4月14日

今日は第2次スパロボZの発売日ですね。もちろん私も買ってきました
ただアニメレビューが大量に溜まってる状況なんで、一気に進めるつもりはなく
1日1話くらいのゆったりペースで進められればいいなぁと思っております
とりあえず今日は攻略本見てニヤニヤする程度に留めておきました(えー
まあ初参戦する奴らの能力値が分かっただけでも収穫かなあ

  格闘 射撃 回避 命中 技量 精神
刹那 149 141 169 171 170 集中15 必中20 ひらめき10
ロックオン 143 153 171 178 179 狙撃15 必中15 てかげん10 (ハロ:偵察1 集中25)
アレルヤ 147 147 174 172 177 集中15 根性20 加速15
ティエリア 140 150 168 175 174 感応25 不屈15 鉄壁20
ヒイロ 148 155 171 175 177 加速10 集中15 直感20
トロワ 146 151 170 173 178 必中20 信頼30
ルルーシュ 134 145 166 173 174 分析20 必中20
スザク 153 148 172 174 180 集中15 加速15 必中20
カレン 149 146 168 171 175 ド根性25 不屈10 必中20 鉄壁20
玉城 138 140 159 162 162 ひらめき15 根性20

とりあえず私の気になるメンバーはこんな感じでした。カミーユとか前作に登場したキャラは参戦が後の方なので、
攻略本にはデータが載ってなかったですね。なんにしろこの表を見て思うのはロックオンさんが強くて安心したってことでしょうか
射撃・命中・技量が飛び抜けて高く、格闘・回避も及第点、必中が安く使えてサブパイロットのハロがいるという…
さすがロックオンさんや!俺のエースは始まる前からあんたしかいねえ!
それとアレルヤは特殊技能で超兵(強化人間)が絶対あると思ったのになんもないんですねこいつ
ありゃー…まあ思考と反射の融合モードに入ったら、ハレルヤと合わせて2人分の精神コマンドが使えるようになったりするんかな?

あとこれトロワの能力が劣化ヒイロすぎて泣いた
技量以外全部ヒイロに負けまくりだなんて!ちくしょう俺のトロワが…こんなの絶対おかしいよ!私の頭の中ではWの5人って

トロワ:射撃特化タイプ
ヒイロ:やや射撃向けタイプ、万能型
カトル:やや格闘・防御向けタイプ
デュオ:やや格闘・回避向けタイプ
ごひ:格闘特化タイプ

こんな感じなんですけど、最近の作品じゃヒイロの能力がやたら高くてトロワの影がどんどん薄くなってる印象なんだよな…
つーか今回のヒイロ強すぎだろ!能力どれも高いし、精神コマンドも直感(必中+ひらめき)がたったの20で使えるし
必中だけでも20消費するトロワは一体どうなるんだよ!!(えー
というか今回のトロワは信頼覚えるのか…?し、信頼だと…?そんなもの覚えて一体どうしろって…しかも消費30とか勘弁してくれよ!

あとルルーシュの能力はもっとゴミでもよかった気がします。(えー  CCが操縦してくれないと全然お話にならない的な…
というかド素人のルルーシュと命中がまったく同じなトロワはもう本当にどうしたら:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
まあこれはトロワが低いと言うより、ルルーシュがやけに高すぎるんですけども
というかルルーシュの能力、格闘以外は全部カレンとまったくの互角じゃないですか!いやいやそれはさすがにおかしいでしょ
玉城とかクソ弱いんだからそれぐらいにしとけばいいのに!(えー


4月13日

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さて、紹介するのが少々遅くなってしまいましたが、この間発売したイカ娘9巻を買ってきましたよ!
やはり今回もアニメイトととらのあなで特典イラストがもらえるわけですが、
ああ、特にこのアニメイトの素足イカちゃんが、ああ!ああ!!(えー
イカちゃん可愛すぎる!靴を脱ぐだけで俺達を魅了してやまない、それがイカちゃんクオリティ

それに今回は表紙の方も素晴らしいです、安部先生も描き上げるまでにかなり苦労があったようですが、
最終的には満足のいく出来になったようで、私も今までで一番いい表紙だなと思います。だからみんなちゃんと買うんだぞ!

あ、そうそう、先週のチャンピオンをアニメイトで買うと入手できるというペーパーは↓これですね
えっと、まあ上2つに比べるとちょっと物足りない気もしますけど安部先生も忙しいんだよ!(えー

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そしてイカちゃんの侵略にまた新たな1ページが…今度はベルセルクを侵略したでゲソ!
今週のベルセルクにおいて、ガッツがいざ敵地に乗り込もうと「オレ達が目指すのはただ一つ…」とかっこよく決めるシーン…
そこで「殺るでゲソ!」と能天気な言葉を振りまくイカ船長の姿をお楽しみください(えー

(C)安部真弘/秋田書店
(C)三浦健太郎/白泉社



・新番組のtiger&bunnyが期待できそうです。1話を観た限りでは娯楽アニメとしても面白く感じました。スポンサー多過ぎw
・大志さんはtiger&bunnyを見ましたか?私は放送前はあまり期待していなかったのですが、
 蓋を開けてみると、王道なヒーロー物でかなり楽しめました。
・そういえばタイガー&バニーはご覧になられましたか?今のところ今期の一番人気兼ダークホースっぽいです。
・タイガーアンドバニーすっごく面白いですよ!久々に元気になれるサンライズアニメがきたと思いました。
 ぜひ見てみてください!各キャラクターにスポンサーがついていて面白いですw 
・サンライズ制作のヒーローアニメTIGER & BUNNYが視聴前はノーマークだったのに、今では今期注目No.1のアニメになっています。
 分かりやすい世界観やストーリー、魅力的なキャラクター達が評判になり、1話から話題沸騰中です。国内、海外ともに評価が高く、
 ベテランスタッフの手腕も大いに期待できる作品です。サプライズ企画の実在企業とのコラボも好評です。牛角ハマり役w



ふふふ…シュガーバニーズだかタイガー&バニーだか知らないが…
誰かこのTVKの愚かなラインナップをどうにかしてくれよTVKのよぉ!(えー
放送してないんだよ…神奈川ではそんなの放送してないんだよォォォォォォ
もはや世間はタイガー&バニーの話題で持ち切り、今期最高は決まったも同然と言われているレベルなのに…神奈川…

こ…今期最高と言われるアニメを
放送しないなんて
どういうつもりだい!?
今のTVKには勢いがなさすぎる!
くやしい…!こんなTVKの姿…
見たくない…!!
(えー



・花咲くいろはがニコ動で配信されるみたいですよ
大志さんがニコ動に抵抗があったりしなければいろは見れると思います

ニコニコ配信…ニコニコ配信ですか…くっ…なんてむなしいんだ!
アニメ勝ち組だと思っていた神奈川県民が、無料配信に頼らざるを得ない時代が来るなんて!

お前達には分かるまい…
俺は今まで、アニメ勝ち組神奈川県の
誇りを抱いて生きて来たのだ…!
だが今、その高みから
TVKは堕落したっ…!
自分よりも下に見ていた
アニメ負け組地域と
同レベルになったのだ!
分かるか!?
すべてが昨日と違うこの感覚!
神奈川県民のこの体!
バラバラに引き裂きたい
ほどだァァァッ!!
(えー

(C)サンライズ・メ〜テレ




アニメ感想:DOG DAYS第2話「はじめての戦!」

おおっとうっかり味方の女を
騎乗位でズコバコ
やっちまった…
でもいいだろ?勇者様だぜ?

い、いやぁーっ!!
おおっとうっかり味方の女の
胸をもみもみしちまった…
でもいいだろ?勇者様だぜ?

い、いやぁーっ!!
おおっとうっかり味方の女を
正常位でパコパコ
やっちまった…
でもいいだろ?勇者様だぜ?

