8月7日
・すごい今さらなんですが、大志さんがアイマスのレビューをしていることが結構意外というか、何というか・・・・
自分の中での大使さん像は、メジャーっぽいものや流行物に対しては「けっ!くだらねーぜ」みたいな態度をとる人だと
思っていたもので・・・・そんな自分は、アイマス多分放送されないと思いますので、ニコニコで見ようと思います。
いやぁ…私は別にメジャーなものが嫌いなわけじゃないですよ、むしろアニメを作る以上は絶対に売れなきゃならないと思ってますよ
だってアニメは遊びじゃなくて商品として作られるわけですから。
商品って会社の業績を上げるために作られるもんですから。
だから売れない商品というものはそれだけで無意味になっちゃうし、そうならないためにも
自分の好きなアニメにはなんとしても売れて欲しいと思ってるんですよ
(C)神楽坂淳/徳間書店・東邦星華桜花会 けど…売れねぇんだよ…俺の好きなアニメに限って売れねぇんだよォォォォォォォ
なんでこうなるのか全然わかんねーよ!なんでだよ!
今思えば、大正野球娘とかも結構売れるんじゃないかなと自分では思ってました
なんか色々各地で盛り上がってた気がするし、今で言うなら花咲くいろはぐらいの位置には行けるんじゃないかなと
けど結果は1000枚で爆死。いや…なんで?1000枚ってお前…そこまで人気ない作品じゃなかったろ!?
(C)勇人/スクウェアエニックス・はなまる幼稚園保護者会それにはなまる幼稚園なんかもそれなりに売れるだろうと思ってました、全体的にすごい作画よかったし
私自身は言うまでもなく葵&草野先生派ではあったけど、世の中のオタ達は小梅&さつきに食いつくだろうと思ってましたからね
けいおんの澪とかが好きな人はさつきにも寄ってくるだろみたいなことを考えてたわけなんですが
けど結果は1000枚で爆死。いや…なんで?そこまで売れない作品かこれ?なんで?
WORKING!!:32,400枚
咲:10,467枚
セキレイ:9,883枚
バンブーブレード:5,840枚
荒川アンダーザブリッジ:4,950枚
天体戦士サンレッド:4,102枚
はなまる幼稚園:990枚
他のヤングガンガンアニメは必ず4000枚は売り上げている優良コンテンツだというのに
なんではなまるだけ爆死するんだよ!なんでだよ!
WORKINGがあれほど売れる理由が俺にはさっぱり分かんねえよ!!(えー
はあ…そういえば化物語やまどか☆マギカも、人気があるから嫌いってわけじゃありませんでした
私がこの2つを見切ったのはまだ世間で騒ぎになる前ですから、純粋に「内容が俺には合わないアニメだな」と思って
雑記でいろいろ文句言って見切ることにしました。
そしたらこいつらは80000売れてアニメ界の頂点に君臨しました
いや、なんでだよ…なんでこうなるの!?俺はそんなに世間と感覚がズレてるの!?こんなの絶対おかしいよ!!(えー
そんな中で唯一、俺の評価したアニメできっちり売れてくれたのがイカちゃんでした
最初は私も世間からもまったく期待されてませんでしたが、回を重ねるごとに
俺も世間も評価をどんどん上げていったあの感じ…
生まれて初めて俺と世間が一緒になって盛り上がっていったんですよ!
