■ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ第1話「プリンセスみーつけた☆ぷりっ」
 

「りりりりんご(棒読み)りりりりんご(棒読み)わたしは雪森りんごです(棒読み)」

「すてき(棒読み)わたし笹原名月(棒読み)」

「ふふふ(棒読み)高城レイラです(棒読み)」

刮目せよ!今世紀最強の棒読みアニメを!(えー
今週からドラゴンボール改の裏番組で始まったこのリルぷりっ、どんな内容なのかなと思って今日はDB回を捨てて見てみましたが
とてつもない破壊力の棒読みに頭がどうにかなりそうだった:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  こ、これはマジでやばい…やばすぎる…
めちゃモテ委員長の金髪3人に分裂して喋り続けているかのような絶望感と言えば分かるでしょうか
1人だけならまだネタになる棒読みも、3人揃って喋り続けられると悪夢でしかないんだよ!一体どういうキャスティングなんだこれは…

しかしこのアニメのウリは、主役の3人が一定時間だけ大人のアイドルに変身できるということです
それぞれ白雪姫、かぐや姫、シンデレラをモチーフとした姿に変身できるようですが…
普段の子供姿ではいくら棒読みの幼女ボイスとなってはいても、
大人になれば普通の声優と交代する!そうに違いない!

「わ、わたし達(棒読み)」

「大きくなってる(棒読み)」

「かわいい(棒読み)」


(C)板垣恵介/秋田書店

そんなふうに考えていた時期が…
俺にもありました
(えー
 

でっかくなったのに声そのまんまかい!そ、そんな…
幼女の状態でもすでに耐えられないレベルに達していた棒読みですが、
大きくなるとそれがまたなんというか…声が物凄い舌っ足らずな幼女って感じなので、
見た目とのギャップもあって余計カオスになったような感じです。ここらでもうそろそろ限界にきているんですが…

「いちばん好きなぁ〜アップルパ〜イ(棒読み)」

「ガラスの靴ぅ〜はき忘れて〜(棒読み)」

「いきなりザ〜ザ〜あめ〜もよう〜(棒読み)」

ぴちぴちボイスでライブスタート!!う…ぎゃああーっ!!
なんということでしょう、変身した3人はアイドルなので思いっきり棒読み声で大熱唱するという
視聴者への最大の試練が待っていました  あ…?あ…?
いやぁ…この破壊力についてはなんというか…すでに息も絶え絶えだった私は完全なるトドメを刺されてしまったとしか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

う…うんまあ、これでよかったんだよ!これ以上私も女児向けアニメの感想増やして
幼女アニメばっか見て喜んでる変態ロリコンペド野郎って思われるのやだしさ!(えー
もう手遅れとかどうか言わないでください:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかしモブキャラに関しては妙に可愛らしいアニメだったなあ
結局こういうセリフがなくて、棒読みを聞かずにすむ脇役を見てる時が一番幸せだったな(えー


・りるぷりに対して大志さんが俺と同じ感想を持ってなんか感動した。これからも素晴らしい切り捨てレビューを期待します!

・リルぷりは、その棒っぷりよりも、変身後に見せた生気のまるで感じられないダンスの方がダメージ大きかったです
 

なんだかよく分からないけどみんなリルぷりっ1話でヒィヒィ言ってたみたいですね、
それじゃあとりあえずアンコールはいかが!!(えー
というわけで2話目の感想なんですが…1話目であれほど視聴者が悶えた棒読みも、
2話目になると多少マシになったように思えるのは気のせいでしょうか?

まさかこの短期間で演技が上達したとは思えませんが…
やはり何も知らずに見る1話目と、「棒読みくるぞ!くるぞおおおおお!」と覚悟して見る2話目とでは印象が違うんだろうか
それとも1話目は「りりりりんご、りりりりんご、わたしは藤森りんごです〜(棒読み)」がしょっぱなからキツすぎたせいでしょうか
それともそれとも、「いちばん好きなぁ〜アップルパ〜イ(棒読み)」がたどたどしすぎてやばかったせいか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかし今回明らかになったりんごの家庭環境にはびっくりですね、まさか弟が7つ子だなんて…
おそ松くんを超えてるじゃねーか!こんなの母ちゃんはどうやって生んだんだ!
それにしてもりんごを入れて8人も子供がいるとなると、子ども手当てで大儲けだなこいつら…(えー
1人あたり2万6000円もらえるから、8人で毎月20万以上の大金が転がり込んでくるんじゃないですか!クソッタレー!


■ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ第3話「ひめさまは忘れんぼ☆ぷりっ」
 

今日もリルぷりはモブキャラを見ている時に最も幸福を感じるアニメですね(えー
もともと作画は悪くないですからね、まともな声優が声をあてるだけでまったく印象が違ってくるんですが…
特にこの知的メガネ少女は一回だけの脇役で終わらせるには惜しい、惜しすぎる

「それじゃあレイラ、戸締まりと火の元お願いね」

「はいママ、いってらっしゃい(棒読み) ふんふふんふふ〜ん、ふんふふんふふ〜ん(棒読み)」

「炊事、洗濯、掃除…なんでもキチンと出来て姫様は素晴らしいです!」

しかし今回はモブキャラに負けじと、主役も見ていてかなり好感度が上がるような内容でしたね
今回は主役3人のうちレイラに焦点が当てられた話だったんですが、
毎朝6時に起床して母親を送り出してから、食事に使った皿を洗い、洗濯物を干し、家中に掃除機をかけ、裁縫も得意で、
学校では生徒にナメられてる先生をさりげなくフォローしてあげる
という、実は相当に人間ができてるキャラでした

