■遊戯王5D’s 第93話「戦慄!主従の覚悟!!」
 

(私の人生は、たった一枚のカードによって狂わされてしまった…!
 このカードのせいでお父様とお母様は命を奪われ、私は追われることになった…
 だけど今の私は違う、もう追われるだけの弱い私じゃない!)

「な、なぜだ、なぜ貴様がここに…ぐぉっ!?」

「聞きたいことがあってね…答えなさい、このカードは一体なんなの!」

今回は冒頭から、なんだかずいぶん久々に見た気がするシェリーさんの登場です
一体最後に登場したのはいつだっけかと思ったら、なんと約半年前ですか。どうりで久しぶりなわけだ

そんな久々のシェリーが躍起になっているのは、両親が死ぬ原因となってしまった謎のカード・Z-ONEの秘密を突き止めること…
カード自体は今もシェリーが持っていますが、それを狙って次々と現れる荒くれ者達をブチのめしては
なぜこのカードを狙ってくるのかと締め上げているようですね

「そ、そんなことは知ら…ぐおあぁっ!?」

「とぼけるなッ!!お前達が私を追っていたのは、これを手に入れるためだろう!!」

「た、確かにそいつを奪えという依頼は受けた…!だ、だが依頼人の素性は知らねえ、
 恐ろしくやばそうな相手だ!命が惜しければ、貴様もこれ以上余計な詮索は…!」

「それだけ?」

「あ、ああ…!頼む、命だけは…!」

ところが所詮は黒幕に金で雇われただけの連中、シェリーがいくら脅したところで本当に何も知らされていないようです
どうやら今日も有力な情報は掴めそうにないですな、とりあえずこの雇われヤクザ達は、もう十分ブチのめしたことだしそろそろ解放…って


(C)武論尊・原哲夫/集英社

「悪党のなき声は聞こえんな。貴様は死ね」(えー

「う、うおっ!?や、やめろ!うおああああああーっ!!」

ゲェーッ!?ヤクザさんがー!!シェリー貴様なんてことをー!!
素直に知っていることを話して命乞いするヤクザさんを、冷酷にも高層ビルから突き落として始末するだなんて!
極悪非道ですシェリー、そこはどう考えても解放してやる場面だろ…
まさに復讐の鬼というやつでしょうか、もはやシェリーはそんな良心的なことを考えるような心境ではないようです

「やはりこいつらは何も知らないようね。こうなったら私達の手でカードを解析するしかないわ」

「解析…?しかしそんな装置は…」

「あるのよ。この町にたった一台だけ、あらゆるものを解析可能なスーパーコンピューターがね」

「…治安維持局…本気ですか?」

そんなシェリーが次に打った手とは、なんと町の平和を守る治安維持局に爆弾テロを仕掛けて、
その混乱に乗じて治安維持局のビルに突入するというものでした。なんてやつだ!
治安維持局の建物を爆破ってそれ、一番トチ狂ってた頃の鬼柳さんとやってること同じじゃねーか!(えー
そこまで落ちたかシェリーよ…それぐらいしか有効な手段がないとはいえ、あまりにもやることが過激すぎです

ドッボガアアアアアン!!

「な、何だぁ!?」

《館内に爆発物が仕掛けられました、ただちに避難してください!
 館内に爆発物が仕掛けられました、ただちに避難してください!》

「爆発物…!?あの2人は…シェリー!?」

「あら不動遊星、お久しぶりね。私のチームに入る気になったのかしら?」

「そんな話をしてる場合じゃない!」

「急いで脱出しなきゃ!ここには爆弾が仕掛けられてるんです!」

「ふふ。さっきのはただの脅し、爆弾なんてどこにもないわ」

「なに!?まさかお前達が!?こんな騒ぎを起こして…タダでは済まないぞ!」

ところが爆発に紛れてシェリー達が侵入作戦を始めたその時、偶然にもそこには治安維持局への用事で来ていた遊星達が!
「爆弾魔がいるから逃げよう」とシェリー達に勧める遊星ですが、その爆弾魔がシェリー自身だと知り目を丸くしてしまいます
しかしシェリーの奴、「ただの脅しだから問題ない」みたいなこと言って実際に大爆発で施設をぶっ壊しといて
一体何を言ってるんでしょうか、これには遊星も「犯罪者どもがふざけるなー!!」とシェリー達を止める気満々です

「悪いけど事情を話している時間はないの。じゃあね」

「待て!シェリー!」

「不動遊星…あなたをお通しするわけには参りませんな」

「く…!ブルーノ!シェリーを止めてくれ!」

「わ、分かった!」

そしてシェリーは遊星たちの相手もそこそこに、治安維持局の奥へとずんずん進んで行ってしまいます
それを追おうとする遊星でしたが、それを邪魔するのはシェリーの部下・ミゾグチ!
やむなく遊星はミゾグチの相手をするハメになり、シェリー追跡は友人のブルーノに任せますが…
それにしてもなんという圧倒的フィールでしょうかミゾグチ
これが漫画版の遊星なら「ぐああああーっ!!対峙しただけでこのフィールの威力は!!」とあえいでいる場面だと思います(えー

「レベル4・摩頂の武士にレベル3・放踵の武士をチューニング!
 2つの刃交わりし時、ここに忠義の刃が現れる!我に仕えよ!
 シンクロ召喚!現れよ!不退の荒武者!!」

しかもこのミゾグチ、シンクロ召喚にもちゃんと専用のセリフが用意されているという意外なまでの優遇っぷり!
き、貴様ぁ!牛尾さんを差し置いてなんという大それた真似を!(えー
あやまれ!「ハッハー!シンクロ召喚!現れろゴヨウガーディアン!」くらいしかシンクロ用セリフのない牛尾さんにあやまれー!

「永続トラップ”主従の覚悟”!
 バトル中にモンスター効果で破壊されたモンスターのコントローラーに、
 その攻撃力分のダメージを与える!」

バスウウウウッ!!

「ぐああああーっ!!(LP4000→1200)」

「そしてこのカードを維持するには…
 毎ターン1000ポイントのダメージを受けなければならない!」

バスウウウウッ!!