いやぁ…あの感じは絶対にイカちゃんでしか味わえないものだったなぁ…
そういう意味もあってイカちゃんは俺の中で全てを超えた神アニメです。もうこんな奇跡は2度と起きないだろうなー
あ、そういえば、そんなイカちゃんの売り上げについて詳しいことをまだ語ってなかったですね
イカ娘BD
1週計
2週計
3週計
最終的な数字
01巻
6,181
---
7,598
7,598
02巻
6,191
---
---
6,191
03巻
8,574
8,954
---
9,183
04巻
3,126
3,715
6,132
6,309
05巻
5,671
6,072+DVD486
---
6,558
06巻
5,436
6,064
---
6,064
これが全6巻の売り上げの記録になります。3巻だけドカンと伸びてるのはミニイカ娘の回が収録されていたためですね。
さすがのミニイカ人気ですが、しかしそれより何より凄いのは実は第4巻の売り上げなんですよね。
4巻の数値を見てみると、1週目の売り上げが3000程度と他より大きく落ちていることが分かります
これはどうしてかというと発売が東日本大震災の直後だったんですよね
あの震災が起こったのが3月11日、そしてイカ娘4巻発売日が3月16日…
あれほどの悪夢から本当にわずか数日後の発売でした、まだ日本中が大混乱している最中で
とてもアニメBDなんて買ってられる状況じゃなかったですね。
そのために1週目の売り上げが3000まで半減し、2週目になっても回復の兆しはなく3700止まり。
あの当時は「まああんな震災があっちゃしょうがないよな…4巻はもうこれ以上伸びないだろう」と誰もが思っていたんですが
なんと3週目では6000まで持ちなおすという奇跡の超回復
これには本当にビックリしました、3週経ってある程度普段の生活が戻ってきたためなんでしょうが、
まさかこんな時期でも買いに走るほど世間がイカ娘を評価していたとは…
1巻1週目:6,181
2巻1週目:6,191
4巻3週目:6,132
5巻2週目:6,072
6巻2週目:6,064
というかこの辺のブレなさは本当に凄いですよね、大災害があろうが何があろうが必ず6100人がイカ娘を買いに走るという
すさまじい安定ぶりで、イカ娘6100の精鋭と2chのBD売り上げスレで評判になってました
いやアニメBDっていうのはね…普通は巻数を重ねていくごとにどんどん右肩下がりになっちゃうもんなんですよ
実際、イカ娘と同じく1巻の売り上げが7000台のアニメを色々集めてみると
侵略!イカ娘
巻数 累計
01巻 7,598
02巻 6,191
03巻 9,183
04巻 6,309
05巻 6,558
06巻 6,064○ゼロの使い魔1期
巻数 累計
01巻 7,927
02巻 6,121
03巻 5,038
04巻 4,710
05巻 5,174
06巻 6,306○ギャラクシーエンジェル1期
巻数 累計
01巻 7,070
02巻 8,212
03巻 6,487
04巻 5,358
05巻 4,514
06巻 4,106○探偵オペラ ミルキィホームズ
巻数 累計
01巻 7,646
02巻 6,850
03巻 5,631
04巻 5,603
05巻 5,447
06巻 5,329○xxxHOLiC
巻数 累計
01巻 7,341
02巻 6,087
03巻 5,595
04巻 5,201
05巻 4,384
06巻 4,321乃木坂春香の秘密
巻数 累計
01巻 7,161
02巻 6,140
03巻 5,507
04巻 5,315
05巻 4,500
06巻 4,507生徒会の一存
巻数 累計
01巻 7,632
02巻 6,809
03巻 6,096
04巻 5,362
05巻 4,689
06巻 4,815○苺ましまろ
巻数 累計
01巻 7,351
02巻 6,164
03巻 4,429
04巻 4,808
05巻 4,784
06巻 4,443こんな感じで、どれも3巻あたりから6000を切ってしまってずるずると後退していくんですよ
最終的にみんな5000も切って4000台になっちゃってますね、この表でそうなってないのは唯一ミルキィだけでしょうか
それぐらいBDの売り上げをキープするのは難しいわけです
それほど安定した人気のイカちゃんは
非常に優秀なコンテンツってわけですよ!
イカちゃんマジ羽ばたいてんな!
28,350:俺の妹がこんなに可愛いわけがない 1
18,791:とある魔術の禁書目録U 第1巻
15,500:STAR DRIVER 輝きのタクト 1
12,311:薄桜鬼 碧血録 第一巻
78,237:魔法少女まどか☆マギカ 1
38,885:IS <インフィニット・ストラトス> 第1巻
44,711:あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 1
26,161:TIGER&BUNNY(タイガー&バニー) 1
21,854:青の祓魔師 1
16,225:STEINS;GATE Vol.1
14,260:銀魂’ 1
ま…とはいっても
世の中上には上が
いるわけなんでゲソが…(えー
いやぁ…最近は数万クラスの化け物作品がバンバン出ててすさまじいですな…
特にあのインフィニットストラトスが4万も売れるとか誰が予想したよ
38000ってハルヒ・らきすたとまったく同じ超大ヒットレベルですよ!とても信じられん…
アニメ界歴代最強クラスのまどかまで出現してますしねー、強すぎだろこいつら
9,702:花咲くいろは 1
9,643:よんでますよ、アザゼルさん。 VOL.1
9,627:DOG DAYS 1
7,855:電波女と青春男 1
7,323:緋弾のアリア Bullet.1
6,334:Aチャンネル 1
5,786:世界一初恋 第1巻
ちなみに前期アニメは10000以下でも相当な強豪がぞろぞろ並んでました。
これだけいるとイカちゃんが大したことないみたいじゃないか!(えー
いやしかし、イカちゃんと同胞アニメのアザゼルさんが9600まで伸びたのはビックリしましたねー
売れそうだなとは思ってましたが、まさかここまでぶっちぎるとは…
ただDOG DAYSもそこまで行ってるのは納得いかねーけどな…(えー
あの内容でミニイカ娘を超えたなんてこんなのありかよ!4000行けばいい方だと思ってたのに!
