■そらのおとしものf(フォルテ) 第2話
「驚愕!天使は馬鹿(キョニュウ)だった!!」
「ん〜、リモコンリモコン…(ぴとっ)」
「ちょっ…き、気をつけてよね!」
「えっ…」
(ニンフ…か…かわいくね!?)
「マスター…お茶が…入りました(もじもじ)」
「うぐっ…!」
(イ…イカロスが…色気づいている!?
ダ、ダメダメダメ!未確認生物に欲情するなんて絶対ダメェッ!!
俺の溢れる煩悩っ…!どうにかしなければぁぁぁッ!!)
今回のそらおとですが、智樹・イカロス・ニンフが3人暮らしの生活を続けるうちに
3人が3人とも発情してしまって一日中意識しまくっているような場面から始まります
最初期の智樹は、イカロス達に対する恋愛感情はさっぱりなかった感じでしたが、
このところニンフにキスしようとしたり、だんだん女として見るようになってきていましたからね…
イカロスとニンフも話を重ねるたびに智樹へ惚れている感じでしたから、こういう結果になるのも必然だったというか…
ごーん ごーん
(そんなわけで俺は煩悩を取り去るために、禅寺に来ているのです)
「見つけた…!」
「え…?」
ズッドオオオオオン!!
「う、うわああああーっ!」
「目標確認…桜井智樹…あなたを排除します!」
って、「ふーちょっと煩悩を沈めに修行すっか」と智樹が禅寺へ向かったその時、突如として目の前に現れた新たなエンジェロイド!
それも出会っていきなり「戦闘レベル・ターゲット確認、排除開始」とガチで智樹を殺る気満々であります
今までのエンジェロイドはみんなイカロスを狙ってやってきたわけですが、今回初めて智樹抹殺のためにシナプスが動き出したようですな…
「(ピピピピピ)これは…!?広域レーダーに反応!
敵エンジェロイドの位置・およびタイプを確認…
敵エンジェロイドは…すでにマスターに接触しています!」
「そ、そんな!?」
「くっ…ここからじゃ間に合わん!」
一方その頃、智樹の家からレーダーで敵の出現を感知していたイカロス達!
しかし、ここから禅寺まではかなりの距離が離れているようで…とても智樹のピンチに駆けつけられる状況ではなく、
指をくわえて智樹が襲われるのを見ていることしかできません
「(ピピピピピ)タイプ出ます…!敵は…局地戦闘用エンジェロイド、タイプδ・アストレア!」
「なーんだ、デルタかぁ。アルファ、あっちでお菓子食べましょ」
「うん(すたすた)」
「えっ!?あ、あの、どういうことニンフさん!?」
ってアレー!?(゜д゜;)なんとその時、敵の正体が分かった途端に「誰かと思えばアストレアかよ(笑)」と
のんびりくつろいで菓子をむさぼり始めたニンフ!しかも過保護なイカロスまでが平然と智樹を放置するという…
そこまで2人が全然危機とも思っていないアストレアとは一体…?
「そ、その人…弱いとか…?」
「弱くないわ、めっちゃ強いわよ。近接戦闘ならアルファよりも上」
「だ、だったら…!」
「私たち第一世代の戦闘用エンジェロイドは、そんなに多くの機能は積めないの。
例えば…私は電算能力と感情制御を積んだぶん戦闘能力は低いし…
アルファは戦闘能力と電算能力を積んだおかげで、感情制御は低いでしょ?」
「(こくこく)」
「デルタは戦闘能力と感情制御を積んだおかげで、電算能力が低いの」
「え…ど、どういうこと?」
「つまり、バカなのよ」
-------------------------------------
「(ずでーん)あう…うう、ううう…」
って、な、なんと…イカロス達エンジェロイドの性能にそんな制限があったとは…
確かに今までニンフは戦闘力が低い、イカロスは感情の起伏がないと思ってましたが、それもそのはず
戦闘・感情・電算の全てが完璧なエンジェロイドは作れないっていう設計上の欠点を抱えていたんですね
で、今回やってきたアストレアは電算能力が低く、頭が致命的にバカだという…
実際、智樹を殺すどころか次々にドジを連発するだけで、智樹の方がすっかり呆れてしまっている有り様でした
(あ〜…なんかまた面倒なのが来ちゃったなぁ…)
(くっ…さ、さすがイカロス先輩のマスター、一筋縄では行かないようね…。
そ、そうだエロ本!これでもっと油断させれば、あいつを殺れるかも!!)
ぼわんぼわんぼわん
「もし〜?こっちにすご〜いエロ本がありますよ〜?」
「なにィ!?こ、これはぁぁーっ!!」
って、なんとその時、智樹を油断させるべく自らの姿をエロ本に変えるアストレア!
例のカードを取り出して「私の体よエロ本になーれ」と念じた結果こんな姿に…相変わらずこのカードはよく分からんアイテムだな…
第一話では智樹の願いで全人類の抹殺とかもやってのけたくらいだし、
「カードさんよ智樹を殺してー!」とか念じればあっさり智樹も死んでしまうんだろうか:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「はぁはぁ、はぁはぁ…!(ペラッ)」
「ほ〜らぁ、チラッチラッ♪」
「あ?今時こんなソフトエロじゃ中学生も勃たねえよ(ポイッ)」
「なっ!?ちょ、ちょっとぉ!?」
ゲェー!?しかしアストレアが生足をチラチラさせるだけというエロさ控えめなその内容に、
チッこんな本よりチャンピオンREDいちご読んだ方がマシだぜと
まったく満足できずにあっさりとエロ本を投げ捨てる智樹!
どうしてエレクチオンしないのッ!?どうしてエレクチオンしないのよォォォォ(えー
「そ、それじゃあこれならどう!?」
「ん…?お…!おおお!?うおおおおおーーっ!!」
ムキになったアストレアは、一枚また一枚と服を脱ぎだしてエロ本をますます過激な内容に変えることに!
その甲斐あって智樹も大喜びしているようですが、「エロ本で油断させたスキに殺す」という当初の目的をすっかり忘れているようで
ただ単に智樹へのサービスをしただけで終わってしまいます。なんてアホの子!
なぜシナプスはこんな脳みそスッカラカンな子を一人で刺客によこしたのだろうか…(えー
《いいんじゃね…?》
「じ、じいちゃん!?」
《人間だろうが、未確認生物だろうが…そこにおっぱいがあるなら、いいんじゃね…?》
「あぁっ…!わ、分かったよ…じいちゃん!!」
その後もアストレアにエロイ目に遭わされ続けた結果、気がつけばその股ぐらに顔を突っ込んでいた智樹。
そんなアストレアの股の中で智樹が見たものは、「なぜ諦める必要がある?お前ほどの男が何を迷うことがある?」と
智樹の理性を吹き飛ばすじいちゃんの悪魔の囁きでした(えー
そしてとうとうじいちゃんの声に従い、果てしない煩悩をなずがままに解放してしまった智樹は…
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
「えっ…!?な、なに!?」
「六道…人は死ぬと、生前の業に従って六つの世界に導かれる。
即ち地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・そして天道!
これは人として罪を償うための避けられぬ道なのである…!」
「え…?え…?」
「必殺!智樹六道地獄!!」
「い、いやぁぁぁぁーーっ!!」
乙女座のシャカになってしまいました なんだこれはー!!
仏像の姿になってアストレアを掌の上に載せたり、アストレアに六道輪廻(性的な意味で)を叩き込んだり、
完全に乙女座のシャカvsフェニックス一輝の再現じゃねえか!まさか聖闘士星矢のネタに走るとは…
そんなわけで智樹の煩悩という名の小宇宙に飲み込まれてしまったアストレアは、
智樹にやりたい放題セクハラ行為を受けまくったあげく、とうとう泣きながら逃走していくのでした
「あああああ!!も、もうやだぁぁぁぁぁぁ!!」
ズッドオオオオオオン!!
「む…?」
「ふ…不測の事態発生により…か…回路…停…止…」
って、禅寺を飛び出したアストレアが行き着いた先は、なんと偶然にも釣りをしていた部長の目の前!
そしてアストレアは、智樹から受けた精神的ダメージが大きすぎて非常停止してしまったようで…
いきなり落っこちてきて気絶しているエンジェロイドを前に、部長はまじまじとその顔を覗き込みますが…
「こいつは…」
「(ピピピピピ)初期化開始…再起動します…ミッションの再確認…
夢…ダウナーだけが見るという不完全かつ特殊な現象…
11年前、1体のダウナーが見る夢とシナプスが繋がるという、原因不明の事態が発生…
当時、特に危険はないとして放置することをシナプス最高評議会の最終判断とした…」
「…なに…?」
って、な、なんじゃあああ!?なんと停止状態のアストレアが自動的に再起動を始めたその時、
「実はシナプスと人間の夢が繋がって大変なことになっちゃってー」と
寝言という形でどえらい重要な情報を漏らす結果に!おま…これって間違いなく
前回さんざん謎を振りまいた智樹の夢のことですよね…?まさか二期ストーリーの根幹に関わりそうなあの話が
寝言という形で解明されることになろうとは…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「(ピピピピピ)だが最近、シナプス中枢にダウナーが侵入した形跡を発見…中枢には”ルール”が存在する…」
「…ルール…?」
「(ピピピピピ)今回、ルールへの干渉は認められなかったものの…
シナプス最高評議会はこれを危険と判断…警戒レベルを一気に4まで引き上げ、
早急にそのダウナー・桜井智樹を排除する必要があるとの判断を下した…」
「…!」
さらにその後も、半分寝ぼけた状態で重要機密を次々に漏らしまくるアストレア。
最近シナプス中枢にダウナーが侵入した事件…これは恐らく、前回智樹達が夢の世界に行こうとして
空中に人工物が広がっている世界に来てしまった時のことを言っているんでしょう
そして”ルール”というのは、多分あそこにあった超巨大な石板のこと…
どうやらあそこはシナプスにとって恐ろしく重要な場所のようで、そこと繋がりを持つ智樹を一刻も早く殺すために
このアストレアを刺客として送り込んできたようですね
「私の任務は、桜井智樹を排除し…原因の究明を…あ、あれっ!?」
「どうやら…詳しく話してもらう必要があるようだな」
と、ここまで話してようやく意識を取り戻したアストレアでしたが…
重要な秘密はすでにあれこれ話してしまった後。さらに「このドジにはもっと利用しがいがありそうだぜ」と
部長に目をつけられてしまったのでした。もしかしてアストレアは部長と一緒に暮らしたりとかするんだろうか
そうそう、今回のOPはさすがに前回のようなド変態OPではなくなっていましたが、
代わりに部長が会長にアイアンクロー食らわされて瀕死という、少々珍しい光景が映し出されてましたね
部長…アストレアとフラグを立ててしまったために会長の怒りを買って…(えー
OPはそんな感じだったんですが今回のEDはというと…またえらいことになってましたねえ
智樹の煩悩が暴走を続けた結果、エロ本のエロ本によるエロ本のための祭りが開催され、
エロ本が神輿を担ぎ、ちんこキャンディが売られるという最高にキチガイな光景に…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
こんなちんこキャンディにこにこ食える女がどこにいるんだよ!こんな女いたら頭おかしいよ!(えー
というわけで次回に続く
|