■とある魔術の禁書目録<インデックス>U
第18話「検体番号(シリアルナンバー)」
「ふんふんふふ〜ん♪ふ〜んふ〜んふふ〜ん♪(ちゃぽん)はぁぁ〜〜」
バタァァァン!!
「え…?」
「アークビショップゥゥゥッ!!」
「えっ、なに、なに!?(ずるっ)きゃああーーっ!!」
どばっちゃああああん!!
そんなわけで今回の禁書ですが、イギリス清教の最大主教(アークビショップ)ことローラが、足湯を堪能している場面から始まります
言うなればしずかちゃんの入浴シーン的なものなんですが、いきなりそこにずかずかと踏み行ってきた不届き者が!
ス、ステイルきさまー!最大主教の入浴中になんという無礼な!そして突然のことに驚いたローラは、
湯船の中にひっくり返ってあられもない姿を晒してしまいます。さ、最大主教のM字開脚だと…?
まったくなんて格好だ…しかしエロイのでよしとする!!(えー
「い、いったぁ…」
「この報告書に書かれている項目は本当なんですか!
あなたの一言は世界を動かす事もあるんですから!」
「ぐぐ…何をいきなりレディの浴室に足を踏み入れたるのよステイル!
聖職者にあるまじき無礼…!」
「いいから答えろよ」
ドッボガアアアアアン!!
「きゃあああーーっ!!」
「さあ…!詳細を説明してください!さあッ!!」
ゲー!?なんとローラを湯船に突き落としただけでは飽き足らず、いきなりメラゾーマを唱えて思い切りローラを吹っ飛ばすステイル!
なんつームチャクチャ!「あんたは世界有数の権力者なんですよ!もっと自覚しなさいよ!」と説教しながら
そんな超偉い人に平然とメラゾーマを発射するお前はいいのかと言わざるを得ない:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
うーむしかし、口までボコボコとお湯に浸かっているのにオパーイが沈み切らないこの巨乳はすごいな…ローラ最高だな!
正直禁書キャラの中で3本の指に入るくらい私のお気に入りですローラ。外見だけならマジ最強や
まあともかく、さっきからステイルが「詳細希望!詳細希望!」と目を血走らせているこの書類は一体なんなのか…?
「うーむ…アークビショップは、なんでこうも複雑で面倒なものをいただいてくるのでしょうか…」
「もう一度だけ頑張ってみましょう!夢の全自動洗濯機はもうすぐそこなんですから!」
「まったく…洗濯なんぞ川でやりゃいいじゃねえかよ」
「か、川はさすがに…」
って…そうかと思えば書類のことには一切触れることなく場面が変わってしまいました。おいぃぃぃぃ!!
この後ずっと見てみてもあの書類に関する描写はゼロであります。なんだったんだよ!あの書類ってなんだったんだよ!
はあはあ…ま、まあしかし、俺のシスター・アンジェレネにここで出番をくれたことには評価したいところです:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
描写の流れがローラからアンジェレネとはなんという黄金リレー!まさに俺得!
ともかくそんなアンジェレネ達は、ローラが貰ってきたという全自動洗濯機の操作が分からず右往左往していたようです
ふむ…一緒にいるシェリーが「洗濯なんぞ川があればいい」と言ってるくらいですし、
この人達って相当古くさい生活を送ってるみたいですな…
「それに今日の分の洗濯は、夕方に終わったんじゃないのか?」
「そ、そうです、洗濯物がない以上は…」
「いえ、洗濯物ならここに(するする)」
「わ、わざわざ脱いでまで増やす必要はないでしょう!?」
「それにしても日本の浴衣というのは、とても脱がしやすそうな構造をしているのございますねぇ(しゅるり)」
「え!?ちょ、ちょっと!?」
「まあ…神裂さんは下着を履かない派なのでございますか?」
「ゆ、浴衣というのはそういうものなのです!!」
って「洗濯物がないなら増やせばいいじゃない」と、ボケたことを言いながら突然服を脱ぎだしたオルソラ!
それに続いて全員が「それもそうだな」と服を脱ぎまくり、ただ1人抵抗していた神裂さんもとうとうオルソラの餌食に…
というか下着姿になったアンジェレネたんが可愛い、ムラムラとかはしないけどこれは可愛い。
やはり俺の目に狂いはなかった…アンジェレネたん最高や!!(えー
「ん〜…どうやら、このボタンを押すようなのでございますよ(ピッ)」
ゴゥンゴゥンゴゥンゴゥン
「おい、極東宗派」
「は〜…なにか?」
「説明書に”色落ちするものは分けてください”と書いてあるけどよ…あんたの帯は大丈夫なのかしら?」
「えっ!?あ、ああ!?ちゅ、中止!中止のボタンは!?(ピッピッピッ)」
ゴゥンゴゥンゴゥンゴゥン
「んぎぎぃーーっ!!」
ドッガバチャアアアアン!!