い、いやぁーっ!!
おおっとうっかり味方の女を
脱がして全裸にしちまった…
でもいいだろ?勇者様だぜ?
い、い、いやああああああ
ああああああああああ!!
おおっとうっかり敵の将軍を
下着姿にしちまった…
でもいいだろ?勇者様だぜ?
なにこのエロ勇者狂ってる…
関わるとヤバそうなんで
降参させていただきます
え、えーっと…
私はもしかして
とんでもない勇者様を
呼んでしまったのでわ…
もしや私もそのうち
勇者様の餌食に…(だらだら)

2話は大体こんな感じでした(えー
なんという…なんというポルノ要素を含んだアニメだDOG DAYS!敵の将軍も今回は下着止まりだったけど
DVD版では全裸になってるわけですね分かります。そしてこの清楚を絵に描いたような姫もそのうち…ああ…

「勇者様、改めてルールの説明と最終確認をさせていただきます!」

「あっ、はい!お願いします!」

「相手選手は、武器で強打を与えられればノックアウト!KO判定を与えられた選手たちはケモノだま…
 ガレット獅子団の方たちはねこだまに変化して、一定時間無力化します」

「なるほど…」

「相手の頭部や背中に、手のひらでタッチすることでもノックアウトです!
 タッチアウトはちょっと危険がともなう分、タッチボーナスが入ります!」

さて、今回は戦に関するルール説明があったので、ちょっとその辺について触れていきたいと思います。
まずは両陣営の勝敗についてですが、基本的にはお互いの撃墜スコアを比べることで勝敗が決まるようですね
相手の兵士を倒せば倒すほどスコアは上がっていき、武器を使わずタッチして倒せば得点ボーナス、
さらに一騎当千のボス敵を撃破すれば、一気に勝敗が決するほどの大量ボーナスが加算されるようです

それと敵を撃破するには、武器でぶん殴るか生身でタッチすればOKという…
姫は「手のひらでタッチ」と言っていますが、今回シンクは足の裏で踏んだりキックとかしても普通にKOしてたので
まあ相手に触りさえすれば割となんでもいいものと思われます
ちなみに武器で女キャラを殴ると服が脱げます。どんどん脱げます(えー
殴れば殴るほど脱げるだなんて、なんてSMプレイ向きの設定なんだろう…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

↓タッチして撃破した図

↓武器で撃破した図

↓撃破されるとケモノだまに変わる

「これが勇者様の武器です!ビスコッティの宝・神剣パラディオン…
 勇者様が望めば、どんな形にでも変わりますよ!」

「わぁ…!じゃあ、棒!!」

しゅぱああああん

「えっ、それで大丈夫ですか…?」

「平気です!長さもちょうどいいし!」

そしてシンクのために姫が用意した武器がこれです、イメージ通りにどんな形にもなるという神剣パラディオン…
シンクは人間界で棒術を習っていたので、剣とは言いつつも棒の形が一番使いやすいみたいですね
ちなみに普段は指輪の中に封じ込められているので、必要に応じて取り出したりしまったり、戦闘中の取り回しはかなりよさそうです



↑これが神剣パラディオンを封じているシンクの指輪です。おっぱいを見るために貼ったわけではありません
決しておっぱいを見るために貼ったわけでは(えー

「では最後に、紋章術のご説明です!紋章術とは、このフロニャルドの大地と空に眠る
 フロニャ力(ふろにゃちから)を集めて使う技術…フロニャ力を自分の紋章に集めて、
 命の力と混ぜ合わせることで…(ぽわわわわ)こんな風に、気力というエネルギーに変換できるんです!」

「へえ〜!」

さて今度の説明はフロニャちから…っておい!?そ、そのネーミングセンスは!
まるっきりダンバインじゃないですかァーー!!
「異世界召喚モノ」ってところからしてそれっぽいなと思っていたら!やはりこの番組はダンバインをリスペクトしているのか!?

オーラ力は生体エネルギーだ!
人それぞれにオーラ力の
色があるんだ!
(えー

「この気力を使えば、色んなことが出来るのですが…勇者様が一番使うのは、きっと紋章砲ですね!」

「紋章砲…?」

「紋章砲を使うには、まずは自分の紋章を発動させる」

「紋章発動!レベルワン!」

シャキィン!

「次に全身の力と気合を込めて…紋章を強化!レベルツー!」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

「ふううううんっ!!レベルスリー!!」

ズゴゴゴゴゴゴゴ!!

「フロニャ力を気力に変えて、自分の武器から撃ち放つ…!それが…紋章砲!!」

ドッバゴオオオオオン!!

さらにそんなオーラ力を使った必殺技を伝授されるシンク。
一言で言うとかめはめ波みたいなエネルギーを武器から撃ち出す、紋章砲という技のようです
うーむそれにしてもこの説明、「まずは自分の紋章を発動させるのだ」ってその時点でよく分からんのですが
紋章の発動っていうのは要するに…

 
俺のこの手が光ってうなる!!
(紋章レベルワンにアップ)


お前を倒せと輝き叫ぶ!!
(紋章レベルツーにアップ)


砕け!必殺!
シャアアアアイニング
フィンガアアアアアアア!!

(紋章レベルスリーにアップ)

こうですか!?わかりません!(えー

「勇者様のおかげで、無事に勝利を迎えられそうですね〜!」

「そうですね!あっ、でも勇者様、あんまりお帰りが遅くなるとご家族の方が心配されるかも…」

「…はい?いったん呼んだ勇者は、元の世界に帰ることも、連絡を取ることも出来ないでございますよ。
 だからこそ勇者召喚はめったに行われないわけで…」

「へ…?」

「まさか姫様…ご存じなかったのですか…?」

「あ…あっはっは!またまたぁ〜!」

「と…とは言っても、なんだかんだで方法が〜!」

「ないでありますよぉ!そんなもん!」

「「えええええええええええ!!」」

さあそして今回最後の説明がこれです、運動会のお手伝いぐらいの気持ちで召喚に応じたシンク&姫でしたが、
なんと一度フロニャルドに呼ばれてしまった以上、もう二度と人間界には戻れないことが判明!
この中にジャコバ・アオンさんはいらっしゃいませんか!ガラリアでもいいから!(えー
もうオーラロードを開く方法がないだなんて…本当にシンクはこのままバイストンウェルで暮らすハメになるんでしょうか。次回に続く!

(C)PROJECT DD




アニメ感想:カードファイト!!ヴァンガード 第13話「決着!ショップ大会」

「…くっ…」

「いいファイトだったなぁ、櫂!」

「フン…勝って当然だ」

(よし…!このファイトを勝ち抜いた方が、カイ君と戦えるんだ!絶対勝つ!!)

(燃えてきましたねぇアイチお兄さん!でも俺だって負けられません!)

さて前回、アイチとクソガキさんが熱戦を繰り広げる中、その横で一足早くミサキさんを倒してしまったカイ君…
そんなカイ君の勝利を見たアイチは、心の中で「よし!」とひそかにガッツポーズを取っていました
ミサキさんが負けてそんなに嬉しいかよ!そんなに嬉しいかよォォォォォ(えー
おのれアイチめ…マジでカイ君のこと以外何も考えてないな、「ミサキさんには悪いけど…」とか少しはミサキさんのことも考えろよ!

(お互いにダメージは4…ここで2ダメージを与えられれば…!なんとしても攻撃を通す!)

(アイチ…!)

さあそしてクソガキさんとの戦いも大分佳境のようで、お互いに4ダメージを抱えながらアイチの攻撃ターン…
ここが勝負どころと見たアイチは、総攻撃をかけて一気に決着をつけるつもりのようです
そんなアイチを見守るエミたん萌えすぎる  今回もエミの株は上がり続ける一方だぜ

「ういんがるのブーストでブラスター・ブレードをパワーアップ!(POW9000→19000)
 ヴァンガードのミスター・インビンシブルに攻撃!」

「ここは通します…!」

バッチイイイイン!!(クソガキさん:ダメージ5)

「騎士王アルフレッドで、ヴァンガードのインビンシブルを攻撃!(POW20000)」

「シャイニングレディとロック・ザ・ウォールでガード!(POW15000→25000→35000)」

(くっ…これじゃトリガーを引いても、攻撃が通らない…!)

「なら、マロンでブーストしたガンスロッドで…
 インビンシブルを攻撃!(POW14000→22000)」

(もう攻撃できるのはこのガンスロッドだけ…!
 カムイ君の手札はあと2枚、ガードに使えるカードは残っているか…!?)

