って、私中身は女の子だよ!?
 男の子の呪文言ったって使えるわけないよぉ!)

それでも「しょうがねえな〜パートナーになってやるかな〜」と、一応パートナーになることを引き受けたチターナ。
まずはあかりの魔法の腕を見る気のようですが、あかりは男の呪文を唱えても魔法が使えないそうで…
なんと…これは意外な事実が明らかになりましたね。確かに今までの呪文を思い返してみると
あかり・ミリア・サラは「ティンクルティンクル」レオン・ニコラは「グリーラグリーラ」と必ず唱えてましたが…
なんで2種類の呪文があるのかと思ったら、これって男女で唱える呪文が違ったんですねえ

考えてみたら、人間とジュエルペットのパートナーってみんな同性同士で、魔法を使う時は一緒に呪文を唱えるわけだし、
パートナーになるには同性じゃないとダメってことなんですかね。要するに、さっきトールが「男の子に変身して行け」って言ったのは
チターナがオスのジュエルペットだから、男じゃないとパートナーにしてくれないって意味で言ったんじゃないかと…

「ええい…グ、グリーラグリーラ!」

しぃぃぃーん

「…何やってるでちゅか?君ダメダメ君でちゅねえ〜」

「ご、ごめん…」

「こんなに誉めるところがひとつもないレアレアがいるなんて驚きでちゅ、
 ニコラはいっぱい誉めるところがあったでちゅ」

そんなわけでヤケになって男の呪文を唱えてみるあかりでしたが、当然のごとく魔法はまったく発動してくれませんでした
ルビーの方もニコラ相手に同じ状況になっていたようで、あかりとルビーは速攻でパートナーから呆れられてしまったという…
それにしても、やっぱりこの着ぐるみルビーは見てるだけでじわじわ笑えてくるなあ
なんかこの姿がウルトラセブンのワイルド星人にみたいでどうしても笑えてくる:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「チターナぁぁぁ!僕、ひどいこと言ってごめんなさい、ごめんなさい!」

「僕の方こそごめんなちゃい、ごめんなちゃい!」

その後色々あって2人は仲直りしました。よかったね(えー
いや、うん、今回一番語りたかったポイントは「ティンクルティンクル」と「グリーラグリーラ」の違いについてだったので、
それを十分語った今、まあ満足したのでこいつらの事は何でもいいやというか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  というわけで次回に続く!


・ラブラはクマらぶぅ。ホッキョクグマらぶ〜。 by らぶらどらいと
・ルビーの着ぐるみは前ジュエルペットのキングっていうんダス。役割はネタキャラで扱いも相当にアレだったから
 ジュエルペット(無印)からの視聴者は、もうパロるだけで笑いが出てくるんダス。ちなみにこういう口調「ダス」。 by コトハ
・ルビーが着た着ぐるみはキングって名前のジュエルペットのコスプレですよ。
 前作では訛った話し方で自分のことをワダスとか言うイロモノキャラでした。

「キングは1人!このオレだ!!」(えー
うーんあのルビーの変な着ぐるみは一期のキャラの格好だったんですか、
しかし僕らのジャック・アトラスを差し置いて、キングの名を名乗るとは感心しないな!

それとラブラってどんな動物かと思ったら北極熊…マジですか!?
北極熊ってグラップラー刃牙の中で「世界最強の猛獣」だとか言われてなかったか!?
動物の中で最強ってことは夜叉猿より強いってことじゃないですか!ラブラ…成長するとそこまで恐ろしい獣になるなんて…


(C)鳥山明/集英社

い、今のうちに…!
殺さないと…!!
(えー

私があかりちゃんだったら、こんな風にとても冷静じゃいられないと思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン


■ジュエルペット てぃんくる☆ 第20話「10倍魔法でドッキ☆ドキ!」

 

「ジュエルランドに今年も夏至の日が巡ってきました。今日はそれを祝う年に一度のお祭りです。
 日没までのわずかな間、ジュエルストーンのパワーで魔法の力が強まります。
 ですから夜が訪れるまでに1度だけ、サマージュエルマジックが使えるのですよ」

「サ、サマージュエルマジック…?」

「10倍魔法じゃよ。普段の10倍の威力の魔法が使えるのじゃ」

「どんな夢を叶えるかはあなた方次第です、存分にこのお祭りを楽しんでください」

何やら今回は、ジュエルランドで夏至のお祭りとやらが開催されていたジュエルペット20話。
このお祭りの最大の特徴は、普段の10倍の威力になった魔法が1度だけ使えるという10倍魔法なんだとか…
10倍とはまた思い切った数字ですが、1回だけというのは使いどころが難しいですな
1回だけとかすごい困るわ…ドラクエとかでもちからのたねの使い道とかマジ困るわ…
クリアする頃には、結局もったいなくて使えなかった数十個のちからのたねが残ってるのはよくある事:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「いらっしゃいませー!この惚れ薬を使ってケーキを焼けば、
 想いの人はかならずあなたに恋をしてしまいますよー!」

