■電波女と青春男 第6話「リュウ『コ』さんの、なんちゅーか、もやーっと」
(丹羽くんは私にとってアメ玉になっているのかもしれない。
なんちゅーかですね、お手元にあってホッと一息とゆーか、
お口が寂しい時にアメ玉コロコロを求めるような、
そういう立ち位置になってるんじゃないかと思ったのですよ。
お互いが一人でいる時、気楽に声をかけ合えるような…)
「ねーリュウシ、彼氏できたって本当?」
「え、いや、彼氏?身に覚えがありませんな…それと流子やっちゅーに!」
「えーそう?火のないところに煙は立たないって言うけど…」
「じゃあ煙のないところで火はボーボー燃えないというのかー!」
まさかのリュウシさん回キター!!いやあぁあぁあぁあぁあああああぁああああぁあああ
ああ…今回の電波女はサブタイトルからして完全にリュウシさんメイン回で不安度MAXな感じですよ
前回あれだけこの番組はエリオの可愛さが全てで、リュウシさんは最も強力な電波を垂れ流してる要注意人物ということを
ひしひしと感じさせておきながら、なんで今回リュウシさん回を持ってくんねん!いいからエリオだけ映してろ!(えー
うーん…しかしリュウシさんって顔は可愛いよな本当に。顔は…本当に顔はなぁ…まったくもったいないキャラだよ…
「んふふ〜、おばーちゃん元気にしてるかなー。こんにちわーっす!!」
「あっ…?い…いらっしゃいませ…!」
「…え…布団女の中身だ…」
「…藤和…エリオ…さん?」
って、女友達と一緒に放課後ぶらぶらしながら、行きつけの駄菓子屋へやってきたリュウシさんでしたが…
そこで店番をしていたのはなんとエリオでした。前回社会復帰のためのバイト探しをし続けた結果、エリオはようやくこの寂れた駄菓子屋に
雇ってもらえたようですが…しかし、そんなエリオを前にしたリュウシさん達は「うわ会いたくないのと出会っちまった」と
明らかにエリオを毛嫌いしているようで…ああ…そういえばエリオは変人として有名だから、リュウシさん達もこんな反応を示すわけか…
「ね…ここ来るのもうやめよっか」
「え、ホワイ?」
「だってエリオちゃんがいるわけだろ?」
「うん…そうね」
「ねえリュウシ、明日買い物行かない?」
「流子やっちゅーに。明日は…あっ、用事あるから…ごめんちゃい」
そして足早に駄菓子屋を出ていったリュウシさん達は、「あーあなんでエリオがいるんだよ最悪、もうこの店くるのやめようぜ」と
今後この店に寄りつく気すらなくなってしまったようです。き、きさまらー!!そんなにエリオが嫌いかー!!
…って、ところがその時、じーっと店内を見ながら「明日の用事ができた」みたいなことを言い出したリュウシさん。
なんなのかと思えば、リュウシさんの視線の先には店の中でエリオと戯れている主人公の姿が…こ、こいつ!
用事って要するに主人公がいるんだったら明日もこの店来ようっとってことかよ!ふ、ふざけんな!
「エリオがいる店なんて二度と来たくないよねー」「そうだよねー」と言った次の瞬間、主人公を見ただけでコロッと意見変えやがって!
(用事とはつまるところ、田村商店を見張ることであった。
丹羽くんが来たらこう、ドーンな感じに突撃しようかなーと)
「おーっすエリオ、元気にやってるかー?」
「はっ…!」
「あっ、イトコ…」
「ちわーっす!!(ドガッ)」
「おわっ!?リュ、リュウシさん!?」
「いやぁ丹羽くん!流子やっちゅーに!藤和さんもおはよう!」
「えっと…今日は当店にいかなる御用で?」
「なにってそりゃあ買い物さ!ショッピングですよきゃっるーん!」
そんなわけで次の日、朝っぱらから駄菓子屋を見張って主人公が来たのと同時に突撃するリュウシさん。
なんかやることがストーカーじみてきたな…(えー
こんな雨の日に店への出入りを見張るとか行き過ぎだろうが!
