5月14日

アニメ感想:侵略!イカ娘 特典映像「ミニイカ娘ショートストーリーその1」

さて皆さん、イカ娘BD・DVDの第5巻は買いましたでしょうか。
この巻には映像特典として、ファン待望のミニイカ娘新エピソードが収録されております。
これは初回特典とは別に確実に入っている特典なので、発売日から何日経っても外される心配はないです
それとBDとDVDの両方に収録されていますね。どっちも買った俺が言うので間違いありません(えー

「げそげそ〜」

ばたん

「ふわぁ〜ぁ〜」

そんな特典のストーリーは、ある日栄子がミニイカ娘を残して通学していく場面で始まります
玄関で栄子をお見送りしてぶんぶん手を振るミニイカ娘。しかしまだ早朝のこの時間ではおねむのようで
ぽてぽて自分のふとんに戻って二度寝することにします。ふとんにもぐるミニイカ娘はかわいいなぁ

もぞもぞ

「…?」

「く〜…く〜…」

「ぴゃっ!?」

ところが気がついてみると、ふとんの中には見知らぬ黒ミニイカ娘の姿が!
ぎょっとして自分の布団を返すように言うミニイカ娘ですが、
目を覚ました黒ミニイカ娘は「この布団は私のもんだ、とっとと失せな」のポーズでミニイカ娘を追い返してしまいます
うーむ、手荷物を持ってるところを見ると、寝床を探して旅をしている途中だったようですな…

「むむむ…ぴぃー!!」

どたどたどた

「げそっ!」

ゴロゴロゴロゴロ

「ぴぃっ!?ぴ、ぴ、ぴ、はぁ、ふぅ、はぁ…」

さすがにミニイカ娘も怒ってとっ捕まえようとしますが、向かってくるミニイカ娘に卑劣にもクレヨン攻撃を開始した黒ミニイカ娘!
ごろごろと転がってくる無数のクレヨンは回避不能、ミニイカ娘はその上をひた走って耐えるしかできません
そのうちにぜぇぜぇと息が切れて体力を消耗してしまったミニイカ娘、それでもなんとかクレヨン攻撃をすべて乗り切りますが…

ギュオオオオオオオン!!

「はぁひぃ、はぁひぃ、ひぃ…!」

「げっそっそ〜!」

ああ、ところが黒ミニイカ娘の攻勢は止まらず今度はラジコン攻撃を開始!
ひたすら家の中を追い回されるミニイカ娘ですが…このラジコン、アニメにはまだ登場していないたけるのラジコンですな
原作では単行本6巻の話に出てくるんですが、あの回では「俺がラジコンだ」と称して
たけるの好きに体を弄ばれるイカちゃんが見れるので、ぜひともアニメ化してもらいたい:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

(C) 安部真弘/秋田書店

バチン!バチン!バチン!

「げ、げそ、げそ…!」

そしてラジコンでひとしきりミニイカ娘を追い回した後は、ゴム銃で次々に輪ゴムを発射する黒ミニイカ娘!
これがゴムゴムのピストルというやつか(えー
もしかしたらルフィの技って、こういう子供の遊びから生まれたアイデアなのかもしれんなー

「げそそそそ…!」

ああしかし、ゴムゴムのピストルでは威力的に満足できなかったのか、クレヨンよりも遥かにでかい定規を使って
ゴムゴムのJETバズーカの体勢に入った黒ミニイカ娘!(えー
あまりの恐ろしさにミニイカ娘は硬直してしまいます、これまではなんとか避けきってきましたが、今度のは直撃を避けられないか…

バシュン!

「!?」

って、その時ゴムの引っぱる力を支えきれずに自分がすっ飛んでしまった黒ミニイカ娘!
要するにゴムゴムのバズーカを出すつもりがゴムゴムのロケットを出してしまったんですな(えー
そのままぴゅーんと窓の外へ飛んでいってしまった黒ミニイカ娘。自業自得というかなんというか、
とにかくこれで黒ミニイカ娘の脅威は去ったわけか…

バウバウバウ!ガウガウッ!!

「あ、あやや!あや、あやぁ!」

ゲェー!?ところが黒ミニイカ娘が落ちていった先には、見るからに凶暴なドーベルマンが何匹も!
なんでこんな連中が相沢家の庭におんねん!(えー
いつの間にこんなモン飼ってたんですか!?とにかく黒ミニイカ娘に突然訪れた生命の危機…これにはさすがに同情せざるを得ませんが…

がしっ

「…?」

「ぴゃっ。ぴゃっぴゃ(にこっ)」

「びゃ…ぁぁ…う…うう〜!」

ところがその時、黒ミニイカ娘のピンチを救ったのはミニイカ娘!
触手をしゅるっと伸ばして、すんでのところで抱え上げてくれたのです
そしてにっこりと「大丈夫だった?」の笑みを浮かべるミニイカ娘…いい子すぎる…
これで自分の行動を恥じてしまった黒ミニイカ娘は、イカ娘名物の土下座を繰り返して今までのことを謝罪するのでした

「もぐもぐ…んふふ」

「もぐもぐ…んふ〜」

ふぉおおぉぉおおおぉお!!そして視聴者至福の時間キター!!
仲直りした証に、おやつのかっぱえびせんを一緒にもぐもぐ食べる2人。それだけの光景がなんと価値あることか
ミニイカ娘もかわいい、黒ミニイカ娘もかわいい、2人とも超かわいい。こういう和む可愛らしさこそイカ娘の真骨頂ですよ

「げそげそ〜」

「げそげそ〜」

そして最後は、再び旅を続けに去っていった黒ミニイカ娘。仲良くなった2人は笑顔で別れを迎えるのでした
いやあ…よかった。黒ミニイカ娘が悪い奴じゃなくてよかった。実はこのキャラが発表された時に、私はちょっと心配だったんですよ
「この黒ミニイカ娘って、性根の曲がった悪い奴でミニイカ娘に嫌がらせだけして終わるんじゃないかな」と。
でも最後はこうやって、良い子な一面を見せてくれたことに安心しました。イカ娘スタッフは本当によく分かってくれてますよ
イカ娘のキャラに悪い奴はいない。困った奴はいても悪い奴はいない、だから私はこの作品が大好きなんです
それを今回もこうして一貫してくれて感謝するばかりですよ。ミニイカ娘の話は次の6巻にも収録予定なので、それにも期待したいですね

(C) 安部真弘(週刊少年チャンピオン)/海の家れもん




アニメ感想:スイートプリキュア♪ 第12話「リンリ〜ン!キュアミューズのこと教えてニャ!」

「…キュアミューズ?」

「そうにゃ、アフロディテ様なら何か知ってるかにゃあと思って」

「も、もちろん知らないわけないじゃない。えーっと…なんだっけ、そのキュアなんとか」

「キュアミューズにゃ」

「わ、わかってるわよ!だからその…キュアミューズについて、もうちょっと詳しく聞かせてちょうだい?」

さて今回のスイプリですが、冒頭ではハミィが久々にアフロディテへ連絡を取っているところでした
前回現れた謎のプリキュア・キュアミューズ…そのことについて情報を得ようとしているようですが…肝心のアフロディテの反応は
「もちろん知ってるよ!アレだよアレ!」明らかに知ったかぶりして喋ってるだけでした(えー
しまいには逆にハミィへキュアミューズのことを聞き始める始末…こりゃ有力な情報は得られそうにないですな…

「しょうがないにゃ〜。もう一回はじめから説明するにゃ!この間のネガトーンとの戦いで、
 メロディとリズムは大ピンチに陥ったにゃ。そこに突然現れて、助けてくれたのがキュアミューズにゃ!」