「や、やるわ私!すごく美味しいケーキを作ってレオンのハートをゲットしちゃう!」

「ええ!?そ、それは危険だにゃん!」

「そうよぉ!ミリアのお菓子作りの腕は…!」

「なーにを言ってるのかしら!今日の私は10倍魔法なのよ!そーれティンクルティンクル!」

そんな中、真っ先に10倍魔法を使い出したのはミリアでした。今日こそレオンをモノにするために、惚れ薬ケーキを魔法で作ったようですが…
それにしても、この間ミリアは4年生に昇格したからまた変身後のコスチュームが変わったんですね
2年生の時はこんな服3年生の時はこんな服でしたが、今度は黒を基調としたメイド服っぽい服装に…

それはいいんですけど、今さらながらこのアニメで変身するのってなんか意味あるんですかね?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
別に変身しなくても魔法は使えるわけですし。魔法のパワーを全開にする時だけ変身するってことでしょうか
でもレオンみたいな男性キャラは変身能力がないですけど、男は魔法力をフルに使うことはできないのかなぁ…わからん…

「(すたすた)」

「あぁんレオーン!今レオンのためにすっごく美味しいケーキを焼いていたのよぉ!」

「…え゛…ミリアが…ケ、ケーキを…?」

「むっふっふ…10倍魔法でいつもの10倍美味しいケーキなんだからぁ!」

そんなミリアのケーキが出来上がったその時、ちょうどタイミング悪くその場を通りがかってしまったレオン!
すぐさまケーキを食べさせようとするミリアですが、この死ぬほど嫌そうなレオンの顔ときたら

なんでそこまで嫌がってるんですかレオン!ついこの間ミリアがカップケーキ焼いてきた時は、
「何よこのクソまずいケーキふざけてるの?」ってサラ達が罵倒する中、
唯一レオンだけは「ジュースと一緒に食べると美味しいぞ」ってちゃんと食べてくれたのに…
あれでも内心は「もう二度のこいつのケーキだけは食わねぇ」って思っていたんだろうか…(えー



ぽわわわ〜ん

「うっ…?」

「どうぞどうぞぉ?」

「い、いただきます…」

「ど〜お?美味しいかしらぁ?(キラキラ)」

「ほわあっ!?ミ、ミリア!?」

ところが最初は嫌がりまくっていたレオンも、ケーキの発する惚れ薬の匂いにあてられて
ついにフラフラとケーキを一口食べてしまうことに!その途端ミリアの姿がやたらとエロい大人の美女に見えるようになり、
さすがのレオンもすっかりメロメロに…うーむ、まさかレオンがこんなアホ面を晒す日が来ようとは…

「ふひひひ、これでレオンのハートはがっちり私のもの〜!」

「わぁ〜ケーキ美味しそう〜!」

「食べるラブ〜!(もぐもぐもぐ)」

「うわらば!?」

「えひゃい!?」

「ひでぶ!?」

ところがレオンを虜にしたのもつかの間、いきなり世紀末な奇声を上げつつヒーヒー悶え苦しみ始めたレオン!
さらには、ケーキをつまみ食いしたルビー達も「こいつはくせえッーー!ゲロ以下の臭いがプンプンするぜッーー!!」
マズさのあまり次々にブッ倒れてしまいます。な、なぜに…普段の10倍美味しいケーキのはずなのに…

これはあれでしょうか、ミリアのケーキ作りの腕前はレベルで言えば0.000001くらいで
それが10倍されてレベル0.00001になりましたイエーイとか言っても、
結局は低レベルすぎて全然変わらんってことなのか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「そっ、そんなハズは!(ぱくっ)うぉうえ!?激マズ!?な、なんでぇ!?」

「どうやら、10倍マズくしてしまった…」

「ってことでちゅねえ…」

って、そうかと思えばミリアのケーキは普段の10倍マズくなっていたことが発覚!
なるほど…つまりミリアの料理レベルは、小数点以下どころかマイナスの領域まで突入してたってことか…(えー
普段のミリア:料理レベル−50  10倍ミリア:料理レベル−500  こうですか!?分かりません!