「う、うあわぁーっ!?」
「わ、わぁ…本当に、はいてないんですねぇ…」
「う…うぅう…うぅ…!」
や、やっちまったよ!なんとか洗濯機を動かすことに成功した一同でしたが、「あっいけね帯は別にしなきゃ!」と
慌てて一時停止しようとしたあげく、とうとう思いっきりブン殴って水浸しになってしまった神裂さん!
そんな醜態をまじまじとアンジェレネたんに見られて、「うわ、こいつ本当にぱんつはいてない(笑)」と
特大の恥を晒す結果に…神裂さん…本当は強くて凛々しいキャラのはずがなぜこんなことに…
「ひゃっほーい!!ゲコ太ゲコ太ーっ!!」
「はーやれやれ…」
「(すたすた)」
「ん?あれ…御坂妹か?」
「はい。と、念の為ミサカは10032号とシリアルナンバーを付け加えて肯定します」
一方その頃、美琴に付き合って携帯のペア契約をやらされていた上条さんはというと…
美琴がゲコ太ストラップに夢中で上条さんのことを忘れている中、たまたま歩いている御坂妹と遭遇していました
しかし今日はゴーグルつけてないから、レイプ目な以外は本当見分けつかないですね…そしてそれは上条さんも同じなようです
「ゴーグルつけてないから分からなかったなぁ、とりあえずそのブレザー脱いどくとか…」
「(しゅるしゅる)」
「ばっ!?なんでスカートに手ぇかけてんだ!?なしなし!脱ぐのはなし!」
ああそういえば美琴と御坂妹で違う部分がまだありました、
美琴はスカートの下に短パンを履いてますが、御坂妹は縞パンを履いてるっていう:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「はあ…何かアクセサリーでも付けときゃ、見分けがつくだろ?」
「アクセサリー?」
「例えば指輪とか」
「指輪…はっ!?」
《好きな男性から貰った指輪を、左手くすり指にはめれば勝ち組との情報を…》
《か…勝ち組…!!》
とその時、上条さんから指輪の話を振られて目を輝かせ始めた御坂妹!むう、そういえばさっき10032号と名乗っていましたが…
こいつってあれか、前回19090号のスカートに指突っ込んで検査してたやつか!
ふむ、あの場にいた御坂妹はみんな勝ち組になりたくて相当飢えてましたが
どうやらこの10032号に千載一遇のチャンスが巡ってきたようで…
「あ、やっぱ指輪じゃダメだな。目立たないし」
「(がーん)」
が、しかし上条さん速攻でダメ出し!そ、そんな!持ち上げてから落とす作戦ですか!?
「その勝ち組とかいう幻想をぶち殺す」と言わんばかりに…上条さん…鬼や…(えー
そんなわけで、御坂妹の勝ち組への夢は儚く散ってしまうのでした
「(すたすた)おっ、動物ドーナツ!美味そう!」
「ちちち、ちちちち」
「うん…?」
「噛み付かないとは立派なひよこ達です。と、ミサカは感嘆の声を漏らします」
その時、他に何かいいアクセサリーはないかとウロウロし始めた2人でしたが…
そこで発見したのはひよこ型のドーナツを売っているお店でした。
こう見えて意外とメルヘンチックな趣味を持っている御坂妹は、すっかり本物のひよこだと思って可愛がっていましたが…
ぶすっ
「!!!」
「いただきまーす!んぐもぐ…ん〜結構いけるなぁ」
「あ、ああ…あああ…」
なっ!なにをするだァーーーッ!!ゆるさんッ!!
あああああなんということを!事もあろうに、そんな可愛いひよこの脳天を突き刺して殺害し
もしゃもしゃと喰らい尽くしてしまった上条さん!あんたって人は!
「可愛いひよこという幻想をぶち殺す」と言わんばかりに…ほんまに上条さんという存在自体が幻想殺しやで
《ミサカはミサカは現状報告してみたり!今すぐには帰れないけど、
晩ご飯は作っておいて欲しいかも!って、ミサカはミサカは注文も出してみる!》
「ちっ、あのクソガキが…一体どこほっつき歩いてやがるんだ…!」
ぐぅぅぅぅ〜〜
「う、ううう〜ん…とーまぁ…」
「あん?なんなんだこりゃ…」
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がつがつもぐもぐズビズバー
「それでねそれでね!私はとーまを探してたんだけど、
途中でお腹が減っちゃってそれでね!」
「食うか喋るかどっちかにしろよ…!」
って、その頃こちらでは意外な出会いが!留守電を残してどこかに遊びに行ってしまったラストオーダーを探して、
学園都市をウロウロしていた一方さん…するとそこで、腹を空かせて行き倒れになっていたインデックスと遭遇してしまいます
どうやら2人はこれが初対面のようですが…というかどこの誰かも分からない女にメシを食わせてあげるって、
一方さんも結構いいとこあるんだな…不良が雨の中で捨て猫を拾ってあげてるシーンを目撃しちゃった気分だわ…(えー
「おい、お前こういうガキ見たことねーか」
「ん?ないよ」
「ちっ、即答かよ…」
そしてインデックスにもラストオーダーの写真を見せる一方さん…っておいぃぃぃぃぃ!?い、一方さん!あんた端から見たら
幼女の写真を待ち受けにしてるロリペド野郎にしか見えないですから!!(えー
相手がインデックスで命拾いしたというか…これが佐天さんあたりだったら「え…この人こんな写真待ち受けにしてるの…?へ…へぇ…」
ぐらいのリアクションはされていたと思うj:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あのね、私の名前はインデックスって言うんだよ!
