■ひめチェン!おとぎちっくアイドル
リルぷりっ第28話「いたずら魔ペット、ビビでち☆ぷりっ」
「へへっ、オレのターン!このカードで攻撃だぁ!!」
シュバアッ!
「ああっ!?オレのカードが!こ、こら!返せぇぇーっ!!」
ゲームの歴史…それは遥か五千年の昔、古代エジプトにまでさかのぼるという。
今、千年パズルを解き闇のゲームを受け継いだ人間がいた…
人は彼を…遊戯王と呼ぶ…
そんなわけでいきなり遊戯王キター!!
なんじゃこりゃ!今回のリルぷりですが、冒頭では公園で子供たちがデュエルをしている場面から始まります
このカードデザインとか遊戯王まんまじゃないですか!カードの色が茶色から緑になっただけですよ!
うーむ、ついこの間クリスの呪いで遊戯王のカードがどうたらこうたらなんて話をしましたが、まさか実際に登場することになるとは…
「りんごちゃん、名月ちゃん、聞いた?最近カードを盗むネコが出てるんだって…
とにかくカードだったらなんでも盗っていくとか」
「えぇ…?なんでネコがカードなんか欲しがるの?」
「さあ…お魚と間違えてるのかな?」
ともかく今回りんごさん達の周囲で話題になっていたのは、他人のカードを次々に盗んでいくというレアハンターの存在でした
カードを盗むネコ…となるとりんごさん達もお着替えカードという重要アイテムを持っている以上、
あまり他人事のようには言ってられない厄介なネコですね
「ふっふっふ、大分集まったでちわ!さあクリス王子!
絶対にあたちが元の王子様に戻してみせるでち!」
「…説明してくれないか?一体君は何をやろうとしてるんだ?」
「あたち、クリス王子を元の姿に戻せるカードを…
最高の輝きを秘めたカードを探してるんでちわ!!」
って、そんな世間を騒がすレアハンターの正体はビビ!ふむ、クリスに呪いのカードを引かせたあの番人の魔ペットですね
というかこいつってネコだったんだな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン 色から言ってネズミか何かかと…
ともかく以前からクリスに肩入れしていたビビは、その呪いを解くための「最高の輝き」を探しているようです
うーむ、それがカードかどうかはハッキリしてないんですが、
呪いの原因はカードなんだしそれを解けるのもカードな気がするという感じで
かたっぱしからカードをあさっているようで…
「…ビビ、気持ちは嬉しいけど、今の俺には自分のことを考えている暇なんてない。
おとぎの国を救うために、出来ることをすると決めたんだ」
「えっ、で、でも…!そんなのいつになるか分からないでちわ!」
「大丈夫、あの子たちが…リルぷりっの3人が、必ずおとぎの国を救ってくれるさ」
「…むむぅぅ…!」
ところがおとぎの国のために強い使命感を持っているクリスは、「俺の呪いの事なんか今はどうだっていい」と
ビビのカード探しに付き合う気がまったくないようです。うーむ相変わらず立派な奴ですね、今はリルぷりの支援が一番というわけか…
しかしリルぷりの話をしながら遠い目をするクリスを見て、ビビは「チッ私のクリス王子を誘惑してんじゃねーよクソがよー」と
リルぷりに激しく嫉妬する結果となってしまい…
「ワン・ツー!ワン・ツー!」
「ここでぇ、ターン!」
「(ずるっ)あっ、わ、わわぁぁーっ!!」
ずるべしゃあああああ
「あ、あいたたた…」
「ハン!みっともないでちわねぇ!なーにがリルぷりっでちか!
まるっきり子供だし!?あたちの方がずーっとセクシーでちわ!!」
「え、な、なに?」
「ネ、ネコが喋った…?」
って、そうかと思えば速攻でリルぷりにケンカを売りに現れたビビ!
リルぷりの3人は公園でダンスの練習をしていましたが、ちょうど転んでいるところを見られてメチャクチャに罵倒されてしまいます
というかこのシーンはレイラが2人を巻き込んで転んでしまったわけですが
それを罵倒するということは俺のレイラを罵倒するということか…?こいつは許されんな…(えー
「こーんな子達におとぎの国を救えるわけがないでちわー!!」
「な、なんだあいつ?」
「む…?あのネコは確か…魔法の石の番人の魔ペットで、名前は…」
「ビビでち!やっぱりあたちがカードを見つけるしかないでちわね!
お子ちゃまは大人しくお昼寝でもしてればいいんでちわ!」
「カ、カードを見つける…?まさかカードを盗むネコって…」
「はっ!?セイさん!お着替えカードはちゃんとあるです!?」
「一応確認しておいた方がよくないか!?」
「ですぞ!念には念を入れて…」
とその時、ビビの口ぶりからカード騒ぎの犯人であることに気づいた一同…って、
そんなビビが目の前にいるのに「よし今から大切なカードのチェックをするぞー!!」と
大声で宣言する魔ペット3匹!ア、アホかー!!まるで「どうぞ盗んでください」と言わんばかりの態度じゃないですか!
果たしてビビは手出しをせずに見守ってくれるのだろうか…
シュバァッ!!
