■バトルスピリッツ
ブレイヴ 第29話「闇を照らせ!月光神龍ルナテック・ストライクヴルム」(今の俺のブレイヴデッキでは、勝機が見いだせない…)
ちゃぽん…
「ふ…やはりここの水は体になじむ」
冒頭からいきなりお宝映像キター!!
ふおおおお!!何やら今回は、ブレイヴキラーデッキとの戦い方に悩むバローネ様のシーンで始まりますが、
ものっそいフェロモンを出しまくりながら水浴びの真っ最中というこのサービスぶり!バローネ様エロすぎます!
毎度毎度バトスピスタッフはバローネ様を脱がして悩殺シーンを入れることに全力すぎるな…(えー
ちなみに右の画像のユースが赤面しているのは、当然バローネ様の色気にやられたからです:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「長老!長老はいるか!」
「おおっ…そのお声はバローネ殿!なんとお懐かしい…80年振りくらいですかな?」
「そんなにか…」
「これが必要な時が来たのですな…?お預かりしていた、月光神龍ルナテック・ストライクヴルム…!
さ、持って行きなされ…」
って、バローネ様がそんな水辺をウロウロしていたのは、単にお色気サービスシーンのためではありませんでした(えー
水辺の近くにあったのは、穏やかな性格の魔族たちがひっそり暮らしている小さな村…そこの長老はバローネ様と顔見知りだったようで、
なんとバローネ様の強力なカードである月光神龍ルナテック・ストライクヴルムを預かっていたのです
なるほどブレイヴキラーデッキに対抗するために、バローネ様は自分のデッキを強化しようと立ち寄ったみたいですな…
ズゴゴゴゴゴゴ!
「ちょ、長老!大変です!獄龍隊の艦が近づいてきます!」
「むぅっ!?ついに来おったか…!」
「我は獄龍隊の忠誠改めである!この村に12宮Xレアがあるだろう!速やかに渡すのだ!」
「ここにはお前の探している12宮Xレアはない」
「む…?お前は月光のバローネ…」
「バ、バローネ殿…」
「気にするな…月光神龍の預け賃だ」
ところがその時、のどかなで平和な村の雰囲気を踏み荒らすように獄龍隊が出現!
たとえ同じ魔族であろうと、12宮Xレアを奪うためなら平気で弾圧を行う獄龍隊に、村人たちは心底震えているようで…
しかしそんな獄龍隊の女・ケイトの前に立ちはだかったのは、もちろん我らのバローネ様であります。
カードを預かってもらっていた借りを返すこともあって、村人達を守ろうとバローネ様はケイトにバトルを挑むことに…
「メインステップ!ネクサス”闇の聖剣”をLV1で配置!」
「来たか闇の聖剣…!獄龍隊、対ブレイヴデッキの戦略…」
って、バトルが始まったと同時にケイトはいきなり闇の聖剣を発動!お前もそれ持ってんのかよ!
闇の聖剣大好きだな獄龍隊…親父殿もラーゼもケイトもみんな使ってますよ。というかみんなでこうやって「おい闇の聖剣使おうぜー!」って
お揃いのカード使ってるなんてわりと仲よしさんな集団なんだな…(えー
「メインステップ!ノーザンベアードをLV2で召喚!」
「フン。ノーザンベアードでコアブースト狙いか」
「アタックステップ!行けノーザンベアード!」
「なっ…アタックだと!?ちっ、ライフで受ける!」
バッキイイイイン!!
(くっ…ノーザンベアードはブロックしてコアを溜めるのが専門のはず…!
バローネ…いつもと戦術が違う…?)
【第3ターン、ケイトはデモボーンとニジノコを召喚し、両スピリットをアタックさせる】
バキバキイイイイン!!
「ちいいいっ…!」
(なんと手応えのない…月光のバローネ、この程度の男だったのか…?)
ところがそんなケイトに対しバローネ様は、なんとも不可解で自分らしからぬプレイを連発!
普段なら防御役のノーザンベアードでわざわざ攻撃を仕掛け、ケイトのターンに逆襲を食らってやすやすとライフを削られるという…
ケイトもこれには「何やってんだこいつ、まるで弱いじゃん」とすっかり拍子抜けしている様子です。どうしちまったんだバローネ様
「メインステップ!蒼白なる月よ、闇を照らす牙となれ!
来たれ月光龍ストライク・ジークヴルム!!」
「来たか月光龍!さあ私を楽しませてくれよ!地獄の門より出でよ闇の眷属!
冥王神獣インフェルド・ハデス召喚!!」
そしてここで我が友キター!いよいよストライクジークを召喚し本気を出し始めたバローネ様…って、そこでケイトが召喚したのは
前回ラーゼも使っていた冥王神獣インフェルド・ハデス!こいつも持ってやがったのかよ!