「うぐおおおおおーっ!!(LP3600→2600)」

「だが…それではお前のライフは4ターンしか持たないぞ!」

「肉を斬らせて骨を断つ…!これこそが武士道デッキの真骨頂!!」

さらには自らのライフを削って、相手への追加ダメージを与えるカード・主従の覚悟で遊星を攻め立てるミゾグチ!
自分を犠牲にしてでも主君(シェリー)に尽くすその姿は、まさに忠義の男といったところでしょうか
それにしてもダメージ受けた時のミゾグチさんの顔芸っぷりが凄いです
フィールが強すぎるんや!ミゾグチさんはフィールの威力がありすぎて自爆した時の痛さが半端ないんや!(えー
その割には遊星がわりと平然としてますが、それはもちろん彼がドMだからです
これまで数々の責め苦に耐えてきた遊星の体は、これほどのフィールでも満足できなくなってしまったんだ!おいたわしや遊星
そういえばクラッシュタウンでもバーバラに思いっきり顔面ぶたれたのに眉ひとつ動かしてなかったな遊星…遊星のMはどこまで極まっていくのか…

「…これでようやく真実が…」

「待って!君のやろうとしてることは犯罪…」

「はーっ!!」

「わあああ!!ちょ、ちょちょっ、待って!タイム!タイムーッ!!」

一方ついにスパコンの部屋に辿り着いていたシェリーですが、その時「おーいやめろー」とブルーノが背後からドタドタ駆けてきました
するとシェリーは「俺の背後に立つんじゃねえ!!」と問答無用でブルーノに殴る蹴るの暴行を開始!何をするー!
穏やかな性格のブルーノは、とてもこんな凶暴女の相手なんてできません。あわあわと動揺しながら逃げ回るしかありませんが…

「だ、だから待ってってば!うわあああっ!!」

「はあーっ!!」

「うぐっ!?も、もうやめましょう…!?早く逃げないと捕まっちゃいますよ!」

「ミゾグチが命懸けでセキュリティを止めるわ。その覚悟を無駄にはしない」

「ど、どうしてそこまで…」

「私の両親は…一枚のカードのせいで命を奪われた!
 そのカードを解析すれば、両親の仇・イリアステルの正体に近づくことができる!」



もはや復讐を完遂するためなら手段を選ばないシェリー、ブルーノが何を言っても話を聞いてくれません
しかしこんな時になんですが、シェリーの胸についてるボタンが位置からしてどう見ても乳首です本当にありがとうございました
なんてことだ!聖痕のクェイサーが完全乳首NGなのにこんなの映しちゃダメじゃないですか!
カメラマンさん早く月映して月!NICE MOON!NICE MOON!(えー

「だから誰にも邪魔はさせない!はあああーっ!!」

そしてさっさと邪魔者を片づけるべく、またもブルーノへの攻撃を再開したシェリー!思いっきり遠心力を加えた強烈な回し蹴りを放つ!
それにしてもこいつはエロい、アングルによってはシェリーの見えてはいけないものが…って

「パンツはそこかあああああああ!!」(えー

ゲェー!?ブルーノに一体何が!?突然信じられないようなアクロバティックな動きで
一番パンツ見えやすそうなアングルを確保し始めたブルーノ!何やってんだー!!
しかも見てくださいこの眼光、こんなに目をビカビカ光らせてそこまでしてシェリーのパンツを…ブルーノー!!

「なっ!?はあああっ!!」

バシイイイッ!!

「…」

「このスケベ野郎がー!」
とブルーノの豹変に驚きながらも、再び鋭いハイキックを繰り出したシェリー!
ところが凄まじい威力を持つはずのその蹴りは、ブルーノに片手で軽々と防がれてしまいます。なぜブルーノにこんなパワーが…!?
そしてシェリーの足を高々と持ち上げたまま離そうとしないブルーノ。シェリーはその間片足でよろよろ立つしかありません
つまりはこの瞬間シェリーのパンツ見たい放題、ここぞとばかりにガン見するブルーノ。へ、変態だー!!
ブルーノー!!お前は一体どうしてしまったんだ!ここまでドスケベな奴だったなんてとんだ食わせ者ですよ!!(えー

ブウウウウウン!!

「あぐうっ!?」

しかしそんなパンツ鑑賞会にも飽きてしまったのか、人間とは思えないような怪力で無造作にシェリーを投げ飛ばすブルーノ!
さらに、シェリーが体勢を立て直すよりも速くさらなる追撃を!シェリーの首根っこを掴んでパンチの体勢に!
まともに受けたら首から上が吹き飛んでしまいそうなブルーノの豪腕、さすがのシェリーも死を覚悟するしかありませんが…!?

(やられるっ…!!)

ピタッ

「…?」

こ、これは?一体どうしたのか、殺人マシーンのようにシェリーを襲っていたブルーノが突然動きを止めてしまいました
どうやらブルーノはシェリーの体を見て何かに気づいたようですが、一体何を凝視しているのか…って



おっぱいかよ!!シェリーのおっぱいかよ!!(えー
そ、そんな…シェリーの胸がでかいことに気づいて攻撃をやめたというんですか!?
パンツ見た途端に暴走しておっぱい見た途端に正気になる
って一体なんなんだブルーノ!お前は一体なんなんだー!!

「(ぱしっ)」

「…何をする気!?返して!そのカードには私の求める真実が隠されているの!」

「あなたにはこの機械の扱いは難しいでしょう、僕が解析します」

「どうして…?」

「僕自身にも分からない…けど、誰にでも自分の真実を知る権利くらいはあるさ。僕にもあなたにも」

「…」

どうやら完全に正気に戻ったらしいブルーノですが、シェリーからZ-ONEのカードを取り上げると
なんと自ら治安維持局のスパコンを使って解析を始めてしまいました
うーむ…そういえばブルーノは記憶喪失で自分が何者なのか分からないキャラですから、
シェリーの「自分の真実を知りたい」という言葉に共感してしまったということか…

それにしてもブルーノ、たった今シェリーに襲いかかっていたのにまるっきり平然としてますが、
さっきのような暴走状態に陥ることはブルーノにとってよくあることなんでしょうか?まったく謎は深まるばかりです

「解析の結果は…え!?そんな!?」

「う…嘘よ!この解析はデタラメだわ!?
 このカードに何の仕掛けもないだなんて…そんなこと!!」

がしかし、そんなZ-ONEの解析の結果は「何の変哲もないただのカードですね」という信じがたい結果に!なんだそりゃ!
このカードが意味のないただの紙キレだというのなら、なぜああまで血眼になってこのカードを狙う輩がいるのか…
思いもしない結末に愕然としてしまうシェリー達。ところが次の瞬間…

「シェリー!ブルーノ!」

ビカアアアアッ!!

「…!?な、なんだこれは!?」

「わ、分からない…!」

「コンピュータールームにいたはずなのに…!?」

ミゾグチを倒した遊星が駆けつけたと同時に、いきなりZ-ONEから目もくらむほどのまばゆい光が!
その光に包まれた遊星たちは、気がつくと電脳空間のような妙な場所に立っていました
確かにコントロールルームにいたのに突然景色が変わるとは…さてはここには学園都市の最新技術が使われていて:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「うん…?何だあれは…」

周囲はただひたすら真っ白で何もない空間、何がどうなっているのかと途方に暮れる3人でしたが
ぷかぷかと宙に浮かぶ逆立ちしたカタツムリみたいな変な物体を発見します(えー
どうやらこの空間に存在するのはこの謎カタツムリだけのようですが、こいつは一体何なのか…って

「(ぎょろっ)」

「!!!!!」

ところがそんな謎カタツムリには、ぎょろぎょろとこちらを見ている何者かの目が!中の人!?こいつには中の人が潜んでいるんですか!?
それにしても、そんな中の人と目が合ってしまった遊星の驚き方が異常です
「うわあああカタツムリに中の人がー!!」って何をそんなにビビッてるんですか遊星!
オレのフィールが効いてない!?の時と同じかそれ以上の驚き方です:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
これもフィールの仕業なのか!?カタツムリの持つ圧倒的フィールを感じてこうも気圧されてしまったのか!?



