■バトルスピリッツ
ブレイヴ 第37話「血湧き花舞い踊る vsラグナ・ロックデッキ!」
「色々とそなた達には世話をかけたのう…今回の内紛と衆群の数々、全てはこのわらわが
きゃつらの無法を見抜けなかったがゆえ…口惜しや…」
「ううっ…申し訳ありません、私もザジの悪事に気付かず…スパイ失格です…!」
「ザジはそう簡単にシッポを出さない。俺たちも奴の煙に巻かれたよ…」
「ジェレイドさえもザジの手駒にすぎなかった…あのザジという男には、底知れぬ恐ろしさを感じます」
「人間たちよ、必要とあらば手を貸すぞよ。わらわも今回そなた達の行動に触れて、
人間本来の姿を見た気がした…その身を省みず魔族のふところに飛び込み、地球の危機を叫んだ…あっぱれじゃ」
さて前回、魔皇殿での戦いで親父殿を倒し、死んだと思っていた女王とも合流したダンさん達でしたが…
ひとまず女王は魔皇殿から去ってその身を隠し、ザジが次にどう動くのか様子を見るつもりのようです
それにしてもなんつー私服を着てるんだこの女王は、おっぱいほとんど丸出しじゃねーか(えー
まるで全裸のままバイクのライダースーツ着てチャック全開にしたかのようなこの衣装…
ダンさん達はよく平常心で話をしてられるもんだなー:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「よーうメカ娘!なんだ砂遊びか?それより体を鍛えろ体を!」
(C) 安部真弘(週刊少年チャンピオン)/海の家れもん
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!? |
え、ちょ、なんだって!?イカ娘!?イカ娘が砂遊びをしてるだって!?(えー
まさかこんなところでイカ娘の名を聞くことになるなんて…
あ、そういえば「よーう!」って声をかけられてるプリムの声優は早苗じゃねーか
ゾルダーのやつ、早苗にイカちゃんの話を振ったらタダでは済まんことが分からんのか…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「あら?あの方は…あのう、その節はバローネ様が色々お世話になりました」
「ん?なーに、気にすんなって」
「いえいえそういうわけには…食事の栄養バランスやカロリー制限など、苦労されたでしょう?」
「あん?んなもん気にするかよ、好きなモンを好きな時に食やあいいんだよ」
「えっ…ではお掃除やお風呂のお世話は…」
「男は風呂よりサウナだろ!」
とその時、ゾルダーと早苗がイカ娘談義に花を咲かせているところで、たまたま通りがかってやってきたフローラ。
ゾルダーにはバローネ様を戦艦であちこち運んでもらった恩があるので、その件についてのお礼を言いますが…
しかし、ガサツすぎるゾルダーの言葉に段々とフローラの顔色が変わってしまいます
というか「お風呂の世話」って、普段バローネ様はフローラと一緒に風呂入ってんのかよ!
なんてことだ…まあ脱いだらフローラよりバローネ様の方がエロイんだけどな…(えー
「おっ、それ美味そうじゃねーか」
ばりばりむしゃむしゃ
「な…あっ…!!」
「ぶへっ!?ぺっぺっ、まっず…!なんだよこれ!?」
「いや、お花だよそれ…」
「お前がメシの話するからだなぁ〜…」
「ダ…ダンベル男ぉぉぉっ!!勝負よ!バローネ様の仇はアタイが取るっ!!」
ゲェー!?さらにはフローラが手に持っていた花をバリバリ食い始め、完全にフローラの怒りを買ってしまったゾルダー!
お、お前なんちゅーやっちゃ!いくらなんでも花がちょっと目に入ったくらいで
「むしゃむしゃしてやった。今は反芻している」とか食い始めるのは人間のすることじゃねーだろ!(えー
まったく花を食うだなんて野蛮だわー。マジ野蛮だわー
花ってのはこう武器にして振り回すのに使うんですよねバローネ様(えー
いや〜…こう考えるとバローネ様も結構ムチャクチャなことやってんなあ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
【第1ターン、ゾルダーは”賢者の樹の実”を配置してターンエンド。
第2ターン、フローラも賢者の樹の実を配置してターンエンド。
第3ターン、ゾルダーは召喚した機人ドロイデンでアタック。
フローラはライフで受け、賢者の樹の実の効果でコアを稼いだ。
第4ターン、フローラは2枚目の賢者の樹の実を配置し、召喚したガブノハシでアタック。
ゾルダーもライフで受けてコアを稼いだ。そして第5ターン…】
「メインステップ!2枚目の賢者の樹の実を配置だ!」
「な…ちょ、ちょっと待てコラァァァーーッ!!