うーむ、相手のブレイヴを強制解除させるインフェルドハデス、ブレイヴを無力化させる闇の聖剣…
この2段構えにはダンさんもずいぶん苦しめられましたね。果たしてバローネ様はどう対抗するのか…
「さあ…どう出る?」
「…月光龍ストライク・ジークヴルムでアタック!行け、我が友よ!」
「ククッ、やはりブレイヴしないか…ライフで受ける!」
バッキイイイイン!!
(このターンはこれでいい…奴のブレイヴを封じれば…)
「アタックステップ!ニジノコでアタック!」
「ストライク・ジークヴルムLV1の効果!相手のアタック時に疲労状態から回復する!
ストライク・ジークヴルムでブロック!」
「ふ…マジック”サンダーブランチ”を使用!
このターン、ブレイヴしていない相手スピリットはBPが2000となる!」
「なに!?しまった…!」
バチバチバチボッガアアアアン!!
「く…!我が友っ…!」
ってうわあああ!「いいよブレイヴせずに戦うから」とそのまま我が友で戦うバローネ様でしたが、それこそがケイトの思う壺!
ブレイヴしていないスピリットを一気に弱体化させるマジックを使い、我が友をあっさりとザコモンスターで仕留めてしまったという…
うーむ、ブレイヴして戦えば闇の聖剣とインフェルドハデスの餌食、かと言ってブレイヴせずに戦えばサンダーブランチの餌食…
敵ながらよく考えてますねケイト、前回のラーゼよりさらにブレイヴキラーデッキを使いこなしている感じです
「マジック”グリーディコア”を使用!ノーザンベアードを破壊!」
バシュウウウウ!
「デモボーンの”呪撃”発動!セイバーシャークを破壊!」
バシュウウウウ!
「ヘルスコルピオとニジノコでアタック!」
「ライフで受ける…!」
バキバッキイイイイン!!
「これで貴様のライフは残り1…これが魔族にその名を轟かせた月光のバローネの姿か?
ハッ、なんと哀れな」
「く…」
そしてさらにバローネ様を襲うケイトの猛攻!ノーザンベアードにセイバーシャーク…バローネ様のスピリット達は見る間に片付けられ、
あとはもうサンドバッグのようにボコられまくってライフは残りたった1…まさかケイトがここまでの強敵だったとは…
今や勝ちを確信してバローネ様に言葉責めまで始めたケイト。悔しいですが返す言葉がありません
「お前には失望した。噂は本当のようだな?月光のバローネは獄将デュックに負けて
腰抜けとなった。さらに魔族でありながら、人間と手を組む裏切者になったとな」
「…」
「ふん、今や馬神ダンの飼い犬にまでなったそうだが…」
「貴様に馬神ダンの何が分かる…!?
ヤツとバトルをした事のない者に何が分かる!
ヤツとターンを重ね、魂をぶつけ合ったことのない者に!
何が分かるッ!!」
「う…!?」
って、こ、これは!?ケイトの嫌味ったらしい言葉責めにひたすら耐え忍んでいたバローネ様でしたが
ダンさんの名前を出された途端にいきなりブチ切れ!
バ、バローネ様、もしや…自分がバカにされるのは我慢できるけど、
自分とダンさんの関係をバカにされるのは我慢できずにエナジー発射と、そういうことですか!?(えー
バローネ様とダンさんがそれほどに深いラブで繋がれていたなんて…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ふん…お前達のことなど分からん。だがこれだけは確かだ!貴様も馬神ダンも、
これまで我々獄龍隊のブレイヴキラーデッキに手も足も出なかった!そして今もな!」
「勝つのは俺だ」
「フッ…ハハハハハ!貴様のような奴が冗談を言うとはな!
この状態からどうやって勝つと言うんだ!」
「ドローステップ…ふ、待ちわびたぞ…よく来たな我が手中に…!
今宵の月も美しい!さあ白銀に輝きし静かな海より、
その面を上げよ!月光神龍ルナテック・ストライクヴルム召喚!!」
そんなわけで一気に戦意を爆発させたバローネ様は、ここにきて念願のニュー我が友をデッキからドロー!
そしてしゃらりらり〜んと魔法少女のようにキラキラしたポーズでそいつを即座に召喚します
さて…状況的には場もガラ空きでライフ1と厳しい状態ですが、ここからどうやって巻き返しをはかるのか…
「…月光神龍?それが貴様の新スピリットか」
「まだ続くぞ!デスヘイズを召喚!
そしてデスヘイズを月光神龍ルナテック・ストライクヴルムにブレイヴ!」
ガッキイイイイイン!!
「な…ブレイヴだと!?」
って、バローネ様は喚び出したニュー我が友を即座にブレイヴスピリットと合体!こ、これは…
ケイトの場に闇の聖剣、インフェルドハデスとブレイヴ殺しのカードが揃っているのに、迷いなくブレイヴを行うとは…?