「うっ!?こ、ここは…?」

「気がつかれましたか…」

「ミゾグチ…?お前が助けてくれたのか?」

「いえ…気づいた時には、我々はここにいました」

ところがカタツムリと目が合ってしまった次の瞬間、ふと気がつくと全員まとめて海辺へと飛ばされていた遊星たち!
またこんな風に突然変な場所に飛ぶとは…?これもフィールの仕業なのか!?
あのカタツムリは時空さえも簡単に歪めてしまうほどの超強力なフィールを:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
遊星のすぐ後にやってきたミゾグチも、さっきのコンピュータールームから気がつくとここへ飛ばされていたようです
何が何やらさっぱり事情が飲み込めない遊星たち。カードの謎を解き明かすつもりが、
さらに謎が謎を呼ぶ展開に、ただただ困惑してしまうのでした。次回に続く!


■遊戯王5D’s 第101話「フォア・ザ・チーム」
 

「レベル2・カードブレイカーとレベル3・ダッシュウォリアーに、
 レベル3・ジャンクシンクロンをチューニング!
 集いし闘志が怒号の魔神を呼び覚ます!光差す道となれ!
 シンクロ召喚!粉砕せよ!ジャンク・デストロイヤー!!」

今回は遊星の新たなシンクロモンスター・ジャンクデストロイヤーが初登場!こいつは格好いいじゃないですか!
物凄い極悪ヅラのニトロ・ウォリアーさんとかと違って、正統派なイケメンのモンスターだし:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それにしても、これで遊星のシンクロモンスターも

ジャンク・ウォリアー(攻撃力2300)
ジャンク・アーチャー(攻撃力2300)
ジャンク・ガードナー(攻撃力1400)
ジャンク・デストロイヤー(攻撃力2600)
ニトロ・ウォリアー(攻撃力2800)
ドリル・ウォリアー(攻撃力2400)
ターボ・ウォリアー(攻撃力2500)
ロード・ウォリアー(攻撃力3000)
アームズ・エイド(攻撃力1800)
スターダスト・ドラゴン(攻撃力2500)
セイヴァー・スター・ドラゴン(攻撃力3800)

と、11体にまで増えたわけですね。思えば遠くへ来たもんです
ただ攻撃力の高い順に見ていくと、セイヴァースターはここぞという時だけの限定的なモンスターだし、
ロードさんは空気だし、ニトロさんは極悪ヅラだしで、正統派なモンスターではデストロイヤーが一番強いので
これからの活躍に期待したいところです(えー


■遊戯王5D’s 第102話「ただ勝利のために」
 

あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!
俺は「チアガールかわいいなハァハァ」と思っていたら
いつの間にかデュエルが終わっていた
な…何を言ってるのか分からねーと思うが(ry

すいません遊星さん!「これが…今の俺がアクセルシンクロに対して導き出した結論だ!」とか
「みんなの繋いだカード!その最後の一枚がこれだ!」とか色々やってた気がしますが、
僕の視線はただただチアガールだけに注がれていました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  ドラゴエクィテス?何それおいしいの?(えー


・大志さん!元キングが!!ジャックが!!!舞いましたよ!!フィギュアスケートもビックリの捻りをきかせて!!
 

「ぬおおおおああああ!!ぐああああああああああ!!」

どんがらがっしゃーん

というわけで5Ds本編なんですが、物凄い勢いですっ飛びましたねジャック…
ジャック・アキ・遊星の3人がチームで参加したライディングデュエルの大会・WRGPですが
その一回戦で先鋒をつとめたジャックが物凄い勢いでお空の星になるという壮絶な負けっぷりを披露してしまいました
というかこのジャックがDホイールから飛び出した瞬間のシュールな吹っ飛び方、何かを思い出すなぁと思ったら
呪いの館でひろしが死ぬシーンそっくりですね(えー  イ゙ェアアアアア!

というかダークシグナー編のクライマックスでも思いっきりずっこけてましたよねジャック
偽キングとのライディングデュエルでも完敗してたし、ジャックがライディングデュエルするとロクなことにならないな…

そして今回の大クラッシュなんですが、あれはDホイールに負担をかけすぎたオーバーヒートが原因なんですよね
実はクラッシュの前に、オーバーヒートを予感した遊星たちが「無理をするなジャック!一度ピットに戻れ!」としっかり忠告していたんですが


(C)鳥山明/集英社

「バカバカしい!オレは今あそぶぞ!!」

と、ジャックはまったく話を聞いてくれず、一人で暴走しまくった結果どっかーんと吹っ飛んでしまったという…
そしてジャック一人が痛い目に遭うならまだいいんですが、これはアキと遊星も一緒に戦うチーム戦…
そう、ジャックがクラッシュしたタイムロスで、アキと遊星がハンデを負わされて涙目なことになってしまったのです。ジャックー!!



その後はアキも健闘むなしく敗れ去り、遊星一人で三人抜きしないと勝てないという絶望的な状況に…
そんな中で、遊星とのデュエル中に敵チームの男が叫んだのがこのセリフ

「今のオレは、一人よがりなデュエルをしていた頃とは違う!
 チームのためのデュエルをする事こそ今のオレの最大の誇りだ!
 その誇りに捧げる最高のタクティクスがこれだ!」

凄いいいこと言ってるよ!一人よがりなデュエルをやっていた愚かな自分に決別し、チーム一丸となった勝利を目指す!まったくその通りですよ!
ついさっき一人よがりなデュエルやって大クラッシュしたスットコ野郎は耳かっぽじってちゃんと聞いてろ!(えー
まったく敵チームの方がまともなこと言ってて涙が出てきます。ジャック…なぜこんなことになってしまったんだ…



そしてその後の展開ですが、遊星の決死の戦いでなんとか敵チームの強敵2人を撃破することに成功します
しかし、そんな2度にわたる激闘で遊星のライフとデッキはすでにズタボロ…最後の1人との戦いの時には、
遊星の残りライフはたった300、残りデッキは1枚だけというどうしようもない状態でした
こんな虫の息のような状態から一体何ができるというのか、遊星を見守る仲間も、遊星自身も打開策が浮かばずに苦悩していると…