4,005:日常のブルーレイ 第1巻
3,621:聖痕のクェイサーU Vol.1
3,194:戦国乙女〜桃色パラドックス〜一
2,476:べるぜバブ 第1巻
2,266;神のみぞ知るセカイU ROUTE1.0
1,506:星空へ架かる橋 1
1,358:まりあ†ほりっく あらいぶ 第1巻
1,321:殿といっしょ〜眼帯の野望〜 第1巻
1,316:アスタロッテのおもちゃ!1
1,025:俺たちに翼はない 第1巻
そんなDOG DAYSの代わりに、「4000行けばいい方アニメ」の犠牲になってしまったのは日常でしょうか
なんだか周囲の期待が大きすぎてかわいそうな立場になってしまいましたね、日常は。
今までの京アニ作品がハルヒ・らきすた・けいおんと4万超えの化け物連中ばかりで、宣伝にも相当金使ったみたいですし…
というかそれ以上にかわいそうなのがアスタロッテのおもちゃですよ!
なんでこんなところにいるんだよ!順位爆上がりしたんじゃなかったんかい!
ああ…そうなんだよ…いつだったかamazon予約ランキングの順位がグーンと伸びたことがあったんですが、
ほんとに一瞬だけですぐにまた地の底へ戻っていったというね…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
最終的に1300か…これは悲しいけど爆死で終わってしまったレベルだな…
これでは一体
ディオメディアの未来は
どうなってしまうのでゲソ!?
私ひとりで戦っていくなんて
無理でゲソ!とりあえず俺にできることは来期からもイカちゃんにお布施するしかねぇ…
それしかねえんだよ…(えー
(C) 安部真弘(週刊少年チャンピオン)/海の家れもん
8月4日
2日前のゼアル感想に登場したバキシム、あれって早速現実のカードになったみたいですけど
「相手モンスターを破壊する効果は1ターンに1回まで」、「その効果を使ったターンは自分は攻撃できない」という
デメリットがつけられたみたいですね。やっぱりアニメそのままの効果じゃバキシムは強すぎたんや…ヤプールは鬼や…(えー
アニメ感想:アイドルマスター 第4話「自分を変えるということ」
千早、ヨゴレの仕事でブルーになるの巻
そんなわけでアイドルマスター第4話ですが、今回は千早がメインとなる話でしたね。しかし内容の方はなかなかに波乱な感じで
・歌の収録かと思って張り切って行ってみれば、単なるお色気ヨゴレ番組だった
→「こんな番組なにが楽しいんですか?」と本音をぶっちゃけてしまい周囲の空気を凍らせる千早
→それでも春香たちと励まし合ったり、なんとかやる気を出して無事に収録終了
→「よく頑張ったな!みんなでメシ食いに行くか!」「やったー!」とプロデューサー達が盛り上がる中、
「私はいいんで帰ります」と1人だけ付き合わずに帰ってしまう千早(終)
と、こんな感じの内容だったわけですが…まあなんと言いますか…
前回の雪歩がアレすぎたせいもあってか、今回の千早も「また問題児かよ…めんどくせぇ事務所だな…」と
ついつい思ってしまうなぁ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 千早は雪歩よりはまだマイルドだったとは思うんですが…うーん
「ええーっ!?それ本当!?みんな、プロデューサーが
甘いものごちそうしてくれるんだって!」
「わぁ!やったー!行きます!!」
「それはまこと良き考えですね!」
「いやあ、今日はみんな頑張ったからな!」
「ふふ、何が良いでしょうねえ」
「千早ちゃんも行こうよ!」
「私は帰るわ。すみませんプロデューサー、失礼します(すたすた)」
「あ、そうか…お疲れ様」
やっぱこの場面がまずかったよな…(えー あまりにも千早だけ浮きすぎてたというか…
さすがにこれは付いて行かなきゃまずいだろう!職場の人間関係にヒビが入るレベルですよ!