あぁでもよかった!これでお腹の事を心配せずにとーまを探しに行けるし!」
「あーそうかい。俺は手伝わねーぞ」
「ところであなたはここで何してるの?」
「人探しだ(すたすた)」
「さっきの携帯の子だよね?」
「あ?いいから黙って帰れクソガキ!」
「ま・だ・お礼をしてなかったねぇ!!」
「俺の言ったことスルーしてんじゃねーぞコラァ!!」
「とーまが見つかるまで一緒に探してあげてもいいよ!ね!」
「…くそったれが…」
そんなわけでインデックスの腹ごしらえも終わり、足早にそこから去ろうとした一方さんでしたが…
どっちも人探しをしていることだし、インデックスは恩返しも兼ねて一方さんと行動を共にすることにします
「は?なに勝手に決めてるわけ?」と悪態をつく一方さんでしたが、インデックスの強引さの前にはそれも意味がないようで…
「ミサカはミサカは癒し系マスコットとして、あなたの背中に張り付いてみたりー!」
「うぉ!?な、なんだ…?ミサカってまさか…妹の妹!?」
「あのね、ミサカは実験の時にあなたに助けてもらったから、お礼を言いにきたの!
って、ミサカはミサカは鶴の恩返し的展開を提示してみたり!」
って、ところがその頃ラストオーダーは何をしていたかというと、上条さんの背中に張り付いていた真っ最中!
なんでもお礼を言いに来たそうですが…うむ、なんというかラストオーダーも御坂妹も含めて、美琴のクローン達は全員
上条さんにでっかい恩があるわけなんですが、その辺の説明は面倒なので飛ばします(えー
ともかく今回は、上条さんと一方さんが互いのヒロインを交換するというお話なわけですね。これはなかなか面白い試みだなぁ
「でもね、ミサカはすぐに帰らないといけないの。って、ミサカはミサカは残念なお知らせをしてみたり」
「ん?ああ…時間も時間だからな」
「本当はもっと一緒にいたかったんだけど…でも、あの人が心配すると思うんだ」
「あの人?」
「あんまり遅いとミサカのことを探しにくるかもしれないし、ミサカも迷惑とかはかけたくないから…
って、ミサカはミサカは笑いながら言ってみる!」
「ふーん…?いい奴そうじゃないか、そいつ」
がしかし、一方さんとのことがあるのですぐに帰ってしまうラストオーダー。うーむそいつは残念、それにしても
「うちのダンナは心配症ですぐに浮気の心配するから…」と言ってるようにしか聞こえんな:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
まあ実際、この場を一方さんに目撃されてしまったら上条さんが八つ裂きにされる可能性大だからな…(えー
「あっ、とーまだー!!」
「お前が探してた奴か…ん?」
「(どたどたどた)」
「ち…行けよ」
「え、でもあなたの知り合いの方は?」
「心配すんな、こっちも今見つけた」
「うーん…じゃあ行くね!ありがとう!」
そしてラストオーダーが上条さんの前から駆け出したその時、ちょうど2人を探していた一方さん達もその場に到着!
しかし一方さんは駆け寄ってくるラストオーダーしか目に入っていなかったので、
上条さんと一緒にいた事には気付かなかったようで…
どうやらこれで血の雨が降らずには済んだみたいだ…(えー
「はぁ…ラストオーダー!!」
「えへへへ!」
「とーまー!!」
「ん…?」
そして再度お互いにヒロインを取りかえっこ。上条さんと一方さんは、どちらもこの番組の主役と言えるキャラですが
その2人がお互いのことに気づかずに、微妙にすれ違うこの感じ…なんだかちょっとワクワクしますね
まるで別作品の主人公同士がクロスオーバーしてるような感覚といいますか
「ただいまー!って、ミサカはミサカは定番のあいさつを…」
「(べしべしべし)」
「い、いて!なんで無言で連続チョップするの!?
って、ミサカはミサカはウソ泣きしてみる!」
「つかお前、今さっきまで何してたワケ?」
「ん?遊んでもらってたの!って、ミサカはミサカは正直に答えてみたり!」
「あぁん!?」
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「とーまとーまー!やっと見つけたんだよー!」
「えっ、お前なんでこんなところに?」
「あのねあのね、危ないところをあの人に助けてもらったんだよ!」
「うん…?どの人だ?」
そんなわけで再びいつものコンビに戻る4人…しかし、雑踏に紛れてお互いの姿はもう見えなくなっていました
うーむ、この会いそうで会わないムズがゆさが、なんだかちょっと心地いいというか…焦らしプレイがうまいな禁書スタッフは
それにしてもラストオーダーにべしべしとチョップする一方さんになんかちょっと和んだ
クソガキクソガキと言いながら、なんだかんだでラストオーダーを可愛がってるよねこの人。次回に続く!
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