「遊星!このオレにいつまで腑抜けたデュエルを見せるつもりだァ!!
 可能性がわずかでも残っている限り諦めるな!
 お前たちもそうだ!オレ達に出来るのは遊星を信じることだけだ!うろたえるなァ!!」

そんな時、遊星や仲間一同をもう一度奮い立たせたのはジャック!最後の最後まで諦めるな、可能性がわずかでも残っているなら…って
その可能性をわずかにした張本人のお前がゆーなあああああああ!!(えー
なんつー言いたい放題ですかジャック!自分の尻拭いのせいでズタボロになった遊星を腑抜け呼ばわりとは!
いくら遊星を鼓舞するためとはいえ、これはもうジャック恥知らずすぎと言わざるを得ません。まったくなんてやつだ

「かんぱーい!いやぁジャックとアキ姉ちゃんがやられた時はほんとハラハラしたよぉ」

最終的には遊星が奇跡的な大逆転を起こし、こうして勝利の美酒を味わうことができた一同。よかったよかった
まったくもって何もかも遊星のおかげとしか言いようのないデュエルでした
しかしその乾杯の席では「ジャックー!」「ジャックー!」「アトラス様ー!」
ジャックばかりが圧倒的にちやほやされまくる有り様
お…お前らああああああああ!!少しは遊星の労をねぎらってやれよ!
なんでジャックを中心に盛り上がってて
遊星はすみっこの方でちびちびジュース飲んでるんだよ!
あまりにも悲しすぎます、遊星もきっと内心では「こんなことならシェリーとチーム組めばよかった(´;ω;`)ぶわっ」と思ってるに違いない(えー

「うふふ、ジャック〜!」

「ちょっとぉ!なんであなたがここにいるのよ!あなたのお店は向かいでしょ!」

「今日は非番なんですぅー!あなたこそ取材はどうしたのよ!」

「Dホイーラーに密着するのだって取材のうちなんだからぁ!(べたべた)」

「ぐぬぬ…そこぉ!密着の意味が違うでしょ!?
 すぐに放さないと公然わいせつ罪で逮捕するわよ!?」

「あなたもまだいたの!?早く治安維持局に帰りなさいよぉ!」

「アトラス様がケガをしたっていうのに任務だなんてっ!」

「ちょっと、それが町の治安を守るセキュリティのセリフ!?記事に書いてやるんだから!」

「書けるもんなら書いてみなさいよ!そんな記事は捻り潰してやるわ!」

「な、なによ!その表現の自由を無視した発言はー!」

そうこうしているうちに、ジャックを奪い合ってのみにくい女の争いが勃発!
一体ジャック本人はどう思ってるんでしょう、これだけヒートアップしてるのにまったく反応なしですが…
というかダークシグナー編でジャックは
カーリー「俺が真に愛する者、お前を救いたい!お前と共に果てるのならば悔いはない!」とまで
ガチ告白してましたよね。今の
WRGP編になってからはただの取り巻きその1って感じで、
カーリーのことを好きとかそういう素振りが全然なくなっちゃいましたが、一体その辺どう思っているのか…

はっ( ゚д゚)ま、まてよ、そういえばダークシグナーになった人間はその間の記憶がなくなるから、
カーリーは
ジャックに告白されたことを覚えてないのか!?
まさかジャック、それをいいことにカーリーへの告白をなかったことにして、
取り巻きその2その3と一緒にはべらせながら
「ぐっへっへ女なんてものは取っかえ引っかえするもんさ」とハーレムを堪能しているのか!?
ば…万死に値する!今からでもいいから遊星はジャックとシェリーのメンバー交換を
:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 


■遊戯王5D’s 第104話「破滅の使者 チームカタストロフ」
 

「ライディングデュエル…それはスピードの世界で進化したデュエル。
 そこに命を賭ける、伝説のアザを持つ者達を…
 人々はファイブディーズと呼んだ」

さて、ここ数回からライディングデュエルの祭典・WRGP編に突入したとあって、今回からOPとEDが一新された遊戯王5D’s。
その映像はやはりレース描写がほとんどで、一見するとサイバーフォーミュラみたいなガチのレースものみたいですね
しかしなにげに一番気になるのは「ファイブディーズと呼んだ」というこのナレーション…
なんだかどっかで聞いたようなフレーズだなぁと思ったら

「ゲームの歴史…それは遥か五千年の昔、古代エジプトにまでさかのぼるという。
 今、千年パズルを解き闇のゲームを受け継いだ人間がいた…
 人は彼を…遊戯王と呼ぶ」

初代遊戯王のナレーションにそっくりじゃねーか!な、なぜ今になってこれを!?
ふむう…またずいぶん懐かしいネタを引っ張ってきたもんですな、しかしこの「人は彼を…遊戯王と呼ぶ」というフレーズといえば
「誰も遊戯王なんて呼んでねーよ!」って突っ込むのが視聴者のお約束でしたよね(遊戯は遊戯王なんて呼ばれたことがない)

果たして5D’sの方はそんな突っ込みを受けずに済むのだろーか
こっちは遊戯とは違って、自分達でもチームファイブディーズと名乗ってますからね
でもこれは自分たちで決めたチーム名だから、「人々はファイブディーズと呼んだ」っていうのもなんかズレてる気はしますけど…
まあ、別に突っ込むことじゃないしいいか。次回に続く!


■遊戯王5D’s 第105話「闇のカード ヒドゥン・ナイト-フック-」
 

「(ズキズキ)ぐっ…ぐぐ…!」

《おおっとどうした!?クロウにトラブル発生か!?》

「やはりあの肩で戦うのは無理だ…!」

WRGP第二回戦、チーム5D’sの先鋒として牡牛座のアルデバランみたいな人とデュエルを行っていたクロウ。
しかし肩に負傷を抱えて出場を強行したクロウは、痛みに顔を歪めてDホイールの操縦もままならないような状態…
あまりにも危なっかしいその姿に、ジャック達はピットへ入るよう指示を飛ばしますが…

「クロウ!ピットインだ!後はこのオレに任せろ!」

「ダメだ…!こいつだけはオレが倒す!」

《あーっとクロウ!ピットインの指示を無視して続行だーっ!》

「チィッ!勝手にしろ!どうなってもオレは知らんからな!」

ところがピットインの指示を無視してデュエルを続行するクロウ!「仲間の指示シカトするとかマジ最低だわ」と荒れまくるジャックでしたが
この間まったく同じことをやらかしたジャックが言っても説得力のなさがひどい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ブラックフェザードラゴンでヒドゥンナイトフックを攻撃ィ!」

ドッゴオオオオン!!