とはいえ私もこういう仕事後の飲み会はよくサボる方だけどさ…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
いやだって、ねえ、飲み会なんて出てたらその日の更新ぜってー無理ですから!
1日でも多く更新しようと思ったらさっさと帰るしかないから!しょうがない!しょうがないんだよ!
ああでも俺は周囲から見たらこんな風に見えてるのか…なんかちょっとへこむなぁ…(えー
あ、そうそうそれと、千早の声優ってぷよぷよ7のあんどうりんごと同じ人がやってるんですね。ほげー全然気付かなかった…
しかしそうか…りんごと同じという事はあれか
「ところでまぐろくん、久しぶりにアレを見せてよ!」
「アレって、アレのことかい?ちょっと恥ずかしいな…」
「わたしはアレ、好きだよ!恥ずかしがることなんて何もないよ!さあガバッと出してみせてよ!アレを!」
「こ、ここで…?色々キケンじゃないかな」
「他に誰も見てないよ、大丈夫!」
「ほんとに出すの…?」
「ええーいまどろっこしい!」
「仕方ないなあ、ちょっとだけだよ」
「わくわくドキドキ!」
「(ちらっ)」
「おおー久しぶりに見たけど、やっぱりコレだね!」
と、男のアレを見て喜ぶ淫乱なわけですね(えー
とんでもない事実を隠してやがったぜ千早め、この淫乱が!
しかし関係ないけど、最新作のぷよぷよ!!をやった後にぷよぷよ7をやってみると
7のりんごがぶっさいくに見えちゃってやばいな…:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
いや、7だけやってた時はそんなこと思わなかったんですが…ぷよぷよ!!で可愛くなりすぎてしまったんや…まさかこんな弊害が…
まあ俺のラフィーナは7でも今でも可愛いんですけどね:;y=_ト ̄|○・∵. ターン 次回に続く!
(C) NBGI/PROJECT iM@S
アニメ感想:逆境無頼カイジ 破戒録篇 第13話「攻略の糸口」
【惨敗…!沼攻略に挑んだ坂崎、2時間足らずで4352万を失う!】
「く…う…うぅ…!ああ…あああっ…!カイジくん…どうしたら…どうしたらいい…?ワシは…これから先…!」
【だがしかし、カイジの脳裏に閃き…!閃光!】
「おっちゃん…思いついたんだ。沼の攻略法を」
「え…!?」
---------------------------
「バッ…バカげてる…!バカげてるが、しかし…天才的な発想だ…!いけるかもしれん…!」
「そうか…!」
「だが…かかるぞ、それ…仕掛け金に勝負金、とても600万じゃ足りない…」
「ああ…金だけでなくそれなりの人手も必要だ。とりあえず、ダメもとで当たってみたいと思う」
「あ、当たる?」
「ああ、出来ることなら引き入れたい。あの男を…」
さて前回、沼の攻略に失敗してボロカスに負けまくり、とんでもない額の大金を失ってしまったカイジ達…
完全に夢も希望もなくなり、おっちゃんはひたすらに嘆き続けていましたが
カイジはというと「天才的」とまで言われる新たな秘策を思いついたようで…
しかし、その秘策を実行するにはまず仲間集めから始めなければならないようですが…?
「チッ…!こんな車、たいした金にゃあならないが…まあ貰っていくか」
「…」
「今日のところはこれで帰りますが、くれぐれも次は現金でお願いしますよ?遠藤さん…!
ま、払えなきゃあ帝愛の掟に従ってもらいますがねぇ…ククク…(すたすた)」
「…くっ…!」
「悪徳金融もそれなりに大変なんですねぇ、遠藤さん」
「なっ…カ、カイジ!なんでお前が!?」
そんなカイジが仲間に引き入れようと考えたのは、なんと二期第1話でカイジを地下送りにしたあの遠藤!
もともと帝愛グループの借金取りとして働いていた遠藤ですが…ミイラ取りがミイラになったとでも言うのか、
遠藤自身も相当な借金を抱えているようで、今日は借金のカタに愛車を差し押さえられてしまったところでした
別にこのハゲとホモちゅっちゅしてて
「カ、カイジ!なんでお前が!(見られちゃった…頭がフットーしそうだよおっ)」とか
そういう場面じゃないから!それは違うから!(えー
「ちょっと事情がありまして、一時的に地下から出してもらったんですよ…
それより儲け話があるんです。成功すれば約7億」
「あん…?」
「遠藤さんも帝愛の人間なら、聞いたことぐらいあるんでしょ?