「ロック・ザ・ウォールでガード!!(POW15000→25000)」

ガッキイイイイン!!

(なっ…!?と…通らなかった…)

ああしかし、アイチ決死の総攻撃もあと一歩というところで及ばず!
ここで勝負を決めたかったのに下段ガードを固めたクソガキさんに隙はなかった
ダメージ5というギリギリのところで耐え切ったクソガキさん、勝負どころで決められなかったアイチはショックを隠せません
そして今度はアイチがクソガキさんの猛攻に晒されることに…

「キングオブソードで騎士王アルフレッドを攻撃!(POW10000)」

「ここは通すしか…!」

バッチイイイイン!!(アイチ:ダメージ5)

「シャイニングレディで、リアガードのインビンシブルをブースト!(POW10000→15000)
 騎士王アルフレッドを攻撃!」

「未来の騎士・リューでガード!(POW10000→20000)」

ガッキイイイイン!!

(攻撃はあと1回だ…それさえしのげば…!)

「ラッキーガールでヴァンガードのインビンシブルをブースト!(POW10000→15000)
 騎士王アルフレッドを攻撃!」

「ここだ…!モルガーナでガード!(POW10000→15000)
 さらにブラスターブレードでインターセプト!(POW15000→20000)」

「くそ…!ドライブトリガーチェック!」

(ここでドライブトリガーさえ出なければ…!守り切れる!)

「きた!スタンドトリガーゲット!インビンシブルのPOW+5000!(POW15000→20000)」

(な…!?こ、これまでか…)

バッチイイイイン!!(アイチ:ダメージ6)

「ダメージトリガーチェック…はっ!?ヒールトリガーゲット!この効果でダメージを1枚回復!」

って、クソガキさんにダメージ6まで削られながらも、運良くヒールトリガーを引き当てて奇跡的に生き残ったアイチ!

そう、第1話のカイ君は説明してくれませんでしたが、ダメージを食らった時にもデッキから1枚引くトリガーチェック
行うことになっているのです。(というか、そこで引いたカードをダメージゾーンに置いて、ダメージの数を表すことになる)
そしてヒールトリガーはダメージを1回復する効果…アイチのダメージは5に戻り、かろうじて生き残ったというわけです

(はぁっ…よかった…なんとかしのぎ切った…)


(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS

「なに勘違いしているんだ?」

「ひょ?」

「まだオレのバトルフェイズは
 終了してないぜ!!」(えー」
 
   

「甘いですよお兄さん…ミスターインビンシブルでソウルブラスト!
 ソウルの8枚をドロップゾーンへ送り、ダメージ5枚をカウンターブラスト!
 インビンシブルのスキルで、すべてのユニットをスタンドさせる!」

「な、なんだって!?」

ってうわああああ!!てっきり攻撃ターンを終えるかと思いきや、ここにきてとんでもない効果を発動させたクソガキさん!
なんと、すでに行動終了した自軍ユニットをすべて2回目の行動が出来るようにしてしまうという…
ハチャメチャに強力な効果ですが、それだけに発動条件はかなり厳しかったようですね
自分のダメージを5まで溜めたうえに、ヴァンガードを8回以上ライドしてないと使えないそうで…

ちなみにソウルというのは、今までヴァンガードに使われたカード達が置かれる場所のことを言います。
だからソウルにカードを8枚溜めるには、ヴァンガードをライドしまくって8回繰り返さないとダメってことですね。そういえばカイ君が
俺達は惑星クレイに現れた霊体だ…そして俺達が乗り移ったユニットがヴァンガードだって
第1話で言ってたなあ。つまり、魂を乗り移らせたユニットの置き場所だからソウルと呼ぶわけか
まさかあの妄想話がこんなところで役立つなんて…(えー

「これぞ必殺・トルネードスタンドギャラクティカ!!行きますよぉお兄さん!
 ラッキーガールでブースト!インビンシブルでアルフレッドをアタック!」

(くっ…!なす術が…ない…!)

バッチイイイイン!!(アイチ:ダメージ6)

「準決勝第1試合、勝者は葛木カムイ君!」

(カイ君と…また戦えないのか…)

ああそして、この2度目の総攻撃を防ぐ手立てはもはやアイチに残されておらず…
ついにダメージ6となってしまったアイチは、無念にも準決勝敗退となってしまいます
それにしても、「必殺トルネードスタンドギャラクティカ!」なんて恥ずかしい技で負けるなんて悔しいな…(えー

「…」

「えっと、アイチ…私、よく分かんなかったけど…なんかすごくドキドキしちゃった…!ナイスファイト!」

「…ありがとう、エミ…」

うおおおおおお!!しかし試合が終わって傷心のアイチを励ますエミたんがもう天使すぎる
アイチが凹んでいるのを見て少しためらいながら、精一杯の笑顔で元気づけようとするその姿が…うおおおおお!!

《それではお待たせしました!カードキャピタルショップ大会、決勝戦です!
 櫂トシキ君vs葛木カムイ君!》

「待ってたぜぇこの時を!お前に…えっと…リフォームさせてもらうぜ!!」

「リフォームしてどうする…リベンジだろぉ?」

「…」

「…」

そんなわけでいよいよ行われるカイ君vsクソガキさんの決勝戦。しかし敗退したアイチとミサキさんは、
「もう決勝なんてどうだっていいよ」「私は無理矢理参加させられただけだし、ヴァンガードとかもう知らねーよ」
すっかりローテンションであります。クソガキさんがせっかくボケているのにニコリともしてくれません(えー



「起き上がれすべての闘士達!トルネードスタンドギャラクティカ!」

(あっ…あれはさっきの…?)

「これで俺はもう3回攻撃できるぜ!」

「やってみるがいい」

「な、なにぃ…!?やってやろうじゃねぇか!
 タフボーイのブースト!ドグー・メカニックでアタック!」

バッチイイイイン!!(カイ君:ダメージ5)

「くららのブースト!ミスターインビンシブルでアタック!」

「槍の化身・ターでガード」

ガッキイイイイン!!

「くそっ、まだまだ…!シャウトのブースト!タフボーイでアタック!」

「ネハーレンでインターセプトだ」

ガッキイイイイン!!

「ぐぐっ…!」

(攻撃力が足りねえ…!今までのヤツの攻撃で、リアガードと手札を削られすぎた…!)

(す…すごい…僕が負けた時の攻撃を…さすがカイ君…!
 でも、カイ君を5ダメージまで追い詰めたカムイ君も…やっぱりこの2人はすごい…!
 こうしてファイトを見ているだけで、ワクワクするのが止まらない…!)

(っ…)

ところがそんな決勝の舞台にて、さっきアイチが敗れたクソガキさんの猛攻を涼しい顔で受け流していたカイ君!
さすがの余裕っぷりですが、発動条件の厳しいあのスキルを使いこなしているクソガキさんも大したもの…
そんな2人の熱戦を見ているうちに、いつしかアイチの顔には普段の明るさが戻ってきていました
そしてミサキさんもまた、興味のない態度を装ってはいても安斎先生を前にした三井寿みたいな顔で
勝負の行方を見守っていたという…ヴァンガードが…ヴァンガードがしたいです…!

(アイチ…!ふふふ…)

そしてアイチの元気が出た瞬間を見逃さないエミたんはやはり女神
マジでエミたんのお兄ちゃん大好きっぷりすげえ…初期のアイチを邪険に扱っていた頃なんて今じゃ考えられないぜ

「ジ・エンドだ…ドラゴニック・オーバーロードでアタック!!」

バッチイイイイン!!(クソガキさん:ダメージ6)

「く…くぅぅっ…!」

《優勝は櫂トシキ君!おめでとうございまーす!!》

(すごい…2人とも本当にすごいファイターだ…!僕もいつか、この2人みたいに…)

そしてついに、クソガキさんへトドメの一撃を打ち込み優勝に輝いたカイ君!そんな形で幕を閉じることになったこのショップ大会ですが…
アイチとしては、カイ君との対戦は実現しなかったものの、とりあえず今まではカイ君のことしか頭になかったのが
今ではクソガキさんのことも入るくらいに頭の余裕が出てきたようです(えー
その調子で次はミサキさんやエミたんのこともだな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

《さて、優勝者が決まったわけですが…ここで重要な発表があります!
 今大会の上位4人、櫂トシキ君・葛木カムイ君・戸倉ミサキさん・先導アイチ君は…
 日本最大のヴァンガード大会”チャンピオンシップ”に、
 当ショップ代表チームとして参加していただきまーす!》

「え…!?」

「え、えええええっ!?」

ってここでチーム結成キター!!うおおおやはりか!やはりこの4人でチームを組む時が!
どうやらこのショップ大会は、この店の最強を決めてオシマイではなく、さらに巨大な大会に参加するチーム選抜を兼ねていたようで…
というかこれでカイ君と一緒の時間が増えて、アイチとしては願ったり叶ったりなんじゃないでしょうか(えー

(ぼ…僕が…カムイ君やミサキさん、カイ君と肩を並べて…!?)