「ぐあああああーっ!!(LP2000→0)」

「き、決まったぁぁぁーっ!!クロウの逆転勝利だぁーっ!!」

しかしピットインは無視しても、その後きちんとアルデバランさんを仕留めるあたりクロウは流石といったところでしょうか
「私は自分で勝ち星を稼ぐことができるんです、あなたとは違うんです」という
ジャックに対するクロウの声が聞こえてくるかのような結果に:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「へへ…こ、ここまでか…」

「クロウ!後は任せておけいっ!」

《ここでクロウがライフポイントを残してピットイン!
 セカンドホイーラーのジャック・アトラスに交代だぁ!》

しかしさすがに1人倒した時点で肩の激痛に耐え切れなくなってしまったクロウ、
2人目まではとても戦えないと判断してついにピットへ入りますが…ここでクロウからバトンを受け継いだのは
チーム5D’sの核弾頭ことジャック・アトラス。(自爆的な意味で)

果たしてクロウの奮闘をジャックが無駄にしないか激しく不安ですが…

「きたな…このジャック・アトラスが本物のデュエルを教えてくれるわぁ!
 行けパワージャイアント!ダイレクトアタックだ!」

「トラップ発動!ドゥームズ・レイ!相手プレイヤーがダイレクトアタックしてきた時、
 自分の手札1枚につき800ポイントのダメージを互いに与える!」

「え!?あ、あいつの手札は5枚だから…800×5で4000ポイント!?
 そ、そんなことしたら二人ともライフポイントがゼロになって!」

「ジャック・アトラス…!お前だけは闇の力を受けてこの場でクラッシュだ!」

「なに!?闇の力だと!?」

ところがジャックのデュエルが始まってわずか1ターン目、いきなり双方のライフをゼロにする自爆ワンターンキルを仕掛けてきた相手プレイヤー!
どうやら先ほど瀕死なクロウに勝ち星を取られたことを相当腹に据えかねているようで、
今度はジャックのDホイールをバラバラに破壊することで、その憂さを晴らそうというつもりのようです

闇のカードというのは相手のDホイールを破壊することだけに主眼を置いたカードのこと、
その効果はDホイールを闇討ちしたり爆破したりと卑劣そのもの、デュエルの内容など関係なしにマシンを壊す最低のカードですが…



ドッボガアアアアアン!!

「闇の力などに負けるジャック・アトラスではないわぁーっ!!」

ゲェーッ!?なんとその時、まったくの無傷で爆風の中から飛び出してきたジャック!
どうやら「効果ダメージを無効にする」というパワージャイアントの効果で身を守ったようですが…
さらに自爆した愚かな相手プレイヤーさえも情けをかけて救出するヒーローっぷり!こ、これは一体どうしたことだ…
一回戦では相手が破壊工作なんてしなくても勝手に自分で爆死したジャックがこんな勇姿を見せるなんて!(えー

《き、決まったぁぁーっ!!ニコラスのDホイール大破!
 ラストホイーラーにタッチできずこの時点で敗退!チーム5D’sの決勝進出だぁーっ!!》

「ぐ…ど、どうして…俺を…」

「どうしてだと?フッ…貴様など死ぬ価値もないからだ!
 デュエルとは魂と魂のぶつかり合い!
 自分のカードを信じることができず
 闇のカードを使う奴などに、デュエルをする資格はないッ!!」

そして最後に、負け犬と化した哀れな自爆魔にきつい説教をお見舞いするジャック!
ううむ…かっこいいと言えばかっこいいシーンなんですが、冷静に考えるとデュエルの内容が
「俺の自爆をくらえー!」「バリア」「えっそんな俺だけ…ぐわー!!」という
あまりにも超あっさりな内容だっただけに、ジャックがかっこいいと言うより相手がアホすぎと言わざるを得ない:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

うーん、ジャックが今までの汚名を返上できたのかよく分からないデュエルでしたが、
次はちゃんとまともな戦いで勝ってもらいたいところです。次回に続く!


■遊戯王5D’s 第106話「ゴースト氾濫!恐怖のバトル・ロイヤル・モード」
 

「行けディアブロ達よ!この町をカオスへ陥れてやれ!」

ブオオオオンバオオオオオン!!

《…!?た、たった今緊急ニュースが入りました!
 現在ハイウェイで行われている予選で、次々と事故が起きている模様です!》

「うわ…!?あ、あれ!」

「なっ…!これだけ大量のゴースト…!間違いなくこの大会を潰そうとしている!」

「くっ…行くぞみんな!オレ達が取り戻したネオドミノシティの平和を、
 こんな奴らに奪われてたまるか!」

WRGPは投げ捨てるもの 
なんとこのままWRGPの試合を消化していくかと思われた遊戯王に、まさかの急展開が!
前回チームカタストロフを破って3回戦進出を決めた遊星たち。しかしそこへ入ってきた情報は次の対戦相手のことではなく、
町中で一斉に”ゴースト”と呼ばれるデュエルロボたちが暴れ出し、もはや大会どころではなくなったという
とんでもない話でした。ともかく遊星たちは、町で暴れるゴーストを退治すべくWRGPの会場を飛び出しますが…

「集いし願いが新たに輝く星となる!光差す道となれ!
 シンクロ召喚!飛翔せよ!スターダスト・ドラゴン!」

「王者の鼓動、今ここに列を成す!天地鳴動の力を見るがいい!
 シンクロ召喚!我が魂!レッド・デーモンズ・ドラゴン!」

「集いし希望が新たな地平へいざなう!光差す道となれ!
 シンクロ召喚!駆け抜けろ!ロード・ウォリアー!」

「高速より生まれし肉体よ!革命の時は来たれり、勝利を我が手に!
 シンクロ召喚!煌めけ!フルール・ド・シュヴァリエ!」

「シンクロ召喚!不退の荒武者!」

次々と現れるゴースト達にデュエルを挑んでは、主力モンスターを即座に召喚して一気に蹴散らしていく遊星たち!
そんな中で唯一シンクロ召喚のセリフがないミゾグチ涙目
ちょ…ちょっと待ってくださいよ!他のメンバー達が格好良くシンクロ召喚を決める中で、
このミゾグチのテキトーな扱いときたら一体なんですか!?可哀想すぎるだろ!
前に遊星と戦った時はちゃんとセリフあったじゃないですかァー!!(えー
うう…あの時は私も感想書いてましたから、ちゃんとうちの雑記ログにも残ってますよ
「2つの刃交わりし時、ここに忠義の刃が現れる!我に仕えよ!
 シンクロ召喚!現れよ!不退の荒武者!」
と、格好良く不退の荒武者を召喚するミゾグチさんの勇姿が!なぜ今回は言わせてやらなかったんだ!ミゾグチ…扱いテキトーすぎる…

それにしてもミゾグチのライディングスーツ&Dホイールで吹かずにはいられない
なんじゃこりゃー!!バイクで爆走するような大会でタキシードと蝶ネクタイって!それほどまでに心も体も紳士なのか!?
さらにこの車を無理矢理バイクに改造しましたと言わんばかりのDホイールときたら…ミゾグチ最高すぎる
この間の遊星とのデュエルもデュエルという名の切腹合戦だったし、ミゾグチのネタキャラっぷりが止まらないな…

「私のターン!」

「私の「私の「私の「私の「私の「私の「私の「私の「私のターン!」

「な…っ!!」

ドドドドドドドドドドッゴオオオン!!