帝愛の裏カジノ、沼という異名のパチンコ台…そいつを攻略する算段がつきました」
「攻略って…あの台をか!?バカな!不可能だ!」
「いいえ出来ます。俺と遠藤さん、2人が力を合わせればね」
「ふざけるな…!甘くねえぞ勝負は!そ、それに…仮に出来たとしても…」
「ああ…気が引けますか?ボスである帝愛に弓は引けないって。
ハハハ、そいつは立派というかなんというか…!遠藤さん…
さっき取り立てられた借金を返せなかったら、地下行きなんでしょ?俺達と同じ…」
「ぐっ…!」
そう簡単にはホイホイとカイジの誘いに乗ってこない遠藤でしたが、とはいえこのまま借金生活が続くことには相当な恐怖を感じていました
そう、二期の1話でカイジにそうしたように、今度はあの地下地獄へ自分が送り込まれるハメになってしまうという…
「あそこの暮らしは文字通りの地獄さ」と自分で語っていたくらいですから、どんな手を使ってでもあんなところへ行くのはゴメンでしょう
結局遠藤もしぶしぶ折れることになり、カイジと一緒に沼攻略へ動き出すことになります
「ちっ…!ガキが…!言ってみろ、いくら必要なんだ!」
「さすが遠藤さん…!当日のパチンコ代に5000万、勝負前の工作費として今500万、
それとこういう裏事に躊躇なく手を染めてくれる人を数人…この金と人を、遠藤さんに用意してもらいたい」
「ふん。いいだろう…ただし三羽烏だ」
「えっ…三羽烏?」
「ああ。朝にカラスがカーと鳴けば、1割の金利がつく借金を”烏金”って言うんだが…
今回はそれが三羽、1日3割増える」
「な…」
「勝負当日の5000万は単純に3割増しで6500万だが、
お前が今日借りたいと言っていた500万は、1日ごとに複利で増える。
さらにこっちが人手を用意するなら、その人件費および人材調達の手間賃として
もう500万は必要…!これらが1日3割の複利で増えていき、
お前が指定した6日後の勝負日となると…こうなる」
「よ…4826万!?くそっ、ひでえ商売だなまったく!」
「何を言う!俺だって用意する金は裏金融からの借り受けだ!
この計画が破綻したら俺も破綻、そうなったら首を吊らなきゃならねえ…!
それをこの一か八かに貸しつけてんだぞ!?感謝されることがあっても、
文句など言われる筋合いはない!」
って、「とりあえず5500万円と手駒になる連中用意してー」「いいよー^^」とやけにあっさりカイジの要望を聞き入れた遠藤でしたが…
代わりに借りた金はどんどん増え、たったの6日で1億を軽く超えてしまうというとんでもない条件を提示されることに!
う、うーむ…しかし遠藤自身も5500万を用意するのは、ものすごい金利の闇金融から借りてくるみたいですしなあ…
これぐらい多めにカイジからふんだくっておかないと、借金返済だけでパーになってしまうということか…
「はぁ…わかった、分かりましたよ…当日の5000万が6500万になって、工作費の1000万が約4800万…
合わせて1億1300万にして返すってことか…」
「プラス、共犯者としての取り分。今の話はあくまで金融業者としての請求…
当然だが成功報酬は別だ」
「な、なに!?」
がしかし、遠藤への支払いはそれだけでは済まず、ゲットした金の山分けという形でもまた金を取られる結果に!
なので結局は、7億のうち1億1300万をまず遠藤に払い、残りの金をカイジ・遠藤・坂崎のおっちゃんで3等分するという…
要するに遠藤が一番多く金を持っていくというわけですな、まったくしたたかなオッサンです
弱みを見せたらあっという間に寝首をかかれそうで不安ですが、果たしてこんな調子で無事に大金をゲットできるのか…次回に続く!