「あぐぐぐ…じゅ…10倍魔法よ…も、元に…戻れぇぇぇっ…」

「はぁーキョーレツな味だったぁー!!」

「も、もったいない…そんなことに10倍魔法を使うなんて…」

レオンは キアリーを となえた!ってゲェー!?
1度だけの10倍魔法を、レオンはミリアの魔法を解除するのにあっさりと使用!
ニコラも「もったいねー、なーんかもったいねー」と呆れていますが、レオン自身は全く惜しいと思っていない様子です

やはりレオンは、「10倍魔法に頼ってあれこれやりたい」と考える俗人たちと違って、
そういうことに執着しない精神を持ってるってことですかね。さすがは勇者レオンさんや

「サラはよーく考えて決めてね!」

「はっ!?あの景品は!」

「サ、サラ!?まさか!?」

「ティンクルティンクル!!」

「サラァーーー!!」

考えろって言ってるそばからァーー!!なんてこと!10倍魔法の使い道でサラに釘を刺すサフィーでしたが
「あ〜聞こえんなあ〜〜!!」と次の瞬間にはもう魔法を使ってしまうサラ!
まったく少しは人の話を…ってサラさん意外とおっぱいでかいですね(えー
基本的にロリしかいないこのアニメで、サラは貴重なおっぱい要員だったのか!これはなかなかの耳寄り情報ですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「おめでとう!5等賞のへんてこホースだよぉ!」

「へ、へんてこホース…?一等賞じゃないんだ…?」

「さすがは10倍魔法だわ…!このホースがあれば、あの実験が成功するはず!」

しかしそんなサラが10倍魔法で手に入れたのは、的当てゲームのしょぼい景品・へんてこホース!
「あんなんただのガラクタじゃねーか」とあかり達が見守る中、唯一サラだけは喜んでいるようですが…
なんでも実験に使うのにちょうどいい形だったみたいです。でもこんなん自分で作りゃいいじゃねーか!!(えー
サラは天才だけどバカなのが玉にキズだな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「それではお日様と黄金色の雲の味、ダブルのお客様ー!」

「(つるっ)はっ!?ぼ、僕のアイスが!グリーラグリーラ!アイスよ戻れぇっ!!」



そうこうしているうちに、ニコラまでがしょうもないことで10倍魔法を使ってしまいます。
屋台で買ったアイスがつるっと滑ったその時、「ウオオー落ちるんじゃねえー!!」と元に戻すために10倍魔法を…
ま、まあなんていうか、うっかりチョコアイスを落としてうんこスカートが出来上がってしまったら大変ですからね(えー
そんなおかしな格好で出歩く子なんているわけないですよね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「やった…!ついに完成したわ…私の苦手なキノコ絶滅装置が!!」

一方その頃、へんてこホースを持ち帰って研究に没頭していたサラですが…
なんとそんなサラが完成させたのは、この世のあらゆるキノコを絶滅させるというなんとも物騒な装置でした。サ、サラの奴さては…
もう何十年と決着のついていないきのこの山vsたけのこの里宿命の戦いを終わらせるためにこんなことを!(えー
しかもきのこを一方的に絶滅させようとは、サラは生粋のたけのこ厨というわけですか!?汚いなさすがたけのこ厨きたない

「サ、サラ!?はっ…いつもの私じゃ無理かもしれないけど、今なら!」

「あかりちゃん!?まさか10倍魔法を!?」

「だってこのままじゃ、せっかくのきのこの山がダメになっちゃう!!」

そんなサラの暴走に対してあかりは「きのこの山はやらせん!!」と、ついに10倍魔法を使うことに!
そう、きのこの山はビスケット部分が手にジャストフィットする機能美を追求した、手を汚さずに食べられる高貴な食べ物ですからね
それに比べて、なんか粉っぽくて見た目クッキーのカスだらけで、チョコの面積が広くて持つ所がないせいで
手がすぐに汚れてしまう野蛮な食い物のたけのこの里ときたら…(えー

「いやいや立派だったぞい!あかりにジュエルストーンを与えるぞーい!!」

そして10倍魔法の力でついにきのこの山を守り切ったあかり。すると、そんな功績を称えて校長からジュエルストーンの授与が!
どうやら校長もきのこの山を愛する男だったようです。やはりな…この世にたけのこ厨の生きる場所などないのだよ!(えー

チョコ部分をカリカリ綺麗に食べてから、ビスケットの美しい造形を堪能しつつ食べられるのがきのこの山。それに比べて、
チョコごとクッキーがボロボロ削れてしまうせいで、造形もクソもなく乱暴に口に放り込んで食うしかない、無粋極まるたけのこの里ときたら…

ふう…そんなわけで今日もきのこの山が大勝利してしまったか…(えー
哀れなりたけのこ厨。しかし困ったな…こう勝利ばかりだと勝った時の達成感が…(以下略)次回に続く!