「ふーん…そのキュアミューズ、何か言ってた?」

「それが…助けたわけじゃない!とか、誰の味方でもない!とか、おかしなこと言ってたにゃ」

「(ピク…)…まさか…ハミィ、他には?」

「えーっと、お前達はネガトーンに倒されてそれでもプリキュアかー!って。
 でも本人が言ったわけじゃないにゃ、そばにいたフェアリートーンが代わりに喋って
 キュアミューズは一言も喋らなかったにゃ」

「一言も…喋らなかった…」

「な、なにか分かったにゃ?」

「(キリッ)とにかく新しいプリキュアが現れたということは、
 これから敵がもっと手強くなるということね」

「なんか話そらされたにゃ」

って、こ、これは…?最初はキュアミューズのことなんて全然ピンと来ていなかったアフロディテでしたが、
ハミィの話を聞くうちに様子が変わっていくことに!「誰の味方でもない」というセリフで何かを感じ、
「一言も喋らなかった」と聞いて完全にキュアミューズの正体に目星をつけたようですが…
しかし、うかつにハミィには話せないことなのか、「そんなことより敵が手強くなって大変だな!」
アフロディテはあからさまに話題を変えてしまいます。うーむ…ミューズの正体はアコで間違いないはず…
それを話したくないということは、アコとアフロディテに特別な関係でもあるというのか…?

って、お、おい!?並べて見たらこの2人…どっちも同じ瞳の色をしてやがる!
それと脳天から左右にみょーんと垂れ下がった2本の毛…お、おいおい、まさか…まさか2人は親子だとでも!?
マジですか!?こりゃまたとんでもない仮説が出てきたな…ということは音吉さんはアフロディテの父親ってことになるのか…!?
ちなみに、この左右に伸びた2本の毛はもちろん音吉さんにも…って、あぁこれはマユ毛だったか…(えー

「なに…?セイレーンがプリキュアに?」

「はい、あの新しいプリキュアの正体はセイレーンです。最近のセイレーンはどうも様子が変でした…
 人間達に興味を持ったり、メフィスト様の命令に反抗的だったり…そしてセイレーンが姿を消すと同時に、
 あのプリキュアが現れた…!メフィスト様、間違いありません。セイレーンは我々を裏切ったのです!」

「キュアミューズの正体がセイレーン…それが本当だったなら叩き潰せ…!」

「ははっ!必ずやプリキュアを倒し、セイレーンをメフィスト様の前に突き出してみせます!」



って、一方その頃マイナーランドでは、さっきのハミィと同じくバスドラがメフィストへ報告を行っているところでした
キュアミューズの正体はセイレーン…バスドラの推理にもかなり筋は通っていると思いますが…
でもこんな風に作中で明言するってことは、
ぜってーミューズとセイレーンは無関係なんだろうな
(えー

「ねえねえ音吉さん、ミューズってどういう意味ですか?」

「…」

「あはは…音楽に関する言葉なら、音吉さんが知ってるかなーって」

「…ミューズとは…音楽の女神のことじゃ」

「…音楽の女神、キュアミューズ…ね…」

「…ミューズとは女神…か…」

ってああああああああ!?こ、こ、これは!?
それぞれ人間界、メイジャーランド、マイナーランドとまったく違う世界にいながら、
ミューズという言葉で”音楽の女神”を連想し、感慨深そうに物思いにふけっていた3人!

これは確定だろ…ミューズの正体はアコ、母はアフロディテ、
父はメフィスト、祖父は音吉さんで確定だろ!!

いやいやいや、まさかここでメフィストまでミューズの話題に絡んでくるとは…
決定打に欠けていたアフロディテ&メフィスト夫婦説にドバッと真実味が増してきた感じですな
こういう血縁関係があると考えると、さっき「誰の味方でもない」という発言にアフロディテがハッとしたのはもしかして…
メイジャーランドとマイナーランドに別れて争っている父と母に対して、
「私はどっちの味方でもない」と人間界にやってきたアコ
ということを表しているのか…?まあ、さすがにここまで来ると妄想の域ですが…

「それで、結局なんにも分からなかったの?」

「い、いやぁだからその…きっとキュアミューズはハミィ達の味方にゃ!
 顔を隠してたのは恥ずかしがり屋だからにゃ!」

「ハミィ適当に言ってない?」

「ほんと頼りないんだから」

「(がーん)」

「はあ、結局ナニモノなんだろう…キュアミューズって」

「分かんない…でも私、あの目どこかで見た気がするのよね…」

「奏も…?実は私も…」

一方その頃、キュアミューズの正体について新たな着眼点から考えていた響たち。
それはキュアミューズの目…あの目はどこかで見たことがあると…
私も実は、キュアミューズの目から正体が割り出せないかと考えたりもしたんですが
プリキュアの変身にはちょっとした法則があるんですよね

それは変身すると目の色が明るく変わるということ
これはシリーズの伝統ですね。フレプリ、ハトプリ、スイプリどのキャラも変身すると目が明るく変わっています
ミューズの目の色は明るい赤…つまりその正体であるキャラは暗い赤の瞳を持っているということになりますな
ちょうどつぼみやラブのような色です。ただ、この理屈でいくとアコが候補から外れちゃうんだよなあ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
だから俺としてはあんまり考えたくない要素ではあるんだが…うーんうーん

「はあ…響も奏も誤解してるにゃ。ハミィは頼りがいのあるリーダーにゃぁ。にゃ?」

「「「(しーん)」」」

「は…はうっ…」

そして響や奏に「使えない奴」の烙印を押されてしまったハミィは、「あいつら俺のリーダーシップが分からないのかよ!」
フェアリートーンに自分の頼りがいをアピールしていましたが…
「は?なに言ってんの?」とフェアリートーンに冷たくシカトされて落ち込むハミィ。
うーんなんだか今回のハミィはいつもよりすごい可愛い気がする



「うにゃ…そういえば、あのドドリーってフェアリートーンは一体誰にゃ?そもそもドはドリーがいるにゃ」

「きっと高いドだファファ」

「あっ、にゃるほど。…ってちょっと待つにゃ!?ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ…ほ、ほんとにゃ!?
 フェアリートーンが一人足りないにゃ!一体いついなくなったにゃ!?」

「最初っからいないファファ」

「今ごろ気づいたシシ?」

「ほんと頼りないララ」

「にゃがーん…ハミィしばらく立ち直れないにゃ…」

そしてリーダーシップを発揮するどころか、フェアリートーンにすら「そんな事も知らないのかよ」とあれこれ言われてコケにされるハミィ!
というかフェアリートーンって、キュアミューズと一緒にいる奴だけ性格悪いのかと思いきや
全員こんなネチネチした性格なのかよ!(えー
ま、まあともかく、キュアミューズのフェアリートーンはドドリーという名前なことは分かりましたな…それだけは一応収穫か…

「セイレーンめ…一体どこへ…お前らもっと大声出してしっかり探せェェェ!!」

「はぁ…えらそーに…」

「なにぃ!?貴様…リーダーに向かってその態度はなんだ!
 もういい!やる気がないならついて来るな!!セイレーンどこだァァァ!!」

「あぁ…チームって難しいですねぇ」

「結局リーダーがしっかりしてないと、まとまるものもまとまらないのさ…」

「ほんとにゃ、ハミィはダメなリーダーにゃ…」

「あっ」

「なーんだ、お前か」

ってぶふぅ!?バスドラの横暴さにトリオ・ザ・マイナーのファルセット、バリトンが振り回されていたその時、
のこのことそんな2人の前に現れたハミィ!ア、アホか!敵に対してなんと無防備な…って
「なーんだお前か」と全然気にする様子もないバリトン達。ゲェー!?