(C)福本伸行/講談社・VAP・NTV
8月2日
アニメ感想:遊戯王ZEXAL(ゼアル) 第11話「遊馬とシャーク 傷だらけのタッグデュエル」
「おいシャーク、お前もたまには一緒にやらねーか」
「…」
「ち…アニキ!あのシャークの野郎はなんとかならないんですかい?いい気になりやがって…!」
「クク…分かってねーなギンジ、オレ達が本気であいつを仲間にしたと思ってんのか?」
「へ…?」
「あいつはデュエルの世界じゃちったあ名の知れた奴だ…
飼い慣らして裏デュエル界のスターにでもすれば、黙ってても金が入ってくる」
「ああ、たっぷり稼いでもらうか…クックックックックッ…」
さて前回、「オレにもう関わるな!」と遊馬のことを完膚なきまでに叩きのめし、不良グループへと戻っていったシャークさんでしたが…
ところがその不良グループの中でも、シャークさんは付き合いが悪く「なんであんな奴仲間にしたんだよ」と
陰口を叩かれている状態でした。しかも不良たちのリーダーは、シャークさんのことを便利な金ヅルとしか考えておらず
ボロ雑巾のように使えるだけ使ったらさっさと捨てる気満々のようで…こんなところが本当にシャークさんの居場所なのか…?
「あれ?遊馬が図書館なんて珍しいじゃない、何か調べもの?」
「ん、ああ、ちょっとな」
カチッカチカチッ
「え…これって、シャークのこと…?
”汚れた優勝候補、神代凌牙。対戦相手のデッキを盗み見たことで全国大会決勝戦を失格…”」
「シャークの…過去…」
一方の遊馬は、シャークさんがなぜグレ始めることになったのか原因を調べるために、学校の図書館を訪れていました。
そこのデータベースに記録されていたのが、全国大会の決勝で不正行為により失格となったシャークさんの過去…
それも単なる失格というだけではなく、その後も完全にデュエル界から追放されるという非常に重い罰を下されてしまったようで…
「シャークが相手のデッキを盗み見ただなんて…」
「あんなの嘘に決まってらあ」
「でも、図書館で…」
「オレには分かるんだ、あのシャークとオレのデュエル…
あれはそんな事する奴のデュエルじゃねえ!!」
しかし、シャークさんが本当にそんな汚い手を使ったとはどうしても思えない遊馬。
ふむ確かに…グレた後のシャークさんは、色々と荒っぽいことや悪い事をやらかしてはきたものの
デュエルのルールだけは絶対に破らなかった人ですからね
これまで何度も見てきたシャークさんのデュエル…その中で、シャークさんが不正を行ったことなど一度もありません
荒れている今でさえそれほどデュエルに嘘をつかないシャークさんが、そんな不正行為に手を出すわけがないと…
「オレ、行かなきゃ…!」
「ま、待って遊馬!もうやめようよ、シャークに関わるの…どうしてそこまでシャークのために…」
「オレは…シャークのために行くんじゃない、オレ自身のために行くんだ…
オレは自分に嘘をついた…シャークを助けるためだとか言って、本当は勝ちたかった…!
ただシャークに勝ちたかったからナンバーズを使ったんだ!
オレは…オレは嫌なんだよ…!このまま終わっちまうの!!」
そしていてもたってもいられなくなり、再びシャークさんのところへ向かおうとする遊馬…
ああ…前回の「シャークとのデュエルでナンバーズは使わない!」 → 「やっぱ使っちゃお」というのは、
遊馬にやはり悔いを残す結果になってしまったみたいですね
それが純粋にシャークさんを救いたいという気持ちから生まれた行動なら、後悔なんてする必要はなかったのかもしれません
しかし遊馬の本心には、それとは別にくすぶっているものがありました。
ただ単に負けるのが嫌だった、負けるのが嫌で嫌でズルをしてでも勝ちたいと思ってしまった
そんな自分が恥ずかしくてたまらないんでしょう、どうにかしてそのけじめをつけるために、再びシャークさんに会いに行くと…
まあ、「シャークのためじゃない」とは言いつつも、遊馬は明らかにシャークさんを助けたいという気持ちも持ってるとは思いますけどね
要するに「べ、別にシャークのためじゃないんだからね」とかそういう意味に近いと思う:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「ここから先へは行かせない!通りたいならデュエルでオレを倒してからだ!」
「あん…?誰だテメェは!」
「なっ…遊馬…!?」
「シャーク!オレは諦めねえぞ…今度こそこいつらと手を切るって言わせてみせる!」
「言ったはずだ…俺には二度と関わるなと!」
「放っておけるわけないだろ!こいつらはお前を利用してるだけなんだぞ!?」
「…はは、そんなことは分かっているさ…!けど…俺にはもうここしか居場所がないんだ!」
そして夜の町中でシャークさん達を発見し、不良リーダー達に向かってデュエルを挑む遊馬!