■ジュエルペット てぃんくる☆ 第21話「どっちがどっちでドッキ☆ドキ!」

 

・ジュエルペットてぃんくるのコメント…見たいです by四月一日
・ジュエルペットの感想…もう書かないんですか?

そんな風に弱々しく言われるとゾクゾクしちゃうじゃないか!(えー
こういうコメントを見ると俺のSな一面が刺激されて、感想書くテンションが上がってくるから困る:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
そんなわけでずいぶん久々になりましたが、ぼちぼちジュエルペットの感想も再開したいと思います

「もう!もう!もぉぉぉーーっ!!あかりってば!
 友達の秘密を軽々しく人に喋っちゃうなんて…アンビリーバブルよ!!」

「えっ?えっ?な、なんのこと…?」

「とぼけないで!これよこれ!」

「それって…昨日ミリアが自慢気に話してた、おニューのやつ?」

というわけで今回の冒頭ですが、いきなりミリアが「わたしは許しませんよーっ!!」とあかりにブチ切れている場面から始まります。
とはいえ何の事に怒っているのか全然心当たりがないあかり…そこでミリアがずいっと差し出したのは、
いつものネコ耳とは違うウサ耳のアクセサリーでした。どうもコイツを昨日見せられて、あかりがみんなに喋ったという事のようですが…

「そうよぉ!私の予定では…!」



《ヒャー!!ミリアかわいいー!!》

《さすがミリア!オシャレー!!》

《素敵だ…!まるで見違えたよ…僕のKMB、ミリア!》

「こうなるはずだったのにぃ!むっきいいいーー!!」


(C)板垣恵介/秋田書店

ないないそれはない(えー

なんと自分がウサ耳をつければ、たちまち学園中から「ヒャアーミリア様ー!!」と大注目を浴びるという妄想をしていたミリア…
そんなウサ耳のことをバラされてプンスカ怒っているようですが、バラすまでもなくそんな都合のいい展開無理すぐるでしょう…
ウサ耳で学校の人気者になれるといつから錯覚していた?一度もおかしいとは思わなかったのか?(えー

「な、なんか謝っちゃった方がいいみたいよ…?」

「う、うん、ごめんミリ…」

「謝るほどの事じゃないわ、あかり」

「ミリアはみんなの注目を浴びて、ちやほやされたかっただけ」

「むっ…そ、それのどこが悪いのよ!?オシャレは女の子にとって大事なことよ!
 ジュエルスターグランプリにはオシャレバトルだってあるのよ!
 実験オタクでオシャレの分からないサラが、ジュエルスターになれるのかしら!?」

「言いたいことはそれだけ?くだらない」

ところがその時、あかりが謝ろうとした瞬間に割って入ってきたサラ!
日ごろから仲の良くないミリアとサラではありますが、今日は普段よりさらにヒートアップしてガチ険悪な雰囲気になってしまいます
それにしても、サラよりも先に「こんな奴に謝る意味あんの?」と口を挟んできたサフィーさん
結構ハッキリものを言うとこあるんですね…(えー

「え、えーと、授業を始める前に…サラさんとミリアさん、
 2人は新しい魔法薬のレポート提出がまだみたいですね」

「あっ!?すっかり忘れてた…」

「サラが出してないなんて珍しいね…」

「他の研究で忙しかっただけ」

そんな中、「お前らまだ宿題出てないんだけど」とサルファー先生からレポートの提出を命じられるミリア&サラ。
どうも自分で考えた魔法薬を調合するという宿題のようで、まだクラスで提出してないのはミリアとサラだけのようで…

「えっ、そういうあかりは?」

「もう出したラブ〜!」

「今回は早かったよね〜!」

「でへへへ…」

「そうそう、あかりさんはブタまんの具を2割増やす薬でしたね!」

「あひゃぁぁぁ!?い、言っちゃダメぇぇぇーっ!!」

ブ、ブタまん…?もうすでに課題を終えていたあかりではありますが、その魔法薬はなんとも意外な感じでした
ブタまんの具を2割増やす薬ですか…2倍じゃなくて2割ってすごい控えめな数字ですね(えー
物欲があるんだかないんだか…しかし実際にそれを使ってる図を見ると、明らかに2割どころじゃない膨れ上がり方してるよこれ!
これは一体どういうこと!?2割どころか2倍…いや3倍…いや4倍!?どんだけブタまん食いたいんですか!(えー

「サラさん、ミリアさん、とにかく2人は今日中にレポートを提出すること。いいですね」

「…はい」

「はぁ〜い…」

ともかくミリア達は、この課題のために今日は補習をやらされることになるようで…
その後研究室に連れて行かれたミリアとサラは、ぽつんと2人だけ残されて薬の調合をするハメになってしまいます
お互いこんな最悪ムードが流れているというのに、一緒の部屋に押し込まれて研究をすることになろうとは…

(まったく、なんでサラと2人でなんか…!見てなさいよ、今度酷いこと言ったら
 ヒキガエルになっちゃう薬を作ってやるから!)