さっきからアタイの真似ばっかしてるじゃねーか!!」
「あん?同系デッキなら分かるだろうが!これがセオリーな展開だとな!」
「ぬ…ぐぐぅぅ〜〜!!」
がしかし、バトルが始まってみればなぜかお互いに似たような戦法を繰り返す2人!
賢者の樹の実を配置 → 相手の攻撃をライフで受ける
→ 2枚目の賢者の樹の実を配置…確かに同じことばっかやってますね
変なところで気が合ってしまいじだんだを踏みまくるフローラ。とはいえ、これには本人達も気付いていない特別な理由があって…
「しっかし…さすがにここまで展開が似ると驚きだな。
どうもお前とは初めてのような気がしねえ」
「はぁ?夢は寝てから見やがれ!あんたとのバトルは今日が初めてだ!」
「…?初めてのような気がしないだなんて、おかしなこと言いますね」
「なあ…前に教官には、白の戦士・百瀬勇貴の記憶があるって言ってたよな」
「うん…」
「メインステップ!羽ばたけ死の極楽鳥!天帝ホウオウガ召喚!」
「ホウオウガ!?やはり…俺はお前を知っている!」
「ホウオウガは、百瀬果実のスピリットだったな…」
「あ、あの、さっきからなんの話なんです?」
「百瀬勇貴と果実の名前は知っているか?」
「えっと、確か…ダン達がいた時代の仲間でしたよね」
「そう、2人は白の世界の王と、緑の世界の姫の生まれ変わりなの…
お互いを深く愛し合っていたんだけど、色々あって離ればなれになってしまったの」
「それが時を越えて再会できるなんて、神様もシャレたことを…」
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と、ここで戦いを見ているダンさん達の解説が…そう、実はゾルダーとフローラの2人というのは、
前作に登場したダンのライバル・百瀬勇貴と、その妹・百瀬果実の生まれ変わりだったのです
ちなみにまゐの言っている「白の世界の王、緑の世界の姫」というのは、勇貴・果実のさらに前世の時のことを言ってるんですよね
つまりゾルダー、フローラ
→(前世) 百瀬勇貴、果実 →(前世) 白の世界の王、緑の世界の姫
という感じに何度も転生しているという…
そもそもの始まりは2人が王と姫だった時代、お互いに愛し合う恋人同士だったのですが、
悲しい運命に翻弄されて結ばれることがないまま命を落としてしまったのです。
そして転生したのが百瀬勇貴・果実の兄妹。「やったー生まれ変わったよー」と前世の記憶を持って再び愛し合おうとしたのもつかの間、
あろうことか兄妹の体だったので禁断の近親ラブちゅっちゅになってしまい
結局ここでも結ばれないまま命を落とす結果に。そしてまたまた生まれ変わったのが、このゾルダーとフローラなわけですが…
「いや〜、まーたお前と同じ展開かぁ」
「んぎぎぎぐっぐ…!ターンエンドだこんにゃろーっ!!」
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「なっはっは!悪いなぁ〜このターンもまた似ちゃって!」
「むっかっつっくぅぅぅぅ!!パクリ野郎ぉぉーっ!!!開き直ったなぁ!?」
「ほ、本当にラブラブだったの…?」
「…2人から王の気品も、姫の清らかさも感じませんけど…」
「な、なーに!バトルするうちに2人は分かり合えるさ!ははは、はは…」
がしかし、何度も転生を繰り返すうちにすっかり昔のことなんぞ忘れてアホの子になっていた2人(えー
悲しい恋の記憶もどこへやら、「あれあれ〜?このターンも似ちゃったぞ〜?」「ざけんなボケカス死ねクソが!」と
漫才のようなやり取りを繰り返すばかりです。特にフローラの方は物忘れっぷりが激しいみたいですなあ
「メインステップ!そびえよ美しき鋼の城!鉄騎皇イグドラシル召喚!!」
ってここでイグドラシルキター!!うおおおお!懐かしいいいい!!
イグドラシルと言えば、百瀬勇貴が少年激覇ダンの初期にエースとして使っていたスピリット!
私もgif画像にしてレビューしたことがありますが、この躍動感のある派手なCG戦闘は前々作の少年突破バシンにはなかったもので、
「今度のバトスピはCGの迫力が違うぜ!」ということを視聴者へ知らしめたスピリットです。なので私も印象に残ってるなー
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←前作のイグドラシルの雄姿 |
「メインステップ!酸欠金魚のアタイが息を吹き返すどころか、逆転劇の始まりだ!
終焉の騎神ラグナ・ロックを召喚!!」
「メインステップ!緑と白の力よ、溶け合い雄々しく奮い立て!
