■とある魔術の禁書目録<インデックス>U
第1話「8月31日(さいごのひ)」
そういうわけで始まってしまいました。キャラの呼び名で最も俺を困らせるアニメが(えー
久々に帰ってきた禁書目録ですが、外伝の超電磁砲がヒットした相乗効果で、今や禁書も押しも押されぬ人気作ですね
私も禁書一期は軽くだけレビューしてましたが、あの当時はまさか禁書二期をこれだけ楽しみにする事になるとは思ってませんでした
それと同時に、これほど呼び名で困ることになるとも思ってなかっ:;y=_ト ̄|○・∵.
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で、まずOPを見てみた感想なんですが、真っ先に目を引いたのは体操服おっぱいと神裂さんおっぱいと金髪おっぱいと…
おっぱい三人トリオ!ジェットストリームおっぱい!まあそんな感じです:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
超電磁砲は学園都市の中学生メインの話だから、全体的に女性キャラの発育はイマイチだったけど、
禁書はそんなの関係ないからみんなおっぱいでかくていいな!ぐはは!
あと美琴と一緒にいるのは、これ美琴のママさんですよね?すげー美人だなおい
(8月31日…こんな日に限って、御坂美琴に恋人役の演技をしろと迫られるわ、
アステカの魔術師に追い回されるわ…そのため実質的には、夏休みの宿題はほとんど終わっていない)
「あぁくそう、さっきのやりかけのプリントはどこに…!
古文の問題集は!?数学の参考書は!?」
「とーま!」
「おぉ、見つかったか!?」
「もう3時過ぎなんだよ!」
「はぁ?」
「おやつ食べたいなぁ!!」
「…」
そして本編の方なんですが、どうやら私もレビューした美琴と上条さんのデート話直後から話が始まるようです
あの回も上条さんは美琴とデートしながら宿題に追われてましたが、今回もまったくその状況は変わっていないようで…
さらに上条さんの頭痛のタネとなっているのは、戦わないサイヤ人というか大食いニートの穀潰し・インなんとかさんであります
そのおかげで今日も宿題がさっぱりはかどらない上条さんは…
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(わたくし上条当麻とインデックスは、気分転換も兼ねてファミレスへ…
俺は夏休みの宿題の残党狩りに取りかかったのだったが…)
「お待たせ致しまし…(ずるっ)たわぁぁぁーっ!?」
ビッシャアアアアア!!
「うおおおおお!!お、お、俺の能力開発概論のレポートが!!」
「も、申し訳ありません!ただ今拭くものを持って参りますので…!」
「と、とーま!まだ文字は読めるんだし、新しい原稿用紙に丸写しすれば
使い物になるんだよ!一から内容を考え直す手間が省けたと思えば、なんともお得だね!」
「はぁ…とほほ…」
「開戦の狼煙を上げる」
「え…?」
ズドバゴオオオオオオオ!!
「う、うあああっ!!いきなり何しやが…ああああぁああぁあ!?
お、お、俺の宿題が…か、紙吹雪に!?」
って、宿題の効率アップのためにファミレスへ向かった上条さんですが、そこでまたしてもさらなる不幸が!