(思い知るがいいわ…人に言ったことがそのまま自分に返ってくる薬を作ってあげる)

「ぐっひっひっひっひっひ…」

「ミ、ミリア…?」

「んふふ、んふ、んふふふふ…」

「サ、サラ…?」

そしてサイコーに邪悪な表情で相手をハメる薬を作り始めた2人。
こ、こいつら似たもの同士すぎる…!ミリアは悪口を言うとヒキガエルになる薬、サラは他人への悪口が自分へのしっぺ返しになる薬を作り、
そいつをお互いに食らわせてやるつもりのようです。サラの「自分へのしっぺ返しになる薬」っていうのはあれかな、今回のミリアで言えば
友達の秘密をペラペラばらしまくりでオシャレの分からないダサダサの実験オタクにミリア自身がなるっつーことか…
まあ因果応報だな…(えー

「ふんふんふふ〜ん?おやぁ?やっとるの〜!感心感心!」

「えっ、こ、校長先生?」

「ところで知っとるかぁ?赤と青をこうして混ぜるとなぁ…
 紫になるんじゃああーー!!アーッハッハッハーッ!!」

いきなりなんだこのもうろくジジイはー!!(えー
バ、バカタレがー!!そんな研究室に校長がひょっこり現れたかと思うと、2人の作った赤い薬、青い薬を見るなり
「こいつを混ぜると紫になるんじゃアッハッハーッ」意味不明なテンションで2つの薬をミックス開始!
昼間から酔っ払ってんじゃないよこのクソジジイが!(えー
そんな混ぜられた薬はみるみるうちに強烈な化学反応を起こし、研究室をボロボロに破壊する大爆発を引き起こしてしまいます

ドッボガアアアアアアン!!

「うわっ!?な、なんだ!?」

「あ、あいだだだだ…うぐぐ…も、もう、信じらんない!校長先生ったら勝手なことしてぇ!」

「えっ…?サ、サラ?」

「う…大変、すぐに調合し直さないと…メガネメガネ…」

「ミ、ミリア…?」

って、ところがそんな爆煙がようやく収まった頃、いつもとまるで様子の変わっていた2人!
どうやら今の大爆発がきっかけで、お互いの人格が入れ替わってしまったようで…
というかサラは今ミリアの体になってるのに、なぜかメガネを使い始めるってどういうことなの…もしかしてもともと伊達メガネだとか?

「えっ…?え!?ウ、ウソ、なんで!?ぎゃあああああ!わ、私がサラになったぁ!?」

「えっ?サ、サラは前からサラでしょ?何言ってるの?」

「…なるほど、そういう事…どうやら私とミリアの体が入れ替わったようね」

「ええええ!?ど、どういう事にゃん!?」

「トリセツ!(ぼわん)」

「ハーイ!要するに校長先生が勝手に薬を混ぜたから、
 お二人の作った薬の効果がごっちゃになって発揮されてしまったんですねぇー!!」

そしてお互いの人格が入れ替わったことに気づいた2人は、ひとまずその原因を調べてみることにします
その時サラがポンと取り出したのがトリセツという鳥…なんだか初めて見る奴ではありますが、
取説という名前の通り、なんでもかんでも説明してくれる便利な鳥のようで…

「私が作っていたのは、人に言ったことがそのまま自分に返ってくる薬…」

「わ、私が作ってたのは、私にひどいこと言ったらヒキガエルになる薬…」

「その結果、お2人の中身が入れ替わり!その事を誰かに言ったりしたら、
 お2人はヒキガエルに変身しちゃうことになったわけですなー!!」

「んなぁっ!?な、納得できなぁい!!どうしてそうなんのよぉーっ!!」

って、な、なんだとォ!?これって単に2人の人格が入れ替わっただけかと思ったら、
その事が誰かにバレると2人ともヒキガエルになるなんつーペナルティまであるのかよ!
カエルになるのはミリアの薬のせいなのは明白ですが…というかトリセツの説明からすると、
入れ替わったことも何もかも、お互いの薬の効果が足された結果ということのようですね