「そうにゃ、セイレーンはどこにゃ?」

「いなくなったよ…」

「セイレーン様は、プリキュアになったかも知れないんです」

「にゃ、にゃんですとぉーっ!?」

そして普通に世間話にも付き合ってくれます。こ、こいつら…意外に気のいい奴らじゃねーか!
特にファルセットの方は、セイレーンが降格した今でも「セイレーン様」と呼んでいたり、敵であるハミィにも敬語で喋ったり…
なかなか好感の持てる奴ですねえ。こういうタイプの敵キャラは結構ツボなので、今後もこの路線で行ってもらいたいです

ズドドドドドド!!

「だーっはははははーっ!!いいぞぉネガトーン!いいぞぉネガトーン!!」



何してんだよォーーッ!?オメーーッ!?
バ、バスドラお前は一体なんなんだ!さっきまでセイレーンを探していたはずなのに、
「おっと音符発見ネガトーンヒャッハー!」とセイレーンのことなどすっかり忘れてチャリンコで爆走していました
とりあえずネガトーン暴れさせてヒャッハーするのが最優先かよ!
バスドラこいつ…思ってたよりもずいぶんアタマ悪そうだな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「待てええーっ!」

「なんてことを!」

「む!?出たなプリキュア!」

「「駆けめぐれトーンのリング!プリキュアミュージックロンド!」」

ゲェー!?ところがそんなバスドラを見つけるなり、変身して速攻で必殺技を発射した響と奏!
は、早い、早いよ!しかも2人同時のベルティエアタックって…戦闘開始と同時に最大火力とはマジ容赦ありません
ともかくこれで、バスドラお気に入りのネガトーンも一瞬にして粉々に…

ギギギギギギ!!

「ネガトォォォォン!!」

「な!?」

ドッバゴオオオオン!!

「きゃああああーっ!!」

「がーっはっはっは!そう何度も同じ技が通じるかー!!」

な、なにぃぃぃぃ!?ところがなんと、2人同時のベルティエアタックをやすやすとはじき返してしまったネガトーン!
嘘だろオイ!「そう何度も同じ技が通じるか」って、まだ奏のベルティエ2・3回しか使ってないってのに!(えー
ずいぶんと賞味期限切れが早かったな…こんなに早く通用しなくなったプリキュアの武器って初めてじゃないか…?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「俺様はセイレーンのように甘くはないぞ…トドメだ!」

「あ…ああっ…!?」

バキバキバッキイイイイイ!!

「なにィ!?」

「…」

「キュ…キュアミューズ!」

「世話が焼けるドド。さあ今のうちドド」

「で、でも…ベルティエが効かないんじゃどうすれば…」

「もっと頭を使うドド。ベルティエがなんでそんな形をしてるのか考えるドド」

「えっ?なんでだろ?あぁ分かった!どっちからでも持ちやすいようにとか!」

「ちがうドド!」

「…」

ところがその時、響&奏がやられそうになったところでまたもキュアミューズ登場!
相変わらずデタラメに強いキュアミューズ、あの強力なネガトーンも一方的に叩きのめしております
そししてトドメを2人に譲ろうと、「ベルティエの使い方をもっと考えろ」と言いますが…

ああそれにしてもキュアミューズのこの表情、すっげえアコにそっくりですよね
この凛とした顔呆れたように目を伏せる顔…アコ以外にこんな表情をするキャラがいるだろうかと思います
やっぱキュアミューズの正体はアコしかいねえよ!目の色なんて小さなことだよ!

あと関係ないけどめっちゃ乳でけえなキュアミューズ
超バインボインじゃねーか!これほど乳のでかいプリキュアが今までいただろうか
このデカチチを見たらムーンライト先輩はどんな顔をしただろう(えー  あの人ほんと直線みてえな胸してたからな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「まさか…ミラクルベルティエ・セパレーション!」

パッキイイイイン!

「のわっ!?割れた!」

「そういう作りなんだドド」

(なんでキュアミューズはそんなこと知ってるにゃ…?)

そしてキュアミューズの言う「ベルティエの新たな使い方」というのがこれ、今まで連結状態で使っていたベルティエを2つに分けて使うという…
ふーむ、合体時より分離した方が強い武器っていうのもめずらしいですね。ストフリのビームライフルとは逆な感じなのか
あ、でもこれはそれぞれにフェアリートーンを挿して使うから、ストフリのビームライフルより
ダブルオーのツインドライブと考えればいいのか(えー

「あふれるメロディーのミラクルセッション!
 プリキュア・ミラクルハートアルペジオ!!」

ズッバゴオオオオオオオン!!

「す、すごい!これなら行けるよ、ほらリズムも!」

「う…うん!ファンタスティックベルティエ・セパレーション!
 はじけるリズムのファンタスティックセッション!」

!?

え!?い…今なんて!?はじけるレモンの香りのファンタスティックセッションだって!?(えー
奏お前…はじけちゃダメだろ、先輩のお株を奪っちゃダメだろ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
ここでキュアレモネードを連想しないプリキュアファンはいないだろうなー、久々のはじけるレモンの香りで思わず吹いちまった

「プリキュア・ファンタスティックピアチェーレ!!」

ズッバゴオオオオオオオン!!

「や、やったぁ!」

「…」

「あっ…キュアミューズ!あなたは一体誰なの、私たちの仲間なんでしょう!?」

「私はまだ、仲間にはなれないドド」

「待てぇぇぇい!セイレーン!!」

「…!?」

「えっ…セ、セイレーン!?」

「ま、まさか本当に…」

「セイレーン様が…?」

そんなわけで、新たなベルティエ技によりネガトーンを撃破した2人でしたが…
キュアミューズがその場から去ろうとした瞬間、その正体をセイレーンと信じて疑わず呼び止めるバスドラ!
それに対してずいぶん驚いたような表情を見せるキュアミューズでしたが…まあ、
バスドラが突然変なこと言い出してビックリしちゃったんだろうなと思います:;y=_ト ̄|○・∵. ターン  次回に続く!

(C)ABC・東京アニメーション


5月12日

アニメ感想:電波女と青春男 第4話「右腕骨折全治一箇月」

4話目ということで、さすがに自慢の作画も少々息切れしてきた感のある電波女。
ところどころ「ありゃーシャフト力尽きちゃったかー」という絵も見られるようになってきましたが、
作画いいところを選んでキャプるとこの綺麗さ  まだまだ作画崩壊とは言わせません、

特にこのズブ濡れになった主人公のシーンがイケメンすぎて妊娠するレベル
主人公お前…はっきり言って今まではいいところが見当たらなくて主人公補正だけで生きてるタイプだと思ってましたが
水を浴びたらイケメンになるというこんな特徴を備えていたなんて…(えー

主人公補正といえば、この主人公のモテっぷりは相当すごいですね。ラノベ作品で主人公が無駄にモテまくるのはどんな作品にも共通してますが

・ある日主人公が新しい学校へ転校してくる
→転校初日の放課後、「ねえ私と2人きりで帰ろうよ!」とクラスの美少女Aが誘ってくる
→家に帰った後ぶらぶらしてると「あっ…こんなところで会うなんて偶然だね」とクラスの美少女Bに出くわす
→次の日学校に行ったら「ねえ私と2人きりでお弁当食べようよ!」とクラスの美少女Aが誘ってくる
→放課後になったら「あっ…こんなところで会うなんて偶然だね」とクラスの美少女Bに出くわして一緒に帰る
→怪我して入院したら「学校休むなんて心配したんだよ!」とクラスの美少女Aが1人で見舞いに来る
→病室でAとイチャイチャしてたら、「体の具合はどう?」とクラスの美少女Bも見舞いに来る
→AとBが顔を合わせたら険悪な感じになって「おいおい俺のために争うのはやめてくれよ」的な空気になる