皿洗いとか掃除とか、普通の小学生なら休日の昼に頼まれても「うるせー馬鹿」とめんどくさがってやらない事を、
平日の朝に毎日早起きして健気にこなすレイラ…こんな小学生五百川からだくらいのもんだと思ってましたが
まさかここまでの子とは…大した奴だ…さすがレイラ…やはり天才…(えー

「むっきいいいー!ボクはリスじゃないですヤマネです!
 見りゃあ分かるです、全然別物!ヤマネの方が絶対リスよりレアなのにー!」

「どうぶつさんコンニチハー!ここでヤマネについてご説明いたしますぞぉ!」

「ヤマネとは!動物界脊索動物門哺乳綱ネズミ目、またはげっし目に属する動物だ!」

「リスとの違いはまずシッポ!外敵に襲われるとなんと!シッポを切って逃げるのですぞぉ!」

「そしてさらになんとぉ!」

「ヤマネには盲腸がないのですぞぉ!」

「え…はぁ、そうですか」

そしてさらに今回は、私の大好物である「アニメ内での豆知識コーナー」までこうして披露してくれました
さっきの薄桜鬼でも書きましたが、アニメ内で知った豆知識っていうのは忘れないからありがたいんですよね

そんな内容はヤマネについてということでしたが…まず私はヤマネっていう動物がいることすら知らんかったな…
この実写っぽく描かれたイラストからすると、リスと言うよりネズミとかハムスターに近い感じの動物なんですね。まあネズミ目だしそりゃそうか
そして最大の特徴は、敵に襲われた時シッポを切って逃げることができるという…
トカゲのシッポ切りとはよく言われる言葉ですが、ヤマネにも同じことができるというわけですね。なるほどなー
こういうコーナーをメインにしてくれると今後も視聴意欲が湧くんだが…(えー
しかしそうなるとタイトルがおもいっきり科学アドベンチャーそーなんだになってしまうな:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
今の俺があの番組見てたら毎週のようにベタ褒めしてたと思うわ…次回に続く!


■ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ第4話「お師匠さまがやってきた☆ぷりっ」
 

「…ふう…」

「ああ、遠い外国でお父様やお母様も同じ月を見上げているのかしらぁ〜!」

「は、はぁ?」

「ふっふーん、姫の気持ちはすぐに分かるぜぇ!」

「お月様を見てただけでしょ!」

「ホントは涙ウルウルなくせに」

「なっ…ふぁ〜あ〜、眠いだけだよ!」

「まったく素直じゃないなぁー」

「うるさいッ!!」

「な、なんだよその態度は!!」

親は関係ねえだろ!親はぁ!!というわけで今回は、3主人公のうち名月にスポットが当たったお話です。
どうやら両親は海外暮らしで、日本に残った祖父と祖母に育てられているらしい名月。
この日もなんとなく寂しい夜を過ごしていましたが、「うぇっへっへ姫様の心はなんでもお見通しだぜ」
知った風な口を利くリョクを相手にイラついているようです

それにしてもリョクの読んでいる少女マンガ…この画像だとフキダシが小さくて読み取れませんが、
拡大してひっくり返して見るとセリフがえらいことになってます

「ホントにホントなんです!」
「ホントにホントなの?ホントにホント?」
「まあ、ホントにホントだなんてウソっぽーい!」
「ホントにホント?ホントに?」
「ホントなんです!ホントにホント!ホントだって!」
「ホントならホントにホントだねー」
「ホントだよホントならね」
「ほらホントでしょ?」
「というわけでホントのホントでした」

何この超絶カオス漫画  描いた奴は正気か!?(えー
ひたすらホントホントを繰り返す意味不明な会話…別にフキダシなんて空白でもいいのに
これほどホントホントを連呼させたスタッフの意図は一体!?

「えーっ!?リョク君とケンカ!?」

「ってほどじゃないけど…なんか頭来ちゃうんだよね、会話が変な方へ行くっていうか…
 りんごはセイちゃんと仲いいの?」

「うん!一緒にお料理したりするよ。レイラは?」

「私はダイちゃんと一緒にショッピングに行ったりするよ!」

「う、うーん…」

3主人公のうちりんご&セイレイラ&ダイは仲良くやっているのに、なんか殺伐とした関係になっていた名月&リョク。
寝る時も明らかに「こっから先の陣地入ったら殺す」的なバリケードを作っているくらいで、ちっとも仲良くなりそうな様子がありません
う、うーん…まあリョクは見た目の可愛さからしてダイ>>>セイ>>>>>リョクって感じでハズレの魔ペットだからな…(えー
あとダイとセイは忠実に尽くすタイプの性格ですが、リョクは「俺様はお前のこと全部お見通しなんだぜアハーン」
微妙に調子こいてるのでカンに障るというのも分かるような気が:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「同じ家に住んでるんだもん、仲良しさんにならなくちゃね」

「うー…」

「私とレイちゃんで、名月ちゃんとリョク君を仲良しにしてあげようよ!」

というわけで名月とリョクの関係をなんとかしてあげようと、名月の家を訪れることにしたりんご&レイラ。
名月の家はどうも超一流の呉服屋を営んでいるようで、家は和風の半端なくリッチな大豪邸。
車も当然のようにベンツでしかも運転手付きです。ひえー
ともかくそんな名月のお屋敷にあがりこんだ、りんごとレイラでしたが…