どうやらこの不良リーダー陸王と海王は、ナンバーズを所持している相当やり手のデュエリストみたいですな…
さらに、そんな陸王と海王に利用されていると分かっていながら、不良グループから抜けようとはしなかったシャークさん…
もう表のデュエリスト界を追放された身である以上、たとえこいつらに仲間以下の金ヅル扱いをされるとしても、
他にはどこへも行くところがないということでしょうか…
「お前の居場所はこんなとこじゃねえッ!!」
「なっ…押し付けがましいんだよ!なんでそこまで…」
「仲間だからに決まってんだろ!」
「く…っ…!」
しかしそんなシャークさんに向けて、ハッキリと力強く「オレがお前の仲間だ」と言ってのける遊馬!
どこにも居場所がなく、汚れた連中に仲間以下の扱いをされるしかなかったシャークさんにとって、
この言葉はどれほど心強く聞こえているでしょうか
「さあ来い陸王、海王!お前らが勝ったらオレのナンバーズはくれてやる!」
「ナンバーズを…賭けるだと!?」
「ほーお…!そうかい、ナンバーズが賭かってるってんなら話は別だ…
オレ達の2枚でもこれだけの力があるんだ、あれも手に入れりゃオレたちゃ無敵だぜ!」
「クックックッ…2対1なんてもんじゃねえ、3対1で戦ってやるぜ!なあ凌牙」
「…(すたすた)」
「なに…?」
「悪いな…オレはこいつにつくぜ」
「なんだと…!テメェ裏切るってのか!!」
「シャ、シャーク…!」
「勘違いすんじゃねえ…こいつらのお守りに飽きただけだ」
シャークさんのツンデレキター!!うひょおお!ついにシャークさんが不良兄弟と決別し遊馬の仲間に!
「勘違いしないでよね!」とお決まりのセリフも飛び出して、「ライバルだけどいつも味方してくれるキャラ」の空気がばーんと出てきましたね
というかさっきの遊馬の「別にシャークのためじゃないんだから!」といい、まったくお似合いな奴らだぜ:;y=_ト ̄|○・∵. ターン
「面白え…オレ達にタッグデュエルを挑もうってのか?バカな奴らだ」
「タッグデュエルじゃ無敵のオレ達に勝負を挑むとはな…先攻はもらった!
オレのターン、ドロー!裏守備表示でモンスターをセット!(守備力???)」
「いよっしゃあ!オレのターン、ドロー!ズババナイトを召喚!(攻撃力1600)」
「オレのターン、ドロー!リーゼントブリザードを召喚!(攻撃力1400)」
「オレのターン、ドロー!ビッグ・ジョーズを召喚!(攻撃力1800)
さらにシャーク・サッカーを特殊召喚!(攻撃力200)
シャーク・サッカーは、魚族モンスターが召喚された時、手札から特殊召喚できる…!
レベル3のビッグジョーズとシャークサッカーをオーバーレイ!
2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!エクシーズ召喚!!
現れろ!潜航母艦エアロ・シャーク!!(攻撃力1900)」
「す、すっげえ…!1ターン目でエクシーズ召喚!?やっぱりすげえぜシャークは!」
そんなわけで始まった2対2のタッグデュエルですが、しょっぱなからいきなり格の違いを見せつけるシャークさん!
他のメンバー3人がとりあえず壁用にザコモンスターを1体召喚しただけなのに対して、
1人だけ怒涛の連続召喚で早くも主力のエアロシャークを召喚!やはりこの中でもシャークさんの実力は頭ひとつ抜けてるな…
「エアロ・シャークのモンスター効果発動!オーバーレイユニットを1つ使うことで、
自分の手札1枚につき400ポイントのダメージを相手に与える!
オレの手札は4枚…!よって1600ポイントのダメージだ!」
ズドドッゴオオオオン!
「ぐおおおおっ…!(LP4000→2400)」
「よぉし!決まったぜ!」
「クックックックッ…そう来ると思ったぜ…」
「クハハァーッ!トラップ発動”ブリザードエッグ・LV5”!
効果ダメージが発生した時、そのダメージを受けたプレイヤーは
手札からレベル5のモンスターを1体特殊召喚する!ただし、手札にレベル5の
モンスターがなかった場合、そのプレイヤーは500ポイントのダメージを受ける!」
《なんだと…?それではレベル5のモンスターがいなければ、
陸王がさらにダメージを受ける危険な賭けに…》
「レベル5、レベル5っと…クックックッ…
オレはレベル5のボンタンラバーザウルスを特殊召喚!(攻撃力2100)
続けて行くぜ!トラップ発動”フレイムエッグ・LV5”!