「へ?」
「むふふふ。お着替えカード、確かに全部いただいたでちわ」
「ギャース!!か、返すですぞぉぉぉーっ!!」
言わんこっちゃねえー!!やはり黙ってセイ達の行動を見守るわけがなく、
お着替えカードを見るなりすかさず奪ってしまったビビ!ア、アホすぎる…
自分達のおバカっぷりにぼーぜんとしながらも、とにかく逃げ出したビビを追うセイ達でしたが…
「こらー!!待てですぞぉぉーーっ!!」
「しつこいでちわねぇ!サニーパンチ!!」
「う…ぎゃああーっ!!」
うっお―――っ!!くっあ―――っ!!ざけんな―――っ!!
ところが単に逃げ回るだけでなく、自分からセイ達に殴りかかるという豪傑ぶりを見せるビビ!んならこいつ見切ってみろやーっ!!
そして3人まとめてワンパンKOされたセイ達。なんて使えない奴ら!やむなく今度はりんごさん達がビビを追いかけますが…
「ビビちゃん待って!お願い、お着替えカードを返して!」
「嫌でちわ!あたちはこれを使ってクリス王子を元に戻すんでち!」
「えっ、クリスを…?クリスのためにカードを集めてたの?」
「クリスなら、きっと私達が元に戻してみせるわ!
おとぎの国を救うことが出来れば、クリスだってきっと…」
「信用できないでちわぁ〜!あーんなヘッタクソなダンスで、
みんなを幸せにできると思ってるんでちか!?」
「うう…い、今はヘタかもしれないけど!」
「もっと練習して上手になる!だから…」
「そんなもの待ってられないでちわ〜!!」
なんとかビビを説得しようと切実に訴える3人、それでもビビはまったく話を聞いてくれません
うーむしかし、ビビの物言いはかなりむかつくなぁと思うんですが、それでも怒らずにがんばって認めてもらおうとする3人が
なんとも健気でいじらしいですね。今週はスイプリでなんでもかんでも切れまくる奏の姿を見てるだけに余計そう思ってしまうなあ
「捕まえたわよこの泥棒猫ぉーっ!!アタシの会員証を返しなさいよーっ!!」
「にゃ!?にゃぎゃああああ!?」
「私の限定カードを返してよぉ!」
「クレジットカードを返してちょうだい!」
「カードを返せ!返せこらああああ!!」
「えっ、こ、この人達、みんなビビちゃんにカードを取られて…?」
「さっさと返さないと鍋で煮て食っちゃうわよ!?」
「ど、どうしよう、みんなすごく怒ってる…このままじゃビビちゃんが…」
ところがその時、突然ドッと押し寄せてきた一般市民に捕まえられてしまったビビ!
どうやら今までカードを盗みまくったツケが一気に回ってきたようで…
そして怒りのあまり暴徒と化した市民たちは、今すぐにでもビビを八つ裂きにしてしまいそうな雰囲気です
とその時、ちょうどビビの落っことしたお着替えカードを拾い上げた3人…
そして市民たちを落ち着かせ、ビビのピンチを救うために変身を決意するのでした
ビビにはあれだけ嫌な事言われまくったのに、なんの迷いもなく助けてあげるんだなぁ。ええ子達や
「「「ひめチェンしよっ!キューティポリス!」」」
「えっ!?リ、リルぷりっよぉ!?」
「ほ、本物!?すてきー!!」
「皆さん!リルぷりっポリスです!」
「後は私達に任せてください!」
「カードを返しますので、1人ずつ取りに来てくださいねー!」
そして暴徒鎮圧のイメージに合わせて、警官のような衣装に変身して騒ぎを収める3人!
にしてもやはりレイラの乳がでかい(えー
今となってはひめチェンは完全にレイラの乳を堪能するためのものになっちまったな!がはは!
いやーしかし本当でかいですよこれは、初期の頃のCGってこんなに胸に差がありましたっけか…
「いやー助かったなー!」
「ああカードが戻ってきてよかった、リルぷりっ最高〜!」
「ビビちゃん!」
「ケガはなかった?」
「…」
「ねえビビちゃん、クリスを元に戻すために来たんでしょ?
私達も頑張るから、一緒にやろうよ!」
そしてリルぷりの活躍のおかげで、すっかり暴動は収まり帰っていった市民たち。
リンチされそうだったビビも無事だったようで、りんごさんはそんなビビに改めて協力を申し出ますが…
「ハン!冗談じゃないでちわ!クリス王子を救うのはこのあたちでち!
役に立たないお着替えカードなんてもういらないでち、
王子を救えるカードをきっと探してみせるでちわー!」
「な、なによ、全然こりてないじゃない!」
「ふふ、私達も負けてられないね!」
「じゃあ明日は朝からダンスの練習しよっか!」
が、しかし命の恩人に対してもまだ憎まれ口を叩き続けるビビ!こ、こいつは…
ですがそれだけ言われてもりんごさん達は怒りません、とにかく怒りません
名月はちょっとムッとしてるみたいですが、りんごさんとレイラは全然ですな…前向きに頑張ることしか考えてないようです
特にレイラは全話通して本当に一度も切れたことがありません
酷いことされて困惑したり落ち込んだりすることはあっても、相手に敵意を向けることがない。マジ天使すぎる
スイプリさんよ、こういうキャラの作り方を少しは見習ってくれよ…(えー
次回に続く!
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