「きゃああああーっ!!(LP4000→0)」

「シェリイイイーッ!!」



そしてこの最凶鬼畜ワンターンキルである  うわあああああ!!
ひ…ひどい!ひどすぎる!なんと人数制限なしの路上バトルロイヤルなのをいいことに、
わらわらと10人以上集まってきたゴーストどもがシェリー1人を集中攻撃して攻撃力400の10連コンボで即死!こんなのありかよ!
この道路狭しと遊星を追い掛け回す姿とかカオスすぎる…1人につきLP4000だから、こいつらを全滅させるには
合計40000以上のダメージを与えないとダメってことですか。なんてハチャメチャなデュエルだ…

カイザー亮ー!!
はやくきてくれー!!
(えー

しかし関係ないんですが、今回はあちこちのシーンでガンダムの効果音がやたらと使われてましたね
普段はそういう効果音は全然使ってないと思うので、なんだか妙に耳に残った感じです。具体的には

初代ガンダムがセンサーで敵をキャッチした時の音:ピキュルルルルルルン
初代ガンダムがビームサーベルで何かを切り裂く時の音:ガシャコォォォォン
爆発寸前のMSがスパークする時の音:ブァチチチチブァチチチチ
ホワイトベースがメガ粒子砲を発射した時の音:ポーヒー
ガンダムWでビームを連続発射する時の音:パキュパキュパキュピキュンピキューン

と、まあこんな感じでしょうか。急にこれだけ使い出すとはスタッフの中でガンダムブームでも再燃してるんだろうか…次回に続く


■遊戯王5D’s 第107話「覚醒!!揺るがなき境地 クリア・マインド」
 
 

バッゴオオオオン!

「ぐっ…!(LP2400→2000)」

「クックックックックッ…!」

(まずい…これ以上の攻撃を受け続けたらやられる…!)

さて前回、道路に収まりきらないほどの大量のゴーストに襲われ窮地に陥っていた遊星!
なんとかシェリーのような瞬殺だけはされずにいたものの、どちらにせよ倒されるのは時間の問題…
遊星ですらこの状況では何一つ打つ手がなく、一方的になぶり殺しにされるしかない状態でした

「あぁ…こ、このままじゃ遊星が…!くそぉ…僕には遊星を助けることができないのか…!?」

《出来る…》

「え…!?」

《思い出せ、自分の使命を…》

「…あ…!そ…そうだ…”遊星をなんとしても救う”…それが僕の…使命!!
 来いッ!!デルタイーグル!!」



って、そんな遊星の危機に動き出したのはなんとブルーノ!今まで過去の記憶を失っていたブルーノですが、
この土壇場で「遊星の力になる」という真の使命を思い出し、どっかーんと道路を飛び出して
隠しておいたDホイール・デルタイーグルへとスーパーダイブ!なんつームチャクチャ!お前は昭和のヒーローか!?

「待っていろ…遊星!!」

さらにブルーノがDホイールにまたがった途端、まさしく変身ヒーローのようにみるみるその姿が変身していくことに!
こ、これは…変身を終えたブルーノの姿は、いつぞや遊星にアクセルシンクロを教えた仮面Dホイーラー!
ふーむ、声優が同じなので私も十中八九同一人物だろうと思ってましたが、やはりこの男の正体はブルーノだったんですね

「ククク…終わりだな不動遊星!私のターン!」

「遊星ーーッ!!」

「…!?あいつは!?」

「私は場のテックジーナス・ブレードガンナーに、バスターショットマンを装備!
 バスターショットマンを装備したモンスターが相手を破壊した時、
 相手フィールドの同種族モンスターを全て破壊する!”バスターショット”!!」

ドッバゴオオオオン!!

「うぐおおおおおーっ!!」

そして物凄い勢いでデルタイーグルをカッ飛ばして遊星に追いついたブルーノ!
ゴーストが「私のターン!」とか言ってる気がしますがそれをガン無視してオレのターン突入!
さらに乱入する前からすでに召喚しておいた最強モンスターのブレードガンナーに装備モンスターを装備!
その攻撃でウジャウジャと展開していた敵モンスターどもを一掃!死ねーい!ブルーノマジやりたい放題(えー

「お、お前は…!?」

「遊星、加速だ!スピードの限界を超えなければ奴らは振り切れない!
 スリップストリームで私について来い!」

ギュオオオオオオン!!

「くっ…なんてスピードだ…!」

そして今の攻撃でゴースト達がひるんだスキに、一気にスピードを上げて連中を置き去りにするブルーノ!
遊星もスリップストリームについているおかげでなんとかついて行けてますが、そうでなければ一瞬で置いていかれる物凄いスピード…って
ちょっ!?ブルーノのDホイールってこれ、よく見てみたら前輪ついてないのかよ!!
い、一輪車!?こんな形の車で実は一輪車なんですか!?ありえん…こんな走れること自体がすでに奇跡のようなマシンで
これほどのスピードをかっ飛ばすとは…まったく信じられない奴ですよブルーノは

ギュオオオオオオ!!

「なに…?我々のスピードに追いついて来ただと!」

「不動遊星…貴様は虫ケラの分際で目障りすぎる。オレの機皇帝で踏み潰してやる!」

「機皇帝だと…!?まさかお前がゴーストの軍団を操っているのか!何故こんなことを!」

「貴様ら人間に我々の考えなどは理解できん。貴様らは虫ケラのように
 地べたを這いつくばりながら、恐怖におののき走り回ればそれでいいのだ」

ところがその時、ゴーストが全員振り切られた中で、ただ一人遊星たちのスピードに追いついてきた男が登場!
そう、この男こそゴースト達を町中に放った諸悪の根源・プラシドであります
なんだか必要以上に遊星を敵視しているプラシドは、今すぐに遊星にデュエルを挑んでカタをつける気のようですが…

「だが遊星…貴様だけはこの俺が直々に葬ってやろう!ありがたく思うんだな」

「(するする)」

「ん?」

ドガッシャアアアン!!

「ぬおっ!?ぬおあーーっ!!」



ゲェーッ!?ブ…ブルーノ何しとんじゃー!!なんとプラシドが遊星にデュエルを挑んできたその時、
「バカめスキだらけだ」とプラシドに体当たりをブチかまして即トンズラ!な、なんつーことを!
デュエルを挑んできた相手を無言で体当りしてぶっ潰すとかブルーノ凄すぎる
うーんしかし、プラシドも偉そうに「虫ケラは地面に這いつくばってろ」とか言って腹立つ奴でしたから、
ブルーノが潰してくれて正直スカッとしましたね。さすがブルーノ!俺達に出来ないことを平然とやってのける!そこにしびれる憧れる!!