《みなさん!栄えあるこの大会に参加する名誉を得た4人に、盛大な拍手を!》

パチパチパチパチパチパチパチ!

「アイチ!すっごぉい!!」

「あ、あはは…」

そして店の中がアイチ達への賞賛の拍手であふれ返る中、
満面の笑みで祝福してくれるエミたんが可愛すぎて死ぬ(えー
ふおおお!ミサキさんもみんなの拍手に赤面してて可愛いんですが、エミ株の急上昇っぷりは本当にすさまじいな…
私はどっちかと言うとミサキさん派なんですが、もうそろそろ私の中でエミがミサキさんを追い抜いてしまいそうです。次回に続く!

(C)ヴァンガードプロジェクト/テレビ愛知


4月11日

アニメ感想:ジュエルペットサンシャイン 第1話「イルカ先生がやってきたイェイッ!ラブレターみっけイェイッ!」

Happy☆てぃんくるうううううううううううう
泣いたってもうあかりちゃんは帰ってこない…帰ってこないんだ…チクショオオオオオオ
そんなわけで惜しまれながら終了してしまったジュエルペット☆てぃんくるですが、新たなシリーズとして始まったのが
このジュエルペットサンシャインです

前々作の初代ジュエルペット→ジュエルペットてぃんくるの時もそうでしたが、
シリーズが変わると世界観や人間キャラすべてが前作とはまったく別の設定となり、
ジュエルペット達だけが続投するという手法を取っているんですよね。要するにパラレルワールドみたいなもんです

それにしてもあかりちゃんがいないのにルビーだけがこの場にいるというのは…くっ…てぃんくるが最終回になったというのに…


(C)和月伸宏/集英社

ところがなんとルビー達は主人を変えて

「次」を見つけて幸せに暮らしていました

少年はとても我慢なりません(えー
   

ふぅ…まあ前作を引きずるのはこれくらいにして、今作の話をしてみますと
今作ではとにかくギャグ成分が凄いことになってます。どれくらいギャグ丸出しかと言うと



普通の学校で当然のようにジュエルペット達が授業を受けていて、
それについてなんの説明もなかったり、後ろの席にはジュエルペットどころか
本物のヤギが席にいてむしゃむしゃ草食ってる
のになんのツッコミもなかったり、
もはや基本設定そのものがカオスの極み。さらに会話もすべてが超超ハイテンションで完全に笑いを取りに来てます

もともと数年前放送していたマイメロや初代ジュエルペットは、こういうカオスさが売りのギャグアニメでしたからね
元に戻っただけなんや…ストーリー重視のてぃんくるが異端だっただけなんや…

うーむしかし、私はこういうテンションの高さが常に限界振り切ってるギャグっていうのはあんまり好みじゃないんだ…
テンションは山あり谷ありな感じが一番ちょうどいいです。常に全開MAXで騒ぎまくるっていうのはちょっと…
ちなみに、そういう大騒ぎギャグ漫画の代表格というと仲間が全員揃ってる時のワンピースとかそんな感じですね
ルフィが騒ぎ、チョッパーが騒ぎ、ウソップが騒ぎ、ブルックが騒ぎ、フランキーが騒ぎ、ナミがブチ切れて突っ込むのがワンピの基本ですが
ああいうテンションが常に高くて下がらないのは見てて疲れちゃう。どこか箸休めみたいなコマが欲しくなります
なのでワンピは仲間がバラバラになってる時が一番面白いと思うんだ…(えー

(C)'08, '11 SANRIO/SEGA TOYS サンリオ・セガトイズ/ウィーヴ・テレビ大阪・ジュエルペット製作委員会





アニメ感想:プリティーリズムオーロラドリーム 第1話「スタア誕生!」

「オーロラライジィィィィィング!!」

《き、決まったぁぁーっ!!神崎そなた幻のジャンプ!オーロラライジングだぁぁーっ!!》

みんなー!カレイドスターがはじまるよー!
カレイドスターを見る時は、テレビからなるべく離れてみてねー!!
さてさてさて、そんなわけで始まった土曜朝の新番第二弾ですが、なんかこう冒頭からいきなり
カレイドスターを連想しまくってしまうようなスタートでニヤついてしまいました

カレイドスターの冒頭:主人公の大先輩スターであるレイラさんがゴールデンフェニックスを決めるシーンから始まる
プリティーリズムの冒頭:主人公の大先輩スターである神崎そなたがオーロラライジングを決めるシーンから始まる

(C)2003 佐藤順一・HAL・GDH/カレイドステージ

あと幻のジャンプって聞くと幻の大技を思い出すし、「神崎そなた」って実況アナの発音が「神崎そら」って聞こえるし…ふへへ
まぁそれは置いといて、このアニメはスケートとダンスとファッションを組み合わせたまったく新しいアイドルショー
「プリズムショー」にてド素人な主人公が成り上がっていく…という作品のようですな。
まあなんにせよOPの作画がめちゃくちゃ可愛いです、やばいほど可愛い。これは本編にもかなり期待が持てそうな感じ…って

「こんにちわー!!ここはプリズムストーンショップ!
 可愛い最新のコーデとか流行を先取りしたアイテムとか、
 色んな新しいことが次々と登場するんです!そしてここには、これから1年間
 歌もダンスもオシャレも頑張っていく、3人のプリズムメイツがいるんでーす!!」



ぎゃああぁあぁあああぁあ!!
な、な、な、なん…っ!?じ…実写…?そんな…実写だとぉぉぉぉ!?
またしゅごキャラパーティリルぷりっの悲劇を繰り返す気かよ!!(えー
うごごごご…あの毎週にわたって視聴者が悲鳴をあげながら見ていた実写パートをまた採用するなんて…正気かよ…

ただコーデとかオシャレとかを題材にしてるところを見ると、リルぷりとかよりめちゃモテ委員長みたいな内容でやっていくのかなあ
委員長か…今考えると実写パートで「おー可愛いじゃないか」と素直に思ったのは委員長くらいのもんでしたね
あの中の人はかなり貴重な存在だったんだなー

「ねえ、みんなが今一番注目してるものって何?」

「えっと…あ、これこれ、プリズムストーン」

「それってコーデの参考になるよね〜」

「楽しいよね〜」

こ、この台本を読まされてる感の会話は…(えー
なんかちっこいハート型のアイテムを取り出して、「コーデの参考になるよね〜」と話し始めたプリズムメイツ。無理あるだろそれ!
そんな小道具が一体どんなふうに服の参考になると…

「これが君達の衣装、プリズムストーンだ」

「え…?わっ!石の中に服が入ってる!」

「へええ〜!」

って、その理由はアニメ本編の中で明らかとなりました。プリズムストーンの中には色々な衣装が入っていて、
それを使って主人公たちが好きに着替えをするという…あ、そ、そういう設定だったんだ
しかしステージに出ていく前に、お着替えアイテムを使って好きな衣装になるってこのアニメの流れは
完全にリルぷりっじゃねーか!!お着替えカードと一緒だよこれ!

「ダンスダンス♪ドントウォーリドントウォーリー♪
 空の色と春の香り、混ぜてみれば春の予感♪」

そして衣装替えしてステージに立つと、今まで2D作画だったのが3D作画へと変わり、主人公達が歌って踊り始めるというこの構成…
こ、こいつらさては…リルぷりを潰すつもりか!?(えー
完全にリルぷりを食いにかかってやがる!リルぷり本編が終わったことで、その客層を一気に総取りしようという算段でしょうか。
まったく夢に溢れた作風に見えてやることがえげつねーぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!