どんだけモテモテだよお前!主人公補正ってレベルじゃねーぞ!
うーん、エリオに関しては主人公も色々やってあげてるんで惚れられても不思議じゃないんですが…
この2人に対してはマジ何もしてねーからな…転校したらいきなり寄ってきていきなりハーレム化したというスピード展開

・私は中学生の時に転校生になり、自転車通学でしたがリュウシさんのような人には出会えませんでした。
 俺と真の違いはいったいなんなんだ by シズク

主人公補正に決まってるだろ!(えー  補正のない俺達が受け身の恋愛をしようなんてそりゃ無茶ですよ
カイジ的に言うなら「起こらねぇーんだよそんな事は!あんただって分かってんだろ!?」という感じ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン



まあしかし、そんなクラスの美少女Aことリュウシさんってすごい顔可愛いですよね
マジで可愛いですよね、顔は。顔は。顔はな…(えー
ただ、そんなリュウシさんの今回もっとも可愛かった↑のシーンにおいて、テロップが上下同時のサンドイッチ攻撃を仕掛けるという
由々しき事態が…ち、ちくしょうめ!上だけのテロップなら気にしなかったでしょう、下だけのテロップでも気にしなかったでしょう
でも上下同時に現れるなんてこんなのありかよ!!おのれ…まあ肝心の顔が隠れていないのがせめてもの救いでしょうか
なんたって顔はリュウシさんの命綱だからな…顔は…(えー

最後に一言、今回主人公がエリオを自転車のかごに乗せるシーンがエロかった。すごいエロかった
なんでしょうかこの股をぱかっと開けてどうぞ召し上がれと言わんばかりの構図は(えー
エロすぎるぜエリオ!さすがメインヒロインのオーラは格が違うな…今までずっとぐるぐる巻きだった布団もやっと脱ぎ捨てたようで
これからが本番といったところでしょうか、だから作画は力尽きるなよ!絶対に力尽きるなよ!というわけで次回に続く

(C)入間人間/アスキー・メディアワークス/『電波女と青春男』製作委員会




アニメ感想:カードファイト!!ヴァンガード 第16話「チームQ4、地区大会へ」

「…クワドリフォリオ?」

「はい、イタリア語で”四つ葉のクローバー”という意味です。カイ君、カムイ君、アイチ君、そしてミサキ…
 4人が力を合わせて戦うんです、チーム・クワドリフォリオ…ピッタリの名前だと思いませんか?」

「ク、クワド、クワ、クワド…ああもう言いにくい!」

「ははは、それじゃあ普段はチームQ4としてはどうですか?」

さて今回のヴァンガードは、いよいよアイチ・カイ君・クソガキさん・ミサキさんの4人が地区大会へと乗り込む話…
その大会へ向かう途中、アイチ達は店長を交えてチーム名を決めているところでした。
そうして決まった名前がチーム・ニワトリフィレオ…マクドナルドの新メニューか…?:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

えー冗談は置いといて、決まった名前はチーム・クワドリフォリオ、略してチームQ4だそうですね
そんな話をしてるうちに、アイチ達を乗せた車は会場に到着しますが…

「わ、わあ〜!こんな大きな会場でやるなんて…」

「アイチお兄さん、地区大会は見るのもやるのも初めてですもんね!」

「ふん…」



って今日もまたミルキィキター!!
やはり現れたか!町をウロウロするだけでなく、とうとうヴァンガードの大会にまでやってきていたこの4人!
いやいやこれは…どうやらチーム・ミルキィホームズの参戦もあながち絵空事じゃなくなってきたな…
それと青い子は今日はハブられなくてよかったですね。(えー  それどころか一番目立つ位置を確保するなんて!

・アレルヤとコーデリアさん(ミルキィの青)を一緒にするなんてとんでもない!ネタキャラとしては超一級ですよ!
 ちなみに、まじめな話をしますと、ミサキさんと青さんは声優が同じため、
 15話の頭と立ち位置を揃えてみたと言うところでしょうか byKEY

って、な、なんと…?青い子とミサキさんには声優が一緒という共通点があったのか…
ぬう、それにこの動画を見てみると、確かに最初のミサキさんのシーンに対比させているようにも…う〜ん
あとはなんだかミルキィ本編で凄いネタキャラな子のようですが、その辺はまあせっかく再放送してることだし
レビューでもしながら確認していくとするか…(えー

(今日のファイトは3人一組の団体戦…出るのはカイ君、カムイ君、ミサキさんの3人で、僕は補欠なんだけど…)

「うーん、それにしてもミサキさん遅いですね…」

「ああ、ミサキは午後にならないと来られないって行ってましたから、
 たぶん決勝戦ぐらいには間に合うと思いますよ」

「え、えええ!?それじゃあ大会はどうするんですか!?」

「問題ないですよ、ちゃんと3人揃ってるじゃないですか」

「ええええーっ!?」

な、なんだとぉぉぉ!?ふ、ふざけるな!ここに来てとんでもないことを言い出した店長!
なんとミサキさんは急用につき大会のほとんどを欠席、決勝ぐらいしか出られる時間がないという…
がーんだな…出鼻をくじかれた…ミサキさんのいない予選大会なんてやる意味あんのかよ!(えー

《それでは一回戦を始めます!それぞれの先鋒はコンソールへ!》

「あ、あう、あうう…」

「お兄さん!頑張ってください!」

「コ、コンソールって、これ…?」

バシュウウウウウウ!!

「う、うわあーーっ!!」

そんなわけでミサキさんの代わりに、チームQ4の先鋒を務めることになってしまったアイチ…
対する一回戦の相手はスリーブラックス。黒ずくめの格好をした怪しげな奴らであります
それと地方大会ともなると、対戦台にすごいハイテク設備を使っているようでユニットやフィールドの様子が実際に映し出されるみたいですね
今までは「イメージしろ」の言葉通りに全部自分達の妄想フィールドで戦ってましたから
ここからがヴァンガードのバトルも本番といったところでしょうか

ちなみにヴァンガードはプレイヤーの分身という設定通り、ヴァンガードに選んだユニットには自分の顔が現れるようになりました
これで「俺達は惑星クレイに現れた霊体だ…俺が憑依したユニットがヴァンガードとなる…」という
カイ君の脳内設定が理解しやすくなりましたね(えー
それにしてもアイチがういんがるに憑依したこの図、どう見てもライブチェンジ・タテガミウルフだろ…
さすがこの番組はライブオンの後継者だぜ…

(C)ポプラ社/カードライバー翔製作委員会・テレビ東京

「スタンドアップ、ヴァンガード!リザードランナー・アンドゥー!!(POW6000)」

「鎧の化身・バーにライド!(POW8000)」

「ドラゴンナイト・ネハーレンにライド!(POW10000)そしてテージャスとジャランをコール!」

(えっ…!?こ、このパターンは…カイ君と同じ…!?)

「…」

「さらに魔龍聖母ジョカをコール!(POW6000)」

(ジョ、ジョカ…?カイ君と同じデッキのうえに、知らないユニットまで…!
 どうしよう…どうしよう…!)

「ふん…つまらん事で動揺しやがって…」

ところがアイチの対戦相手となった男は、偶然にもカイ君とほとんど同じデッキの使い手!
アンドゥー、バー、ネハーレン、テージャス、ジャラン…どれもカイ君がいつも使っているユニットばかりです
こうなってしまっては「あのユニットは!?カイ君…」「このユニットは!?カイ君…」「そのユニットは!?カイ君…」
もうカイ君のことしか考えられないアイチ。お前誰とファイトしてもカイ君のことしか考えてねーな!