ミリアに悪口を言うとヒキガエルになる効果 他人への言葉が自分に返ってくる効果
他人と人格が入れ替わり、そのことがバレるとヒキガエルになる効果
ふんふんそういう事だったのかぁなるほどなーって全然つながりが分かんねえよこれ!(えー
この2つから生まれた効果って無理ありすぎるだろ!ミリアじゃないけど納得いかねー!
それにしても、そんな繋がりの感じられない薬の効果を完璧に理解してるトリセツさんってマジ何者だよ…



「ミリア!サラ!」

「あっ、あかり!」

「すごい音がしたけど…良かった、2人とも無事だったんだな」

ところがその時、さっきの爆発音を聞きつけて研究室にやってきたレオン&あかり!
むう、これはまずい…ここでレオン達に事情がバレたら一巻の終わり、慎重に応対せねば2人ともヒキガエルに…って

「あぁっレオン!私のこと心配してくれたのねぇ!嬉しいっ!レオーーン!!」

微塵もそんな事を気にする様子のないミリア。ア、アホすぎる!
たった今トリセツさんに言われたばっかりなのにもう忘れたのかよ!
いつもの調子でレオンに求愛行動をしまくって、あかりとレオンに思いっきり不審な目で見られてしまいます

「えっ?サ、サラ…どうしたの…?」

「はぁ?サラ?何よあかり、私のことが分かんないの?私はミリア」

「ダ、ダメよっ!トリセツの説明忘れたの!?」

ぶばー!?なっ…こ、今度は相手に不審がられるどころか、自分からバリバリに正体を喋りまくりだとォ!?
ミリア…ここまでのアホだったとは…(えー
さっきトリセツの説明を聞いて「なんでそうなるのよぉー!」って泣きわめいてたのはなんだったんだよ!
そのことをすっかり忘れて、わずか数秒後に自分から正体をバラしまくりとは…もう本当にアホすぎて言葉が…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あれっ?ねえ、なんでパートナーが入れ替わってるの?」

「へっ!?え、あ、えーとえーと!?」

ばたばたばた

「こ、これでいつも通りでしょ、あはは、あはははは!」

「な〜んか変だねぇ…」

(まずい…このままじゃすぐにボロが出る…)

「悪いけどあかり、今はあなたに構ってる暇はないの!サラ、行くわよ!」

「えっ、ちょ、ちょっと!?」

ドドドドドドド

「あっ…!?ミ、ミリア、サラ…」

さらに今度は「なんでミリアのパートナーがサラにくっついてるわけ?」とルビーに指摘され、
ますます不審な目で見られてしまう2人。そこでサラは、もうこれ以上会話を続けるのは危険とみて
「バーカお前となんか話したくねーよ」とあかりに冷たい態度を取り、強引にこの場からトンズラしてしまいます



「昨日のミリアとサラ、なんだか様子が変だったねぇ」

「…うん…もしかしてミリア、まだあのこと怒ってるのかな…」

「おっはよー!」

「え、ええっ!?サラ!?どうしたの、なんだか別人みたい!」

そして翌日、いまだに昨日サラたちに避けられたことを気にしていたあかり…って、
その時登校してきたサラを見てみれば、普段はとても着ないようなハデな服装を!まあ中身はミリアなので当然ですが…
しかしこれはサラってやっぱりおっぱいでけぇんだなあと再認識するひとコマですね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
これでまだ13歳とはまったく末恐ろしいバディだぜ…

「う…美しいっ…!」

「驚いたなぁ…!見違えたよサラ」

「くっ…」

(な、何よそのセリフは…!ミリアの私が言ってもらうはずだったのにぃぃっ!)

「ふー、どうやら授業には間に合ったみたいね」

「なぁっ!?ちょっ…!」

そんな普段とは違うサラの姿を見て、「なんて美しいおっぱいなんだ!」
「なんて驚いたおっぱいなんだ!」
とニコラやレオン達は目が釘付けであります(えー
そんな中今度はミリア(サラ)が登校してきますが、ヨレヨレの白衣にボサボサ頭と普段のサラよりうすぎたない格好を…
あぁそれにしてもこいつら、少しは正体隠そうって気はないのだろうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「(ぼそぼそ)何よその酷い格好はぁ!?」

「(ぼそぼそ)今まで元に戻る薬の研究してたんだから、仕方ないでしょ?
 それより私の体で勝手なことしないでくれる?」

「なによぉ!綺麗にしてもらって文句ある!?」

「えっ…!き、きれい…?ふ、ふーん…」

そして今日もまた顔を合わせるなり言い争いを始める2人…って、
「せっかくテメーの体を綺麗にしてやったのによー」とミリアがギャースカ怒鳴り始めた途端、
「えっ…やだ…綺麗だなんて…(きゅん)」なぜか胸キュンしてしまったサラ
お、おいおい、ガードが固いように見えて変に純情なところがあるんですねサラ。
これは熱烈にアタックする奴がいれば、意外にあっさり落ちるかもしれんな…(えー