   

(C)TOMY/syn Sophia/テレビ東京/PRA製作委員会





アニメ感想:カードファイト!!ヴァンガード 第1話「運命の先導者!!」

新番組カードファイト・ヴァンガードが新たにスタート!
一体どんなアニメなんだろうなぁ!
(えー
いや、すいません。途中の話から感想を書き始めたこのヴァンガードですが、
どういうわけか早くも再放送が始まったので、見てない部分を補足していきたいと思います

「さあ!川中島の戦いもついにクライマァァックス!ここで上杉軍勢12000!
 戦術パターン”車懸かりの陣”を発令!濃霧の中、信玄本体へ突入だぁ!
 対する武田軍勢は8000!”鶴翼の陣”を発令して対抗するがぁ、
 しかし多勢に無勢!武田軍ピィーンチ!!この生き馬の目を抜くような戦国時代…
 君ならどう生きる!?先導アイチ!」

「えっ!?」

「君は何をして名を残したい?イメージ!イメージしてぇ!」

「え、えっと…その…ぼ…僕は…後ろの方で…いつでも逃げられるように、してます…ね…」

「へ…?」

「ぶっ!?だははははは!どんだけ後ろ向きだよ!」

「雑兵すぎっぞ!」

「そういや俺、こいつの声久しぶりに聞いたわ!」

「あーっはっはっは!」

(あ…ああ、やっちゃったぁ…)

そんなわけで、主人公の先導アイチはひたすら内気で引っ込み思案な中学生。
イメージの中でも自分がヒーローになることなど考えられず、真っ先に逃げ出す雑兵を想像してしまう性格です
そのためクラスメイトからもロクな扱いを受けていないという…それにしても、さっきから歴史を教えているこのハイテンションな先生、
いつぞやの忍者マスターに声とヒゲがそっくりなような気もしますが、
気のせいですよね?きっと何かの気のせいですよね?(えー

(ううっ…こんなすごい武将がいる中で、僕の出番なんか絶対ないじゃないか…
 あっ…そうだ!彼ならこの戦国時代でも…ヴァンガードの戦士、ブラスター・ブレード…!)

しかしそんな気弱なアイチにも、たったひとつだけ心の支えがありました。
それがヴァンガードのユニットカード・ブラスターブレード…。「ヒャーいつ見てもかっちょいいわー」とこっそり胸ポケットに忍ばせて、
お守りがわりにいつも持ち歩いているようです。ただ、こんなカードを持ってはいても
アイチはヴァンガードファイトをやったことがないみたいですね。子供によくあるかっちょいいから持ってるだけとか
ああいう感じに近いようです。一応デッキだけは用意してあって、いつかファイトしてみたいと思っているようですが…

「う〜トイレトイレ」

今トイレを探して全力疾走している僕は
中学校に通うごく一般的な男の子。
そんなわけで、帰り道にある
カードショップのトイレにやってきたのだ
ふと見ると、ショップ内の対戦台に
1人の若い男が座っていた。

「ウホッ!いい男…」

彼…ちょっとワルっぽい
ヴァンガードファイターで
櫂トシキと名乗った
「よかったのか
 ホイホイついてきて。
 俺はノンケだって構わないで
 食っちまうような人間なんだぜ」
「い、いいんです…
 僕…カイ君みたいな人、
 好きですから…」
「うれしいこと
 言ってくれるじゃないの。
 それじゃあとことん
 よろこばせてやるからな」

こんなわけでアイチの初めてのヴァンガードファイトは
くそみそな結果に終わったのでした
(えー
えーと、まあ細かい部分はさておき、学校帰りにカードショップにやってきたところ
イケメン最強ヴァンガードファイターのカイ君と出会ったアイチ。そんなカイ君と初めてのヴァンガードファイトをすることになったアイチは、
カイ君から色々とレクチャーを受けながらファイトを進めていきますが…

「お前は初心者だから、ルールを説明しながらやってやる。始めるぞ…!」

「は、はい!」

「イメージしろ…今の俺達は、地球によく似た惑星・クレイに現れた霊体だ…」

「…?」

「このか弱い存在の俺達に与えられた能力はたった2つ…。
 
1つは、この惑星に住むユニットを呼び寄せる能力”コール”。
 もう1つは、ユニットに自分自身の霊体を憑依する能力”ライド”だ。
 俺達が憑依したユニットのことを”ヴァンガード”と呼ぶ。先に導く者…先導者という意味だ」

「ヴァンガード…先導者…」

って…ゲームのルールを説明するのに俺たちは惑星クレイに降り立った霊体だ…
ワケの分からないなりきり要素から語り始めたカイ君。そういうのはいいから!
カイ君の脳内設定に聞こえて仕方ないから!(えー  えっと…これって公式設定ですよね?
端から見たらまるっきりカイ君が怪しい妄想を垂れ流してるようにしか見えないんだが…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「さあ、俺達がヴァンガードとしてクレイに立つところからゲームスタートだ。
 グレード0のユニットを伏せ…スタンドアップ!ザ・ヴァンガード!
 リザードランナー・アンドゥー!(POW6000)」

「ぼ、僕は…スターダスト・トランペッターをスタンドアップ!(POW6000)」

「これでお互いヴァンガードとして惑星クレイに立った…
 ここで俺は、ヴァンガードに1つ上のグレードのユニットを憑依させる。
 鎧の化身・バーにライド!(POW8000)
 さらにヴァンガードは、自身のグレード以下のユニットをコールして従えることが出来る…
 このユニットを”リアガード”と呼ぶ!希望の火・エルモをコールだ!(POW6000)」

そんなわけでゲームがスタートしますが、このゲームにはユニットを召喚すると
ヴァンガード
リアガードの2種類に分かれて場に現れるようですね

←赤マスに置かれたユニットがヴァンガードとなり、

黄マスに置かれたユニットがリアガードとなる。

あとはカイ君の荒ぶるポーズをお楽しみください(えー

ヴァンガードは要するに自分の分身として戦うメインユニット、リアガードはそのお供として戦うサブユニットのようです
ユニットにはそれぞれ「グレード」という格付けがあって、最初はグレードが0の弱っちい奴しかヴァンガードになれませんが
だんだんとグレード1のユニットにヴァンガードを変更 → グレード2のユニットに変更 → グレード3のユニットに変更という具合に
強いユニットをヴァンガードにしていくことができるみたいです。

そんな風にヴァンガードを交代させる行動がライド、お供のリアガードを呼び出すことをコールと呼ぶみたいですね

「じゃ、じゃあ、僕も…小さな賢者マロンにライド!(POW8000)
 さらに、ういんがるをコール!(POW6000)」

「これでお互いのフィールドにはユニットが2体ずつ…攻撃するかい?」

「こ、攻撃します!ヴァンガードのマロンで、バーを攻撃!」

「攻撃の時、背後にいるリアガードはPOWをヴァンガードに与えられるんだ」

「そ、それじゃういんがるのPOWを、マロンにプラスして…(POW8000→14000)」

「そしてヴァンガードが攻撃する時、山札の一番上のカードをめくり
 ”ドライブトリガー”をチェックする。めくったカードの右上にマークはあるか?
 ないならそのまま手札に加えろ」

今度は攻撃時のルール説明ですね。ヴァンガードが攻撃する時、リアガードは自分のPOWを分け与えることができる…
この効果をブーストと呼ぶようです。さらにヴァンガードは、攻撃を行うと同時にデッキから一枚カードをドローする…
これはドライブトリガー・チェックというルールだそうです。この時引いたカードに、トリガーマークが書いてあった時
ヴァンガードはそのマークに応じた効果を受けられるという…

例えば、今カイ君が持っているのはクリティカルトリガーのマークがあるカード。
こいつをトリガーチェックで引いた時はヴァンガードのPOW+5000、さらにダメージを2つ与えられるという…