「遊星!この危機を逃れるには、限界を突破しアクセルシンクロの方法を見つけるしかない!」

「アクセルシンクロ!?だが、俺は…今までもずっと走り込みを続けてきたが、
 それでもアクセルシンクロの方法は見つけられなかった…!」

「君にならできる!アクセルシンクロを見つける方法は、すでに君の中にある!
 心を研ぎ澄ませ!Dホイールに宿るモーメントは、ただのエネルギー機関ではない!
 モーメントに使われている遊星粒子は、人間の心を読み取る生きたエネルギーなのだ!」

「なに!?遊星粒子が人の心を!?」

「そうだ、人の心とは儚く虚ろいやすいもの…それ故に、その力は古代からも
 善くも悪しくも使われてきた!善き心は赤き竜として!悪しき心は邪神として!
 しかし、モーメントを操る人の心が到達する境地がある!
 それが”クリア・マインド”…!遊星、それを今こそ習得するんだ!」

そして今のうちにプラシドから距離を取りながら、なんと遊星にアクセルシンクロの伝授を始めたブルーノ!
むう…どうやらDホイールの動力機関”モーメント”は、人の心に反応して超常的な力を発揮するようで
アクセルシンクロはその力を利用して発動できるようですな。そんなモーメントの力を引き出すにはクリア・マインドという
心を研ぎ澄ました境地に到達する必要があると…Gガンダムで言うところの明鏡止水みたいなもんでしょうか

「風を感じろ、遊星!」

「…風を…風を感じる…消えていく…何もかも、俺自身も…」

ギュオオオオオオ!

「…!?見えた!スピードの中でしか見えないもの…!
 そうか、これが…!クリア・マインドの境地!」

「見えた!見えたぞ!水のひとしずく!!」って、遊星が明鏡止水の境地に達したその時、
遊星のDホイールは空間を貫いて別次元へと跳躍してしまう!そこで遊星が見たものは、なんだかやたら強そうな白いドラゴンと
以前シェリーやブルーノと一緒に迷い込んでしまった真っ白な空間…
うーむ、あの時はシェリーの持つZ-ONEというカードを解析したらここへ来たわけですが、アクセルシンクロでも同じことが起こるとは…

「…!?お前は…お前は誰だ!」

《遊星…あなたは新たな可能性を手に入れました。
 それはクリア・マインドの境地…アクセルシンクロを可能にするカード。
 あなたにはそれを受け取る権利があります。全ての可能性が平等であるように…》

「お前は俺を知っているのか!?」

《あなたは…自分の正しいと思う道を進んでください。そうすればいずれ…》

そんな真っ白な空間で遊星が出くわしたのは、以前にもチラッとだけ顔を合わせたあの謎カタツムリでした
「お前は誰だ?」「あなたは可能性を手に入れました」「俺のことを知っているのか?」「正しいと思う道を進んでください」
まるで遊星の話を聞いちゃいねぇ謎カタツムリでしたが、
どうやら敵じゃないことは間違いないようです。今回の冒頭でブルーノに「使命を思い出しなさい」って言ってたのもこいつですしね
ともかく遊星はこの空間で一枚のカードを授けられ、これがアクセルシンクロで白いドラゴンを呼び出すカードのようですが…

 

ドッバゴオオオオオオン!!

「デュエルだ遊星ィィーーッ!!」

ゲェー!?ところがその時プラシドは、「ええいこのスイッチだ!!」と秘密兵器のスーパーエアロブーストを起動して
一気にブルーノとの差をゼロにまで縮めてしまう!一体どんだけ強力なブースト積んでんですか!
しかし、お目当ての遊星はすでに別次元へと飛んで行った後…ブルーノだけが残った状況に、キョロキョロと辺りを見回すプラシドですが…

「…?バカな、奴はどこに消えた!」

「遊星ならすでに新たな可能性に向かって行った!お前の相手はこの私だ!」

「なに…?はっ、貴様はあの時の!」

そして今ここにいない遊星に代わって、プラシドとのデュエルを開始するブルーノ!
というかプラシド、今ごろになって「ハッ貴様は!」って驚いてますが、さっきからずっと遊星とブルーノは一緒に走ってたのに
全然ブルーノの存在に気づいてなかったのかよ!(えー

おいおいプラシド…そういえばさっきブルーノに体当たりされた時も「不動遊星!また邪魔をするか!」
「不動遊星!貴様は目障りすぎる!」「不動遊星!貴様はこの俺が葬ってやろう!」って
全然遊星以外のもんが目に入ってなかったっぽいしな…こいつ遊星のこと好きすぎだろ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

『貴様…!遊星とのデュエルで何をやった!お前は一体何者だ!』

『消え行く者に名乗る名前はない。フフ…恐ろしいのか?私が』

『なに…?』

『私は貴様達を倒すために、この世界に送り込まれた!!
 貴様達の野望を打ち砕くためにだ!!』

『なんだと!?』

『見せてやろうッ!!私のアクセルシンクロを!!』

そんなプラシドとブルーノの回想シーンがこちら、どうやらこれは74話でブルーノと遊星がデュエルした直後の光景のようですね
あの時のデュエルでアクセルシンクロの存在を遊星に教えたブルーノ…
それを危険視したプラシドが、ブルーノに絡んできたという話の流れのようです

それにしても「この世界に送り込まれた」って、ブルーノは遊星達とはまったく別の世界からやってきたということなのか…?
なんだかずいぶん壮大な話ですね。ともかくプラシドに向かってタンカを切るブルーノが格好いいですよ!
プラシドごとき軽くひねってくれそうなブルーノの頼もしさですが、しかしこれは今より過去にあった出来事…
今プラシドが健在ということは、この時ブルーノはプラシドを仕留められなかったのか…?って



『にゃあーん』

『はっ!?』

ドガッシャアアアアアン!!

『ぐうっ!?』

『うおおおおおおおおお!!』

ザッバァーーン!!