「あ、あのっ…!サ、サラさん!」

「ん?ニコラじゃない、なんか用?」

「ぼ、僕とデートして、一緒にストロベリーパフェを食べてくださぁいっ!!」

「はぁ?」

とか言ってたらいきなりキター!!な、なんと!今のサラのセクシーな姿に完全に悩殺されたニコラは、
意外にも花束を用意してのガチ告白を開始!ああ、しかし悲しいかな、今サラの体に宿っているのはミリア…
これがサラ本人に対する告白だったら、もっと面白い反応が見られたかもしれないのになぁ。ニコラがもっと早く
サラのおっぱいぱいの魅力に気づいていればこんなことには!(えー

「シフォンケーキも食べ放題でちゅぅぅぅ!!」

「えっ!?ケ、ケーキぃ!?」



しかしニコラにもパフェにもまるで興味なさげなミリアでしたが、ケーキと聞いた途端にこんな反応を!
ミリアってそんなにケーキが好きだったんか…そういえば料理がドヘタクソなのにいつもケーキ作りまくってますけど、
もしかしてケーキが好きすぎて作らずにはいられないってことなんでしょうかね

「ちょっ…ミ、ミリア!」

「わ、分かってるわよ…ごめんなさぁい。私、お子様はアウトオブ眼中なの」

「ア、アウトオブがん…っ!?ぐふっ!!」

「む…無念でちゅ…」

「はっ!?レオン!レオーン!ねえ、どこに行くのレオン!」

「え!?ミ、ミリア!」

って、サフィーにたしなめられてニコラのことは軽く一蹴したミリアでしたが…
今度はレオンの姿を見つけると、ドタバタ駆けつけて腕を組みながらすりすりにゃんにゃんし始めてしまいます(えー
せっかくニコラをあしらったのに、これじゃまったくの無意味…というかレオンもサラ萌えに目覚めると面白いんだが:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「えっ!?サ…サラ!?」

「私も一緒に連れて行ってぇーっ!!」

「ちょっ、そ、それじゃ意味ないからぁぁぁ!!」

「なに考えてるのあなたはぁぁぁぁーーっ!!」

ってああ!?しかしその時、その光景を目にしたサラが怒り狂ってミリアを連れ去ることに!くそっいいところで!(えー
しかしレオンも抱きつかれた瞬間は赤くなって動揺してましたが、すりすりされてる最中は「サラ一体どうしたんだろうなー」って感じで
すっかり平常心に戻っちゃってましたねえ。どうやらサラの体を使ってもレオンを悩殺するのは無理なようで…
レオンマジ鉄の男すぎるだろ…(えー  レオンを落とせる女性キャラって誰かいるんだろうか…



ドドドドド…

「あっ、ミリア、サラ!」

「はぁ、はぁ、はぁ…!」

ドドドドドド!!

「あわぁ!?」

「な、なにあれ、あかりちゃんのことは無視!?」

「う、うぐっ…」

「はぁ…はぁ…あ、あんなことして…!私達の置かれてる状況分かってる!?」

「あははは、つい…」

「(とてとて)あっ、ねえ、ミリア、サ…」

特にあかりには要注意よ!この事は私とあなた、2人だけの秘密なんだから!」

「(ずがーん)」

って、レオンの前からドタバタ逃げてきた2人に声をかけようとして、またしてもシカトされてしまったあかり!
それでもあかりは「まって〜」と2人を追いかけますが、聞こえてきたのは「あかりは徹底的にハブろうぜ」という言葉…
ガビーンと激しくショックを受けてしまうあかりでしたが、「くっそーこうなったら意地でも仲間に入ってやっからよー」
逆に妙なやる気を出してしまいます

「そ…そんな…友達だと思ってたのにぃっ…うぐぐぐ…そ、そんなの嫌だもん!!」

「ミリア、ごめんなさい〜!」

「…?どうしてあかりが謝るの?」

「とぼけないでミリア!昨日のこと怒ってるんでしょ?もう絶対余計なこと喋ったりしない!
 ミリアのサプライズにも全面協力するからぁ!お願い許して、この通り〜!」

そんなわけでおんおん泣きながら「ハブらないで〜ハブらないで〜」と2人にひたすら懇願しに来たあかり。
ちょっと行き違いがあっただけでここまで泣くとは!それを見守るルビーとラブラの顔が
「うわ〜この程度で泣くとかないわ〜」「あかりちゃんメンタル弱いわ〜」
ものすごい呆れてるように見える:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あ〜なんだそのこと?あんなの私、もう全然気にしてないし!」