それとやっぱりリュウシさんが来なければ主人公とエリオが2人っきりになっていたことを考えると、お邪魔虫と言わざるを得ないな…
「ん?ありゃ、エリオとは別の友達グループで来てた子だね」
「ああ…そうだね、藤和さんとは小学校違うから」
「う、うん…」
「なんじゃお前ら、友達じゃないんか!」
「う…うーん、ともだ…ち、かなあ…」
「むう…」
「あ〜やれやれ、電波が混成してやんなるね!人様の家で色気づくな!
ラブコメるならよそでやれ!!」
ところが駄菓子屋のばあちゃんを前にして、エリオと自分が全然親しくないことを見抜かれてしまうリュウシさん。
「は?お前男目当てに来たってわけか、よそでやれや」と主人公に惚れていることもバレバレであります
それにしても、リュウシさんのエリオを見つめるこの冷めたツラときたら…(えー
だんだんリュウシさんが恐くなってきたわ
「ねえ、丹羽くん…こんなこと言うのも、あんまりやだよねーなんだけど…」
「え、なに?」
「藤和さんね…すっげー評判悪いんだよね。特にウチの学校では」
「…」
「だからね…仲が良いのを人に見られちゃうと、教室の隅にどすこーい!されちゃうかもねっと…
丹羽くんの将来が心配なのです」
(ああ…孤立無援になっちゃうってことね)
ばあちゃんにああ言われてやむなく帰るリュウシさんですが、その時主人公にいやーな助言をしていくのでした
「エリオと仲良くしてたらお前クラスからハブられるぜ」と…もういいから帰れ!はよ帰ってくれ!(えー
この番組は主人公とエリオがラブコメしてりゃそれでいいのに、なぜこのような展開に…
「きのう友達がね、もうこの店来るのやめようって…エリオちゃんがいるからって」
「…」
「ああ、そういう風に思ってるんだなあって…私は藤和さんのこと微妙なんだけどね、
みんなは普通そうなのかなって…」
「だねえ…」
「あの…さ、私のことキライになった…?」
「え?」
「軽蔑した…?」
「なんで…」
「いや、なんか…私、嫌なやつじゃん…なんちゅーかさ…」
「…危ない人には近づきたくないし、一人ぼっちは大嫌い。それって普通じゃん」
むう…?しかしリュウシさんは、単にエリオが恋のライバルだからこんなことを言ってるわけじゃないようです
実際エリオの評判は相当ひどいらしく、昨日も「もうこの店来たくない」と言い出したのは女友達の方だったわけで…
その辺のことを素直に言ってるのは好感が持てますね。エリオとの仲を裂くような忠告をしてしまって、自己嫌悪してるところも
人間的でいいと思います。あと主人公が「誰だって変な奴に近づきたくないし、仲間からハブられるのも嫌だよね」と
リュウシさんのフォローをしてるのもなかなかいい場面だなと…
というかこのシーンで一番でかいのは、2人とも普通の言葉使いで喋ってるってことだよな、うん
いつもはあの意味不明なリュウシ語と無駄にまわりくどい喋り方で溜め息が漏れてきますが、
普通に喋ればこいつらもちゃんと見れるようになるんじゃないか…
「ふ、ふふ、普通ちゃうわい!流子さん個性ありすぎてトゲトゲしいって評判じゃーい!
刺さるぞこらあーっ!!」
だからその喋り方をやめろっつーのに!(えー
今までしおらしく喋っていたかと思いきや、やっぱり最後はいつものリュウシ語に戻ってドタドタ去っていったリュウシさん。
いいかげん背伸びして変な調子にするのやめればいいのに。普通にしてればそれだけで、見てるこっちには価値があるんだからさぁ
「なー、今日転校生の家に遊びに行ってもいいかい?」
「え…な、なんで!?」
「興味本位だよ」
「いや、それにあそこは俺の家じゃ…」
「ああそうだね、藤和の家だ。さ、いこっか」
「なになに、丹羽くんたち何かやるの?」
「転校生の家に行くのさ。それでイロイロやる」
「ええーっ!?い、イロイロとはイロがいっぱい!?イロを知る!?
うえぇえええぇえあぁああぁあ!!にゃあああぁああああぁあああああ!!