ってなんじゃそりゃー!!こ…こんなバカなー!!
なんとブルーノ達の勝敗を決したのは『ちょっと通りますよ』と道路を通りがかったネコ!なんでこんな時にネコが!
そんなネコを助けようとプラシドに体当たりしたブルーノは、そのまま道路からぶっ飛んで海の藻屑と化してしまったという…

あ、ああ、なるほど、この時のショックで記憶も飛んじゃってたってわけね…それにしても「見せてやろう!私のアクセルシンクロを!」って
カッコ良く決めた直後にこれはさすがに恥ずかしすぎるだろ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
一応ブルーノのフォローをしておくと、状況的にネコが出てきたのはプラシドの前で、そのままプラシドがネコを轢きそうだったから
とっさにブルーノがプラシドに体当たりしてネコを救った
ってことみたいですね。
多分ブルーノ一人で走ってたんなら、こんな大事故を起こさなくてもちゃんと避けていたんじゃないでしょうか。多分ね…多分ね(えー

「私のターン!レベル3のテックジーナス・ワーウルフに、
 レベル2のテックジーナス・ストライカーをチューニング!
 シンクロフライトコントロール!リミッター解放・レベルファイブ!
 ブースター注入120%!リカバリーネットワーク・レンジ修正!
 オールクリアー!GO!シンクロ召喚!
 カモンッ!!テックジーナス・パワーグラディエイター!!」

そして回想シーンが終わりブルーノ達のデュエルが始まりますがブルーノのシンクロ台詞かっけええええ!!
ちょっ、なんですかこりゃ!遊星達のシンクロ召喚とはまったく違って、凄いテクノロジーでモンスターの情報を解析するかのように
ハイテクな台詞を色々並べてシンクロ召喚!映像もそれに合わせて大量のグラフやゲージを映し出したりして、
なんだか凄く個性的で盛り上がるシンクロ召喚です、ブルーノってデュエルするのまだ2回目なのにすごいキャラ立ってるなぁ

「シンクロ召喚か…!目障りな…!私のターン!機皇帝ワイゼル・インフィニティ!
 ワイゼル・トップ!ワイゼル・アタック!ワイゼル・ガード!ワイゼル・キャリアを特殊召喚!
 合体せよ!機皇帝ワイゼル!!」



そしてプラシドも負けじと、いきなり切り札モンスターの機皇帝ワイゼルを召喚!
がしょーんがしょーんと5体のパーツが合体して生まれるこのモンスター、相手のシンクロモンスターを吸収するという
シンクロ殺しの能力を持つ恐るべきモンスターです。ブルーノもこのまま戦うには非常に分が悪い相手ですが…

「私のターン!レベル4のテックジーナス・ラッシュライノに、
 レベル1のテックジーナス・サイバーマジシャンをチューニング!
 リミッター解放・レベルファイブ!ブースターランチOK!
 インクリネイションOK!グランドサポート!オールクリアー!
 GO!シンクロ召喚!
 カモンッ!!テックジーナス・ワンダーマジシャン!!」

ここでワンダーマジシャンキタキター!!うおお!見よこの可愛さを!やはり5Dsのヒロインカードはこの人しかいねえ!
しかしブルーノもただ可愛いからと言って召喚したわけではありません、
ワンダーマジシャンはアクセルシンクロに必要なシンクロチューナーモンスター…
さっきシンクロ召喚したパワーグラディエイターにワンダーマジシャンをチューニングして、
アクセルシンクロでワイゼルを叩き潰すつもりなんでしょう

(ただのシンクロ召喚は普通のモンスター+チューナーモンスターのチューニング)
(アクセルシンクロはシンクロモンスター+シンクロチューナーモンスターのチューニング)

ああ、それにしてもワンダーマジシャンの声が「はぁっ!」って可愛らしい女声になっててよかった
以前登場した時は「ファー!!」って他のモンスターと同じ野太い声をしてましたから:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「2体のシンクロモンスターだと…!?そうか分かったぞ!アクセルシンクロの正体が!」

「フ…私は…」

ギュオオオオオン!!

「なに!?」

「ハッハッハッハッ…!」

「くっ、卑怯な…!アクセルシンクロを邪魔するつもりか!」



ところがいざアクセルシンクロを仕掛けようとしたその時、一斉にブルーノを取り囲んで体当たりしてきたゴースト達!何しやがるー!
うーむ…これではまったく加速できずにアクセルシンクロが使えません
このまま2体のシンクロモンスターでワイゼルと戦うしかないのか…って

私のターン!アーリーボムを召喚!行けアーリーボム!」

ちょっ、ゴ、ゴーストてめえ!なに勝手にターン横取りしてんだよ!まだブルーノのターンの途中だっただろー!
仕返し!?さっき冒頭でブルーノがターン横取りした仕返しなの!?(えー

「てぇやあっ!」

バッキイイイイン!

「ククク…アーリーボムは光属性モンスターとのバトルで破壊された時、
 相手フィールドのカードを2枚破壊する!」

「なに!?」

バキバキイイイイン!

「くっ…!」

「フフフ、どうした?もう打つ手はないのか!」

なんとかアーリーボムを返り討ちにしたワンダーマジシャンですが、最初からゴーストの狙いは特殊効果によるカード破壊!
その効果でブルーノのパワーグラディエイターと伏せカード一枚が破壊されてしまいます
ああ…パワーグラディエイターが消えた今、ワンダーマジシャン1体だけではもうアクセルシンクロが…
でもワンダーマジシャンのバトルがもう少し見られるじゃんと思えば、むしろ嬉しい気がしてきた:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

というかワンダーマジシャンってどう戦うのかと思ったら普通に肉弾戦パンチで戦うのね
おいおいおい、こんな女の子でしかもマジシャンなのに肉体派なのかよ!何かちょっとそこは魔法弾とかで攻撃を(ry

ギュオオオオオオン!

「む…!?戻ってきたか不動遊星!」

「遊星…!ザコはオレが面倒を見る!行け!」

「ああ!」

とその時、別次元へ跳んでいた遊星がついに帰還を!さっそくアクセルシンクロを仕掛ける気満々の気合に満ちた面構え…
そして邪魔なゴースト共はブルーノがすべて引き受け、プラシドと遊星の一騎討ちが始まります



「お前の相手はオレだ!」

「フン…貴様がどんな力を手に入れようとオレには関係ない!
 オレの本当の力を見せてやる!」

ズゴゴゴゴゴゴ

「…!?何をするつもりだ!」

ところがなんと、これまでのデュエルではまったく真の力を見せていなかったというプラシド!
まさか遊星たちがアクセルシンクロを習得したように、プラシドにもまだ何か裏技が残されているのか…?

「うおおおおおおおッ!!」

「な…!?」

「こ…これがヤツの…本当の姿なのか…!?」

なんじゃこりゃあーー!!だ…だっせえええーー!!真の力っておい!一体何をするかと思いきや
Dホイールに下半身ずぼっと埋めただけかよ!それって何の意味があるの!?ねえ!?
それに加えて見た目が果てしなく微妙というカオス具合…プラシド…斜め上を行きすぎだろ!


というわけで今回はものすごい神回でしたね。最初から最後までぶっとんだ展開の連発、格好いいブルーノのシンクロ台詞、
可愛らしいワンダーマジシャンの活躍、そしてプラシドの意味不明な変形合体と、あらゆる意味でメチャクチャ面白かったです
予想の斜め上を行く展開は遊戯王の十八番ですが、それにしても今回は何もかもインパクトありまくりだったよ…次回に続く!






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