「ごめんくださいまし〜」

「あ、踊りのお師匠様だ!ちょっと待ってて!(とてとて)お待たせいたしました!」

「喝ぁぁぁぁぁつ!!」

「うひぃ!?」

「今、すぐそこまで廊下を走ってきましたね…?
 大和撫子たる者、いかなる時も慌てず騒がず!廊下を走るなぞ言語道断!!」

「うぅ…す、すみません」

「御主人はいらっしゃるかしら?」

「それが急用で…祖父母は今出かけております」

「そう…お孫さんだけでは仕方ありません。後ほど参りましょう」

「あっ、留守中は私が任されておりますので…」

「喝ぁぁぁぁつ!!なんとお粗末な発想!!ただ教えられた通りにするだけでは
 真心がこもりませんよ!!」

「うう…そ、その…すぐに反物を持ってきますので、少しだけ応接間でお待ちください」

ところがその時、名月を呼び出して言いたい放題怒鳴りまくりな客のおばさんが出現!
やたら礼儀作法に厳しいこの古林幸恵というおばさん、どうやら名月の呉服屋に発注していた反物を受け取りにきたようですが…
それにしても名月は、お祖母ちゃんに「幸恵先生が反物を取りにきたら接客お願いね」と頼まれたから言う通りにしてるだけなんですが
「人の言いなりになってんじゃねーぞこのボケが!!」ってブチ切れるとかどういうことなの…(えー

むしろ私は名月が思ったよりいい子で驚きました。さすが金持ちの娘だけあって、しつけの方はきちんとされてるみたいですね
小学生でこれだけ丁寧に喋れる子って珍しいんじゃないでしょうか。
普通だったら「何このオバサン超うざーい。ありえなくなーい?」ぐらいのことは言いそうだよな…(えー



がさごそ

「わぁ〜、反物ってこれ?」

「そう、これがお着物になるんだよ。あ、あれ…?いつもだったらこの中に入ってるんだけど…
 おかしいなぁ…特別注文の反物だからここだと思うんだけど…」

「ないの…?私達も探すの手伝うよ!」

「ううん、大丈夫、慣れてるから!二人にはお師匠様のお相手を頼めないかな…」

「えっ…!オ、オーケー…」

しかし特注品の反物が置いてある部屋にやってきた名月ですが、肝心の幸恵が注文した反物はまったく見当たりません
実は幸恵の反物は納入されてくるのが予定ギリギリだったため、まだ整理されておらずに別の部屋で置きっぱなしになっているのです
その事に気づかず、とにかく部屋中をかたっぱしから探し始めた名月。やむなくその間、時間稼ぎのために
りんごとレイラに幸恵の相手をしてもらうことにしますが…

「喝ぁぁぁつ!!お掃除はまず高い方からハタキをかけ、
 落ちたホコリを家の中心から外へ向けて掃いていく!」


「「はっ、はい〜〜」」

「喝ぁぁぁつ!!バケツの水は5分の3!雑巾はしぼり過ぎず
 水がしたたらぬ程度が理想!赤ちゃんの耳たぶぐらい!」


「「はっ、はい〜〜」」

「喝ぁぁぁつ!!廊下の雑巾がけは木目に沿って上手(かみて)から下手(しもて)へ、
 下手から上手へ!脇を締めて均等に体重をかける!」


「「はっ、はい〜〜」」

「喝ぁぁぁつ!!お座敷は言うなればお行儀における檜舞台も同じこと!
 真心を込めて丹念にお掃除することが礼儀です!」


「「はっ、はい〜〜」」

りんごとレイラは犠牲になったのだ…時間稼ぎの犠牲にな…(えー
というわけで幸恵のいる待合室へ向かったりんご達でしたが、幸恵と顔を合わせた途端に「なによその作法ふざけてるの?」
大量の喝を連発されて、あれよあれよと掃除のやり方から叩き込まれるハメになってしまいます

それにしても「ホコリを家の中心から外へ」とか、いくつか参考になりそうなフレーズも飛び出している幸恵のお説教なんですが
雑巾のしぼり加減が「赤ちゃんの耳たぶぐらい」ってのはなんなんだ一体…(えー
赤ちゃんの耳たぶぐらいの水加減ってこと?赤ちゃんの耳たぶをつねる感じのしぼり方ってこと?うーむ全然分からんぞ…

「(がさごそ)うう〜…なんでないの〜…?」

「ふふーん!手伝ってやってもいいぜ!」

「ちょっ…!反物を踏まないで!邪魔しないでよっ!(ぽいっ)」

「え?あ、あ〜〜!?」

一方その頃、まだ反物をさっぱり見つけておらず、そろそろ涙目になりかけていた名月。
そこへリョクが「フーやれやれそろそろ俺様の出番か…」と声をかけますが、
大事な反物をドカドカと踏みつけて「人様の反物に何さらしとんじゃボケ!!」
逆に名月の激しい怒りを買ってしまいます。ああ…この二人の不仲もまったく解決に向かっていませんな

(ない…ない…こんなに探してもないなんて…やっぱりお祖父様に電話で聞いてみよう…)

「お祖父さんかお祖母さんに電話で聞いたらいいのに」

「むっ…!一人で出来るって言ってるでしょ!」

さらにリョクの空気読めてない一言炸裂。リョクお前はもう何もすんなー!!
もうお祖父ちゃんに聞いた方が早いと電話を取ろうとする名月ですが、ちょうどリョクに自分と同じ意見を言われてしまい
「は?リョクの言いなりにだけはなりたくないわ」とムキになって、電話するのをやめてしまいます

ああ…これはなんというか「あーそろそろ宿題しないとな〜どうしようかな〜」とうだうだしているところへ
「いつまでダラダラしてんの、早く宿題やんなさい」と親に突っ込まれて
「ちょうど今やろうと思ってたのに!やる気なくした!!」ってヘソを曲げる子供の心理というか…(えー
まあ名月と違うのはこういう子供の場合、親が突っ込まなくても結局ダラダラし続けて一日が終わっていくんですけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「あっ!?あった!あったぁーっ!!」

「あわわ…ま、待ってください!」

「いくらなんでも遅すぎます…!これ以上待っていては次の発表会に間に合わないのです!
 発表会のためには、みんなそれはそれは厳しい練習をして来たのですよ!
 私の衣装が間に合わないなんて事になったら一大事です!」

「うう…た、反物さんごめんなさい!」

「あ…!?い、いいのか姫、そんな事して!?」

その時ようやく幸恵の反物を発見した名月!しかしその反物があるのは、ピラミッドのように積み重なった反物置き場のずっと下の方…
すぐに上から順に反物をどけていく名月でしたが、その時廊下から「もう1秒たりとも待ってらんねぇ」とブチ切れている幸恵の怒声が!
こうなるともう反物をどけている暇はありません、幸恵がこの部屋に怒鳴り込んでくる前に、
思い切って幸恵の反物を引き抜こうとする名月でしたが…

ドッシャバラバラビリビリイッ!

「あぁ!?た…反物が!」

「(ガラガラッ)んなっ…!?な…な…!?こ…これは何とした事っ…!!」

がしかし、その時積み重なっていた反物が一斉に大崩れ!大量の反物が部屋に散らばりメチャクチャに散らかしてしまう結果に!
さらに最悪なことに、幸恵の反物は引っ張った拍子にビリビリに破けてしまったという…うわあああああああ
そんな大惨事となった場面にちょうど現れてしまった幸恵。こ、これはもうどうやってもお詫びのしようが…

「ん…ん…んんん…!!(わなわなぶるぶる)」

「お、お、俺がやったんだっ!俺がちょっと遊んでて!(ばこっ)俺んごぁぁっ!」

「(リョクを隠しながら)た、反物を破いたのは私です…!
 どのようなお叱りでも受けます!ごめんなさい…!」

もはや怒りが限界を超えすぎて、まともな言葉すら出てこずにぶるぶる震え出してしまった幸恵。
そんな爆弾のような幸恵の前に「全部俺のせいだ」と飛び出したリョクですが、名月はそんなリョクを背後に隠すと
あくまでも自分が責任を取るべくひたすらに土下座を…ううむ、さすがにこれは名月が健気な光景であります
これが社会人の失態ならともかく、小学生がここまでやっているならもうこれは許してあげるしか…


(C)ポプラ社/カードライバー翔製作委員会・テレビ東京


「んッがあああああああーーつッッ!!
 なんという有様!!なんという失態ッ!!
 反物を反物とも思わぬ非道の扱い!このような事…!
 決して許されることではありませんよオオオオーッ!!」

って全然許してくれなかったー!!そ、そんなー!!
今までの喝とは比べ物にならない超特大の喝!さらには容赦なく名月の責任を追求していく幸恵!
ううむ…まあ名月が謝ったところで、ビリビリになった反物はまったく戻らないからしょうがないんですが…
それにしても、「どのようなお叱りでも受けます」って言った直後に本当にこれ以上なく大爆発した人っていうのは
なにげに初めて見たような気がする:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  あ、それと鬼のようなツラして怒ってるこの映像はイメージなのでお気になさらず…(えー

「ご…ごめんなさい…!」

「…ふう…まったく大変な事を…しかし、これだけの事をしでかしながら素直に名乗り出るというのは…
 なかなか出来る事ではありませんよ」

「え…?」

「どんな事にもキチンと正面から立ち向かう…そういう姿勢をあなたは持っていますね」

「お…お師匠様…」

「最初にあなたを見た時に、まるでプリンセスの卵のような…
 ダイヤの原石を見るような嬉しさを感じる事もあり、つい厳しくしすぎたようですわね」

「あ…で、でも、破れた反物は…」

「ふふ…私もいさぎよく諦めましょう。いえね、元々この反物の着物で踊るのは、いまいち乗っていなかったのです」

ところが次の瞬間、急激に物分かりがよくなって名月を許し始めた幸恵。ちょおおおお!?い、一体なにが!?
い、いや、幸恵は凄くいい事を言っているんです、本当にいい事を言っているんですが、
今の今まで名月を呪い殺さんとばかりに思いっきりブチ切れていた人が、
次の瞬間きれいな幸恵になって優しい言葉をかけ始めたので、さすがに私も面食らったというか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

それと「もともとこんな反物なんざ気に入ってなかった」というのも、きっと名月のことを気遣っての嘘なんでしょうね
さっき言っていたように、反物がダメになることは、発表会のために頑張ってきた仲間の努力が無駄になることだし、
そんな重要な反物を「気に入らないから」なんて簡単に切り捨てられるわけがないので…

幸恵もなんだかんだで他人への気遣いを持ったいい人じゃないですか。
これでさっきの大激怒がなかったらきれいに話が収まったんだけど:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「おまけに、この百花繚乱の反物の素晴らしさ!おかげで新しい踊りのアイデアがもやもやと…
 あと一息で新しい踊りを思いつきそうですよ」

って…あれ?もう十分話は片づいたかなと思ったら、メチャクチャに散らかした反物をしげしげと眺めながら
「この百花繚乱な散らかし方…大した奴だ…やはり天才か…」とベタ褒めをし始めた幸恵


(C)板垣恵介/秋田書店

ないないそれはない(えー

ちょっ…一体なにを言ってんですか幸恵は!?いくらなんでもこの惨状を百花繚乱ってのは無理ありすぎですよ!
それとも、この一言もまた名月を励ますための嘘だとか…?うーんそれにしては少々ベタ褒めしすぎなような気が…

「はっ!?踊り!?」

「お師匠様!歌と踊りならお任せ!」

「リルぷりっ!ひめチェーン!!」



そして唐突に変身して歌って踊り始めた3人。おいいいいいいいい!!
な、なんじゃこれ!?さっきの幸恵のベタ褒めは、毎度おなじみライブシーンを入れるための前フリだったのかよ!無理ありすぎるだろ!
それに踊りと言ってもりんご達の場合、歌のおまけ程度のちょっとした振り付けしてるだけじゃないですか!
これを踊りのプロに見せつけるだと!?はあはあ…あまりの突っ込みどころの多さに目まいが…(えー

「おおお…!おおお!ぬおおおおおお!!見えましたわぁーっ!踊りの真髄が!!
 そして百花繚乱なこの反物!この部屋の反物は全て!
 私がいただきますわああああーっ!!」

「「「ありがとうございましたぁー!」」」



そしてこのカオス極まりないラストシーンである  なんだコレー!!
部屋中に散らかった反物を全て買い取ると、小林幸子風のトチ狂った衣装に改造して去っていった幸恵!あんた正気か!?
あの振り付けが踊りの真髄だなんて…もう幸恵が勝手に頭が☆パーンしてしまったようにしか見えません(えー

うーむ、な、なんというか、今回って名月が土下座するまでは綺麗にまとまってる話でしたよね
でもそこから先が全てをカオスに巻き込んでいったというかなんというか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まるで「1話につき必ず1度はライブシーン入れるのがスタッフ側のノルマ」
「名月ちゃんが反物ダメにしたまま終わるのはかわいそうです><」という2つの要素を
最後にムリヤリねじ込んだらこうなったというか…なんにしろとんでもねえカオスアニメだよリルぷりっは…次回に続く!


■ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ第5話「まいごで大さわぎ☆ぷりっ」
 

「らんららんら、らんららんら、らぁ〜ん(棒読み)レイちゃん、名月ちゃんはやく〜(棒読み)」

「は〜い(棒読み)」「は〜い(棒読み)」

さて、前回あたりから「そろそろこの棒読みにも慣れてきたかな」と思っていたリルぷりですが、
「その幻想をぶち殺す」と言わんばかりに棒読みがスパークした今回:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ぐああー!!始まってたった10秒くらいで頭を抱えたくなるとは!前回マシに思えたのは単なる気のせいだったのか…

第1話の
「りりりりんご、りりりりんご♪」とか第3話の「ふんふんふふ〜ん♪」とかもそうでしたが、
やはり歌が絡んだ時の棒読みは威力が高すぎるな…

「うああ〜んあんあんあん!うあ〜んあんあん!」

「えっ、えっ、ちょ、ちょっとぼく…?」

「待って名月ちゃん、私にまかせて!ぼく、これって正義の味方トビウオマンだよね?かっこい〜!」

「…?りんごちゃん、トビウオマンって何?」

「ん?今テレビで男の子達に大人気のヒーローだよ!悪いサメ男をやっつけて、
 最後にトビトビ〜!って踊るんだよね!トビトビ〜!」

「きゃははは、きゃはははは!」

ともかく今回は3人でデパートに遊びに来ていたりんご達。そこで出会ったのは、迷子になってわんわん泣いていた男の子・
はやたでした
そんなはやたを慰めるために、今人気のヒーローだというトビウオマンの真似を始めたりんご。
その効果は絶大で、はやたもあっと言う間に泣き止んでしまいました。そういえばりんごには7人の弟たちがいるから、
こういう年頃の子を相手にするのは慣れているのか…って

これがそのトビウオマンの姿が確認された衝撃的な映像です。
こ、これでヒーローっておい!こいつどう見ても怪人だろ!!(えー
正直この顔はトビウオマンというより
ザリガニ怪人って感じで、きもいというか子供たちは泣き叫ぶと思うんだが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「きゃっきゃっ、きゃっきゃっ」

ぷかぷかぷか

「あぁあ!?」

「う、嘘!?」

「は、はやたくーん!!」

ところがりんご達がはやたの面倒を見ていたその時、風船で遊んでいるうちに
体がぷかぷか浮き出して
気がつけば空へ飛んで行ってしまったはやた!えええええええ!?カールじいさんの空飛ぶ家!?
なんとか手が届かなくなる前にセイ、ダイ、リョクの3匹が飛びつきますが、それでも4人の体重より風船の浮力の方が大きいようで…



「こ、このままでは大変ですぞぉ!」

「ううっ、下に降りるためには…」

「ボクに任せてー!こんな事もあろうかと!シッポに食べ物を溜めていたんです!
 これを食べてボクが重たくなればいいんです!!」

って、その時ダイにナイスアイデアが!
あらかじめ自分が持っておいたエサを自分が食いまくれば、
体が重くなって無事に4人とも着地出来る…
わきゃねぇだろおおおおお!!(えー
何を言ってんですかこのスカタンは!それって食べ物が
自分の体の外にあるか、中にあるかの違いだけじゃねえか!
リョクにも
「もともとシッポに入ってたんだろうがー!」と突っ込まれる有り様、もしかしてダイって魔ペットで一番アホの子なんだろうか…

「はぁはぁ…た、助かってよかった…」

「よかったねぇはやた君!」

「う…うう…マ、ママ…うああああん!うああああああん!!」

「え!?ど、どうしたのはやた君!?」

その後リョクが風船を割りまくって、なんとか無事に助かったはやた。しかし今度は自分が迷子なことを思い出したようで、
ママ恋しさにわんわん泣き始めてしまいました。ええい手のかかる奴め…
しかしこういう時のあやし方はすでにさっき学習済み、
「トビトビ〜トビトビ〜」とトビウオダンスをしてやればすぐ元気を取り戻して…

「こんな時は!」

「うん!」

「リルぷりっ!ひめチェーン!」

ってなんでそこでひめチェン!?トビウオダンスしろよ!トビウオダンス!(えー
なんとはやたを励ますために変身してのライブを始めたりんご達!おいおい、トビウオダンスをすれば済むものを
「1話に1回ライブシーン」のノルマをこなすために変身するとはどういう脚本だよ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



「キャー!リルぷりっよー!」

「もっと歌ってー!」

「あ…!?はやた!はやたぁっ!良かった、心配したのよ…!ありがとうリルぷりっ!」

「きゃははは、きゃはははは」

「ふふふ、はやた君よかったね!」

ところがそんなライブシーンで観客がわらわら寄ってきたその時、騒ぎを聞きつけた母親がついにはやたと再会!よかったよかった
しかし
はやたはデパートで迷子になったのに、なんで遠く離れた公園ウロウロしてんだろうこの母ちゃんとか
余計なことを考えてはいけません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  ともかく今回の話はこれで一件落着…って

ここからが本当の地獄だ…うわああああああああ!!
なんと今回は放送後に、中の人3人組がコスプレしてダンスを披露するという
誰得コーナーが!や、やめろぉぉぉぉぉ!
特にりんごの赤髪が不自然すぎてキツすぎるわぁ…アニメキャラのカラフルな髪って実写で表現すると残念すぎるよね…次回に続く!


■ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ第6話「プリンセス修行だヨ☆ぷりっ」
 

「女王様…ハピネストーンはなかなか集まらないですね…」

「大丈夫…きっと魔ペット達やリルぷりっが、真面目に一生懸命頑張ってくれていることでしょう」

人間達が幸福を感じた時に生まれるという不思議な石・ハピネストーン…そのハピネストーンが不足しているおとぎの国では、
世界を維持する力がどんどん失われており、おとぎの国まるごと消滅の危機を迎えていました
ダイ・セイ・リョクたち魔ペット3匹がリルぷりっのところに転がり込んで来たのも、ハピネストーンを集めておとぎの国を救うためなのです

世界の存亡がかかった重要な仕事…おとぎの国の女王様は、今もリルぷりっ達が必死にハピネストーン集めに精を出していることを
切実に願っていましたが…

《なんでやねーん!》

《もうやっとれんわー!》

「「「ぶわっはははは!だっはははは!あっひゃははは!」」」

駄目だこいつら…
早くなんとかしないと…
(C)大場つぐみ・小畑健/集英社

ウダラ何ニヤついてんがァーーッ!!(えー
き、きさまらー!!よりによってこの世界の危機が迫った非常時に、お笑い番組を見ながらゲラゲラ笑っとるとは!
しかもこの中年のオッサンのような笑いっぷりときたら…ハピネストーンを集めるには、おしとやかなお姫様らしい
”ひめっぷり”を良くしていかなければダメだというのに、まるで逆ですよ!おとぎの国終わったな…(えー

ま、まあここだけ見ると女王様が哀れで仕方ないように見えますが、
実は女王様もハピネストーン集めに関してはかなりアレな言動が目立つんですよね…第1話の女王様はというと

「じょ、女王様おとぎの国は一体「お前らハピネストーン集めてこいよ!」

「えっ、い、一体どういうこt「ひめっぷりのいい女の子探せってことだよ!」

「ひ、ひめっぷりってなんでs「プリンセスっぽいってことだよ!」 → 人間界へ強制転送

という超テキトーな短い説明でダイ・セイ・リョクを人間界へ送り出したという…
女王様に呼び出されたと思ったら、理解不能な説明をされて次の瞬間別の世界へ送られるなんて…
これでまともにハピネストーン集めができる方がむしろおかしい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ああ…ハピネストーン集めを頼む方もダメなら頼まれた方もダメというわけですな
そういうわけでおとぎの国の先行きは今日も暗いのであった(えー  次回に続く!


■ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ第7話「おケイコやーめた☆ぷりっ」
 

「月〜」「はーい!」
「火〜」
「はーい!」
「水〜」
「はーい!」
「木〜」
「はーい!」
「金〜」
「はーい!」
「土〜」
「はーい!」
「日〜」
「はーい!」
「おはよー!」
「「「おはよー!!」」」

しょっぱなからカオスすぎる始まりです今週のリルぷり
なんだコレー!!ただ単にりんごが朝起きて家族と挨拶するシーンなのに、なんたる異常極まる光景!
この七つ子弟の名前って月・火・水・木・金・土・日かよ!一体どういう名前のつけ方してるんだ!この発想はなかったわ…

《謎のアイドル、リルぷりっが登場しました!可愛いですねえ〜!一体彼女たちはどこの誰なんでしょうか!?
 もう一度見てみましょう、リルぷりっの歌とダンス!》

「リルぷりっだ〜!」
「可愛いよね〜!」
「イカしてるよね〜!」
「リルぷりっ大好き〜!」
「でも一番可愛いのはさ〜!」
「一番大好きなのはさ〜!」


(えっ、わ、私…?)

「「「卵焼き〜!!」」」

さらには「卵焼きって可愛い」などとワケの分からんことを言い出す弟たち。どういうことなの…
「大好き」とだけ言うなら分かりますが可愛いってなにさ!?食べちゃいたいほど可愛いってことか!?それともこいつらは料理をする時に
卵黄「んんっ…!か…かき混ぜちゃダメぇっ!(じゅうじゅううう)あうっ!?そんな…!熱い…!熱いよぉ!」
七つ子「くっくっくっ…口では嫌がっちゃいるが、体の方はどんどんおいしく出来上がっていくじゃないか?この淫乱が!!」
みたいなこと考えているのだろうか。変態すぎる…あまりにも変態すぎる!(えー

「ぷりっぷり、リルっぷり〜」

「わぁ、上手ーい!私にも教えて!」

「いいよ〜!」

(ふふふ、ちょっと恥ずかしいけど、ちょっと嬉しいかも…)

そんな朝りんごが学校へ登校していくと、クラスメイトの眼鏡ちゃんがリルぷりっの真似をしているところでした
自分の変身した姿がこうも人気を呼んで、りんごはなんとも嬉し恥ずかしといったところです
というかこの眼鏡ちゃんは準レギュラーキャラなんですかね、ハッキリ言ってりんご達より可愛いので
これからも活躍を期待したいところですが…って

「はん、なにがリルぷりっですか、そもそも歌に踊りが必要なのですか?」

「むっ、どういう意味よ早乙女君!」

歌がヘタクソだからチャラチャラ踊って誤魔化そうとしてるんじゃないですか?」


(C)荒木飛呂彦/集英社

「Exactry(そのとおりでございます)」(えー

なんとぉー!?その時クラスのイヤミな早乙女君からリルぷりっの核心を突く一言が!
イヤミだが的確すぎる…あまりにも的確すぎる(えー 
第一話のライブシーンなんかは特にそうでしたね、二話以降のライブではOP曲の歌をそのまま流してるんですが、
第一話だけは「りんご達が変身した自分にオロオロとうろたえながら歌う」という別バージョンで
あれの酷さときたら本当に頭がどうにかなるかと:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「りんご、レイラ、名月、君達に見てもらいたいものがある」

「えっ?」

しゅぱあああああ

「あっ、これっておとぎの国だよね?」

「はいです、でもハピネストーンが…」

「まだまだ少ないのね…」

「昔は空を埋め尽くすくらいハピネストーンが沢山輝いていた…人間の心の中にある星が輝きを失えば、
 ハピネストーンも消えてしまう。君達の力で人間達の心の星を、もう一度輝かせてあげるんだ」

そんな中でりんご達の前に現れたのは第四の魔ペット・クリス…クリスはおとぎの国にまだまだハピネストーンが足りないことを伝えると、
「早くハピネストーン集めてくんないとおとぎの国滅んじゃうよ」
ということを言い出しました。うーむ…クリスがやってきたのってやっぱり、
前回「今頃リルぷりっ達がハピネストーンを必死に集めてくれているはず…」と女王様が期待していた一方で
りんご達はお茶の間でテレビ見ながらくつろいでたという事実を知って
りんご達の尻を叩きにやってきたんでしょうか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

しかし「輝きをなくした人間の心の星をもう一度元気にする」ってこの設定、
ハートキャッチプリキュアと完全に被ってる感じですね
さらに言うならしゅごキャラなんかも同じ設定だったなあ、最近こういうのが流行りなんだろうか
とりあえず、そんな弱った心にあむちゃんがスーパー説教タイムで喝を入れて立ち直らせるのがしゅごキャラ、
そして弱った心がデザトリアンになったところをぶっ倒せばなんとかなるのがプリキュアなわけですが…
果たしてこのリルぷりっは人々の弱った心にどう対処していくのか…?



「リルぷりっ!ひめチェーン!」

「夢〜見る〜♪女〜の〜子〜誰〜でも〜プリンセス〜♪」

「あな〜たに〜ドキドキハッピー♪」

「お〜と〜ぎ〜ば〜な〜し〜よ〜り〜♪」

「す〜て〜き〜な〜で〜ん〜せ〜つ〜♪」

「は〜じ〜ま〜る〜よ〜か〜ん〜♪」

というわけで悩んでる人の前でドンチャン騒ぎして元気にするというのがリルぷりの方針なようです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
結局いつも通りのライブシーンですか!うーん、色々な悩みに対して毎回同じライブシーンで解決するっていうのは苦しい気もするけど…

「ブラボーー!!みなさんの歌と踊り、素晴らしかったですううう!!」

ちなみに今回の悩める子羊キャラは、冒頭でリルぷりっをコケにしていたイヤミ坊やの早乙女君です
この早乙女君、以前にバイオリンの演奏会で大失敗をして大恥をかいたことがあり、
「もうバイオリンなんてやめたい」と心の星の輝きを失っていたわけですが…

「皆さんの歌声を聞いていたら…なんだかクラスメイト達のことを思い出しました。
 僕も…一度失敗したくらいで諦めません!もっともっと練習して、また発表会に出ます!」

ところが早乙女君の背中を押したのは、単にリルぷりの歌声だけではなかったようで…
そう、この「思い出したクラスメイト」というのが、それぞれ大恥を晒してもめげなかったりんご、レイラ、名月の姿だったのです

りんごは朝の挨拶を「いただきまーす!」と間違えてクラスの笑い者にされ、
名月は体育の授業で跳び箱ができずにクラスの笑い者にされ、
レイラはボケッと花の水やりをしていたら名月とりんごに放水しまくっていた
という…

しかし、それだけ大勢の前で恥をかいても自暴自棄になったり腐ったりしなかったりんご達。
りんごはその後きちんと挨拶をやり直し、名月は跳べなかった跳び箱をクリアーし、
レイラは「あ、冷たくて気持ちよかった?もう一回やる?」ともう一度水をぶっかけようとしたという…
なんかレイラだけなんの参考にもならねえ話だなって感じですが多分気のせいです:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ちなみにその時のレイラの様子がこれ、「地球がお花でいっぱいになるといいな〜」
花で埋め尽くされた地球の光景を妄想していたわけですが…なんだこれー!!
こんな地球になっちまったらお魚さん達は死滅ですよ!!(えー  まったくなんて恐ろしい妄想をする子だろう…

とにかくそんな一人だけズレたレイラは置いといて、「恥をかいてもめげずに頑張る」という名月やりんごの姿を見て
早乙女君も再び心の輝きを取り戻したという…ああ…これってライブシーンがなかったら凄くいい話なんじゃないか?(えー
この間の反物の話もそうでしたが、名月達の性格の良さがにじみ出てるいい話なのに
ライブシーンが色々ブチ壊しにしてる気がするというか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
リルぷりは犠牲になったのだ…1話に1回ライブシーンというスタッフ側のノルマ…
その犠牲にな…
(えー

しかし関係ないんですけど、早乙女君って結構デブいキャラなのに顔は妙に可愛らしいですね
というか早乙女ママも丸っこいけどなんか可愛いっていうか…
みんなもそう思いますよね、俺がデブ専ってわけじゃないですよね、俺デブ専じゃないよね!?(えー  次回に続く!


■ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ第8話「Wishをおいかけろ☆ぷりっ」
 

「わぁ!?レイちゃん、なつきちゃんどうしたのその顔!」

「りんごちゃんだって!」

「だから言っただろー!」

「みんなを幸せにするためにしか変身しちゃダメなのです!ズルした罰ですー!」

今回初めて明らかになったリルぷりの変身ペナルティ。
今までにも
「いいか私利私欲のために変身するなよ!絶対変身するなよ!」と言われてきた3人ですが、
「うるせー馬鹿」その規則を破って変身したらどうなるか…結果はご覧の有り様です、×たまならぬ×リルぷりの出来上がりという…(えー

うーん、自分の好き勝手に変身しちゃダメってのはかなり厳しい設定ですね。
そういえば「変身できることを他人にバラしたら二度と変身できなくなる」っていうのも、今時にしては条件がキツめというか…
なにしろ近頃の変身アニメと言えば、「おいちょっとプリクラ撮るために変身しようぜー!」とか
「腹減ったから変身してメシでも作りますか」とか
「なんか変身できるようになった!イエーイ!とりあえず姉ちゃんに自慢しよう」とか
そういうのばっかりだから…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「実は私…お父さんの転勤が決まって、3日後にアメリカへ行くことになったの。でも…恐いの。
 言葉も分からないし、Wishにも会えなくなっちゃう。私、一人ぼっちになっちゃうんじゃないかって…
 だから決めたの、このCDにWishがサインしてくれたら、もっと勇気が湧いてくる。きっとアメリカでも頑張れる…」

さて今回、心の輝きをなくしている哀れな子羊は川辺つぐみという女の子。
3日後から始まる海外暮らしに不安を抱えているつぐみは、日本の超人気スーパーアイドル・Wishにサインをもらって
海外暮らしでの心の支えにしたいと考えているようですが…

「あ、そうだ!つぐみちゃんを助けるためだったら、リルぷりっに変身できるんじゃない?
 それでWishにサインもらった方が早いよ!」

「確かにつぐみ殿を助けるためなら、変身しても問題はないですぞ」

「じゃあ早速明日リルぷりっに変身してー!」

「それでいいのか?彼女は勇気が欲しいと願っている。
 サインを人から貰っただけで、本当に幸せになれると思うのか?」

「(がーん)うう…人を幸せにするって…難しいんだね…」

そんなつぐみを助けるために、「リルぷりっなら芸能界も顔パスだからサインなんて楽勝じゃん」考えたりんご。
しかしクリスは「お前それでいいのか?」そんなりんごのアイデアにダメ出しを…
どうもクリスは他人からホイホイ持って来たサインじゃ心の支えにならない、自分で勝ち取らないと意味がない言いたいようです

そして「確かにクリスの言う通りだわ…」と考えを改めたりんご達は、変身の力に頼らずに
どうにかつぐみ
がWishからサインを貰えるようにと、3日間ひたすらつぐみと一緒に駆けずり回ることに…
むう…なんかこころの星を元気にするのって物凄い大変ですね、こころのたまごやこころの花を元気にするのより
相当熱心なメンタルケアが必要というか、ただライブしてドンチャン騒ぎすれば元気になるとか
そんなお手軽な話じゃないんだなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「リルぷりっ!ひめチェーン!」

「夢〜見る〜♪女〜の〜子〜誰〜でも〜プリンセス〜♪」

「あな〜たに〜ドキドキハッピー♪」

「リ…リルぷりっ…!?なんでこんなところに!?」

って結局最後はライブシーンかよ!!おいいいいいいいい!!
3日間必死にWishを追いかけ回したものの、残念ながらサインを貰うことができなかったつぐみ。
そんなどんよりお先真っ暗モードになってしまったつぐみのために、少しでも元気づけようとりんご達は変身してライブを!
そ、そんな!結局はリルぷりの歌から勇気をもらったというオチですか!?一体この3日間の頑張りはなんだったんだ!

「つぐみちゃん!気付いてる?」

Wishのサインは貰えなかったけど、たったの3日で友達出来たんだよ」

「もしかしたら、友達を作るのにWishのサインは要らないんじゃない?」

「……あっ…!?そうか…そうだね…!ありがとう…!」

って、つぐみに勇気を与えたのはリルぷりの歌ではなく、この3日間ずっと一緒にいたりんご達との思い出でした。
お、おおっ…なるほど、元々つぐみが海外での暮らしに一番不安がっていたことは、Wishからサインを貰えなくなることじゃなくて
友達が出来ずに一人ぼっちになってしまうこと…だからこの短期間で仲良くなってくれたりんご達の存在は、
Wishのサイン以上につぐみには心強かったというわけですね

「つぐみちゃん、元気でね!」

「絶対お手紙書くからね!」

「アメリカでもきっといい友達ができるよ!」

「ありがとう!それじゃ、また!」

ラストシーン、空港でりんご達と記念写真を撮影したつぐみは、満足そうな笑顔を浮かべてアメリカへと旅立っていくのでした。
りんご達が精一杯頑張った結果の笑顔ということで、なんだかいい話だったなあというのが私の感想なんですが
でもライブシーンはやっぱりやる必要なかったよね(えー
「たったの3日で友達できたんだよ!」とか、ライブせずにつぐみに言ってもなんの問題もなかっただろうしな…
やはり1話に1度のライブを義務付けられているスタッフ側のノルマが(以下略)  次回に続く!






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