ドジなウエイトレスが宿題の上に料理をひっくり返し、さらに謎のオッサンの襲撃を受けて宿題を細切れにされてしまったという…
次々と上条さんを襲う不幸、さすがはミスター不幸の上条さん。というかそもそも宿題が8月31日まで終わってないのも、この夏に
望まない戦いに何度も巻き込まれて、そのたびに瀕死になって入院しまくって気がついたら夏休み終わってたという事態のせいですしね…
「オ、オーケイ…今日の上条さんは…ちょっとばかしバイオレンスですよぉ…!」
「子供の遊びに付き合う気はない」
グイッ
「きゃっ!?」
「なっ…てめえインデックスをどうするつもりだ!」
「分かるだろう、コレが10万3千冊を記憶している禁書目録だと知り得るならば」
スウウウウウウ…
「なっ!?ま、待てこの野郎!!」
ところが上条さんが謎のオッサンに向き直ったその時、オッサンはいきなりインなんとかさんに掴みかかり
そのまま忽然と姿を消してインなんとかさんを誘拐してしまう!このオッサンは魔術サイドの人間だったのか…
美琴達のような科学サイドの超能力者は、電撃を操ったり一人ひとつの能力しか与えられていませんが
このオッサンのような魔術サイドの魔術師は、真空波でファミレスの壁を破ったり、姿を透明化したりと様々な能力を
駆使できるみたいですね。まあその分、道具がないと能力が使えなかったり、術式がどうの詠唱がどうのと色々面倒くさいみたいですけど…
「くそっ、一体どこを探せば…!」
ドタドタドタドタ
「ひゃあっ!?」
「うわっ!?わ、悪い!」
「えっ…?あ、あんたは!?こんな所で何やってんのよ!」
って開始早々美琴キター!!な、なんと!逃げ出したオッサンを探して上条さんが駆け回っていると、
街中で偶然にも美琴と鉢合わせ!まさかこんなに早く出てくるとは…上条さんは超電磁砲だとかなり控えめな扱いでしたが、
美琴は禁書でも割と出番多そうな感じですね
「ったく…な、なんかいっつもどこか走り回ってるみたいだけど、無事なら無事って
連絡入れなさいよね!あ…そういえばあんた、私の携帯番号知らなかっ…」
「(どたどたどたどた)」
「えっ!?ちょっ、い、いつもいつもアンタは!ふざけてんじゃないわよ!」
「ああもう!急いでんだよ思いっきり!人さらいとか宿題とかファミレスのお掃除とか!
それで何の用なんだ!?(ずいっ)」
「えっ!?あ…な、なに…?い、いや…その…た、単に相手にされなかったのが…むかついただけで…
特にこれといって…用事があるわけじゃ…あるわけじゃ…ないんだけど…さ…」
って、上条さんが「用件なら早くしろやー!」と顔を近づけたその時、途端に真っ赤になって身も心もヘナヘナになってしまう美琴!
おいおい美琴どんだけデレとんねん、とみなさん思うかも知れませんが、美琴と上条さんはこの日の午前中デートしたばかりですからね
あのデートの直後でも美琴はゆでダコのように真っ赤っ赤になっていたのに、こう顔を近づけられてしまっては
またさらに意識せざるを得ないというわけですな
「ごめーん!(どたどたどたどた)」
「えっ!?ね、ねえちょっと!あんた本気で行っちゃうわけ!?ねえってばぁーー!!」
ゲェー!?ところがそんなデレまくりな美琴を置いて、「え?用がないって?ほなさいなら」とすぐに走り去ってしまった上条さん!
インなんとかさんなんて放っておいていいから、もう少しゆっくりしていけばいいのに…:;y=_ト ̄|○・∵.
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しかし超電磁砲の時からそうでしたが、美琴は一人でいる時はそれほどでもないキャラですけど
上条さんと絡んだ時の爆発的な可愛さがハンパないな…
「縄は日本が産んだ独自の拷問文化だけど…こんな方法じゃ私は喋らないんだよ!」
「言ったはずだ、君を拷問することが目的ではない」
一方その頃インなんとかさんは、オッサンにホテルの屋上へ連れて来られて縄で縛られているところでした
オッサン…ホテルに連れてきて緊縛し始めるだなんて…一体どんないやらしい拷問を…(えー
と、思いきや、オッサンはインなんとかさんを拷問する気はまったくないようです。おいおい遠慮しなくていいんですよ:;y=_ト ̄|○・∵.
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「この梓弓を使えば、相手の心を詳細に読むことが出来る…
そう、胸の内に必死に隠している10万3千冊を暴くこともな」
「なっ…ダ、ダメ!私以外の人間が魔道書に触れればどうなるか、
あなただって分かってるでしょ!?」
「無論…百も承知」
ズッキュウウウウウウン
「ぐ…!がっ…!があああああ…っ!!」
「あぁ…!?」
「はぁ…!はぁ…はぁっ…!ごぶうっ!!う…うぐ…!」
ズッキュウウウウウウン
「おが…!ぐぉああああーーっ!!」
って、な、なんと!どうやらオッサンの目論見は、インなんとかさんの記憶の中にある一冊の魔術書を読み取ることのようですが…
そんな魔術書の記憶にオッサンが触れた途端、想像を絶する苦痛に襲われ全身から激しい出血が起こる結果に!