「バーサークドラゴンのカウンターブラスト!
 お主の後ろに控えているういんがるには退却願おう!」

バシュウウウウウ!

「えっ、あ…!」

「ふふ…ジョカの支援を受けたバーサークドラゴンで、(POW18000)ばーくがるを攻撃!」

バシュウウウウウ!

「ううっ…!」

「続けてジャランの支援で、テージャスがふろうがるを攻撃!(POW18000)」

バシュウウウウウ!

「くぅ…!?」

「これで残りはお主だけだぁ!シャーッハッハーッ!!」

ズッバアアアアン!!

「うわああああーっ!!」

ああそして、立て直す暇を与えてもらえないまま一気に追い詰められていくアイチ!
展開していたリアガード達を全員粉砕され、ただ一人残ったヴァンガードがボコられていく一方…
こりゃ逆転するのも相当厳しいでしょうなあ…またしてもアイチの戦績に黒星がひとつ追加されてしまうのか。次回に続く!

(C)ヴァンガードプロジェクト/テレビ愛知


5月10日

アニメ感想:バトルスピリッツ ブレイヴ 第32話「迫り来る青のデッキ破壊 月光神龍ブレイヴ不能!」

「ほう、新しいカードか…ザック、ご苦労だったな」

「そんな…これで肩の荷が降りました。それに、俺もバローネ様に会いたかったから…」

さて今回のバトスピですが…いきなり謎のホモ男が登場するところから始まりました(えー
いきなりなんやねんこのホモ男は!「バローネ様…会いたかったです…」って最初に言うことがそれかい!
えー、ともかくこのザックという男、人間でありながらバローネ様の忠実な部下のようで
今回は危険な旅を経てバローネ様にニューカードを届けにやってきたという…

「君かい?バローネを追ってきたっていうのは」

「…!馬神ダン…!」

「話は聞いたよ、色々大変だったみたいで…」

「ハッ…簡単に言いますね。あなたには市井の人の気持ちなんて分かりませんよ。
 この船のようにいつも高見の見物だ(すたすた)」

「ちょっ…!なによあの言い方は!!」

って、ダンさんが目の前に現れた途端、急にモロ不機嫌になって「何いきなり話しかけてきてるわけ?」と吐き捨てながら
さっさと部屋を出て行ったしまったザック!な、なんなんだこいつ…バローネ様はあんなに大好きなくせに、ダンさんのことは大嫌いなのかよ
いや…むしろバローネ様を好きすぎるせいで、ダンさんに敵意を向けてるとか?
「貴様が馬神ダンか…俺のバローネ様を誘惑しようとするお邪魔虫めが!!」ぐらいのことは
思ってるかもしれません:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

バッシイイイイイン!!

「もう!なんなのよあいつ!ダンにあんな言い方するなんて…!
 バローネもビシッと言ってやればいいのよ!!」

ああしかし、そんなザックの態度に全然怒りが収まらず、自室に戻ってからも一人ドタバタ八つ当たりしていたまゐたん!
うーむ、ダンさんをバカにされた事がよほど腹に据えかねているようですな。そりゃ結婚してるもんなー(えー

「はぁ…ダンの苦労も知らないで…」

「(すっ)」

「え…?私に?」

「ああ」

「ありがとう…」

「大丈夫。俺、怒られるの慣れてるから」

「ダン…」

って、うおおおお!?なんとその時、スッと差し入れの紅茶を持ってその場に現れたダンさん!
ダンさんマジ気配りのできる男!そもそも自分のことを悪く言われてるのにこの余裕…大した器の持ち主ですよダンさんは
というかまゐたんの部屋に無断で入って紅茶作ってもOKな関係ってこの2人マジ結婚しすぎだろ
いやはや…ダンさんの部屋にまゐたんが無断で入るシーンは何度も見ましたが、まさかその逆も余裕でOKだったなんて!
なにせ年頃の女の子の部屋ですからね、それをこうも自由にしているならやはりやることやってそうだな…(えー

「ぶふぅ!?に、にがっ!!」

「え…?」

「これ、何杯入れた!?」

「ぜんぶ!ぜんぶー!」

「大さーびすー!」

がしかし、お味の方はゲロマズで思わずぶばーっと吹き出してしまったまゐたん!
聞いてみれば、ダンさんはまゐたんが貯蔵してあったお茶っ葉を何箱も全部ブチ込んでこのお茶を煎れたんだとか…
そりゃとても飲めないわな…ああしかし、こういう風に崩れた表情するダンさんっていうのも久しぶりだなあ
最近になってちょくちょく穏やかな顔をするようになりましたが、こういうギャグ顔っていうのは全然なかったですからね
ダンさんもようやく殺伐とした世界から抜け出しつつあるということなのか…



「ふへへへへ…こうしてバローネの兄ぃと戦えるなんてねぇ。ネクサス、闇の聖剣を配置!」

「フン…ネクサス、光の聖剣を配置!」

「なに!?」

「光の聖剣LV2の効果!自分のブレイヴスピリットが破壊された時、
 そのブレイヴスピリットのブレイヴを残し、スピリットだけを手札に戻す!」

「バッ…バカな…!」

「俺の月光神龍は不死身だ」

さあそして今回もやって参りました、「新カードのかませでーす」とやられるために現れた獄龍隊の人が(えー
今回のバトル担当はバローネ様…そして早速ザックからもらったカードを使っております。その名も光の聖剣!
明らかに闇の聖剣を意識した名前のカードですが、闇の聖剣が「ブレイヴスピリットを疲労させる」という効果なのに対して
光の聖剣は「破壊されたブレイヴスピリットを分離させ、片方は場に復活、片方は手札に戻す」という効果なんですね
要するにお互いの効果は全然関係ねーんだなということでしょうか…(えー

この光の聖剣が一番役に立ちそうなのって、闇の聖剣より親父殿のダークヴルムノヴァとの戦いなんじゃないですかね
ダークノヴァはブレイヴスピリットと戦う時にBP+10000の効果を持っているから、ブレイヴスピリットも簡単に破壊されてしまうけど
そうなった時はこの光の聖剣の出番というわけですよ。うーん親父殿は一体ダンさんとバローネ様のどっちが倒すんだろう…次回に続く!

(C)サンライズ・メ〜テレ




アニメ感想:プリティーリズムオーロラドリーム 第4話「イースターは胸キュン体験!」

「ここが超人気ショップ、プリズムストーンだよ!」

「へぇ〜…」

「ああ〜このアクセかわいい!これもこれも!ああ〜!」

「ふふ。あいらって、本当にここの服が好きなんだね」

「えっ…コ、コーリングス!?」

さて今回のプリティーリズムですが、あいらとりずむが超人気のファッションショップへ遊びに来ている場面で始まります
オシャレ好きで商品を見るなり大興奮のあいら、さほどオシャレに興味がなく「へー」と淡白な反応のりずむ…
ところがそんな2人の前に現れたのは、男性3人組アイドルユニットのジュピター コーリングスでした

「りずむもあいらみたいに、もう少しファッションに興味を持った方がいいんじゃないかな」

「むっ…どーゆー意味!?」

「りずむは可愛いんだから、もったいないってこと」

「えっ…?あ、あう…」

って、な、なにぃ!?最初は明らかにジュピターに対して「ちっスカした野郎どもが」と嫌な顔をしていたりずむでしたが、
「可愛いよりずむ」と誉められた途端真っ赤になってデレデレに!りずむ結構チョロいなおい!(えー
ふーむ、この間のコーデ回であいらにデレまくっていた様子からして、りずむはてっきり百合キャラなのかと思ってましたが…
単に誉め殺しに弱い性格で「可愛いよりずむちゃん!」「可愛いよりずむ」と言われると、照れ照れになってしまうってことなのかな?