「へ…?なんでサラが?」

「うっ…!あ、ああ、私全然気にしてないし〜!」

「ほ、本当?だったら私だけ仲間外れにしないで!2人だけの秘密は悲しいよ〜!」

ふむ…てっきり冒頭のウサミミのことでハブられていると思って、ここに謝りにきたあかりですが…実際の理由は全然違うわけで…
「ウサミミじゃなかったらなんなの?ねえなんなの?ハブらないでぇぇぇんぁぁぁおおおぁぁぁん」と、隠し事をしたままでは
あかりがびーびー泣きわめくばかりです。そんなあかりの号泣っぷりにほとほと困り果ててしまった2人は…

「ちょ、ちょっと、どうする…?」

「ダメよ。言ったらヒキガエルになるのよ」

「で、でもあかりが可哀想じゃない!」

「それはあなたのせいでしょ?あんなくだらない事であかりを責めたから」

「く、くだらないとは何よ!オシャレは女の子にとって大事なことよ!
 せっかくこんな綺麗なドレスまで着てあげたのに、あんたまだ分かってないの!?」

「誰も頼んでない!そんなのミリアの趣味で、私の趣味じゃないわ!」

「あ、あれ…?」

「ちょ、ちょっ…!聞こえてる聞こえてる!」

ところがその時、あかりの処遇をめぐってギャースカ言い合いを始めてしまった2人!
とうとう「ミリアてめーは黙ってろ」とダイレクトに名指しで呼び始め、鈍いあかりもさすがに感づき出してしまいます
それにしても↓の画像のガーネットの形相ときたら…(えー
なんか今にもサラを食い殺しそうなくらい凶悪な顔してるんだが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「なによ!この服はレオンだって誉めてくれたんだから!」

「それは私が着てたから!あなたを誉めたんじゃないでしょ!」

「言ったわねぇ!?こんのぉぉぉーーっ!!」

べとっ

「!?ぬぐぎゃああああーーっ!!キノコぉぉおーーっ!!」

「も、もしかして…ミリアとサラが…」

「入れ替わってるラブ!?」

そしてさらにケンカの最中、「うだら!こいつを受け取れやーっ!!」とキノコをサラに叩きつけてしまうミリア!
あかりからしたら、あのサラが平然とキノコをひっ掴み、ミリアがキノコを見て泣き叫んでいるという光景…
ここまでされたらさすがに気づかないわけがなく、とうとう2人が入れ替わっていることがバレてしまいます
ああ、そして2人は哀れにもこれからヒキガエルとしての一生を…

「あああああっ…!し、しまったぁぁあぁあ!!」

「ヒ、ヒキガエルになるぅぅぅ!」

「カエルになるくらいなら、ダサダサのあんたでいた方がマシだわぁぁぁ!」

「ミリアでいるなんてゴメンだけど、ヒキガエルはもっと嫌ぁぁぁ!!」

「(ぼわん)セーフ!セェェーフ!カエルになるのは、入れ替わったことを
 自分で喋っちゃった時だけです!今のはあかりちゃん達が勝手に気づいたから、
 薬の魔法は無効でーす!」

ふ、ふざけんなー!!なんだそりゃー!!2人が大混乱に陥る中、トリセツが現れたかと思ったら
「他人に気づかれた瞬間ヒキガエルになるといつから錯覚していた?」と予想外のセーフ宣言を!
クソッタレー!今トリセツの説明を見返してみたら、「お2人が入れ替わったことを誰かに言ったらヒキガエルになる」
確かに言ってるのが余計に腹立つな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



ぼわんぼわんぼわん

「ふう…どうやら元に戻ったみたいね」

「ほんと、一生あのままだったらどうしようかと思ったわ!」

「とにかく元に戻って良かった!でもオシャレなサラも素敵だよ!」

「ん…ねえ、この服…」

「な、なによ」

「今度、レアレア界でパーティがあるの。1日だけ貸してくれる…?」

「む…い、いいわ。その代わりサルファー先生の授業で、あなたが解いた魔法の方程式…
 今度私にも教えてくれる?」

「ふふ…仕方ないわね」

そんなわけでヒキガエルにならずに済んだ2人は、その後なんとか解毒薬を作って人格も元通りに…
しかし同じ苦労を共にして、少しは通じ合うものがあったのか、お互いに頬を赤らめながら
「今度オシャレな服貸してください」「今度勉強教えてください」とデレた態度を見せるのでした。次回に続く!






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