うむむ…どうやら魔術書の情報というのは、たかが一冊分の量であっても普通の人間には耐えられないシロモノのようですな…
そしてそんなヤバイ情報を、10万3千冊も体に溜め込んで平気でいられるのがインなんとかさん。
その理由は何故かというと僕にはさっぱり分かりません(えー
ズッキュウウウウウウン
(…!?梓弓の威力が増幅されすぎて、あの人の心が私の心に逆流してる…!?)
(何かの呪いによって、死にかけている女がいる…
目前に迫る死に対して、微笑むことしか出来ない…無力なつまらない人間だ…
私は魔術師になれば、何でも出来ると思っていた…
もう二度と挫折したくないから魔術師になることを誓った…
こんなつまらない人間も助けられないで…『何でも出来る』も、『挫折したくない』もない…!)
それにしてもこのオッサンは、なんの理由があって命懸けで魔術書の情報を…って、その時ちょうどタイミングよく
オッサンの記憶がインなんとかさんへと流れ込んできました。それによれば、要するにこのオッサンは
呪いを受けてしまって余命いくばくもない女の人の治療法を探しているんだとか…そのために魔術書が必要というわけですな…
しかしこのオッサン、「つまらない女つまらない女」と連呼してはいますが、ここまでするところを見ると本音はやはり…
ズッキュウウウウウウン
「ぐぶっ!おぐ…ううっ!がはっ…!」
(こんなつまらない女のために、
自分が今まで大事に育ててきた夢に傷をつけるなんて…!)
ズッキュウウウウウウン
「がっ…!ぐ…がああああああーーっ!!」
(決してあんなつまらない女のためではない!絶対にあんなつまらない女のせいではない!)
何この果てしないツンデレっぷり
オ、オッサンあんたって人は…素直になれないにもほどがありますよ!
今すぐに死んでもおかしくないほどの大量出血と、この世のものとは思えない激痛をさんざん味わいながら
「別にあの女のためじゃないんだから!あんな女なんとも思ってないんだから!」と
心にもないセリフを連発するだなんて…こんなに命懸けでツンデレする人初めて見た(えー
「…ぐふっ…う…」
「違うよ!あなたはただ、その女の人が好きだった!だからこそ命を懸けても
助けたかった!助けるためには他人を傷つけて、罪を犯さなければならなかった…
だからその責任を、その女の人には押し付けたくなかった!
だったらあなたは破滅しちゃいけないんだよ!
こんな薄汚れた魔術書に頼るなんて方法じゃダメ!」
ところがその時、オッサンのツンデレ台詞に対するインなんとかさんの突っ込みが!な、なるほど…
さっきのは単なる素直になれない言葉じゃなかったんですね。
「女の人を助けるために罪を犯した」という動機では、罪の責任を女の人にも背負わせることになってしまうから
「俺が自己満足でやってるだけ、あんなつまらない女のためじゃない」と言い張って、女の人が背負う責任を完全にゼロにしたかったと…
なんて愚直なオッサンでしょうか、しかしそれだけに好感が持てます
それにしても、事情を知ったインなんとかさんがこれだけ同情的になってくれるなら、最初から罪を犯さなくても
菓子折りでも持って「どうかお願いいたします!」って頼み込めば
インなんとかさんも力を貸してくれたんじゃないのかな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
それとも「あ、私の知識は薄汚れてるんで無理っす^^;」とか言って断られるんだろうか(えー
「ぐっ…悪いのか…?例えこの命と引き換えにしても…
誰かを守りたいと思うことは…悪いことなのか!?」
バッタアアアアン!!
「悪いに決まってる」
「あっ…!?と、とーま!」
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「話はすべて聞かせてもらったぞ」
「と、とーま!」(えー |
(C)車田正美/集英社・東映アニメーション・マーベラスエンターテイメント |
「アンタ知ってんだろう、大切な誰かに死なれることの痛みを…
目の前で誰かが苦しんで、傷ついて…でも自分には何も出来なくて、
どうしようもないっていう苦しみを知ってんだろう!」
「な…」
「焦ったはずだ、辛かったはずだ、苦しかったはずだ、痛かったはずだ、
恐かったはずだ、震えたはずだ、叫んだはずだ、涙が出たはずだ!だったらそれはダメだ!