「でも、どうしてコーリングスさんがここに?」

「ふふふ、それはねぇ…実はショウはここのデザイナーをやってるんだ!」

「えええーっ!?す、すごーい!!」

「それで、今はこのショッピングモールを盛り上げるためのイベントを考えてるんだけど…」

「りずむ、何かいいアイデアはない?」

「えっ!?そ、そんなこと突然言われても…」

って、アイドル稼業の他にファッションデザイナーとしても働いていたジュピターのリーダー格・ショウ!
近々この店で何か特別なイベントをやりたいと考えているようですが…しかしジュピターの3人で考えても全然いい案が浮かばないようで
いきなり「なあちょっといいアイデアくれよ」とりずむに無茶振りを始めました
お、お前いきなりそれは唐突すぎんだろうが!そんなこと言われてもすぐに答えられるわけが…

がしっ

「お願い!君達の力が必要なんだよ!手伝って!」

「(ぼんっ)う、うおおおーーっ!!超まかせてぇーっ!!
 なんとしてもイベントは成功させますからぁーっ!!」

ゲェー!?ところが今度はジュピターの一員・ワタルにずいっと迫られて、またデレまくりながら全力で手助けを誓うりずむ!、
りずむマジちょろい女  まさかここまでイケメンに弱い子だったとは…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「そうよ簡単!私たちとコーリングスのスーパープリズムショーで決まりよ!」

「うーん…普通かな…もちろんショーはやるけど、どうせならこのプリズムストーンならではのイベントにしたいんだ
 それでいて、お客さんも一緒に楽しめるような…」

「え、う、うーん…」

「あっ…そうだ!イースターはどうでしょう!」

「…?イースターってなに?」

「新しい命の誕生をお祝いするイベントだよ、だから卵とかがシンボルなの!
 例えばイースターエッグのオリジナルペイントコンテストを開催したり、
 お店のグッズを入れたイースターエッグ探しのイベントとかどうかなって!」

「ふんふん…そういえば聞いたことあるよね、イースターエッグとかイースターバニーって。
 ただ、あまりメジャーなイベントじゃないけど…」

「だからこそです!あまり知られてないから、このイベントをプリズムストーンでやったらカッコいいって思うんです!」

「なるほど…!面白そうだね!」

って、結局イベントのアイデア出しに貢献したのはりずむではなくあいらの方でした
「この店ならではのイベントにしたい」という要望のために、日本ではあまり見かけないお祭り・イースターのイベントをやってみようと…
イースターかぁ…かくいう私もそんなお祭りが存在することすら全然知りませんでしたね

調べてみたら、イースターというのはもともとキリストが処刑されてから復活したことを祝うお祭りなんだとか。
新たな命の誕生を象徴とするお祭りなので、あいらの言う通り卵をシンボルにしているみたいですね
そういえばしゅごキャラも卵に関する作品だったせいか、敵組織がイースターって名前だったなあ

こういうお祭りって、日本人の知名度的にはクリスマス>>>>>ハロウィン>>イースターって感じだよね…
ハロウィンはけっこう浸透してるけど、「ハロウィンっていつやるんだっけ?」ってすぐ日付を忘れるんだよなー(10月31日)
ちなみにイースターの日付は毎年変動するようで、4月ごろが大体のシーズンになるみたいですね

「あっヒビキさん、それは?」

「本場ではチョコでかたどったイースターエッグを配るって聞いたからね。だから…どうぞ召し上がれ!」

「(むぎゅっ)んもがっ!?」

「んむんむ…おいし〜!」

「どれ…(ペロッ)ん〜グッテイスト!」

「は、はうっ…!」

ところがその時、客に配るためのチョコ型エッグを味見しようと持ってきたヒビキ!
まずあいら達の口にむぎゅっと突っ込み、自分も指についたチョコをペロリとなめますが…
それを見たりずむがまたしても発情してしまいます  お前はほんとイケメンに弱いやっちゃな!
ヒビキにデレてワタルにデレてまたヒビキにデレるとは…せめて1人に統一してくれないもんか:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「ぬおおおおお!!い、いける!今日はかっとべる!
 今なら私、すんごいジャンプができる気がするーっ!!きゃっほおおおおおい!!」

ずどどどどどど

「あ、ちょ、ちょっと!りずむちゃーん!!」

シュッパアアアアン!!

「カラフルチョコパレードォーーッ!!」

って本当に新技キター!!なんなんだお前はー!!
なんて奴だりずむ!いまのヒビキとのやり取りで気合いMAXでのショーを開始した結果、
新たなプリズムジャンプのカラフルチョコパレードを習得!ハートフルスプラッシュの時はあれだけ苦労してたのに!

「おお…!やるねぇ!」

「最っ高にかっとんじゃああああーーう!!」



かっとビングだぜ!オレ!!ああ、このりずむのめちゃめちゃ嬉しそうな表情ときたら
こんな顔をされてしまったらさすがに認めるしかないですな。もうワタルに浮気するんじゃないぞりずむ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
それにしても…実はヒビキの声優を務めているのは遊戯王GXの十代なんですよね
十代に元気づけられてかっとビングするというこの展開…これは遊戯王ファンとしてはニヤニヤせざるを得ない

「ねえ…なんかあの子達、今日はキャピキャピしてない?」

「そうですねえ…青春ですねえ…」

「は、はあ…?」

「(じーっ)」

(あっ…ショウさんがこっちを見てる…!?ど、どうしよう…ドキドキが…ドキドキが…!)

シュッパアアアアン!!

「胸キュンハンター!ずっきゅん!!」

あいらお前もかー!!ま、またしても新技習得なのかよ!
あいらお前…さっきからりずむのデレっぷりばかり目立ってましたが、あいらもジュピターの一員・ショウにしっかり惚れていたようで…
でもそのネーミングセンスはどうにかならんのか…(えー
「胸キュンハンター・ずっきゅん」これが技名かよ!おいおいこの番組はいちおう女の子の流行を先取りする情報番組なのに
「キャピキャピしてる」だとか「胸キュン」だとかこんな死語を連発しちまって大丈夫かよ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

ワアアアアアア!!

「やったじゃんあいら!」

「よくやったわ!跳べないプリズムスターは卒業よ!
 ショーも成功したことだし、今日はお祝いよ〜!」

「あ、あはは、自分でもびっくりしてて…なんで跳べたんだろう…?」

「プリズムジャンプは心の飛躍。心のときめきは、ジャンプのきらめきなのさ」

って、あいら達のショーが大盛況に終わったその時、敏腕マネージャーの純さんが今のジャンプの解説を…
心のときめきがプリズムジャンプの原動力…つまり恋をすればするほどすごいジャンプができるようになるってことですか
にしても相変わらず恥ずかしいセリフをサラッと言うねこの人は(えー 
たったの4話ですでに純さん名言集とか作れそうなレベルなんだが…

「あいら、少しはプリズムショーを好きになった?」

「えっ、は、はい…」

「そっか、じゃあこっちに来て(ぐいぐい)」

「えっ、ショ、ショウさん!?」

「目をつぶって…」

「え…?」

「早く…」

(な、なに…?なになに、なに!?)