終焉の騎神ラグナ・ロックを召喚!!」
「終焉の騎神ラグナ・ロック…!2人が離ればなれになった時に、再会の目印にしたカードだったな…」
「2人にとって…絆のカード…」
って、イグドラシルに続いてさらに前作のエース級スピリットを召喚する2人!終焉の騎神ラグナ・ロックか…
どうも前作の終盤で登場したスピリットみたいですけど、私はそのへん夢パティ見てたから知らねーな…(えー
しかしこのラグナ・ロック、蝶の羽根をぶわっさーと出しながら戦うんですね。蝶の羽…蝶の…
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「月光蝶を呼ぶんじゃないっ!!」 |
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「もう一度封じられるか!?
このギム・ギンガナムをォッ!!」(えー |
「お…おかしなもんだぜ…戦ってるうちに、アタイもあんたの事が
初めてじゃねえような気がしてきた…」
「キースピリットまで同じなんてな…やはりお前とは…」
「アタイは…あんたを…」
「俺は…お前を…」
「「知ってるワケねえーだろ!だよなあー!!」」
ああ…アムロ…刻が見え…ってアレーー!?ちょ、ちょっと待てこら!
お互いラグナロックを喚び出したことで、いよいよ2人の記憶が戻るのかと思いきや
「いやー気のせい気のせい」とあっさりそれを笑い飛ばしてしまう2人!
き、きさまらー!結局最後までアホの子かー!!
「だっはっは!ここまでシンクロすると、俺とお前はもっと深い関係だったかもな」
「…?回りくどい、何が言いたい!」
「ぐへへ、前世で一緒だったとか」
「なっ…お、お断りだ!!」
「ふふ…ならば行くぞァ!!」
そして前世の記憶についてもなんとなく気づいていながら、やはり軽い冗談でさらっと流してしまう2人。
このやり取りでとうとう「覚えがあるかも…」という気持ちに整理をつけたのか、
いよいよゾルダーが最後の攻撃を開始します。そう、ゾルダーのデッキにはイグドラシルやラグナ・ロックとも違うとっておきの切り札が…
「転召の渦より来たれ白銀の翼!その牙を剥け!力を振るえ!!」
「現れろナンバーズ39!希望皇ホープ!!」
まさかの希望皇ホープキター!!(えー
ああなんということ!よもやこの局面で希望皇ホープを出してくるなんて!
それにしても鉄騎皇イグドラシル
→ 希望皇ホープと繋げるこの流れは
名前的にも違和感ないからなんの問題もないな(えー
「これで終わりだ!行くぜぇ!ホープ剣スラッシュ!!」
ドッバアアアアアアン!!
「きゃああああああーーっ!!」
そしてナンバーズはナンバーズでしか倒せないので、フローラはなすすべなく敗北するしかありません(えー
フローラ…バトスピのカードだけでデッキ組んでもダメだったんや…ちゃんと遊戯王のカードも混ぜておかな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「さっきはお前の花、食っちまって悪かったな。代わりにこいつをどうだ?」
「えっ?わぁ〜綺麗!!」
「花は食えねぇから好きじゃねーが…こいつだけは、なんかいいんだよな」
「ええ…私も…好きです」
そんなバトルが終わった後、フローラを白薔薇の咲く庭へと連れてきたゾルダー。
むう…この白薔薇も何か2人の過去に関わるアイテムなんでしょうか?前作見てないから分からないや
それとも「俺ロサ・ギガンティア派なんだ…」と、ゾルダーのやつ志摩子さんが好きでこんなことを:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
あとこの場面、ダンさんの袖をぎゅっと握りながら2人を見守るまゐたんがすげー萌えるんだが…さすがの夫婦タイムだな
「ふふ…同系デッキのあなた様は、私にとって師匠ですわ!」
「ん〜…師匠はやめてくれ、ガラじゃねえ」
「でしたら…兄貴とか…あっ、兄様!兄様がいいです!」
「あ、兄様だぁ!?」
「はいっ!」
「あは…会えたんだ…会えたんだよね、最愛の2人が時を越えて」
「ああ…ラグナ・ロックが2人を…やっと安心できる場所に辿り着いたんだ」
「ここなら、もう誰にも邪魔されないよね…」
ってぶふぅ!?「さてとお邪魔虫は退散しますか」と言わんばかりに、ゾルダーとフローラを2人きりにして去っていくダンさん達でしたが
さも当然のようにまゐたんの肩を抱いていくダンさんすげぇ
マ、マジで!?やっぱこいつら男と女の関係やで完全に!まさしくホンマモンの夫婦や!
あー今度の夏コミで2人の夫婦の営みを記した薄い本(18禁)出ねーかなー:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
次回に続く!
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