そんなに重たい衝撃は、誰かに押し付けちゃいけないものなんだ!」
で、出たー!上条さんと言えばこれがなければ始まらない本日のスーパー説教タイムや!
やっとの思いでこの場に到着した上条さんでしたが、姿を現すなり凄い勢いで止まらない説教の嵐!
さすがに説教主人公としてあむちゃんと対をなす存在であります(えー
そんな上条さんにすっかり図星を突かれてしまったオッサンは…
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「ぐ…ごぶっ…!はぁ…はぁ…たった一冊読み取った程度でこれか…
私ごときの小さな器では、原典一冊すら入手することは不可能だったわけだ…
私の人生は挫折ばかりだ…人生でもう3度も諦めてしまった…
だが…それでも諦められないものがあったのだ…ただひとつ、それだけの事だったのだがな…」
「ったく…なに一人で綺麗に話を終わらせようとしてんだ!?
それで、お前の大切な人っていうのはどこにいるんだよ!」
「…なに…?」
「禁書目録なんか使わなくても、なんとかなるんだっつうの。あんたも見たろ、俺の右手…
コイツを使えば、呪いなんざ一発で消えちまうんじゃねえのか?」
「なっ…!?バッ…バ、バカな!?」
「俺だってよく分かんねえけど、この右手はそういうものなんだ」
「は…は、はははっ…ぐすっ…ふぐっ…はは…ははははっ…」
でぇー!?な、なんと!「どうせ魔術書ちゃんと読めなかったしもう終わりですわ…」とオッサンが弱音を吐いたその時、
「呪いの1つや2つ俺が行って軽く消してやんよ」と言い出した上条さん!マ、マジかよ!
確かに上条さんには幻想殺しがあるから、上条さんが女の人に触れれば呪いなんかは簡単に消し飛んでしまうのか…
その話を聞いた途端、「その発想はなかったわ」と顔をくしゃくしゃにして泣き笑いの表情を浮かべるオッサン。
こんなお手軽な方法で呪いが解けるというズッコケたい気持ちと、女の人の命が助かるという安堵した気持ちが同居しているのでしょう
それにしても、人間味のあるいい顔するなあこのオッサン
そうそう、今まで言ってませんでしたけど、このオッサンの名前は闇咲逢魔(やみさかおうま)という人みたいですよ
どんだけ恥ずかしいペンネームですかオッサン!(えー
あんたこれ自分で名乗ってるの!?闇とか魔とか恥ずかしすぎるじゃないですか!
オッサンがさっき言っていた「人生で3つの失敗」というのは間違いなくこの恥ずかしい名前が1つ目だろうな:;y=_ト ̄|○・∵.
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それで2つ目はインなんとかさんに菓子折りを持っていかなかったことで、
それで3つ目は上条さんの幻想殺しをうっかり調べ忘れていたことなんだろうな(えー
「まったく、魔術だの呪いだのワケの分からないもんに振り回されやがって…
そんなくだらない幻想を、みんなまとめてぶち殺しに行こうぜ!」
そして最後は、上条さんの超有名なあのセリフ「その幻想をぶち殺す」で締め!
うーん二期の第一話としては実によくまとまっていたんじゃないでしょうか
美琴のデレ、上条さんの説教タイム、味のある敵キャラ、上条さんの決めゼリフと、禁書の見どころを上手く集約したなぁと思います
しかし闇咲さんは女の人を助けに行く前に、とりあえず名前だけは変えていった方がいいと思う:;y=_ト ̄|○・∵.
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「呪いを解いてくださってありがとうございます!ところであなたのお名前は…」
「闇咲逢魔です(キリッ)」
「えっ」
こんなことになったら目も当てられないぜ…(えー
そしてこちらはEDの映像なんですがインなんとかさんが可愛すぎてやばい
バ…バカな!インなんとかさんがこれほど可愛いヒロイン的オーラを放つなんて…バカな!そんなバカな!
決してこんなつまらない女に萌えたわけではない!
絶対にこんなつまらない女のために画像を保存したわけではない!(えー
それとやっぱり気になるのは、OPにも登場した金髪おっぱい子ですなー。全然どこの誰だか分かりませんが
二期の新キャラのうち、このおっぱい子が私の注目キャラになりそうな気がします。次回に続く
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