って、ステージ衣装から私服に着替え終わったその時、グイグイとあいらを人気のない場所へ連れ出してしまったショウ!
さらに「目をつぶって…」と迫り始めたという…ショウさんつまみ食いする気満々ですな…(えー
しかし想い人のイケメンにこんなこと言われてしまったら、とてもあいらが逆らえるはずもありません
戸惑いながらもあいらは言われた通りに目をつぶり、そして…

「いいよ…目を開けて…」

「…えっ!?こ、これって…!」



うっぎゃあああああああーー!!な…な…なんだこれはー!!
きもすぎる!あいらの目に飛び込んできた光景はまさに地獄絵図!そこには無数のキモマスコット・ラビチが大量に並んでいたという…
1体だけでも嫌なのにこんな大量に並べるなんてどんな嫌がらせだよ!(えー
つくづくラビチはなんでこんなに可愛くねぇデザインなんだろう:;y=_ト ̄|○・∵. ターン

「わああ〜!!ラビチがこんなにいっぱい!」

「ふふ、驚いた?プリズムストーンの新製品、幸せを運ぶイースターバニーさ!」

なっ…し、幸せを運ぶ人形だとぉ!?ショウのやつ何をトンチンカンなこと言ってんですか!
どう見ても呪いの人形じゃねえかこれ!(えー
えー、ともかくショウ的には「ウチの店の新商品はラビチの人形なんだよ」ということを教えたかったようですが…
み、見える、見えるぞ、大量に売れ残って在庫の山となり「なんでこんなもん作っちまったんだろう」と落ち込むショウの姿が…
どんな判断だ、金をドブに捨てる気か!(えー  というわけで次回に続く

(C)TOMY/syn Sophia/テレビ東京/PRA製作委員会


5月8日

むふふ…野望のからくり屋敷を見ていたら
よんでますよアザゼルさんが褒められているじゃなイカ
それを聞いたら私も鼻が高いでゲソよ

なぜならアザゼルさんは私と同じで
水島努が監督を務めている作品でゲソからね
言うなれば姉妹作品みたいなものでゲソ
「漫画はあまり興味なかったけどアニメではまった」
はんぺらさんも言っていたでゲソが、
水島監督は漫画作品をアニメ化する手腕が
とても優れていることで有名なのでゲソ
私はその最たる例でゲソね!
ニコニコ大百科にもそう書いてあるので読むといいでゲソ
アザゼルさんの放送前は水島監督も
「ついに一件の取材も版権絵の依頼もないまま、
 オンエア突入です(笑) とりあえずスルーしないで、
 よんでますよアザゼルさん、みんな観てね(汗)」
と、まるで注目されていないことを
ブログでずいぶん嘆いていたでゲソが…
今では人気を獲得できたみたいでよかったじゃなイカ!
BDの予約も順調で、日常や電波女と
いい勝負をしている最中でゲソね!


アマゾンランキング
95位:よんでますよ、アザゼルさん。Blu-ray VOL.1
103位:電波女と青春男 1 [Blu-ray]
118位:日常のブルーレイ 第1巻 [Blu-ray]

このまま100位前後をキープできれば、
採算ラインの3000〜4000枚は
十分クリアできるでゲソよ!頑張るでゲソ!
1067位:アスタロッテのおもちゃ!1 [Blu-ray]

でも…アマゾンランキングといえば
やばすぎるのがロッテのおもちゃなのでゲソ
1000位前後をずっとうろうろしてて
上がる気配がないでゲソ…

このままでは1000枚未満の爆死コース確定でゲソ
そうなったらディオメディアはどうなるのでゲソ!?
私の二期が始まる前に会社が終わるなんて嫌でゲソ…
それに比べてこいつらの高さは一体なんでゲソ!
あきらかに数万レベルのバカ売れ確定じゃなイカ!


4位:魔法少女まどか☆マギカ 2 [Blu-ray]
5位:TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 1 [Blu-ray]
11位:あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1 [Blu-ray]

まどっちは見切ったし
タイバニは放送してないし
あの花はミルキィ(再)の裏番組でゲソ!
私の見てないアニメばっかり売れるのは
いい加減どうにかするでゲソ!

(C) 安部真弘(週刊少年チャンピオン)/海の家れもん




アニメ感想:逆境無頼カイジ 破戒録 第4話「逆襲の糸口」

「はーい皆の衆、一ヶ月の勤労ご苦労様!今日はお待ちかねの給料日です!」

【月に一度、先の見えぬ地下生活に訪れるささやかな癒し!だがカイジにとっては思い知らされる日…!】

「それではお待たせしましたー!45組の皆さん!」

【カイジを含めた6人の男たち…!受け取る給料は2ヶ月先の前借り!
 いずれもカイジと同じ、博打で借金地獄に落ち、4万5000しか受け取れぬ男たち!
 カイジを含むこの男たちは、侮蔑を含めてこう呼ばれていた!45組!】

(くそっ…!冗談じゃねえ…!耐えてみせる…50万を溜めるまで…!外へ出るんだ!!)

前回はチンチロで班長たちに大敗北を喫し、とうとう2ヶ月先の給料前借り生活に叩き落とされてしまったカイジ…
しかしそんなように班長にハメられたのは、カイジだけではありませんでした。
同じように負け組生活を強いられている哀れな「45組」が6人…
そんな仲間たちの消え入りそうな姿を見て、カイジはなんとしてもこの生活から脱出しようと固く心に誓いますが…

【だが、わずか一週間で揺らぐ決意!代わりに頭をもたげてくる発散の欲望!
 快楽の行使!ダイブしたい、欲望の海に!】

(あああっ…!もう…なんでもいい…!崩れ落ちたいっ…!!)

が、一週間ともたずにせっかくの決意も消えてなくなるカイジ!
は、早い、早いよお前!ついさっきまでギラギラと狂犬のような雰囲気を放っていたというのに、
今のキャインキャインとエサが恋しくて仕方ない捨て犬みたいな顔はなんじゃそれ!一週間で変貌しすぎだろ!
ああ、絶え間なく自分を誘う贅沢の甘い罠、それを辛抱するのに疲れ果ててしまったカイジは、もはや何もかもがどうでもよくなり
ヘナヘナと売店へ向かってしまいます。もはやこれまでか…

ガシイッ!

「カイジさんっ!ここで使っちゃダメですよ、頑張りましょう!!」

「え…?」

「俺もカイジさんと同じ気持ちです!非願は1日外出券ですよね!」

「あ、ああ…」

って、あ、ああ!?まさに天の助け!カイジがたった今道を踏み外そうとしていたその時、
力強くそれを受け止めて「誘惑に負けちゃダメだよ!」と説得してくれた一人の男!
こ、心の友よ!お前こそまさに同志!どうやら目的を同じくする仲間のようで、カイジにとっては実に頼もしい存在です

「そう、一日外出券!それを今夜大勝ちして、ゲットしようって言うんでしょ!?」

「は…?大勝ち?」

「チンチロですよチンチロ!今夜こそは俺、絶対いけると思うんですよね絶対!
 頑張りましょうよカイジさ〜ん!」

【この三好という男、賭場でのカイジの有り様を見ていたにも関わらず、
 たまたま自分が勝ったことに気をよくして、その後も毎回賭場に参加!
 気がつけば前借り生活!カイジと同じ45組に落ちたクチ!】

(…はぁ…救えない男…博打好きでお調子者、たまに勝つと有頂天になって
 すぐに転落…100%人生を失敗するタイプだ)

あ…?あ…?な…なんじゃこのダメ人間の典型みたいな本性はーー!!
ふざけるな三好!カッコいい登場した同志かと思ったら単なる身の程知らずのギャンブル狂いかよ!
頼れる奴だと思った俺がバカだった…というか三好の「絶対いけますよ絶対!」っていうこのセリフって、
「今度は俺絶対負けないっす絶対!ギャンブル紹介してくださいよぉ〜!」って
遠藤に言ってた第1話のカイジ
にそっくりじゃねーか!どっちもダメ人間だよ!