「さて…俺のヴァンガードに攻撃が通ったな。このダメージが6つ溜まったら、
 俺の霊体は惑星クレイから消滅する。そうなったら俺の負けだ、理解できるな?」

「は、はい」

「今度は俺のターンだ…ドラゴンナイト・ネハーレンをライド!(POW10000)
 そしてバーをコールだ!(POW8000)行くぞ、バーでマロンを攻撃!」

「え、えっと、バーのPOWが8000で…マロンのPOWも8000だから…」

「同じPOWなら攻撃は通る。だが、相手の攻撃は手札にあるユニットで弱めることが出来る」

「それじゃ…幸運の運び手・エポナでガード!(POW8000→18000)」

今度は防御時のルール説明のようです。相手が攻撃してきた時、手札のユニットをガード役に使うことで
攻撃を受けるユニットのPOWを上げられるという…カイ君は「相手の力を弱める」と言ってますが、
「自分のユニットを強化する」と言った方が正しいみたいです。

ふーむなるほど、さっきのリアガードでブーストしてPOW強化というのは攻撃時のみの効果、
今の手札からガード役を出してPOW強化というのは防御時のみの効果ってことみたいですね
あとはどうやったら勝負がつくのか今まで謎でしたが、そうか6回ダメージを受けたら負けなのか…
どうでもいいけど「惑星クレイから消滅する」って油断するとすぐ妄想を始めるなカイ君は…(えー

「さて、そろそろ授業は終わりだ…イメージしろ…!これから始まる俺の攻撃を!!」

「うわあああーーっ!!」

「ふ…イメージできたようだな」

「…」

そんなわけでそろそろガチ勝負をし始めた2人でしたが、やはり妄想バトルするのが大好きらしいカイ君
アイチも「うわあああーっ!!」とすっとんきょうな叫び声を上げるほどノリがいいせいで、完全にただの危ない奴らです
そんな2人を遠目に見つめるミサキさんの「何やってんだあいつら…」と冷めた表情ときたら…(えー  次回に続く!

(C)ヴァンガードプロジェクト/テレビ愛知


4月10日

プリキュアオールスターズDX3見てきますた
ウチの弟がもうすでに見に行っていたと聞いて、「1人だけ抜け駆けするなんて絶対に許さない!!」と弟を強引に連れ出し
私の視聴に付き合わせたというね…私は1人で見る勇気はなかったのでいけにえになってもらいました:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ちなみに弟は私よりも年季の入ったプリオタで、今回の映画は初めて見た時7回泣いた、2度目に見たら4回泣いたそうです
私はさすがにまだそこまでの思い入れはなかったな…ただ、劇場版OPを見た時はかなりこみ上げるものがありました
劇場版OPは初めてフルで聞きましたが、これまでの各プリキュアのOP要素を盛り込んだ内容になってるんですねえ
まさにプリキュアの集大成って感じで、思わずジーンとしてしまいました

さて、今回は歴代のプリキュアが3つのチームに分かれて戦うわけですが、
気になる各プリキュアの活躍度は大体こんな感じでした

ピンクチーム活躍度
ドリーム
メロディ ブロッサム ブルーム ブラック ピーチ

歴代主人公が集まった花形のチームですが、その中でも格段に目立っていたのは意外にもドリーム
ピンクチーム全員がボロボロになって「もうダメかも…」と挫けそうになるシーンで、
最初に立ち上がって「私たちは負けない!」と精神的支柱になる役とかがドリームでしたし
単体必殺技を放って中ボスを蹴散らしたのもドリームでしたね

ブロッサムは良いセリフでみんなを支えるという意味ではドリームと同等ぐらいでしたが、戦闘での見せ場が少なめでしたね
ブルームブラックはブロッサムを反対にしたような感じというか、あまり重要なセリフを任されることはなかったものの、
戦闘でパワフルな動きを見せていた印象がありました。特にブルームはシールドを展開して戦う独自の戦法で個性出てましたね

メロディはなんていうか、「プリキュア大勢出てきたー!?」「リズムどこ行ったー!?」「敵が強すぎてもうだめ…」と
状況の変化に困惑しっぱなしな新米キャラという感じでした。セリフ自体はかなり多いんですが、
見せ場でずいっと出てくるのはドリームやブロッサムなので、「先輩すげー」と感心しながらそれを見ているようなポジションでしたね

そしてピーチはんは犠牲になったのだ…
主人公の揃いすぎたピンクチームの犠牲にな…
(えー

青チーム活躍度
マリンアクア ベリー リズム ミント イーグレット ホワイト

「俺はどこに行っても相変わらずさ」とばかりにえりかは映画でもえりかでした
相変わらず天性のムードメーカーというかなんというか…
そんな我が道を行くマリンとは対照的に、チームをしっかりとまとめていた夢の新旧ババァコンビアクアベリー。(えー
青チームは自然とこの2人がリーダーみたいな雰囲気できてましたね。
アクアはさらに中ボス戦でも活躍してたので、かなりいい扱いを受けていたなと思います

リズムは基本的にメロディと同じ立ち位置なんですが、セリフの量がメロディより大分少ない感じがしました
先輩の勇姿を見ながらハッとする場面は、大抵メロディ1人だけだったので。扱いが悪いというわけではないんですが、
普通のプリキュアとあまり差がないなという感じです

黄チーム活躍度
ルージュ レモネード ムーンライト パイン ローズ ルミナス サンシャインパッション

このチームは敵も味方もゆるーい雰囲気で話が進んでいくので、天然ボケキャラのレモネード
一番そのお気楽ムードに適応している感じでした。その次ぐらいにほんわかした空気を出していたのがパイン。
なごやかな会話シーンでは結構出番があったので、ブッキー信者の私としてはそこそこ嬉しい立ち位置でした

そして、レモネードやパインやルミナスがボケまくるのに対して、ツッコミを一手に担っていたのがルージュであります。
なのでセリフの量ではダントツでルージュが多かったんじゃないかなぁ。全体から見ても、とにかくよく喋ってました

それとレモネード達はのほほんとしたシーンでよく喋り、戦闘になると目立たなくなるという感じでしたが
それとは対照的だったのがムーンライト。なごやかな会話には絡んできませんがそこはやはり戦闘のプロ。
戦闘に突入すると、やはり他プリキュアを一枚も二枚も上回る強さを見せておりました。

ローズパッションも、戦闘になるとムーンライトほどではないけど頑張っていた気がします。
サンシャインは…どうだろうな…出番が少ないわけじゃないんだが…うん…(えー

妖精チーム活躍度
ココ&ナッツシプレ&コフレハミィタルト&シフォン ミップル&メップル フラッピ&チョッピ

最後はおまけの妖精チーム。なんというか完全にココ&ナッツ一強という感じでした
妖精たちと会話するシーンになったらとりあえずココ&ナッツが喋る。最初から最後までそんな流れでした
そういえば、脇役の人間キャラ達が一斉に映るシーンでも、なぜか5のブンビーさんが一番目立っていたような気がするな…

そんなわけで、全体を通しての印象はプリキュア5が一番の勝ち組だったなという感じでしたね。
戦闘でも会話シーンでもよく目立っていました。メンバーが6人と多いせいかも知れませんが
それ以上に5の他作品とは違う点といえば、単体必殺技のバンクがある、それもアイテムを使わずに出せるということでしょうか

今回は同作品のパートナーと別チームになって戦う話なので、1人だけで必殺技を出せるプリキュアが有利となってきます
初代やSSはそういう意味では決め技が使えない立場、フレッシュ、ハトキャ、スイートの面々は
単体必殺技バンクに必ずアイテム召喚シーンがついてまわるので、21人が大乱戦を行う中で
そんな長ったらしいバンクは使ってられなかったんでしょう。中ボス戦でこういうアイテム技を使うシーンは完全にゼロでした

そんな中、5だけは素手のままで出せるスピーディな単体技バンクがあり、乱戦のスピード感を殺さずに戦えるので
中ボス戦では5のみんながそれで活躍している印象でした。フレッシュにもエスポワールシャワーとかヒーリングブレアとか
素手で出せる必殺技があるけど、あれってカッコいいバンクのない棒立ち技だからな…(えー
使われないのもしゃーないわ…5の単体技はバンクに力入ってて、映画でも見落とりしないレベルだったから…