流子さん…今日は今日部活お休みなんだよ!」
ところがそんな数日後、いきなり学校で「よし今からエリオんち行くぞ」と突拍子のないことを言い出した前川さん!
突然何を言い出すんだこの人は…それにエリオのことは普通ならみんな嫌ってるとのことでしたが、
前川さんは普通じゃないから関係なかったようです(えー
そして話を聞いたリュウシさんもまた、
「えーっ!?エロがいっぱい!?丹羽くんと乱交パーティですかァ!?」と
頭おかしい奇声を上げまくりながらエリオの家へ同行することに…リュウシさんって痴女だったんだな…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
「ふーん、ここが藤和の家か…おじゃましまーす」
「あっ!めいおうせいさんだー!いいなあ!ぽえーん!」
そんなわけで強引にエリオの家へついてきた前川さんとリュウシさん…ってなにぃ!?
めいおうせいさんっておま…MOTHER2のどせいさんじゃねーか!!
まさかこんなところにパロネタが仕込まれていたとは…MOTHERは私も好きなんでこれは素直に嬉しいですな
「(くいくい)あ…あれ、私の…」
「自分で言いなさい」
「ん〜!!」
がばっ!
「わっ!」
「こ…ここに…座ってるの」
「ご、ごめん…ね」
ところがそんなどせいさん人形はエリオのお気に入りだったようで、「勝手に私のどせいさん動かしてんじゃねー!」と
リュウシさんから奪って元の場所へ戻してしまいます。驚いて謝るリュウシさんですが、なんともギクシャクした空気が漂ってますな…
うーん…犬猿の仲というわけじゃないんですが、妙に気まずくて顔を合わせてもお互い言葉が出てこない関係というかなんというか…
「ほ〜、ここが丹羽くんの部屋ですか!ねえ深海魚の図鑑見ていい?」
「あ、いいよ」
「(ごろごろ)」
べっしゃあああん!!
「うあああん!何するイトコ!」
「巻くな」
「勤務後の自宅では、くつろぎスタイルでいたい働き盛りの16歳…」
「やかましい!」
「ねえねえ丹羽くん!」
「え、なに?」
「丹羽くんはどの魚がお気に入りなの?」
「えーと…こいつ。綺麗だろ?周りと浮いてる感じが気に入ってるんだ」
「ふーん、でも丹羽くんは浮いちゃダメよ!」
「え?う、うん」
「(ごろごろ)」
「あっ!あーもおーっ!!」
そして今度は主人公の部屋へとやってきた一同でしたが…
手近な図鑑を引っぱり出して主人公の気を引こうとするリュウシさん、ふとんを見るとゴロゴロ巻きたくなるエリオ…
そんな2人の間で主人公はせわしなくバタバタしております。いよいよ完全に三角関係になってきたなぁ
「おーい丹羽くん!こっちこっち!他のお気には?ちゅーか布団放したら?」
「い、いや布団を放すとね、地方のマスコットキャラをしつこく狙う奴がいるからね…」
「むー…!巻けばいいんじゃないかな…ぐるぐるしてればいいんじゃないかなー!!」
「え、ええ…?」
「(ごろごろ)」
「だーっ!!ホコリが舞うだろ!?そしたら換気しないといけないだろ!?
なんかもったいないだろぉ!?」
「丹羽くーん!ちっちちち」
そしてその後もドタバタし続ける3人ですがリュウシさんが必死すぎてちょっと引くなこれは(えー
今回のリュウシさんを振り返ってみると、雨の中ストーカーまがいの待ち伏せしたり、偶然を装って主人公とエリオの2人きりタイムを邪魔したり、
エリオよりも自分に注目させようと図鑑をダシに使ったり、しまいには「丹羽くんは(エリオと仲良くして)浮いちゃダメよ」
「ちゅーか(エリオの)布団放したら?(エリオは勝手に)ぐるぐるしてればいいんじゃないかな?」とか言い出して
汚いなさすが忍者きたない(えー
なんかこう、嫉妬深いつーか腹黒いつーか計算高いつーか…
汚れてる!汚れてるよリュウシさんは!だから余計にきれいなエリオの存在が際立つというか
エリオとだけイチャイチャしてろって何度言わせるんだよ:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン 次回に続く!
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