「俺は…博打なんてしない。地道に50万貯める」

「何言ってるんですかカイジさん!?地道に50万貯めようなんて
 俺達には絶対無理です!なぜなら意思が弱いから!」

「うぐ…!」

「ほらほらぁ、チンチロの出目にもいくつか傾向があるんですよ!
 いやあ班長の目はいつも強くって…」

「…ん?」

「あーこことか、ここなんかも…」

「な…っ!?(がばっ)」

「あっちょっ、な、なにするんですか!?」

(…偶然か…!?大槻がいい目を出す時は、必ず両隣に石和と沼川がいる!
 俺が負けた時も…あっ…!?待てよ、サイコロってのは立方体だから…こう見ると…こう…!)

ところがその時、三好の話を聞いているうちに班長が何度も不審な勝ち方をしていることに気がついたカイジ!
今までのデータを振り返ってみると、勝負どころで異様に強い目を出すことが多かった班長、
そして班長がそういう勝ち方をする時は、決まって両隣に腹心の部下が座っていたという…
つまり、この部下2人を使ってイカサマを行っていたということか…さらにカイジは、サイコロの形に考えを巡らすうちに
そのイカサマの正体にも気づいてしまったようで…

(ぐ…偶然なんかじゃねえッ!!許せねえ!あの野郎…あの野郎…!
 許せねえっ…!許してたまるか!!)

「くっそおおおおーーっ!!」

「カ、カイジさん!?」

(ぐっ…しかし…殴ってどうなる…!?殴りつけて怒鳴りつけて…そんなんじゃ…
 何も変わらない…!変わらないんだ…!くそっ…!どうしたらいい、どうしたら…!)

そんな班長のイカサマに気づいた瞬間、ハラワタが煮えくり返るような激しい怒りに襲われたカイジ!
すぐにでも班長をボコボコに殴り倒してやりたい衝動にかられますが…
しかし、今班長を殴ったところで一時的に気分が晴れるだけ…この借金生活から逃れるという根本的な解決にならないわけで…
カイジはぶるぶると怒りと悔しさにまみれながら、なんとか班長を勝ち組の座から引きずり下ろし自分も負け組から脱出する道を探し始めます

(仮にあの野郎のイカサマ現場を抑えたとしても、「初めてだ、出来心だ」とか言って
 せいぜいその勝負を倍払いで済まして終わりだろう…そんな世間ズレした、
 ぬらりとしたやり口でくぐり抜けられてたまるか…!もっと致命的、壊滅的な打撃を…!
 そのためにはまず、数だ…奴を完全にぶっ潰すには、頭数が必要だ!)

【カイジが近づいたのは、45組の男たち!
 今宵も勝負に敗れスカンピン、どん底の負け組!】

「…つくづくお前らって、負け組だよな!!」

「あん…?」

「鏡を見てみるといい、揃いも揃って典型的なダメ人間…!
 クズでございってツラが映るからよ!」

って、カ、カイジは何を!?班長を倒すために仲間を集めようと、同じ境遇の45組の下へ向かったはいいものの…
どういうわけか、「こんにちは負け組のみなさん!このダメ人間のクズどもが!」と思いっきりケンカ売りまくり!
当然45組の面々はカンカンに怒ってしまいます、一体どうするつもりなんだカイジ…

「…いきなりなんだテメエ!」

「ひ、ひどいですよカイジさん!」

「俺もだ」

「え…?」

「俺も同じ…気がつきゃ人生の隅っこ、世間の片隅…そこが指定席…!
 落下に次ぐ落下、学校でも社会でも落ち続ける人生…こんな地の底まで落ちて…
 ここでもまた負け組か…!?仲間かと思った班長にも食い物にされてよ…
 気がつきゃ給料の半分をピンハネ、なんだこれ…!?」

「…」

「そのうえ…みんなも聞いたことあるだろうが、班長たちはビールやツマミを売った利益を
 帝愛と折半してるらしい」

「う…」

「そこに俺達からピンハネした金額を合わせると…
 一体いくら班長たちの懐に入ると思う?ざっと計算して、72万だ」

「な…72万!?」

わたしの戦闘力は53万です(えー

うーむなるほど…45組の面々に対して、自分達がいかに負け組か、そして班長がいかに甘い汁を吸っているかを切々と語るカイジ…
こうすることで、班長を倒したいというみんなの気持ちをひとつにするつもりなんでしょう
実際、自分達から搾取しまくって毎月72万も荒稼ぎしてるなんて絶対に許せませんわな…
カイジ達があれほど切望してる1日外出券も、班長は毎月買ったってお釣りが来るぐらいなんですから…

「このまま大槻達が潤い続け、俺達がそれを支える…それでいいのかよ!!」

「…ぐっ…!」

「今ここで立たなかったら…俺たちは生涯、奴隷だ!!」

「ど…奴隷…」

「いいのかよ負け組のままで!俺が勝ちへの道を示す!大槻を倒して大金を得る!
 勝つんだ!俺たちが!!」

「う…う…」

そして45組の心を揺さぶる言葉を次々と投げかけ、打倒大槻に向けての意識を統一しようとするカイジ!
しかし45組の面々は、それでもまだ踏ん切りがつかずにいるようです。確かにカイジの言葉に揺さぶられていはいるようですが…
もはや戦うための牙すらも失ってしまったんでしょうか

ばさっ

「ここに3万ある…俺の手持ち全額だ。みんなも出してくれ、手持ちの金全部!」

「えっ…て、手持ちを全部…!?」

「そうだ…どうせスッカラカン同然なんだろ、早く!」

「あ、ああ…」



ばさっばさばさっ

「…合計で6万2700か…これから3ヶ月、この金でしのぐ。6人でギリギリ切り詰めて…
 晴れて正規の給料9万をもらえるようになったら、大槻を殺(と)る!!」

「えっ…!?」

「もういい加減勝とうじゃないか!重ねろ…!
 この最初で最後の奇襲に乗る者は、俺の手に!手をッ!!」

「…お、俺…1300しか出してねえけど、いいのか…?」

「関係ねえ」

「ワ…ワシは今年もう42になるんだが…」

「そんなこと関係ねえ!!」

ってその時、6人の全財産であるなけなしの6万ペリカをかき集め、全員協力しての生活で前借り地獄からの脱出を提案したカイジ!
そして再び給料9万に戻った暁には、全員のそれを賭けて班長を完膚なきまでに叩き潰し、今までに搾取された借りを返そうという…
これまでずっと尻込みを続けていた45組ですが、「いい加減負け組生活から卒業しよう、何だろうと関係ねえ、一緒に勝とう」という
カイジの熱意にとうとう突き動かされ、1人また1人とカイジの策に乗っていくことに…

「…あと1人、どうする」

「ぐっ…」

「前田さん…!」

「俺は…ずっとぐうたらでその日暮らし…ダラダラグズグズ生きてきた、
 でも…本当は、ずっと待ってた…なんとか立ち上がるきっかけを…!
 一人じゃどうしても出来なかったが、今度は…!」

「立ち上がって!勝つんだッ!!」

「…!!」

バンッ!!

そして最後の一人・前田も、とうとう意を決して再起の輪に入り45組完全結束!
負け続けてきた男たち、一人では何もできなかった男たち、それが歯を食いしばって力を合わせ、もう一度返り咲こうと覚悟を決める!
うーむ…これは班長との戦いであるのと同時に、ダメ人間だった自分との戦いなのかも知れませんね。次回に続く!

(C)福本伸行/講談社・VAP・NTV


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