そんなわけであらゆる意味で見どころ満載なのが5、それに次ぐのがハトキャ、
先輩たちの雰囲気にグイグイ引っぱられて「先輩すげー、私達も頑張ろう」と導かれるポジションがスイート
初代、SS、フレッシュは、不遇というわけではないんだけど、他に比べたらまあ自重気味といった感じでしょうか

ただ、そんな風に格差は多少あるものの、基本的にはすべてのプリキュアに出番を与えようという
スタッフの意気込みが感じられる作りになっていましたね。こういう集合モノでありがちな
ただ単にいるだけで個性ゼロになったキャラというのは、ほとんどいなかったような気がします。
どのキャラも、それぞれの作品で持っていた性質を受け継いで登場していたというか、
今までずっとプリキュアを見てきた人には相当たまらないんじゃないでしょうか、ウチの弟が7回泣いたというのもそういうことだと思います

(C)ABC・東映アニメーション




アニメ感想:逆境無頼カイジ 破戒録編 第1話「地の獄」

美心たんハァハァ 今期から始まったカイジ第二期ですが、なんと言っても衝撃的だったのが
EDがこの作品のヒロインである美心たんのスーパーサービス仕様だったことでしょうか
これであなたも美心たんとイチャイチャし放題!かわいいよ美心たん!
えっと…いや、自分にそう必死に言い聞かせてないと自我を保っていられないというか…(えー
まったくとんでもないEDを作ってくれたたもんだぜカイジスタッフも…

【カイジは相変わらず怠惰で自堕落な生活を送っていた…
 膨らんだ借金は950万、ついに帝愛グループから劣悪債務者として追われる身となった】

「あっ!遠藤さぁーん!ラッキー!俺いま金に困ってましてね〜!
 借金1000万なんて逆立ちしたって返せるワケないっすよ!
 紹介してくださいよぉギャンブル!今度は絶対勝ちますよ〜!もう絶対負けないっす、絶対!」

「クズがっ…!ありゃしねえんだよ勝つも負けるも!!」

ガバッ!

「なっ!?ちょっ、な、なにす…!」

「働くんだよ、劣悪債務者はな…!」

「は、働くって、どこで…!?」

「地獄さ…文字通りの地の獄…!カイジくんの借金はほぼ1000万だから、
 15年は入ってもらう計算か…」

「じゅ、15…!?」

さて、一期では限定ジャンケン、死の棒渡り、Eカードといくつもの生死を賭けたギャンブルに身を投じてきたカイジでしたが…
奇跡的にそれらを生き抜いてきたものの、生き残るのが精一杯で借金を返すまでは至らなかったようで…
物語当初は380万だったカイジの借金も、膨らみ続けてしまった今では1000万という状態。
それでも「あ〜早く次のギャンブルやりて〜!」と楽観的すぎるスーパーダメ男
冒頭からいきなりこんなんかよカイジ!そんなダメ主人公に完全に愛想を尽かしてしまった遠藤は、
今までのようにギャンブルを紹介することもなく、カイジをどこかへムリヤリ連行してしまいます

【気がつけばカイジは、どこか分からぬ地中の底の底…
 異様な熱気と騒音、粉塵、悪臭、不衛生…劣悪な環境の強制労働施設で働かされていた】

「ゲホッゴホッ…!く、くそっ…ふざけやがって…!くそっ…くそっ…!」

【朝5時にサイレンの音で叩き起こされ、部屋の掃除・朝食の後に作業開始。
 昼食を挟み夕方まで働かされる。そして食事、貧しい食事。
 おかずはメザシとタクアンだけ…毎日がその繰り返し。
 カイジは地上と完全に隔離されたこの地下社会で、15年働き続けなければならない】

そんなカイジが連れて来られたのが、とある場所の地下深くにある地獄の強制労働所…
きつい、きたない、くさいのクソ労働条件を極めたような最悪な場所、
食事も粗末で「食えるだけありがたいと思え」と言わんばかりの内容、まさに奴隷のような暮らしを強いられ
カイジは気の遠くなるような15年を過ごさなくてはならなくなってしまいます

「みなさーん、今日はお待ちかね給料日です!名前を呼ばれたら取りに来てくださーい!」

【カイジの初給料、91000ペリカ。ペリカとはこの地下世界だけで通用する貨幣単位のこと…
 その価値は日本円の10分の1、つまり91000ペリカは9100円ということになる。
 1ヶ月筆舌に尽くしがたい重労働に耐え、給料はわずか9100円…】

「くそっ…ふざけやがって…!」

しかし、そんな労働施設にも一応の救済措置があるにはありました。
1ヶ月に1度支払われるわずかな給料、こいつを貯めることで売店や特典を利用することができるのです
たとえばおやつの柿ピー1袋500ペリカ、ビール1本5000ペリカ、そして1日外出券50万ペリカ…
6ヶ月何も買わずに我慢すれば、夢の1日外出券を手にすることも可能…
しかしビールなどをちょくちょく購入しているようでは、いつまで経っても貯まらないようになっているわけで…

「俺はビールのロング缶!」

「あいよ、6000ペリカ!」

「あ、あとポテチも!」

「はいはい、合計9000ペリカね!」

(バカがっ…!あんな調子で使ったら、あっと言う間にこんな金は消し飛ぶ!
 それよりも、1日外出券・50万ペリカ…!俺は貯める、俺は貯めるぞ…!
 とにかく1日でも外へ出れば、競馬や競輪、裏カジノ…なんでもいい!
 1発当てさえすれば、借金なんか屁でもねえ!なのにこいつらときたら…
 欲に流れて夢も追えないのか!救えねえぜクズが…!)

しかし、1日外出券のことなんて全然考えていないかのように、パーッと景気よく給料を使っていく周囲の人間たち。
目先の欲にホイホイつられる連中のそんな姿に、カイジは心の中でさんざん毒づきながら寝転んでいました
自分はこんなゴミどもとは違う、なにがなんでも6ヶ月耐えてやると決意していましたが…

「ヒャアーうっめえええ〜!!」

(ぐっ…なんなんだこの胸のざわめきは…!か、買える…買える…
 タバコ、ポテチ、缶コーヒー、焼き鳥…!ビールも…!う、うう…くそっ…!)

「フフフ、分かるよカイジくん」

「えっ…は、班長?」

「外出券だろう?ワシも最初はそうだった…となりゃ、こんなところで
 使っちゃいられねえよなあ…でも無理はいけねえ、無理は続かない…
 自分を適度に許すことが長続きのコツさ…(とんっ)」

「え…?」

「このビールはワシのおごりだ、カイジくんの初給料のお祝いさ。
 金は取らねえよ…(すたすた)」

って、カイジが目の前の誘惑に揺らぎ始めていたその時、そんな迷いを見透かしたかのようにぬっと現れた班長!
そしてやせ我慢するカイジに対し、ニコニコしながら「いやーカイジくん若いっすねー、これでも飲んでがんばって」
アサヒスーパードライの差し入れを…ってデザインまんまだこれー!!こんなモロに描写するだなんて!
あ、でもよく見たらハイパードライって書いてあるな…うーむ、そうか…ハイパードライならこれはいいのかな?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ひんやり

「ふおっ!?キ…キンッキンに冷えてる!あ、あ、ありがてええーっ!!」

プシュッゴクゴクゴクゴク

「う、う、うううう〜〜っ!!な、涙が出る!ううっ、ふぅうううう〜っ!!
 …ぶはあっ!!はあっ、はあっ…!は、犯罪的だ!!うますぎる!!
 労働のほてりと部屋の熱気で息苦しい体に、
 1ヶ月ぶりのビールっ…!染み込んできやがる…!!
 と、溶けそうだ!はあぁああぁあっ…!
 マ、マジビール一本のためなら強盗だってっ…!!」

そして大号泣しながら犯罪的なうまさに打ち震えるカイジ。
この世のものとは思えないその美味さ!なんと言ってもこの場面は萩原聖人の真に迫った演技がすごい、
ああ、ビール1杯に対してこれほど喜んだ男って他にいないんじゃないでしょうか
これはアサヒスーパードライにはいい宣伝になったろうなー、実際のCMとかけ合わせたらさぞかしすごい相乗効果に…
って、実際にもういくつも動画作られてやがる!みんな行動早いなー

「はぐはぐ、はぐはぐ…」

(あ、ああ、くそっ…!あんな焼き鳥でビールが飲めたら…!
 1ヶ月の給料が9万ペリカ、6ヶ月貯めれば54万…てことは4万は余分!
 余るってことだ!その気になれば…!)

「…はっ!?バ、バカ、ダメだ!6ヶ月でたったの4万だぞ、耐えろ…!
 耐えるんだ…!くっ…!」

うろうろ うろうろ

しかし、この神の味ともいうべきビール一杯で完全に落ち着きをなくしてしまったカイジ!
「50万の外出券買っても、4万余るからそのぶん使えるし!」と典型的な泥沼パターンの思考を始めたり、
ダメだダメだと思いつつも売店の前をうろうろ歩き回ったり…こりゃあずるずると落ちて行くのも時間の問題ですな…

うろうろうろ

「…?さっきからなんなの、カイジくん?」

「…だけ…1本、だけ…」

「ん…?1本?1本ってそれ、ビールを1本ってことかい?」

「…(こくり)」

(い…1本はいい、1本は…!考えてみれば、1ヶ月は我慢したんだ!)

そしてとうとう新たなビールに手をつけてしまうカイジ!ああ、「あと1本だけ」と言いつつ誘惑に負けてしまうこの光景は
「むにゃむにゃ…あと5分だけ…」と言いつつ布団の中でいつまでも起きずに1時間くらい過ぎるあのパターンや!(えー

「はいよ、ビールお買い上げ!で、ツマミは?」

「は…?」

「せっかく飲むんだよ、ツマもうよなんでもいいからさ!」

「う…じゃ、じゃあ、そこの…(柿ピーを指差す)」

「んふふふ…へただなあカイジくん」

「え…?」

「へたっぴさ…欲望の解放のさせ方がへた…!
 カイジくんが本当に欲しいのは、これ…!(焼き鳥を指差す)
 これをチンしてホッカホカにしてさ、冷えたビールでやりたい…!だろ…?」

「う…」

「だけど、それはあまりに値が張るから…こっちのしょぼい柿ピーでごまかそうっていうんだ…
 カイジくん、ダメなんだよそれじゃ…!せっかく冷えたビールでスカッとしようって時に…
 そんなんじゃかえってストレスが溜まる…!食えなかった焼き鳥がちらついてさ…
 全然すっきりしない、心の毒は残ったままだ…
 贅沢ってのはさ、小出しじゃダメなんだ…!やるときゃきっちりやった方がいい。
 その方が次の節制への励みになるってもんさ…!」

「…言われてみれば、確かにそうかも…」

違うよ、全然違うよ!(えー
なんてこと!周りの意見にみるみるうちに流されまくって、たちまち7000ペリカもの焼き鳥に手を出してしまったカイジ!
ああ…こうなるともう歯止めが…しかしカイジをそのように誘導したのは、さっきビールをくれたあの班長…
こいつ…仏のようなニコニコ顔でもっともらしいことを言ってはいますが、カイジがどんどんダメになるように仕向けているとしか思えませんな…

「はい、焼き鳥お買い上げ!」

「実は…ポテチも…!」

「はい、ポテチもお買い上げ!となると…ビール1本じゃ全然足りないよね」

「う…うん」

ポテチもじゃねえ!うんじゃねええええええ!!
カイジお前ってやつは!欲に流れて夢も追えねえのか!救えねえぜクズが!(えー
皮肉にも、さっきカイジがケチョンケチョンに罵倒していたポテチ男とまったく同じことをやらかしていますな…
結局この日、カイジが散財した資金はじつに4万1000ペリカ。使いすぎだろうがー!!

「ぷっ、くくく…!バカ丸出しですねぇ」

「バカだからねぇ〜…あんなもんよ、今の若いもんなんて。
 とりあえず食べ終わったら、奴はこう考えるだろう。
 ”明日から頑張る、明日から節約だ”…
 が…その考え方がダメ…!明日からじゃない、今日だけ頑張るんだ…!
 今日頑張った者…今日頑張り始めた者にのみ明日が来るんだよ…!」

ああそして、バカみたいに散財するカイジを見てニマアッとほくそ笑む班長!やはり本性はこうだったか…
それにしても…この班長がゲス野郎なのは間違いないとは思いますが、今言ってることだけはものすごい正論ですね
「明日から本気出す」と言いながらいつまでもうだうだしているダメ人間…
この班長のセリフは、そんな現実にもゴロゴロいそうな奴を痛烈に皮肉ってますね
しっかりした人間なら、明日がどうとか言う前に
「もうすでに今日頑張っている、そういう人が明日むくわれる」ということでしょうか


(C)荒木飛呂彦/集英社

ハッキリと言っておくぜ!
オレたちチームはな…!そこら辺のネット掲示板で
「明日から本気出す」「明日から本気出す」って
大口叩いて仲間と心をなぐさめあってる
ニートどもとはワケが違うんだからな!


「本気出す」と心の中で思ったなら!
その時スデに行動は終わっているんだッ!
「今日本気出した」なら使ってもいいッ!!


兄貴の覚悟が!言葉でなく心で理解できたッ!!(えー
プロシュート兄貴も班長と似たようなことを言ってたな…やはり兄貴の教えは偉大だった…

(ダ…ダメだ!この状況から6ヶ月で50万貯めようとなると、使う金はもうない…!
 6ヶ月なにも使えないなんて…くそっ…!
 というより…もともと6ヶ月で4万しか使えない計画に無理があったんだ!
 …7ヶ月…そうだ、7ヶ月にすれば!無理なく50万に届く!なら…少しくらいは…)

そんなわけで、ひとしきり食った後には明日からの節約計画を練り始めるカイジでしたが…
案の定、どんどんと考えが弱い方へ傾いていき、「そうだ7ヶ月ならもっと使い込んでも平気じゃん!」とますます泥沼へはまっていくことに…
その弱い考えに反逆する。強くなるには弱い考えに反逆することだ
クーガー兄貴もこういう時のためのセリフを言ってたな…やはり兄貴の教えは偉大だった…(えー

【気がつけば豪遊…!カイジ、2日続けて豪遊…!
 またやってしまった…!カイジ、猛省…!!】

駄目だこいつ…早くなんとかしないと…
またもや「ちょっとだけなら」の気持ちからズルズルと転落し、結局は豪遊して5日後には90600ペリカを使い切っていたカイジ!
ダメ人間の見本みたいなやつだな…
生死を賭けた一瞬にはあれほどかっこよくなるのに、普段の生活はどうしてこんなにダメなのか…

「はぁ〜ぁ〜あ…」

ぽんっ

「…?班長?」

---------------------------------

「えっ…借りる!?」

「給料の前借りさ、ワシが請け負う。今度こそ無理なく使っていけばいいんだよ、
 もし借りなきゃカイジくんは、次の給料日まで禁欲生活ってことになる…その禁欲ってのがよくないんだ…!
 カイジくん、心はゴムだよ?押さえつければ必ず跳ね返そうとする…!それよりも今、6もらってだな…」

「ろ、6…?」

「ははは、前借りだからねぇ、9万全部ってわけにはいかない。それ相応の手数料をもらわないとねぇ」

「し、しかし6ってのは…!」

「まあまあ、足りない分は自分で補えばいいじゃないか…噂じゃカイジくんは相当な腕だって聞いてるよ?
 どうだい?今夜あたり…」

そんな中、失意のカイジに対してとうとう真の狙いである悪魔の囁きを始めた班長!
給料を前借りすることで3万の手数料を班長に支払い、カイジの手元には6万しかこなくなるということ、
そして減ってしまった給料は、ここの住人とギャンブルして取り戻せばいいじゃないかということ…
最初からこの方向に話を持って行き、カイジからむしれるだけむしり取ることが班長の狙いだったのです
まんまとこの誘いに乗ってしまえば、地上への脱出は遠のくばかりですが…次回に続く!

(C)福本伸行/講談社・VAP・NTV




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