自分が効果ダメージを受けた時、仲間のプレイヤーは
手札からレベル5のモンスターを1体特殊召喚する!ただし、手札にレベル5の
モンスターがなかった場合、そのプレイヤーは500ポイントのダメージを受ける!」
「な…!?ま、またさっきと同じだ!」
「ハッハッハッ!オレはレベル5のメンチアイズ・バーグドンを
守備表示で特殊召喚!(守備力2100)」
《バカな…!彼もまた、レベル5のモンスターを持っていたのか…!?》
ところがシャークさんが先制攻撃を叩き込んだその時、待ってましたとばかりに罠カードを連続発動する不良兄弟!
しかしその効果は、味方の手札にレベル5モンスターがなければ、無駄にダメージを食らって終わりというリスクが伴うものばかり…
それなのに、2人はまるでお互いの手札が透けて見えているかのように、ゆうゆうとレベル5のモンスターを呼び出してしまいます
「クハハハハ!見たかぁオレ達兄弟の完璧なコンビネーションを!」
「オレ達兄弟にタッグデュエルでかなう奴なんていねえんだよ!」
《なんだ…?彼らのこの絶対的な自信は…このデュエル、何かおかしい…》
(あいつら…まさか…!)
まるで最初からこうなると分かっていたかのような不良兄弟の態度、それを見てシャークさんとアストラルの表情が険しくなります
そう、考えられることはイカサマ…あいつらはお互いの手札が丸見えになるような、何らかの仕掛けを用意しているとしか…
むう…そうかなるほど、「ズルをして勝とうとした」という自分の行いに苦悩する遊馬とシャークさんに対して、
こいつらはズルをすることを屁とも思わずバリバリに使ってくるという対比がなされているわけですな
こういう汚い奴らを堂々と実力で倒すことこそが、シャークさんが更生する一番の薬になるのかもしれません
「もうこっちのもんだ…!オレ達の本当の怖さを教えてやるぜ!
レベル5のパンチ・フレイムザウルスとボンタンラバーザウルスをオーバーレイ!
2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…!エクシーズ召喚!!
現れろナンバーズ61!ヴォルカザウルス!!(攻撃力2500)」
「うう!?こ、これが…あいつのナンバーズか!?」
そしてレベル5モンスターを素材にして、ついに切り札のナンバーズを喚び出してきた陸王!その名もヴォルカザウルス…って
バキシム!バキシムじゃないか!!
うわーこの鋭くとんがった顔の形といい、頭についた一本のツノといい完全にバキシムだこれー!!
「ヴォルカザウルスの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使うことで
相手モンスター1体を破壊し!その攻撃力分相手にダメージを与える!
オレはエアロ・シャークを破壊する!」
ドッバアアアアアン!!
「ぐおああーっ!!(LP3000→1100)」
「次はお前の番だ…!ズババナイトを破壊する!!」
ドッバアアアアアン!!
「がああああーーっ!!(LP4000→2400)な…なんてパワーだ…!?」
「ハッハッハッ!思い知ったかオレ達の力を…!お前のナンバーズはもらったぜ!」
ってこのバキシムめっちゃつええええ!「相手モンスターを破壊する」というだけでも便利な効果なのに、
それに加えて破壊したモンスターの攻撃力分ダメージを与えるというおまけつき!
さらに言うなら、オーバーレイユニットを使った効果というのは1ターンに1度しか使えないのが基本だというのに
このバキシムはそんな制限もなく連続発動が可能!
おかげでエアロシャークを破壊(1900のダメージ)、ズババナイトを破壊(1600のダメージ)、
さらにこの後まだ自分の攻撃を残しているので(攻撃力2500)
合計ダメージ6000を稼ぎ出すという恐るべきモンスター!しかもナンバーズだから普通のモンスターでは倒せないしな…
なんだこれ!強すぎだろバキシム!こんな最強バキシムを倒すには…倒すには…
ウルトラマンがぁ!
ほしい!!(えーやはりここは怪獣退治の専門家であるネオスに来てもらうしかあるまい…相手がバキシム使ってきたんじゃそれしかねーよ!
十代さんはやくきてくれー!!というわけで次回に続く!
(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS