■侵略!?イカ娘 第1話(Aパート)「侵略しなイカ!?」
さようならイカ娘、そしてこんにちはイカ娘(えー
と、いうわけで昨日イカちゃん一期のレビューを終えたばかりですが、早くも二期の方に移りたいと思います
ちなみに二期と一期の違いはタイトルが「侵略!イカ娘(一期)」から「侵略!?イカ娘(二期)」とハテナマークがついたり、
第1話のサブタイも「侵略しなイカ?(一期)」から「侵略しなイカ!?(二期)」とビックリマークがついたり、すんごい微妙に変わってますね
《うおおお!!これで終わりだああああ!!》
ドッガアアアアアアン!!
《や、やったー!やっつけたあああーー!!》
ジャーンジャーン!!
「…え…な、なんででゲソ…これで終わりってどういうことでゲソ!?
勇気ある侵略者が敗北を迎えるなんて!く…くぅぅっ…」
そんなわけで第二期の冒頭はこれ、相沢家の居間でテレビを見ていたイカちゃんの場面で始まります
どうもエイリアンがやってきて地球を侵略するというベタベタな映画のようですが、
最後にはエイリアンが敗北するというその展開がイカちゃんにはショックのようで…なんというかイカちゃんは
ウルトラマンを見ながら「頑張れ怪獣ー!!」と怪獣を応援する典型的なタイプだな…(えー
「ぐぬぬ…しかし侵略者も侵略者でゲソ!じつに生ぬるいじゃなイカ」
「生ぬるさで言ったらお前の方が上だろ…人類侵略とか言ってたわりに何やってんだよ」
「うっ…し、仕方がないのでゲソ!毎日栄子や千鶴に店の手伝いをやらされるわ、
風呂掃除や家事をやらされるわ、お主達が私の邪魔をするんじゃなイカ!」
「なに言ってんだ、手伝いが終わるたびにマンガ読んだりゲームしたり…
そんなんじゃ侵略なんてどだい無理だな」
「あうう…」
そんなテレビのふがいない侵略者に不満をぶつけるイカちゃんでしたが、
「お前の方がはるかに何もしてねーじゃん」と栄子に突っ込まれてしまいます
イカちゃんは日頃から仕事やら家事やらで忙しい身ではありますが、空き時間はあるのに侵略はそっちのけで遊び呆けていたようで…
「そ、そんなことはないでゲソ!栄子は私を見くびっているでゲソ!
今こそ侵略計画を再始動しようじゃなイカぁぁぁぁ!!」
そんなわけで、侵略者としての威厳を取り戻すべくイカちゃんは再び侵略を始めようとするのでした。
というか栄子も放置しときゃイカちゃんは人畜無害なんだからわざわざやる気出させなきゃいいのに…
コロコロ
「お?」
「イカ姉ちゃーん!ボール取ってー!!」
そんなやる気満々のイカちゃんがとりあえず外に出てみると、ボール遊びをしているたける達に出くわしました
転がったボールを拾ってと頼むたけるですが、侵略モードのイカちゃんがそんな親切な真似をするはずがありません
とりあえずこのボールをズタズタに引き裂いて「運が良かったな…今日の俺は紳士的だ…」とかそんな捨てゼリフを…
「わかったでゲソー!!(にこにこ)」
って普通に拾うのかよ!なんて親切なイカちゃん!侵略者魂は早くも消えたのかー!!
「はっ!?(このボール…実はボール型爆弾なんじゃなイカ!?)」
「イカ姉ちゃん、ありが…あー!?」
ぽちゃーん
「フェイクだったでゲソか…意表を突かれたでゲソ…」
「突かれたのはこっちの方だよぉ!もう!」
ああしかし、その時さっきの侵略者がぶっ殺されたボール型爆弾を思い出し、
たけるのボールを海の彼方へ放り投げるイカちゃん!何をするー!そんな嫌がらせを受けたたけるは
半泣きになりながらボールを拾いに行くハメになったという…というかこのボールを投げ捨てるシーン、全体的にシュールすぎて
どこで笑えばいいのかどうかよく分かんねえよ!(えー
「ふー、しかしこうなると我が本拠地の方も気になるでゲソね…む!?」
ピッ…ピッ…ピッ…
「もう爆発しそうじゃなイカ!?伏せるでゲソー!!」
「え!?(どかっ)ひいいいっ!?」
ピピピピピピピピピ
「むぅ…またしてもフェイクじゃなイカ!」
そんなボール型爆弾の危機を脱したイカちゃんではありますが、れもんに戻ってきてみると渚を殺すために仕掛けられた時限爆弾が!
咄嗟に渚を助けようと体当たりするイカちゃん…しかし、時限爆弾の正体はただのキッチンタイマーでした。
イカちゃんはさっきから何やってんだ…わざわざ渚を助けようとしなくても
放っておけば確実にこの世から消えたものを…(えー
「まったく危ないところだったでゲソ…お?悟郎」
「よっ、ちょうど千鶴さんのところへ昼飯食いに行くところだったんだ。
お前も休みなら一緒にどうだ?エビピラフでもおごってやるよ」
「わぁ!?エビ!?」
って、今度は店の前をウロウロしていると昼飯を食いにきた悟郎と出会ったイカちゃん。
エビピラフを食わせてくれると聞いて思わず釣られそうになりますが…うーんそれにしてもこの場面のイカちゃん可愛い
(む…でも悟郎がおごるなんて怪しいでゲソ…はっ!?ま、まさか…!)
『エビエビ〜♪(もぐもぐ)むぐっ!?お、おごぉぉ…!』
「毒を盛るとは卑怯でゲソ!そんな姑息な手には引っかかるはずないじゃなイカ!!」
「え?お、おーい…」
またしてもワケの分からん被害妄想にかられて、悟郎の誘いをあっさりと蹴ってしまうイカちゃん!
そんなんでいいんですか!一期の頃はエビが食えるなら死んでも構わんって言ってたのに!(えー
それにしてもさっきから侵略というよりおかしな妄想で自分の身を守るのに精一杯という感じですね、
そろそろ何か攻勢に転じるところを見せてくださいよ!アタックステップ!アタックステップだよぉ!
「うむ?あれは侵略者の愛好するエビピラフ!侵略でゲソぉぉ!!(もぐもぐ)」
「きゃ、きゃあーっ!?」
「お、おいこら!何やってんだ!」
「迎撃開始でゲソ!」
びちゃびちゃびちゃ
「どわーっ!?」
って、再びれもんに戻ってきたイカちゃんは、客が食っているエビピラフを見るやバクバクとつまみ食いを開始。
さらに栄子が怒ってくるとイカスミをブチ撒いてそれを迎撃するという…
ようやくアタックステップを開始しましたが嫌がらせレベルにしかなってねえな…(えー
それにしてもイカスミを回避した栄子の顔が可愛い。最近栄子が可愛く見えるシーンが増えてきたな
「ふっふっふ…ここからは私のターンでゲソ!侵略映画的に侵略開始でゲソぉぉぉ!!」
「(ぐいっ)」
ビターン!!
「あ、あだぁ!?いたたた…だ、誰でゲソ!危ないじゃなイカ!」
「店の中で暴れちゃダメでしょ…?」
「ひいっ!?は…は…はい…ごめ…ごめんなしゃいでゲソ…」
ああしかし、ようやく攻撃ターンを開始したイカちゃんの前に「ファイナルターン」と千鶴が登場!
その眼力に心底おびえまくったイカちゃんは、これ以上ないほど深い土下座で今までの暴挙を詫びることになるのでした
「みなさーん、お騒がせしましたあ〜。
すぐに代わりのエビピラフを持ってきますわ〜(すたすた)」
「ふ…ふふ…こうして第一次侵略計画は終わりを告げたのでゲソ!」
「始まってすらいないだろ…」
そしてラストシーン。千鶴の前に屈することとなったイカちゃんは、
「いいバトルでした…ありがとうございました…!」と無駄にやり遂げた顔で
侵略を終えることになるのでした。おわり
うーんしかし…今回の話はちょっと個人的に首をかしげてしまうような感じでしたね
もともとこれは原作にあったエピソードなんですが、アニメ化にあたってだいぶ改変されているんですよ。
ちなみに原作がどうだったかというと
イカちゃんが見たのは侵略映画ではなくアクション映画
→「すごい爆発がいっぱいの映画だったでゲソ、私もああいう刺激的な生活したいでゲソ!」
→身の回りにあるもの全て爆弾に見えてくるイカちゃん。今回のようにボール型爆弾ごっこや時限爆弾ごっこを始める
→客の迷惑になるので千鶴に怒られる
→「終わった…私達の戦争は終わったでゲソ…」と無駄にやり遂げた顔で終了
と、こんな感じだったんですよね。要するにもともとは侵略者として張り切る話ではなく
爆発だらけのアクション映画ごっこがしたいという話で、
「あれは爆弾!?」「これも爆弾!?」という設定に無理がなかったんですけど、アニメ版ではどうもその辺の流れがおかしかったなというか…
そういう違和感があったり一期の1話をなぞったシーンも多かったせいか、
全体的にギャグがすごい滑ってるような気がしたんだが大丈夫かなこれ…:;y=_ト ̄|○・∵.
ターン
うーん…まあ…1話目ということで「イカちゃん=侵略」というイメージが必要だったんだろうな…Bパートに続く!
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