しかもこれはメインステップ中のブレイヴですしね、前回のダンさんは結局それで勝てなかったから
アタックステップ中のブレイヴというなんだかよく分からない方法で勝ったわけですが…(えー
バローネ様にはこれでも勝てる手が何かあるというのか…?
「血迷ったか!そんな事をしても、闇の聖剣の効果で疲労するだけだぞ!」
「月光神龍ルナテック・ストライクヴルムの効果、”重装甲・可変”発動!
重装甲・可変はブレイヴによって色を変える…デスヘイズは紫!
よってその効果は”重装甲・白紫”となり、
白と紫のスピリット・ブレイヴ・ネクサス・マジックの効果を受けない!
闇の聖剣は紫のネクサス…よって闇の聖剣は月の光で浄化した!!」
「な…っ!?」
って…ここでニュー我が友のややこしい効果が発動!(えー
その名も”重装甲”…どうも特定の属性のカード効果を一切受けなくなるという効果のようですね
さらに、無効となる属性はニュー我が友とブレイヴしたスピリットの属性によって決められるようで…
今回ニュー我が友とブレイヴしたデスヘイズの属性は紫、さらにニュー我が友自身の属性が白なので、
その2つの属性の効果はまるで効かなくなったという…なにげにすごい強力な効果だなこれ
あとブレイヴして死神の鎌を持ったニュー我が友がカッコ良すぎると思いました
ライジングさんもそうだったけど、こいつらブレイヴしたらめっちゃ見栄えよくなるなぁ…
「ま…まさか最初からこうするために…!
貴様の序盤の行動は、焦りやミスではなくこの流れを掴むための!?」
「当然だ…貴様のブレイヴキラーデッキを破壊するためのな」
「ぐっ…ま、まだこれからだ!」
「だといいがな」
ああっ、そして一気に立場が逆転し圧倒的に勝ち誇るバローネ様!実際カード属性がほとんど紫なケイトは、
ニュー我が友を止める術が一気になくなってしまい超涙目です。でも「最初の行動もすべてこのための伏線だったのだ」って
それほんまですかバローネ様
ノーザンベアードで不可解なアタックをして、ダメージドカドカ食らいましたっていうのと
ニュー我が友とデスヘイズをブレイヴして、敵のカード効果を無効にしましたっていうのが
どう繋がるのか俺にはさっぱり分からんのだが…(えー
バキバキバッキイイイイン!!
「あぐっ…!み、見事だ、月光のバローネ…私の負けだ…」
《敗者必滅…!》
「む…?デュック!」
「貴様と戦えてよかったぞ…だが貴様と馬神ダンのことは分からん、魔族がどうして人間と手を組む…?」
バシュウウウウウウ!!
「…」
そんなわけでついに逆転勝ちをおさめたバローネ様でしたが、その瞬間バトルフィールドに響き渡った親父殿の声!
そしてケイトは敗北した責任を取らされ、前回のラーゼと同様その場で処刑されてしまったという…なんてことだ…
でも「貴様と馬神ダンのことは分からん」って残念ながら腐女子の素質はなかったみたいだな…(えー
《そうか…お前も獄龍隊の最期を見たのか》
「ああ…」
《俺はデュックのやり方を許さない…お前もそう思うだろう、バローネ》
そしてケイトとの戦いを終えたバローネ様は、珍しくダンさんと連絡を取ってお喋りタイムを行っていました
ふむ…今回はちょっとダンさんとの絆が強調された話だったから、
この期に乗じて一気にヒロインの座を奪い取るつもりでしょうかバローネ様(えー
《あら珍しい、2人でナイショ話?》
《ん、まゐ》
「フン。ただの気まぐれだ」
って、そんな2人きりの会話の最中にすかさず顔を出してきたまゐ。さすがダンさんの正妻
こうも的確に「ダンは私のものよ!誰にも渡さないわ!」という牽制に現れるとは…
さすがに女としてバローネ様に遅れを取るわけには行きませんからね:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
(よかった無事で…でも私はただ、ダンとバローネの戦いに一喜一憂してるだけ…)
「最近なんだか、滅入るなぁ…」
って、ダンさんの部屋を後にしたまゐは、なんとも物憂げな様子で部屋の扉にもたれかかることに!
これは…バローネ様に負けじと視聴者に向けて健気なヒロインアピールするのに余念がありません。さすが正妻(えー
それにしても「戦いを見てるだけなのが辛い」というこの言葉、近いうちに自分も戦いたいと言っているように聞こえますが…?
前作ではまゐたんもバリバリ現役のカードバトラーでしたからね、ここらでそろそろ戦線復帰することになるんでしょうか
あとまったく関係ないんですけど、ニュー我が友召喚シーンで「駆け巡れトーンのリング!」を思い出したのは私だけでしょうか
バローネ様こそ真のキュアムーンライトや!!(えー
次回に続く!
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